JP2003531117A - 2位にスルホンアミド又はスルホノ置換基を有する8,8a−ジヒドロインデノ[1,2−d]チアゾール誘導体、その製造方法及び医薬としてのその使用 - Google Patents

2位にスルホンアミド又はスルホノ置換基を有する8,8a−ジヒドロインデノ[1,2−d]チアゾール誘導体、その製造方法及び医薬としてのその使用

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JP2003531117A JP2001562529A JP2001562529A JP2003531117A JP 2003531117 A JP2003531117 A JP 2003531117A JP 2001562529 A JP2001562529 A JP 2001562529A JP 2001562529 A JP2001562529 A JP 2001562529A JP 2003531117 A JP2003531117 A JP 2003531117A
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Abstract

(57)【要約】 本発明は、多環式ジヒドロチアゾール、その生理学上許容しうる塩及びその生理学的に機能性の誘導体に関する。式(I) 【化1】

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】 本発明は、多環式ジヒドロチアゾール、並びにその生理学上許容しうる塩及び
生理学的に機能性の誘導体に関する。 食欲抑制作用を有するチアゾリジン誘導体は、先行技術にすでに記載されてい
る(オーストリア特許第365181号)。 本発明の目的は、治療上有用な食欲抑制作用を有するさらなる化合物を提供す
ることである。
【0002】 従って、本発明は、式I
【化3】 {式中、R1、R1'は互いに独立して、H、F、Cl、Br、I、CF3、NO2
、CN、COOH、COO(C1−C6)−アルキル、CONH2、CONH(C1
6)−アルキル、CON[(C1−C6)−アルキル]2、(C1−C6)−アルキル
、(C2−C6)−アルケニル、(C2−C6)−アルキニル、O−(C1−C6)−
アルキル(ここで、アルキル基において、一つもしくはそれ以上の又は全ての水
素は、フッ素により置換されていてもよいし、又は一つの水素は、OH、OC(
O)CH3、OC(O)H、O−CH2−Ph、NH2、NH−CO−CH3又はN(C
OOCH2Ph)2によって置換されていてもよい); SO2−NH2、SO2NH(C1−C6)−アルキル、SO2N[(C1−C6)−ア
ルキル]2、S−(C1−C6)−アルキル、S−(CH2)n−フェニル、SO−(
1−C6)−アルキル、SO−(CH2)n−フェニル、SO2−(C1−C6)−ア
ルキル、SO2−(CH2)n−フェニル(式中、nは0〜6であることができ、そ
してフェニル基は、F、Cl、Br、OH、CF3、NO2、CN、OCF3、O
−(C1−C6)−アルキル、(C1−C6)−アルキル、NH2によって2回まで
置換されていてもよい);
【0003】 NH2、NH−(C1−C6)−アルキル、N[(C1−C6)−アルキル]2、NH(
1−C7)−アシル、フェニル、ビフェニリル、O−(CH2)n−フェニル(こ
こで、nは0〜6であることができる)、1−もしくは2−ナフチル、2−、3
−もしくは4−ピリジル、2−もしくは3−フラニル、又は2−もしくは3−チ
エニル(ここで、フェニル、ビフェニリル、ナフチル、ピリジル、フラニル又は
チエニル環は、各場合、F、Cl、Br、I、OH、CF3、NO2、CN、OC
3、O−(C1−C6)−アルキル、(C1−C6)−アルキル、NH2、NH(C1 −C6)−アルキル、N[(C1−C6)−アルキル]2、SO2−CH3、COOH、
COO−(C1−C6)−アルキル、CONH2によって1〜3回置換されていて
もよい); 1,2,3−トリアゾール−5−イル(ここで、トリアゾール環は、1−、2−
又は3−位において、メチル又はベンジルによって置換されていてもよい); テトラゾール−5−イル(ここで、テトラゾール環は、1−又は2−位におい
て、メチル又はベンジルによって置換されていてもよい)であり;
【0004】 R2は、H、(C1−C6)−アルキル、(C3−C6)−シクロアルキル、(C
2)n−フェニル、(CH2)n−チエニル、(CH2)n−ピリジル、(CH2)n−フ
リル、C(O)−(C1−C6)−アルキル、C(O)−(C3−C6)−シクロアルキ
ル、C(O)−(CH2)n−フェニル、C(O)−(CH2)n−チエニル、C(O)−(
CH2)n−ピリジル、C(O)−(CH2)n−フリル(ここで、nは0〜5であるこ
とができ、そしてフェニル、チエニル、ピリジル及びフリルは、各場合、Cl、
F、CN、CF3、(C1−C3)−アルキル、OH、O−(C1−C6)−アルキ
ルによって2回まで置換されていてもよい)であり;
【0005】 R3は、H、(C1−C6)−アルキル、F、CN、N3、O−(C1−C6)−ア
ルキル、(CH2)n−フェニル、(CH2)n−チエニル、(CH2)n−ピリジル、
(CH2)n−フリル(ここで、nは0〜5であることができ、そしてフェニル、
チエニル、ピリジル及びフリルは、各場合、Cl、F、CN、CF3、(C1−C3 )−アルキル、OH、O−(C1−C6)−アルキルによって2回まで置換され
ていてもよい); OC(O)CH3、(C2−C6)−アルキニル、(C2−C6)−アルケニル、
COO(C1−C6)−アルキル、C(O)OH、C(O)NH2、C(O)NHCH3
C(O)N(CH3)2であり、
【0006】 R4は、(CH2n−R5(ここで、nは0〜6であることができる)であり; R5は、フェニル、ビフェニリル、1−又は2−ナフチル、2−、3−又は4
−ピリジル、2−又は3−チエニル、2−又は3−フリル、2−、4−又は5−
チアゾリル、2−、4−又は5−オキサゾリル、1−ピラゾリル、3−又は5−
イソキサゾリル、2−又は3−ピロリル、2−又は3−ピリダジニル、2−、4
−又は5−ピリミジニル、2−ピラジニル、2−(1,3,5−トリアジニル)、
2−又は5−ベンズイミダゾリル、2−ベンゾチアゾリル、1,2,4−トリアゾ
ール−3−イル、1,2,4−トリアゾール−5−イル、テトラゾール−5−イル
、インドール−3−イル、インドール−5−イル又はN−メチルイミダゾール−
2−、−4−又は−5−イルであり、
【0007】 そしてR5は、NH−SO2−(C1−C6)−アルキル、NH−SO2−フェニ
ル(ここで、フェニル環は、F、Cl、CN、OH、(C1−C6)−アルキル、
O−(C1−C6)−アルキル、CF3、COOH、COO(C1−C6)−アルキ
ル、CONH2によって2回まで置換されていてもよい); (CH2)n−SO2−(C1−C6)−アルキル(ここで、nは1〜6であること
ができる)、 (CH2)m−SO2−NH2、(CH2)m−SO2−NH−(C1−C6)−アルキ
ル、(CH2)m−SO2−N[(C1−C6)−アルキル]2又は(CH2)m−SO2
N(=CH−N(CH3)2)(ここで、mは、0〜6であることができる)によっ
て置換されており;
【0008】 そしてR5は、場合により、さらにF、Cl、Br、OH、CF3、NO2、C
N、OCF3、O−(C1−C6)−アルキル、S−(C1−C6)−アルキル、S
O−(C1−C6)−アルキル、(C1−C6)−アルキル、(C3−C6)−シクロ
アルキル、COOH、COO(C1−C6)−アルキル、COO(C3−C6)−シク
ロアルキル、CONH2、CONH(C1−C6)−アルキル、CON[(C1−C6
−アルキル]2、CONH(C3−C6)−シクロアルキル、NH2、NH−CO−(
1−C6)−アルキル、NH−CO−フェニル、ピロリジン−1−イル、モルホ
リン−1−イル、ピペリジン−1−イル、ピペラジン−1−イル、4−メチルピ
ペラジン−1−イル、(CH2)n−フェニル、O−(CH2)n−フェニル、S−(
CH2)n−フェニル、SO2−(CH2)n−フェニル(ここで、nは0〜3である
ことができる)によって置換されていてもよい} の化合物並びにその生理学上許容しうる塩および生理学的に機能性の誘導体に関
する。
【0009】 好ましいのは、R1、R1'が互いに独立して、H、F、Cl、Br、I、CF3 、NO2、CN、COOH、COO(C1−C6)−アルキル、CONH2、CON
H(C1−C6)−アルキル、CON[(C1−C6)−アルキル]2、(C1−C6)−
アルキル、(C2−C6)−アルケニル、(C2−C6)−アルキニル、O−(C1
−C6)−アルキル(ここで、アルキル基において、一つの水素は、OH、OC(
O)CH3、OC(O)H、O−CH2−Ph、NH2、NH−CO−CH3又はN(C
OOCH2Ph)2によって置換されていてもよい); SO2−NH2、SO2NH(C1−C6)−アルキル、SO2N[(C1−C6)−ア
ルキル]2、S−(C1−C6)−アルキル、S−(CH2)n−フェニル、SO−(
1−C6)−アルキル、SO−(CH2)n−フェニル、SO2−(C1−C6)−ア
ルキル、SO2−(CH2)n−フェニル(ここで、nは0〜6であることができ、
そしてフェニル基は、F、Cl、Br、OH、CF3、NO2、CN、OCF3
O−(C1−C6)−アルキル、(C1−C6)−アルキル、NH2によって2回ま
で置換されていてもよい);
【0010】 NH2、NH−(C1−C6)−アルキル、N[(C1−C6)−アルキル]2、NH(
1−C7)−アシル、フェニル、ビフェニリル、O−(CH2)n−フェニル(こ
こで、nは0〜6であることができる);1−もしくは2−ナフチル、2−、3
−もしくは4−ピリジル、2−もしくは3−フラニル又は2−もしくは3−チエ
ニル(ここで、フェニル、ビフェニリル、ナフチル、ピリジル、フラニル又はチ
エニル環は、各場合、F、Cl、Br、I、OH、CF3、NO2、CN、OCF3 、O−(C1−C6)−アルキル、(C1−C6)−アルキル、NH2、NH(C1
6)−アルキル、N[(C1−C6)−アルキル]2、SO2−CH3、COOH、C
OO−(C1−C6)−アルキル、CONH2によって1〜3回置換されていても
よい); 1,2,3−トリアゾール−5−イル(ここで、トリアゾール環は1−、2−又
は3−位において、メチル又はベンジルによって置換されていてもよい); テトラゾール−5−イル(ここで、テトラゾール環は1−又は2−位において
、メチル又はベンジルによって置換されていてもよい)であり;
【0011】 R2は、H、(C1−C6)−アルキル、(C3−C6)−シクロアルキル、(C
2)n−フェニル、(CH2)n−チエニル、(CH2)n−ピリジル、(CH2)n−フ
リル、C(O)−(C1−C6)−アルキル、C(O)−(C3−C6)−シクロアルキ
ル、C(O)−(CH2)n−フェニル、C(O)−(CH2)n−チエニル、C(O)−(
CH2)n−ピリジル、C(O)−(CH2)n−フリル(ここで、nは0〜5であるこ
とができ、そしてフェニル、チエニル、ピリジル及びフリルは、各場合、Cl、
F、CN、CF3、(C1−C3)−アルキル、OH、O−(C1−C6)−アルキ
ルによって2回まで置換されていてもよい)であり;
【0012】 R3は、H、(C1−C6)−アルキル、F、CN、N3、O−(C1−C6)−ア
ルキル、(CH2)n−フェニル、(CH2)n−チエニル、(CH2)n−ピリジル、
(CH2)n−フリル(ここでnは0〜5であることができ、そしてフェニル、チ
エニル、ピリジル及びフリルは、各場合、Cl、F、CN、CF3、(C1−C3
)−アルキル、OH、O−(C1−C6)−アルキルによって2回まで置換されて
いてもよい); OC(O)CH3、(C2−C6)−アルキニル、(C2−C6)−アルケニル、
COO(C1−C6)−アルキル、C(O)OH、C(O)NH2、C(O)NHCH3
C(O)N(CH3)2であり、
【0013】 R4は、(CH2)n−R5(ここで、nは0〜6であることができる)であり; R5は、フェニル、ビフェニリル、1−又は2−ナフチル、2−、3−又は4
−ピリジル、又は2−又は3−チエニルであり、 そしてR5は、NH−SO2−(C1−C6)−アルキル、NH−SO2−フェニ
ル(ここで、フェニル環はF、Cl、CN、OH、(C1−C6)−アルキル、O
−(C1−C6)−アルキル、CF3、COOH、COO(C1−C6)−アルキル
、CONH2によって2回まで置換されていてもよい); (CH2)n−SO2−(C1−C6)−アルキル(ここで、nは1〜6であること
ができる)、 (CH2)m−SO2−NH2、(CH2)m−SO2−NH−(C1−C6)−アルキ
ル、(CH2)m−SO2−N[(C1−C6)−アルキル]2又は(CH2)m−SO2
N(=CH−N(CH3)2)(ここで、mは0〜6であることができる)によって
置換されており; そしてR5は、場合により、さらにF、Cl、Br、OH、CF3、CN、OC
3、O−(C1−C6)−アルキル、(C1−C6)−アルキル、(C3−C6)−
シクロアルキル、COOH、COO(C1−C6)−アルキル、COO(C3−C6
−シクロアルキル、CONH2、CONH(C1−C6)−アルキル、CON[(C1
−C6)−アルキル]2、NH2、NH−CO−(C1−C6)−アルキル、NH−C
O−フェニル、(CH2)n−フェニル、O−(CH2)n−フェニル、S−(CH2)n −フェニル、SO2−(CH2)n−フェニル(ここで、nは0〜3であることが
できる)によって置換されていてもよい、式Iの化合物並びにその生理学上許容
しうる塩および生理学的に機能性の誘導体である。
【0014】 特に好ましいのは、R1、R1'が互いに独立して、H、F、Cl、Br、I、
CF3、NO2、CN、COOH、COO(C1−C6)−アルキル、CONH2、(
1−C6)−アルキル、(C2−C6)−アルケニル、(C2−C6)−アルキニル
、O−(C1−C6)−アルキル、SO2−NH2、フェニル、O−(CH2)n−フ
ェニル(ここで、フェニル環は、各場合、F、Cl、Br、I、OH、CF3
NO2、CN、OCF3、O−(C1−C6)−アルキル、(C1−C6)−アルキル
、NH2、CONH2によって1〜3回置換されていてもよい)であり;
【0015】 R2は、H、(C1−C6)−アルキル、(C3−C6)−シクロアルキル、(C
2)n−フェニル、C(O)−(C1−C6)−アルキル、C(O)−(CH2)n−フェ
ニル(ここで、nは0〜5であることができ、そしてフェニルは、各場合、Cl
、F、CN、CF3、(C1−C3)−アルキル、OH、O−(C1−C6)−アル
キルによって2回まで置換されていてもよい)であり;
【0016】 R3は、H、(C1−C6)−アルキル、F、(CH2)n−フェニル(ここでnは
0〜5であることができ、そしてフェニルは、各場合、Cl、F、CN、CF3
、(C1−C3)−アルキル、OH、O−(C1−C6)−アルキルによって2回ま
で置換されていてもよい); COO(C1−C6)−アルキル、C(O)OH、C(O)NH2であり、
【0017】 R4は、(CH2n−R5(ここで、nは0〜6であることができる)であり;
又は R5は、フェニル、1−又は2−ナフチルであり、 そしてR5は、NH−SO2−(C1−C6)−アルキル、NH−SO2−フェニ
ル(ここで、フェニル環は、F、Cl、CN、OH、(C1−C6)−アルキル、
O−(C1−C6)−アルキル、CF3、COOH、COO(C1−C6)−アルキ
ル、CONH2によって2回まで置換されていてもよい); (CH2)n−SO2−(C1−C6)−アルキル(ここで、nは1〜6であること
ができる)、 (CH2)m−SO2−NH2、(CH2)m−SO2−NH−(C1−C6)−アルキ
ル、(CH2)m−SO2−N[(C1−C6)−アルキル]2又は(CH2)m−SO2
N(=CH−N(CH3)2)(ここで、mは0〜6であることができる)によって
置換されており; そしてR5は、場合により、さらにF、Cl、Br、OH、CF3、CN、OC
3、O−(C1−C6)−アルキル、(C1−C6)−アルキル、COOH、CO
O(C1−C6)−アルキル、CONH2、NH2、NH−CO−(C1−C6)−ア
ルキル、NH−CO−フェニル、(CH2n−フェニル、O−(CH2n−フェ
ニル、SO2−(CH2n−フェニル(ここで、nは0〜3であることができる
)によって置換されていてもよい式Iの化合物及びその生理学上許容しうる塩で
ある。
【0018】 本発明は式Iの化合物、そのラセミ体、ラセミ混合物及び純粋な鏡像異性体の
形態、並びにそのジアステレオマー及びそれらの混合物に関する。置換基R1、
R1'、R2、R3、及びR5中のアルキル、アルケニル及びアルキニル基は、直鎖
又は分枝鎖状のいずれかでありうる。
【0019】 製薬上許容しうる塩は、水溶性がより高いため、出発物質や塩基性化合物と比
べ医薬用途に特に適している。これらの塩は、製薬上許容しうるアニオン又はカ
チオンを有しなければならない。本発明による化合物の好適な製薬上許容しうる
酸付加塩は、無機酸、例えば塩酸、臭化水素酸、リン酸、メタリン酸、硝酸、ス
ルホン酸及び硫酸、並びに有機酸、例えば酢酸、ベンゼンスルホン酸、安息香酸
、クエン酸、エタンスルホン酸、フマル酸、グルコン酸、グリコール酸、イセチ
オン酸、乳酸、ラクトビオン酸、マレイン酸、リンゴ酸、メタンスルホン酸、コ
ハク酸、p−トルエンスルホン酸、酒石酸及びトリフルオロ酢酸の塩である。医
薬目的では、塩素塩が、特に好ましい。好適な製薬上許容しうる塩基性塩は、ア
ンモニウム塩、アルカリ金属塩(例えばナトリウム塩及びカリウム塩)及びアル
カリ土類金属塩(例えばマグネシウム塩及びカルシウム塩)である。
【0020】 製薬上許容されないアニオンを有する塩は、同様に製薬上許容しうる塩を製造
又は精製するため、及び/又は治療でない、例えばin vitro用途に使用するため
、有用な中間体として本発明の範囲内に含まれる。
【0021】 本明細書で用いる「生理学的に機能性の誘導体」の用語は、哺乳動物、例えば
ヒトに投与する際、式Iの化合物又はその活性代謝物質を形成(直接又は間接的
に)することができる、本発明の式Iの化合物のなんらかの生理学上許容しうる
誘導体、例えばエステルのことである。
【0022】 また、生理学的に機能性の誘導体には、本発明化合物のプロドラッグが含まれ
る。このようなプロドラッグは、生体内で新陳代謝されて本発明の化合物になる
ことができる。このプロドラッグは、それ自体活性であってもよいし、又は不活
性であってもよい。
【0023】 また、本発明に係る化合物は、種々の多様な形態、例えば無定形及び結晶質の
多様な形態として存在できる。本発明化合物の全ての多様な形態は、本発明の範
囲内に包含され、そして本発明の更なる態様である。 以下において、「式(I)の化合物」に対する全ての記載は、上記の式(I)の化
合物、及び本明細書に記載されたその塩、溶媒和物及び生理学的に機能性の誘導
体に相当する。
【0024】 所望の生物学的効果を達成するのに必要な式(I)の化合物の量は、多くの因子
、例えば選ばれた特定化合物、意図された使用、投与方法及び患者の臨床状態に
左右される。一般に、1日量は、体重1キログラムにつき1日当たり0.3mg〜
100mg(典型的には3mg〜50mg)の範囲内、例えば3〜10mg/kg/日であ
る。静脈内用量は、例えば0.3mg〜1.0mg/kgの範囲内であることができ、こ
れは1キログラム当たり毎分10ng〜100ngの注入液として好適に投与できる
。このための好適な注入溶液は、例えば1ミリリットル当たり0.1ng〜10mg
、典型的には1ng〜10mg含むことができる。個々の用量は、例えば1mg〜10
gの活性化合物を含むことができる。したがって、注射用のアンプルは、例えば
1mg〜100mg含むことができ、そして経口投与可能なそれぞれの投与処方物、
例えば錠剤又はカプセル剤は、例えば1.0〜1000mg、典型的には10〜6
00mg含むことができる。製薬上許容しうる塩の場合、上記重量の詳細は、塩か
ら誘導されたジヒドロチアゾリウムイオンの重量と関連がある。上記状態の予防
又は治療について、式(I)の化合物は、化合物としてそれ自体使用できるが、許
容しうる賦形剤と共に医薬組成物の形態で存在するのが好ましい。当然のことな
がら、賦形剤は、組成物の他の成分と適合し、患者の健康に有害であってはなら
ない。賦形剤は、固体もしくは液体又は両方であることができ、好ましくは個々
の用量として化合物と共に、例えば活性化合物0.05%〜95重量%を含むこ
とができる錠剤として処方される。また、さらに製薬上活性な物質は、式(I)の
さらなる化合物を含んで存在することもできる。本発明に係る医薬組成物は、本
質的に成分を、薬理学的に許容しうる賦形剤及び/又は助剤と混合することから
なる、知られている製薬方法の一つによって製造することができる。
【0025】 本発明に係る医薬組成物は、経口、直腸、局所的、経口的(例えば舌下)及び
非経口(例えば皮下、筋内、皮内又は静脈内)投与に適したものであるが、個々
の場合の投与に最も好適な方法は、治療する状態の性質及びひどさ並びに各場合
に用いられる式(I)の化合物の性質に左右される。また、糖衣処方物及び糖衣遅
延放出処方物は、本発明の範囲内に含まれる。耐酸性及び腸溶性の処方物は、好
ましい。好適な腸溶性コーテングには、セルロースアセテートフタレート、ポリ
ビニルアセテートフタレート、ヒドロキシプロピルメチルセルロースフタレート
並びにメタクリル酸及びメチルメタクリレートのアニオンポリマーが含まれる。
【0026】 経口投与に適した医薬化合物は、例えば各場合、一定量の式(I)の化合物を含
むカプセル剤、カシェ剤、トローチ剤又は錠剤、散剤又は顆粒剤、水性又は非水
性液体中に溶液または懸濁液、又は水中油型もしくは油中水型乳剤として別々の
単位に存在できる。すでに記載したように、これらの組成物は、活性化合物と賦
形剤(これは、一つ又はそれ以上の追加成分からなることができる)を接触する
させる工程を含む何らかの好適な製薬方法によって製造することができる。一般
に、組成物は、活性化合物を液体及び/又は微粉砕された固体賦形剤と均一かつ
均質に混合し、この後、必要に応じて生成物を成形することによって製造する。
したがって、錠剤は、例えば化合物の散剤又は顆粒剤を、必要に応じて、一つ又
はそれ以上の追加成分と共にプレス又は成形することによって製造できる。プレ
ス錠剤は、フリーフロー形態、例えば散剤又は顆粒剤中で、化合物を、必要に応
じて、好適な装置中でバインダー、滑沢剤、不活性希釈剤及び/又は一つの(複
数の)表面活性剤/分散剤と共に混合して錠剤にして製造できる。成型錠剤は、
好適な装置中で不活性液体希釈剤で湿らせた粉状の化合物を成形することによっ
て製造できる。
【0027】 経口的(舌下)投与に適した医薬組成物には、式(I)の化合物を、着香料、慣
用的にショ糖及びアラビアゴム又はトラガントゴムと共に含むトローチ剤、並び
に不活性ベース、例えばゼラチン及びグリセロール又はショ糖及びアラビアゴム
中に化合物を含む錠剤が含まれる。
【0028】 非経口投与に適した医薬組成物には、式(I)の化合物の滅菌水性製剤が含まれ
、これは投与される患者の血液と等張性であることが好ましい。これらの製剤は
、静脈内に投与することが好ましいが、注射により皮下、筋内又は皮内に投与す
ることもできる。これらの製剤は、好ましくは化合物を水と混合し、得られた溶
液を滅菌して血液と等張性にすることによって製造できる。本発明による注射可
能な組成物は、一般に、活性化合物0.1〜5重量%を含む。
【0029】 直腸投与に適した医薬組成物は、好ましくは個々の用量の坐剤として存在する
。これらは、式(I)の化合物を、一つ又はそれ以上の慣用の固体賦形剤、例えば
カカオ脂と混合し、得られた混合物を成形することによって製造できる。
【0030】 皮膚への局所適用に適した医薬組成物は、軟膏、クリーム、ローション、ペー
スト、スプレー、エアゾル剤又はオイルとして存在するのが好ましい。使用でき
る賦形剤は、ワセリン、ラノリン、ポリエチレングリコール、アルコール及びこ
れらの物質の2つ又はそれ以上の組合せである。活性化合物は、一般に組成物の
0.1〜15重量%、例えば0.5〜2%の濃度で存在する。
【0031】 また、経皮的投与も可能である。経皮的投与に適した医薬組成物は、患者の表
皮と長期的に密接に接触するのに適した個々の貼付剤として存在できる。このよ
うな貼付剤は、接着剤中に溶解及び/又は分散された、又はポリマー中に分散さ
れた場合により緩衝化された水溶液中に好適に活性化合物を含む。好適な活性化
合物の濃度は約1%〜35%、好ましくは約3%〜15%である。特定の可能性
として、例えばPharmaceutical Research, 2(6): 318 (1986)に記載されている
ように活性化合物は、電子輸送又はイオン泳動によって放出できる。
【0032】 さらに、本発明は、以下:
【化4】 の反応スキームに従った方法で式Iの化合物を得ることからなる、式Iの化合物
の製造方法に関する。このために、式II
【化5】 の化合物(式中、R1及びR1'は、上記定義された通りである)を、臭素と反応
させて式III(式中、R3は、式Iに定義された通りである)の化合物に転化する
【0033】 次に、式IIIの化合物を、式IV
【化6】 (式中、R4は、R2が水素である式Iの化合物に定義された通りである)のチオ
アミドと反応させる。その部分については、標準的な方法によって、これらの化
合物をR2が式Iに定義された通りである式Iの化合物に転化される。
【0034】 また、式Iの化合物は、酸との塩として存在することができる。好適な無機酸
は、例えば:ハロゲン化水素酸、例えば塩酸及び臭化水素酸、そしてまた、硫酸
、リン酸及びアミドスルホン酸である。
【0035】 記載しうる有機酸は、例えば:ギ酸、酢酸、安息香酸、p-トルエンスルホン
酸、ベンゼンスルホン酸、コハク酸、フマル酸、マレイン酸、乳酸、酒石酸、ク
エン酸、L-アスコルビン酸、サリチル酸、イセチオン酸、メタンスルホン酸、
トリフルオロメタンスルホン酸、1,2−ベンゾイソチアゾール−3(2H)−オ
ン、6−メチル−1,2,3−オキサチアジン4(3H)−オン2,2−ジオキシド
である。
【0036】 上記の方法は、化合物IIIとチオアミドIVが1:1〜1:1.5のモル比で反応
するように実施するのが都合がよい。反応は、不活性溶媒中、例えば極性有機溶
媒、例えばジメチルホルムアミド、ジメチルアセトアミド、N-メチル-2-ピロ
リドン、ジオキサン、テトラヒドロフラン、アセトニトリル、ニトロメタン又は
ジエチレングリコールジメチルエーテル中で実施するのが都合がよい。しかし、
特に好都合な溶媒は、酢酸メチル及び酢酸エチル、短鎖アルコール、例えばメタ
ノール、エタノール、プロパノール、イソプロパノール及び低級ジアルキルケト
ン、例えばアセトン、ブタン−2−オン又はヘキサン−2−オンであることがわ
かっている。また、記載された反応媒体の混合物を使用することができ、記載さ
れた溶媒とそれ自体ではあまり好適ではない溶媒との混合物、例えばメタノール
とベンゼン、エタノールとトルエン、メタノールとジエチルエーテル又はtert−
ブチルメチルエーテル、エタノールと四塩化炭素、アセトンとクロロホルム、ジ
クロロメタン又は1,2−ジクロロエタンの混合物を使用することもでき、その
際、各場合、便宜上より極性の溶媒を過剰に用いなければならない。反応物質は
、それぞれの反応媒体中に懸濁又は溶解できる。原則として、特に、個々のチオ
アミドが可能な限り低い融点を有する場合、溶媒なしで反応物質を反応させるこ
ともできる。反応は、ごく僅かに発熱性で進行し、−10℃〜150℃、好まし
くは30℃〜100℃の間で実施できる。一般に、50℃〜90℃の間の温度範
囲は、特に好ましいことがわかっっている。
【0037】 反応時間は、主に反応温度に左右され、それぞれ、比較的高い温度で2分、比
較的低い温度で3日の間である。好ましい温度範囲では、反応時間は、一般に5
分〜48時間である。
【0038】 化合物Iは、反応中に、しばしばあまり可溶性でない沈澱物を酸付加塩の形態
で形成するため、便宜上、好適な沈殿剤をさらにその後加える。使用するのは、
例えば、炭化水素、例えばベンゼン、トルエン、シクロヘキサンもしくはヘプタ
ン又は四塩化炭素であり、特に、酢酸アルキル、例えば酢酸エチルもしくはn−
ブチルアセテート、又はジアルキルエーテル、例えば、ジエチルエーテル、ジイ
ソプロピルエーテル、ジ−n−ブチルエーテル又はtert−ブチルメチルエーテル
が特に好適であることがわかった。反応混合物が反応終了後、溶液のままである
場合、必要に応じて反応溶液を濃縮した後、記載した沈殿剤の一つを用いて化合
物Iの塩を沈殿させることができる。さらにまた、反応混合物の溶液を、撹拌し
ながら都合よく記載した沈殿剤の一つの溶液中に濾過できる。また、反応混合物
の処理は、有機塩基、例えばトリエチルアミン又はジイソブチルアミン又はアン
モニア又はモルフォリン又はピペリジン又は1,8−ジアザビシクロ[5.4.0]
ウンデカ−7−エンを添加して、反応混合物がアルカリ性になるように実施する
ことができ、粗反応生成物を、例えば濃縮後、シリカゲルカラム上でクロマトグ
ラフィーにより精製する。これに適した溶離剤は、例えば、酢酸エチルとメタノ
ールの混合物、ジクロロメタンとメタノールの混合物、トルエンとメタノール又
は酢酸エチルの混合物、又は酢酸エチルとヘプタンのような炭化水素の混合物で
あることがわかっている。粗生成物の精製を最後に記載された方法で実施する場
合、式Iの酸付加生成物は、得られた式Iの純粋な塩基を有機プロトン性溶媒中
、例えばメタノール、エタノール、プロパノール又はイソプロパノール中、又は
有機非プロトン性溶媒中、例えば酢酸エチル、ジエチルエーテル、ジイソプロピ
ルエーテル、tert−ブチルメチルエーテル、ジオキサン、テトラヒドロフラン、
アセトン又はブタン−2−オン中に溶解又は懸濁し、次にこの混合物を、不活性
溶媒、例えばジエチルエーテル又はエタノールに溶解した少なくとも等モル量の
無機酸、例えば塩酸又はさらに上記の別の無機酸もしくは有機酸で処理すること
によって得ることができる。
【0039】 式Iの化合物は、好適な不活性溶媒、例えばアセトン、ブタン−2−オン、ア
セトニトリル又はニトロメタンから再結晶できる。しかし、例えばジメチルホル
ムアミド、ジメチルアセトアミド、ニトロメタン、アセトニトリルといった溶媒
、好ましくはメタノール又はエタノールからの再沈殿は、特に好都合である。ま
た、式IIIの化合物と式IVのチオアミドとの反応は、少なくとも等モル量の塩基
、例えばトリエチルアミンを反応混合物に加え、次に得られた化合物Iの遊離塩
基を場合によりそれらの酸付加生成物に転化して実施できる。
【0040】 塩基で処理して、式Iの化合物の酸付加生成物を式Iの化合物(遊離塩基)に
転化することができる。好適な塩基は、例えば無機の水酸化物、例えば水酸化リ
チウム、水酸化ナトリウム、水酸化カリウム、水酸化カルシウム又は水酸化バリ
ウム、炭酸塩又は炭酸水素塩、例えば炭酸ナトリウム又は炭酸カリウム、炭酸水
素ナトリウム又は炭酸水素カリウム、アンモニア及びアミン、例えばトリエチル
アミン、ジイソプロピルアミン、ジシクロヘキシルアミン、ピペリジン、モルフ
ォリン、メチルジシクロヘキシルアミンの溶液である。
【0041】 式VIのチオアミドは、商業的に入手可能であるか、又は例えば対応するカルボ
キサミドをピリジン中で五硫化リン(R. N. Hurd, G. Delameter, Chem. Rev. 61
, 45 (1961))、又はトルエン、ピリジン、ヘキサメチルリン酸トリアミド[Schei
bye, Pedersen and Lawesson: Bull. Soc. Chim. Belges 87, 229 (1978)]、好
ましくはテトラヒドロフランと1,3−ジメチル−3,4,5,6−テトラヒドロ−
2(1H)−ピリミジノン又は1,3−ジメチル−2−イミダゾリジノンとの混合
物中でLawesson試薬と反応させることによって得ることができる。ヒドロキシル
、アミノ又は追加のカルボニル官能基は、この場合、便宜上、着脱可能な保護官
能基、例えばベンジル、tert−ブチルオキシカルボニル又はベンジルオキシカル
ボニル基を用いて保護されるか、又は場合により環式アセタールに変換される。
この方法は、例えば Th. W. Greene and P. G. M. Wuts, Protective Groups in
Organic Synthesis, 第2版, 1991, John Wiley & Sons, New Yorkに記載されて
いる。
【0042】 また、式IVのチオアミドは、式VII N≡C−R4 式VII のニトリルを、硫化水素(Houben-Weyl IX, 762)又はチオアセタミド(E. C. T
aylor, J. A. Zoltewicz, J. Am. Chem. Soc. 82, 2656 (1960))又はO,O−ジ
エチルジチオリン酸と反応させることによっても得ることができる。硫化水素と
の反応は、有機溶媒、例えばメタノール又はエタノール中で実施するのが好まし
く、チオアセトアミドとの反応は、ジメチルホルムアミドのような溶媒中で塩酸
を添加して実施し、そしてO,O−ジエチルジチオリン酸との反応は、酢酸エチ
ルのような溶媒中で、酸性、例えばHCl条件下、室温で又は加温しながら実施
するのが好ましい。
【0043】 以下に示した実施例は、本発明を説明するためのものであるが、本発明を限定
するものではない。測定した融点又は分解点(m.p.)は、補正しなかったが、一
般に加熱速度に左右される。
【0044】
【表1】
【0045】 式Iの化合物は、脂質代謝における望ましい効果を特徴としており、特に、そ
れは食欲抑制薬として適している。その化合物は、それ自体で、又は他の食欲抑
制的に活性な化合物と組み合わせて使用できる。このようなさらなる食欲抑制的
に活性な化合物は、例えばRote Liste第1章、減量剤/食欲抑制薬の下に記載さ
れている。その化合物は、肥満の予防、特に治療に適している。さらに、その化
合物は、II型糖尿病の予防、特に治療に適している。
【0046】 化合物の有効性を動物実験モデルに従って試験した: 生物学的試験モデル 食欲抑制作用は、雌又は雌のNMRIマウスで試験した。飼料を24時間停止
した後、胃管を通して試験製剤を投与した。個別に飼育し、飲用水は自由に摂取
させ、製剤投与後30分、動物にエバミルクを与えた。エバミルクの消費量を3
0分ごとに3時間測定し、動物の一般的な状態を観察した。測定されたミルク消
費量を未処置の対照動物のものと比較した。
【0047】
【表2】
【0048】 式Iの化合物が非常に良好な食欲抑制作用を示すことは、表から推定できる。 いくつかの実施例の製造の詳細について以下に説明する。式Iの他の化合物は
、同様の方法で得た。
【0049】 実施例1(化合物1) 4−クロロ−N−[4−(6−クロロ−3a−ヒドロキシ−8,8a−ジヒドロ
−3aH−インデノ[1,2−d]チアゾール−2−イル)−フェニル)]ベン
ゼンスルホンアミド a)2−ブロモ−5−クロロインダン−1−オン: 5−クロロインダン−1−オン10g(0.06mol)を室温で撹拌しながら1
20mlの氷酢酸に溶解した。水中HBr48%濃度の溶液0.05ml、次に25m
lの氷酢酸に溶解した臭素3.074ml(0.06mol)を滴加した。室温で2時間
撹拌した後、反応は終了した(TLC)。粗生成物の溶液を撹拌しながら、ゆっ
くりと300mlの氷−水に滴加した。沈殿した粗生成物を吸引濾過し、水で完全
に洗浄した。湿った残留物を酢酸エチルを用いてフィルタから除去し、濾液相を
分離した。有機相を硫酸ナトリウムで乾燥させ、濾過し、減圧下で濃縮した。残
留物を120mlの熱n−ヘプタンに溶解し、熱溶液をひだ状フィルタで濾過し、
次に溶液を放置して0℃で結晶化させた。結晶化した生成物を吸引濾過し、減圧
下で乾燥した。融点:94〜96℃
【0050】 b)4−(4−クロロベンゼンスルホニルアミノ)チオベンズアミド: 4−クロロ−4'−シアノベンゼンスルホンアミド0.26gを、10mlの無水
エタノール中に懸濁し、0.15mlのジエチルジチオホスフェートと混合し、混
合物を還流下で8時間撹拌した。次に、別の0.15mlのジエチルジチオホスフ
ェートを加え、混合物をさらに12時間還流温度で撹拌した。冷却した反応混合
物を減圧下で濃縮した。残留物をジクロロメタンで撹拌し、固体残留物を吸引濾
過し、ジクロロメタンで洗浄し、そして減圧下で乾燥した。得られた4−(4−
クロロベンゼンスルホニル−アミノ)チオベンズアミドを、さらに精製すること
なく次の段階に使用した。
【0051】 c)4−クロロ−N[4−(6−クロロ−3a−ヒドロキシ−8,8a−ジヒド
ロ−3aH−インデノ[1,2−d ]チアゾール−2−イル)フェニル]ベンゼ
ンスルホンアミド: 室温で、実施例1bの化合物0.15g及び実施例1の化合物0.11gを5ml
の乾燥アセトン中に溶解し、次に混合物を室温で4時間撹拌した。トリエチルア
ミン65μlを加え、混合物を室温で一夜撹拌した。さらに20μlのトリエチ
ルアミンを加え、混合物をもう一夜、室温で撹拌した。次に反応混合物を減圧下
で濃縮した。残留物を酢酸エチルに溶解し、水で二回、飽和塩化ナトリウム溶液
で一回洗浄し、硫酸マグネシウムで乾燥し、濾過し、減圧下で濃縮した。残留物
は、トルエン/アセトン 3/1を使用してシリカゲルクロマトグラフィによっ
て精製した。これにより、融点116℃の4−クロロ−N[4−(6−クロロ−
3a−ヒドロキシ−8,8a−ジヒドロ−3aH−インデノ[1,2−d]チアゾ
ール−2−イル)フェニル]ベンゼンスルホンアミドを得た。
【0052】 実施例2(化合物6) 4−(6−クロロ−3a−ヒドロキシ−8,8a−ジヒドロ−3aH−インデ
ノ[1,2−d]チアゾール−2−イル)ベンゼン−スルホンアミドは、同様の
方法で2−ブロモ−5−クロロインダン−1−オンを4−スルファモイルチオベ
ンズアミドと反応させることによって製造した。化合物は160℃の融点を有し
た。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (81)指定国 EP(AT,BE,CH,CY, DE,DK,ES,FI,FR,GB,GR,IE,I T,LU,MC,NL,PT,SE,TR),OA(BF ,BJ,CF,CG,CI,CM,GA,GN,GW, ML,MR,NE,SN,TD,TG),AP(GH,G M,KE,LS,MW,MZ,SD,SL,SZ,TZ ,UG,ZW),EA(AM,AZ,BY,KG,KZ, MD,RU,TJ,TM),AE,AG,AL,AM, AT,AU,AZ,BA,BB,BG,BR,BY,B Z,CA,CH,CN,CR,CU,CZ,DE,DK ,DM,DZ,EE,ES,FI,GB,GD,GE, GH,GM,HR,HU,ID,IL,IN,IS,J P,KE,KG,KP,KR,KZ,LC,LK,LR ,LS,LT,LU,LV,MA,MD,MG,MK, MN,MW,MX,MZ,NO,NZ,PL,PT,R O,RU,SD,SE,SG,SI,SK,SL,TJ ,TM,TR,TT,TZ,UA,UG,UZ,VN, YU,ZA,ZW (72)発明者 マティーアス・ゴセル ドイツ連邦共和国65719ホーフハイム.イ ム・ロールスバハタール17アー (72)発明者 マルティン・ビッケル ドイツ連邦共和国61348バートホムブルク. ミッテルシュテッターヴェーク3 Fターム(参考) 4C086 AA01 AA02 AA03 AA04 BC84 MA01 MA02 MA04 MA05 NA14 ZA70 ZC35

Claims (13)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 式I 【化1】 {式中、R1、R1'は互いに独立して、H、F、Cl、Br、I、CF3、NO2
    、CN、COOH、COO(C1−C6)−アルキル、CONH2、CONH(C1
    6)−アルキル、CON[(C1−C6)−アルキル]2、(C1−C6)−アルキル
    、(C2−C6)−アルケニル、(C2−C6)−アルキニル、O−(C1−C6)−
    アルキル(ここで、アルキル基において、一つもしくはそれ以上の又は全ての水
    素は、フッ素により置換されていてもよいし、又は一つの水素は、OH、OC(
    O)CH3、OC(O)H、O−CH2−Ph、NH2、NH−CO−CH3又はN(C
    OOCH2Ph)2によって置換されていてもよい); SO2−NH2、SO2NH(C1−C6)−アルキル、SO2N[(C1−C6)−ア
    ルキル]2、S−(C1−C6)−アルキル、S−(CH2)n−フェニル、SO−(
    1−C6)−アルキル、SO−(CH2)n−フェニル、SO2−(C1−C6)−ア
    ルキル、SO2−(CH2)n−フェニル(式中、nは0〜6であることができ、そ
    してフェニル基は、F、Cl、Br、OH、CF3、NO2、CN、OCF3、O
    −(C1−C6)−アルキル、(C1−C6)−アルキル、NH2によって2回まで
    置換されていてもよい); NH2、NH−(C1−C6)−アルキル、N[(C1−C6)−アルキル]2、NH(
    1−C7)−アシル、フェニル、ビフェニリル、O−(CH2)n−フェニル(こ
    こで、nは0〜6であることができる)、1−もしくは2−ナフチル、2−、3
    −もしくは4−ピリジル、2−もしくは3−フラニル、又は2−もしくは3−チ
    エニル(ここで、フェニル、ビフェニリル、ナフチル、ピリジル、フラニル又は
    チエニル環は、各場合、F、Cl、Br、I、OH、CF3、NO2、CN、OC
    3、O−(C1−C6)−アルキル、(C1−C6)−アルキル、NH2、NH(C1 −C6)−アルキル、N[(C1−C6)−アルキル]2、SO2−CH3、COOH、
    COO−(C1−C6)−アルキル、CONH2によって1〜3回置換されていて
    もよい); 1,2,3−トリアゾール−5−イル(ここで、トリアゾール環は、1−、2−又
    は3−位において、メチル又はベンジルによって置換されていてもよい); テトラゾール−5−イル(ここで、テトラゾール環は1−又は2−位において
    、メチル又はベンジルによって置換されていてもよい)であり; R2は、H、(C1−C6)−アルキル、(C3−C6)−シクロアルキル、(C
    2)n−フェニル、(CH2)n−チエニル、(CH2)n−ピリジル、(CH2)n−フ
    リル、C(O)−(C1−C6)−アルキル、C(O)−(C3−C6)−シクロアルキ
    ル、C(O)−(CH2)n−フェニル、C(O)−(CH2)n−チエニル、C(O)−(
    CH2)n−ピリジル、C(O)−(CH2)n−フリル(ここで、nは0〜5であるこ
    とができ、そしてフェニル、チエニル、ピリジル及びフリルは、各場合、Cl、
    F、CN、CF3、(C1−C3)−アルキル、OH、O−(C1−C6)−アルキ
    ルによって2回まで置換されていてもよい)であり、 R3は、H、(C1−C6)−アルキル、F、CN、N3、O−(C1−C6)−ア
    ルキル、(CH2)n−フェニル、(CH2)n−チエニル、(CH2)n−ピリジル、
    (CH2)n−フリル(ここでnは0〜5であることができ、そしてフェニル、チ
    エニル、ピリジル及びフリルは、各場合、Cl、F、CN、CF3、(C1−C3
    )−アルキル、OH、O−(C1−C6)−アルキルによって2回まで置換されて
    いてもよい); OC(O)CH3、(C2−C6)−アルキニル、(C2−C6)−アルケニル、C
    OO(C1−C6)−アルキル、C(O)OH、C(O)NH2、C(O)NHCH3、C(
    O)N(CH3)2であり、 R4は、(CH2)n−R5(ここで、nは0〜6であることができる)であり; R5は、フェニル、ビフェニリル、1−又は2−ナフチル、2−、3−又は4
    −ピリジル、2−又は3−チエニル、2−又は3−フリル、2−、4−又は5−
    チアゾリル、2−、4−又は5−オキサゾリル、1−ピラゾリル、3−又は5−
    イソキサゾリル、2−又は3−ピロリル、2−又は3−ピリダジニル、2−、4
    −又は5−ピリミジニル、2−ピラジニル、2−(1,3,5−トリアジニル)、
    2−又は5−ベンズイミダゾリル、2−ベンゾチアゾリル、1,2,4−トリアゾ
    ール−3−イル、1,2,4−トリアゾール−5−イル、テトラゾール−5−イル
    、インドール−3−イル、インドール−5−イル又はN−メチルイミダゾール−
    2−、−4−又は−5−イルであり、 そしてR5は、NH−SO2−(C1−C6)−アルキル、NH−SO2−フェニ
    ル(ここで、フェニル環は、F、Cl、CN、OH、(C1−C6)−アルキル、
    O−(C1−C6)−アルキル、CF3、COOH、COO(C1−C6)−アルキ
    ル、CONH2によって2回まで置換されていてもよい); (CH2)n−SO2−(C1−C6)−アルキル(ここで、nは1〜6であること
    ができる)、 (CH2)m−SO2−NH2、(CH2)m−SO2−NH−(C1−C6)−アルキ
    ル、(CH2)m−SO2−N[(C1−C6)−アルキル]2又は(CH2)m−SO2
    N(=CH−N(CH3)2)(ここで、mは0〜6であることができる)によって
    置換されており; そしてR5は、場合により、さらにF、Cl、Br、OH、CF3、NO2、C
    N、OCF3、O−(C1−C6)−アルキル、S−(C1−C6)−アルキル、S
    O−(C1−C6)−アルキル、(C1−C6)−アルキル、(C3−C6)−シクロ
    アルキル、COOH、COO(C1−C6)−アルキル、COO(C3−C6)−シク
    ロアルキル、CONH2、CONH(C1−C6)−アルキル、CON[(C1−C6
    −アルキル]2、CONH(C3−C6)−シクロアルキル、NH2、NH−CO−(
    1−C6)−アルキル、NH−CO−フェニル、ピロリジン−1−イル、モルホ
    リン−1−イル、ピペリジン−1−イル、ピペラジン−1−イル、4−メチルピ
    ペラジン−1−イル、(CH2n−フェニル、O−(CH2n−フェニル、S−
    (CH2n−フェニル、SO2−(CH2n−フェニル(ここで、nは0〜3で
    あることができる)によって置換されていてもよい} の化合物並びにその生理学上許容しうる塩および生理学的に機能性の誘導体。
  2. 【請求項2】 R1、R1'は互いに独立して、H、F、Cl、Br、I、C
    3、NO2、CN、COOH、COO(C1−C6)−アルキル、CONH2、CO
    NH(C1−C6)−アルキル、CON[(C1−C6)−アルキル]2、(C1−C6
    −アルキル、(C2−C6)−アルケニル、(C2−C6)−アルキニル、O−(C1 −C6)−アルキル(ここで、アルキル基において、一つの水素は、OH、OC
    (O)CH3、OC(O)H、O−CH2−Ph、NH2、NH−CO−CH3又はN(
    COOCH2Ph)2によって置換されていてもよい); SO2−NH2、SO2NH(C1−C6)−アルキル、SO2N[(C1−C6)−ア
    ルキル]2、S−(C1−C6)−アルキル、S−(CH2)n−フェニル、SO−(
    1−C6)−アルキル、SO−(CH2)n−フェニル、SO2−(C1−C6)−ア
    ルキル、SO2−(CH2)n−フェニル(ここで、nは0〜6であることができ、
    そしてフェニル基は、F、Cl、Br、OH、CF3、NO2、CN、OCF3
    O−(C1−C6)−アルキル、(C1−C6)−アルキル、NH2によって2回ま
    で置換されていてもよい); NH2、NH−(C1−C6)−アルキル、N[(C1−C6)−アルキル]2、NH(
    1−C7)−アシル、フェニル、ビフェニリル、O−(CH2)n−フェニル(こ
    こで、nは0〜6であることができる);1−もしくは2−ナフチル、2−、3
    −もしくは4−ピリジル、2−もしくは3−フラニル又は2−もしくは3−チエ
    ニル(ここで、フェニル、ビフェニリル、ナフチル、ピリジル、フラニル又はチ
    エニル環は、各場合、F、Cl、Br、I、OH、CF3、NO2、CN、OCF3 、O−(C1−C6)−アルキル、(C1−C6)−アルキル、NH2、NH(C1
    6)−アルキル、N[(C1−C6)−アルキル]2、SO2−CH3、COOH、C
    OO−(C1−C6)−アルキル、CONH2によって1〜3回まで置換されてい
    てもよい); 1,2,3−トリアゾール−5−イル(ここで、トリアゾール環は1−、2−又
    は3−位において、メチル又はベンジルによって置換されていてもよい); テトラゾール−5−イル(ここで、テトラゾール環は1−又は2−位において
    、メチル又はベンジルによって置換されていてもよい)であり; R2は、H、(C1−C6)−アルキル、(C3−C6)−シクロアルキル、(C
    2)n−フェニル、(CH2)n−チエニル、(CH2)n−ピリジル、(CH2)n−フ
    リル、C(O)−(C1−C6)−アルキル、C(O)−(C3−C6)−シクロアルキ
    ル、C(O)−(CH2)n−フェニル、C(O)−(CH2)n−チエニル、C(O)−(
    CH2)n−ピリジル、C(O)−(CH2)n−フリル(ここで、nは0〜5であるこ
    とができ、そしてフェニル、チエニル、ピリジル及びフリルは、各場合、Cl、
    F、CN、CF3、(C1−C3)−アルキル、OH、O−(C1−C6)−アルキ
    ルによって2回まで置換されていてもよい)であり; R3は、H、(C1−C6)−アルキル、F、CN、N3、O−(C1−C6)−ア
    ルキル、(CH2)n−フェニル、(CH2)n−チエニル、(CH2)n−ピリジル、
    (CH2)n−フリル(ここでnは0〜5であることができ、そしてフェニル、チ
    エニル、ピリジル及びフリルは、各場合、Cl、F、CN、CF3、(C1−C3
    )−アルキル、OH、O−(C1−C6)−アルキルによって2回まで置換されて
    いてもよい); OC(O)CH3、(C2−C6)−アルキニル、(C2−C6)−アルケニル、C
    OO(C1−C6)−アルキル、C(O)OH、C(O)NH2、C(O)NHCH3、C(
    O)N(CH3)2であり、 R4は、(CH2)n−R5(ここで、nは0〜6であることができる)であり; R5は、フェニル、ビフェニリル、1−もしくは2−ナフチル、2−、3−も
    しくは4−ピリジル、又は2−もしくは3−チエニルであり、 そしてR5は、NH−SO2−(C1−C6)−アルキル、NH−SO2−フェニ
    ル(ここで、フェニル環は、F、Cl、CN、OH、(C1−C6)−アルキル、
    O−(C1−C6)−アルキル、CF3、COOH、COO(C1−C6)−アルキ
    ル、CONH2によって2回まで置換されていてもよい); (CH2)n−SO2−(C1−C6)−アルキル(ここで、nは1〜6であること
    ができる)、 (CH2)m−SO2−NH2、(CH2)m−SO2−NH−(C1−C6)−アルキ
    ル、(CH2)m−SO2−N[(C1−C6)−アルキル]2又は(CH2)m−SO2
    N(=CH−N(CH3)2)(ここで、mは0〜6であることができる)によって
    置換されており; そしてR5は、場合により、さらにF、Cl、Br、OH、CF3、CN、OC
    3、O−(C1−C6)−アルキル、(C1−C6)−アルキル、(C3−C6)−
    シクロアルキル、COOH、COO(C1−C6)−アルキル、COO(C3−C6
    −シクロアルキル、CONH2、CONH(C1−C6)−アルキル、CON[(C1
    −C6)−アルキル]2、NH2、NH−CO−(C1−C6)−アルキル、NH−C
    O−フェニル、(CH2)n−フェニル、O−(CH2)n−フェニル、S−(CH2)n −フェニル、SO2−(CH2)n−フェニル(ここで、nは0〜3であることが
    できる)によって置換されていてもよい、請求項1記載の式Iの化合物並びにそ
    の生理学上許容しうる塩および生理学的に機能性の誘導体。
  3. 【請求項3】 R1、R1'は互いに独立して、H、F、Cl、Br、I、C
    3、NO2、CN、COOH、COO(C1−C6)−アルキル、CONH2、(C1 −C6)−アルキル、(C2−C6)−アルケニル、(C2−C6)−アルキニル、
    O−(C1−C6)−アルキル、SO2−NH2、フェニル、O−(CH2n−フェ
    ニル(ここで、フェニル環は、各場合、F、Cl、Br、I、OH、CF3、N
    2、CN、OCF3、O−(C1−C6)−アルキル、(C1−C6)−アルキル、
    NH2、CONH2によって1〜3回置換されていてもよい)であり; R2は、H、(C1−C6)−アルキル、(C3−C6)−シクロアルキル、(C
    2)n−フェニル、C(O)−(C1−C6)−アルキル、C(O)−(CH2)n−フェ
    ニル(ここで、nは0〜5であることができ、そしてフェニルは、各場合、Cl
    、F、CN、CF3、(C1−C3)−アルキル、OH、O−(C1−C6)−アル
    キルによって2回まで置換されていてもよい)であり; R3は、H、(C1−C6)−アルキル、F、(CH2)n−フェニル(ここでnは
    0〜5であることができ、そしてフェニルは、各場合、Cl、F、CN、CF3
    、(C1−C3)−アルキル、OH、O−(C1−C6)−アルキルによって2回ま
    で置換されていてもよい); COO(C1−C6)−アルキル、C(O)OH、C(O)NH2であり、 R4は、(CH2)n−R5(ここで、nは0〜6であることができる)であり;
    又は R5は、フェニル、1−又は2−ナフチルであり、 そしてR5は、NH−SO2−(C1−C6)−アルキル、NH−SO2−フェニ
    ル(ここで、フェニル環は、F、Cl、CN、OH、(C1−C6)−アルキル、
    O−(C1−C6)−アルキル、CF3、COOH、COO(C1−C6)−アルキ
    ル、CONH2によって2回まで置換されていてもよい); (CH2)n−SO2−(C1−C6)−アルキル(ここで、nは1〜6であること
    ができる)、 (CH2)m−SO2−NH2、(CH2)m−SO2−NH−(C1−C6)−アルキ
    ル、(CH2)m−SO2−N[(C1−C6)−アルキル]2又は(CH2)m−SO2
    N(=CH−N(CH3)2)(ここで、mは0〜6であることができる)によって
    置換されており; そしてR5は、場合により、さらにF、Cl、Br、OH、CF3、CN、OC
    3、O−(C1−C6)−アルキル、(C1−C6)−アルキル、COOH、CO
    O(C1−C6)−アルキル、CONH2、NH2、NH−CO−(C1−C6)−ア
    ルキル、NH−CO−フェニル、(CH2n−フェニル、O−(CH2n−フェ
    ニル、SO2−(CH2n−フェニル(ここで、nは0〜3であることができる
    )によって置換されていてもよい、請求項1又は2記載の式Iの化合物及びその
    生理学上許容しうる塩。
  4. 【請求項4】 請求項1〜3のいずれか一項記載の一つ又はそれ以上の化合
    物を含む医薬。
  5. 【請求項5】 請求項1〜3のいずれか一項記載の一つ又はそれ以上の化合
    物及び一つ又はそれ以上の食欲抑制薬を含む医薬。
  6. 【請求項6】 肥満の予防又は治療の医薬として使用するための請求項1〜
    3のいずれか一項記載の化合物。
  7. 【請求項7】 II型糖尿病の予防又は治療の医薬として使用するための請求
    項1〜3のいずれか一項記載の化合物。
  8. 【請求項8】 肥満の予防又は治療の医薬として使用するため、少なくとも
    1つのさらなる食欲抑制薬と組み合わせた請求項1〜3のいずれか一項記載の化
    合物。
  9. 【請求項9】 II型糖尿病の予防又は治療の医薬として使用するため、少な
    くとも1つのさらなる食欲抑制薬と組み合わせた請求項1〜3のいずれか一項記
    載の化合物。
  10. 【請求項10】 活性化合物を製薬上好適な賦形剤と混合し、そしてこの混
    合物を投与に適した形態にすることからなる請求項1〜3のいずれか一項記載の
    一つ又はそれ以上の化合物を含む医薬の製造方法。
  11. 【請求項11】 肥満の予防又は治療の医薬を製造するための請求項1〜3
    のいずれか一項記載の化合物の使用。
  12. 【請求項12】 II型糖尿病の予防又は治療の医薬を製造するための請求項
    1〜3のいずれか一項記載の化合物の使用。
  13. 【請求項13】 以下: 【化2】 の反応スキームに従って、式IIの化合物(式中、R1及びR1'及びR3は、式Iに
    定義された通りである)を臭素と反応させて式III(式中、R1及びR1'及びR3
    は、式Iに定義された通りである)の化合物を得、そして式IIIの化合物をさら
    に式IV(式中、R4は式Iに定義された通りである)のチオアミドと反応させて
    式Iの化合物を得ることからなる、請求項1〜3のいずれか一項記載の化合物の
    製造方法。
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