JP2003528010A - 取り外しできる閉塞体 - Google Patents

取り外しできる閉塞体

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JP2003528010A
JP2003528010A JP2001568803A JP2001568803A JP2003528010A JP 2003528010 A JP2003528010 A JP 2003528010A JP 2001568803 A JP2001568803 A JP 2001568803A JP 2001568803 A JP2001568803 A JP 2001568803A JP 2003528010 A JP2003528010 A JP 2003528010A
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ジャクソン,ダグラス・ジェイ
キング,ダニエル・エル
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ペチニー・プラスティック・パッケージング・インコーポレーテッド
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    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B65CONVEYING; PACKING; STORING; HANDLING THIN OR FILAMENTARY MATERIAL
    • B65DCONTAINERS FOR STORAGE OR TRANSPORT OF ARTICLES OR MATERIALS, e.g. BAGS, BARRELS, BOTTLES, BOXES, CANS, CARTONS, CRATES, DRUMS, JARS, TANKS, HOPPERS, FORWARDING CONTAINERS; ACCESSORIES, CLOSURES, OR FITTINGS THEREFOR; PACKAGING ELEMENTS; PACKAGES
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    • B65D41/02Caps or cap-like covers without lines of weakness, tearing strips, tags, or like opening or removal devices
    • B65D41/04Threaded or like caps or cap-like covers secured by rotation
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Abstract

(57)【要約】 頂部分と、内面を有するスカート部とを備えるプラスチック製キャップは、例えば、キャップを鋳型の成形部から取り外すとき、スカート部の内面に半径方向外方に向けた力が加えられた際、スカート部が周縁方向に半径方向外方に拡張するのを許容し得るように、好ましくはスカート部の内面に、弱体領域、撓み領域又は撓み板を備えている。取り外し可能なプラスチック製キャップを成形する方法は、キャップの平均厚さよりも薄い半径方向内方に伸びる弱体領域をキャップに形成して、キャップが半径方向外方に拡張するのを許容し且つねじ部の表面傷が減少した状態で鋳型の成形部からキャップを取り外すのを許容し得るようにすることとを備えている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の分野】
本発明は、低コストの成形閉塞体又はキャップ、及び該キャップを製造する方
法及び装置に関する。本発明はまた、鋳型のコアから取り外し可能な設計とされ
た成形閉塞体又はキャップに関する。
【0002】
【発明の背景】
低コストの容器及び容器の構成要素が必要とされている。容器の閉塞体及びキ
ャップの構成要素は、熱成形法、圧縮法(それ自体で又はオーバモールディング
により(又はこれと共に))又は射出成形法(それ自体により又はオーバモール
ディングと共に)のような色々な方法により製造することができる。かかる構成
要素の多くは、形成すべき閉塞体又はキャップ(以下、全体として「キャップ」
と称する)の形状を有する鋳型キャビティ内に高圧力にて溶融した重合系材料を
射出することを含む射出成形法によって製造される。射出成形装置は、キャップ
の内面に1つ又はより多くのねじ部を形成し得るようにその表面内まで半径方向
内方に伸びる1つ又はより多くの溝を有する、しばしばコアと称される雄型成形
部と、キャップの外面を形成する雌型成形部との間に形成されるキャビティを備
えている。形成されたキャップがコア上にある間に該キャップは冷却される。雌
型成形部をキャップから分離させた後、キャップをコアから取り外す。基本的に
、形成されたキャップを雄型成形部から取り外す3つの方法がある。その2つの
方法は、そのねじ部への損傷を相対的に最小にしてキャップを取り外すものであ
る点にて好ましい。ねじ付きキャップをねじ付き成形部から緩めて取り外すか又
これと逆に、ねじ付き成形部をねじ付きキャップから緩めるか、或いは、ねじ
溝を有するコアを半径方向に潰れさせて、溝をキャップのねじ部から取り外し、
また、例えば、ストリッパリングのような軸方向に可動のストリッパがその冷却
されたキャップの下縁部に係合し且つキャップを潰れたコアから取り出される。
これらの方法は、キャップを成形部から取り外す間の、キャップの内側のねじ部
の弱体化、損傷又は変形を防止する。第三の方法において、非潰れ状態のコアを
貫通して現われるノックアウトピンとすることのできるストリッパは、キャップ
の頂部壁に係合し且つ該キャップをコアから軸方向に取り外す。このことは、ま
た、キャップの底面を押すストリッパリングを使用して行うこともできる。コア
は潰れないため、キャップをコアから軸方向に取り外したとき、ねじ部が溝に係
合する際、キャップのねじ部に表面傷が生じ且つ(又は)変形する。弱体化し、
損傷し又は変形したねじ部は、損傷がないまたはほとんどない用途で許容できる
が、かかるねじ部は、キャップを容器にねじ込む間に付与することのできるトル
クに対して且つ(又は)容器を最初に又は反復的に適正に密封するというキャッ
プの能力に顕著な悪影響を与える可能性がある点にて一般に望ましくない。
【0003】 改良されたキャップを提供することは望ましいことであろう。また、低コスト
キャップを提供し、また、改良された又は低コストのキャップを製造するための
改良された方法及び装置を提供することも望ましいであろう。
【0004】 このため、本発明の1つの目的は、改良されたキャップを提供することである
。 本発明の別の目的は、低コストのキャップを提供することである。
【0005】 本発明の別の目的は、より少ない材料で製造される低コストのキャップを提供
することである。 本発明の別の目的は、例えば、同一寸法の従来のキャップよりも、約30%乃
至約40%少ない材料にて製造することのできるキャップを提供することである
【0006】 本発明の別の目的は、ねじ部に顕著な表面傷を生じさせたり又は変形させるこ
となく、ねじ部又はその他の形成溝を有する、例えば、非潰れ状態のコアのよう
な、コアから軸方向に除去又は取り外し得る設計とされたキャップを提供するこ
とである。
【0007】 本発明の更に別の目的は、キャップをキャップの成形鋳型の雄型成形部から軸
方向に取り外したとき、ねじ部の顕著な表面傷又は変形を防止し得るように、キ
ャップのねじ付きスカート部が半径方向外方に曲がり、変形し又は拡張するのを
許容する薄い撓み領域を有するキャップを提供することである。
【0008】 本発明の更に別の目的は、キャップを製造するための改良された方法及び装置
を提供することである。 本発明の更に別の目的は、上述した望ましいキャップを製造するための改良さ
れた方法及び装置を提供することである。
【0009】 本発明の更に別の目的は、上述した望ましいキャップをより短時間で製造する
ことを許容する方法及び装置を提供することである。
【0010】
【発明の概要】
本発明は、頂部分と、該頂部分から垂下して、内面を有する環状のスカート部
と、キャップを容器の首部分に固定する手段と、例えば、キャップを鋳型の成形
部から取り外すときのように、スカート部の内面に半径方向外方に向けた力が加
わったとき、スカート部が周縁の半径方向外方に拡張するのを許容し得るように
キャップに設けられた実質的に弱体な領域とを備えるプラスチック製キャップに
関するものである。
【0011】 本発明は、内面及び外面を有し且つ熱可塑性材料で出来たキャップであって、
また、頂部分と、該頂部分から垂下し、半径方向内方に伸びるねじ部を有する内
面を備える環状のスカート部と、キャップの平均厚さよりも薄い厚さを有し、ス
カート部が半径方向外方に拡張する能力を向上させ、このため、ねじ部形成溝を
有する外面を備える鋳型コアからキャップを取り外すことができるようにする複
数の撓み領域とを備え、キャップが弱体領域を有しない場合よりも、コアの溝に
よるスカート部のねじ部の表面傷又は変形が軽減されたキャップに関するもので
ある。好ましくは、撓み領域は、キャップの最薄の領域であるか又は、ねじ部を
除いてキャップの他の部分の最小厚さよりも実質的に薄いことが好ましい。撓み
領域は、ねじ部を除いてキャップの厚さの約1.2乃至約4倍以上、より薄いこ
とが好ましい。撓み領域は、撓み板とし、また、スカート部内でキャップの頂部
分の内面及び(又は)外面に配置し且つ(又は)頂部分とスカート部との間の接続
部内に又はその接続部を通して配置することができる。スカート部は、下縁部を
含むことができ、また、撓み領域は、複数の周縁方向に隔てた板を備え、該板の
各々は、キャップの頂部分から又はスカート部又は側壁の頂部からキャップの下
縁部まで連続するものとすることができる。撓み領域又は撓み板は、スカート部
にて狭小で且つ細長とし、また、キャップの長手方向軸に対しほぼ平行な方向に
伸びるようにすることができる。撓み板の幅は、キャップの頂部分に向けて伸び
るに伴い内方にテーパーを付けることができる。
【0012】 キャップのねじ部は、互いに周方向にずらしたセグメント部により形成される
ことが好ましい。好ましくは、別のねじセグメント部に重なり合い又はその下方
に位置するねじセグメント部が存在しないようにする。ねじセグメント部は、完
全な部分と、導入部分と、導出部分とを備え、ねじセグメント部の完全な部分に
軸方向に重なり合い又はその下方に位置するセグメント部の完全な部分が存在し
ないようにすることができる。撓み領域は、キャップの周りで互いに等しく隔て
ることができ、また、これらの撓み領域は、キャップの平均厚さよりも実質的に
薄い厚さとすることができる。撓み板は、ねじセグメント部の間に配置すること
ができ、また、これらの撓み板は、スカート部の平均縦断面厚さよりも薄くし、
又はスカート部の非ねじ部にて測定されたスカート部の平均縦断面厚さよりも薄
くすることができる。
【0013】 スカート部は、第一の厚さの部分と、該第一の部分よりも薄い第二の厚さの撓
み領域とを備え、スカート部が主として撓み領域内で伸びることを許容し、これ
により、スカート部に内側半径方向外方に向けた力が加わったときに撓み領域が
存在しない上記スカート部に同一の力が加えられた場合よりも、スカート部が半
径方向外方により大きく拡張する能力を増すことができる。
【0014】 本発明はまた、キャップの外面を形成するための雌型成形部と、キャップの内
面を形成するためのコアとにより形成された鋳型キャビティを有する成形装置内
でキャップを成形し、キャップが外面と、内面と、頂部壁と、ねじ部を有し且つ
該頂部壁と連通する垂下した環状のスカート部とを有するようにすることと、キ
ャップの内面に半径方向内方に伸びる弱体化領域を形成し得るように、コアの外
面で半径方向外方に伸びる部材を提供し、弱体化領域がキャップの平均厚さより
も薄く、スカート部が半径方向外方に拡張し且つこれによりキャップをねじ部の
表面傷が減少した状態で鋳型の成形部から取り外し可能なように該部材が半径方
向外方に十分に伸びることとを含む、取り外し可能なプラスチック製キャップを
成形する方法にも関するものである。
【0015】 キャップのスカート部は、ねじを緩めるのではなくて鋳型キャビティのコアか
ら軸方向にキャップを抜取ったとき、キャップが変形し、撓み又は半径方向外方
に拡張するのを許容する間隔が開けられた軸方向の薄い部分を有している。ねじ
部はセグメント化される、すなわち、不連続的であることが好ましい。最初の導
入部分及び最後の導出部分を除いて、ねじ部のセグメント部は互いに周方向にず
らしてある。ねじ部の別のセグメント部の軸方向真下に位置するねじ部のセグメ
ント部は存在しない(上述した導入部分及び導出部分を除いて)。このことは、
ねじ部の表面傷又は変形を最小限とする。
【0016】 閉塞体又はキャップ(以下「キャップ」)は、低コストのキャップである。該
キャップは、同様の寸法の従来のキャップと比較したとき、キャップを形成する
ため使用する材料が著しく少なく、約30%乃至約40%少ないことがしばしば
である。採用される材料が減少するため、成形、冷却及び取り外し時間が短縮さ
れる。
【0017】
【発明の好ましい実施の形態の説明】
図1には、本発明の1つの好ましいキャップ10が図示されている。図示した
キャップは、直径25.4mm(1インチ)の管状の折畳み可能な供給容器用で
あるが、本発明のキャップは、任意の特定の寸法又は型式の容器にのみ限定され
ない。キャップ10は、頂部壁と、頂部板又は頂部分11と、頂縁部又はリッジ
13を有する軸方向外壁又はスカート部12と、好ましくは、実質的に整合され
、周方向に間隔が開けられた薄い撓み領域(全体として参照番号14で図示)と
を有している。撓み領域は、スカート部の非撓み領域よりも薄い。直径25.4
mm(1インチ)の管用の同一寸法の従来のキャップにおけるスカート部の肉厚
は、スカート部の外面から内面の非ねじ部まで約0.889mm(約0.035
インチ)の厚さであるが、キャップ10の厚さはスカート部を貫通する同一の領
域内で測定したとき、約0.635mm(約0.025インチ)である。キャッ
プ10の薄い撓み領域の厚さは約0.229mm(約0.009インチ)である
。撓み領域の各々の幅は約1.270mm(約0.050インチ)である。これ
らの厚さは、直径が12.7mm(0.5インチ)の首部を有する25.4mm
(1インチ)直径の管に対して本明細書にて開示された寸法を有するキャップ1
0にとって好ましいものであることを理解すべきである。このため、所望である
ならば、当該技術分野の当業者は、包装の用途に適合するようにこれらの寸法及
び厚さを適応させることができる。
【0018】 撓み領域が、その領域内、領域上または領域と交差して、周方向、軸方向、ま
たは角度を付けたリブを備えることも本発明の範囲に属すると考えられる。また
、1つ又はより多数の撓み領域自体は、1つ又はより多数の撓み領域に対し弱体
化した領域を備えることができ、これらは、撓み領域又は板の部分を更に弱体化
するため、例えば、ウェブを備え又は備えない孔又は空隙とし、厚みを減少させ
た領域とし又は孔を開け又は微粒子材料で充填した部分とすることができる。
【0019】 任意の適当な数の撓み領域が存在するようにすることができる。好ましくは、
2つ以上の撓み領域が存在するようにする。撓み領域は、その数が多ければ多い
ほど、その厚さは厚くなる。しかし、全体として、撓み領域は、その数が多けれ
ば多いほど、そのねじ部の周方向長さは短くなろう。好ましくは、撓み領域は、
キャップの周縁の周りで互いに均一に又は等しく隔てられるようにする。このこ
とは、キャップを周方向で軸方向に釣り合わせることを許容し且つ例えば、容器
の首部分のねじ部の周りのキャップの回転に対して均一なトルクを提供する。撓
み領域の各々は、同一厚さとする必要はない。
【0020】 撓み領域の各々は、本発明の目的が充足される限り、同一の設計又は形態とす
る必要はない。このため、撓み領域の各々、その任意又は全部は、任意の適宜な
寸法、形状、設計又は形態のものとすることができる。例えば、これらの領域は
、矩形、台形、円錐形、截頭円錐形、円形、楕円形、ら旋状、ヘリカル状又はそ
の任意の組み合わせとすることができる。次善の策ではあるが、撓み領域が1つ
又はより多くのねじセグメント部を取り巻き、そのセグメント部の先になり又は
それに従うようにすることが望ましい特定の用途がある。図示するように、撓み
領域は、僅かに截頭円錐形とし又はテーパーを付ける(その下端にてより広くす
る)ことも好ましいが、矩形であることが好ましい。好ましくは、撓み領域は軸
方向に構成される。
【0021】 撓み領域は、任意の適宜な高さ又は長さとすることができる。好ましくは、撓
み領域は、均一な高さであり且つキャップのスカート部の全高さ又は全長に沿っ
て伸びる。以下に説明するように、スカート部の1つ又はより多くの撓み領域は
、キャップの頂部壁の一部分に又はその頂部壁を直径方向に横断して伸びるよう
にすることができる。
【0022】 本発明の主たる目的に従って、1つ又はより多くの撓み領域がキャップの任意
の適宜な位置にあるようにすることができる。例えば、キャップの1つ又はより
多くの撓み領域は、キャップの頂部壁にのみ又はキャップの頂部壁とスカート部
との接続部にのみ配置することができる。撓み領域がキャップの頂部壁に配置さ
れるならば、これらの撓み領域は頂部壁の接続部まで伸びることが好ましく、ま
た、キャップのスカート部内まで伸びることがより好ましい。例えば、図9E乃
至図9Hに示すように、頂部壁11´は、好ましくは頂部壁11´´に星亀裂パ
ターンにて構成される撓み領域14´であって、スカート部12´の上縁部又は
リッジ13´まで伸びる撓み領域14´を備えることができる。
【0023】 頂部壁の全面積は、薄い厚さとすることができ、且つキャップを変形させ又は
表面傷を生じさせることなくキャップの側壁の取り外しを容易にし得るようにス
カート部が半径方向外方に撓むのを許容すべく本発明の範囲内の撓み領域とみな
すことができる。
【0024】 図2は、図1のキャップの頂面図である。図2は、キャップ10が頂部壁11
を有することを示す。 図3は、図1のキャップの底面図である。スカート部12は、外面16及び内
面18を有している。
【0025】 図4は、ねじ部22のセグメント部20の縦断面図である。該ねじ部は、のこ
歯ねじであることが好ましいが、必ずしもそうである必要はない。該ねじ部は、
取り外し過程中、それ自体を支持するのに十分に長いことが好ましい。その厚さ
は、約0.381mm(約0.015インチ)であることが好ましい。
【0026】 図5は、ねじ部22のセグメント部20を示す。 図6及び図7には、撓み領域14を跨ぐ、ずらしたねじセグメント部20が示
されている。これらの図面には、また、下側セグメント部20の導入部分26の
上方に配されるセグメント部20の導出部分24も図示されている。導入部分及
び導出部分は、スカート部の内面に向けて半径方向外方に(漸進的により薄くな
るように)テーパーが付けられているため、これらの部分は、干渉又は取り外し
上の問題を生じさせることはない。
【0027】 図8及び図9は、キャップ10の斜視図である。図9には、撓み領域14がね
じセグメント部20の間に配置され、また、撓み領域がスカート部の底端縁又は
縁部17まで伸びることが好ましいことが示してある。
【0028】 図9A乃至図9Dには、スカート部12´の外面16´からキャップ10´の
スカート部12´の壁の中に向かって半径方向に伸びる撓み板14´を有する、
全体として参照番号10´で示した、本発明のキャップの第二の実施の形態が図
示されている。撓み板14´は、スカート部の頂端縁又は縁部13´から底端縁
17´まで伸びている。撓み板は、キャップ10´の軸に対しほぼ平行であり且
つキャップの周縁の周りで等しく隔てられている。
【0029】 図9E乃至図9Hには、全体として参照番号10´´で示した、本発明のキャ
ップの第三の実施の形態が図示されている。キャップ10´´は、キャップ10
´´が下方に伸びて頂部壁11´´の星亀裂又は放射パターン内に伸び且つその
パターンにて配置される複数の撓み板を有する点を除いて、キャップ10´と同
様である。撓み板14´は、頂部壁11´´の通常の厚さである中央部分15´
によって中断された状態で示されている。これらの図面において、撓み板14´
は、側壁又はスカート部12´の縁部13´に入りもせず、また、撓み板14´
に接続もしないようにしてもよい。図9E乃至図9Hに図示するように、頂部壁
11´´の上側外面内に下方に伸び又はその内面内に上方に伸びる1つ又はより
多くの撓み板を提供することは、側壁又はスカート部の曲げ強度を弱体にする点
にて本発明の目的を充たすのに役立つ。撓み板14´は、中央部分15を解消す
ることにより互いの内部に伸びることができる。
【0030】 図9I乃至図9Lには、全体として参照番号10´´´で示した、本発明によ
るキャップの第四の実施の形態が図示されている。キャップ10´´´は、頂縁
部を有さず、このため、頂部板11´´´は、スカート部12´´´に直接、接
続する。この実施の形態において、頂部壁11´´´及びスカート部12´´´
における撓み板14´´´は互いに隣接しており、また、1つの連続的な撓み板
を形成する。この撓み板の配置は、撓み板の両側部におけるキャップ10´´´
の対向した部分が頂部板11´´´に隣接する領域から、ヒンジ状態にて互いに
離れるように動いて、キャップを鋳型の成形部のコアからの取り外しを容易にす
ることを可能にする。
【0031】 図9M乃至図9Oには、全体として参照番号100で示した、本発明のキャッ
プの第五の実施の形態が図示されている。この実施の形態は、撓み板14´が連
続的な撓み板14´´´と共に都合良く採用可能であることを示し、前者の撓み
板はスカート部が周方向半径方向外方に拡張するのを許容し、後者の撓み板はス
カート部が頂部板11´´´に隣接してヒンジ止めすることを可能にし、これに
よりキャップ100を鋳型成形部のコアから取り外すことを協働可能に許容し又
は容易にする。
【0032】 図9P乃至図9Sには、全体として参照番号100´で示した、本発明のキャ
ップの第六の実施の形態が図示されている。キャップ100´は、頂部板111
の外側周縁部分から接続部117を通って且つスカート部112の上側部分の外
面内まで下方に伸びる撓み板114を有している。頂部壁とスカート部の接続部
の周りで周縁方向に配置されたこの撓み板の形態は、スカート部が外方に動いて
、取り外しを容易にすることを許容する枢動点を形成する。撓み板114は、頂
部壁及びスカート部にて任意の適宜な長さとすることができる。例えば、これら
の撓み板は、単に、頂部板111とスカート部112との間の接続部117に形
成された、周縁方向に隔たった複数の切欠き(図示せず)の形態とすることがで
きる。このように、図9A乃至図9Sの実施の形態は、撓み板が本発明の目的、
すなわちキャップの取り外しを容易にし得るように、側壁又はスカート部の曲げ
強度を低下させる任意の適宜な寸法、形態及び配置のものとすることができるこ
とを示す。
【0033】 本発明の主たる着想は、本発明のキャップが該キャップが成形される雄型成形
部又はコアから軸方向に容易に取り外すことができるようにすることである。図
10及び図11に図示するように、雄型マンドレル38は、ずらした溝40を有
しており、また、この溝40内には、ずらしたねじセグメント部が形成されてい
る。マンドレル38は、また、その外面から突き出す半径方向外方に伸びる軸方
向リブ42も有している。リブ42は、キャップ10に撓み領域14を形成する
。図10には、プラスチックを鋳型キャビティ内に射出する前に、成形装置が閉
じられることが示してある。図11には、ストリッパ板44が上方に動き且つキ
ャップのスカート部12の底端部に係合した後、成形装置が開き且つキャップが
マンドレルから抜取られたことを示してある。雄型成形部即ちコアは、射出成形
装置に関して説明したが、本発明のキャップ及び改良された装置並びに方法は、
圧縮成形及び熱成形装置並びに方法と関連して採用することもできることを理解
すべきである。
【0034】 本発明によれば、キャップは、その全体の肉厚が薄いため、特に、極めて薄い
撓み領域のため、マンドレルから容易に取り外すことができる。このことは、ス
カート部が半径方向外方に拡張し、これにより、ねじ部の各々がそのねじ部が形
成された溝から去り且つその上方の別の溝に出遭うことなく、従って、ねじ部に
顕著な表面傷を生じさせることなくマンドレルから軸方向に取り外すことを許容
する。このねじ部は、ねじセグメント部が多少、表面傷を生じさせる場合であっ
ても、キャップを容器の首部分に螺着可能に固定するのに十分なトルクを提供す
るという機能を果たすことを許容すべく長い軸方向長さを有することが好ましい
【0035】 キャップの取り外しの技術分野の当業者は、本発明の開示を異なる寸法、型式
及び用途のキャップに適用する方法が理解されよう。適用可能であり、従って、
検討し且つ釣り合わせることを必要とするであろう因子は、特定の用途に必要と
される、例えば、縦方向強度のような壁又はスカート部の強度、採用される材料
、キャップの全体的直径、撓み領域の数、その寸法(高さ、厚さ及び幅)、キャ
ップ及びねじ部の寸法、厚さ、外形又は形状を含む。キャップのねじ付きスカー
ト部又は側壁の高さ及びテーパーは、また、スカート部の拡張程度及び剥ぎ取り
の容易性に影響を与えるから、1つの因子でもある。その他、相互に関係した因
子は、キャップが連続的ねじ部又はセグメント化したねじ部を有するかどうか、
また、検討する用途に考えられる、取り外し力、ねじ部の変形及びトルクの保持
能力を含む。
【0036】 弱体化領域、撓み領域又は板はキャップの最薄の領域であることが好ましい。
これらは、ねじ部を除いて、キャップの最小厚さよりも実質的に薄い厚さである
。これらは、ねじ部を除いて、キャップの厚さよりも実質的に薄く、好ましくは
1.2乃至約4倍以上薄いことが好ましい。
【0037】 スカート部の薄い撓み領域、この場合、板の厚さは、スカート部の最も薄い部
分であることが好ましく且つ通常、そうである。撓み領域又は板は、スカート部
の平均縦断面の厚さよりも薄いことが好ましく且つ通常、そうである。キャップ
10のスカート部12に関して、撓み領域14は、スカート部の非ねじ部にて測
定したスカート部の平均厚さよりも薄いことが好ましく且つ実際にそうである。
撓み領域14は、また、スカート部のその他の最薄部分、すなわちキャップのギ
ザギザ面の溝の深さから、スカート部の内側の非ねじ面まで測定された部分より
も薄いことが好ましい。好ましくは、撓み領域は、全体としてより薄く、好まし
くは、全体的な側壁の最小厚さよりも実質的により薄いようにする。その目的は
、スカート部の他の部分よりも大きい可撓性又は十分な可撓性を提供し、スカー
ト部が低下した曲げ強度を有し、撓み領域が存在しない場合よりも小さい力及び
ねじ部の変形又は破損が少ない状態でキャップを取り外すことを許容するような
設計とされ、撓み領域を弱体領域内に集中にさせ且つ組み込むことである。キャ
ップ10において、撓み領域14は、キャップのギザギザ付き部分よりも弱体で
ある。
【0038】 撓み領域14は、本発明の目的に合うように可能な限り薄いことが望ましいが
、取り外し又はトルクを加える間、亀裂を生じたり破損し易い程には薄くないこ
とが望ましい。撓み領域14は、均一な厚さである必要はない。また、撓み領域
14の各々は、その他の撓み領域と同一の厚さである必要もない。
【0039】 撓み領域14は、特に極めて薄い場合、僅かな部分のみ、すなわちキャップの
周縁、外周又は幅の約50%以下の部分のみを占めるようにする。さもなければ
、キャップは過度に弱体となり且つ(又は)例えば、容器の首部分にて合わされ
るねじ部に十分に係合する十分なねじ部を有せず、又はキャップを容器の上で保
持し又は容器を適正に密封するのに十分な曲げ強度を備えないものとなろう。セ
グメント化したねじ部を採用する好ましい実施の形態において、撓み領域14は
ねじ部のセグメント部の最短部分の幅又は円弧状の拡がり部分よりも狭小である
ことが好ましい。撓み領域又は板が広ければ広いほど、スカート部の可撓性が増
すことは一般に事実ではあるが、ねじセグメント部の数を不当に制限せず、又は
スカート部の側壁を不当に弱体化しない多数の狭小な軸方向撓み板を提供するこ
とも、本発明の範囲に属すると考えられる。幅の広い撓み領域又は板の場合、撓
み領域間のより厚い板は、独立的に又は組み合わさって外方へ拡張し、撓み又は
枢動することが一層自由であり且つ単一又は多数のねじ部の表面傷又は変形を回
避する。望ましくは、スカート部は、キャップの内面におけるねじ部の半径方向
厚さの少なくとも約1/2の距離だけキャップの頂部壁付近の最弱体点から拡張
し又は枢動可能であるようにする。好ましくは、スカート部は、ねじ部又はねじ
セグメント部の全半径方向厚さの殆ど、その全体又はそれ以上の距離だけ拡張可
能であるようにする。
【0040】 撓み領域は、キャップの内面からキャップの外面に向けて半径方向外方に伸び
ることが好ましい。しかし、撓み領域の1つ又はより多数或いはその全体がキャ
ップの内面に向けて外面から半径方向内方に伸びることが可能であることも本発
明の範囲に属する。これら型式の撓み領域の組み合わせ体を採用することもでき
る。
【0041】 本発明のキャップは、低い内部圧力にて包装される製品の容器用として極めて
適している。該キャップは、また寿命が制限された容器及び包装用の用途にも極
めて適している。
【0042】 本発明の閉塞体又はキャップは、物品又は容器の開口部に対する任意のカバー
を含むことも理解すべきである。閉塞体又はキャップは、ベース部を有する閉塞
体を含み、また、活性ヒンジ又はその他のヒンジ又はストラップによってキャッ
プに固定されたフリップトップキャップを含むことも考えられる。本発明の閉塞
体又はキャップは、キャップを物品又は容器に固定し又は保持するための手段に
よって制限されない。このように、本発明の閉塞体又はキャップは、閉塞体又は
キャップを容器の首部分又はキャップのベース部に固定する任意の適宜な手段を
備えることができ、該キャップは容器に固定される。キャップのスカート部又は
側壁は、ねじ無しとし且つ例えば物品又は容器の首部分又はその他の部分の協働
可能な部分に係合し又は摩擦スナップ嵌めし又は該部分を保持するビードのよう
な、半径方向内方に伸びる部材を備えることができる。
【0043】 本発明のキャップは、スカート部の内面にねじが形成されることが好ましい。
任意の適宜な型式のねじ部を採用することができる。ねじの外形は、円形、V字
形、又は角度付きの形状、のこ歯形状又は改変したのこ歯形状とし又はこれらの
形状又はその他の形状の組み合わせとすることができる。上述したように、好ま
しくは、のこ歯形状、より好ましくは改変したのこ歯形状のねじ部が採用される
。のこ歯ねじのねじ係合面は、キャップのスカート部の内面に対し約15°乃至
約25°の角度にてテーパーが付けられることが好ましい。このねじ部は、例え
ば、V字形又は円形のねじ部よりも大きいトルク抵抗性を提供する点で望ましい
。後者のねじ部は、コアからより容易に抜取られるが、これらはトルク抵抗性が
小さく、従って十分なシール効果を提供することができない。改変したのこ歯ね
じ部は、有益に採用することができ、しかも、本発明のキャップにて採用された
とき、変形又は表面傷が最小の状態にてコアから容易に取り外すことができる。
【0044】 本発明のキャップに採用されるねじ部は、深さ又は外形が変化し又は変化しな
い連続的なものとすることができるが、ねじ部は深さ又は外形が変化し又は変化
しないでずらし又はセグメント化したものであることが好ましい。ねじセグメン
ト部は、キャップのスカート部の周縁の周りで均一に又は不均一に配分すること
ができる。撓み領域14は、ねじセグメント部の間で軸方向に伸びることが好ま
しい。ねじ部又はねじセグメント部のピッチは、微細でなく粗であることが好ま
しく、キャップ10のセグメント化した改変のこ歯ねじ部に対する好ましいピッ
チは、25.4mm(1インチ)当たり約12巻きである。均一な釣り合ったト
ルク及び均一な軸方向締付け力となるように、少なくとも1巻きのねじ係合状態
を提供することは一般に許容されている。図面に図示したセグメント化したねじ
部を有する実施の形態の場合、ねじセグメント部は、全体として完全な2巻き分
だけスカート部の周りで周縁方向に伸びることが好ましいが、ねじ部の全長の約
1/2は省略してある。1つのセグメント化したねじ部は、ねじ部の2巻き(7
20°)の距離に亙って拡がり、連続的なねじ部が完全に1巻きする場合と同様
の最終結果が得られる。好ましくは、別の完全なねじセグメント部の別の部分に
軸方向に重なり合う(その別の部分の上方又は下方に位置する)、完全なねじセ
グメント部の部分が存在しないようにする。完全なねじセグメント部とは、完全
な軸方向長さ及び半径方向厚さからなる1つのセグメント部の部分を意味するも
のとする。このように、キャップ10のセグメント化したねじ部22の場合、そ
のテーパー付きの導入部分又は導出部分以外、上方又は下方の完全なねじセグメ
ント部に軸方向に重なり合う、ねじ部22のセグメント部20が存在しないこと
が好ましい。キャップ10において、完全なねじ部の厚さは、スカート部の内面
から測定して約0.381mm(約0.015インチ)である。1つのセグメン
ト部の完全なねじ部の高さは約1.067mm(約0.042インチ)である。
完全なねじセグメント部の多少の重なり合いは許容できるが、キャップのスカー
ト部がキャップをコアから取り外すことを容易にし得るよう、垂直に対してある
角度にて一層傾斜させ且つ(又は)より大きいテーパー付きのコアが採用されな
い限り、ねじ部の表面傷又は変形が増大するという不利益を伴う。本発明のキャ
ップ10のスカート部は、全体として約0乃至4°又は5°、好ましくは約3°
の角度、最も好ましくは約2.5°の角度とすることができる。この角度が大き
ければ大きい程、キャップをコアから取り外すことが一層容易となるが、容器の
合わさるねじに対するねじ部のトルク抵抗性は小さくなる。テーパーが過度に急
峻であれば、トルク及びキャップの保持能力並びにシール効果が低下する。
【0045】 本発明に従って、例えば、撓み領域のような、弱体化領域を有する任意の適宜
のキャップを提供することができる。該キャップは、垂直、円錐形又はテーパー
付きのねじ付き内面を有するスカート部、側壁又は環状リング或いは殻体を備え
ることができる。キャップの外形は、例えば、丸形、楕円形又は四角形のような
任意の適宜な形状とすることができる。キャップは、フリップトップ、供給用又
はその他の単一又は多数の構成要素から成る物とすることができる。その肉厚は
均一とし又は不均一とすることができる。例えば、キャップはリブ付き又はギザ
ギザ付きとし又は模様付きとすることができる。キャップは、子供の取り扱い防
止部又は不正操作証明部を含み又はこれらと組み合わせて採用することができる
。例えば、撓み領域のような弱体化領域をかかる1つ又は複数の作用部分とし又
はその一部とすることができる。
【0046】 キャップは、キャップの製造に利用可能な任意の適宜な材料にて形成すること
ができる。かかる材料の例としては、高密度、中程度密度、低密度、極低密度及
び超極低密度の充填又は非充填のポリエチレン、ポリプロピレン、エチレン−プ
ロピレン共重合体を含む、プロピレン及びエチレンポリマー及び共重合体、並び
に、例えば、ポリエチレンテレフタレートのようなポリエステルがある。好まし
くは、キャップは、1つ又はより多くの熱可塑性材料で出来たものとする。キャ
ップは、単一又は多数層、バリア又は非バリア式とすることができる。キャップ
の材料は、例えば、メタロセン触媒のような、単一サイト触媒システムで出来た
ポリマーを含むことができる。キャップを製造するのに適した材料は、その開示
内容の全体を参考として引用し本明細書に含めた、1998年9月1日付けで出
願された米国特許出願第09/144/713号に開示されている。
【0047】 本発明の装置は、キャップを成形するのに適した任意の装置とすることができ
る。該装置は、キャップを製造するための鋳型キャビティを形成するべく内部に
て作用可能な雌型成形部及びコアを備えている。雌型成形部又はコアの何れか一
方又はその双方は、キャップの内面、外面又はその双方の面に撓み領域を備えて
形成し又はその撓み領域を形成し得るように改変することができる。好ましくは
、コアは、表面内に半径方向に形成された複数の溝セグメント部を有する外面を
備えており、半径方向内方に伸びるセグメント化したねじ部を有する内面を持つ
スカート部又は環状壁を備えるキャップがコア上に形成されるようにする。ねじ
部のセグメントは、溝セグメント内に形成される。コアの溝セグメント部は、漸
進的に深くなる、テーパー付き又は傾斜路付きの導入部分を有する第一のすなわ
ち前縁の溝セグメント部と、漸進的に浅くなる、テーパー付き又は傾斜路付きの
導出部分を有する後縁の端末溝セグメント部とを含むことが好ましい。好ましく
は、別の溝セグメント部の別の完全な部分の軸方向上方に又は下方に位置する、
溝セグメント部の完全な部分が存在しないようにする。1つのねじセグメント部
の完全な部分とは、ねじセグメント部の導入部分又は導出部分ではないねじセグ
メント部の部分である。本発明の装置のコアは、ストリップコア、潰れ可能コア
、ねじ緩め式コア又はそれらの組み合わせとすることができる。コアの外面は、
テーパー付きとする必要はないが、キャップをコアから除去し易くするため、キ
ャップの上方部分を形成するコアの端部に向けて直径が僅かに減少するテーパー
付きとすることが好ましい。本発明のコアの外面は、全体として、約0°乃至約
4°又は5°の範囲、好ましくは、約3°、最も好ましくは、約2.5°の角度
のテーパーを付けることができる。撓み板がキャップの外面に設けられるならば
、雌型成形部には、キャップの外面に所望の型式、形状等の撓み板を形成するの
に適するように、半径方向外方に伸びるリブ又は突起等が設けられる。好ましく
は、撓み板は、ねじセグメント部の間で周縁方向の位置にてスカート部に沿って
軸方向に伸びるようにする。
【0048】 本出願は、「改良された容器及び該容器を製造する方法及び装置(Impro
ved Container and Method and Apparat
us for Forming the Container)」という名称の
米国仮特許出願に関連するものである。本出願は、上記出願と同一日に出願され
且つ同一の譲渡人に譲渡されたものである。
【0049】 ねじ付き閉塞体を取り外すことは、ねじを緩める型式のものと比較して成形サ
イクルを減少させる。薄い肉厚の「撓み」領域は、キャップが取り外す間に変形
することを許容する。改変したのこ歯ねじは「丸型」ねじの場合と比較して、よ
り大きいトルクの完全さを提供する点にて好ましい。不連続的なねじ部は、テー
パー付き壁に成形され、また、取り外しの間、ねじの次のピッチがねじ部の壁に
表面傷が生じないことを確実にし得るようにずらしてある。
【0050】 不連続的なねじ部は、ずらしてあるが、容器の連続的な合わせねじ部に使用さ
れたとき、釣り合ったトルク及び均一な軸方向締付け力を依然として提供する。 キャップは、取り外し可能な設計とされている。典型的なストリップ鋳型の閉
塞体は、テーパー付き部分に連続的な丸型ねじを採用する。本発明の閉塞体は、
容器に使用されたとき、より優れたトルク保持能力を提供し得るように改変され
たのこ歯ねじ部を備える設計とされている。改変したのこ歯ねじ部は、一方のね
じ部が別のねじ部の真上になるのを許容しないパターンにて、テーパー付きであ
ることが好ましい壁にセグメント化されている。このパターンは、ねじ部の表面
傷/変形が最小の状態で取り外すことを許容する。閉塞体の壁は、キャップの軸
に対し平行であることが好ましい壁の薄いセグメント部が好ましいことに対称で
あるから、取り出す間、外方に撓む。これらのセグメント部は、取り出す間に撓
むが、冷却する間に回復する設計とされている(熱ポリプロピレン)。連続的な
キャップ壁は、容器に使用されたとき、必要とされるねじ係合状態、トルク及び
シール効果の完全さを保つのに十分な曲げ強度を提供する。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明のキャップの1つの好ましい実施の形態の正面図である。
【図2】 図1に図示したキャップの頂面図である。
【図3】 図1のキャップの底面図である。
【図4】 図5のキャップのねじセグメント部及びスカート部の一部分に沿った縦断面図
である。
【図5】 図2の線5−5に沿った縦断面図である。
【図6】 図2の線6−6に沿った縦断面図である。
【図7】 図2の線7−7に沿った縦断面図である。
【図8】 図1のキャップの頂部側面斜視図である。
【図9】 図9は、図1のキャップの底面斜視図である。 図9Aは、本発明のキャップの第二の実施の形態の頂面斜視図である。 図9Bは、図9Aのキャップの頂面図である。 図9Cは、図9Aのキャップの立面図である。 図9Dは、図9Bの線9D−9Dに沿った断面図である。 図9Eは、本発明のキャップの第三の実施の形態の頂面斜視図である。 図9Fは、図9Eのキャップの頂面図である。 図9Gは、図9Eのキャップの立面図である。 図9Hは、図9Fの線9H−9Hに沿った縦断面図である。 図9Iは、本発明のキャップの第四の実施の形態の図9Aに図示したものと類
似する図である。 図9Jは、本発明のキャップの第四の実施の形態の図9Bに図示したものと類
似する図である。 図9Kは、本発明のキャップの第四の実施の形態の図9Cに図示したものと類
似する図である。 図9Lは、本発明のキャップの第四の実施の形態の図9Dに図示したものと類
似する図である。 図9Mは、本発明のキャップの第五の実施の形態の図9Aに図示したものと類
似する図である。 図9Nは、本発明のキャップの第五の実施の形態の図9Bに図示したものと類
似する図である。 図9Oは、本発明のキャップの第五の実施の形態の図9Cに図示したものと類
似する図である。 図9Pは、本発明のキャップの第六の実施の形態の図9Aに図示したものと類
似する図である。 図9Qは、本発明のキャップの第六の実施の形態の図9Bに図示したものと類
似する図である。 図9Rは、本発明のキャップの第六の実施の形態の図9Cに図示したものと類
似する図である。 図9Sは、本発明のキャップの第六の実施の形態の図9Dに図示したものと類
似する図である。
【図10】 本発明のキャップを形成する空の鋳型キャビティを有する射出成形装置の閉じ
た成形装置の一部分の部分縦断面図とした正面図である。
【図11】 成形装置が開放した状態にて示し且つキャビティを前方立面図断面図で示す、
図10の射出成形装置の縦断面図である。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (81)指定国 EP(AT,BE,CH,CY, DE,DK,ES,FI,FR,GB,GR,IE,I T,LU,MC,NL,PT,SE),OA(BF,BJ ,CF,CG,CI,CM,GA,GN,GW,ML, MR,NE,SN,TD,TG),AP(GH,GM,K E,LS,MW,MZ,SD,SL,SZ,TZ,UG ,ZW),EA(AM,AZ,BY,KG,KZ,MD, RU,TJ,TM),AE,AL,AM,AT,AU, AZ,BA,BB,BG,BR,BY,CA,CH,C N,CR,CU,CZ,DE,DK,DM,EE,ES ,FI,GB,GD,GE,GH,GM,HR,HU, ID,IL,IN,IS,JP,KE,KG,KP,K R,KZ,LC,LK,LR,LS,LT,LU,LV ,MA,MD,MG,MK,MN,MW,MX,NO, NZ,PL,PT,RO,RU,SD,SE,SG,S I,SK,SL,TJ,TM,TR,TT,TZ,UA ,UG,US,UZ,VN,YU,ZA,ZW Fターム(参考) 3E084 AA12 BA01 CA01 CC03 CC04 CC05 DA01 DB12 DC03 DC04 DC05 FB01 FB05 GA01 GB01 4F202 AG22 AH57 CA11 CB01 CM31

Claims (31)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 プラスチック製キャップにおいて、 頂部分と、 該頂部分から垂下し、内面を有する環状スカート部と、 キャップを容器の首部分に固定する手段と、 スカート部の内面に半径方向外方に向けた力が加えられたとき、スカート部が
    周方向半径方向外方に拡張するのを許容し得るようにキャップ内に設けられた実
    質的に弱体領域とを備える、プラスチック製キャップ。
  2. 【請求項2】 熱可塑性材料で出来ており、内面及び外面を有するキャップ
    において、 頂部分と、 該頂部分から垂下し、半径方向内方に伸びるねじ部を有する内面を備える環状
    スカート部と、 キャップの平均厚さよりも薄い複数の撓み領域であって、キャップをねじ形成
    溝が形成された外面を有する鋳型コアから取り外すことができるようにスカート
    部が半径方向外方に拡張する能力を向上させ、キャップが弱体領域を備えない場
    合よりも、コアの溝によるスカート部のねじ部の表面傷又は変形が少ない状態に
    する、前記複数の撓み領域とを備える、キャップ。
  3. 【請求項3】 請求項2のキャップにおいて、撓み領域がキャップの最も薄
    い領域である、キャップ。
  4. 【請求項4】 請求項2のキャップにおいて、撓み領域が、ねじ部を除いた
    、キャップの他の部分の最小厚さよりも実質的に薄い厚さである、キャップ。
  5. 【請求項5】 請求項2のキャップにおいて、撓み領域が、ねじ部を除いた
    、キャップの厚さよりも約1.2乃至約4倍以上より薄い、キャップ。
  6. 【請求項6】 請求項2のキャップにおいて、撓み領域がキャップの頂部分
    に配置される、キャップ。
  7. 【請求項7】 請求項2のキャップにおいて、撓み領域がスカート部に配置
    される、キャップ。
  8. 【請求項8】 請求項2のキャップにおいて、キャップの頂部分とスカート
    部との間に接続部が存在し、撓み領域が該接続部内に配置される、キャップ。
  9. 【請求項9】 請求項1のキャップにおいて、弱体領域が撓み板である、キ
    ャップ。
  10. 【請求項10】 請求項2のキャップにおいて、撓み領域が撓み板である、
    キャップ。
  11. 【請求項11】 請求項10のキャップにおいて、撓み板がスカート部の内
    面に形成される、キャップ。
  12. 【請求項12】 請求項10のキャップにおいて、撓み板がスカート部の外
    面に形成される、キャップ。
  13. 【請求項13】 請求項10のキャップにおいて、撓み板がキャップの頂部
    分に形成される、キャップ。
  14. 【請求項14】 請求項10のキャップにおいて、キャップの頂部分が外面
    及び内面を有し、撓み板がキャップの頂部分の外面に形成される、キャップ。
  15. 【請求項15】 請求項10のキャップにおいて、キャップの頂部分が外面
    及び内面を有し、撓み板がキャップの頂部分の内面に形成される、キャップ。
  16. 【請求項16】 請求項2のキャップにおいて、スカート部が下側縁部を有
    し、撓み領域が周縁方向に隔てられた複数の板を備え、撓み板の各々がキャップ
    の頂部分からキャップの下側縁部まで連続している、キャップ。
  17. 【請求項17】 請求項2のキャップにおいて、撓み領域が、スカート部に
    形成され且つキャップの長手方向軸に対しほぼ平行な方向に伸びる狭小な細長い
    撓み板である、キャップ。
  18. 【請求項18】 請求項17のキャップにおいて、撓み板の幅がキャップの
    頂部分に向けて伸びるに伴い、内方にテーパーが付けられる、キャップ。
  19. 【請求項19】 請求項2のキャップにおいて、ねじ部が互いに周縁方向に
    ずらしたセグメント部にて形成される、キャップ。
  20. 【請求項20】 請求項19のキャップにおいて、別のねじ付きセグメント
    部の上方又は下方に位置するねじセグメント部が存在しない、キャップ。
  21. 【請求項21】 請求項19のキャップにおいて、別のねじセグメント部の
    真下に位置するねじセグメント部が存在しない、キャップ。
  22. 【請求項22】 請求項19のキャップにおいて、ねじセグメント部が完全
    な部分と、導入部分と、導出部分とを備え、ねじセグメント部の上方に位置し又
    は下方に位置する完全な部分に軸方向に重なり合うセグメント部の完全な部分が
    存在しない、キャップ。
  23. 【請求項23】 請求項19のキャップにおいて、撓み板がねじセグメント
    部の間に配置される、キャップ。
  24. 【請求項24】 請求項19のキャップにおいて、撓み領域がキャップの周
    りで互いに等しく隔てられる、キャップ。
  25. 【請求項25】 請求項10のキャップにおいて、撓み板がスカート部に形
    成され且つスカート部の平均縦断面厚さよりも薄い、キャップ。
  26. 【請求項26】 請求項10のキャップにおいて、撓み板が、スカート部の
    非ねじ部にて測定されたスカート部の平均縦断面厚さよりも薄い、キャップ。
  27. 【請求項27】 請求項10のキャップにおいて、撓み領域がキャップの平
    均厚さよりも実質的に薄い、キャップ。
  28. 【請求項28】 キャップにおいて、 頂部分と、 該頂部分から垂下するスカート部であって、キャップを容器のねじ付き首部分
    に固定し得るように半径方向内方に伸びるねじ部を有する内面を持つ側壁を備え
    、キャップのねじ部が互いに周縁方向に隔てられた完全なセグメント部から成り
    、別の完全なセグメント部の一部分に軸方向に重なり合う、完全なセグメント部
    の部分が存在しないようにした前記スカート部とを備える、キャップ。
  29. 【請求項29】 請求項28のキャップにおいて、スカート部が第一の厚さ
    部分と、該第一の部分よりも薄い第二の厚さの撓み領域とを有して、スカート部
    が主として撓み領域内で伸び、これにより、スカート部に半径方向外方に向けた
    内力が加えられたとき、撓み領域が存在しない前記スカート部に同一の力が加え
    られた場合よりもスカート部が半径方向外方により大きく拡張する能力を向上さ
    せることを許容するようにした、キャップ。
  30. 【請求項30】 請求項29のキャップにおいて、撓み領域が撓み板を備え
    る、キャップ。
  31. 【請求項31】 取り外し可能なプラスチック製キャップを成形する方法に
    おいて、 キャップの外面を形成する雌型成形部と、キャップの内面を形成するコアとに
    より形成された鋳型キャビティを有する成形装置内でキャップを成形し、キャッ
    プが、外面と、内面と、頂部壁と、ねじ部を有し且つ頂部壁と連通した垂下する
    環状スカート部とを備えるようにすることと、 キャップの内面に半径方向内方に伸びる弱体化領域を形成し得るようにコアの
    外面に半径方向外方に伸びる部材を提供し、該部材が半径方向外方に十分に伸び
    て、弱体化領域がキャップの平均厚さよりも薄く、スカート部が半径方向外方に
    拡張するのを許容し、これによりねじ部の表面傷が減少した状態でキャップを鋳
    型の成形部から取り外しを許容するようにすることとを備える、方法。
JP2001568803A 2000-03-16 2000-09-15 取り外しできる閉塞体 Pending JP2003528010A (ja)

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