JP2003530986A - ガス流中和装置及び方法 - Google Patents

ガス流中和装置及び方法

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JP2003530986A
JP2003530986A JP2001576161A JP2001576161A JP2003530986A JP 2003530986 A JP2003530986 A JP 2003530986A JP 2001576161 A JP2001576161 A JP 2001576161A JP 2001576161 A JP2001576161 A JP 2001576161A JP 2003530986 A JP2003530986 A JP 2003530986A
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filter
neutralization
gas neutralization
filter unit
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JP2001576161A
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ナーゲルハウト,ゲリット,ヨハネス
Original Assignee
クナウフ プロダクトントビケリング アンド イノバティエ
シェルツェ,ギゼラ
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    • B01D53/74General processes for purification of waste gases; Apparatus or devices specially adapted therefor
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Abstract

(57)【要約】 入口部と出口部とをもった少なくとも一つのフィルタユニット(11,12,13)を備え、入口部と出口部との間でフィルタ(5)が廃ガスから好ましくない成分を除去するように配設されているフィルタ装置を有する廃ガス中和装置。装置はモジュラー構造をなし、廃ガスの流路に直列をなして配された一連のフィルタと、廃ガスの少なくとも一部が少なくとも一つの中和成分そして酸素の混合体で少なくとも廃ガスの一部が除去される混合室をもったノズル(50)を備えた反応容器とを有している。フィルタユニットはそれぞれ廃ガスから除去されるべき特定の成分もしくは成分群に対処するフィルタを有している。廃ガス中和装置は、好ましくは、フィルタ装置に加えて、中和液槽、もしくは中和液が含浸された取付接続体を備える中和ユニット(21)をも有している。廃ガス中和装置は、好ましくはUV発生器をも有している。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、入口部と出口部とをもった少なくとも一つのフィルタユニットを備
え、入口部と出口部との間でフィルタそして/又は反応容器が廃ガスから好まし
くない成分を少なくとも大部分除去するように配設されているフィルタ装置を有
する廃ガス中和装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
少なくとも一つのフィルタユニットをもつこのような装置は広く知られており
、通常、廃ガスから汚染物を除去できる活性炭をもつカーボンフィルタのセット
を備えている。国内そして国際環境基準は、有害と思われる廃ガスが環境に出て
行かないことを確実とするためのこのようなフィルタを使用することを次第に要
求してきている。活性炭フィルタはそのための部分的な解決策とはなる。その原
理は、活性炭の表面での有害成分の吸収にもとづいている。したがって、この表
面は可能な限り大きくなくてはならず、このことは、実用上、廃ガスが活性炭の
多孔層を通過するように搬送されるということを意味する。有害成分の大部分は
、このようにして、廃ガスから実質的に除去されるが、これは廃ガスの放出流に
大きな抵抗をもたらす。したがって、カーボン層は、この抵抗が許容値を超えな
い程度で比較的大きなものとする必要があり、高価となってしまう。さらに、こ
のフィルタは比較的早期に能力限界に達し、結局フィルタとしての効果が大幅に
低下する。フィルタ作用が最終的に不適となってしまうことを避けるために、こ
うなる前にフィルタが交換されねばならず、この交換のために、装置は操業が中
断される。
【0003】 上述したような問題は、オランダ国特許出願第1000918号で知られる本
願の請求項1の前文に記載した形式のフィルタ装置では生じない。ここに開示さ
れているフィルタ装置は、活性炉過液の液槽を有するフィルタユニットにもとづ
くものである。かかる液槽の使用可能期間はカーボンフィルタに比べてきわめて
長く、この期間後は、装置の外からあるいは装置の操業を停止することなく簡単
な方法で多量の液を再充填できる。この装置の作動は、廃ガスと臭気中和液との
間の交互作用にもとづいており、これによって廃ガス中の有害成分は空気流の中
で分離そして転換される。廃ガスと液との間の面接触は、この目的には十分であ
ることが判っており、かかる装置における廃ガスの流路での抵抗は抑えられてい
る。かくして、廃ガス中の好ましくない成分の大部分はそこから除去される。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、このような液フィルタの欠点は、その作用が多かれ少なかれフ
ィルタ液の選択された廃ガス中特定の成分もしくは成分群に対してだけ作用する
ということであり、実用上、廃ガス中からすべての好ましい成分を効果的に除去
することができない場合がある。
【0005】 本発明は、請求項1の前文で揚げた形式でかかる欠点をもつフィルタ装置を、
少なくともその欠点を低減しあるいは全く解消することを目的としている。
【0006】
【課題を解決するための手段】
上述の目的の達成のために、前文で揚げた形式のフィルタ装置を有する廃ガス
中和装置は、モジュラー構造をなし、廃ガスの流路に直列をなして配された一連
のフィルタを有すること、そして、各フィルタユニットはそれぞれ廃ガスから除
去されるべき特定の成分もしくは成分群に対処するフィルタを有していることを
特徴としている。本発明による装置は、このようにモジュラー構造を採用してい
るので、モジュラー毎に特定の条件に対応できる。本発明のフィルタ装置の好ま
しい形態では、各フィルタユニットは、廃ガスから好ましくない成分もしくは成
分群を少なくとも大部分除去するような交互作用を廃ガスとの間にもつ廃ガス中
和液の槽を有しており、さらに好ましくは、装置は一連のフィルタユニットを有
し、各ユニットが異なる廃ガス中和液を有している。このようにして、異なる複
数種の廃ガス中和液が装置内で同時に作用し、その際、第二あるいはその後続の
液が、他の液によって不十分に捕捉された成分又は成分群に対処する。上述した
オランダ国特許出願に記載されているフィルタ装置の利点を確保しつつ、少なく
とも実用上どのような状況においても、実質的に完全に空気浄化がなされる。
【0007】 本発明の廃ガス中和装置の特別な実施形態では、廃ガスの流路が液槽の面に沿
っていることを特徴としている。液と廃ガスとの間でのかかる面接触だけで、両
者の間で満足の行く交互作用を確保するのに実用上十分であるということがわか
った。これに加え、フィルタ液は、必要に応じ、前処理あるいは後処理のために
廃ガス中へ積極的に噴霧されてもよい。しかし、多くの場合、その必要はない。
【0008】 本発明の廃ガス装置のさらに特別な実施形態では、廃ガス中和成分が含浸され
たフィルタに沿って案内される廃ガス流路を形成するという特徴を有している。
含浸フィルタは、好ましくは、活性炭、褐炭又は顆粒のフィルタのような公知の
フィルタを廃ガス中和液の槽に接して配置することにより構成できる。
【0009】 フィルタ機能は液と廃ガスとの接触時間が長い程向上するということが判って
いる。外形寸法を大きくすることなくフィルタユニットの効率を向上させるため
に、本発明の廃ガス中和装置のさらに特別な実施形態では、液槽の位置に少なく
とも第一バッフルが配設され、該第一バッフルがフィルタユニットの互いに反対
側の二つの壁の間の距離の一部にわたり延びていることを特徴としている。液槽
の位置では廃ガスの流路に小さな抵抗が生ずるだけであり、この位置での滞留時
間、したがってフィルタの効果が増長する。さらに、バッフルあるいは液面に沿
った複数のバッフルによって廃ガスは押し込められ、これによって両者の接触が
向上する。これを最適なものとした特別の実施形態では、本発明によるフィルタ
装置を備えた廃ガス中和装置は、液槽の位置で、フィルタユニットが互いにずれ
て位置する複数のバッフルを一連をなす組体を有しているフィルタ装置を備えて
いる。バッフルは、このように、ラビリンスのような形態をなし、廃ガスはここ
を曲りくねって流れて液槽を通過しその接触を大きくする。
【0010】 驚いたことには、特殊な状況で廃ガスの特定の成分に対応して、装置の効果は
、フィルタユニットの入口部と出口部に関するバッフルの位置に依るということ
が判った。これに関して、本発明によるフィルタ装置のさらに特別の実施形態で
は、バッフルの組体が廃ガスの流路の方向に、手動、電動、液圧で位置を移動で
きるように配設されているという特徴を有する。バッフルが、このように、移動
可能なので、装置は特定の状況で最も効率の高い操業がなされるように現場での
調整が可能となる。
【0011】 液と廃ガスとの間の接触をさらに向上させるために、本発明によるフィルタ装
置を有する廃ガス中和装置の特別な実施形態は、少なくとも廃ガス中和液槽の位
置でフィルタユニットの少なくとも一つの縦内壁が多孔層で被覆されているとい
う特徴を有する。このような壁の被覆は毛細管現象をもたらし、フィルタ液は被
覆の材料間に吸い上げられて、液のレベル以上にまで上昇する。装置内における
全接触面は、装置の寸法や抵抗を実質的に大きくすることなく、このようにして
増大する。壁に形成される被覆の材料は、十分に毛細管現象を確保するに足りる
多孔質であるならば、材料が何であるかはあまり重要なことではない。材料中に
存在している可能性のある汚染物質も材料中に吸い上げられるフィルタ液によっ
て多かれ少なかれ中和される。これは汚染物質の性質による。
【0012】 本発明によるフィルタ装置を有する廃ガス中和装置のさらに特別な実施形態で
は、フィルタユニットが少なくとも実質的に矩形断面を有すること、入口部と出
口部が互いに正反対に位置していること、そして出口部が入口部へ少なくとも実
質的に気密に取りつけられるようになっていることを特徴としている。このよう
に、入口部と出口部とを互いに正反対の位置に配すること、そして両者が互いに
接続できるようにすることとしたので、複数のフィルタユニットは、ユニットを
互いに直接嵌合接続するだけで中間流路あるいは継手を増やせる。このように全
体が非常にコンパクトとなり、建築用ブロックのようにして非常に短時間でさら
に延設できる。
【0013】 本発明は、上述のように特定された本発明による廃ガス中和装置におけるフィ
ルタ装置に用いられるフィルタユニットにも関している。本発明によるフィルタ
装置を有する廃ガス中和装置のさらなる実施形態では、最終のフィルタユニット
には、フィルタユニットに存在する可能性のある廃ガス反応生成物を少なくとも
大部分除去するために排出ガスと接触できる中和液を含浸した取付接続体を備え
た中和ユニットが設けられていることを特徴としている。その結果、装置に組ま
れたユニットは廃ガスから前段のユニットの反応生成物を除去し、少なくとも中
和して、これらの生成物は当初の汚染物質に代わって周囲に入り込めない。
【0014】 本発明の他の側面によると、本発明の廃ガス中和装置は反応容器を有していて
、ここで、例えば空気の状態での酸素が廃ガス中和剤との反応を起こすようにな
る。この反応は、好ましくは、17℃〜28℃の間の温度で行われ、又、好まし
くは、20℃〜23℃、さらに好ましくは21.7℃で行われる。この反応は、
好ましくは、1〜200バールの圧力の下、さらに好ましくは5〜25バールの
圧力の下で行われる。廃ガス中和剤と酸素との間で反応が一旦行われると、廃ガ
スがある位置での他の温度や圧力は、例えば流路の出口部で、最早、何の影響も
ない。
【0015】 例えば、青酸そしてイソシアン酸塩のような廃ガス、又、ビールスやレジオネ
ラ菌のような細菌も、好ましくは容器内へ混入される。廃ガス中和剤と酸素、好
ましくは空気中の酸素は1〜25バールの圧力の下でノズルの皿部で混合され、
この混合体は容器へ圧送され、容器内で廃ガスと接触するようになり、ここで廃
ガスは少なくとも部分的に除去される。本発明による廃ガス中和装置の反応容器
に用いられるこのようなノズルも、又、本発明の一形態である。
【0016】 上述のモジュラーフィルタ装置に加えて、廃ガス中和装置は、好ましくは、や
はり上述した反応容器も備える。さらに好ましくは、かかる廃ガス中和装置はU
V発生器をも含んでいる。例えばUV棒状蛍光灯あるいはUVランプのような、
当業者に広く知られている、どんなUV発生器も適用可能である。廃ガス中和装
置の各部材の配置順序は、ここではあまり重要でない。モジュラーフィルタ装置
は、諸部材の最後、すなわちUV発生器の後に配置されることもできる。少なく
とも一つのフィルタ装置の要素、中和ユニット、反応容器そしてUV発生器のい
かなる組み合せも本発明の範囲に含まれ、ここでUV発生器は他の複数の部材の
一つと一緒に用いられる。
【0017】 反応性物質である廃ガス中和剤として、エダムに在るクナウフあるいはオルデ
ンブルグに在るアロマテックから市場入手できる次の物質の一つもしくはそれ以
上のものを使うことができる。これらのすべての廃ガス中和剤は、炭化水素の量
を減ずるが、しかし通常、他の特定な応用分野でも用いられる。
【0018】 スペツィアルヴィルクストフ ポリーは炭化水素を中和又は除去する、 EQ−CWとGN−ISOは特にセルロースと他の多糖類成分を除去する、 スペツィアル フェトレーゼル ニュートラルは脂肪、ばい菌、細菌を除去す
る、 ハイドロ スタートはイー コリ プセウドモナス アエルジノーサ(E. col
i, Pseudomonas aeruginosa)や下水からの同様なもの等の細菌を浄化する。
【0019】 ゲルヒサブソルバ ニュートラルは、例えばカンジタ アルビカンのようなか
び培養菌を除去する、 アンチユーリンは、尿、油又は腐敗果物のような浸透性悪臭を低減する、 ブランドシャーデンサニエルクグ1そして2は硫黄を遮断する、 アンモニアクレーザ アブゾーバーはアンモニアを遮断する、 エアフレッシュ グラニュラートとエアフレッシュ グラニュラート ニュー
トラルはスペツィアルヴィルクストフ ポリーと一緒で顆粒物に吸収される。
【0020】 反応性物質の他の適用性は、これらの反応性物質が異なる割合で使用されるな
らば、必要に応じ公知の溶媒で、当業者によって見い出すことができる。廃ガス
中和剤、ゲルヒサブソルバ ユートラルは、例えば、廃ガス中和剤に対して99
:1から50:50のかび浮遊液に継続的に添加できる。
【0021】
【発明の実施の形態】
本発明は、次の五つの実施形態と関連図面によりさらに明確になるであろう。
【0022】 図面は模式的に描かれており、寸法は正確ではない。特に、いくつかについて
の寸法は明確にするために誇張して示されている。図において、対応部分には同
一符号が付されている。
【0023】 本発明によるフィルタ装置の実施形態は、図1の縦断面図そして図2そして図
3の異なる側面図に示されるように、フィルタユニットを主体として構成されて
いる。フィルタユニットは、入口部2そして出口部3を有し、高品質のステンレ
ス鋼板で作られた堅牢で保守のあまり要らないハウジング1を有している。入口
部2には、少なくとも出口部3の外形寸法を有する管を気密にシールできるガス
ケット4が設けられている。入口部2と出口部3をこのように互いに正反対位置
に配し又寸法づけることにより、各フィルタユニットは、互いに容易に嵌合され
、かくして、直列に結合されことができるようになる。
【0024】 ハウジング1の底面全体には、廃ガスから好ましくない成分の少なくとも一部
を取り除くことのできるフィルタ液を収容する液槽5が設けられている。このフ
ィルタ液は、実際の廃ガスの特定成分に対処するように選定される。入口部2と
出口部3の間の液槽の位置には、手動で位置の移動できるバッフル6の組体が配
設されている。ユニットの両側のバッフル6は互いに接続されていて所望の位置
へ一体に移動される。この目的で、ユニットの外側には、二つの制御部材(図示
せず)が設けられていて、この制御部材によってユニットは最も好ましい動作を
得るように適応され調整される。バッフル組体6の入口部2と出口部3に対する
位置がユニットの効果に影響するということが経験的に判明している。
【0025】 図2及び図3の側面図に見られるように、バッフル6は装置の全高さに及んで
おり、これによって、廃ガスはバッフル6の間の曲がりくねった流路に入れられ
る。これは、液5との接触、したがって、この装置の効果、効率を高める。好ま
しいことには、フィルタ液として用いられる液は、「スペツィアルヴィルクスト
フ ポリー」という名で市場にて入手でき、これは廃ガス中の最も通常な汚染物
質を効果的に中和するという実績を示している。特にスチレンのような炭化水素
を生ずるアンモニアガス、テルペンチンや酢酸エチルのガス、そして、例えば魚
の揚げ物や屠蓄そして魚の廃棄物からの不快な悪臭は、他の物質の間で、廃ガス
から効果的に除去される。又、上記液が廃ガスから重金属を分離し液の中に不可
逆的に沈澱せしめるということさえ判った。ハウジングの外側には、もし必要な
ら、液槽5へのフィードを設けることもでき、こうするならば、ユニットを開い
て目的のために作動位置から取り出すといったことをせずに、液を充填できる。
このフィードは図示されていないが、実施する際には、当業者であるならば、よ
って十分に想像のつくことである。
【0026】 当初の汚染物質に代わってフィルタに存在する可能性ある反応生成物が周囲に
入り込めないようにするために、この実施形態のフィルタ装置では、図4の縦断
面図と図5で図4中のV−V線断面図としての図に模式的に示されているように
、最終段として中和ユニット21を有している。中和ユニットは、前段のフィル
タユニット1のように、入口部22と出口部23、液槽25を有している。この
液槽25では、最適には、フィルタユニット1から反応生成物そして廃ガスから
未だ取り除かれていない可能性のある成分の捕捉そして中和が行われる。中和ユ
ニットにおける二つバッフル26の組が中和液全体に廃ガスを行きわたらせる。
中和液槽には、中和液として、「スペツィアルヴィルクストフ ポリー」という
名で市場で入手できる液が入っているが、上述した他の廃ガス中和剤もこの目的
に適用可能で、それは中和のための成分により決まる。
【0027】 フィルタユニット1と中和ユニットは、好ましくは、図6に模式的に示される
ように、それぞれ内部材を有している。この内部材は対応ユニットの縦内壁10
,60に被覆された多孔層65を有している。この場合、これらはハウジング1
の内壁10の全体とバッフル6の全域60にわたっている。この層が毛細管現象
をもたらし、それによって液を液槽から引き上げるようになっている限り、この
層の特性と組成が何であるかは、係りない。かくして、活動液は槽内の液のレベ
ル以上に上昇し、廃ガスと接触できる液の全面積を十分に大きくして、装置の効
果そして性能を向上させる。この実施形態では、内部材にポリスチレン発泡物が
用いられているが、例えば、他の発泡プラスチックや鉱物繊維材料も適宜選択し
て用いられることができる。
【0028】 本発明による中和ユニットを含むフィルタ装置を有する廃ガス中和装置の実施
形態は図7に示されており、既述した形式の三つのフィルタユニット11,12
,13を一連をなして有し、最終に既述の中和ユニット21を有している。熟考
して決められた寸法、各入口そして出口部の形態そして配置の結果、フィルタユ
ニットと中和ユニットは互いに建築用ブロックのように容易に嵌合接続できる。
異なるフィルタユニット11,12,13はそれぞれ別箇に異なる成分の液槽を
有しており、各液槽は廃ガス中のそれぞれの特定の成分あるいは成分群に対処し
ている。この場合、第一のフィルタユニットは、廃ガスから、特に酢酸エテルの
ような炭火水素を除去するために「スペツィアルヴィルクストフ ポリー」を有
しており、後続のユニット12,13はそれぞれEQ−CWとGN−ISOを有
していて、セルロースと他の多糖類成分の希釈と除去に対処している。これらの
三つの液で十分でないときには、本発明の結果として、同様な方法で、残留成分
をなくすための異なるフィルタ液のフィルタユニとを一つもしくはそれ以上追加
することにより、単純に装置の拡張を図ることができる。本発明によって、装置
は完全にモジュラー化でき、したがって、実施段階で選択的に採用できる。
【0029】 第一フィルタユニットの入口部は装置の入口部20を形成し、一方、中和ユニ
ットの出口部は装置の出口部30を形成する。入口部20と出口部30を用いて
、装置全体が既存の廃ガス排出部40に受け入れられる。装置を特定サイズにす
ると、フィルタ能力は約1,000〜2,000m/hrから10,000m /hrを超える値にまで向上し、廃ガス中の好ましくない成分は許容値よりも
(はるかに)低い値にまで効果的に減少する。
【0030】 図8は第二実施形態、すなわち、反応容器50を有する廃ガス中和装置を示し
、二つの送入部51と52の一方にて排出ガス中和剤が、他方にて送入空気もし
くは選択的に酸素が図9に詳細に示されるノズル70から圧送入される。空気と
廃ガス中和剤は皿体71で1〜25バールの圧力下で混合され、しかる後に、5
3で容器へ圧入された混合体と廃ガスが、容器の反応部54で、17℃〜28℃
の温度そして1〜200バールの圧力の下で互いに反応する。寸法が可変で比較
的小さい出口部55において、廃ガス中和剤と酸素との反応により生じた成分は
、廃ガスと強力に接触した後に容器を出る。図9に模式的に示されている廃ガス
を中和するためのノズルの使用も本発明の一形態である。
【0031】 本発明の第三の実施形態、すなわち、反応容器50、異なる複数のフィルタユ
ニットと一つの中和ユニット21を備えるフィルタ装置と、これに続いてUV発
生器80とを有するものが図10に示されている。放出流が図示の方向に流れて
いる。図11,12そして13にそれぞれ示されている廃ガス中和装置の第四、
第五、そして第六の実施形態は、最早これ以上の説明の必要はないであろう。
【0032】 図14は、反応容器50と廃ガス中和装置21とを有する廃ガス中和装置の第
七実施形態を示す。廃ガスを伴った二つの放出流は共に反応容器と廃ガス中和ユ
ニットを経て廃ガス中和部に入り、反応容器内で反応成分と反応し、中和ユニッ
トのフィルタ28へ案内される。
【0033】 本発明についていくつかの実施形態を符号をもって詳述してきたが、本発明は
既述の実施形態には限定されない。本発明の主旨から外れることなく、当業者に
とって、さらなる変形あるいは形態が可能である。
【図面の簡単な説明】
【図1】 フィルタ装置を有する本発明による廃ガス中和装置の一実施形態のフィルタユ
ニットの縦断面図である。
【図2】 図1のフィルタユニットの第一側面図である。
【図3】 図1のフィルタユニットの第二側面図である。
【図4】 フィルタ装置を有する本発明による廃ガス中和装置の一実施形態としての中和
ユニットの縦断面図である。
【図5】 図4におけるV−V線に沿った中和ユニットの断面図である。
【図6】 本発明によるフィルタユニットの好ましい実施形態の一部についての断面図で
ある。
【図7】 フィルタ装置を有する本発明による廃ガス中和装置の一実施形態装置の縦断面
図である。
【図8】 本発明による反応容器の断面図である。
【図9】 本発明による反応容器に用いるノズルの断面図である。
【図10】 反応容器、モジュラーフィルタユニット、中和ユニットそしてUV発生器を有
する廃ガス中和装置を示す。
【図11】 反応容器、モジュラーフィルタユニットそしてUV発生器を有する廃ガス中和
装置を示す。
【図12】 三つの反応容器と一つのUV発生器を有する廃ガス中和装置を示す。
【図13】 二つの反応容器と一つのモジュラーフィルタユニットを有する廃ガス中和装置
を示す。
【図14】 反応容器と中和液槽を有する廃ガス中和装置を示す。
【手続補正書】
【提出日】平成14年10月25日(2002.10.25)
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】特許請求の範囲
【補正方法】変更
【補正の内容】
【特許請求の範囲】
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) B01D 53/18 B01D 53/34 D 53/77 ZAB (81)指定国 EP(AT,BE,CH,CY, DE,DK,ES,FI,FR,GB,GR,IE,I T,LU,MC,NL,PT,SE,TR),OA(BF ,BJ,CF,CG,CI,CM,GA,GN,GW, ML,MR,NE,SN,TD,TG),AP(GH,G M,KE,LS,MW,MZ,SD,SL,SZ,TZ ,UG,ZW),EA(AM,AZ,BY,KG,KZ, MD,RU,TJ,TM),AE,AG,AL,AM, AT,AU,AZ,BA,BB,BG,BR,BY,B Z,CA,CH,CN,CR,CU,CZ,DE,DK ,DM,DZ,EE,ES,FI,GB,GD,GE, GH,GM,HR,HU,ID,IL,IN,IS,J P,KE,KG,KP,KR,KZ,LC,LK,LR ,LS,LT,LU,LV,MA,MD,MG,MK, MN,MW,MX,MZ,NO,NZ,PL,PT,R O,RU,SD,SE,SG,SI,SK,SL,TJ ,TM,TR,TT,TZ,UA,UG,US,UZ, VN,YU,ZA,ZW (72)発明者 ナーゲルハウト,ゲリット,ヨハネス オランダ国、エヌエル 1135 ケイジェイ エダム、トーレンモーレン 12 Fターム(参考) 4D002 AA13 AA28 AA40 AB02 AB03 AC10 BA02 BA09 BA14 CA01 CA04 CA13 DA35 DA70 GA01 GB03 GB04 HA01 4D020 AA09 AA10 BA23 BA30 BB03 BB07 CB25 CB33 CC02 CC04 CC11 CC16 CC21 DA03 DB02 DB04 4D032 AA03 AB07 AC01 BA03 BB01 BB05 CA01

Claims (22)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 入口部と出口部とをもった少なくとも一つのフィルタユニッ
    トを備え、入口部と出口部との間でフィルタが廃ガスから好ましくない成分を少
    なくとも大部分除去するように配設されているフィルタ装置を有する廃ガス中和
    装置において、装置はモジュラー構造をなし、廃ガスの流路に直列をなして配さ
    れた一連のフィルタを有すること、そして、各フィルタユニットはそれぞれ廃ガ
    スから除去されるべき特定の成分もしくは成分群に対処するフィルタを有してい
    ることを特徴とする廃ガス中和装置。
  2. 【請求項2】 フィルタユニットは、廃ガスから好ましくない成分もしくは
    成分群を少なくとも大部分除去するような交互作用を廃ガスとの間にもつ廃ガス
    中和液の槽を有していることとする請求項1に記載の廃ガス中和装置。
  3. 【請求項3】 装置は一連のフィルタユニットを有し、各ユニットが異なる
    フィルタ液を有していることとする請求項2に記載の廃ガス中和装置。
  4. 【請求項4】 フィルタユニットは廃ガス中和液が含浸されたフィルタを有
    していることとする請求項2又は請求項3に記載の廃ガス中和装置。
  5. 【請求項5】 廃ガスの流路は液槽の面に沿って延びていることとする請求
    項2ないし請求項4のうちの一つに記載の廃ガス中和装置。
  6. 【請求項6】 液槽の位置に少なくとも第一バッフルが配設され、該第一バ
    ッフルがフィルタユニットの互いに反対側の二つの壁の間の距離の一部にわたり
    延びていることとする請求項2ないし請求項5のうちの一つに記載の廃ガス中和
    装置。
  7. 【請求項7】 液槽の位置で、フィルタユニットが互いにずれて位置する複
    数のバッフルを一連をなす組体を有していることとする請求項6に記載の廃ガス
    中和装置。
  8. 【請求項8】 バッフルの組体が廃ガスの流路の方向に手動で位置を移動で
    きるように配設されていることとする請求項7に記載の廃ガス中和装置。
  9. 【請求項9】 少なくとも液槽の位置でフィルタユニットの少なくとも一つ
    の縦内壁が多孔層で被覆されていることとする請求項2ないし請求項8のうちの
    一つに記載の廃ガス中和装置。
  10. 【請求項10】 フィルタユニットが少なくとも実質的に矩形断面を有する
    こと、入口部と出口部が互いに正反対に位置していること、そして出口部が入口
    部へ少なくとも実質的に気密に取りつけられるようになっていることとする請求
    項1ないし請求項9のうちの一つに記載の廃ガス中和装置。
  11. 【請求項11】 請求項9又は請求項5に記載の廃ガス中和装置に用いるた
    めのフィルタユニット。
  12. 【請求項12】 最終のフィルタユニットには、中和液槽、もしくはフィル
    タユニットに存在する可能性のある廃ガス反応生成物を少なくとも大部分除去す
    るために排出ガスと接触できる中和液を含浸した取付接続体を備えた中和ユニッ
    トが設けられていることとする請求項1ないし請求項11のうちの一つに記載の
    廃ガス中和装置。
  13. 【請求項13】 反応容器は混合室をもったノズルを備え、廃ガスの少なく
    とも一部が空気中で少なくとも一つの中和成分そして酸素と共に移送されること
    を特徴とする廃ガス中和装置。
  14. 【請求項14】 廃ガスは、17℃〜28℃の温度で、好ましくは20℃〜
    23℃の温度で、さらに好ましくは、21.7℃の温度で中和されることとする
    請求項13に記載の廃ガス中和装置。
  15. 【請求項15】 廃ガスは、1〜200バール、好ましくは5〜25バール
    の圧力下で中和されることとする請求項13又は請求項14に記載の廃ガス中和
    装置。
  16. 【請求項16】 混合室内の圧力が1〜25バールであることとする請求項
    13ないし請求項15のうちの一つに記載の廃ガス中和装置。
  17. 【請求項17】 請求項1ないし請求項12のうちの一つに記載の少なくと
    も一つのフィルタ装置と、請求項13ないし請求項16のうちの一つに記載の少
    なくとも一つの反応容器を備えることを特徴とする廃ガス中和装置。
  18. 【請求項18】 請求項12に記載の少なくとも一つの中和ユニットと、請
    求項13ないし請求項16のうちの一つに記載の少なくとも一つの反応容器を備
    えることを特徴とする廃ガス中和装置。
  19. 【請求項19】 UV発生器をも備えることとする請求項17又は請求項1
    8に記載の廃ガス中和装置。
  20. 【請求項20】 中和剤と空気が皿体にもたらされて混合体を形成する混合
    室を有し、混合体が反応容器内へ圧送されることとする請求項13ないし請求項
    19のいずれか一つに記載の廃ガス中和装置の反応容器のためのノズル。
  21. 【請求項21】 中和剤と酵素が混合体を形成するようにもたらされる混合
    室を有することとする請求項20に記載のノズル。
  22. 【請求項22】 請求項1ないし請求項10そして請求項12ないし請求項
    19のうちの一つの廃ガス中和装置を排出ガスの流れに用いることを特徴とする
    廃ガス中和方法。
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