JP2003524501A - 光硬化型歯科材料を硬化するための方法と装置 - Google Patents

光硬化型歯科材料を硬化するための方法と装置

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JP2003524501A JP2001563030A JP2001563030A JP2003524501A JP 2003524501 A JP2003524501 A JP 2003524501A JP 2001563030 A JP2001563030 A JP 2001563030A JP 2001563030 A JP2001563030 A JP 2001563030A JP 2003524501 A JP2003524501 A JP 2003524501A
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Abstract

(57)【要約】 光硬化型歯科材料を硬化させるための方法と装置は、固体発光体とその発光体に接続された電流源とを含む。電流源は、発光体の寿命を10時間未満に減じるのに十分な電流を発光体に与える。発光体からの光の強度は実質的に増大し、その装置は、一人の患者に使用した後に廃棄処分できて便利である。2つの円錐形の光学表面を含む光ガイドが固体発光体から光を集め、また任意にその光を細長い湾曲したチューブの形状を有する第三光学表面に導く。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】 技術分野 本発明は大きく歯列矯正接着剤、歯科用シーラント、および修復材などの光硬
化型歯科材料を硬化させるための方法と装置に関する。特に、本発明は、少なく
とも1つの固体発光体を含む携帯型、小型、ハンドヘルド型硬化装置と、その装
置を使用するための方法に関する。
【0002】 背景技術 歯科分野では多くの種類の硬化型材料が使用される。一般的な例としては、修
復材(一般には「充填材」と呼ばれる)と歯科用シーラントなどがある。他の例
としては、歯列矯正用接着剤など、多くの種類の歯科用接着剤などがある。歯列
矯正用接着剤は、歯列矯正治療で、歯の表面にブラケットと呼ばれる小さな器具
を接着するのによく使用される。
【0003】 硬化型歯科材料は、一度混ぜ合わせると自動的に硬化する2液型として供給さ
れることがある。残念ながら、これらの2液型の材料は、練り合わせたものの硬
化が開始するまでに配置・操作できる「作業時間」がごく限られている。例とし
て、2液型歯列矯正接着剤の構成要素を練り合わせると、歯科医がブラケットの
ベースにその接着剤をのせ、ブラケットを歯に乗せ、ブラケットを歯の所定位置
にセットするのに費やすことのできる時間はそれが硬くなるまでのごく僅かな時
間でしかない。
【0004】 しかし、光硬化型で、光源がその材料に向けられた後でなければ硬化が開始し
ない歯科材料もある。当然のことだが、このような光硬化型材料は、「作業時間
」を必要に応じて延ばせることから広く好まれている。例えば、光硬化型歯列矯
正接着剤を使用すると、いくらでも必要な時間をかけて、患者の歯にブラケット
をじっくり配置し、また必要に応じてブラケットを正確に位置合せできる。完全
に満足のいく位置にブラケットをセットできたら、接着剤に光源を向けてブラケ
ットをしっかり固定する。
【0005】 1つのタイプの歯科用光硬化装置は、「ピストルの引き金」の形状をしたハウ
ジングを有する。このハウジングは、ハンドルの上のハウジングの中央部分にあ
るランプ(ハロゲンランプなど)を含む。光ファイバの束を融合して作られた光
ガイドは、ハウジングから外へ向かって延在し、口腔内に収まるよう若干細めに
作られている。一般に、光ガイドは、放射光の位置決めを容易にするために縦軸
を中心に旋回できる。
【0006】 引き金型歯科用硬化装置の例は、米国特許第4,888,849号および第5
,147,204号などに記載があり、これらは両方とも本発明の譲渡人に譲渡
されている。しかし、このような光硬化ユニットは、光を囲むハウジングが若干
かさばり、場合によっては口腔内の視界を妨げる場合もあることから完全に満足
のいくものではない。残念ながら、操作時にランプとランプ冷却用の隣接ファン
を取り囲むのに十分なスペースを確保する必要があることから、ハウジングのサ
イズを小さくすることは困難である。
【0007】 最近、歯科用硬化装置に使用するランプに代わる固体発光体の利用に関心が高
まっている。発光ダイオード(「LED」とも呼ばれる)やレーザダイオードな
どの固体発光体は普通、上記のハロゲンランプよりも小型である。固体発光体は
またハロゲンランプよりも熱放射が少なく、そのためファンを使用しなくても済
む場合が多い。
【0008】 固体発光体を有する歯科用発光硬化装置の例としては、米国特許第5,711
,665号、第5,634,711号、第5,487,662号、およびPCT
出願番号第WO99/22667号に記載がある。これらの参考文献に記載され
た硬化ユニットは、比較的小型軽量で、中にはバッテリ駆動のものもある。この
ような構造は口腔内で装置を動かしやすいという利点があり、アクセスがある程
度限定された口腔後部の領域では特に大きな利点となる。更に、ファンまたはそ
の他の機械冷却装置なしで動作可能に設計されている場合、操作時の静音性も高
い。
【0009】 しかし、周知の固体発光型歯科用硬化装置は一定の用途では好まれていない。
それは、この装置から放射される光が比較的短時間で一定の歯科材料を十分に硬
化させるだけの強度を有するためである。この問題を克服するため、1つの配列
の中に密に配置した複数の固体発光体の使用を提案するものもあった。残念なが
ら、複数の固体発光体を使用すると、数の増えた分だけその装置の電力消費量が
増加し、装置の電池寿命が短くなる。バッテリのサイズを大きくしたり、あるい
は変圧器、整流器、および電源コードを使用してバッテリを交流電源に代えるこ
とは可能であるが、こうしたやり方では使用中の装置の操作性が阻害される。
【0010】 高輝度硬化ユニットはまたこれまでも提案されてきた。市販の高輝度硬化装置
のひとつの例は、カリフォルニア州ウッドランドヒルズのDental/Med
ical Diagnostics社の「Apollo 95E」として知られ
ており、これはプラズマアーク光を出すキセノン電球を有する。高輝度歯科用光
硬化装置の他の例は、ユタ州ソルトレイク市のLaserMed社製「Lase
rMed AccuCure 3000」として知られている。
【0011】 前節に記載された高輝度硬化装置などの従来型高輝度歯科用硬化ユニットは、
一定の種類の光硬化型材料に硬化作用を及ぼすための時間が実質的に少ないこと
からこれを好む歯科医もある。しかし、このような硬化ユニットは比較的高価で
ある。更に、従来の高輝度歯科用硬化ユニットの光源は歯科医のカウンタトップ
またはその他の表面上に置くよう構成されたベース内に配置されるのが一般であ
り、必要に応じて光を導くため、光ファイバケーブルまたは「液体ケーブル」な
どの光ガイドが設けられる。つまり、その光ガイドの拘束された性格が使用中の
装置の操作性を制限する。更に、多くの歯科医は、患者の椅子近くのカウンタト
ップ領域にユニットのベース専用領域を確保するのをできるだけ避けたいと思っ
ている。
【0012】 当業界では、様々な光硬化型歯科材料に使用でき、操作しやすく、また選択し
た歯科材料を比較的短時間で硬化させる機能を果たす歯科用光硬化装置に対する
ニーズが存在する。
【0013】 発明の要約 本発明は、周知の方法と装置よりも高い輝度を与える固体発光体の使用を伴う
、光硬化型歯科材料を硬化させるための方法と装置に照準を合わせている。特に
、本発明は、歯科材料がより速く硬化できるように、固体発光体をオーバードラ
イブして発光体の輝度を増大させることを伴う。固体発光体をオーバードライブ
するとその寿命を実質的に減らすことになるが、この装置は使い捨て式でまた患
者ひとりだけに使用するよう構成されている。
【0014】 さらに詳細に述べると、本発明は、一態様において、ハウジングとそのハウジ
ングに接続された固体発光体を備えた歯科用光硬化装置に照準を合わせている。
この装置はまた、固体発光体に接続された電流源を含む。電流源は、固体発光体
の寿命を10時間未満に減らすのに十分な電流を固体発光体に提供する。
【0015】 本発明の別の態様は、一定量の光硬化型歯科材料を歯に接着する方法に関する
。この方法は、一定量の光硬化型材料を該歯に接触させて配置する行為と、固体
発光体を活性化させて光硬化型材料に化学線を向ける行為とを含む。固体発光体
を活性化させる行為は、固体発光体の寿命を10時間未満に減じるのに十分な量
の電流を固体発光体に導く行為を含む。
【0016】 本発明はまた、容器とその容器に収められる1組の歯列矯正ブラケットを含む
歯科用キットにも照準が合わされている。このキットは、その容器に収められる
固体発光体を更に含む。
【0017】 本発明の装置は、歯科用材料を硬化するための他の周知の発光装置に比較して
大きな利益を提供する。固体発光体はオーバードライブされまたこの装置は患者
ひとりに使用した後は廃棄されるのが好ましいことから、装置の電源として電池
を利用することもできる。そのため、この装置は自己完結型にすることができ外
部電源に接続する必要がない。
【0018】 さらに、固体発光体を使用するとファンまたは他の冷却装置が不要となる。そ
の結果、この装置は比較的安価で、小型で、軽量で、そして静音性を高くするこ
とができる。この装置は操作性が高く、歯科医の関心領域の視界を過度にさえぎ
ることなく、口腔内のほぼすべての所望の領域に光を当てることができる。
【0019】 本発明の他の態様は、請求項の特徴の中で定義される。
【0020】 好適な実施態様の説明 本発明の1つの実施形態による歯科用光硬化装置は図1〜4に図示され、また
番号20で広く指定される。装置20は、カウンタトップまたは棚など、歯科治
療室または歯科研究室内の水平な表面に配置されるよう構成された充電スタンド
22を含む。この充電スタンド22は、当業で周知の多くのバッテリ充電回路の
いずれかに従って構築できる、(図2)に概略を示した内部バッテリ充電回路2
4を含む。図面には示されていないが、バッテリチャージャ24に電気的に結合
された電源コードは110ボルト交流などの電源に接続されるよう充電スタンド
22から延びている。
【0021】 装置20はまた、概ね円筒形の形状を有するハウジング26を含む。ハウジン
グ26の下端部は、充電スタンド22の上向き円筒形コンセント28に着脱自在
に受けられる。コンセント28の上端は、必要に応じてコンセント28内のハウ
ジング26の下端部を案内しやすくするために図1と2に示す面取り部分を含む
【0022】 図2に示すように、充電スタンド22は、バッテリ充電回路24に電気接続さ
れた1対の直立金属プロングを含む。ハウジング26の下端部がこのコンセント
に受けられると、プロング30はそれぞれ1対のメス電気接点に受けられて、バ
ッテリ34を再充電する電力を提供する。バッテリ34は、ハウジング26の空
所で受けられ、また実質的な回数に渡って再充電可能であるのが好ましい。
【0023】 図2に概略的に示すように、ハウジング26はまた、バッテリ34に、またス
イッチ38に電気接続された制御回路36を含む。スイッチ38は、ハウジング
26のサイドウォール上に取り付けられ、スイッチ38の指操作ボタンはハウジ
ング26の開口部の中に延在する。
【0024】 装置20はまた先端部分40を含む。図示した特定の実施形態では、先端部分
40の下端は、ハウジング26の上部小径部分の形状に補完する中空円筒形状を
有する。先端部分40の下部はハウジング26の上部に着脱自在にかつ嵌め合い
によって受けられ、ハウジング26と先端部分40を反対方向に引いて解除する
ことによって、ハウジング26から分離することができる。
【0025】 先端部分40の中間部分は固体発光体42を保持する。発光体42は、堅い電
気接点44に接続されるリード線を有する。接点44は、先端部分40の中間部
分からハウジング26の方向へ、また先端部分40とハウジング26の中心基準
軸に平行に延在する。任意に、固体発光体42を取り付け、また接点44のサポ
ートとして機能するよう小型回路基板を利用してもよい。先端部分40が図1に
示すハウジング26に受けられると、電気接点44は、ハウジング26の上端部
に取り付けられた1対の電気接点46にそれぞれ機械的かつ電気的に接続する。
【0026】 図3は、電気接点46の幅の差を図示している。電気接点44は同じ幅の差を
有し、また発光体42に流れる電流の正しい電気極性が保証されるよう、ハウジ
ング26の縦軸に関して1つの回転方向にのみ電気接点46と嵌合するよう構成
されている。任意に、先端部分40の下部とハウジング26の上部は、先端部分
40がハウジング26に受けられるときは常に正しい極性が維持されるよう、接
点44、46の相対的なサイズ差に加えあるいはその代わりに、1つ以上のキー
溝とそのキー溝に受けられる嵌め合いキーを有していてもよい。
【0027】 固体発光体42は、光硬化型歯科材料の光開始に適した波長を有する光を発す
る発光ダイオードまたはレーザダイオードであるのが好ましい。本明細書で使用
される「光」という言葉は、歯科材料の光開始を行うことのできる電磁放射を意
味する。この光は(可視光線の波長を含む)紫外線の波長から赤外線の波長まで
のスペクトル内の波長を有するのが好ましい。さらに、この光は、実質的に約4
13ナノメートル〜約535ナノメートルの範囲内にある波長など、可視スペク
トル内の波長を有するのが好ましい。特に好適な波長は約470ナノメートルで
ある。但し、他の波長も利用可能であり、また選択した特定の歯科材料の反応を
最もよく開始する光の波長に従って選択してもよい。
【0028】 適切な青色発光ダイオードの例としては、米国LumiLeds Light
ing,U.S.,LLC社の高流束LEDランプ(部品番号HPWL−BB0
1)、Cree Research社の「SuperBright」LEDラン
プ(部品番号C470)などがある。但し、他の固体発光体も利用可能である。
本明細書で使用される「固体発光体」という用語は、ホールと電子の組換えによ
って電気エネルギーを電磁放射に変換する装置を意味する。上記の半導体発光ダ
イオードおよび半導体レーザダイオードに加えて、固体発光体もポリマー発光ダ
イオードでもまたEL素子(つまり、交番する電界にさらされた固体蛍光体によ
って電気エネルギーを光に変換する素子)であってもよい。
【0029】 任意に、装置20は、固体発光体42に熱的に結合されたヒートシンク48を
含む。例として、ヒートシンク48は発光体42の後壁または下壁と確実に機械
的かつ熱的に接触する先端部分40の中央部分に接続してもよい。他の構造も利
用可能である。ヒートシンク48は、発光体42から熱がすばやく放散されるよ
う、熱伝導性の高い適切な材料(アルミニウムなど)で作製される。但し、ヒー
トシンク48は、固体発光体42の接点とリード線を含む、電気部品から電気的
に孤立される。
【0030】 先端部分40が図1に示す方法でハウジング26に受けられると、バッテリ3
4と制御回路36は共同で発光体42に電流源を提供する。発光体42に提供さ
れる電流は、当該歯科材料を急速に硬化するのに十分な光束が発光体42によっ
て提供されるよう、発光体42を「オーバードライブ」できる十分に高いもので
あるのが好ましい。
【0031】 固体発光体がオーバードライブされると発光体の予想寿命は短くなる。電流源
(バッテリ34など)は、固体発光体42の寿命を10時間未満に減じるのに十
分な電流を固体発光体42に与えるのが好ましい。さらに、発光体42に与えら
れる電流は、発光体42の寿命を2時間未満、最も好ましくは1時間未満に減じ
るのに十分であるのが好ましい。このようにして、十分な光束が提供される。
【0032】 しかし、固体発光体42に提供される電流の大きさは不当に高いものではない
。その結果、発光体42の寿命は、治療過程で遭遇すると予測されるすべての光
硬化型歯科材料を硬化させるのに十分である。固体発光体42に提供される電流
源は、発光体42の寿命を10秒未満に減じないのが好ましく、また2分未満に
減じないのが更に好ましい。歯列矯正治療に使用される場合に発光体42に提供
される電流は、発光体42が、約10秒〜約1時間の範囲、より好ましくは約2
分〜約2時間の範囲、そして最も好ましくは約10分〜1時間の範囲の寿命をも
つことを可能にするものであるのが好ましい。但し、好適な寿命は、選択した歯
科材料の種類や所望の歯科治療の種類に従って変わってもよい。例えば、発光体
42が歯を修復するためのキットの一部である場合はもっと短くてもよい。
【0033】 発光体42の寿命は、電流の大きさと発光体42からの熱放散率の組合せによ
って決定されるのが一般である。このため、随意によるヒートシンク48が提供
されて操作時に発光体42からの熱を効果的に取り去るよう機能する場合、電流
の大きさは、当該発光体42の寿命を減じることなく幾分高くできる。但し、ヒ
ートシンク48が省略される場合、発光体42に提供される電流の大きさは、発
光体42の寿命が不当に減じられないようにある程度小さくする必要がある。
【0034】 さらに、固体発光体による発光波長は、発光体がオーバードライブされると変
化する傾向がある。従って、発光体42の選択では、光化学反応を開始するため
の理想的な波長の観点から、予想カラーシフトの量を考慮する必要がある。
【0035】 発光体42の寿命は、少なくとも治療中に患者ひとりに使用する歯科材料をす
べて十分硬化するだけの光を提供するのに十分であるのが好ましい。例えば、歯
列矯正治療時のブラケット接着剤の硬化に装置20を使用する場合、発光体42
の寿命は、歯列矯正ブラケット一式を患者の歯に結合するのに必要な接着剤すべ
てを硬化するのに十分である。発光体42の寿命は、治療の過程で歯から不意に
外れたブラケットを再結合するのに当該発光体42が使用できるようにするため
、安全マージンとしての追加寿命とともに、前述の文に示したものよりもいくぶ
ん大きなものであるのが好ましい。さらに、この例では、光硬化型歯科用シーラ
ントなど、歯列矯正治療の過程で遭遇する他の光硬化型歯科材料を硬化させるた
めに発光体42の寿命をさらに増やしてもよい。
【0036】 先端部分40はまた、先端部分40の中央部分より上の領域で発光体42を取
り囲む光ガイド50を含む。図面に示した実施形態では、この光ガイド50はそ
れぞれが概ね切頭円錐の形状を有する1対の光学表面51、52を有する。各光
学表面51、52は、ほぼ共線の各中央基準軸を有するのが好ましい。第二光学
表面52の概ね切頭円錐の形状は、第一光学表面51の概ね切頭円錐の形状に対
して反対の向きになっている。
【0037】 第一光学表面51の小端部分は固体発光体42を取り囲む。第一光学表面51
の大端部分は第二光学表面52の幾分大きな入口端部分の内側に収納される。第
二光学表面52は出口54に近づくにつれて狭まる。
【0038】 第二光学表面52は出口54に近づくにつれて平らになり、第二光学表面52
は出口54に隣接しまた第二光学表面52の中央基準軸に垂直な断面では平らな
長円形状を有するのが好ましい。出口54の平らな長円形状により、光ガイド5
0はリボン形状の光を発することができる。発せられた光のリボンは、約1mm
×5mmの断面形状を有するのが好ましい。但し、円形の断面形状など、他の形
状も利用可能である。
【0039】 リボン形状に発せられる光は、ブラケットがステンレス鋼など発光体42によ
って発せられた光を透過しない材料で作製されているときなど、患者の歯の表面
にブラケットを直接接着するのに使用される歯列矯正接着剤を硬化する場合に特
に望ましい。この光のリボンは、ブラケットのベースの周囲に当てて、発光され
た光がブラケットベースの周縁部と歯の表面との間に存在する狭い接着剤のバン
ドの方向に集中される。歯列矯正治療で遭遇する最大のブラケットベースの幅が
5mmであることが多く、またブラケットベースと歯との間の接着剤の厚みが通
常1mm以下であることから、1mm×5mmの寸法を有する光のリボンが望ま
しい。
【0040】 光学表面51、52の少なくとも片方が、発光体42から発せられた光の高い
反射率を有するのが好ましい。光学表面51、52は両方とも、少なくとも1つ
のひずみを起こした複屈折材料の層を含む多層光学フィルムで作製されるのが好
ましい。
【0041】 本明細書で使用される「反射」および「反射率」という用語は、表面からの光
線の反射率を指す。同様に、「透過」および「透過率」という用語は、本明細書
の中では、表面、光学スタック、フィルムなどの光の透過に関して使用される。
染料または着色剤が意図的に追加される場合を除き、光フィルムは吸収損失が低
いか最小であるのが好ましく(入射光の1%未満が普通)、また光学フィルムの
表面から反射されない入射光のほぼすべてがその中を透過する。
【0042】 光学フィルムおよびその光学フィルムを二次成形する方法は、国際公開第WO
00/07046号「POST−FORMABLE MULTILAYER O
PTICAL FILMS AND METHODS OF FORMING(
二次成形可能な多層光学フィルムと成形方法)」と、第WO00/07043号
「POST−FORMING CONTINUOUS/DISPERSE PH
ASE OPTICAL BODIES(連続/散乱相光学体の二次成形)」の
両方に記載されている。多層光学フィルムを有する歯科用品目は、国際公開第0
0/07044号「DENTAL ARTICLES INCLUDING P
OST−FORMABLE MULTILAYER OPTICAL FILM
S(二次成形可能な多層光学フィルムを含む歯科用品目)」に記載されている。
【0043】 本発明で有用な他の多層光学フィルムは、米国特許第5,882,774号(
Jonza他)、1995年6月7日出願の米国特許出願第08/479,31
9号、米国特許出願第09/006,455号、および国際公開第WO99/3
6809号、第WO99/36810号、第WO99/36248号、および第
WO99/36258号に記載されている。簡単に言うと、多層光学フィルムは
、本明細書内で使用されるときには、それらのフィルムを構成する各層間にひず
み誘発屈折率の所望の差が提供されるよう、少なくとももうひとつの材料ととも
に層状で提供される少なくとも1つの複屈折材料を含む光学フィルムを指す。こ
の多層光学フィルムは、入射光の吸収が比較的低く、また軸外および通常光線の
両方の反射率が高いのが好ましい。
【0044】 反射フィルムは複数の層を含み、第一面内方向の少なくとも2つの隣接層間の
屈折率差がそのフィルムの第二面内方向の少なくとも2つの隣接層間の屈折率差
以上であり、また更に第一面内方向の屈折率差がそのフィルムの第三面外方向の
少なくとも2つの隣接層間の屈折率差よりも大きいことが好ましい場合がある。
【0045】 光学表面51、52の多層光学フィルムの利用の1つの潜在的利点は、多層光
学フィルムが反射する波長が当該歯科材料を光硬化させるのに最適な波長に調整
できることである。その結果、光ガイド50は光硬化波長外の光を透過するもの
であってもよい。この特徴の1つの実用的な効果は、歯科医が使用中に光ガイド
50を透かしてみることができることである。
【0046】 任意に、光学表面51、52にはくもり止め剤が提供される。本発明で使用す
るのに適した様々な種類のくもり止め剤が当業で周知である。このような材料は
、脂肪酸エステルなど、光学表面51、52に疎水性を与え、そしてまた水の連
続的で不透明度の低いフィルムの形成を促進する物質を含んでいることが多い。
【0047】 いくつかの特許では、表面が「くもる」傾向性を低減するコーティングが報告
されている。例えば、Leighに対する米国特許第3,212,909号は、
硫酸化またはスルホン化脂肪物質である表面活性剤と混合されたアルキルカルボ
ン酸アンモニウムなどのアンモニウムセッケンを使用してくもり止め組成を作製
することを開示している。Eliasに対する米国特許第3,075,228号
は、硫酸化アルキルアリールオキシポリアルコキシアルコールの塩およびアルキ
ルベンゼンスルホン酸塩を使用して様々な表面を洗浄してくもり止め特性を付加
するのに有用なくもり止め品目を作製することを開示する。Zmodaに対する
米国特許第3,819,522号は、デシンジオール(decyne diol
)の誘導体と、くもり止め窓拭き用界面活性剤混合物中にポリオキシエチレンア
ルキル硫酸塩を含む界面活性剤の混合物とを含む界面活性剤の組合せの使用を開
示する。日本特公開平6〔1994〕―41,335号は、コロイダルアルミナ
、コロイダルシリカ、および陰イオン界面活性剤を含む曇りおよびドリップ防止
組成を開示している。米国特許第4,478,909号(Taniguchi他
)は、ポリビニールアルコールと、細粒シリカと、および有機シリコン化合物と
を含み、炭素/シリコン荷重配分比がフィルムの報告されたくもり止め特性にと
って重要な、硬化曇り止めコーティングフィルムを開示している。フッ素含有界
面活性剤などの様々な界面活性剤を使用してこのコーティングの表面の滑らかさ
を改善してもよい。界面活性剤を組み込んだ他のくもり止めコーティングは、米
国特許第2,803,552号、第3,022,178号、および第3,897
,356号に記載されている。世界特許第PCT96/18,691号(Sch
oltz他)は、コーティングがくもり止めおよび反射防止特性の両方を付与す
る手段を開示している。
【0048】 光ガイド50は、任意に、基板の上に取り付けられる多層光学フィルムで構築
してもよい。基板は、多層光学フィルムと一体構造に製造してもよく、またある
いは単独で製造して後で光学フィルムに取り付けても構わない。基板は、光学表
面51、52の概ね円錐形の形状に一致する外部表面を有してもよく、あるいは
図1〜2に示す一部円筒形、一部テーパの形状など、いくらか異なる形状を有し
てもよい。
【0049】 基板が多層光学フィルムと一体製造される場合は、基板が多層光学フィルムに
提供される材料の1つの厚い方の層であってもよく、あるいは多層光学フィルム
と一緒に押し出すか、成形するか、あるいはその他の方法で形成できる他の材料
のものを提供してもよい。もうひとつの選択肢として、基板は、多層光学フィル
ム上のコーティングとして提供してもよい。基板は、単一層であっても、また基
板の所望の特性に基づいて同一または異なる材料の異なる層の複合物であっても
よい。
【0050】 場合によっては、基板用に選択した材料は、多層光学フィルムの光学特性には
ほとんど影響を及ぼさないが、多層光学フィルムとその他の適合性を有する構造
層を提供する。1つの態様においては、この基板は単にその品目に所望の構造的
な剛性を供給し、それによって他の構造に多層光フィルムを積層する必要性を減
じてもよい。当該基板に適切な材料の例としては、ポリカーボネート、PVC、
PETG、アクリル、メタクリル、ナイロン、ポリオレフィン、ポリプロピレン
などが含まれる。
【0051】 この基板が供給するもうひとつの機械特性は、多層光学フィルムに関して上述
した変形時のひずみ硬化である。このひずみ硬化特性を使用して、取り付けた多
層光学フィルムにかかる応力を制限し、それによって多層光学フィルム全体に応
力を配分してもよい。
【0052】 基板に選択された材料は、所望の機械特性の代わりに、あるいはそれに加えて
、所望の光学特性を提供してもよい。例えば、基板は、赤外線など選択した波長
の光の透過を防ぐかあるいはそれを減じるか、基板が顔料を含むかあるいはその
他の方法で修復材に色を導入するか、および/または基板が透過率または反射率
のいずれかあるいはその両方における拡散特性を提供してもよい。
【0053】 多くの場合基板は多層光学フィルムと同一の広がりをもつが、基板が多層光学
フィルムの選択領域にのみ取り付けられることも想定される。また、基板が多層
光学フィルム上にグリッド、メッシュ、あるいはその他の不連続形状で提供でき
ることも理解されるであろう。
【0054】 いくつかの代替構造も利用可能である。例えば、先端部分40をハウジング2
6上に置いたときヒートシンクが固体発光体42に接触するように、ハウジング
26の外部上端に配置してもよい。その例では、ヒートシンク48は省略される
。別の選択肢として、先端部分40が保持するヒートシンク48は、先端部分4
0がハウジング26に組みつけられたときにハウジング26の上端にある第二ヒ
ートシンクに接触するよう配置される。
【0055】 任意に、装置20は、発光体42が光を発しているときはいつでも聞くことが
できるか、あるいは所定間隔で聞くことのできる可聴信号(例えば、10秒毎に
きくことのできる短いビープ音など)を提供するインジケータを含んでいてもよ
い。発光体42から発せられる光の長さを示すデジタルまたはアナログ式メータ
と、振動装置を含むタイプのインジケータもある。所定間隔で信号を提供するこ
とにより、歯科医は、当該光硬化型歯科材料が発光体42の光にさらされた時間
を確認でき、当該歯科材料の十分な硬化が行われたことを確認できる。
【0056】 他のオプションとして、先端部分40は、固体発光体42の操作のために、制
御回路36に加えてあるいはその代わりに、1つ以上の電気部品を含んでいても
よい。先端部分40に含まれる電気部品は、患者ひとりに使用した後は廃棄され
る。このように、一定の患者向けの組立済みキットに含まれる特定の光硬化型材
料に合わせて光出力を最適化する電気部品を提供することが可能である。例えば
、それらの部品は、同じキットに含まれる特定タイプの光硬化型材料を硬化させ
るための最適な時間間隔に一致する時間が経過した後に可聴信号アラームを作動
させるタイマーを含むことも考えられる。
【0057】 図5は、本発明の他の実施形態に従って構築された装置20aの図である。装
置20aは、以下の段落で述べた差異を除いて、上記の装置20と基本的に同じ
である。
【0058】 図20aは、縦軸を有するハウジング26aを含む。縦軸の前方部分は、縦軸
の後方部分に対して0°以外の角度で延在する。その結果、ハウジング26aは
、概ね角度をもった外観をしている。図5に示す幾分急な角度の外観の代替選択
肢として、ハウジング26aの縦軸に曲がりを与えてもよい。
【0059】 ハウジング26aの角度をもった形状は、口腔内の光硬化材料への接近が幾分
制限されるときなど、一定の場合に利点となることがある。角度をもったハウジ
ング26aは、患者の口腔後部の光硬化型歯科材料を硬化させようとするときに
特別な利点となる場合がある。
【0060】 図5には示していないが、装置20aはまた、充電スタンド22と同一の充電
スタンドを含む。その他の態様、特徴、および操作方法は、上記の装置20と同
一である。
【0061】 本発明の他の実施形態による装置20bは図6に示されている。装置20bは
図示されていないが、基本的には上記の充電スタンド22と同じ充電スタンドを
含む。装置20bはまた、充電スタンドに着脱自在に受けられるハウジング26
bを含む。
【0062】 ハウジング26bは、基本的にそれぞれ制御回路36、スイッチ38、および
バッテリ34と同一の制御回路、スイッチ、およびバッテリを含むのが好ましい
。装置20bはまたハウジング26bに着脱自在に接続されたネック部分56b
を含む。このネック部分56bは先端部分40bの一部であり、先端部分40b
は固体発光体42bを保持する。
【0063】 固体発光体42bは、上記の発光体42と同一である。更に、先端部分40b
は、上記光ガイド50と同じ光ガイド50bを含むのが好ましい。
【0064】 図7は、ネック部分56bの後部とハウジング26bの前部の拡大図である。
矢印によって示されたネック部分56bは、ハウジング26bのソケット58b
に摺動自在に受けられて、ネック部分56bをハウジング26bに機械的に接続
する。
【0065】 ネック部分56bの後部は、切り上がった突出部の形状をした1対の電気接点
60bを含む。但し、他の形状も利用可能である。接点60bは、ネック部分5
6bがソケット58bに受けられるときは常にソケット58bの中にある嵌め合
い電気接点(図示されていない)を係合する。接点60bを含む接点は、ネック
部分56bがソケット58bに受けられるときはいつもハウジング26b内のバ
ッテリから固体発光体42bまで電流の通り道となる。
【0066】 ネック部分56bとハウジング26bは、発光体42bに供給される電流が正
しい極性をもつように、ネック部分56bがソケット58bに受けられたときに
、接点60bを含む接点が正しく連結されるようにするための配向構造体を含む
のが好ましい。図6と7に示した実施形態では、配向手段は、ネック部分56b
の後部のサイドウォール上に設けられた3つのキー62bと、ソケット58bの
サイドウォールに設けられる3つの嵌め合いキー溝64bとを含む。キー62b
とキー溝64bは、ネック部分56bがソケット58bに受けられるときは常に
ハウジング26bの向きに対して正しい回転向きとなるようにする。
【0067】 図7に示すように、キー62bは同一の形状を有し、キー溝64bもまた同一
の形状を有する。キー62bとキー溝64bが等しい間隔になっていないかぎり
、ハウジング26bに対するネック部分56bの正しい回転方向が確保される。
但し、他の構造も利用可能である。代替構造は図8に示されている。
【0068】 図8に示された実施形態では、キー62cがキー63cよりも少し広い。さら
に、キー溝64cはキー溝65cよりも少し広い。その結果、キー62cはキー
溝64cでのみ受けられ、ハウジング26bに対するネック部分56bの正しい
回転方向が確保されるのである。
【0069】 他の代替選択肢として、ハウジング内のネック部分は1つのキーとキー溝だけ
を有していてもよい。更なる選択肢として、電気接点(接点60bなど)がキー
に結合されてもよく、あるいはこれがキーの一部を形成してもよい。その他様々
な構造も可能である。
【0070】 図9は、上記光ガイドの代わりに使用できる光ガイド50dの分解図である。
この光ガイド50dは、全般的に円錐形状を有する第一光学表面66dを有する
第一要素を含む。光ガイド50dはまた、全般的に円錐形状を有する第二光学表
面68dを有する第二要素を含む。第一光学表面66dの円錐形状の中心軸は、
第二光学表面68dの円錐形状の中心基準軸と共線であるのが好ましい。
【0071】 さらに、第二光学表面68dの全般的に円錐形の形状は、第一光学表面66d
の全般的に円錐形の形状に対して反対の向きになっている。円錐形の第一光学表
面66dの小さい方の端は、発光体42などの発光体を取り囲むのが好ましい。
また、光学表面66d、68dは、表面66d、68d間に隙間ができないよう
に互いに接するのが好ましい。
【0072】 光ガイド50dはまた、第三光学表面70dを有する第三要素も含む。第三光
学表面70dは、その長さの大半部分については全般的に一定の断面形状を有す
る管状の形状を有する。この断面形状は円形であるのが好ましい。第三光学表面
70dの外部出口端は図のように円形の形状を有することもでき、あるいは図4
に示す出口54の長円形形状など、平らな長円形形状へと先細りになることもで
きる。
【0073】 第三光学表面70dは、第三光学表面70dの前部が第三光学表面70dの後
部に対して一定の角度で延在するよう、その全長に渡って湾曲した縦軸を有する
のが好ましい。こうした構造は、口腔の各領域へのアクセスを容易にし、また口
腔後部に光を導く上で特別の利点となる。
【0074】 例として、第一光学表面66dは、円錐半角12°の円錐形状と後部の小さい
方の部分に直径6.5mmの開口部を有していてもよい。後部は発光体を取り囲
むよう構成される。この例の第二光学表面68dは、円錐半角が6°、出力前部
開口部が7mmである。第三光学表面70dの後部開口部は、第二光学表面68
dの前部出力開口部の中に収まる。任意に、基板は、光学表面66d、68d、
70dのうちの1つ以上を取り囲む。
【0075】 光学表面66d、68d、70dは、上記の光学表面51、52に使用される
のと同じ材料で作製することができる。但し、任意に、第三の要素は、ガラスま
たはポリマーで作製し、中実の断面を有するものであってもよいし、あるいは光
ファイバーの束で作製してもよい。
【0076】 各実施形態で説明した光硬化装置は、患者ひとり用の歯科用光硬化型材料およ
び/または歯科用装置とを更に含む容器に入れて全部または一部を供給してもよ
い。その結果、このアセンブリは、歯科医の手に届くと便利に製造、出荷、およ
び在庫保管可能なキットを形成する。特定の歯科手順に必要な各品目がその容器
の中でいつでも利用可能な状態となっていることで歯科医に安心感を与える。
【0077】 例えば、図10に示すように、キット70は、歯列矯正治療を受ける患者ひと
り分の各品目を含むアセンブリを備えている。キット70は、この例では、ボー
ル紙製の長方形の箱である容器72を含む。この容器72は、いくつかの長円形
開口部(図示されていない)を含み、またパッケージ76は各開口部に収容され
る。
【0078】 それぞれのパッケージ76は、閉位置から開位置へ動かすことのできる蓋74
を有する。図10では、パッケージの中の2つが、蓋74が開位置になった状態
で図示されている。各パッケージ76は、歯列矯正ブラケット78を含むくぼみ
を含む。
【0079】 任意に、各ブラケット78は、ブラケットを歯に結合するための歯列矯正接着
剤の層でコーティングされる。容器72、パッケージ76、およびプレコーティ
ングされたブラケット78の更なる態様は、米国特許第5,328,363号に
記載されている。但し、ブラケット78はまた接着剤と一緒に供給してもよく、
またその場合には、蓋74は必要であれば省略してもよい。
【0080】 容器72はまた、先端部分40を受け入れるためのくぼみ80を含む。固体発
光体42の波長や寿命など、先端部分40の特徴は、ブラケット78上にプレコ
ーティングされた特定のタイプの歯列矯正接着剤に対して最適な結果を提供する
よう調和されるのが好ましい。
【0081】 ブラケット78は、治療を受ける患者のニーズに最も適合するものを歯科医が
選定するのが好ましい。製造元は、先端部分40が選定されたブラケット78と
接着剤での使用で最適な結果を出すように構築されるように確保することができ
る。
【0082】 さらに、キット70は、容器72が特定患者の治療に必要な各品目の多くを含
むことから有利である。先端部分40は、当該先端部分40が後日同一の患者へ
の使用のために必要とされる場合に備えて、ブラケット78が歯に接着された後
は、容器72に戻し、治療期間中容器72に保管できるのが有利である。先端部
分40を収めた容器22は、当該患者の治療が終了した時点で廃棄される。
【0083】 別のオプションは、上記の装置に類似しているが着脱可能な先端部分または発
光体のない装置を提供することである。この実施形態では、装置全体が患者ひと
りに使用した後に廃棄される。このような構造では、バッテリは再充電可能であ
る必要はなく、必要に応じて装置全体を特定患者向けのキットの中に提供するこ
とができる。
【0084】 他の様々な構造も利用可能であり、またそれらは当業者には明白であろう。例
えば、ライン電力に接続された変圧器との接続用の電源コードなど、他のタイプ
のバッテリおよび/または電源を使用してもよい。さらに、図面に示した単一の
固体発光体の代わりに、2台以上の固体発光体の配列を提供してもよい。従って
、本発明は、上記に詳細に記載された特定の例に限定されたものとみなしてはな
らず、その同等物とともに後述する各請求項の公正な範囲によって制限されるも
のとする。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の一実施形態による歯科用光硬化装置の斜視図である。
【図2】 図1に示す歯科用光硬化装置の分解横断面図である。
【図3】 図1〜2に示す歯科用光硬化装置のハウジングの上端を示す平面
図である。
【図4】 図1と2に示す歯科用光硬化装置先端部分の上端の方を見た平面
図である。
【図5】 本発明の他の実施形態に従って構築された歯科用光硬化装置の一
部の横断面図である。
【図6】 本発明の他の実施形態に従って構築された歯科用光硬化装置の一
部を図示した分解横立面図である。
【図7】 図6の歯科用光硬化装置の先端部分とハウジングとの間の着脱式
カップリングの部分拡大斜視図である。
【図8】 本発明の他の実施形態を示す、図7に多少類似した図である。
【図9】 本発明のさらに別の実施形態に従って構築された歯科用光硬化装
置の光ガイドを図示した分解斜視図である。
【図10】 本発明のさらに別の実施形態に基づく歯科用キットを図示した
縮小斜視図である。
【手続補正書】特許協力条約第34条補正の翻訳文提出書
【提出日】平成14年2月8日(2002.2.8)
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】特許請求の範囲
【補正方法】変更
【補正の内容】
【特許請求の範囲】
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (81)指定国 EP(AT,BE,CH,CY, DE,DK,ES,FI,FR,GB,GR,IE,I T,LU,MC,NL,PT,SE),OA(BF,BJ ,CF,CG,CI,CM,GA,GN,GW,ML, MR,NE,SN,TD,TG),AP(GH,GM,K E,LS,MW,MZ,SD,SL,SZ,TZ,UG ,ZW),EA(AM,AZ,BY,KG,KZ,MD, RU,TJ,TM),AE,AG,AL,AM,AT, AU,AZ,BA,BB,BG,BR,BY,BZ,C A,CH,CN,CR,CU,CZ,DE,DK,DM ,DZ,EE,ES,FI,GB,GD,GE,GH, GM,HR,HU,ID,IL,IN,IS,JP,K E,KG,KP,KR,KZ,LC,LK,LR,LS ,LT,LU,LV,MA,MD,MG,MK,MN, MW,MX,MZ,NO,NZ,PL,PT,RO,R U,SD,SE,SG,SI,SK,SL,TJ,TM ,TR,TT,TZ,UA,UG,UZ,VN,YU, ZA,ZW (72)発明者 ブライアン・ダブリュー・ロット アメリカ合衆国55133−3427ミネソタ州セ ント・ポール、ポスト・オフィス・ボック ス33427 Fターム(参考) 4C052 AA17 HH07 JJ10

Claims (39)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 歯科用光硬化装置であって、 ハウジングと、 前記ハウジングに接続された固体発光体と、 前記固体発光体に着脱自在に接続され、前記固体発光体の寿命を10時間未満
    に減じるのに十分な電流を前記固体発光体に提供する電流源と、 を備えた歯科用光硬化装置。
  2. 【請求項2】 前記固体発光体が前記ハウジングに着脱自在に接続された、
    請求項1に記載の歯科用光硬化装置。
  3. 【請求項3】 前記固体発光体に結合され、前記ハウジングに着脱自在に接
    続されて、前記ハウジングから前記固体発光体を取り外すと同時に前記ハウジン
    グから取り外される光ガイドを含む、請求項2に記載の歯科用光硬化装置。
  4. 【請求項4】 前記光ガイドが概ね円錐形の形状を有する第一光学表面を含
    む、請求項3に記載の歯科用光硬化装置。
  5. 【請求項5】 前記光学表面が少なくとも1つの複屈折ポリマーと少なくと
    も1つの他のポリマーとを含む複数の層を有する光学スタックを備え、第一面内
    方向の少なくとも2つの隣接層間の屈折率の差が前記フィルムの第二面内方向の
    前記少なくとも2つの隣接層間の屈折率の差以上であり、そして更に前記第一面
    内方向の前記屈折率の差が当該フィルムの第三面外方向の前記少なくとも2つの
    隣接層間の屈折率の差より大きい、請求項4に記載の歯科用光硬化装置。
  6. 【請求項6】 前記ハウジングに接続されたヒートシンクを含み、前記固体
    発光体が前記ハウジングに接続されたときに前記固体発光体が前記ヒートシンク
    に熱的に結合され、前記固体発光体が前記ハウジングから取り外されるのと同時
    に前記固体発光体が前記ヒートシンクから外れる、請求項2に記載の歯科用光硬
    化装置。
  7. 【請求項7】 前記光ガイドが概ね円錐形の形状を有する第一光学表面を含
    む、請求項6に記載の歯科用光硬化装置。
  8. 【請求項8】 前記固体発光体に隣接する第一光学表面を有する光ガイドを
    含み、前記第一光学表面が概ね円錐形の形状を有する、請求項1に記載の歯科用
    光硬化装置。
  9. 【請求項9】 前記光ガイドがまた前記第一光学表面に隣接する第二光学表
    面を含み、前記第二光学表面が概ね円錐形の形状を有し、各前記第一光学表面お
    よび前記第二光学表面がそれぞれ実質的に共線の中央基準軸を有し、そして前記
    第二光学表面の前記概ね円錐形の形状が前記第一光学表面の前記概ね円錐形の形
    状に対して反対の向きになっている、請求項8に記載の歯科用光硬化装置。
  10. 【請求項10】 前記光ガイドが第一および第二端を有する概ね円筒形の形
    状を有する光学要素を含み、前記第一端が前記第二光学表面に光学的に結合され
    た、請求項9に記載の歯科用光硬化装置。
  11. 【請求項11】 前記光学表面のうちの少なくとも1つが少なくとも1つの
    複屈折ポリマーと少なくとも1つの他のポリマーを含む複数の層を有する光学ス
    タックを備え、第一面内方向の少なくとも2つの隣接層間の屈折率の差が前記フ
    ィルムの第二面内方向の前記少なくとも2つの隣接層間の屈折率の差以上であり
    、そして更に前記第一面内方向の前記屈折率の差が当該フィルムの第三面外方向
    の前記少なくとも2つの隣接層間の屈折率の差より大きい、請求項10に記載の
    歯科用光硬化装置。
  12. 【請求項12】 第一端および第二端を有する管状体を備えた光ガイドを含
    み、前記第一端が前記固体発光体に光学的に結合された、請求項1に記載の歯科
    用光硬化装置。
  13. 【請求項13】 前記管状体が少なくとも1つの複屈折ポリマーと少なくと
    も1つの他のポリマーとを含む複数の層を有する光学スタックを備えた光学表面
    を含み、第一面内方向の少なくとも2つの隣接層間の屈折率の差が当該フィルム
    の第二面内方向の前記少なくとも2つの隣接層間の屈折率の差以上であり、そし
    て更に前記第一面内方向の前記屈折率の差が当該フィルムの第三面外方向の前記
    少なくとも2つの隣接層間の屈折率の差より大きい、請求項12に記載の歯科用
    光硬化装置。
  14. 【請求項14】 前記光ガイドの少なくとも1部分が概ね円筒形の形状を有
    する、請求項12に記載の歯科用光硬化装置。
  15. 【請求項15】 前記光ガイドの少なくとも一部分が概ね円錐形の形状を有
    する、請求項12に記載の歯科用光硬化装置。
  16. 【請求項16】 前記固体発光体が前記ハウジングに着脱自在に接続され、
    前記固体発光体が前記ハウジングに接続されたときに前記固体発光体を前記ハウ
    ジングに対して一定の向きに位置合わせするために前記固体発光体と前記ハウジ
    ングとに関連する少なくとも1つのキーとキー溝とを含む、請求項1に記載の歯
    科用光硬化装置。
  17. 【請求項17】 前記ハウジングが前部と後部とを有する縦軸を有し、前記
    前部が前記後部に対して0°以外の角度で延在する、請求項1に記載の歯科用光
    硬化装置。
  18. 【請求項18】 前記電流源が前記固体発光体の寿命を約2分未満に減らす
    ことを回避するのに十分な電流を前記固体発光体に提供する、請求項1に記載の
    歯科用光硬化装置。
  19. 【請求項19】 前記電流源が前記固体発光体に約2分から約2時間の範囲
    の寿命を与えられる電流を前記固体発光体に提供する、請求項1に記載の歯科用
    光硬化装置。
  20. 【請求項20】 一定量の光硬化型歯科材料を歯に接着する方法であり、 一定量の光硬化型材料を前記歯に接触させて配置する行為と、 前記光硬化型材料に化学線を当てるために固体発光体を活性化する行為であっ
    て、前記固体発光体を活性化する行為が前記固体発光体の寿命を10時間未満に
    減じるのに十分な量の電流を前記固体発光体に導く行為を含む行為と、 を含む方法。
  21. 【請求項21】 請求項20に記載の一定量の光硬化型歯科材料を歯に接着
    する方法であって、前記歯と前記歯科装置との間に前記光硬化材料を配置するた
    めに前記歯に対して歯科用装置を動かす行為を含む方法。
  22. 【請求項22】 前記歯に対して歯科用装置を移動する行為が前記装置を前
    記歯の所望の基準軸に位置合わせするために前記歯について必要に応じて前記歯
    科用装置をシフトする行為を含む、請求項21に記載の一定量の光硬化型歯科材
    料を歯に接着する方法。
  23. 【請求項23】 前記歯科用装置が歯列矯正ブラケットであり、また前記光
    硬化型材料が接着剤である、請求項21に記載の一定量の光硬化型歯科材料を歯
    に接着する方法。
  24. 【請求項24】 前記歯科用装置が薄板であり、また前記光硬化型材料が接
    着剤である、請求項21に記載の一定量の光硬化型歯科材料を歯に接着する方法
  25. 【請求項25】 前記光硬化型材料が修復材である、請求項20に記載の一
    定量の光硬化型歯科材料を歯に接着する方法。
  26. 【請求項26】 前記光硬化型材料がシーラントである、請求項20に記載
    の一定量の光硬化型歯科材料を歯に接着する方法。
  27. 【請求項27】 前記化学線を導くための光ガイドを提供する行為を含む、
    請求項20に記載の一定量の光硬化型歯科材料を歯に接着する方法。
  28. 【請求項28】 前記光ガイドが少なくとも1つの複屈折ポリマーと少なく
    とも1つの他のポリマーとを含む複数の層を有する光学スタックを備えた少なく
    とも1つの光学表面を含み、第一面内方向の少なくとも2つの隣接層間の屈折率
    の差が当該フィルムの第二面内方向の前記少なくとも2つの隣接層の間の屈折率
    の差以上であり、そして更に前記第一面内方向の前記屈折率の差が当該フィルム
    の第三面外方向の前記少なくとも2つの隣接層の間の屈折率の差より大きい、請
    求項27に記載の一定量の光硬化型歯科材料を歯に接着する方法。
  29. 【請求項29】 前記固体発光体に電流を導く前記行為が、前記固体発光体
    の寿命を2時間未満に減じるのに十分な量で実行される、請求項20に記載の一
    定量の光硬化型歯科材料を歯に接着する方法。
  30. 【請求項30】 前記固体発光体に電流を導く前記行為が、前記固体発光体
    の寿命を1時間未満に減じるのに十分な量で実行される、請求項20に記載の一
    定量の光硬化型歯科材料を歯に接着する方法。
  31. 【請求項31】 前記固体発光体に電流を導く前記行為が前記固体発光体の
    寿命を約2分〜約1時間の範囲内に留められる量で実行される、請求項20に記
    載の一定量の光硬化型歯科材料を歯に接着する方法。
  32. 【請求項32】 容器と、 前記容器に収容される1組の歯列矯正ブラケットと、 前記容器に収容される固体発光体と、 を含むキット。
  33. 【請求項33】 前記固体発光体に通電するための電流源を含み、前記電流
    源が前記固体発光体の寿命を10時間未満に減じるのに十分な電流を前記固体発
    光体に提供する、請求項32に記載のキット。
  34. 【請求項34】 前記電流源が前記固体発光体に着脱自在に接続される、請
    求項33に記載のキット。
  35. 【請求項35】 前記固体発光体に結合された光ガイドを含む、請求項32
    に記載のキット。
  36. 【請求項36】 前記光ガイドが概ね円錐形の形状を有する第一光学表面と
    概ね円錐形の形状を有する第二光学表面とを含み、各前記第一光学表面と前記第
    二光学表面がそれぞれ実質的に共線の中央基準軸を有し、そしてまた前記第二光
    学表面の前記概ね円錐形の形状が前記第一光学表面の前記概ね円錐形の形状に対
    して反対の向きとなっている、請求項35に記載のキット。
  37. 【請求項37】 少なくとも1つの光学表面が少なくとも1つの複屈折ポリ
    マーと少なくとも1つの他のポリマーとを含む複数の層を有する光学スタックを
    備え、第一面内方向の少なくとも2つの隣接層間の屈折率の差が当該フィルムの
    第二面内方向の前記少なくとも2つの隣接層間の屈折率の差以上であり、そして
    更に前記第一面内方向の前記屈折率の差が当該フィルムの第三面外方向の前記少
    なくとも2つの隣接層間の屈折率の差より大きい、請求項36に記載のキット。
  38. 【請求項38】 ハウジングを含み、前記電流源が前記ハウジング内に収容
    され、そして更に前記固体発光体が前記ハウジングに接続されるときに前記ハウ
    ジングに対して一定の向きに前記固体発光体を位置合わせするために前記固体発
    光体と前記ハウジングとに関連する少なくとも1つのキーとキー溝とを含む、請
    求項34に記載のキット。
  39. 【請求項39】 前記固体発光体に関連する光ガイドを含み、前記光ガイド
    が概ねリボン形状の光を発する、請求項32に記載のキット。
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