JP2003533668A - 発射体 - Google Patents

発射体

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JP2003533668A
JP2003533668A JP2001584813A JP2001584813A JP2003533668A JP 2003533668 A JP2003533668 A JP 2003533668A JP 2001584813 A JP2001584813 A JP 2001584813A JP 2001584813 A JP2001584813 A JP 2001584813A JP 2003533668 A JP2003533668 A JP 2003533668A
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sleeve
core
barrel
bore
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JP2001584813A
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マイケル オッドワイヤー ジェームズ
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メタル ストーム リミテッド
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    • F42AMMUNITION; BLASTING
    • F42BEXPLOSIVE CHARGES, e.g. FOR BLASTING, FIREWORKS, AMMUNITION
    • F42B30/00Projectiles or missiles, not otherwise provided for, characterised by the ammunition class or type, e.g. by the launching apparatus or weapon used
    • F42B30/02Bullets
    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F42AMMUNITION; BLASTING
    • F42BEXPLOSIVE CHARGES, e.g. FOR BLASTING, FIREWORKS, AMMUNITION
    • F42B12/00Projectiles, missiles or mines characterised by the warhead, the intended effect, or the material
    • F42B12/72Projectiles, missiles or mines characterised by the warhead, the intended effect, or the material characterised by the material
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    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F42AMMUNITION; BLASTING
    • F42BEXPLOSIVE CHARGES, e.g. FOR BLASTING, FIREWORKS, AMMUNITION
    • F42B5/00Cartridge ammunition, e.g. separately-loaded propellant charges
    • F42B5/02Cartridges, i.e. cases with charge and missile
    • F42B5/03Cartridges, i.e. cases with charge and missile containing more than one missile
    • F42B5/035Cartridges, i.e. cases with charge and missile containing more than one missile the cartridge or barrel assembly having a plurality of axially stacked projectiles each having a separate propellant charge

Abstract

(57)【要約】 発射体(10)は、複数の軸方向に配置された発射体をボア内に有し、それぞれの発射体をボアから連続的に発射させるための別個の発射装薬が提供されるタイプの砲身部で使用される。発射体(10)は、コア(12)の少なくとも一部を取り囲む拡張可能なスリーブ(11)を具備する。スリーブ(11)及びコア(12)は、発射体(10)に加えられた圧力に応答してボアと密閉係合状態にするようにスリーブ(11)の後方部分(21)を変形させることができるくさび状表面(14)を有する。発射体(10)がボア内に軸方向に配置されると、前方発射体の後方面(24)が後方発射体の前方面(20)と協働して、発射装薬を受けるためのスパイン(23)の周りに独立した空間を定める。スリーブ(11)は、標的への移動中コア(12)の周りに保持される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】 本発明は、軸方向に配置された複数の発射体を砲身内に有する砲身部で使用す
る発射体に関し、その発射体は、砲身の砲口を通して発射体を連続的に発射させ
るための別個の発射装薬と関連付けられている。
【0002】 本発明者による先の特許出願は、小火器、臼砲、大口径砲弾等に関するが、こ
の発明は、そのような武器の砲弾に関する。
【0003】 本発明者による先の特許出願の形態による拳銃の試行は、2部構成縮射口径発
射体が飛行中、特にそれらが回転するときに分離する傾向を有することを示して
いる。一形態において、この発明は、それらの部分が、標的までの移動中を流線
型の発射体として完全な状態を維持する適当な発射体アセンブリを提供すること
を目的とする。
【0004】 ボア及び砲口を有する砲身内に軸方向に配置された複数の発射体を有し、その
発射体が、砲身の砲口を通して前記発射体を連続的に発射させる別個の発射装薬
と関連付けられるタイプの砲身部で使用する発射体であって、該発射体は、砲身
のボアと係合する拡張可能なスリーブと、前記スリーブがその周りに配置される
発射体コアとを備え、前記拡張可能なスリーブと前記発射体コアとは、発射体の
前方面に加えられた圧力に応答して砲身のボアと密閉係合状態に前記拡張可能な
スリーブを変形させる協働表面を有し、前方発射体の後部作用表面と後方発射体
の前記前方面とは、前記前方発射体と前記後方発射体との間に発射空間を定める
ように発射体を前記砲身内に軸方向に配置させるスペーサと関連付けられ、前記
スリーブが標的への移動中前記発射体コアの周りに保持される、発射体を本発明
者は発見した。
【0005】 本発明の第1の好ましい実施形態において、スペーサは、発射体コアと一体に
形成されても良い。この実施形態において、発射体コアは、前記発射空間を維持
するための接合して砲身内を通って軸方向に延びるスパインの形を呈しても良い
。この第1の実施形態において、本発明は、ボア及び砲口を有する砲身内に軸方
向に配置された複数の発射体を有し、その発射体が、砲身の砲口を通して前記発
射体を連続的に発射させる別個の発射装薬と関連付けられるタイプの砲身部で使
用する発射体であって、該発射体は、砲身のボアと係合するように拡張可能なス
リーブと、前記スリーブがその周りに配置される発射体コアとを備え、前記拡張
可能なスリーブと前記発射体コアとが、発射体の前方面に加えられた圧力に応答
して砲身のボアと密閉係合状態に前記拡張可能なスリーブを変形させる協働表面
を有し、前記発射体コアは、前記前方発射体と前記後方発射体との間に発射空間
を定めるように発射体を前記砲身内に軸方向に配置させる後方発射体の前方面と
接触するように本体部分から後方に延びる縮射口径スペーサを有し、前記スリー
ブが標的への移動中前記発射体の周りに保持される、発射体を提供する。
【0006】 本発明の第2の好ましい実施形態において、スペーサは、発射体から分離され
ても良い。この実施形態において、スペーサは、隣接発射体と接触した状態で砲
身内を軸方向に延びる発射管の形を呈しても良く、その発射管は前記発射空間を
発射管の壁内に維持する。この第2の実施形態において、本発明は、ボア及び砲
口を有する砲身内に軸方向に配置された複数の発射体を有し、その発射体が砲身
の砲口を通して前記発射体を連続的に発射する別個の発射装薬と関連付けられる
タイプの砲身部で使用する発射体であって、該発射体は、砲身のボアと係合する
拡張可能なスリーブと、前記スリーブが周りに配置される発射体コアとを備え、
前記拡張可能なスリーブと前記発射体コアとは、発射体の前方面に加えられた圧
力に応答して砲身のボアと密閉係合状態に前記拡張可能なスリーブを変形させる
協働表面を有し、前方発射体の後部作用表面と後方発射体の前記前方面とが、前
記前方発射体と前記後方発射体との間に発射空間を定めるように発射体を前記砲
身内に軸方向に配置させるスペーサ管と接触状態になり、前記スリーブは、標的
への移動中前記発射体コアの周りに保持される、発射体を提供する。
【0007】 本発明は、PCT/AU94/00124及びPCT/AU96/00459の国際特許出願で説明されたタ
イプの砲身部への特定用途を有する。このような砲身部には、砲身と、砲身のボ
アと作動可能に密閉係合するように砲身の軸方向に配置される複数の発射体と、
砲身の砲口を通してそれぞれの発射体を連続的に発射させる別個の発射装薬とを
含む。
【0008】 発射体コア及び拡張可能なスリーブを含む発射体の全体形状は、通常、矢状、
略球状、又は他の任意の好都合な形状に加工されても良い。発射体はまたフィン
を備え、それは、滑腔砲身である砲身からその矢が推進されるとき安定スピン回
転を発生させるように都合良くオフセットされていても良い。
【0009】 発射体爆薬は、発射空間内に配置され、砲身部の装填を補助するソリッドブロ
ックとして形成されても良い。あるいは、発射装薬は、ケース内に収容されても
良く、砲身と関連付けられた事前位置決めした電気的接触部と接触するように適
合された外部接触手段を有する埋め込み雷管を有していても良い。例えば、その
雷管は、砲身内に容器詰めした装薬を挿入できるようにし、その合せ砲身接触部
と作動可能に接触するように開口部と一直線で整列したときに開口部内に飛び出
すように収縮可能なバネ式接触部を有することもある。必要なら、その外部容器
は使い捨て可能であるか、又は装薬の燃焼を化学的に補助するものであっても良
い。さらに、積み重ねられ、接合されるか、又は独立して容器に収納された装薬
と、発射体とのアセンブリは、砲身の再装填を容易にするように提供されても良
い。
【0010】 砲身は非金属であっても良く、砲身のボアは、発火手段に完全又は部分的に適
応する凹部を有しても良い。この構成で、砲身は、制御手段と発火手段との間の
電気的導通を容易にする導電体を収容しても良い。この構成は、発射寿命限度を
有する使い捨て可能な砲身部に利用しても良い、ゆえに、発火手段や制御ワイヤ
又は複数のワイヤをその砲身と共に一体的に製造できる。
【0011】 砲身部は、代わりに、砲身内に発火開口部を有し、発火手段を砲身の外側及び
開口部に近接して配置しても良い。砲身は、発火手段を収容するように適合され
た凹部を含む非金属外装砲身で包囲するようにしても良い。外装砲身はまた、制
御手段と発火手段との間の電気的導通を容易にする導電体を収容しても良い。外
装砲身は、発火手段のプリント回路ラミネートを含んでも良い積層プラスチック
砲身として形成しても良い。
【0012】 砲身部の発射装薬を連続的に発火する電気的発火装置は、積み重ねた発射体を
介して発火信号を送ることによって前方発射装薬を発火し、前方発射装薬を発火
させて、次発火信号により作動させるための次発射装薬を発火準備状態にするス
テップを含むのが好ましい。適当に、装填した砲身の端部から内側への全ての発
射装薬は、常時閉じた電気的接触部間に配置したそれぞれの絶縁信管の挿入によ
って発火準備状態を無力化する。
【0013】 発射火薬の発火を電気的に行っても良い、又は発火を、最外部にある発射体を
発火させ、その結果生じる発火を制御して次発分の発射装薬を連続的に発火させ
る基底部中央雷管を使用することによるなどの従来型の撃針式方法を採用しても
良い。これは、燃焼ガスの後方漏れを制御、又は発射体又は砲身を介して拡がる
信管の燃焼を制御することによって行っても良い。
【0014】 他の形態において、発火は、特有の発火信号で起爆される雷管と関連付けられ
たそれぞれの発射装薬で電気的に制御される。例えば、積み重ねた発射装薬内の
雷管をパルス幅発火条件を増すように順番に並べても良く、それによって、電子
制御がパルス幅を増す発火信号を選択的に送って、選択した時間順序で順次発射
装薬を発火させる。但し、発射装薬は、設定パルス幅信号で発火し、前方発射装
薬の燃焼が、次発信パルスにより発射させるための次発射装薬を発火準備状態に
するのが好ましい。
【0015】 このような実施形態において適当に、装填した砲身の端部から内側への全ての
発射装薬は、常時閉じている電気的接触部間に配置したそれぞれの絶縁信管の挿
入で安全化しており、これらの信管は、適当な発射信号の伝達時に燃焼して接触
を閉じることができるように設定してあり、各絶縁信管はそれによる発火のため
それぞれの前方発射装薬に対して開いている。
【0016】 多数の発射体を、例えば、一斉に、又は高速で連続して、又は引き金の反復的
手動操作に応じて発射できる。このような構成において、電気信号を、砲身の外
側から送るか、又は砲身を介する電気回路を継続するか、又は互いに電気的接触
部を接触させるために次々にクリップ留めする重ね合わせた発射体を介して送る
ようにしても良い。これらの発射体は、制御回路を搭載するか、又は砲身と共に
回路を形成するようにしても良い。
【0017】 本発明の発射体は、砲身のボアと係合する拡張可能なスリーブと、前記スリー
ブが周りに配置される発射体コアとを備える。拡張可能なスリーブと発射体コア
とは、発射体の前方面に加えられた圧力に応答して砲身のボアと密閉係合状態に
前記拡張スリーブを変形させる協働表面を有する。1つの好ましい形態において
、協働表面は、相補的くさび状表面であっても良い。砲身部内への発射体の装填
すなわち詰め込み中、又は発射装薬が発射体の前で爆発するときのように、圧力
が発射体の前方面に加わると、砲身のボアと密閉係合させるように協働表面が拡
張可能なスリーブを変形させる。
【0018】 発射体コアは、変形可能な環状スリーブと協働する比較的硬質なマンドレル部
分を有しても良く、その環状スリーブは、マンドレルの周りに成形されて、砲身
のボアと密閉係合するようにマンドレルの周りで外側に拡張するスリーブの材料
変形に依存する単一の発射体を成す。
【0019】 一形態において、発射体コアは、前方にテーパ状のくさび状表面を有し、拡張
可能なスリーブは、スリーブがコアに対して後方に移動するとスリーブを拡張さ
せる相補的表面を有する。スリーブは適当に、砲身内荷重を受けたときに外側に
拡張するスカート部を有する。密閉は、発射体のそれぞれの密閉部分上に収縮す
る加熱された砲身内に発射体を挿入することによって行われても良い。
【0020】 あるいは、発射体コアは、後方にテーパ状のくさび状表面を有し、拡張可能な
スリーブは、コアがスリーブに対して後方に移動するとスリーブを拡張させる相
補的表面を有する。
【0021】 好ましくは、スリーブは、コアの前方又は後方部分と係合して前記ボアと作動
可能な密閉係合するように変形する。但し、スリーブを、必要なら前記ボアと作
動可能な密閉係合するように本体の中間部分の周りで拡張させることもある。
【0022】 スリーブは、標的への移動中前記発射体コアの周りに保持される。スリーブは
、スリーブとコアのうちのいずれか一方又は両方に設けられた少なくとも1つの
肩状部によってコアの周りに保持されても良い。一形態において、肩状部は、他
方の構成要素の凹部と係合しても良い。あるいは、少なくとも1つの肩状部は、
他方の構成要素の少なくとも一端と係合しても良い。肩状部は、スリーブがボア
と密閉及び着脱自在に係合できるように限定的相対的運動を許容するように他方
の構成要素と係合する。一形態において、スリーブは、コア内の凹部と係合する
ように内側に配置された肩状部を有しても良い。あるいは、コアは、スリーブの
対応凹部と係合するように外側に配置された肩状部を有しても良い
【0023】 他の形態において、スリーブは、最大直径を有するコアの端部と係合する肩状
部を有しても良く、コアはテーパ状であり、スリーブは対応するようにテーパ状
に加工された表面を有する。
【0024】 本発明の第1の好ましい実施形態において、発射体コアは、それと一体的に形
成されたスペーサを組み込む。発射体コアは適当に、発射体コアから後方に延び
る縮射口径のスペーサと組み込むスパインの形であっても良い。用語「縮射口径
」は、砲身のボアの口径よりも実質的に小さい直径を有することを意味すること
は理解されよう。発射空間は、スペーサの周りに提供される。
【0025】 一形態において、発射体コアは、後方発射体の前方面と係合する後方に延びる
スペーサと端部同士で接触しても良い。この構成において、スリーブは、飛行中
スリーブ及び/又はコア上の少なくとも1つの肩状部によってコアに保持されて
も良く、その肩状部は、他の構成要素内の相補的凹部と係合する。
【0026】 スパインは、スリーブを貫通して形成された通路内に延び、そのスリーブは、
挿入されたスパインの端部と係合可能であるキャップによってスパインに保持さ
れるので、スリーブからスパインが抜けるのを防ぐことができ、しかもスリーブ
と砲身のボアとの間の作動可能な密閉を行うためのそれらの間での限定的軸方向
運動も可能となる。あるいは、スパインは、スリーブの後端部内に形成されたブ
ラインド通路内に延び、そのスパインの周りのカラー部によって保持され、前記
後端部と係合可能となるので、スリーブからスパインが抜けるのを防ぐことがで
き、しかもスリーブと砲身のボアとの間の作動可能な密閉を行うためのそれらの
間の限定的軸方向運動も可能となる。
【0027】 必要なら、スパインは、その前方部が拡がる、又は、折りたたみ、スエージ加
工、又はピーニング加工によるなどで、形成されたスリーブを貫通するように形
成された通路を通って延びても良いので、貫通路を越えて外側に延びて、スリー
ブからスパインが抜けるのを防ぐことができ、しかもスリーブと砲身のボアとの
間の作動可能な密閉を行うためのそれらの間の限定的軸方向運動も可能となる。
【0028】 同様に、ブラインド通路で形成されたスリーブの後方部分は、肩状部と合体す
るか、又は背後に収縮するか、又は折りたたみ、スエージ加工、又はピーニング
加工によるなどで、形成されるので、スパインの背後に延びて、スリーブからス
パインが抜けるのを防ぐことができ、しかもスリーブと砲身のボアとの間の作動
可能な密閉を行うためのそれらの間の限定的軸方向運動も可能となる。
【0029】 適当に、コアの前方部は、角度5°〜15°の範囲の円錐角度を有する円錐台
部分であり、適当に、円錐台頭部の後端部はボアと近接して終端するので、スリ
ーブの比較的薄い後方部分のみがボアと作動可能な密閉係合状態となるように延
びる。
【0030】 本発明の第2の実施形態において、スペーサは、スペーサ管の形であり、発射
装薬をその中に閉じ込めても良い。
【0031】 一形態において、発射体は、発射装薬を収容するスペーサ管によって砲身内で
間隔を空けた状態で維持される。スペーサ管は、発射装薬と共に燃焼する硬質可
燃管として適当に形成される。あるいは、スペーサ管は、不燃材料から形成され
、発射体と共に放出され、飛行中に捨てられ、発射体と共に運ばれるか、又は次
の砲弾によって押し出されても良い。
【0032】 スペーサは、発射空間と発射体頭部を介して延び、それによって、圧縮荷重が
接触する隣接スペーサアセンブリを介して直に伝達される。このような構成にお
いて、スペーサアセンブリは、拡張手段への支持を加えても良く、それは発射体
頭部の薄い円環状後部であっても良い。さらに、拡張手段は、砲身のボアと作動
可能な密閉接触を形成して発射体頭部を通過する燃焼漏れを防止しても良い。
【0033】 相補的表面はまた、スペーサ管と発射体の前方面とのそれぞれに設けられ、そ
れによって、スペーサ管は、スペーサ管と発射体の前方面との間の相対的軸方向
圧縮に応答して砲身のボアと係合するように付勢される。このような構成におい
て、発射体とスペーサ管とが砲身内に装填され、軸方向変位が起こると、スペー
サ管と砲身との間の密閉が確実となる。
【0034】 スペーサアセンブリは、砲身のボアと密閉接触しない可鍛発射体頭部の薄い円
環状後部と係合するように外側に伸びる硬質カラー部を包含しても良いので、軸
方向の圧縮荷重がスペーサアセンブリ間で直に伝達され、それによって可鍛発射
体頭部の変形を回避することができる。
【0035】 本発明の他の形態において、発射体は、周囲溝内、又はボア内の環状リブで、
又はボア内の旋条溝に着座及び/又は配置するようにし、発射体の少なくとも外
端部を包囲する金属ジャケットを含んでも良い。発射体は、砲身内の環状溝内で
外側に拡がり、発射時に発射体内に引っ込んで砲身を自由に通過させる収縮可能
な周囲配置リングを備えていても良い。
【0036】 発射体それ自体が、標的にそれを遠隔誘導できる誘導システムや戦略的展開可
能飛行手段を包含しても良い。
【0037】 一形態において、この発明は一般に、砲身のボアと係合するスリーブと、スリ
ーブの中心を貫通して延びる発射体コアとを含み、そのスリーブは、コアの前方
部分の周りに環状凹部を形成する前方端部を有する、特定目的用砲弾を提供する
【0038】 スリーブは、標的との衝撃時に飛散するように構成される装弾筒として形成さ
れても良い。ある用途において、スリーブは、アルミニウム、マグネシウム、マ
ンガン、又は同等の金属のような軽量材料、又は適当な樹脂材料の低質量部とし
て適当に形成され、コアは、鉛又は鉛の複合物のような高質量稠密材料から形成
される。コアは、スリーブを拡張するための効果的アンビルとなるように鋼製外
板のような補強を備えても良い。このような用途は、破甲用途を含めても良い。
【0039】 適当にこのような砲弾において、コアは、後方に拡張するノーズ部分の大部分
が、コアから装弾筒付きスリーブの後方飛散を容易にできるように周囲の装弾筒
付きスリーブから突出し、しかも発射装薬によって装弾筒付きスリーブに伝達さ
れるエネルギーがコアに伝達されるように飛行中の前方移動を防ぐことができる
細長い流線形本体の形である。
【0040】 あるいは、スリーブは、標的との衝撃時に最大終端効果をもたらすように形成
されても良い。このような用途において、スリーブは、鉛、又は鉛の複合物又は
合金、及び他の材料のような稠密材料の高質量部として適当に形成される。コア
は、アルミニウム、マグネシウム、マンガン、又は同等の金属のような軽量材料
、又は適当な樹脂材料の低質量部として形成される。このような弾丸は、警察業
務、例えば、容疑者が他の人が居住する建物内で狙撃されるようなところで使用
する場合に有用となる。このような状況において、流れ弾は、壁などを貫通せず
、隣室の人を危険に曝さないことが望ましい。
【0041】 外側部分の後方面の大部分は、適当に発射ガスに曝される。
【0042】 この発明をより容易に理解し、実施するために、本発明の好ましい実施形態を
例示する添付の図を参照する。 好適な実施態様の説明
【0043】 図1で例示された発射体アセンブリ10は、それが収容される砲身のボアと係
合する鉛から形成された外部本体部分11と、本体部分11内に形成された相補
的通路14内に延びる中心軸近くに配置された前方に向かって径が細くなるアン
ビル部分13で形成された鋼製スパイン部12とを有する。
【0044】 スパイン部12は、円環状ランド15,16をその前方端に有する。ランド1
5は、外部本体部分11の前方円環状通路17と摺動係合し、ランド16は、そ
れとの締まり嵌めとなることによるなど、保持キャップ19のカラー部18と固
定係合する。キャップ19は、通路17を越えて外側に延び、本体部分11から
長手方向に間隔を空けて配置される前方端部壁20を有するので、スパイン部1
2に沿って限定的長手方向運動ができるように外部本体部分11を保持すること
ができる。
【0045】 例示されるように、アンビル部分13のテーパ状部は、相補的通路14の対応
テーパ部よりも大きいので、その後方端部21は、アンビル部分13と係合する
最初の部分となり、それによって、使用時、スパイン部分12に沿って本体部分
11が後方運動すると、後方部分21が外側へ広がり、それが収容される砲身の
ボアと作動可能な係合状態となる。
【0046】 さらに後方に移動すると、アンビル部分が通路14の全体表面と係合し、本体
部分11によって提供される径方向の拡張に対する抵抗の増加のため、本体部分
11の後方運動に対応する抵抗の増加を生む。
【0047】 この実施形態において、ノーズキャップ19は、前方砲弾からの発射ガスから
の圧力による作用を受ける、ゆえに、その結果それから生じる一部の後方への力
は、スパイン部分12によって直に阻止される。その結果、後部スパイン部分2
3の周りに収容される発射装薬量は、発射ガスからの圧力に曝され、収容される
砲身のボアと密閉係合するようにくさび状に加工されることで大部分に対して阻
止される外側部分26の前面全体を有する図2で例示されるような発射アセンブ
リ25内で収容されるものよりも少ない。スパインの後方面24はそのキャップ
19を収容する。
【0048】 発射体アセンブリ10は、弾倉回転式拳銃、又は他の射程の短い武器に適して
いるが、小さい反動力に対応するように直径を低減するか、又はより細長くした
後方スパイン部分27を有する発射体アセンブリ25は、射程距離の長い武器に
利用される。
【0049】 図3で例示された発射体アセンブリ30は、図2の実施形態と類似している。
但し、この発射体アセンブリ30は、本体部分33の後方端部32にクリップ止
め、又は保持された保持板31を有するので、本体部分33からのスパイン部分
34の飛行中の分離を防止できる。
【0050】 図4で例示される発射体アセンブリ40は、標的との衝撃時に最大終端効果を
有するように形成された本体部分41を有する特定用途用弾丸である。本体部分
41は、それが支持される砲身のボアと係合し、内部でのその位置決めはスパイ
ン部分42によって行われ、そのスパイン部分は、図1及び5の実施形態におけ
るように、相補的スパイン部分と突き合わさって砲身に沿って等間隔に配置され
た本体部分41と共に砲身の中心に延びる連続した列を形成する。
【0051】 例示された実施形態において、本体部分41は、鉛から形成され、スパイン部
分はアルミニウムから形成される。
【0052】 使用時、このような銃弾が弾倉回転式拳銃から発射される、例えば、住居内の
壁に当たる場合、壁を貫通しない。ゆえに、そのような銃弾は、使用者の視界外
の他人を傷つける心配をせずに狭い部屋での警察業務で使用できる。
【0053】 図5で例示された発射体アセンブリ50は、飛行中に飛散する装弾筒を形成す
る軽量本体部52で補助される鉛から形成された細長い流線形貫通本体の形のス
パイン部分51を有する。この目的のため、本体部分の前端部は、高速飛行に対
する抵抗となるようにカップ状に形成され、その内側部分53は、スパイン部分
51の最大直径の前方に僅かだけ延びているので、それがスパイン部分51から
容易に後方に摺動できるようにし、飛散させる。
【0054】 この構成において、ほとんどの発射ガスは、装弾筒52の後方面に作用し、他
の構成の場合と比べてより多くのエネルギーをスパイン部分に伝達する。従って
、発射体50は、高速でその支持砲身の砲口を出て行き、その時、装弾筒は標的
へ移動する大量の運動エネルギーを高めたスパイン部分を残して飛散する。
【0055】 図6及び7で例示される大口径砲弾60,70は、それぞれ、砲身63,73
内に係合され、発射体の後方部分を包囲し、密閉部分に対して発射体の後方移動
が密閉部分を拡張させ、図10で例示される砲身100のように、それらが内部
に納まる砲身のボアと密閉係合状態になるくさび止めの方法でそれと係合される
外部密閉部分62,72を備えた高爆発性火薬を含む径155mmの発射体のよ
うな大型重量発射体61,71を有する。
【0056】 この目的のため、各密閉部分は、積み重ねられた密閉部分62,72と、発射
装薬65,75を包含する交互の可燃構造管64,74とから構成される硬質列
の一部としてその砲身63,73内に固定的に支持される。
【0057】 密閉部分62,72は、発射体61の相補的外部円錐台状表面68,78の周
りを取り囲む外側に延びるバンド67,77に隙間をもって自由に動けるように
嵌合する環状凹部66,76で中断される内部円錐台状表面65,75を有する
。このバンド67,77は、飛行及び取扱中の発射体上での密閉部分62,72
の係合を維持する。
【0058】 図8は、図7の実施形態に類似しているさらなる発射体80を例示するが、ス
ペーサ管81は、拡大端部82,83を有し、より大きな合わせ荷重伝達面84
,85を提供する。
【0059】 図9で例示された発射体アセンブリ90は、密閉手段92に形成された一連の
周囲に延びる波状部91を利用し、その波状部91は砲身内の相補的溝93と合
致して、発射体94を砲身内で間隔を空けた状態に維持し、可燃構造管の代わり
に後方運動に対して密閉手段92を保持するので、密閉手段92は、発射体94
の後方運動によって外側に拡がり、次の発射装薬に後方に移動する前方砲弾から
の発射ガスに対して密閉する。必要なら、波状部は、砲身との密閉係合や砲身内
での位置決めを補助できるようにらせん状のネジとして形成されても良い。
【0060】 図10で例示されるように、発射体アセンブリ60,70,80,90は、ポ
ッド91内で垂直に支持された交換可能な砲身90内に収容されても良い。これ
らの砲身は、後座制御手段92によって衝撃が和らげられても良く、それらが、
発射前にポッドから僅かに拡張されるように適合されても良い。
【0061】 上記説明は本発明の代表的な例を実例で説明したものであり、当業者には明白
であろうそれらに対する修正や変形の全ては、ここで詳述したような本発明の明
白な趣旨及び範囲を逸脱するものではないことは当然理解されよう。
【図面の簡単な説明】
【図1】 図1は、拳銃で使用するのに適した9mm径の発射体アセンブリを例示する図
である。
【図2】 図2は、拳銃で使用するのに適した9mm径の発射体アセンブリを例示する図
である。
【図3】 図3は、拳銃で使用するのに適した9mm径の発射体アセンブリを例示する図
である。
【図4】 図4は、標的保持に適合された特定目的用発射体アセンブリを例示する図であ
る。
【図5】 図5は、標的を貫通させるのに適合された他の特定目的用発射体アセンブリを
例示する図である。
【図6】 図6は、100〜200の口径範囲の砲身に適した大ボア径砲弾を例示する図
である。
【図7】 図7は、100〜200の口径範囲の砲身に適した大ボア径砲弾を例示する図
である。
【図8】 図8は、100〜200の口径範囲の砲身に適した大ボア径砲弾を例示する図
である。
【図9】 図9は、100〜200の口径範囲の砲身に適した大ボア径砲弾を例示する図
である。
【図10】 図10は、図6〜図8で例示された発射体用の多連砲兵器を例示する図である
【手続補正書】特許協力条約第34条補正の翻訳文提出書
【提出日】平成13年11月6日(2001.11.6)
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】全文
【補正方法】変更
【補正の内容】
【発明の名称】 発射体
【特許請求の範囲】
【発明の詳細な説明】
【0001】 発明の背景 発明の分野 本発明は、軸方向に配置された複数の発射体を砲身内に有する砲身部で使用す
る発射体に関し、その発射体は、砲身の砲口を通して発射体を連続的に発射させ
るための別個の発射装薬と関連付けられている。
【0002】発明の背景 本発明者による先の特許出願は、小火器、臼砲、大口径砲弾等に関するが、こ
の発明は、そのような武器の砲弾に関する。
【0003】 本発明者による先の特許出願の形態による拳銃の試行は、2部構成縮射口径発
射体が飛行中、特にそれらが回転するときに分離する傾向を有することを示して
いる。一形態において、この発明は、それらの部分が、標的までの移動中を流線
型の発射体として完全な状態を維持する適当な発射体アセンブリを提供すること
を目的とする。
【0004】発明の概要 ボア及び砲口を有する砲身内に軸方向に配置された複数の発射体を有し、その
発射体が、砲身の砲口を通して前記発射体を連続的に発射させる別個の発射装薬
と関連付けられるタイプの砲身部で使用する発射体であって、該発射体は、砲身
のボアと係合する拡張可能なスリーブと、前記スリーブがその周りに配置される
発射体コアとを備え、前記拡張可能なスリーブと前記発射体コアとは、発射体の
前方面に加えられた圧力に応答して砲身のボアと密閉係合状態に前記拡張可能な
スリーブを変形させる協働表面を有し、前方発射体の後部作用表面と後方発射体
の前記前方面とは、前記前方発射体と前記後方発射体との間に発射空間を定める
ように発射体を前記砲身内に軸方向に配置させるスペーサと関連付けられ、前記
スリーブが標的への移動中前記発射体コアの周りに保持される、発射体を本発明
者は発見した。
【0005】 本発明の第1の好ましい実施形態において、スペーサは、発射体コアと一体に
形成されても良い。この実施形態において、発射体コアは、前記発射空間を維持
するための接合して砲身内を通って軸方向に延びるスパインの形を呈しても良い
。この第1の実施形態において、本発明は、ボア及び砲口を有する砲身内に軸方
向に配置された複数の発射体を有し、その発射体が、砲身の砲口を通して前記発
射体を連続的に発射させる別個の発射装薬と関連付けられるタイプの砲身部で使
用する発射体であって、該発射体は、砲身のボアと係合するように拡張可能なス
リーブと、前記スリーブがその周りに配置される発射体コアとを備え、前記拡張
可能なスリーブと前記発射体コアとが、発射体の前方面に加えられた圧力に応答
して砲身のボアと密閉係合状態に前記拡張可能なスリーブを変形させる協働表面
を有し、前記発射体コアは、前記前方発射体と前記後方発射体との間に発射空間
を定めるように発射体を前記砲身内に軸方向に配置させる後方発射体の前方面と
接触するように本体部分から後方に延びる縮射口径スペーサを有し、前記スリー
ブが標的への移動中前記発射体の周りに保持される、発射体を提供する。
【0006】 本発明の第2の好ましい実施形態において、スペーサは、発射体から分離され
ても良い。この実施形態において、スペーサは、隣接発射体と接触した状態で砲
身内を軸方向に延びる発射管の形を呈しても良く、その発射管は前記発射空間を
発射管の壁内に維持する。この第2の実施形態において、本発明は、ボア及び砲
口を有する砲身内に軸方向に配置された複数の発射体を有し、その発射体が砲身
の砲口を通して前記発射体を連続的に発射する別個の発射装薬と関連付けられる
タイプの砲身部で使用する発射体であって、該発射体は、砲身のボアと係合する
拡張可能なスリーブと、前記スリーブが周りに配置される発射体コアとを備え、
前記拡張可能なスリーブと前記発射体コアとは、発射体の前方面に加えられた圧
力に応答して砲身のボアと密閉係合状態に前記拡張可能なスリーブを変形させる
協働表面を有し、前方発射体の後部作用表面と後方発射体の前記前方面とが、前
記前方発射体と前記後方発射体との間に発射空間を定めるように発射体を前記砲
身内に軸方向に配置させる燃焼式スペーサ管と接触状態になり、前記スリーブは
、標的への移動中前記発射体コアの周りに保持される、発射体を提供する。
【0007】 本発明は、PCT/AU94/00124及びPCT/AU96/00459の国際特許出願で説明されたタ
イプの砲身部への特定用途を有する。このような砲身部には、砲身と、砲身のボ
アと作動可能に密閉係合するように砲身の軸方向に配置される複数の発射体と、
砲身の砲口を通してそれぞれの発射体を連続的に発射させる別個の発射装薬とを
含む。
【0008】 発射体コア及び拡張可能なスリーブを含む発射体の全体形状は、通常、矢状、
略球状、又は他の任意の好都合な形状に加工されても良い。発射体はまたフィン
を備え、それは、滑腔砲身である砲身からその矢が推進されるとき安定スピン回
転を発生させるように都合良くオフセットされていても良い。
【0009】 発射体爆薬は、発射空間内に配置され、砲身部の装填を補助するソリッドブロ
ックとして形成されても良い。あるいは、発射装薬は、ケース内に収容されても
良く、砲身と関連付けられた事前位置決めした電気的接触部と接触するように適
合された外部接触手段を有する埋め込み雷管を有していても良い。例えば、その
雷管は、砲身内に容器詰めした装薬を挿入できるようにし、その合せ砲身接触部
と作動可能に接触するように開口部と一直線で整列したときに開口部内に飛び出
すように収縮可能なバネ式接触部を有することもある。必要なら、その外部容器
は使い捨て可能であるか、又は装薬の燃焼を化学的に補助するものであっても良
い。さらに、積み重ねられ、接合されるか、又は独立して容器に収納された装薬
と、発射体とのアセンブリは、砲身の再装填を容易にするように提供されても良
い。
【0010】 砲身は非金属であっても良く、砲身のボアは、発火手段に完全又は部分的に適
応する凹部を有しても良い。この構成で、砲身は、制御手段と発火手段との間の
電気的導通を容易にする導電体を収容しても良い。この構成は、発射寿命限度を
有する使い捨て可能な砲身部に利用しても良い、ゆえに、発火手段や制御ワイヤ
又は複数のワイヤをその砲身と共に一体的に製造できる。
【0011】 砲身部は、代わりに、砲身内に発火開口部を有し、発火手段を砲身の外側及び
開口部に近接して配置しても良い。砲身は、発火手段を収容するように適合され
た凹部を含む非金属外装砲身で包囲するようにしても良い。外装砲身はまた、制
御手段と発火手段との間の電気的導通を容易にする導電体を収容しても良い。外
装砲身は、発火手段のプリント回路ラミネートを含んでも良い積層プラスチック
砲身として形成しても良い。
【0012】 砲身部の発射装薬を連続的に発火する電気的発火装置は、積み重ねた発射体を
介して発火信号を送ることによって前方発射装薬を発火し、前方発射装薬を発火
させて、次発火信号により作動させるための次発射装薬を発火準備状態にするス
テップを含むのが好ましい。適当に、装填した砲身の端部から内側への全ての発
射装薬は、常時閉じた電気的接触部間に配置したそれぞれの絶縁信管の挿入によ
って発火準備状態を無力化する。
【0013】 発射火薬の発火を電気的に行っても良い、又は発火を、最外部にある発射体を
発火させ、その結果生じる発火を制御して次発分の発射装薬を連続的に発火させ
る基底部中央雷管を使用することによるなどの従来型の撃針式方法を採用しても
良い。これは、燃焼ガスの後方漏れを制御、又は発射体又は砲身を介して拡がる
信管の燃焼を制御することによって行っても良い。
【0014】 他の形態において、発火は、特有の発火信号で起爆される雷管と関連付けられ
たそれぞれの発射装薬で電気的に制御される。例えば、積み重ねた発射装薬内の
雷管をパルス幅発火条件を増すように順番に並べても良く、それによって、電子
制御がパルス幅を増す発火信号を選択的に送って、選択した時間順序で順次発射
装薬を発火させる。但し、発射装薬は、設定パルス幅信号で発火し、前方発射装
薬の燃焼が、次発信パルスにより発射させるための次発射装薬を発火準備状態に
するのが好ましい。
【0015】 このような実施形態において適当に、装填した砲身の端部から内側への全ての
発射装薬は、常時閉じている電気的接触部間に配置したそれぞれの絶縁信管の挿
入で安全化しており、これらの信管は、適当な発射信号の伝達時に燃焼して接触
を閉じることができるように設定してあり、各絶縁信管はそれによる発火のため
それぞれの前方発射装薬に対して開いている。
【0016】 多数の発射体を、例えば、一斉に、又は高速で連続して、又は引き金の反復的
手動操作に応じて発射できる。このような構成において、電気信号を、砲身の外
側から送るか、又は砲身を介する電気回路を継続するか、又は互いに電気的接触
部を接触させるために次々にクリップ留めする重ね合わせた発射体を介して送る
ようにしても良い。これらの発射体は、制御回路を搭載するか、又は砲身と共に
回路を形成するようにしても良い。
【0017】 本発明の発射体は、砲身のボアと係合する拡張可能なスリーブと、前記スリー
ブが周りに配置される発射体コアとを備える。拡張可能なスリーブと発射体コア
とは、発射体の前方面に加えられた圧力に応答して砲身のボアと密閉係合状態に
前記拡張スリーブを変形させる協働表面を有する。1つの好ましい形態において
、協働表面は、相補的くさび状表面であっても良い。砲身部内への発射体の装填
すなわち詰め込み中、又は発射装薬が発射体の前で爆発するときのように、圧力
が発射体の前方面に加わると、砲身のボアと密閉係合させるように協働表面が拡
張可能なスリーブを変形させる。
【0018】 発射体コアは、変形可能な環状スリーブと協働する比較的硬質なマンドレル部
分を有しても良く、その環状スリーブは、マンドレルの周りに成形されて、砲身
のボアと密閉係合するようにマンドレルの周りで外側に拡張するスリーブの材料
変形に依存する単一の発射体を成す。
【0019】 一形態において、発射体コアは、前方にテーパ状のくさび状表面を有し、拡張
可能なスリーブは、スリーブがコアに対して後方に移動するとスリーブを拡張さ
せる相補的表面を有する。スリーブは適当に、砲身内荷重を受けたときに外側に
拡張するスカート部を有する。密閉は、発射体のそれぞれの密閉部分上に収縮す
る加熱された砲身内に発射体を挿入することによって行われても良い。
【0020】 あるいは、発射体コアは、後方にテーパ状のくさび状表面を有し、拡張可能な
スリーブは、コアがスリーブに対して後方に移動するとスリーブを拡張させる相
補的表面を有する。
【0021】 好ましくは、スリーブは、コアの前方又は後方部分と係合して前記ボアと作動
可能な密閉係合するように変形する。但し、スリーブを、必要なら前記ボアと作
動可能な密閉係合するように本体の中間部分の周りで拡張させることもある。
【0022】 スリーブは、標的への移動中前記発射体コアの周りに保持される。スリーブは
、スリーブとコアのうちのいずれか一方又は両方に設けられた少なくとも1つの
肩状部によってコアの周りに保持されても良い。一形態において、肩状部は、他
方の構成要素の凹部と係合しても良い。あるいは、少なくとも1つの肩状部は、
他方の構成要素の少なくとも一端と係合しても良い。肩状部は、スリーブがボア
と密閉及び着脱自在に係合できるように限定的相対的運動を許容するように他方
の構成要素と係合する。一形態において、スリーブは、コア内の凹部と係合する
ように内側に配置された肩状部を有しても良い。あるいは、コアは、スリーブの
対応凹部と係合するように外側に配置された肩状部を有しても良い
【0023】 他の形態において、スリーブは、最大直径を有するコアの端部と係合する肩状
部を有しても良く、コアはテーパ状であり、スリーブは対応するようにテーパ状
に加工された表面を有する。
【0024】 本発明の第1の好ましい実施形態において、発射体コアは、それと一体的に形
成されたスペーサを組み込む。発射体コアは適当に、発射体コアから後方に延び
る縮射口径のスペーサと組み込むスパインの形であっても良い。用語「縮射口径
」は、砲身のボアの口径よりも実質的に小さい直径を有することを意味すること
は理解されよう。発射空間は、スペーサの周りに提供される。
【0025】 一形態において、発射体コアは、後方発射体の前方面と係合する後方に延びる
スペーサと端部同士で接触しても良い。この構成において、スリーブは、飛行中
スリーブ及び/又はコア上の少なくとも1つの肩状部によってコアに保持されて
も良く、その肩状部は、他の構成要素内の相補的凹部と係合する。
【0026】 スパインは、スリーブを貫通して形成された通路内に延び、そのスリーブは、
挿入されたスパインの端部と係合可能であるキャップによってスパインに保持さ
れるので、スリーブからスパインが抜けるのを防ぐことができ、しかもスリーブ
と砲身のボアとの間の作動可能な密閉を行うためのそれらの間での限定的軸方向
運動も可能となる。あるいは、スパインは、スリーブの後端部内に形成されたブ
ラインド通路内に延び、そのスパインの周りのカラー部によって保持され、前記
後端部と係合可能となるので、スリーブからスパインが抜けるのを防ぐことがで
き、しかもスリーブと砲身のボアとの間の作動可能な密閉を行うためのそれらの
間の限定的軸方向運動も可能となる。
【0027】 必要なら、スパインは、その前方部が拡がる、又は、折りたたみ、スエージ加
工、又はピーニング加工によるなどで、形成されたスリーブを貫通するように形
成された通路を通って延びても良いので、貫通路を越えて外側に延びて、スリー
ブからスパインが抜けるのを防ぐことができ、しかもスリーブと砲身のボアとの
間の作動可能な密閉を行うためのそれらの間の限定的軸方向運動も可能となる。
【0028】 同様に、ブラインド通路で形成されたスリーブの後方部分は、肩状部と合体す
るか、又は背後に収縮するか、又は折りたたみ、スエージ加工、又はピーニング
加工によるなどで、形成されるので、スパインの背後に延びて、スリーブからス
パインが抜けるのを防ぐことができ、しかもスリーブと砲身のボアとの間の作動
可能な密閉を行うためのそれらの間の限定的軸方向運動も可能となる。
【0029】 適当に、コアの前方部は、角度5°〜15°の範囲の円錐角度を有する円錐台
部分であり、適当に、円錐台頭部の後端部はボアと近接して終端するので、スリ
ーブの比較的薄い後方部分のみがボアと作動可能な密閉係合状態となるように延
びる。
【0030】 本発明の第2の実施形態において、スペーサは、スペーサ管の形であり、発射
装薬をその中に閉じ込めても良い。
【0031】 一形態において、発射体は、発射装薬を収容するスペーサ管によって砲身内で
間隔を空けた状態で維持される。スペーサ管は、発射装薬と共に燃焼する硬質可
燃管として適当に形成される。あるいは、スペーサ管は、不燃材料から形成され
、発射体と共に放出され、飛行中に捨てられ、発射体と共に運ばれるか、又は次
の砲弾によって押し出されても良い。
【0032】 スペーサは、発射空間と発射体頭部を介して延び、それによって、圧縮荷重が
接触する隣接スペーサアセンブリを介して直に伝達される。このような構成にお
いて、スペーサアセンブリは、拡張手段への支持を加えても良く、それは発射体
頭部の薄い円環状後部であっても良い。さらに、拡張手段は、砲身のボアと作動
可能な密閉接触を形成して発射体頭部を通過する燃焼漏れを防止しても良い。
【0033】 相補的表面はまた、スペーサ管と発射体の前方面とのそれぞれに設けられ、そ
れによって、スペーサ管は、スペーサ管と発射体の前方面との間の相対的軸方向
圧縮に応答して砲身のボアと係合するように付勢される。このような構成におい
て、発射体とスペーサ管とが砲身内に装填され、軸方向変位が起こると、スペー
サ管と砲身との間の密閉が確実となる。
【0034】 スペーサアセンブリは、砲身のボアと密閉接触しない可鍛発射体頭部の薄い円
環状後部と係合するように外側に伸びる硬質カラー部を包含しても良いので、軸
方向の圧縮荷重がスペーサアセンブリ間で直に伝達され、それによって可鍛発射
体頭部の変形を回避することができる。
【0035】 本発明の他の形態において、発射体は、周囲溝内、又はボア内の環状リブで、
又はボア内の旋条溝に着座及び/又は配置するようにし、発射体の少なくとも外
端部を包囲する金属ジャケットを含んでも良い。発射体は、砲身内の環状溝内で
外側に拡がり、発射時に発射体内に引っ込んで砲身を自由に通過させる収縮可能
な周囲配置リングを備えていても良い。
【0036】 発射体それ自体が、標的にそれを遠隔誘導できる誘導システムや戦略的展開可
能飛行手段を包含しても良い。
【0037】 一形態において、この発明は一般に、砲身のボアと係合するスリーブと、スリ
ーブの中心を貫通して延びる発射体コアとを含み、そのスリーブは、コアの前方
部分の周りに環状凹部を形成する前方端部を有する、特定目的用砲弾を提供する
【0038】 スリーブは、標的との衝撃時に飛散するように構成される装弾筒として形成さ
れても良い。ある用途において、スリーブは、アルミニウム、マグネシウム、マ
ンガン、又は同等の金属のような軽量材料、又は適当な樹脂材料の低質量部とし
て適当に形成され、コアは、鉛又は鉛の複合物のような高質量稠密材料から形成
される。コアは、スリーブを拡張するための効果的アンビルとなるように鋼製外
板のような補強を備えても良い。このような用途は、破甲用途を含めても良い。
【0039】 適当にこのような砲弾において、コアは、後方に拡張するノーズ部分の大部分
が、コアから装弾筒付きスリーブの後方飛散を容易にできるように周囲の装弾筒
付きスリーブから突出し、しかも発射装薬によって装弾筒付きスリーブに伝達さ
れるエネルギーがコアに伝達されるように飛行中の前方移動を防ぐことができる
細長い流線形本体の形である。
【0040】 あるいは、スリーブは、標的との衝撃時に最大終端効果をもたらすように形成
されても良い。このような用途において、スリーブは、鉛、又は鉛の複合物又は
合金、及び他の材料のような稠密材料の高質量部として適当に形成される。コア
は、アルミニウム、マグネシウム、マンガン、又は同等の金属のような軽量材料
、又は適当な樹脂材料の低質量部として形成される。このような弾丸は、警察業
務、例えば、容疑者が他の人が居住する建物内で狙撃されるようなところで使用
する場合に有用となる。このような状況において、流れ弾は、壁などを貫通せず
、隣室の人を危険に曝さないことが望ましい。
【0041】 外側部分の後方面の大部分は、適当に発射ガスに曝される。
【0042】 この発明をより容易に理解し、実施するために、本発明の好ましい実施形態を
例示する添付の図を参照する。 好適な実施態様の説明
【0043】 図1で例示された発射体アセンブリ10は、それが収容される砲身のボアと係
合する鉛から形成された外部本体部分11と、本体部分11内に形成された相補
的通路14内に延びる中心軸近くに配置された前方に向かって径が細くなるアン
ビル部分13で形成された鋼製スパイン部12とを有する。
【0044】 スパイン部12は、円環状ランド15,16をその前方端に有する。ランド1
5は、外部本体部分11の前方円環状通路17と摺動係合し、ランド16は、そ
れとの締まり嵌めとなることによるなど、保持キャップ19のカラー部18と固
定係合する。キャップ19は、通路17を越えて外側に延び、本体部分11から
長手方向に間隔を空けて配置される前方端部壁20を有するので、スパイン部1
2に沿って限定的長手方向運動ができるように外部本体部分11を保持すること
ができる。
【0045】 例示されるように、アンビル部分13のテーパ状部は、相補的通路14の対応
テーパ部よりも大きいので、その後方端部21は、アンビル部分13と係合する
最初の部分となり、それによって、使用時、スパイン部分12に沿って本体部分
11が後方運動すると、後方部分21が外側へ広がり、それが収容される砲身の
ボアと作動可能な係合状態となる。
【0046】 さらに後方に移動すると、アンビル部分が通路14の全体表面と係合し、本体
部分11によって提供される径方向の拡張に対する抵抗の増加のため、本体部分
11の後方運動に対応する抵抗の増加を生む。
【0047】 この実施形態において、ノーズキャップ19は、前方砲弾からの発射ガスから
の圧力による作用を受ける、ゆえに、その結果それから生じる一部の後方への力
は、スパイン部分12によって直に阻止される。その結果、後部スパイン部分2
3の周りに収容される発射装薬量は、発射ガスからの圧力に曝され、収容される
砲身のボアと密閉係合するようにくさび状に加工されることで大部分に対して阻
止される外側部分26の前面全体を有する図2で例示されるような発射アセンブ
リ25内で収容されるものよりも少ない。スパインの後方面24はそのキャップ
19を収容する。
【0048】 発射体アセンブリ10は、弾倉回転式拳銃、又は他の射程の短い武器に適して
いるが、小さい反動力に対応するように直径を低減するか、又はより細長くした
後方スパイン部分27を有する発射体アセンブリ25は、射程距離の長い武器に
利用される。
【0049】 図3で例示された発射体アセンブリ30は、図2の実施形態と類似している。
但し、この発射体アセンブリ30は、本体部分33の後方端部32にクリップ止
め、又は保持された保持板31を有するので、本体部分33からのスパイン部分
34の飛行中の分離を防止できる。
【0050】 図4で例示される発射体アセンブリ40は、標的との衝撃時に最大終端効果を
有するように形成された本体部分41を有する特定用途用弾丸である。本体部分
41は、それが支持される砲身のボアと係合し、内部でのその位置決めはスパイ
ン部分42によって行われ、そのスパイン部分は、図1及び5の実施形態におけ
るように、相補的スパイン部分と突き合わさって砲身に沿って等間隔に配置され
た本体部分41と共に砲身の中心に延びる連続した列を形成する。
【0051】 例示された実施形態において、本体部分41は、鉛から形成され、スパイン部
分はアルミニウムから形成される。
【0052】 使用時、このような銃弾が弾倉回転式拳銃から発射される、例えば、住居内の
壁に当たる場合、壁を貫通しない。ゆえに、そのような銃弾は、使用者の視界外
の他人を傷つける心配をせずに狭い部屋での警察業務で使用できる。
【0053】 図5で例示された発射体アセンブリ50は、飛行中に飛散する装弾筒を形成す
る軽量本体部52で補助される鉛から形成された細長い流線形貫通本体の形のス
パイン部分51を有する。この目的のため、本体部分の前端部は、高速飛行に対
する抵抗となるようにカップ状に形成され、その内側部分53は、スパイン部分
51の最大直径の前方に僅かだけ延びているので、それがスパイン部分51から
容易に後方に摺動できるようにし、飛散させる。
【0054】 この構成において、ほとんどの発射ガスは、装弾筒52の後方面に作用し、他
の構成の場合と比べてより多くのエネルギーをスパイン部分に伝達する。従って
、発射体50は、高速でその支持砲身の砲口を出て行き、その時、装弾筒は標的
へ移動する大量の運動エネルギーを高めたスパイン部分を残して飛散する。
【0055】 図6及び7で例示される大口径砲弾60,70は、それぞれ、砲身63,73
内に係合され、発射体の後方部分を包囲し、密閉部分に対して発射体の後方移動
が密閉部分を拡張させ、図10で例示される砲身100のように、それらが内部
に納まる砲身のボアと密閉係合状態になるくさび止めの方法でそれと係合される
外部密閉部分62,72を備えた高爆発性火薬を含む径155mmの発射体のよ
うな大型重量発射体61,71を有する。
【0056】 この目的のため、各密閉部分は、積み重ねられた密閉部分62,72と、発射
装薬65,75を包含する交互の可燃構造管64,74とから構成される硬質列
の一部としてその砲身63,73内に固定的に支持される。
【0057】 密閉部分62,72は、発射体61の相補的外部円錐台状表面68,78の周
りを取り囲む外側に延びるバンド67,77に隙間をもって自由に動けるように
嵌合する環状凹部66,76で中断される内部円錐台状表面65,75を有する
。このバンド67,77は、飛行及び取扱中の発射体上での密閉部分62,72
の係合を維持する。
【0058】 図8は、図7の実施形態に類似しているさらなる発射体80を例示するが、ス
ペーサ管81は、拡大端部82,83を有し、より大きな合わせ荷重伝達面84
,85を提供する。
【0059】 図9で例示された発射体アセンブリ90は、密閉手段92に形成された一連の
周囲に延びる波状部91を利用し、その波状部91は砲身内の相補的溝93と合
致して、発射体94を砲身内で間隔を空けた状態に維持し、可燃構造管の代わり
に後方運動に対して密閉手段92を保持するので、密閉手段92は、発射体94
の後方運動によって外側に拡がり、次の発射装薬に後方に移動する前方砲弾から
の発射ガスに対して密閉する。必要なら、波状部は、砲身との密閉係合や砲身内
での位置決めを補助できるようにらせん状のネジとして形成されても良い。
【0060】 図10で例示されるように、発射体アセンブリ60,70,80,90は、ポ
ッド91内で垂直に支持された交換可能な砲身90内に収容されても良い。これ
らの砲身は、後座制御手段92によって衝撃が和らげられても良く、それらが、
発射前にポッドから僅かに拡張されるように適合されても良い。
【0061】 上記説明は本発明の代表的な例を実例で説明したものであり、当業者には明白
であろうそれらに対する修正や変形の全ては、添付の特許請求の範囲に記載され 本発明の明白な趣旨及び範囲を逸脱するものではないことは当然理解されよう
【図面の簡単な説明】
【図1】 図1は、拳銃で使用するのに適した9mm径の発射体アセンブリを例示する図
である。
【図2】 図2は、拳銃で使用するのに適した9mm径の発射体アセンブリを例示する図
である。
【図3】 図3は、拳銃で使用するのに適した9mm径の発射体アセンブリを例示する図
である。
【図4】 図4は、標的保持に適合された特定目的用発射体アセンブリを例示する図であ
る。
【図5】 図5は、標的を貫通させるのに適合された他の特定目的用発射体アセンブリを
例示する図である。
【図6】 図6は、100〜200の口径範囲の砲身に適した大ボア径砲弾を例示する図
である。
【図7】 図7は、100〜200の口径範囲の砲身に適した大ボア径砲弾を例示する図
である。
【図8】 図8は、100〜200の口径範囲の砲身に適した大ボア径砲弾を例示する図
である。
【図9】 図9は、100〜200の口径範囲の砲身に適した大ボア径砲弾を例示する図
である。
【図10】 図10は、図6〜図8で例示された発射体用の多連砲兵器を例示する図である
【手続補正書】特許協力条約第34条補正の翻訳文提出書
【提出日】平成13年11月12日(2001.11.12)
【手続補正1】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】図6
【補正方法】変更
【補正の内容】
【図6】
【手続補正2】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】図7
【補正方法】変更
【補正の内容】
【図7】
【手続補正書】
【提出日】平成14年11月28日(2002.11.28)
【手続補正1】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】図8
【補正方法】変更
【補正の内容】
【図8】
【手続補正2】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】図10
【補正方法】変更
【補正の内容】
【図10】
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (81)指定国 EP(AT,BE,CH,CY, DE,DK,ES,FI,FR,GB,GR,IE,I T,LU,MC,NL,PT,SE,TR),OA(BF ,BJ,CF,CG,CI,CM,GA,GN,GW, ML,MR,NE,SN,TD,TG),AP(GH,G M,KE,LS,MW,MZ,SD,SL,SZ,TZ ,UG,ZW),EA(AM,AZ,BY,KG,KZ, MD,RU,TJ,TM),AE,AG,AL,AM, AT,AU,AZ,BA,BB,BG,BR,BY,B Z,CA,CH,CN,CO,CR,CU,CZ,DE ,DK,DM,DZ,EC,EE,ES,FI,GB, GD,GE,GH,GM,HR,HU,ID,IL,I N,IS,JP,KE,KG,KP,KR,KZ,LC ,LK,LR,LS,LT,LU,LV,MA,MD, MG,MK,MN,MW,MX,MZ,NO,NZ,P L,PT,RO,RU,SD,SE,SG,SI,SK ,SL,TJ,TM,TR,TT,TZ,UA,UG, US,UZ,VN,YU,ZA,ZW

Claims (51)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ボア及び砲口を有する砲身内に軸方向に配置された複数の発
    射体を有し、その発射体が砲身の砲口を通して前記発射体を連続的に発射させる
    別個の発射装薬と関連付けられるタイプの砲身部で使用する発射体において、該
    発射体は、砲身のボアと係合する拡張可能なスリーブと、前記スリーブがその周
    りに配置される発射体コアとを備え、前記拡張可能なスリーブと前記発射体コア
    とは、発射体の前方面に加えられた圧力に応答して砲身のボアと密閉係合状態に
    前記拡張可能なスリーブを変形させることができる協働表面を有し、発射体が前
    記砲身内に軸方向に配置されて前記前方発射体と前記後方発射体との間に発射空
    間を定めることができるように前方発射体の後部作用表面と後方発射体の前記前
    方面とはスペーサと関連付けられ、前記スリーブは、標的への移動中に前記発射
    体コアの周りに保持されている、発射体。
  2. 【請求項2】 請求項1に記載の発射体において、前記協働表面は相補的く
    さび状表面の形である、発射体。
  3. 【請求項3】 請求項1又は2のいずれか一項に記載の発射体において、前
    記発射体コアは、変形可能な環状スリーブと協働する比較的硬質なマンドレル部
    分を有する、発射体。
  4. 【請求項4】 請求項3に記載の発射体において、前記環状スリーブは、マ
    ンドレル部分の周りで外側に拡張させて砲身のボアと密閉係合状態にするための
    スリーブの材料変形に依存する単一発射体を形成するようにマンドレルの周りに
    成形されている、発射体。
  5. 【請求項5】 請求項1〜4のいずれか一項に記載の発射体において、前記
    発射体コアは前方にテーパ状になっているくさび状表面を有し、拡張可能なスリ
    ーブは、スリーブがコアに対して後方に移動するとスリーブを拡張させる相補的
    表面を有する、発射体。
  6. 【請求項6】 請求項1〜4のいずれか一項に記載の発射体において、前記
    発射体コアは後方にテーパ状になっているくさび状表面を有し、前記拡張可能な
    スリーブは、コアがスリーブに対して後方に移動するとスリーブを拡張させる相
    補的表面を有する、発射体。
  7. 【請求項7】 請求項1〜6のいずれか一項に記載の発射体において、前記
    スリーブは、スリーブ及びコアのいずれか一方又は両方に設けられた少なくとも
    1つの肩状部によってコアの周りに保持されている、発射体。
  8. 【請求項8】 請求項7に記載の発射体において、前記肩状部は、他方の構
    成要素の対応凹部と係合されている、発射体。
  9. 【請求項9】 請求項1〜8のいずれか一項に記載の発射体において、前記
    スリーブは、砲身のボアと、スリーブの中心を通って延びる発射体コアと係合し
    、該スリーブは、コアの前方部分の周りに環状凹部を形成する前方端部を有する
    、発射体。
  10. 【請求項10】 請求項9に記載の発射体において、前記スリーブは、標的
    との衝撃時に飛散するように構成された飛散装弾筒として形成されている、発射
    体。
  11. 【請求項11】 請求項10に記載の発射体において、前記スリーブは、ア
    ルミニウム、マグネシウム、マンガンから成る群から選択される軽量材料、又は
    適当な樹脂材料の低質量部として形成される、発射体。
  12. 【請求項12】 請求項10又は11のいずれか一項に記載の発射体におい
    て、前記コアは、鉛又は鉛の複合物から成る群から選択される高質量稠密材料か
    ら形成されている、発射体。
  13. 【請求項13】 請求項9に記載の発射体において、前記スリーブは、鉛、
    又は鉛の複合物又は合金から成る群から選択される稠密材料の高質量部として形
    成される、発射体。
  14. 【請求項14】 請求項9又は13のいずれか一項に記載の発射体において
    、前記コアは、アルミニウム、マグネシウム、マンガンから成る群から選択され
    る軽量材料、又は適当な樹脂材料の低質量部として形成されている、発射体。
  15. 【請求項15】 前記ボア及び砲口を有する砲身内に軸方向に配置された複
    数の発射体を有し、その発射体が砲身の砲口を通して前記発射体を連続的に発射
    させる別個の発射装薬と関連付けられるタイプの砲身部で使用する発射体におい
    て、該発射体は、砲身のボアと係合する拡張可能なスリーブと、前記スリーブが
    その周りに配置される発射体コアとを備え、前記拡張可能なスリーブと前記発射
    体コアとは、発射体の前方面に加えられた圧力に応答して砲身のボアと密閉係合
    状態に前記拡張可能なスリーブを変形させることができる協働表面を有し、前記
    発射体コアは、後方発射体の前方面と接触するように本体部分から後方に延びる
    縮射口径スペーサを有し、前記前方発射体と前記後方発射体との間に発射空間を
    定めるように発射体が前記砲身内に軸方向に配置されることを可能にし、前記ス
    リーブは、標的への移動中に前記発射体コアの周りに保持される、発射体。
  16. 【請求項16】 請求項15に記載の発射体において、前記協働表面は相補
    的くさび状表面の形である、発射体。
  17. 【請求項17】 請求項15又は16のいずれか一項に記載の発射体におい
    て、前記発射体コアは、変形可能な環状スリーブと協働する比較的硬質なマンド
    レル部分を有する、発射体。
  18. 【請求項18】 請求項17に記載の発射体は、前記発射体コアは、変形可
    能な環状スリーブと協働する比較的硬質なマンドレル部分を有する、発射体。
  19. 【請求項19】 請求項15〜18のいずれか一項に記載の発射体において
    、前記発射体コアは前方にテーパ状になっているくさび状表面を有し、前記拡張
    可能なスリーブは、スリーブがコアに対して後方に移動するとスリーブを拡張さ
    せる相補的表面を有する、発射体。
  20. 【請求項20】 請求項15〜18のいずれか一項に記載の発射体において
    、前記発射体コアは後方にテーパ状になっているくさび状表面を有し、前記拡張
    可能なスリーブは、コアがスリーブに対して後方に移動するとスリーブを拡張さ
    せる相補的表面を有する、発射体。
  21. 【請求項21】 請求項15〜20のいずれか一項に記載の発射体は、前記
    スリーブは、スリーブ及びコアのいずれか一方又は両方に設けられた少なくとも
    1つの肩状部によってコアの周りに保持される、発射体。
  22. 【請求項22】 請求項21に記載の発射体において、前記肩状部は、他方
    の構成要素の対応凹部と係合される、発射体。
  23. 【請求項23】 請求項15〜22のいずれか一項に記載の発射体において
    、前記発射他コアは、発射体コアから後方に延びる縮射口径スペーサを組み込む
    スパインの形である、発射体。
  24. 【請求項24】 請求項15〜22のいずれか一項に記載の発射体において
    、前記コアは、スリーブを貫通して形成された通路内に延び、スリーブは、コア
    の被挿入端部と係合可能なキャップによってコアに保持されるので、スリーブか
    らコアが抜けるのを防ぎ、しかもスリーブと砲身のボアとの間の作動可能な密閉
    を果たすためそれらの間での限定的軸方向運動を可能にする、発射体。
  25. 【請求項25】 請求項15〜22のいずれか一項に記載の発射体において
    、前記コアは、スリーブの後端部に形成されたブラインド通路内に延び、コアの
    周りのカラー部によって保持され、前記後端部と係合可能であるので、スリーブ
    からコアが抜けるのを防ぎ、しかもスリーブと砲身のボアとの間の作動可能な密
    閉を果たすためそれらの間での限定的軸方向運動を可能にする、発射体。
  26. 【請求項26】 請求項25に記載の発射体において、前記ブラインド通路
    で形成されたスリーブの後方部分は、コアの背後に延びるように肩状部を組み込
    むので、スリーブからコアが抜けるのを防ぎ、しかもスリーブと砲身のボアとの
    間の作動可能な密閉を果たすためそれらの間での限定的軸方向運動を可能にする
    、発射体。
  27. 【請求項27】 請求項1〜26のいずれか一項に記載の発射体において、
    前記肩状部は、他方の構成要素の対応凹部と係合される、発射体。
  28. 【請求項28】 請求項27に記載の発射体において、前記スリーブは、標
    的との衝撃時に飛散するように構成された飛散装弾筒として形成される、発射体
  29. 【請求項29】 請求項28に記載の発射体において、前記スリーブは、ア
    ルミニウム、マグネシウム、マンガンから成る群から選択される軽量材料、又は
    適当な樹脂材料の低質量部として形成される、発射体。
  30. 【請求項30】 請求項28又は29のいずれか一項に記載の発射体におい
    て、前記コアは、鉛、又は鉛の複合物から成る群から選択される高質量稠密材料
    から形成される、発射体。
  31. 【請求項31】 請求項27に記載の発射体において、前記スリーブは、鉛
    、又は鉛の複合物又は合金から成る群から選択される稠密材料の高質量部として
    形成される、発射体。
  32. 【請求項32】 請求項27又は31のいずれか一項に記載の発射体におい
    て、前記コアは、アルミニウム、マグネシウム、マンガンから成る群から選択さ
    れる軽量材料、又は適当な樹脂材料の低質量部として形成される、発射体。
  33. 【請求項33】 前記ボア及び砲口を有する砲身内に軸方向に配置された複
    数の発射体を有し、その発射体が砲身の砲口を通して前記発射体を連続的に発射
    させる別個の発射装薬と関連付けられるタイプの砲身部で使用する発射体におい
    て、該発射体は、砲身のボアと係合する拡張可能なスリーブと、前記スリーブが
    その周りに配置される発射体コアとを備え、前記拡張可能なスリーブと前記発射
    体コアとは、発射体の前方面に加えられた圧力に応答して砲身のボアと密閉係合
    状態に前記拡張可能なスリーブを変形させることができる協働表面を有し、前方
    発射体の後部作用表面と後方発射体の前記前方面とは、前記前方発射体と前記後
    方発射体との間に発射空間を定めるように発射体が前記砲身内に軸方向に配置さ
    れることを可能にするスペーサ管と接触し、前記スリーブは、標的への移動中に
    前記発射体コアの周りに保持される、発射体。
  34. 【請求項34】 請求項33に記載の発射体において、前記協働表面は相補
    的くさび状表面の形である、発射体。
  35. 【請求項35】 請求項33又は34のいずれか一項に記載の発射体におい
    て、前記発射体コアは、変形可能な環状スリーブと協働する比較的硬質なマンド
    レル部分を有する、発射体。
  36. 【請求項36】 請求項35に記載の発射体において、前記環状スリーブは
    、マンドレル部分の周りで外側に拡張させて砲身のボアと密閉係合状態にするた
    めのスリーブの材料変形に依存する単一発射体を形成するようにマンドレルの周
    りに成形される、発射体。
  37. 【請求項37】 請求項33〜36のいずれか一項に記載の発射体において
    、前記発射体コアは前方にテーパ状になっているくさび状表面を有し、前記拡張
    可能なスリーブは、スリーブがコアに対して後方に移動するとスリーブを拡張さ
    せる相補的表面を有する、発射体。
  38. 【請求項38】 請求項33〜36のいずれか一項に記載の発射体において
    、前記発射体コアは後方にテーパ状になっているくさび状表面を有する、前記拡
    張可能なスリーブは、コアがスリーブに対して後方に移動するとスリーブを拡張
    させる相補的表面を有する、発射体。
  39. 【請求項39】 請求項33〜38のいずれか一項に記載の発射体において
    、前記スリーブは、スリーブ及びコアのいずれか一方又は両方に設けられた少な
    くとも1つの肩状部によってコアの周りに保持されている、発射体。
  40. 【請求項40】 請求項39に記載の発射体において、前記肩状部は、他方
    の構成要素の対応凹部と係合されている、発射体。
  41. 【請求項41】 請求項33〜40のいずれか一項に記載の発射体において
    、前記発射体は、発射装薬を包含するスペーサ管によって砲身内に間隔を空けた
    状態で維持される、発射体。
  42. 【請求項42】 請求項33〜41のいずれか一項に記載の発射体において
    、前記スペース管は、発射装薬で燃焼する硬質可燃管として適当に形成されてい
    る、発射体。
  43. 【請求項43】 請求項33〜42に記載の発射体において、前記相補的表
    面は、スペーサ管と発射体の前方面とにそれぞれ配置され、それによって、スペ
    ーサ管は、スペーサ管と発射体の前方面との間の相対的軸方向圧縮に応答して砲
    身のボアと係合するように付勢される、発射体。
  44. 【請求項44】 請求項1〜43のいずれか一項に記載の発射体において、
    前記スリーブは、砲身のボアと、スリーブの中心を貫通して延びる発射体コアと
    係合し、スリーブは、コアの前方部分の周りに環状凹部を形成する前方端部を有
    する、発射体。
  45. 【請求項45】 請求項44に記載の発射体において、前記スリーブは、標
    的との衝撃時に飛散するように構成された飛散装弾筒として形成される、発射体
  46. 【請求項46】 請求項45に記載の発射体において、前記スリーブは、ア
    ルミニウム、マグネシウム、マンガンから成る群から選択される軽量材料、又は
    適当な樹脂材料の低質量部として形成される、発射体。
  47. 【請求項47】 請求項45又は46のいずれか一項に記載の発射体におい
    て、前記コアは、鉛、又は鉛の複合物から成る群から選択される高質量稠密材料
    から形成される、発射体。
  48. 【請求項48】 請求項44に記載の発射体において、前記スリーブは、鉛
    、又は鉛の複合物又は合金から成る群から選択される稠密材料の高質量部として
    形成される、発射体。
  49. 【請求項49】 請求項44又は48のいずれか一項に記載の発射体におい
    て、前記コアは、アルミニウム、マグネシウム、マンガンから成る群から選択さ
    れる軽量材料、又は適当な樹脂材料の低質量部として形成される、発射体。
  50. 【請求項50】 請求項1に記載の発射体において、前記発射体は、ボア内
    の周囲溝内又は環状リブに着座するように適合され、砲身内の環状溝内外方に延
    び、砲身内を自由に通過させるように発射時に発射体内に収縮する収縮可能な周
    囲位置決めリングを有している、発射体。
  51. 【請求項51】 添付の図を参考にして上述のように説明された発射体。
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