JP2004006186A - 噴射型イオン生成装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】安定したコロナ放電により空気放出部から空気イオンを噴射させることが可能な噴射型イオン生成装置を提供する。
【解決手段】各放電電極16,16は、その針先16a,16aの手前を空気供給孔14,14からの出射される空気が通過するように配置されている。空気供給部13,13から出射された低い気圧の空気の流路付近では、その空気の流れる方向に沿って引き込まれる気流が形成される。つまり、この空気供給部13,13からの空気の流路の中心軸領域は、イオン生成室内の他の領域に比べて気圧が低い、いわゆる負圧領域となる。従って、たとえイオン生成室10全体の気圧が上昇するような場合でも、放電電極16,16の針先16a,16a周囲の気圧上昇を抑えることができ、もって安定したコロナ放電を行うことが可能になる。
【選択図】 図2

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、放電電極に電圧を印加しコロナ放電させることで発生したイオンを外部に噴射する噴射型イオン生成装置に関する。
【0002】
【従来の技術及び発明が解決しようとする課題】
従来、この種の噴射型イオン生成装置として、例えば特開2000−138090に開示されたものがある。これは、空気吸入口及び空気放出口を有するイオン生成室内の略中央に配された放電電極と接地電極との間に交流高電圧を印加することで発生するコロナ放電により空気イオンを生成させて、前記空気吸入口から空気を送り込むことで、空気イオンを空気放出口側に導き、この空気放出口に連なる噴射チューブを介して外部に噴射させるよう構成されている。
【0003】
ところで、噴射チューブの先端の噴射口から多量の空気イオンを噴射させるためには、イオン生成室内に十分な空気を空気吸入口から供給する必要がある。
ところが、噴射チューブには、その噴射口からの空気イオンの噴射力をある程度高くするために、イオン生成室内の断面に比べて細いものが使用されており、噴射チューブ内での管路抵抗等による圧力損失によってイオン生成室の気圧が高くなってしまう。ここで、コロナ放電を発生するための必要電圧(以下、「放電開始電圧」)は気圧に略比例するから、イオン発生室内の気圧の上昇に伴って放電開始電圧レベルが上昇し、コロナ放電が不安定になってしまうという問題があった。
【0004】
勿論、空気吸入口からの空気の供給量に応じて放電電極及び接地電極間の印加電圧を高くする方法も考えられるが、コロナ放電によるイオン生成に伴って生じる有害なオゾンの発生量は、前記放電開始電圧の上昇に伴って急激に増大するため妥当な方法とはいえない。
【0005】
また、通常の噴射型イオン生成装置では、放電電極に交流電圧を印加して空気イオンの正及び負のイオンを交互に出力するものがある。このようなものにおいては、噴射チューブ先端からより多くの空気イオン(正及び負のイオン)を噴射するための方法として、上記印加電圧を上げる方法以外に、空気イオン(正及び負のイオン)の生成時間を長くする、つまり、印加電圧の周波数を低くしてコロナ放電によるイオン生成量を増やす生成方法を用いることで、空気吸入口からの空気の供給量を高めることなく、噴射チューブの噴射口からの空気イオン(正及び負のイオン)の噴射量を増大させることが可能となる。しかしながら、このように周波数を低くすると、同極性イオンがイオン生成室内の空気放出口付近に滞留し、放電電極の先端の電界が低くなり、これにより前記放電開始電圧が上昇してしまい、やはり安定してコロナ放電が行えないという問題が生じる。
【0006】
本発明は、上記事情に鑑みてなされたもので、その目的は、安定したコロナ放電により空気放出部から空気イオンを噴射させることが可能な噴射型イオン生成装置を提供するところにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するため、請求項1の発明に係る噴射型イオン生成装置は、放電電極と、その放電電極に電圧を印加してコロナ放電を発生させる電圧電源と、空気供給孔を有し、前記放電電極でのコロナ放電により正負の空気イオンが生成されるイオン生成室と、前記空気供給口から前記イオン生成室内に空気を供給する空気流供給手段と、前記イオン生成室に連通し、前記空気流供給手段から供給された空気により前記イオン生成室内で生成された前記正負の空気イオンを放出し、前記イオン生成室よりも空気流の圧力損失が大きい空気放出部とを備えた噴射型イオン生成装置において、前記空気供給孔は、その空気供給孔から前記イオン生成室に出射される空気流の出射方向が、前記放電電極に向かず、かつ、前記放電電極の先端部近傍を通過するように構成されるところに特徴を有する。
なお、上記構成の一例として、放電電極と、その放電電極に電圧を印加してコロナ放電を発生させる電圧電源と、空気供給孔を有し、前記放電電極でのコロナ放電により正負の空気イオンが生成されるイオン生成室と、前記空気供給口から前記イオン生成室内に空気を供給する空気流供給手段と、前記イオン生成室に連通し、前記空気流供給手段から供給された空気により前記イオン生成室内で生成された前記正負の空気イオンを放出し、前記イオン生成室よりも空気流の圧力損失が大きい空気放出部とを備えた噴射型イオン生成装置において、前記放電電極は、その針先が、前記空気供給孔から出射される空気に引き込まれる気流内に位置するように配されていることを特徴とする構成が挙げられる。
【0008】
請求項2の発明に係る発明は、請求項1に記載の噴射型イオン生成装置において、前記放電電極は、その針先が前記空気供給孔の開口内に位置するように配されているところに特徴を有する。
【0009】
請求項3の発明は、請求項1又は請求項2に記載の噴射型イオン生成装置において、前記イオン生成室内において、前記空気放出部の手前から、その空気放出部内に向けて空気を出射する空気送出手段が設けられているところに特徴を有する。
請求項4の発明は、請求項1ないし請求項3に記載の噴射型イオン生成装置において、前記空気放出部は、細長い屈曲可能な中空管で構成されているところに特徴を有する。
【0010】
請求項5の発明は、放電電極と、その放電電極に電圧を印加してコロナ放電を発生させる電圧電源と、空気供給孔を有し、前記放電電極でのコロナ放電により正負の空気イオンが生成されるイオン生成室と、前記空気供給孔から前記イオン生成室内に空気を供給する空気流供給手段と、前記イオン生成室に連通し、前記空気流供給手段から供給された空気により前記イオン生成室内で生成された前記正負の空気イオンを放出する空気放出部とを備えた噴射型イオン生成装置において、前記イオン生成室と前記空気放出部とは筒状に形成されており、前記放電電極は前記イオン生成室の内壁面から離れて配され、前記空気供給孔は、前記イオン生成室の内壁面に近接して配されて、その空気供給孔から前記イオン生成室に出射される空気流が、前記イオン生成室の前記放電電極端側から前記空気放出部側へ内壁面に沿って噴射するように構成されているところに特徴を有する。
【0011】
請求項6の発明は、請求項5に記載の発明において、前記空気供給孔は、前記イオン生成室の内壁全周に亘って複数形成されているところに特徴を有する。
【0012】
【発明の作用及び効果】
例えば、空気供給孔からそれより径大なイオン生成室内に空気を出射し、放電電極に電圧を印加しコロナ放電させることでイオン生成室内に発生したイオンを、そのイオン生成室より径小な噴射チューブ(空気放出部に相当)を介してイオン生成室の外部に噴射するよう構成されたものでは、噴射チューブがイオン生成室に比べて径小であるために、空気供給孔からの空気の供給量によっては、その噴射チューブ内での圧力損失によりイオン生成室内の気圧が上昇し得る。なお、噴射チューブがイオン生成室に比べて径小な場合に限らず、例えばイオン生成室とほぼ同径であってもその長さが比較的長いものや、噴射チューブではなくイオン生成室がテーパ状に細くなって、その先端に形成された噴射口から空気イオンを外部に噴射するような構成のものであっても、やはりイオン生成室内の気圧が上昇し得る。
【0013】
<請求項1の発明>
そこで、請求項1の構成では、空気供給孔を、その空気供給孔からイオン生成室に出射される空気流の出射方向が、放電電極に向かず、かつ、前記放電電極の先端部近傍を通過するように配する構成とした。空気供給孔から出射される空気流の流路付近では、その空気流に引き込まれる気流が発生し、この気流内の領域は、イオン生成室内の他の領域に比べて気圧が低い、いわゆる負圧領域となる。従って、たとえイオン生成室全体の気圧が上昇するような場合であっても、放電電極の針先周囲については、少なくとも気圧上昇を抑えることができ、もって安定したコロナ放電を行うことが可能になる。
【0014】
<請求項2の発明>
また、請求項2の構成では、放電電極を、その針先が空気供給孔の開口内に位置するように配した構成とした。空気供給孔は、イオン生成室に比べて径小となっているので、その空気供給孔の開口内での気流速度は、イオン発生室内の他の部分の気流速度に比べて速くなる。このことは、空気供給孔の開口内での気圧が、イオン生成室の他の部分に比べて低くなることを意味する。従って、その空気供給孔の開口内に、針先が位置するように放電電極を配置することで、その針先の周囲はイオン生成室において負圧領域となり、もって空気放出部の噴射口からの空気イオンの噴射量を増大させるために空気供給孔からの空気の供給量を多くしても安定してコロナ放電を行うことが可能になる。
【0015】
<請求項3の発明>
請求項3の構成によれば、空気送出手段により、空気放出孔の手前からその空気放出孔内に向けて空気を出射し、空気供給孔から出射された空気を外部に送り出すよう構成した。
このような構成であれば、空気供給孔からの空気により空気放出孔付近まで運ばれたイオンを、更に空気送出手段によって空気放出孔内に押し込むことができ、もって外部へのイオンの噴射力を高めることができる。つまり、放電電極におけるコロナ放電の安定化を図りつつ、外部へのイオンの噴射力を高めることができる。
<請求項4の発明>
空気放出部が、細長い屈曲可能な中空管で構成されたものでは、その空気放出部での管路抵抗、摩擦損失等の圧力損失がより大きくなるが、このような構成のものに対しても、上記各構成を用いることでコロナ放電を安定して行えるという効果を得ることができる。
【0016】
<請求項5の発明>
空気供給孔からの空気流をイオン生成室の内壁面に沿って噴射すると、空気流はその内壁面に沿いつつ、空気放出部に向かって流れる。このように、流体が壁面に沿って流れると、この流体は壁面から離れる方向の拡散が抑制される、といういわゆるコアンダ効果が生ずる。これより、放電電極の周囲には内壁面に沿って流れる空気流に引き込まれるような気流が発生して負圧領域が形成される。これにより、イオン生成室の気圧上昇を抑えると共に、放電電極周囲の気圧を低下させ、もって、安定したコロナ放電を行なうことが可能となる。
【0017】
<請求項6の発明>
各空気供給孔から噴射した空気流はコアンダ効果より、イオン生成室の内壁面から離れる方向への拡散が抑制されるから、各空気供給孔から噴射した空気流は放電電極から離れたところで混合される。従って、放電電極はその周囲を空気流に覆われることとなり、この結果、放電電極周囲の負圧領域はより安定的に形成されて、一層安定したコロナ放電を行なうことができる。
【0018】
【発明の実施の形態】
<第1実施形態>
本発明の第1実施形態を図1及び図2によって説明する。
本実施形態に係る噴射型イオン生成装置は、直流高電圧電源により正極性及び負極性の直流高電圧がそれぞれ印加される正負1対の放電電極を備えた、いわゆる直流電圧印加タイプのものである。そして、それら各放電電極でのコロナ放電によりイオン生成室内に発生したイオンを、空気供給孔からイオン生成室内に空気を出射することで噴射ノズルに連なる導風管側へ導き出するようにして、その噴射ノズルから噴射させるよう構成されている。
【0019】
図1には本実施形態の具体的構成が示されている。イオン生成室10は、すり鉢状(先端先細状)の壁面を有し、その先端側に空気放出孔11が形成されている。また、その空気放出孔11は、例えば屈曲可能な噴射ノズル12の一端側に装着された導風接続部12aが螺着され、これによりイオン生成室10と、噴射ノズル12(導風部)とが連通している。
【0020】
次いで、イオン生成室10のうち前記空気放出孔11の対向壁面には、図示しない気体供給手段から供給される空気をイオン生成室10内に高速で出射する1対の空気供給部13,13が、それぞれの空気供給孔14,14を空気放出孔11に向けて配されている。このような構成により、各空気供給部13,13から出射された空気は、図2に示すように、イオン生成室10内の前記すり鉢状の壁面に沿って空気放出孔11に導かれることになる。なお、両空気供給部13,13から出射された空気の流路が交差する箇所に、それらの空気を空気放出孔11側に導くための1対のテーパ状の案内曲面を有する空気案内部材15(図2では、点線で示してある)を設けることで、より効率よく噴射ノズル12側に空気を送り込むことができる。
【0021】
そして、前記対向壁面には、その1対の空気供給部13,13のそれぞれの内側に、針先16a,16aを空気放出孔11側に向けて配された正負1対の放電電極16,16が先端部分を露出させた状態で埋設されており、その針先16a,16aが、空気供給部13,13の空気供給孔14,14の近傍に位置するよう位置調整されている。より詳しくは、各放電電極16,16は、その針先16a,16aの手前を空気供給孔14,14からの出射される空気が通過するように配置されている。両放電電極16,16に対して、図示しない直流高電圧電源より正極性及び負極性の直流高電圧をそれぞれ印加することで、コロナ放電により正、負のイオンをイオン生成室10内に発生させることができる。
【0022】
さて、以上のような構成により放電電極16,16によるコロナ放電によりイオン生成室10内に発生したイオンは、前記1対の空気供給部13,13から出射される空気により空気放出孔11側に導かれ、それに連通する噴射ノズル12を介して外部に噴射されることになる。この際、本実施形態においても、噴射ノズル12での管路抵抗等の圧力損失によりイオン生成室10内の気圧が上昇し得る。特に本実施形態における噴射ノズルは屈曲可能であるため、その屈曲状態によって圧力損失が大きくなり、イオン生成室10での気圧の上昇がより顕著になる。上述したように本実施形態では、放電電極16,16の針先16a,16a手前を空気供給部13,13からの空気が通過するよう構成した(請求項1でいう「空気供給孔からの空気流の出射方向が、放電電極に向かず」の構成に相当)。ここで、図2に示すように、空気供給部13,13から出射された低い気圧の空気の流路付近では、その空気の流れる方向に沿って引き込まれる気流(同図中では、その流れを矢印で示してある)が形成される。つまり、この空気供給部13,13からの空気の流路の中心軸領域は、イオン生成室内の他の領域に比べて気圧が低い、いわゆる負圧領域となっている。特に本実施形態では、放電電極16,16の針先16a,16aを、前記空気の気流速度が一番速い空気供給孔14,14の近傍に配した構成としたので、針先16a,16a周囲を効果的に負圧領域にして、針先16a,16aから発生した空気イオン(正及び負のイオン)を、気圧の低い空気供給部13,13からの気流に引き込んで空気放出孔11へ導くことができる。
【0023】
このような構成であれば、たとえイオン生成室10全体の気圧が上昇するような場合であっても、放電電極16,16の針先16a,16a周囲については、少なくとも気圧上昇を抑えることができ、もって安定したコロナ放電を行うことが可能になる。
【0024】
<第2実施形態>
図3及び図4は、第2実施形態を示す。前記実施形態との相違は、接地電極板20を設けたところにあり、その他の点は前記第1実施形態と同様である。従って、第1実施形態と同一符号を付して重複する説明を省略し、異なるところのみを次に説明する。
図3及び図4に示すように、イオン生成室10のうち放電電極16,16の周囲壁面には、その放電電極16,16を包囲するように、図示しない接地線を介して接地された接地電極板20が敷設されこのている。このような構成であれば、接地電極板20に対して各放電電極16,16の針先16a,16aをより高い電位差にすることで、コロナ放電のより安定化を図ることができる。
【0025】
<第3実施形態>
図5は、第3実施形態を示す。前記各実施形態では、各放電電極16,16を、その針先16a,16aが空気放出孔11側に向いた状態で、空気放出孔11の対向壁面に埋設した構成としたが、本実施形態では、図5に示すように、両放電電極16,16を、互いの先端が対向するようにしてイオン生成室10の周側面に埋設した構成としている。そして、やはり前記第1実施形態同様、それらの針先16a,16aが、空気供給部13,13の空気供給孔14,14の近傍に位置するよう位置調整されている。
【0026】
このような構成においても、たとえイオン生成室10全体の気圧が上昇するような場合に、放電電極16,16の針先16a,16a周囲については、少なくとも気圧上昇を抑えることができ、もって安定したコロナ放電を行うことが可能になる。
【0027】
<第4実施形態>
図6は、第4実施形態を示す。前記第1実施形態との相違は、前記両空気供給部13,13からの空気を空気放出孔11内に送り込むための主空気供給部30を設けたところにあり、その他の点は前記第1実施形態と同様である。従って、第1実施形態と同一符号を付して重複する説明を省略し、異なるところのみを次に説明する。
【0028】
図6に示すように、本実施形態では、前記両空気供給部13,13(以下、本実施形態説明において「副空気供給部13,13」という)からの空気の交差位置付近から空気放出孔11に向けて空気を出射する主空気供給部30が設けられている。本実施形態は、例えば、空気供給手段に連なる供給路31が、その途中で、各副空気供給部13,13側及び主空気供給部30側に分岐され、その分岐前の供給路31と、分岐後の主空気供給部30に連なる供給路31にそれぞれ第1及び第2の調整弁32,33が設けられ、これらの調整弁32,33により両副空気供給部13,13側への空気と、主空気供給部30側への空気との出射流量比が調整できるよう構成されている。なお、本実施形態では、両副空気供給部13,13側への空気の出射流量より、主空気供給部30側への空気の出射流量の方が多くなるよう調整され、イオン生成室10内の気圧の上昇を抑制するようにしてある。
【0029】
このような構成であれば、各副空気供給部13,13からの空気により空気放出孔11付近まで運ばれたイオンを、更に主空気供給部30から出射する空気によって噴射ノズル12内へ押し込むことができ、噴射ノズル12からのイオンの噴射力を高めることができる。従って、前記第1及び第2の調整弁32,33の調整により、放電電極16,16におけるコロナ放電の安定化を図りつつ、噴射ノズル12からのイオンの噴射力を高めることができる。
【0030】
<第5実施形態>
本発明の第5実施形態を図7によって説明する。
本実施形態に係る噴射型イオン生成装置は、放電電極と接地電極とを備えて、これらの間に交流高電圧電源により交流高電圧を印加する、いわゆる交流電圧印加タイプのものである。そして、放電電極でのコロナ放電によりイオン生成室内に発生したイオンを、空気供給孔からイオン生成室内に空気を出射することで導風管側へ導き出するよう構成されている。
【0031】
図7には本実施形態の具体的構成が示されている。円柱状のイオン生成室40の一端側が、それより径が小さい導風管41の管内にテーパ部を介して連通し、他端側が、空気供給手段42からの空気の供給路43に連なる空気供給部44の管路に連通している。この空気供給部44の管路は、その先端側が先細状になっており、かつ、その先端開口部44aの内径が、やはりイオン生成室40のそれより小さくなるよう形成されている。また、接地電極45は環状をなし、イオン生成室40と導風管41との接続部分に設けられ、放電電極46は、その針先46aが導風管41側に向けられ、かつ、前記空気供給部44の開口部44a内に位置するように設けられている。なお、請求項1でいう「空気供給孔からの空気流の出射方向が、放電電極に向かず」とは、空気供給孔からの空気流の出射方向が直接放電電極の針先に向いていない構成を意味し、本実施形態のように放電電極46を空気供給部44の管内に配して、空気供給部44からの空気流を放電電極の後方から供給する構成も含む意味である。
【0032】
ここで、空気供給部44の開口部44aは、前述したようにイオン生成室40内よりも径が小さく、即ち断面面積が小さくなるよう構成されているから、その部分での空気の気流速度は、イオン生成室40内の他の部分での空気の気流速度に比べて速くなる。このことは、前記開口部44a付近、即ち、放電電極46の針先46a周囲の領域の気圧が、イオン生成室40の他の領域の気圧に比べて低くなることを意味する。従って、たとえ導風管41内の管路抵抗等の圧力損失によりイオン生成室40内の気圧が上昇するようなことがあっても、放電電極46の針先46a周囲については、少なくとも気圧上昇を抑えることができ、もって安定したコロナ放電を行うことが可能になる。
【0033】
<第6実施形態>
上記第5実施形態では、放電電極46の針先46aを、空気供給部44の開口部44a内に配置した構成を説明したが、図8に示すように、放電電極50を、その針先50a部分が露出した状態でイオン生成室53の壁面に埋設し、図示しない空気供給手段からの供給路51に連通する複数の空気供給孔52を、その針先50a部分を囲むように配した構成であっても良い。
このような構成であっても、各空気供給孔52付近、即ち、放電電極50の針先50a周囲の気流が各空気供給孔52からの空気流に引き込まれ、もって放電電極50の針先50a周囲を、イオン生成室53の領域に比べて低い気圧、つまり負圧領域にすることができ、もって安定したコロナ放電を行うことが可能になる。
【0034】
<第7実施形態>
本発明の第7実施形態について図9から図14を参照して説明する。尚、図9の矢印Aの方向を前方とする。
本実施形態の噴射型イオン生成装置は、第5実施形態と同様、交流電圧印加タイプのものである。このイオン生成装置は本体部6に正負のイオンを生成するイオン生成器7と、イオン生成器7に空気流を供給する空気流供給手段8と、放電電極16に交流電圧を印加する電源供給部9とが備えられている。
空気流供給手段8は本体部6のハウジングに取りつけられて、イオン生成器7の空気流導入孔77(後述する)へ連なる導風路61に空気流を送りこむようにされている。また、円筒状をなすイオン生成器7は、本体部6に形成されている収容凹部62にその全長の略半分が収容されており、ホルダ63によって本体部6に固定された状態とされている。また、電源供給部9からは電極板9Aが導出されて、放電電極16に接触した状態とされていると共に、他方の電極板(図示せず、接地電極に相当)がホルダ63に接触されている。
【0035】
次に、イオン生成器7の構成について説明する。イオン生成器7は、筒部材71と、この筒部材71の一端側に圧入される電極保持部材72とから構成されている。筒部材71はPFA(フッ素樹脂)製であって円筒状をなし後側の開口部71Aに電極保持部材72の径小部75(後述する)が圧入され、前側の開口部71B(請求項に記載の空気放出部に相当)から空気流と共にイオンが放出されるようになっている。また、筒部材71内はコロナ放電が行なわれる開放空間71C(請求項5及び請求項6に記載のイオン生成室に相当)とされている。
【0036】
一方、電極保持部材72は、全体として円柱状をなしており、軸方向に沿って中心部分を円形に貫いた電極保持孔73が形成されている。また、段部74を境にして径小部75と、この径小部よりも前後方向に若干長い径大部76とが形成されている。径小部75は筒部材71に圧入されていると共に、段部74が筒部材71に当接されることによって、所定の挿入深さとされている。
そして、電極保持孔73には放電電極16が嵌めこまれており、針先16Aが径小部75側から突き出されると共に、この針先16Aと反対側の基端部が径大部側から突き出された状態とされている。
【0037】
径大部76には軸方向に沿って貫通された空気導入孔77が計4本形成されている。各空気導入孔77は電線保持孔73を中心として、径方向にぞれぞれ同一距離の位置にあって、かつ、周方向に等間隔で配されている。
径小部75には、空気導入孔77から連なる空気供給溝78が、やはり軸方向に沿って前後方向全域に亘って形成されており、筒部材71の内壁面と共に筒状の空間(請求項5及び6に記載の空気供給孔に相当する。以下、空気供給孔78Aと呼ぶ)を形成している。これによって、空気供給孔78Aからは、筒部材71の内壁面に沿った方向に空気流が噴射される。
【0038】
次に、本実施形態の作用について説明する。
放電電極16のコロナ放電により開放空間71Cで発生したイオンは、空気供給孔78Aから出射される空気流により筒部材71の開口部71Bから外部に噴射される。
ここで、図14に示すように、各空気供給孔78Aから噴射された空気は筒部材71内壁に沿いつつ、序々に内壁から離れる方向にも拡散しながら開口部71Bに流れる。しかしながら、空気流が壁面に沿って流れると、この空気流は壁面から離れる方向への拡散が抑制される、といういわゆるコアンダ効果により、各空気供給孔78Aから噴射された空気は、針先16Aよりも開口部71B側で混合されるようになる。この結果、各空気供給孔78Aから噴射された空気流は全体として針先16Aを覆うように流れる。
【0039】
以上、本実施形態によれば、筒部材71を一定の径で形成したことにより、圧力損失の発生を回避して、開放空間内の気圧上昇を抑え、さらには、針先16Aを覆うように空気流を噴流させるようにしたことにより、針先16A周囲の負圧領域を安定的に形成しているから、一層安定してコロナ放電を行なうことができる。
【0040】
<第8実施形態>
本発明の第8実施形態について図15を参照して説明する。尚、第7実施形態と同一の部分には同一の符号を付して重複する説明を省略すると共に、同一の作用・効果の説明についても省略する。
本実施形態では、4本の空気導入孔77のうち、対向する2つの空気導入孔77の後側の開口部が径大部76と一体的に形成された蓋部材80により閉塞されており、この蓋部材80を切除することにより任意に空気導入孔77を開口させる構成とされている。
蓋部材80は略円形の端板部81と、この端板部81の外縁からその周方向と直角に延びるスカート部82とから構成されている。スカート部82は空気導入孔77の周囲を囲うと共に、板部81がその後方を封鎖している。これによって、蓋部材80は径大部76の後面から突き出された状態とされている。
【0041】
本実施形態では、空気供給孔77が2本だけ開放されているから、開放空間71Cに流入する空気流を少ない流量で使用する場合には蓋部材80を切り落とさずに使用すれば良い。また、開放空間71Cに流入する空気流の流量を多くする場合には、蓋部材80を切り落として、開放された空気供給孔77を3本又は4本とすれば良い。
一般的には、開放空間71Cに流入する空気流の流量を調整するには、減圧装置を用いて圧縮空気を所定の圧力まで減圧するという方法が取られている。しかし、減圧装置を設けなければならないことから、イオン生成装置としてのコストが上昇してしまうという短所がある。これに対して、本実施形態では、開放される空気導入孔77の数を変えることによって開放空間71Cに流入する空気流の流量を調整しているから、減圧装置が不要となり、コスト低減を図りながら噴入量の調整を行なうことができる。
【0042】
<第9実施形態>
本発明の、第9実施形態について図16を参照して説明する。
本実施形態は蓋部材80の板部81の中央に、空気導入孔77の径よりも小さい通気孔83を設けたところが第8実施形態と異なる。
上記第8実施形態では、蓋部材80を切り落として、開放される空気供給孔77の数を増やすことにより流量を調整しているから、例えば、開放する空気導入孔77を2本から3本にした場合には、開放空間71Cへの空気流の流量が約1.5倍となる。従って、どちらかといえば、流量を大幅に変えたい場合に適用するのがよい。これに対して本実施形態では、端板部81に通気孔83を形成しているから、蓋部材80を1つ切り落として開放される空気導入孔77を3本としても流量は1.5倍とはならず、その中間の流量に設定される。これにより本実施形態では、より細かい流量の調整をすることができる。
【0043】
<第10実施形態>
本発明に係る第10実施形態について図17から図20を参照して説明する。尚、第7実施形態と同一の部分には同一の符号を付して重複する説明は省略する。
筒部材71の内壁には軸方向に沿って延びる径4本の溝90が開口部71Aから開口部71Bに向けて所定長さ形成されており、前方から見て周方向に等間隔に配されている。
【0044】
一方、電極保持部材72の径小部75の外周面には、長さ方向全域に亘って凸条91が形成されており、前方から見て時計回り側の側面が空気導入孔77の外縁に沿うように配されている。また、その断面の形状は、筒部材71の凸条90間の間隔に比べて幅狭な扇状とされている。これにより、溝90内に凸条91が入るように径小部75を筒部材71に挿入すると、電極保持部材72を筒部材71に対して周方向に回動させたときに、凸条91が溝90内を移動可能とされる(溝90と凸条91とで請求項5及び請求項6に記載の空気供給孔として機能する)。
【0045】
ここで、イオン生成器7を前方からみたときに、電極保持部材72を筒部材71に対して相対的に時計回りの方向に回動させると、凸条91が溝90の時計回り側に位置すると共に、溝90に当接して回動が阻止される。この位置(最小開放位置、図20参照)では、空気導入孔77の略全体が筒部材71の内壁によって塞がれて開放空間71Cに流入する空気流がごく少量とされる。
【0046】
一方、電極保持部材72を筒部材71に対して反時計周りの方向に回動させると、凸条91が溝90の反時計回り側に位置すると共に、溝90に当接して回動が阻止される。この位置(最大開放位置、図22参照)では、空気導入孔77の開放領域が最大となり、開放空間71Cに多量の空気流が流入する。
これによって、凸条91が最小開放位置から最大開放位置へ向かうように移動させた場合には、空気導入孔77の開放面積が増大すると共に、空気流の流量が増加するようになっている(図20〜図22参照)。
【0047】
従って、開放空間71Cに流入する空気流の流量を所定の流量としたいときには、作業者が筒部材71に対して電極保持部材72を周方向に回動させて凸条91の位置を調整するようにすれば良い。このように、本実施形態によれば、空気流の流量を連続的に可変させることができる。
【0048】
<他の実施形態>
本発明は上記記述及び図面によって説明した実施形態に限定されるものではなく、例えば次のような実施態様も本発明の技術的範囲に含まれ、さらに、下記以外にも要旨を逸脱しない範囲内で種々変更して実施することができる。
(1)上記第7実施形態から第10実施形態では、開放空間71C(イオン生成室)は円筒状とされていたが、例えば、角筒状とされていても良い。
(2)また、空気供給孔は筒部材71の内周壁に沿って4つ形成されていたが、要は、空気流が針先16Aを覆うことができる数であればよい。従って、筒部材71の径に応じて適宜変更することができる。尚、上記実施形態では空気供給孔4つ以上で針先16Aを覆うことができることから、その数を4つとしている。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施形態に係る噴射型イオン生成装置のイオン生成室部分の断面図
【図2】空気供給部からの空気の流れを示したイオン生成室部分の断面図
【図3】第2実施形態に係る噴射型イオン生成装置のイオン生成室部分の断面図
【図4】図3のX−X断面図
【図5】第3実施形態に係る噴射型イオン生成装置のイオン生成室部分の断面図
【図6】第4実施形態に係る噴射型イオン生成装置のイオン生成室部分の断面図
【図7】第5実施形態に係る噴射型イオン生成装置のイオン生成室部分の断面図
【図8】その変形構成を示した断面図
【図9】第7実施形態に係る噴射型イオン生成装置の一部切欠き断面図
【図10】イオン生成器の分解斜視図
【図11】イオン生成器の側断面図
【図12】電極保持部材の後側面図
【図13】イオン生成室の前側面図
【図14】空気供給孔からの空気の流れを示したイオン生成器の側断面図
【図15】第8実施形態のイオン生成器の側断面図
【図16】第9実施形態のイオン生成器の側断面図
【図17】第10実施形態のイオン生成器の分解斜視図
【図18】筒部材の横断面図
【図19】電極保持部材の前側面図
【図20】凸条が最小開放位置にあるときのイオン生成器の横断面図
【図21】凸条が中間位置にあるときのイオン生成器の横断面図
【図22】凸条が最大開放位置にあるときのイオン生成器の横断面図
【符号の説明】
10,40,53…イオン生成室
11,52…空気放出孔
12…噴射ノズル
13…空気供給部(副空気供給部)
14…空気供給孔
16,46,50…放電電極
16a,46a,50a…針先
30…主空気供給部
44…空気供給部
44a…開口部
71…筒部材
71B…開口部(空気放出部)
71C…開放空間(イオン生成室)
78A…空気供給孔

Claims (6)

  1. 放電電極と、
    その放電電極に電圧を印加してコロナ放電を発生させる電圧電源と、
    空気供給孔を有し、前記放電電極でのコロナ放電により正負の空気イオンが生成されるイオン生成室と、
    前記空気供給口から前記イオン生成室内に空気を供給する空気流供給手段と、
    前記イオン生成室に連通し、前記空気流供給手段から供給された空気により前記イオン生成室内で生成された前記正負の空気イオンを放出し、前記イオン生成室よりも空気流の圧力損失が大きい空気放出部とを備えた噴射型イオン生成装置において、
    前記空気供給孔は、その空気供給孔から前記イオン生成室に出射される空気流の出射方向が、前記放電電極に向かず、かつ、前記放電電極の先端部近傍を通過するように構成されることを特徴とする噴射型イオン生成装置。
  2. 前記放電電極は、その針先が前記空気供給孔の開口内に位置するように配されていることを特徴とする請求項1に記載の噴射型イオン生成装置。
  3. 前記イオン生成室内において、前記空気放出部の手前から、その空気放出部内に向けて空気を出射する空気送出手段が設けられていることを特徴とする請求項1又は請求項2に記載の噴射型イオン生成装置。
  4. 前記空気放出部は、細長い屈曲可能な中空管で構成されていることを特徴とする請求項1ないし請求項3のいずれかに記載の噴射型イオン生成装置。
  5. 放電電極と、
    その放電電極に電圧を印加してコロナ放電を発生させる電圧電源と、
    空気供給孔を有し、前記放電電極でのコロナ放電により正負の空気イオンが生成されるイオン生成室と、
    前記空気供給孔から前記イオン生成室内に空気を供給する空気流供給手段と、
    前記イオン生成室に連通し、前記空気流供給手段から供給された空気により前記イオン生成室内で生成された前記正負の空気イオンを放出する空気放出部とを備えた噴射型イオン生成装置において、
    前記イオン生成室と前記空気放出部とは筒状に形成されており、
    前記放電電極は前記イオン生成室の内壁面から離れて配され、
    前記空気供給孔は、前記イオン生成室の内壁面に近接して配されて、その空気供給孔から前記イオン生成室に出射される空気流が、前記イオン生成室の前記放電電極端側から前記空気放出部側へ内壁面に沿って噴射するように構成されていることを特徴とする噴射型イオン生成装置。
  6. 前記空気供給孔は、前記イオン生成室の内壁面全周に亘って所定間隔ごとに複数形成されていることを特徴とする請求項5に記載の噴射型イオン生成装置。
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