JP2003523970A - 効果が増強されたアルミニウム−ジルコニウム制汗剤 - Google Patents
効果が増強されたアルミニウム−ジルコニウム制汗剤Info
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Abstract
(57)【要約】
増強された効果を有し安定な、多価アルコール溶液中のアルミニウム−ジルコニウム制汗剤は、可溶性アルミニウム塩の溶液、ジルコニウム化合物、多価アルコール、アルミニウム金属及び適宜アミノ酸緩衝液を直接反応させる工程、前記溶液を100〜140℃に維持して無水物基準で濃度20〜45質量%のアルミニウム−ジルコニウム複合体を形成する工程により製造される。固体製品は、前記製品溶液を噴霧乾燥することにより得ることができる。
Description
【0001】
本発明は、多価アルコール中で、増強された効果を有するアルミニウム−ジル
コニウム制汗剤を製造する方法及び得られた製品に関する。発明の属する技術分野 アルミニウムハライド制汗剤化合物は周知である。ジルコニウム化合物のアル
ミニウム複合体への添加は、一般的に制汗剤の効果を増強する。なぜなら、ジル
コニウムの存在下でアルミニウム種が脱重合するからである。ジルコニウムの濃
度が高くなる程、より多くの単量体性(monomeric)及び重合体性(polymeric)
アルミニウムカチオンが形成し、更に重合体構造における変化が観察される。こ
の事実は、アルミニウム制汗剤の単独使用に対するアルミニウム−ジルコニウム
制汗剤の改良点の原因となる。 アルコール可溶性のアルミニウム複合体は、米国特許第3,507,896号
明細書(Jones等)に開示されており、これは、アルミニウム金属とアルミニウ
ムクロライド又は塩酸とを、多価アルコール及び水の存在下、75〜110℃で
反応させることにより製造することができる。 現在における、アルミニウム−ジルコニウム(以下、Al及びZrという)制
汗剤の製造方法は、水溶液中でAl及びZr塩を別々に製造する工程、前記水溶
液を組み合わせる工程、前記溶液を組み合わせる前又は後のいずれかにおいて多
価アルコールを添加する工程、及び、過剰の水を蒸発させる工程を含んでいる。
前記の方法は、希釈溶液からの多量の水の蒸発を必要とするため経済的ではない
。活性化Al−Zr制汗剤を製造するために、組み合わせた溶液を高温で長時間
維持する。前記の水溶液中における加熱は、Zr種の高分子量重合体を形成する
。前記の重合体の存在は、制汗剤組成物の効果を低下させる。 アルミニウム又はアルミニウム−ジルコニウム制汗剤中のアルミニウム種には
、一般的に3つのタイプ:(a)単量体から構成される高速反応性Al3+イオン
(Alaと称する)、(b)低速反応性ポリ加水分解性(polyhydrolysis)種(
Albと称する)及び(c)超低速反応性高分子量ポリマー及び無定形固体(A
lcと称する)が存在する。 AlCl3・6H2Oは96%の単量体性Ala種から構成され、50質量%の
アルミニウムクロルヒドロキシ溶液はは95%をこえる高分子量Alc重合体性
種を含んでいる。
コニウム制汗剤を製造する方法及び得られた製品に関する。発明の属する技術分野 アルミニウムハライド制汗剤化合物は周知である。ジルコニウム化合物のアル
ミニウム複合体への添加は、一般的に制汗剤の効果を増強する。なぜなら、ジル
コニウムの存在下でアルミニウム種が脱重合するからである。ジルコニウムの濃
度が高くなる程、より多くの単量体性(monomeric)及び重合体性(polymeric)
アルミニウムカチオンが形成し、更に重合体構造における変化が観察される。こ
の事実は、アルミニウム制汗剤の単独使用に対するアルミニウム−ジルコニウム
制汗剤の改良点の原因となる。 アルコール可溶性のアルミニウム複合体は、米国特許第3,507,896号
明細書(Jones等)に開示されており、これは、アルミニウム金属とアルミニウ
ムクロライド又は塩酸とを、多価アルコール及び水の存在下、75〜110℃で
反応させることにより製造することができる。 現在における、アルミニウム−ジルコニウム(以下、Al及びZrという)制
汗剤の製造方法は、水溶液中でAl及びZr塩を別々に製造する工程、前記水溶
液を組み合わせる工程、前記溶液を組み合わせる前又は後のいずれかにおいて多
価アルコールを添加する工程、及び、過剰の水を蒸発させる工程を含んでいる。
前記の方法は、希釈溶液からの多量の水の蒸発を必要とするため経済的ではない
。活性化Al−Zr制汗剤を製造するために、組み合わせた溶液を高温で長時間
維持する。前記の水溶液中における加熱は、Zr種の高分子量重合体を形成する
。前記の重合体の存在は、制汗剤組成物の効果を低下させる。 アルミニウム又はアルミニウム−ジルコニウム制汗剤中のアルミニウム種には
、一般的に3つのタイプ:(a)単量体から構成される高速反応性Al3+イオン
(Alaと称する)、(b)低速反応性ポリ加水分解性(polyhydrolysis)種(
Albと称する)及び(c)超低速反応性高分子量ポリマー及び無定形固体(A
lcと称する)が存在する。 AlCl3・6H2Oは96%の単量体性Ala種から構成され、50質量%の
アルミニウムクロルヒドロキシ溶液はは95%をこえる高分子量Alc重合体性
種を含んでいる。
【0002】
先行技術は、Al複合体の重合度を決定する幾つかの方法を教示している。
それらの方法の1つは、高速液体クロマトグラフィー(HPLC)として知ら
れている。最大の分子量を有するAl種が最初に溶離する(バンドIとして知ら
れる)。バンドII及びIIIは中間の分子量を有するAl複合体を表す。バンドIV
は、単量体及びおそらくは二量体を含んでいる最小の分子量を有するAl複合体
を表す。バンドVは、Alを含まない小分子を表す。1以上のピークの相対面積
を決定し、形成したAl複合体中の重合体性種の分布を特徴付ける。 全ピーク面積の百分率としての相対ピーク面積又はピーク領域は、特定のピー
ク又は領域の積分曲線面積を、全ての共鳴ピークの積分曲線面積の合計で除算す
ることにより得られる。望ましいAl−Zr制汗剤組成物は、60%をこえるバ
ンドIII及びIVのアルミニウム種及び0〜5%のバンドIの種を示す。 アルミニウム複合体の重合度を決定する別の方法には、フェロン(Ferron)分
析が含まれる。これは、Al複合体とフェロン試薬とを反応させ、3つの種の型
:低分子量Al3+モノマー(以下、Alaとする)、二量体からAl13までの中
間の分子量を有する複合体(以下、Albとする)及び高分子量水酸化アルミニ
ウム複合体(以下、Alcとする。フェロン試薬との反応に最も時間を要する)
を基礎として複合体を特徴付けるものである。本発明の目的は、増加した量の脱
重合アルミニウム種を有する、すなわち、少なくとも25%、好ましくは40%
をこえるアルミニウム種が単量体性である、効果が増強されたアルミニウム−ジ
ルコニウム制汗剤を提供することである。 使用される更に別の方法は、Al−Zr制汗剤中のアルミニウム構造を決定す
るための27Al核磁気共鳴分析法(NMR)である。本出願では、約+160〜
−160ppmからデータを収集した。 効果が増強された制汗剤の既知の製造方法のほとんどは、希釈された基本アル
ミニウムクロルヒドロキシド溶液を加熱する工程を含んでいる。塩のHPLCク
ロマトグラムは、少なくとも0.5のバンドIII対バンドIIのピーク領域比を有
している。しかしながら、溶液は不安定であり、時間が経つとバンドIII対バン
ドII領域が0.3以下に低下する。しかしながら、Al3+単量体を含むバンドIV
は、先行技術に記載されていない。バンドIVが高くなる程、制汗剤の効果も増強
するだろう。 バンドIIIに加えて少なくとも60%、好ましくは約80〜90%のバンドIV
を有する本発明のAl−Zr複合体を、アルミニウムハライド及びジルコニウム
オキシハライド(oxyhalide)から、多価アルコールを共に用いて、製造する方
法は、制汗剤としての効果を増強させ、それゆえに非常に望ましいだろう。濃度
が20〜45質量%のAl−Zr組成物の安定溶液を得ることも望ましい。
れている。最大の分子量を有するAl種が最初に溶離する(バンドIとして知ら
れる)。バンドII及びIIIは中間の分子量を有するAl複合体を表す。バンドIV
は、単量体及びおそらくは二量体を含んでいる最小の分子量を有するAl複合体
を表す。バンドVは、Alを含まない小分子を表す。1以上のピークの相対面積
を決定し、形成したAl複合体中の重合体性種の分布を特徴付ける。 全ピーク面積の百分率としての相対ピーク面積又はピーク領域は、特定のピー
ク又は領域の積分曲線面積を、全ての共鳴ピークの積分曲線面積の合計で除算す
ることにより得られる。望ましいAl−Zr制汗剤組成物は、60%をこえるバ
ンドIII及びIVのアルミニウム種及び0〜5%のバンドIの種を示す。 アルミニウム複合体の重合度を決定する別の方法には、フェロン(Ferron)分
析が含まれる。これは、Al複合体とフェロン試薬とを反応させ、3つの種の型
:低分子量Al3+モノマー(以下、Alaとする)、二量体からAl13までの中
間の分子量を有する複合体(以下、Albとする)及び高分子量水酸化アルミニ
ウム複合体(以下、Alcとする。フェロン試薬との反応に最も時間を要する)
を基礎として複合体を特徴付けるものである。本発明の目的は、増加した量の脱
重合アルミニウム種を有する、すなわち、少なくとも25%、好ましくは40%
をこえるアルミニウム種が単量体性である、効果が増強されたアルミニウム−ジ
ルコニウム制汗剤を提供することである。 使用される更に別の方法は、Al−Zr制汗剤中のアルミニウム構造を決定す
るための27Al核磁気共鳴分析法(NMR)である。本出願では、約+160〜
−160ppmからデータを収集した。 効果が増強された制汗剤の既知の製造方法のほとんどは、希釈された基本アル
ミニウムクロルヒドロキシド溶液を加熱する工程を含んでいる。塩のHPLCク
ロマトグラムは、少なくとも0.5のバンドIII対バンドIIのピーク領域比を有
している。しかしながら、溶液は不安定であり、時間が経つとバンドIII対バン
ドII領域が0.3以下に低下する。しかしながら、Al3+単量体を含むバンドIV
は、先行技術に記載されていない。バンドIVが高くなる程、制汗剤の効果も増強
するだろう。 バンドIIIに加えて少なくとも60%、好ましくは約80〜90%のバンドIV
を有する本発明のAl−Zr複合体を、アルミニウムハライド及びジルコニウム
オキシハライド(oxyhalide)から、多価アルコールを共に用いて、製造する方
法は、制汗剤としての効果を増強させ、それゆえに非常に望ましいだろう。濃度
が20〜45質量%のAl−Zr組成物の安定溶液を得ることも望ましい。
【0003】発明の要約
本発明の方法は、
可溶性アルミニウム塩の水溶液、ジルコニウム化合物、アミノ酸緩衝液、少な
くとも2つのヒドロキシル基が結合した炭素原子を少なくとも2つ有する多価ア
ルコール及びアルミニウム金属の反応混合物を形成する工程、及び、 前記反応混合物を約100〜140℃で維持して、無水固形物ベースで約20
〜45質量%のAl−Zr複合体を多価アルコール中に提供する工程、 を含んでいる。得られた製品は、少なくとも60%のHPLC相対面積を有する
高いバンドIII及びバンドIV含量並びにバンドIの短い保持時間の溶離における
0〜5%の総クロマトグラムピーク領域により特徴付けられる。この組成物は、
少なくとも25%、好ましくは40%をこえる単量体性Ala種を含み、少なく
とも20質量%、好ましくは30〜35%の濃度において溶液中で安定である。発明の詳細な説明 本発明は、特定の多価アルコール、金属性アルミニウム及び最少量の水の存在
下、可溶性のアルミニウム塩及びジルコニウム化合物から、Al及びZrの多価
アルコール制汗剤溶液を直接製造する、直接的な製造方法を提供する。アミノ酸
緩衝液を添加することもできる。使用する水の量が最小のとき、存在するAl及
びZr種の重合化は、多量の水を使用したときよりも非常に少ない。特定の多価
アルコール中での加熱工程は、水溶液中で観察されるように、更なる重合化から
Zr重合体を安定化させると考えられる。更に本発明の方法は、2つの希釈溶液
から大量の水を蒸発させる必要性を除去する。 本発明における可溶性アルミニウム塩は、アルミニウム塩から直接形成するこ
とができ、又は、粉末アルミニウム及び適切な酸から原位置で形成することがで
きる。適切な酸は、式:HyX(式中、Xはハライド、ナイトレート、サルフェ
ート、カーボネート及びパークロレートからなる群より選ばれるメンバーであり
、yはXの原子価である)で示される。 適切なジルコニウム化合物は、式:ZrO(OH)2-ab(X)b(式中、bは
0.5〜2に変化してもよく、aはXの原子価であり、(2−ab)は0以上で
あり、Xは前記と同一である)で示される。
くとも2つのヒドロキシル基が結合した炭素原子を少なくとも2つ有する多価ア
ルコール及びアルミニウム金属の反応混合物を形成する工程、及び、 前記反応混合物を約100〜140℃で維持して、無水固形物ベースで約20
〜45質量%のAl−Zr複合体を多価アルコール中に提供する工程、 を含んでいる。得られた製品は、少なくとも60%のHPLC相対面積を有する
高いバンドIII及びバンドIV含量並びにバンドIの短い保持時間の溶離における
0〜5%の総クロマトグラムピーク領域により特徴付けられる。この組成物は、
少なくとも25%、好ましくは40%をこえる単量体性Ala種を含み、少なく
とも20質量%、好ましくは30〜35%の濃度において溶液中で安定である。発明の詳細な説明 本発明は、特定の多価アルコール、金属性アルミニウム及び最少量の水の存在
下、可溶性のアルミニウム塩及びジルコニウム化合物から、Al及びZrの多価
アルコール制汗剤溶液を直接製造する、直接的な製造方法を提供する。アミノ酸
緩衝液を添加することもできる。使用する水の量が最小のとき、存在するAl及
びZr種の重合化は、多量の水を使用したときよりも非常に少ない。特定の多価
アルコール中での加熱工程は、水溶液中で観察されるように、更なる重合化から
Zr重合体を安定化させると考えられる。更に本発明の方法は、2つの希釈溶液
から大量の水を蒸発させる必要性を除去する。 本発明における可溶性アルミニウム塩は、アルミニウム塩から直接形成するこ
とができ、又は、粉末アルミニウム及び適切な酸から原位置で形成することがで
きる。適切な酸は、式:HyX(式中、Xはハライド、ナイトレート、サルフェ
ート、カーボネート及びパークロレートからなる群より選ばれるメンバーであり
、yはXの原子価である)で示される。 適切なジルコニウム化合物は、式:ZrO(OH)2-ab(X)b(式中、bは
0.5〜2に変化してもよく、aはXの原子価であり、(2−ab)は0以上で
あり、Xは前記と同一である)で示される。
【0004】
適切な多価アルコールは、少なくとも2、好ましくは2〜12の炭素原子を有
しており、前記炭素原子に少なくとも2つのヒドロキシル基が結合している多価
アルコール及びこれらの混合物である。液状のポリ脂肪族又はポリヒドロキシ化
合物も適している。適切な例には、プロピレングリコール、ブチレングリコール
、ジエチレングリコール、ジプロピレングリコール、グリセリン、ソルビトール
等が含まれる。使用する多価アルコールの量は、最終の制汗剤溶液の20〜70
質量%である。35〜60質量%の濃度が好ましい。使用する多価アルコールは
、室温下で液状でなければならない。 アミノ酸は、製品溶液中の適切なpHを維持するための緩衝液として適宜使用
する。本発明に有用なアミノ酸は、その分子内にカルボキシル基と同数のアミノ
基を有しているもの、例えばグリシンである。その他の適切なアミノ酸化合物に
は、アルカリ性、アルカリ土類金属性又は金属性のグリシネート(glycinate)
等、アルミニウムヒドロキシグリシネート(hydroxyglycinate)及びマグネシウ
ムヒドロキシグリシネート等が含まれる。DL−バリン、アラニン、アルギニン
、L−プロリン及びこれらの混合物も使用することができる。緩衝液は、少なく
とも2.5のpHを溶液に与えるものでなければならない。 更に本発明は、Alの高分子量重合体を最少量で有するAl−Zr複合体を製
造し、効果が増強されたAl−Zr制汗剤組成物を提供する。 アルミニウム−ジルコニウム活性型は、高速液体クロマトグラフィー(HPL
C)によりモニターし、重合体性アルミニウム種を大きさで分離する。したがっ
て、大きいかつ高分子量の分子はバンドI中に溶離し、バンドIIからバンドIVに
は、漸進的に小さい種を有している。望ましくは、0〜5%の製品が、バンドI
の保持時間に溶離する。アルミニウム種の少なくとも60%がバンドIII及びIV
に対応する。製品中のアルミニウム種の少なくとも25%がAla種であること
が好ましく、この百分率は35〜45%まで高くなる。前記の溶液は、高分子量
Al重合体性種が存在するときよりも非常に効果的である。 フェノミネックス(Phenominex)カラムを使用して、HPLCクロマトグラム
を得た。Alの2質量%溶液サンプルを、45μmフィルターを通してろ過し、
移動相として0.01N 硝酸溶液を使用して5分以内にクロマトグラムに付し
た。 本発明の制汗剤組成物は、60%をこえる、好ましくは70〜85%、最大で
90%までのバンドIII及びIVに対応するAl種及び0〜5%のバンドIに対応
する種を含んでいる。 重合体性Al種の分布を測定する別の方法は、慣習的なフェロン分析によるも
のである。
しており、前記炭素原子に少なくとも2つのヒドロキシル基が結合している多価
アルコール及びこれらの混合物である。液状のポリ脂肪族又はポリヒドロキシ化
合物も適している。適切な例には、プロピレングリコール、ブチレングリコール
、ジエチレングリコール、ジプロピレングリコール、グリセリン、ソルビトール
等が含まれる。使用する多価アルコールの量は、最終の制汗剤溶液の20〜70
質量%である。35〜60質量%の濃度が好ましい。使用する多価アルコールは
、室温下で液状でなければならない。 アミノ酸は、製品溶液中の適切なpHを維持するための緩衝液として適宜使用
する。本発明に有用なアミノ酸は、その分子内にカルボキシル基と同数のアミノ
基を有しているもの、例えばグリシンである。その他の適切なアミノ酸化合物に
は、アルカリ性、アルカリ土類金属性又は金属性のグリシネート(glycinate)
等、アルミニウムヒドロキシグリシネート(hydroxyglycinate)及びマグネシウ
ムヒドロキシグリシネート等が含まれる。DL−バリン、アラニン、アルギニン
、L−プロリン及びこれらの混合物も使用することができる。緩衝液は、少なく
とも2.5のpHを溶液に与えるものでなければならない。 更に本発明は、Alの高分子量重合体を最少量で有するAl−Zr複合体を製
造し、効果が増強されたAl−Zr制汗剤組成物を提供する。 アルミニウム−ジルコニウム活性型は、高速液体クロマトグラフィー(HPL
C)によりモニターし、重合体性アルミニウム種を大きさで分離する。したがっ
て、大きいかつ高分子量の分子はバンドI中に溶離し、バンドIIからバンドIVに
は、漸進的に小さい種を有している。望ましくは、0〜5%の製品が、バンドI
の保持時間に溶離する。アルミニウム種の少なくとも60%がバンドIII及びIV
に対応する。製品中のアルミニウム種の少なくとも25%がAla種であること
が好ましく、この百分率は35〜45%まで高くなる。前記の溶液は、高分子量
Al重合体性種が存在するときよりも非常に効果的である。 フェノミネックス(Phenominex)カラムを使用して、HPLCクロマトグラム
を得た。Alの2質量%溶液サンプルを、45μmフィルターを通してろ過し、
移動相として0.01N 硝酸溶液を使用して5分以内にクロマトグラムに付し
た。 本発明の制汗剤組成物は、60%をこえる、好ましくは70〜85%、最大で
90%までのバンドIII及びIVに対応するAl種及び0〜5%のバンドIに対応
する種を含んでいる。 重合体性Al種の分布を測定する別の方法は、慣習的なフェロン分析によるも
のである。
【0005】
NMR技術は、アルミニウム種及び金属と多価アルコール分子との間の相互作
用の特徴付けに使用することもできる。 反応混合物は、Al粉末、アルミニウムハライド溶液又はアルミニウムナイト
レート溶液、ジルコニウムオキシクロライド、アミノ酸及び多価アルコールから
製造される。標準的なアルミニウムハライド溶液は、約28%の濃度で利用可能
であるが、その他の濃度で使用してもよい。 反応は、Al:Zr比が2〜10になるまで、約100〜140℃の温度下で
続けられ、グリシン及び多価アルコールを含まない、固体濃度が約20〜45質
量%の溶液が得られる。好ましいAl:Zr比は3.3〜3.6であり、好まし
い固体濃度は33〜35質量%である。所望の製品は、60%をこえるバンドII
I及びIVに対応するHPLCクロマトグラフィーピーク領域及び0〜5%のバン
ドIに対応するピーク領域を有している。 乾燥した製品を形成することを望む場合、製品溶液を噴霧乾燥することができ
る。 本発明は、後述の実施例において更に記載される。しかし、本発明が明細書に
詳細に記載されるものに限定されることを意味するものではない。実施例におい
て、全ての部及び百分率は質量基準である。アルミニウムクロライドは、ボーメ
度32°における28質量%として使用した。ジルコニウムオキシクロライドは
、商業的に入手可能なものを固体として使用した。アルミニウム粉末は99%m
in.純度であり、アルミニウム粒子の75%が325メッシュのスクリーンを
通過した。しかしながら、ペレット、ワイヤー等を含むその他の形態のアルミニ
ウムを使用することができる。粉末以外の形態のアルミニウムの使用は、反応時
間を延ばすだろう。
用の特徴付けに使用することもできる。 反応混合物は、Al粉末、アルミニウムハライド溶液又はアルミニウムナイト
レート溶液、ジルコニウムオキシクロライド、アミノ酸及び多価アルコールから
製造される。標準的なアルミニウムハライド溶液は、約28%の濃度で利用可能
であるが、その他の濃度で使用してもよい。 反応は、Al:Zr比が2〜10になるまで、約100〜140℃の温度下で
続けられ、グリシン及び多価アルコールを含まない、固体濃度が約20〜45質
量%の溶液が得られる。好ましいAl:Zr比は3.3〜3.6であり、好まし
い固体濃度は33〜35質量%である。所望の製品は、60%をこえるバンドII
I及びIVに対応するHPLCクロマトグラフィーピーク領域及び0〜5%のバン
ドIに対応するピーク領域を有している。 乾燥した製品を形成することを望む場合、製品溶液を噴霧乾燥することができ
る。 本発明は、後述の実施例において更に記載される。しかし、本発明が明細書に
詳細に記載されるものに限定されることを意味するものではない。実施例におい
て、全ての部及び百分率は質量基準である。アルミニウムクロライドは、ボーメ
度32°における28質量%として使用した。ジルコニウムオキシクロライドは
、商業的に入手可能なものを固体として使用した。アルミニウム粉末は99%m
in.純度であり、アルミニウム粒子の75%が325メッシュのスクリーンを
通過した。しかしながら、ペレット、ワイヤー等を含むその他の形態のアルミニ
ウムを使用することができる。粉末以外の形態のアルミニウムの使用は、反応時
間を延ばすだろう。
【0006】実施例1
本実施例において、Al:Zrの原子比は3.4であった。125部のアルミ
ニウムクロライド、230部のジルコニウムオキシクロライド及び78部のグリ
シンを、400部のプロピレングリコール(PG)中に溶解した。この溶液を、
還流冷却器を備える三角フラスコ中に置き、反応混合物を115℃に加熱した。
58部のアルミニウム粉末を約1時間かけて添加した。4時間後、反応混合物を
ろ過し、透明な溶液を集めた。 この溶液の化学分析によると、%Al 6.11、%Zr 6.25、%グリシ
ン 7.06、%Cl 7.85、%PG 39.14であった。Al:Zr比は
3.4であった。グリシン:Zrの比は1.4であった。 フェロン分析:34.6% Ala、8.5% Alb及び56.9% Alc
。 HPLC結果:2.6% バンドI、4.8% バンドII、44.1% バン
ドIII及び48.5% バンドIV。実施例2 本実施例において、PGの量及びグリシン対ジルコニウムの比は、実施例1と
同様に維持したが、Al:Zrの原子比は5.3であり、これは実施例1よりも
大きかった。 200部のアルミニウムクロライド、170部のジルコニウムオキシクロライ
ド及び45部のグリシンを、400部のPG中に溶解した。62部のアルミニウ
ム粉末を1.25時間かけて添加するとき、溶液を115℃に維持した。反応は
75分間で完了した。溶液をろ過した。 化学分析結果は、%Al 7.38、%Zr 4.77、%グリシン 4.50
、%Cl 8.56、%PG 37.34であった。Al:Zr比は5.3であっ
た。グリシン:Zrの比は1.2であった。 フェロン分析:27.4% Ala、8.8% Alb及び63.7% Alc
。 HPLC結果:0.8% バンドI、24.6% バンドII、34.0% バ
ンドIII及び40.6% バンドIV。 溶液の27Al NMRスペクトルは、Tecmag Libra System SDS 360-1を使用
して集めた。−160〜+160ppmのデータを集めた。結果を図1に示す。 実施例1の結果との比較は、多量のZrが低分子量Al複合体を生成すること
を示している。
ニウムクロライド、230部のジルコニウムオキシクロライド及び78部のグリ
シンを、400部のプロピレングリコール(PG)中に溶解した。この溶液を、
還流冷却器を備える三角フラスコ中に置き、反応混合物を115℃に加熱した。
58部のアルミニウム粉末を約1時間かけて添加した。4時間後、反応混合物を
ろ過し、透明な溶液を集めた。 この溶液の化学分析によると、%Al 6.11、%Zr 6.25、%グリシ
ン 7.06、%Cl 7.85、%PG 39.14であった。Al:Zr比は
3.4であった。グリシン:Zrの比は1.4であった。 フェロン分析:34.6% Ala、8.5% Alb及び56.9% Alc
。 HPLC結果:2.6% バンドI、4.8% バンドII、44.1% バン
ドIII及び48.5% バンドIV。実施例2 本実施例において、PGの量及びグリシン対ジルコニウムの比は、実施例1と
同様に維持したが、Al:Zrの原子比は5.3であり、これは実施例1よりも
大きかった。 200部のアルミニウムクロライド、170部のジルコニウムオキシクロライ
ド及び45部のグリシンを、400部のPG中に溶解した。62部のアルミニウ
ム粉末を1.25時間かけて添加するとき、溶液を115℃に維持した。反応は
75分間で完了した。溶液をろ過した。 化学分析結果は、%Al 7.38、%Zr 4.77、%グリシン 4.50
、%Cl 8.56、%PG 37.34であった。Al:Zr比は5.3であっ
た。グリシン:Zrの比は1.2であった。 フェロン分析:27.4% Ala、8.8% Alb及び63.7% Alc
。 HPLC結果:0.8% バンドI、24.6% バンドII、34.0% バ
ンドIII及び40.6% バンドIV。 溶液の27Al NMRスペクトルは、Tecmag Libra System SDS 360-1を使用
して集めた。−160〜+160ppmのデータを集めた。結果を図1に示す。 実施例1の結果との比較は、多量のZrが低分子量Al複合体を生成すること
を示している。
【0007】実施例3
252部のアルミニウムクロライド及び104部のジルコニウムオキシクロラ
イドを、460部のPGと共に混合した。63部のAl粉末を、約115℃下、
50分間かけて透明溶液へ添加した。反応は70分間で完了した。溶液をろ過し
た。 化学分析結果は、%Al 7.40、%Zr 2.70、%Cl 7.70、%
PG 45.00であった。Al:Zr比は9.4であった。 フェロン分析:32.9% Ala、5.2% Alb及び61.9% Alc
。 HPLC結果:0.7% バンドI、31.4% バンドII、43.5% バ
ンドIII及び24.4% バンドIV。実施例4 270部のアルミニウムクロライド、110部のジルコニウムオキシクロライ
ド及び25部のグリシンを、440部のPGと共に混合した。68部のアルミニ
ウム粉末を45分間かけて添加するとき、混合物を115℃に維持した。透明溶
液が、117℃下、3時間で形成した。 化学分析結果は、%Al 8.2、%Zr 3.01、%Cl 8.7、%グリ
シン 2.52、%PG 40.85であった。Al:Zr比は9.4であった。
グリシン:Zrの比は1.0であった。 フェロン分析:37.9% Ala、7.3% Alb及び54.8% Alc
。 HPLC結果:0% バンドI、39.2% バンドII、29.0% バンド
III及び31.8% バンドIV。 実施例3の結果との比較は、グリシンの存在が低分子量Al複合体を生成する
ことを示している。実施例5 50部のアルミニウムクロライド、333部のジルコニウムオキシクロライド
及び109部のグリシンを、400部のPG中に溶解した。49部のアルミニウ
ム粉末、115℃下、溶液へ添加した。反応混合物をろ過し、透明溶液を噴霧乾
燥して、白色粉末を得た。 化学分析結果は、%Al 7.90、%Zr 15.59、%Cl 13.87
、%グリシン 23.80、%PG 17.00であった。Al:Zr比は1.7
であった。グリシン:Zrの比は1.4であった。 フェロン分析:47.7% Ala、13.4% Alb及び38.9% Al c 。 HPLC結果:0.8% バンドI、5.4% バンドII、39.3% バン
ドIII及び54.5% バンドIV。
イドを、460部のPGと共に混合した。63部のAl粉末を、約115℃下、
50分間かけて透明溶液へ添加した。反応は70分間で完了した。溶液をろ過し
た。 化学分析結果は、%Al 7.40、%Zr 2.70、%Cl 7.70、%
PG 45.00であった。Al:Zr比は9.4であった。 フェロン分析:32.9% Ala、5.2% Alb及び61.9% Alc
。 HPLC結果:0.7% バンドI、31.4% バンドII、43.5% バ
ンドIII及び24.4% バンドIV。実施例4 270部のアルミニウムクロライド、110部のジルコニウムオキシクロライ
ド及び25部のグリシンを、440部のPGと共に混合した。68部のアルミニ
ウム粉末を45分間かけて添加するとき、混合物を115℃に維持した。透明溶
液が、117℃下、3時間で形成した。 化学分析結果は、%Al 8.2、%Zr 3.01、%Cl 8.7、%グリ
シン 2.52、%PG 40.85であった。Al:Zr比は9.4であった。
グリシン:Zrの比は1.0であった。 フェロン分析:37.9% Ala、7.3% Alb及び54.8% Alc
。 HPLC結果:0% バンドI、39.2% バンドII、29.0% バンド
III及び31.8% バンドIV。 実施例3の結果との比較は、グリシンの存在が低分子量Al複合体を生成する
ことを示している。実施例5 50部のアルミニウムクロライド、333部のジルコニウムオキシクロライド
及び109部のグリシンを、400部のPG中に溶解した。49部のアルミニウ
ム粉末、115℃下、溶液へ添加した。反応混合物をろ過し、透明溶液を噴霧乾
燥して、白色粉末を得た。 化学分析結果は、%Al 7.90、%Zr 15.59、%Cl 13.87
、%グリシン 23.80、%PG 17.00であった。Al:Zr比は1.7
であった。グリシン:Zrの比は1.4であった。 フェロン分析:47.7% Ala、13.4% Alb及び38.9% Al c 。 HPLC結果:0.8% バンドI、5.4% バンドII、39.3% バン
ドIII及び54.5% バンドIV。
【0008】実施例6
125部のアルミニウムクロライド、230部のジルコニウムオキシクロライ
ド及び78部のグリシンを、600部のPGと共に混合した。反応混合物を11
8℃に加熱し、58部のアルミニウム粉末を5分間かけて添加した。反応は、約
125℃下、7時間で完了した。反応混合物をろ過した。 化学分析結果は、%Al 3.72、%Zr 5.91、%Cl 7.59、%
グリシン 6.64、%PG 55.36であった。Al:Zr比は2.2であっ
た。グリシン:Zrの比は1.4であった。 フェロン分析:48.5% Ala、18.5% Alb及び33.0% Al c 。 HPLC結果:0% バンドI、3.2% バンドII、27.1% バンドII
I及び69.7% バンドIV。 前記の結果及び実施例5の結果とその他の実施例の結果との比較によると、低
いAl:Zr原子比において、より脱重合したAl種が生成した。実施例7 125部のアルミニウムクロライド、230部のジルコニウムオキシクロライ
ド及び55部のグリシンを、600部のPGと共に混合した。58部のアルミニ
ウム粉末を、115℃下、10分間かけて溶液に添加した。反応は4時間後に停
止した。反応混合物をろ過し、分析した。 化学分析結果は、%Al 5.74、%Zr 5.71、%Cl 7.49、%
グリシン 5.31、%PG 52.10であった。Al:Zr比は3.5であっ
た。グリシン:Zrの比は1.1であった。 フェロン分析:30.7% Ala、9.8% Alb及び59.5% Alc
。 HPLC結果:0.3% バンドI、4.9% バンドII、54.3% バン
ドIII及び40.5% バンドIV。
ド及び78部のグリシンを、600部のPGと共に混合した。反応混合物を11
8℃に加熱し、58部のアルミニウム粉末を5分間かけて添加した。反応は、約
125℃下、7時間で完了した。反応混合物をろ過した。 化学分析結果は、%Al 3.72、%Zr 5.91、%Cl 7.59、%
グリシン 6.64、%PG 55.36であった。Al:Zr比は2.2であっ
た。グリシン:Zrの比は1.4であった。 フェロン分析:48.5% Ala、18.5% Alb及び33.0% Al c 。 HPLC結果:0% バンドI、3.2% バンドII、27.1% バンドII
I及び69.7% バンドIV。 前記の結果及び実施例5の結果とその他の実施例の結果との比較によると、低
いAl:Zr原子比において、より脱重合したAl種が生成した。実施例7 125部のアルミニウムクロライド、230部のジルコニウムオキシクロライ
ド及び55部のグリシンを、600部のPGと共に混合した。58部のアルミニ
ウム粉末を、115℃下、10分間かけて溶液に添加した。反応は4時間後に停
止した。反応混合物をろ過し、分析した。 化学分析結果は、%Al 5.74、%Zr 5.71、%Cl 7.49、%
グリシン 5.31、%PG 52.10であった。Al:Zr比は3.5であっ
た。グリシン:Zrの比は1.1であった。 フェロン分析:30.7% Ala、9.8% Alb及び59.5% Alc
。 HPLC結果:0.3% バンドI、4.9% バンドII、54.3% バン
ドIII及び40.5% バンドIV。
【0009】実施例8
125部のアルミニウムクロライド、230部のジルコニウムオキシクロライ
ド及び78部のグリシンを、600部のPGと共に混合した。58部のアルミニ
ウム粉末を2分間以内に添加するとき、反応混合物を約117℃に加熱した。反
応は118℃下で6.5時間続け、次いでろ過した。 化学分析結果は、%Al 4.90、%Zr 4.94、%Cl 6.45、%
グリシン 6.17、%PG 52.48であった。Al:Zr比は3.4であっ
た。グリシン:Zrの比は1.5であった。 フェロン分析:37.6% Ala、8.5% Alb及び53.9% Alc
。 HPLC結果:0% バンドI、2.2% バンドII、53.0% バンドII
I及び44.9% バンドIV。 前記の結果と実施例1の結果との比較によると、多量のPGは、多量の低分子
量Al種を生成する。 更に、前記の結果と、実施例7(Al:Zr比は同一であり、PGの量も同一
であり、グリシンの量が変化している)の結果との比較によると、多量のグリシ
ンは、より多くの低分子量Al種を生成する。実施例9 125部のアルミニウムクロライド、230部のジルコニウムオキシクロライ
ド及び78部のグリシンを、400部のPGと共に混合した。58部のアルミニ
ウム粉末を40分間かけて添加するとき、溶液を115℃に加熱した。反応混合
物をろ過したとき、反応は4.5時間続いた。溶液を噴霧乾燥し、白色粉末を得
、これを分析した。 分析結果は、%Al 10.50、%Zr 11.00、%Cl 14.03、
%グリシン 13.22、%PG 32.60であった。Al:Zr比は3.3で
あった。グリシン:Zrの比は1.5であった。 フェロン分析:34.7% Ala、5.7% Alb及び59.6% Alc
。 HPLC結果:1.3% バンドI、9.2% バンドII、41.7% バン
ドIII及び47.8% バンドIV。
ド及び78部のグリシンを、600部のPGと共に混合した。58部のアルミニ
ウム粉末を2分間以内に添加するとき、反応混合物を約117℃に加熱した。反
応は118℃下で6.5時間続け、次いでろ過した。 化学分析結果は、%Al 4.90、%Zr 4.94、%Cl 6.45、%
グリシン 6.17、%PG 52.48であった。Al:Zr比は3.4であっ
た。グリシン:Zrの比は1.5であった。 フェロン分析:37.6% Ala、8.5% Alb及び53.9% Alc
。 HPLC結果:0% バンドI、2.2% バンドII、53.0% バンドII
I及び44.9% バンドIV。 前記の結果と実施例1の結果との比較によると、多量のPGは、多量の低分子
量Al種を生成する。 更に、前記の結果と、実施例7(Al:Zr比は同一であり、PGの量も同一
であり、グリシンの量が変化している)の結果との比較によると、多量のグリシ
ンは、より多くの低分子量Al種を生成する。実施例9 125部のアルミニウムクロライド、230部のジルコニウムオキシクロライ
ド及び78部のグリシンを、400部のPGと共に混合した。58部のアルミニ
ウム粉末を40分間かけて添加するとき、溶液を115℃に加熱した。反応混合
物をろ過したとき、反応は4.5時間続いた。溶液を噴霧乾燥し、白色粉末を得
、これを分析した。 分析結果は、%Al 10.50、%Zr 11.00、%Cl 14.03、
%グリシン 13.22、%PG 32.60であった。Al:Zr比は3.3で
あった。グリシン:Zrの比は1.5であった。 フェロン分析:34.7% Ala、5.7% Alb及び59.6% Alc
。 HPLC結果:1.3% バンドI、9.2% バンドII、41.7% バン
ドIII及び47.8% バンドIV。
【0010】実施例10
96部の塩酸(HClの33質量%)、230部のジルコニウムオキシクロラ
イド及び38部のグリシンを、400部のPGと共に混合した。溶液を約115
℃に加熱し、65部のアルミニウム粉末を35分間かけて添加した。反応を3.
5時間続け、反応混合物をろ過した。透明な、明るい黄色の溶液を得た。分析結
果は以下の通りであった。 化学分析結果は、%Al 6.24、%Zr 6.41、%Cl 8.56、%
グリシン 3.53、%PG 41.02であった。Al:Zr比は3.4であっ
た。グリシン:Zrの比は0.7であった。 フェロン分析:36.4% Ala、11.9% Alb及び51.7% Al c 。 HPLC結果:1.4% バンドI、20.7% バンドII、43.3% バ
ンドIII及び34.6% バンドIV。 したがって、グリシン濃度が低いとき、HPLCにより測定した低分子量アル
ミニウム種の量は減少した。実施例11 実施例のうちの幾つかの溶液の27Al NMRスペクトルデータを、実施例2
と同様にして集めた。結果を以下の表に示す。表 したがって、+160〜−160ppmのスペクトル下の総面積の30〜50
%が−10〜+10ppmにおける共鳴線に含まれており、総面積の本質的に0
%が62.5〜63.5ppmにおける共鳴線に含まれている。 直接法により製造されるアルミニウム−ジルコニウム複合体の多価アルコール
溶液は、効果が増強された制汗剤にとって非常に好ましく、かつ透明なゲル製品
の製造に適している。 本発明は、特定の態様の面から記載されるが、本発明はそれに限定されるもの
ではない。本発明の利益を享受しながら、使用する組成物へ種々の改変を行うこ
とができる。したがって、本発明は、特許請求の範囲によってのみ制限されるも
のである。
イド及び38部のグリシンを、400部のPGと共に混合した。溶液を約115
℃に加熱し、65部のアルミニウム粉末を35分間かけて添加した。反応を3.
5時間続け、反応混合物をろ過した。透明な、明るい黄色の溶液を得た。分析結
果は以下の通りであった。 化学分析結果は、%Al 6.24、%Zr 6.41、%Cl 8.56、%
グリシン 3.53、%PG 41.02であった。Al:Zr比は3.4であっ
た。グリシン:Zrの比は0.7であった。 フェロン分析:36.4% Ala、11.9% Alb及び51.7% Al c 。 HPLC結果:1.4% バンドI、20.7% バンドII、43.3% バ
ンドIII及び34.6% バンドIV。 したがって、グリシン濃度が低いとき、HPLCにより測定した低分子量アル
ミニウム種の量は減少した。実施例11 実施例のうちの幾つかの溶液の27Al NMRスペクトルデータを、実施例2
と同様にして集めた。結果を以下の表に示す。表 したがって、+160〜−160ppmのスペクトル下の総面積の30〜50
%が−10〜+10ppmにおける共鳴線に含まれており、総面積の本質的に0
%が62.5〜63.5ppmにおける共鳴線に含まれている。 直接法により製造されるアルミニウム−ジルコニウム複合体の多価アルコール
溶液は、効果が増強された制汗剤にとって非常に好ましく、かつ透明なゲル製品
の製造に適している。 本発明は、特定の態様の面から記載されるが、本発明はそれに限定されるもの
ではない。本発明の利益を享受しながら、使用する組成物へ種々の改変を行うこ
とができる。したがって、本発明は、特許請求の範囲によってのみ制限されるも
のである。
【図1】
図1は、本発明の製品の27Al核磁気共鳴分析のグラフを示している。
─────────────────────────────────────────────────────
フロントページの続き
Fターム(参考) 4C083 AB211 AB212 AB221 AB222
AC111 AC122 AC581 AC582
CC17 DD01 DD17
Claims (25)
- 【請求項1】 効果が増強されたアルミニウム−ジルコニウム制汗剤の安定
な多価アルコール溶液を製造する方法であって、 アルミニウム塩の水溶液と、 式:ZrO(OH)2-ab(X)b(式中、bは0.5〜2に変化してもよく、
aはXの原子価であり、(2−ab)は0以上であり、Xはハライド、ナイトレ
ート、パークロレート、カーボネート及びサルフェートイオンからなる群より選
ばれるメンバーである)で示されるジルコニウム化合物とを、 少なくとも2つの炭素原子を有しており、かつ該炭素原子に少なくとも2つの
ヒドロキシル基が結合している多価アルコール及びこれらの混合物、並びに、ア
ルミニウム金属の存在下、約100〜140℃で加熱して、 該多価アルコール中に、無水物基準で約20〜45質量%のアルミニウム−ジ
ルコニウム複合体を得る工程、 を含むことを特徴とする方法。 - 【請求項2】 前記アルミニウム塩が、アルミニウムのハライド、ナイトレ
ート、サルフェート、カーボネート及びパークロレートである、請求項1に記載
の方法。 - 【請求項3】 前記アルミニウム塩が、対応の無機酸から原位置で形成され
る、請求項2に記載の方法。 - 【請求項4】 前記ジルコニウム化合物がジルコニウムオキシクロライドで
ある、請求項1に記載の方法。 - 【請求項5】 前記アルミニウム−ジルコニウム溶液が、その分子内に同数
のアミノ基及びヒドロキシル基を有しているアミノ酸又は該アミノ酸のアルカリ
塩若しくは金属塩及びこれらの混合物からなる群より選ばれる有機緩衝液を更に
含んでいる、請求項1に記載の方法。 - 【請求項6】 前記溶液のpHが少なくとも2.5である、請求項5に記載
の方法。 - 【請求項7】 前記アルミニウム塩がハライド又はナイトレートである、請
求項2に記載の方法。 - 【請求項8】 アルミニウム:ジルコニウムの原子比が10:1〜1:10
である、請求項1に記載の方法。 - 【請求項9】 前記反応を、前記アミノ酸:ジルコニウムの分子比が0:1
〜2:1になるように行う、請求項1に記載の方法。 - 【請求項10】 前記アミノ酸がグリシンである、請求項9に記載の方法。
- 【請求項11】 アルミニウム及びジルコニウム:アニオンのモル比が0.
9〜2.1である、請求項1に記載の方法。 - 【請求項12】 前記単量体性アルミニウム種が25〜55%、中間分子量
のアルミニウム種が0〜20%及び高分子量アルミニウム種が30〜75%であ
る、請求項1に記載の方法。 - 【請求項13】 前記溶液が、27Al核磁気共鳴スペクトルにおいて、+1
60〜−160ppmのスペクトル下の総面積の30〜50%が−10〜+10
ppmにおける共鳴線に含まれており、総面積の0〜5%が62.5〜63.5
ppmにおける共鳴線に含まれている、請求項1に記載の方法。 - 【請求項14】 製品の溶液を噴霧乾燥して、固体製品を形成する、請求項
1に記載の方法。 - 【請求項15】 前記反応を、アルミニウム:ジルコニウムの分子量比が3
.4〜3.6になるように行う、請求項1に記載の方法。 - 【請求項16】 前記反応を、グリシン:ジルコニウムの分子量比が1.4
〜1.6になるように行う、請求項10に記載の方法。 - 【請求項17】 前記反応を、多価アルコール:アルミニウムの分子量比が
2.0〜2.5になるように行う、請求項1に記載の方法。 - 【請求項18】 少なくとも60%のバンドIII及びバンドIVの相対面積値
を有する、アルミニウム−ジルコニウム製品。 - 【請求項19】 0〜5%のバンドIの相対面積値を有する、請求項18に
記載のアルミニウム−ジルコニウム製品。 - 【請求項20】 少なくとも75%のバンドIII及びバンドIVの相対面積値
を有する、請求項18に記載のアルミニウム−ジルコニウム製品。 - 【請求項21】 少なくとも90%のバンドIII及びバンドIVの相対面積値
を有する、請求項16に記載のアルミニウム−ジルコニウム製品。 - 【請求項22】 アルミニウム単量体(Ala)の分布が25〜55%であ
り、アルミニウムオリゴマー(Alb)の含量が0〜20%であり、アルミニウ
ムポリマー(Alc)の含量が30〜75%であり、Ala〜Alc種の合計が少
なくとも70%である、請求項18に記載のアルミニウム−ジルコニウム製品。 - 【請求項23】 前記アルコール溶液中の濃度が、無水物ベースで20〜4
5質量%である、請求項18に記載のアルミニウム−ジルコニウム製品。 - 【請求項24】 請求項18に記載の無水アルミニウム−ジルコニウム製品
。 - 【請求項25】 発汗を抑える方法であって、請求項1記載のアルミニウム
−ジルコニウム製品を腋窩に適用する工程を含むことを特徴とする方法。
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US09/496,168 US6451296B1 (en) | 2000-02-01 | 2000-02-01 | Enhanced efficacy aluminum-zirconium antiperspirants and methods for making |
US09/496,168 | 2000-02-01 | ||
PCT/US2000/033168 WO2001056539A1 (en) | 2000-02-01 | 2000-12-06 | Enhanced efficacy aluminum-zirconium antiperspirants and methods for making |
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US6726901B2 (en) | 2002-05-09 | 2004-04-27 | The Gillette Company | Stabilized antiperspirant compositions containing aluminum-zirconium salts with low M:Cl ratio |
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