JP2003530022A - 移動局のアプリケーションが生のパケット化されたデータを受信および送信するための方法および装置 - Google Patents

移動局のアプリケーションが生のパケット化されたデータを受信および送信するための方法および装置

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Abstract

(57)【要約】 本発明は、移動局のアプリケーションが無線通信システムにおいて生のパケット化されたデータを受信および送信するための方法および装置を記載している。本発明は、少なくとも1つのソケットを生成する移動局のアプリケーションを含む。通信プロトコルスタックの移動局のプロトコル層の少なくとも1つは、カプセル化された生のパケット化されたデータを通信ネットワークから受信する。生のパケット化されたデータは、宛先ポートの情報を欠いている。移動局のプロトコル層の少なくとも1つは、逆カプセル化された生のパケット化されたデータを、生成されたソケットへ送る。そして今度は、生成されたソケットが、生のパケット化されたデータを移動局のアプリケーションへ送る。別の構成では、生成されたソケットは、移動局のアプリケーションの生のパケット化されたデータを、移動局のプロトコル層の少なくとも1つへ送る。そして今度は、移動局のプロトコル層の少なくとも1つが、カプセル化された生のパケット化されたデータを通信ネットワークへ送る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】 背景 1.発明の分野 本発明は、概ね、無線通信の分野に関する。とくに、本発明は無線通信システ
ムにおいて移動局のアプリケーションが生のパケット化されたデータを受信およ
び送信するための斬新な方法および装置に関する。
【0002】 2.関係する技術の記述 A.無線通信 無線通信およびコンピュータに関係する技術における最近の革新、並びにイン
ターネット加入者の今までにない増加によって、モバイルコンピューティングへ
の道が開かれた。事実、モバイルコンピューティングの大衆性により、現在のイ
ンターネットのインフラストラクチャに対して、モバイルのユーザにより多くの
サポートを与える要求が強まった。このインフラストラクチャの原動力は、種々
のサービスを提供するパケット指向のインターネットプロトコル(Internet Pro
tocol, IP)であり、種々のサービスには、パケット(データグラム)をローカ
ルエリアネットワーク(local area network, LAN)とワイドエリアネットワー
ク(wide area network, WAN)との間でアドレス指定してルート設定するサービ
スが含まれる。IPプロトコルは、Request For Comment(R
FC 791)(“INTERNET PROTOCOL DARPA INTERNET PROGRAM PROTOCOL SPECI
FICATION”, 1981 9)において規定されている。
【0003】 IPプロトコルは、送信のためにデータをIPパケットへカプセル化するネッ
トワーク層プロトコルである。アドレス指定およびルート設定の情報はパケット
のヘッダに付される。IPヘッダには、例えば送信ホストおよび受信ホストを識
別する32ビットのアドレスが含まれている。中間のルータはこれらのアドレス
を使用して、パケットを、意図されたアドレスをもつその最終的な宛先へ向わせ
るためのネットワーク上の経路を選択する。したがって、IPプロトコルにより
、世界中の何れかのインターネットノードにおいて発信されたパケットを、世界
中の他の何れかのインターネットノードへルート設定することができる。これに
対して、特定のアプリケーションに対処するためには、伝送制御プロトコル(Tr
ansmission Control Protocol, TCP)またはユーザデータグラムプロトコル(Us
er Datagram Protocol, UDP)の何れかを含むトランスポート層が使用される。
【0004】 現在の傾向では、モバイルのユーザはラップトップまたはパームトップコンピ
ュータのようなモバイルコンピュータを、セルラまたは携帯電話のような無線通
信デバイスと共に使用して、インターネットにアクセスしている。したがって、
ちょうど、従来からユーザが“有線の”通信デバイスを使用してコンピュータを
陸上ネットワーク(land-based network)へ接続していたように、モバイルのユ
ーザは一般的に“移動局”(mobile station, MS)と呼ばれる無線通信デバイス
を使用してモバイル端末をこのようなネットワークへ接続する。本明細書で使用
しているように、移動局またはMSは、公共の無線ラジオネットワーク(wirele
ss radio network)の加入者局を指す。
【0005】 (従来技術を示している)図1は、無線データ通信システムの高レベルのブロ
ック図を示しており、この中でMS110は基地局/移動局スイッチングセンタ(B
ase Station/Mobile Switching Center, BS/MSC)106を介して相互接続機能(In
terworking Function, IWF)108と通信する。IWF108は、インターネットへの
アクセス点として働く。IWF108はBS/MSC106に接続されていて、一緒に
位置していることも多く、BS/MSC106はこの技術において知られているよ
うに従来の無線基地局であってもよい。無線データ通信システムに対処する別の
標準プロトコルは、“WIRELESS IP NETWORK STANDARD”というタイトルで1999年
12月に発行された第3世代パートナーシッププロジェクト2(3rd Generation P
artnership Project 2, “3GPP2”)である。3G無線IPネットワークの標準
規格には、例えば、IWF108のように機能するパケットデータ供給ノード(Pac
ket Data Serving Node, PDSN)が含まれる。
【0006】 種々のプロトコルが、MS110とIWF108との間のデータ通信に対処している
。例えば、米国電気通信工業会(Telecommunications Industry Association, T
IA)/電子機械工業会(Electronics Industries Association, EIA)の暫定的
標準規格(Interim Standard)のIS−95は、“MOBILE STATION-BASE STATIO
N COMPATIBILITY STANDARD FOR DUAL-MODE WIDEBAND SPREAD SPECTRUM CELLULAR
SYSTEM”というタイトルで1993年7月に発行されていて、これは概して広帯域拡
散スペクトル無線通信システムの標準規格を与えている。さらに加えて、標準規
格のTIA/EIA IS−707.5は、“DATA SERVICE OPTIONS FOR WIDEBA
ND SPREAD SPECTRUM SYSTEMS: PACKET DATA SERVICES”というタイトルで1998年
2月に発行されていて、これはTIA/EIA IS−95のシステムのパケット
データ伝送能力のサポート要件を規定し、BS/MSC106を介してのMS110と
IWF108との間の通信に使用できるパケットデータ伝達サービスを指定してい
る。さらに加えて、“DATA SERVICE OPTIONS FOR SPREAD SPECTRUM SYSTEMS: PA
CKET DATA SERVICES”というタイトルのTIA/EIA IS−707−A.5
の標準規格と、“DATA SERVICE OPTIONS FOR SPREAD SPECTRUM SYSTEMS: HIGH-S
PEED PACKET DATA SERVICES”というタイトルのTIA/EIA IS−707−
A.9の標準規格とは、両者とも1999年3月に発行されており、これらもTIA
/EIA IS−95のシステムのパケットデータ伝送のサポート要件を規定し
ている。さらに加えて、MS110とIWF108との間の通信に対処している別の標
準規格のプロトコルにはTIA/EIA IS−2000があり、これは“INTRO
DUCTION TO CDMA 2000 STANDARDS FOR SPREAD SPECTRUM SYSTEMS”というタイト
ルで1999年7月に発行されている。
【0007】 IS−707.5では、MS110とBS/MSC106(Umインターフェイス)
との間およびBS/MSC106とIWF108(Lインターフェイス)との間の通信
プロトコルのオプションモデルを取り入れている。例えば、中継モデルは、ポイ
ント−ツウ−ポイントプロトコル(Point to Point Protocol, PPP)のリンクが
MS110とIWF108との間のUmインターフェイス上に存在している情況を表わ
している。PPPプロトコルは、Request For Comment(RF
C 1661)(“THE POINT-TO-POINT PROTOCOL (PPP)”)に詳しく記載されて
いる。
【0008】 (従来技術を示している)図2は、IS−707.5の中継モデルの各エンテ
ィティ内のプロトコルスタックの図である。図の左端には、従来の垂直形のフォ
ーマットで示された通信プロトコルスタックが記載されており、これはMS11
0上で実行されるプロトコル層を示している。MS110のプロトコルスタックは
、Umインターフェイスを通してBS/MSC106のプロトコルスタックへ論理
的に接続されているように示されている。また、MS/MSC106のプロトコル
スタックは、Lインターフェイスを通してIWF108のプロトコルスタックへ論
理的に接続されているように示されている。
【0009】 図2は次に記載する動作が行われることを示している。すなわち、MS110上
で実行される上位層プロトコル200のエンティティ、例えばアプリケーションプ
ログラムは、インターネットを通してデータを送る必要がある。代表的なアプリ
ケーションには、ウエブブラウザプログラム(例えば、Netscape Navigator(ネ
ットスケープナビゲータ)(商標)、Microsoft Internet explorer(マイクロソ
フトインターネットエクスプローラ)(商標))がある。ウエブブラウザには、
ハイパーリンク“http://www.Qualcomm.com/”のようなユニバーサルリソースロ
ケータ(Universal Resource Locator, URL)が必要である。同じく上位層プロ
トコル200内のドメイン名システム(Domain Name System (DNS))プロトコルは
ドメイン名の分解(resolution)を使用して、名前をインターネットのアドレス
へ変換することによって、テキストホスト名www.Qualcom.comを32ビットの数
字のIPアドレスへ変換する。同じく上位層プロトコル200であるハイパーテキ
スト転送プロトコル(Hypertext Transfer Protocol, HTTP)は、要求されてい
るURLのためのGETメッセージを作成し、このメッセージを送るのに使用さ
れるTCPおよびHTTPの動作を指定する。トランスポート層202では、宛先
ポートとして、この技術において使用されているポート80を使用して、HTT
Pの動作をアプリケーションへルート設定する。
【0010】 TCPプロトコルは、トランスポート層プロトコル202であり、DNSによっ
て指定されるIPアドレスとの接続を開き、アプリケーションレベルのHTTP
のGETメッセージを送る。TCPプロトコルでは、IPプロトコルを使用して
メッセージを転送することを指定している。IPプロトコルはネットワーク層プ
ロトコル204であり、TCPパケットを指定されたIPアドレスへ送る。PPP
はリンク層プロトコル206であり、IPパケットをコード化し、それらを中継層
プロトコル208へ送る。中継層プロトコル208は、例えば、TIA/EIA−23
2Fの標準規格であり、TIA/EIA−232Fの標準規格は“INTERFACE BE
TWEEN DATA TERMINAL EQUIPMENT AND DATA CIRCUIT-TERMINATING EQUIPMENT EMP
LOYING SERIAL BINARY DATA INTERCHANGE”に規定されており、1997年10月に発
行されている。層間の伝送を規定するのに、この技術において普通の技能をもつ
技術者に知られている他の標準規格またはプロトコルを使用できることが分かる
であろう。例えば、他の応用可能な標準規格には、1998年9月に発行された“UNI
VERSAL SERIAL BUS (USB) SPECIFICATION, Revision 1.1”と、1999年7月に発行
された“BLUETOOTH SPECIFICATION VERSION 1.0A CORE”とが含まれる。最後に
、PPPパケットは中継層プロトコル208から無線リンクプロトコル(Radio Lin
k Protocol, RLP)210、次にIS−95プロトコル212を経由して、Umインタ
ーフェイスを通してBS/MSC106へ送られる。RLPプロトコル210はIS−
707.2の標準規格に規定されており、IS−707.2の標準規格は“DATA
SERVICE OPTIONS FOR WIDEBAND SPREAD SPECTRUM SYSTEMS: RADIO LINK PROTOC
OL”というタイトルで1998年2月に発行されていて、IS−95プロトコルは上
述で識別したIS−95の標準規格に規定されている。
【0011】 PPPパケットはUmインターフェイスを通してBS/MSC106上のIS−
95の層218、次にRLPの層216へ送られ、相補的な中継層プロトコル220によ
って受信される。中継層プロトコル220は、このPPPパケットをLインターフ
ェイスを通してIWF108上の中継層プロトコル228へ送る。IWF108上のPP
Pプロトコルリンク層226が中継層プロトコル228からPPPパケットを受信する
と、MS110とIWF108との間のPPP接続は終了する。パケットは、IWF10
8上のPPP層226からIP層224へ送られ、IP層224では最後のルート設定のた
めにIPパケットのヘッダ(このシナリオではwww.Qualcomm.comである)を調べ
る。
【0012】 MS110によって生成されたIPパケットの最終的な宛先がIWF108ではない
と仮定すると、パケットはネットワーク層プロトコル224、さらにリンク層プロ
トコル225を経由して、インターネット上の次のルータ(図示されていない)へ
送られる。このやり方では、MS110からのIPパケットは、IS−707.5
の標準規格の中継モデルにしたがって、BS/MSC106、およびIWF108を経
由して、インターネット内の最終的な意図された宛先へ伝達される。
【0013】 MS110のパケットがその宛先へ到達する前に、先ずデータリンク接続が設定
されなければならない。RFC1661に指定されているように、このデータリ
ンク接続では、先ずポイント−ツウ−ポイントリンクの各終端(すなわち、PP
Pプロトコル206および226)がPPPリンク制御プロトコル(Link Control Pro
tocol, LCP)へパケットを送って、データリンク接続を設定し、構成し、試験す
ることが求められている。LCPによってリンクが設定された後で、PPPプロ
トコル206はネットワーク制御プロトコル(Network Control Protocol, NCP)の
パケットを送って、ネットワーク層プロトコル204および224を構成する。PPP
リンクにおけるIPのためのNCPはIP制御プロトコル(IP Control Protoco
l, IPCP)である。IPCPは、Request For Comment 133
2(RFC 1332)に詳しく記載されており、RFC 1332は“THE PPP
INTERNET PROTOCOL CONTROL PROTOCOL (IPCP)”というタイトルで1992年5月に発
行されている。しかしながら、IPCPのネゴシエーションの前には、認証段階
が必要である。各ネットワーク層プロトコルが構成された後では、各ネットワー
ク層プロトコルからのパケットは、プロトコル間のリンクを通して送られる。
【0014】 B.アプリケーションプログラムインターフェイス MS110上の通信プロトコルスタックをサポートするプロセスは、その全てで
はないが、ほとんどがアプリケーションプログラムによって実行される。一般的
に従来のデータネットワークでは、アプリケーションプログラムインターフェイ
ス(application program interface, API)を採用して、あるコンピュータ上で
実行されるアプリケーションプログラムと別のコンピュータ上で実行されるアプ
リケーションプログラムとの通信を可能にしている。APIは“ソケット”を使
用して、基礎ネットワークのプロトコルの相違によって、呼出しているアプリケ
ーションを保護する。ネットワーク間の通信(inter-networked communication
)を実現するために、APIには、アプリケーションが、例えばソケットを開き
、データをネットワークへ送り、ネットワークからデータを受信し、ソケットを
閉じることを可能にする機能(function)が含まれている。通信ネットワークの
プログラミングインターフェイスには、Unix(ユニックス)(商標)のオペレーティ
ングシステムのもとで動作するバークレイシステム開発(Berkeley System Deve
lopment, BSD)のソケットインターフェイス、およびWindows(ウインドウズ)
(商標)のオペレーティングシステムのもとで動作するWindows(ウインドウズ
)(商標)Sockets Interface(ソケットインターフェイス) (WinSock(ウイン
ソック)(商標))が含まれる。
【0015】 BSDソケットもWinSock(ウインソック)(商標)の何れも無線MS110上の
通信プロトコルスタック(図2参照)をサポートしていないので、このようなス
タックをサポートする斬新なAPIが必要である。とくに、無線通信システムに
おいて移動局のアプリケーションが生のパケット化されたデータを受信および送
信するための斬新な方法および装置が必要とされている。
【0016】 本発明の概要 本発明では、移動局のアプリケーションが無線通信システムにおいて生のパケ
ット化されたデータを受信および送信するための方法および装置を提供すること
によって、上述で識別した必要に対処している。1つの構成では、移動局のアプ
リケーションは少なくとも1つのソケットを生成する。移動局のプロトコル層の
少なくとも1つは、宛先ポートの情報を欠いているカプセル化された生のパケッ
ト化されたデータを通信ネットワークから受信する。移動局のプロトコル層の少
なくとも1つは、逆カプセル化された生のパケット化されたデータを少なくとも
1つのソケットへ送る。そして今度は、少なくとも1つのソケットが生のパケット
化されたデータを移動局のアプリケーションへ送る。別の構成では、少なくとも
1つのソケットは、移動局のアプリケーションの生のパケット化されたデータを
、移動局のプロトコル層の少なくとも1つへ送る。そして今度は、移動局のプロ
トコル層の少なくとも1つが、カプセル化された生のパケット化されたデータを
通信ネットワークへ送る。
【0017】 詳細な記述 本発明の実施形態は、ソフトウエア、ファームウエア、および/またはハード
ウエアを含む種々の構成において実現することができる。したがって、本発明の
動作および働き(behavior)はソフトウエアコードまたはハードウエアの構成要
素をとくに参照せずに記載されているが、この技術において普通の技能をもつ人
には、本明細書の記述に基づいて、本発明を構成するソフトウエアまたはハード
ウエア、あるいはこの両者を設計でき、これにより移動局のアプリケーションが
生のパケット化されたデータを受信および送信できることが分かるであろう。
【0018】 図3には、MS110内のアプリケーション260、通信プロトコルスタック280、
およびAPI270が示されている。アプリケーション260および通信プロトコルス
タック280(すなわち、プロトコル層202、204、206、208、210、212)は、AP
I270によって与えられる機能呼出し(function call)によって通信する。言い
換えると、API270は、アプリケーション260および通信プロトコルスタック28
0を機能を損わずに異なるプロセッサおよびオペレーティングシステム上で実行
できるようにする。当業者には、本発明の技術的範囲から逸脱することなく、呼
出された機能に対して種々の名前が可能であることが分かるであろう。
【0019】 通信プロトコルスタック280には、複数の送信待ち行列と受信待ち行列とが含
まれていて、これらの待ち行列はデータを記憶することに注意すべきである。出
力機能では、アプリケーション260のメモリからデータを読出し、そのデータを
通信プロトコルスタック280の送信待ち行列の1つへ記憶する。入力機能では、通
信プロトコルスタック280の受信待ち行列の1つからデータを読出し、そのデー
タをアプリケーション260のメモリへ記憶する。
【0020】 動作を示すために、MS110はIPパケットを受信する。MS110の通信プロト
コルスタック280は、IPパケットを逆カプセル化して(unencapsulate)、それ
らをトランスポート層202へ送る(図3参照)。IPパケットヘッダ内の1つの
フィールドはトランスポートを示していて、TCPまたはUDPの何れかでを含
む。トランスポート層のヘッダにおいて指定されている宛先ポートの番号に基づ
いて、データは、特定のソケットに対応する通信プロトコルスタック280の適切
な受信待ち行列へルート設定される。次にデータは、アプリケーション260へ送
られる。
【0021】 一定の情況では、プロトコルスタック280の種々の層をバイパスするパケット
を使用して動作して、待ち時間の影響を軽減することが望ましい。このようなパ
ケットには、生のIPパケットのような生のパケット化されたデータが含まれて
いるが、これには宛先の情報(すなわち、宛先ポートの番号)が欠けている。し
たがって、宛先のアプリケーションは、生のIPパケットから判断できない。こ
のような情況では、通信プロトコルスタック280は受信した生のIPパケットを
、例えばIPプロトコルをサポートするために登録されている全てのソケットへ
送る。このようにしてペイロードデータは宛先のアプリケーションへ送られる。
インターネット制御メッセージングプロトコル(Internet Control Messaging P
rotocol, ICMP)のパーシングエンジンはIPパケットに応答して、生のパケッ
ト化されたデータも受信することができる。周知のICMPのパーシングエンジ
ンは、“INTERNET CONTROL MESSAGE PROTOCOL”というタイトルでRFC 792
に規定されている。したがって、通信プロトコルスタック280は、受信したパケ
ットを処理し、その後でパケットをスタックを逆上ってアプリケーション260へ
送り、アプリケーション260が逆カプセル化する量を低減することが明らかであ
る。
【0022】 逆に、アプリケーション260は、ソケットを使用することによって生のパケッ
ト化されたデータをUmインターフェイスを通して送り、通信プロトコルスタッ
ク280とアプリケーション260との間の通信を容易にすることもできる。さらに、
アプリケーション260は、生のパケット化されたデータをUmインターフェイス
を通して送ることもできる。また、通信プロトコルスタック280は、例えばパケ
ット化された、または生のパケット化されたデータをIPパケットへカプセル化
し、それらをUmインターフェイスを通して送る。この例では、通信プロトコル
スタック280はIPヘッダおよびチェックサムを用意して、IPパケットを生成
する。他方で、ICMPでは、指定されたプロトコルのタイプはIPヘッダへコ
ピーされる。
【0023】 既に記載したように、アプリケーション260はソケットを生成し、ソケットは
プロトコル層202、204、206、208、210、212の少なくとも1つとアプリケーショ
ン260との間のデータ通信が、通信プロトコルスタック280を使用するときに必ず
伴う待ち時間を低減できるようにする。したがってアプリケーション260はソケ
ットを生成し、ソケットはトランスポート層202、ネットワーク層204、およびリ
ンク層206をバイパスして、アプリケーション260がRLP層210との間でペイロ
ードデータを送受信できるようにする。さらに加えて、アプリケーション260は
ソケットを生成し、ソケットはアプリケーション260がIS−95の層212との間
でペイロードデータを送受信できるようにする。
【0024】 1つの実施形態では、アプリケーション260は機能open netlib()を呼出して、
通信プロトコルスタック280を開き、アプリケーションの識別を割り当てる。ア
プリケーションを識別すると、多数のアプリケーションが通信プロトコルスタッ
ク280と通信すること(すなわち、マルチタスキング)ができる。例えば、機能o
pen netlib()の呼出しの一部として、アプリケーション260はネットワークコ
ールバック機能およびソケットコールバック機能へのポインタを指定する。トラ
ヒックチャンネル(すなわち、Um)またはリンク層(すなわち、PPP206)
、あるいはこの両者から読出し、そこへ書込み、それを閉じるといった、ネット
ワークサブシステムの指定されたイベントが生成される(または、イネーブルさ
れる)たびに、ネットワークコールバック機能が呼出されて、アプリケーション
260に知らせる。トランスポート層(すなわち、TCP)から読出し、そこへ書
込み、それを閉じるといったソケットの指定されたイベントが生成される(また
は、イネーブルされる)たびに、ソケットコールバック機能が呼出され、アプリ
ケーション260へ知らされる。通信ネットワークがトラヒックチャンネル、リン
ク層、およびトランスポート層の少なくとも1つを含むことは、当業者には明ら
かである。
【0025】 通信プロトコルスタック280が開かれると、機能pppopen()が呼出され、トラヒ
ックチャンネルおよびリンク層を含むネットワークサブシステムの接続を開始す
る。これはアプリケーション全体の呼であり、個々のソケットに依存していない
。しかしながら、これはアプリケーションの識別を必要とする。ネットワークサ
ブシステムの接続が設定されるか、またはそれが故障すると、ネットワークコー
ルバック機能が呼出されて、指定されたイベントが通知される。例えば、トラヒ
ックチャンネルが設定されていないときは、ネットワークサブシステムは故障す
る。さらに加えて、ネットワークサブシステムの特徴は、機能net ioctl()を呼
出すことによって設定される。この呼出しは、例えば、ソケットのデータレート
を指定する。
【0026】 ネットワークサブシステムの接続が設定されると、機能socket()を呼出すこ
とによって、ソケットが生成されて初期設定される。しかしながら、ソケットの
機能が使用できる前に、機能socket()を呼出して、ソケット記述子を戻しても
よい。次に、アプリケーション260は機能async select()を呼出して、指定され
たイベントを登録し、非同期の通知を受信する。この登録は、アプリケーション
260によって機能呼出しの一部として実行され、指定されたイベントの要求する
通知のソケット記述子およびビットマスクを指定する(すなわち、多数のイベン
トの論理和がとられる)。指定されたイベントが生成され(すなわち、イネーブ
ルされ)、それが、例えば通信プロトコルスタック280またはAPI270によって
検出されると、ソケットコールバック機能が呼出されて、非同期の通知を与える
。コールバック機能では、信号、メッセージ、例えば遠隔手続き呼出し(remote
procedure call, RPC)についてのメッセージ、あるいはハードウエアまたはソ
フトウエアの割込みを使用することによって、指定されたイベントのアプリケー
ション260を通知することができる。
【0027】 アプリケーション260は、指定されたイベントについて通知されると、機能get
nextevent()を呼出して、指定されたイベントを判断してサービスする。この機
能は、生成された指定されたイベントのマスクを指定されたソケット記述子へ戻
す。さらに加えて、この機能は、生成された指定されたイベントのマスク内のビ
ットをクリアする。したがって、アプリケーション260は、ディスエーブルされ
た指定されたイベントの通知を最早受信できない。アプリケーション260は、次
に機能async select()を呼出すことによって、これらの指定されたイベントを再
登録(すなわち、再イネーブル)しなければならない。
【0028】 さらに加えて、アプリケーション260は、指定されたイベントのビットマスク
内の対応するビットをクリアすることによって、登録された指定されたイベント
を変更する。ビットマスク内でビットが既にクリアされているときは、要求は単
に無視される。簡潔に言えば、イベントの通知は、例えば機能async deselect()
を呼出すことによって、イベントごとにディスエーブルされる。
【0029】 図4および5は、指定されたイベントを検出するフローチャートである。図4
に示したように、例えばブロック400では、通信プロトコルスタック280は、アプ
リケーション260が指定されたイベントを登録するのを待つ。指定されたイベン
トが登録されると、ブロック402では、通信プロトコルスタック280はメモリをポ
ーリングする。ブロック404では、ブロック402のポーリングされた情報に基づい
て、指定されたイベントが検出される。ブロック406では、例えば通信プロトコ
ルスタック280のメモリ(すなわち、送信待ち行列)が十分な量のデータを受け
付けるのに使用可能であるときは、書込みイベントが検出される。データはアプ
リケーション260から送られる。ブロック404においてポーリングされた情報が十
分でない(すなわち、指定されたイベントが生成されなかった)ときは、通信プ
ロトコルスタック280は、ブロック402のように、メモリをポーリングし続ける。
【0030】 図5では、ブロック500に示したように、通信プロトコルスタック280は、アプ
リケーション260が指定されたイベントを登録するのを待つ。この時間の間は、
割込み通知はディスエーブルされる。したがって、割込み通知はトリガすること
も、トリガされることもできない。ブロック500において指定されたイベントが
登録された後で、ブロック502において、指定されたイベントが生成されたこと
に基づいて、割込み通知がトリガされる。例えば、データが通信プロトコルスタ
ック280(すなわち、受信待ち行列)のメモリへ書込まれるとき、読出しイベン
トが生成される。したがって、ブロック504では、イベントの生成によってトリ
ガされた割込み通知を通信プロトコルスタック280が受信するとき、通信プロト
コルスタック280は読出しイベントを検出する。通信プロトコルスタック280のメ
モリ内に記憶されるデータは、通信ネットワークから送られる。さらに、読出し
イベントにおいて記憶されるデータは、アプリケーション260へ送られる。
【0031】 最後に、ソケットが再使用に利用できるとき、トランスポート層のようにデー
タリンク接続は終了しているので、閉鎖イベントが検出される。
【0032】 次に示す非同期接続(図6参照)および非同期入力(図7参照)の例では、非
同期のイベントの通知の使用を示す。
【0033】 図6を参照すると、機能open netlib()を呼出すことによって、通信プロトコ
ルスタック280へ入り、かつコールバック機能が指定される。機能pppopen()を呼
出すと(A)、ネットワークサブシステムの接続が始まる(B)。ネットワーク
サブシステムの接続が設定された後で、コールバック機能が呼出され(C)、ネ
ットワークサブシステムが使用可能であることが報告される。
【0034】 ソケットが開かれて、割り当てられていると仮定すると、機能connect()を呼
出して(D)、TCP接続が始まる(E)。さらに、アプリケーション260は機
能async select()を呼出すと(F)、指定されたイベントを登録して、通知を受
信する。この例では、目的の指定されたイベントは書込みイベントであり、書込
みイベントは接続を設定するときに生成される。
【0035】 接続を設定する際に、指定されたイベントがマスク内に登録されるときは、コ
ールバック機能が呼出される。そのときは、コールバック機能が呼出され(G)
、非同期の通知が与えられる。アプリケーション260は、通知を受取ると、機能g
etnextevent()を呼出し(H)、生成された何れかの指定されたイベントを判断
する(I)。さらに加えて、この呼はマスク内のイベント(すなわち、書込みイ
ベント)のビットをクリアする(J)。アプリケーション260は、機能async sel
ect()を呼出すことによって、指定されたイベントの次の通知を再登録しなけれ
ばならない。
【0036】 図7には、非同期のソケットの読出しが示されている。読出しを開始するため
に、アプリケーション260は機能read()を呼出す(A)。読出すデータがないと
みなされると、アプリケーション260は機能async select()を呼出し(B)、イ
ベントを登録し(すなわち、マスク内の対応するビットを設定し)、通知を受信
する。この例では、目的の指定されたイベントは読出しイベントであり、読出し
イベントは、アプリケーション260によって読出されるデータがあるときに生成
される。
【0037】 受信待ち行列内にデータを記憶する際に、読出しイベントがマスク内で指定さ
れるときは、コールバック機能が呼出される。そのときは、コールバック機能が
呼出され(C)、非同期の通知を与える。アプリケーション260は、通知を受取
ると、機能getnextevent()を呼出し(D)、何れのイベントが生成されるかを判
断する(E)。さらに加えて、この呼出しは、マスク内のイベントのビットをク
リアする(F)。アプリケーション260は、機能async select()を呼出すことに
よって、イベントの次の通知を再びイネーブルしなければならない。最後に、受
信待ち行列内に記憶されたデータを読出すために、アプリケーション260は機能r
ead()を呼出す(G)。
【0038】 図8ないし10には、本発明の実施形態の状態機械が示されている。図8ない
し10では、通信プロトコルスタック280は開いていて、ネットワークサブシス
テムの接続(すなわち、トラヒックチャンネル、および必要であればリンク層の
接続−生のソケットはネットワークサブシステムをバイパスする)が設定される
と仮定されている。当業者には、本発明の技術的範囲から逸脱することなく、状
態に対する種々の名前が可能であることが分かるであろう。
【0039】 状態機械は、状態間を非同期で遷移でき、読取り、書込み、および閉鎖といっ
た指定されたイベントを制御する(すなわち、イネーブルおよびディスエーブル
する)。指定されたイベントは動作の開始時にはディスエーブルされていて、所
定の状態でイネーブルされ、アプリケーション260がMS110の状態を識別するの
を助ける。
【0040】 さらに加えて、API270は、API270の状態およびアプリケーション260に
よって呼出される機能のタイプに基づいて、特定の(すなわち、単に一般的でな
い)指定された状況メッセージをアプリケーション260へ報告する。指定された
状況メッセージは、基礎の通信ネットワークの状態を反映する。状況メッセージ
は、例えば機能呼出しの立証(argument)としてアプリケーション260へ報告さ
れる。
【0041】 図8には、例えばAPI270のTCPソケットの状態図が示されている。初期
設定されていないソケットは、“ナル”状態800で始まる。ソケットは、このと
きはまだ割り当てられていないので、“存在”しない。ソケットは、機能socket
()を呼出すことによって生成されて初期設定され、ソケット記述子を戻して、ソ
ケットに関係する機能を使用する。機能socket()を呼出した後で、状態機械は“
初期設定”状態805へ遷移する。
【0042】 初期設定状態805では、状態機械は、機能close()を呼出すことによってTCP
接続が終了可能になるたびに、ナル状態800へ再び遷移する。機能close()を呼出
すと、全てのソケットに関係する資源が解放される。他方で、機能connect()を
呼出すと、TCP接続が開始され、状態機械は“オープニング”状態810へ遷移
する。
【0043】 オープニング状態810では、(1)ネットワークサブシステムが故障したとき
、(2)TCP接続の設定に失敗したとき、または(3)IPアドレスを変更し
たときは、そのたびに状態機械は“クローズド”状態815へ遷移する。さらに加
えて、TCP接続を終了する機能close()を呼出した後に、状態機械はソケット
を“クロージング”状態820へ遷移し、一方では終了手続きが開始される。最後
に、TCP接続が設定されたときは、状態機械は“オープン”状態825へ遷移す
る。
【0044】 オープン状態825では、ソケットは読出しおよび書込みのために開いている。
とくに、書込みイベントは直ぐにイネーブルされ、読出しイベントは、通信プロ
トコルスタック280のメモリへデータが記憶されるかどうかに基づいてイネーブ
ルされる。(1)ネットワークサブシステムが故障したとき、(2)TCP接続
を設定するのに失敗したとき、(3)TCPのリセット、TCPのアボート、ま
たはTCPの閉鎖のようなTCP接続を終了する試みをネットワークサーバが開
始したとき、および(4)IPアドレスが変更されたときは、そのたびに状態機
械はクローズド状態815に遷移する。例えば機能close()を呼出すことによって、
アプリケーションがTCP接続の終了を開始すると、状態機械はクロージング状
態820へ遷移する。
【0045】 クローズド状態815では、読出し、書込み、および閉鎖イベントは全てアサー
トされる。TCP接続を終了する機能close()を呼出した後で、状態機械はソケ
ットをナル状態800へ遷移し、ソケットを解放し、それを再使用に利用できるよ
うにする。
【0046】 クロージング状態820では、(1)ネットワークサブシステムが故障したとき
、(2)ネットワークサーバが、例えばTCPのリセットまたはTCPの閉鎖の
ようなTCP接続の終了の試みを開始したとき、(3)タイマの時限が切れたと
き、および(4)IPアドレスを変更したときは、そのたびに状態機械は“閉鎖
待機”の状態830へ遷移する。TCP接続を終了するときに遅延するのを防ぐた
めに、API270は、TCP接続の終了を開始するときに作動するタイマを含ん
でいる。タイマの時限が切れると、状態機械は閉鎖待機の状態830に遷移するこ
とが分かるであろう。
【0047】 閉鎖待機の状態830では、機能close()を呼出して、TCP接続を終了し、状態
機械をナル状態800へ遷移する。閉鎖イベントは、この状態830でアサートされる
【0048】 表1−3は、API270によってサポートされる指定された状況メッセージを
示している。(表1ないし3には示されていない)ナル状態では、記述的な指定
された状況メッセージ、すなわち“追加の資源は使用できない(no additional
resources are available)”が、アプリケーション260へ報告される。
【0049】
【表1】
【0050】
【表2】
【0051】
【表3】
【0052】 例として、図9はAPI270のUDPソケットの状態図を示している。初期設
定されていないソケットは“ナル”状態900で始まる。ナル状態800に関して既に
記載したように、ソケットは、割り当てられていないので“存在”しない。ソケ
ットは、機能socket()を呼出すことによって生成および初期設定され、ソケット
に関係する機能で使用するためにソケットの記述子を戻す。機能socket()を呼出
した後で、状態機械は“オープン”状態905へ遷移する。
【0053】 オープン状態905では、ソケットは読出しおよび書込みのために開いている。
とくに、書込みイベントは直ちにイネーブルされ、一方で読出しイベントはデー
タが通信プロトコルスタック280のメモリへ記憶されるかどうかに基づいてイネ
ーブルされる。状態機械は、ネットワークサブシステムが故障するたびに“クロ
ーズド”状態910へ遷移する。例えば機能close()を呼出すことによって、アプリ
ケーションはUDP接続の終了を開始して、状態機械をナル状態900へ遷移する
【0054】 クローズド状態910では、読出し、書込み、および閉鎖の状態は全てイネーブ
ルされる。UDP接続を終了する機能close()を呼出した後で、状態機械はソケ
ットをナル状態900へ遷移し、ソケットを解放し、再使用に利用できるようにす
る。
【0055】 表4ないし6は、API270によってサポートされる指定された状況メッセー
ジを示している。(表4ないし6には示されていない)ナル状態では、既出の指
定された状況メッセージである“追加の資源は使用できない(no additional re
sources are available)”が、アプリケーション260へ報告される。
【0056】
【表4】
【0057】
【表5】
【0058】
【表6】
【0059】 図10は、トラヒックチャンネル(すなわち、Um)およびリンク層(すなわ
ち、PPP206)のようなネットワークサブシステムを制御する状態図を示して
いる。機能open netlib()を呼出すことによって、ネットワークサブシステムを
開き、“クローズド”状態1000へソケットを初期設定する。機能pppopen()を呼
出すことにより、ネットワークサブシステムの接続を開始し、ソケットを“オー
プニング”状態1005へ遷移する。さらに加えて、到来するPPP呼出しによるM
S110へのページは、ソケットをオープニング状態1005へ遷移する。両者の場合
において、ネゴシエーションが成功するときは、MS110はトラヒックチャンネ
ルにおいてRLPおよびPPPの両者を同期させて設定することを試みる。
【0060】 オープニング状態1005では、ネットワークサブシステムの接続が設定されたと
きに、ソケットは“オープン”状態1010へ遷移する。他方では、ネットワークサ
ブシステムの接続が設定されていないときは、ソケットはクローズド状態1000へ
再び遷移する。
【0061】 オープン状態1010では、コールバック機能が呼出されて、イネーブルされた読
出し、書込み、および閉鎖のようなアプリケーション1060の指定されたイベント
を識別する。このとき、MS110はトラヒックチャンネルによって通信すること
ができる。しかしながらソケットは、ネットワークサブシステムが故障し、コー
ルバック機能を呼出すたびに、クローズド状態1000へ遷移する。例えば機能clos
e()を呼出すことによって、アプリケーションは、ネットワークサブシステムの
接続の終了を開始し、ソケットを“クロージング”状態1015へ遷移する。
【0062】 クロージング状態1015では、ネットワークサブシステムの接続が終了するたび
に、ソケットはクローズド状態1000へ遷移する。クローズド状態1000では、コー
ルバック機能を呼出して、イネーブルされたアプリケーション260の指定された
イベントを識別する。
【0063】 表7は、特定の機能呼出しに対応し、かつAPI270によってサポートされる
指定された状況メッセージを示している。
【0064】
【表7】
【0065】
【表8】
【0066】
【表9】
【0067】
【表10】
【0068】
【表11】
【0069】
【表12】
【0070】
【表13】
【0071】
【表14】
【0072】 別の実施形態では、機械は、コード化されたソフトウエアコードのようなコー
ド化された情報を含む機械読出し可能媒体を読出して、移動局のアプリケーショ
ンが生のパケット化されたデータを受信および送信できるようにする上述のプロ
セスを行う。機械読出し可能媒体は、メモリまたは記憶ディスクのような記憶デ
バイスから、あるいは通信ネットワークから、コード化された情報を受取る。さ
らに加えて、機械読出し可能媒体は、製造されたときに、コード化された情報で
プログラムされる。機械は、アプリケーション260、通信プロトコルスタック280
、およびAPI270の少なくとも1つを含み、一方で機械の読出し媒体はメモリ
または記憶ディスクを含む。
【0073】 本発明は特定の実施形態に関連して示したが、そのように制限されているわけ
ではないと考えられる。むしろ、本発明は特許請求の範囲およびそれに相当する
ものの技術的範囲のみによって制限される。
【図面の簡単な説明】
【図1】 (従来技術において)移動局がインターネットに接続している無線通信システ
ムの高レベルのブロック図。
【図2】 (従来技術において)TIA/EIA IS−707.5の中継モデルの各エ
ンティティにおけるプロトコルスタックを模式的に示す図。
【図3】 本発明の実施形態の特徴を模式的に示す図。
【図4】 指定されたイベントを検出するフローチャート。
【図5】 指定されたイベントを検出するフローチャート。
【図6】 非同期接続を示すブロック図。
【図7】 非同期ソケット入力を示すブロック図。
【図8】 本発明の実施形態の状態図。
【図9】 本発明の実施形態の状態図。
【図10】 本発明の実施形態の状態図。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (81)指定国 EP(AT,BE,CH,CY, DE,DK,ES,FI,FR,GB,GR,IE,I T,LU,MC,NL,PT,SE,TR),OA(BF ,BJ,CF,CG,CI,CM,GA,GN,GW, ML,MR,NE,SN,TD,TG),AP(GH,G M,KE,LS,MW,MZ,SD,SL,SZ,TZ ,UG,ZW),EA(AM,AZ,BY,KG,KZ, MD,RU,TJ,TM),AE,AG,AL,AM, AT,AU,AZ,BA,BB,BG,BR,BY,B Z,CA,CH,CN,CO,CR,CU,CZ,DE ,DK,DM,DZ,EE,ES,FI,GB,GD, GE,GH,GM,HR,HU,ID,IL,IN,I S,JP,KE,KG,KP,KR,KZ,LC,LK ,LR,LS,LT,LU,LV,MA,MD,MG, MK,MN,MW,MX,MZ,NO,NZ,PL,P T,RO,RU,SD,SE,SG,SI,SK,SL ,TJ,TM,TR,TT,TZ,UA,UG,UZ, VN,YU,ZA,ZW (72)発明者 ギルキー、ハロルド アメリカ合衆国、カリフォルニア州 92122 サン・ディエゴ、ノーベル・ドラ イブ 3717、アパートメント 1432 Fターム(参考) 5K030 HA08 HC01 HC09 JA05 JL01 JT09 5K067 BB21 EE02 EE10 GG11 HH21

Claims (27)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 移動局のアプリケーションが生のパケット化されたデータを
    受信するための方法であって、 移動局のアプリケーションによって、少なくとも1つのソケットを生成する
    ことと、 複数の移動局のプロトコル層の少なくとも1つによって、宛先ポートの情報
    を欠いているカプセル化された生のパケット化されたデータを、通信ネットワー
    クから受信することと、 移動局のプロトコル層の少なくとも1つによって、逆カプセル化された生の
    パケット化されたデータを少なくとも1つのソケットへ送ることと、 少なくとも1つのソケットによって、生のパケット化されたデータを移動局
    のアプリケーションへ送ることとを含む方法。
  2. 【請求項2】 生のパケット化されたデータをインターネット制御メッセー
    ジングプロトコルのパーシングエンジンへ送ることをさらに含む請求項1記載の
    方法。
  3. 【請求項3】 生のパケット化されたデータが、生のIPパケットを含む請
    求項1記載の方法。
  4. 【請求項4】 複数の移動局のプロトコル層が、移動局の無線リンクプロト
    コル層および移動局のIS−95のプロトコル層の少なくとも一方を含む請求項
    1記載の方法。
  5. 【請求項5】 複数の移動局のプロトコル層が、移動局の通信プロトコルス
    タックを含む請求項1記載の方法。
  6. 【請求項6】 移動局のアプリケーションが生のパケット化されたデータを
    受信する装置であって、装置が、 少なくとも1つのソケットを生成するための移動局のアプリケーションと、 複数の移動局のプロトコル層とを含んでいて、 移動局のプロトコル層の少なくとも1つが、宛先ポートの情報を欠いている
    カプセル化された生のパケット化されたデータを、通信ネットワークから受信す
    るようにされていて、 移動局のプロトコル層の少なくとも1つが、逆カプセル化された生のパケッ
    ト化されたデータを少なくとも1つのソケットへ送るようにされていて、かつ、 少なくとも1つのソケットが、生のパケット化されたデータを移動局のアプ
    リケーションへ送るようにされている装置。
  7. 【請求項7】 少なくとも1つのソケットが、生のパケット化されたデータ
    をインターネット制御メッセージングプロトコルのパーシングエンジンへ送るよ
    うにされている請求項6記載の装置。
  8. 【請求項8】 生のパケット化されたデータが生のIPパケットを含む請求
    項6記載の装置。
  9. 【請求項9】 複数の移動局のプロトコル層が、移動局の無線リンクプロト
    コル層および移動局のIS−95のプロトコル層の少なくとも一方を含む請求項
    6記載の装置。
  10. 【請求項10】 複数の移動局のプロトコル層が、移動局の通信プロトコル
    スタックを含む請求項6記載の装置。
  11. 【請求項11】 コード化された情報を含む機械読出し可能媒体であって、
    機械によって読出されたときに、 移動局のアプリケーションによって、少なくとも1つのソケットを生成する
    プロセスと、 複数の移動局のプロトコル層の少なくとも1つによって、宛先ポートの情報
    を欠いているカプセル化された生のパケット化されたデータを、通信ネットワー
    クから受信するプロセスと、 移動局のプロトコル層の少なくとも1つによって、逆カプセル化された生の
    パケット化されたデータを少なくとも1つのソケットへ送るプロセスと、 少なくとも1つのソケットによって、生のパケット化されたデータを移動局
    のアプリケーションへ送るプロセスとを行なう機械読出し可能媒体。
  12. 【請求項12】 生のパケット化されたデータを、インターネット制御メッ
    セージングプロトコルのパーシングエンジンへ送ることをさらに含む請求項11
    記載の機械読出し可能媒体。
  13. 【請求項13】 生のパケット化されたデータが、生のIPパケットを含む
    請求項11記載の機械読出し可能媒体。
  14. 【請求項14】 複数の移動局のプロトコル層が、移動局の無線リンクプロ
    トコル層および移動局のIS−95のプロトコル層の少なくとも一方を含む請求
    項11記載の機械読出し可能媒体。
  15. 【請求項15】 複数の移動局のプロトコル層が、移動局の通信プロトコル
    スタックを含む請求項11記載の機械読出し可能媒体。
  16. 【請求項16】 移動局のアプリケーションが生のパケット化されたデータ
    を送るための方法であって、 移動局のアプリケーションによって、少なくとも1つのソケットを生成する
    ことと、 少なくとも1つのソケットによって、移動局のアプリケーションの生のパケ
    ット化されたデータを、複数の移動局のプロトコル層の少なくとも1つへ送るこ
    とと、 複数の移動局のプロトコル層の少なくとも1つによって、カプセル化された
    生のパケット化されたデータを通信ネットワークへ送ることとを含む方法。
  17. 【請求項17】 生のパケット化されたデータが、生のIPパケットを含む
    請求項16記載の方法。
  18. 【請求項18】 複数の移動局のプロトコル層が、移動局の無線リンクプロ
    トコル層および移動局のIS−95のプロトコル層の少なくとも一方を含む請求
    項16記載の方法。
  19. 【請求項19】 複数の移動局のプロトコル層が移動局の通信プロトコルス
    タックを含む請求項16記載の方法。
  20. 【請求項20】 移動局のアプリケーションが生のパケット化されたデータ
    を送るための装置であって、装置が、 少なくとも1つのソケットを生成するための移動局のアプリケーションと、 複数の移動局のプロトコル層とを含み、 少なくとも1つのソケットが、移動局のアプリケーションの生のパケット化
    されたデータを、移動局のプロトコル層の少なくとも1つへ送るようにされてい
    て、かつ、 移動局のプロトコル層の少なくとも1つが、カプセル化された生のパケット
    化されたデータを通信ネットワークへ送るようにされている装置。
  21. 【請求項21】 生のパケット化されたデータが、生のIPパケットを含む
    請求項20記載の装置。
  22. 【請求項22】 複数の移動局のプロトコル層が、移動局の無線リンクプロ
    トコル層および移動局のIS−95のプロトコル層の少なくとも一方を含む請求
    項20記載の装置。
  23. 【請求項23】 複数の移動局のプロトコル層が、移動局の通信プロトコル
    スタックを含む請求項20記載の装置。
  24. 【請求項24】 コード化された情報を含む機械読出し可能媒体であって、
    機械によって読出されたときに、 移動局のアプリケーションによって、少なくとも1つのソケットを生成する
    プロセスと、 少なくとも1つのソケットによって、移動局のアプリケーションの生のパケ
    ット化されたデータを、複数の移動局のプロトコル層の少なくとも1つへ送るプ
    ロセスと、 複数の移動局のプロトコル層の少なくとも1つによって、カプセル化された
    生のパケット化されたデータを通信ネットワークへ送るプロセスとを行なう機械
    読出し可能媒体。
  25. 【請求項25】 生のパケット化されたデータが、生のIPパケットを含む
    請求項24記載の機械読出し可能媒体。
  26. 【請求項26】 複数の移動局のプロトコル層が、移動局の無線リンクプロ
    トコル層および移動局のIS−95のプロトコル層の少なくとも一方を含む請求
    項24記載の機械読出し可能媒体。
  27. 【請求項27】 複数の移動局のプロトコル層が、移動局の通信プロトコル
    スタックを含む請求項24記載の機械読出し可能媒体。
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