JP2004000554A - 根管長測定用感染防止具 - Google Patents

根管長測定用感染防止具 Download PDF

Info

Publication number
JP2004000554A
JP2004000554A JP2003109256A JP2003109256A JP2004000554A JP 2004000554 A JP2004000554 A JP 2004000554A JP 2003109256 A JP2003109256 A JP 2003109256A JP 2003109256 A JP2003109256 A JP 2003109256A JP 2004000554 A JP2004000554 A JP 2004000554A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
probe
root canal
counter electrode
infection
conductive film
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2003109256A
Other languages
English (en)
Other versions
JP3565834B2 (ja
Inventor
Kazuo Sakamata
坂俣 一雄
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
IDM KK
Original Assignee
IDM KK
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by IDM KK filed Critical IDM KK
Priority to JP2003109256A priority Critical patent/JP3565834B2/ja
Publication of JP2004000554A publication Critical patent/JP2004000554A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3565834B2 publication Critical patent/JP3565834B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Images

Classifications

    • AHUMAN NECESSITIES
    • A61MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
    • A61CDENTISTRY; APPARATUS OR METHODS FOR ORAL OR DENTAL HYGIENE
    • A61C19/00Dental auxiliary appliances
    • A61C19/04Measuring instruments specially adapted for dentistry
    • A61C19/041Measuring instruments specially adapted for dentistry for measuring the length of the root canal of a tooth

Landscapes

  • Health & Medical Sciences (AREA)
  • Life Sciences & Earth Sciences (AREA)
  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Biomedical Technology (AREA)
  • Biophysics (AREA)
  • Oral & Maxillofacial Surgery (AREA)
  • Dentistry (AREA)
  • Epidemiology (AREA)
  • Animal Behavior & Ethology (AREA)
  • General Health & Medical Sciences (AREA)
  • Public Health (AREA)
  • Veterinary Medicine (AREA)
  • Dental Tools And Instruments Or Auxiliary Dental Instruments (AREA)

Abstract

【課題】本発明は、根管治療中における感染をさらに確実に防止する感染防止器具を提供することを目的とする。
【解決手段】根管長測定用のプローブまたは対極に被せるフィルムで形成された袋状の形状を有する使い捨ての根管長測定用感染防止具であって、使用時にプローブまたは対極に接触する部分が少なくとも導電性を有し、プローブまたは対極と、外部との導通が可能な使い捨ての根管長測定用感染防止具。
【選択図】  図1

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、歯科医療に関し、詳しくは根管治療の際に用いられる根管長測定器と共に用いる感染防止具に関する。
【0002】
【従来の技術】
炎症を起こした歯牙の歯髄炎、歯根膜炎等の根管治療の際には、図5に示すように、炎症を起こしている歯1の根管2に金属製のリーマー7(またはファイル)を挿入して歯髄あるいは感染した不良組織等(以下、歯髄等という。)の除去を行う。このとき、除去が不十分であると将来に炎症の再発が起こる恐れがあるので、充分に除去しておく必要がある、一方、除去を完璧に行おうとしてリーマーを深く入れすぎると、根尖を通り抜けて歯槽骨3を削ってしまう恐れがある。そこで、医療現場では、根管の底に達した時点を知らせる根管長測定器を用いて、リーマーによる根管治療が行われている(例えば特許文献1、2)。
【0003】
この根管長測定器は、根管長測定器本体(電源、電流・電圧計)8、プローブ9、対極10を有する。そしてプローブ9でリーマー7の金属部分を保持し、対極10を口唇4(または、頬粘膜等でもよい。)にかけると、根管長測定器本体(電源、電流・電圧計)8からプローブ9、リーマー7、根管2、生体内(歯槽骨3を含む)、口唇4、対極10を経て根管長測定器本体(電源、電流・電圧計)8に戻る電気的閉ループが形成される。図6(a)に、生体のインピーダンスをZ、根管のインピーダンスをZで表した等価回路を示す。
【0004】
一方、図6(b)は、リーマーが根管の末端に到達した様子を示す等価回路である。即ち、リーマーを根管の深くまで進入させ、歯槽骨3に接するとZがなくなり(図6(b)ではZをバイパスした回路で示した。)、外部抵抗としてはZのみが残る。ここで、根管部分は生体(骨)と比べてインピーダンスが極めて大きく、Z>>Zが成り立つので、図6(a)の回路と図6(b)の回路間の大きなインピーダンスを利用して、根管長の測定ができる。
【0005】
細かな測定条件、実際の測定手順は装置により異なるが、根管をバイパスした状態(等価回路は図6(b)と同じ)で、生体に2μA程度流れるように根管長測定器本体内の可変抵抗Rを調整する。これは自動調整されたり、また最初から適当な値に固定されていてもよい。また、このとき生体に通りの悪い信号(例えば1kHz)と生体に通りのよい信号(5kHz)の2つの周波数を用いて、その間での電流差をとる方法も用いられる。根管治療を始めるときは、Zが大きいのでほとんど電流が流れず、小さな電流値を示しているが、根尖近くになると根管部分のインピーダンスが次第に小さくなり、リーマーが根管の末端に到達すると、所定の電流値(または電流値差)が流れる。そのとき、メータの振れまたは音による通知により、根管の末端に達したことが判る。従って、歯槽骨を削ることなく確実に歯髄等を除去することができる。
【0006】
歯科医療の現場では、口腔内に接触する部品はガス滅菌、オートクレーブ滅菌またはアルコール消毒することで、感染症等の感染を防止している。根管長測定に用いられるプローブおよび対極に関しても、同様に滅菌した後に使用される。図7に示すように、対極10は単なる金属製のフックで簡単な構造であるため滅菌も容易であるが、プローブ9は、比較的構造が複雑である。即ち、一般的なプローブの1例では、内部構造は模式的に図8に示すように、金属製の可動鉤部13が、台部12に固定され、さや部11と台部12の間はコイルバネ14により付勢されている。根管治療時に、リーマーを可動鉤部13とさや部11の間に挟んで電気的接続を確保する。このように、プローブ先端はすき間も多く、慎重に滅菌を行う必要があった。
【0007】
【特許文献1】
特開平05−092014号公報
【特許文献2】
特開平05−064643号公報
【0008】
【発明が解決しようとする課題】
本発明は、歯科治療、特に根管治療中における感染をさらに確実に防止する感染防止器具を提供することを目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】
本発明は、根管長測定用のプローブまたは対極に被せるフィルムで形成された袋状の形状を有する使い捨ての根管長測定用感染防止具であって、使用時にプローブまたは対極に接触する部分が少なくとも導電性を有し、プローブまたは対極と、外部との導通が可能な使い捨ての根管長測定用感染防止具に関する。
【0010】
本発明の1態様においては、前記感染防止具の全体を導電性フィルムで形成することができる。
【0011】
また、本発明の1態様の感染防止具においては、少なくとも使用時にプローブまたは対極に接触する部分は、導電性フィルムで形成され、使用時にプローブまたは対極に接触しない部分であって袋状の開口側部分の少なくとも表面は絶縁材料で形成されることが好ましい。
【0012】
また、本発明の異なる態様の感染防止具においては、導電性フィルムと非導電性フィルムの2重フィルムで形成され、少なくとも使用時にプローブまたは対極に接触する部分は導電性フィルムのみで形成されていることが好ましい。
【0013】
本発明の感染防止具は、以下に詳細に説明するように、根管長測定器と共に用いることにより、根管長測定器のプローブ、対極が唾液、血液と接触するのを防止し、万が一滅菌が不十分な場合であっても、感染の危険性を確実に低下することができる。
【0014】
【発明の実施の形態】
本発明の感染防止具の形状は、プローブ用では、プローブを覆うことができて、唾液、血液等がプローブに接触しないような袋状の構造であれば特に制限はない。図1に、1例として細長い袋状の形状の感染防止具20を示した。尚、図1〜3では、袋状の感染防止具を透して中のプローブおよび対極が見えている図を示したが、実際の感染防止具では、材料により、例えば複合材料中の充填剤の量によって透明度が異なる。例えばカーボンブラック等を用いて導電性を高くしたときなどは、内部が見えないのが通常である。
【0015】
根管治療の際には、図1のように、まず感染防止具20をプローブ9に被せる。その状態で、図2に示すように、リーマー7の金属部分をプローブの可動鉤部13で挟むとリーマー7は感染防止具20を介してプローブに保持される。感染防止具の材質は、柔軟性があって且つ導電性のものが用いられる。
【0016】
対極用の感染防止具も同じように、対極を覆うことができて、唾液、血液等がプローブに接触しないような袋状の構造であれば特に制限はない。図3に、対極10に感染防止具21を被せた様子を示した。プローブおよび対極の両方に感染防止具を被せて根管長測定を行うと、根管長測定器本体(電源、電流・電圧計)8からプローブ9、感染防止具20、リーマー7、根管2、体内(歯槽骨3を含む)、口唇4(または、頬粘膜等でもよい。)、感染防止具21、対極10を経て根管長測定器本体(電源、電流・電圧計)8に戻る電気的閉ループが形成される。等価回路を図4(a)に示す。ZおよびZは、それぞれ感染防止具20、21のインピーダンスであり、Z、Zは、前述のとおり、それぞれ生体のインピーダンスおよび根管のインピーダンスである。
【0017】
通常の根管長測定器本体のアウトプットインピーダンス(図4(b)のZf)は、生体のインピーダンスZsに比べても充分に大きいため、閉回路中に、直列にZ+Zが挿入されても、通常はほとんど影響を受けないが、測定の不正確性を小さくするためには、測定周波数におけるZ+Zの絶対値の大きさが、Zの絶対値より小さいことが好ましく、特に1/10以下であることが好ましい。
【0018】
感染防止具を形成する材料は、体積インピーダンスが小さく、袋状に成形できるものであればよい。材料の体積インピーダンスは、10Ω・cm以下のものが好ましく、特に10Ω・cm以下のものが好ましい。通常は、インピーダンスの複素成分を考慮しなくても、体積抵抗率がこの範囲の材料であれば、充分に用いることができる。
【0019】
特性を満たすものであれば、ポリアセチレンのようなポリマー自体が導電性を有する導電性プラスチック(必要な添加剤を含んでいても良い。)等であっても、ポリマー中に導電性充填剤を分散した複合材料であってもよい。通常は、ポリマー中に導電性充填剤を分散した複合材料が安価で好ましい。
【0020】
導電性充填剤としては、アセチレンブラック、ケッチェンブラック等のカーボンブラック;天然黒鉛、人造黒鉛等の黒鉛;PAN系カーボンファイバー、ピッチ系カーボンファイバー等のカーボンファイバー;Ag、Ni、Al等の金属の粉末、繊維またはフレーク等を挙げることができる。これらは、1種類だけで用いても、2種以上を併用してもどちらでもよい。この中でも、価格の点からカーボンブラックおよび/または黒鉛を導電性充填剤の主成分(80体積%以上100%を含む。)として用いることが好ましい。
【0021】
ポリマーとしては、柔軟性があり袋状の形状を形成できるものであればよく、例えばポリエチレン、6−ナイロン、66−ナイロン、ポリブチレンテレフタレート、シリコーンゴム、天然ゴム、ポリイソプレンゴム、ポリブタジエンゴム、ブタジエン−ニトリル共重合ゴム(ニトリルゴム)、軟質ポリ塩化ビニール、ポリ塩化ビニリデン等を挙げることができる。これらのポリマーは可塑剤等の添加剤を必要により含んでいても良い。
【0022】
導電性充填剤の配合割合は、自己保持性等の強度を損なわない程度まで含むことが可能であり、また充填剤の種類によっても異なるが、例えば5〜70体積%、好ましくは10〜50体積%である。
【0023】
また、感染防止具の袋を形成しているフィルム厚は、プローブの形状と、袋を形成する材料に合わせて適宜変更することができるが、通常1mm以下、好ましくは500μm以下、さらに好ましくは200μm以下である。また薄すぎても破れやすくなるので、通常1μm以上である。
【0024】
また、フィルムは多層構造であってもよく、例えば内層(袋内部であってプローブと接触する方の層)に強度の強い材料を用いたり、充填剤の量を少なくしたりして、フィルムの破れ防止およびピンホールの発生を確実に防止し、一方外層は導電性の高い材料を用いてインピーダンスを下げて測定に影響を与えないようにすることもできる。多層フィルムは共押出、ラミネート等の公知の方法で形成することができる。
【0025】
また、袋の形状は、プローブおよび対極の形状に合わせて適宜変えることができる。大き過ぎても測定データには支障はないが、治療の作業上じゃまになることもあるので、プローブに被せたときに余分な弛みが1cm以内となる程度が好ましい、また、被せ易さを考慮すると入り口の開放部分が多少広く、先端側が細くなっているものが好ましい。また、長さについては、唾液等から充分に保護できる程度の長さを適宜決めればよい。
【0026】
さらにプローブ用と対極用で種類の同じ感染防止具を用いても、また異なるものを用いてもどちらでもよい。
【0027】
尚、治療の際にリーマーを回して歯髄等を除去していくので、リーマーと接触する面の摩擦が大きい場合には、感染防止具の外面に潤滑剤をコーティングしておいたり、治療の際に導電性の電解質ゲルを塗布したりすることで摩擦を低減すればよい。また、多層フィルムで感染防止具を形成する場合に、外層を滑り易い材料で形成してもよい。
【0028】
また、以上の説明で用いたプローブおよび対極の構造は単に1例であり、本発明は、ここで示した構造のプローブおよび対極の構造に限定されるものではない。また、説明に使用した根管長測定器も、単に説明のために用いた1例であり、プローブとリーマー(またはファイル等)との間の電気的接続をとって使用される根管長測定器であれば、例えばゼロ点調整方法、測定に用いる周波数、電流値、計算方法等に関わらず、本発明の根管長測定用感染防止具を用いることができる。
【0029】
このように本発明の感染防止具を、根管長測定器のプローブおよび/または対極に被せて用いると、プローブおよび/または対極と唾液、血液等との接触を防止でき、そして感染防止具は使い捨てであるため、プローブおよび/または対極の清潔性を保つことが可能であり、従来に比べて感染の危険性がさらに減少する。また、治療を受ける者にとっても治療の際に新しい感染防止具が用いられるので非常に清潔感があり、安心して治療を受けることができる。
【0030】
以上の説明では、袋状の感染防止具の全体が導電性フィルムで形成されている例を示したが、少なくともプローブまたは対極に接触する部分が導電性を有し、リーマーとの導電性または口唇(または頬粘膜等)との導電性を取れるものであればよい。
【0031】
図9は、袋状の先端部分のみを導電性とし、開口部側を絶縁性とした感染防止具の例を示した。即ち、先端部分23は、導電性フィルムで形成されており、リーマーを把持したときに電気的導通を確保できる。導電性フィルムの材料は前述した通りである。この導通が必要な先端部分23は、感染防止具をプローブ9に被せたときに、可動鉤部13が覆われるようになっていることが必要である。開口側部分24は少なくとも表面は絶縁性を有し、開口側部分24を通して電気が流れることがないので、口唇と接触してもショートしない。従って、口唇等との接触を避ける必要なく治療に専心することでき、使い勝手が非常に向上する。
【0032】
開口側部分24は、少なくとも表面は絶縁性フィルムで形成されていることが好ましい。材料としては、絶縁性のポリマーが好ましく、特に柔軟性があり袋状の形状を形成できるものであればよく、例えばポリエチレン、6−ナイロン、66−ナイロン、ポリブチレンテレフタレート、シリコーンゴム、天然ゴム、ポリイソプレンゴム、ポリブタジエンゴム、ブタジエン−ニトリル共重合ゴム(ニトリルゴム)、軟質ポリ塩化ビニール、ポリ塩化ビニリデン等を挙げることができる。これらのポリマーは可塑剤等の添加剤を必要により含んでいても良い。
【0033】
開口側部分24は、絶縁性フィルムの単層または多層フィルムで形成されていても、表面が絶縁性フィルムであれば下層または内層が導電性を有していてもよい。
【0034】
例えば図10に示すように、先端部分の導電性フィルム25と、開口側部分の絶縁性フィルム26が、熱融着、接着等により接合部27で接合したもの、また、図11に示すように、全体が導電性フィルム28で形成され、開口側部分が、その上に絶縁性フィルム29を重ねたものであってもよい。後者の場合、開口側部分で、下層の導電性フィルム28と表面層の絶縁フィルム29が積層フィルムとなっていてもよいし、単に二重になっているだけでもよい。図11、図12に示した例のどちらの場合も、導電性フィルム、絶縁性フィルムのどちらも多層フィルムであってもよい。
【0035】
このような先端部分のみが導電性を有する感染防止具は、対極用としても用いることができる。この場合は、対極が口唇または頬の粘膜等と接触する部分が導電性を有するように、先端部分と開口側部分の長さを適宜設定すればよい。
【0036】
さらに、本発明の感染防止具では、プローブまたは対極に被せたときに弛みが少ないことが好ましい。また、図12に示すように、開口部31が例えばゴム輪等の伸縮自在に形成され、装填時に開口部がぴったりと締まっていると、使用時に唾液等が入らないのでより好ましい。この形態は、先端部分のみが導電性を有する感染防止具、および全体が導電性を有する感染防止具のどちらの場合においても好適である。
【0037】
【発明の効果】
以上のように、本発明によれば、歯科治療、特に根管治療中における感染をさらに確実に防止することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】感染防止具を根管長測定器のプローブに被せた様子を示す図である。
【図2】感染防止具を根管長測定器のプローブに被せた状態で、リーマーを保持した様子を示す図である。
【図3】感染防止具を根管長測定器の対極に被せた様子を示す図である。
【図4】感染防止具を用いて、根管長を測定しているときの電気的等価回路を示す図である。
【図5】従来の根管長の測定を示す図である。
【図6】従来の根管長の測定の際の電気的等価回路を示す図である。
【図7】根管長測定器のプローブと対極を示す図である。
【図8】プローブの内部拡大図である。
【図9】異なる形態の感染防止具を根管長測定器のプローブに被せた様子を示す図である。
【図10】感染防止具のフィルム構成を示す図である。
【図11】感染防止具のフィルム構成を示す図である。
【図12】異なる形態の感染防止具を根管長測定器のプローブに被せた様子を示す図である。
【符号の説明】
1 歯
2 根管
3 歯槽骨
4 口唇
7 リーマー
8 根管長測定器本体(電源、電流・電圧計)
9 プローブ
10 対極
11 さや部
12 台部
13 可動鉤部
14 コイルバネ
20 感染防止具
21 感染防止具
23 感染防止具の導電性を有する先端側部分
24 感染防止具の表面が絶縁性である開口側部分
25 導電性フィルム
26 絶縁性フィルム
27 導電性フィルムと絶縁性フィルムの接合部分
28 導電性フィルム
29 絶縁性フィルム
31 開口部

Claims (8)

  1. 根管長測定用のプローブまたは対極に被せるフィルムで形成された袋状の形状を有する使い捨ての根管長測定用感染防止具であって、使用時にプローブまたは対極に接触する部分が少なくとも導電性を有し、プローブまたは対極と、外部との導通が可能な使い捨ての根管長測定用感染防止具。
  2. 全体が導電性フィルムで形成されている請求項1記載の感染防止具。
  3. 少なくとも使用時にプローブまたは対極に接触する部分は、導電性フィルムで形成され、使用時にプローブまたは対極に接触しない部分であって袋状の開口側部分の少なくとも表面は絶縁材料で形成されている請求項1記載の感染防止具。
  4. 少なくとも使用時にプローブに接触する部分は、導電性フィルムで形成され、使用時にプローブに接触しない部分であって袋状の開口側部分の少なくとも表面は絶縁材料で形成されているプローブ用の請求項1記載の感染防止具。
  5. 導電性フィルムと非導電性フィルムの2重フィルムで形成され、少なくとも使用時にプローブまたは対極に接触する部分は導電性フィルムのみで形成されている請求項3または4記載の感染防止具。
  6. 前記導電性フィルムが、ポリマー中に導電性充填剤を含有させた複合導電材料からなる請求項2〜5のいずれかに記載の感染防止具。
  7. 前記ポリマーが、ポリエチレン、6−ナイロン、66−ナイロン、ポリブチレンテレフタレート、シリコーンゴム、天然ゴム、ポリイソプレンゴム、ポリブタジエンゴム、ブタジエン−ニトリル共重合ゴム、軟質ポリ塩化ビニールおよびポリ塩化ビニリデンからなる群より選ばれる少なくとも1種である請求項6記載の感染防止具。
  8. 前記導電性充填剤が、カーボンブラックおよび黒鉛からなる群より選ばれる請求項6または7記載の感染防止具。
JP2003109256A 2002-04-26 2003-04-14 根管長測定用感染防止具 Expired - Fee Related JP3565834B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2003109256A JP3565834B2 (ja) 2002-04-26 2003-04-14 根管長測定用感染防止具

Applications Claiming Priority (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2002126948 2002-04-26
JP2003109256A JP3565834B2 (ja) 2002-04-26 2003-04-14 根管長測定用感染防止具

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2004000554A true JP2004000554A (ja) 2004-01-08
JP3565834B2 JP3565834B2 (ja) 2004-09-15

Family

ID=30447548

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2003109256A Expired - Fee Related JP3565834B2 (ja) 2002-04-26 2003-04-14 根管長測定用感染防止具

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP3565834B2 (ja)

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP1747767A1 (en) * 2005-07-28 2007-01-31 Medic.Nrg Ltd. Device for coupling dental instruments
JP2009011470A (ja) * 2007-07-03 2009-01-22 Morita Mfg Co Ltd 歯科用診断器及び、これを用いた歯内治療装置,歯科用診療台
WO2018201127A1 (en) * 2017-04-28 2018-11-01 Dentsply Sirona Inc. Apex locator attachment
EP3738546A1 (en) * 2019-05-14 2020-11-18 DENTSPLY SIRONA Inc. Endodontic file clip for an apex locator

Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US7559150B2 (en) * 2005-10-13 2009-07-14 Synthes Usa, Llc Depth gauge

Cited By (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP1747767A1 (en) * 2005-07-28 2007-01-31 Medic.Nrg Ltd. Device for coupling dental instruments
US7628613B2 (en) 2005-07-28 2009-12-08 Medic.Nrg Ltd. Device for coupling dental instruments
JP2009011470A (ja) * 2007-07-03 2009-01-22 Morita Mfg Co Ltd 歯科用診断器及び、これを用いた歯内治療装置,歯科用診療台
WO2018201127A1 (en) * 2017-04-28 2018-11-01 Dentsply Sirona Inc. Apex locator attachment
EP3738546A1 (en) * 2019-05-14 2020-11-18 DENTSPLY SIRONA Inc. Endodontic file clip for an apex locator
WO2020229591A1 (en) 2019-05-14 2020-11-19 Dentsply Sirona Inc. Endodontic file clip for an apex locator

Also Published As

Publication number Publication date
JP3565834B2 (ja) 2004-09-15

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US20210022683A1 (en) Three-dimensional adhesive device having a microelectronic system embedded therein
DE602005020585D1 (de) Ments an einem apikalen zahnforamen
JP6258503B2 (ja) 口腔ケア器具の位置検出
CN105148396B (zh) 阻抗引导的开道工具
Vajrabhaya et al. Accuracy of apex locator
EP1543768B1 (en) Method of measuring water content in mouth and water content measuring instrument therefore
US6382968B2 (en) Electrosurgical tool for tissue coagulation in vital pulp therapy
KR100959404B1 (ko) 치아 근관충전용 근관치료기 및 그의 발열팁
JP2008110141A (ja) 歯科用診断器、これを用いた根管治療装置、根管治療装置用の表示装置及び歯科用診療台
JP2004242936A (ja) 穿刺針
JP3565834B2 (ja) 根管長測定用感染防止具
Beach et al. Use of an electronic apex locator on a cardiac pacemaker patient
EP2172244A2 (en) Biomedical electrode and method of formation thereof
JP6673877B2 (ja) 口腔ケア支援ツール
JP3611843B1 (ja) 根管長測定用プローブ
JP7136508B2 (ja) 検出装置、及び、データ収集方法
JP2002011025A (ja) 根管長測定システム
Młyńczak et al. Graphene electrodes for long-term impedance pneumography-a feasibility study
US20090130623A1 (en) Method and apparatus for effecting dental measurements using a body-contacting electrode
EP0332131A3 (en) dentin thickness monitor
RU2782295C1 (ru) Способ измерения биопотенциалов в полости рта и устройство для его осуществления
JP3244328B2 (ja) 生体凹部測深装置及び同装置に用いる測深用探針
JP2009011470A (ja) 歯科用診断器及び、これを用いた歯内治療装置,歯科用診療台
US20210169416A1 (en) Slip-Resistance Patch for Oral Devices
WO2008114243A1 (en) Medical apparatus for administering heat treatments particularly usefeul in dental root canal treatments

Legal Events

Date Code Title Description
A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20040128

A521 Written amendment

Effective date: 20040227

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

A911 Transfer of reconsideration by examiner before appeal (zenchi)

Effective date: 20040412

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A911

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Effective date: 20040512

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Effective date: 20040608

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

R150 Certificate of patent (=grant) or registration of utility model

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

FPAY Renewal fee payment (prs date is renewal date of database)

Year of fee payment: 4

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20080618

FPAY Renewal fee payment (prs date is renewal date of database)

Year of fee payment: 4

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20080618

FPAY Renewal fee payment (prs date is renewal date of database)

Year of fee payment: 5

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090618

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees