JP2003527781A - 少なくとも2つの通信加入者の双方向通信方法及び装置 - Google Patents

少なくとも2つの通信加入者の双方向通信方法及び装置

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JP2003527781A
JP2003527781A JP2001527501A JP2001527501A JP2003527781A JP 2003527781 A JP2003527781 A JP 2003527781A JP 2001527501 A JP2001527501 A JP 2001527501A JP 2001527501 A JP2001527501 A JP 2001527501A JP 2003527781 A JP2003527781 A JP 2003527781A
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ドロプニー,ヴォルフガンク
モーリッツ,ライナー
シュトラウプ,ベルンハルト
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    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04LTRANSMISSION OF DIGITAL INFORMATION, e.g. TELEGRAPHIC COMMUNICATION
    • H04L5/00Arrangements affording multiple use of the transmission path
    • H04L5/14Two-way operation using the same type of signal, i.e. duplex
    • H04L5/1423Two-way operation using the same type of signal, i.e. duplex for simultaneous baseband signals

Abstract

(57)【要約】 少なくとも2つの通信加入者間で双方向にデータを伝達する方法と装置であって,その場合にデータ伝達は一方の通信方向においては電流の流れの変化によって,他方の通信方向においては電圧の変化によって実現されており,その場合に1つの通信路上で両通信方向におけるデータ伝達は,電圧及び/又は電流の流れの恒常的な最低レベル又は各通信加入者の別々のエネルギ供給によって,両通信方向のためのエネルギ供給が維持されることにより,同時に実施可能である。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】 従来技術 本発明は,独立請求項の上位概念に記載された,少なくとも2つの通信加入者
の双方向データ伝達方法と装置に関する。特にデータ伝達は,エアバッグシステ
ム内の周辺装置と制御装置との間で行われる。
【0002】 それについて,DE19609290A1は,車両搭乗者を保護するためのエ
アバッグシステムを開示している。そこには,複数のセンサモジュールが設けら
れており,それらは導線の対を介して離れて配置された制御装置と接続されてい
る。制御装置は,特にエアバッグのような車両搭乗者のための保護手段を駆動す
る。センサモジュールの出力信号は,両方の導線上で互いに連続する電流の流れ
の変化の形状で,従ってアナログのプッシュ−プル信号の形式で,あるいはパル
ス列の形式で制御装置へ伝達される。制御装置からセンサモジュールへの逆方向
においては,データは互いに連続する電圧の変化として実現される。その場合に
,通信は,時間的にずれて行われ,即ち互いに連続する電圧の変化の形式の要請
信号に基づいて制御装置がセンサモジュールに伝達開始を信号で通知し,それに
続いて逆方向において,即ちセンサモジュールから制御装置へ,互いに連続する
電流の流れの変化の形式でデータが導線ペア上で伝達される。
【0003】 電流インターフェイスについて,即ち,通常センサモジュールから制御装置へ
の伝達方向において,先に公開されていないドイツ出願19813965.9は
,そのクロック周波数が制御可能であるクロック受取りジェネレータによってデ
ジタルデータの伝達方法を開示している。その場合に,特殊な形式で電流の流れ
の信号側面を用いて周辺装置から制御装置にデータ伝達することが記載されてい
る。従って,バイナリ状態のコード化は,上昇あるいは下降する信号側面により
定められ,それは所定の時間ウィンドウ内で検出されなければならない。マンチ
ェスタコーディングを付加的に使用することによって,データ受取りクロックジ
ェネレータ周波数を同期させることができる。その場合に発生するデータパルス
と側面交替の同期化時点との間の時間的なずれは,データパルスの論理レベルを
時間的にずらして検出することにより考慮される。この方法に基づく伝達が双方
向で使用された場合には,ここでも時間をずらしたデータ伝達を使用しなければ
ならない。
【0004】 上記マンチェスタコーディング又はマンチェスタ−II−コーディングの他に,
例えばハミング−コード又はアブラムソン−コードなどのようなデータ伝達技術
における他のコード化方法,特に周期的なコード化方法が知られている。
【0005】 本発明の課題は,先に公開されていないドイツ出願19813965.9の説
明に基づいて,そこに示されている電流インターフェイスに加えて,両方向にお
ける双方向の同時のデータ伝達が可能になるように,更なる開発を実施すること
である。
【0006】 本発明の利点 本発明は,少なくとも2つの通信加入者間で双方向にデータを伝達する方法と
装置に基づいており,その場合にデータ伝達は一方の通信方向においては電流の
流れの変化によって,そして他方の通信方向においては電圧の変化によって実現
されており,その場合に1つの通信路上で両方の通信方向におけるデータ伝達が
同時に実施可能である。その場合に,本発明は,特に,先に公開されていないド
イツ出願19813965.9の内容を展開し,両通信方向において双方向かつ
同時のデータ伝達が可能であるようにする。従って,ドイツ出願1981396
5.9の内容は,示されている発明の内容でもある。
【0007】 第1の通信加入者(特に周辺装置)から第2の通信加入者(特に制御措置)へ
の通信は,電流の流れの信号側面によって実現され,電圧レベルの変化は制御装
置から周辺への通信を示し,その場合に通信加入者1から通信加入者2への(従
って周辺から制御装置への)伝達は,上記の先に公開されていないドイツ出願に
従って実現されることによって,周辺から制御装置への迅速なデジタルのデータ
通信がその特徴的な利点をもって達成され,さらに接続導線上の電位の変化を検
出することによってインターフェイスの双方向性が可能となる。
【0008】 好ましくは両通信方向において,デジタル情報をコード化するために,マンチ
ェスタコード,特にマンチェスタ−II−コードを受け継ぐことができる。それに
よって両方向の通信について,デジタルデータの自己同期するコード化によりデ
ータ率の上昇を得ることができる。
【0009】 通信加入者2(即ち,制御装置)から通信加入者1(即ち,周辺)へのデータ
伝達が任意のコード化によって実現可能であって,従って例えばマンチェスタコ
ードあるいはマンチェスタ−II−コードの他に,同様に例えばハミングコード又
はアブラムソンコードなどによっても実現可能であって効果的である。
【0010】 好ましくは本発明にかかるインターフェイスは,使用される構成部分の簡単な
変形(搭載変形例)によって規格ISO9141に基づくインターフェイスの駆
動を可能にすることができる。
【0011】 マンチェスタコーディングを使用する場合には,同期化はパルス,特にデータ
パルスの中央で行われ,それによって好ましいことに,そこで各々発生する側面
交替により常にかつ正確に可能である。好ましくは,マンチェスタコーディング
においては,クロック周波数を表す時間領域として,パルス中心における2つの
同期化点の間の時間長さが使用される。しかし,クロック周波数がそれ自体既知
の発振器クロックのカウントによって検出され,かつデータ受取りジェネレータ
は各々パルス中央において各々実際のクロック周波数を受け取ることによって,
データ受取りジェネレータはそれに対して時間的にずれてパルスレベルを検出し
,それによって同ジェネレータはそのパルスレベルに効果的に適合される。マン
チェスタコーディングの他の利点,即ち,1ビットエラー認識を利用することが
できるようにするために,好ましくはパルス中央の同期化点の前後で両パルス半
部が少なくとも1回検出される。検出は,好ましくは1つの検出ウィンドウの内
部で多重検出によって行われる。従って,周辺から制御装置への通信方向に関す
る利点は完全に維持され,同時に反対方向において利用することができる。
【0012】 従って,一般的に,両通信加入者の同時の双方向データ伝達が,好ましくは同
期して可能であって効果的である。
【0013】 他の好ましい実施は,詳細な説明と請求項から明らかにされる。
【0014】 実施例の説明 図1は,インターフェイスの原則的な構造を示している。その場合に,符号1
01は,切換え論理あるいは,特にマイクロコントローラの形式の半導体インテ
リジェンスなどを示している。切換え論理101には,少なくとも1つの周辺装
置100が接続されている。少なくとも1つの周辺装置100を有する切換え論
理101は,例えば通信加入者K1である。従って,通信加入者K1として,同
様に制御装置を設けることができる。導線114は,切換え論理101からの出
力導線である。導線115は,切換え論理101へ通じる入力導線である。切換
え論理101は,導線114を介して負荷102と接続されており,その負荷も
また切換え手段105,特にトランジスタと接続されている。切換え手段105
は,一方ではアースと,他方では他の負荷104と接続されている。負荷104
は,他の負荷106と接続されており,その負荷はまたアースと接続されている
。負荷104と負荷106には,他の負荷109が接続されている。この負荷の
反対側は,特に供給電圧UBATのピン108の電位と接続されている。3つの
負荷104,106及び109の共通の電位点には,エネルギ蓄積装置,特にキ
ャパシタ110が接続されており,そのキャパシタも同様にアースと接続されて
いる。負荷104,106及び109並びにエネルギ蓄積装置110の共通の電
位点あるいは共通の導線片は,比較器103へ通じている。同様に,比較器10
3には,ピン107が案内されており,そのピンには電位VCが印加される。比
較器103の出力側は,導線115によって切換え論理101と接続されている
。上記構成部分と接続導線は,周辺Pの本発明にかかる部分である。この周辺P
は,伝達導線Tを介して制御装置領域Sと接続されている。その場合に,伝達導
線Tは周辺ポートPp内で始っており,その周辺ポートは上記共通の導線片を介
して比較器103と接続されている。制御装置領域Sの接続,従って伝達導線T
を介しての接続,従って制御装置ポートは,符号Psで示されている。伝達導線
Tは,ポートPsを介し,導線118を介して通信加入者K2と接続され,そし
て同時に負荷111と接続されている。負荷111は,導線117を介して同様
に通信加入者K2と接続されている。同様に,導線117には,エネルギ蓄積装
置,特にキャパシタ112が接続されており,そのキャパシタは同時にアースと
接続されている。通信加入者K2は,評価回路あるいは評価論理113あるいは
例えばマイクロコントローラの形式の好適な半導体インテリジェンスと,符号1
16で示す本来の制御装置のマイクロコントローラとを有している。しかしまた
,評価回路113とマイクロコントローラ116を集積されたモジュール内に収
容することも考えられる。従って,符号116は,単なるマイクロコントローラ
であってもよいが,同様に完全な制御装置であってもよく,その場合には論理1
13待避可能である。
【0015】 本発明にかかるインターフェイスは,周辺Pと制御装置領域Sとの間に少なく
とも1つの電気的な接続Tを必要とし,その接続はデータ情報を両方向に伝達す
る。基準電位,特にアースは,他の電気的な接続(ここには図示されていない)
によって制御装置の基準電位としてもよく,あるいは他の周辺に近い個所で基準
電位を受け取ることもできる。切換え論理101は,出力導線114のためにマ
ンチェスタ−II−コーディングに応じてシリアルに側面制御を引き受けると共に
,入力導線115についても,例えばマンチェスタ−II−コーディングにおいて
,シリアルに印加される電圧レベルの評価と後続の処理を引き受ける。従って,
出力導線114は,制御装置への全てのデータ伝達の信号路となり,入力導線1
15は周辺Pへの通信を切換え論理101と接続する。
【0016】 さらに,切換え手段105は,バイポーラトランジスタとして記載されている
。しかし,切換え手段105は,他の構成,例えばユニポーラトランジスタ又は
他の切換え論理を有することもできる。トランジスタ105のベースは,負荷1
02を介して分圧器として駆動される。トランジスタ105が切り替わると,伝
達導線Tを介して上昇された電流の流れが可能となり,その場合に伝達導線Tの
電位は負荷104により維持される。その他,トランジスタ105が閉鎖された
状態においても,負荷106を介して伝達導線Tを介してのカットオフ電流を保
証することができる。
【0017】 エネルギ蓄積装置110は,1つ又は複数の保護キャパシタとして実現するこ
とができ,データ伝達信号の側面の平滑化と伝達導線Tの放射の減少に寄与する
。符号103は,比較器回路を示しており,その比較器回路は,伝達導線Tの電
位をピン107の電位VCと比較するために用いられ,それによって制御装置領
域Sのコード化されたデジタルのメッセージを導線115を介して切換え論理1
01へ伝達する。負荷109を介して供給電圧,特にUBAT,あるいはピン1
08の付属の電位が結合される。
【0018】 制御装置側Sにおいて,論理113は,例えばASICによって実現すること
ができる。伝達導線T上の通常の電位は,論理素子113によって制御される。
【0019】 トランジスタ105が切り替わると,負荷111を介して電圧が降下し,その
電圧は導線117と118あるいは論理素子113内のその入力の間で評価され
る。即ち,論理素子113は,制御装置Sへ宛てた周辺Pのコード化された,特
にマンチェスタ−II−コーディングに従って処理されたデジタルのメッセージを
受信して,さらに処理し,必要に応じてさらにマイクロコントローラ116に伝
達することができる。エネルギ蓄積装置112は,論理素子113への電圧ある
いはノイズの結合から保護するための保護キャパシタである。
【0020】 その場合に,論理素子113は,マイクロコントローラ116による好適な駆
動によって,伝達導線Tの電位を残留電位(例えば>100mV)VTl又は中
間電位VTlzに低下させ,再び伝達導線T上の通常の電位に上昇させることが
できる。伝達導線T上のこの電位変化は,周辺側においては比較器回路103及
び伝達導線Tの電位とピン107を介しての電位VCとの比較によって導線11
5を介して切換え論理101へ印加することができる。即ち,比較器回路113
の出力は,切換え論理101へ,通信加入者K2,特に制御装置のコード化され
た,特にマンチェスタ−II−コーディングに従ってコード化されたデジタルのメ
ッセージを伝達し,そのメッセージを切換え論理101はさらに処理することが
できる。
【0021】 その場合に,制御装置側Sは,一方では,完全に制御装置内に収容することが
でき,同様に制御装置が他の既知の構成素子の他には単に論理アッセンブリ11
3とマイクロコントローラ116とを有することも可能である。その場合には,
素子111,112,117及び118からなる回路は,制御装置側ではあるが
,本来の制御装置の前に設けられる。同様に,特にASICとしての,論理素子
113を,通信パートナーK2としての制御装置の前に配置することができる。
同様に周辺側Pにおいても可能な,この可能な待避により,周辺装置100と制
御装置あるいはマイクロコントローラ116から独立した,これらに接続可能な
伝達区間を1つの装置内で実現することができる。
【0022】 図1に示される,インターフェイスの実現は,ISO−規格9141に基づく
言及された搭載変形例に相当する。接続端108とその電位に結合される負荷1
09によって中間電位が達成される。従って,この電位は,切換え手段105に
よりオフにされた場合の残留電位と,切換え手段105によってオンにされた場
合の電位との間にある。この搭載変形例によって,ISO−規格9141に基づ
くインターフェイスが得られ,従って,図示のインターフェイスのISO−91
41に基づく駆動が可能にされる。
【0023】 他の変形例は,接続端108と負荷109とを有するレーンを取り去ることに
よって生じる。負荷104と106は,それに応じて異なるように設計される。
しかし,その場合に,両方の側で時間的に等しく伝達するために,電荷ポンプ,
従ってエネルギ供給が提供されなければならない。
【0024】 インターフェイスのタイミングが,図2に図示されている。周辺Pから制御装
置側Sへの通信方向は,先に公開されていない出願19813965.9に十分
正確に記載されており,かつその内容が同様にこの出願の内容となるので,図2
には制御装置Sから周辺Pへの通信方向についての実現可能性が示されている。
その場合に,両通信方向において時間的に等しい伝達を実現するために,2つの
可能性が紹介される。
【0025】 第1の可能性は,伝達区間の片側の,従って周辺側P又は制御装置側Sにおけ
るエネルギ供給を有する信号の流れSP1において示される,特に接続端108
と負荷109を有する上記レーンによる中間電位VTlzによる実現である。
【0026】 第2の可能性は,周辺側Pと制御装置側Sのために,これらがそのエネルギを
インターフェイスの電気的な接続Tを介して受け取らない場合に,専用のエネル
ギ供給を提供する可能性である。ただ,その場合には,インターフェイスが繰返
しオンオフ切換え可能であることが保証されなければならない。
【0027】 図2には,伝達導線T上の電位VTが,時間にわたって示されている。その場
合に,VThはハイ電位を示し,VTlは既に挙げた残留電位又はロー電位を示
している。可能性1においては,さらに,中間レベルVTlz,いわゆる中間ロ
ーレベルが示されている。
【0028】 スイッチオンプロセスは,t1において電位VThを印加する。その場合に,
本来のデータの伝達は,時点t2においてt2からt3の少なくとも1つのスタ
ートビットによって示される。図示において,ここでは,同様に,マンチェスタ
−II−コーディングが選択されており,それに従って,パルス中央において同期
化が行われ,それが2つの通信方向についてマンチェスタ−II−コーディングの
利点を利用することができる。その後,時点t3において,選択的に他のスター
トビット又は既に第1のデータビットが続く。それに続いて,時点t4とt5で
他のデータビットが伝達される。その場合に,伝達フレーム毎に,全体として例
えば8データビット,正確には1バイトが伝達される。その後,時点t6のデー
タに続いて,データを検査するためのパリティビットが,そして最後に時点t7
でフレームを画成するためのストップビットが伝達される。
【0029】 デジタルメッセージのコード化は,既に説明したように,マンチェスタ−II−
コーディングに従って,あるいは他の,特にハミング又はアブラムソンのような
周期的なコードに従って行うことができる。
【0030】 SP1についてのローレベルは,ここでは中間レベルに相当し,ここではハイ
レベルVThの下方にある。このレベルVTlzは,同時に,通信加入者1から
通信加入者2への,図示されていない逆方向のための十分な電流の流れを保証す
る。従って,伝達区間の片側におけるエネルギ供給は十分である。
【0031】 伝達区間の両側でエネルギが供給される第2の場合においては,t1lにおけ
るスイッチオンプロセスにおいて信号がローレベルVTlからハイレベルVTh
へ変化される。ここでも,時点t21でSP1におけるのと同様に信号SP2に
おいて少なくとも1つのスタートビットによって伝達が開始される。時点t3l
で,他のスタートビット又は第1のデータビットを伝達することができる。他の
データビットは,時点t4lで伝達される。それ以降の推移は,SP1の推移に
相当し,ただ,ロー電位VTlとハイ電位VThの間で交替が実施されることが
異なっている。
【0032】 K1からK2への逆方向においては,ロー電位VTlに関連する電流の流れは
データ伝達のためには十分ではないので,同時に伝達するためには,周辺側Pと
制御装置側Sにおいて専用のエネルギあるいは電流供給を使用することが必要で
ある。そうでない場合には,即ちSP2において両側のエネルギ供給がないと,
レベルローVTlにおいてインターフェイスがオフになってしまい電流の流れの
変化を介しての周辺から制御装置への(即ちK1からK2への)通信は,不可能
となってしまう。従って,その場合には,通信方向に時間をずらして通信しなけ
ればならず,従って通信は従来技術におけるのと同様に時間をずらして行われる
【0033】 SP1とSP2の両方の場合に,t7においてストップビットにより通信が終
了された後に,あるいはSP2においては図示されていないストップビットによ
って同様に,伝達導線Tのレベルが再びハイ電位VThへ戻される。
【0034】 図示された方法と装置によって,特に自動車分野におけるデータ確実性,デー
タ率及びシステム解決のコストに対する高い要請を考慮することができる。さら
に,それによって,データ伝達の間のデータ欠落を検出して補償する可能性が与
えられ,その場合に,同時にEMVの影響に対してより高い頑丈さが達成される
【0035】 方法及び装置は,既に説明したように,特殊な使用に関係なく使用することが
でき,特に少なくとも2つの通信加入者間でデータ伝達が好ましいところでは,
どこでも使用することができる。上記エアバッグシステムの他に,ここでは駆動
制御,シャシ制御とブレーキ制御及びトランスミッション制御プロセスなどが提
供される。同様に,例えばドアロック又はウィンドウリフターのような他の電子
装置の,制御装置との通信が考えられる。
【図面の簡単な説明】
図面
【図1】 図1には,本発明にかかるデータ伝達のための装置の,可能な原則的構造が記
載されている。
【図2】 図2は,通信加入者2,従って制御装置から,通信加入者1,従って周辺装置
へのデータ伝達を原理的に示している。その場合にデータ伝達は,一方では中間
レベルによって,そして他方ではオンオフによる真のローレベルによって示され
ている。 通信加入者1から通信加入者2へのデータの伝達は,既に説明したように先に
公開されていないドイツ出願19813965.9に記載されており,かつ内容
的にそれを基礎にしている。
【手続補正書】特許協力条約第34条補正の翻訳文提出書
【提出日】平成14年1月2日(2002.1.2)
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】特許請求の範囲
【補正方法】変更
【補正の内容】
【特許請求の範囲】
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 シュトラウプ,ベルンハルト ドイツ連邦共和国 74391 エアリヒハイ ム クリープロンナー ヴェーク 5 Fターム(参考) 5K029 AA11 AA18 CC01 EE01 EE02 FF03 5K032 BA06 CD05 DB08 DB09

Claims (11)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 データ伝達は一方の通信方向においては電流の流れの変化に
    より,そして他方の通信方向においては電圧の変化により実現される,少なくと
    も2つの通信加入者間で双方向にデータを伝達する方法であって, 1つの通信路上で両方の通信方向におけるデータ伝達は,電圧及び/又は電流
    の流れの定常的な最低レベルによって,あるいは各通信加入者の別々のエネルギ
    供給によって両方の通信方向のエネルギ供給が維持されることにより,同時に実
    施可能である, ことを特徴とする少なくとも2つの通信加入者間で双方向にデータを伝達する
    方法。
  2. 【請求項2】 前記電圧の変化によるデータ伝達は,電圧のハイレベルとロ
    ーレベルの他に電圧の中間レベルが調節され,かつデータを表示するためにハイ
    レベルと中間レベルが交替されるように,行われる, ことを特徴とする請求項1に記載の方法。
  3. 【請求項3】 前記最低レベルは,中間レベルに相当する,ことを特徴とす
    る請求項1又は2に記載の方法。
  4. 【請求項4】 前記電圧の変化によるデータ伝達は,電圧のハイレベルの他
    にローレベルが調節され,データを表示するためにハイレベルとローレベルが交
    替されるように,行われる,ことを特徴とする請求項1に記載の方法。
  5. 【請求項5】 少なくとも,電流の流れの変化によるデータ伝達の通信方向
    において,反転されたパルス半部と反転されないパルス半部とを有するデータを
    実現するデータパルスが生成され,前記データパルスがパルス半部の間に位置す
    る側面交替によってマンチェスタコード化される, ことを特徴とする請求項1に記載の方法。
  6. 【請求項6】 前記電圧の変化によるデータ伝達の通信方向において,反転
    されたパルス半部と反転されないパルス半部とを有するデータを実現するデータ
    パルスが生成され,それがパルス半部の間に位置する側面交替によって,周期的
    なコード,特にマンチェスタコード,ハミングコード又はアブラムソンコードに
    よってコード化される, ことを特徴とする請求項1に記載の方法。
  7. 【請求項7】 一方の通信方向におけるデータ伝達を電流の流れの変化によ
    って実施する第1の手段と,他方の通信方向におけるデータ伝達を電圧の変化に
    よって実施する第2の手段とを有する,少なくとも2つの通信加入者間で双方向
    にデータを伝達する装置において, 1つの通信路が設けられており,前記通信路上で両通信方向におけるデータ伝
    達は,前記第1及び/又は前記第2の手段によって,電圧及び/又は電流の流れ
    の恒常的な最低レベルにより,及び/又は各通信加入者に別々にエネルギ供給す
    ることによって,両通信方向のためのエネルギ供給が維持されるように,同時に
    実施される, ことを特徴とする少なくとも2つの通信加入者間で双方向にデータを伝達する
    装置。
  8. 【請求項8】 第3の手段が設けられており,前記手段は電圧の変化による
    データ伝達を,電圧のハイレベルの他にローレベルが調節され,データを表示す
    るためにハイレベルとローレベルが交替されるように実施し,その場合に各通信
    方向について専用のエネルギ供給が維持される, ことを特徴とする請求項7に記載の装置。
  9. 【請求項9】 第3の手段が設けられており,前記手段は電圧の変化による
    データ伝達を,電圧のハイレベルとローレベルの他に電圧の中間レベルが調節さ
    れて,データを伝達するためにハイレベルと中間レベルが交替されるように,実
    施する, ことを特徴とする請求項7に記載の装置。
  10. 【請求項10】 第4の手段が設けられており,前記手段は,少なくとも電
    流の流れの変化によるデータ伝達の通信方向において,反転されたパルス半部と
    反転されないパルス半部とを有するデータを実現するデータパルスを生成し,こ
    のデータパルスをパルス半部の間に位置する側面交替によってマンチェスタコー
    ド化する, ことを特徴とする請求項7に記載の装置。
  11. 【請求項11】 第5の手段が設けられており,前記手段は,電圧の変化に
    よるデータ伝達の通信方向において,反転されたパルス半部と反転されないパル
    ス半部とを有する,データを実現するデータパルスを生成し,そのデータパルス
    をパルス半部の間に位置する側面交替によって,周期的なコード,特にマンチェ
    スタコード,ハミングコード又はアブラムソンコードによってコード化する, ことを特徴とする請求項7に記載の装置。
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