JP2003524889A - 光線補正レーザ増幅器 - Google Patents

光線補正レーザ増幅器

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JP2003524889A
JP2003524889A JP2001531185A JP2001531185A JP2003524889A JP 2003524889 A JP2003524889 A JP 2003524889A JP 2001531185 A JP2001531185 A JP 2001531185A JP 2001531185 A JP2001531185 A JP 2001531185A JP 2003524889 A JP2003524889 A JP 2003524889A
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リーガー、ハリー
ケンビュー、サージ
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ジェイ エム エー アール リサーチ、インク
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Abstract

(57)【要約】 2つのPBSユニット(30、40)、2つの鏡(70、80)、DPR(50)及びNPR(6)ユニットを使用して直線的に偏光された光線(20)を用いた4パス共役光学増幅器。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、レーザ光線のような光エネルギーの増幅のため、特に光エネルギー
が増幅装置を通る4回の通過(パス,pass)で処理される増幅のための装置に関
する。
【0002】
【従来の技術】
高出力及び高輝度を有するレーザ放電が非常に望ましい。一つの用途において
は、そのようなレーザ放電が紫外線及びX線放射物の製造に使用される。例えば
、高輝度レーザ光線は、銅テープのようなターゲット上に1014W/cm
上(のエネルギー)を発生させることができる。生成する熱プラズマは、次いで
X線を放射する。これらのX線は、0.1μm若しくはそれ以下の特徴的なサイ
ズを達成する際の先端リソグラフィ用に使用可能である。同様に、レーザプラズ
マからの極値UV(Extreme UV,EUV)放電は、リソグラフィ、トモグラフ
ィ、顕微鏡、分光学等にも使用可能である。高出力レーザの他の用途は、微細加
工、ターゲット照準及び産業用途を含む。
【0003】 レーザ増幅器は、光源から入力光線を取り出し、さらに入力光線を増強してレ
ーザ放電を生成する。輝度が増すにつれて、増幅出力を増加させることによりよ
り高出力のレーザ放電が達成される。しかし、既知のレーザ増幅器は、達成可能
な出力及び輝度ゲインを制限する設計上の制約を有する。
【0004】 高出力化されたレーザ増幅に関する1つの制約は、B積分効果である。この効
果は、材料の屈折指標と照明の強度との間の正の関係を記述する。結果として、
ガウシアン強度プロファイルのような均一でない強度分布を有する光線は、より
高い強度領域においてより高い屈折指標を有する。照明の変化は、また、均一で
ないポンピングする入力エネルギーを伴って発生し、再び屈折指標を変化させる
結果になる。屈折指標は、光の位相速度及び有効光学経路長さを決定する。結果
として、位相及び光線遅延が、より高い強度領域で発生し、光線の焦点を歪ませ
、輝度及び出力ゲインを限定する。屈折指標の変化は、また、光線の光学経路を
変更し、光線の全て若しくはその一部を焦点位置で衰弱させる。照明レベルのよ
り大きな変化のために、B積分効果は、高出力増幅の下でより顕著になる。
【0005】 B積分効果及び(レーザ経路の光学的不完全さのような)光線に対する歪みを
有するその他のソースの結果として、既知のレーザ増幅器における高出力化され
た増幅は、「熱スポット」として既知の熱の蓄積領域を生成する。熱スポットは
、レーザを崩壊させ、周囲の領域にエネルギーを解放させる不完全性を有する領
域で発生する。熱スポットは、増幅器内の熱のレベル変化を引き起こす不均一な
ポンピングの結果としても生成し得る。領域熱として、さらにそれは、レーザを
歪め、より大きな熱の蓄積をもたらす。この熱及び歪みを増加させるサイクルは
、レーザ増幅器が破壊するか干渉がレーザの輝度及び出力の更なるゲインを妨害
するまで継続する。
【0006】 上記の理由のために、既知のレーザ増幅器の設計は、熱スポットを形成する傾
向があり、結果として、限定されたレーザ輝度及び出力ゲインを有する。増幅す
るエネルギーの殆どが廃棄熱として失われるので、熱スポットの形成は、また、
既知のレーザ増幅器を非効率的にする。さらに、既知のレーザ増幅器は、熱スポ
ットに耐えるようには設計されず、高出力化された増幅下では急に故障し、高価
な修理及び部品の交換を必要とする。
【0007】 これらの高温を管理するために、能動的除熱手段が必要とされる。従来の方法
では、レーザ結晶の非光学的表面が、通常水である流体の強制対流により冷却さ
れる。あるいは、該表面は、廃棄出力を吸収するのに十分な質量を有するヒート
シンクと熱的に接触され得る。これらの方法が採用されてきた。しかし、活性レ
ーザ容積の形状及びレーザ結晶の相対的に低い熱伝導率に起因して、高温及び高
い温度勾配が持続する。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】
従って、高出力及び高輝度のレーザ放電を生成するが有害な熱スポットの生成
を最小限にするレーザ増幅器に対する必要性がある。さらに、高出力及び高輝度
を生成するが、熱スポットの形成に耐え得るレーザ増幅器に対する必要性がある
【0009】
【課題を解決するための手段】
本発明は、高出力及び高輝度を有する出力レーザ光線を生成するシステムを提
供する。特に、本発明は、外部ソースから偏光された入力レーザ光線を取得し、
増幅器を通る4つの増幅パス(通過,pass)を通るように当該入力光線を方向付
け、次いで、増幅された光線が所望の出力として出て行くことを許容する4パス
レーザ増幅器を提供する。本装置は、第1及び第2の偏光ビームスプリッタ(po
larizing beam splitter,PBS)、方向性偏光回転器(directional polariza
tion rotator,DPR)、無方向性偏光回転器(non-directional polarization
rotator,NPR)、第1及び第2の反射鏡及びポンピングモジュールを含む。
【0010】 第1及び第2のPBSは、レーザ経路に配置され、入力光線を透過するがもと
の入力光線の法線方向の偏光を有する光線を偏向させる。第1のPBSは、もと
の入力光線をレーザ増幅器に入射させ、完全に増幅された光線を出力として偏向
させることを許容する。結果として、第1のPBSは、第1の増幅通過を許容し
、第4及び最終の経路を終端させる。第2のPBSは、もとの入力光線か完全に
増幅された光線のいずれかを透過するが、部分的に増幅された光線を偏向してさ
らなる増幅のために戻す。このため、第2のPBSは、第2の通過を第3の通過
を開始するように偏向させ、同時に第1及び第4の通過には影響しない。
【0011】 通常、第1及び第2のPBSは、外側の表面に偏光コーティングを有する。し
かし、本発明の好ましい実施形態は、内表面に偏光コーティングを有するPBS
を使用する。特に、これらの好ましいPBSは、内部の対角面に偏光コーティン
グを有する立方体形状である。偏光コーティングが空気と接触しないので、この
偏光コーティングの位置は、偏光コーティングと空気との境界に通常発生する熱
スポットを回避する。
【0012】 DPRが第1及び第2のPBSの間の光線経路に配置される。このDPRは、
第1から第2のPBSまで移動する光線に何らの偏光効果も及ぼさず、同時に第
2から第1のPBSまで移動する光線の偏光を回転させる構成部品である。結果
として、第2のPBSは、第1のPBSからの光を透過し、一方で、第1のPB
Sは、第2のPBSからの光を偏向させる。DPRは、もとの入力光線が増幅器
に入射し、一方で、第1のPBSがそれを出力として偏向させるように、完全に
増幅された光線を回転させる。通常、DPRは、ファラデー回転器と半波長(λ
/2)プレートとの組合せである。
【0013】 入力光線の増幅は、2つのPBS及びDPRの下流の光線経路に配置されたポ
ンピングモジュール内で発生する。ポンピングモジュールは、その輝度及び出力
を増加させるために入力光線に追加的な光学的エネルギーを追加する1以上の光
源を有する。この光源は、フラッシュポンプ若しくはその他のタイプのランプで
あっても良いが、好ましくは1以上のレーザダイオードからなる1以上の組であ
る。レーザダイオードは、非常に効率的にレーザエネルギーを発生させ、同一の
入力エネルギーを用いてより高度な増幅を許容するので、レーザダイオードの使
用は、有利である。
【0014】 通常、ポンピングモジュールは、Nd,Yb,Ho若しくはErのような活性
物質でドープされたイットリウム−アルミニウム−ガーネット「YAG」のよう
な固体状態の材料から構成されるレーザ結晶から構成される光学的経路を有する
。その原子はエネルギー化され、入力光線の光学的エネルギー及びポンピングエ
ネルギーの存在下でより光を放出するので、レーザ結晶は、ポンピング効率を増
加させる。
【0015】 本発明の1つの実施形態は、増幅性能を改善するためにレーザ結晶の周囲に金
属被覆(クラッディング,cladding)を使用する。この金属被覆は、実質的には
、レーザ結晶と類似の構成を有する透明な固体状態の物質である。金属被覆を加
えることは、入力光線の照明レベルのばらつきを低減させることにより増幅性能
を向上させる。
【0016】 最大のポンピング効率のためには、レーザダイオードは、レーザ結晶及び入力
光線の経路に対して直交する光を放出する。レーザダイオードは、その後入力光
線を迂回(バイパス)するポンピングエネルギーの殆どを受け、それを反射する
ので、好ましい実施形態において、当該レーザダイオードの周囲に奇数の奇数番
号化されたレーザダイオードを使用することにより、ポンピング効率は、さらに
改善される。
【0017】 上述したように、レーザ増幅器内で実質的に均一なポンピングエネルギーを有
することは非常に望ましい。数が増加すると、レーザダイオード間の角度が減少
するので、ポンピング均一性は、直交するレーザダイオードの組の寸法を増加さ
せることにより改善される。さらに、レーザダイオードの組の寸法を増加させる
ことは、ポンピングエネルギーの全体量を(入力光源の数を増加させることによ
り)増加させ、より高出力の増幅を許容する。従って、好ましい実施形態は、既
知のレーザ増幅器で見られる3つからなる組ではなく、5以上のレーザダイオー
ドからなる組を使用する。
【0018】 ポンピングエネルギーのより優れた均一性を達成するために、本発明の1つの
実施形態は、ポンピングエネルギーが異なる方向からレーザ結晶に到達するよう
にレーザダイオードの各組を回転させる。例えば、直交ポンピングに対して5つ
のレーザ結晶からなる組を使用するレーザ増幅器について、レーザダイオードの
各組は、36°回転する。
【0019】 市販の利用可能なレーザダイオードに関する1つの問題は、それらが出力及び
波長を非常に大きく変化させることである。この問題を克服するためには、本発
明の実施形態は、実質的に同様な出力波長を有するように手で選択されたレーザ
ダイオードを使用する。これらのダイオードは、次いで、各レーザダイオードが
実質的に同一な電気入力を受信するように並列に配線される。電気入力が最低出
力のレーザダイオードに対して必要とされるレベルに限定されると、すべてのレ
ーザダイオードは、実質的に類似の出力を生成する。
【0020】 レーザダイオードの配向を変更することは、また、ポンピングの均一性及び効
率性を向上させる。レーザダイオードは、通常入力光線経路に平行に配向される
長く、狭い配列で製造される。しかし、本発明の好ましい実施形態は、入力光線
経路に垂直に配向する近接して配置されたレーザダイオード配列を使用する。レ
ーザダイオード配列の減少した間隔のために、この配置は、より優れたポンピン
グ均一性を生成する。さらに、この構成は、より多数のレーザダイオードを使用
するので、増幅出力は増加する。レーザダイオードの数を増加し、レーザダイオ
ード間の間隔を減少させるこれらの2つの特徴は、また、レーザ増幅器の耐久性
を向上させる。隣接するレーザダイオードが失われたポンピングエネルギーを十
分に補償するので、特に、任意の1つのレーザダイオードが作動しなくなる場合
でさえ、増幅器は良好な作動を継続する。
【0021】 本発明の1つの実施形態は、また、レーザダイオードからの放射を導くマイク
ロレンズ及びマイクロミラーを使用する。より多くのポンピングエネルギーが入
力光線に到達するので、結果として、増幅効率は向上する。さらに、ポンピング
エネルギーの焦平面がレーザ結晶の手前にあるようにマイクロレンズ及びマイク
ロミラーを配置することにより、ポンピング均一性が向上する。本発明の他の実
施形態は、増幅性能をさらに向上させるために、非球面レンズを使用する。しか
し、上述した垂直なレーザダイオードの配向に関して、レーザ増幅器は、マイク
ロレンズ及びマイクロミラーを使用しなくとも非常に良好な実行をするのに十分
な均一なポンピングエネルギーを有する。
【0022】 一つの実施形態では、レーザ結晶を冷却するために、本発明は、水のような流
体を使用する。この流体は、ガラス若しくはプラスチックのような実質的に透明
な材料から構成されるケーシング内に保持される。ケーシング及び流体は、光学
的経路とポンピングエネルギーの光源との間に配置される。本発明の1つの実施
形態において、流体層は、局在化された熱の蓄積を抑止するのに役立つように循
環される。別の実施形態では、ケーシングは、レーザダイオードからポンピング
エネルギーの焦点を合わせ、光学的経路に導くレンズを形成するために採用され
る。この変更は、相対的に高価なマイクロレンズ及びマイクロミラーなしのポン
ピングエネルギーの光学的処理に由来する効率を向上させる。他の実施形態にお
いては、レーザ増幅器は、レーザ結晶の温度をポンピングエネルギーに対応する
ように調整するため冷却流体を使用する。
【0023】 1つの実施形態では、本発明は、入力光線の経路に沿って直列に配置され、近
接して配置された1対のレーザ結晶を使用する。この構成は、ポンピングエネル
ギー源の数を増加させることにより、入力光線の改善された増幅を許容する。
【0024】 しかし、本発明の好ましい実施形態は、レンズ、及び、ポンピングにより惹起
される入力光線中の位相、焦点及び極性の変化を補償するのに役立つ2つのレー
ザ結晶の間の90°回転器を使用する。特に、1つのレーザ結晶は、他のレーザ
結晶中に発生する変化を打ち消す。最適な補償のためには、2つのレーザ結晶は
、実質的に同様な物理特性を有する。この類似性は、同一の原石からレーザ結晶
を製造することにより達成される。同一の結晶原石の同一場所からロッドを抜き
取ることは、2つのレーザ結晶内のより優れた均一性を達成する。
【0025】 NPRは、ポンピングモジュール下流の光線経路にある。NPRは、各通過に
関して入力光線の偏光を45°回転させる。結果として、光線は、第2のPBS
がそれを離して偏向させ第3の通過を開始するように(90°の回転の後に)第
2の通過中で直交するように偏光されている。NPRは、また、光線を第4の通
過において(445°若しくは180°回転後に)初期偏光(状態)に戻し、第
2のPBSが光線を透過し、上述したようにDPRによる回転後に光線を第1の
PBSから偏向させることを許容する。NPRは、1/4波長(λ/4)プレー
トであり得る。しかし、本発明の好ましい実施形態は、高度な増幅及び良好な性
能を達成するためにファラデー回転器を使用する。
【0026】 上述したように、本発明は、また、2つのリフレクタを有する。第1のリフレ
クタは、NPRから下流の光線経路内にあり、第1及び第3の通過の後で第2及
び第4の通過を開始するように光線を反射する。第2のリフレクタは、光線を受
け、第2及び第3の通過の間に光線を反射する第2のPBSの偏向経路内にある
。これらのリフレクタは、通常、入力光線を受けてそれを反射する鏡類似の構造
である。
【0027】 好ましい実施形態では、第1のリフレクタは、ポロ(Porro)プリズムである
。ポロプリズムは、実質的に透明な材料から構成された45°−90°−45°
の固体構造である。この構造は、鏡を形成するために通常使用される反射性コー
ティングなしに、ポロプリズムが入射光エネルギーを効率的に反射することを許
容する。さらに、ポロプリズムの使用は、第1及び第3の通過の後に当該光線を
不完全性を均質化する光線に反転させることによりレーザ光線の均一性を向上さ
せる。
【0028】 他の実施形態では、第1及び第2の反射性装置の基板は、サファイヤから構成
される。ガラスやプラスチックのような材料と比較して、サファイヤは、局在化
した熱を迅速に拡散させる物理特性を有する。このため、サファイヤは、熱スポ
ットを引き起こす熱の蓄積を抑制する。
【0029】 これらの及びその他の本発明の特徴及び利点は、全体を通して同じ参照番号が
同じ部品を参照するそれに伴う図と共に、引き続く発明の詳細な発明の検討から
評価されるであろう。
【0030】
【発明の実施の形態】 本発明は、引き続く詳細な説明、図1−10に記載される。本発明に対応して
、高出力及び高輝度のレーザ放電を生成する装置が提供される。図1及び図2に
図解されるように、本発明は、外部レーザ源10から入力光線20を受けて増幅
するレーザ増幅器5を提供する。
【0031】 図1は、模式的にレーザ増幅器5を図解する。光線20は、レーザ増幅器5を
通過し、光線は各通過に関して「強化され(pumped)」より鮮鋭により強力にな
る。図1に図解されるように、光線20は、出力15として出て行く前に増幅器
5を4回通過する。従って、このタイプのレーザ増幅器構成は、4回通過増幅器
として知られている。図1は、4回通過が重複しないことを示すけれども、光線
20は、実際には、全ての通過において同一線上にある。しかし、本発明の教示
は、その他のタイプのレーザ増幅器構成にも同様に適用され得ることが認識され
るべきである。
【0032】 レーザ増幅器5の基本操作を説明する。パルスレーザ発振器若しくはレーザダ
イオードのようなレーザ源10が光線20を生成する。光線20は、初期には、
水平に偏光され(p−偏光)、図1の紙面に平行に振動する。この配向は、入力
光線20が第1のPBS30を通過することを許容する。光線は第1のPBS3
0から第2のPBS40に移動するので、DPR50の偏光は、該光線の偏光に
は影響しない。光線20は、p−偏光状態を維持し、第2のPBS40を通過す
る。光線10は、その後、ポンピングモジュール90に入射し、ポンピングが光
線20の出力及び輝度を増大させる。ポンピングモジュール90を出る時、光線
は、NPR60により45°回転される。次いで、第1のリフレクタ70が光線
20を受けて反射し第1の通過を終了させる。
【0033】 光線20は、第1の鏡110からの反射時に第2の通過を開始する。反射後、
NPR60は、p−偏光状態から90°とするために光線20をさらに45°回
転させる。結果として、光線20は、第2の通過中に、s−偏光状態として知ら
れるように垂直に偏光される。光線20は、もはやp−偏光状態ではないので、
光線10は、ポンピングモジュール90でポンピングした後では第2のPBS4
0を通過しないであろう。その代わりに、第2のPBSが光線20を第2のリフ
レクタミラー80の方に向ける。
【0034】 第2のリフレクタ80からの反射時に、光線20は、第3の増幅通過を開始す
る。第1及び第2の通過と同様に、ポンピングモジュール90は、再度光線20
を増幅し、NPR60は、再度さらに45°光線を回転させる。
【0035】 第1のリフレクタ70からの反射後、光線20は、第4かつ最後の増幅通過を
開始する。NPR60は、さらに45°光線を回転させ、p−偏光状態に戻す。
次いで、ポンピングモジュール90は、第4の時間の間、光線20を増幅する。
光線20は、再度p−配向状態にあるので、それは第2のPBS50を通過する
。その後、光線20は、DPR50に戻り、光線20の配向をs−偏光状態に対
して90°回転させる。結果として、第1のPBS30は、出力15としてレー
ザ増幅器5から出るように、完全に増幅された光線20を偏向させる。
【0036】 増幅器5の各構成部品をより詳細に説明する。上述したように、光線20は、
第1及び第2のPBS30、40によりレーザ増幅器5を通過するように向けら
れる。通常、第1のPBS30及び第2のPBS40の両者は、実質的に類似で
ある。しかし、これらの2つの要素は、レーザ増幅器5の性能に大きな影響なく
異なり得ることは認識されるべきである。
【0037】 第1及び第2のPBS30、40は、公知の技術である。特に、第1及び第2
のPBS30、40は、適当に偏光された光線が実質的に妨害されないで通過す
ることを許容し、一方で、その他の光エネルギーを偏向させる装置である。これ
らの装置は、通常、商業チャネルを通じて利用可能である。例えば、New M
exico州AlbuquerqueのCVI Technology Inc
社は、多数の偏光ビームスプリッタのモデルを販売している。
【0038】 図3は、本発明の1つの実施形態において使用される第1及び第2のPBS3
0、40を図解する。これらの第1及び第2のPBS30、40は、実質的に透
明な材料45の外表面に適用される偏光コーティング35を有する。図3に図解
されるPBS30、若しくはPBS40は、空気境界での熱の蓄積から頻繁に被
害を受ける。この熱の蓄積は、レーザ光線を引き寄せ、レーザシステムを調整不
良にするのに十分である。この問題に関して、図2及び図4で図解されるように
、本発明の好ましい実施形態は、実質的に立方体形状を有する第1及び第2のP
BS30、40を使用する。特に、図4は、実質的に透明な材料45内で内部の
対角面に沿って配置される偏光コーティング45を図解する。それが偏光コーテ
ィング35内での空気ポケットの形成を回避するので、第1及び第2のPBS3
0、40に対するこの構造は、望ましい。より少ない空気ポケットの結果として
、図4に図解される立方形状のPBS30、40は、非常に良好な光線アライン
メントの安定性を生成する。
【0039】 図1で図解される増幅器5の他の構成部品はDPRである。上述したように、
DPRは、第1のPBS30から第2のPBS40まで移動する光線20に何ら
の偏光効果も有さず、その一方で、第2のPBS40から第1のPBS30まで
移動する光線の偏光を回転させる。結果として、第2のPBS40は、第1のP
BS30からの光を透過する一方で、第1のPBS30は、第2のPBS40か
らの光を偏向させる。図2に図解されるように、DPRは、通常、半波長(λ/
2)プレート100(遅延プレートとして既知である)及びファラデー回転器1
10を含む。
【0040】 半波長プレート100は、遅い及び速い2つの主軸を有し、光線20を2つの
互いに垂直に偏光した光ストリームに変換する光学要素である。半波長プレート
100を出る時、2つの新生の光ストリームは、再結合して90°だけ回転した
偏光を有する光線20を形成する。半波長プレート100は、レンズの組合せの
ような光学要素であるので、結果的な偏光の回転は、光線20の方向に対して相
対的である。半波長プレート100は、公知の技術であり、通常、市販で利用可
能である。例えば、New Mexico州AlbuquerqueのCVI
Laser Corp.社は、多数の半波長プレートのモデルを製造する。特定
のモデルの選択は、半波長プレート100の所望の寸法及び光線20の波長に依
存する。
【0041】 DPR50において、半波長プレート100は、ファラデー回転器110と組
になっている。半波長プレート100に対比して、ファラデー回転器110は、
光学的に活性な材料を含まない。その代わりに、ファラデー回転器110は、強
力な磁力場を光線20に曝すことにより作動する。この強力な磁力場は、光線2
0をして、入力光線20による移動方向とは無関係に、場の方向においてその偏
光を回転させる。例えば、ファラデー回転器110は、入力光線20の偏光を第
1の通過では時計方向に、第4の通過では反時計方向に回転させる。ファラデー
回転器110は、公知の技術であり、通常、市販で利用可能である。例えば、M
ichigan州Traverse市のElectro−Optics Tec
hnology,Inc.社が多数のファラデー回転器のモデルを製造販売して
いる。
【0042】 図1及び図2に図解されるように、レーザ増幅器5は、また、NPR60を含
む。上述したように、NPR60は、各通過の際に入力光線20の偏光を45°
回転させる。1つの実施形態において、NPR60は、1/4波長(λ/4)プ
レートである。しかし、1/4波長プレートは、入力光線20の入射偏光が線形
で既知である場合にのみ適当な偏光回転を達成する。都合の悪いことに、ポンピ
ング中に惹起される複屈折のために、入力光線20の偏光は、通常、線形でも既
知でもない。複屈折は、レーザ増幅器5の注意を払った設計により最小化は可能
であるが、それは、殆どが高出力動作下で発生する。その後増幅器が入力光線2
0の適当な回転なしに自由に走行するレーザとしての挙動を示すので、NPR6
0として1/4波長プレートを用いた高い平均出力動作は、通常、成功しないこ
とを試験が確認する。
【0043】 この問題に関して、本発明の望ましい実施形態は、NPR60に対してファラ
デー回転器を使用し、通過ごとに45°だけ偏光を回転させる。第1の通過中に
補償されない残りの偏光回転は、第2の通過時に補償可能である。ファラデー回
転器を備えるNPR60を有するレーザ増幅器5が、100ワットレベルを超え
ても動作可能であることを試験が示す。
【0044】 図1及び図2は、レーザ増幅器5の別の2つの要素である、第1のリフレクタ
70及び第2のリフレクタ80を図解する。第1及び第2のリフレクタ70、8
0は、通常、入力光線20のエネルギー及び輝度に耐え、それらを切換可能な鏡
類似の構成部品である。
【0045】 1つの実施形態において、第1及び第2のリフレクタ70、80は、サファイ
ア(Al)基板を有する。サファイアが高い熱伝導率を有し、局在化され
た熱の蓄積を抑制する際に非常に効果的であるので、サファイアを使用して第1
及び第2のリフレクタ70、80を形成することは、有利である。サファイア基
板を使用しなければ、第1及び第2のリフレクタ70、80は、高出力増幅の下
で、入力光線20を加熱し、歪ませ得る。
【0046】 別の実施形態において、第1のリフレクタ70は、ポロプリズムである。図5
に図解されるように、ポロプリズムは、光線20を180°反射する45°−9
0°−45°のプリズムである。ポロプリズムは、ガラス若しくはプラスチック
のような実質的に透明な材料の上に構成される。入力光線20は、長い対角面7
3を介してポロプリズムに入射し、次いで正しい角度を規定する2つの短い平面
76及び78から反射する。それが、レーザ光線形状の均一性を向上させるので
、第2のリフレクタ70に対してポロプリズムを使用することは非常に望ましい
。特に、ポロプリズムは、入力光線20の非均一性の殆どを均質化するのに役立
つように入力光線(垂直若しくは水平のいずれか)の断面を逆転させる。
【0047】 図1及び図2に図解されるように、レーザ増幅器5は、また、ポンピングモジ
ュール90を含む。以前に説明したように、ポンピングモジュール90は、増幅
器を通る4回の通過のそれぞれの時に、入力光線20を増幅する。ポンピングモ
ジュール90は、通常、光学経路及び光源を有する。入力光線20は、光学経路
に沿って通過するので、エネルギー源は入力光線20をポンピングする光学エネ
ルギーを提供する。
【0048】 図6−10に図解されるように、光学経路は、通常、レーザロッド160であ
る。それがレーザロッド160を介して移動するとき、図6及び図7は、入力光
線の方向162、164を示す。好ましい実施形態では、レーザロッド160は
、Nd、Yb、Ho、Er等のような活性元素でドープされたYAGのような固
体状態の媒体から構成される。これらの材料は高出力、しかし入力光線の十分な
ポンピングを許容するので、固体状態の材料から成るこのレーザロッド160は
、望ましい。さらに、Nd:YAG及び類似の材料から構成されるレーザロッド
160は、広く市販で利用可能である。その組成若しくは物理的次元のようなレ
ーザロッド160の特性の変更は、その性能特性を変化させる。従って、レーザ
ロッド160が所望の性能を提供するように選択されることが認識されるべきで
ある。
【0049】 図2に図解される好ましい実施形態では、レーザ増幅器5は、第1及び第2の
増幅サブモジュール120、130を備えるポンピングモジュール90を含む。
第1及び第2のサブモジュール120、130の両者は、レーザロッド160及
び入力光源を有する。増幅器性能が、ロッド間レンズ140及び90°回転器1
50の使用により改善されるので、第1及び第2のサブモジュール120、13
0を使用して入力光線をポンピングすることは、有利である。
【0050】 例えば、高い平均ポンピングの下では、Nd:YAG若しくは類似の材料から
構成されるレーザロッド160は、光線5の経路を変化させる正(positive)レ
ンズとして挙動する。しかし、所望の出力及び輝度ゲインを達成するために、入
力光線20は、4回の通過を通して平行を維持しなければならない。図2に図解
されるように、ロッド間レンズ140が第1及び第2のサブモジュール120、
130の間に追加される。このロッド間レンズ140は、光線20を所望の方向
に反射するサブモジュール120、130内のレーザロッド160の熱レンジン
グ(thermal lensing)を打ち消すために適用される。熱レンジングに対応し、
レーザ増幅の苛酷さに耐えるようにロッド間レンズ140が選択される。
【0051】 ポンピング中のレーザロッド160の加熱は、また、入力光線20に影響する
。特に、レーザロッド160の熱応力は、光線断面内で(4つ葉のクローバーの
ように)偏光を一様ではなく回転させる入力光線20内の複屈折を引き起こす。
入力光線20の偏光におけるこの一様でない回転を補償するために、90°回転
器150が第1及び第2の増幅サブモジュール120、130の間に配置される
。第1及び第2の増幅サブモジュール120、130の間で入力光線20を90
°だけ回転させることにより、1つの増幅サブモジュール内で発生する複屈折が
第2の増幅サブモジュール内で相殺される。90°回転器150により惹起され
る回転方向は重要ではない。従って、90°回転器150は、入力光線20の偏
光を回転させる任意のデバイスであり得る。例えば、90°回転器150は、上
述したような波長プレート若しくはファラデー回転器のいずれかであっても良い
【0052】 複屈折の適当な補正のために、第1及び第2の増幅サブモジュール内のレーザ
ロッド160は、類似の熱応力特性を有しなければならない。従って、レーザ増
幅器5の好ましい実施形態は、第1及び第2の増幅サブモジュール120、13
0内に、同一の結晶原石から抜き取られたレーザロッド160を有する。さらに
、2つのレーザロッド160のより優れた均一性は、結晶原石中の同一の位置か
らロッドを抜き出すことにより達成される。
【0053】 レーザ増幅器5の他の実施形態において、高出力動作を改良するために、設計
変更がレーザロッド160になされる。例えば、図6−10に図解される実施形
態において、レーザロッド160は、管170に保持される流体190により冷
却される。流体190は、実質的にポンピングを妨害しない水のような実質的に
透明な流体である。同様に、管170は、ポンピングに重大な影響を及ぼさない
ガラス若しくはプラスチックのような実質的に透明な材料である。1つの実施形
態では、レーザロッド160を囲む流体230は、滞留する。しかし、より安定
な温度を提供するためには、レーザ増幅器5の別の1つの実施形態は、熱の蓄積
を抑制するようにレーザロッド160の周囲を流れる流体190を有する。例え
ば、レーザ増幅器5は、流体190を駆動するポンプを有しても良い。しかし、
流体190の動きを引き起こすためにその他の手段が採用され得ることは認識さ
れるべきである。
【0054】 他の実施の形態において、透明なYAG材料のような実質的に透明な金属被覆
(cladding)層がレーザロッド160の周囲に追加される。効率的なポンピング
のために、入力光線20は、レーザロッド160の開口部を一杯にする。しかし
、開口部を一杯にすることは、ガウシアンプロファイルを伴って入射する入力光
線20をして、同軸で環状のパターンを有する「帽子上部(top hat)」プロフ
ァイルを伴って出て行かせる。ガウシアンプロファイルの損失は、入力光線20
における出力及び輝度ゲインを制限する。入力光線20におけるガウシアンプロ
ファイルは、回折環(縞)を低減する透明な金属被覆を有する開口レーザロッド
を軟化させることにより、良好に保護される。例えば、光学的拡散結合は、金属
被覆を有するレーザロッド160の生成を許容する。流体190の温度変動は、
金属被覆により緩衝される(buffered)のでレーザロッド160に金属被覆を加
えることは、また、冷却均一性を向上させる。
【0055】 図6−10に図解されるように、ポンピングモジュール90内の光源は、通常
、1以上のレーザダイオード180である。レーザダイオード180は、特定の
波長及び干渉構造を有する高品質なポンピングエネルギーを生成するので、ポン
ピングエネルギー用ソースとしてのレーザダイオードの使用が望ましい。レーザ
ダイオード180は、電気エネルギーを受け、電磁気エネルギーを放出する半導
体装置である。このレーザダイオード180は、商業チャネルにおいて広く利用
可能である。
【0056】 1つの実施形態において、レーザダイオード180は、1mm深さまで300
μm厚さだけ(ウェハ厚さ)約1cmの長さを測定するエレメントの任意の配列
である。光の放出は、長さ(1μmの幅で、約100μm/開口部)に沿う多数
の開口部に由来する。レーザダイオード180の好ましい実施形態の波長は、5
nm以下のバンド幅を有する約805.5nmである。レーザダイオード180
からの放出の発散(divergence)は、水平方向で(速い軸として既知)約50 であり、垂直方向で(遅い軸として既知)約5である。
【0057】 図8−10は、奇数のレーザダイオード180を有する第1及び第2の増幅サ
ブモジュール120、130を図解する。それがレーザロッド160を通過する
他のレーザダイオードからのポンプ放射を受けて反射するようにレーザダイオー
ドを配置するので、この構成が望ましい。このため、多くのポンピングエネルギ
ーがレーザロッド160内に保持されるので、奇数のレーザダイオード180を
使用する場合には、ポンピング動作は、より効率的である。しかし、増幅サブモ
ジュール120、130は、偶数のレーザダイオードを保持しても良いことは認
識されるべきである。
【0058】 また、図8−10に図解されるように、レーザダイオード180は、通常、レ
ーザロッド160の周囲に等間隔で配置される。この設計は、直交ポンピングに
対しては常識的であり、レーザロッド160に印加されるポンピングエネルギー
中でより優れた均一性を有することにより熱スポットの形成を抑制するのに役立
つ。しかし、レーザダイオード180は、レーザロッド160の周囲に任意の構
成で配置され得ることは認識されるべきである。
【0059】 図8−10は、5つのレーザダイオード180からなる組によりポンピングさ
れるレーザロッド160を有する第1及び第2の増幅サブモジュール120、1
30の好ましい実施形態を図解する。5つのレーザダイオード180からなる組
を有する第1及び第2の増幅サブモジュール120、130の構成は、3つのレ
ーザダイオード180を用いた構成よりもより高い平均出力を出す。さらに、各
レーザダイオード180を分離する角度が減少するので、5つのレーザダイオー
ドを用いた場合に、ポンピングの均一性が改善される。しかし、偶数のさらに多
いレーザダイオード180も実施され得ることは認識されるべきである。
【0060】 図9に図解される実施形態において、ポンピングの均一性は、レーザダイオー
ド180の組を回転させることによりさらに改善される。例えば、5つのレーザ
ダイオードからなる組を有する構成において、レーザダイオード180の各組は
、レーザダイオード180の隣接する組に関してレーザロッド160の長軸方向
に沿って36°回転される。
【0061】 レーザダイオード180をレーザロッド160の周囲に適当に配置することは
、ポンピングエネルギーの均等な沈積を確実にはしない。均等でないポンピング
に対する別の原因は、レーザダイオード180内のばらつきである。例えば、レ
ーザダイオード180は、頻繁に、出力、波長及びバンド幅を変化させる。今時
の最新技術において、合理的なコストでレーザダイオード180に対して実質的
に類似の仕様を要求することは不可能である。
【0062】 レーザダイオード180の出力エネルギーの不均一性は、レーザ増幅器5の性
能を劣化させる。例えば、レーザロッド160におけるピーク吸収(波長)に近
接した中央波長を有するレーザダイオード180が該ロッドの中央よりも該ロッ
ドの端部でより大きな吸収を呈するので、出力波長のばらつきは望ましくない。
同様に、高出力を有するレーザダイオード180がレーザロッド160の隣接す
る部分においてより強力なエネルギーの沈積を引き起こすので、レーザダイオー
ド180の出力エネルギーのばらつきは望ましくない。
【0063】 均一性及び性能を改善する1つの方法は、波長に関して密接に対応するレーザ
ダイオード180を選択し、次いで出力のばらつきを補償することである。出力
のばらつきの補償は、より高い出力を呈するレーザダイオード180に対して平
行な荷重を加えることにより達成される。高出力のレーザダイオード180から
適当な量の入力を排出させること(draining)により、出力は、最低出力のレー
ザダイオード180に一致するように低減される。
【0064】 ポンピング性能は、レーザダイオード180の温度を調整することにより、さ
らに改善可能である。例えば、この調整は、流体190を冷却する冷却器を調整
することにより達成される。ポンピングエネルギーの波長は、レーザダイオード
180の温度の調整に伴って変化する。例えば、あるタイプのレーザダイオード
180のポンピング出力に対するピーク波長は、温度3.5℃の変化ごとに約1
nmシフトする。このため、温度の調整は、レーザダイオード180の出力のピ
ーク波長をレーザロッド160に一致させるように調整することを許容する。ポ
ンピングエネルギーのピーク波長が、レーザロッド160の所望の吸収波長に一
致するときには、ポンピング効率及び均一性が向上する。
【0065】 レーザダイオードの配向も、また、重要である。以前に述べたように、レーザ
ダイオード180は、通常、長く、薄い配列である。図6は、レーザロッド16
0に沿ったレーザダイオード180に対する既知の構成を図解し、ここでは、レ
ーザダイオード180は、レーザロッド160の長軸に平行に配向される。この
構成は、レーザ増幅器5の性能及び信頼性を制約する問題の原因となる。例えば
、ポンピングエネルギーのばらつくレベルを生成するレーザダイオード180は
、レーザ増幅器5の性能を劣化させるレーザロッド160中の局在化された熱ス
ポットを形成する傾向にある。
【0066】 図6におけるレーザダイオード180の既知の構成に関する別の問題は、それ
が、ポンピング出力の冗長性を有しないことである。結果として、レーザダイオ
ード180の任意の1つのレーザ構成部品が故障すると、配列全体を交換する必
要が生じる。さらに、レーザダイオード180に対するこの構成は、レーザロッ
ド160の均一なポンピングを達成するためにマイクロレンズ200(図8−1
0で図解される)の使用を必要とする。結果的に増幅器5の実施形態がコスト及
び複雑性を低減するので、マイクロレンズ200なしで動作するように増幅モジ
ュール120、130を設計することが望ましい。
【0067】 図7は、本発明の好ましい実施形態におけるレーザダイオード180の配向を
図解する。好ましい実施形態において、レーザダイオード180は、レーザロッ
ド160の長軸に垂直に配向される。この構成の1つの利点は、レーザダイオー
ド180が近接して配置され、速い軸に沿ったポンピング放射の広い発散のため
に、ポンピング放射を実質的に均質化することである。前述したように、レーザ
ロッド160に、より均一なポンピング放射で照明を当てることは、熱スポット
を最小限にし、それ故、熱応力及び不均一なゲインを低減する。さらに、ポンピ
ング放射の実質的な均質性のために、図7に表されたレーザダイオード180の
構成におけるマイクロレンズ200に対する必要性はない。任意のレーザダイオ
ード180の故障が、残るレーザダイオード180の出力調整によりオフセット
可能であるので、レーザダイオード180に対するこの構成はまた、図6の既知
の構成よりも耐久性に優れる。
【0068】 図7に図解される構成が同一レベルのポンピングエネルギーからより高い出力
のポンピング及びより大きいゲインを許容することを実験が示す。例えば、ある
試験における自由走行レーザ操作は、レーザダイオード出力からレーザ出力への
35%以上の転化率を生成し、非常に効率的なポンピングを示す。さらに、高い
平均出力試験が、図7に図解された構成を有する水冷されたパッケージが20%
以上の能率(duty)サイクルに対処可能である。その他の試験において、レーザ
ダイオード180は、1000Hzまでの反復速度で約200μsの間作動され
た。
【0069】 前述したように、及び、図8−10で図解されるように、レーザ増幅器5の性
能は、レーザダイオード180の出力浴に配置されたマイクロレンズ200を有
する第1及び第2の増幅サブモジュール120、130を使用することにより、
さらに改善可能である。マイクロレンズ200の目的は、遅い軸に沿ったポンピ
ング放射を平行にすることであり、それ故、レーザロッド160に対してレーザ
ダイオードバー180からの光を案内する。このため、ポンピング効率が向上し
、同一のポンピングエネルギー入力を用いてより大きい輝度及び出力を許容する
。通常、非球面レンズは非常に高価であるので、マイクロレンズ200は、球面
である。しかし、非球面形状を有するマイクロレンズの使用は、レーザ増幅器5
のより優れた性能さえ許容し得る。
【0070】 マイクロレンズ200の適切な配置は、所望のポンピング性能ゲインを達成す
るために重要である。例えば、レーザロッド160がマイクロレンズ200の焦
平面にある場合には、レーザロッド160の中央に強力なポンピングエネルギー
の沈積がある。レーザロッド160の中央での強力な光線強度の結果として、ポ
ンピングは非常に効率的であるが、レーザロッド160に損害を与え、全体とし
て入力光線の悪い品質が20ワット以上発生する。焦平面がレーザロッド160
の手前にあるようにレーザダイオード180及びマイクロレンズ200を設定す
ることにより、ポンピングエネルギーは、それがレーザロッド160に入射する
ときに発散する。この発散の結果として、ポンピングエネルギーのレーザロッド
160への沈積は、有意により均一である。例えば、この構成を有するレーザ増
幅器5がレーザロッド160に損害を与えることなく100ワット以上の出力を
有する出力(光線)15を達成可能であることを試験が示す。さらに、ポンピン
グエネルギーの発散が増加すると、結果的に、ポンピング出力を失うことを犠牲
にして、均一な沈積が増加する。
【0071】 図10は、本発明の実施形態を図解し、ここでは、マイクロレンズ200が流
体190を保持する管170に組み込まれる。この課題を実行するために、エネ
ルギー沈積測定値が1つのレーザダイオード180から取り出され、次いで5つ
のダイオード配列ポンピングをシミュレートするために、それを5回重畳する。
【0072】 別の実施形態において、反射壁(図示しない)は、また、速い軸に沿う逸れた
エネルギーを反射するように、レーザダイオード180の側部に沿って配置され
る。マイクロレンズ200及び反射壁の組合せは、実質的にレーザダイオード1
80からの全ての放射がレーザロッド160に到達することを提供する。
【0073】 このように、装置及び高出力、高輝度のレーザ増幅器を生成する方法が提供さ
れることが理解される。当業者は、限定目的ではなく図解目的のためにこの記載
で表された実施形態以外により本発明が実行可能であり、本発明は以下のクレー
ムによってのみ限定されることを認識するであろう。この記載において説明され
た特定の実施形態に対する均等物も同様に本発明を実行し得ることが言及される
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明に対応する装置の模式的ダイアグラムである。
【図2】 本発明に対応する装置の好ましい実施の形態の模式的ダイアグラムである。
【図3】 本発明に対応する装置の実施の形態で使用される既知の偏光ビームスプリッタ
の斜視図である。
【図4】 本発明に対応する装置の実施の形態で使用される立方体形状の偏光ビームスプ
リッタの斜視図である。
【図5】 本発明に対応する装置の実施の形態で使用されるポロプリズムリフレクタの斜
視図である。
【図6】 従来のレーザ増幅器におけるレーザダイオード配列の配向の模式図である。
【図7】 本発明に対応する装置の好ましい実施の形態におけるレーザダイオード配列の
配向の模式図である。
【図8】 本発明に対応する装置の実施の形態で使用されるポンピングモジュールの図7
の8−8平面に沿った断面図である。
【図9】 本発明に対応する装置の別の実施の形態で使用されるポンピングモジュールの
図7の8−8平面に沿った断面図である。
【図10】 本発明に対応する装置の他の実施の形態で使用されるポンピングモジュールの
図7の8−8平面に沿った断面図である。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (81)指定国 EP(AT,BE,CH,CY, DE,DK,ES,FI,FR,GB,GR,IE,I T,LU,MC,NL,PT,SE),OA(BF,BJ ,CF,CG,CI,CM,GA,GN,GW,ML, MR,NE,SN,TD,TG),AP(GH,GM,K E,LS,MW,MZ,SD,SL,SZ,TZ,UG ,ZW),EA(AM,AZ,BY,KG,KZ,MD, RU,TJ,TM),AE,AG,AL,AM,AT, AU,AZ,BA,BB,BG,BR,BY,BZ,C A,CH,CN,CR,CU,CZ,DE,DK,DM ,DZ,EE,ES,FI,GB,GD,GE,GH, GM,HR,HU,ID,IL,IN,IS,JP,K E,KG,KP,KR,KZ,LC,LK,LR,LS ,LT,LU,LV,MA,MD,MG,MK,MN, MW,MX,MZ,NO,NZ,PL,PT,RO,R U,SD,SE,SG,SI,SK,SL,TJ,TM ,TR,TT,TZ,UA,UG,US,UZ,VN, YU,ZA,ZW (72)発明者 ケンビュー、サージ アメリカ合衆国、カリフォルニア州 92123、サンディエゴ、ガーラハッドロー ド 2435番 Fターム(参考) 2H049 BA05 BA08 BA43 BB03 BC06 2H099 AA00 BA17 CA02 CA08 5F072 AB01 AK01 JJ04 JJ05 JJ06 KK30 PP07 PP09 YY20

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 入力光線の経路内にある第1の偏光ビームスプリッタ(PBS)と、 前記第1の偏光光線分散器の下流で入力光線の経路内にある第2の偏光ビーム
    スプリッタと、 前記第1及び第2の偏光ビームスプリッタの間の入力光線の経路内に配置され
    、前記第2の偏光光線源を通過するのに適した偏光状態にして前記第1の偏光ビ
    ームスプリッタから受けた入力光線を透過し、前記第1の偏光ビームスプリッタ
    による偏向に適した偏光状態にして前記第2の偏光ビームスプリッタから受けた
    入力光線を透過する第1の偏光回転器と、 前記第2の偏光ビームスプリッタの偏向経路内に配置された第1のリフレクタ
    と、 前記第2の偏光ビームスプリッタの下流で入力光線経路内に配置され、レーザ
    結晶と少なくとも1つの光源とを有する少なくとも1つのポンピングモジュール
    と、 前記ポンピングモジュールの下流で入力光線経路内に配置された45°ファラ
    デー回転器と、 前記45°ファラデー回転器の下流で入力光線経路内に配置された第2のリフ
    レクタと、 を備えることを特徴とする入力光線を増幅するレーザ増幅器。
  2. 【請求項2】 入力光線の経路内にある第1の偏光ビームスプリッタ(PBS)と、 前記第1の偏光ビームスプリッタの下流で入力光線の経路内にある第2の偏光
    ビームスプリッタと、 前記第1及び第2の偏光ビームスプリッタの間の入力光線の経路内に配置され
    、前記第2の偏光光線源を通過するのに適した偏光状態にして前記第1の偏光ビ
    ームスプリッタから受けた入力光線を透過し、前記第1の偏光ビームスプリッタ
    による偏向に適した偏光状態にして前記第2の偏光ビームスプリッタから受けた
    入力光線を透過する第1の偏光回転器と、 前記第2の偏光ビームスプリッタの偏向経路内に配置された第1のリフレクタ
    と、 前記第2の偏光ビームスプリッタの下流で入力光線経路内に配置され、レーザ
    結晶と当該レーザ結晶の直交ポンピングのために配置され、その長軸が前記レー
    ザ結晶の長軸と垂直であるように配向される少なくとも1つのレーザダイオード
    配列とを有する少なくとも1つのポンピングモジュールと、 前記ポンピングモジュールの下流で入力光線経路内に配置された45°回転器
    と、 前記45°回転器の下流で入力光線経路内に配置された第2のリフレクタと、
    を備えることを特徴とする入力光線を増幅するレーザ増幅器。
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