JP2003526486A - 素早い着用の可能な頭部防護用の器具 - Google Patents
素早い着用の可能な頭部防護用の器具Info
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Classifications
-
- A—HUMAN NECESSITIES
- A62—LIFE-SAVING; FIRE-FIGHTING
- A62B—DEVICES, APPARATUS OR METHODS FOR LIFE-SAVING
- A62B18/00—Breathing masks or helmets, e.g. affording protection against chemical agents or for use at high altitudes or incorporating a pump or compressor for reducing the inhalation effort
- A62B18/08—Component parts for gas-masks or gas-helmets, e.g. windows, straps, speech transmitters, signal-devices
- A62B18/084—Means for fastening gas-masks to heads or helmets
-
- A—HUMAN NECESSITIES
- A62—LIFE-SAVING; FIRE-FIGHTING
- A62B—DEVICES, APPARATUS OR METHODS FOR LIFE-SAVING
- A62B17/00—Protective clothing affording protection against heat or harmful chemical agents or for use at high altitudes
- A62B17/04—Hoods
Landscapes
- Health & Medical Sciences (AREA)
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- Flanged Joints, Insulating Joints, And Other Joints (AREA)
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Abstract
(57)【要約】
呼吸防護用の器具は、圧力下で呼吸用ガス源に接続するためのガス圧調整装置を有した呼吸用のマスクと、少なくとも一つの伸縮自在のストラップを有しているハーネスとを備え、このストラップの端部が上記マスクに取り付けられるとともに、上記ストラップが或る部材を有していて、この部材は、ユーザーが上記ハーネスを頭に被せることができるのに十分な大きさになるまでストラップを伸ばすよう、圧力下でガスにより一時的に膨張させることができ、かつ、その後、ガスを抜くことができ、これにより、上記マスクを顔に向けて押し付けることができる。頭部を被う可撓なカバーが、上記ハーネスにおける単一のストラップ、あるいは、最も上方にあるストラップに対して、気密に取り付けられ、また、このカバーが上記マスクにも取り付けられる。このカバーは、少なくとも、器具が着用されているときの目の臨む部分が透明になっている。
Description
【0001】
本発明は、呼吸用のマスクと、この呼吸用のマスクの顔面への素早い着用を可
能にするハーネスと、目を煙から防護する手段とを備えている頭部防護用の器具
に関する。
能にするハーネスと、目を煙から防護する手段とを備えている頭部防護用の器具
に関する。
【0002】
素早い着用の可能な防護用の器具が従来より知られており(欧州特許第 0 288
391 号公開公報)、その器具は、特に、乗客を運ぶ飛行機の乗務員のための呼
吸用のマスクといったものである。ここで、この呼吸用のマスクは、圧力下で呼
吸用ガス源(大抵は酸素)に接続するためのガス圧調整装置がハーネスとともに
設けられたものであり、このハーネスは、伸縮自在のストラップを少なくとも一
つ有していて、このストラップの端部が上記マスクに接続され、かつ、ユーザー
が上記ハーネスを頭の上に被せることができるくらい十分大きい寸法まで上記ス
トラップを伸ばすために、圧力下で上記ガスを用いて一時的に膨らませることが
できる部材を有している。さらに、この部材は、その後、ガスを抜くことができ
、これにより、上記ストラップを締め、上記マスクを顔に押し付け、マスクを定
位置に保持することができるようになっている。欧州特許第 0 288 391 号公開
公報に一例として記載されているこの器具は、膨張可能とされた上記部材内の圧
力値が調整が可能とされ、その値を完全に空のときの圧力と完全に膨らんだとき
の圧力との間の中間の値として、これにより、マスクの着用が必要とされる飛行
条件下でのマスクの連続着用から生じる不快感をやわらげることができるように
なっている。仏国特許第 2 778 575 号公開公報では、圧力による調整の代わり
に機械的な調整が用いられている。欧州特許第 0 628 325 号公開公報、及び米
国特許第 5 623 923 号明細書には、自動調整について開示されている。
391 号公開公報)、その器具は、特に、乗客を運ぶ飛行機の乗務員のための呼
吸用のマスクといったものである。ここで、この呼吸用のマスクは、圧力下で呼
吸用ガス源(大抵は酸素)に接続するためのガス圧調整装置がハーネスとともに
設けられたものであり、このハーネスは、伸縮自在のストラップを少なくとも一
つ有していて、このストラップの端部が上記マスクに接続され、かつ、ユーザー
が上記ハーネスを頭の上に被せることができるくらい十分大きい寸法まで上記ス
トラップを伸ばすために、圧力下で上記ガスを用いて一時的に膨らませることが
できる部材を有している。さらに、この部材は、その後、ガスを抜くことができ
、これにより、上記ストラップを締め、上記マスクを顔に押し付け、マスクを定
位置に保持することができるようになっている。欧州特許第 0 288 391 号公開
公報に一例として記載されているこの器具は、膨張可能とされた上記部材内の圧
力値が調整が可能とされ、その値を完全に空のときの圧力と完全に膨らんだとき
の圧力との間の中間の値として、これにより、マスクの着用が必要とされる飛行
条件下でのマスクの連続着用から生じる不快感をやわらげることができるように
なっている。仏国特許第 2 778 575 号公開公報では、圧力による調整の代わり
に機械的な調整が用いられている。欧州特許第 0 628 325 号公開公報、及び米
国特許第 5 623 923 号明細書には、自動調整について開示されている。
【0003】
特に煙といった、目に対して攻撃性のある作用物から目を防護するため、しか
も、その際に首の部分にガスケットが付いたフードを用いないようにするため、
上に明らかにしたような器具に透明なバイザーを取り付け、このバイザーが呼吸
用ガス圧調整装置から内側に通風されるようにするという提案がなされている。
このバイザーは、商標「MAGIC」(米国商標第 304 384 号)の名のもとに出願人
により販売されている器具におけるように、常にマスクに取り付けられているか
、あるいは、より保管し易くするために、着脱自在とされている(米国特許第 5
630 412 号明細書)。これらのいずれの場合においても、バイザーに流れを当
てることで曇りを防止するよう、ガス圧調整装置からバイザーに向けて呼吸用ガ
スを圧力下で供給するためのオリフィスが設けられている。
も、その際に首の部分にガスケットが付いたフードを用いないようにするため、
上に明らかにしたような器具に透明なバイザーを取り付け、このバイザーが呼吸
用ガス圧調整装置から内側に通風されるようにするという提案がなされている。
このバイザーは、商標「MAGIC」(米国商標第 304 384 号)の名のもとに出願人
により販売されている器具におけるように、常にマスクに取り付けられているか
、あるいは、より保管し易くするために、着脱自在とされている(米国特許第 5
630 412 号明細書)。これらのいずれの場合においても、バイザーに流れを当
てることで曇りを防止するよう、ガス圧調整装置からバイザーに向けて呼吸用ガ
スを圧力下で供給するためのオリフィスが設けられている。
【0004】
収納を容易にするための他の解決手段は、撓んで、しかも折りたたみ可能なバ
イザーを用いることである。このような類のバイザーを有した器具は、アメリカ
空軍で用いられるためのものであり、1976年以降 Scott Aviation により整
理番号 MBU-2/P で販売されている。この器具は、ポリウレタン製の可撓性を有
する透明なバイザーに密着されていて、しかも、顔面に押し当てられる気密なガ
スケットを備えた鼻口用マスクを有している。顔面用のガスケットがあるおかげ
で、ボックスの中に収納するのに器具を折りたたむことが難しく、また、扱い難
く、長い期間収納することによってガスケットが傷む可能性がある。
イザーを用いることである。このような類のバイザーを有した器具は、アメリカ
空軍で用いられるためのものであり、1976年以降 Scott Aviation により整
理番号 MBU-2/P で販売されている。この器具は、ポリウレタン製の可撓性を有
する透明なバイザーに密着されていて、しかも、顔面に押し当てられる気密なガ
スケットを備えた鼻口用マスクを有している。顔面用のガスケットがあるおかげ
で、ボックスの中に収納するのに器具を折りたたむことが難しく、また、扱い難
く、長い期間収納することによってガスケットが傷む可能性がある。
【0005】
本発明は、特に、従来の器具のものと同じような使い易さを提供しながら、目
や気道への開口部を被う頭部防護用の器具、そして、収納を簡単にし、目に刺激
を与える煙やガスから目をしっかり防護する頭部防護用の器具を提供することを
目的とする。
や気道への開口部を被う頭部防護用の器具、そして、収納を簡単にし、目に刺激
を与える煙やガスから目をしっかり防護する頭部防護用の器具を提供することを
目的とする。
【0006】
この課題を解決するために、本発明は、呼吸用ガスが圧力下にあるため、通風
することにより煙や刺激性のガスの排除が十分行なわれるから、完全なガス密閉
性は必要ではないという事実を用いている。
することにより煙や刺激性のガスの排除が十分行なわれるから、完全なガス密閉
性は必要ではないという事実を用いている。
【0007】
したがって、本発明は、上に定められたような器具において、頭部を被う可撓
なカバーが、シースに対して漏れの無いように気密に取り付けられるとともに、
マスクに取り付けられ、このときシースは、ハーネスにおける単一のストラップ
の、あるいは、少なくとも最も上方にあるストラップの伸びを制限するためのも
のとされ、上記カバーは、該器具が着用されている状態で、少なくとも目の前に
位置する上記カバーの部分が透明になっていることを特徴とする器具を提供する
ものである。
なカバーが、シースに対して漏れの無いように気密に取り付けられるとともに、
マスクに取り付けられ、このときシースは、ハーネスにおける単一のストラップ
の、あるいは、少なくとも最も上方にあるストラップの伸びを制限するためのも
のとされ、上記カバーは、該器具が着用されている状態で、少なくとも目の前に
位置する上記カバーの部分が透明になっていることを特徴とする器具を提供する
ものである。
【0008】
このような構成としたことにより、従来器具に不可欠であったバイザー用顔面
ガスケットをカバーに設けることを避けることができる。このような従来のガス
ケットは、あまりにも硬くて、保管のため器具をうまく折りたたむのに便利なよ
うにすることができない。
ガスケットをカバーに設けることを避けることができる。このような従来のガス
ケットは、あまりにも硬くて、保管のため器具をうまく折りたたむのに便利なよ
うにすることができない。
【0009】
カバーと、ストラップを有したマスクとの間の接続は、完全に気密にすること
ができる。通常、マスクの密閉用ガスケット後ろ側の境界領域での顔とカバーと
の間には、隙間が残る。しかしながら、以下に説明するように、この隙間は、ス
トラップを適切に配置することによって非常に小さくすることができる。このよ
うな状態で、ガス圧調整装置からマスクを介して来る与圧された呼吸用ガスは、
周囲へと漏れ出て、目に入りやすいいかなる煙ないしは刺激性のガスも十分に排
除されるようになる。
ができる。通常、マスクの密閉用ガスケット後ろ側の境界領域での顔とカバーと
の間には、隙間が残る。しかしながら、以下に説明するように、この隙間は、ス
トラップを適切に配置することによって非常に小さくすることができる。このよ
うな状態で、ガス圧調整装置からマスクを介して来る与圧された呼吸用ガスは、
周囲へと漏れ出て、目に入りやすいいかなる煙ないしは刺激性のガスも十分に排
除されるようになる。
【0010】
カバーと延伸自在なストラップとの漏れの無い気密な接続は、通例、ストラッ
プの伸びを制限するために設けられる伸ばせられない外部のシースの周りに、カ
バーの端部を巻き着けることによって行なうことができる。カバーと、ストラッ
プの伸ばせないシースとの間は、特に、縫ったり、貼ったりすることによって接
続することができる。
プの伸びを制限するために設けられる伸ばせられない外部のシースの周りに、カ
バーの端部を巻き着けることによって行なうことができる。カバーと、ストラッ
プの伸ばせないシースとの間は、特に、縫ったり、貼ったりすることによって接
続することができる。
【0011】
カバーの端部は、器具を着用するのにストラップを伸ばす邪魔になるのを避け
るよう、十分長くなければならない。したがって、この端部は、ストラップがガ
ス抜きされる際にしぼめられる。実験によって、ガス抜きの際のストラップの収
縮は、大半においてストラップの後ろの部分で生じ、したがって、バイザーに影
響を及ぼすようなやっかいなしぼみ方をしないことが示されている。マスクに近
い方のカバーの部分が、カバーの後ろの方の部分より硬く形成され、これにより
、前の部分がしぼまないようになっていることがたいていの場合都合が良い。
るよう、十分長くなければならない。したがって、この端部は、ストラップがガ
ス抜きされる際にしぼめられる。実験によって、ガス抜きの際のストラップの収
縮は、大半においてストラップの後ろの部分で生じ、したがって、バイザーに影
響を及ぼすようなやっかいなしぼみ方をしないことが示されている。マスクに近
い方のカバーの部分が、カバーの後ろの方の部分より硬く形成され、これにより
、前の部分がしぼまないようになっていることがたいていの場合都合が良い。
【0012】
他の実施形態においては、カバーは、単なるキャップでなくともよい。さらな
る防護が図れるように、カバーは、単一のストラップから、あるいは、最も上方
のストラップから下方に伸ばされる。二つのストラップを有するハーネスに関し
て、最も上方のストラップの下の、カバーの筒形の部分は、最も下方のストラッ
プに対して自由にしておくこともできるし、あるいは、ストラップのシースに取
り付けることもできる。前者の場合、上記最も下方のストラップが膨張する際に
、この最も下方のストラップがカバーの下の部分を広げて頭部への該器具の着用
がより容易になるには、カバーは、最も下方のストラップの外側を横切れば十分
である。逆に、防護をできるだけ完全なものにしたい場合には、上記最も下方の
ストラップの内側にカバーの下の部分を配置することが有利である。
る防護が図れるように、カバーは、単一のストラップから、あるいは、最も上方
のストラップから下方に伸ばされる。二つのストラップを有するハーネスに関し
て、最も上方のストラップの下の、カバーの筒形の部分は、最も下方のストラッ
プに対して自由にしておくこともできるし、あるいは、ストラップのシースに取
り付けることもできる。前者の場合、上記最も下方のストラップが膨張する際に
、この最も下方のストラップがカバーの下の部分を広げて頭部への該器具の着用
がより容易になるには、カバーは、最も下方のストラップの外側を横切れば十分
である。逆に、防護をできるだけ完全なものにしたい場合には、上記最も下方の
ストラップの内側にカバーの下の部分を配置することが有利である。
【0013】
上記カバーは、とりわけ、器具を用いるユーザーの目的によって、かつ、透明
な部分に要求される視界特性の機能によって、種々の態様で実施することができ
る。
な部分に要求される視界特性の機能によって、種々の態様で実施することができ
る。
【0014】
特に簡易な解決手段では、カバーは、バイザーを形成する部分を有した、ポリ
ウレタンといった透明な材料からなる単体である。バイザーを形成する領域がよ
じれないようにするため、この領域は、カバーの他の部分よりも撓み難くなるよ
う、より厚くして形成することができる。
ウレタンといった透明な材料からなる単体である。バイザーを形成する領域がよ
じれないようにするため、この領域は、カバーの他の部分よりも撓み難くなるよ
う、より厚くして形成することができる。
【0015】
バイザーは、単一のものとされていてもよいし、あるいは、保管のために折り
たたみ易くする薄い部分で接合された別々の目視用部品を有していてもよい。
たたみ易くする薄い部分で接合された別々の目視用部品を有していてもよい。
【0016】
頭部を被うキャップを形成するのに、このように構成されたカバーを用いるこ
とによって、とりわけ簡易になるとともに、非常に広い視野が得られるという利
点がある。得られる視界特性は、通常、パイロットには不十分ではある。しかし
ながら、この解決手段は、視界精度が若干失われても構わなければ、民間、ある
いは軍用の飛行機の他の乗務員用に採用することができるし、このことは、地上
での応用に対しても当てはまることである。
とによって、とりわけ簡易になるとともに、非常に広い視野が得られるという利
点がある。得られる視界特性は、通常、パイロットには不十分ではある。しかし
ながら、この解決手段は、視界精度が若干失われても構わなければ、民間、ある
いは軍用の飛行機の他の乗務員用に採用することができるし、このことは、地上
での応用に対しても当てはまることである。
【0017】
他の実施形態において、カバーは、複合的な構成とされている。透明でない部
分は、不浸透性、又は非常に低い浸透性を有していて、好ましくは不燃性とされ
、かつ、高温耐久性を有する可撓な織物から形成されている。とりわけ、NOMEX
と言う名の商標で市販されている織物を用いることができる。この織物は、耐汚
れ性能が向上するように被覆されている。透明な部分は、単一のもの、あるいは
、二つの目視用部品を有している可撓なバイザーによって構成されている。この
単一のもの、あるいは、二つの目視用部品は、ポリウレタン、もしくは、他の材
料から形成され、この場合の材料は、高い視界特性が要求される場合には硬いも
のにし、あるいは、そうでない場合にはやや可撓なものにすることができ、いず
れの場合にも、バイザーは、気密に織物に取り付けられている。
分は、不浸透性、又は非常に低い浸透性を有していて、好ましくは不燃性とされ
、かつ、高温耐久性を有する可撓な織物から形成されている。とりわけ、NOMEX
と言う名の商標で市販されている織物を用いることができる。この織物は、耐汚
れ性能が向上するように被覆されている。透明な部分は、単一のもの、あるいは
、二つの目視用部品を有している可撓なバイザーによって構成されている。この
単一のもの、あるいは、二つの目視用部品は、ポリウレタン、もしくは、他の材
料から形成され、この場合の材料は、高い視界特性が要求される場合には硬いも
のにし、あるいは、そうでない場合にはやや可撓なものにすることができ、いず
れの場合にも、バイザーは、気密に織物に取り付けられている。
【0018】
この実施形態によれば、頭皮が高温から保護されるという、さらなる利点が得
られ、カバーが、最も上方のストラップの下方に延びる下の部分を有する場合に
は、おそらく、首も、さらに言えば肩も保護される。
られ、カバーが、最も上方のストラップの下方に延びる下の部分を有する場合に
は、おそらく、首も、さらに言えば肩も保護される。
【0019】
本発明の他の実施形態において、頭部防護用の器具を保管するための平常用の
ボックスの代わりに、柔軟なバッグが用いられる。このバッグは、素早い着用を
可能にするエア式のハーネスを有するマスク、あるいは、煙から防護するための
カバーを有するマスクを今までのものと同等に上手く収納するように構成するこ
とができる。
ボックスの代わりに、柔軟なバッグが用いられる。このバッグは、素早い着用を
可能にするエア式のハーネスを有するマスク、あるいは、煙から防護するための
カバーを有するマスクを今までのものと同等に上手く収納するように構成するこ
とができる。
【0020】
上述した特徴およびその他のことについては、限定を伴わないいくつかの例と
して挙げられた個々の実施形態に関する以下の記述により、より良く理解されよ
う。
して挙げられた個々の実施形態に関する以下の記述により、より良く理解されよ
う。
【0021】
以下に、図面を参照して詳述する。
図1は、ハーネスが頭部の定位置にある状態での緊急時の呼吸用の器具を示す
図である。この器具は、マスク10と、ハーネス11とを有するように設けられ
ている。図示されたマスクは、顔に対して密着させるためのガスケットが背面側
に設けられた、鼻及び口を被う顔面マスクを備えている。ここで、ガスケットは
、内側に向けられた薄い折りたたみ部から形成することができる。顔面マスクは
、ガス圧調整装置13、及び剛性を持った接続ブロック12に固定されている。
この接続ブロックは、圧力下で呼吸用ガス源(通常は酸素)に接続するための可
撓性を有するホース17に、この接続ブロックを繋げるためのカップリングを有
して設けられている。図示されたハーネスは、それぞれ内部チューブから構成さ
れる二つのストラップ16a,16bを備えている。内部チューブは、該チュー
ブを伸ばせられるようにする材料からなり、かつ、実質的に伸ばすことのできな
いシースの内部に収納されている。シースは前記チューブが伸張できる範囲を制
限する。用途によっては、ガス圧調整装置13は、キャビンから取り入れられた
空気を用いて希薄化したり、しなかったりして操作することが可能とされている
。その際に加圧手段を用いることもできる。また、ガス圧調整装置13は、高い
高度で気圧が低くなる場合、あるいは/そして、煙が存在している場合に、希薄
化されていない呼吸用ガスを供給する操作も可能とされている。
図である。この器具は、マスク10と、ハーネス11とを有するように設けられ
ている。図示されたマスクは、顔に対して密着させるためのガスケットが背面側
に設けられた、鼻及び口を被う顔面マスクを備えている。ここで、ガスケットは
、内側に向けられた薄い折りたたみ部から形成することができる。顔面マスクは
、ガス圧調整装置13、及び剛性を持った接続ブロック12に固定されている。
この接続ブロックは、圧力下で呼吸用ガス源(通常は酸素)に接続するための可
撓性を有するホース17に、この接続ブロックを繋げるためのカップリングを有
して設けられている。図示されたハーネスは、それぞれ内部チューブから構成さ
れる二つのストラップ16a,16bを備えている。内部チューブは、該チュー
ブを伸ばせられるようにする材料からなり、かつ、実質的に伸ばすことのできな
いシースの内部に収納されている。シースは前記チューブが伸張できる範囲を制
限する。用途によっては、ガス圧調整装置13は、キャビンから取り入れられた
空気を用いて希薄化したり、しなかったりして操作することが可能とされている
。その際に加圧手段を用いることもできる。また、ガス圧調整装置13は、高い
高度で気圧が低くなる場合、あるいは/そして、煙が存在している場合に、希薄
化されていない呼吸用ガスを供給する操作も可能とされている。
【0022】
ガス圧調整装置は、接続ブロック12を介して導入ホース17に接続されてい
る。このブロックは、手動によりストラップ16の膨張を制御するための手段、
具体的には、接続ブロックに保持されていて、一方が旋回心軸に設けられた二つ
の突起部18を一緒に手でつまむことで作動するよう設けられたコックからなる
手段を備えている。
る。このブロックは、手動によりストラップ16の膨張を制御するための手段、
具体的には、接続ブロックに保持されていて、一方が旋回心軸に設けられた二つ
の突起部18を一緒に手でつまむことで作動するよう設けられたコックからなる
手段を備えている。
【0023】
上記コックは、コックが解放された状態に置かれると、接続ブロック12及び
ストラップ16の内部の空間が大気に通じるような状態になり、これにより、ス
トラップが縮んで上記マスクが顔面に向けて押さえ付けられるように構成されて
いる。コックが作動させられると、今度は逆に、コックの働きにより、圧力下で
導入ホース17から上記内部の空間へガスが導入され、これにより、ストラップ
が十分伸びて上記マスクの素早い着用が可能となる。
ストラップ16の内部の空間が大気に通じるような状態になり、これにより、ス
トラップが縮んで上記マスクが顔面に向けて押さえ付けられるように構成されて
いる。コックが作動させられると、今度は逆に、コックの働きにより、圧力下で
導入ホース17から上記内部の空間へガスが導入され、これにより、ストラップ
が十分伸びて上記マスクの素早い着用が可能となる。
【0024】
ガス圧調整装置は、アネロイド型カプセルを有していてもよい。アネロイド型
カプセルは、高度検出器を構成し、かつ、局所的に気圧が下がった場合に、スト
ラップを自動的に外気に連通させて、ストラップが最もきつく締まるよう機能す
る。
カプセルは、高度検出器を構成し、かつ、局所的に気圧が下がった場合に、スト
ラップを自動的に外気に連通させて、ストラップが最もきつく締まるよう機能す
る。
【0025】
上記の配置構成は周知のものである。マスクをずっと着けていることによる不
快感を少なくするために、ストラップ内の残留圧力を調整する手動制御手段36
(米国特許第 5 690 102 号明細書)、あるいは、自動制御手段(米国特許第 5
503 147 号明細書)が設けられていてもよい。他の解決手段は、ハーネスの少な
くとも一つの枝分かれした部分が、機械的に長さを調整するための部材を介して
必要ガス圧調整装置に接続されるというものである(仏国特許出願第 98/05949
号)。本発明は、そのような状況の全てに応用可能である。
快感を少なくするために、ストラップ内の残留圧力を調整する手動制御手段36
(米国特許第 5 690 102 号明細書)、あるいは、自動制御手段(米国特許第 5
503 147 号明細書)が設けられていてもよい。他の解決手段は、ハーネスの少な
くとも一つの枝分かれした部分が、機械的に長さを調整するための部材を介して
必要ガス圧調整装置に接続されるというものである(仏国特許出願第 98/05949
号)。本発明は、そのような状況の全てに応用可能である。
【0026】
図1に示される本発明の実施形態において、器具は、さらに、キャップ形のカ
バー30を備えている。このキャップ形のカバー30は、例えば、ポリウレタン
、ポリエチレン、あるいは、カプトンといった、透明で、しかも可撓性を有する
材料からなり、この材料の端部が最も上方のストラップである上部ストラップ1
6aの下を通して、この上部ストラップ16a周りに折りたたまれ、ストラップ
の伸びを制限するためのシースに気密に接続されて構成されている。上記材料の
端部には、二つのストラップの間でこれらストラップを繋ぐ可撓なストリップ3
2を横切るための切り欠が設けられている。キャップにおけるバイザーを構成す
る部分を、顔から十分離れた位置に保つようにしながら、カバーにおける横に延
在する折りたたまれたストリップ38を単に貼り付けることによって、上記マス
クとの接続を気密にすることができる。このバイザーを形成する部分、ならびに
貼り付けストリップに繋がっている領域は、予めキャップの他の部分よりも厚く
なるように成形され、これにより、器具が頭部の定位置にある際、バイザーがき
ちんと決められた形をとることができるようになっている。バイザーの内側は、
図示されぬ導管を通してガス圧調整装置から空気が供給されることによって通風
される。ただし、この機構は、米国商標第 304 384 号、あるいは、米国特許第
5 630 412 号に記載された MAGIC 型のマスクのものに類似のものとすることが
できる。
バー30を備えている。このキャップ形のカバー30は、例えば、ポリウレタン
、ポリエチレン、あるいは、カプトンといった、透明で、しかも可撓性を有する
材料からなり、この材料の端部が最も上方のストラップである上部ストラップ1
6aの下を通して、この上部ストラップ16a周りに折りたたまれ、ストラップ
の伸びを制限するためのシースに気密に接続されて構成されている。上記材料の
端部には、二つのストラップの間でこれらストラップを繋ぐ可撓なストリップ3
2を横切るための切り欠が設けられている。キャップにおけるバイザーを構成す
る部分を、顔から十分離れた位置に保つようにしながら、カバーにおける横に延
在する折りたたまれたストリップ38を単に貼り付けることによって、上記マス
クとの接続を気密にすることができる。このバイザーを形成する部分、ならびに
貼り付けストリップに繋がっている領域は、予めキャップの他の部分よりも厚く
なるように成形され、これにより、器具が頭部の定位置にある際、バイザーがき
ちんと決められた形をとることができるようになっている。バイザーの内側は、
図示されぬ導管を通してガス圧調整装置から空気が供給されることによって通風
される。ただし、この機構は、米国商標第 304 384 号、あるいは、米国特許第
5 630 412 号に記載された MAGIC 型のマスクのものに類似のものとすることが
できる。
【0027】
図3に示すように、一方では密閉用ガスケットとマスクの折り込まれた端との
間、他方では顔とさらに言えばキャップとの間に、顔に沿って隙間40が残らな
いようにすることは難しい。しかしながら、図1に示されるように、隙間の前方
でストラップがマスクに接続されるならば、この隙間は、非常に小さな適切な断
面形状にすることができる。この隙間は、マスクに取り付けられた撓ませられる
舌片や、前掛け状のもので塞ぐことができる。圧力下で各々カバーの内側から来
て外側へと逃げていく呼吸用ガスによって、周囲から入ろうとする汚染ガスの進
入が防止される。
間、他方では顔とさらに言えばキャップとの間に、顔に沿って隙間40が残らな
いようにすることは難しい。しかしながら、図1に示されるように、隙間の前方
でストラップがマスクに接続されるならば、この隙間は、非常に小さな適切な断
面形状にすることができる。この隙間は、マスクに取り付けられた撓ませられる
舌片や、前掛け状のもので塞ぐことができる。圧力下で各々カバーの内側から来
て外側へと逃げていく呼吸用ガスによって、周囲から入ろうとする汚染ガスの進
入が防止される。
【0028】
図4に示される異なる他の実施形態において、カバー30は、ストラップの下
方まで延びている。このカバー30は、双方のストラップの下側を横切って、少
なくとも上部ストラップに刺し止められている。カバー30が下方のストラップ
である下部ストラップにも刺し止められていれば、下部ストラップは、膨張する
際にカバーの下の部分を広げ、これにより、頭部の定位置に載せることがより容
易になる。
方まで延びている。このカバー30は、双方のストラップの下側を横切って、少
なくとも上部ストラップに刺し止められている。カバー30が下方のストラップ
である下部ストラップにも刺し止められていれば、下部ストラップは、膨張する
際にカバーの下の部分を広げ、これにより、頭部の定位置に載せることがより容
易になる。
【0029】
図5に示される実施形態の器具は、図1のものと異なり、カバーが複合的な構
成とされている。カバー30の大半の部分、そして、特に、上部ストラップ16
aのシースに取り付けられる部分は、織物、あるいはフィルムから作られ、これ
らは、不透明で可撓性を有し、しかもストラップのシースに気密に接続可能とす
ることができ、さらに好ましくは、高温に対する優れた耐久能力が得られる材料
から形成されている。とりわけ、弾性、及び/又は可撓性を有する織物を用いる
ことができる。このような弾性、及び/又は可撓性は、しぼめられた状態と引っ
張られた状態の間で使用されるシースに接続するために必要な変形を促すもので
ある。とりわけ、ストラップのシースを作製するのによく用いられる NOMEX を
使用することができる。
成とされている。カバー30の大半の部分、そして、特に、上部ストラップ16
aのシースに取り付けられる部分は、織物、あるいはフィルムから作られ、これ
らは、不透明で可撓性を有し、しかもストラップのシースに気密に接続可能とす
ることができ、さらに好ましくは、高温に対する優れた耐久能力が得られる材料
から形成されている。とりわけ、弾性、及び/又は可撓性を有する織物を用いる
ことができる。このような弾性、及び/又は可撓性は、しぼめられた状態と引っ
張られた状態の間で使用されるシースに接続するために必要な変形を促すもので
ある。とりわけ、ストラップのシースを作製するのによく用いられる NOMEX を
使用することができる。
【0030】
上記カバーは、目に臨む部分に透明部41を有している。この透明部41は、
一つの共通の目視用部品、あるいは、二つの別々の目視用部品を形成しており、
また、十分に撓むことができて輸送飛行機上の従来のボックスに保管するのに適
している一方で、力が加えられなければ、優れた視覚特性を有することができる
ように、きちんと決められた形をとることもできる。このカバーは、周囲の視界
を著しく損なわないようにするために、ストラップが引っ込められたとき、目視
用部品が目のすぐ近くの位置を占めるような形とされている。
一つの共通の目視用部品、あるいは、二つの別々の目視用部品を形成しており、
また、十分に撓むことができて輸送飛行機上の従来のボックスに保管するのに適
している一方で、力が加えられなければ、優れた視覚特性を有することができる
ように、きちんと決められた形をとることもできる。このカバーは、周囲の視界
を著しく損なわないようにするために、ストラップが引っ込められたとき、目視
用部品が目のすぐ近くの位置を占めるような形とされている。
【0031】
図6に示される異なる他の実施形態は、上記の実施形態と異なり、カバーが上
部ストラップ16aの下方に延ばされているとともに、カバーが取り付けられて
も、取り付けられなくてもよい下部ストラップの上側を横切っている。器具を頭
部の定位置に載せることができるように下部ストラップが伸びると、膨張する際
にカバーの下の部分が広げられ、器具を頭部の定位置に載せることがより容易に
なる。
部ストラップ16aの下方に延ばされているとともに、カバーが取り付けられて
も、取り付けられなくてもよい下部ストラップの上側を横切っている。器具を頭
部の定位置に載せることができるように下部ストラップが伸びると、膨張する際
にカバーの下の部分が広げられ、器具を頭部の定位置に載せることがより容易に
なる。
【0032】
〔着用〕
不使用時には、上記マスクは、折りたたまれた状態、具体的には、米国特許第
5 913 307 号明細書に記載されているような状態で、接続ブロックがボックス
から突き出されるようにして収納ボックスに格納されている。ユーザーがマスク
を着用する必要がある場合には、ユーザーは、接続ブロック12を持ちながら、
ボックスから器具を引っ張り出し、さらに、二つの突起部18を一緒に押さえる
。次いで、呼吸用ガス供給口をハーネスに接続する。このハーネスは、最初しぼ
んでいた外部のシースが引っ張られた状態になるまで長く伸びるようになってい
る。ハーネスが伸ばされるに従って、カバー30の端が広げられる。そうしたら
、ユーザーは、マスクを顔に着け、カバーが頭皮につくまでカバーを頭の上に着
ける。
5 913 307 号明細書に記載されているような状態で、接続ブロックがボックス
から突き出されるようにして収納ボックスに格納されている。ユーザーがマスク
を着用する必要がある場合には、ユーザーは、接続ブロック12を持ちながら、
ボックスから器具を引っ張り出し、さらに、二つの突起部18を一緒に押さえる
。次いで、呼吸用ガス供給口をハーネスに接続する。このハーネスは、最初しぼ
んでいた外部のシースが引っ張られた状態になるまで長く伸びるようになってい
る。ハーネスが伸ばされるに従って、カバー30の端が広げられる。そうしたら
、ユーザーは、マスクを顔に着け、カバーが頭皮につくまでカバーを頭の上に着
ける。
【0033】
その後、ユーザーは、二つの突起部18を離し、これによりストラップのガス
を排気することができる。すると、マスク10が最大の力で顔に向けて押さえつ
けられる。カバーの端部、あるいは、カバーの中間の部分は、ストラップ16a
と一緒に縮められる。こうして、特にストラップの後ろの領域でカバーがしぼみ
、また、ストラップが締まることによって、望ましからぬ漏出の影響を何ら招く
ことなく、このしぼみが頭部に向けて押される。
を排気することができる。すると、マスク10が最大の力で顔に向けて押さえつ
けられる。カバーの端部、あるいは、カバーの中間の部分は、ストラップ16a
と一緒に縮められる。こうして、特にストラップの後ろの領域でカバーがしぼみ
、また、ストラップが締まることによって、望ましからぬ漏出の影響を何ら招く
ことなく、このしぼみが頭部に向けて押される。
【0034】
上部ストラップの下方、あるいはもっと良いのは、双方のストラップの下方に
カバーが延びる場合には、気密性もまた向上する。
カバーが延びる場合には、気密性もまた向上する。
【0035】
〔マスクの取り外し〕
ユーザーが器具を再びボックスに返したい場合、突起部18を作動させること
によって、ハーネスを一杯に膨張させる。これで、器具を脱ぐことができる。一
旦マスクを取り外したら、ユーザーは突起部18を解放し、これにより、ハーネ
スとカバーを撓ませることができるようになり、手で折りたたむことができるよ
うになる。その後、器具を器具のボックスに格納することができる。
によって、ハーネスを一杯に膨張させる。これで、器具を脱ぐことができる。一
旦マスクを取り外したら、ユーザーは突起部18を解放し、これにより、ハーネ
スとカバーを撓ませることができるようになり、手で折りたたむことができるよ
うになる。その後、器具を器具のボックスに格納することができる。
【0036】
図7に示される実施形態において、収納装置は、開口部を形成する一端を有し
た可撓な壁部50を持つバッグとされ、この開口部を介してマスクを出し入れす
ることができる。この開口部は、延伸自在な環状部材42を有して設けられてお
り、この環状部材の弾性によって、この部材が縮むようになっている。この部材
を伸ばすため、或る手段によって、圧縮ガスをこの部材の中に供給することがで
きる。
た可撓な壁部50を持つバッグとされ、この開口部を介してマスクを出し入れす
ることができる。この開口部は、延伸自在な環状部材42を有して設けられてお
り、この環状部材の弾性によって、この部材が縮むようになっている。この部材
を伸ばすため、或る手段によって、圧縮ガスをこの部材の中に供給することがで
きる。
【0037】
環状部材42の構造は、上に挙げた記載で述べられているような、膨らませら
れるハーネスのストラップによく似たものにすることができる。環状部材は、通
常、できるだけ漏れに強い弾性材料からなるチューブを有していて、このチュー
ブ上、ないしはチューブ内に、撓ませることはできるが、略引き伸ばすことがで
きないシースが取り付けられ、引き伸ばされた状態でのシースの長さによって、
最も大きくなり得る開口部の断面形状が定められるようになっている。
れるハーネスのストラップによく似たものにすることができる。環状部材は、通
常、できるだけ漏れに強い弾性材料からなるチューブを有していて、このチュー
ブ上、ないしはチューブ内に、撓ませることはできるが、略引き伸ばすことがで
きないシースが取り付けられ、引き伸ばされた状態でのシースの長さによって、
最も大きくなり得る開口部の断面形状が定められるようになっている。
【0038】
斯かる装置の環状部材42の弾性によって、上手い具合に、この部材がしぼま
されると、マスク10のノーズに向けてこの部材が押し付けられ、ボックスのフ
ラップを用いる場合に残されるよりずっと小さな穴が残されるようになっている
。
されると、マスク10のノーズに向けてこの部材が押し付けられ、ボックスのフ
ラップを用いる場合に残されるよりずっと小さな穴が残されるようになっている
。
【0039】
環状部材42に供給するための手段は、ハーネスに供給するためのものと一体
にすることができる。これらの供給手段は、例えば、3ポートバルブ44を有す
るものとすることができる。3ポートバルブ44は、静止状態では、上記部材を
大気側に通じさせ、マスクをバッグから出すためにマスクが引っ張られる際には
、環状部材に圧縮ガスを供給するような配置をとるものである。この操作を行な
うため、バルブは、アーム46によって制御可能とされている。このアーム46
は、バッグ50の堅い背面側の壁に立てかけるように配置されて、マスクがこの
壁に向けて押し付けられると、バルブが排気位置をとるようになっており、ある
いは逆に、二箇所に弾力のあるロック位置を有して設けられ、バッグからマスク
が取り出される際には、マスクによって引っ張られるようになっている。
にすることができる。これらの供給手段は、例えば、3ポートバルブ44を有す
るものとすることができる。3ポートバルブ44は、静止状態では、上記部材を
大気側に通じさせ、マスクをバッグから出すためにマスクが引っ張られる際には
、環状部材に圧縮ガスを供給するような配置をとるものである。この操作を行な
うため、バルブは、アーム46によって制御可能とされている。このアーム46
は、バッグ50の堅い背面側の壁に立てかけるように配置されて、マスクがこの
壁に向けて押し付けられると、バルブが排気位置をとるようになっており、ある
いは逆に、二箇所に弾力のあるロック位置を有して設けられ、バッグからマスク
が取り出される際には、マスクによって引っ張られるようになっている。
【0040】
ガス供給手段は、また、ボタンで行なわれる手動操作に反応して供給位置にさ
れ、そして、所定時間経過が経過したら、大気に排気するための位置に戻るよう
なバルブを有していてもよい。
れ、そして、所定時間経過が経過したら、大気に排気するための位置に戻るよう
なバルブを有していてもよい。
【図1】 本発明に係る防護用の器具の一実施形態を示す図であって、頭部
の定位置にあるときの外観を示す斜視図である。
の定位置にあるときの外観を示す斜視図である。
【図2】 図1における器具の概略正面図である。
【図3】 図1における器具の部材間のつながり、及びこれらの部材がどの
ように頭部に向けて押し付けられているかを拡大して示す水平方向での概略断面
図である。
ように頭部に向けて押し付けられているかを拡大して示す水平方向での概略断面
図である。
【図4】 他の実施形態を示す正面図である。
【図5】 図4に類似の図であって、異なる実施形態を示す図である。
【図6】 図4に類似の図であって、異なる実施形態を示す図である。
【図7】 環状部材がしぼめられた状態の格納バッグを、このバッグの中に
配置された器具とともに断面で示す図である。
配置された器具とともに断面で示す図である。
10・・・マスク
11・・・ハーネス
12・・・接続ブロック
13・・・ガス圧調整装置
16・・・ストラップ
16a・・・上部ストラップ(最も上方のストラップ)
16b・・・下部ストラップ(最も下方のストラップ)
18・・・突起部
30・・・カバー
【手続補正書】
【提出日】平成13年11月26日(2001.11.26)
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】特許請求の範囲
【補正方法】変更
【補正の内容】
【特許請求の範囲】
Claims (9)
- 【請求項1】 圧力下で呼吸用ガス源に接続するためのガス圧調整装置が取
り付けられた呼吸用のマスクと、少なくとも一つの延伸自在のストラップ(16
a,16b)を有したハーネスとを備え、前記ストラップの端部が前記マスクに
取り付けられるとともに、前記ストラップが所定の部材を有していて、この部材
は、ユーザーが前記ハーネスを頭に被せることができるのに十分な大きさになる
まで前記ストラップを伸ばすように、圧力下でガスにより一時的に膨張可能とさ
れ、かつ、膨張された後でガス抜き可能とされ、これにより、前記ストラップを
締め、前記マスクを顔に向けて押し付け、そして、前記マスクを定位置に保持す
ることができるように設けられている呼吸防護用の器具において、 頭部を被う可撓なカバー(30)が、前記ハーネスにおける単一の前記ストラ
ップ、すなわち、少なくとも最も上方にある前記ストラップ(16a)の伸びを
制限するシースに対して、漏れの無いように気密に取り付けられるとともに、前
記マスクに取り付けられ、 前記カバーは、該器具が着用されている状態で、少なくとも目の前に位置する
前記カバーの部分が透明に設けられていることを特徴とする呼吸防護用の器具。 - 【請求項2】 請求項1に記載の器具において、 前記カバーの端部が、前記ストラップの伸びを制限するよう設けられた伸ばせ
られない外部のシースに取り付けられていることを特徴とする器具。 - 【請求項3】 請求項1または2に記載の器具において、 前記カバーの前記シースに取り付けられる部分は、該器具の着用のための前記
シースの伸びの邪魔になるのを避けるのに十分な長さとされるとともに、前記カ
バーの前記部分は、前記ストラップがガス抜きされる際、しぼむように設けられ
ていることを特徴とする器具。 - 【請求項4】 請求項1に記載の器具において、 前記カバーは、前記単一のストラップから、もしくは前記最も上方のストラッ
プから下方に延びていることを特徴とする器具。 - 【請求項5】 二つのストラップを有する請求項4に記載の器具において、 前記最も上方のストラップ(16a)の下方の前記カバーの筒形の部分は、最
も下方の前記ストラップに対して取り付けられず、前記最も下方のストラップの
外側を横切り、これにより、前記最も下方のストラップが膨張するとき、前記最
も下方のストラップによって前記カバーの下の部分が広げられ、頭部への該器具
の着用が容易になるよう設けられているか、あるいは、前記最も下方のストラッ
プの内側を横切り、これにより、防護性が向上されるように設けられていること
を特徴とする器具。 - 【請求項6】 請求項1から5のいずれか1項に記載の器具において、 前記カバーは、バイザーを形成する領域を有した、ポリウレタンといった透明
な材料からなる単一のものを備えていることを特徴とする器具。 - 【請求項7】 請求項6に記載の器具において、 前記バイザーを形成する部分は、前記カバーの他の部分に比べて、より厚くて
、より撓み難くされ、かつ、一定の厚さとされているか、あるいは、折りたたん
で積み込み易くする薄い部分によって接合された二つの別々の目視用部品(41
)を形成していることを特徴とする器具。 - 【請求項8】 請求項1から4のいずれか1項に記載の器具において、 前記カバーは、複合的な構成とされ、 不浸透性、又は非常に低い浸透性を有していて、好ましくは不燃性とされ、か
つ、高温耐久性を有する織物からなる透明でない部分と、 前記織物に漏れの無いように取り付けられる一つの部品もしくは二つの目視用
部品で可撓なバイザーを形成する透明な部分とを有し、 保管のため、該器具を上手く折りたたむのに便利なように設けられていること
を特徴とする器具。 - 【請求項9】 請求項1から8のいずれか1項に記載の器具において、 高度検出器を構成するとともに、周囲の気圧が下がる際に、ストラップを最も
きつく締めるため、ストラップを自動的に周囲に連通させるアネロイド型のカプ
セルを有していることを特徴とする器具。
Applications Claiming Priority (3)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
FR0003110A FR2806000B1 (fr) | 2000-03-10 | 2000-03-10 | Equipement de protection de tete a mise en place rapide |
FR00/03110 | 2000-03-10 | ||
PCT/FR2001/000659 WO2001068187A1 (fr) | 2000-03-10 | 2001-03-06 | Equipement de protection de tete a mise en place rapide |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2003526486A true JP2003526486A (ja) | 2003-09-09 |
Family
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Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2001566748A Pending JP2003526486A (ja) | 2000-03-10 | 2001-03-06 | 素早い着用の可能な頭部防護用の器具 |
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Country | Link |
---|---|
US (1) | US6588424B2 (ja) |
EP (1) | EP1177017B1 (ja) |
JP (1) | JP2003526486A (ja) |
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AU (1) | AU4254301A (ja) |
CA (1) | CA2373668C (ja) |
DE (1) | DE60132051T2 (ja) |
ES (1) | ES2298222T3 (ja) |
FR (1) | FR2806000B1 (ja) |
WO (1) | WO2001068187A1 (ja) |
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
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US7152600B2 (en) | 2003-01-22 | 2006-12-26 | Biokidz Usa Nfp | Biohazard mask suitable for civilians |
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US9072852B2 (en) | 2004-04-02 | 2015-07-07 | Fisher & Paykel Healthcare Limited | Breathing assistance apparatus |
EP3936180B1 (en) | 2004-04-02 | 2023-11-29 | Fisher & Paykel Healthcare Limited | Breathing assistance apparatus |
DE102004030068B3 (de) * | 2004-06-23 | 2005-06-23 | Drägerwerk AG | Atemmaske mit Atemgasversorgung durch die Bänderung |
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