JP2004007272A - 携帯端末装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】2つの端末本体がヒンジ部で開かれると共にアンテナが伸長された開状態と、2つの端末本体がヒンジ部で閉じられると共にアンテナが収納された閉状態とを、電力を消費することなく、片手での操作によりワンタッチで移行させることができるようにする。
【解決手段】ヒンジ部における上側連結部にヒンジ部ギア112を固着し、そのヒンジ部ギア112と咬合する伝達ギア113と、その伝達ギア113と咬合するラックとしての歯が列設されたスライドバー115とを備える。このことにより、スライドバー115が操作部115aによりスライド操作されると、そのスライドに連動してヒンジ部ギア112が回動し、上側端末本体101を回動させる。また、上記スライドバーはアンテナ108とも連結され、このアンテナ108も上記スライド操作に連動して伸長/収納される。
【選択図】    図6

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、2つの端末本体がヒンジ部を介して開閉可能に連結されてなり、使用時にはその2つの端末本体をヒンジ部により開くとともに、アンテナを伸長させることで好適なアンテナ特性が得られる携帯端末装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
一般に、開閉可能な折り畳み式の携帯端末装置は、図8から図13に示すように構成される。すなわち、液晶表示部204を備えた上側端末本体201と操作釦205を備えた下側端末本体202とがヒンジ部203を介して開閉可能に連結されてなり、使用時にはヒンジ部203により上側端末本体201が開かれると共にアンテナ208が伸長された開状態とされ、収納時(非使用時)にはヒンジ部203により上側端末本体201が閉じられる(折り畳まれる)と共にアンテナ208が収納された閉状態とされるものである。
【0003】
上記のような従来の携帯端末装置では、開状態と閉状態とを互いに移行させる(切り換えさせる)ために、上述のように2つの端末本体のヒンジ部203による開閉とアンテナ208の伸長/収納との2種類の操作を行う必要があり、何れの操作も両手で行うことが必要とされるものであった。この両手が必要とされることの改善は、使用者の使い勝手や操作性といった点からも重要なことであり、こうした折り畳み式の端末装置に関する技術として、例えば特開平8−97891号公報、実用新案登録第3079820号公報が開示されている。
【0004】
まず、特開平8−97891号公報に開示されている「自動オープン式折り畳み携帯電話機」は、2つの筐体がヒンジ部を介して回動自在に結合した折り畳み携帯電話機において、アンテナと筐体のそれぞれについて、一定角度に開かせる付勢手段と、折り畳まれた状態で係止させる係止手段と、その係止手段による係止を解除する係止解除手段とを具備して構成されている。
このように構成することにより、筐体とアンテナとの展開動作をワンタッチで片手のみで行うことができる、としている。
【0005】
また、実用新案登録第3079820号公報に開示されている「電動折り畳み式携帯電話機」は、ディスプレイ側ボディの蝶番部に歯車を設け、電動モータの歯車とその蝶番部の歯車とが噛み合うようにし、その電動モータを回転させる開閉スイッチを設けて構成されている。
このように構成することにより、片手でのスイッチ操作により自動開閉ができる、としている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、上記した特開平8−97891号公報に開示された自動オープン式折り畳み携帯電話機は、開状態から閉状態へ移行する際には使用者が端末本体とアンテナとを両手で操作する必要があり、収納時の利便性まで考慮されたものではない。
【0007】
また、上記した実用新案登録第3079820号公報に開示された電動折り畳み式携帯電話機は、開閉時に電力を消費するため電池の減りが大きいというという問題をもたらしている。さらに、アンテナの伸長/収納に関しては、使用時に使用者が都度両手で伸長して、収納時は使用者が都度両手で収納しなくてはならず、アンテナの伸長や収納を含めた使用者の利便性まで考慮されたものではない。
【0008】
本発明はこのような状況に鑑みてなされたもので、以下の目的を有する。
第1の目的は、2つの端末本体がヒンジ部により開かれると共にアンテナが伸長された開状態と、2つの端末本体がヒンジ部により閉じられる(折り畳まれる)と共にアンテナが収納された閉状態とを、電力を消費することなく、片手での操作によりワンタッチで全てを容易に移行させる(切り換えさせる)ことができる携帯端末装置を提供することである。
【0009】
第2の目的は、使用者がアンテナを伸長/収納させることにより、このアンテナと連動して2つの端末本体も上記の開状態と閉状態とに互いに移行することができ、アンテナを開閉操作の釦として使える利便性をさらにもたらすことができる携帯端末装置を提供することである。
【0010】
【課題を解決するための手段】
かかる目的を達成するために、本発明は以下の特徴を有する。
請求項1記載の発明は、液晶表示部を備えた上側端末本体と、操作釦とアンテナとを備えた下側端末本体とが、液晶表示部と操作釦とが対向するようにヒンジ部を介して開閉可能に連結されてなる携帯端末装置であって、アンテナは下側端末本体からヒンジ部が設けられた方向へ伸長される伸長/収納可能な一軸式であり、上側端末本体には、当該上側端末本体の開閉と連動してヒンジ部と同軸に回動する回動部が設けられ、下側端末本体には、アンテナの伸長/収納と連動してスライドして当該スライドにより回動部を回動させるスライド手段が、アンテナを伸長させる際に回動部を上側端末本体が開状態となるよう回動させるとともに、アンテナを収納させる際に回動部を上側端末本体が閉状態となるよう回動させるように設けられたことを特徴とする。
【0011】
請求項2記載の発明は、上記したスライド手段が、歯車と咬合可能な歯がスライド方向にラックとして列設されたスライドバーと、該ラックにピニオンとして咬合するよう回動可能に設けられて当該回動を回動部に伝達する伝達歯車とを備えてなり、回動部が、伝達歯車と咬合してヒンジ部と同軸に回動するヒンジ部歯車であることを特徴とする。
【0012】
請求項3記載の発明は、上記したスライドバーが、スライド方向への操作を受けてワンタッチで当該スライドバーに開状態と閉状態とを切り換えさせる操作部を、下側端末本体の操作釦に対する側面に露出するよう設けたことを特徴とする。
【0013】
請求項4記載の発明は、上記したヒンジ部が、当該ヒンジ部における回動速度を減速させる減速部が設けられたことを特徴とする。
【0014】
請求項5記載の発明は、上側端末本体が、ヒンジ部に第1の上側連結部と第2の上側連結部とを備え、下側端末本体が、ヒンジ部に第1の下側連結部と第2の下側連結部とを備え、上記したヒンジ部は、第1の上側連結部に回動部が固着されて第1の下側連結部に回動可能に枢結されると共に、当該枢結における回動軸と同一の回動軸により回動可能であるように第2の上側連結部に減速部が固着されて第2の下側連結部に枢結されてなることを特徴とする。
【0015】
請求項6記載の発明は、上記したアンテナが、上側端末本体を回動部により開閉させる開閉操作手段として使用可能に形成されたホイップアンテナであることを特徴とする。
【0016】
【発明の実施の形態】
次に、本発明に係る携帯端末装置を図面を用いて詳細に説明する。図1から図7を参照すると、本発明の一実施形態としての携帯電話装置が示されている。図中、符号115はスライドバーを、符号112はヒンジ部歯車を、符号113は伝達歯車を、それぞれ示す。
【0017】
本発明の実施形態としての携帯電話装置は、図1から図4に示すように、上側端末本体101と下側端末本体102とがヒンジ部103を介して開閉可能に連結されて構成される。
上側端末本体101には、電話番号やメール本文などのテキスト文、画像などを表示する液晶表示部104と、電話における受話部となるレシーバ(小型スピーカ)106とが同一の面に設けられている。下側端末本体102には、電話番号やテキスト文を入力するための操作釦105と、電話における送話部となるマイク107とが同一の面に設けられ、その背面に伸長/収納可能なアンテナ108が設けられている。
上側端末本体101と下側端末本体102とは、上記の液晶表示部104と操作釦105とが対向するように上記のようにヒンジ部103を介して連結され、このことによりヒンジ部により折り畳まれた状態では、外部からの衝撃による操作釦への誤操作や液晶表面へ傷がつくことを未然に防止することができるようになっている。
【0018】
また、図5に示すように、上側端末本体101は内部に上側実装基板110を有し、下側端末本体102は内部に下側実装基板111を有して構成され、この上側実装基板110と下側実装基板111とは、フレキシブルケーブル109を介して接続される。これら基板に実装された所要の電子部品(図示せず)やレシーバ106、マイク107などにより、携帯電話、メールなど周知の機能を実現している。
【0019】
ヒンジ部103は、上側端末本体101と下側端末本体102との組み合わせで構成され、より詳細には図5に示すように、上側端末本体101における第1の上側連結部103aと第2の上側連結部103cと、下側端末本体102における第1の下側連結部103bと第2の下側連結部103dとが、互いに組み合わされて構成される。すなわち、このヒンジ部103は、第1の上側連結部103aにヒンジ部ギア(ヒンジ部歯車)112が固着されて第1の下側連結部103bに回動可能に枢結されると共に、この枢結における回動軸と同一の回動軸により回動可能であるように、第2の上側連結部103cに減速ヒンジ114が固着されて第2の下側連結部103dに枢結されて構成される。この構成により、ヒンジ部103における上側端末本体の部分に、ヒンジ部ギア112と減速ヒンジ114とが、ヒンジ部における回動軸と同軸に回動するよう固定されて設けられることとなる。
なお、このヒンジ部ギア112は、下側端末本体102に対して上側端末本体101をヒンジ部103の回動軸により回動させる回動部として機能する。
また、減速ヒンジ114は、ヒンジ部103における回動速度を減速させるものであり、所要の摩擦係数を有する素材や油圧などにより摩擦の大きい軸受け構造を提供するものである。この減速ヒンジ114により、片側軸受けと開状態時の上側端末本体101の制止トルクを発生させ、回転時安定性を持たせることが可能となる。
【0020】
スライド手段は、使用者によりスライドされることによりヒンジ部ギア112を回動させるものであり、歯車と咬合可能な歯がスライド方向にラックとして列設されたスライドバー115と、このスライドバー115とヒンジ部ギア112との間に位置する伝達ギア(伝達歯車)113とを有して構成される。この伝達ギア113は、スライドバー115における上記したラックの歯とピニオンとして咬合して回動すると共に、ヒンジ部ギア112と咬合して回動するよう設けられている。
このことにより、スライドバーによるスライド方向への動作がラック−ピニオン方式により伝達ギア113の回動となり、その回動によりヒンジ部ギア112が回動されることとなる。すなわち、スライドバーがスライド方向へ移動する動作にヒンジ部ギア112の回動が連動することとなる。
【0021】
また、スライドバーには、使用者がスライド方向への操作を行うための操作部115aが、下側端末本体102の操作釦105に対する側面に露出するよう設けられている。本実施形態ではこの操作部115aは、使用者が下側端末本体102を片手に持って操作釦105を操作する際の保持方向(操作釦105の操作方向)に対して右側の側面に露出されている。このことにより、使用者が右利きであれば、右手の手のひらで下側端末本体102を保持した状態から親指一本でこの操作部115aを操作することができる。
なお、上記した右側の側面に露出させる構成は、左側の側面に露出させる構成としてもよい。この構成によれば、左利きの使用者に対して、左手の手のひらで下側端末本体102を保持した状態から左手の親指一本でこの操作部115aを操作することができる。
【0022】
アンテナ108は、図2に示すように、下側端末本体102における操作釦102に対する背面に、上部より突出された状態で伸長/収納可能に取り付けられている。
このアンテナ108は、図6、図7に示すように、一軸式(多段式でない)の剛体棒の先端部に膨らんだ部分が設けられたホイップアンテナであり、この剛体棒の他端はホイップアンテナ終端連結具116によりスライドバー115と連結されている。この連結により、スライドバー115が上下運動(スライド方向に動作)するとアンテナ108も上下運動(伸長/収納)するという連結構造を持たせることとなっている。
【0023】
上述のように、スライドバー115は、スライド方向への動作(スライド操作)が伝達ギア113を介してヒンジ部ギア112の回動と連動すると共に、そのスライド方向への動作がアンテナ108の上下運動にも連動するよう構成される。さらにヒンジ部ギア112は、上記したように第1の上側連結部103aに固着されたことにより上側端末本体101をヒンジ部103の回動軸により回動させる回動部として機能するため、上記したスライドバー115のスライド方向への移動動作は、上側端末本体101のヒンジ部103による回動とアンテナ108の上下運動とに連動することとなる。
【0024】
本実施形態としての携帯電話装置は、上記のように構成されることにより、使用者が操作部115aによりスライドバー115をスライド操作することで、そのスライド動作が上側端末本体101のヒンジ部103による回動とアンテナ108の上下運動とに連動することとなる。このことにより、上側端末本体101と下側端末本体102とがヒンジ部103により閉じられる(折り畳まれる)と共にアンテナ108が収納された閉状態から、この2つの端末本体がヒンジ部103により開かれると共にアンテナ108が伸長された開状態への移行を、使用者は操作部115aをアンテナ108を伸長させる方向にスライド操作させるだけでワンタッチで行うことができる。
すなわち、操作部115aがアンテナ108を伸長させる方向にスライドされることにより、スライドバー115のラック部分が伝達ギア113と咬合してその伝達ギア113を図6、図7における反時計方向に回動させ、このことによりヒンジ部ギア112が伝達ギア113との咬合により図6、図7における時計方向に回動され、上側端末本体101が下側端末本体102に対して開かれると共に、スライドバー115のスライド動作がホイップアンテナ終端連結具116を介してアンテナ108を伸長させることとなり、ワンタッチで上記した閉状態から上記した開状態へ移行することとなる。
また、アンテナ108を手で掴むなどして伸長させることによっても、その伸長操作によりホイップアンテナ終端連結具116を介してスライドバー115がスライドされ、同様に上記した閉状態から開状態に移行させることができる。
【0025】
また、上記した開状態から上記した閉状態へ移行させる場合にも、使用者は操作部115aをアンテナ108を収納させる方向にスライド操作させるだけでワンタッチで移行させることができる。
すなわち、操作部115aがアンテナ108を収納させる方向にスライドされることにより、スライドバー115のラック部分が伝達ギア113と咬合してその伝達ギア113を図6、図7における時計方向に回動させ、このことによりヒンジ部ギア112が伝達ギア113との咬合により図6、図7における反時計方向に回動され、上側端末本体101が下側端末本体102に対して閉じられると共に、スライドバー115のスライド動作がホイップアンテナ終端連結具116を介してアンテナ108を収納させることとなり、ワンタッチで上記した開状態から上記した閉状態へ移行することとなる。
また、アンテナ108を手で掴むなどして収納させることによっても、その収納操作によりホイップアンテナ終端連結具116を介してスライドバー115がスライドされ、同様に上記した閉状態から開状態に移行させることができる。
【0026】
上記した開状態と閉状態との移行の際にも、上述したようにヒンジ部103が第2の下側連結部103dに枢結される第2の上側連結部103cに減速ヒンジ114を固着して構成されるため、この開状態と閉状態との移行の際に使用者が強く力を入れることが仮にあったとしても、その力による衝撃を緩和することができる。
すなわち、例えば、使用者がアンテナ108を強く引っ張ったり、操作部115aを強く操作したりしても、上側端末本体101が急に開くことによる衝撃を緩和することができる。このことにより、急に開閉することによる端末本体の破損を未然に防止することができると共に、操作する手に適度な手応え感を与えることができる。
【0027】
【発明の効果】
以上のように本発明は、スライド手段が、アンテナの伸長/収納と連動してスライドされると共に、そのスライドにより回動部を回動させて上側端末本体をヒンジ部により回動させるよう構成される。このことにより、2つの端末本体がヒンジ部により開かれると共にアンテナが伸長された開状態と、2つの端末本体がヒンジ部により閉じられる(折り畳まれる)と共にアンテナが収納された閉状態とを、電力を消費することなく、片手での操作によりワンタッチで全てを容易に移行させる(切り換えさせる)ことができる。また、このワンタッチでの移行(切り換え)を、モータなどの電動部品を必要とせずに行うことができる。
【0028】
また、ワンタッチで開状態と閉状態とを切り換えさせる操作部をスライドバーに設けることにより、このスライドバーを片手で容易に操作することができるようになる。このスライド操作に上側端末本体とアンテナ部が連動するため、ワンタッチで閉状態から開状態に移行させることができる。
【0029】
また、減速部を軸受けに有することにより、この開状態と閉状態との移行の際に使用者が強く力を入れることが仮にあったとしても、その力により端末本体にかかる衝撃を緩和することができ、端末本体の破損を未然に防止することができると共に、操作する手に適度な手応え感を与えることができる。
【0030】
また、アンテナを一軸式のホイップアンテナとすることにより、使用者がアンテナを操作して伸長/収納させる際にも膨らんだ部分により操作性の向上をもたらすことができ、その操作によりこのアンテナと連動して2つの端末本体の開状態と閉状態とを切り換えることができ、アンテナを開閉操作の釦として操作性よく使える利便性をさらにもたらすことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施形態としての携帯電話装置の開状態における概要を示す正面図である。
【図2】同、右側面図である。
【図3】同、斜視図である。
【図4】同携帯電話装置の閉状態における概要を示す斜視図である。
【図5】同携帯電話装置のA−A断面における構成を模式的に示す図である。
【図6】同携帯電話装置の開状態でのB−B断面における構成を模式的に示す図である。
【図7】同携帯電話装置の閉状態でのB−B断面における構成を模式的に示す図である。
【図8】従来の携帯電話装置の開状態における概要を示す正面図である。
【図9】同、右側面図である。
【図10】同、斜視図である。
【図11】同携帯電話装置の閉状態における概要を示す斜視図である。
【図12】同携帯電話装置のC−C断面における構成を模式的に示す図である。
【図13】同携帯電話装置のD−D断面における構成を模式的に示す図である。
【符号の説明】
101、201 上側端末本体
102、202 下側端末本体
103、203 ヒンジ部
103a 第1の上側連結部
103b 第1の下側連結部
103c 第2の上側連結部
103d 第2の下側連結部
104、204 液晶表示部
105、205 操作釦
106、206 レシーバ
107、207 マイク
108、208 ホイップアンテナ
109、209 フレキシブルケーブル
110、210 上側実装基板
111、211 下側実装基板
112 ヒンジ部ギア(ヒンジ部歯車)
113 伝達ギア(伝達歯車)
114 減速ヒンジ(減速部)
115 スライドバー
115a 操作部
116 ホイップアンテナ終端連結具

Claims (6)

  1. 液晶表示部を備えた上側端末本体と、操作釦とアンテナとを備えた下側端末本体とが、前記液晶表示部と前記操作釦とが対向するようにヒンジ部を介して開閉可能に連結されてなる携帯端末装置であって、
    前記アンテナは前記下側端末本体から前記ヒンジ部が設けられた方向へ伸長される伸長/収納可能な一軸式であり、
    前記上側端末本体には、当該上側端末本体の開閉と連動して前記ヒンジ部と同軸に回動する回動部が設けられ、
    前記下側端末本体には、前記アンテナの伸長/収納と連動してスライドして当該スライドにより前記回動部を回動させるスライド手段が、前記アンテナを伸長させる際に前記回動部を前記上側端末本体が開状態となるよう回動させるとともに、前記アンテナを収納させる際に前記回動部を前記上側端末本体が閉状態となるよう回動させるように設けられたことを特徴とする携帯端末装置。
  2. 前記スライド手段は、歯車と咬合可能な歯がスライド方向にラックとして列設されたスライドバーと、該ラックにピニオンとして咬合するよう回動可能に設けられて当該回動を前記回動部に伝達する伝達歯車とを備えてなり、
    前記回動部は、前記伝達歯車と咬合して前記ヒンジ部と同軸に回動するヒンジ部歯車であることを特徴とする請求項1記載の携帯端末装置。
  3. 前記スライドバーは、スライド方向への操作を受けてワンタッチで当該スライドバーに前記開状態と前記閉状態とを切り換えさせる操作部を、前記下側端末本体の前記操作釦に対する側面に露出するよう設けたことを特徴とする請求項2記載の携帯端末装置。
  4. 前記ヒンジ部は、当該ヒンジ部における回動速度を減速させる減速部が設けられたことを特徴とする請求項1から3の何れか1項に記載の携帯端末装置。
  5. 前記上側端末本体は、前記ヒンジ部に第1の上側連結部と第2の上側連結部とを備え、
    前記下側端末本体は、前記ヒンジ部に第1の下側連結部と第2の下側連結部とを備え、
    前記ヒンジ部は、前記第1の上側連結部に前記回動部が固着されて前記第1の下側連結部に回動可能に枢結されると共に、当該枢結における回動軸と同一の回動軸により回動可能であるように前記第2の上側連結部に前記減速部が固着されて前記第2の下側連結部に枢結されてなることを特徴とする請求項4記載の携帯端末装置。
  6. 前記アンテナは、前記上側端末本体を前記回動部により開閉させる開閉操作手段として使用可能に形成されたホイップアンテナであることを特徴とする請求項1から5の何れか1項に記載の携帯端末装置。
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