JP2003528002A - 水中に物体を配置する装置および方法 - Google Patents

水中に物体を配置する装置および方法

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JP2003528002A JP2001568785A JP2001568785A JP2003528002A JP 2003528002 A JP2003528002 A JP 2003528002A JP 2001568785 A JP2001568785 A JP 2001568785A JP 2001568785 A JP2001568785 A JP 2001568785A JP 2003528002 A JP2003528002 A JP 2003528002A
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バーナード、フランソワ
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バーナード、フランソワ
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    • F16LPIPES; JOINTS OR FITTINGS FOR PIPES; SUPPORTS FOR PIPES, CABLES OR PROTECTIVE TUBING; MEANS FOR THERMAL INSULATION IN GENERAL
    • F16L1/00Laying or reclaiming pipes; Repairing or joining pipes on or under water
    • F16L1/12Laying or reclaiming pipes on or under water
    • F16L1/20Accessories therefor, e.g. floats, weights
    • F16L1/235Apparatus for controlling the pipe during laying
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B63SHIPS OR OTHER WATERBORNE VESSELS; RELATED EQUIPMENT
    • B63BSHIPS OR OTHER WATERBORNE VESSELS; EQUIPMENT FOR SHIPPING 
    • B63B35/00Vessels or similar floating structures specially adapted for specific purposes and not otherwise provided for
    • B63B35/04Cable-laying vessels

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  • Installation Of Indoor Wiring (AREA)
  • Measurement Of Velocity Or Position Using Acoustic Or Ultrasonic Waves (AREA)
  • Confectionery (AREA)
  • Basic Packing Technique (AREA)
  • Supports For Pipes And Cables (AREA)

Abstract

(57)【要約】 本発明は、物体を、物体に連結される、少なくとも第1(4)および第2のケーブル(5)によって、流体たとえば海の中に配置するための配置装置であって、装置に対する物体の移動を可能にするようにケーブル(4、5)を巻き入れ、また繰り出すウィンチ手段を具備しており、さらに、配置している間、装置と物体の間に単一のケーブル・アセンブリを提供するために、繰り出す時にケーブルを束にする束ね装置(10)を備えることを特徴とする装置および方法に関する。本発明による装置および方法は、配置している間のケーブルの繰り出し時にケーブルを束ねるようになっているばかりでなく、装置および方法は、復帰中の巻き入れ時にケーブルから束ね要素(13)を取り外すようになっている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】 (発明の背景) 本発明は、物体を、物体に連結される、少なくとも第1および第2のケーブル
によって、流体たとえば海の中に配置する配置装置であって、装置に対する物体
の移動を可能にするために、ケーブルを巻き入れ、また繰り出すウィンチ手段を
具備する配置装置に関する。
【0002】 本発明による装置および方法は、たとえば、船舶から海底へ、物体を配置する
のに使用される。こうした物体を船舶に連結するために、いくつかのケーブルを
使用することが知られている。第1のケーブルは負荷担持ケーブルで、第2のケ
ーブルはデータおよび電力アンビリカル・ケーブル(umbilical)であ
る。本明細書において、こうした吊り上げケーブルおよびこうしたアンビリカル
・ケーブルに言及されるであろう。しかし、本発明はまた、装置の基本設計に適
合することによって、物体を配置する時に、さらに3本のケーブルが使用される
時に使用されるであろうことに注目すべきである。
【0003】 荷物を海の中に配置する時、負荷担持ケーブルおよび、データおよび電力アン
ビリカル・ケーブルは、異なる流れの分布、したがって異なる抗力の分布を有す
る。特に、深い場所で使用する時、両方のケーブルが流れによってピンと張り、
互いに絡まるという危険が常に存在する。
【0004】 本発明の目的は、ケーブルが絡まる危険を有することなく、たとえば、船舶か
ら海底へ物体を配置し、一方で、物体を配置する時にケーブルに対してより多く
の制御を提供する装置および方法を提供することである。
【0005】 本発明によるこの目的は、配置する間、装置と物体の間に単一のケーブル・ア
センブリを提供するために、装置が、繰り出される時にケーブルを束ねる束ね装
置を備えることで達成される。
【0006】 この対策によって、抗力は、個別のケーブルではなくてアセンブリに加えられ
、したがって、動きに関する制御を改善することができる。
【0007】 本発明によれば、束ね装置は、個別の束ね要素によって、第1および第2のケ
ーブルを囲むようになっている。これら個別の束ね要素は、リングまたはクリッ
プとして形成されるのが好ましい。
【0008】 配置している間のみでなく、復帰している間もまた装置を使用するために、束
ね装置は、ケーブルに対して、束ね要素を適用し、また取り外すようになってい
る。
【0009】 本発明の一実施形態によれば、束ね装置は、クリップのような束ね要素用の格
納部を備える。さらに、束ね装置は、ディスペンサ・アセンブリを備え、ディス
ペンサ・アセンブリは、ディスペンサ・アセンブリに1つまたは複数のクリップ
を供給するための、前記格納部に隣接する格納位置と、クリップを第1および第
2のケーブルのまわりに適用するための、装置を通るか、または装置に沿ったケ
ーブルパスに隣接する、ケーブル位置の間を移動可能である。
【0010】 ケーブル・アセンブリに対してクリップを適用し、また取り外すために、ディ
スペンサ・アセンブリは、クリップを開閉する手段を備え、クリップを開閉する
手段は、前記クリップ内のそれぞれの穴と協動するピンを具備する。一実施形態
において、クリップを開閉するピンは、第1および第2のレバー上に固定され、
レバーは単一の駆動要素に連結される。駆動要素は、空気圧シリンダであっても
よい。
【0011】 別法として、装置は、ケーブルをケーブル位置に沿って案内するケーブル・ガ
イドを備えてもよい。
【0012】 別法として、束ね手段は、第1および第2のケーブルを、途切れの無い囲いに
よって囲うようになっており、第1および第2のケーブルを、囲い箔によって囲
うようになっている。
【0013】 別法として、束ね手段は、途切れの無いスナップ・ロックによって、第1およ
び第2のケーブルの両方を連結するようになっている。
【0014】 本発明による装置は、第1のケーブルを巻き入れ、また繰り出す第1のウィン
チおよび第2のケーブルを巻き入れ、また繰り出す第2のウィンチを備え、第1
および第2のウィンチは、第1および第2のケーブルの両方のケーブル速度と同
期するために協動する制御手段を備える。さらに、装置は、第1のウィンチの動
きを計測するセンサ手段を具備し、センサ手段は、処理手段によって、第2のウ
ィンチの制御手段に連結されて、第1のウィンチの速度に依存して第2のウィン
チの速度が制御される。
【0015】 ケーブルに対して、束ね要素が安全かつ確実に連結されることを保証するため
に、装置は、装置に対するケーブルの速度を計測するセンサ手段を備え、センサ
手段は、コンピュータのような処理手段によって装置に連結されて、ケーブルの
速度に依存して前記装置が制御される。
【0016】 可能な実施形態によれば、装置は、フレームを備え、フレームは、ケーブルを
案内するシーブを担持し、束ね装置は、配置をする間の前記ケーブルの移動に関
して前記シーブの下流に配置され、シーブは、両方のケーブルのケーブル速度を
同期させるために、第1および第2のケーブルを入れる2重溝を備える。
【0017】 本発明はまた、第1および第2のケーブルを収容するようになっており、ケー
ブルを収容する第1位置からケーブルを囲むために閉じる、第2位置へ移動可能
であるクリップに関し、クリップは、スナップ・ロックを備える。本発明による
クリップは、2つ以上の通し穴を備え、通し穴は、開閉ピンを収容するようにな
っている。クリップは、第1のケーブルを収容するための、比較的硬い部分を備
え、硬い部分は、第2のケーブルを収容するための、比較的撓みやすい部分に隣
接し、スナップ・ロックは、前記比較的撓みやすい部分に備わる。
【0018】 本発明の他の態様によれば、本発明は、流体たとえば海の中に荷物を配置する
方法に関し、荷物は、少なくとも第1および第2のケーブルによって上げ下げさ
れる。
【0019】 本発明による方法は、第1および第2のケーブルは、ケーブルが水の中に降ろ
される前に、単一のケーブル・アセンブリを形成するように連結されることを特
徴とする。 本発明によれば、ケーブルは、個別の束ね要素によって連結され、個別の束ね
要素は、細線によって相互連結され、他の束ね要素は、相互連結によってケーブ
ルの方へ他の束ね要素を引張ることによって、ケーブルに係合させ、ケーブル速
度は、ケーブルに対して他の束ね要素を係合させるために使用される。
【0020】 別法として、ケーブルは、途切れの無い束ね要素によって連結され、途切れの
無い束ね要素は、途切れの無いスナップ・ロック要素の形態を有し、要素は、少
なくとも第1および第2のケーブルを収容するようになっている。ケーブルはま
た、ブレイディングによって連結することができる。
【0021】 本発明は、添付の図を参照して説明されるであろう。
【0022】 (発明の詳細な説明) 図1において、物体3を配置する手段2を備える船舶1が示されている。物体
3は、ケーブル4および5によって、配置手段に連結される。ケーブル4は、負
荷担持ケーブルまたは負荷持ち上げケーブルで、ケーブル5はデータおよび電力
アンビリカル・ケーブルである。両方のケーブル4、5は、異なる流れ分布を有
するであろう。図1で図解して示されるように、ケーブルは、水の中で自由であ
り、互いに関して移動するであろう。したがって、両方のケーブル4、5が絡ま
る危険が存在する。さらに、両方のケーブル4、5が水の中を無関係に移動する
と、船舶1に対する物体3の移動に対する制御が難しくなるであろう。
【0023】 図2において、物体3bが配置手段2によって配置されている、船舶1が示さ
れている。図2によれば、第1および第2のワイヤ4、5は、束ね手段によって
互いに連結されている。この手段は、以下で説明するように、クリップの形態で
備わっている。図2による物体3bは、以前に出願された、特許出願第PCT/
NL99/00242号に記載されるProMasterであってもよい。両方
のケーブル4、5が連結されているため、絡まる危険は存在しない。さらに、船
舶1に対するProMaster3bの制御が、両方のワイヤが無関係に自由に
動く場合より良い精度で達成することができる。
【0024】 図3において、ProMaster3bを配置する手段が図で示されている。
手段は、船舶1に移動可能に連結されたA−フレーム6を具備する。さらに、手
段は、両方のケーブル4および5を巻き入れ、また繰り出すウィンチ7aおよび
7bを備える。図3において、2つのウィンチが示されている。第1のウィンチ
7aは主ウィンチと呼ばれるであろう。このウィンチは、負荷担持ケーブル4を
巻き入れ、また繰り出すために使用される。たとえば、このケーブルは合成ケー
ブルであってもよい。第2のウィンチ7bは、アンビリカル・ウィンチと呼ばれ
るであろう。このウィンチは、アンビリカル・ケーブル5を巻き入れ、また繰り
出すために使用される一方で、制御の観点から同期させられ、張力が監視される
。可能な実施形態として、ウィンチ7と(A−フレーム6に取り付けられた)シ
ーブ8の間に、本発明によるデバイス10が介在する。図3において、デバイス
10の位置は、船舶側と呼ぶことができる。デバイス10をシーブ8と反対側に
配置することも可能である。この場合、デバイス10の位置は、シーブ8の「水
側」であろう。デバイス10は、格納移送適用除去システム(STAR)と呼ば
れる。その理由は、ケーブルを繰り出す時、格納部からの、クリップのような束
ね手段が、ケーブルに固定するために、ケーブルに向かって移送されるからであ
る。ケーブルを巻き入れる時、両方のケーブルを巻き入れること、すなわち、そ
れぞれのケーブルを各ウィンチ上で監視された速度および張力で巻き入れること
を可能にするために、束ね手段を取り除く必要がある。
【0025】 図4において、本発明による、デバイス10の可能な実施形態が示されている
。デバイス10は、格納ユニット11を具備し、多数のクリップ・スタック12
が存在し、各スタックはクリップ13を具備する。格納部11から、個々のクリ
ップ13がディスペンサ・アセンブリ14に提供されることができ、ディスペン
サ・アセンブリ14は、クリップをケーブル・アセンブリ4、5を束ね、そのま
わりに固定するために、ケーブル4、5の方へクリップを移動するようになって
いる。クリップの断面がアンビリカル・ケーブルの断面より1mm大きい時、ク
リップが、アンビリカル・ケーブルに対するよりも持ち上げケーブル/ロープに
対して、より大きな圧力を加えて、アンビリカル・ケーブルが巻き上げケーブル
/ロープと比べて少し異なった速度で垂直に移動可能であることがわかっている
。格納ユニット11は、ガイド15内で移動可能であり、ガイド15は、ディス
ペンサ・アセンブリ14の移動方向に対して本質的に垂直である。各クリップの
ケーブル・アセンブリ4、5のまわりに対する安全で正確な位置決めを保証する
ために、本実施形態においてシーブとして示される他のガイド手段16が存在し
、そのガイド手段16は、ケーブル・アセンブリをデバイス10内を通して案内
する。したがって、ケーブル・アセンブ4、5とディスペンサ・アセンブリ14
の間の距離は、ケーブル・アセンブリ4、5に対してクリップを適用し、また取
り外す間、既知である。以下で、デバイス10およびその機能が説明されるであ
ろう。ここで、格納ユニット11の可能な位置である、「格納位置」に言及され
るであろう。格納位置において、クリップは、格納ユニットからディスペンサ・
アセンブリへ、またはその逆へ移送される。さらに、ディスペンサ・アセンブリ
14およびクリップ13の可能な位置である、「ケーブル位置」に言及されるで
あろう。この位置において、クリップ13は、ケーブル4、5に対して連結され
るか、またははずされる。
【0026】 ディスペンサ・アセンブリ14は、ディスペンサ・スライド20を具備する。
ディスペンサ・スライド20は、平面を摺動して、クリップ13を「格納位置」
から「ケーブル位置」へ移動させる。移動は、開放シリンダ21(図5参照)に
よって達成される。さらに、ディスペンサ・アセンブリ14は、押し戻しシリン
ダ22を具備する。この押し戻しシリンダは、クリップがケーブル・アセンブリ
4、5から取り除かれる時に使用されるであろう。押し戻しシリンダ22によっ
て、クリップ13は、ガイド・ピン23(図5参照)から、格納ユニット内に存
在するガイド・バー24上に押しやられる。さらに、ディスペンサ・アセンブリ
14は、ディスペンサ・シリンダ25を具備する。このディスペンサ・シリンダ
25が使用されて、ディスペンサ・スライド20が格納位置からケーブル位置ま
たはその逆へ移動する。デバイスは、参照番号26を有する他のシリンダを具備
する。このシリンダは、持ち上げシリンダと呼ばれ、クリップの積み重ね12を
上方のディスペンサ・アセンブリ14の方へ押しやるために使用される。
【0027】 図4によれば、2つのガイド・バー24が存在する。両方のガイド・バー24
はクリップ13に存在する穴にはまる。ガイド・バーを使用して、格納部内にク
リップが位置決めされる。図4によれば、ガイド・バーは、ディスペンサ・アセ
ンブリ内に存在するガイド・ピン23と整列する。
【0028】 デバイス10はまた、格納シリンダ27を具備する。この格納シリンダが使用
されて、格納ユニット11が格納位置に向かって、また離れる方向へ移動する。
【0029】 図5を参照すると、図4によるアセンブリ14の底面図が示されている。図5
において、開放レバー28を移動するのに使用される、開放シリンダ21が示さ
れている。両方の開放レバー28は、ガイド・ピン23を備える。両方のガイド
・ピン23は、クリップ13に設けられる、対応する穴にはまる。ガイド・ピン
が使用されて、開放レバー28の動きが伝えられることによってクリップが開く
。両方の開放シリンダ21の動きをガイド・ピン23に伝えるために、両方の開
放レバー28は、ヒンジによってディスペンサ・アセンブリ14に連結される。
【0030】 図4および5による装置を使用する時で、第1および第2のケーブル4、5に
よって、船舶1から荷物を配置する時、船舶上に存在する上下揺れ補償システム
と装置10の間を連結することが重要である。上下揺れ補償システムがあるため
に、ケーブル4、5を巻き入れる時および両方のケーブルを繰り出す時に、装置
10に対してケーブルが上下に移動する。したがって、本発明による装置は、高
速で動作可能でなければならない。船舶に対するケーブルの速度は2.3m/s
にもなる。このことは、装置自体の非常に速い動きを必要とするであろう。
【0031】 クリップがケーブルと安全で正確に連結されることを補償するために、船舶(
ship)に対する、また装置自体に対する、ケーブルの速度を計測できること
が有利である。したがって、各ケーブルの速度を計測するためにセンサ手段が存
在する(図示せず)。これらのセンサ手段を、コンピュータのようなプロセッサ
手段(図示せず)と連結することができる。これらのプロセッサ手段は、センサ
手段によって生成されたデータを処理して、相応して束ね装置を制御できるよう
になっていなければならない。
【0032】 本発明によれば、海底に対する荷物の移動を制御するために、主ウィンチ7a
に加えられる上下揺れ補償を検出するのが有利である。主ウィンチ上の上下揺れ
補償は、「主補償」であると呼ばれるであろう。アンビリカル・ウィンチ5aの
一定張力は、主ウィンチの補償に対して「従属作動する(slave)」であろ
う。したがって、船舶、したがって装置10に対する両方のケーブル4、5の移
動は連動するであろう。
【0033】 本発明による装置10は、船舶の巻き上げ機上の上下揺れ補償システムと協動
できるという事実によって、ケーブルの巻き入れと繰り出しの区別がなされる。
ケーブル4、5の通常の方向が繰り出しである時、上下揺れ補償システムは、ケ
ーブル4、5がクリップ13の適用直後に巻き入れされることを要求するという
状況が起こる可能性がある。その場合、クリップ13は、ケーブル4、5から再
びはずされなければならない。装置10の現行の構成によって、ディスペンサ・
アセンブリ14は、その位置をケーブル位置(=ケーブル移送点)に保つ。その
後、ケーブル4、5の移動が上下揺れ補償による移動より大きくなるまで、クリ
ップ13は、ケーブル4,5に対して適用され、また取り外される。その時だけ
、ディスペンサ・アセンブリ14は、新しいクリップ13が格納位置11からデ
ィスペンサ・アセンブリ14へ移送される、格納位置(=ディスペンサ移送点)
に引っ込む。
【0034】 ケーブルの通常の方向が巻き入れである時、クリップ13がケーブル位置(=
ケーブル移送点)に達するとすぐに、ケーブル・アセンブリ4、5からクリップ
13をはずす。ディスペンサ・アセンブリ14は、すぐに格納位置へ引っ込み、
クリップ13が格納ユニット11へ押し戻される。その後、ディスペンサ・アセ
ンブリ14はケーブル位置に戻り、次のクリップがケーブル・アセンブリ4、5
からはずされるのを待つ。
【0035】 上述した上下揺れ補償手法のために、格納ユニット11およびディスペンサ・
アセンブリ14は、装置10の個別の要素として設計されることができる。
【0036】 本発明による、装置10と共に使用されるクリップ13に対して、3つの基本
タイプが区別できる。これらの基本クリップ・タイプは、図6a、6bおよび6
cにそれぞれ示される。図6aによるクリップ形状は、クリップに大きな開口を
必要とし、大きな開口は、負荷担持ケーブル4およびアンビリカル・ケーブル5
の両方を収容できる。
【0037】 図6bで示す形状によると、両方のケーブル4、5は、クリップによってしっ
かりと囲まれている。
【0038】 図6cによると、両方のケーブル4、5をしっかりと囲む、他の形状が提供さ
れる。図6cによるクリップによって、負荷担持ケーブル4は、クリップによっ
て固く締め付けられる。より大きなアンビリカル・ケーブルは傷つきやすく、こ
のアンビリカル・ケーブル5の外の締め付け力は、あまり大きくすることはでき
ない。したがって、アンビリカル・ケーブル5上のクリップに関する締め付け力
を超えないことが有利である。
【0039】 図7において、図6cで示すタイプによるクリップ13の可能な実施形態が示
されている。図7において、実線で、閉じた位置にあるクリップ13が示され、
破線で、第1および第2のケーブルを収容する、開いた位置にあるクリップ13
が示される。クリップ13は、第1の(より小さな)持ち上げケーブルおよびよ
り大きなアンビリカル・ケーブル(データ・ケーブル)を収容できる。データ・
ケーブルを本質的に固定しない(データ・ケーブルの外側の締め付ける力を制限
する)ために、アンビリカル・ケーブルを収容するために比較的固い底部30が
提供される。クリップ13のこの比較的固い部分で、クリップ13が開くことが
できるようにヒンジ31が存在する。開口32によって、固い部分30は、撓み
部31に連結される。開口32は、ピンを収容するようになっており、ピンは、
開閉機構の一部を形成する。上述した開閉システムの一部である、他のピンを収
容するための他の開口33が存在する。比較的固い底部30は、より撓みやすい
上部34に連結される。使用中の上部は、負荷担持ケーブル4を収容するように
なっている。第1の開閉機構は、図4および5を参照して説明される。他の開閉
機構は、図12を参照して説明されるであろう。
【0040】 図7によるクリップは、射出成形を用いて作製することができる。図7で破線
で示すように、クリップを開いた位置で作製するのが有利である。これは、クリ
ップが格納される場合、クリップが開いた位置にあり、したがって、応力のない
状態にあるという利点を有する。装置10のクリップが、摩擦によってピン23
、24にそれぞれ固定されるように機械が設計される場合、クリップは、完全に
閉じた位置と完全に開いた位置の間の位置で作製されるべきである。そうすると
、開いた位置において、ピン23、24に通常の力が加わるであろう。クリップ
は、たとえば、ポリプロピレン(PP)またはCarilonから作ることがで
きる。両方の材料は、射出成形に使用でき、高い耐薬品性を有する。Caril
onは、より高価であるが、PPと比べてずっと高い耐薬品性と耐久性を有する
【0041】 ケーブルに加わる締め付け力を増すために、ばねがクリップに付加できる。図
8において、引張りばね40を備えるクリップの第1の実施形態が示されている
【0042】 図9において、クリップが圧縮ばね41を備える時の他の実施形態が示される
。図8および9によるばね40、41は、図7によるクリップの閉じ機構の代わ
りに、または閉じ機構に付加して使用できる。
【0043】 図10は、クリップ13に作用するケーブルの力を示す。クリップ13は図で
示される。ケ−ブル4、5は、実質的に曲げ剛性を有していないため、水平の負
荷を加えるために、ケーブル4、5は、ある角度以下でなければならない。ケー
ブル張力の水平成分はクリップの負荷に等しい。ケーブルの張力が高いため、角
度は小さいであろう。持ち上げケーブル4に対して、160.000Nのプリテ
ンションの場合、角度は、sin((1252/2)/160.000)=0,
22°である。クリップに対する可能な衝撃を引き出すことができる。
【0044】 F>2000Nの力がクリップ上に加わり、クリップがPPでできている時、
標準的な負荷担持ケーブルおよび標準的なアンビリカル・ケーブルを締め付ける
ためのクリップの厚みは、約30mmであろう。
【0045】 図11に関して、開閉機構の他の実施形態50が示されており、たとえば、図
4で示した装置において、ディスペンサ・アセンブリ14として使用される。ア
センブリ50は、第1のヒンジ要素52と連結する1つの開放シリンダ51を具
備する。このヒンジ要素52は、ロック・シリンダ53を備える。ロック・シリ
ンダ53は、ロック・ピン・レバー54に連結される。ロック・ピン・レバーは
、クリップ13を開閉するロック・ピン55を具備する。システム50はさらに
、その端部にピン57を備える第2のヒンジ要素56を具備する。
【0046】 使用時、本発明による装置10に関するケーブル4、5の巻き入れ/繰り出し
速度が速く、クリップ13をケーブル・アセンブリ4、5に連結およびケーブル
・アセンブリから取り外すのに利用できる時間はほとんどないことになるであろ
う。利用時間を増やすために、適用方向が、ケーブルの移動方向に垂直に選ばれ
るであろう。この実施形態によれば、クリップ13は、ピンを案内する手段によ
って開閉され、クリップがケーブル4、5に対して連結され、または取りはずさ
れている間、案内する手段に沿って、クリップ13が摺動できる。ガイド・ピン
60の長さを増やすことによって、クリップ13を取り外し、または連結するの
に利用できる時間が増加するであろう。ガイド・ピン60の可能な実施形態は、
図12に示される。ガイド・ピン60に沿って下方にクリップ13を移動させる
と、クリップ13が閉じ、ガイド・ピン60に沿った上方へのクリップ移動によ
って開く。
【0047】 ピン60の長さは、クリップ13を開閉するのに必要とされる時間を決める。
たとえば、クリップが50mmの高さで、ピンが100mmの長さの場合、最大
摺動距離は50mmである。2.4m/sの最大速度の場合、開閉時間は、0.
02sであろう。空気圧シリンダを使用しても、これは非常に短い時間である。
50mmの直径および50mmのストロークを有する通常のシリンダは、完全に
移動するのに0.3sを使用する。加速されるべき質量はかなり小さく、移動距
離は小さくできるが、開ける力は大きい可能性がある。
【0048】 ピンの長さを増やすことによって、開閉シーケンスの時間フレームが大きくな
る。しかし、ピンの長さは制限されている。ピンが長過ぎる場合、剛性が失われ
、それによって精度が失われるであろう。ピンの長さは、およそ10mmであり
、1000mmの長さは、可能性がないと考えられる。この問題を克服するため
のオプションは、図13に示すように、クリップに、穴の代わりにスロットを使
用することである。今、ピン60が支持され、長さがもはや制限されないとする
。ピンが750mmの長さの場合、開閉時間は、約0.3sになるであろう。図
12に示すように、静的なガイド・ピン60は、クリップがこれらのピンに沿っ
て移動させられる場合にクリップが自動的に閉じまたは開くように、動きはない
が、湾曲しているであろう。ケーブルとクリップの間の摩擦が十分に大きい場合
、ケーブルは、静的な湾曲ピンに沿ってクリップを移動させることができる。ケ
ーブル4、5とクリップ13の間の摩擦が十分に大きくない場合、または、ケー
ブルが静止している時、クリップ13は、ピンに沿って作動的に移動しなければ
ならない。この概念は、ケーブル速度が設計に与える厳しい影響を排除する。
【0049】 図12および13を参照して説明したように、開閉機構を使用する時、格納部
がガイド・ピン60の上に備えられるであろう。クリップ13がケーブルから取
り外される必要がある場合、クリップはピン60上で任意の位置を有することが
できる。クリップを移動してその位置から格納領域へ戻すデバイスが存在する必
要がある。クリップがケーブルに適用される必要がある場合、クリップは、全摺
動距離を使用できるように、ピン60の上部にある必要がある。このことは、ク
リップ13用の格納領域がピンの上にある場合、この後者の動きがより小さくな
り、その結果、より安価で迅速なシステムとなるであろう。
【0050】 図12による静的なピン60に対して、格納部をディスペンサの上に配置する
ことに他の重要な利点が存在する。クリップ13は、ピン60の底部で開放され
る場合に閉じて、上部で開放される場合に開いて、応力から開放され、格納部へ
供給される準備ができる。
【0051】 本明細書において、少なくとも第1および第2のケーブル、たとえば、負荷担
持ケーブル4およびアンビリカル・ケーブル5を束ねる可能性に言及される。さ
らに、本明細書において、束ね手段として、クリップ13が、たとえば、図7、
8、9および13を参照して説明される。しかし、別法として、他のいくつかの
可能性が、たとえば、荷物を船舶から海底へ配置する時に少なくとも第1および
第2のケーブルを束ねるために使用される可能性がある。第1の他の解法は、図
14に示される。この図において、クリップ70のような束ね手段が、ケーブル
・アセンブリ71に適用される。図14による解決策において、連結手段70は
、細線72によって相互連結される。格納部(図示せず)から、相互連結手段7
0がケーブル・アセンブリ71に送り出される。
【0052】 2つ以上のケーブルを束ねる他の可能性が図15に示され、この場合、連結手
段は、途切れの無い箔(foil)80で構成され、閉じる機構が箔に取り付け
られている。箔は、ケーブル・アセンブリ82のまわりに導かれ、その後閉じら
れる。その機構は、ジッパ、Velcro、フックとループ、スナップ・ファス
ナまたはフックとワイヤの解決策である、番号81で呼ばれる。
【0053】 この解決策の利点は、ストリップが巻き入れされ、その後ケーブルをはずすこ
となく交換できることである。この解決策において、Velcroは、箔を連結
するのに最も可能な方法であるように見える。すなわち、速度、頑強性が必要な
ため、閉じる間および多数回のサイクルの間のVelcroの低い必要精度であ
る。Velcroは2つの異なるタイプ、すなわち、フックとループを具備する
。Velcroを閉じる時、両側を押す必要がある。フックとループの設計は、
サイクル数、強度などのような仕様に依存する。数千回開閉できるVelcro
のタイプが存在する。これらのタイプの強度は、数サイクルだけのタイプの強度
より低い。しかし、多数回サイクルのVelcroタイプの典型的な強度は、5
N/cm2である。
【0054】 アンビリカル・ケーブル5および負荷担持ケーブル4を連結する別法が図16
に示される。この場合、両方のケーブル4、5は、途切れの無いストリップ90
によって連結され、ストリップ90は、スナップ・ロックでケーブル4、5を保
持する。そして、ロック機構はストリップ90の撓み性である。したがって、ス
トリップ90は、熱可塑性物質で最もうまく作ることができる。ストリップ90
が途切れがないため、単位長さ当たりの締め付ける力は、個別のクランプを用い
る概念に比べて低い可能性がある。この概念の利点は、ケーブルがその表面の大
部分にわたって保護されることである。
【0055】 図16による構成において、途切れの無いストリップによる包囲がシーブの船
舶側から行われる。したがって、包囲はシーブによって傷つけられないはずであ
る。大きな直径のシーブが使用されて、シーブ上の、したがって囲い90上の表
面圧力が減らされる。囲い90の材料は、損傷を受けることなくこの圧力に耐え
ることができる必要がある。
【0056】 第1および第2のケーブル4、5を連結する別法が図17に示される。実際、
図17において、キャリア101を有するブレイディング・ホイール100が示
されており、キャリア101のそれぞれは、ケーブル4、5のまわりに繊維糸を
適用するようになっている。図17によるブレイディング処理は繊維業界のよう
な他の業界で広く使用されており、その業界において、ブレイディングは、繊維
からの糸の生成および複合産業において、炭素ガラス繊維の生成に使用される。
本発明によれば、可能なブレイディング処理は可逆的でなければならない。
【0057】 本発明において、物体を水の中に配置する装置および方法に言及される。本発
明による装置および方法はまた、復帰中に使用できることに注目すべきである。
ケーブルが巻き入れられる時、束ね要素は、ケーブルを別々に巻き入れることが
できるように、ケーブルからはずすことができる。
【0058】 当業者にとって、荷物を、たとえば、船舶から海底に向けて配置しながら、第
1および第2のケーブルを連結する他の解決策を導出することが可能であること
に注目すべきである。こうした変更は、併記の特許請求の範囲に記載されること
を意味する。
【図面の簡単な説明】
【図1】 物体が、互いに関して自由に動く2本のケーブルによって船舶に連結されてい
る、物体を配置する船舶を示す図である。
【図2】 本発明による、第1および第2のケーブルが束ねられている、物体の配置を示
す図である。
【図3】 船舶上の、本発明による束ね装置の可能な位置の概略図である。
【図4】 第1および第2のケーブルを束ねるための、本発明による装置を示す図である
【図5】 図4による装置の詳細を示す図である。
【図6】 第1および第2のケーブルを連結する要素の基本形状を示す図である。
【図7】 本発明によるクリップの好ましい実施形態を示す図である。
【図8】 張力ばねを備えるクリップの他の実施形態を示す図である。
【図9】 圧縮ばねを備える本発明によるクリップの他の実施形態を示す図である。
【図10】 第1および第2のケーブルを束ねるために備わるクリップ上に加わる負荷を示
す図である。
【図11】 本発明によるクリップを開閉する他の機構を示す図である。
【図12】 静的なピン概念による開閉システムを示す図である。
【図13】 図12によるシステムとともに使用されるクリップを示す図である。
【図14】 第1および第2のケーブルを連結する要素の他の実施形態を示す図である。
【図15】 第1および第2のケーブルを連結するための、途切れの無い開いたシートの形
態の連結要素を示す図である。
【図16】 第1および第2のケーブルを連結するための、途切れの無いスナップ・ロック
を示す図である。
【図17】 第1および第2のケーブルを連結するための、ブレイディング・ホイールを示
す図である。
【図18】 第1および第2のケーブルを連結するための、相互連結された閉じたリングを
用いたシステムを示す図である。
【手続補正書】特許協力条約第34条補正の翻訳文提出書
【提出日】平成14年7月1日(2002.7.1)
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】特許請求の範囲
【補正方法】変更
【補正の内容】
【特許請求の範囲】
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (81)指定国 EP(AT,BE,CH,CY, DE,DK,ES,FI,FR,GB,GR,IE,I T,LU,MC,NL,PT,SE),OA(BF,BJ ,CF,CG,CI,CM,GA,GN,GW,ML, MR,NE,SN,TD,TG),AP(GH,GM,K E,LS,MW,SD,SL,SZ,TZ,UG,ZW ),EA(AM,AZ,BY,KG,KZ,MD,RU, TJ,TM),AE,AG,AL,AM,AT,AU, AZ,BA,BB,BG,BR,BY,CA,CH,C N,CR,CU,CZ,DE,DK,DM,DZ,EE ,ES,FI,GB,GD,GE,GH,GM,HR, HU,ID,IL,IN,IS,JP,KE,KG,K P,KR,KZ,LC,LK,LR,LS,LT,LU ,LV,MA,MD,MG,MK,MN,MW,MX, NO,NZ,PL,PT,RO,RU,SD,SE,S G,SI,SK,SL,TJ,TM,TR,TT,TZ ,UA,UG,US,UZ,VN,YU,ZA,ZW

Claims (31)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 物体を、前記物体に連結される、少なくとも第1および第2
    のケーブルによって、流体たとえば海の中に配置するための配置(deploy
    ment)装置であって、前記装置に対する前記物体の移動を可能にするように
    前記ケーブルを巻き入れ(reel in)、また繰り出す(reel out
    )ウィンチ手段を具備しており、さらに、配置している間、前記装置と前記物体
    の間に単一のケーブル・アセンブリを提供するために、繰り出す時に前記ケーブ
    ルを束にする束ね(bundling)装置を備えることを特徴とする配置装置
  2. 【請求項2】 前記束ね装置は、個別の束ね要素によって、前記第1および
    前記第2のケーブルを囲うようになっている、請求項1に記載の装置。
  3. 【請求項3】 前記個別の束ね要素は、リングまたはクリップとして形成さ
    れる、請求項2に記載の装置。
  4. 【請求項4】 前記束ね装置は、前記ケーブルに対して、前記束ね要素を適
    用し、また取り外すようになっている、請求項1から3のいずれか一項に記載の
    装置。
  5. 【請求項5】 前記束ね装置クリップのような束ね要素用の格納部を備える
    、請求項1から4のいずれか一項に記載の装置。
  6. 【請求項6】 前記束ね装置は、ディスペンサ・アセンブリを備え、前記デ
    ィスペンサアセンブリは、前記ディスペンサ・アセンブリに1つまたは複数のク
    リップを供給するための、前記格納部に隣接する格納位置と、前記クリップを前
    記第1および第2のケーブルのまわりに適用するための、前記装置を通るか、ま
    たは前記装置に沿った前記ケーブルパスに隣接する、ケーブル位置の間を移動可
    能である、請求項5に記載の装置。
  7. 【請求項7】 前記ディスペンサ・アセンブリは、クリップを開閉する手段
    を備える、請求項6に記載の装置。
  8. 【請求項8】 クリップを開閉する前記手段は、前記クリップ内のそれぞれ
    の穴と協動するピンを具備する、請求項7に記載の装置。
  9. 【請求項9】 クリップを開閉する前記ピンは、第1および第2のレバー上
    に固定され、前記レバーは単一の駆動要素に連結される、請求項7または請求項
    8に記載の装置。
  10. 【請求項10】 前記駆動要素は、空気圧シリンダである、請求項9に記載
    の装置。
  11. 【請求項11】 前記装置は、前記ケーブルを前記ケーブル位置に沿って案
    内するケーブル・ガイドを備える、請求項1から10のいずれか一項に記載の装
    置。
  12. 【請求項12】 前記束ね手段は、前記第1および第2のケーブルを、途切
    れの無い囲いによって囲うようになっている、請求項1に記載の装置。
  13. 【請求項13】 前記束ね手段は、前記第1および第2のケーブルを、囲い
    箔によって囲うようになっている、請求項12に記載の装置。
  14. 【請求項14】 前記束ね手段は、途切れの無いスナップ・ロック(sna
    p lock)によって、第1および第2のケーブルの両方を連結するようにな
    っている、請求項12に記載の装置。
  15. 【請求項15】 前記装置は、第1のケーブルを巻き入れ、また繰り出す第
    1のウィンチおよび第2のケーブルを巻き入れ、また繰り出す第2のウィンチを
    備え、前記第1および第2のウィンチは、第1および第2のケーブルの両方のケ
    ーブル速度と同期するために協動する制御手段を備える、請求項1から14のい
    ずれか一項に記載の装置。
  16. 【請求項16】 前記装置は、前記第1のウィンチの動きを計測するセンサ
    手段を具備し、前記センサ手段は、処理手段によって、前記第2のウィンチの前
    記制御手段に連結されて、前記第1のウィンチの前記速度に依存して前記第2の
    ウィンチの速度が制御される、請求項15に記載の装置。
  17. 【請求項17】 前記装置は、前記装置に対する前記ケーブルの速度を計測
    するセンサ手段を備え、前記センサ手段は、コンピュータのような処理手段によ
    って前記装置に連結されて、前記ケーブルの速度に依存して前記装置が制御され
    る、請求項1から16のいずれか一項に記載の装置。
  18. 【請求項18】 前記装置は、フレームを備え、前記フレームは、前記ケー
    ブルを案内するシーブ(sheave)を担持し、前記束ね装置は、配置をする
    間の前記ケーブルの移動に関して前記シーブの下流に配置される、請求項1から
    18のいずれか一項に記載の装置。
  19. 【請求項19】 前記シーブは、前記両方のケーブルのケーブル速度を同期
    させるために、第1および第2のケーブルを入れる(accommodate)
    2重溝を備える、請求項18に記載の装置。
  20. 【請求項20】 請求項1から19のいずれか一項に記載の装置とともに使
    用されるクリップであって、第1および第2のケーブルを収容するようになって
    おり、前記ケーブルを収容する第1位置から前記ケーブルを囲むために閉じる、
    第2位置へ移動可能であるクリップ。
  21. 【請求項21】 スナップ・ロック(snap lock)を備える、請求
    項20に記載のクリップ。
  22. 【請求項22】 2つ以上の通し穴を備え、前記通し穴は、開閉ピンを収容
    するようになっている、請求項20または請求項21に記載のクリップ。
  23. 【請求項23】 前記クリップは、第1のケーブルを収容するための、比較
    的硬い部分を備え、前記硬い部分は、第2のケーブルを収容するための、比較的
    撓みやすい部分に隣接する、請求項20から22のいずれか一項までに記載のク
    リップ。
  24. 【請求項24】 前記スナップ・ロックは、前記比較的撓みやすい部分に備
    わる、請求項23に記載のクリップ。
  25. 【請求項25】 前記請求項1から19のいずれか一項に記載の装置を備え
    る船舶。
  26. 【請求項26】 流体たとえば海の中に荷物を配置する方法であって、前記
    荷物は、少なくとも第1および第2のケーブルによって上げ下げされ、前記第1
    および第2のケーブルは、前記ケーブルが前記水の中に降ろされる前に、単一の
    ケーブル・アセンブリを形成するように連結されることを特徴とする方法。
  27. 【請求項27】 前記ケーブルは、個別の束ね要素によって連結される、請
    求項26に記載の方法。
  28. 【請求項28】 前記個別の束ね要素は、細線(thread)によって相
    互連結され、他の束ね要素は、前記相互連結によって前記ケーブルの方へ前記他
    の束ね要素を引張ることによって、前記ケーブルに係合させ、前記ケーブル速度
    は、前記ケーブルに対して前記他の束ね要素を係合させるために使用される、請
    求項27に記載の方法。
  29. 【請求項29】 前記ケーブルは、途切れの無い束ね要素によって連結され
    る、請求項26に記載の方法。
  30. 【請求項30】 前記途切れの無い束ね要素は、途切れの無いスナップ・ロ
    ック要素の形態を有し、前記要素は、少なくとも第1および第2のケーブルを収
    容するようになっている、請求項29に記載の方法。
  31. 【請求項31】 前記ケーブルは、ブレイディング(braiding)に
    よって連結される、請求項30に記載の方法。
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