JP2003527037A - 効率的な時分割多重アドレス指定プロトコル - Google Patents

効率的な時分割多重アドレス指定プロトコル

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JP2003527037A
JP2003527037A JP2001567187A JP2001567187A JP2003527037A JP 2003527037 A JP2003527037 A JP 2003527037A JP 2001567187 A JP2001567187 A JP 2001567187A JP 2001567187 A JP2001567187 A JP 2001567187A JP 2003527037 A JP2003527037 A JP 2003527037A
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モリス,マーティン
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ウィドコム,インコーポレイティド
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Abstract

(57)【要約】 マスタ・ユニットと1つかそれ以上のスレーブ・ユニットとを含むシステム中で通信を行う方法と装置が開示される。複数のサイクルで繰り返すよう構成されたシステム・クロックによって定められる複数のタイムスロットの中の選択されたタイムスロットに対応するメンバ・アドレスが第1スレーブ・ユニットに割り当てられる。第1スレーブ・ユニットはまた、少なくとも選択された1つのサイクル中の指定されたタイムスロットの期間に関連する第1拡張アドレスをも割り当てられる。直前のタイムスロットの間にマスタ・ユニットによってポーリングされた後、第1スレーブ・ユニットは選択されたサイクル中の指定選択タイムスロットの間に情報を送信する。第2スレーブ・ユニットもまたメンバ・アドレスと、1つかそれ以上のサイクル中の選択されたタイムスロットとは別の期間に関連する第2拡張アドレスとを割り当てられる。第2スレーブ・ユニットは選択されたタイムスロットのこの別の期間の間に情報を送信するよう配置される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】 発明の分野 本発明は一般に無線ネットワークに関し、特に当該ネットワーク中の装置をポ
ーリング及びそれ以外の形でアドレス指定する方法に関する。
【0002】 発明の背景 コンピュータ・ネットワークによって、多数のコンピュータ、周辺装置及び他
の情報格納、検索または処理装置がデータを共有できるようになる。ネットワー
クにアタッチされた各装置は通常ネットワーク上のノード、またはネットワーク
の一部であるノードと呼ばれる。ローカルエリアネットワーク(“LAN”)は
従来、物理電気通信媒体(例えば、同軸ケーブル、より対線、または光ファイバ
)によって相互接続されるノードからなるものであった。最近、ノードが物理媒
体によって接続されない無線LANが市場に出現し始めた。こうした無線LAN
は赤外線(IR)、無線または他の信号によって通信する。無線LANを使用す
る利益の1つは、ケーブルが必要ないことである。これは、ラップトップ及びノ
ート型コンピュータ、PDA(携帯情報端末)等といった移動ノードにとって特
に有用な特徴である。適当な無線アダプタをしかるべく備えていれば、移動ノー
ドは所定の到達範囲内を移動し、ネットワークへの接続を維持することができる
【0003】 ある種の無線LANはセルラ電話ネットワークと同様に実現される。こうした
実現ではLANの無線移動ノードは互いに直接通信するのではなく、全ての信号
を宛先ノードに転送するため中央基地局に送信する。同様の機構は提案されてい
る「ブルートゥース」無線通信プロトコルによって考慮されている。このプロト
コルは物理的に近接する無線ノードを「ピコネット」にグループ分けすることに
基づいており、「ブルートゥース・システム仕様書v0.8」(“Specif
ication of Bluetooth System,v0.8”)、1
999年1月22日(及びそれ以後の改訂版)で説明されている。
【0004】 ブルートゥース・システムでは、各ピコネットにはマスタ・ユニットと少なく
とも1つのスレーブ・ユニットとが含まれる。ブルートゥース・プロトコルは時
分割二重通信スキームを指定し、そこで各スレーブ・ユニットは情報送信の直前
にポーリングされる。ポーリングされると、アドレス指定されたスレーブ・ユニ
ットは次のタイムスロットの間に送信を行う。各タイムスロットは長さ625マ
イクロ秒になるように指定されているので、マスタ・ユニットとアドレス指定さ
れたスレーブ・ユニット以外のピコネットのメンバはこの交換の持続期間1,2
50マイクロ秒の間送信を行うことができない。ブルートゥース・プロトコルは
現在ある1つのピコネット中の7つのアクティブなスレーブ・ユニットを考慮し
ており、各スレーブ・ユニットは平均14スロット毎に情報を送信する機会が与
えられる。1つのスロットは18までのユーザ・データ・バイトを収容できるの
で、各スレーブ・ユニットは16kb/秒まで送信できる。不都合にも、全ての
スレーブ・ユニットが必要とする帯域幅がこの量より少ない場合、追加スレーブ
・ユニットがブルートゥース・プロトコルに従って「パーク」及び「アンパーク
」されるのでなければ、この差は浪費される。しかし、この「パーキング」機構
にはかなりの量のオーバヘッドが関連しており、その使用の結果、場合によって
は新たに「アンパーク」されたスレーブ・ユニットからの送信の前に長い遊休期
間が生じることがある。
【0005】 従って、上記の非能率を回避する形で比較的多数のスレーブ・ユニットがブル
ートゥース及び他のネットワークに同時に参加できるようにすることが望ましい
【0006】 発明の概要 従って、簡単に言うと、本発明はマスタ・ユニットと1つかそれ以上のスレー
ブ・ユニットとを含むシステム中で通信を行う方法と装置を提供する。複数のサ
イクルで繰り返すよう設定されたシステム・クロックによって定められる複数の
タイムスロットの中の選択されたタイムスロットに対応するメンバ・アドレスが
第1スレーブ・ユニットに割り当てられる。第1スレーブ・ユニットはまた、複
数のサイクルの少なくとも1つの中の指定されたタイムスロットの期間に関連す
る第1拡張アドレスを割り当てられる。直前のタイムスロット中のマスタ・ユニ
ットによるポーリングの後、第1スレーブ・ユニットは選択されたサイクル中の
指定選択タイムスロット中に情報を送信する。第2スレーブ・ユニットもメンバ
・アドレスと、1つかそれ以上のサイクル中の選択されたタイムスロットの別の
期間に関連する第2拡張アドレスを割り当てられる。第2スレーブ・ユニットは
選択されたタイムスロットのこの別の期間の間に情報を送信するよう配置される
【0007】 発明の詳細な説明 本発明は図1〜図7を参照してさらに完全に説明される。本発明の実現の例は
、提案されている「ブルートゥース」無線通信プロトコルに基づく無線ネットワ
ークを使用する実現に関連して論じられ例示される。このプロトコルは、物理的
に近接する無線ノードを「ピコネット」にグループ分けすることを考慮しており
、「ブルートゥース・システム仕様書v0.8」、1999年1月22日(及び
それ以後の改訂版)で説明されている。
【0008】 図1は、ブルートゥース標準によるピコネット中の個別ノード間の通信を特徴
付ける従来のタイミングの例を示す。図1に見られるように、マスタ・ノードは
一連の送信に関与しそれによってピコネット中の個別スレーブ・ユニットを順次
ポーリングする。理解されるように、マスタ・ノードは、適当と考えられる任意
の順序と任意の頻度でスレーブ・ユニットを自由にポーリングすることができる
。図1の例は、全てのスレーブ・ユニット間で利用可能な帯域幅を公平に配分し
、かつ同時に各スレーブ・ユニットについてスループットを最大化するよう意図
されたポーリング順序を例示するよう選択されたものである。再び図1を参照す
ると、各タイムスロットの持続期間は625マイクロ秒であり、合計18データ
・バイトが含まれる。ブルートゥース・プロトコルによって7つのスレーブが連
続して送信できるようになっているとすれば、ある1つのスレーブは14スロッ
ト毎、すなわち14*625マイクロ秒毎に送信する機会を有する。これは16
.45kb/秒のデータ転送速度に相当する。
【0009】 図1の時間T0で、マスタ・ノードはピコネット中の第1スレーブ(「スレー
ブ1」)をポーリングする。スレーブ1は時間t1でマスタ・ノードのポーリン
グに応答する。この交換の1250秒の間、ピコネット中の他のユニットは情報
を送信することができない。ブルートゥース・プロトコルではある任意の時間に
ネットワーク中に存在することが可能なアクティブ・スレーブは7つだけなので
、図1によって例示される通信は最大占有に達した従来のブルートゥース・ネッ
トワーク中の通信を代表している。本発明の1つの態様によれば、この固有の制
限は1つより多いスレーブ・ノードを特定のアクティブ・メンバ・アドレス(す
なわち、ブルートゥース・プロトコルの“AM_ADDR”)に割り当てること
によって克服される。
【0010】 図2は、マスタ・ノード“M”と7つのスレーブ・ノード、S1〜S7とを含
むピコネット310を示すが、これはブルートゥース・プロトコルの元でピコネ
ットに同時に参加できるスレーブ・ノードの最大可能数である。各スレーブ・ノ
ードS1〜S7はピコネット310に参加する際に固有のAM_ADDRを割り
当てられていると想定される。ノードS8は初めはピコネット310のメンバで
ないと想定され、この状態では破線の囲みを使用して例示されている。以下説明
されるように、マスタ・ノード“M”は、8つのスレーブ・ノードS1〜S8が
全てピコネット310に参加できるようにする方法で、AM_ADDRをノード
S8に割り当てるよう動作する。
【0011】 図3は、ノードS8がピコネット110に参加することに関連するステップを
示す流れ図である。S8がピコネット110中で動作するノードの送信範囲内に
来てそれが動作中であると判断すると(ステップ120)、ノードS8は、ピコ
ネット110に参加したいということを示す通知メッセージを送信する(ステッ
プ130)。全ての利用可能なAM_ADDRがピコネット110中のノードに
よって使用されている場合、マスタ・ノードMはピコネット110に参加したい
というS8の要求に応答しない。利用可能なAM_ADDRが存在する場合、マ
スタ・ノードMはノードS8からの送信を受信し、一時AM_ADDRをノード
S8に割り当てる。この一時AM_ADDRは、以下さらに完全に説明されるよ
うに、その後永久アドレスによって置換される。本発明の好適な実現では、スレ
ーブ・ノードS1〜S7の何対かは同じAM_ADDRを割り当てられるが、同
時に異なったアドレス拡張子を割り当てられる。以下説明されるように、こうし
た拡張アドレスによって、1つより多いスレーブ・ノードがある1つのAM_A
DDRを利用できるようになる。
【0012】 再び図3を参照すると、ステップ150でマスタ・ノードMは、ノードS8が
本発明によって考慮される拡張アドレス指定フォーマットをサポートしているか
を問い合わせる。ノードS8がこの拡張アドレス指定をサポートしていない場合
、マスタ・ノードMは当初選択された一時AM_ADDRをノードS8に割り当
てる(ステップ160)。他方、ノードS8が拡張アドレス指定をサポートでき
ることを示している場合、マスタ・ノードMは(以下図4に関連して説明される
)一連の計算を行い、ノードS8に別のスレーブ・ノードとAM_ADDRを共
有させることが可能かを判断する(ステップ170)。ノードS8がピコネット
110に参加できるとマスタ・ノードMが判断するならば、ノードS8はスレー
ブ・ノードとなり、それをピコネット110中の他のスレーブから区別するAM
_ADDR及びアドレス拡張子(集合的に「拡張AM_ADDR」とする)を割
り当てられる。
【0013】 図4は、ノードS8が拡張アドレス指定を使用してピコネット110に参加す
ることが可能かを判断する際マスタ・ノードMによって行われる計算の順序の流
れ図表示である。例示の目的で、図4に示される計算は、ピコネット110で初
めに動作している7つのスレーブ・ノードが存在し、そこへのエントリを要求す
る8番目のノードが存在する場合を前提にする。しかし、理解されるように、本
明細書で開示される発明は1つのマスタ・ノードと組み合わされた特定の数のス
レーブ・ノードの使用に制限されるものではない。図4を参照して説明される計
算のシーケンスが完了すると、拡張アドレス情報がノードS8に送信され、ノー
ドS8がピコネット110に参加できるようになる。
【0014】 図4の例では、ノードS8は4kb/秒の帯域幅を必要とし、そのことはノー
ドS8が送信するピコネット110へのエントリを要求するメッセージ中で指定
されると想定される。従って、最初の計算では、マスタ・ノードはブルートゥー
ス・データ転送速度(16.45kb/秒)を、スレーブS8が要求する予約帯
域幅の量(4kb/秒)で除算する(ステップ200)。結果として得られる商
は、共通AM_ADDRを割り当てることのできるある1つの帯域幅のスレーブ
の最大数を表す変数“Nmax”の値を提供する。好適実施形態ではNmaxは256
を越えることはできないが、これは64ビット/秒のデータ転送速度に対応し、
最大待ち時間は2.25秒となる。この例では、16.45kb/秒をノードS
8が要求するデータ転送速度(4kb/秒)で除算し、Nmax=4.1125が
得られる。スレーブ・ノードの小数部分を特定のアドレスに割り当てることがで
きないので、ステップ210でNmaxの値は次の最小自然数(すなわち4)に切
り捨てられる。
【0015】 ステップ220では、マスタ・ノードMはNmaxより小さいかまたはそれに等
しい2の最大累乗、“P”を決定する。ステップ220の演算は数学的にはP=
log2maxとして表され、この例では結果として“P=2”という値を生じる
。以下説明されるように、Pの値は最終的にビットカウンタとして使用されるの
で、やはり次の最小自然数に切り捨てられる。
【0016】 ノードS8に関連するパラメータNmax及びPの値を決定した後、マスタ・ノ
ードMは当初からピコネット110中にあるスレーブS1〜S7のアドレス割り
当てを評価する。好適な実現では、マスタ・ノードMはピコネット110中で動
作する各スレーブのAM_ADDRを含むルックアップテーブルを維持している
。表IIIは、各参加スレーブ・ノードのAM_ADDRと共にルックアップテ
ーブル中にマスタ・ノードMによって維持される情報の種類の例を提供する。以
下の部分では、ノードS1〜S8が表IIIに示されるアドレスと帯域幅を有す
ると想定される。
【0017】
【表1】
【0018】 表III中の情報に基づいて、マスタ・ノードMはAM_ADDR=1とAM
_ADDR=2の両方が現在拡張アドレス指定のために利用されているかを判断
する(ステップ230)。この情報に基づいて、マスタ・ノードMは、これらの
2つのアドレスの各々には余分な未使用帯域幅が関連しているので、これらのう
ち1つをノードS8に割り当てればネットワーク効率が向上するという結論を出
す。次にマスタ・ノードは、どの拡張AM_ADDRを新しいスレーブ・ノード
S8に割り当てるべきかを判断するルーチンを実行する。
【0019】 このルーチンの第1ステップとして、マスタ・ノードMはアドレスAM_AD
DR=1とAM_ADDR=2とに関連するスレーブ・ノードの帯域幅特性を評
価する。表IIIから明らかなように、AM_ADDR=1は1つのスレーブ・
ノードS1をサポートし、これに8kb/秒の帯域幅を必要とする。それと対照
的に、AM_ADDR=2はスレーブ・ノードS2とS7の両方をサポートし、
各々4kb/秒の帯域幅を必要とする。ノードS8の帯域幅要求(すなわち4k
b/秒)を考慮して、マスタ・ノードMは、以前ノードS8と同じ帯域幅要求を
有するスレーブ・ノードに割り当てられていたAM_ADDRをノードS8に割
り当てることで利用可能な帯域幅をノードS8に最も効率的に使用することがで
きると判断する。従って、マスタ・ノードMは仮にAM_ADDR=2をノード
S8に割り当てる。この割り当ては、AM_ADDR=2がノードS8をサポー
トできるとマスタが最終的に判断するまで仮に確保される。
【0020】 観察されるように、マスタ・ノードMはまたAM_ADDR=1をノードS8
に割り当てることもできる。しかし、AM_ADDR=1は8kb/秒間隔でデ
ータ・パケットを受信するよう設定されているので、これはあまり効率的でない
割り当てとなる。なぜなら、AM_ADDR=1がノードS8に割り当てられる
と、そのアドレスへのデータ送信は、その送信がスレーブ・ノードS1またはノ
ードS8のどちらに向けられているかと無関係に8kb/秒の転送速度になるか
らである。すなわち、ノードS8は4kb/秒の帯域幅しか要求しないため、A
M_ADDR=1をノードS8に割り当てると、結果としてノードS8へのデー
タ送信中4kb/秒の損失が生じることになる。
【0021】 AM_ADDR=2がノードS8にとって潜在的にもっとも効率的なアドレス
であると判断すると、マスタ・ノードMはAM_ADDR=2を割り当てられて
いるスレーブ・ノードがNmaxより少ないかを判断する。表IIIの検査によっ
て明らかになることは、2つのスレーブ・ノード、すなわちスレーブ・ノードS
1とS7だけが以前にAM_ADDR=2に関連していたということである。す
なわち、AM_ADDR=2をノードS8に割り当てると、3つのスレーブ・ノ
ードでAM_ADDR=2を共有することになる。AM_ADDR=2の共有を
許可されるスレーブの数は最大数より少ない(すなわち、ノードS8に対してN max =4)ので、マスタ・ノードMはAM_ADDR=2はノードS8に割り当
てられると判断する。次に、マスタ・ノードMはノードS8に割り当てる特定の
アドレス拡張子を選択する。好適な実現では、アドレス拡張子は順次割り当てら
れ、この場合、アドレス拡張子“0”及び“1”は以前にそれぞれスレーブ・ノ
ードS2及びS7に割り当てられているので、ノードS8は“2”というアドレ
ス拡張子を割り当てられる。
【0022】 特定の拡張AM_ADDRをノードS8に割り当てる前に、マスタ・ノードM
は、別のスレーブ・ノードがすでにその特定の拡張AM_ADDRを割り当てら
れていないかを検証する。拡張AM_ADDRが割り当てられていないことを検
証すると、マスタ・ノードMは拡張AM_ADDRと上記で計算された“P”値
をノードS8に送信する(ステップ250)。当該拡張AM_ADDRがピコネ
ット110中の他のスレーブ・ノードによってすでに使用されている場合、マス
タ・ノードMは、選択されたAM_ADDRについてノードS8に対応する十分
な帯域幅が残っているかを判断する。このため、マスタ・ノードMは、スレーブ
・ノードの最大数、NmaxがAM_ADDRに割り当てられているかを確認する
必要がある(ステップ260)。当該AM_ADDRに割り当てられているスレ
ーブがNmaxより少なければ、マスタ・ノードMはアドレス拡張子を1つ増加し
、初めに選択されたAM_ADDR(すなわちAM_ADDR=2)を確保する
。この例では、その結果AM_ADDR=2、アドレス拡張子=3が選択される
。一般的には、マスタ・ノードMは、ユニークな拡張AM_ADDRが特定され
るか、またはアドレス拡張子がNmaxに達するかの何れか先に発生する時まで、
所望のAM_ADDRのアドレス拡張子の増加を続ける。例えば、この例でブル
ートゥース仕様によって考慮されている16.45kb/秒のデータ転送速度で
サポート可能な最大数のスレーブがすでにAM_ADDR=2に割り当てられて
いる場合、マスタ・ノードMは別のAM_ADDRを選択する(ステップ270
)。新しいAM_ADDRを選択する必要がある場合、マスタ・ノードMはまず
この新しいAM_ADDRに対応するため“0”というアドレス拡張子を選択す
る。次にマスタ・ノードMはこの新しいAM_ADDRが他に割り当てられてい
ないかを判断する(ステップ240)。それが他に割り当てられていない場合、
マスタ・ノードMは、前に説明したように、ユニークな拡張AM_ADDRに達
するまでアドレス拡張子を増加する(ステップ280)。この例では、AM_A
DDR=2の割り当てが実行不可能な場合、マスタ・ノードMは次のように進ん
でノードS8に割り当てるための適当な拡張AM_ADDRを特定する。
【0023】 (1)AM_ADDR=1、アドレス拡張子=0からなる拡張アドレスを仮に
選択する。
【0024】 (2)(1)で特定される仮に選択された拡張AM_ADDRが使用中である
か判断する。
【0025】 (3)(1)のアドレス拡張子を1増加する。
【0026】 (4)AM_ADDR=1、アドレス拡張子=1の拡張アドレスをノードS8
に永続的に割り当てる。
【0027】 図5は、ブルートゥース・システム・クロックによって定義されるポーリング
/応答タイムスロットの対応するシーケンスの中でマスタ・ノードMと各スレー
ブ・ノードS1〜S8が情報を送信するよう配置されるシーケンスを例示する。
例示実施形態では、相互間に接続が確立されている時はいつでも、ブルートゥー
ス・システム・クロックはマスタ・ノードMと各スレーブ・ノードS1〜S8の
間で同期している。好適実施形態では、ブルートゥース・システム・クロックの
何ビットかはピコネット中で使用される各AM_ADDRアドレスに対応するポ
ーリング/応答システム・タイムスロットを一意定義するために使用される。ブ
ルートゥース・プロトコルは22ビットのシステム・クロックを考慮しているが
、図5に示されるのはこのシステム・クロックの7ビットだけである。
【0028】 本発明によって1つより多いスレーブ・ノードがある1つのAM_ADDRを
利用できるようになるので、マスタ・ノードMは、多数のスレーブを含むAM_
ADDRに送信する場合、どのスレーブをポーリングの対象にしているのかを示
す何らかの手段を有さなければならない。上記で説明されたように、マスタ・ノ
ードMは特定のAM_ADDRを共有できるスレーブの最大数、Nmaxを計算す
る。また、マスタ・ノードMは、等式P=log2maxを使用することで、多数
のスレーブ・ノードを有するAM_ADDRに関連する“P”の値を決定する。
この“P”の値は、共通のAM_ADDRを占有するスレーブ・ノードの異なっ
た拡張アドレスを一意に区別するために必要なビット数を表している。ブルート
ゥース・システム・クロックのビット2、3及び4は好適には7つの利用可能な
AM_ADDRアドレスを区別するために使用されるので、ブルートゥース・シ
ステム・クロックの次の順次ビット(すなわちビット5及びビット6)が、どの
拡張アドレスがポーリングされるかを示すために使用される。
【0029】 好適な実現では、ポーリング/応答シーケンスはブルートゥース・システム・
クロックのビット6及び5がそれぞれ“0”及び“1”の時“1”という拡張ア
ドレスを有するスレーブに向けられる。図5の2段目は、1という拡張アドレス
を有するスレーブに達することを目的とするポーリング/応答シーケンスを表し
ている。図5に見られるように、ビット6及び5はこのポーリング/応答シーケ
ンス全体を通じて“01”という値である。同様に、ブルートゥース・システム
・クロックのビット6及び5の状態“10”は、ポーリング/応答サイクルが拡
張アドレスが2に等しいスレーブを目的としていることを示すために確保されて
いる。図5の3段目は2という拡張アドレスを有するスレーブのポーリング/応
答サイクルを示している。他のスレーブ・ノードと共通のAM_ADDRを共有
しないスレーブ・ノードは通常各ポーリング/応答サイクルでポーリングされる
。例えば、表IIIによれば拡張アドレス指定をサポートしていないS3は各ポ
ーリング/応答サイクル中にポーリングされるが、こうしたサイクルは他の場合
には共通AM_ADDRを共有する個々のスレーブをポーリングするように設計
されている。
【0030】 図5を参照すると、ブルートゥース・システム・クロックのビット1は、マス
タ・ノードが送信する時“0”であり、スレーブ・ノードが送信する時“1”で
ある。ブルートゥース・システム・クロックのビット“0”は「ハーフスロット
」を数えるために確保されており、図5に示されるポーリング/応答サイクルを
通じて考慮されない(この実現例ではフルスロットだけが利用される)。ビット
2以降は連続ポーリング/応答スロット対と共に増加し、ブルートゥース・シス
テム・クロックの各サイクルを繰り返す。
【0031】 ピコネット110中の各スレーブ・ノードS1〜S8はマスタ・ノードMから
他の全てのスレーブ・ノードへの送信を受信するので、各スレーブ・ノードはポ
ーリング/応答サイクルの長さを知ることができる。スレーブ・ノードはこの情
報を使用し、ポーリングされる直前まで「スリープする」ことで電力消費量を低
減する。好適実施形態では、マスタ・ノードMと全てのスレーブ・ノードS1〜
S8はブルートゥース・システム・クロックに同期しているので、1つのスレー
ブ・ノードは、それに割り当てられたタイムスロットの間だけ「目を覚まし」送
信を監視すればよい。例えば、マスタ・ノードMからの送信を監視することで、
スレーブ・ノードS3は、マスタ・ノードMとの各ポーリング/応答対話の間に
7.5ミリ秒(6アドレス*1250マイクロ秒/アドレス)の間隔が存在する
と判断することができる。この情報に基づいて、S3はこの7.5の各間隔の間
「スリープ」モードに入り、マスタ・ノードとの次のポーリング/応答対話の直
前に「目を覚ます」ことができる。
【0032】 代替実施形態では、請求される本発明は1つのピコネット中で比較的狭帯域幅
のスレーブ・ノードと広帯域幅のスレーブ・ノードに同時に対応することができ
る。以下説明されるように、これは、多数のタイムスロットを広帯域幅スレーブ
・ノードに割り当て、狭帯域幅スレーブ・ノードとの通信で本発明のアドレス拡
張子スキームを利用することによって行われる。ブルートゥース仕様は、3つま
たは5つのタイムスロットにわたるデータ・パケットによるデータ送信を可能に
することで広帯域幅装置との通信に対応している。一例として、3つのタイムス
ロットを割り当てられる広帯域幅ノードS1’を含むピコネットに関するタイミ
ング図が図6に示される。図6のT0では、マスタ・ノードMはノードS1’を
ポーリングし、ノードS1’は時間T1と時間T4の間(すなわち1875マイク
ロ秒)にこのポーリングに応答する。狭帯域幅ノードだけを含むピコネットにつ
いて上記で説明された方法で、マスタ・ノードMはノードS2をポーリングし、
ノードS1’は時間T4で送信を終了する。マスタ・ノードは次に進んで、ピコ
ネット中の全てのノードがポーリングされ応答を終えるまで他の狭帯域幅ノード
をポーリングする。ノードS1’は1つより多いタイムスロットを割り当てられ
ているので、従来は5つより多い他のスレーブ・ノードを参加させるためにはピ
コネットのサイクルを延長する必要があった。しかし、このようにピコネットの
サイクルを延長するとそれに比例して全ての参加ノードに利用可能な帯域幅が減
少し、図6のピコネットは6つより多い他のスレーブ・ノードをサポートするこ
とができなくなる。本発明の拡張アドレス指定スキームの特徴は、図6のピコネ
ットでもこのサイクル長が維持され、その一方で6つより多い他のノードの参加
が可能になることである。
【0033】 図7は、広帯域幅ノードS1”と複数の狭帯域幅ノードとを含むピコネットを
表すタイミング図である。しかし、図7によって示されるピコネットでは、広帯
域幅ノードS1”は5つのタイムスロット(すなわち3125マイクロ秒)を割
り当てられている。ノードS1”は5つのタイムスロットを割り当てられている
ので、図7によって表されるピコネットは、ピコネットのサイクルを延長せずに
他のスレーブ・ノードを収容するための他の利用可能なタイムスロットは5つし
か有していない。ここでも、5つより多いスレーブ・ノードがこれらのタイムス
ロットを利用できるようにするために上記で説明された拡張アドレス指定スキー
ムが起動される。
【0034】 上記で論じられたように、広帯域幅ノードのない実施形態では、マスタ・ノー
ドとスレーブ・ノードとの間のサイクル同期の維持が16というサイクル長の上
で予想されている。広帯域幅スレーブ・ノードを含むピコネット中で同期を維持
するため、マスタ・ノードはピコネット中のスレーブ・ノードに、ポーリング/
応答サイクルが16スロットに対して何倍になるかを知らせる。これは、AM_
ADDR、拡張アドレス、及びパラメータ“P”の送信と同時に追加パラメータ
“Q”をスレーブ・ノードに送信することによってなされる。この方法で、ピコ
ネット中の狭帯域幅ノードは連続する各送信の間の合計時間を決定することがで
きる。それを知っていれば、狭帯域幅ノードは、マスタ・ノードとの次のポーリ
ング/応答対話の直前まで「スリープ」モードに入ることで電力を節約すること
ができる。
【0035】 上記の適用分野は主として個々の実施形態を参照して説明されたが、当業者が
容易に認識するように、本発明の教示は他の通信の文脈に適用されることもある
。従って、その適用分野は添付の請求項の範囲によってのみ制限されるよう意図
される。
【図面の簡単な説明】
【図1】 ブルートゥース標準によるピコネット中の個別ノード間の通信を特徴付ける従
来のタイミングを例示する。
【図2】 マスタ・ノードと複数のスレーブ・ノードとを含むピコネットを示す。
【図3】 本発明の拡張アドレス指定スキームにより、図2のピコネットに8番目のスレ
ーブ・ノードが参加することに関連するステップを示す流れ図である。
【図4】 本発明によりスレーブ・ノードに適用可能な拡張アドレスが計算される方法を
例示する。
【図5】 マスタ・ノードと本発明の拡張アドレス指定スキームを利用して識別される複
数のスレーブ・ノードとの間のポーリング/応答サイクルの例を示すタイミング
図である。
【図6】 マスタ・ノードと、多数のタイムスロットを割り当てられる広帯域幅スレーブ
・ノードと、複数の狭帯域幅スレーブ・ノードとを含むピコネット中のポーリン
グ/応答サイクルの例を示すタイミング図である。
【図7】 マスタ・ノードと、5つのタイムスロットを割り当てられる広帯域幅スレーブ
・ノードと、複数の狭帯域幅スレーブ・ノードとを含むピコネット中の例示ポー
リング/応答サイクルの例を示すタイミング図である。

Claims (16)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 マスタ・ユニットと1つかそれ以上のスレーブ・ユニットと
    を含むシステム中で通信する方法であって、前記方法が、 メンバ・アドレスを第1スレーブ・ユニットに割り当てるステップであって、
    前記メンバ・アドレスがシステム・クロックによって定められる複数のタイムス
    ロットの中の選択されたタイムスロットに対応し、前記タイムスロットが複数の
    サイクルで繰り返すステップと、 前記第1スレーブ・ユニットに前記複数のサイクルの少なくとも選択された1
    つの中の前記選択されたタイムスロットの期間に関連する第1拡張アドレスを割
    り当てるステップと、 前記選択されたタイムスロットの前記期間中に前記第1スレーブ・ユニットか
    ら前記マスタ・ユニットに情報を送信するステップとを含む方法。
  2. 【請求項2】 さらに、第2スレーブ・ユニットに前記メンバ・アドレスと
    、前記複数のサイクルの1つかそれ以上の中の前記選択されたタイムスロットの
    別の期間に関連する第2拡張アドレスとを割り当てるステップを含み、前記第2
    スレーブ・ユニットが前記選択されたタイムスロットの前記別の期間中に情報を
    送信するよう配置される、請求項1に記載の方法。
  3. 【請求項3】 さらに、前記メンバ・アドレスを割り当てられている前記ス
    レーブ・ユニットが最大許容数より少ないかを判断するステップを含み、前記ス
    レーブ・ユニットの最大許容数が、前記メンバ・アドレスに関連する帯域幅を前
    記第1スレーブ・ユニットに割り当てられた帯域幅で除算する除算演算を行うこ
    とによって決定され、前記スレーブ・ユニットの最大許容数が前記除算演算の商
    以下である、請求項2に記載の方法。
  4. 【請求項4】 さらに、前記選択されたタイムスロットの前記期間の直前の
    前記複数のタイムスロットの1つの間に前記第1スレーブ・ユニットをポーリン
    グするステップを含む、請求項1に記載の方法。
  5. 【請求項5】 さらに、前記選択されたタイムスロットの前記別の期間の直
    前の前記複数のタイムスロットの1つの間に前記第2スレーブ・ユニットをポー
    リングするステップを含む、請求項4に記載の方法。
  6. 【請求項6】 さらに、前記マスタ・ユニットと、前記第1スレーブ・ユニ
    ットと、前記第2スレーブ・ユニットとを前記システム・クロックに同期するス
    テップを含み、前記第1拡張アドレスと前記第2拡張アドレスとが前記システム
    ・クロックの第1及び第2状態に対応する、請求項1に記載の方法。
  7. 【請求項7】 メンバ・アドレスを割り当てる前記ステップが、前記メンバ
    ・アドレスに対応する拡張アドレスに関連する帯域幅が前記第1スレーブ・ユニ
    ットが要求する帯域幅以上かを判断するステップを含む、請求項1に記載の方法
  8. 【請求項8】 さらに、第2メンバ・アドレスを第2スレーブ・ユニットに
    割り当てるステップを含み、前記第2メンバ・アドレスが前記複数のタイムスロ
    ットの別の選択されたタイムスロットに対応し、前記第2スレーブが前記別の選
    択されたタイムスロットの各期間の間に情報を送信するよう配置される、請求項
    1に記載の方法。
  9. 【請求項9】 さらに、第3スレーブ・ユニットに前記第1メンバ・アドレ
    スと、前記複数のサイクルの1つかそれ以上の中の前記選択されたタイムスロッ
    トの別の期間に関連する第2拡張アドレスとを割り当てるステップを含み、前記
    第3スレーブ・ユニットが前記選択されたタイムスロットの前記別の期間の間に
    情報を送信するよう配置される、請求項8に記載の方法。
  10. 【請求項10】 さらに、前記選択されたタイムスロットの前記期間の直前
    の前記複数のタイムスロットの1つの間に前記第1スレーブ・ユニットをポーリ
    ングし、前記別の選択されたタイムスロットの直前の前記複数のタイムスロット
    の1つの間に前記第2スレーブ・ユニットをポーリングするステップを含む、請
    求項8に記載の方法。
  11. 【請求項11】 タイムスロットのシーケンスが複数のサイクルで繰り返す
    通信システムであって、前記通信システムが、 第1スレーブ・ユニットと、 マスタ・ユニットとを備え、前記マスタ・ユニットが、 メンバ・アドレスを前記第1スレーブ・ユニットに割り当てる手段であって、
    前記メンバ・アドレスが前記タイムスロットのシーケンスの選択された1つに対
    応する手段と、 前記第1スレーブ・ユニットに前記複数のサイクルの1つかそれ以上の中の前
    記タイムスロットのシーケンスの前記選択された1つの期間に関連する第1拡張
    アドレスを割り当てる手段であって、前記第1スレーブ・ユニットが前記タイム
    スロットのシーケンスの前記選択された1つの前記期間の間に情報を送信するよ
    う配置される手段とを含む通信システム。
  12. 【請求項12】 さらに、第2スレーブ・ユニットを含み、前記マスタ・ユ
    ニットが、前記第2スレーブ・ユニットに前記メンバ・アドレスと、前記複数の
    サイクルの1つかそれ以上の中のタイムスロットの前記シーケンスの前記選択さ
    れた1つの別の期間に関連する第2拡張アドレスとを割り当てる手段を含み、前
    記第2スレーブ・ユニットが前記タイムスロットのシーケンスの前記選択された
    1つの別の期間の間に情報を送信するよう配置される、請求項11に記載の通信
    システム。
  13. 【請求項13】 さらに、第2スレーブ・ユニットを含み、前記マスタ・ユ
    ニットが、第2メンバ・アドレスを前記第2スレーブ・ユニットに割り当てる手
    段を含み、前記第2メンバ・アドレスが前記タイムスロットのシーケンスの別の
    選択されたタイムスロットに対応し、前記第2スレーブ・ユニットが前記別の選
    択されたタイムスロットの各期間の間に情報を送信するよう配置される、請求項
    11に記載の通信システム。
  14. 【請求項14】 マスタ・ユニットが、複数のサイクルで繰り返すタイムス
    ロットのシーケンスの間に1つかそれ以上のスレーブ・ユニットと通信する通信
    システムにおいて、前記マスタ・ユニットが、 第1スレーブ・ユニットをポーリングする手段と、 メンバ・アドレスを前記第1スレーブ・ユニットに割り当てる手段であって、
    前記メンバ・アドレスが前記タイムスロットのシーケンスの選択された1つに対
    応する手段と、 前記第1スレーブ・ユニットに、前記複数のサイクルの1つかそれ以上の中の
    前記タイムスロットのシーケンスの前記選択された1つの期間に関連する第1拡
    張アドレスを割り当てる手段であって、前記第1スレーブ・ユニットが前記タイ
    ムスロットのシーケンスの前記選択された1つの前記期間の間に情報を送信する
    よう配置される手段とを備えるマスタ・ユニット。
  15. 【請求項15】 さらに、第2スレーブ・ユニットに前記メンバ・アドレス
    と、前記複数のサイクルの1つかそれ以上の中の前記タイムスロットのシーケン
    スの前記選択された1つとは別の期間に関連する第2拡張アドレスとを割り当て
    る手段を含み、その際前記第2スレーブ・ユニットが前記タイムスロットのシー
    ケンスの選択された1つの各期間の間に情報を送信するよう配置される、請求項
    14に記載のマスタ・ユニット。
  16. 【請求項16】 さらに、第2メンバ・アドレスを第2スレーブ・ユニット
    に割り当てる手段を含み、前記第2メンバ・アドレスが前記タイムスロットのシ
    ーケンスの別の選択されたタイムスロットに対応し、その際前記第2スレーブ・
    ユニットが前記別の選択されたタイムスロットの各期間の間に情報を送信するよ
    う配置される、請求項14に記載のマスタ・ユニット。
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