JP2004009844A - ギヤードケーブル - Google Patents
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Abstract
【課題】芯線の外周にねじ山となる線材を定ピッチで螺旋巻きして作られるギヤードケーブルを改善して製造の手間を増加させない方法でねじピッチの変動を防止できるようにする。
【解決手段】ワイヤーロープ等から成る芯線2の外周に鋼線3と、ねじの谷となす鋼線3よりも細径の鋼線4を互いに寄り添わせて定ピッチPで螺旋巻きしてギヤードケーブル1を構成し、鋼線4をスペーサにして鋼線3で形成されるねじ山の動きを拘束するようにした。
【選択図】 図1
【解決手段】ワイヤーロープ等から成る芯線2の外周に鋼線3と、ねじの谷となす鋼線3よりも細径の鋼線4を互いに寄り添わせて定ピッチPで螺旋巻きしてギヤードケーブル1を構成し、鋼線4をスペーサにして鋼線3で形成されるねじ山の動きを拘束するようにした。
【選択図】 図1
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】
この発明は、自動車の窓開閉装置などに利用されるギヤードケーブルと、そのギヤードケーブルに螺合させる雌ねじ体の製造方法に関する。
【0002】
【従来の技術】
芯線の外周にねじ山となす線材を螺旋巻きして構成されるギヤードケーブルの従来例として、実開平5−47285号公報、実開平5−38252号公報、実用新案登録第2569435号公報などに示されるものがある。これ等の公報に開示されたギヤードケーブルは、いずれも撚線の外周に金属線を定ピッチで巻付けており、雌ねじ体やウォームホイールなどとの噛合に支障の無い範囲でケーブルを彎曲させて使用することができる。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
従来のギヤードケーブルは、芯線上にねじ山となる金属線を定ピッチで螺旋巻きしているだけであるので、彎曲させて使用する場合には特に、ねじのピッチが変動し易い。そのピッチ変動が起こるとギヤードケーブルを採用した駆動機構の円滑な動きが妨げられる。
【0004】
なお、芯線とその上に螺旋に巻きつける金属線を接合一体化してピッチ変動を阻止する方法は、製造の手間を増加させ、生産性の悪化を招く。
【0005】
そこで、この発明は、製造の手間を増加させない方法でねじのピッチ変動を無くしてギヤードケーブルの信頼性を高めることを課題としている。
【0006】
【課題を解決するための手段】
上記の課題を解決するため、この発明においては、芯線の外周に、ねじ山となす線材Aと、ねじの谷となす線材Aよりも細径の線材Bを、互いに寄り添わせて定ピッチで密に螺旋巻きしてギヤードケーブルを構成する。
【0007】
線材Bの組み合わせ本数を、線材A1本当りに複数本とし、複数本の線材Bを線材Aで形成されるねじ山間に密に並べてねじの谷を形成することができる。
【0008】
また、線材A、Bを多条巻きすることもできる。
【0009】
さらに、芯線を、ワイヤーロープと、そのワイヤーロープの外周にワイヤーロープの撚り方向とは反対向きに線材を密に螺旋巻きして構成されるコイリングシャフトとで形成すると好ましい。
【0010】
このほか、芯線やその外周に巻きつける線材A、Bは、金属線のほかに合成樹脂製のものを用いることもできる。
【0011】
【作用】
この発明のギヤードケーブルは、線材Bが線材Aによって形成されるねじ山間でスペーサとして働き、その線材Bにより線材Aの動きが拘束されてねじ山のピッチ変動が防止される。
【0012】
また、線材Bは線材Aと一緒に巻きつけることができ、従って、製造の手間は増えず、生産性が低下しない。
【0013】
なお、線材Bの組み合わせ本数を増やしたものや、線材A、Bを多条巻きしたものは、ねじのリードが大きくなる。
【0014】
また、芯線をワイヤーロープとコイリングシャフトの2者で形成したものは、芯線の撚りが戻り難く、ギヤードケーブルの強度等が増す。
【0015】
このほか、この発明のギヤードケーブルは、ねじのピッチが安定しているので、これを成形型にしてプレス加工でギヤードケーブルに螺合させる雌ねじ体を簡単に安価に製造することができる。
【0016】
【発明の実施の形態】
図1乃至図3に、この発明のギヤードケーブルの実施形態を示す。
【0017】
図1は、基本形態である。このギヤードケーブル1は、複数本の金属素線2aを撚り合わせて構成されるワイヤーロープ2aを芯線2にしてその芯線2の外周にねじ山になる太い鋼線3(線材A)と、ねじの谷になる細い鋼線4(線材B)を互いに接するように寄り添わせて定ピッチPで螺旋巻きして作られている。
【0018】
鋼線3、4は各1本を組み合わせて巻きつけているが、図2に示すように、鋼線3によって形成されるねじ山間に鋼線4を複数本(図は3本)密に並べて介在してもよく、この構造は、鋼線4の組み合わせ本数を変えてねじのリード、ピッチ、ねじの谷の幅を自由に変化させることができる。
【0019】
ねじのリードは、図1、図2のギヤードケーブルの場合、ねじピッチPに等しい。
【0020】
ねじのリードは、鋼線3、4の組み合わせ本数をそれぞれ複数本として大きくすることもできる。
【0021】
図3は、鋼線3、4を交互配列にしてそれぞれ3本宛組み合わせたものであって、ねじのリードLがピッチPの3倍になる。
【0022】
鋼線3の使用本数を複数本となす場合にも、鋼線4の組み合わせ本数を鋼線3、1本当りにn(≧2)としてねじのリードを更に大きくすることができる。
【0023】
また、図3に示すように、芯線2は、ワイヤーロープ2aとその外周に線材をワイヤーロープ2aの撚り方向と逆向きに密に螺旋巻きして構成されるコイリングシャフト2bとから成るものを用いてもよく、これは、コイリングシャフト2bの巻き解け力とワイヤーロープ2aの撚りの戻り力が打ち消し合うため芯線の撚りの戻りによる強度低下、耐久性低下が起こり難い。なお、芯線2にコイリングシャフト2bが含まれる場合には、鋼線3、4をコイリングシャフトの巻きつけ方向とは逆向きに螺旋巻きするのがよい。
【0024】
鋼線3、4は丸線に限定されない。断面三角形、四角形、台形などの線を用いてもよい。また、鋼線3、4に代えて鋼以外の金属線を使用することもできる。芯線やその外周に巻く線材A、Bを低伸度、耐熱性、耐疲労性、強靱性を有する合成樹脂で形成することもでき、合成樹脂を材料にすれば、軽量かつ柔軟性に富むギヤードケーブルを実現できる。
【0025】
図4は、この発明のギヤードケーブルと組み合わせて用いる雌ねじ体の製造方法を示している。
【0026】
塑性変形可能な材料、例えば、滑り性、耐熱性、耐摩耗性に優れる合成樹脂や、亜鉛、錫、鉛、アルミニウム等の軟質金属又はそれ等を母材とする合金で雌ねじ体用の部材5を形成し、この部材5にギヤードケーブル1の外形よりも僅かに大径の下孔6を設ける。そして、その下孔6に図4(a)に示すようにギヤードケーブル1を挿通し、部材5を外側からプレス機等で圧縮する。その圧縮により、部材5が変形し、ギヤードケーブル1が成形型となって下孔6の内面にギヤードケーブル1のねじ山と噛み合うねじ山が形成される(図4(b))。従って、この方法によれば雌ねじ体7を容易に安価に作ることができる。
【0027】
この場合のギヤードケーブルは、成形型としての機能が要求されるので、鋼等から成るものが好ましい。
【0028】
【発明の効果】
以上述べたように、この発明のギヤードケーブルは、線材Aを螺旋巻きして形成されるねじ山間にスペーサとして働かせる線材Bを設けたので、ねじのピッチ変動が起こらず、ギヤードケーブルを採用した駆動機構の信頼性(動きの安定性)が高まる。
【0029】
また、線材Bは線材Aと一緒に螺旋巻きすることができ、製造の手間の増加、それによる生産性の低下が起こらない。
【0030】
さらに、線材Bの線材A1本当りの組み合わせ本数を変えてねじのリードを大きくしたり、ねじピッチ、ねじの谷の幅を自由に変化させたりすることもできる。線材A、Bを多条巻きするものもねじのリードが大きくなる。
【0031】
また、芯線をワイヤーロープとコイリングシャフトの2者で形成したものは、芯線の撚りが戻り難く、ギヤードケーブルの強度低下、耐久性低下が抑えられる。
【0032】
このほか、この発明のギヤードケーブルを成形型にして部材の下孔内面にねじ山を形成する方法によれば、ギヤードケーブルに螺合させて相対回転により相対変位を生じさせる雌ねじ体を容易に、安価に製造することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】ギヤードケーブルの実施形態を示す拡大部分破断側面図
【図2】ギヤードケーブルの他の実施形態を示す拡大部分破断側面図
【図3】ギヤードケーブルの更に他の実施形態を示す拡大部分破断側面図
【図4】(a)この発明の雌ねじ体の製造方法を示す工程図
(b)この発明の雌ねじ体の製造方法を示す工程図
【符号の説明】
1 ギヤードケーブル
2 芯線
2a ワイヤーロープ
2b コイリングシャフト
3 径の太い鋼線(線材A)
4 細い鋼線(線材B)
5 部材
6 下孔
7 雌ねじ体
【発明の属する技術分野】
この発明は、自動車の窓開閉装置などに利用されるギヤードケーブルと、そのギヤードケーブルに螺合させる雌ねじ体の製造方法に関する。
【0002】
【従来の技術】
芯線の外周にねじ山となす線材を螺旋巻きして構成されるギヤードケーブルの従来例として、実開平5−47285号公報、実開平5−38252号公報、実用新案登録第2569435号公報などに示されるものがある。これ等の公報に開示されたギヤードケーブルは、いずれも撚線の外周に金属線を定ピッチで巻付けており、雌ねじ体やウォームホイールなどとの噛合に支障の無い範囲でケーブルを彎曲させて使用することができる。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
従来のギヤードケーブルは、芯線上にねじ山となる金属線を定ピッチで螺旋巻きしているだけであるので、彎曲させて使用する場合には特に、ねじのピッチが変動し易い。そのピッチ変動が起こるとギヤードケーブルを採用した駆動機構の円滑な動きが妨げられる。
【0004】
なお、芯線とその上に螺旋に巻きつける金属線を接合一体化してピッチ変動を阻止する方法は、製造の手間を増加させ、生産性の悪化を招く。
【0005】
そこで、この発明は、製造の手間を増加させない方法でねじのピッチ変動を無くしてギヤードケーブルの信頼性を高めることを課題としている。
【0006】
【課題を解決するための手段】
上記の課題を解決するため、この発明においては、芯線の外周に、ねじ山となす線材Aと、ねじの谷となす線材Aよりも細径の線材Bを、互いに寄り添わせて定ピッチで密に螺旋巻きしてギヤードケーブルを構成する。
【0007】
線材Bの組み合わせ本数を、線材A1本当りに複数本とし、複数本の線材Bを線材Aで形成されるねじ山間に密に並べてねじの谷を形成することができる。
【0008】
また、線材A、Bを多条巻きすることもできる。
【0009】
さらに、芯線を、ワイヤーロープと、そのワイヤーロープの外周にワイヤーロープの撚り方向とは反対向きに線材を密に螺旋巻きして構成されるコイリングシャフトとで形成すると好ましい。
【0010】
このほか、芯線やその外周に巻きつける線材A、Bは、金属線のほかに合成樹脂製のものを用いることもできる。
【0011】
【作用】
この発明のギヤードケーブルは、線材Bが線材Aによって形成されるねじ山間でスペーサとして働き、その線材Bにより線材Aの動きが拘束されてねじ山のピッチ変動が防止される。
【0012】
また、線材Bは線材Aと一緒に巻きつけることができ、従って、製造の手間は増えず、生産性が低下しない。
【0013】
なお、線材Bの組み合わせ本数を増やしたものや、線材A、Bを多条巻きしたものは、ねじのリードが大きくなる。
【0014】
また、芯線をワイヤーロープとコイリングシャフトの2者で形成したものは、芯線の撚りが戻り難く、ギヤードケーブルの強度等が増す。
【0015】
このほか、この発明のギヤードケーブルは、ねじのピッチが安定しているので、これを成形型にしてプレス加工でギヤードケーブルに螺合させる雌ねじ体を簡単に安価に製造することができる。
【0016】
【発明の実施の形態】
図1乃至図3に、この発明のギヤードケーブルの実施形態を示す。
【0017】
図1は、基本形態である。このギヤードケーブル1は、複数本の金属素線2aを撚り合わせて構成されるワイヤーロープ2aを芯線2にしてその芯線2の外周にねじ山になる太い鋼線3(線材A)と、ねじの谷になる細い鋼線4(線材B)を互いに接するように寄り添わせて定ピッチPで螺旋巻きして作られている。
【0018】
鋼線3、4は各1本を組み合わせて巻きつけているが、図2に示すように、鋼線3によって形成されるねじ山間に鋼線4を複数本(図は3本)密に並べて介在してもよく、この構造は、鋼線4の組み合わせ本数を変えてねじのリード、ピッチ、ねじの谷の幅を自由に変化させることができる。
【0019】
ねじのリードは、図1、図2のギヤードケーブルの場合、ねじピッチPに等しい。
【0020】
ねじのリードは、鋼線3、4の組み合わせ本数をそれぞれ複数本として大きくすることもできる。
【0021】
図3は、鋼線3、4を交互配列にしてそれぞれ3本宛組み合わせたものであって、ねじのリードLがピッチPの3倍になる。
【0022】
鋼線3の使用本数を複数本となす場合にも、鋼線4の組み合わせ本数を鋼線3、1本当りにn(≧2)としてねじのリードを更に大きくすることができる。
【0023】
また、図3に示すように、芯線2は、ワイヤーロープ2aとその外周に線材をワイヤーロープ2aの撚り方向と逆向きに密に螺旋巻きして構成されるコイリングシャフト2bとから成るものを用いてもよく、これは、コイリングシャフト2bの巻き解け力とワイヤーロープ2aの撚りの戻り力が打ち消し合うため芯線の撚りの戻りによる強度低下、耐久性低下が起こり難い。なお、芯線2にコイリングシャフト2bが含まれる場合には、鋼線3、4をコイリングシャフトの巻きつけ方向とは逆向きに螺旋巻きするのがよい。
【0024】
鋼線3、4は丸線に限定されない。断面三角形、四角形、台形などの線を用いてもよい。また、鋼線3、4に代えて鋼以外の金属線を使用することもできる。芯線やその外周に巻く線材A、Bを低伸度、耐熱性、耐疲労性、強靱性を有する合成樹脂で形成することもでき、合成樹脂を材料にすれば、軽量かつ柔軟性に富むギヤードケーブルを実現できる。
【0025】
図4は、この発明のギヤードケーブルと組み合わせて用いる雌ねじ体の製造方法を示している。
【0026】
塑性変形可能な材料、例えば、滑り性、耐熱性、耐摩耗性に優れる合成樹脂や、亜鉛、錫、鉛、アルミニウム等の軟質金属又はそれ等を母材とする合金で雌ねじ体用の部材5を形成し、この部材5にギヤードケーブル1の外形よりも僅かに大径の下孔6を設ける。そして、その下孔6に図4(a)に示すようにギヤードケーブル1を挿通し、部材5を外側からプレス機等で圧縮する。その圧縮により、部材5が変形し、ギヤードケーブル1が成形型となって下孔6の内面にギヤードケーブル1のねじ山と噛み合うねじ山が形成される(図4(b))。従って、この方法によれば雌ねじ体7を容易に安価に作ることができる。
【0027】
この場合のギヤードケーブルは、成形型としての機能が要求されるので、鋼等から成るものが好ましい。
【0028】
【発明の効果】
以上述べたように、この発明のギヤードケーブルは、線材Aを螺旋巻きして形成されるねじ山間にスペーサとして働かせる線材Bを設けたので、ねじのピッチ変動が起こらず、ギヤードケーブルを採用した駆動機構の信頼性(動きの安定性)が高まる。
【0029】
また、線材Bは線材Aと一緒に螺旋巻きすることができ、製造の手間の増加、それによる生産性の低下が起こらない。
【0030】
さらに、線材Bの線材A1本当りの組み合わせ本数を変えてねじのリードを大きくしたり、ねじピッチ、ねじの谷の幅を自由に変化させたりすることもできる。線材A、Bを多条巻きするものもねじのリードが大きくなる。
【0031】
また、芯線をワイヤーロープとコイリングシャフトの2者で形成したものは、芯線の撚りが戻り難く、ギヤードケーブルの強度低下、耐久性低下が抑えられる。
【0032】
このほか、この発明のギヤードケーブルを成形型にして部材の下孔内面にねじ山を形成する方法によれば、ギヤードケーブルに螺合させて相対回転により相対変位を生じさせる雌ねじ体を容易に、安価に製造することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】ギヤードケーブルの実施形態を示す拡大部分破断側面図
【図2】ギヤードケーブルの他の実施形態を示す拡大部分破断側面図
【図3】ギヤードケーブルの更に他の実施形態を示す拡大部分破断側面図
【図4】(a)この発明の雌ねじ体の製造方法を示す工程図
(b)この発明の雌ねじ体の製造方法を示す工程図
【符号の説明】
1 ギヤードケーブル
2 芯線
2a ワイヤーロープ
2b コイリングシャフト
3 径の太い鋼線(線材A)
4 細い鋼線(線材B)
5 部材
6 下孔
7 雌ねじ体
Claims (5)
- 芯線の外周に、ねじ山となす線材Aと、ねじの谷となす線材Aよりも細径の線材Bを、互いに寄り添わせて定ピッチで密に螺旋巻きして成るギヤードケーブル。
- 線材A1本当りに線材Bを複数本組み合わせ、その複数本の線材Bを線材Aで形成されるねじ山間に密に並べてねじの谷を形成した請求項1記載のギヤードケーブル。
- 線材A、Bを多条巻きした請求項1又は2記載のギヤードケーブル。
- 芯線を、ワイヤーロープと、そのワイヤーロープの外周にワイヤーロープの撚り方向とは反対向きに線材を密に螺旋巻きして構成されるコイリングシャフトとで形成した請求項1乃至3のいずれかに記載のギヤードケーブル。
- 塑性変形可能な材料で形成される部材に下孔をあけてその下孔に請求項1乃至4のいずれかに記載のギヤードケーブルを挿通し、しかる後、前記部材を外側から圧縮し、ギヤードケーブルを成形型にしてその部材の下孔の内面にギヤードケーブルと噛み合うねじ山を形成するギヤードケーブルに螺合させる雌ねじ体の製造方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2002164592A JP2004009844A (ja) | 2002-06-05 | 2002-06-05 | ギヤードケーブル |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2002164592A JP2004009844A (ja) | 2002-06-05 | 2002-06-05 | ギヤードケーブル |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2004009844A true JP2004009844A (ja) | 2004-01-15 |
Family
ID=30432695
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2002164592A Pending JP2004009844A (ja) | 2002-06-05 | 2002-06-05 | ギヤードケーブル |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2004009844A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US11331459B2 (en) | 2017-03-24 | 2022-05-17 | Asahi Intecc Co., Ltd. | Dilator |
-
2002
- 2002-06-05 JP JP2002164592A patent/JP2004009844A/ja active Pending
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US11331459B2 (en) | 2017-03-24 | 2022-05-17 | Asahi Intecc Co., Ltd. | Dilator |
US11389631B2 (en) | 2017-03-24 | 2022-07-19 | Asahi Intecc Co., Ltd. | Dilator |
US11819647B2 (en) | 2017-03-24 | 2023-11-21 | Asahi Intecc Co., Ltd. | Dilator |
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