JP2003531089A - 微晶質α−Al2O3付形体、その製造方法及びその使用 - Google Patents

微晶質α−Al2O3付形体、その製造方法及びその使用

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    • C04B35/00Shaped ceramic products characterised by their composition; Ceramics compositions; Processing powders of inorganic compounds preparatory to the manufacturing of ceramic products
    • C04B35/01Shaped ceramic products characterised by their composition; Ceramics compositions; Processing powders of inorganic compounds preparatory to the manufacturing of ceramic products based on oxide ceramics
    • C04B35/10Shaped ceramic products characterised by their composition; Ceramics compositions; Processing powders of inorganic compounds preparatory to the manufacturing of ceramic products based on oxide ceramics based on aluminium oxide
    • C04B35/111Fine ceramics

Abstract

(57)【要約】 本発明は、例えば、研磨体として使用される焼結された微晶質α−Al23をベースとする付形体の製造方法であって、出発物質として<2μmの平均粒径を有するα−Al23粉末を使用し、そして後で押し出される押出可能な材料を得る目的で少なくとも1種の結合剤及び溶媒とともに加工する方法に関する。次いで押出物を付形体に更に加工し、この付形体を1300℃〜1750℃の温度範囲で焼結する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】 本発明は特許請求の範囲の18請求項の特徴部分に従う微晶質(microc
rystalline)α−Al23付形体(shaped bodies)、
その製造方法及び研磨材(abrasive materials)のための砥
粒(abrasive grains)としてのその使用に関する。
【0002】 Al23をベースとする砥粒は、その高い硬度、化学的不活性及び耐高温性に
より大量に工業的に研磨剤(abrasives)に加工される。この観点にお
いて、セラミック又は化学的経路により製造されたいわゆる焼結コランダム(s
intered corundum)は、電気炉で相対的に費用効果的に製造す
ることができそしてそれ故研磨材の製造の最も大きな割合を占める溶融コランダ
ムの外に、或る用途分野に利用される。或る研削操作において研磨工学の点での
利点がそれらの微晶質構造に基づく焼結コランダムは、約50年にわたり知られ
ている。
【0003】 かくして、例えば、多結晶Al23体(bodies)はUS−A−3909
991に記載されており、その微結晶サイズ(crystallite siz
e)はサブミクロン(submicron)の範囲にありそしてその密度は理論
的密度の95%以上である。製造は、すすと、US−A−3079243に従っ
て冷間プレスされたAl23付形体を粉砕することにより得られる造粒されたA
23との混合物からホットプレス法(hotpressing)により行われ
る。この方法は相対的に高価でありそして大規模な工業的製造には不適当である
【0004】 EP−B−0152768には、相対的に低い焼結温度でゾル−ゲル技術によ
り製造される砥粒が記載されている。この方法では、焼結プロセスを促進しそし
て制御されない結晶成長を阻止する焼結助剤として結晶化芽(crystall
ization germs)を加える。
【0005】 このようにして製造された微晶質砥粒はサブミクロン構造を有しそして好まし
くは精密研削のためのセラミック結合を伴う研磨ディスクにおいて使用される。
0.2μmの平均微結晶サイズ(median crystallite si
ze)を有する更に微細構造のコランダム砥粒がEP−B−0408771に従
うゾル−ゲル技術により得られる。
【0006】 EP−B−0725045は、焼結α−Al23体の製造方法を記載しており
、この方法に従えば、微晶質砥粒は相対的に高価なゾル−ゲル法なしですら慣用
のセラミック技術により製造することができる。
【0007】 上記したすべての方法は1つのプロセス段階として、慣用の方法(クラッシャ
ー、シリンダークラッシャー又は同様なもの)に従ってなされる研磨剤造粒のた
めの素地(green body)又は焼結体の粉砕及び処理を含んでなる。こ
のタイプの粉砕によっては好ましい粒形状(grain shapes)は得ら
れず、極めて多様な粒形状及び粒度を有する粒バンド(grain band)
をもたらすであろうし、そして唯一の選択の自由は適当な粉砕装置を選ぶことに
より、限定された程度に、或る粒形状及び粒度に富ませることである。
【0008】 しかしながら、いまや砥粒自身の微細構造のみならず幾何学的形状及びサイズ
もまた研磨プロセスにおいて決定的な役割を果たす。例えば、砥粒に対して少な
い力しか作用しない或る用途分野では、攻撃的な(aggressive)、鋭
い縁の(sharp−edged)そして破片形状の(splinter−sh
aped)砥粒が好ましく、これに対して例えば、砥粒が高い圧力を受ける他の
用途分野においては、コンパクトで立方体粒が適当であることが証明された。し
かしながら、粒形状自体はジョークラッシャー、シリンダー及びミルによる慣用
の処理によってある限られた程度にしか影響されえず、そして規定された粒度の
範囲内の特定の粒形状を有する粒の収率は製造される全体の粒量に対して通常相
対的に低い。他方、或る量の研磨及び表面品質を保証するために、研磨プロセス
(abrasion process)自体のために正確に規定された粒形状及
び粒度が要求される。しかし粒バンドにおける粒分布は研削プロセス(grin
ding process)に必要な粒度及び粒形状にある限られた程度にしか
合致しないので、実際の要求を適えるためには費用のかかる追加の加工又は追加
の微粉砕(comminution)が必要であろう。これは研磨造粒(abr
asive granulation)の処理及びスクリーニングにおいて、相
対的に大量の廃棄物、即ち、研磨剤の製造においてもはや使用することができな
い砥粒が常にあるであろうという結果になる。それ故近年における研磨剤造粒の
分野の開発研究は、品質改良及び増加した性能を目的とするのみならず或る一定
の粒形状及び粒度を伴う研磨剤粒状物の規定された製造も目的としてきた。
【0009】 例えば、US−A−3387957は、小さなロッドの形状を有しそして微細
に粉砕されたボーキサイトと、液体、好ましくは水と結合剤の混合物の押出によ
り製造される、ボーキサイトをベースとする微晶質砥粒を記載している。ここで
は、規定された粒状物を故意に生じさせることが可能であるのみならず、好まし
い幾何学的形状としての得られるロッドは粗い研削の如きある研削操作について
特に良好な研磨結果も示すことになった。しかしながら、研磨性能は、その酸化
アルミニウムの含有率が約85〜88重量%にしかならず、これに対してFe2
3、SiO2、CaO2及びMgOの如き他の成分は研磨剤として有効であるた
めに必要な物理的性質を有していないということにより負の影響を受けることが
ある。α−Al23の含有率は、与えられた焼結条件下に、コランダムより明ら
かに低い硬度であるムライト(3Al23×2SiO2)が生成するということ
によりますます減少する。それ故、このような多数の包有物を有するコランダム
をベースとする砥粒は、硬化鋼、クロム鋼、鋳鉄及び砥粒の性能潜在能力(pe
rfomance potential)に関して多大の要求をする同様な材料
の如き材料の加工には殆ど使用されない。
【0010】 US−A−4252544は、3.75g/cm3より大きい密度(≧理論値
の90%)及び1,900kg/mm2より大きいヌープ硬度を有し、そして酸
化アルミニウム98%からなりそしてその構造が3〜10μmの範囲内の粗い結
晶と平均粒度が2μmより小さい微細な結晶の混合物からなる砥粒を記載してい
る。この砥粒は、好ましくは3〜10μmの粒度を有するエレクトロコランダム
20〜50重量%及びその粒度が0.2〜1μmであるか焼されたBayer礬
土(Bayer alum earth)(好ましくは80〜50%)を混合し
、混練しながら水及び結合剤を加え、混合物を押出し、次いで粉砕した押し出し
た材料を焼結することにより製造される。焼結温度は1550℃〜1650℃で
ある。
【0011】 このような材料は前記した材料よりは明らかに有利な研磨特性を有するが、そ
の構造はゾル−ゲル技術により製造された前記したサブミクロンコランダムと比
較してまだ明らかにより粗く、そしてその密度は相当より低く、これはUS−A
−4252544に従う材料がサブミクロン構造を有するゾル−ゲルベースの材
料よりも靭性及び強度が少ないことを意味する。
【0012】 砥粒の靭性及び強度は研磨プロセスに対する様々な効果を有する。一方では、
大きな靭性及び強度は砥粒があまりにも早く摩耗するのを防止するのに必要であ
り、他方では、鋭い切れ刃が有効な研削プロセスのために必要である。摩耗しそ
して丸みを帯びた粒がその結合から抜け出して、下にある層から鋭い縁を有する
新たな粒が使用されるようにするとき、又はより有利な場合には、研削プロセス
期間中砥粒に影響を与える力により砥粒自体からより小さな区域が離脱し、それ
により粒の損失なしに新たな切れ刃を形成する場合に、鋭い切れ刃が形成されう
る。砥粒の靭性及び強度がより高ければ高い程、その性能潜在能力は大きいであ
ろう。しかしなら、それは前記した砥粒の自己鋭利化(self−sharpe
ning)を保証するのに成功する場合にのみ利用できる。その場合に、粒に作
用する力は第2の鋭利化を達成するのに十分に大きくなければならず、一方同時
に可能ならば粒の離脱は回避されるべきである。しかしながら、第2の鋭利化効
果を引き起こすために個々の粒に対して働く又は働かねばならない力が強ければ
強い程、粒はますますま強く研磨材中に埋め込まれなければならない。
【0013】 砥粒が高い圧力にさらされる1つの用途は、例えば、鋳造操作又は製鋼工場に
おけるスラブ及びビレットの粗い研削であり、その場合に焼結コランダムがいわ
ゆるホットプレスディスクにおいてしばしば使用される。合成樹脂は粒を結合す
るための基礎として働く。ディスク自身は高度に且つ殆どいかなる細孔もなく圧
縮される。
【0014】 研磨プロセス期間中慣用の粗い結晶性砥粒の摩耗及び破損機構を考察すると、
最初に粒は摩耗して、しだいに光沢がなくなって、最終的にその結合から完全に
抜け出すことが認められるであろう。微晶質構造を有するコランダムは今や、一
次縁(primary edges)が摩耗しそして丸みを帯びた後、粒自体の
より小さな区域は離脱することができそしてそれにより再び研削プロセスに入る
新たな切れ刃を形成するという利点を有する。このプロセスそれ自体繰り返され
そして砥粒自体ははるか後にその結合から離脱する。換言すれば、研削ディスク
はより遅く摩耗し、かくしてより高い研磨性能を与える。結晶がより微細であり
そして焼結コランダムがより密に構成されていればいる程、材料は靭性でありそ
して粒から離脱する区域はより小さいであろう。それは、上記した自己鋭利化は
粒度に依存してそれ自体数回繰り返すことができ、切れ刃自体はより長く使用さ
れ、それにより少なくとも理論的には、より高い研磨性能が達成されるであろう
ということを意味する。有効な第2鋭利化の有意義な作用を果たすための基本的
前提条件はもちろん、粒があまりにも早く擦り減りそして摩耗するのを阻止する
基礎強度を有するということである。
【0015】 しかしあいにく、特にホットプレスされたディスクによる上記研削の場合に、
逆の効果は研磨性能に負の影響を及ぼすということが表面化する。ますます微細
な構造の且つ密度の高い粒材料を利用することによりディスクの研削性能及び寿
命を増加させることを望むならば、密度及び結晶構造に依存する材料の或る靭性
からは、第2の鋭利化を引き起こすのに必要な力は結合力を越えることを認識す
るであろう。これは、いつものとおり粒はより鈍くなるがそれ自体もはや再鋭利
化せず、その代わりにそれは突然その結合から抜け出るであろうということを意
味する。かくして、「より良好」と主張されている砥粒を有するこのようなディ
スクの研磨性能及び寿命は、より低い密度及びより粗い構造の砥粒を有するディ
スクの研磨性能及び寿命よりははるかに低くなりうる。
【0016】 砥粒のより高い性能潜在能力を開発することを望むならば、通例粒の埋め込み
を改良することにより開始する。結合が埋め込みからの砥粒の離脱に対するより
大きな抵抗を与えれば与えるほど、ディスクの効果はより強くなる。しかし、研
磨ディスクの硬度は或る程度しか増加させることはできず、そして、特に結合の
ための基礎として合成樹脂を使用すると、結合のための最適化潜在能力は、微晶
質、好ましくはサブミクロンの密な粒を、それが少なくとも理論的にその構造に
基づいて待ち合わせているはずのその性能潜在能力を有効に働かせることができ
るようにしっかりとアンカーするのにはしばしば十分ではない。
【0017】 この問題は、焼結コランダムをその純粋な状態においてではなくて慣用の溶融
コランダムとの混合物として使用することにより部分的に解決することができる
。この方法は、特に基材上の研磨材及び研磨ディスクにおいて慣用のコランダム
型との混合物として通常利用される上記したゾル−ゲルコランダムでその価値を
証明された。簡単に言えば、このような組み合わせにおいては、慣用のコランダ
ムが必要な切断力を与え、これに対して焼結コランダムは材料の寿命及びその研
磨性能の原因となる。
【0018】 EP−B−0395091は、その微結晶サイズが1μm以下でありそして好
ましくは45〜64重量%の固体含有率を有するベーマイトゲルを押し出すこと
により製造される焼結された繊維状ゾル−ゲル砥粒を記載している。前記したロ
ッド形状のコランダムの場合と同様に、サブミクロンゾル−ゲルコランダムの場
合には、目的に合致して市販可能な粒の収率を劇的に増加させることも可能であ
る。更に、この材料は、その粒形状により或る研削操作においては、慣用の方法
により粉砕されそして好ましい形状をもたない比較用ゾル−ゲルコランダムより
も良好な研磨性能すら示す。
【0019】 しかしながら、或る砥粒の性能潜在能力及び有用性を評価することを望むなら
ば、一般に、砥粒の使用分野を規定することが避けられない。何故ならば、使用
分野に依存して、砥粒に対して極めて多様な要求がなされ、これらの要求は中で
も、例えば、何の材料が何の目的で(表面品質、研磨等)処理されるべきである
かに依存するからである。実際に、殆どすべてのタイプの鋼、金属、合金、極め
て多様なタイプの木材、石、ガラス、合成物質、ラッカー及び多くのその他のも
のが研磨剤で処理される。高い硬度、靭性、耐薬品性及び耐熱性及び多くの他の
性質の如き研削プロセスのための適切な性質を有する砥粒をできるだけ全般的に
使用しようと試みても、個々の砥粒タイプの評価のお互いの間の移動が繰り返し
て生じる。何故ならば、使用分野に依存して、靭性、硬度、脆性、耐熱性及び/
又は耐薬品性の如き粒のある性質がより重要であるからである。これに経済的観
点が加わる。例えば、もしその強い性能が特定の場合に全然効果を発揮しない場
合及び相当より安価な粒が同様な研磨結果を示す場合には、加工するのが相対的
に容易である材料を、高い性能潜在能力を有する高価な材料で処理することあま
り意味をなさない。
【0020】 例えば、それらの場合によっては非常に大きな一般的性能潜在能力にもかかわ
らず、ホットプレスされたディスクにおいてEP−B−0395091に従って
製造されたロッド形状の微晶質コランダムを使用しないいくつかの理由がある。
EP−B−0395091に記載の砥粒は格別に微細な構造を有しそして非常に
密であり、これは、再鋭利化(re−sharpening)は、ある状況にお
いては埋め込みの適合により埋め合わせることができない格別に強い力を必要と
することを意味し、それ故粒の離脱によるディスクの相対的に高い摩滅(att
rition)を想定しなければならない。更に、既知の相対的に安価な焼結コ
ランダムが良好な研磨性能を示す粗い研削の用途におけるその使用は、経済的な
理由で疑問とされなければならない。何故ならば、EP−B−039509に従
って製造された砥粒の製造コストは、プロセス管理により特定の粒の収率を相当
増加させることが可能でありえたとしても、高価な原料及びコスト高のゾル−ゲ
ルプロセスにより、慣用の焼結コランダムの製造コストより明らかに高いからで
ある。
【0021】 それ故、本発明は、その微細構造及び密度並びにその粒形状及び/又は表面に
基づく高い結合強度に基づく大きな性能潜在能力を有しそして同時に費用効果的
に製造することができる多数の研削操作−ホットプレスされたディスクによる上
記した粗い研削がその高い市場容量の点から単なる例として挙げられる−のため
の改良された砥粒を提供するという課題に基づいている。これは結合された研磨
材の分野に関するのみならず基材上の研磨材の分野にもあてはまる。
【0022】 本発明に従えば、この課題は請求項18に従う砥粒、請求項1の特徴を有する
その製造方法及び請求項25の特徴に従うその適正な使用を提供することにより
解決される。本発明の有利な構成は従属請求項に記載されている。
【0023】 本発明に従う方法は、下記の必須のプロセス段階: a)粉末処理、 b)押出可能なセラミック素材の製造、 c)この素材の押出、 d)粉砕又は切片(sections)への切断、 e)焼結、 を含んでなり、これについては以下に更に詳細に説明する。
【0024】 <2μmの平均粒度を有するα−Al23粉末を与えるために、一般にいかな
るα−Al23又はそれぞれα−Al23のためのいかなる出発物質も適当であ
ろう。
【0025】 しかしながら、この目的には、湿式粉砕により<2μmの平均粒度を有する懸
濁液に後に加工される、その平均粒度が1〜10μmである商業的に入手可能な
α−Al23粉末が利用される。出発物質を選ぶ際には、コストの考慮も主要な
問題である。上記した材料は相対的に低いコストで市場で入手可能でありそして
合理的なエネルギーの費用で製品の所望の粉末度(fineness)に粉砕す
ることができる。しかしながら、工学的観点からは、それぞれ、より高価である
か又はその処理のためにより多くのエネルギーを必要とする、より微細な又はよ
り粗い材料を利用することができないという理由はない。もちろん、その粒度が
なんら追加の粉砕なしで直接使用できる範囲内にある粉末を使用することを考え
ることもできる。
【0026】 出発物質を選ぶ際には、生成物の性質は出発物質の粉末度に大きく依存するこ
とを考慮しなければならない。それ故、特に微細な微結晶構造を有する生成物を
得ることを望むならばd99≦1μmの粒度を有するα−Al23粉末を使用する
のが有利である。
【0027】 振動ミル、摩砕器(triturators)及びボールミルを粉砕集成装置
として使用することができる。粉砕時間は出発物質及び使用されるミルのタイプ
に依存する。所望の範囲の粉末度に突き進むためには、工学的観点から湿式粉砕
を行うことは道理にかなっている。しかしながら、本発明に従えば、所望の生成
物粉末度を有するα−Al23を与えるいかなる他の方法も使用することができ
る。湿式粉砕により生じるスラリーを次いで乾燥するが、その目的で当該技術分
野で知られているすべての乾燥方法が適当である。経済的理由で、噴霧乾燥機を
好んで選ぶことができる。それにより得られる粉末を次いで溶媒及び結合剤と混
合又は混練して押出可能な素材(extrudable mass)を形成する
ことができる。必要に応じて、分散剤、滑剤及び軟化剤(softners)を
混合物に加えることができ、これは成形段階のためにどのタイプの押出機を使用
するかに依存しないものである。しかしながら、押出の前に、好ましくは湿式粉
砕の前ですら、砥粒の構造に更に影響を与えることを可能とする焼結添加剤(焼
結助剤、結晶成長抑制剤等)を加えることも可能である。適当な焼結助剤は、例
えば、元素Mg、Co、Ni、Zn、Hf、Ti、Ce、Zr、Cu、Li、S
r、Ba、K、Nb、Si、B及び/又は希土類の酸化物である。
【0028】 セラミック素材のために通常使用されるすべての結合剤、例えば、メチルセル
ロース、ポリビニルブチラール、乳化されたアクリレート、ポリビニルアルコー
ル、ポリビニルピロリドン、ポリアクリル樹脂、デンプン、シリコン結合剤及び
リグノスルホネートを結合剤として使用することができる。好ましい溶媒は水で
ある。しかし必要に応じて、通常の無機又は有機溶媒、例えば、アルコール、ケ
トン、芳香族化合物及び炭化水素を使用することができる。ポリアクリレート、
シリケート、マンハッタン魚油、ポリエチレンイミン、リグノスルホネート及び
アルギネートを分散剤として使用する。本発明に従う砥粒のために使用すること
ができる慣用の滑剤は、例えば、ステアリン酸アンモニウム、ワックスエマルシ
ョン、オレイン酸、マンハッタン魚油、ステアリン酸、ワックス、パルミチン酸
、リノール酸、リノレン酸、ミリスチン酸及びラウリン酸を包含する。最後に、
ポリエチレングリコール、オクチルフタレート及びエチレングリコールは軟化剤
として使用することができるいくらかの例である。 個々の化合物の群間の重な
りは、上記した物質のいくらかが多機能用途を有する又は有することがあること
を示している。上記した物質及び化合物のすべてはなんらの限定ではなく単なる
例であると考えられる。本発明に従えば、成形プロセスに適当な対応する効果を
有するいかなる化合物も使用することができる。
【0029】 一般に、製造方法が素材のばらつきのないこと(consistency)及
び組成に適合しておりそして適当な集成装置が使用されるならば、素材の極めて
多様な組成に関して満足すべき製品品質を達成することができることが見いださ
れた。
【0030】 混合プロセスの目的はできるかぎり均一な素材を達成することである。この目
的で、セラミック技術において慣用のすべてのニーダー又はミキサーを均一化プ
ロセスのために使用することができる。押出自体は油圧で圧縮されることができ
そして開口(マウスピース)を備えているいかなるフラスコ(flask)においても
行うことができる。しかしながら、吐出スクリューを備えたニーダー、一軸スク
リュー押出機、配合機、膨張押出機(expansion extruder)
、二軸スクリュー押出機、遊星形押出機及び/又はピストン押出機(pisto
n presses)を使用するのが有利である。作業条件自体は押出のための
慣用の条件と異ならずそして本質的に押出機の選択及び使用される素材の稠度に
依存する。一般に、生成物の品質は選ばれた押出プロセスからは相対的に独立で
ありそして素材及び押出条件の対応する適合に従って上記した方法のいずれでも
使用することができることが見いだされた。
【0031】 特に非常に密な生成物を得ることを望む場合には押出前の脱気が有利である。
これは好ましくは、真空中で素材を混合又は混練することにより又は押出自体を
脱気ユニットを備えた集成装置で行うことによりなされうる。この目的に特に適
しているのは押出の前に素材の脱気を可能とし、それにより素材中の空気の閉じ
込めにより生じる生成物中の細孔の形成を阻止する脱気ユニットを有するスクリ
ュー押出機又はピストン押出機である。
【0032】 所定の長さへの切断又は押し出された材料の粉砕は、例えば回転刃を有する造
粒ユニットにより押出の直後に行うか、又は押し出された素地(green b
ody)を使用された酸化アルミニウムの量に対して<20重量%の水分含有率
となるように最初に乾燥する中間段階の後に行うことができる。乾燥段階自体の
ために特別の要求を考慮する必要はなく、そしてセラミック工業で普通に使用さ
れる乾燥装置を使用することができる。プロセス工学の観点から、ベルト乾燥機
又はマイクロ波乾燥機の使用は特に有利である。乾燥プロセスの後、クロスカッ
ター、ビレットカッター(billet cutter)又は縦方向カッターの
如き高速カッターを造粒ユニットとして使用することができる。しかしながら、
一般に、押し出された材料を粉砕するためのカッティングミル(cutting
mills)、ビーターミル(beater mills)及びシリンダーの
如き慣用の粉砕装置を使用することも可能である。しかしながら、その場合に複
雑な形状に係わる場合には相対的に高い収率損失が容易に起こり得ることを考慮
に入れる。
【0033】 押し出された材料の直径、形状及び長さの選択は、得られる砥粒の所望の使用
分野に大きく依存する。例えば、研磨ディスクにおける使用では、≦1の直径/
長さ比を有する付形体が好ましく、これに対して基材上の研削材では≧1の直径
/長さ比を有する付形体が好ましい。付形体の表面もまた主として意図する使用
分野に従う。相対的に低い圧力が粒に対して作用する用途分野では、滑らかなロ
ッド形状の完全体(full bodies)を何ら問題なく使用することがで
きるが、埋め込みにおける接着は、より高い圧力が粒に対して作用する用途のた
めには付形体の表面を拡大することにより改良されるべきである。付形体の使用
目的に依存して、極めて多様な選択の自由が得られる。簡単な場合には、表面の
拡大は付形体の表面を処理することにより達成することができ、その際、例えば
、極めて微細な粒子、例えば顔料を付形体の表面に結合させることにより表面を
増加させ、そしてそれにより研磨材への粒の接着を引き起こすためのより多くの
の面積を与えることにより達成することができる。粒のこのコーティングは、接
着性粒の埋め込みを改良するために長年にわたり実施されてきた既知の方法であ
る。一般に、知られている及び文献に記載されているすべての方法は、本発明に
従って製造された付形体の表面処理のために使用することができる。このために
、ケイ酸塩結合剤又はリン酸塩が好ましくは結合剤として使用されるが、有機又
は他の無機結合剤も使用することができる。しばしば、表面の実際の拡大のため
の極めて微粒化された材料として無機顔料が使用され、酸化鉄顔料がその入手可
能性、粉末度及び低コストの故にこのためにしばしば使用される。顔料又は極め
て微細な粒子の外に、ハロゲン化物又はカルコゲニドの如きいわゆる研磨活性物
質をコーティング中に組み込むことができ、これは化学反応により研削プロセス
に有利に作用することができる。
【0034】 しかしながら、多くの研磨操作について、砥粒が大きな応力下ですらその結合
内に留まる程度に埋め込みを改良するのには簡単なコーティングは十分ではない
。このような場合に、利用可能なより大きな表面があり、従って結合への良好な
接着があるような方法において焼結された付形体の形状を選ぶことが有利である
。図1〜7は、より大きな表面を有するこのような付形体の少数の例を示すが、
この選択が何らの限定を構成するものではない。本発明に従えば、すべての工業
的に製造された付形体が適当である。中空体は、例えば図2、3、5及び6に示
された如き、基材上の研磨材及び研磨ディスクのために特に有利であることが証
明された。好ましくは、全体の中空空間は研削用具中への埋め込み期間中結合剤
を充填され、それにより結合剤の硬化の後付形体は研削材料中に適正にアンカー
される。中空体の肉厚、直径及び長さ並びに相互間の比は所望の用途に大きく依
存する。本発明に従って製造された付形体は砥粒としての使用が意図されるので
、その寸法は通常の造粒の範囲内にある。これは、完全体では最大直径が約6m
mでありそして中空体では約12mmであり、肉厚と直径の比は0.1/1〜0
.4/1、好ましくは0.2/1〜0.3/1である。使用分野に依存して、長
さと直径の比は0.1/1〜20/1である。≦1、好ましくは0.2/1〜1
/1の長さ/直径比を有する付形体は大抵基材上の研磨材のために使用される。
何故ならば、縦長の(oblong)ロッド付形体よりも基材上に均一な方向に平べった
い(flat)砥粒を配置することが相当により容易であるからである。これらの考察
は、結合した研削材の場合に何らの役割も果たさず、ここでは≧1、好ましくは
1/1〜10/1の長さ/直径比を有する付形体が主として使用される。縦長付
形体の利点もプロセス工学に基づいている。何故ならば、縦長形状への押出によ
り得られたストランドを分割又は粉砕することは相当容易であるからである。更
に、関連する砥粒の結合剤中への顕著なアンカリングが縦長中空体の場合に可能
である。
【0035】 普通は、押出により得られたストランドは、なんらの追加の乾燥段階を必要と
することなく、所望の比において切断又は処理することができる。しかしながら
、素材の水分含有率が20重量%以上であるならば、更なる加工の前の乾燥段階
が推奨される。経済的及びプロセス工学的理由で、残留水分の好ましい範囲は1
0重量%以下である。しかしながら、20重量%より高い水分含有率を有する素
材を直接加工することが可能であるのが好ましい。
【0036】 特定の場合に、しかしそれが簡単な形状に係る場合にのみ、か焼又は焼結の後
に粉砕又は処理が可能である。
【0037】 通常、焼結は1300〜1750℃の温度で処理段階のすぐ後で行われる。セ
ラミック材料の焼成に普通に使用されそして1300〜1750℃の範囲を包含
する焼結プロセスのためにすべてのタイプの炉が適当である。ある場合には、特
に複雑な形状の場合には、結合剤及びいかなる残留溶媒も除去するために、焼結
の前にか焼段階を行うのが有利なことがある。通常、か焼は150〜800℃の
温度範囲内で行われる。この段階のために、セラミック工業で使用されているす
べてのタイプの既知の炉も適当である。
【0038】 焼結温度、焼結時間及び可能な焼結プログラムの選択は、所望の生成物がどん
な性質を有するべきかに依存しそしてそれは広い範囲内で変わりうる。生成物の
品質に加えて、経済的な考慮が条件を選ぶ際に重要な役割を演じる。適正な焼結
温度及び時間を選ぶことによって、硬度、密度及び一次結晶サイズの如き生成物
の性質に目的に合致するように影響を与えることが可能である。この考慮は基材
上の研削材の領域及び結合した研削材についてすべての研削操作において重要な
役割を果たし、これらにおいては極端に高い圧力は使用されずそして砥粒の再鋭
利化は「より温和な」条件下ですら行うことが意図される。この用途では、より
低い焼結温度が推奨可能であり、それにより焼結期間中完全な圧密化(dens
ificasion)が起こらず、そして材料は既に≧15GPaの相対的に大
きな硬度及び好ましくは理論の95%以上である密度を示すが、それはまだ約2
0GPaの硬度及び多くの用途で出来る限り高いことが望まれる理論密度の>9
8%の密度値より明らかに低い。しかしながら、この高い値は、なんらの望まし
くない結晶成長が起こることなく対応してより高い温度を選ぶことによりなんら
の問題もなく達成することができる。
【0039】 下記に説明する図1〜7は本発明に従って製造される付形体の特定のモデルデ
ザインのいくらかを示し、それらは単に本発明を説明するだけのものであり、何
らの限定も示さない。図1〜6は特定の形状のモデルデザインを反映するが、図
7は本発明に従う付形体の好ましい微晶質構造を示すと考えられる。
【0040】 実施例1 より粗いα−Al23粉末からの湿式粉砕、次いで噴霧乾燥により得られた、
約1μmの最大粒度d99及び約0.5μmの平均粒度d50を有するα−酸化アル
ミニウムを、結合剤添加剤としてメチルセルロース、ポリエチレングリコール、
オレイン酸及びグリセリン、並びに溶媒として水と混合し、そしてニーダにより
押出可能な素材に変えられ、次いでピストン押出機において約150バールの平
均圧力で押し出した。押出機のマウスピースは約1.3mmの穴直径を有する穴
付きディスクからなっていた。
【0041】 押し出されたストランドを出口開口のすぐ後ろに位置した回転刃で所望の長さ
の付形体に切断した。素地の焼結をスライディングバット炉において1480℃
で空気の存在下に行った。焼結時間は約1時間であった。そのようにして得られ
た焼結された微晶質付形体は19GPaの硬度HV0.2、0.6μmの平均微結
晶サイズを有しそして密度は理論的密度の97.5%であった。
【0042】 ロッドの平均直径は約1mmでありそして直径/長さの比は1/2〜1/4で
あった。
【0043】 実施例2 実施例1と同様にして付形体の製造を行った。オレイン酸の代わりに結合剤成
分としてポリアクリル酸アンモニウムを使用した。焼結はスライディングバット
キルンの代わりに回転管状キルンにおいて1475℃で行った。焼結時間は約3
0分であった。押し出された材料破砕はカッティングミルにおいて中間処置なし
で行った。
【0044】 そのようにして得られた焼結された微晶質付形体は20.2GPaの硬度HV0.2 、0.5μmの平均微結晶サイズを有しておりそして密度は理論的密度の9
8.6%であった。
【0045】 実施例3 実施例1と同様に行われた付形体の製造 焼結の後、製造プロセスにおいて得られたロッド形状の付形体を水ガラス、粉
末ガラス及び酸化鉄顔料の混合物と、表面に顔料の均一なコーテイングが付くま
で入念に混合した。次いで、砥粒ロッドの表面の顔料の結合を強化するために、
そのようにして被覆された砥粒を回転管状キルンにおいて900℃で焼成した。
【0046】 実施例4 押し出された素材の製造及び押出は実施例1に詳細に説明した。簡単な穴付き
ディスクの代わりに、リング形状の開口を有するマウスピースを使用した。リン
グの外径は5.2mmであり、リングの内径は3.4mmであった。
【0047】 押し出された中空ストランドを出口開口後コンベヤベルト上に配置しそしてク
ロスカッターで所望の長さに切断した。このようにした製造した管状素地(tu
be−shaped green bodies)を結合剤成分及び溶媒を除去
するために約100℃/分の加熱速度で800℃に加熱した。このようにして乾
燥された素地を1480℃でスライディングバットキルンで焼結した。
【0048】 このようにして得られた焼結された微晶質付形体は、20.4GPaの硬度H
0.2、0.6μmの平均微結晶サイズ及び理論的密度の98%の密度値を有す
る。
【0049】 焼結された微晶質付形体の外径は約4mmでありそして管の肉厚は約0.75
mmであり、これは約2.5mmの内径をもたらす。長さ対外径の比は1/1〜
2/1である。
【0050】 実施例5 素地の製造は実施例4に記載の方法で行った。
【0051】 しかしながら、1/4の長さ/直径比を有する平べったい付形体が得られるよ
うに中空ストランドを切断した。このようにして得られた付形体は、切断プロセ
スの後直ちに1440℃で1時間焼結された。
【0052】 焼結された微晶質付形体は16.7GPaの硬度HV0.2、0.5μmの平均
微結晶サイズ及び理論的密度の96.4%を有する。
【0053】 実施例6 押出可能な素材の製造及びその押出は実施例1に記載の方法に対応する。穴の
代わりに、星形リングの形状の開口を有するマウスピースを使用した。リングの
平均外径は5mmでありそして内径は3mmであった。
【0054】 このようにして得られた中空ストランドを1/4の長さ/外径比となるように
クロスカッターで切断しそしてその後直ちにスライディングバットキルンにおい
て1480℃で焼結した。
【0055】 焼結された微晶質付形体は20.2GPaの硬度HV0.2、0.6μmの平均
結晶サイズ及び理論的密度の97.5%の密度を有する。
【0056】 実施例7 研磨試験1(研磨ディスク) 実施例1〜4の付形体を合成樹脂で結合された研削ディスクにおいて使用して
炭素鋼を加工しそして商業的に入手可能な25%ジルコンコランダム及びボーキ
サイトをベースとするロッド形状焼結コランダムの研削特性と比較した。研削時
間は15分であった。比較粒状物(comparative granulat
ions)は粒度F20に入った。
【0057】
【表1】
【0058】 実施例8 研磨試験2(研削ベルト) 研磨試験のために実施例5及び6に従って製造された付形体を使用した。商業
的ジルコンコランダム及びゾル−ゲルコランダムを基準粒(reference
grains)として使用した。5及び6に従う砥粒を機械的にベルトに結合
させ、これに対して比較粒は静電気的に散布した(scattered)。比較
材料は、0.75mmの平均粒径を有し、付形体の外側リングの直径に相当する
大きさである粒度P24において使用された。処理されるべき材料はタービン鋼
であった。研削時間は30分であった。研削結果を表2に要約した。本発明に従
う砥粒の改良された研磨効果に加えて、明らかに優れた研磨外観(表面品質)を
達成することも可能であったことに留意されるべきである。
【0059】
【表2】
【図面の簡単な説明】
【図1】 ロッド形状の充実体の形態にある本発明に従う付形体を示す。
【図2】 ロッド形状の中空体の形態にある本発明に従う付形体を示す。
【図3】 星形の平べったい中空体の形態にある本発明に従う付形体を示す。
【図4】 星形充実体の形態にある本発明に従う付形体を示す。
【図5】 リング形状の中空体の形態にある本発明に従う付形体を示す。
【図6】 六角形の平べったい中空体の形態にある本発明に従う付形体を示す。
【図7】 ロッド形状の中空体の形態にある本発明に従う付形体の電子顕微鏡写真を示す
【手続補正書】特許協力条約第34条補正の翻訳文提出書
【提出日】平成14年7月1日(2002.7.1)
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】特許請求の範囲
【補正方法】変更
【補正の内容】
【特許請求の範囲】
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) C09K 3/14 550 C04B 35/10 E (72)発明者 クレメンス,フランク・ジエイ スイス8500フラウエンフエルト・アオイセ レスタメラウ9 Fターム(参考) 3C063 AA02 AB02 BB03 BB06 BB08 BC03 CC01 FF23 4G030 AA36 BA19 CA04 CA07 GA03 GA05 GA08 GA11 GA14 GA15 GA16 GA17 GA21 GA25 GA27 GA35 4G054 AA05 BD03 BD12

Claims (30)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ≧15GPaの硬度HV0.2、理論的密度の≧95%の密度
    、<2μmの平均一次結晶サイズ及び98重量%以上のAl23含有率を有する
    α−Al23をベースとする焼結された微晶質付形体の製造方法であって、2μ
    mの平均粒径を有するα−Al23粉末を出発物質として使用し、出発物質を結
    合剤及び溶媒と混合して混合物を形成し、混合物を押出可能な素材に加工し、押
    し出された材料を更に付形体に加工し、付形体を1300℃〜1750℃の温度
    範囲で焼結することを特徴とする方法。
  2. 【請求項2】 出発物質がAl23をベースとするより粗い原料から湿式粉
    砕することにより製造されることを特徴とする請求項1に記載の方法。
  3. 【請求項3】 摩砕器、ボールミル又は振動ミルを湿式粉砕のために使用す
    ることを特徴とする請求項2に記載の方法。
  4. 【請求項4】 メチルセルロース、ポリビニルブチレート、乳化されたアク
    リレート、ポリビニルアルコール、ポリビニルピロリドン、ポリアクリレート、
    デンプン、シリケート結合剤及び/又はリグニンスルホネートを押出可能な素材
    のための結合剤として使用することを特徴とする請求項1〜3のいずれかに記載
    の方法。
  5. 【請求項5】 分散剤、滑剤及び/又は軟化剤の群からの1種以上の補助材
    料を結合剤、出発物質及び溶媒の混合物に加えることを特徴とする請求項1〜4
    のいずれかに記載の方法。
  6. 【請求項6】 ポリアクリル酸アンモニウム、ケイ酸ナトリウム、マンハッ
    タン魚油、ポリエチレンイミン、リグニンスルホン酸ナトリウム及びアルギネー
    トの群からの1種以上の物質が分散助剤として選ばれることを特徴とする請求項
    5に記載の方法。
  7. 【請求項7】 ステアリン酸アンモニウム、ワックスエマルション、オレイ
    ン酸、マンハッタン魚油、ステアリン酸、パルミチン酸、リノール酸、ミリスチ
    ン酸及び/又はラウリン酸の群からの1種以上の物質が滑剤として選ばれること
    を特徴とする請求項5又は6に記載の方法。
  8. 【請求項8】 グリセリン、ポリエチレングリコール、オクチルフタレート
    、及びエチレングリコールの群からの1種以上の物質が軟化剤として選ばれるこ
    とを特徴とする請求項5〜7のいずれかに記載の方法。
  9. 【請求項9】 水、トルエン、ベンゼン、イソプロパノール、アセトン、キ
    シレン、炭化水素、例えば、ヘキサン、ヘプタン、オクタン、ノナン、塩素化炭
    化水素、例えば、トリクロロエタン、テトラクロロメタン、クロロホルム及び塩
    化メチレンの群からの無機又は有機溶媒を溶媒として使用することを特徴とする
    請求項1〜8のいずれかに記載の方法。
  10. 【請求項10】 押出可能な素材を吐出スクリューを有するニーダー、一軸
    スクリュー押出機、配合機、膨張押出機、二軸スクリュー押出機、ピストン押出
    機又は遊星形押出機において押し出すことを特徴とする請求項1〜9のいずれか
    に記載の方法。
  11. 【請求項11】 押し出されるべき素材を押出の前に脱気することを特徴と
    する請求項1〜10のいずれかに記載の方法。
  12. 【請求項12】 押し出された材料を乾燥して<20重量%の水分含有率を
    有する素地とすることを特徴とする請求項1〜11のいずれかに記載の方法。
  13. 【請求項13】 素地を粉砕の前に150℃〜800℃の温度範囲内でか焼
    することを特徴とする請求項1〜12のいずれかに記載の方法。
  14. 【請求項14】 押し出された材料又は素地を造粒ユニットにより予め設定
    された長さの粒状物に粉砕することを特徴とする請求項1〜13のいずれかに記
    載の方法。
  15. 【請求項15】 回転刃、クロスカッター又縦方向カッターを造粒ユニット
    として使用することを特徴とする請求項14に記載の方法。
  16. 【請求項16】 押し出された材料、素地又は粒状物を粉砕集成装置により
    付形体に粉砕することを特徴とする請求項1〜15のいずれかに記載の方法。
  17. 【請求項17】 カッティングミル、ビーターミル及びシリンダーの群から
    の慣用の粉砕集成装置を粉砕集成装置として使用することを特徴とする請求項1
    6に記載の方法。
  18. 【請求項18】 付形体を1500℃より低い温度で焼結することを特徴と
    する請求項1〜17のいずれかに記載の方法。
  19. 【請求項19】 請求項1〜17のいずれかに記載の方法により製造された
    ≧15GPaの硬度HV0.2、理論的密度の≧95%の密度、<2μmの平均一
    次結晶サイズ及び98重量%以上のAl23含有率を有するα−Al23をベー
    スとする焼結された微晶質付形体であって、該付形体が、ロッド、シリンダー、
    多角形、星、波形表面を有するロッドの形態にある充実体又は中空体であること
    を特徴とする焼結された微晶質付形体。
  20. 【請求項20】 平均一次結晶サイズが1μm以下であることを特徴とする
    請求項19に記載の焼結された微晶質付形体。
  21. 【請求項21】 付形体の直径は、それが充実体に関する場合には、6mm
    を越えないことを特徴とする請求項19又は20に記載の焼結された微晶質付形
    体。
  22. 【請求項22】 付形体の直径は、それが中空体に関する場合には、12m
    mを越えないことを特徴とする請求項19又は20に記載の焼結された微晶質付
    形体。
  23. 【請求項23】 中空体の肉厚が0.01〜2mmであることを特徴とする
    請求項22に記載の焼結された微晶質付形体。
  24. 【請求項24】 直径対長さの比が0.1/1〜20/1であることを特徴
    とする請求項19〜23のいずれかに記載の焼結された微晶質付形体。
  25. 【請求項25】 直径対長さの比が0.2/1〜1/1であることを特徴と
    する請求項19〜23のいずれかに記載の焼結された微晶質付形体。
  26. 【請求項26】 直径対長さの比が1/1〜10/1であることを特徴とす
    る請求項19〜23のいずれかに記載の焼結された微晶質付形体。
  27. 【請求項27】 研磨材のための砥粒としての請求項18〜26のいずれか
    に記載の焼結された付形体の使用。
  28. 【請求項28】 基材上の研磨材のための砥粒としての請求項24又は25
    に記載の焼結された付形体の使用。
  29. 【請求項29】 結合された研磨材における砥粒としての請求項24又は2
    5に記載の焼結された付形体の使用。
  30. 【請求項30】 研磨材中の付形体の埋め込みを改良するために、付形体の
    表面が追加の処理をされていることを特徴とする請求項27〜29のいずれかに
    記載の焼結された付形体の使用。
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