JP2004007638A - プロキシミティネットワークの暗号化及び設定 - Google Patents

Abstract

【課題】ネットワークに追加されるネットワークデバイスに、第１のネットワークの構成及び設定データを供給するシステム、及び、方法を提供する。
【解決手段】新しいネットワークデバイスが、ネットワークに追加されるべきとき、新しいデバイスは、プロキシミティ設定コンポーネントの近接境界内に持ち込まれる。プロキシミティ設定コンポーネントは、第２のネットワーク接続を用いて新しいネットワークデバイスとの接続を確立する。第１のネットワーク用の構成データは、第２のネットワーク接続を介して、新しいネットワークデバイスに送信される。そして、新しいネットワークデバイスは、第１のネットワークを介して通信することができるようになる。１つの実施例では、プロキシミティ設定コンポーネントは、ルータ、又は、ワイヤレスアクセスポイントといったゲートウェイコンポーネントと一体にされる。
【選択図】　図１Ａ

Description

【０００１】
【発明の属する技術分野】
本発明は、ネットワークに係り、より具体的には、ネットワーク上のネットワーク素子の設定に係る。
【０００２】
【従来の技術】
かつては、大企業のみにあったコンピュータネットワークは、今日では、様々な職種及び規模の会社に一般的に見受けられる。更に、人々は、家庭でも、１つ以上のコンピュータ装置を有するようになり、また、互いのコンピュータで通信できるよう、家庭内においてもネットワークを設定するようになってきている。このようなネットワーク構成の例としては、家に常時あるデスクトップ型又はタワー型のパーソナルコンピュータと、家と職場の両方で使用するラップトップ型コンピュータが挙げられる。コンピュータは、職場にあるときは、オフィスネットワークに接続可能であり、家の中にあるときは、ホームネットワークに接続可能である。
【０００３】
デスクトップ型、タワー型、ラップトップ型コンピュータ、及び、携帯情報端末（ＰＤＡ）といった従来のコンピュータ装置に加えて、ネットワークに追加可能な新しいデバイスが開発されている。例えば、オーディオデバイスをネットワークに接続して、ネットワークのソースからオーディオファイルを受信し、スピーカを介してオーディオファイルを再生することが可能である。
【０００４】
有線、及び、ワイヤレスネットワークを含む様々なタイプのネットワークを使用して、上述したようなデバイスを接続することができる。ワイヤレスネットワークの場合、使用される共通規格は、ＩＥＥＥ８０２．１１の規格ファミリーであり、特に、８０２．１１ｂ規格が使用される。８０２．１１ｂ規格は、ワイヤレスネットワーク用の通信プロトコルを定義している。この通信プロトコルは、１つのデバイスから別のデバイスへ通信がブロードキャストされる際に、外部者がその通信を「盗聴する」ことができないよう、デバイス間の通信を暗号化するメカニズムを提供する。
【０００５】
デバイスは、ワイヤレスネットワーク上で通信するには、正しい通信パラメータで設定されなければならない。これらのパラメータには、サービスセット識別子（ＳＳＩＤ、「ネットワーク名」としても知られる）と、通信チャネルを含み、暗号化通信の場合は、暗号鍵も、デバイスをネットワークに追加するときには指定されなければならない。一部のネットワークコンピュータデバイスは、デバイスを追加するときに、ユーザが正しいパラメータを入力することを可能にするユーザインタフェースを有する。しかし、上述したようなネットワークオーディオデバイスといった、多くの低価格、特殊用途用のデバイスでは、ユーザインタフェースはついていないか、或いは、使いこなすのが困難である。この問題に対処するために、一部のシステムは、ネットワークを介して、必要な通信パラメータを、以前に構成されたデバイスから追加されるデバイスに送信するメカニズムを提供している。しかし、これは、新しいデバイスに構成パラメータを送信する間は、新しいデバイスが、パラメータを正しく受信することができるよう暗号化は無効にされなければならないという不利点を有する。この間、ネットワーク通信は、外部者によって傍受される危険性がある。
【０００６】
【特許文献１】
米国特許第５，９０９，４２９号
【特許文献２】
米国特許第６，２５２，８８４号
【特許文献３】
米国特許第６，２１６，１７０号
【特許文献４】
米国特許第６，２７５，９７５号
【特許文献５】
米国特許第６，２７５，８８９号
【特許文献６】
米国特許第６，２４７，０６９号
【特許文献７】
米国特許第６，１４１，６９０号
【特許文献８】
米国特許第６，２０１，９６２号
【特許文献９】
米国特許第６，１７５，８６０号
【発明が解決しようとする課題】
上述を鑑み、ネットワークの安全性を危険にさらすことなく、新しいネットワークデバイスを容易に構成する方法が必要である。
【０００７】
本発明はネットワークに追加されるネットワークデバイスに、第１のネットワークの構成及び設定データを供給するシステム、及び、方法を提供する。
【０００８】
【課題を解決するための手段】
新しいネットワークデバイスが、ネットワークに追加されるべきとき、新しいデバイスは、プロキシミティ設定コンポーネントの近接境界内に持ち込まれる。プロキシミティ設定コンポーネントは、第２のネットワーク接続を用いて新しいネットワークデバイスとの接続を確立する。第１のネットワーク用の構成データは、第２のネットワーク接続を介して、新しいネットワークデバイスに送信される。そして、新しいネットワークデバイスは、第１のネットワークを介して通信することができるようになる。１つの実施例では、プロキシミティ設定コンポーネントは、ルータ、又は、ワイヤレスアクセスポイントといったゲートウェイコンポーネントと一体にされる。
【０００９】
本発明のシステムは、従来のシステムに対し利点を有する。新しいネットワークデバイスは、第１のネットワーク用の構成データを受信するためのユーザインタフェースを必要としない。更に、第１のネットワークの安全性は、妥協されていない。何故なら、新しいネットワークデバイスを追加するのに暗号化を無効にする必要がないからである。
【００１０】
【発明の実施の形態】
以下の説明では、本願の一部を形成し、本発明が実施され得る特定の実施例を例示的に示す添付図面を参照する。これらの実施例は、当業者が、本発明を実施可能であるよう十分に詳細に説明される。他の実施例も使用可能であり、且つ、本発明の範囲から逸脱することなく、構造的、論理的、及び、電気的な変更を行ってもよいことを理解するものとする。したがって、以下の説明は、狭義的な意味で捉えられるべきものではなく、本発明の範囲は、特許請求の範囲によって決められる。
【００１１】
図１は、ネットワーク１２０に追加されるべきデバイス１１２に、設定及び構成情報を供給する、本発明の実施例が組込まれたシステム１００を示すブロック図である。システム１００は、ゲートウェイコンポーネント１０６と、プロキシミティ設定コンポーネント１０８を含む。一般的に、ゲートウェイ１０６は、モデム１０４を用いて、インターネット１０２といった外部のネットワークに接続される。モデム１０４は、標準的な電話線モデム、ケーブルモデム、ＤＳＬモデム、又は、外部ネットワーク１０２に接続可能である任意の他のデバイスであってよい。
【００１２】
ゲートウェイコンポーネント１０６は、ローカルネットワーク１２０上のデバイスにデータを送信し、且つ、デバイスからデータを受信し、必要な場合には、データの外部ネットワーク１０２への経路を決める。ゲートウェイコンポーネントは、スイッチ、ハブ、ルータ、ワイヤレスアクセスポイント、又は、レジデンシャルゲートウェイを含む任意のタイプのネットワークデータ通信デバイスであってよい。本発明は、特定のタイプのデータ通信デバイスに制限されない。ゲートウェイコンポーネント１０６は一般的に、有線ネットワーク接続１２０．１、又は、ワイヤレスネットワーク接続１２０．２をサポートする。一部の実施例では、ゲートウェイコンポーネント１０６は、デスクトップＰＣ１０８への有線接続１２０．１、及び、ラップトップＰＣ１１０へのワイヤレス接続１２０．２によって例示されるように、ワイヤレス及び有線接続の両方をサポートする。しかし、本発明は、ネットワーク接続のタイプ、ゲートウェイコンポーネント１０６に接続されるデバイスの数、又は、ネットワーク１２０を介してゲートウェイコンポーネント１０６に接続されるデバイスのタイプによっていかようにも制限されるものではないことに留意すべきである。
【００１３】
一部の実施例では、ワイヤレス接続１２０．２は、暗号化が可能にされたＩＥＥＥ８０２．１１ｂプロトコルをサポートする接続である。この実施例では、ゲートウェイコンポーネント１０６に接続するデバイスは、ネットワーク１２０を介して通信できるよう通信パラメータで設定されなければならない。一部の実施例では、通信パラメータには、サービスセットＩＤ（ＳＳＩＤ、「ネットワーク名」としても知られる）、ゲートウェイコンポーネント１０６が使用するチャネル番号、及び、接続を介して送信されるネットワークデータを暗号化するのに使用する暗号鍵が含まれる。サービスセットＩＤは、特定のワイヤレスネットワークを識別するために使用され、１つの領域内に、多数のワイヤレスネットワークがサポートされている場合に有用である。チャネル番号は、ワイヤレスネットワーク上のデバイスによって使用される周波数を識別するために使用され、外部者によって使用される他のワイヤレスネットワークデバイスからの干渉を阻止するために使用される。上述したパラメータは例示的であり、本発明は、特定の通信パラメータのセットに制限されない。
【００１４】
プロキシミティ設定コンポーネント１０８は、上述したようなパラメータといったネットワーク構成情報を、ネットワーク１２０に追加されるデバイスに供給するハードウェア及びソフトウェアを含む。プロキシミティ設定コンポーネント１０８は、ネットワーク１２０とは異なるネットワーク上の接続を確立するためのネットワークインタフェースを含む。１つの実施例では、プロキシミティ設定コンポーネント１０８は、赤外線（ＩＲ）ネットワークインタフェースを含む。別の実施例では、プロキシミティ設定コンポーネント１０８は、無線周波数（ＲＦ）ネットワークインタフェースを含む。更に別の実施例では、プロキシミティ設定コンポーネントは、有線ネットワークインタフェースを供給する。本発明は、任意の特定のタイプのネットワークインタフェース、又は、ネットワークインタフェースの組合せに制限されない。
【００１５】
プロキシミティ設定コンポーネント１０８用のネットワークインタフェースは、一般的に、有限の範囲を有するよう選択され、これは、プロキシミティ境界線１３０として図示する。当業者は理解するように、プロキシミティ境界線は、プロキシミティ設定コンポーネント１０８に含まれるネットワークインタフェースのタイプによって決定される。例えば、有線ネットワークインタフェースの場合、プロキシミティ境界は、ワイヤ自体であり、つまり、そのワイヤに接続されるデバイスはプロキシミティ内にあり、ワイヤに接続されていないデバイスはプロキシミティ外にある。ＲＦワイヤレスネットワークの場合、プロキシミティ境界は、ＲＦ信号が遜色なく受信且つ送信可能である範囲である。ＩＲワイヤレスネットワークの場合、プロキシミティ境界は、プロキシミティ設定コンポーネント１０８のＩＲ送信器／受信器の「視野方向」内にネットワークデバイスが居られる領域によって画成される。プロキシミティ設定コンポーネント１０８は、ＩＲネットワークインタフェースを含むことが望ましい。何故なら、プロキシミティ境界は、一般的に、プロキシミティ設定コンポーネント１０８がある部屋に制限され、部屋の壁によって、ＩＲ信号が、部屋を超えて送信されることを阻止するからである。
【００１６】
図１Ｂは、ネットワーク１２０に追加されるべきネットワークデバイス１１２に、設定及び構成情報を供給する、本発明の別の実施例が組込まれたシステムを示す。この実施例では、プロキシミティ設定コンポーネント１０８は、ゲートウェイコンポーネント１０６から物理的に離されている。プロキシミティ設定コンポーネントは、ゲートウェイコンポーネント１０６に、ネットワーク１２０といったネットワークを介して通信する。図１Ｂは、その接続を有線接続として示しているが、この接続は、ワイヤレスであってもよい。それ以外の全ての面では、プロキシミティ設定コンポーネント１０８は、それが、ゲートウェイコンポーネント１０６と物理的に一体にされているか、又は、離されているかに関係なく、同様に動作する。
【００１７】
図１Ａを再び参照するに、ネットワークデバイス１１２は、ネットワーク１２０に追加されるべきデバイスを表す。１つの実施例では、ネットワークデバイス１１２は、ネットワークを介してデータを受信し、スピーカを介してオーディオデータを再生するオーディオデバイスを含む。そのようなデバイスの例としては、ゲートウェイ社から販売されているゲートウェイ・コネクティッド・ミュージック・プレーヤがある。別の例としては、これも、ゲートウェイ社から販売されているゲートウェイ・コネクティッド・タッチパッドといったタッチパッドデバイスがある。ネットワークデバイスの更なる例には、携帯電話、ＰＤＡ、セキュリティシステム、アラームクロック、コーヒーメーカ、スプリンクラーシステム、加熱炉、及び、他の電気製品を含み、本発明は、特定のタイプのネットワークデバイスに制限されない。
【００１８】
図１Ａ及び図１Ｂに示すように、ネットワークデバイス１１２は、プロキシミティ境界線１３０を越えているので、プロキシミティ設定コンポーネント１０８と通信することができない。更に、ネットワークデバイス１１２は、ネットワーク１２０を介して通信可能となるために必要な通信パラメータを受信していない。
【００１９】
図２は、ネットワークデバイス１１２が、プロキシミティ境界１３０内に持ち込まれたときのシステムの動作を示す。プロキシミティ設定コンポーネント１０８は、ネットワークデバイス１１２の存在を検出する。１つの実施例では、ネットワークデバイスが、プロキシミティ設定コンポーネント１０８のプロキシミティ（近く）にいることを決定するために、プロキシミティ設定コンポーネント１０８及びネットワークデバイス１１２に、ブルートゥース技術が使用される。ネットワークデバイス１１２がプロキシミティにあることを検出すると、プロキシミティ設定コンポーネント１０８は、ネットワークデバイス１１２とネットワーク接続２０２を確立する。ネットワーク接続２０２は、図示するようにワイヤレス接続であっても、又は、有線接続であってもよい。上述したように、ネットワーク接続２０２が、赤外線ワイヤレス接続であることが好適である。しかし、本発明は、特定のタイプの接続に制限されない。
【００２０】
接続２０２が一度確立されると、プロキシミティ設定コンポーネント１０８は、構成及び設定データを、ネットワーク素子１１２に供給することができる。上述したように、このデータには、ネットワークデバイス１１２がネットワーク１２０上で通信可能となるために必要な、ＳＳＩＤ、ワイヤレスチャネル、及び、暗号鍵を含む。
【００２１】
図３は、ネットワークデバイス１１２が、プロキシミティ設定コンポーネント１０８から構成及び設定情報を受信した後の、システムの動作を示す。ネットワークデバイス１１２は、所望の場所に動かされている。この例示的なシステムでは、ネットワークデバイス１１２は、プロキシミティ境界１３０の外に動かされている。ネットワークデバイス１１２は、今度は、ネットワーク１２０上の任意のデバイスと通信できるよう、ゲートウェイコンポーネント１０６と接続１２０．３を確立するのに必要な情報を有する。
【００２２】
図４に、構成及び設定情報を供給するためのコンピュータ化された方法を説明するフローチャートを示す。このコンピュータ化された方法は、コンピュータ上で実行される１つ以上のプログラムとして、少なくとも部分的に実現されることが好適である。つまり、コンピュータのプロセッサによって、メモリといったコンピュータ可読媒体から実行されるプログラムとして実現されることが好適である。プログラムは、別の（好適な機能が設けられた）コンピュータ上に分配し、インストールし、実行するために、ＲＯＭ、ＲＡＭ、フロッピー（登録商標）ディスク、又は、ＣＤ−ＲＯＭといったコンピュータ可読媒体上に格納可能であることが好適である。「コンピュータ可読媒体」という用語は、ソフトウェアがその上で送信される搬送波を表すためにも使用する。したがって、１つの実施例では、コンピュータプログラムモジュールは、ネットワークデバイスに構成及び設定情報を供給するために、媒体から、コンピュータのプロセッサによって実行される。
【００２３】
本発明の方法は、第１のネットワークの構成データを決定することによって始まる（段階４０２）。本発明は、構成データを決定する、任意の特定のメカニズムに制限されない。一部の実施例では、構成データは、ゲートウェイコンポーネントから読出しされる。構成データは、ゲートウェイコンポーネントのＲＡＭ、ＲＯＭ、及び、他の媒体から直接読出しされることが可能である。別の実施例では、構成データは、ネットワークを介して供給されることが可能である。更に別の実施例では、構成データは、ユーザインタフェースによって供給されることが可能である。
【００２４】
次に、上記方法を実行するシステムは、ネットワークデバイスが、プロキシミティにあることを決定する（段階４０４）。１つの実施例では、ブルートゥースメカニズムを使用して、プロキシミティを決定する。しかし、当業者は、本発明の範囲内において他のプロキシミティ検出メカニズムも可能であることを理解するであろう。
【００２５】
ネットワークデバイスのプロキシミティを検出すると、上記方法を実行するシステムは、第１のネットワークとは別個の第２のネットワークを使用して、ネットワークデバイスとの通信を確立する（段階４０６）。一部の実施例では、第２のネットワーク接続は、有線接続である。別の実施例では、第２のネットワーク接続は、ワイヤレス接続である。送信の範囲を、上記方法を実行するシステムの視野方向内に制限するために、ＩＲネットワーク接続が確立されることが好適である。
【００２６】
次に、第１のネットワークの構成データが、第２のネットワークを介して、ネットワークデバイスに送信される（段階４０８）。一部の実施例では、この構成データには、第１のネットワーク用のＳＳＩＤ、チャネル、及び、暗号鍵が含まれる。当業者は、他の構成データが送信可能であることを理解するであろう。一部の実施例では、構成データは、ネットワークデバイスが、第１のネットワークを用いて通信を開始するのに十分である。
【００２７】
プロキシミティ検出及び構成設定システムを説明した。本願には、特定の実施例を図示し、説明したが、当業者は、同一の目的を達成するよう考えられる任意の装置は、上述の図示した特定の実施例に置き換えることが可能であることを理解するものとする。本出願は、本発明の任意の適応又は変更を含むものとする。従って、本発明は、特許請求の範囲、及び、特許請求の範囲の等価物によってのみ制限されることは明らかである。
【図面の簡単な説明】
【図１Ａ】ネットワークデバイスに、構成設定を自動的に供給する方法を実行する、本発明の１つの実施例によるコンピュータシステムを示すブロック図である。
【図１Ｂ】ネットワークデバイスに、構成設定を自動的に供給する方法を実行する、本発明の別の実施例によるコンピュータシステムを示すブロック図である。
【図２】新しいデバイスのネットワークへの追加を示す、本発明の１つの実施例によるコンピュータシステムを示すブロック図である。
【図３】新しいデバイスが追加された後のシステムを示す、本発明の１つの実施例によるコンピュータシステムを示すブロック図である。
【図４】新しいデバイスをネットワークに追加するための、本発明の１つの実施例による方法を示すフローチャートである。
【符号の説明】
１０２　インターネット
１０４　モデム
１０６　ゲートウェイコンポーネント
１０８　プロキシミティ設定コンポーネント
１１２　追加されるべきネットワークデバイス
１２０、１２０．１、１２０．２　ネットワーク接続
２０２　第２のネットワーク接続

Claims (41)

1. ネットワーク構成を供給するためのコンピュータ化されたシステムであって、
   第１のネットワークプロトコルを用いて、少なくとも１つのネットワークデバイスと通信可能に接続するよう動作可能なゲートウェイコンポーネントと、
   第２のネットワークプロトコルを用いて、第２のネットワークデバイスと通信可能に接続するよう動作可能なプロキシミティ設定コンポーネントとを含み、
   上記プロキシミティ設定コンポーネントは、上記第１のネットワークプロトコルの通信パラメータを、上記第２のネットワークデバイスに供給するよう動作可能であるシステム。
2. 上記第２のネットワークプロトコルは、ワイヤレスプロトコルである請求項１記載のシステム。
3. 上記第２のネットワークプロトコルは、赤外線（ＩＲ）ネットワークプロトコルである請求項１記載のシステム。
4. 上記第２のネットワークプロトコルは、無線周波数（ＲＦ）プロトコルである請求項２記載のシステム。
5. 上記第２のネットワークプロトコルは、ブルートゥースプロトコルである請求項４記載のシステム。
6. 上記第２のネットワークプロトコルは、有線プロトコルである請求項１記載のシステム。
7. 上記第１のネットワークプロトコルは、ＩＥＥＥ８０２．１１ｂプロトコルである請求項１記載のシステム。
8. 上記ゲートウェイコンポーネントは、ワイヤレスアクセスポイントである請求項１記載のシステム。
9. 上記ゲートウェイコンポーネントは、ルータである請求項１記載のシステム。
10. 上記ゲートウェイコンポーネントは、レジデンシャルゲートウェイである請求項１記載のシステム。
11. 上記ゲートウェイコンポーネントは、パーソナルコンピュータである請求項１記載のシステム。
12. 上記プロキシミティ設定コンポーネントは、上記ゲートウェイコンポーネントと一体にされる請求項１記載のシステム。
13. 上記プロキシミティ設定コンポーネントは、上記ゲートウェイコンポーネントから離され、且つ、上記第１のネットワークプロトコルを用いて上記ゲートウェイコンポーネントと通信可能に接続する請求項１記載のシステム。
14. ネットワークデバイスを構成する方法であって、
    第１のネットワークプロトコルのネットワークパラメータセットを決定する段階と、
    上記ネットワークデバイスが近接していることを決定する段階と、
    上記ネットワークパラメータセットを、上記ネットワークデバイスに、第２のネットワークプロトコルを用いて送信する段階とを含む方法。
15. 上記ネットワークパラメータセットは、サービスセットＩＤ（ＳＳＩＤ）、チャネルＩＤ、及び、暗号鍵を含むグループから選択されるネットワークパラメータを含む請求項１４記載の方法。
16. 上記ネットワークデバイスが近接していることを決定する段階は、上記ネットワークデバイスに有線接続を確立する段階を含む請求項１４記載の方法。
17. 上記ネットワークデバイスが近接していることを決定する段階は、上記ネットワークデバイスにワイヤレス接続を確立する段階を含む請求項１４記載の方法。
18. 上記ワイヤレス接続は、赤外線（ＩＲ）接続である請求項１７記載の方法。
19. 上記ワイヤレス接続は、無線周波数（ＲＦ）接続である請求項１７記載の方法。
20. 上記ワイヤレス接続は、ブルートゥースプロトコルを使用する請求項１７記載の方法。
21. ネットワークデバイスを構成する方法であって、
    上記ネットワークデバイスを、プロキシミティ設定コンポーネントのプロキシミティ（近く）に持ち込む段階と、
    第１のネットワークプロトコルによって、上記プロキシミティ設定コンポーネントから、第２のネットワークプロトコルのネットワークパラメータセットを受信する段階とを含む方法。
22. 上記ネットワークパラメータセットは、サービスセットＩＤ（ＳＳＩＤ）、チャネルＩＤ、及び、暗号鍵を含むグループから選択されるネットワークパラメータを含む請求項２１記載の方法。
23. 上記ネットワークデバイスを、上記プロキシミティ設定コンポーネントのプロキシミティに持ち込む段階は、上記ネットワークデバイスと上記プロキシミティ設定コンポーネントとの間に有線接続を確立する段階を含む請求項２１記載の方法。
24. 上記ネットワークデバイスを、上記プロキシミティ設定コンポーネントのプロキシミティに持ち込む段階は、上記ネットワークデバイスと上記プロキシミティ設定コンポーネントとの間にワイヤレス接続を確立する段階を含む請求項２１記載の方法。
25. 上記ワイヤレス接続は、赤外線（ＩＲ）接続である請求項２４記載の方法。
26. 上記ワイヤレス接続は、無線周波数（ＲＦ）接続である請求項２４記載の方法。
27. 上記ワイヤレス接続は、ブルートゥースプロトコルを使用する請求項２４記載の方法。
28. ネットワークデバイスを構成する方法を実行する、コンピュータ実行可能な命令を有するコンピュータ可読媒体であって、
    上記方法は、
    第１のネットワークプロトコルのネットワークパラメータセットを決定する段階と、
    上記ネットワークデバイスが近接していることを決定する段階と、
    上記ネットワークパラメータセットを、上記ネットワークデバイスに、第２のネットワークプロトコルを用いて送信する段階とを含む、媒体。
29. 上記ネットワークパラメータセットは、サービスセットＩＤ（ＳＳＩＤ）、チャネルＩＤ，及び、暗号鍵を含むグループから選択されるネットワークパラメータを含む請求項２８記載のコンピュータ可読媒体。
30. 上記ネットワークデバイスが近接していることを決定する段階は、上記ネットワークデバイスに有線接続を確立する段階を含む請求項２８記載のコンピュータ可読媒体。
31. 上記ネットワークデバイスが近接していることを決定する段階は、上記ネットワークデバイスにワイヤレス接続を確立する段階を含む請求項２８記載のコンピュータ可読媒体。
32. 上記ワイヤレス接続は、赤外線（ＩＲ）接続である請求項３１記載のコンピュータ可読媒体。
33. 上記ワイヤレス接続は、無線周波数（ＲＦ）接続である請求項３１記載のコンピュータ可読媒体。
34. 上記ワイヤレス接続は、ブルートゥースプロトコルを使用する請求項３１記載のコンピュータ可読媒体。
35. ネットワークデバイスを構成する方法を実行する、コンピュータ実行可能な命令を有するコンピュータ可読媒体であって、
    上記方法は、
    上記ネットワークデバイスを、プロキシミティ設定コンポーネントのプロキシミティに持ち込む段階と、
    第１のネットワークプロトコルによって、上記プロキシミティ設定コンポーネントから、第２のネットワークプロトコルのネットワークパラメータセットを受信する段階とを含む、媒体。
36. 上記ネットワークパラメータセットは、サービスセットＩＤ（ＳＳＩＤ）、チャネルＩＤ、及び、暗号鍵を含むグループから選択されるネットワークパラメータを含む請求項３５記載のコンピュータ可読媒体。
37. 上記ネットワークデバイスを、上記プロキシミティ設定コンポーネントのプロキシミティに持ち込む段階は、上記ネットワークデバイスと上記プロキシミティ設定コンポーネントとの間に有線接続を確立する段階を含む請求項３５記載のコンピュータ可読媒体。
38. 上記ネットワークデバイスを、上記プロキシミティ設定コンポーネントのプロキシミティに持ち込む段階は、上記ネットワークデバイスと上記プロキシミティ設定コンポーネントとの間にワイヤレス接続を確立する段階を含む請求項３５記載のコンピュータ可読媒体。
39. 上記ワイヤレス接続は、赤外線（ＩＲ）接続である請求項３８記載のコンピュータ可読媒体。
40. 上記ワイヤレス接続は、無線周波数（ＲＦ）接続である請求項３８記載のコンピュータ可読媒体。
41. 上記ワイヤレス接続は、ブルートゥースプロトコルを使用する請求項３８記載のコンピュータ可読媒体。

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