JP2003532961A - アクティブ制御システムを制御する方法およびその方法を使用するシステム - Google Patents

アクティブ制御システムを制御する方法およびその方法を使用するシステム

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JP2003532961A JP2001583246A JP2001583246A JP2003532961A JP 2003532961 A JP2003532961 A JP 2003532961A JP 2001583246 A JP2001583246 A JP 2001583246A JP 2001583246 A JP2001583246 A JP 2001583246A JP 2003532961 A JP2003532961 A JP 2003532961A
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ニコラス、ヤン、ドールマン
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    • G05B13/02Adaptive control systems, i.e. systems automatically adjusting themselves to have a performance which is optimum according to some preassigned criterion electric
    • G05B13/04Adaptive control systems, i.e. systems automatically adjusting themselves to have a performance which is optimum according to some preassigned criterion electric involving the use of models or simulators
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Abstract

(57)【要約】 所定システム(10)を制御する制御装置を制御する方法において、制御装置は、コントローラ(6)と、出力信号ベクトルy(t)を提供するM個の出力センサー(4)と、コントローラ(6)によって提供された制御信号ベクトルu(t)によって制御されるL個の制御アクチュエータ(2)と、基準信号ベクトルz(t)をコントローラ(6)に提供するN個の基準信号発生装置(8)とを備える。この方法は、観察出力エラー信号ベクトルε(t)のエネルギーと制御エラー信号ベクトルε(t)のエネルギーの合成として定義される標準関数Jを、観察出力エラー信号ベクトルε(t)に比例し、制御エラー信号ベクトルε(t)に比例するw(t)のコントローラ係数を反復更新することによって最小にするステップを含む。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】 本発明は、所定システムを制御する制御装置を制御する方法であって、制御装
置は、コントローラと、出力信号ベクトル実施の形態を提供するM個の出力セン
サーと、コントローラによって提供された制御信号ベクトルu(t)によって制
御されるL個の制御アクチュエータと、基準信号ベクトルz(t)をコントロー
ラに提供するN個の基準信号発生装置(8)とを備え、L、M、Nはそれぞれ正
の整数であり、出力信号ベクトル実施の形態は、 d(t)=次元Mx1の外乱信号ベクトル、 H(q−1)=逆シフト演算子q−1内の次元MxLの所定システムの転置行
列、 として、 実施の形態=d(t)+H(q−1)u(t) として定義され、 前記制御信号ベクトルu(t)は、 Φ(t)=L個の行ベクトルφを構成する次元LxLNIのブロック対角
行列、各ベクトルφはN個の基準信号z(t)の最終Iサンプルを含むNI
xI個のベクトルφの転置、Iは整数、w(t)=コントローラの全てのコント
ローラ係数を含むベクトル として、 u(t)=Φ(t).w(t) で定義される、 所定システムを制御する制御装置を制御する方法に関する。
【0002】 アクティブ制御システムは、普通、多数のアクチュエータとセンサーによって
形成される。アクチュエータ出力は、センサー信号と基準信号両方からの入力に
基づいたコントローラからのアクチュエータ信号によって制御される。概して、
アクチュエータ信号は、所望のセンサー信号が得られるように制御される。
【0003】 例えば、アクティブ音響抑制システムにおいて、センサーによって検出された
信号は、基準信号とセンサー信号に依存するアクチュエータ信号を適用すること
によって得られる最小のものでなければならない。しかし、このような結果を得
るために、アクチュエータは高い振幅信号で制御する必要がある。
【0004】 ある種のアクチュエータは、振幅(またはエネルギー)に関して制限されてお
り、これらは制御され、また信号が非直線特性(望ましくない)に至らしめるか
、またはアクチュエータに損傷を与えるくらい多くアクチュエータを制御する。
【0005】 さらに、大きい振幅制御信号は制御方法のロバスト性を弱めることになり、ま
た制御パラメータ中の小さい変動が厳しい性能低下をもたらす。
【0006】 従って、本発明の目的は、センサーからのエネルギーとアクチュエータへのエ
ネルギーの組み合わせが適正にされる、アクティブ制御システムを制御する方法
を提供することである。
【0007】 この目的は請求項1の前段に記載された方法において、 P(q−1)=出力センサー信号のMxM次元有理加重行列、 Q(q−1)=アクチュエータ信号のLxL次元有理加重行列、 として、 ε(t)=P(q−1)実施の形態 ε(t)=Q(q−1)u(t) として定義される、観察出力エラー信号ベクトルε(t)のエネルギーと制御
エラー信号ベクトルε(t)のエネルギーの合成として定義される基準関数J
を最小にするステップと、 観察出力エラー信号ベクトルε(t)と制御エラー信号ベクトルε(t)
に比例するw(t)のコントローラ係数を反復更新するステップからなる基準関
数Jを最小にするステップと を備えることを特徴とする方法によって達成される。
【0008】 基準関数Jを最小にすることは、ロバスト性の制御方法を提供することになり
、制御方法の機能を維持しながらアクチュエータへの駆動信号の制限を可能にす
る。
【0009】 本発明の実施の形態において、出力エラー信号ベクトルε(t)がε(t
)=P(q−1)y(t|w(t))に等しく、ここで、y(t|w(t))が
予想出力信号ベクトルであって、コントローラ係数w(t)が所定システムの応
答時間よりも長い期間の間一定を保持する場合の時間tにおいてセンサーの出力
信号ベクトル実施の形態に対応する。コントローラ係数が時間変化すれば(適用
中に生じることがあるように)、y(t|w(t))は真のセンサー出力実施の
形態とは相当異なることになる。
【0010】 本実施の形態はある付加的なコンピュータ作用を必要とするが、より安定した
制御方法特性を提供する。
【0011】 この方法の実施の形態において、出力信号ベクトルε(t)の基準関数Jに
対する貢献が、基準関数Jの次元MxMの行列K中の非否定成分によって調整さ
れ、また制御エラー信号ベクトルε(t)の基準関数Jに対する貢献が、基準
関数Jの次元LxLの行列Λ中の非否定成分によって調整され、基準関数が、
【数2】 として定義される。ここで、 ε(t)=[ε(t)ε(t)] である。
【0012】 本実施の形態において、それぞれの出力エラーεの相対的重要度と標準関数
J中のそれぞれの制御エラーεを調整することが可能である。
【0013】 本方法のさらなる実施の形態は、行列KおよびΛの調整が、監視制御層、所定
システムの転置関数Hに関する行列KおよびΛ中の非否定成分の適合、基準信号
ベクトルz(t)と出力信号ベクトル実施の形態および制御信号ベクトルu(t
)の特性によって実行される。
【0014】 この実施の形態はKおよびΛ内の要素を変更することによって所望の制御特性
を維持することができる。例えば、所定システムの変換行列Hまたは基準信号ベ
クトルz(t)の周波数内容中の変化、行列KおよびΛ中の要素が適用される。
監視制御層が前もって広範囲に備えられる。通常、行列KおよびΛは、ラインを
調整するが、監視制御層が行列KおよびΛ中の要素の値を調整して、K(t)お
よびΛ(t)の時間変動重り付き特性をもたらす。
【0015】 好ましい実施の形態において、w(t)中のコントローラ係数が、 w(t+1)=w(t)−γ(t)[F(q−1,t)K(t)ε(t)
+F(q−1,t)Λ(t)ε(t)]に基づいて反復更新される。ここで
(q−1,t)とF(q−1,t)が、それぞれ次元LNIxMとLMI
xLの時間変形有理行列であり、またγ(t)が制御方法の収斂率を調整するの
に使用された正スカラーである。
【0016】 この方法はスカラーγ(t)の適用を許容して制御方法の収斂特性に影響を与
える。
【0017】 本発明のさらなる実施の形態において、F(t)とF(t)が、 F(t)=F −1(K(t)ψ(t));F(t)=F −1(Λ
(t)ψ(t))、 F=E{ψ (t)K(t)K(t)ψ(t)+ψ (t)Λ
t)Λ(t)ψ(t)} および ψ(t)=PHΦ(t),ψ(t)=QΦ(t)に従う構造を有して
いる。
【0018】 本実施の形態において、コントローラは安定し、転置行列F(t)とF
t)のための特定構造を選択することによって適切な収斂とトラッキング速度を
持たせ、エラーεとεの制御係数w(t)への帰還を制御する。
【0019】 好ましくは、反転行列F −1がオフラインで計算され、メモリに記憶され、
総合実時間コンピュータ処理の要請が小さい場合のような必用性のあるときに検
索される。
【0020】 好ましくは、F(t),F(t)およびF(t)とその反転F −1
t)がKおよびΛの調整により同時に調整される。これは収斂率等価性の有利な
特性と制御方法の安定性を維持することになる。
【0021】 また、さらなる実施の形態において、F(t)が、ランク1更新アルゴリズ
ムを使用することによって行列KおよびΛの関数として更新される。例えば、ジ
ョンズ・ホプキンズ大学プレス、G.H.ゴルブおよびC.F.ヴァン・ルーン
による「行列計算」1996に開示されているようにランク1QR更新アルゴリ
ズムがある。これはF(t)の更新のためのコンピュータ操作上有効である。
【0022】 好ましくは、行列Λは行列Kに対して調整され、出力センサーにおける性能と
必用とされる制御能力との間の所定バランスを提供する。概して、出力センサー
における性能を犠牲にして、行列Λが大きくなればなるほど、制御方法の強健が
ますます高くなる。また、これとは逆のことが言える。
【0023】 本方法の実施の形態によれば、行列Λの対角成分の値が、行列Λの固有値の実
数部H内の変化の下でゼロより大きく維持され、Aが、A=E{F(t)K(
t)ψ(t)+F(t)Λ(t)ψ(t)} として定義されるように高
められる。
【0024】 本実施の形態において、不安定な反復が減じられ、制御システムが非常にロバ
スト性のあるものに維持される。
【0025】 さらなる実施の形態において、制御アクチュエータ信号u(t)が行列Λの対
角成分の特定値に設定することによって制限される。これは制御方法の自然な収
斂をある一定の性能を伴って許容し、このような制限を必用とするアクチュエー
タの各々への駆動信号を同時に限定する。
【0026】 監視制御層が行列K内の非否定成分を調整して、出力エラー信号ε(t)の
所定要素に対してより大きい重りを提供するステップを実行する。これが所定シ
ステム中のセンサーの出力信号の相対的な重要性を考慮した柔軟な方法を許容す
る。
【0027】 さらなる観点において、本発明は、少なくとも一つのアクチュエータと、出力
信号ベクトル実施の形態を提供する少なくとも一つのセンサーと、制御信号ベク
トルu(t)を少なくとも一つのアクチュエータに提供するコントローラと、少
なくとも一つの基準信号をコントローラに提供する基準信号発生装置と、出力信
号ベクトルy(t)を受信し、コントローラ係数ベクトルw(t)をコントロー
ラに提供する更新ユニットとを備え、更新ユニットとコントローラが本発明に基
づく方法を実行するように構成されているアクティブ音響抑制システムまたはア
クティブ振動抑制システムに関する。
【0028】 当業者にとって、この方法がソフトウエア・プログラム内で有利に実行できる
ことは明白であろう。従って、このソフトウエア・プログラムは制御下にあるこ
のシステムのハードウエア要素、すなわち、アクチュエータまたはセンサーをイ
ンターフェースとしてコンピュータ上で駆動させることができる。
【0029】 本発明を以下に添付図面を参照して詳細に説明する。
【0030】 図1はアクティブ制御システムの概略構成図であって、エラーセンサー4、制
御アクチュエータ2および基準信号発生装置またはセンサー手段8を備えている
。この概略構成は、M個の出力センサー4、L個の制御アクチュエータ2および
N個の基準信号発生装置8からなるアクティブ制御システムのより一般的な場合
に拡張することができる。時刻tにおけるエラー・センサー4からの出力信号が
Mx1の次元出力信号ベクトルy(t)によって表わされ、時刻tにおける制御
アクチュエータ2に対する制御信号がLx1の次元制御信号ベクトルu(t)に
より、また時刻tにおける基準信号発生装置8からの基準信号がNx1の次元基
準信号ベクトルz(t)によって表わされる。
【0031】 アクチュエータ2はコントローラ6によって提供された制御信号ベクトルu(
t)によって駆動される。コントローラ6への入力が、基準信号発生装置8によ
って提供された基準信号ベクトルz(t)と、更新ユニット12によって提供さ
れ、コントローラ6に対する係数からなるコントローラ係数ベクトルw(t)に
よって形成される。更新ユニット12には出力信号ベクトルy(t)が与えられ
ている。
【0032】 図1を参照して説明したようにアクティブ制御システムは、例えば抗雑音シス
テムまたは耐振動システム内で使用することができる。スピーカまたはピエゾ・
アクチュエータがアクチュエータ2を形成することができ、またマイクロフォン
または加速度計、速度センサーまたは力センサーが出力センサー4を形成するこ
とができる。アクチュエータ2のタイプに依存して、性能の制限が存在する。例
えば、適用されるべき最大制御信号に関して、アクチュエータ2が損傷を受ける
ことなく、または非直線特性を呈しないことが保証される。
【0033】 出力センサー4からの最小信号に対する要求(アクティブ音響システムの場合
において最小雑音であること)の次に、必要条件はアクチュエータの信号振幅ま
たはエネルギーを最小にすることが付加される。概して、これら二つの必要条件
は対立する。一方において、アクチュエータ2に対して雑音が無いことはまった
く雑音相殺がない結果となり、他方において、最大の雑音相殺は抑制されないア
クチュエータ信号を必要とすることになる。
【0034】 図2は本発明による方法の制御要素の概略図を示す。アクティブ制御方法は有
理転置行列Hに従ってアクチュエータ2の出力u(t)を転換する所定システム
10を制御する。この所定システム10は外乱信号d(t)を受信する。出力信
号ベクトルy(t)は、 y(t)=d(t)+H(q−1)u(t) (1) のように書くことができる。ここで、d(t)は所望のまたは外乱信号のMx1
次元ベクトルであり、またH(q−1) は逆シフト演算子q−1 中のMxL
有理転置行列である。制御信号ベクトルu(t)はL制御信号サンプルuで大
きくなり、ここで各uは基準信号、
【数3】 に対応するN個のそれぞれの応答の和として書くことができる。ここで、各u (t)は基準信号z(t)の離散時刻たたみこみと、Iタップおよび係数win (t)を伴う有限インパルス応答(FIR)フィルタとして、
【数4】 と書くことができる。
【0035】 各信号z(t)はz(t)中のu(t)の前回の値の応答が無いかあるい
は無視できるように構成される。これは電子的にまたは特定する基準センサーを
選択することによって達成することができる。式(2)と(3)はベクトル表記
、 u(t)=φ(t)w(t) (4) として書くことができる。ここで、NIx1ベクトルφがN個の基準信号z
最後のIサンプル全ての基準信号サンプルを含み、またwはI番目のコントロ
ーラの係数を含んでいる。全体の制御信号ベクトルは、 u(t)= Φ(t)w(t) として表わすことができる。ここで、Φは対角線成分上の行ベクトルで構成さ
れる次元LxLNIのブロック対角線行列であり、またwは全てのコントローラ
係数を含むLNxIベクトルである。
【0036】 アクティブ制御システムにおいて、二つのエラー信号ベクトルが、 ε(t)=P(q−1)y(t|w(t)) ε(t)=Q(q−1)u(t) (5) として定義することができる。ここで、P(q−1)が出力信号のMxM次元有
理加重行列14であり、またQ(q−1)はアクチュエータ信号のLxL有理加
重行列16である。信号ε(t)が出力エラーとして表記され、また信号ε (t)が制御エラーとして表記される。転置行列PおよびQは、センサー信号と
アクチュエータ信号を制御方法で使用されるべき所望のエラー信号に変換するた
めに使用されるフィルタ演算子として見ることができる。例えば、Pはε(t
)が形式上の振幅を表わすようなフィルタとすることができる。さらに、フィル
タ演算子は制御の適切な周波数帯域に焦点を合わせるのに使用することもできる
。両フィルタ演算子PとQは監視制御層の権力の下に時間不変または遅い時間変
動となることが推定される。
【0037】 信号y(t|w(t))は、コントローラ係数wが凍結されるか、または一定
に維持され、また制御下にあるシステムの応答時間よりも長い期間の間のw(t
)に等しくなる場合の時間tにおける出力センサー信号を意味する。信号y(t
|w(t))は予想出力信号と呼ばれ、また、例えば予想要素22内で推定され
る。予想出力信号を提供するための方法は、ヨーロッパ特許出願第94,203
399.4号明細書に開示されており、ここでは参照文献として包含している
。信号ベクトルy(t|w(t))は、 y(t|w(t))=d(t)+[H(q−1)Φ(t)].w(t) として書くことができ、 y(t|w(t))=y(t)−H(q−1)u(t)+[H(q−1)Φ (t)].w(t) の式を使用して推定することができる。
【0038】 コントローラ係数w(t)が、適用中に発生するような時間変化であれば、y
(t|w(t))は真のセンサー出力y(t)とは相当異なることになる。
【0039】 真のセンサー出力y(t)は上述した式(5)において使用することができ、
不安定な制御方法特性のより高いリスクを犠牲にしてより少ないコンピュータ操
作を導出する。
【0040】 全体のエラー信号εは二つの式の結合によって与えられ、 ε(t)=[ ε(t)ε(t)] (6) を生じる。
【0041】 基準関数が出力エラー・エネルギーと制御エラー・エネルギーの重り付き混合
結果の時間平均推定量:
【数5】 として定義することができる。
【0042】 MxM行列Kは非否定成分Kmを伴う対角線である。これは各出力エラー貢献
の相対的重要性、従って、標準関数J中のεにより間接的に各センサー信号を
調整するのに使用される。
【0043】 LxL行列Λは非否定成分λを伴う対角線である。各出力エラー貢献の相対
的重要性、従って、標準関数J中のεにより間接的に各アクチュエータ信号を
調整するのに使用される。
【0044】 行列KおよびΛはエラー信号の所望の重り付けを生成するためにオフラインで
選択される。詳しく説明すると、これは次の事項を含意している。すなわち、 ・Kは選択された出力エラー信号が標準関数中の他の信号よりも高いウエイトを
有するように調整される。
【0045】 ・Λの成分上の特定値が、制御アクチュエータ2に対する駆動信号を制限するよ
うに設定され、標準関数(γ)が、 a)ある一定の性能と、 b)ある種の制限、例えばアクチュエータ2の非直線性または損傷を阻止する
ことを必要とするアクチュエータ2の各々に対するような制限された駆動レベル
、 を有している。
【0046】 ・Λが出力センサー4における性能と必要とされる制御能力との間に所望のバラ
ンスをもたせるためにKに対して調整される。一般的に、Λ中の値が大きくなれ
ばなるほど、出力センサー4における性能を犠牲にしてシステムがますます強健
になり、またこの逆のことも言える。
【0047】 KおよびΛのオフライン設計が停留条件で都合よく機能する。この場合におい
て、制御中KおよびΛを適合させる必要はない。
【0048】 しかし、標準関数(γ)のパワー(乗数)は、システム変数KとΛが調整され
所望の制御性能を維持する場合である。
【0049】 例えば転置行列Hまたはzの周波数内容の変化が、重り付き行列内のkおよび
λの別の設定を必要とする。この調整は監視制御層によって処理されるが、たぶ
ん予め広範囲に調整されている。このような監視層の多数の機能性の一つの簡単
な例は、S.J.エリオットとK.H.ビークによる「順応できるフィードフォ
ワード制御における性能制限」、IEEE信号処理レターズ、1996,3,p
p7−9に見つけることができ、ここでアクチュエータで駆動されるレベルが所
与の閾値を超えないようにしてλはオンラインで調整される。
【0050】 上述したように、この閾値は非線形アクチュエータ特性を回避するように設定
されれば、制御不安定性を回避するように機能させることもできる。例えば、制
御Hの下にシステムの特徴が時間とともに変化し、名目だけのモデルにもはや対
応しなくなれば、制御不安定性が発生することになる。Λ中の正しい値を取り上
げることによって、監視制御層が出力センサー4における低下した性能を犠牲に
してこの不安定性が回避される。
【0051】 要するに、KおよびΛがオフラインで調整されるが、固定された、すなわち、
K(0)とΛ(0)で表わされる監視制御層は、その値が時間変数重り付き特性
:K(t)とΛ(t)を生じるように調節されることに配慮しなければならない
【0052】 この制御システムの目的は、標準関数Jを最小にすることである。これは(重
り付き)瞬時エラー信号ε(t)とε(t)の和に比例するコントローラ係
数を反復更新することによって達成される。
【0053】 これは図2の処理ブロック18による出力ベクトルε(t)の変換ステップ
と、処理ブロック20による制御エラー信号ベクトルε(t)の変換ステップ
と、コントローラ6の係数w(t)の更新によって指示される。
【0054】 数学的な表現において、これは、 w(t+I)−w(t)γ(t)[F(q−1,t)K(t)ε(t)+
(q−1,t)Λ(t)ε(t)] (8) として表現することができ、ここで、FとFはそれぞれ次元LNIxMとL
NIxLの時間変数有理行列であり、エラーεとεのコントローラ係数w(
t)への帰還を制御する。パラメータγ(t)は正スカラーであって、収斂の率
を調整するのに使用することができる。普通、これは時間変化量を停留状態(小
さいγ)で収斂を確立し、また非停留状態(大きいγ)でトラッキングを許容す
る。さらに、この改変のために、監視制御層が(外部)状態を予想するのに使用
することができる。
【0055】 式(8)によって定義されたように更新アルゴリズムは、コントローラ・パラ
メータが観測エラーεとεに比例するようにして調節されるという原理に基
づいている。
【0056】 平均の更新がゼロのときに、アルゴリズムの停留点が生じ、 Ε{F(t)K(t)Py(t)+F(t)Λ(t)Qu(t)}=0 (9) の条件に導かれる。
【0057】 停留点wに対して、式にy(t)とu(t)を代入して、 Ε{F(t)K(t)P[d(t)+HΦ(t)w]+F(t)Λ(t
)QΦ(t)w}=0 (10) となり、これより、更新アルゴリズムの停留点に対する式、 Ε{F(t)K(t)P[d(t)}=−E{F(t)K(t)PHΦ (t)+F(t)Λ(t)QΦ(t)}w (11) が導出される。ここで、wはコントローラ・パラメータ・ベクトルの停留点を
表わす。
【0058】 決定点は最終解wに向かうアリゴリズムの収斂速度である。収斂の予想ーレ
ートは、 E{w(t+1)} =E{w(t)}−γE{F(t)K(t)Pd(t)+[F(t)K(
t)PHΦ(t)+F(t)Λ(t)QΦ(t)]w(t)} =E{w(t)}−γE{F(t)K(t)PHΦ(t)+F(t)Λ
(t)QΦ(t)}E{w(t)−w} (12) として評価することができる。
【0059】 両辺からwを引き算し、パラメータ・エラー・ベクトルとしてw〜で表わす
w〜=w−wから、 E{w〜(t+1)} =E{I−γ(t)[F(t)K(t)PHΦ(t)+F(t)A(t
)QΦ(t)]E{w〜(t)} (13) に到達し、また簡単に記述すると、 E{w〜(t+1)}=(I−γ(t)Λ(t))E{w〜(t)} (1
4) となる。ここで、A=E{F(t)K(t)Ψ(t)+F(t)Λ(t)
Ψ(t)}である。ただし、Ψ(t)=PHΦ(t)およびΨ(t)=
QΦ(t)である。
【0060】 式(14)はコントローラ・パラメータ・エラー・ベクトルの収斂特性のため
の回帰表現である。「ゲイン行列」I−γAの全ての固有値が1よりも小さい標
準を有していれば、安定した回帰となる。例えば、G.ストラングによる「線形
代数およびその適用」、アカデミック・プレス、1980、ページ202を参照
。これはAの各固有値が、 |1−γeig(A)|<1 (15) の条件を満たしていなければならないことを意味する。
【0061】 スカラーγが正であることがはっきり理解できれば、これはAの固有値の実数
部に適用することができる。すなわち、 Re{eig(A)}>0 (16) この条件が保持されれば、条件(15)も従属されるようにγがスケールされ
る。安定性に関してAの大きい固有値の作用を中和するために、パラメータγが
限定されなければならない。しかし、これは小さい固有値に対応するAのモード
の収斂を遅延させる。換言すれば、A中に広がる固有値は回帰(14)の収斂速
度に厳しく影響する。これは例えばS.J.エリオット他による「多数チャネル
・アクティブ制御システム」信号処理に関するIEEE会報、40,1992,
pp1041−1052でより詳しく取り扱われている。
【0062】 ここで更新行列F(t)とF(t)のための特定構造を選択することによ
り、安定条件たる式(16)が満たされるとともに、さらに、Aの固有値広がり
が最小にされる。フォームBTBの真行列が、真の非否定固有値を有する正半限
定である線形代数において知られている。従って、(K(t)Ψ(t))
(t)の一部とし、また(Λ(t)Ψ(t))がF(t)の一部とす
ることによって、行列Aが正半限定となる。さらに、Aの固有値がFとF
ための次なる構造を選択することによって等価にすることができる。すなわち: F(t)=F −1(K(t)Ψ(t));F(t)=F −1(K
(t)Ψ(t))、 F=E{Ψ (t)K(t)K(t)Ψ(t)+Ψ (t)Λ
t)Λ(t)Ψ(t)} (17) この特定する選択がA=Iを生ぜしめ、また、収斂式(14)が、 E{w〜(t+1)}=(1−γ(t))E{w〜(t)} (18) となる。
【0063】 これは各フィルタ係数が収斂の同じレートを有していることを意味する。
【0064】 結論において、更新行列FとFが次のようになるように選択される。すな
わち、 ・Aの固有値は、回帰式が安定であり、またE{w〜(t)}→0;すなわち、
パラメータ・エラーが消滅するようになる。
【0065】 ・Aの固有値速度が最小にされ(固有値が等価にされる)、従って、適切な収斂
とトラッキング速度が許容される。
【0066】 ・Hが十分に正確に推定され、かつ、γ(t)がt→に消滅すれば、更新の滞
留点が標準関数(7)の最適条件に等しくなる。
【0067】 収斂レートとならなければならない最適な「帰還」転置行列FとFの実行
は、次の条件を必要とする。すなわち、 ・P,Q,KおよびΛの計算が与えられ、H(q−1)がオフラインで推定され
、またΦが各サンプルが即時に測定される。
【0068】 ・Fの計算と反転。
【0069】 LNIxNI行列Fの反転には普通高いコンピュータ操作が要求され、実時
間更新アルゴリズムの一部であるときに特にそうである。これを処理するために
、次の条件と実行についてはっきりさせることができる。
【0070】 最初のケースは停留条件に関する。制御の前に、Fが算出され、その後反転
され、記憶される。停留条件に対し、条件KとΛは一定に保持される(K(t)
=K(0),Λ(t)=Λ(0))が維持され、またFとその反転は更新する
必要がない。この場合において総合計算要求が、収斂レート等価正が欠けている
アルゴリズムに等価であることに注意しなければならない。これについては例え
ばS.J.エリオット他による「多数チャネル・アクティブ制御システムの特性
」、信号処理に関するIEEE会報40、1992、pp1041−1052に
開示されている。
【0071】 第2のケースは非停留条件に関する。このケースにおいて、監視層が、所望の
システム特性を維持するようにKおよび(または)Λ中の重りを調節することを
決定する。このケースにおいて、Fとその反転は更新する必要があって、収斂
レート等価特徴を維持する。KおよびΛが対角行列であるから、Fの反転の更
新、また、従って、帰還行列FとFがコンピュータによる有効な方法で実行
することができる。
【0072】 この背景にある基本的な考えは、KまたはΛの一つ内にある変化が、F中の
ランク−1変化に関連させることができる。例えばKiが次のように調整される
。すなわち、 K(t)=Ki(t−1)+ΔK(t) 従って、新しいF(t)次のように書くことができる。すなわち、 F(t)=F(t−1)+E{Ψ ΔK(t)ΔK(t)Ψ}=
(t−1)+E{[ΔK(t)Ψ1i[ΔK1i(t)Ψ1i]} であり、ここでΨiは行列Ψのi番目の行である。
【0073】 これはFのランク−1更新であることは明白であり、このためにコンピュー
タ処理に有効な反転方法が存在する。これらの方法の一つがランク−1QR更新
アルゴリズムに基づいている。例えば、ゴラブとヴァン・ローンによる「行列計
算」、ジョン・ホプキンズ・ユニバーシテイ・プレス、1996年を参照する。
【図面の簡単な説明】
【図1】 アクティブ制御システムの簡略構成図。
【図2】 本発明による方法の制御要素を図式的に示す図。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (81)指定国 EP(AT,BE,CH,CY, DE,DK,ES,FI,FR,GB,GR,IE,I T,LU,MC,NL,PT,SE),OA(BF,BJ ,CF,CG,CI,CM,GA,GN,GW,ML, MR,NE,SN,TD,TG),AP(GH,GM,K E,LS,MW,SD,SL,SZ,TZ,UG,ZW ),EA(AM,AZ,BY,KG,KZ,MD,RU, TJ,TM),AE,AG,AL,AM,AT,AU, AZ,BA,BB,BG,BR,BY,CA,CH,C N,CR,CU,CZ,DE,DK,DM,DZ,EE ,ES,FI,GB,GD,GE,GH,GM,HR, HU,ID,IL,IN,IS,JP,KE,KG,K P,KR,KZ,LC,LK,LR,LS,LT,LU ,LV,MA,MD,MG,MK,MN,MW,MX, NO,NZ,PL,PT,RO,RU,SD,SE,S G,SI,SK,SL,TJ,TM,TR,TT,TZ ,UA,UG,US,UZ,VN,YU,ZA,ZW (72)発明者 ニコラス、ヤン、ドールマン オランダ国2497 ベーエス、デン、ハー グ、ベート.フェルホールプラントスー ン、3 Fターム(参考) 5H004 GA05 GB20 HA12 HB12 JA01 KC03 LA11

Claims (17)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 所定システムを制御する制御装置を制御する方法であって、前記制御装置は、
    コントローラ(6)と、出力信号ベクトル実施の形態を提供するM個の出力セン
    サー(4)と、前記コントローラ(6)によって提供された制御信号ベクトルu
    (t)によって制御されるL個の制御アクチュエータ(2)と、基準信号ベクト
    ルz(t)を前記コントローラ(6)に提供するN個の基準信号発生装置(8)
    とを備え、前記L、M、Nはそれぞれ正の整数であり、前記出力信号ベクトル実
    施の形態は、 d(t)=次元Mx1の外乱信号ベクトル、 H(q−1)=逆シフト演算子q−1内の次元MxLの所定システムの転置行
    列、 として、 実施の形態=d(t)+H(q−1)u(t) として定義され、 前記制御信号ベクトルu(t)は、 Φ(t)=L個の行ベクトルφを構成する次元LxLNIのブロック対角
    行列、各ベクトルφはN個の基準信号z(t)の最終Iサンプルを含むNI
    xI個のベクトルφの転置、Iは整数、w(t)=コントローラ(6)の全ての
    コントローラ係数を含むベクトル として、 u(t)=Φ(t).w(t) で定義される、 所定システムを制御する制御装置を制御する方法において、 P(q−1)=出力センサー信号のMxM次元有理加重行列、 Q(q−1)=アクチュエータ信号のLxL次元有理加重行列、 として、 ε(t)=P(q−1)実施の形態 ε(t)=Q(q−1)u(t) として定義される、観察出力エラー信号ベクトルε(t)のエネルギーと制御
    エラー信号ベクトルε(t)のエネルギーの合成として定義される基準関数J
    を最小にするステップと、 前記観察出力エラー信号ベクトルε(t)と制御エラー信号ベクトルε
    t)に比例するw(t)のコントローラ係数を反復更新するステップからなる前
    記基準関数Jを最小にするステップと を備えることを特徴とする所定システムを制御する制御装置を制御する方法。
  2. 【請求項2】 前記出力信号ベクトルε(t)はε(t)=P(q−1)y(t|w(t
    ))に等しく、ここで、y(t|w(t))は予想出力信号ベクトルであって、
    前記コントローラ係数w(t)が前記所定システムの応答時間よりも長い期間の
    間一定を保持する場合の時間tにおいて前記センサー(4)の出力信号ベクトル
    実施の形態に対応する、請求項1に記載の方法。
  3. 【請求項3】 前記出力信号ベクトルε(t)の基準関数Jに対する貢献が、前記基準関数
    Jの次元MxMの行列K中の非否定成分によって調整され、また前記制御エラー
    信号ベクトルε(t)の基準関数Jに対する貢献が、前記基準関数Jの次元L
    xLの行列Λ中の非否定成分によって調整され、前記基準関数が、 【数1】 として定義され、 ここで、 ε(t)=[ε(t)ε(t)] である、請求項1または2に記載の方法。
  4. 【請求項4】 行列KおよびΛの調整が、監視制御層、所定システムの転置関数Hに関する行
    列KおよびΛ中の非否定成分の適合、基準信号ベクトルz(t)と出力信号ベク
    トル実施の形態、および制御信号ベクトルu(t)の特性によって実行される、
    請求項3に記載の方法。
  5. 【請求項5】 w(t)中のコントローラ係数が、 w(t+1)=w(t)−γ(t)[F(q−1,t)K(t)ε(t)
    +F(q−1,t)Λ(t)ε(t)] に従って反復更新され、ここで、F(q−1,t)とF(q−1,t)は、
    それぞれ次元LNIxMとLMIxLの時間変形有理行列であり、またγ(t)
    は制御方法の収斂率を調整するのに使用された正スカラーである、請求項1ない
    し4のいずれか1項に記載の方法。
  6. 【請求項6】 F(t)とF(t)が、 F(t)=F −1(K(t)ψ(t));F(t)=F −1(Λ
    (t)ψ(t))、 F=E{ψ (t)K(t)ψ(t)+ψ (t)Λ(t)ψ (t)} および ψ(t)=PHΦ(t),ψ(t)=QΦ(t) に従う構造を有している、請求項5に記載の方法。
  7. 【請求項7】 前記行列反転F −1がオフラインで計算され、メモリに記憶され、必要なと
    きに検索される、請求項6に記載の方法。
  8. 【請求項8】 前記F(t),F(t)およびF(t)とその反転F −1(t)がK
    およびΛの調整により同時に調整される、請求項6または7に記載の方法。
  9. 【請求項9】 F(t)の反転が、ランク1更新アルゴリズムを使用することによって行列
    KおよびΛの関数として更新される、請求項8に記載の方法。
  10. 【請求項10】 行列Λが行列Kに対抗して調整され、前記出力センサーにおける性能と必要と
    される制御能力との間の所定バランスを提供する、請求項3ないし9のいずれか
    1項に記載の方法。
  11. 【請求項11】 行列Λの固有値の実数部がH内の変化の下でゼロより大きく維持され、ΛがΛ
    =E{F(t)ψ(t)+F(t)ψ(t)}として定義されるように
    行列Λの対角成分の値が高められる、請求項3ないし10のいずれか1項に記載
    の方法。
  12. 【請求項12】 前記制御アクチュエータ信号u(t)が行列Λの対角成分の特定値に設定する
    ことによって制限される、請求項3ないし11のいずれか1項に記載の方法。
  13. 【請求項13】 行列Kの非否定成分が調整され、より大きい重りを出力エラーε(t)の所
    定要素に提供する、請求項3ないし12のいずれか1項に記載の方法。
  14. 【請求項14】 少なくとも一つのアクチュエータ(2)と、 出力信号ベクトル実施の形態を提供する少なくとも一つのセンサー(4)と、 制御信号ベクトルu(t)を前記少なくとも一つアクチュエータ(2)に提供
    するコントローラ(6)と、 少なくとも一つの基準信号を前記コントローラ(6)に提供する基準信号発生
    装置(8)と、 前記出力信号ベクトル実施の形態を受信し、コントローラ係数ベクトルw(t
    )を前記コントローラ(6)に提供する更新ユニット(12)と を備え、前記更新ユニット(12)とコントローラ(6)が請求項1ないし1
    3のいずれか1項に記載の方法を実行するように構成されているアクティブ振動
    抑制システム。
  15. 【請求項15】 少なくとも一つのアクチュエータ(2)と、 出力信号ベクトル実施の形態を提供する少なくとも一つのセンサー(4)と、 制御信号ベクトルu(t)を前記少なくとも一つアクチュエータ(2)に提供
    するコントローラ(6)と、 少なくとも一つの基準信号を前記コントローラ(6)に提供する基準信号発生
    装置(8)と、 前記出力信号ベクトル実施の形態を受信し、コントローラ係数ベクトルw(t
    )を前記コントローラ(6)に提供する更新ユニット(12)と を備え、前記更新ユニット(12)とコントローラ(6)が請求項1ないし1
    3のいずれか1項に記載の方法を実行するように構成されているアクティブ音響
    抑制システム。
  16. 【請求項16】 コンピュータにロードされたときに請求項1ないし13のいずれか1項に記載
    された方法を実行するように適用された命令を有するプログラムを備えたコンピ
    ュータ・プログラム・プロダクト。
  17. 【請求項17】 請求項16に記載のコンピュータ・プログラムを備えたコンピュータ読取可能
    媒体。
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