JP2004008477A - Game machine - Google Patents
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Abstract
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、遊技盤に設けられて遊技状態に応じて動作する可動部材と、該可動部材を駆動制御する駆動制御手段と、遊技者が視認し得る複数の発光部材と、遊技状態に応じて該複数の発光部材を制御する発光制御手段と、を備えた遊技機に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来の遊技機として、例えば弾球遊技機においては、可変表示装置の可変表示動作(例えば、リーチ動作)、あるいはその表示結果の予告(例えば、リーチ予告、大当り予告)に対応して遊技盤に設けられる可動部材を駆動制御することにより、演出効果の向上を狙って遊技者の興趣を高めるようにしていた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
しかし、可動部材による演出効果は、該可動部材の動作範囲内でしか得られないため、可動部材による演出効果が視覚的に今ひとつ盛り上がりに欠けるものとなっていた。本発明は、上記した欠点を解消するためになされたものであり、可動部材における演出を視覚的に十分楽しむことが可能であって演出効果の向上を図ることができる遊技機を提供することにある。
【0004】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するために、請求項1の発明においては、遊技盤に設けられて遊技状態に応じて動作する可動部材と、該可動部材を駆動制御する駆動制御手段と、遊技者が視認し得る複数の発光部材と、遊技状態に応じて該複数の発光部材を制御する発光制御手段と、を備えた遊技機において、前記発光制御手段は、前記複数の発光部材を前記駆動制御手段による前記可動部材の駆動制御に応じて前記可動部材に近い位置に配置される発光部材から前記可動部材から遠い位置に配置される発光部材に向けて又は前記可動部材から遠い位置に配置される発光部材から前記可動部材に近い位置に配置される発光部材に向けて点滅制御することを特徴とする。このように構成することにより、可動部材を中心として複数の発光部材が可動部材の動作に対応して拡散又は縮小するように点滅制御されるため、発光部材の点滅状態の変化と可動部材の動作とによって可動部材の動作範囲外へ波及しているような演出を行うことができ、可動部材及び発光部材による演出効果の視覚的な向上を図ることができ、一層遊技の興趣を盛り上げることができる。
【0005】
また、請求項2の発明においては、遊技盤に設けられて遊技状態に応じて回転動作する可動部材と、該可動部材を駆動制御する駆動制御手段と、遊技者が視認し得る複数の発光部材と、遊技状態に応じて該複数の発光部材を制御する発光制御手段と、を備えた遊技機において、前記発光制御手段は、前記可動部材の回転位置に応じて前記可動部材を中心としてほぼ同一放射線上に配置される発光部材を点滅させる制御を行うことを特徴とする。このように構成することにより、可動部材の回転位置に応じて発光部材が回転移動するように点滅制御されるため、発光部材の点滅状態の変化と可動部材の回転動作とによって可動部材の動作範囲外へ及んでいるような演出を行うことができ、可動部材及び発光部材による演出効果の視覚的な向上を図ることができ、一層遊技の興趣を盛り上げることができる。
【0006】
また、請求項3の発明においては、前記複数の発光部材は、前記遊技盤に設けられると共に、前記遊技機の前面を構成する枠側にも設けられていることを特徴とする。このように構成することにより、遊技盤だけではなく枠側に設けられる発光部材も可動部材の動作に応じて点滅制御させるため、可動部材及び発光部材による演出効果のさらなる視覚的な向上を図ることができる。
【0007】
また、請求項4の発明においては、前記遊技機は、音声を出力する音声出力手段と、該音声出力手段を制御する音声制御手段と、をさらに備え、前記音声制御手段は、前記駆動制御手段による前記可動部材の制御に応じて前記音声出力手段を制御することを特徴とする。このように構成することにより、発光部材の点滅制御だけではなく、音声によっても可動部材による演出に相乗的な効果をもたらすことができ、視覚的な演出効果の向上だけではなく、聴覚的な演出効果の向上も図ることができる。
【0008】
更に、請求項5に係る発明においては、前記遊技機は、遊技盤に設けられ且つ識別情報を可変表示する可変表示装置と、該可変表示装置を制御する表示制御手段と、をさらに備え、前記駆動制御手段は、前記可変表示装置の表示内容に関連して前記可動部材を駆動制御することを特徴とする。このように構成することにより、可変表示装置の表示内容に相乗的な演出効果をもたらすことができ、可動部材及び発光部材による演出効果の視覚的な向上を図ることができ、一層遊技の興趣を盛り上げることができる。
【0009】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施形態について図面を参照して説明する。まず、遊技機の一例である弾球遊技機の全体の構成について図1及び図2を参照して説明する。図1は、弾球遊技機1を正面から見た正面図であり、図2は、弾球遊技機1の裏面概略を示す背面図である。なお、ここでは、遊技機の一例として弾球遊技機を示すが、本発明は弾球遊技機に限られず、例えばコイン遊技機やスロット機等であってもよい。
【0010】
図1に示すように、弾球遊技機1は、方形状の外枠2(図2参照)の前面側に枠基体3を開閉自在に軸支し、その枠基体3の前面にガラス扉枠4が開閉自在に軸支されている。枠基体3には、後述する遊技盤30が着脱自在に取り付けられるようになっており、その遊技盤30の前面(遊技領域32)がガラス扉枠4のほぼ円形状の開口から透視し得るようになっている。ガラス扉枠4の下部表面には、打球供給皿5が取り付けられている。打球供給皿5の下部の枠基体3の前面には、前面装飾板6が取り付けられ、その前面装飾板6の前面に打球供給皿3から溢れた賞球を貯留する余剰玉受皿7、打玉を発射する操作ハンドル11、及び灰皿12が設けられている。なお、打球供給皿3の一側上部に設けられた上部玉抜きレバー8を操作することにより、打球供給皿3に貯留される賞球を余剰玉受皿7に移動させることができ、また、余剰玉受皿7の前面に設けられた下部玉抜きレバー9を操作することにより、余剰玉受皿7に貯留された賞球を玉抜口10から図示しない玉箱に移動させることができる。
【0011】
また、弾球遊技機1には、カードが挿入されることによって球貸しを可能とするカードユニット13が隣接して設けられている。更に、図示の弾球遊技機1においては、ガラス扉枠4が枠基体3の横幅寸法とほぼ同じ寸法で形成されているので、枠基体3が正面から見てほとんど視認できないが、ガラス扉枠4の開放側下部が切り欠けられて枠基体3の一部が前面に露出している。そして、その露出した部分に枠基体3の外枠2に対する開錠操作、及びガラス扉枠4の枠基体3に
対する開錠操作を行うための施錠部14が設けられている。
【0012】
なお、本実施形態における操作ハンドル11の内部には、振動発生用スピーカ(図示しない)が内蔵されている。この振動発生用スピーカは、後述する可動部材35、44a,44bの動作に応じて低周波を発生して操作ハンドル11に振動を与えることができ、後述する音声制御手段としての音声制御基板67によって制御されるものである。
【0013】
ところで、前記ガラス扉枠4は、後述する遊技盤30の遊技領域32が視認できるようにほぼ円形状の開口が形成され、該開口の周囲に複数のランプやLED等からなる発光部材が取り付けられている。より具体的に説明すると、ガラス扉枠4の上部左右には、音声出力手段としての一対のスピーカ15a,15bが設けられ、そのスピーカ15a,15bを囲むようにスピーカ左上LED22及びスピーカ右上LED17が設けられ、各LED22、17の間に前板上ランプ16が設けられている。スピーカ左上LED22及びスピーカ右上LED17は、LED基板の上に複数のLEDを配置することにより構成され、前板上ランプ16は、ランプ基板のうえに複数のランプが配置されることにより構成されている。ただし、このランプ基板に配置される複数のランプのうち、図示左上部に配置されるランプは、後述する誘導樋62に賞球が不足したときに点灯する球切れランプ16aとして使用され、装飾のために使用されるものではない。なお、以下においては、スピーカ左上LED22を発光部材qと表現し、前板上ランプ16を発光部材k(球切れランプ16aを除く)と表現し、スピーカ右上LED17を発光部材lと表現する。また、図1においては、各発光部材k,l,qにおけるLEDやランプ等の発光源及び基板を図示しておらず、それらの発光源及び基板を被覆する透過性合成樹脂によって形成されるレンズ部材を表示しており、それらのレンズ部材に符号(16,17,22)を付している。以下に説明するガラス扉枠4に設けられる他の発光部材についても同様にレンズ部材に符号を付している。
【0014】
さらに、ガラス扉枠4には、その右側方上下に前板右上ランプ18と前板右下ランプ19が設けられ、その左側側方下上に前板左下ランプ20と前板左上ランプ21が設けられている。これらのランプ18〜20は、ランプ基板のうえに複数のランプが配置されることにより構成されている。ただし、前板左上ランプ21のランプ基板に配置される複数のランプのうち、図示下部に配置されるランプは、賞球が払出される際又は未払いの賞球が残存している際に点灯する賞球ランプ21aとして使用され、装飾のために使用されるものではない。なお、以下においては、前板右上ランプ18を発光部材mと表現し、前板右下ランプ19を発光部材nと表現し、前板左下ランプ20を発光部材oと表現し、前板左上ランプ21を発光部材p(賞球ランプ21aを除く)と表現する。
【0015】
上記した発光部材k〜qの前面は、光を透過する合成樹脂製のレンズ部材によって覆われている。したがって、発光部材k〜qが点滅したときには、遊技者は、その点滅状態を視認することができるため、発光部材k〜qが設けられるガラス扉枠4は、遊技機(弾球遊技機1)の前面を構成する枠に相当するものである。なお、図示のガラス扉枠4の前面は、ほぼ円形状の開口を中心として渦を巻くように凹凸が形成され、その凸部に対応する部分に前記発光部材k〜qが配置されていると共に凸部に対応する位置にレンズ部材が着脱自在に取り付けられている。また、図示の弾球遊技機1においては、発光部材n,oの下方の凸部にもレンズ部材に似た部材が嵌めこまれているが、このレンズ部材に似た部材は、透明な合成樹脂で成型されたレンズカバーであり、遊技盤30の下部前面に貼付される各種の証明用の証紙を確認するための透視窓23,24を構成するものである。
【0016】
上記したガラス扉枠4のほぼ円形状の開口から視認し得る遊技盤30の表面には、円形状に誘導レール31が取り付けられ、該誘導レール31の内側が遊技領域32とされて、発射された打玉が落下するものである。遊技領域32には、図示の場合、可変表示装置33、電動始動入賞口42、通過口43a,43b、普通図柄表示器49を備えた可変入賞球装置47等が設けられると共に、単に打玉を入賞とする通常入賞口46a,46b、打玉の流下方向,速度を変化せしめる風車及び多数の障害釘が設けられ、遊技領域32の最下方には、いずれの入賞領域にも入賞しない打玉が取り込まれるアウト口52が設けられている。
【0017】
より詳細に説明すると、可変表示装置33は、画像を表示することができる画像表示装置としてのLCD表示器34を有し、そのLCD表示器34の前面側周囲を装飾するセンタ飾りには、その上部に可動部材としてのセンタ可動部材35が設けられている。このセンタ可動部材35は、怪獣の顔の意匠と左右の前足が卵を掴んでいる状態の意匠が付与され、図示しないソレノイドやモータ等の電気的駆動源によって顔の口が開放したり、前足が上下動して卵を割ったり、あるいは顔全体が左右に90度ずつ回動したりするようになっている。そして、顔の口の中には、役物1LED中36(以下、発光部材aと表現する)が設けられ、前足の卵の中には、役物1LED左37(以下、発光部材bと表現する)、役物1LED右38(以下、発光部材cと表現する)がそれぞれ設けられている。また、センタ飾りの上辺左右には、卵の意匠が付与された飾りがあり、それぞれにセンタ飾りランプ左上39(以下、発光部材dと表現する)、センタ飾りランプ右上40(以下、発光部材eと表現する)が設けられ、更に、センタ飾りの下部中央には、センタ飾りLED下41(以下、発光部材fと表現する)が設けられている。なお、発光部材a〜cは、センタ可動部材35が閉じていても点灯したことを遊技者に視認することができ、また、発光部材d〜fにおいても、その前面が透過性となっているため、遊技者が点灯したことを視認することができる。また、センタ可動部材35は、遊技状態に応じて、具体的には可変表示装置33の表示内容と関連して動作するものであるが、本実施形態においては、可変表示装置33の図柄の変動が複数あるリーチ状態のうち所定のリーチ状態(例えば、第1のリーチ状態(口の開放動作に対応する)、第2のリーチ状態(顔の回転動作に対応する))を表示内容として表示したときに所定時間駆動されるものである。
【0018】
また、可変表示装置33の中央下方の遊技領域32に電動始動入賞口42が配置され、その電動始動入賞口42の左右には、通過口43a,43bが配置されている。通過口43a,43bには、後述する普通図柄表示器49を変動するための通過玉検出器(図示しない)が設けられている。また、遊技領域32の左右側方端には、可動部材としてのサイド可動部材44a,44bが配置され、それぞれ役物左ランプ45a(以下、発光部材gと表現する)と役物右ランプ45b(以下、発光部材hと表現する)が設けられている。このサイド可動部材44a,44bは、1つの取付基板上に怪獣の骨模型が意匠として付与されており、図示しないソレノイドやモータ等の電気的駆動源によって怪獣の骨模型の口が上下に開放するように駆動されるものである。また、サイド可動部材44a,44bが設けられる取付基板には、その下部に通常入賞口46a,46bが一体的に形成されている。なお、役物左・右ランプ45a,45bによって点灯される範囲は、怪獣の骨模型のほぼ全域となるように複数のランプが透過性の合成樹脂で形成された取付基板の背面に配置されている。また、サイド可動部材44a,44bは、遊技状態に応じて、具体的には可変表示装置33の表示内容と関連して動作するものであるが、本実施形態においては、可変表示装置33の図柄の変動が複数あるリーチ状態のうち所定のリーチ状態(例えば、上記した第1,2のリーチ状態と異なる第3のリーチ状態)を表示内容として表示したときに所定時間駆動されるものである。
【0019】
更に、前記電動始動入賞口37の下方には、可変入賞球装置48が配置されている。可変入賞球装置48は、長方形状の開閉板48と、普通図柄表示器49と、通常入賞口50a,50bとが1つの取付基板に集約して設けられている。そして、その可変入賞球装置48を構成する取付基板の左右にそれぞれ大入賞口左LED51a(以下、発光部材iと表現する)、大入賞口下LED51b(以下、発光部材jと表現する)が設けられている。発光部材i,jは、透過性の合成樹脂によって覆われているが、点灯したときに遊技者が視認できるようになっている。なお、上述した遊技盤30及びガラス扉枠4に設けられる遊技者が視認し得る発光部材a〜qと名称との関係を図4の一覧表図に示す。
【0020】
上記した各表示器や入賞口、入賞球装置によって実現される遊技内容をここで簡単に説明すると、遊技領域32に打ち込まれた打玉が通過口43a,43bを通過すると、普通図柄表示器49が変動を開始し、その表示結果が所定の当り図柄(例えば、「○」)を表示したときに、電動始動入賞口42が所定時間(例えば、0.5秒)開放する。電動始動入賞口42に打玉が入賞(開放の有無に関係なく)すると可変表示装置33が可変表示を開始する。可変表示装置33は、左・中・右の識別情報(図柄)を個々に可変表示する表示領域が形成されたLCD表示器34であり、可変表示装置33の変動停止時における図柄の組合せが予め定めた大当り図柄の組合せ(例えば、同一の図柄が当りラインのいずれかに揃った場合)である場合に、所定の遊技価値の付与として特定遊技状態(大当り遊技状態ともいう)を発生して、可変入賞球装置47の開閉板48を所定の表示態様で開閉駆動するものである。ただし、大当り図柄の組合せの一部は、特別識別情報(確変図柄ともいう)として設定され、この特別識別情報で特定遊技状態となったときには、その特定遊技状態終了後における前記普通図柄表示器49における当りの出現確率や可変表示装置33における大当り図柄の出現確率が高くなる特別遊技状態(確率変動モード)となるように設定されている。特定遊技状態となった場合には、可変入賞球装置47の開閉板48を一定時間(例えば、28秒)が経過するまで又はその一定時間内に所定個数(例えば、10個)の入賞玉が入賞するまで開放(以下、この開放を開放サイクルという)し、その開放サイクル中に受け入れられた打玉がV検出器(図示しない)によって検出されたときに継続権が成立して、再度上記した開放サイクルが実行され、各開放サイクルにおいて継続権が成立していることを条件に最高所定回数(例えば、16回)の開放サイクルを繰り返すことができるようになっている。なお、通過口43a,43b及び電動始動入賞口42に入賞した打玉は、それぞれ所定の条件下で所定個数記憶されるが、その記憶値は、LCD表示器34に表示されるようになっている。
【0021】
なお、本発明の所定の遊技価値となる特定遊技状態は、上記に限らず以下に示す▲1▼〜▲5▼の制御のうちいずれか1つの制御又は組合せた制御を実行する状態であればよい。
▲1▼ 打玉の入賞を容易にする第一の状態と、打玉が入賞できない又は入賞し難い第二の状態と、に変化可能な可変入賞球装置に対して所定時間連続的又は間欠的に第一の状態にする制御
▲2▼ 特定の入賞又は通過領域での打玉の検出を介在させ、打玉の入賞を容易にする第一の状態と、打玉が入賞できない又は入賞し難い第二の状態と、に変化可能な可変入賞球装置に対して所定時間連続的又は間欠的に第一の状態にする制御
▲3▼ 打玉の入賞に関わらず所定数の景品玉を直接排出する制御
▲4▼ 有価価値を有する記憶媒体(カードやレシート等)に対して有価数を加算する制御
▲5▼ 得点があることに基づいて遊技可能な弾球遊技機に対して得点を付与する制御。
【0022】
ところで、上記したように、遊技盤30には発光部材a〜j(図4に示すように盤面ランプといわれる場合がある)が設けられ、ガラス扉枠4には発光部材k〜q(図4に示すように枠ランプといわれる場合がある)が設けられるが、これらの発光部材a〜qは、上述した遊技状態に応じて点滅制御されるものである。特に可変表示装置33の変動中や特定遊技状態中に点滅制御されるものである。なお、本実施形態において、点滅制御とは、点灯した時間と消灯した時間の長短に関係なく点灯した状態と消灯した状態とに制御することであり、例えば、点灯した状態と消灯した状態とが短い時間間隔で交互に行われる制御を当然含むだけではなく、一定時間点灯した状態から消灯状態にする制御をも含むものである。
【0023】
そして、本実施形態においては、発光部材a〜qの配置位置は、センタ可動部材35から見て、近い位置から遠い位置までほぼ同心円状となる位置に配置される、換言するならば、遊技者から見てセンタ可動部材35を中心として近い位置から遠い位置まで順次距離が相違するように層状に配置されると共に、見方を変えると、センタ可動部材35を中心にして上下左右斜め方向位置(換言するならば、ほぼ放射線状の位置)にも配置されている。また、サイド可動部材44a,44bを中心にして見た場合においても、発光部材a〜qは、遊技者から見てサイド可動部材44a,44bを中心として近い位置から遠い位置まで順次距離が相違するように層状に配置されるものである。
【0024】
次に、弾球遊技機1の裏面について図2を参照して説明する。図2に示すように、弾球遊技機1の裏面には、賞球を払出すための各種の機構が形成される機構板60が設けられ、該機構板60の上部に球貯留タンク61が設けられ、弾球遊技機1が遊技機設置島に設置された状態でその上方から賞球が球貯留タンク61に供給される。球貯留タンク61内の賞球は、誘導樋62を通って賞球払出装置63(図2において賞球ケースと表示)に至り、入賞信号に応じて所定個数ずつの賞球を前記打球供給皿5又は余剰玉受皿7に払出す。
【0025】
また、遊技機の裏面側では、可変表示装置33や普通図柄表示器49を制御する表示制御手段としての図柄制御基板65、遊技制御用マイクロコンピュータ等が搭載された遊技制御手段としての遊技制御基板64(主基板ともいう)が設置されている。また、前記賞球払出装置63の球払出制御を行う払出制御用マイクロコンピュータ等が搭載された払出制御手段としての払出制御基板68、及びモータの回転力を利用して打玉を遊技領域32に発射する打球発射装置(図示しない)が設置されている。さらに、各種ランプ・LEDに信号を送るための発光制御手段としてのランプ制御基板66、スピーカ15a,15bからの音声発生を制御するための音声制御手段としての音声制御基板67及び打球発射装置を制御するための発射制御手段としての発射制御基板70も設けられている。
【0026】
さらに、DC30V、DC21V、DC12V及びDC5Vを作成する電源回路が搭載された電源基板69が設けられ、上方には、各種情報を遊技機外部に出力するための各端子を備えたターミナル基板73が設置されている。ターミナル基板73には、少なくとも、球切れ検出スイッチ(前記誘導樋62に設けられる)の出力を導入して外部出力するための球切れ用端子、賞球個数信号を外部出力するための賞球用端子及び球貸し個数信号を外部出力するための球貸し用端子が設けられている。また、中央付近には、主基板64からの各種情報を遊技機外部に出力するための各端子を備えた情報端子盤71が設置されている。なお、図2には、ランプ制御基板66及び音声制御基板67からの信号を、枠側に設けられている各種ランプ・LEDに供給するための電飾中継基板72が示されているが、信号中継の必要に応じて他の中継基板も設けられる。また、図示の実施形態においては、図柄制御基板65、ランプ制御基板66、音声制御基板67、情報端子盤71は、遊技盤30の裏面に取り付けられ、遊技制御基板64、払出制御基板68、電源基板69、発射制御基板70、ターミナル基板73は、機構板60の裏面に取り付けられ、電飾中継基板72は、外枠2の下部裏面(外枠2の前面下部に組み付けられる前面当て板の裏面)に取り付けられるものである。これは、原則的には、遊技盤30の交換に伴って交換の必要となる基板は、遊技盤30に取り付けられ、交換の必要のない基板は、機構板60に取り付けられるからである。ただし、遊技制御基板64は、遊技盤30の交換に伴って交換される基板であるが、その大きさが大きいために遊技盤30の裏面に取り付けることができないため、機構板60の裏面に取り付けられるものである。もちろん、すべての基板を機構板60に取り付けてもよい。
【0027】
上記した遊技制御基板64(以下、主基板64という)と図柄制御基板65、ランプ制御基板66、音声制御基板67との関係は、図3に示す通りである。図3は、主基板64と図柄制御基板65、ランプ制御基板66、音声制御基板67との関係を示すブロック図である。即ち、CPU,ROM,RAMを含む主基板64からは、遊技の進行に応じて各種のコマンドデータが図柄制御基板65、ランプ制御基板66、音声制御基板67にそれぞれ送信され、その送信されたコマンドデータに基づいて、図柄制御基板65は、可変表示装置33及び普通図柄表示器49を表示制御し、ランプ制御基板66は、次に説明する発光部材a〜q及び賞球ランプ21a,球切れランプ16aを制御し、音声制御基板67は、スピーカ15a,15bを制御する。なお、図3には、図示されていないが、主基板64には、遊技盤30上に設けられる各種の検出器からの信号がI/Oポートを介して入力され、前記情報端子盤71や払出制御基板68に向けて必要な情報を出力している。
【0028】
また、上記各基板のうち、ランプ制御基板66は、詳細に図示しないが、内部にCPU,ROM,RAMを内蔵しており、そのROM内に図5に示すような複数のランプパターンテーブルが記憶されている。そして、ランプ制御基板66のCPUは、主基板64から送信されるコマンドデータの種類に応じたランプパターンテーブルを選択して、発光部材a〜qを点滅制御するものである。もちろん、ROM内には、賞球ランプ21aや球切れランプ16aを制御するためのデータも記憶されている。
【0029】
また、図柄制御基板65及び音声制御基板67にもそれぞれCPU,ROM,RAM等の必要な電子部品が内蔵され、主基板64から送信されるコマンドデータの種類に応じてLCD表示器34やスピーカ15a,15bを制御するものである。この場合において、同じ遊技状態に対応する共通のコマンドデータを主基板64から図柄制御基板65、ランプ制御基板66、音声制御基板67にそれぞれ送信することにより、LCD表示器34に表示される表示態様と発光部材a〜qの点滅態様とスピーカ15a,15bの効果音とを同期させることができ、遊技の雰囲気を盛り上げることができる。また、この場合において、主基板64からは図柄制御基板65、ランプ制御基板66、音声制御基板67にコマンドデータを送るだけであり、具体的な表示態様は、それぞれの基板の記憶領域に記憶されたデータに基づいて表示されるので、図柄、ランプ、効果音を1つの遊技制御基板で担当させる場合に比べて、遊技制御基板64(主基板)の負担を軽減することができると共に図柄、ランプ、効果音の複雑な制御が可能となる。もちろん、遊技制御基板64の負担を軽減させる必要のない場合には、図柄、ランプ、効果音を1つの遊技制御基板で担当させるようにしても良い。また、図3に示す場合においては、主基板64から図柄制御基板65、ランプ制御基板66、音声制御基板67に並列状にコマンドデータが送信されるようにしたが、主基板64から図柄制御基板65にコマンドデータを送信し、そのコマンドデータと同じコマンドデータを図柄制御基板65からランプ制御基板66や音声制御基板67に送信するようにしても良い。
【0030】
上記したランプ制御基板66内の記憶領域に記憶されるランプパターンテーブルの一部が図5に示されている。図5は、ランプパターンテーブルのうち、可変表示装置33のセンタ可動部材35の口の開放駆動時に選択されるパターン1と、可変表示装置33のサイド可動部材44a,44bの駆動時に選択されるパターン2と、可変表示装置33のセンタ可動部材35の顔の回転動作時に選択されるパターン3の発光部材a〜qの点滅態様のパターンテーブルを示すものである。以下、上記したパターン1〜パターン3のパターンテーブルが選択された場合の具体的な態様について図6乃至図20について説明する。
【0031】
まず、パターン1が選択される場合について図5、図6乃至図10を参照して説明する。図6は、パターン1が選択される場合の操作ハンドル11の振動発生用スピーカの動作とセンタ可動部材35の動作とランプ発光制御と可変表示装置33の識別情報の変動(図柄変動)との関係を示すタイミングチャートであり、図7乃至図10は、ランプ発光制御のうち、センタ可動部材35の動作との関係で選択されるパターン1による発光部材a〜qの具体的な点灯態様を示す弾球遊技機1の正面図である。
【0032】
図6において、パターン1のパターンテーブルが選択される場合の可変表示装置33の図柄変動においては、図柄変動の途中でリーチ状態となってリーチである旨の変動を実行する(図6中で「リーチ演出」と表示)。そして可変表示装置33における変動態様がリーチ演出を開始すると同時に操作ハンドル11に内蔵される振動発生用スピーカが駆動されて操作ハンドル11を振動させると共にセンタ可動部材35の顔の口を開放する動作を開始する。操作ハンドル11の振動期間及びセンタ可動部材35の開放期間は、リーチ演出の期間よりも短い所定時間(実施形態の場合は2秒)が設定されている。そして、センタ可動部材35の可動期間(口を開放した状態に維持する期間)である所定時間における発光部材a〜qの発光パターンは、図5の上段のパターンテーブルであるパターン1に基づいてランプ制御基板66によって制御される。なお、発光部材a〜qにおいては、図柄変動の開始時からリーチ演出される前まで、及びセンタ可動部材35の可動終了後から変動終了時まで所定の発光パターンにおいて表示制御されるものであるが、この所定の発光パターンにおける表示態様は、センタ可動部材35の動作と関係なく行われるものである。
【0033】
具体的には、その所定時間が4つのステップに分けられ、第1ステップとして発光部材a〜cが100ms点灯し(図7参照)、第2ステップとして発光部材a〜fが100ms点灯し(図8参照)、第3ステップとして発光部材a〜jが100ms点灯し(図9参照)、第4ステップとしてすべての発光部材a〜qが1700ms点灯する(図10参照)ように点滅制御されるものである。即ち、第7図乃至第10図を参酌すれば理解することができるように、センタ可動部材35を中心として近い発光部材から遠い発光部材に向かって順次点灯されることにより光が拡散して流れるように点滅制御されるものである。このため、可変表示装置33に注目していても発光部材a〜qの点滅状態の変化によってセンタ可動部材35が動作していることを遊技者が容易に認識することができ、センタ可動部材35及び発光部材a〜qによる演出効果の視覚的な向上を図ることができ、一層遊技の興趣を盛り上げることができる。なお、このパターン1が選択されてセンタ可動部材35が口の開放動作を実行する際には、音声出力手段としてのスピーカ15a,15bから効果音(例えば、「ギャオー」)が発声される。これによって発光部材a〜qの点滅制御だけではなく、音声によってもセンタ可動部材35の動きを容易に知ることができ、視覚的な演出効果の向上だけではなく、聴覚的な演出効果の向上も図ることができる。
【0034】
次に、パターン2が選択される場合について図5、図11乃至図14を参照して説明する。図11は、パターン2が選択される場合の操作ハンドル11の振動発生用スピーカの動作とサイド可動部材44a,44bの動作とランプ発光制御と可変表示装置33の識別情報の変動(図柄変動)との関係を示すタイミングチャートであり、図12乃至図14は、ランプ発光制御のうち、サイド可動部材44a,44bの動作との関係で選択されるパターン2による発光部材a〜qの具体的な点灯態様を示す弾球遊技機1の正面図である。
【0035】
図11において、パターン2のパターンテーブルが選択される場合の可変表示装置33の図柄変動においては、図柄変動の途中でリーチ状態となってリーチである旨の変動を実行する(図11中で「リーチ演出」と表示)。そして可変表示装置33における変動態様がリーチ演出を開始すると同時に操作ハンドル11に内蔵される振動発生用スピーカが駆動されて操作ハンドル11を振動させると共にサイド可動部材44a,44bの顔の口を開放する動作を開始する。操作ハンドル11の振動期間及びサイド可動部材44a,44bの開放期間は、リーチ演出の期間よりも短い所定時間(実施形態の場合は2秒)が設定されている。そして、サイド可動部材44a,44bの可動期間(口を開放した状態に維持する期間)である所定時間における発光部材a〜qの発光パターンは、図5の中段のパターンテーブルであるパターン2に基づいてランプ制御基板66によって制御される。なお、発光部材a〜qにおいては、図柄変動の開始時からリーチ演出される前まで、及びサイド可動部材44a,44bの可動終了後から変動終了時まで所定の発光パターンにおいて表示制御されるものであるが、この所定の発光パターンにおける表示態様は、サイド可動部材44a,44bの動作と関係なく行われるものである。
【0036】
具体的には、その所定時間が3つのステップに分けられ、第1ステップとして発光部材g,hが100ms点灯し(図12参照)、第2ステップとして発光部材d,e,i,j,m〜pが100ms点灯し(図13参照)、第3ステップとして発光部材a〜c,i〜l,qが1800ms点灯する(図14参照
)ように点滅制御されるものである。即ち、第12図乃至第14図を参酌すれば理解することができるように、サイド可動部材44a,44bを中心として近い発光部材から遠い発光部材に向かって順次点灯移動されることにより光が拡散して流れるように点滅制御されるものである。このため、可変表示装置33に注目していても発光部材a〜qの点滅状態の変化によってセンタ可動部材35が動作していることを遊技者が容易に認識することができ、サイド可動部材44a,44b及び発光部材a〜qによる演出効果の視覚的な向上を図ることができ、一層遊技の興趣を盛り上げることができる。なお、パターン1と同様に、このパターン2が選択されてサイド可動部材44a,44bが口の開放動作を実行する際には、音声出力手段としてのスピーカ15a,15bから効果音(例えば、「ギャオー」)が発声されるようにしても良い。これによって発光部材a〜qの点滅制御だけではなく、音声によってもサイド可動部材44a,44bの動きを容易に知ることができ、視覚的な演出効果の向上だけではなく、聴覚的な演出効果の向上も図ることができる。
【0037】
更に、パターン3が選択される場合について図5、図15乃至図20を参照して説明する。図15は、パターン3が選択される場合の操作ハンドル11の振動発生用スピーカの動作とセンタ可動部材35の動作とランプ発光制御と可変表示装置33の識別情報の変動(図柄変動)との関係を示すタイミングチャートであり、図16乃至図20は、ランプ発光制御のうち、センタ可動部材35の動作との関係で選択されるパターン3による発光部材a〜qの具体的な点灯態様を示す弾球遊技機1の正面図である。
【0038】
図15において、パターン3のパターンテーブルが選択される場合の可変表示装置33の図柄変動においては、図柄変動の途中でリーチ状態となってリーチである旨の変動を実行する(図15中で「リーチ演出」と表示)。そして可変表示装置33における変動態様がリーチ演出を開始すると同時にセンタ可動部材35の顔が左右に回動する動作を開始する。なお、パターン3のパターンテーブルが選択される場合には、操作ハンドル11に内蔵される振動発生用スピーカが駆動されることはなく操作ハンドル11が振動しない。センタ可動部材35の回転動作期間は、リーチ演出の期間よりも短い所定時間(実施形態の場合は2.25秒)が設定されている。そして、センタ可動部材35の可動期間(顔が回転移動する期間)である所定時間における発光部材a〜qの発光パターンは、図5の下段のパターンテーブルであるパターン3に基づいてランプ制御基板66によって制御される。なお、発光部材a〜qにおいては、図柄変動の開始時からリーチ演出される前まで、及びセンタ可動部材35の可動終了後から変動終了時まで所定の発光パターンにおいて表示制御されるものであるが、この所定の発光パターンにおける表示態様は、センタ可動部材35の動作と関係なく行われるものである。
【0039】
具体的には、その所定時間が9つのステップに分けられると共にその9つのステップがセンタ可動部材35の9つの回動位置に対応するようになっている。即ち、第1ステップとして発光部材fが250ms点灯すると共にセンタ可動部材35が正面を向いており(図16参照)、第2ステップとして発光部材a,h,j,m,nが250ms点灯すると共にセンタ可動部材35が右45度を向いており(図17参照)、第3ステップとして発光部材a,c,e,i,mが250ms点灯すると共にセンタ可動部材35が右90度を向いており(図18参照)、第4ステップとして発光部材a,h,j,m,nが250ms点灯すると共にセンタ可動部材35が右45度を向いており(図17参照)、第5ステップとして発光部材fが250ms点灯すると共にセンタ可動部材35が正面を向いており(図16参照)、第6ステップとして発光部材a,g,i,o,pが250ms点灯すると共にセンタ可動部材35が左45度を向いており(図19参照)、第7ステップとして発光部材a,b,d,p,qが250ms点灯すると共にセンタ可動部材35が左90度を向いており(図20参照)、第8ステップとして発光部材a,g,i,o,pが250ms点灯すると共にセンタ可動部材35が左45度を向いており(図19参照)、第9ステップとして発光部材fが250ms点灯すると共にセンタ可動部材35が正面を向いている(図16参照)ように点滅制御されるものである。即ち、第16図乃至第20図を参酌すれば理解することができるように、センタ可動部材35を中心として顔の回転移動方向にしたがって発光部材a〜qにおいてもほぼ放射線状に位置する発光部材が順次回転移動するように点滅制御されるものである。このため、可変表示装置33に注目していても発光部材a〜qの移動点滅状態の変化によってセンタ可動部材35が回転動作していることを遊技者が容易に認識することができ、センタ可動部材35及び発光部材a〜qによる演出効果の視覚的な向上を図ることができ、一層遊技の興趣を盛り上げることができる。なお、このパターン3が選択されてセンタ可動部材35が回転動作を実行する際には、音声出力手段としてのスピーカ15a,15bから効果音を発声させてもよい。この場合の効果音は、パターン1,2と相互に異なる効果音であってもよい。これによって発光部材a〜qの点滅制御だけではなく、音声によってもセンタ可動部材35の動きを容易に知ることができ、視覚的な演出効果の向上だけではなく、聴覚的な演出効果の向上も図ることができる。
【0040】
以上、本発明の実施形態について説明してきたが、本実施形態においては、遊技盤30に設けられて遊技状態に応じて動作する可動部材としてのセンタ可動部材35及びサイド可動部材44a,44bと、該センタ可動部材35及びサイド可動部材44a,44bを駆動制御する駆動制御手段としての遊技制御基板64と、遊技者が視認し得る複数の発光部材a〜qと、遊技状態に応じて該複数の発光部材a〜qを制御する発光制御手段としてのランプ制御基板66と、を備えた遊技機としての弾球遊技機1において、前記ランプ制御基板66は、前記複数の発光部材a〜qを前記遊技制御基板64による前記センタ可動部材35及びサイド可動部材44a,44bの駆動制御に応じて前記センタ可動部材35及びサイド可動部材44a,44bに近い位置に配置される発光部材から前記センタ可動部材35及びサイド可動部材44a,44bから遠い位置に配置される発光部材に向けて点滅制御することにより、センタ可動部材35及びサイド可動部材44a,44bを中心として複数の発光部材a〜qがセンタ可動部材35及びサイド可動部材44a,44bの動作に対応して光が拡散するように点滅制御されるため、発光部材a〜qの点滅状態の変化とセンタ可動部材35及びサイド可動部材44a,44bの動作とによってセンタ可動部材35及びサイド可動部材44a,44bの動作範囲外へ波及しているような演出を行うことができ、センタ可動部材35及びサイド可動部材44a,44b及び発光部材a〜qによる演出効果の視覚的な向上を図ることができ、一層遊技の興趣を盛り上げることができる。なお、図示の実施形態においては、可動部材35、44a,44bに近い位置に配置される発光部材から可動部材35、44a,44bから遠い位置に配置される発光部材に向けて拡散するように点滅制御されるものを示したが、逆に、可動部材35、44a,44bから遠い位置に配置される発光部材から可動部材35、44a,44bに近い位置に配置される発光部材に向けて縮小するように点滅制御されるものであっても良い。
【0041】
また、本実施形態においては、遊技盤30に設けられて遊技状態に応じて回転動作する可動部材としてのセンタ可動部材35と、該センタ可動部材35を駆動制御する駆動制御手段としての遊技制御基板64と、遊技者が視認し得る複数の発光部材a〜qと、遊技状態に応じて該複数の発光部材a〜qを制御する発光制御手段としてのランプ制御基板66と、を備えた遊技機としての弾球遊技機1において、前記ランプ制御基板66は、前記センタ可動部材35の回転位置に応じて前記センタ可動部材35を中心としてほぼ同一放射線上に配置される発光部材を点滅させる制御を行うことを特徴とする。このように構成することにより、センタ可動部材35の回転位置に応じて発光部材a〜qが回転移動するように点滅制御されるため、発光部材a〜qの点滅状態の変化とセンタ可動部材35の回転動作とによってセンタ可動部材35の動作範囲外へ及んでいるような演出を行うことができ、センタ可動部材35及び発光部材a〜qによる演出効果の視覚的な向上を図ることができ、一層遊技の興趣を盛り上げることができる。
【0042】
また、本実施形態においては、前記複数の発光部材a〜qは、前記遊技盤30に設けられると共に、前記弾球遊技機1の前面を構成する枠としてのガラス扉枠4側にも設けられていることにより、遊技盤30だけではなくガラス扉枠4側に設けられる発光部材k〜qもセンタ可動部材35及びサイド可動部材44a,44bの動作に応じて点滅制御させるため、センタ可動部材35及びサイド可動部材44a,44b及び発光部材a〜qによる演出効果のさらなる視覚的な向上を図ることができる。
【0043】
また、本実施形態においては、前記弾球遊技機1は、音声を出力する音声出力手段としてのスピーカ15a,15bと、該スピーカ15a,15bを制御する音声制御手段としての音声制御基板67と、をさらに備え、前記音声制御基板67は、前記遊技制御基板64による前記センタ可動部材35及びサイド可動部材44a,44bの制御に応じて前記スピーカ15a,15bを制御することにより、発光部材a〜qの点滅制御だけではなく、音声によってもセンタ可動部材35及びサイド可動部材44a,44bによる演出に相乗的な効果をもたらすことができ、視覚的な演出効果の向上だけではなく、聴覚的な演出効果の向上も図ることができる。
【0044】
更に、本実施形態においては、前記弾球遊技機1は、遊技盤30に設けられ且つ識別情報を可変表示する可変表示装置33と、該可変表示装置33を制御する表示制御手段としての図柄制御基板65と、をさらに備え、前記遊技制御基板64は、前記可変表示装置30の表示内容に関連して前記センタ可動部材35又はサイド可動部材44a,44bを駆動制御することにより、可変表示装置30の表示内容に相乗的な演出効果をもたらすことができ、センタ可動部材35又はサイド可動部材44a,44b及び発光部材a〜qによる演出効果の視覚的な向上を図ることができ、一層遊技の興趣を盛り上げることができる。
【0045】
なお、上記した実施形態においては、画像表示装置としてLCD表示器34を例示したが、画像を表示できる表示装置であれば、どのようなものであっても良い。また、上記した実施形態においては、弾球遊技機1の遊技内容として、可変表示装置30の表示結果が大当りとなったときに大当り遊技状態となって可変入賞球装置47を所定回数繰り返し開放する、所謂第1種パチンコ機の遊技内容を有するものを示したが、所謂第2種パチンコ機の遊技内容を有する弾球遊技機(例えば、遊技盤のほぼ中央に設けられる可変入賞球装置に可動部材を設け、その可動部材の動作に応じて遊技盤及び/又はガラス扉枠に設けられる発光部材を拡散・縮小、回転するように表示制御する)や、第3種パチンコ機の遊技内容を有する弾球遊技機(本実施形態と同様に可変表示装置に設けられた可動部材の動作に応じて遊技盤及び/又はガラス扉枠に設けられる発光部材を拡散・縮小、回転するように表示制御する)であっても良い。可動部材の駆動期間が複数のリーチ変動のうちの所定のリーチ変動時の所定時間にのみ適用される場合を示したが、必ずしも所定のリーチ変動時の所定時間に限られるものではなく、大当りか否か又はリーチか否かを予告するために変動開始前や変動開始直後に可動部材を駆動する期間を設けても良いし、あるいは可変表示装置の変動が終了して大当りとなった旨を報知するために可動部材を駆動する期間を設けても良い。更に、遊技者が弾球遊技機で遊技をしていない客待ち時に、可動部材を駆動するデモ演出期間を設けたものでも良い。更に、上記した実施形態においては、可動部材の動作を可変表示装置30に表示される表示内容に関連するものを示したが、必ずしも可変表示装置30の表示内容に関連して動作する可動部材である必要はなく、可変表示装置30が設けられない弾球遊技機であって、遊技の進行に応じて動作する可動部材であっても良い。
【0046】
【発明の効果】
以上、説明したところから明らかなように、請求項1の発明においては、可動部材を中心として複数の発光部材が可動部材の動作に対応して光が拡散又は縮小するように点滅制御されるため、発光部材の点滅状態の変化と可動部材の動作とによって可動部材の動作範囲外へ波及しているような演出を行うことができ、可動部材及び発光部材による演出効果の視覚的な向上を図ることができ、一層遊技の興趣を盛り上げることができる。
【0047】
また、請求項2の発明においては、可動部材の回転位置に応じて発光部材が回転移動するように点滅制御されるため、発光部材の点滅状態の変化と可動部材の回転動作とによって可動部材の動作範囲外へ及んでいるような演出を行うことができ、可動部材及び発光部材による演出効果の視覚的な向上を図ることができ、一層遊技の興趣を盛り上げることができる。
【0048】
また、請求項3の発明においては、遊技盤だけではなく枠側に設けられる発光部材も可動部材の動作に応じて点滅制御させるため、可動部材及び発光部材による演出効果のさらなる視覚的な向上を図ることができる。
【0049】
また、請求項4の発明においては、発光部材の点滅制御だけではなく、音声によっても可動部材による演出に相乗的な効果をもたらすことができ、視覚的な演出効果の向上だけではなく、聴覚的な演出効果の向上も図ることができる。
【0050】
更に、請求項5の発明においては、可変表示装置の表示内容に相乗的な演出効果をもたらすことができ、可動部材及び発光部材による演出効果の視覚的な向上を図ることができ、一層遊技の興趣を盛り上げることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施形態における遊技機の一例の弾球遊技機を示す正面図である。
【図2】弾球遊技機の背面概略図である。
【図3】遊技制御基板と図柄制御基板、ランプ制御基板、音声制御基板との関係を示すブロック図である。
【図4】実施形態に係る発光部材と名称の対応関係を示す一覧表図である。
【図5】ランプパターンテーブルの一例を説明するための説明図である。
【図6】ランプパターンテーブル中のパターン1が選択される場合の操作ハンドルの振動発生用スピーカの動作とセンタ可動部材の動作とランプ発光制御と可変表示装置の識別情報の変動(図柄変動)との関係を示すタイミングチャートである。
【図7】ランプ発光制御のうち、センタ可動部材の動作との関係で選択されるパターン1による発光部材の具体的な点灯態様を示す弾球遊技機の正面図である。
【図8】同じく、ランプ発光制御のうち、センタ可動部材の動作との関係で選択されるパターン1による発光部材の具体的な点灯態様を示す弾球遊技機の正面図である。
【図9】同じく、ランプ発光制御のうち、センタ可動部材の動作との関係で選択されるパターン1による発光部材の具体的な点灯態様を示す弾球遊技機の正面図である。
【図10】同じく、ランプ発光制御のうち、センタ可動部材の動作との関係で選択されるパターン1による発光部材の具体的な点灯態様を示す弾球遊技機の正面図である。
【図11】ランプパターンテーブル中のパターン2が選択される場合の操作ハンドルの振動発生用スピーカの動作とサイド可動部材の動作とランプ発光制御と可変表示装置の識別情報の変動(図柄変動)との関係を示すタイミングチャートである。
【図12】ランプ発光制御のうち、サイド可動部材の動作との関係で選択されるパターン2による発光部材の具体的な点灯態様を示す弾球遊技機1の正面図である。
【図13】同じく、ランプ発光制御のうち、サイド可動部材の動作との関係で選択されるパターン2による発光部材の具体的な点灯態様を示す弾球遊技機の正面図である。
【図14】同じく、ランプ発光制御のうち、サイド可動部材の動作との関係で選択されるパターン2による発光部材の具体的な点灯態様を示す弾球遊技機の正面図である。
【図15】ランプパターンテーブル中のパターン3が選択される場合の操作ハンドルの振動発生用スピーカの動作とセンタ可動部材の動作とランプ発光制御と可変表示装置の識別情報の変動(図柄変動)との関係を示すタイミングチャートである。
【図16】ランプ発光制御のうち、センタ可動部材の動作との関係で選択されるパターン3による発光部材の具体的な点灯態様を示す弾球遊技機の正面図である。
【図17】同じく、ランプ発光制御のうち、センタ可動部材の動作との関係で選択されるパターン3による発光部材の具体的な点灯態様を示す弾球遊技機の正面図である。
【図18】同じく、ランプ発光制御のうち、センタ可動部材の動作との関係で選択されるパターン3による発光部材の具体的な点灯態様を示す弾球遊技機の正面図である。
【図19】同じく、ランプ発光制御のうち、センタ可動部材の動作との関係で選択されるパターン3による発光部材の具体的な点灯態様を示す弾球遊技機の正面図である。
【図20】同じく、ランプ発光制御のうち、センタ可動部材の動作との関係で選択されるパターン3による発光部材の具体的な点灯態様を示す弾球遊技機の正面図である。
【符号の説明】
1 弾球遊技機(遊技機)
4 ガラス扉枠(遊技機の前面を構成する枠)
15a,15b スピーカ(音声出力手段)
16 前板上ランプ(発光部材k)
17 スピーカ右上LED(発光部材l)
18 前板右上ランプ(発光部材m)
19 前板右下ランプ(発光部材n)
20 前板左下ランプ(発光部材o)
21 前板左上ランプ(発光部材p)
22 スピーカ左上LED(発光部材q)
30 遊技盤
33 可変表示装置
34 LCD表示器(画像表示装置)
35 センタ可動部材(可動部材)
36 役物1LED中(発光部材a)
37 役物1LED左(発光部材b)
38 役物1LED右(発光部材c)
39 センタ飾りランプ左上(発光部材d)
40 センタ飾りランプ右上(発光部材e)
41 センタ飾りLED下(発光部材f)
44a,44b サイド可動部材(可動部材)
45a 役物左ランプ(発光部材g)
45b 役物右ランプ(発光部材h)
47 可変入賞球装置
51a 大入賞口左LED(発光部材i)
51b 大入賞口右LED(発光部材j)
64 遊技制御基板(駆動制御手段を含む遊技制御手段)
65 図柄制御基板(表示制御手段)
66 ランプ制御基板(発光制御手段)[0001]
TECHNICAL FIELD OF THE INVENTION
The present invention provides a movable member provided on a game board and operating according to a game state, drive control means for driving and controlling the movable member, a plurality of light-emitting members visible to a player, and A light emitting control means for controlling the plurality of light emitting members.
[0002]
[Prior art]
As a conventional game machine, for example, in a ball game machine, a variable display operation of a variable display device (for example, a reach operation) or a notice of the display result (for example, a reach notice, a big hit notice) is provided on a game board. By controlling the movable member provided, the player's interest is enhanced with the aim of improving the effect of the production.
[0003]
[Problems to be solved by the invention]
However, the effect produced by the movable member can be obtained only within the operating range of the movable member, so that the effect produced by the movable member is visually lacking in a further excitement. SUMMARY An advantage of some aspects of the invention is to provide a gaming machine that is capable of visually enjoying an effect on a movable member and improving the effect of the effect. is there.
[0004]
[Means for Solving the Problems]
In order to achieve the above object, according to the first aspect of the present invention, a movable member provided on a game board and operating according to a game state, drive control means for driving and controlling the movable member, In a gaming machine comprising: a plurality of light-emitting members to be obtained; and a light-emitting control unit that controls the plurality of light-emitting members in accordance with a game state, the light-emitting control unit controls the plurality of light-emitting members by the drive control unit. From a light emitting member arranged at a position close to the movable member in response to drive control of the movable member toward a light emitting member arranged at a position far from the movable member or from a light emitting member arranged at a position far from the movable member It is characterized in that blinking control is performed toward a light emitting member arranged at a position close to the movable member. With this configuration, the blinking control is performed so that the plurality of light emitting members around the movable member are diffused or reduced in accordance with the operation of the movable member, so that the change of the blinking state of the light emitting member and the operation of the movable member are performed. Thus, it is possible to perform an effect such that the effect spreads out of the operation range of the movable member, and it is possible to visually enhance the effect of the movable member and the light emitting member, thereby further enhancing the interest of the game. .
[0005]
Further, in the invention of
[0006]
Further, in the invention according to
[0007]
Further, in the invention according to claim 4, the gaming machine further includes a sound output means for outputting a sound, and a sound control means for controlling the sound output means, wherein the sound control means comprises the drive control means The voice output means is controlled in accordance with the control of the movable member by the following. With this configuration, not only the flashing control of the light-emitting member but also the sound can provide a synergistic effect to the effect by the movable member, not only the improvement of the visual effect but also the auditory effect. The effect can be improved.
[0008]
Further, in the invention according to
[0009]
BEST MODE FOR CARRYING OUT THE INVENTION
Hereinafter, embodiments of the present invention will be described with reference to the drawings. First, the overall configuration of a ball game machine, which is an example of a game machine, will be described with reference to FIGS. FIG. 1 is a front view of the
[0010]
As shown in FIG. 1, the ball-and-
[0011]
A
A
[0012]
In addition, a speaker (not shown) for generating vibration is built in the operation handle 11 in the present embodiment. The vibration generating speaker can generate a low frequency in accordance with the operation of the
[0013]
The glass door frame 4 has a substantially circular opening so that a
[0014]
Further, the glass door frame 4 is provided with a front plate upper
[0015]
The front faces of the light emitting members k to q are covered with a synthetic resin lens member that transmits light. Therefore, when the light emitting members k to q blink, the player can visually recognize the blinking state. Therefore, the glass door frame 4 provided with the light emitting members k to q is a gaming machine (ball game machine 1). Is equivalent to a frame constituting the front surface of. The front surface of the illustrated glass door frame 4 is formed with concavities and convexities so as to spiral around a substantially circular opening, and the light emitting members k to q are arranged at portions corresponding to the convex portions. A lens member is detachably attached to a position corresponding to the convex portion. Further, in the illustrated ball and
[0016]
A
[0017]
More specifically, the
[0018]
An electric
[0019]
Further, below the electric
[0020]
The game contents realized by each of the above-mentioned displays, prize holes, and prize ball devices will be briefly described here. When a ball hit into the
[0021]
In addition, the specific game state that is the predetermined game value of the present invention is not limited to the above, and is a state in which any one of the following controls (1) to (5) or a combination of the controls is executed. Good.
{Circle around (1)} A variable winning prize ball device that can be changed between a first state in which the hitting ball can be easily won and a second state in which the hitting ball cannot be won or hardly won, is continuously or intermittently performed for a predetermined time. Control to make the first state
{Circle around (2)} The state changes to a first state in which hitting of a hit ball is facilitated by intervening the detection of a hit ball in a specific winning or passing area, and a second state in which a hit ball cannot or cannot hardly win. Control to enable the variable winning prize ball device to enter the first state continuously or intermittently for a predetermined time
③ Control to directly discharge a predetermined number of prize balls regardless of the winning of the hit ball
(4) Control for adding a valuable number to a storage medium having a valuable value (card, receipt, etc.)
{Circle around (5)} Control for giving a score to a ball game machine that can be played based on the presence of a score.
[0022]
By the way, as described above, the
[0023]
In the present embodiment, the positions of the light emitting members a to q are substantially concentric from the near position to the far position when viewed from the center
[0024]
Next, the back surface of the
[0025]
On the back side of the gaming machine, a
[0026]
Further, a power supply board 69 on which a power supply circuit for generating DC 30V, DC 21V, DC 12V and DC 5V is provided, and a terminal board 73 provided with terminals for outputting various information to the outside of the gaming machine is provided above. Have been. The terminal board 73 has at least an out-of-ball terminal for introducing the output of the out-of-ball detection switch (provided in the guiding gutter 62) and outputting the same to the outside, and a prize ball for outputting the award ball number signal to the outside. A ball lending terminal for externally outputting a terminal and a ball lending number signal is provided. In the vicinity of the center, an
[0027]
The relationship among the game control board 64 (hereinafter, referred to as the main board 64), the
[0028]
Although not shown in detail, the
[0029]
Necessary electronic components such as a CPU, a ROM, and a RAM are also built in the
[0030]
FIG. 5 shows a part of the lamp pattern table stored in the storage area in the
[0031]
First, the case where
[0032]
In FIG. 6, in the symbol variation of the
[0033]
Specifically, the predetermined time is divided into four steps, the light emitting members a to c are turned on for 100 ms as a first step (see FIG. 7), and the light emitting members a to f are turned on for 100 ms as a second step (see FIG. 7). 8), light-emitting members a to j are turned on for 100 ms as a third step (see FIG. 9), and flashing control is performed so that all light-emitting members a to q are turned on for 1700 ms as a fourth step (see FIG. 10). It is. That is, as can be understood by referring to FIGS. 7 to 10, light is diffused and flows by being sequentially turned on from the near light emitting member to the far light emitting member around the center
[0034]
Next, the case where
[0035]
In FIG. 11, in the symbol variation of the
[0036]
Specifically, the predetermined time is divided into three steps, the light emitting members g and h are turned on for 100 ms as the first step (see FIG. 12), and the light emitting members d, e, i, j and m are used as the second step. Pp is turned on for 100 ms (see FIG. 13), and as a third step, the light emitting members a to c, i〜l, and q are turned on for 1800 ms (see FIG. 14).
) Is controlled to blink. That is, as can be understood by referring to FIGS. 12 to 14, the light is diffused by being sequentially turned on from the near light emitting member to the far light emitting member with the side
[0037]
Further, the case where the
[0038]
In FIG. 15, in the symbol change of the
[0039]
Specifically, the predetermined time is divided into nine steps, and the nine steps correspond to nine rotation positions of the center
[0040]
As described above, the embodiment of the present invention has been described. In the present embodiment, the center
[0041]
In this embodiment, a center
[0042]
In the present embodiment, the plurality of light emitting members a to q are provided on the
[0043]
In the present embodiment, the
[0044]
Further, in the present embodiment, the
[0045]
In the above-described embodiment, the
[0046]
【The invention's effect】
As is apparent from the above description, in the invention of
[0047]
According to the second aspect of the present invention, since the blinking control is performed so that the light emitting member rotates in accordance with the rotational position of the movable member, the blinking state of the light emitting member is changed and the movable member is rotated. An effect that extends outside the operating range can be performed, the effect of the effect by the movable member and the light emitting member can be visually enhanced, and the interest of the game can be further enhanced.
[0048]
According to the third aspect of the present invention, not only the game board but also the light emitting member provided on the frame side is controlled to blink according to the operation of the movable member, so that the visual effect of the movable member and the light emitting member can be further improved visually. Can be planned.
[0049]
Further, according to the invention of claim 4, not only the blinking control of the light emitting member but also a sound can provide a synergistic effect to the effect by the movable member, and not only the visual effect can be improved but also the auditory effect can be improved. It is also possible to improve the directing effect.
[0050]
Further, according to the invention of
[Brief description of the drawings]
FIG. 1 is a front view showing a ball game machine as an example of a game machine according to an embodiment of the present invention.
FIG. 2 is a schematic rear view of the ball game machine.
FIG. 3 is a block diagram showing a relationship between a game control board, a symbol control board, a lamp control board, and a voice control board.
FIG. 4 is a table showing a correspondence between light emitting members and names according to the embodiment.
FIG. 5 is an explanatory diagram illustrating an example of a ramp pattern table.
FIG. 6 shows the operation of the vibration generating speaker of the operation handle, the operation of the center movable member, the lamp light emission control, and the change of the identification information of the variable display device (pattern change) when
FIG. 7 is a front view of the ball and ball game machine showing a specific lighting mode of the light emitting member according to
FIG. 8 is a front view of the ball game machine showing a specific lighting mode of the light emitting member according to the
FIG. 9 is a front view of the ball game machine showing a specific lighting mode of the light emitting member according to the
FIG. 10 is a front view of the ball game machine showing a specific lighting mode of the light emitting member according to the
FIG. 11 shows the operation of the vibration generating speaker of the operation handle, the operation of the side movable member, the lamp light emission control, and the change of the identification information of the variable display device (pattern change) when
FIG. 12 is a front view of the
FIG. 13 is a front view of the ball game machine showing a specific lighting mode of the light emitting member according to the
FIG. 14 is a front view of the ball game machine showing a specific lighting mode of the light emitting member according to the
FIG. 15 shows the operation of the vibration generating speaker of the operation handle, the operation of the center movable member, the lamp light emission control, and the change of the identification information of the variable display device (design change) when
FIG. 16 is a front view of the ball game machine showing a specific lighting mode of the light emitting member by a
FIG. 17 is a front view of the ball game machine showing a specific lighting mode of the light emitting member according to the
FIG. 18 is a front view of the ball game machine showing a specific lighting mode of the light emitting member according to the
FIG. 19 is a front view of the ball game machine showing a specific lighting mode of the light emitting member according to the
FIG. 20 is a front view of the ball game machine showing a specific lighting mode of the light emitting member according to the
[Explanation of symbols]
1 ball and ball game machine (game machine)
4 glass door frame (frame that constitutes the front of the gaming machine)
15a, 15b speaker (voice output means)
16 Front plate lamp (light emitting member k)
17 Speaker upper right LED (light emitting member 1)
18 Front panel upper right lamp (light emitting member m)
19 Front panel lower right lamp (light emitting member n)
20 Front left lower lamp (light emitting member o)
21 Front panel upper left lamp (light emitting member p)
22 Speaker upper left LED (light emitting member q)
30 game board
33 Variable display device
34 LCD display (image display device)
35 Center movable member (movable member)
36 Medium LED 1 (light emitting member a)
37 Character 1LED left (light emitting member b)
38
39 Center decoration lamp upper left (light emitting member d)
40 Center decoration lamp upper right (light emitting member e)
41 Under the center decoration LED (light emitting member f)
44a, 44b Side movable member (movable member)
45a Local left lamp (light emitting member g)
45b Official item right lamp (light emitting member h)
47 Variable winning ball device
51a Large winning opening left LED (light emitting member i)
51b Large winning opening right LED (light emitting member j)
64 game control board (game control means including drive control means)
65 Symbol control board (display control means)
66 Lamp control board (light emission control means)
Claims (5)
前記発光制御手段は、前記複数の発光部材を前記駆動制御手段による前記可動部材の駆動制御に応じて前記可動部材に近い位置に配置される発光部材から前記可動部材から遠い位置に配置される発光部材に向けて又は前記可動部材から遠い位置に配置される発光部材から前記可動部材に近い位置に配置される発光部材に向けて点滅制御することを特徴とする遊技機。A movable member provided on the game board and operating according to a game state; drive control means for driving and controlling the movable member; a plurality of light-emitting members visible to a player; and the plurality of light-emitting members according to the game state. Light emission control means for controlling members,
The light emission control unit is configured to control the plurality of light emitting members to emit light disposed at a position far from the movable member from a light emission member disposed at a position close to the movable member in accordance with drive control of the movable member by the drive control unit. A gaming machine, which controls blinking toward a member or from a light emitting member located far from the movable member to a light emitting member located near the movable member.
前記発光制御手段は、前記可動部材の回転位置に応じて前記可動部材を中心としてほぼ同一放射線上に配置される発光部材を点滅させる制御を行うことを特徴とする遊技機。A movable member provided on the game board and configured to rotate according to a game state, drive control means for driving and controlling the movable member, a plurality of light-emitting members visible to a player, and a plurality of light-emitting members according to the game state. Light emitting control means for controlling the light emitting member,
The gaming machine, wherein the light emission control means performs control of blinking a light emitting member arranged on substantially the same radiation centering on the movable member in accordance with a rotational position of the movable member.
前記音声制御手段は、前記駆動制御手段による前記可動部材の制御に応じて前記音声出力手段を制御することを特徴とする請求項1ないし請求項3のいずれかに記載の遊技機。The gaming machine further includes audio output means for outputting audio, and audio control means for controlling the audio output means,
The gaming machine according to claim 1, wherein the audio control unit controls the audio output unit in accordance with control of the movable member by the drive control unit.
前記駆動制御手段は、前記可変表示装置の表示内容に関連して前記可動部材を駆動制御することを特徴とする請求項1乃至請求項4のいずれかに記載の遊技機。The gaming machine further includes a variable display device provided on the game board and variably displaying the identification information, and display control means for controlling the variable display device.
The gaming machine according to any one of claims 1 to 4, wherein the drive control means drives and controls the movable member in association with display contents of the variable display device.
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-
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