JP2003529088A - ミルクサンプル採取装置および方法 - Google Patents

ミルクサンプル採取装置および方法

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Abstract

(57)【要約】 本発明は、自動搾乳装置用のミルクサンプル採取装置および方法に関する。この装置は、複数のミルクサンプル収集部材(9)が配置されたカセット(7)と、位置決め装置によって前記複数のミルクサンプル収集部材(9)の選択された1つの上方に位置決めされ、かつ、前記自動搾乳装置による動物の搾乳中に、搾られたミルクから代表として取られたミルクサンプルを前記複数のミルクサンプル収集部材(9)の前記選択された1つの中に入れることができる、少なくとも1つの充填部材(27)とを有している。その位置決め装置は、前記複数のミルクサンプル収集部材(9)の上方の平面(XY)内の第1の方向(Y)に延びており、前記平面(XY)内の、前記第1の方向(Y)と直交している第2の方向(X)に移動可能であるアーム(34)と、前記充填部材(27)を保持しており、かつ前記アーム(34)に沿って移動可能であるランナー(32)と、第1の駆動手段(29)および第2の駆動手段(31)とを有しており、前記第1の駆動手段(29)は前記アームを移動させることができ、前記第2の駆動手段(31)は、前記充填部材(27)が前記複数のミルクサンプル収集部材(9)の前記選択された1つの上方に位置するように前記ランナー(32)を移動させることができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】 発明の技術分野 本発明は、一般に、酪農場の機械搾乳とそれに関連するミルクサンプル採取と
に関する。
【0002】 特に、本発明は自動搾乳装置とともに使用されるミルクサンプル採取装置と、
その自動搾乳装置からミルクサンプルを採取する方法に関する。 従来技術と発明の背景の説明 自動搾乳装置を用いて動物から搾乳するときは、ミルクは真空につながる乳首
カップによって動物の乳首から吸引される。ミルクはミルク管を通って吸引され
、ミルクの量を測る流量計に入れられる。ミルクは貯蔵タンク類へさらに運ばれ
、ミルクを収集するミルクローリーを待つ間、他の動物からのミルクと一緒に貯
蔵される。
【0003】 ミルクサンプルは、定期的に例えば月に1回各動物から取られ、通常は試験室
に送られて、脂肪や蛋白質、細胞、尿素のような内容物の種々のパラメータが検
査される。ミルクサンプル採取装置で分析を行うのは費用が高く、また、試験室
の設備は場所を取るので、通常はサンプルが取られて試験室に送られる。おそら
く、ある種のより簡単な測定法がミルクサンプル採取装置に導入されるであろう
【0004】 通常、ミルクサンプル採取は、ミルク試験管が配置された、固定された、また
は取り外し可能なカセットと、搾乳装置に接続され、各試験管に各動物からのミ
ルクを充填することのできる充填部材とを備えているミルクサンプル採取装置を
用いて、動物達の搾乳に関連して行われる。全ての試験管が満たされると、試験
管は手で1つずつ、あるいは全カセットごと取り外されて、試験室に送られる。
【0005】 試験室の設備は、この試験室のサービスを受ける酪農家が使うカセット及び試
験管に合わせられている。また、試験室の設備、カセット、及び試験管は国や地
域によって大きく変わる。
【0006】 さらに、サンプル管は、通常、ミルクサンプル採取の前に防腐剤が用意され、
この防腐剤はサンプルが試験室に送られて分析される前に、ミルクが酸敗するの
を抑制する。この防腐剤はミルク中に溶けることになっているが、通常時間が掛
かるので、その間、ミルク中のバクテリアの増殖が加速し、従ってミルクが酸敗
するおそれが増す。
【0007】 従来のミルクサンプル採取装置の一例がEP 0 564 023 A1(LEL
Y/MAASLAND)に開示されている。この装置は、周囲に沿って複数のミ
ルクサンプル収集部材が配置された回転箱として形成されたカセットを備えてい
る。充填部材は固定位置に配置され、一方複数の収集部材は充填部材の下に順に
置くことができる。充填部材は、複数の収集部材内に挿入される垂直可動型の注
入針をさらに有している。この構造では、カセットと注入針とを同期して動かさ
なければならず、これには特定の方策を取る必要がある。
【0008】 また、収集部材が比較的多数である場合には、箱内のスペースが十分に利用さ
れない。したがって、カセットが比較的多くのスペースを占め、このことは今日
の搾乳装置にある広範囲にわたる設備を考慮すると欠点とされる。
【0009】 他の従来のミルクサンプル採取装置がEP 0 749 681 A1(LELY
/MAASLAND)に述べられている。この装置は、複数のミルクサンプル収
集部材を配置することのできる取り外し可能なカセットを有しており、少なくと
も1つの充填部材が個々の収集部材の上方に順に配置され、自動搾乳機によって
供給されたミルクから得たミルクサンプルを各収集部材に入れることができる。
充填部材が、案内手段とカセットとの間の距離を連続的に大きくしまたは小さく
することにより、収集部材の上方の位置から収集部材が位置しているすぐそばの
上方の隣接位置に移動させられるよう、充填部材を支持する案内手段が備えられ
ている。このようにして、充填部材は、所定の、一定のジグザグ形の閉路に沿っ
て歩進することが可能である。
【0010】 この装置は構造が簡単であるが、充填部材の動きは前記の固定路によって決ま
っているので融通性が無い。このことは、単一の収集部材を間をおいた第2のサ
ンプル、例えば数時間後に乳牛から2回目のサンプル採取をするのに用いる場合
、案内手段は当該収集部材に到着するまで比較的長い経路を経て歩進しなければ
ならないので、大きな欠点である。
【0011】 これら2つの従来のミルクサンプル採取装置の他の欠点は、これらが一つのカ
セットサイズだけにしか合わないように設計されていることである。様々な国や
地域には、カセットやサンプル収集部材の種々の標準があるので、装置はそれを
いくつかの市場に流通させるならば種々の設計で製造されなければならない。
【0012】 さらに、個々のサンプル収集部材はカセット中のそれぞれの位置でのみ特定さ
れるので、輸送中、搾乳場または試験室でサンプルが混ざり合うという、ある程
度のおそれがある。
【0013】 個々のサンプル収集部材が試験室に送られるためにミルクサンプル採取のカセ
ットから取り出されて、他のカセットや箱内に置かれた場合、このようなやり方
は時間がかかり、労働集約型であり、したがってコストがかかるのみならず、サ
ンプルが混ざるおそれがかなり増す。
【0014】 さらに、上述の文献はミルクサンプルが試験室に着く前に酸敗するという明ら
かな問題に対処しておらず、また、防腐剤をミルクサンプル中へ溶解することに
ついても述べていない。 発明の概要 従って、本発明の目的は、従来の装置の少なくともいくつかの問題を解決する
ミルクサンプル採取装置および方法を提供することである。
【0015】 この点で、特に本発明の目的とするところは、融通性があり、かつ充填部材が
種々の運動能力を持つミルクサンプル採取装置および方法を提供することである
【0016】 本発明の他の目的は、種々の構成とサイズのカセットを設置することのできる
ミルクサンプル採取装置および方法を提供することである。
【0017】 本発明のさらに他の目的は、自動搾乳装置との双方向通信に適することが可能
なミルクサンプル採取装置および方法を提供することである。
【0018】 本発明のさらに他の目的は、ミルクサンプルに防腐剤を加えることによってミ
ルクサンプルの保存が利く、ミルクサンプル採取装置および方法を提供すること
である。
【0019】 この点で、特に本発明の目的とするところは、防腐剤とミルクが適切に混合さ
れるミルクサンプル採取装置および方法を提供することである。
【0020】 本発明のさらに他の目的は、効率的で、速く、正確で、信頼性が有り、安全で
、使い易く、かつコストが低いミルクサンプル採取装置および方法を提供するこ
とである。
【0021】 とりわけこれらの目的は、本発明により、充填部材がミルクサンプル採取装置
のカセット内に配置されたミルクサンプル収集部材の上方に、収集部材のカセッ
ト内での位置とは無関係に、例えば収集部材の位置座標を与えるだけで自動的に
位置決めされ得る、充填部材の運動能力が融通性の有るミルクサンプル採取装置
および方法によって達成される。
【0022】 従来のXYレコーダの移動機構を用いて、充填部材をカセットの上方の平面内
で動かす位置決め装置によって、位置決めを自由に変えることができる。
【0023】 位置決め装置は、前記の平面内における第1の方向、すなわちY方向に延びて
おり、かつ、前記の平面内における第2の方向、すなわちX方向に移動可能であ
るアームを有している。充填部材を載せるランナーが備えられており、ランナー
はアームに沿って移動可能である。アームとランナーとを移動させるために、2
つの駆動手段が、好ましくはサーボモータが備えられている。ミルクサンプル収
集部材の位置座標に対応する例えば供給電圧または供給パルス数によって、駆動
手段は充填部材を前記の位置に位置させることができる。
【0024】 本発明のその他の特徴と実施態様は、添付の特許請求の範囲によって理解され
るであろう。
【0025】 本発明の大きな利点は、特に充填部材の動きに関して、非常に融通性のある用
途がある点である。実際、充填部材は(位置座標に関して)カセット上の任意の
所望の位置へ直接移動できるので、充填部材が所定の経路に沿って所定の位置へ
移動することが不当に制限されることはない。
【0026】 本発明の他の利点は、充填部材の融通の利く移動能力が調節可能であることに
より、カセットおよびサンプル収集部材の構成とサイズの範囲が広くなり、有用
性があることである。
【0027】 本発明の他の特徴と利点は、以下に述べる本発明の実施形態の詳細な説明から
明らかとなるであろう。
【0028】 本発明は、説明としてのみ提供され、したがって本発明を限定するものではな
い、以下に述べる本発明の実施形態の詳細な説明と添付の図1から図4から、よ
り十分に理解されるであろう。 実施形態の詳細な説明 以下の記述においては、限定ではなく説明の目的で、本発明の完全な理解のた
めに、特有の技術および用途等の具体的な詳細を述べる。しかしながら、当業者
には、本発明が、これらの具体的な詳細な記述から外れた他の実施形態において
も行われ得ることは明らかであろう。他の例では、本発明の記述を不必要な詳細
な記述を有する曖昧なものとしないように、公知の方法と装置の詳細な記述は省
略している。
【0029】 図1を参照すると、本発明によるミルクサンプル採取装置1の一実施形態は、
揺動または振動テーブル5が載せられたステンレスシャーシ3を有している。テ
ーブル5には1つまたは好ましくは2つのカセット7が取り外し可能に据え付け
られており、その中に複数のミルクサンプル収集部材、すなわち管9が配置され
ている。管9は、それらの開口を上方向に向けた状態で垂直に配置されている。
【0030】 ゴムシート、すなわちインサート11を、貫通開口があけられたテーブル5の
上面に設けることができ、その中にカセット7を並べることができる。開口はカ
セット7とゴムシート11との間がぴったりと合うように作られている。シート
11は約25mmの厚さであることが好ましく、例えばスチールのような任意の
他の材料からなっていてもよい。ゴムシート11を設けることにより、サンプル
採取装置を個々のカセット、または個々の実際、または規格に合わせて適合させ
ることが可能になる。
【0031】 シャーシ3、揺動テーブル5、およびゴムシート11の横方向寸法は、本発明
者が市場で見つけた最大のカセットである2つの従来型のドイツ式サンプルカセ
ットに対して余裕がある寸法であることが好ましい。このようなカセットでは、
70個のサンプル管に対して余裕が有り、もし、各動物からの搾乳の都度に1つ
のサンプルが採取されるとすると、24時間の間に50頭の搾乳動物を扱うため
には、おそらく140個のサンプル管で十分であろう。もし、24時間の間に、
搾乳のために居る所定の動物に対して1本のサンプル管が1回以上使用されるの
であれば、ミルクサンプル採取装置はもっと多くの動物を処理でき、あるいはそ
の代りにサンプル管の個数を減らすことができる。
【0032】 さらに、ミルクサンプル採取装置は、ミルクサンプル採取装置がバルブ(図1
には不図示)の調節装置を介して連結可能な自動搾乳ステーションのミルク送路
、例えば容器あるいは導管と流体的に連結するように構成することができる収集
容器13を有している。
【0033】 好ましくは、収集容器13は、真空引きされたホースによって、自動搾乳装置
の同様に真空引きされた流量計に接続されており、搾乳動物から吸い出されたす
べてのミルクはこの流量計を通過して流れる。1サンプルが採取されるときは、
通常は搾乳による全ミルク量の約2%(約半リットルに相当する)のサンプルと
なるミルクの量が、重力により収集容器13内に流し込まれる。ホースは、好ま
しい実施例では内径が10mmであり、素材の厚さが約3mmである。
【0034】 収集容器はまた、空気供給用の圧力調整器(図1には不図示)を介して圧縮空
気源に接続されている。
【0035】 さらに、2つの別個の排出口が収集用器13の異なる高さに配置されており、
それらのうちの上側の出口15は排出管(図1には不図示)に接続されており、
容器13の底に位置する下側の出口17は導管を介してばねで押圧されたリール
23に収められたホース(図1に不図示)に接続されている。
【0036】 図1のサンプル採取装置は、カセット7と平行に、かつカセット7の上部に配
置された、サーボ駆動のXY位置決め装置、すなわちテーブル25を有している
。XY位置決め装置25は、カセット7内の複数のサンプル管から選択された1
つの管の上方に、充填部材27を自由に位置決めするのに適した装置である。X
Y位置決め装置25は2つのサーボ装置29,31を有しており、そのうちの第
1のものは、アーム34の位置が第1の供給信号値(例えば電圧)または第1の
供給パルス数に比例するように、アーム34をX方向に移動させる。ホースリー
ル23のホースに接続された充填部材は、ランナー32と充填部材27の位置が
第2の供給信号値(例えば電圧)または第2の供給パルス数に比例するようにア
ームに沿ってY方向に移動可能であるランナー32上に取り付けられている。従
って、動作は従来のXYレコーダと同様である。
【0037】 図3を参照してさらに後述する処理手段33が、自動搾乳装置との双方向通信
用に設けられている。処理手段33は、装置内に含まれた全てのバルブのみなら
ず、充填部材の位置を制御する。
【0038】 全てのバルブは、ごみやバクテリアが存在したり繁殖したりするような窪みや
空間が存在しないように、ホースクランプ型のものが好ましい。ホースクランプ
は、ホースがばねにより挟んで締め付けられ、電磁石によって開放される電気機
械式のものが好ましい。代りに空気式バルブを用いることも可能である。
【0039】 サンプル採取装置は、酪農者が装置をより容易に運搬できるように、車輪35
とハンドル37を備えていることが好ましい。この装置はまた、汚れから保護す
るためにカバー39を有しており、このカバーは装置の動作が酪農者に見えるよ
うに透明であることが好ましい。さらに、この装置は、カセットと床との間の距
離が大きく、サンプル管の取り扱いが上方からできるように構成されている。こ
のような例では、サンプルのコンタミネーションのリスクはできる限り小さくな
り、良好な衛生状態が守られる。
【0040】 次に、図2aから図2dを参照して、図1のミルクサンプル採取装置の部品で
あるXY位置決め装置の4つの異なる構成を簡単に述べる。
【0041】 図2aに示すように、力を伝達する簡単で便利な手段は、同期伝動装置、すな
わち駆働ベルト41を用いることである。このような伝動装置を用いることで、
保守の不要な信頼性のある構成が得られる。その精度は高くないが、本目的に対
しては満足のいくものである。伝動装置が対抗しなければならない力は、ホース
リールの張力および何らかの生じている摩擦力のみである。
【0042】 図2bに示す代替手段は、ランナーを備えた直線レールを用いている。ランナ
ーによる伝動装置は、レール44,45に沿うギアラック43と各ランナー46
,47上に取り付けられたモータ29,31とにより実現されており、レール4
4はランナー47上にしっかりと取り付けられている。この手段の性能は図2a
の手段の性能と同様であろう。しかしながら、この手段を用いる1つの欠点は、
より多くのコードが可撓性を有し、かつ移動可能でなければならないことである
【0043】 図2cに示す他の代替例は、伝動装置、ギア機構、およびX方向における積荷
の搬送のために、回転可能な台形のねじ棒49および回転しないようにされてい
るランナー、すなわちナット50を提供している。Y方向の移動は、ランナー5
0でジャーナル支持53されて他のランナー54に取り付けられているワイヤー
51によって行われ、該他のランナーは押圧されたスライド可能なばね55に取
り付けられている。この代替例では、ばね55とそのばねに取り付けられたワイ
ヤー51の終端は、図1のアーム34を構成するとみなすことができる。
【0044】 図2dに示すさらに他の代替手段は、伝動装置、ギア機構、および各方向にお
ける積荷の搬送のために、各回転ねじ56と各ランナー57とを用いている。こ
のような例では、弱いステップモータを用いることが可能である。
【0045】 上述した伝動装置の各手段は、どのように組み合わせても使用できることが理
解されるべきである。XY方向における移動は、例えば利用可能な空間に関して
種々の前提条件が必要である。
【0046】 次に、自動搾乳装置への双方向通信インターフェースを含んでいる本発明のミ
ルクサンプル採取装置の概略ブロック図である図3を参照して、このミルクサン
プル採取装置および特にその機能を以下に述べる。
【0047】 サンプルが採取されるとき、自動搾乳装置61の処理手段59からの開始信号
が、このサンプルに用いられるサンプル管に関するXY座標と共に、信号線63
を経て、ミルクサンプル採取装置1の処理手段33へ送られる。プロセッサ33
がバルブ65を開く制御信号を送出すると、そこで搾られたミルクを代表するご
く少量のミルクが、自動搾乳装置61から重力により導管67を通って収集容器
13へ流れ込む。この時点では他の全てのバルブ69,71,73が閉じている
。一方、プロセッサ33は、制御信号をサーボ装置29,31に送出し、サーボ
装置に充填部材27を自動搾乳装置61から受け取った座標へ移動するように指
示する。
【0048】 さらに、全てのミルクが容器13内に流れ込むと、プロセッサ33により制御
される空気バルブ69が開き、圧縮空気が管75を通って容器内に供給される。
圧縮空気の供給中、バルブ65は開いているか、あるいは閉じており、閉じてい
るときは、供給される空気量は収集容器13内の圧力が過度に上昇しないように
制御されなければならない。管75は容器13内の底に近いところに終っており
、ミルクを通して空気を吹き込むことによって、代表となるサンプルが得られな
くなるような層状となることが防止される。
【0049】 次に、ミルクの大部分が管77を通して排出されるように、バルブ71がプロ
セッサ33によって開かれる。容器13内に残るミルクの量は、容器13の横断
面積と排出口15が配置されている高さとによって決まる。通常の量は、8−1
6mlである。排出されたミルクは廃棄されるか、自動搾乳装置61に再循環さ
れるか、または例えばミルク貯蔵タンク(図3には不図示)に送られる。
【0050】 バルブ71は閉じられ、バルブ73は開かれる。このとき、充填部材は与えら
れた座標位置、すなわち選択されたサンプル管の上方にある。圧縮空気により、
ミルクサンプルが出口17から流出し、導管19とホース21を通り、充填部材
27のオリフィスを経て流れて、選択されたサンプル管の中に最終的に集められ
る。空気は、ミルクサンプル全体がサンプル管に移されたことが保障される期間
、吹き込まれる。充填部材27のオリフィスとサンプル管の上端との間の垂直距
離は、ミルクサンプル全体が正しい管内に収集されるのを確実にするために十分
小さくなければならない。
【0051】 サンプルが収集されると、プロセッサ33は、揺動テーブル5を、従ってサン
プル管を揺り動かすモータ79に信号を送る。図4を参照して以下の記述をさら
に読まれたい。
【0052】 最後に、マイクロプロセッサ33は信号線81を介して自動搾乳装置に完了メ
ッセージを送る。
【0053】 全てのバルブと全てのモータが、制御線83によって示されているプロセッサ
33によって制御されることが理解されるべきである。
【0054】 さらに、プロセッサ33は、メモリと、適切なソフトウェアと、電源装置(図
3には不図示)とを備えていることが好ましい。また、モータとバルブは任意の
適切な方法で電力が供給されることが好ましい。ミルクサンプル採取装置は電源
供給用のバッテリーを備えていることが好ましく、これにより、装置の設置場所
での電源接続が不要となる。
【0055】 ミルクサンプル採取装置の融通の利く機能としては、サンプル管の充填を任意
の順序で実施できることがある。充填部材はカセット上の(位置座標に関して)
任意の所望の位置に直接動かすことができる。したがって、所定位置への指定の
経路に沿った充填部材の動きが、不当に制約されることはない。
【0056】 さらに、1つのサンプル管が、間をおいて2回目のサンプルを採取するため、
例えば牛の2回目のサンプル採取を数時間後に行うためにも使用されるのであれ
ば、XY位置決め装置のサーボ装置に充填部材を当該座標の個所に動かすよう単
に指示するだけで容易に実行できる。
【0057】 ミルクと接触するミルクサンプル採取装置1の全ての部品の洗浄は、自動搾乳
装置の従来の洗浄方法を用いて容易に行うことができる。
【0058】 任意の適切なXY座標位置の下に排出口を設け、充填部材27をこの位置に動
かすことにより、洗浄は、バルブ65および73を開き、(ことによると、導管
67の自動搾乳ステーション側のバルブ(不図示)も開き)、洗浄液を管67、
容器13、管19,21、および充填部材27に通して、前記の排出口から排出
させることによって簡単に行われる。バルブ73は、容器13が容器13を良好
に洗浄するために洗浄液で繰り返し満杯となるように、洗浄期間中、繰り返し開
閉することができる。バルブ69は、圧縮空気が洗浄液と混合するように開くこ
とができ、また洗浄管77も洗浄することを望むならば、バルブ71が開かれる
【0059】 もし、もっと頻繁に、例えば各サンプルが取り出されたすぐ後に洗浄したいの
であれば、管77をポンプおよび洗浄液供給源(図3には不図示)に接続するこ
とにより、洗浄液を導管77を通して供給することができる。充填部材が排出口
に到達するために移動しなければならない距離をできるだけ小さくするために、
排出口流路をミルクサンプル採取装置の1つまたは2つ以上の側に沿って配置す
ることができる。このような流路を全ての側に沿って配置すれば、充填部材27
はミルクサンプル採取装置の幅の半分以上を動く必要がなくなる。
【0060】 本発明による自動搾乳機のプロセッサとミルクサンプル採取装置のプロセッサ
との間の双方向通信は、通信バス63,81を介して行われる。ミルクサンプル
採取装置の設置時に必ずしなければならない接続は、このバスの接続とミルク導
管67との接続のみである。しかしながら、導管77に流されるミルクを回収す
るならば、圧縮空気源への導管75の接続も導管77の接続と同様に、設置時に
都合良く行われなければならない。
【0061】 自動搾乳ステーションからミルクサンプル採取装置への通信は、好ましくは各
種の制御コマンド、呼びかけ信号、および情報メッセージを含んでいるのに対し
て、反対方向の通信は、各種の情報および警報メッセージを含んでいる。
【0062】 自動搾乳ステーションからミルクサンプル採取装置への通信は、以下のいずれ
かを特に含んでいる。 i. ミルクサンプル採取の開始(選択されたサンプル管のXY座標はメッセ―ジ
中に含まれる)。 ii. ミルクサンプル採取装置のプロセッサ33に上述のステップに入ることを
指示する洗浄サイクルの開始。 iii. 各サンプルが採取された後に自動洗浄を行う指示。
【0063】 ミルクサンプル採取装置から自動搾乳ステーションへの通信は、以下のいずれ
かを特に含んでいる。 i. ミルクサンプル採取の無事完了の情報。 ii. 電気的エラーの警報メッセージ。 iii. カバー外れのメッセージ。 iv. サンプル管の誤った配置またはサンプル管の欠落警報メッセージ。
【0064】 各種の警報機能は、ミルクサンプル採取装置に適切なセンサーを設けることに
よって構成することができる。
【0065】 最後に、図1のミルクサンプル採取装置1の部品である揺動テーブル5の一実
施形態を示す図4を参照して、本発明のこの態様を詳しく説明する。
【0066】 通常、サンプル管は、サンプルが試験室に送られて分析される前に酸敗するの
を防止する防腐剤がサンプル採取に先立って用意される。この防腐剤はミルク中
に溶解されるべきものである。このような溶解には若干の時間がかかり、その間
にミルク中のバクテリアの増加が加速して、そのためミルクが酸敗するリスクが
増大する。
【0067】 通常、サンプル管は洗浄されて防腐剤を入れられた状態で酪農者に配達される
。防腐剤は、2−ブロモ−2−ニトロプロパン、3−ヂオール、さらにブロノポ
ールの商標で広く市販されているものであってもよく、管の底に結晶化している
。用意されたサンプル管を備えたカセットは、通常は24時間中使用され、この
ことは管が個別のカバー無しに搾乳場の環境下にあるミルクサンプル採取装置内
に、このような時間中立っていることを意味する。ミルク中への防腐剤の急速な
溶解を保障するのが望ましいのは、このような環境下でのことである。よって、
本発明のミルクサンプル採取装置の揺動テーブル5は、サンプル管9を揺動させ
ることによって溶解を促進するために用いられる。
【0068】 図4の揺動テーブルは、ゴムまたはプラスチック製であることが好ましい、図
4ではその2本のみが見えている4本の弾性震動絶縁脚85によって、図1のシ
ャーシ3の上に配置されている。図4に概略的に図示されているように、サンプ
ル管9を備えた2つのカセット7が揺動テーブル5の上に配置されている。テー
ブル5は、偏心ディスク83を回転させるモータ79によって揺動される。揺動
テーブル5は、2つの横断方向(XY方向)に動き、XY次元に垂直な第3の軸
であるZ軸の周りを回転することができる。
【0069】 揺動動作は、揺動テーブル、モータ、偏心ディスク、カセット、サンプル管、
および弾性震動絶縁脚などのミルクサンプル採取装置の各種部材の相互配置によ
って影響を受けることがある。さらに、偏心ディスクと揺動テーブルの各重量お
よび重量配分を変えてもよい。偏心ディスクの回転数、弾性震動絶縁脚のばね定
数や制動定数などのシステム定数を変えてもよい。これらの全てのパラメータは
揺動機能に影響するので、サンプルの適当な攪拌を生じさせる揺動テーブルを厳
密に設計するために多くの試みがなされるであろう。本発明に使用され得る他の
揺動テーブルが米国特許第4,102,649号および同第5,259,672
号に開示されており、これによって、これらの特許は参照によって組み込まれて
いる。
【0070】 サンプル管の攪拌が行われなければ、防腐剤は約1時間後に部分的にまたは完
全に溶解するが、バクテリアの成長が始まっているので、これでは用途によって
は時間がかかり過ぎであろう。本発明の揺動テーブルを用いることにより、ミル
ク中の防腐剤の溶解が勢い良く促進される。揺動はミルクサンプルが採取される
毎に続いて実施するのが好ましい。
【0071】 超音波発生器や、本分野で知られている任意の他の適切な攪拌手段のような他
の溶解促進手段を、揺動テーブルの補充として、またはその代わりに使うことが
できる。
【0072】 さらに、ミルクの少量のサンプル(例えば8−16ml)を自動搾乳装置から
直接採取できることが理解されるべきであり、例えば米国特許第5,303,5
98号を参照されたい。本発明のこのような変形では、図1の収集容器13が省
かれ、ミルクの少量部分(通常はミルクの全量の10-4のオーダー)が、代表的
なサンプルを得るために、好ましくは動物の搾乳の全期間中、自動搾乳装置から
ホースと充填部材を通ってサンプル管の中へ流れ込むことが可能である。
【0073】 本発明をいくつかのやり方で変形できることは自明である。このような変形が
本発明の範囲から逸脱するものと見なしてはならない。当業者には自明と思われ
るこのような全ての変形は、添付した請求の範囲内に含まれることを意図してい
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明によるミルクサンプル採取装置の一実施形態を示す概略図である。
【図2a】 図1のミルクサンプル採取装置に含まれているようなXY位置決め装置の4つ
の異なる実施形態のうちの1つを示す図である。
【図2b】 図1のミルクサンプル採取装置に含まれているようなXY位置決め装置の4つ
の異なる実施形態のうちの1つを示す図である。
【図2c】 図1のミルクサンプル採取装置に含まれているようなXY位置決め装置の4つ
の異なる実施形態のうちの1つを示す図である。
【図2d】 図1のミルクサンプル採取装置に含まれているようなXY位置決め装置の4つ
の異なる実施形態のうちの1つを示す図である。
【図3】 自動搾乳装置に接続された、本発明によるミルクサンプル採取装置の一実施形
態の概略ブロック図であり、このサンプル採取装置は搾乳装置との双方向通信に
適応している。
【図4】 図1のミルクサンプル採取装置に含まれるような揺動テーブルの一実施形態を
示す図である。
【手続補正書】特許協力条約第34条補正の翻訳文提出書
【提出日】平成10年4月19日(1998.4.19)
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】特許請求の範囲
【補正方法】変更
【補正の内容】
【特許請求の範囲】
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (81)指定国 EP(AT,BE,CH,CY, DE,DK,ES,FI,FR,GB,GR,IE,I T,LU,MC,NL,PT,SE,TR),OA(BF ,BJ,CF,CG,CI,CM,GA,GN,GW, ML,MR,NE,SN,TD,TG),AP(GH,G M,KE,LS,MW,MZ,SD,SL,SZ,TZ ,UG,ZW),EA(AM,AZ,BY,KG,KZ, MD,RU,TJ,TM),AE,AG,AL,AM, AT,AU,AZ,BA,BB,BG,BR,BY,B Z,CA,CH,CN,CO,CR,CU,CZ,DE ,DK,DM,DZ,EE,ES,FI,GB,GD, GE,GH,GM,HR,HU,ID,IL,IN,I S,JP,KE,KG,KP,KR,KZ,LC,LK ,LR,LS,LT,LU,LV,MA,MD,MG, MK,MN,MW,MX,MZ,NO,NZ,PL,P T,RO,RU,SD,SE,SG,SI,SK,SL ,TJ,TM,TR,TT,TZ,UA,UG,US, UZ,VN,YU,ZA,ZW Fターム(参考) 2G052 AA26 AD08 BA14 CA09 CA29 CA48 DA32 FB02 FB08 HC34 【要約の続き】 充填部材(27)が前記複数のミルクサンプル収集部材 (9)の前記選択された1つの上方に位置するように前 記ランナー(32)を移動させることができる。

Claims (36)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数のミルクサンプル収集部材(9)が配置されたカセット
    (7)と、前記複数のミルクサンプル収集部材(9)の選択された1つの上方に
    位置決め装置によって位置決めすることが可能であり、かつ、自動搾乳装置によ
    る動物の搾乳中に、搾られたミルクから代表として採取されたミルクサンプルを
    、前記複数のミルクサンプル収集部材(9)の前記選択された1つの中に入れる
    ことが可能である少なくとも1つの充填部材(27)とを有する、自動搾乳装置
    とともに使用されるミルクサンプル採取装置において、前記位置決め装置は、 前記複数のミルクサンプル収集部材(9)の上方の平面(XY)内の第1の方
    向(Y)に延び、かつ前記平面(XY)内の、前記第1の方向(Y)と直交して
    いる第2の方向(X)に移動可能であるアーム(34,44,56,51,55
    )と、 前記充填部材(27)を保持し、かつ前記アーム(34)に沿って移動可能で
    ある第1のランナー(32,46,54,57)と、 第1の駆動手段(29)および第2の駆動手段(31)とを有しており、 前記第1の駆動手段は前記アームを移動させることができ、前記第2の駆動手
    段は、前記充填部材(27)が前記複数のミルクサンプル収集部材(9)の前記
    選択された1つの上方に位置決めするように、前記第1のランナーを移動させる
    ことができることを特徴とする、自動搾乳装置とともに使用されるミルクサンプ
    ル採取装置。
  2. 【請求項2】 前記第1および第2の駆動手段はそれぞれサーボモータ(2
    9,31)を有している、請求項1に記載のミルクサンプル採取装置。
  3. 【請求項3】 前記第1および第2の駆動手段はいずれも駆動ベルト(41
    )によって移動させることができる、請求項1または2に記載のミルクサンプル
    採取装置。
  4. 【請求項4】 前記第1の駆動手段は、前記アーム(44)と共に第2のラ
    ンナー(47)上に動かないように取り付けられた第1のサーボモータ(29)
    を有しており、前記第2のランナーは、第1のラック(43)と協働する前記第
    1のモータによって移動させられる、請求項1に記載のミルクサンプル採取装置
  5. 【請求項5】 前記第2の駆動手段は、第1のランナー(46)上に動かな
    いように取り付けられた第2のサーボモータ(31)を有しており、前記第1の
    ランナーは、第2のラック(43)と協働する前記第2のモータによって移動さ
    せられる、請求項4に記載のミルクサンプル採取装置。
  6. 【請求項6】 前記アーム(34)は、ねじ棒(49,56)と噛み合い、
    かつ回転しないようにされた第2のランナー(50、57)上に取り付けられて
    おり、前記第1の駆動手段の前記モータ(29)は前記ねじ棒を回転させること
    によって前記アーム(56,51,55)を移動させることができる、請求項2
    に記載のミルクサンプル採取装置。
  7. 【請求項7】 前記第1のランナー(57)は、第2のねじ棒(56)と噛
    み合い、かつ回転しないようにされており、前記第2の駆動手段の前記モータ(
    31)は、前記第2のランナー上に取り付けられ、前記第2のねじ棒を回転させ
    ることによって前記第1のランナー(57)を移動させることができる、請求項
    6に記載のミルクサンプル採取装置。
  8. 【請求項8】 前記第1のランナー(54)はばね(55)で押圧されてお
    り、前記第2の駆動手段(31)は駆動ワイヤー(51)によって前記第1のラ
    ンナーを移動させることができる、請求項6に記載のミルクサンプル採取装置。
  9. 【請求項9】 前記ミルクサンプル採取装置は、前記自動搾乳装置による前
    記動物の第2の搾乳期間中に、搾られたミルクから代表として取られた、間をお
    いた第2のミルクサンプルを、前記複数のミルクサンプル収集部材(9)の前記
    選択された1つの中に前記位置決め装置によって入れることができる、請求項1
    から8のいずれか1項に記載のミルクサンプル採取装置。
  10. 【請求項10】 前記カセットは挿入物(11)によって本来の位置に保持
    されている、請求項1から9のいずれか1項に記載のミルクサンプル採取装置。
  11. 【請求項11】 前記挿入物(11)は前記カセットがはまる開口を有して
    いる、請求項10に記載のミルクサンプル採取装置。
  12. 【請求項12】 前記ミルクサンプル採取装置は、複数のミルクサンプル収
    集部材(9)が配置された第2のカセットを有しており、前記第2のカセットは
    前記挿入物(11)によって本来の位置に保持されており、前記少なくとも1つ
    の充填部材(27)は前記第2のカセット(7)内の前記複数のミルクサンプル
    収集部材(9)の選択された1つの上方に位置することができる、請求項10ま
    たは11記載のミルクサンプル採取装置。
  13. 【請求項13】 前記充填部材(27)と前記複数のミルクサンプル収集部
    材(9)の前記選択された1つの上端との間の垂直距離が、前記充填部材(27
    )が前記複数のミルクサンプル収集部材(9)の前記選択された1つの上方に位
    置しているときに、前記ミルクサンプルの全部が前記複数のミルクサンプル収集
    部材(9)の前記選択された1つの中に確実に入れられるように小さい、請求項
    1から12のいずれか1項に記載のミルクサンプル採取装置。
  14. 【請求項14】 排出口を有しており、前記充填部材(27)は、前記位置
    決め装置によって前記排出口の上方に位置することが可能であり、かつ洗浄液を
    前記排出口内に送ることが可能である、請求項1から13のいずれか1項に記載
    のミルクサンプル採取装置。
  15. 【請求項15】 前記ミルクサンプル採取装置の少なくとも一方の側に沿っ
    て複数の排出口流路を有している、請求項14に記載のミルクサンプル採取装置
  16. 【請求項16】 前記複数のミルクサンプル収集部材(9)の前記選択され
    た1つの指示を受け、かつ、前記充填部材(27)が前記複数のミルクサンプル
    収集部材(9)の前記選択された1つの上方に位置するように前記アームおよび
    前記第1のランナーを移動させるために前記第1および第2の駆動手段を制御す
    るように構成された処理手段(33)をさらに有している、請求項1から15の
    いずれか1項に記載のミルクサンプル採取装置。
  17. 【請求項17】 前記自動搾乳装置(61)と双方向通信するように構成さ
    れた処理手段(33)をさらに有している、請求項1から15のいずれか1項に
    記載のミルクサンプル採取装置。
  18. 【請求項18】 前記処理手段(33)に接続されたセンサーをさらに有し
    ており、前記処理手段(33)は前記センサーの検出に基づいて警報信号を前記
    自動搾乳装置(61)に送信するように構成されている、請求項17に記載のミ
    ルクサンプル採取装置。
  19. 【請求項19】 複数の前記ミルクサンプルの各々を攪拌可能な攪拌手段(
    5)をさらに有している、請求項1から18のいずれか1項に記載のミルクサン
    プル採取装置。
  20. 【請求項20】 前記攪拌手段は、前記カセットが取り外し可能に載せられ
    た揺動テーブル(5)を有している、請求項19に記載のミルクサンプル採取装
    置。
  21. 【請求項21】 複数のミルクサンプル収集部材(9)が配置されたカセッ
    ト(7)と、前記複数のミルクサンプル収集部材(9)の上方を移動可能であり
    、かつ自動搾乳装置による動物の搾乳中に、搾られたミルクから代表として採取
    されたミルクサンプルを前記複数のミルクサンプル収集部材(9)のいずれかに
    入れることができる少なくとも1つの充填部材(27)とを有しているミルクサ
    ンプル採取装置においてミルクサンプルを採取する方法において、 前記充填部材を、前記複数のミルクサンプル収集部材(9)の上方の平面(X
    Y)内の第1の方向(Y)に延びているアーム(34)を前記平面(XY)内の
    前記第1の方向(Y)と直交する第2の方向(X)に第1の駆動手段(29)に
    より移動させることによって、前記複数のミルクサンプル収集部材(9)の選択
    された1つの上方の位置に移動させ、かつ、前記充填部材(27)を保持してい
    る第1のランナー(32)を第2の駆動手段(31)によって前記アーム(34
    )に沿って移動させることと、 前記ミルクサンプルを前記複数のミルクサンプル収集部材(9)の前記選択さ
    れた1つの中に入れることとを有していることを特徴とする、ミルクサンプルを
    採取する方法。
  22. 【請求項22】 前記第1および第2の駆動手段のいずれも、駆動ベルト(
    41)によって移動させることができる、請求項21に記載の方法。
  23. 【請求項23】 前記第1および第2の駆動手段のいずれも、ラック(43
    )によって移動させることができる、請求項21に記載の方法。
  24. 【請求項24】 前記第1および第2の駆動手段のいずれも、回転可能なね
    じ棒(49,56)によって移動させることができる、請求項21に記載の方法
  25. 【請求項25】 前記第1および第2の駆動手段のいずれも、駆動ワイヤー
    (51)によって移動させることができる、請求項21に記載の方法。
  26. 【請求項26】 前記自動搾乳装置による前記動物の第2の搾乳中に、搾ら
    れたミルクから代表として取られた、間をおいた第2のミルクサンプルが、前記
    駆動手段によって前記複数のミルクサンプル収集部材(9)の前記選択された1
    つに入れられる、請求項21から25のいずれか1項に記載の方法。
  27. 【請求項27】 前記カセットを挿入物(11)によって本来の位置に保持
    することをさらに有している、請求項21から26のいずれか1項に記載の方法
  28. 【請求項28】 前記充填部材(27)を前記駆動手段によって排出口の上
    方に位置合わせすることと、洗浄液を前記排出口内に入れることとを有している
    、請求項21から27のいずれか1項に記載の方法。
  29. 【請求項29】 前記複数のミルクサンプル収集部材(9)の前記選択され
    た1つの指示を受けることと、前記充填部材(27)が前記複数のミルクサンプ
    ル収集部材(9)の前記選択された1つの上方に位置するように前記アームと前
    記第1のランナーとを移動させるために前記第1および第2の駆動手段を制御す
    ることとをさらに有している、請求項21から28のいずれか1項に記載の方法
  30. 【請求項30】 前記ミルクサンプル採取装置のパラメータを決定すること
    と、前記決定されたパラメータに基づいて警報信号を前記自動搾乳装置(61)
    に送信することとをさらに有している、請求項21から29のいずれか1項に記
    載の方法。
  31. 【請求項31】 複数の前記ミルクサンプルの各々を攪拌することを有して
    いる、請求項21から29のいずれか1項に記載の方法。
  32. 【請求項32】 前記攪拌は、前記カセットが取り外し可能に配置された揺
    動テーブル(5)を揺動させることにより行われる、請求項31に記載の方法。
  33. 【請求項33】 前記第1の駆動手段は、前記アームを、第1の供給信号値
    または第1の供給パルス数に応答して前記第2の方向(X)に移動させることが
    でき、 前記第2の駆動手段は、前記第1のランナーを、第2の供給信号値または第2
    の供給パルス数に応じて前記アーム(Y方向)に沿って移動させることができる
    、請求項1から20のいずれか1項に記載のミルクサンプル採取装置。
  34. 【請求項34】 前記平面(XY)内における、前記複数のミルクサンプル
    収集部材の前記選択された1つの位置が1対の座標により与えられ、前記第1お
    よび第2の駆動手段は前記座標対に応答して動くことができる、請求項1から2
    0のいずれか1項に記載のミルクサンプル採取装置。
  35. 【請求項35】 前記アームを第1の供給信号値または第1の供給パルス数
    に応答して前記第2の方向(X)に移動させることと、 前記第1のランナーを第2の供給信号値または第2の供給パルス数に応答して
    前記アーム(Y方向)に沿って移動させることとを有している、請求項21から
    32のいずれか1項に記載の方法。
  36. 【請求項36】 前記平面(XY)における、前記複数のミルクサンプル収
    集部材の前記選択された1つの位置が1対の座標により与えられ、前記アームと
    前記第1のランナーは前記座標対に応答して移動させられる、請求項1から20
    のいずれか1項に記載の方法。
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