JP2003530686A - マルチパルス色素レーザ - Google Patents

マルチパルス色素レーザ

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JP2003530686A
JP2003530686A JP2001542430A JP2001542430A JP2003530686A JP 2003530686 A JP2003530686 A JP 2003530686A JP 2001542430 A JP2001542430 A JP 2001542430A JP 2001542430 A JP2001542430 A JP 2001542430A JP 2003530686 A JP2003530686 A JP 2003530686A
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ジェイムズ シー. シア,
アンソニー ディー. クアグリア,
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キャンデラ コーポレイション
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Abstract

(57)【要約】 フラッシュランプ励起色素レーザを使用して、長く効果的なパルス継続時間を有するレーザ照射の出力ビームを生成する方法が示される。間隔のあいた一連の励起パルスが、パルス形成モジュールを使用して電気的に生成される。一連の励起パルスは、フラッシュランプ励起色素レーザに提供され、この色素レーザは、レーザ照射の出力ビームを生成する。出力ビームは、レーザ照射の一連の間隔のあいたマイクロパルスを含み、このレーザ照射の一連の間隔のあいたマイクロパルスは、組み合わされることにより、長く効果的なパルス持続時間を提供する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】 (発明の分野) 本発明は、概して、レーザの分野に関する。より詳細には、本発明は、長く効
果的なパルス持続時間を有するレーザ照射のパルス出力ビームを生成する方法お
よびレーザ装置に関する。
【0002】 (発明の背景) 顔面毛細血管拡張症(すなわち、異常に拡張した血管)は、白い肌を有する個
人に多少共通して起きる。顔面毛細血管拡張症を有する個人は、多くの場合、こ
れらの血管の美容治療法を探し求める。フラッシュランプ励起パルス色素レーザ
(flashlamp−excited pulsed dye laser)
は、顔面毛細血管拡張症を含む種々の皮膚血管障害の治療のための確立されたデ
バイスである。このような色素レーザによって治療されると、ほとんどの血管は
1回の治療で透明になり得、3回の治療の内にほとんど全ての血管が透明になり
得る。
【0003】 顔面毛細血管拡張症(および、種々の皮膚血管障害)の治療に使用されるフラ
ッシュランプ励起パルス色素レーザは、典型的には、585ナノメートル(nm
)〜600ナノメートル(nm)の波長および450マイクロ秒(μsec)〜
1.5ミリ秒(msec)のパルス持続時間で動作する。特に患者を悩ます治療
の副作用の1つは、激烈な治療後の紫斑(すなわち、青/黒の変色を特徴とする
表在性出血)である。紫斑は、特に顔に現れると、常に厄介である。紫斑は、完
全に消散するまで1〜3週間ほどかかり得、多くの場合、人の仕事および社会的
な予定に相当の混乱を起こす。紫斑が最小化または解消され得ると、色素レーザ
治療の受け入れは相当に強化される。
【0004】 血管障害のパルス色素レーザ治療における紫斑の原因は、一般的には、皮膚の
微小血管の破裂による血管成分の溢血によって引き起こされると考えられている
。この皮膚の微小血管の破裂は、レーザの比較的短いパルス持続時間によって行
われる急速な血管の加熱による。研究者は、色素レーザのパルス持続時間が、異
常血管の熱緩和時間と比較すると短いが、通常微小血管の熱緩和時間と比較する
と長い持続時間の長さであり得る場合、これらの血管の破裂は、最小化または解
消され得ると推測している。(Anderson,R.R.「Laser−Ti
ssue Interactions」Goldman,M.P.、Fitzp
atrick,R.E.、Cutaneous Laser Surgery(
St.Louis,Mosby、1994)、9〜11ページ)。
【0005】 顔面毛細血管拡張症の治療に現在使用されている種々のレーザは、長いパルス
持続時間(すなわち、10msecより長い)を有する連続的なパルスを生成す
る。例えば、Aura(TM)レーザ(San Jose,CAのLasers
cope,Inc.製)およびVersapulse(TM)レーザ(Sant
a Clara,CAのCoherent,Inc.,Medical Gro
up製)は、両方とも、10〜20msecのパルス持続時間を有する出力ビー
ムを生成することが可能な半導体(solid state)レーザである。こ
れらのレーザの使用によって、紫斑病は、ほとんど見られないか、または、全く
見られない。しかし、これらの半導体レーザからの出力ビームの浸透の深さは、
波長が比較的短い(すなわち、532nm)ため、パルス色素レーザビームから
の浸透の深さより少ない。この比較的短い波長において、肌へのメラニン吸収も
比較的強い。その結果、これらの半導体レーザの1つを使用する場合、比較的深
くかつ比較的大きい毛細血管拡張症を治療する効果は減少する。
【0006】 フラッシュランプ励起色素レーザによって、長いパルス持続時間を有する連続
的な出力パルスを形成する難しさは、準安定電子状態の色素分子の蓄積と、液体
色素媒体(すなわち、ゲイン媒体)の熱ひずみ(thermal distor
tion)と、色素の光分解との全てによって、レーザ操作(すなわち、レージ
ング)が自己終了させられ得ることである。この自己終了は、レージング閾値(
すなわち、レーザ操作が行われるエネルギーレベル)がこれらの条件が原因で上
昇する場合に起こる。レージング閾値が励起パルスの振幅より上に上昇する場合
、一定振幅の励起パルスによってレージングは終了する。
【0007】 米国特許第5,287,380号は、ランプ振幅(ramped ampli
tude)の励起パルスを生成して、フラッシュランプ励起パルス色素レーザの
出力ビームの持続時間を延長させる方法を開示する。米国特許第5,598,4
26号は、ランプ(ramping)技術を開示し、この技術は、励起パルスの
振幅をレージング閾値と調和して変化させて、持続時間が延長された出力ビーム
パルスを達成する。これらの特許は、出力ビームのパルス持続時間を約2ミリ秒
に延長させる方法について説明する。米国特許第5,746,735号は、複数
のレーザの出力ビームを光学的に組み合わせて、少なくとも1ミリ秒のパルス持
続時間を有する出力ビームを得る方法について説明する。しかし、この技術は、
パルス持続時間の各ミリ秒に関して、1〜2のレーザを必要とする。
【0008】 本発明の基本的な目的は、長く効果的なパルス持続時間(例えば、5〜40ミ
リ秒のオーダー)を有するフラッシュランプ励起パルス色素レーザを与えて、治
療後の紫斑病を減少させると同時に、顔面毛細血管拡張症(および、種々の他の
皮膚血管障害)を効果的に治療することである。
【0009】 (発明の要旨) 本発明は、長く効果的なパルス持続時間(例えば、5〜40ミリ秒のオーダー
)を有するレーザ照射の出力ビームを生成する装置および方法に関する。特定の
アプリケーションに関して、レーザエネルギー堆積の間に熱拡散が行われること
を可能にするために、長く効果的なレーザパルス持続時間が所望である。例とし
て、紫斑病を回避しながら、顔面毛細血管拡張症を効果的に治療することが挙げ
られる。別の例として、金属および非金属のレーザ切断および溶接が挙げられる
。好適な実施形態は、フラッシュランプ励起パルス色素レーザを含むが、本発明
の原理は、動的に増加するレージング閾値を有する任意のレーザに有利に適用さ
れ得る。動的に増加するレージング閾値を有するレーザは、レージング遷移が測
定可能な熱集団(thermal population)を有するエネルギー
レベルで終了する全てのレーザを含む。例として、約2ミクロン波長で動作する
ホルミウムレーザが挙げられる。この場合、レージング閾値はレーザパルスの間
で増加する。なぜならば、レージング媒体の温度の増加によって、比較的低いレ
ーザレベル集団が増加するからである。本発明の原理はまた、所望のレーザパル
ス持続時間を生成することが、パルス全体のレージング閾値より上にレーザを維
持するために必要とされる励起エネルギーが大きすぎるために、困難である場合
に有利に使用され得る。
【0010】 本発明の原理を組み込むレーザは、レーザ照射の一連のマイクロパルスを含む
出力ビームを生成する。一連のマイクロパルスは、長く「効果的」なパルス持続
時間を有する出力ビームを構成し、この出力ビームは、紫斑または他の色素沈着
過度もしくは低色素沈着(hypo−pigmentation)の異常性など
の所望でない副作用を最小化すると同時に、皮膚血管障害の治療処置に効果的で
あることが示されている。
【0011】 ある局面において、本発明は、フラッシュランプ励起色素レーザにおいて、長
く効果的なパルス持続時間を有するレーザ照射のパルス出力ビームを生成する方
法を特徴とする。この方法は、間隔のあいた一連の励起パルスを電子的に生成す
る工程と、一連の励起パルスによってフラッシュランプ励起色素レーザを駆動す
る工程と、レーザ照射の一連の間隔のあいたマイクロパルスを含む出力ビームを
生成する工程とを含み、このレーザ照射の一連の間隔のあいたマイクロパルスは
、組み合わされることにより、長く効果的なパルス持続時間を有する。
【0012】 一実施形態において、間隔のあいた一連の励起パルス内の各パルスは、フラッ
シュランプ励起色素レーザに関して、増加するレージング閾値と調和して大きく
なる振幅を有する。別の実施形態において、調整素子が、間隔のあいた一連の励
起パルス内の各パルスと調和して調整されて、各マイクロパルスの波長を変化さ
せる。別の実施形態において、出力ビームの効果的なパルス持続時間は、少なく
とも5ミリ秒である。別の実施形態において、各マイクロパルスは、少なくとも
10ミリ秒のパルス持続時間を有する。別の実施形態において、肌へと送り出さ
れる各マイクロパルスは、5j/cmより少ない流束量(fluence)を
有する。別の実施形態において、肌へと送り出される一連のマイクロパルスは、
6j/cmより多い全体の流束量を有する。別の実施形態において、各マイク
ロパルスは、一連のマイクロパルスの全体エネルギーの半分より少ないエネルギ
ーレベルを有する。別の実施形態において、一連のマイクロパルスは、1ジュー
ルより大きい全体エネルギーを有する。別の実施形態において、レーザ照射の出
力ビームが患者の肌に向けられて、皮膚血管障害を治療する。別の実施形態にお
いて、パルスパラメータは、紫斑の形成を最小化するように選択される。別の実
施形態において、出力ビームの効果的なパルス持続時間は、約5ミリ秒〜約40
ミリ秒である。
【0013】 別の局面において、本発明は、長く効果的なパルス持続時間を有するパルス出
力ビームを生成するフラッシュランプ励起色素レーザを特徴とする。レーザは、
パルス形成モジュール、フラッシュランプ、およびレージング媒体を含む。パル
ス形成モジュールは、一連の間隔のあいた励起パルスを生成する。フラッシュラ
ンプは、パルス形成モジュールに電気的に接続されており、一連の間隔のあいた
励起パルスを受信する。フラッシュランプは、励起パルスを使用して、一連の光
パルスを生成する。レージング媒体は、液体色素混合物を含み得る。液体色素媒
体は、フラッシュランプから一連の光パルスを受信し、レーザ照射の一連の間隔
のあいたマイクロパルスを含む出力ビームを生成し、この一連の間隔のあいたマ
イクロパルスは、合成されることにより、長く効果的なパルス持続時間を有する
【0014】 レーザの一実施形態において、間隔のあいた一連の励起パルス内の各パルスは
、フラッシュランプ励起色素レーザに関して、増加するレージング閾値と調和し
て大きくなる振幅を有するように生成される。別の実施形態において、調整素子
が、間隔のあいた一連の励起パルス内の各パルスと調和して調整されて、各マイ
クロパルスの波長を変化させる。別の実施形態において、出力ビームの効果的な
パルス持続時間は、少なくとも5ミリ秒である。別の実施形態において、各マイ
クロパルスは、少なくとも10ミリ秒のパルス持続時間を有する。別の実施形態
において、各マイクロパルスは、一連のマイクロパルスの全体エネルギーの半分
より少ないエネルギーレベルを有する。別の実施形態において、一連のマイクロ
パルスは、1ジュールより大きい全体エネルギーを有する。別の実施形態におい
て、レーザ照射の出力ビームを使用して、患者の肌の皮膚血管障害を治療する。
【0015】 本発明の前述および他の目的、特徴、および利点、ならびに、本発明自体は、
下記の好適な実施形態の説明を添付の図面と共に読むことにより、より完全に理
解される。
【0016】 (詳細な説明) 図1は、本発明の原理を組み込むレーザシステム10を示す。レーザシステム
10は、細長い色素細胞を含むレージング媒体14を含み、この色素細胞内で、
液体によって運ばれている色素が溶解される。レージング媒体14は、好適には
、均一かつ一定の温度で保持される。パルス形成モジュール20は、パルス形成
ネットワーク22およびスイッチングネットワーク26を含む。パルス形成ネッ
トワーク22は、間隔のあいた一連の励起パルス(下記に、より詳細に示す)を
生成する。パルス形成モジュール20は、それぞれのスイッチングネットワーク
26を通ってフラッシュランプ30へと各励起パルスを印加して、レージング媒
体14を励起させる。電源18は、パルス形成ネットワーク22にエネルギーを
供給する。シマー供給源28は、フラッシュランプ30に低レベルの電流80(
図2A)を供給して、フラッシュランプ内で相当のレベルのイオン化を展開させ
る。その後、フラッシュランプを放電させる。
【0017】 パルス形成モジュール20によって生成される各パルスは、フラッシュランプ
30を放電させ、高強度の光のパルスを生成させる。より詳細には、フラッシュ
ランプ30から発散される高強度の光は、色素細胞14内のレージング媒体へと
向けられる。鏡面もしくは拡散のリフレクタ(図示せず)または他の光学素子を
使用して、色素細胞に光を向け得る。レージング媒体は、液体色素混合物を含み
得る。フラッシュランプ30からの光が、レージング媒体14によって吸収され
て、基底状態から励起一重項状態へと色素分子を移動させる。励起分子が基底状
態に戻ると同時に、特定の波長の光子が放出される。いくらかの光は、色素細胞
14の各端部に配置されている開口部34および38から発散される。第1およ
び第2のミラーアセンブリ42および46は、組み合わされることにより、レー
ザのための光学システムを構成する。第1のミラーアセンブリ42は、完全に反
射性であり、発散された光を色素細胞へと送り返す。
【0018】 第1のミラーアセンブリ42は、波長調整素子48を含み得、色素溶液のゲイ
ン曲線内の出力ビームを調整し得る。波長調整素子48は、ビームの帯域幅を減
少させ、レーザの波長をターゲットの吸収分光に一致させて、所望の生理学的な
効果を強化するために使用され得る。ターゲット細胞および周辺の細胞が加熱さ
れると、それぞれの吸収分光が変化する。一実施形態において、各マイクロパル
スの波長を変化させて、ターゲット細胞の吸収分光のピークを一致させる。調整
素子48は、同期装置182(図3)と接続しており、この同期装置182は、
一連のトリガ信号を調整素子48に伝達する。トリガ信号に応答して、調整素子
48は、レーザ照射の間隔のあいた一連のマイクロパルス104、108、11
2、116内のそれぞれの次のパルスに関して波長を調整する。
【0019】 第2のミラーアセンブリ46は、部分的に透過性であり、発散された光の一部
分を戻し、残りの部分が細胞の外に出ることを可能にする。光は、第1のミラー
アセンブリ42と第2のミラーアセンブリ46との間で共振し、レージング閾値
が達成されると強度が増加する。この時、測定可能な量の光が、パルス出力ビー
ム50として、第2のミラーアセンブリ46を通過する。レーザ照射の間隔のあ
いた一連のマイクロパルス88、92、96、100(図2B)を含む出力ビー
ム50は、治療されている患者64の皮膚血管障害60(例えば、顔面毛細血管
拡張症)に向けられ得る。
【0020】 図2Aは、生成された励起パルス104、108、112、116のグラフを
示す。図2Bは、一連のマイクロパルス88、92、96、100に対応する出
力ビーム50のグラフを示す。図2Aおよび図2Bの両方の横軸は時間を表す。
図2Aの縦軸は、フラッシュランプを駆動するための電流を表す。この実施形態
において、電流はアンペアで測定される。図2Bの縦軸は、出力ビームの電力を
表す。この実施形態において、電力はワットで測定される。
【0021】 出力ビーム50は、図2Aおよび図2Bに示すように、効果的なパルス持続時
間84を有する。この効果的なパルス持続時間84は、レーザ照射88の第1の
マイクロパルスの開始(すなわち、立ち上がりエッジ)から、レーザ照射100
の最後のマイクロパルスの終了(すなわち、立ち下がりエッジ)までの時間とし
て規定される。従って、出力ビーム50は、レーザ照射の連続的なパルスではな
いが、レーザ照射の間隔のあいた一連のマイクロパルス88、92、96、10
0である。励起パルス104、108、112、116の数および振幅は、レー
ザ照射のマイクロパルス88、92、96、100の数および振幅を決定する。
レーザ照射のマイクロパルス88、92、96、100間の間隔は、均一である
必要はない。すなわち、一連の励起パルス104、108、112、116の間
の間隔は、ユーザの目的を達成する任意の方法で変化し得る。
【0022】 各励起パルス104、108、112、116(図2A)は、下記により詳細
に示すように、パルス形成ネットワーク22およびスイッチングネットワーク2
6を使用して形成される。一実施形態において、各励起パルスは、増加するレー
ジング閾値120と調和して、以前のパルスより多くのエネルギーを有する。他
の実施形態において、各励起パルス104、108、112、116の振幅は、
必要に応じて変化して、種々の治療目的を達成し得る。例えば、いくつかの場合
において、励起パルスは、次のパルスと比較して、振幅がより高いかまたはより
低い。しかし、一般的には、各励起パルスの振幅は、増加するレージング閾値1
20より大きいように調整されている。
【0023】 増加するレージング閾値120は、種々の要因(上記に示すような)に依存す
る。一般的には、色素レーザに関するレージング閾値120の増加は、色素媒体
へと送り出される全体の励起エネルギーに比例する。このエネルギーは、同様に
、励起電力と励起持続時間との積に比例する。本発明の原理を組み込むレーザに
関して、励起時間は、レーザ照射の各マイクロパルス88、92、96、100
に関する励起時間124、128、132、136の合計に相当する。この合計
が、長く効果的なパルス持続時間84より著しく短いため、レージング閾値12
0は、従来の連続的なパルス色素レーザと比較してゆっくりと(すなわち、より
小さい傾斜で)増加する。
【0024】 例示的な一実施形態において、レーザ10は、4つのパルスを生成し、これら
のパルスはそれぞれ、50マイクロ秒のパルス持続時間124、128、132
、136を有する。各パルスは間隔をあけられており、その結果、第1のパルス
88の開始から最後のパルス100の終了までの時間(すなわち、長く効果的な
パルス持続時間84)は10ミリ秒である。この出力ビームは、長く「効果的」
なパルス持続時間(すなわち、10ミリ秒)を有するが、実際に「オン」である
全体の時間はたった200ミリ秒である。
【0025】 一連のマイクロパルスを含む出力ビームを使用することは、レージング閾値1
20の改善を助けるだけでなく、レーザのエネルギー効率を上げる。出力パルス
エネルギーに変換される励起エネルギーの量は、レージング閾値120より上の
各励起パルス104a、108a、112a、116aのエネルギー量の合計に
相当する。公知のパルス色素レーザは、出力ビームのパルス持続時間の全体にわ
たって、励起エネルギーを必要とする。レーザ閾値120より下の励起エネルギ
ーは、出力レーザ照射に変換されない。対照的に、本発明は、公称シマー電流8
0以外は、各マイクロパルスを形成している時にだけ励起エネルギーを必要とす
る(すなわち、励起パルス104、108、112、116の間で、励起エネル
ギーは必要とされない)。従って、本発明の原理を組み込むレーザは、公知のパ
ルス色素レーザと同じ量のレーザ照射エネルギーを含む出力ビームを送り出すた
めに、より少ない励起パルスエネルギーを必要とする。従って、本発明の原理を
組み込むレーザは、より効果的である。
【0026】 図3は、所望の間隔のあいた一連の励起パルス104、108、112、11
6を形成するためにレーザ10において使用されるパルス形成ネットワーク22
およびスイッチングネットワーク26の詳細な図である。パルス形成ネットワー
ク22およびスイッチングネットワーク26は、複数のチャネル150a、10
5b、150cを有し、各チャネルは、単一の励起パルスの生成に対応する。例
えば、第1のチャネル150aは、第1の励起パルス104(図2B)に対応し
、第2のチャネル150bは、第2の励起パルス108(図2B)に対応し、第
nのチャネル150cは、第nまたは最後の励起パルス116(図2B)に対応
する。
【0027】 パルス形成ネットワーク22において、各チャネルは、個別のパルス形成ネッ
トワークであり、エネルギー蓄積素子160(例えば、キャパシタ)と、分離素
子164(例えば、ダイオード)とを含む。蓄積素子160は、電源18によっ
て蓄電され、その後、間隔のあいた一連の励起パルス104、108、112、
116が開始される。一実施形態において、レージング閾値120が増加する場
合、それぞれの次の励起パルスは、それに対応して、より大きい振幅を有する必
要がある。別の実施形態において、各励起は、治療手順の目的に依存して、異な
る振幅を有し得る。これを達成するために、各蓄積素子160は、キャパシタン
スの異なる値を有し、その結果、電源18からの一定の電圧は、治療目的を達成
するために必要なように、各チャネルに異なるエネルギーを蓄積する。別の実施
形態において、電源18は、プログラム可能な電源であり、同じ値のキャパシタ
ンスである各エネルギー蓄積素子160を、異なる電圧レベルに蓄電する。典型
的な実施形態において、蓄積素子がキャパシタである場合、誘導素子(図示せず
)が、パルス形成モジュール20とフラッシュランプ30との間に配置される。
【0028】 分離素子164は、次のエネルギー蓄積素子160が、抑制された場合に、電
源または以前に放電された以前のエネルギー蓄積素子160へと放電されないよ
うに保護する。
【0029】 スイッチングネットワーク26において、各チャネルは、個別のスイッチング
ネットワークであり、スイッチング素子168(例えば、駆動回路を有するSC
RまたはIGBT)、スイッチフィルタ172(例えば、スナバ)、および分離
素子176(例えば、ダイオード)を含む。スイッチング素子168は開いたま
まであり、同じチャネルのエネルギー蓄積素子160をフラッシュランプ30か
ら電気的に切断し、エネルギー蓄積素子160は、電源18によって蓄電されて
いる。トリガ信号を同期装置182から受信すると、スイッチング素子168は
閉じられ、エネルギー保存素子160をフラッシュランプ30に電気的に接続さ
せる。エネルギーが同じチャネルのエネルギー保存素子160からフラッシュラ
ンプ30へと放電されて、高強度の光パルスを生成する。スイッチフィルタ17
2は、フラッシュランプ30へのエネルギーの流れを維持し、スイッチング素子
168が閉じられる場合にリンギングが生じすることを防ぐ。分離素子176は
、電流の流れをフラッシュランプ30へと向け、電流が別のチャネルに流れるこ
とを防ぐ。
【0030】 同期装置182は、スイッチング素子168a、168b、168cの閉鎖を
同期させて、それぞれ、所望の間隔のあいた一連の励起パルス104、108、
116(図2A)を生成する。トリガ入力信号を受信すると、同期装置182は
、電源18を抑制し、第1のチャネルのスイッチング素子160aを閉じる。結
果として、第1の励起パルス104(図2A)が生成される。所定の時間遅延の
後、同期装置182は、第2のチャネルのスイッチング素子168bを閉じ、第
2の励起パルス108(図2A)を生成する。このプロセスは、所定の数の間隔
のあいた一連の励起パルスが生成されるまで繰り返される。別の実施形態におい
て、同期装置182はまた、調整素子48と接続する。各スイッチング素子16
0の閉鎖と調和して、同期装置182は、調整素子にトリガ信号を送信して、印
加可能な励起パルスに対応するレーザ照射のマイクロパルスの波長を変化させる
【0031】 本発明の1つの利点は、フラッシュランプ励起色素レーザが、選択的な光熱分
解(photothermolysis)に適用される場合、他のレーザより最
適な波長を有する出力パルスのビームを生成することである。各マイクロパルス
88、92、96、100のエネルギーを、紫斑を生成する閾値より下に保持す
ることにより、本発明の出力ビーム50は、長く効果的なパルス持続時間にわた
って使用され、その結果、紫斑を解消し得る。一実施形態において、パルス持続
時間のパラメータおよび流束量は、レーザが、紫斑を解消しながら、顔面毛細血
管拡張症を効果的に治療し得るように選択される。各マイクロパルスのパルス持
続時間124、128、132、136は、赤血球の熱緩和時間より大きく、か
つ、ターゲット血管の熱緩和時間より小さいように選択される。赤血球の熱緩和
時間は、10マイクロ秒のオーダーの長さである。赤血球の熱緩和時間より長く
なるように各マイクロパルスのパルス持続時間124、128、132、136
を選択することにより、熱が周辺の流体に散逸され、その結果、赤血球が破裂す
ることが防がれる。従って、パルス持続時間124、128、132、136は
、少なくとも10ミクロン秒であるように選択される。ターゲット血管の変性が
所望であり、長く効果的な持続時間84は、ターゲット血管の熱緩和時間より小
さい必要がある。ターゲット血管の熱緩和時間は、その大きさによって変化する
。ほとんどのターゲット血管に関して、適切な長く効果的なパルス持続時間84
は、40ミリ秒より小さい必要がある。表皮が比較的良性であるため、かつ、表
皮外傷を減少させるために、長く効果的なパルス持続時間84は、表皮の熱緩和
時間より大きい必要がある(すなわち、赤血球の場合と同じ理由で)。ほとんど
のターゲット血管に関して、適切な長く効果的なパルス持続時間84は、5ミリ
秒より大きい必要があると考えられている。従って、ほとんどのターゲット血管
に関して、5〜40ミリ秒の長く効果的なパルス持続時間84が選択される。
【0032】 パルス持続時間の選択に加えて、マイクロパルス間の時間が最適化される。マ
イクロパルス間の時間と、エネルギーの振幅と、各マイクロパルスの持続時間と
は、ターゲット組織の温度プロファイルに影響を与える。公知のパルスレーザに
おいて、ターゲット組織の温度は、レーザパルスにわたって安定して上昇する。
本発明のレーザにおいて、温度上昇は、各マイクロパルスに対応する温度上昇の
個別の段階に類似している。各マイクロパルス間の間隔は、治療の効果を最大に
するために、熱プロファイルを最適化するように選択され得る。この間隔はまた
、下記により詳細に示すように、冷却デバイス(例えば、動的冷却デバイス)と
組み合わせて使用することに関して、最適化され得る。
【0033】 送り出されるエネルギーの量は、効果的な治療のための別の重要なパラメータ
である。紫斑を減少または解消するために、レーザエネルギーのそれぞれの単一
のマイクロパルスは、肌において、約5j/cmより少ない流束量を有する必
要があると考えられている。長く効果的なパルス持続時間84の間に肌へと送り
出される全体の流束量(すなわち、各マイクロパルス88、92、96、100
の流束量の合計)は、効果的な治療に必要とされる最低流束量レベルを超える必
要がある。効果的な治療の流束量は、ターゲット血管の大きさによって必然的に
変化し、一般的には、7〜30j/cmである。
【0034】 例示的な一実施形態において、本発明は、入力トリガ信号を受信すると、レー
ザ照射の間隔のあいた一連の4つのマイクロパルス88、92、96、100を
生成するようにプログラムされる。各マイクロパルスは、100マイクロ秒のパ
ルス持続時間124、128、132、136を有し、ならびに、ターゲット組
織上で3j/cmの流束量を有する。一連のマイクロパルス88、92、96
、100は間隔をあけられており、その結果、第1のマイクロパルス88の開始
(すなわち、立ち上がりエッジ)から、最後のマイクロパルス100の終了(す
なわち、立ち下がりエッジ)までは10ミリ秒である。結果として、出力ビーム
は、10ミリ秒の効果的なパルス持続時間84にわたる12j/cmの流束量
を肌に向かって送り出す。
【0035】 別の例示的な実施形態において、肌の表皮層の動的冷却は、レーザ照射の各マ
イクロパルス88、92、96、100の間に生じる。冷却システムは、沸点が
低い流体の加圧容器を含み得る。肌の表面の冷却は、肌を流体で簡単に噴霧する
ことにより達成され、この流体は、肌に接触して熱を抽出する。流体は、蒸発冷
却によって肌の表面から熱を抽出する。流体は、レーザ照射の各マイクロパルス
の間に肌に噴霧される。レーザのマイクロパルスの間に噴霧することにより、噴
霧によるレーザビームの散乱が回避される。各マイクロパルス内のエネルギーは
、マイクロパルスの前で与えられた冷却流体の量に調整され得る。時間調整およ
び冷却の組み合わせを任意の方法で変化させて、治療目的が達成され得る。一実
施形態において、第1のマイクロパルス88の前の長時間の冷却によって、第1
のマイクロパルス88は、次のマイクロパルス92、96、100より高いエネ
ルギーレベルを含み得る。別の実施形態において、最初の2つのマイクロパルス
88および92が生成され、肌が比較的長時間(例えば、5ミリ秒)冷却され、
第3のマイクロパルス96は、冷却の量に対応して、より多くの量のエネルギー
を与えられる。
【0036】 (実験結果) 多数の患者が、本発明の利点を確認するために治療された。フィッツパトリッ
ク(Fitzpatrick)肌タイプI〜IIIおよび顔面毛細血管拡張症を
有する11人の大人(18歳以上)がこの研究に用いられた。これらのボランテ
ィアの顔面に、毛細血管拡張症の2つの異なる領域が特定された。治療前の写真
がとられた。1つの領域は、Candela SPTL Ibによって治療され
、Candela SPTL Ibは、589±2nmの波長と450μsec
のパルス持続時間とを有するフラッシュランプのパルス色素レーザであり、血管
障害の治療に現在使用されている。第2の領域は、本発明の原理を組み込むレー
ザによって治療された。このレーザは、同じ波長と20msecの効果的なパル
ス持続時間とを有する出力ビームを生成した。
【0037】 処置のすぐ後、ならびに、処置1日後、4日後、7日後、14日後、および2
ヶ月後に写真がとられ、および/または、判定が行われた。これらの時間のそれ
ぞれにおいて、主要な研究者は、紫斑/紅班および血管分析に関してアナログス
ケールで障害を評価した。色素沈着過度、低色素沈着、かさぶた(crusti
ng)、または肌の組織構造上の変化の任意の証拠も確認された。
【0038】 評価を行う人は、上記の20msecのパルス持続時間および450μsec
のパルス持続時間のレーザによって、治療の写真および/または治療の判定を比
較した。クリアランス性能(顔面毛細血管拡張症の除去)は、2つのレーザの間
で同等であった。本発明のレーザは、紫斑、痛み、および他の副作用の発生およ
び深刻さに関してSPTL−Ibにわたって改善された性能を実証した。10ミ
リ秒の長く効果的なパルスを使用して同様の実験が行われ、結果は同じであった
【0039】 (均等物) 本発明は、その精神および基本的な特性から逸脱することなく、他の特定の形
式で実施され得る。従って、前述の実施形態は、あらゆる点で、本明細書中の本
発明を制限するというよりむしろ例示的であると考えられるべきである。従って
、本発明の範囲は、前述の説明というよりむしろ本明細書の特許請求の範囲によ
って示され、本明細書の特許請求の範囲の同等物の意味および範囲内に含まれる
全ての変化が含まれることが意図される。
【図面の簡単な説明】
【図1】 図1は、本発明によるマルチパルス色素レーザの実施形態のブロック図である
【図2】 図2Aは、本発明による一連の励起パルスと対応する出力ビームとの図示であ
る。 図2Bは、本発明による一連の励起パルスと対応する出力ビームとの図示であ
る。
【図3】 図3は、本発明によるパルス形成モジュールの実施形態のブロック図である。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 4C026 AA04 BB10 FF02 FF34 GG03 GG06 HH13 HH15 HH16 4C082 RA01 RC10 RE02 RE03 RE35 RJ03 RL15 RL16 5F072 AC02 GG05 GG06 GG07 HH05 HH06 HH07 JJ20 KK01 PP01 RR03 SS06 YY01

Claims (33)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 フラッシュランプ励起色素レーザにおいて、長く効果的なパ
    ルス持続時間を有するレーザ照射のパルス出力ビームを生成する方法であって、 a)間隔のあいた一連の励起パルスを電気的に生成する工程と、 b)該一連の励起パルスによって該フラッシュランプ励起色素レーザを駆動す
    る工程と、 c)レーザ照射の一連のマイクロパルスを含む出力ビームを生成する工程と を含む、方法。
  2. 【請求項2】 前記間隔のあいた一連の励起パルス内の各パルスは、前記フ
    ラッシュランプ励起色素レーザに関して、増加するレージング閾値と調和して大
    きくなる振幅を有する、請求項1に記載の方法。
  3. 【請求項3】 前記間隔のあいた一連の励起パルス内の各パルスと調和して
    調整素子を調整して、各マイクロパルスの波長を変化させる工程をさらに含む、
    請求項1に記載の方法。
  4. 【請求項4】 前記出力ビームの前記効果的なパルス持続時間は、少なくと
    も5ミリ秒である、請求項1に記載の方法。
  5. 【請求項5】 各マイクロパルスは、少なくとも10ミリ秒のパルス持続時
    間を有する、請求項1に記載の方法。
  6. 【請求項6】 各マイクロパルスは、前記一連のマイクロパルスの全体エネ
    ルギーの半分より少ないエネルギーレベルを有する、請求項1に記載の方法。
  7. 【請求項7】 前記一連のマイクロパルスは、1ジュールより大きい全体エ
    ネルギーを有する、請求項1に記載の方法。
  8. 【請求項8】 前記レーザ照射の出力ビームを皮膚血管障害に向ける工程を
    さらに含む、請求項1に記載の方法。
  9. 【請求項9】 フラッシュランプ励起レーザにおいて、長く効果的なパルス
    持続時間を有するレーザ照射のパルス出力ビームを生成する方法であって、 a)一連の間隔のあいた励起パルスを電気的に生成する工程と、 b)該一連の間隔のあいた励起パルスによってフラッシュランプを駆動して、
    一連の光パルスを生成する工程と、 c)該一連の光パルスをレージング媒体に向ける工程と、 d)該レージング媒体から、レーザ照射の一連の間隔のあいたマイクロパルス
    を含む出力レーザビームを生成する工程であって、該一連の間隔のあいたマイク
    ロパルスは、組み合わされることにより、長く効果的なパルス持続時間を有する
    、工程と を含む、方法。
  10. 【請求項10】 各励起パルスは、前記フラッシュランプ励起レーザに関し
    て、増加するレージング閾値と調和して大きくなる振幅を有する、請求項9に記
    載の方法。
  11. 【請求項11】 前記間隔のあいた一連の励起パルス内の各パルスと調和し
    て調整素子を調整して、各マイクロパルスの波長を変化させる工程をさらに含む
    、請求項9に記載の方法。
  12. 【請求項12】 レージング媒体は、液体内に懸濁させられている色素混合
    物を含む、請求項9に記載の方法。
  13. 【請求項13】 前記出力ビームの前記効果的なパルス持続時間は、少なく
    とも5ミリ秒である、請求項9に記載の方法。
  14. 【請求項14】 各マイクロパルスは、少なくとも10ミリ秒のパルス持続
    時間を有する、請求項9に記載の方法。
  15. 【請求項15】 各マイクロパルスは、前記一連のマイクロパルスの全体エ
    ネルギーの半分より少ないエネルギーレベルを有する、請求項9に記載の方法。
  16. 【請求項16】 前記一連のマイクロパルスは、1ジュールより大きい全体
    エネルギーを有する、請求項9に記載の方法。
  17. 【請求項17】 前記レーザ照射の出力ビームを皮膚血管障害に向ける工程
    をさらに含む、請求項9に記載の方法。
  18. 【請求項18】 前記レーザ照射の出力ビームを金属または非金属のターゲ
    ットに向ける工程をさらに含む、請求項9に記載の方法。
  19. 【請求項19】 フラッシュランプ励起色素レーザによって皮膚血管障害を
    治療する方法であって、 a)間隔のあいた一連の励起パルスを電気的に生成する工程と、 b)該一連の励起パルスによって該フラッシュランプ励起色素レーザを駆動す
    る工程と、 c)レーザ照射の一連のマイクロパルスを含む出力ビームを生成する工程と、 d)該レーザ照射の出力ビームを該皮膚血管障害に向ける工程と を含む、工程。
  20. 【請求項20】 前記各マイクロパルスのパルスパラメータは、紫斑の形成
    を最小化するように選択される、請求項19に記載の方法。
  21. 【請求項21】 前記間隔のあいた一連の励起パルス内の各パルスと調和し
    て調整素子を調整して、各マイクロパルスの波長を変化させる工程をさらに含む
    、請求項19に記載の方法。
  22. 【請求項22】 前記出力ビームの前記効果的なパルス持続時間は、約5ミ
    リ秒〜約40ミリ秒である、請求項19に記載の方法。
  23. 【請求項23】 各マイクロパルスは、少なくとも10ミリ秒のパルス持続
    時間を有する、請求項19に記載の方法。
  24. 【請求項24】 肌へと送り出される前記各マイクロパルスは、5j/cm より少ない流束量を有する、請求項19に記載の方法。
  25. 【請求項25】 肌へと送り出される前記一連のマイクロパルスは、6j/
    cmより多い全体の流束量を有する、請求項19に記載の方法。
  26. 【請求項26】 長く効果的なパルス持続時間を有するレーザ照射のパルス
    出力ビームを生成するフラッシュランプ励起色素レーザであって、 トリガ信号に応答して、一連の間隔のあいた励起パルスを生成するパルス形成
    モジュールと、 該パルス形成モジュールから該一連の間隔のあいた励起パルスを電気的に受信
    するフラッシュランプであって、該フラッシュランプは、それに応答して、一連
    の光パルスを生成する、フラッシュランプと、 該フラッシュランプから該一連の光パルスを受信する液体色素媒体であって、
    該液体色素媒体は、それに応答して、レーザ照射の一連の間隔のあいたマイクロ
    パルスを含む出力レーザビームを生成し、該一連の間隔のあいたマイクロパルス
    は、組み合わされることにより、長く効果的なパルス持続時間を有する、液体色
    素媒体と を含む、フラッシュランプ励起色素レーザ。
  27. 【請求項27】 前記間隔のあいた一連の励起パルス内の各パルスは、前記
    フラッシュランプ励起色素レーザに関して、増加するレージング閾値と調和して
    大きくなる振幅を有するように生成される、請求項26に記載のフラッシュラン
    プ励起色素レーザ。
  28. 【請求項28】 一連の間隔のあいた励起パルスに関して、トリガ信号に応
    答して、各マイクロパルスの波長を変化させる調整素子をさらに含む、請求項2
    6に記載のフラッシュランプ励起色素レーザ。
  29. 【請求項29】 前記出力ビームの前記効果的なパルス持続時間は、少なく
    とも5ミリ秒である、請求項26に記載のフラッシュランプ励起色素レーザ。
  30. 【請求項30】 前記生成された一連のレーザ照射の各マイクロパルスは、
    少なくとも10ミリ秒のパルス持続時間を有する、請求項26に記載のフラッシ
    ュランプ励起色素レーザ。
  31. 【請求項31】 各マイクロパルスは、前記一連のマイクロパルスの全体エ
    ネルギーの半分より少ないエネルギーレベルを有する、請求項26に記載のフラ
    ッシュランプ励起色素レーザ。
  32. 【請求項32】 前記一連のマイクロパルスは、1ジュールより大きい全体
    エネルギーを有する、請求項26に記載のフラッシュランプ励起色素レーザ。
  33. 【請求項33】 前記フラッシュランプ励起色素レーザは、皮膚血管障害を
    治療するために使用される、請求項26に記載のフラッシュランプ励起色素レー
    ザ。
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