JP2004001150A - オイルフィルタの解体装置 - Google Patents

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Nobuyuki Aoki
青木 伸之
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KOTO SANGYO KK
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Koto Sangyo Co Ltd
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Abstract

【課題】手をオイルで汚したり、またオイルで周囲を汚すこともなく、使用済のオイルフィルタを効率的に解体することのできる装置を提供する。
【解決手段】解体装置11は、上面に作業部12を、内部下方に解体済オイルフィルタ1を収容可能とする収容部13を備えた筺体14を備える。筺体14の前面には開閉扉16が備えられ、開閉扉16を開けることで収容部13を前面側から臨むことができる。矢印θ方向に回動可能とされる回動ホルダ19の他側片19Bの下面には、オイルフィルタ1を矢印方向に保持させる保持部33が備えられる。該保持されたオイルフィルタ1は、回動ホルダ19の他側片19Bの保持部33を筺体14内の収容部13と上下に対向させるよう、回動ホルダ19を図1から図2に示す状態に回動される。続いて、カッタ34により、該オイルフィルタ1を筺体14内で切断し、解体可能とする。
【選択図】  図1

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、使用済のオイルフィルタを解体し、リサイクル可能とするためのオイルフィルタの解体装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
自動車においては、循環されるオイルを浄化するためのオイルフィルタが取り付けられ、このオイルフィルタは定期的に交換されるところである。オイルフィルタには様々なタイプのものが存在するが、その多くは特開平11−28318号に示すように、全体有底円筒形状とされるフィルタケースを備える。こうして形成されるフィルタケースの軸線方向一端の円形の開口からは、その内部に全体略ボビン形状のフィルタ本体が軸線方向を、ケースの軸線方向に対応させる状態で挿入され、収容される。
【0003】
フィルタ本体は軸線方向に沿ってその中心に多孔管体が配設され、さらに多孔管体の軸線方向各端部には、円形の支持板がそれぞれ取着され、全体略ボビン形状をなす。さらに多孔管体の軸回り外周には波形状に折り畳まれて、管体回りで放射方向に突出されるろ材が配設され、該ろ材の軸線方向での各端部は支持板に対して結合される。
【0004】
内部にフィルタ本体を収容してなるフィルタケースの開口は、全体略円形で、中心にオイルの吐出口を、その周部にオイルの吸入口を備えた蓋体で閉塞される。こうして形成されるオイルフィルタは、自動車においてのオイル循環路において吸入口をオイルの排出側に、吐出口をオイル供給側に接続し、セットされる。そして吸入口から吸入されるオイルをフィルタケース内部の外周側に流入させ、フィルタ本体のろ材を透過させて多孔管体内から吐出口へと流出させて循環されるオイルを浄化することを可能にしている。
【0005】
ところで、上記のようにして形成されるオイルフィルタは、フィルタケース、蓋体が金属製とされる他、フィルタ本体の多孔管体並びに支持板も金属製とされる。また多孔管体の周部に配設されるろ材は通常紙製とされ、オイルフィルタはこのように紙材と金属材とにより形成されるため、使用済のオイルフィルタの金属材を再利用するためには、オイルフィルタを解体し、ろ材を取り除かなければならなかった。
【0006】
すなわち、オイルフィルタは、金属材部分を再利用するには面倒な分解作業が伴う他、加熱解体すると密封缶であり、爆発するため、多くの整備工場などでは交換時にリサイクル不能なゴミとして廃棄されていたが、最近では環境問題から、ゴミの減量化が整備工場などにおいても求められている。
【0007】
そこで最近では、特開2000−198017号に示されるオイルフィルタの解体装置の他、多く解体装置や解体具が提案されている。特開2000−198017号の解体装置は有底円筒形状のフィルタケースの軸線方向一端側に取着される蓋体(パンチングプレート)の最外周位置を缶切りの要領で切断可能とするものであり、これにより、内部のフィルタ本体を取り出すようにするものである。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、上記従来の解体装置は、蓋体の最外周位置を缶切り状に切断するものであるため、切断部がギザギザとなり、その部分が取り出そうとするフィルタ本体と当接してしまい、フィルタ本体をフィルタケースからうまく取り出せないものとされていた。さらにフィルタ本体はオイルにより汚れているため、こうした分解作業は作業者が敬遠し、また作業場を汚す不具合が生じていた。
【0009】
さらに最近では、解体するオイルフィルタのフィルタケースを万力状の固定具で固定し、さらにこうして固定されたフィルタケースの蓋側部分外周にダイス状の切断具を嵌合し、該切断具をフィルタケースの軸線周りに回転させて、該外周部を切断する方法も採用されていた。しかし、こうした方法においても作業者が切断具を保持して作業を行うため、オイル汚れを伴う他、オイルで手がすべったり、固定具部分にオイルが侵入してうまく固定できないなどの不具合も発生していた。
【0010】
本発明は、こうした従来のオイルフィルタの解体装置や解体具の不具合に着目し、作業者が手をオイルで汚したり、またオイルで周囲を汚すこともなく、使用済のオイルフィルタを効率的に解体することのできる装置を提供することを目的とするものである。
【0011】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するため、本発明の請求項1は、全体有底円筒形状とされるフィルタケースの軸線方向の一端に形成される円形の開口より、内部に全体略ボビン形状のフィルタ本体を、軸線方向がフィルタケースの軸線方向に対応するように挿入して収容させ、該開口を全体略円形で中心にオイルの吐出口を、その周部にオイルの吸入口を備えた蓋体で閉塞してなるオイルフィルタで、その使用済のものを解体するためのオイルフィルタの解体装置において、全体函状とされ、上面に作業部を、内部下方に解体されるオイルフィルタを収容可能とする収容部をそれぞれ備え、作業部上面には下方に収容部を臨む状態で形成される開口部を備える筺体と、筺体上部の開口部に、収容部に対向する方向に回動可能に指示され、収容部への対向側に解体前のオイルフィルタの一端蓋体側を保持可能とする保持部を備え、収容部に対する離隔方向である一側への回動状態における回動端において、上記保持部は開口部より上方に露出され、この状態で保持部に対して解体前のオイルフィルタを保持させるとともに、収容部に対する近接方向である他側への回動状態における回動端において、オイルフィルタを保持する保持部は筺体の内部の収容部に対向する状態で臨み、オイルフィルタは蓋体の対向部を下方とする状態で開口より下方のレベルに位置決め可能とする回動ホルダと、筺体内部において、上記回動ホルダが他側へ回動される回動端において、保持部に保持される解体前のオイルフィルタの蓋体下方位置に対向する状態で配置され、該回動端において位置決めされたオイルフィルタの蓋体下方位置におけるフィルタケースを周方向に切断し、フィルタケースの該切断部分より下方並びに内部に収容されるフィルタ本体を筺体内部の収容部へ落下させ、収容可能とする切断装置と、を備えることとしてなるオイルフィルタの解体装置としたものである。
【0012】
また請求項2では、回動ホルダにおける保持部は、フィルタケースの軸線方向一端側の蓋体中心に形成されるオイルの吐出口に挿入され、オイルフィルタの全体を保持可能とする挿入シャフトを備える請求項1に記載のオイルフィルタの解体装置としている。
【0013】
また請求項3では、回動ホルダは筺体上部の開口部を、他側への回動状態における回動端で少なくともその一領域を閉め、一方、一側への回動状態における回動端で筺体上面の作業部より立ち上がる板状体とされ、保持部は板状体の他側への回動端における下面に備えることとしてなる請求項1または2のいずれかに記載のオイルフィルタの解体装置としている。
【0014】
また請求項4では、切断装置は、回動ホルダが他側へ回動される回動端において、保持部に保持される解体前のオイルフィルタの蓋体下方位置に対向する位置に回転刃を備えるカッタとされ、保持部に保持される状態で位置決めされるオイルフィルタはカッタの回転刃と相対的に接離し、かつカッタの回転刃とオイルフィルタはフィルタケースの軸線を中心に周方向に相対的に回転可能とされるものである請求項1ないし3のいずれかに記載のオイルフィルタの解体装置としている。
【0015】
また請求項5では、回動ホルダは筺体上部の開口部に、収容部に対向する方向に回動可能に支持される支持体と、支持体に対し、支持体が他側へ回動される回動端において、カッタの回転刃に対する対向方向にスライド可能に支持され、かつ収容部に対する対向側に保持部を備えるスライド体とからなり、さらに収容部には保持するオイルフィルタをフィルタケース軸線回りに回転可能とする回転操作部を備え、回動ホルダが他側へ回動される回動端において、スライド体を支持体に対してスライドさせ、保持部に保持されるオイルフィルタをカッタの回転刃と接離可能とするとともに、カッタの回転刃に対してオイルフィルタを回転操作部によりフィルタケースの軸線を中心に周方向に回転させ、オイルフィルタの蓋体下方位置におけるフィルタケースの周方向を切断可能とする請求項4に記載のオイルフィルタの解体装置。としている。
【0016】
また請求項6では、筺体の内部の収容部は、筺体内部に格納可能とされ、上方より解体されるオイルフィルタを落下して収容可能とする収容函とされる請求項1ないし5のいずれかに記載のオイルフィルタの解体装置としている。
【0017】
また請求項7では、全体有底円筒形状とされるフィルタケースの軸線方向の一端に形成される円形の開口より、内部に全体略ボビン形状のフィルタ本体を、軸線方向がフィルタケースの軸線方向に対応するように挿入して収容させ、該開口を全体略円形で中心にオイルの吐出口を、その周部にオイルの吸入口を備えた蓋体で閉塞してなるオイルフィルタで、その使用済のものを解体するためのオイルフィルタの解体装置において、全体函状とされ、上面に作業部を、内部下方に解体されるオイルフィルタを収容可能とする収容部をそれぞれ備え、作業部上面には下方に収容部を臨む状態で形成される開口部を備える筺体と、筺体上部の開口部に、収容部に対向する方向に回動可能に指示され、収容部への対向側に解体前のオイルフィルタの一端蓋体側を保持可能とする保持部を備え、収容部に対する離隔方向である一側への回動状体における回動端において、上記保持部は開口部より上方に露出され、この状体で保持部に対して解体前のオイルフィルタを保持させるとともに、収容部に対する近接方向である他側への回動状態における回動端において、オイルフィルタを保持する保持部は筺体の内部の収容部に対向する状態で臨み、オイルフィルタは蓋体の対向部を下方とする状態で開口より下方のレベルに位置決め可能とする回動ホルダと、筺体内部において、上記回動ホルダが他側へ回動される回動端において、保持部に保持される解体前のオイルフィルタの蓋体下方位置に対向する状態で配置され、該回動端において位置決めされたオイルフィルタの蓋体下方位置におけるフィルタケースを周方向に切断し、フィルタケースの該切断部分より下方並びに内部に収容されるフィルタ本体を筺体内部の収容部へ落下させ、収容可能とする切断装置と、を備えるとともに、作業部の上面には、収容部に収容された全体略ボビン形状からなるフィルタ本体を、その軸線を略水平方向に対応させる状態で載置し、位置決めする載置部と、載置部の上方に配設され、載置部に載置し、位置決めされるフィルタ本体のうち、軸線方向に沿ってその中心に配設され、複数の孔を備える多孔管体の外周に配設され、多孔管体の軸線方向各端部に取着される円形の支持板にそれぞれ結合されるろ材の該結合部に向けて、切断刃を昇降させ、ろ材を支持板並びに多孔管体より分離可能とするろ材切断装置と、を備えることとしてなるオイルフィルタの解体装置としている。
【0018】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の一実施形態に係るオイルフィルタの解体装置を図1ないし図10に基づいて説明する。先ず、実施形態に係る解体装置を説明する前に、一般的な自動車のオイルフィルタで、実施形態に係る解体装置で解体を行うオイルフィルタの概要を図8ないし図10に基づき説明する。
【0019】
オイルフィルタ1は、図9に示すように全体有底円筒形状からなる金属製のフィルタケース2を備える。フィルタケース2の軸線方向(X方向)の一端の円形の開口3からは、その内部に全体略ボビン形状のフィルタ本体4がその軸線方向(X方向)を、ケース2の軸線方向(X方向)に対応させる状態で矢印方向に挿入され、収容される。
【0020】
フィルタ本体4は、軸線方向(X方向)に沿って、その中心に金属製の多孔管体5が配設され(図10参照)、さらに多孔管体5の軸線方向(X方向)各端部には、金属製の円形の支持板6がそれぞれ取着され、全体ボビン形状とされる。さらに多孔管体5の軸回り外周には波形状に折り畳まれて、管体5回りで放射方向に突出される紙製のろ材7が配設される(図9参照)。
【0021】
該ろ材7は、軸線方向(x方向)での各端部を接着剤を用いて支持板6に密接に結合されるようにしている。こうして形成されるフィルタ本体4は、フィルタケース2の内部に収容される状態で開口3を円形で金属製からなる蓋体8により閉塞される。閉塞はケース2に対して溶着等の方法により行われる。蓋体8は中心にオイルの吐出口9が備えられ、該吐出口9はケース2に収容されるフィルタ本体4の一端部における多孔管体5(支持板6に形成される孔)に密着される。また蓋体8の吐出口9の周部には複数(実施形態では6つ)の吸入口10が備えられる。
【0022】
こうして形成される図8に示すオイルフィルタ1は、自動車においてのオイル循環路において、吸入口10をオイルの排出側に、吐出口9をオイルの供給側に接続し、セットされる。吸入口10から吸入されるオイルは、フィルタケース2の内部の外周側へ流入され、続いてフィルタ本体4のろ材7を透過されて浄化され、多孔管体5内へと流入されることとなる。さらに多孔管体5内へ流入されたオイルは、吐出口9からケース2外へ吐出され、オイル循環路における供給側へと浄化された状態で流出されることとなる。
【0023】
オイルフィルタ1は、長い期間使用するとろ材7において目詰まりが生じるため、走行距離、使用期間に応じて交換が行われる(通常は車検や整備時に交換)。
【0024】
交換された後の使用済のオイルフィルタ1は、図1に示す解体装置11により解体が行われ、次に解体装置11について説明する。解体装置11は全体函状とされ、上面に作業部12を、内部下方に解体されるオイルフィルタ1を収容可能とする収容部13を備えた筺体14を備える。筺体14は下面にキャスタ15を備えてなり、床面上を移動可能とされる。筺体14の前面には開閉扉16が備えられ、図1に示すように開閉扉16を開けることで収容部13を前面側から臨むことができる。
【0025】
開閉扉16を開けた筺体14の前面側からは、収容部13内に格納される収容函17が矢印方向(図1参照)に出入れ可能とされる。この収容函17には筺体14の上面の作業部12にて解体されるオイルフィルタ1を該作業部12から、筺体14の格納時において上方より落下して収容することを可能としており、筺体14の作業部12の手前側には作業部において解体されるオイルフィルタ1を収容部13へ落下させるための開口部18が形成される。すなわち、作業部12においては、開口部18を通じて、筺体14の内部の収容部13(具体的には格納される収容函17内)が臨まれる状態となる。
【0026】
作業部12において、手前側に形成される平面横長の長方形状の開口部18には、正面矢印A方向から観て(図1参照)、L字状をなす板状の回動ホルダ19が備えられる。回動ホルダ19はL字状のコーナ部を開口部18に形成される軸支持部20に軸支され、該軸支部20を中心に矢印θ方向に回動可能とされる。すなわち回動ホルダ19は図1に示す一側の回動端と、図2に示す他側の回動端の間で矢印θ方向に回動可能とされる。回動ホルダ19は、図1および図2に示すように軸支持部20に軸支され、正面L字形状をなす支持フレーム21(支持体)と、同じく正面L字状とされ、支持フレーム21の枠内に配設されて支持フレーム21に対し、矢印B方向にスライド可能に支持されるスライド体22とにより構成される(図1参照)。
【0027】
正面L字状をなす回動ホルダ19の一側片19Aの上面には、支持フレーム21上に突出形成される軸受23に螺合され、先端部をスライド体22の上面に形成される突出部24に遊支されるスクリューシャフト25が配設される。スクリューシャフト25の手前側にはハンドル26が取着され、該ハンドル26を回動することによりスクリューシャフト25が回動し、スライド体22を支持フレーム21に対して矢印B方向にスライドさせることが可能となる。
【0028】
一方、回動ホルダ19の他側片19Bのスライド体22における上面中心には、歯車27が配設され、この歯車27はスライド体22を上下に貫通する支軸28に軸支される(図2参照)。歯車27はスライド体22の上面に支持される軸受29に支承され、矢印方向に回動可能な回動シャフト30に支着されるウォームギヤ31が噛合される。回動シャフト30の手前側には図2に示すように回転操作部としての操作ハンドル32が取着され、該ハンドル32を回動操作することにより、ウォームギヤ31を回動し、これにより歯車27を矢印方向に回動させることができる。この結果、上下に貫通する支軸28についても回動可能となる(図6、図7参照)。
【0029】
他側片19Bのスライド体22の下面側には、上記上方から貫通する支軸28と結合されるオイルフィルタの保持部33が備えられる(図1参照)。保持部33は円板状の回動プレート33Aの中心に支軸28と連結される挿入シャフト33Bを備えるものとされる(図7参照)。
【0030】
このように、回動ホルダ19の板状をなす他端片19Bの下面には、保持部33が備えられ、該保持部33は筺体14内の収容部13と近接し、対向する回動ホルダ19の回動状態における回動端において(図2参照)、開口部18よりも下方のレベルに位置決めされ、さらに収容部13の収容函17と対向して収容函17内を下方に臨む状態とされる。この際、板状をなす回動ホルダ19の他側片19Bは、図2に示すように開口部18における正面右側の一領域を閉めるように設定される。
【0031】
一方、回動ホルダ19の他側片19Bの下面の保持部33が、収容部13と離隔する一側への回動状態における回動端においては(図1、図3参照)、該保持部33が開口部18よりも上方で、開口部18に対して角度90度、立ち上がる状態に位置決めされ、保持部33が開口部18の上方で作業部12上に露出されることとなる。この際、板状をなす回動ホルダ19の一側片19Aは、図1に示すように開口部18における正面左側の領域を閉塞し、かつ開口部18の正面右側の領域が開口されるよう設定される。
【0032】
図1に示すように保持部33が上方に立ち上がる回動ホルダ19の一側へ回動される回動端において、保持部33の挿入シャフト33Bにオイルフィルタ1の吐出口9に挿入させる状態でオイルフィルタ1の全体を保持部33に保持させるようにする。この際、保持部33の回動プレート33Aはオイルフィルタ1の蓋体8の部分を支持することとなり(図3参照)、この状態においてオイルフィルタ1はその軸線方向(X方向)を水平状態となるよう設定している。なお、オイルフィルタ1を保持部33に保持させる状態においては、ハンドル26を回動操作し、支持フレーム21に対してスライド体22を筺体14の手前側のスライド端にスライドさせるように設定する。
【0033】
こうして保持部33にオイルフィルタ1に保持された状態において、回動ホルダ19を他側に回動し、図2に示す回動端まで回動させると、保持部33に保持されるオイルフィルタ1は蓋体8の部分を上方にし、蓋体8の対向部を下方にして、その軸線方向(X方向)を鉛直方向に対応させる状態で筺体14内の収容部13の上方(詳しくは収容函17の上方)に位置決めされることとなる(図6参照)。
【0034】
筺体14の内部の正面奥側において、上記回動ホルダ19が他側へ回動される回動端(図2に示す状態)における保持部33の対向位置には、切断装置としてのカッタ34が配設される。カッタ34は、作業部12に支持されるモータフレーム35にモータ36を取着して構成され、該モータ36の回転軸37を筺体14の内部上方に位置させるようにしている。そしてこの回転軸37には回転刃38が軸支され、該回転刃38は図2に示す回動ホルダ19の回動端において、保持部33に保持されるオイルフィルタ1の軸線方向(X方向)と交差する水平方向に配置される。すなわちカッタ34の回転刃38は、モータ36の駆動により保持部33に保持され、対向位置に位置決めされるオイルフィルタ1(回動ホルダ19の図2に示す回動端において、図6に示す位置決め状態)の蓋体8の下方位置のフィルタケース2と対向し、当該フィルタケース2の周方向を切断可能とするものである(図8の矢印に示す回転刃38の対向位置)。
【0035】
フィルタケース2の周方向の切断は、回転刃38に対し保持部33に保持されるオイルフィルタ1を図6の矢印に示すように近接するようにして行われ、該近接はハンドル26を回動操作し、支持フレーム21に対してスライド体22を筺体14の奥側にスライドさせるようにして行われる。さらに回転操作部としての操作ハンドル32についても回動操作し、回動シャフト30→ウォームギヤ31→歯車27→支軸28へと回動力を伝達させて、回動プレート33A並びに挿入シャフト33Bからなる保持部33の全体をオイルフィルタ1の軸線(X)回りに回転させるようにする。この結果、回転される回転刃38は保持部33に保持されてX軸回りに回転するオイルフィルタ1のフィルタケース20を、周方向に切断することが可能となる。
【0036】
こうして蓋体8の下方位置におけるフィルタケース2の周方向全体が切断されると、図7に示すように切断されたフィルタケース2の下方、並びにフィルタケース2内に収容されていたフィルタ本体4が筺体14内の下方の収容部13内に配設される収容函17に、自重により落下・収容されることとなる。そして保持部33には、オイルフィルタ1の蓋体8とこれに結合されるフィルタケース2の切断部上方が僅かに保持される状態となり(図7参照)、この部分は図4に示すように回動ホルダ19を再び一側の回動端に回動させ、図4の矢印方向に保持部33から離脱させることにより、保持を解除することができる。保持を解除された該蓋体8の部分については、そのまま開口部18から下方の収容函17内に落下させ、収容させることができる。なお、こうしたカッタ34による切断作業を行い、回動ホルダ19を図4に示す回動端へ回動させる際には、ハンドル26を先とは逆方向に回動操作し、スライド体22を支持フレーム21に対して筺体14の手前側にスライドさせるようにする。
【0037】
こうして解体され、収容函17内に落下・収容されたオイルフィルタ1は、開閉扉16を開けて一旦フィルタ本体4のみを収容函17から取り出すようにする。作業部12の上面奥側には、収容函17から取り出された全体ボビン形状からなるフィルタ本体4の軸線方向(X方向)を水平方向に対応させ、フィルタ本体4のろ材7の部分を載置可能とする正面V字形状からなる載置ブロック39(載置部)が備えられる。
【0038】
載置ブロック39は、開口部18に形成される切欠40に、下部に備えられた突部41を嵌合する状態で支持される。すなわち、載置ブロック39はフィルタ本体4のサイズに基づいて様々なものが用意され、切欠40に対して交換可能に支持させることを可能にしている。
【0039】
載置ブロック39が支持される作業部12の奥側には、ろ材切断装置42が配設される。ろ材切断装置42は作業部12の奥側にタワー43を立設して構成され、該タワー43の上方前側にはタワー43に備えられるハンドル44の操作により鉛直方向に昇降される昇降体45が備えられる。昇降体45の下端部には、載置ブロック39の正面V字形状の前側端部と上下に対向し、正面逆V字形状をなす切断刃46が備えられる。
【0040】
図5に示す状態で載置ブロック39上に支持されるフィルタ本体4は、ハンドル44の操作により、上記昇降体45を下降させることで、昇降体45下端の切断刃46により、多孔管体5の外周に配設されるろ材7のうち支持板6との結合部を図9に示す状態で切断することが可能となる。切断はハンドル44の操作により切断刃46を昇降させながらフィルタ本体4を軸回り(x軸回り)に回転させて行われ(図9参照)、多孔管体5の各端部の支持板6とろ材7の各端部との結合部分を、こうした切断刃46の昇降により切断し、紙製のろ材7を各支持板6並びに多孔管体5より分離するようにする。
【0041】
こうして分離されたろ材7は、収容部13内の収容函17とは分別した容器に廃棄され、一方ろ材7が分離されたフィルタ本体4は、開口部18から収容部13内の収容函17に落下させ、収容させることが可能となる。こうして、筺体14内の収容函17内には、ろ材7が切除されたフィルタ本体4、フィルタケース2、蓋体8の金属製品のみが回収されることとなり、こうした回収廃棄物については再び金属材料としてリサイクルさせることが可能となる。
【0042】
このように実施形態に係る解体装置11は、使用済のオイルフィルタ1を作業部12上の作業で解体することが可能となり、上記のように紙製のろ材7を除去し、リサイクル可能な金属材を分別する状態での解体が可能となる。加えて、解体作業のうち、カッタ34によるフィルタケース22の切断は、オイルフィルタ1を保持部33に保持させる状態で回動ホルダ19を他側の回動端に回動させてモータ36を駆動し、さらに各ハンドル26、32を操作することによりこうした作業を行うため、油で汚れたオイルフィルタ1を手で保持することもなく、作業を行えることとなる。さらにカッタ34によるフィルタケース2の切断は、筺体14の内部において、オイルフィルタ1を保持部33に保持させて行われるため、解体されるオイルフィルタ1から漏れるオイルで周囲を汚したりすることもなく、解体されたオイルフィルタ1はそのまま作業部12から筺体14の収容部13内の収容函17に落下・収容させることが可能となる。またカッタ34によりフィルタケース2を切断する際には、カッタ34の周辺領域の開口部18は、回動ホルダ19の他側片19Bで閉められることとなり、切断作業時にオイルフィルタ1から漏れたオイルが、作業部12上に飛散することもない。
【0043】
さらにフィルタ本体4のろ材7の除去も、作業部12上のろ材切断装置42により行うことが可能となり、ろ材7の除去されたフィルタ本体4は開口部18から下方の収容函17内に落下・収容させることができる。したがって、上記解体装置11によれば、作業者が必要以上にオイルで手を汚したり、また作業部12上の周囲をオイルで汚すこともなく、オイルフィルタ1を効率的に解体し、金属材料を分別回収することも可能となる。
【0044】
上記実施形態に係る解体装置11では、回動ホルダ19を正面から観てL字形状のものとしているが平板からなる板状体とし、その下面に保持部を備えて開口部18を開閉自在とする状態で配設することとしてもよい。
【0045】
また実施形態では、切断装置としてのカッタ34の回転刃38を筺体14内において固定配置し、各ハンドル26、32の操作により、回転刃38に対してオイルフィルタ1のフィルタケース22における蓋体8の下方位置を近接させ、かつX軸回りに回転させるようにしているが、回動ホルダ側でオイルフィルタ1を固定状態で保持させ、位置決めされたオイルフィルタ1に対して回転刃38を近接自在とし、かつオイルフィルタ1の軸回りに周動させるよう切断装置を構成するようにしてもよく、要は回転刃38をオイルフィルタ1に対して相対的に接離可能とし、かつフィルタケース2の軸線を中心に周方向に相対的に回転可能に設定させるようにすればよい。
【0046】
さらに上記実施形態では切断装置によるフィルタケースの切断は、回転刃38による切削で行うこととしているが、例えばレーザカッターのように、溶断するようなものでもよく、こうしたレーザカッターを位置決めされたオイルフィルタ1の軸回りに周回させ、フィルタケース2を蓋体8側から切断するようにしてもよい。
【0047】
また上記実施形態で保持部33は、オイルフィルタ1の吐出口9に挿入可能な挿入シャフト33Bを備えることとしているが、保持部は必ずしもこのような構成にする必要はなく、例えば蓋体8の外周におけるフィルタケース2との接合部2をチャックし、保持するものであってもよい。
【0048】
【発明の効果】
以上のように、本発明は、作業者が手をオイルで汚したり、またオイルで周囲を汚すこともなく、使用済のオイルフィルタを効率的に解体することのできる装置を提供することという効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施形態に係るオイルフィルタの解体装置であって、回動ホルダの保持部にオイルフィルタを保持させる状態を示す斜視図である。
【図2】回動ホルダを他側へ回動させた状態を示す斜視図である。
【図3】回動ホルダを一側の回動端に位置決めさせた状態を示す斜視図である。
【図4】オイルフィルタにおけるフィルタケース、並びにフィルタ本体が解体された状態での保持部を示す斜視図である。
【図5】ろ材切断装置において、フィルタ本体を解体する状態を示す斜視図である。
【図6】カッタの回転刃によりフィルタケースを切断する状態を示す断面図である。
【図7】カッタによりフィルタケースが切断されて、解体されたフィルタ本体等が収容部に落下する状態を示す図6と同様の断面図である。
【図8】解体前のオイルフィルタの全体を示す斜視図である。
【図9】オイルフィルタの分解状態を示す斜視図である。
【図10】フィルタ本体の構造を示す斜視図である。
【符号の説明】
1   オイルフィルタ
2   フィルタケース
3   開口
4   フィルタ本体
5   多孔管体
6   支持板
7   ろ材
8   蓋体
9   吐出口
10  吸入口
11  解体装置
12  作業部
13  収容部
14  筺体
15  キャスタ
16  開閉扉
17  収容函
18  開口部
19  回動ホルダ
20  軸支部
21  支持フレーム
22  スライド体
23、29 軸受
24  突出部
25  スクリューシャフト
26、44 ハンドル
27  歯車
28  支軸
30  回動シャフト
31  ウォームギヤ
32  操作ハンドル
33  保持部
33A 回動プレート
33B 挿入シャフト
34  カッタ(切断装置)
35  モータフレーム
36  モータ
37  回転軸
38  回転刃
39  載置ブロック(載置部)
40  切欠
41  突部
42  ろ材切断装置
43  タワー
45  昇降体
46  切断刃

Claims (7)

  1. 全体有底円筒形状とされるフィルタケースの軸線方向の一端に形成される円形の開口より、内部に全体略ボビン形状のフィルタ本体を、軸線方向がフィルタケースの軸線方向に対応するように挿入して収容させ、該開口を全体略円形で中心にオイルの吐出口を、その周部にオイルの吸入口を備えた蓋体で閉塞してなるオイルフィルタで、その使用済のものを解体するためのオイルフィルタの解体装置において、
    全体函状とされ、上面に作業部を、内部下方に解体されるオイルフィルタを収容可能とする収容部をそれぞれ備え、作業部上面には下方に収容部を臨む状態で形成される開口部を備える筺体と、
    筺体上部の開口部に、収容部に対向する方向に回動可能に指示され、収容部への対向側に解体前のオイルフィルタの一端蓋体側を保持可能とする保持部を備え、収容部に対する離隔方向である一側への回動状態における回動端において、上記保持部は開口部より上方に露出され、この状態で保持部に対して解体前のオイルフィルタを保持させるとともに、収容部に対する近接方向である他側への回動状態における回動端において、オイルフィルタを保持する保持部は筺体の内部の収容部に対向する状態で臨み、オイルフィルタは蓋体の対向部を下方とする状態で開口より下方のレベルに位置決め可能とする回動ホルダと、
    筺体内部において、上記回動ホルダが他側へ回動される回動端において、保持部に保持される解体前のオイルフィルタの蓋体下方位置に対向する状態で配置され、該回動端において位置決めされたオイルフィルタの蓋体下方位置におけるフィルタケースを周方向に切断し、フィルタケースの該切断部分より下方並びに内部に収容されるフィルタ本体を筺体内部の収容部へ落下させ、収容可能とする切断装置と、
    を備えることとしてなるオイルフィルタの解体装置。
  2. 回動ホルダにおける保持部は、フィルタケースの軸線方向一端側の蓋体中心に形成されるオイルの吐出口に挿入され、オイルフィルタの全体を保持可能とする挿入シャフトを備える請求項1に記載のオイルフィルタの解体装置。
  3. 回動ホルダは筺体上部の開口部を、他側への回動状態における回動端で少なくともその一領域を閉め、一方、一側への回動状態における回動端で筺体上面の作業部より立ち上がる板状体とされ、保持部は板状体の他側への回動端における下面に備えることとしてなる請求項1または2のいずれかに記載のオイルフィルタの解体装置。
  4. 切断装置は、回動ホルダが他側へ回動される回動端において、保持部に保持される解体前のオイルフィルタの蓋体下方位置に対向する位置に回転刃を備えるカッタとされ、保持部に保持される状態で位置決めされるオイルフィルタはカッタの回転刃と相対的に接離し、かつカッタの回転刃とオイルフィルタはフィルタケースの軸線を中心に周方向に相対的に回転可能とされるものである請求項1ないし3のいずれかに記載のオイルフィルタの解体装置。
  5. 回動ホルダは筺体上部の開口部に、収容部に対向する方向に回動可能に支持される支持体と、支持体に対し、支持体が他側へ回動される回動端において、カッタの回転刃に対する対向方向にスライド可能に支持され、かつ収容部に対する対向側に保持部を備えるスライド体とからなり、さらに収容部には保持するオイルフィルタをフィルタケース軸線回りに回転可能とする回転操作部を備え、回動ホルダが他側へ回動される回動端において、スライド体を支持体に対してスライドさせ、保持部に保持されるオイルフィルタをカッタの回転刃と接離可能とするとともに、カッタの回転刃に対してオイルフィルタを回転操作部によりフィルタケースの軸線を中心に周方向に回転させ、オイルフィルタの蓋体下方位置におけるフィルタケースの周方向を切断可能とする請求項4に記載のオイルフィルタの解体装置。
  6. 筺体の内部の収容部は、筺体内部に格納可能とされ、上方より解体されるオイルフィルタを落下して収容可能とする収容函とされる請求項1ないし5のいずれかに記載のオイルフィルタの解体装置。
  7. 全体有底円筒形状とされるフィルタケースの軸線方向の一端に形成される円形の開口より、内部に全体略ボビン形状のフィルタ本体を、軸線方向がフィルタケースの軸線方向に対応するように挿入して収容させ、該開口を全体略円形で中心にオイルの吐出口を、その周部にオイルの吸入口を備えた蓋体で閉塞してなるオイルフィルタで、その使用済のものを解体するためのオイルフィルタの解体装置において、
    全体函状とされ、上面に作業部を、内部下方に解体されるオイルフィルタを収容可能とする収容部をそれぞれ備え、作業部上面には下方に収容部を臨む状態で形成される開口部を備える筺体と、
    筺体上部の開口部に、収容部に対向する方向に回動可能に指示され、収容部への対向側に解体前のオイルフィルタの一端蓋体側を保持可能とする保持部を備え、収容部に対する離隔方向である一側への回動状態における回動端において、上記保持部は開口部より上方に露出され、この状態で保持部に対して解体前のオイルフィルタを保持させるとともに、収容部に対する近接方向である他側への回動状態における回動端において、オイルフィルタを保持する保持部は筺体の内部の収容部に対向する状態で臨み、オイルフィルタは蓋体の対向部を下方とする状態で開口より下方のレベルに位置決め可能とする回動ホルダと、
    筺体内部において、上記回動ホルダが他側へ回動される回動端において、保持部に保持される解体前のオイルフィルタの蓋体下方位置に対向する状態で配置され、該回動端において位置決めされたオイルフィルタの蓋体下方位置におけるフィルタケースを周方向に切断し、フィルタケースの該切断部分より下方並びに内部に収容されるフィルタ本体を筺体内部の収容部へ落下させ、収容可能とする切断装置と、
    を備えるとともに、
    作業部の上面には、収容部に収容された全体略ボビン形状からなるフィルタ本体を、その軸線を略水平方向に対応させる状態で載置し、位置決めする載置部と、
    載置部の上方に配設され、載置部に載置し、位置決めされるフィルタ本体のうち、軸線方向に沿ってその中心に配設され、複数の孔を備える多孔管体の外周に配設され、多孔管体の軸線方向各端部に取着される円形の支持板にそれぞれ結合されるろ材の該結合部に向けて、切断刃を昇降させ、ろ材を支持板並びに多孔管体より分離可能とするろ材切断装置と、
    を備えることとしてなるオイルフィルタの解体装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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KR100929583B1 (ko) 2009-01-14 2009-12-03 윤성욱 자동차용 폐 오일필터 분리장치
JP2017508627A (ja) * 2014-02-06 2017-03-30 タイサコン・グループ・カンパニー・リミテッドThaisakol Group Co., Ltd. 短寸シャフトを切断可能なシャフト切断装置
CN114714068A (zh) * 2022-03-30 2022-07-08 核工业理化工程研究院 放射性过滤器滤芯拆解装置

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