JP2004008173A - 神経毒性試験方法 - Google Patents

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渡辺 芳明
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Abstract

【課題】神経系に障害を与える生理活性物質の評価法として、神経細胞集団の解析ではなく、神経細胞ネットワークへの影響として評価できる試験法を提供すること。
【解決手段】シナプス形成を任意に制御して神経細胞ネットワークを形成した後に、生理活性物質を加えてネットワークの障害を評価する、又は神経細胞ネットワークの形成前に生理活性物質を加え、シナプス形成を任意に制御した神経細胞ネットワークの形成の障害を評価する神経毒性試験方法であり、好ましくは、神経細胞ネットワークの形成に細胞培養法を用い、神経細胞ネットワークの形成に微細加工した培養基材を用いる。生理活性物質としては、中枢神経障害性を有するベータアミロイド及び/又はその誘導体等を用いる。
【選択図】 図1

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、神経細胞に障害を与える物質の試験法に関するものである。特に神経系の特性である神経ネットワークの崩壊を細胞培養系を用いて評価するものである。高度な機能を有する脳神経系は、複雑なネットワークを形成しているが、アルツハイマー病などでは神経細胞死により、この高度統御機構が乱れてくる。中枢神経系の障害を特徴とするこれら疾患では神経細胞死とネットワークの混乱が原因と考えられ、分子レベルの多くの研究が行われている。本発明はこれら疾患の細胞レベルの研究、新規医薬品の開発、及びそのメカニズムを明らかにするための薬理学的、生理学的試験に用いるものであり、かつ化学物質の神経毒性を判定する試験などにも用い得るものである。
【0002】
【従来の技術】
神経細胞の培養は、神経系に作用する薬物などの作用メカニズムを調べる上で必須の方法となっている。この方法で主要なものは、一定の均一表面を持つ容器のなかで個々の細胞に分離して培養する分散培養法、組織を薄い片状にカットして培養するスライス培養法、組織をそのまま、あるいはブロック状にして培養する器官培養法などがある。これらの細胞は培養器の中で栄養成分である培養液とともに培養が行われる。
【0003】
そして、これらの培養系に生理活性物質を添加してその作用が判定される。
しかし、これらの方法では神経細胞に由来するタンパク質などの変化を解析するには好都合であるが、その大きな特性である神経ネットワークの変化を解析するには適するものではない。
通常の分散培養の場合では、ランダムな状態で神経細胞がシナプスを形成しネットワークを形作る。ここに毒性を持つ生理活性物質を添加して細胞死などを誘起しても、ランダムさが増すだけで明確な判別は難しい。そこで生細胞数を比較したり、細胞内のタンパク質を比較する解析方法を採らざるを得ない。組織をそのまま用いた培養では、細胞と組織がそのままの状態になっており生体の持つネットワークは保たれてはいるが、組織そのものであるため、分散培養のような顕微鏡下で容易に観察できる状態とはなっておらず観察そのものが難しい。
【0004】
細胞を培養する方法ではなく動物個体を用いて神経ネットワークに対する生理活性物質の影響を見る方法も日常的に行われるが、これは解析に大変時間を要するもので、特定の化学物質を評価するには好適であるが、多くのものを短時間で試験する方法には向かない。スクリーニング試験などに適用するには困難をともなう方法である。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
本発明の目的は、培養神経細胞を用いる研究、神経薬理学的試験、及び神経系医薬品の開発等に用いられる生物試験法に対して、生理活性物質や薬物の神経ネットワークへの影響を評価できる新たな試験法を提供することである。
【0006】
【問題を解決するための手段】
本発明者は、生理活性物質の神経ネットワークに対する影響を評価するにあたって種々な培養系を評価した結果、シナプス形成を制御することによるネットワーク系が好適であることに着目、種々の検討を進めた結果、本発明に至ったものである。
即ち本発明は、
(1)シナプス形成を任意に制御して神経細胞ネットワークを形成した後に、生理活性物質を加えて前記ネットワークの障害を評価する神経毒性試験方法、
(2)神経細胞ネットワークの形成前に生理活性物質を加え、シナプス形成を任意に制御した神経細胞ネットワークの形成の障害を評価する神経毒性試験方法、
(3)前記神経細胞ネットワークの形成に細胞培養法を用いる(1)又は(2)記載の神経毒性試験方法、
(4)前記神経細胞ネットワークの形成に微細加工した培養基材を用いる(1)〜(3)いずれか記載の神経毒性試験方法、
(5)生理活性物質が中枢神経障害性である(1)〜(4)いずれか記載の神経毒性試験方法、
(6)生理活性物質がベータアミロイド及び/又はその誘導体である(1)〜(5)いずれか記載の神経毒性試験方法、
である。
【0007】
【発明の実施形態】
シナプス形成を任意に制御して形成する神経ネットワークは、細胞培養法を用いて形成することができる。さらに、この細胞培養法のなかでも細胞を個々に分離して培養する分散培養法が好適である。また、組織や組織片を一定間隔で配置する培養法などでも可能である。これらの細胞を栄養成分を含む培養液中で培養することにより一定の培養系が得られる。
【0008】
シナプス形成を任意に制御する方法としては、培養する基材の表面を微細加工し一定の培養領域を形成する方法、培養系の細胞に障害を与え一定領域の細胞のみを残存させる方法等がある。前者では一定期間培養することにより、後者ではこの他に、ランダムネットワークを形成した後特定領域の細胞に障害を与えて任意のネットワーク形成を図るという方法も可能である。いずれも培養液に栄養因子や増殖阻害剤などを添加し液性成分による成長制御の方法も同時に用いることが良好なネットワークを形成する要因となる。
【0009】
培養表面の加工法は特に限定されるものではない。微細な加工が可能なフォトレジストをマスキング剤として用いる方法、紫外線やレーザーなどを用いて基材表面を加工する方法、またマイクロ射出成形法により基材自体を加工成形する方法、3次元光成形法などを用いることができる。なお神経細胞を培養するためには基材に細胞接着性を付与する必要があるが、ポリリジンやラミニンなどの細胞接着性物質をコートすることにより表面特性は改善され良好な培養表面となる。細胞接着性を付与でき細胞毒性のない材料であれば、基材の種類は特に限定を受けるものではない。また、選択する基材の種類によっては、基材表面を親水化処理してから、前記のコート処理を施すことことが好適な表面特性をもたらす。
【0010】
培養系の細胞に障害を与え一定領域の細胞のみを残存させる方法としては、非制御状態あるいは限られた制御状態で培養した神経細胞に対して、レーザーなどにより一定領域の細胞に対して障害性のダメージを与える方法がある。これによりダメージを受けた細胞は脱落ないしは情報伝達機能が失われ、意図したネットワークが形成されることになる。障害を与える方法は他に紫外線なども好適である。一定のパターンを形成したマスクを介して紫外線を照射することにより特定領域の細胞は障害を受け同様に特定のネットワークが形成される。これらの処理では単に不要領域が除去されるだけではなく、新たに神経細胞間のシナプスが形成される。これを利用した新規シナプスの形成の評価系としても有益な系である。
【0011】
本発明の試験系は、中枢神経系細胞に対して好適であるが、これに限定されるものではない。中枢神経系では多数の神経細胞が相互に複雑なネットワークを形成している。これに比し末梢神経系では神経細胞間のネットワークも形成されてはいるが他細胞との情報伝達が主要な役割となっている。神経細胞−筋細胞間は典型的な例である。このような異なった種類の細胞を同時培養する共培養系も本試験系に適用可能である。
【0012】
培養系への生理活性物質の添加はネットワークの形成後、形成途上、形成する前のいずれでも可能で、試験物質の作用機序の違い、試験の目的により適切な時期が選択できる。培養期間の経過とともに神経ネットワークの乱れ、崩壊が観察される。
【0013】
本発明は、中枢神経系に毒性を示す生理活性物質の試験に好適なもので、毒性を持つタンパク質、ペプチド、低分子化合物に対して適用可能であるが、べータアミロイドなどの毒性を評価する試験に好適である。。カルシウム波や細胞内電位の変化・頻度の測定など各種情報伝達機能の測定・解析系を用いることにより、単に毒性試験だけでなく細胞の生理機能試験、薬理活性試験も可能である。
【0014】
【実施例】
以下、本発明を実施例にもとづき説明する。
(実施例1・比較例1・比較例2・比較例3)
実施例1、比較例1の基材調製:培養フィルム(直径13.5mm、住友ベークライト製)を50μg/mLに調製したポリリジン溶液(シグマ製)に2時間浸漬、後洗浄、乾燥した。これに電子顕微鏡用金属メッシュ(金属線幅20μm)を密着させ、100Wの紫外線ランプ下に10分間置き、金属メッシュのパターンと同じポリリジンのパターンを形成した。
比較例2、3の基材調製:培養フィルム(直径13.5mm、住友ベークライト製)を50μg/mLに調製したポリリジン溶液に2時間浸漬した後洗浄、乾燥した。
【0015】
神経細胞の培養と毒性試験:ラット胎児(胎生17日)の大脳を定法により切り出し細切後、神経細胞分散液(酵素パパイン処方液、住友ベークライト製)で30分間酵素処理し、ピペッティングにより分散した。遠心分離により細胞を分離後、DMEM/F−12培養液(シグマ製)で再分散した。神経細胞用培養液(住友ベークライト製)で細胞濃度5×10cells/mLに調製した。上記載の実施例、比較例で調製した基材を入れた24ウェルの培養プレート(住友ベークライト製)に細胞液を0.5mL/ウェル量加え1日培養した。次に、以下の培養液に交換し3日間培養した。実施例1及び比較例2では、DMEM培養液にN−2添加物と10μMのベータアミロイド(1−42)(いずれもシグマ製)を加えた培養液に交換し、比較例1、3では、DMEM培養液にN−2添加物の加えた培養液に交換した。カルセイン−AMを1μM加え、30分後顕微鏡下観察した。実施例1では毒性物質ベータアミロイド(1−42)の作用でネットワークが壊れランダムな培養状態が観察された(図1)。比較例1では神経ネットワークの破壊は見られなかった(図2)。比較例2、比較例3ではいずれも制御されていないランダムな培養状態が観察され、毒性物質の影響は不明瞭であった。
【0016】
【発明の効果】
中枢神経系への薬剤の影響、各種因子の作用、化学物質の毒性などは、これまで細胞集団への影響として評価せざるをえなかったが、本発明を用いることにより、神経細胞ネットワークへの作用として捉えることが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】毒性物質により神経細胞ネットワークが崩壊した状態を示す拡大写真である(倍率200倍)。
【図2】神経細胞ネットワークが形成されたままの状態を示す拡大写真である(倍率200倍)。

Claims (6)

  1. シナプス形成を任意に制御して神経細胞ネットワークを形成した後に、生理活性物質を加えて前記ネットワークの障害を評価することを特徴とする神経毒性試験方法。
  2. 神経細胞ネットワークの形成前に生理活性物質を加え、シナプス形成を任意に制御した神経細胞ネットワークの形成の障害を評価することを特徴とする神経毒性試験方法。
  3. 前記神経細胞ネットワークの形成に細胞培養法を用いる請求項1又は2記載の神経毒性試験方法。
  4. 前記神経細胞ネットワークの形成に微細加工した培養基材を用いる請求項1〜3いずれか記載の神経毒性試験方法。
  5. 生理活性物質が中枢神経障害性である請求項1〜4いずれか記載の神経毒性試験方法。
  6. 生理活性物質がベータアミロイド及び/又はその誘導体である請求項1〜5いずれか記載の神経毒性試験方法。
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