JP2004005173A - ネットワーク画像形成装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】複数の画像形成装置を、電子メールを利用した技術を用いて遠隔にて管理する際に、不正メール受信によるネットワークへの通信トラフックへの負荷や当該不正メールの処理にかかる各画像形成装置への負担を低減する。
【解決手段】電子メールボックス100で受信された電子メールのデータサイズを検出するサイズ検出手段であるサイズ検出部70と、前記検出されたデータサイズが所定のサイズよりも大きいか否かを判別するサイズ判別手段であるサイズ判別部80と、前記データサイズが所定のサイズよりも小さいと判別されたときには、前記送受信手段に当該電子メールの本文を受信させるように制御する制御手段である制御部20とを備える。
【選択図】 図1

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、所定のネットワークに設けたメールサーバを通じて電子メールを送受信する送受信手段と、画像形成を行う画像形成手段と、前記画像形成手段にて形成された画像を出力する画像出力手段とを有するネットワーク画像形成装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来より、汎用ネットワークに接続された画像形成装置において、当該画像形成装置と、外部の例えば管理者用の端末との間で、読み取った原稿をデータ化して電子メールとして送信するスキャン・トゥ・E−メール技術(例えば特開2001−177672号)、画像形成装置で起こった不具合などを管理者用の端末で把握するためのエラー通知技術(特開平10−17202号)、画像形成装置の状態を管理者用の端末で把握するための状態通知技術(特開平10−207304号)、画像形成装置を管理者用の端末から遠隔操作する遠隔管理技術(特開平8−331267号)などのインターネットの電子メールを用いた管理技術が利用されてきている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
ところで、上述したような管理システムで、遠隔操作する場合、各画像形成装置は電子メールの受信を行うことになる。したがって、当該画像形成装置に不特定多数の電子メールが送信される可能性がある。
その中でも、特にデータサイズの大きな不正メールは、受信する際の画像形成装置が関与するネットワークの通信トラフィックに悪影響を及ぼすばかりではなく、受信してからの膨大な量のデータの解析が要求されるため、これにかかる画像形成装置への負担が大きくなるといった問題がある。
【0004】
さらに、データサイズの大きな不正メールを受信する場合にあっては、無駄なメモリを多量に消費することになるといった問題もある。
また、消費電力の削減や通信トラフィックの負担軽減などの観点から、所定の間隔をおいてメールサーバから電子メールを受信するようにすることが一般的であるが、受信動作を行った際に多量の電子メールがメールサーバに受信されていることもある。このような場合においても、一度に多量のデータ処理が要求されるため、一時的に通信トラフィックへの負担がかかり、この多量の電子メールを処理するために画像形成装置への負担が大きくなるなどの上述した問題と同様の問題が生じる。
【0005】
そこで、本発明は、上述した実情に鑑みてなされたものであり、複数の画像形成装置を、電子メールを利用した技術を用いて遠隔にて管理する際に、不正メール受信によるネットワークへの通信トラフックへの負荷や当該不正メールの処理にかかる各画像形成装置への負担を低減することが可能なネットワーク画像形成装置を提供することを目的としている。
【0006】
【課題を解決するための手段】
本発明に係るネットワーク画像形成装置は、上述した課題を解決するために、
所定のネットワークに設けたメールサーバを通じて電子メールを送受信する送受信手段と、画像形成を行う画像形成手段と、前記画像形成手段にて形成された画像を出力する画像出力手段とを有するネットワーク画像形成装置において、
前記メールサーバに設けられた受信用メールボックスで受信された電子メールのデータサイズを検出するサイズ検出手段と、
前記検出されたデータサイズが所定のサイズよりも大きいか否かを判別するサイズ判別手段と、
前記データサイズが所定のサイズよりも小さいと判別されたときには、前記送受信手段に当該電子メールの本文を受信させるように制御する制御手段と
を備えることを特徴としている。
【0007】
また、前記電子メールは、前記制御手段の動作を指示するための所定のコマンドを含み、
前記サイズ判別手段にて、前記データサイズが所定のサイズよりも小さいと判別されたときに、当該電子メールから当該コマンドを抽出するコマンド抽出手段をさらに備えることが好ましい。
【0008】
また、前記電子メールは、添付ファイルを有するものであって、
前記サイズ検出手段は、当該添付ファイルのサイズを前記データサイズとして検出するとともに、前記サイズ判別手段は、当該添付ファイルのサイズが所定のサイズよりも大きいか否かを判別することが好ましい。
さらに、前記サイズ判別手段にて、前記データサイズが所定のサイズよりも大きいと判別された場合に、その旨を知らせるための電子メールを作成する電子メール作成手段をさらに有し、
前記送受信手段は、この作成された電子メールを所定の外部の管理者の端末に送信することが好ましい。
【0009】
また、本発明に係るネットワーク画像形成装置は、所定のネットワークに設けたメールサーバを通じて電子メールを送受信する送受信手段と、
画像形成を行う画像形成手段と、
前記画像形成手段にて形成された画像を出力する画像出力手段と、
前記送受信手段で受信する電子メールの数が所定の数に達したか否かを判別するとともに、当該所定の数に達した場合に、電子メールの受信動作を終了するように、前記送受信手段の動作を制御する制御手段と
を備えることを特徴としている。
【0010】
【発明の実施の態様】
以下、本発明に係るネットワーク画像形成装置の実施態様について、図面を参照しながら詳細に説明する。
前記実施態様は、図1に示したように、所定のネットワークに設けたメールサーバであるメールボックス100を通じて電子メールを送受信する送受信手段である送受信部30と、画像形成を行う画像形成手段である画像形成部50と、前記画像形成手段にて形成された画像を出力する画像出力手段である画像出力部60とを有する。
【0011】
また、図1のネットワーク画像形成装置1において、前記メールサーバに設けられた受信用メールボックスとしての電子メールボックス100で受信された電子メールのデータサイズを検出するサイズ検出手段であるサイズ検出部70と、前記検出されたデータサイズが所定のサイズよりも大きいか否かを判別するサイズ判別手段であるサイズ判別部80と、前記データサイズが所定のサイズよりも小さいと判別されたときには、前記送受信手段に当該電子メールの本文を受信させるように制御する制御手段である制御部20とを備える。
【0012】
図1において、入力部10は、ネットワーク画像形成装置1を操作する操作パネル、および必要に応じて当該ネットワーク画像形成装置1にて画像出力を行うための画像入力を行う画像読取装置、例えばスキャナなどから構成される。この入力部10でなされた操作入力および必要に応じて画像読取装置からの画像データは、制御部20に送られる。
【0013】
制御部20では、前記入力部10から送られる操作入力、および後述する送受信部30から送られる受信電子メールに添付されたコマンドに基づいて、送受信部30、画像形成部50、画像出力部60の動作を制御する。
また、制御部20は、後述するように、サイズ検出部80の判別結果に基づいて、送受信部30に対して電子メールボックス100に一時的に蓄積された電子メールの受信を行うか否か動作制御する。
【0014】
また、制御部20は、前記入力部10にて画像データの入力が行われた場合には、当該画像データおよび入力部10で入力された出力の体裁、例えば出力の様式、サイズ、出力媒体などにかかわる体裁データに基づいて、ジョブデータを作成して、画像形成部50に送る。
さらに、制御部20は、後述するように不正メールを受信したことを認識した場合に、その旨を外部の管理者に知らせるための電子メールを作成して、送受信部30に送る。
【0015】
送受信部30は、制御部20からの指示に従って、電子メールボックス100にて受信された外部からの電子メールの受信を行う。さらに、前記不正メールを受信した場合に作成される電子メールを、制御部20からの指示に従って、ネットワークを通じて前記管理者に送信する。
画像形成部50は、前記ジョブデータに基づいて、画像出力用のデータを作成して、画像出力部60に送る。
【0016】
画像出力部60は、表示手段、プリンタ機能を果たす構成部分などからなるものであって、画像形成部50から送られる画像出力用データを出力する。すなわち、表示手段にて表示させ、および/またはプリンタ機能にて紙媒体などに印刷する。
ここで、前記電子メールについて、制御部20は、前記サイズ判別手段にて、前記データサイズが所定のサイズよりも小さいと判別されたときに、当該電子メールから当該コマンドを抽出するコマンド抽出手段として機能することが好ましい。
【0017】
また、制御部20は、前記サイズ判別手段にて、前記データサイズが所定のサイズよりも大きいと判別された場合に、その旨を知らせるための電子メールを作成する電子メール作成手段として機能することがさらに好ましい。
以下に、前記ネットワーク画像形成装置1の動作を説明する。
図2において、ステップS110では、制御部20からの指示にしたがって、送受信部30が、電子メールボックスにアクセスして、ステップS120に進む。このアクセスの際に、必要に応じて認証を行ってもよい。
【0018】
ステップS120では、当該アクセスした電子メールボックス100に、電子メールがあるか否かが判別される。具体的には、送受信部30が電子メールボックス100にアクセスして、制御部20にて電子メールの有無を判別する。あるいは、サイズ検出部70に電子メールボックス100にアクセスさせて、サイズ判別部80にて該当するサイズ情報なしとして判別してもよい。
【0019】
この判別結果がNO、すなわち電子メールボックス100に電子メールがない場合には、制御部20は、送受信部30に電子メールボックス100との受信にかかる接続を中止させるなどして、電子メールの受信動作をしないよう制御して、終了する。また、判別結果がYES、すなわち電子メールボックス100に電子メールがある場合には、ステップS130に進む。
【0020】
ステップS130では、サイズ検出部70が電子メールボックス100にアクセスして、電子メールのヘッダ情報などからデータサイズを検出して、検出結果をサイズ判別部80に送って、ステップS140に進む。
ステップS140では、ステップS130にて検出されたデータサイズが所定のサイズ以下であるか否かが、サイズ判別部80にて判別され、この判別結果が制御部20に送られる。ここで閾値となる所定のサイズとしては、例えば50キロバイトが挙げられる。
【0021】
ここで、適正なコマンドを含む電子メールは通常ある一定の大きさ以上のデータサイズにはならないので、所定のデータサイズにて判別することで、電子メールボックス100にある電子メールが適正なコマンドを含む電子メールであるか否かを判別することが可能になる。
判別結果がNO、すなわち電子メールボックス100にある電子メールが所定のサイズ以上の大きさであったとき、すなわちこの電子メールが不正メールである疑いがある場合には、ステップS180に進む。
【0022】
また、判別結果がYES、すなわち電子メールが所定のサイズ以下であったとき、すなわちこの電子メールが適正なコマンドを含む電子メールである場合には、ステップS150に進む。
ステップS150では、サイズ判別部80から「YES」の判別結果が送られたときに制御部20が、送受信部30に対して、ステップS140で判別の対象となった電子メールの本文を受信するよう促して、ステップS160に進む。ステップS160では、送受信部30で受信された電子メールを制御部20に送り、制御部20ではこの電子メールの本文からコマンドが抽出され、ステップS170に進む。ステップS170では、引き続き制御部20がこの抽出されたコマンドを実行して、送受信部30は電子メールボックス100との回線を切断し、電子メールの処理は終了する。なお、ステップS150で、送受信部30にて電子メールボックス100から取り出された電子メールは、当該電子メールボックス100から削除してもよい。
【0023】
また、ステップS170で実行されるコマンドとしては、例えばネットワーク画像形成装置を複写機として機能させる際の複写数の送付要求、不具合(JAM)などの履歴データの取得要求などが挙げられる。
ステップS180では、ステップS140にて不正メールを判別された電子メールを削除して、ステップS190に進む。ステップS190では、電子メールボックス100が不正メールを受信した旨を知らせる電子メールが、制御部20にて作成されて、当該電子メールが外部の管理者の端末に送信されて、送受信部30は電子メールボックス100と回線を切断し、電子メール処理は終了する。
【0024】
なお、図2に示したような態様においては、不正メールをステップS180にて削除しているが、これに限定されることはなく、ネットワーク画像形成装置1に取り込んで当該不正メール処理させないようにすればよく、例えば不正メールをそのまま残しておいて定期的に削除するようにしてもよく、あるいは単にステップS190で作成される電子メールを管理者に送信するだけにしてもよい。
【0025】
また、ステップS190にて不正メールの受信を知らせる電子メールを作成し、管理者に送信する態様を示したが、このような電子メールを管理者に送信することなく、単に不正メールを削除するのみであっても差し支えないのは言うまでもない。
図2には単に添付ファイルのない電子メールを処理する例を示したが、添付ファイルがある電子メールを処理する態様について説明する。
【0026】
この場合において、前記サイズ検出手段であるサイズ検出部70は、当該添付ファイルのサイズを前記データサイズとして検出するとともに、前記サイズ判別手段であるサイズ判別部80は、当該添付ファイルのサイズが所定のサイズよりも大きいか否かを判別する。
図3において、前述したように、送受信部30が電子メールボックス100にアクセスし(ステップS110)、電子メールがあるか否かが判別される(ステップS120)。電子メールがないと判別されたときには、動作は終了する。
【0027】
また、ステップS120での判別結果がYES、すなわち電子メールがある場合には、ステップS122に進む。
ステップS122では、サイズ検出部70が電子メールボックス100にアクセスして、電子メールのヘッダ情報などから添付ファイルの有無を検出し、この判別結果がNOすなわち添付ファイルがない場合にはステップS130に進み、この判別結果がYESすなわち添付ファイルがある場合にはステップS124に進み、さらに当該添付ファイルのデータサイズを検出して、ステップS126に進む。
【0028】
ステップS126では、ステップS124にて検出されたデータサイズが所定のサイズ以下であるか否かが、サイズ判別部80にて判別され、この判別結果が制御部20に送られる。ここで、閾値となる所定のサイズとしては、例えば200キロバイトが挙げられる。
ここで、適正なコマンドを含むファイルは、通常ある一定の大きさ以上のデータサイズにはならないので、所定のデータサイズを閾値として判別することで、電子メールボックス100にある電子メールが適正な添付ファイルを有するか否かを判別することが可能になる。
【0029】
判別結果がNO、すなわち電子メールボックス100にある電子メールが所定のデータサイズ以上の添付ファイルを有するとき、すなわちこの電子メールが不正の添付ファイルを有する電子メールである場合にはステップS180に進む。
また、判別結果がYES、すなわち電子メールが適正な添付ファイルを有する場合には、ステップS130に進む。
【0030】
ステップS130では、サイズ検出部70にて電子メール自身のデータサイズが検出され、この検出されたデータサイズが所定のデータサイズを閾値として判別される(ステップS140)。この閾値となるデータサイズは、前述したように例えば50キロバイトが挙げられる。
ステップS140にて判別対象となる電子メールが適正な電子メールであると判別されると、送受信部30に当該電子メールを受信させ(ステップS150)し、制御部20にて当該電子メールおよび/または添付ファイルからコマンドを抽出し(ステップS160)、当該コマンドを実行して(ステップS170)、送受信部30は電子メールボックス100と回線を切断し、電子メール処理は終了する。このステップS170にて実行されるコマンドは、上述したものが挙げられる。
【0031】
また、ステップS140にて、判別対象となる電子メールが不正メールであると判別された場合には、ステップS180に進む。
ステップS126にて不正な添付ファイルを有すると判別された電子メールおよびステップS140にて不正メールと判別された電子メール(以下、これらを総称して「不正メールなど」という)は、ステップS180にて削除される。また、不正メールなどを受信した旨を知らせる電子メールを制御部20にて作成し(ステップS190)、当該電子メールが外部の管理者の端末に送信されて、送受信部30は電子メールボックス100と回線を切断し、電子メール処理は終了する。
【0032】
なお、図3に示したような態様においては、図2に示した態様と同様に、不正メールをステップS180にて削除しているが、これに限定されることはなく、ネットワーク画像形成装置1に取り込んで当該不正メール処理させないようにすればよい。例えば、不正メールをそのまま残しておいて定期的に削除するようにしてもよく、あるいは単にステップS190で作成される電子メールを管理者に送信するだけにしてもよい。
【0033】
また、ステップS190にて不正メールの受信を知らせる電子メールを作成し、管理者に送信する態様を示したが、このような電子メールを管理者に送信することなく、単に不正メールを削除するのみであっても差し支えないのは言うまでもない。
このように、不正メールなどであるか否かをネットワーク画像形成装置での受信前に自動的に判別して、不正メールは受信しないようにすることで、無駄なネットワークの通信トラフィックにかかる負担と、不正メールの処理にかかわるネットワーク画像形成装置への負荷および無駄なメモリ消費を防ぐことができる。
【0034】
また、前記ネットワーク画像形成装置の他の態様としては、図4に示したように、所定のネットワークに設けたメールサーバを通じて電子メールを送受信する送受信手段である送受信部130と、画像形成を行う画像形成手段である画像形成部50と、前記画像形成手段にて形成された画像を出力する画像出力手段である画像出力部60と、前記送受信手段で受信する電子メールの数が所定の数に達したか否かを判別するとともに、当該所定の数に達した場合に、電子メールの受信動作を終了するように、前記送受信手段の動作を制御する制御手段である制御部120とを備えることを特徴としている。
【0035】
なお、前記図1に示した実施態様において、制御部20が、送受信部130で受信する電子メールの数が所定の数に達したか否かを判別し、所定の数に達したときに、電子メールの受信動作を終了させるように送受信部130を制御してもよい。
具体的には、図5に示したように、ステップS410では送受信部130に電子メールボックス100にアクセスさせる。なお、このアクセスの際に、必要に応じて認証を行ってもよい。
【0036】
ステップS420では、図2、図3に示したステップS120と同様に、制御部20にて、電子メールボックス100に電子メールがあるか否かが判別される。
この判別結果がNO、すなわち電子メールボックス100に電子メールがない場合には終了する。また、判別結果がYES、すなわち電子メールボックス100に電子メールがある場合には、ステップS430に進む。
【0037】
ステップS430では、後述する制御部20による処理がなされた電子メール(以下、「処理メール」という)の数が一定数、例えば10に達したか否かを判別する。この判別結果がNO、すなわち処理メール数が所定数に達した場合には、送受信部30は電子メールボックス100と回線を切断し、電子メール処理は終了する。また、判別結果がYES、すなわちまだ処理メール数が所定数に達していない場合には、ステップS440に進む。
【0038】
ステップS440では、電子メールボックス100で受信された電子メールを送受信部30にて取り出して、図2、図3に示したような所定の処理をして、ステップS420に戻る。
このように一度の接続で処理する電子メールの数を設定しておき、その数以上の電子メールをネットワーク画像形成装置で受信しないようにすることで、当該電子メールの処理、すなわち不正メールであるか否かの判別、コマンドの抽出、実行などにかかる処理に関して、局所的な負荷を緩和することが可能になる。
【0039】
また、図2〜図3および図5に示した態様において、送受信部30と電子メールボックス100との間で一度切断された回線は、一定期間をおいて再度接続され、電子メール処理が開始されるのが好ましい。この再接続までにかかる時間は、予め設定しておいてもよいし、図1または図4のネットワーク画像形成装置1の入力部10における操作により接続してもよい。
【0040】
また、図2、図3および図5の態様において、不正メールを受信したときに管理者宛に作成される通知用の電子メールには、例えば図6に示したものが挙げられる。
図6において、電子メールデータ150には、ヘッダ部152と、本文部154とが含まれている。
【0041】
ヘッダ部152は、件名(Subject)欄と、送信元欄と、送信先欄とを含む。本文部154は、不正メールを受信した旨を示すメッセージ部162と、当該不正メールの送信者アドレスを示す送信者アドレス部164と、不正メールを判断した理由を示す理由部166とを少なくとも含む。
図6によれば、不正メールを検出したネットワーク画像形成装置としての複写機の電子メールアドレスが「aaa@bb.cc.dd」で、その旨を知らせる相手としての管理者の電子メールアドレスが「bbb@cc.dd」である。
【0042】
また、当該不正メールの送信元は「invalid@mail.co.jp」であり、受信時刻は2002年1月23日16時2分であることが示される。また、不正メールを受信したと判断した理由は、サイズエラーであることも示される。
以上のような電子メールによる通知を自動的に管理者宛に送信することで、当該管理者はネットワーク画像形成装置を直接操作しなくても、遠隔地より不正メールを受信したことを確認することができる。
【0043】
以上、本発明の実施態様をいくつか説明したが、これら実施態様を、本発明の目的を逸脱しない範囲で適宜変更した構成も、本発明の範囲に属するものと理解される。
【0044】
【発明の効果】
本発明によれば、複数の画像形成装置を、電子メールを利用した技術を用いて遠隔にて管理する際に、不正メール受信によるネットワークへの通信トラフックへの負荷や当該不正メールの処理にかかる各画像形成装置への負担を低減することが可能になる。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1は、本発明に係るネットワーク画像形成装置の一実施態様を示すブロック図である。
【図2】図2は、前記実施態様の動作の一例を説明するフローチャートである。
【図3】図3は、前記実施態様の動作の他の一例を説明するフローチャートである。
【図4】図4は、本発明に係るネットワーク画像形成装置の他の実施態様を示すブロック図である。
【図5】図5は、前記実施態様の動作の他の一例を説明するフローチャートである。
【図6】図6は、前記実施態様において不正メールを受信した際に、その旨を管理者に通知するための電子メールの一例を説明するための図である。
【符号の説明】
20 制御部
30 送受信部
50 画像形成部
60 画像出力部
70 サイズ検出部
80 サイズ判別部
100 電子メールボックス

Claims (5)

  1. 所定のネットワークに設けたメールサーバを通じて電子メールを送受信する送受信手段と、画像形成を行う画像形成手段と、前記画像形成手段にて形成された画像を出力する画像出力手段とを有するネットワーク画像形成装置において、
    前記メールサーバに設けられた受信用メールボックスで受信された電子メールのデータサイズを検出するサイズ検出手段と、
    前記検出されたデータサイズが所定のサイズよりも大きいか否かを判別するサイズ判別手段と、
    前記データサイズが所定のサイズよりも小さいと判別されたときには、前記送受信手段に当該電子メールの本文を受信させるように制御する制御手段と
    を備えることを特徴とするネットワーク画像形成装置。
  2. 前記電子メールは、前記制御手段の動作を指示するための所定のコマンドを含み、
    前記サイズ判別手段にて、前記データサイズが所定のサイズよりも小さいと判別されたときに、当該電子メールから当該コマンドを抽出するコマンド抽出手段をさらに備えることを特徴とする請求項1に記載のネットワーク画像形成装置。
  3. 前記電子メールは、添付ファイルを有するものであって、
    前記サイズ検出手段は、当該添付ファイルのサイズを前記データサイズとして検出するとともに、前記サイズ判別手段は、当該添付ファイルのサイズが所定のサイズよりも大きいか否かを判別することを特徴とする請求項1または2に記載のネットワーク画像形成装置。
  4. 前記サイズ判別手段にて、前記データサイズが所定のサイズよりも大きいと判別された場合に、その旨を知らせるための電子メールを作成する電子メール作成手段をさらに有し、
    前記送受信手段は、この作成された電子メールを所定の外部の管理者の端末に送信することを特徴とする請求項1〜3のいずれかに記載のネットワーク画像形成装置。
  5. 所定のネットワークに設けたメールサーバを通じて電子メールを送受信する送受信手段と、
    画像形成を行う画像形成手段と、
    前記画像形成手段にて形成された画像を出力する画像出力手段と、
    前記送受信手段で受信する電子メールの数が所定の数に達したか否かを判別するとともに、当該所定の数に達した場合に、電子メールの受信動作を終了するように、前記送受信手段の動作を制御する制御手段と
    を備えることを特徴とするネットワーク画像形成装置。
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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2005227824A (ja) * 2004-02-10 2005-08-25 Matsushita Electric Works Ltd 機器監視制御装置及び機器監視制御方法
JP2018180871A (ja) * 2017-04-12 2018-11-15 富士ゼロックス株式会社 電子メール処理装置および電子メール処理プログラム

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2005227824A (ja) * 2004-02-10 2005-08-25 Matsushita Electric Works Ltd 機器監視制御装置及び機器監視制御方法
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