JP2003524272A - 磁気マーカ用の非活性化素子および同一物の作製方法 - Google Patents
磁気マーカ用の非活性化素子および同一物の作製方法Info
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Abstract
Description
およびこの非活性化素子を組み込む非活性化可能な磁気マーカに関する。
のに用いられる検出可能な磁界妨害が引き起こされるように、透過性の高い磁気
素子を含むマーカを物品に取り付けて盗難から守る、、磁気式物品監視システム
が知られている。このようなマーカは一般に、磁化の状態に応じてマーカを検出
可能または検出不能にする、非活性化素子をさらに含む。
書館のような物品の使用場所などの、保護された領域からの物品の移動または通
過を監視する。
される場合に、物品上のマーカの存在を検出する質問ゾーンを通過する必要があ
る。
活性化可能な電磁マーカの作動原則、および構成磁気素子の一般的な磁気的性質
が記載されている。
の材料からなる、1つまたは複数の非活性化素子の近くに位置する、「被検出素
子」を形成する、透過性が高く容易に飽和可能な磁気材料の1つまたは複数の細
長い部分からなる。非活性化素子が磁化されると、質問ゾーンで使用されている
質問装置において、近くに位置する軟磁性素子を検出不能にするように、軟磁性
素子を少なくともいくつかの領域において飽和させる、残留磁束を有する。
単に、非活性化素子はマーカ内の被検出素子とほとんど同じ長さを有する半硬質
磁気材料からなる、1つの連続するストリップからなる。このようなマーカを非
活性化するため、非活性化素子の半硬質材料を飽和させるのに十分なDC磁界が印
加される。その後、非活性化素子は、生成される磁束が被検出素子を局所的に飽
和させるかまたは磁気的に偏らせ、質問装置で検出できないようにするのに適し
た、単一の棒磁石のように動作する。
第4,298,862号)、再発行特許32,428号(第4,484,184号)、第5,401,584号、第4
,857,891号、および第5,181,021号に記載されている。
である半硬質磁気材料の1つの連続するストリップである。しかし、この種類で
は、交互の磁気ダイポールのパターンを半硬質材料内に形成するように半硬質磁
気材料を磁化することによって、非活性化が行われる。これらのダイポールの同
様な末端同士が接する場合、近くに位置する被検出素子を飽和させるのに十分な
磁束が材料から放出され、質問ゾーンで被検出素子を検出できないようにする。
パターンを形成するのに複雑な非活性化ツールが必要であり、このようなツール
を使用するには、進行の配向および方向を慎重に調節して、マーカをツールにほ
ぼ接触するように通過させる必要があることである。さらに、磁化パターンを保
持し、適切な非活性化磁束を生成するのに、かなり強い飽和磁気および残留磁気
を有する磁気材料が必要であるため、このような非活性化素子は高価である傾向
がある。
および第4,684,930号に記載されている。
うな非活性化素子を使用したマーカは、非活性化素子を含む半硬質断片を飽和さ
せるのに十分に大きな磁界を印加し、各断片を磁化されたままにしておくことに
よって非活性化され、各断片は被検出素子よりも著しく短く、被検出素子の長さ
に沿ってほぼ一様に分布する。
近くに位置する被検出素子を局所的に飽和させることができるという重要な役割
を果たす。これらの飽和した領域は、被検出素子の磁気連続性を実際上破壊し、
これを質問ゾーンで検出できないようにする。
ないので、費用の節約が可能である。残留磁気がより少ない半硬質材料を使用で
きるので、さらなる費用削減が可能である。
一般的には断片の使用が含まれる。この種類の明示に伴う原則的な問題は、マー
カに沿った半硬質磁気材料のリボンの小さなフレーク、チップ、または別々の部
分のサイズおよび位置に注意しなければならないこと、およびそれらを確実に比
較的一様に分布させることである。この問題に対処するために、運搬管理および
プレーシング(placing)の解決策が開発されているが、このようなマーカの生
産率および費用には依然として制限がある。
第5,246,522号、再発行特許32,427号(第4,298,862号)、再発行特許32,428号(
第4,484,184号)、および第5,146,204号に記載されている。
しい長さを有する、半硬質磁気材料の薄い連続するストリップから形成され、焼
き鈍しによって低減させることができる磁気特性を有する材料から作られる。ス
トリップを局所的に熱処理することにより、著しく低減した残留磁気を持つ領域
を作製することが可能である。これには、磁気的に連続するストリップ内に磁化
可能な本体部分および磁化不能な本体部分を交互に作製する効果がある。原則的
に、この種類の非活性化素子は、連続するストリップの操作性および適用性を提
供し、かつ別々の磁気部分の磁気的な利点を提供して、磁化可能な部分由来の磁
束が、近くに位置する被検出素子をより容易に飽和させることを可能にする。さ
らなる恩典は、単に十分な大きさのDC磁界を印加することによって非活性化が行
われ、したがって、複雑な非活性化ツールが必要とされないことである。
に、市販の半硬質ストリップ材料は高価であり、したがって磁気ゾーンを分離す
る焼き鈍した非磁気材料の経費を負担するよりも、ストリップをいくつかに切り
離し、間隔をあけて位置する断片中の検出材料に加えることが好ましい。
要性を考慮すると、ストリップ非活性化装置の形状は、いくつかのマーカ形状、
特に検出器材料がほぼ円形の断面を有するマーカ形状にうまく整合しない。
では、ストリップの局部を一様にかつ確実に加熱することを保証するのは困難で
ある。これは特に電流加熱に当てはまり、電流加熱では、比較的一様な電流およ
び熱の分布を得るために、焼き鈍した部分の長さが、このストリップの焼き鈍し
た部分の幅よりも有意に大きくなければならない。
巻き戻しおよび印加時に非一様な加熱およびねじれを引き起こす厚さの変動が含
まれる。
載されている。
ある。
ある。
マーカを提供することである。
込まれた、製品ラベル、タグ、もしくは包装、または商品を提供することである
。
の第1および第2の交互の部分からなるワイヤを含み、第1の部分がそれぞれ残留
磁気が少なくとも0.2テスラである磁化可能な材料からなり、第2の部分がそれぞ
れ飽和磁気が0.05テスラ以下の材料からなる、磁気監視マーカ用の非活性化素子
が提供される。
なくとも1つの非活性化素子と組み合わされて、少なくとも1つの検出可能な磁気
部材を含み、非活性化素子は磁化されたときに磁気部材を非活性化し、非活性化
素子は上記で定義した本発明の非活性化素子である、非活性化可能な磁気マーカ
が提供される。
素子を製造する方法が提供される:実質的に円形の断面を有し、物理的に修正で
きる材料からなるワイヤを提供する段階、ならびにワイヤの複数の第2の本体部
分の飽和磁気が0.05テスラ以下である一方、ワイヤの複数の第1の本体部分が磁
化可能になり、かつ少なくとも0.2テスラの残留磁気を有するようにワイヤの材
料を物理的に修正し、第1および第2の本体部分が隣接して交互の関係にある段階
。
た、製品ラベル、タグ、もしくは包装、または商品が提供される。
の磁化不能な本体部分を含むように処理されるか、または物理的に修正された、
実質的に円形の断面の金属ワイヤであってよい。このようにして、互いに隣接す
る各対の磁化可能な部分は、磁化不能な部分によって分離され、かつ互いに隣接
する各対の磁化不能な部分は、ワイヤの長さに沿った磁化可能な本体部分によっ
て分離される。
ある材料を意味し、かつ磁化不能な材料とは、飽和磁気が0.05テスラ以下である
材料を意味する。特に、磁化可能な本体部分は、1kA/mから25kA/m、好ましくは2
kA/mから10kA/mの範囲の保磁力を有し、磁気的に半硬質である。
つ湾曲した外面を有する断面を意味する。同様に、ワイヤの直径に対して言及す
るときは、真の円形断面を示す意図はなく、円形断面およびほぼ円形の断面の両
方を意図する。
、検出可能な磁気部材の軟質磁気材料を飽和させることができる、磁気ギャップ
として働く。
mmから0.2mmの範囲である。磁化可能な本体部分の長さは一般的に、2mmから15mm
である。磁化可能な本体部分は好ましくは、磁化不能な本体部分よりも長く、か
つ一般に、磁化可能な本体部分の長さは磁化不能な本体部分の長さの120%から20
0%である。ワイヤ内の個々の磁化可能な部分の長さは、同じであっても異なって
いてもよく、個々の磁化不能な本体部分の長さは、同じであっても異なっていて
もよい。好ましくは、磁化可能な本体部分の長さは同じであり、かつ磁化不能な
本体部分の長さはワイヤ内で同じである。検出可能な磁気マーカと共に複数のワ
イヤを使用する場合、第1のワイヤにおける磁化可能な本体部分の長さは、マー
カの第2のワイヤまたは他のワイヤにおける磁化可能な本体部分の長さと同じで
ある必要はない。同様に、第1のワイヤにおける磁化不能な本体部分の長さは、
マーカの第2のワイヤまたは他のワイヤにおける磁化不能な本体部分の長さと同
じである必要はない。
態様において、非活性化素子は低温延伸された304ステンレス・スチールワイヤ
(American Iron and Steel Associationの分類)で形成される。他の態様にお
いて、非活性化素子は半硬質磁性を持つ、鉄またはコバルトを多量に含有する合
金のワイヤから形成される。
て、本発明のワイヤ非活性化装置はいくつかの利点を有する。
マーカ形状、特に検出素子自体が円形またはほぼ円形の断面を有するマーカ形状
用の、検出材料の比較的近くに非活性化材料を配置することができる。たとえば
、スレッド様検出素子を円形のワイヤ非活性化装置の周りに都合よく巻くことが
できる。
化に必要な磁束が少ないものがある。
と共に、必要な磁束が低減することにより、残留磁気がより少なく、潜在的な非
活性化材料の範囲を大幅に拡張する非活性化素子用に、非活性化材料を使用する
ことができる。
は、一般にストリップまたはシートとしてのみ利用可能であるが、残留磁気の少
ない多数の材料は著しく低い費用でワイヤの形で都合よく利用できる。
スチール・ワイヤが、同じ材料のストリップ形態と比べて優れた残留磁気特性を
有し、したがって非活性化材料の単位重量当たりの非活性化により多くの磁束を
提供することが見出された。これらの材料の磁気特性は、内部ひずみ状態と密に
関係しており、ストリップと比べてひずみのより好ましい分布は、円形のワイヤ
に生じるとみられる。さらに、これらの非活性化材料の場合、円形のワイヤは、
同じ材料および断面積を有するストリップよりもコストが低い。
よび取付けがストリップ非活性化素子の場合よりも簡単であることである。これ
は、ストリップはねじれ防止により注意を必要とするためである。
が小さいことであり、これは小売商品および包装を目立たせないために重要であ
る。
実質的に円形の断面を有するワイヤの製造を伴う。これは、高温に加熱すること
によって非磁性にすることができる、半硬質磁気材料を用いることによって達成
される。複数の分離された部分内のこのような材料のワイヤをその長さに沿って
加熱することによって、所望の磁気構造を形成することができる。
行ってもよく、またはレーザ放射もしくは電磁放電によって局所加熱を同様に行
ってもよい。ストリップ材料と比べて、円形のワイヤ形状は、断面全体にわたっ
て熱をより一様に分配し、かつそれに対応して、加熱された領域の磁気特性をよ
り一様に低減させる。
料の体積にに対して、一様に、迅速に、かつ正確に熱を加えることができるから
である。ストリップ材料と比べて、これは実質的に円形の断面を有するワイヤの
方がずっと容易であり、それは長さに沿って一定の圧力および一定の間隔を有す
る電気接点を形成する方が、容易なためである。電気接触を確実に作ることがで
きるので、ワイヤ非活性化装置を効率的に製造することが可能である。加熱電流
のオンおよびオフを切り換えつつ、この目的のために設計された2つの固定電極
上にワイヤを一定の高速度で巻くことができる。接触が確実であるため、この過
程により、長さおよび間隔が正確な、焼き鈍した磁化不能なゾーンが一様である
ワイヤ非活性化素子が得られる。この製造方法は、ストリップ非活性化装置の製
造に関して提案された任意の方法よりも簡単で信頼できる。
線接触(複数の隣接点)であり、ここで移動ワイヤが電極接触面上に載るときに
ワイヤの湾曲面が各電極の接触面に接触する。これにより、ワイヤではなくスト
リップを使用する場合に得られるよりも、効率的かつ一様にワイヤを接触させ、
かつ加熱することができる。ストリップの場合、移動ストリップ面および電極の
接触面との間の接触は、理論的には表面積の大きな接触である。しかし、実際に
は、ストリップの接触面および電極の接触面は完全に一様ではないので、一般的
に、ストリップおよび電極の向かい合う表面に2つまたはそれ以上の点で接触し
、異なる接点における接触圧は異なる。これにより、ストリップ内の電流の分布
は一様ではなく、加熱も一様ではなくなる。
造時の案内および巻き戻しが簡略化されることである。これは、ストリップの場
合、ねじれの防止に対してより注意を要するためである。
に適合され、本発明の少なくとも1つの非活性化素子と組み合わされる、少なく
とも1つの検出可能な磁気部材を含む。非活性化素子は、磁化されたときに、磁
気部材がアラーム信号を開始する磁気信号を提供しないように、質問ゾーンで磁
気部材を非活性化する。
えば、磁気ひずみの値がゼロに近い非晶質金属からなる。軟質磁気材料は、融解
した強磁気合金を急速に凝固させることによって形成することができる。
プ、またはリボンの形であってよい。検出可能な磁気部材は、磁気素子、たとえ
ば、非磁性担体、たとえばプラスチック担体に配置された、1つまたは複数の磁
気繊維、ストリップ、またはリボンを含んでよい。担体は、磁気素子が組み込ま
れたヤーン、スレッド、ワイヤ、シース、またはストリップの形であってよい。
。
00年1月21日に出願された、MXT社(MXT Inc.)およびステファン・ブロワ(Step
han Brauer)のPCT/CA 00/00050に記載されたスレッド様検出素子である。
気部材、たとえば繊維を含んでもよいことが理解されると考えられる。同様に磁
気マーカは、単一の非活性化素子、または複数のそのような素子を含んでもよい
。
合してよく、たとえば、撚り合わされたワイヤの形であってよく、または接触さ
せずに近接して間隔をあけて位置してよく、たとえば、プラスチック担体ストリ
ップ中、に近接して間隔をあけて埋め込んでよい;これらを接触させずに近接し
て間隔をあけて配置する場合、これらを5mm未満、好ましくは2mm未満、および最
も好ましくは1mm未満離して間隔をおかなければならない。
。したがってマーカは、衣服に確実に貼られる衣服のラベルまたはタグに組み込
んでよい。磁気マーカは物品の包装に組み込んでもよい。
はスレッドの形を有し、衣服に織り込んでよい。
ヤ12および磁化不能な部分16を含み、部分14および部分16は交互の関係にある。
、42c、42d、および42eの形状をとる。
プラスチック製のワイヤ、ヤーン、またはスレッドに埋め込まれた軟磁性繊維54
を有する、複合ワイヤ52の形状をとる。
10および図4の非活性化素子50を有する。検出可能な素子50の複合ワイヤ52は、
非活性化素子10のワイヤ12の周りにらせん状に巻かれており、一般的にはワイヤ
12に接触している。
および図4の検出可能な素子50を有する。素子10および素子50は、近接して間隔
をあけて位置し、並べて接触させてもよい。
10、および細長い軟磁性繊維94の形の検出可能な素子92を有する。繊維94は、非
活性化素子10の周りにらせん状に巻かれ、非活性化素子10から近接して間隔をあ
けて位置するが、らせん状に巻かれた繊維94の一部は非活性化素子10に接触して
もよい。
子10および図2の検出可能な磁気素子30を有しており、素子10および素子30は、
接触ゾーン、ならびに要素10および要素30が近接して間隔をあけて位置するゾー
ンが存在するように、撚り合わされている。
子26を形成する、軟質磁気材料のコーティングまたはシース24を有する図1のワ
イヤ12を含む、非活性化素子20を含む。
の一部に広がるコーティング62を有する、図1のワイヤ12を含む非活性化素子60
を含み、コーティング62は軟質磁気材料からなり、かつ検出可能な磁気素子64を
形成する。
mm部分に0.9アンペアの電流を流すことにより、これらの部分間の5mm長は焼き鈍
しせずに局所的に焼き鈍した。焼き鈍した部分のいずれかの側に電気接続部を形
成するのに用いられる、比較的質量の大きな金属接点によって、焼き鈍さない部
分を低温に維持した。
飽和磁化が0.77テスラから0.006テスラに低減し、残留磁気が0.53テスラから0.0
02テスラに低減することが見出された。これらの磁気的性質を100倍を超えて低
減させると、焼き鈍した部分中の材料は事実上磁化不能になる。非活性化素子と
して使用したこのワイヤは、直径が31マイクロメートルの非晶質金属繊維を市販
の電子物品監視システムによち検出不能にするのに適していることが見出された
。
活性化可能な磁気部材を概略的に示す。
的に示す。
に示す。
に示す。
Claims (31)
- 【請求項1】 磁気監視マーカ用の非活性化素子であって、 第1の部分がそれぞれ、少なくとも0.2テスラの残留磁気を有する磁化可能な材
料からなり、かつ第2の部分がそれぞれ、0.05テスラ以下の飽和磁気(magnetic
saturation)を有する材料からなる、複数の交互の第1および第2の本体部分から
なる本体を有する、実質的に円形の断面を有するワイヤを含む、非活性化素子。 - 【請求項2】 第2の部分の透磁率が100未満である、請求項1記載の非活性
化素子。 - 【請求項3】 透磁率が5未満である、請求項2記載の非活性化素子。
- 【請求項4】 第1の部分の保磁力が2kA/mから10kA/mの範囲である、請求項
1、2、または3記載の非活性化素子。 - 【請求項5】 本体が弱い磁気の合金スチールから得られる、請求項1、2、
3、または4記載の非活性化素子。 - 【請求項6】 本体が低温延伸された(cold drawn)304ステンレス・スチ
ールから得られる、請求項1、2、3、4、または5記載の非活性化素子。 - 【請求項7】 ワイヤの直径が0.05mmから0.5mmである、請求項1、2、3、4
、5、または6記載の非活性化素子。 - 【請求項8】 直径が0.1mmから0.2mmである、請求項7記載の非活性化素子
。 - 【請求項9】 第1の部分の長さがそれぞれ2mmから15mmである、請求項1か
ら8のいずれか一項記載の非活性化素子。 - 【請求項10】 第1の部分がそれぞれ同じ長さを有する、請求項9記載の非
活性化素子。 - 【請求項11】 第1の部分それぞれの長さが、第2の部分それぞれの長さの
120%から200%である、請求項9または10記載の非活性化素子。 - 【請求項12】 本体が半硬質磁気合金からなる、請求項1記載の非活性化
素子。 - 【請求項13】 以下を含む、非活性化可能な磁気マーカ: 所望の磁気信号を提供するように適合された、少なくとも1つの非活性化素子
と組み合わされる、少なくとも1つの検出可能な磁気部材、 磁化され、該磁気部材を非活性化する、該非活性化素子、 請求項1から12のいずれか一項で定義される、該非活性化素子。 - 【請求項14】 検出可能な磁気部材が軟質磁気材料を含む、請求項13記載
の非活性化可能な磁気マーカ。 - 【請求項15】 軟質磁気材料が、融解した強磁気合金を急速に凝固させる
ことによって形成される、請求項14記載の非活性化可能な磁気マーカ。 - 【請求項16】 軟質磁気材料が、ゼロに近い磁気ひずみの値を有する非晶
質(amorphous)金属からなる、請求項14記載の非活性化可能な磁気マーカ。 - 【請求項17】 磁気部材が少なくとも1つの繊維、ワイヤ、ストリップ、
またはリボンの形である、請求項13、14、15、または16記載の非活性化可能な磁
気マーカ。 - 【請求項18】 磁気部材が、非磁性担体に配置された磁気素子を含む、請
求項13から17のいずれか一項記載の非活性化可能な磁気マーカ。 - 【請求項19】 担体がヤーン、スレッド、ワイヤ、シース、またはストリ
ップの形である、請求項18記載の非活性化可能な磁気マーカ。 - 【請求項20】 複数の少なくとも1つの非活性化素子を含む、請求項13か
ら19のいずれか一項記載の非活性化可能な磁気マーカ。 - 【請求項21】 複数の少なくとも1つの検出可能な磁気部材を含む、請求
項13から20のいずれか一項記載の非活性化可能な磁気マーカ。 - 【請求項22】 検出可能な磁気部材が、非活性化素子上に直接配置された
薄膜を含む、請求項13記載の非活性化可能な磁気マーカ。 - 【請求項23】 ワイヤまたは物理的に修正できる材料の実質的に円形の断
面を提供する段階、ならびに ワイヤの複数の第2の本体部分が0.05テスラ以下の飽和磁気を有する一方、該
ワイヤの複数の第1の本体部分が磁化可能となり、かつ少なくとも0.2テスラの残
留磁気を有するように、該ワイヤの材料を物理的に修正する段階 を含む、磁気監視マーカ用の非活性化素子を製造する方法であって、 該第1および第2の本体部分が隣接した交互の関係にある方法。 - 【請求項24】 物理的な修正が、 i)部材の材料を全体にわたって磁化可能にするようにワイヤを低温加工する
段階、 ii)低温加工された(cold worked)ワイヤの、間隔をあけて位置する複数の
部分を加熱し、それらの間は磁化可能な部分であって、間隔をあけて位置する部
分を磁化不能にする段階を含む、請求項23記載の方法。 - 【請求項25】 間隔をあけて位置する部分間の磁化可能な部分が、磁化可
能に維持されるように非加熱状態に維持される、請求項24記載の方法。 - 【請求項26】 細長い部材がワイヤであり、かつ低温加工が低温延伸であ
る、請求項24または25記載の方法。 - 【請求項27】 加熱が、間隔をあけて位置する部分に加熱電流を流すこと
によって行われる、請求項24、25、または26記載の方法。 - 【請求項28】 加熱がレーザ放射による、請求項24、25、または26記載の
方法。 - 【請求項29】 加熱が電磁放電による、請求項24、25、または26記載の方
法。 - 【請求項30】 請求項13から22のいずれか一項記載の非活性化可能な磁気
マーカが組み込まれた、製品ラベル、タグ、または包装。 - 【請求項31】 請求項13から22のいずれか一項記載の非活性化可能な磁気
マーカが組み込まれた商品。
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