JP2003523095A - 周波数サンプリングに基づくデジタル位相弁別 - Google Patents

周波数サンプリングに基づくデジタル位相弁別

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Abstract

(57)【要約】 本発明は、第2クロック信号(Fs)に対する第1クロック信号(Fs)の位相を決定するための簡単な全デジタル方法および装置(図4)を提供する。第1クロック信号(Fs)は、RF信号のような周期的アナログ信号のデジタル近似とすることができる。相対位相情報を含むデジタルビット(X)の流れを作るサンプリング技術が使用される。デジタルデータビットの流れから、相対位相を表すデジタル語が形成される(図11A)。デジタル語は、デジタルフィルタを用いて形成できる(図13)。好ましくは、シグマ−デルタ(時には、デルタ−シグマとも呼ばれる)A/D変換器(図1)に適用できるデジタル濾過技術の広範囲の部分を、直接デジタル流(X)に適用できる。適当に選択された重み関数を使用することにより、高精度を得ることができる。

Description

【発明の詳細な説明】
(技術分野) 本発明は、デジタル位相弁別(digital phase discrimination)に関する。 (背景技術) 位相弁別は、デジタル無線通信、特に、あらゆる角度変調デジタル無線受信機
において重要である。位相弁別と周波数弁別とは緊密な関係を有している。一般
に、周波数弁別は、アナログ回路、例えばIQ周波数弁別器を用いて行われる。ア
ナログ周波数弁別器は大きな欠点を有している。IQ周波数弁別器では、弁別器は
多数のアナログ部品、2つのA/D変換器および数値逆正接演算(numerical arcta
ngent operation)を必要とし、これが、回路を非常に複雑にしている。 デジタル論理エレメントのみを用いて信号の瞬間位相を表す値を作る既知の方
法が存在する。このような種々の方法が、本願に援用する米国特許第5,084,669
号に開示されている。より詳しくは、この米国特許には、信号の瞬間位相を決定
し、必要な場合にはこれから瞬間周波数を求めるデジタル回路が開示されている
。回路は全デジタルで実施されているが、それは必然的なことである。従って、
簡単な全デジタル態様で信号の瞬間位相を決定する改良された方法および装置は
、当業者により、好都合に受け入れられるであろう。 (発明の開示) 概していえば、本発明は、第2クロック信号に対する第1クロック信号の位相
を決定するための簡単な全デジタル方法および装置を提供する。第1クロック信
号はRF信号のような周期的アナログ信号のデジタル近似とすることができる。相
対位相情報を含むデジタルビットの流れをつくるのに、サンプリング技術を使用
する。デジタルビットの流れから、相対位相を表すデジタル語を形成する。この
デジタル語は、デジタルフィルタを用いて形成される。好ましくは、シグマ−デ
ルタ(時には、デルタ−シグマと呼ばれることもある)A/D変換器に適用できる
デジタルフィルタリング技術の広範囲の部分を、デジタル流に直接適用できる。
適当に選択される重み関数を用いることにより、高精度が得られる。 本発明の他の態様によれば、第1クロック信号の周波数と、第2クロック信号
の周波数の比を決定する方法が提供される。第1クロック信号は、第2クロック
信号に従ってサンプリングされて、デジタルビットまたは記号の流れを作り、デ
ジタルビットまたは記号の流れから、周波数の比を表すデジタル語が形成される
。デジタル語は、デジタルビットまたは記号の流れをフィルタリングすることに
より形成できる。上記方法を実施する装置は、第2クロック信号に従って第1ク
ロック信号をサンプリングしてデジタルビットまたは記号の流れを作る回路と、
このデジタルビットの流れから、周波数の比を表示するデジタル語を形成するデ
ジタルフィルタのような回路とで構成できる。好ましくは、デジタルフィルタは
、異なるデジタルビットまたは記号に異なる重みを適用する重み関数を使用する
。 本発明の関連態様によれば、他方のクロック信号に従って一方のクロック信号
をサンプリングしてデジタルビットまたは記号の流れを作る段階を有し、各デジ
タルビットまたは記号は、他方のクロック信号の特定時限中に生じる一方のクロ
ック信号の所定の極性の多数の遷移を表し、デジタルビットまたは記号の流れは
更に処理されて周波数の比を決定することを特徴とする2つのクロック信号の周
波数の比を表すデータ流を作る方法が提供される。2つのクロック信号の周波数
の比を表すこのようなデータ流を作る回路は、第1クロック信号が供給される第
1入力ターミナルと、第2クロック信号が供給される第2入力ターミナルとで構
成でき、この回路は、出力信号としてデジタルビットまたは記号の流れを作り、
各デジタルビットまたは記号は、他方のクロック信号の特定時限中に生じる一方
のクロック信号の所定の極性の多数の遷移を表し、デジタルビットまたは記号の
流れは更に処理されて周波数の比を決定する。 本発明の更に別の態様によれば、2つの周波数Fx、Fsの比のデルタ/シグマ変
調を発生する装置であって、Fxのクロックエッジの間の時限内に生じるFsのクロ
ックエッジの数をカウントするカウンタ回路と、カウンタの値をFsの各クロック
エッジに記憶させるレジスタ回路とを有する装置が提供される。レジスタ手段か
らの値のシーケンスは、デルタ/シグマ変調量子化データ(Delta/Sigma modula
tion quantized data)を構成する。 (発明を実施するための最良の形態) 本発明は、添付図面に関連して述べる以下の説明から一層良く理解されるであ
ろう。 本発明のデジタル周波数サンプリング弁別により行われるアプローチは、Cand
y等の著書「オーバサンプリングデルタ−シグマデータ変換器(Oversampling De
lta-Sigma Data Converters)」(IEEE出版、Pisscataway、ニュージャージ州、
1992年、第1頁〜第6頁)等の参考文献に記載の従来技術において良く知ら
れたシグマ−デルタA/D変換に似ていることが理解されよう。シグマ−デルタ変
換器は、ナイキスト速度(rate)より非常に高い周波数で、変動振幅アナログ入力
信号を簡単なデジタルコードに変調する。この変調器の設計は、時間導出を振幅
導出に変換できるようにする。図1に示すシグマ−デルタ変調器のサンプリング
されたデータ回路は、本願に開示する周波数サンプリングに直接適用される。 図1に示すように、サンプル時間iで発生する入力信号xiは、ここから、サン
プル時間iで出力信号yiを減算する。この結果は、出力信号wiをもつアキュムレ
ータに適用される。サンプル時間iでのアキュムレータの「新」入力信号は、ア
キュムレータの「旧」出力信号と結合されて、アキュムレータの新出力信号を形
成する。アキュムレータの出力信号は量子化され、量子化は、誤差eiを加えたも
のとして表される。量子化器の出力信号は、最終出力信号yiである。 ここで、入力信号Xiは2つの周波数の比であり、かつ量子化器は2レベル量化
器であると仮定する。また、対象とする時限での2つの周波数の比は、例えば0.
6875である。図2に示すように、この値は最初に累算(アキュムレート)され、
0.6875の累算値が得られる。この累算値は1より小さく、値0.6875は累算値に再
び加算され、1.375の新しい累算値が得られる。今やこの値は1より大きいので
、0.6875から1を減じ、得た値(0.6875−1=−0.3125)をアキュムレータに加
えれば、1.0625の値が得られる。演算はこの態様で続けられる。上記演算シーケ
ンス中、各累算値から整数部すなわち1または0を取り出すことによりデータ流
が作られる。 図3を参照すれば、図2に示した数値のシーケンスの解釈が理解されよう。2
つのクロック信号が示されている。再び、対象とする時限中の下方のクロック信
号に対する上方のクロック信号の周波数の比は0.6875であると仮定する。時間t
=0で、両クロック信号の立上りエッジ(rising edge)は一致する。下方のク
ロック信号の最初の連続立上りエッジでは、上方のクロック信号の0.6875時限が
遅延される。下方のクロック信号の次の立上りエッジでは、上方のクロック信号
の1.375時限が遅延される。下方のクロック信号の次の立上りエッジでは、上方
のクロック信号の最初の時限の遅延のため、上方のクロック信号の1.0625時限が
遅延され、以後、同様に反復される。 図4には、上記例で説明したデータ流に対応するデータサンプルに使用できる
捕獲回路すなわち周波数サンプリング回路の概略図が示されている。例示の実施
形態では、クロック信号の比は、より速いクロックのたった1つの立上りエッジ
が、より遅いクロックの単一時限中に生じるような比であると仮定する。他の実
施形態では、この仮定を適用する必要はない。 捕獲回路は、入力部401および出力部403を有している。入力部は2つの
セクションCH1およびCH2を有し、これらの両セクションは、誤差を最小にするた
め入念に一致されなくてはならない。各セクションは、直列に接続されたDフリ
ップ−フロップの連鎖からなる。以下の記載において、それぞれのフリップ−フ
ロップ自体およびこれらのそれぞれの出力信号を示すのに同じ参照番号が使用さ
れる。 各セクション内で、連鎖の第1フリップ−フロップは、サンプリングされたク
ロック信号Fxによりクロックされる。連鎖の次のフリップ−フロップは、サンプ
リングクロック信号Fsによりクロックされる。上方セクションの第1フリップ−
フロップQ1のD入力は、該フリップ−フロップの~Q(~Q:Qの反転)出力に接続さ
れる。両セクションの残りのフリップ−フロップは、直列に、すなわちQからD、
QからDへと接続される。 入力部の機能は、1)クロック信号Fxの立上りエッジで遷移する互いに論理的
に逆の2つの信号を発生すること、2)クロック信号Fsの立上りエッジに2つの
信号の値をラッチすること、および3)1つのクロックから他のクロックへの遷
移を検出することにある。2つのクロック信号の非同期から生じる不安定性を最
小にするには、直列の付加中間段Q3、Q4が必要になり、実際に、特定の設計では
このような多段が望まれる。 例示の実施形態では、出力部は、3つの2入力NANDゲートを有している。それ
ぞれのNANDゲートN1、N2は、入力部の最終フリップ−フロップ段のDおよび~Q信
号に接続される。NANDゲートN1、N2の出力信号は別のNANDゲートN3に接続 され
、捕獲回路の最終出力を形成する。 出力部の機能は、2つの入力セクションにより形成される2つのチャンネルの
いずれにおいても、1つのサンプルクロックから次のサンプルクロックへの入力
部クロック信号レベルの変化を検出することにある。2つの入力セクションはピ
ンポン態様で機能し、入力信号レベルの変化を交互に検出する。 図4の捕獲回路の作動は、図5のタイミング図を参照することにより、一層完
全に理解されよう。2つのチャンネルの第1段は、入力クロック信号の立上りエ
ッジとほぼ一致(但し、僅かに遅延)する逆信号Q1、Q2を形成する。信号Q3、Q4
は、サンプルクロックに従って、それぞれ信号Q1、Q2をサンプリングすることに
より形成される。信号Q5、Q6は、それぞれ、信号Q3、Q4の遅延レプリカである。
NANDゲートは、協働して、論理関数X=Q3・~Q5νQ4・~Q6を実現する。 図5の例では、例示の信号は、全て、理想化された方形波信号である。実際に
は、信号は、有限の立上り時間および立下り時間を有する。図6に示すように、
信号Q1、Q2の有限立上り時間および立下り時間および回路の非同期の可能な効果
は、不安定性にある。ここで、信号Q3、Q5および信号Q4、Q6は、1サイクルにつ
いて各々不確定状態にある。この結果得られる回路の出力は、必ずしも正確では
ない。しかしながら、決定は「危機一髪」に開始するので、回路の全作動につい
ての時折の誤った決定の効果は無視できるものである。不安定性の時間窓は、路
の全利得を増大させることにより減少される。Q3、Q9での利得が、誤差の確率を
許容できるレベルに低下させるのに充分な大きさであれば、付加回路は全く不要
である。そうでない場合には、利得を増大させる付加回路が必要になる。 図4に示すような捕獲回路により作られるデータ流から2つのクロック信号の
周波数の比を回復させるため、デジタルフィルタリングが適用される。好ましく
は、シグマ−デルタ(またはデルタ−シグマ)A/D変換器に適用できるデジタル
フィルタリング技術の広範囲な部分がデジタル流に直接適用される。また、適当
に選択される重み関数を使用することにより、高精度を得ることができる。 重み付き積和(weighted sum of products)は、FIRフィルタの一例である。
従って、これまでに説明された重み関数は、デジタルフィルタリング理論でのFI
Rフィルタの重み関数である。しかしながら、FIRフィルタを使用できることも認
識すべきである。FIRデジタルフィルタリングのプロセスでは、データサンプル
の「窓」の中央での周波数の比の評価を得るには、窓に重み関数が適用される。
次に、窓は、次のサンプルのシーケンスに「ピックアップされかつ移動」される
。窓化(windowing)は、一般にオーバーラップする。例えば、窓は256個の
サンプルをもつことができる。 図7を参照すると、256個のサンプルの窓についての2つの別の重み関数が
示されている。重み関数は正規化され、重み関数より下の領域は1つであること
を意味する。破線で示す1つの重み関数は直線からなる一定の重み関数である。
実線で示す他の重み関数は、三角形の重み関数である。重み関数は、デジタルFI
Rフィルタにおけるインパルス応答関数である。 図8および図9には、それぞれ直線重み関数および三角形重み関数を用いた場
合のデジタルフィルタリングの結果が示されている.図8および図9の両場合に
おいて、周波数比は、0.687の直ぐ下から0.693の直ぐ上まで増大している。図8
から明らかなように、直線重み関数を用いると、量子化信号(quantitized sign
al)は、局部平均が平均入力に等しくなるような態様で、入力に隣接する2つの
レベル間で振動する。平均誤差は、1772ppmであると計算された。図9に示
すように、三角形の重み関数を使用して、量子化信号は83ppmの平均誤差で入
力を追跡する。 図10には、三角形重み関数を適用しかつ所望のデジタルフィルタリングを達
成するのに使用される例示のアキュムレータの概略図が示されている。図示の例
では、周波数アキュムレータは、7ビットカウンタ101と、14ビット加算器
103と、14ビットレジスタ105とを使用している。7ビットカウンタの出
力は、加算器の1つの入力に供給される。7ビットカウンタの機能は、0から1
27までカウントアップし、次に127から0までカウントダウンすることであ
る。127のカウントは、連続して2回行われる。この動作は、フリップ−フロ
ップ107を用いて達成される。フリップ−フロップは、同じ周波数Fsでクロッ
クされる。7ビット加算器のターミナルカウント信号は、フリップ−フロップへ
の入力である。フリップ−フロップの出力は、7ビットカウンタのカウントダウ
ン入力である。 「オーバサンプリングされた」データ流は、加算器の制御入力に接続される。
データ流の電流ビットが1であるとき、加算が行われる。電流ビットが0である
ときには、いかなる加算も行われない。加算器のキャリーイン入力(Carry In i
nput)は高に設定され、重み範囲が有効に1から128になるようにする。 14ビットレジスタはサンプル周波数Fsによりクロックされる。その出力は加
算器の他の入力に供給される。その入力は、加算器により作られた出力語を受け
入れる。14ビット加算器の機能は、256クロックの累算を行うことである。
256クロックの終時に、14ビット加算器の出力が、周波数比の推定量(esti
mator)として使用される。より詳しくは、図示の例では、アキュムレータの出
力は、R×128×129に等しくなり、ここで、Rは周波数比の推定量である。 上記技術は、位相弁別に容易に拡大できる。異なる設計の機能分担を必要とす
る、デジタル位相弁別についての種々の異なる方法および装置を以下に説明する
。 第1の方法は概念的には単純なものであるが、コンピュータとしては費用が嵩
むものである。図11Aに示すように、同じ観察周波数データ流および三角形重
み関数(図11B)に対応する同じ重みの組が使用される。比較的長時間に亘っ
てサンプリングされた周波数に対する基準周波数の比は、上記技術を用いて最初
に決定される。この周波数比推定量を求めて、前と同じであるが、サンプル時限
につき1回という頻度の比較的高速で周波数評価を計算することにより、短時間
周波数偏差が評価される。すなわち、各サンプル時限と同じ頻度で、図10の回
路を使用して、全ての連続サンプルが採取される。前に決定された周波数比(Fr
)からの各周波数評価(F)の差(ΔF)が計算され、適当な換算係数kが掛けら
れ、かつ対応する位相評価Pfを得るべく累算される(Pfの第1値は、理想評価と
比較すべく選択される、任意に選択された初期条件である。実際には、位相は、
信号特性の従来知識に基く値に初期化されるか、このような従来知識がない場合
には、位相変曲点の検出時にゼロに設定される)。 図11Cには、特定波形(実線)の実位相と、前述の位相評価法(破線)を用
いて評価された位相とを比較的する位相−プロットシミュレーションが示されて
いる。 上記「周波数差(frequency difference)」位相評価法は、比較的高速で周波
数評価を計算する必要があるため、コンピュータとして費用が嵩む。「予合計差
(pre-summation difference)」位相評価法は、この条件を不要にする。図12
に示すように、周波数評価から周波数比を減じる代わりに、周波数比Frがサンプ
リングされたデータ流自体から減じられる。データ流が1および0のみのビット
流でありかつ周波数比Fr=0.6875であると仮定すれば、予合計差Yは、2つのみの
値すなわち、Y=1−0.6875=0.3125またはY=0−0.6875=−0.6875のうちの1つと
なるであろう。Yの値は、対応する値PXを得るべく累算される。位相評価PPnは、
フィルタリング値が換算係数kで換算される点を除き、周波数評価の形成に関し
て前述したのと実質的に同じ方法で(例えば、同じ重み関数(図12B)を使用
して)PX値をフィルタリングすることにより求められる。 予合計差位相計算は、周波数差位相計算と数学的に同じであることを証明でき
る。従って、図12Cに示すシミュレーション結果は、図11Cと同じである。
しかしながら、予合計差位相計算を使用すれば位相点につき一回の計算だけで済
むため、ハードウェアの実現がかなり簡単になる。このようなハードウェアの実
現が図13に示されている。 図13の予合計差位相推定器(pre-summation difference phase estimator)
は、概略的に、第1アキュムレータACC1と、図10に関連して前述した重み発生
器と類似または同一の重み発生器WGと、第2アキュムレータACC2とを有している
。 アキュムレータACC1は、観察された周波数データ流のビット(または他の実施
形態では記号)に一致する位相数Pxiを作るべく機能し、かつマルチプレクサ1
301と、加算器1303と、レジスタ(例えば16ビットレジスタ)1305
とを有している。マルチプレクサ1301は、Xの値に従って可能性のある2つ
のYiの値のうちの1つの値選択し、かつYiを加算器1303に入力する。レジス
タの値がYiに加算され、Pxiを形成し、Pxiは次にレジスタにストローブされる。
従って、加算器1303およびレジスタ1305は、Pxi値を累算する。 Pxi値は、次に、乗算器1307と、加算器1309と、レジスタ1311と
を有するアキュムレータACC2においてフィルタリングされる。乗算器1307は
、重み発生器WGからの重みおよびアキュムレータACC1からのPxi値を受ける。そ
れぞれの重みとPxi値とは掛け合わされ、その積は例えば128クロックサイク
ルで累算されて、位相推定量PPが求められる。乗算器は、累算プロセス中に各席
に換算係数kを適用するように構成できる。 整数差位相計算(integer difference phase calculation)を用いれば、更に
簡単な実現を達成できるであろう。整数差位相計算は、数学的に前記方法と等価
ではないが、非常に緊密な関係を有している。図14に示すように、この方法は
、観察された周波数データ流に加えて、基準周波数が図4の捕獲回路(同じクロ
ックをもつ)に適用される場合に得られる基準周波数データ流を使用する。この
場合、整数差Xi−Riから連続合計(running sum)Diが形成される。例えば図1
4および図15に示したような多くの実用例では、Diは、専ら、1、0および−
1の値を有する。Diが他の値をとる一般的な場合が考えられかつ理解されるが、
本発明の例から、これも本発明の説明に包含されるものである。 位相評価は、前に説明したのと同じまたは同様な態様でDi値をフィルタリング
することにより形成される。図14Bと同じ三角形重み関数を使用できる。整数
差位相計算法は、前述の方法と同様に、同一のシミュレーション結果を作る(図
14C)。 図15に示すように、Dが専ら1、0および−1の値をとる場合には、対応す
るハードウェアの実現は大幅に簡単化される(例えば、図13のハードウェアと
比較して)。 図15の整数差位相推定器は、図13の整数差位相推定器と同様に、概略的に
、第1アキュムレータACC1と、重み発生器WGと、第2アキュムレータACC2とを有
している。このアキュムレータACC1の構成は、図13の対応構成とはかなり異な
っている。図15のアキュムレータACC1は、基準パターン発生器1501と、1
ビット減算器1503と、2ビット加算器1505と、2ビットレジスタ150
7とを有している。1ビット減算器1503は、それぞれのX値からそれぞれのR
値を減じる。2ビット加算器およびレジスタは、得られるDi値(この値は、前述
のように、1、0、−1のみに強制できる)を累算する。 重み発生器WGおよびアキュムレータACC2は、前述のように、図13におけるも
のと実質的に同じである。しかしながら、Diは専ら1、0および−1をとるので
、いかなる乗算器も不要である。それどころか、Di=1の場合には重み値が累算
値に加えられ、Di=−1の場合には重み値が減じられる(Di=0の場合には、累算
値は不変に維持される)。ハードウェアの乗算器を省略できることは、図15の
実施形態の特別な長所である。 位相評価の他の方法は、クロック測定位相計算法(clock measure phase calc
ulation method)と呼ばれるものである。図16Aに示すように、この方法は、
R、XおよびDに関する限り、前述の整数差位相計算法に類似している。しかしな
がら、この方法は、基準周波数データ流Rに加え、「クロック測定(clock measu
re)」数RG(これらの数は、図2に示された数と同じである)を使用する。また
、図16Bに示すように、使用される重み関数は、非常に異なっている。クロッ
ク測定位相評価PCは、次の公式を用いて得ることができる。 PC=k(D−frac(RG)+0.5+Σi(Wi ・Xi+n−64)) 図16Cには、クロック測定位相計算法を用いたシミュレーション結果が示さ
れている。 図17に示すように、クロック測定位相推定器は、概略的に、第1アキュムレ
ータACC1と、重み発生器WGと、第2アキュムレータACC2とを有する。推定器はま
た、合計ブロック1701を有する。 アキュムレータブロックACC1は、図15のアキュムレータブロックACC1と実質
的に同じものである。しかしながら、基準パターン発生器は、アキュムレータAC
C1内で使用される基準周波数データ流Rおよび合計ブロック1701に入力され
るクロック測定データ流RGの両者を発生することに留意されたい。 重み発生器は、カウンタ1703と、重み発生器論理1705とを有している
。 アキュムレータACC2は、加算器1707と、レジスタ1709とを有している
。X=1のとき、重み発生器からの重み値がレジスタ1709のコンテンツに加算
される。加算器の出力は、例えば128クロックサイクルでアキュムレータ演算
を行うレジスタの新しい入力となる。 ACC2の累算の終時に、ACC1およびACC2の出力は、対応するRG値と一緒に、合計
ブロック1701で合計される。 当業者ならば、本発明は、その本質的特徴から逸脱することなく他の特定形態
に具現できることが理解されよう。従って、本願に開示された実施形態は、全て
の点で例示であり、制限的なものではない。本発明の範囲は、上記説明によって
ではなく、特許請求の範囲の記載によって定められるものであり、本発明の意味
および均等物の範囲内のあらゆる変更は、特許請求の範囲に包含されるものであ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の一実施形態による周波数サンプリングに適用されるシグマ−デルタ変
調器およびサンプリング回路のサンプリングされたデータモデルを示すブロック
図である。
【図2】 入力周波数が基準周波数の0.6875倍である場合の図1の回路モデルの演算を説
明するための表である。
【図3】 周波数サンプリングに適用される図1の回路モデルの演算原理を示すタイミン
グ図である。
【図4】 図1の回路モデルで説明した周波数サンプリングの一例を示す概略図である。
【図5】 図4の周波数サンプリング回路の作動を示す第1タイミング図である。
【図6】 図4の周波数サンプリング回路の作動を示す第2タイミング図である。
【図7】 図4周波数サンプリング回路のような回路により作られるデジタルビット流の
デジタルフィルタリングの遂行に使用される2つの異なる重み関数を示すグラフ
である。
【図8】 一定の重み関数を用いてデジタル周波数弁別器から得た精度を示すグラフであ
る。
【図9】 三角形重み関数を用いてデジタル周波数弁別器から得た精度を示すグラフであ
る。
【図10】 図4の周波数サンプリング回路のような周波数サンプリング回路に関連して使
用されるデジタルフィルタの一例を示すブロック図である。
【図11A】 デジタル位相弁別の一方法を示す表である。
【図11B】 図11Aの方法の結果を示すプロットである。
【図11C】 図11Aおよび図11Bに関連して使用される重み関数を示すプロットである
【図12A】 デジタル位相弁別の他の方法を示す表である。
【図12B】 図12Aの方法の結果を示すプロットである。
【図12C】 図12Aおよび図12Bに関連して使用される重み関数を示すプロットである
【図13】 図12の技術によるデジタル位相弁別ハードウェアを示すブロック図である。
【図14A】 デジタル位相弁別の更に別の方法を示す表である。
【図14B】 図14Aの方法の結果を示すプロットである。
【図14C】 図14Aおよび図14Bに関連して使用される重み関数を示すプロットである
【図15】 図14の技術によるデジタル位相弁別ハードウェアを示すブロック図である。
【図16A】 デジタル位相弁別の更に別の方法を示す表である。
【図16B】 図16Aの方法の結果を示すプロットである。
【図16C】 図16Aおよび図16Bに関連して使用される重み関数を示すプロットである
【図17】 図16の技術によるデジタル位相弁別ハードウェアを示すブロック図である。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (81)指定国 EP(AT,BE,CH,CY, DE,DK,ES,FI,FR,GB,GR,IE,I T,LU,MC,NL,PT,SE),OA(BF,BJ ,CF,CG,CI,CM,GA,GN,GW,ML, MR,NE,SN,TD,TG),AP(GH,GM,K E,LS,MW,SD,SZ,UG,ZW),EA(AM ,AZ,BY,KG,KZ,MD,RU,TJ,TM) ,AL,AM,AT,AU,AZ,BA,BB,BG, BR,BY,CA,CH,CN,CU,CZ,DE,D K,EE,ES,FI,GB,GD,GE,GH,GM ,HR,HU,ID,IL,IS,JP,KE,KG, KP,KR,KZ,LC,LK,LR,LS,LT,L U,LV,MD,MG,MK,MN,MW,MX,NO ,NZ,PL,PT,RO,RU,SD,SE,SG, SI,SK,SL,TJ,TM,TR,TT,UA,U G,US,UZ,VN,YU,ZW

Claims (22)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 第2クロック信号に従って第1クロック信号をサンプリングし
    てデジタルビットの流れを作る段階と、 このデジタルビットの流れから位相を表示するデジタル語を形成する段階とを
    有することを特徴とする第2クロック信号を用いて第1クロック信号の位相を決
    定する方法。
  2. 【請求項2】 前記デジタル語を形成する段階が、デジタルビットの流れをフ
    ィルタリングすることからなることを特徴とする請求項1に記載の方法。
  3. 【請求項3】 第2クロック信号に従って第1クロック信号をサンプリングし
    てデジタルビットの流れを作る手段と、 このデジタルビットの流れから位相を表示するデジタル語を形成する手段とを
    有することを特徴とする第2クロック信号を用いて第1クロック信号の位相を決
    定する装置。
  4. 【請求項4】 前記デジタル語を形成する手段がデジタルフィルタを有してい
    ることを特徴とする請求項3に記載の装置。
  5. 【請求項5】 前記デジタルフィルタは、異なるデジタルビットに異なる重み
    が適用される重み関数を用いていることを特徴とする請求項4に記載の装置。
  6. 【請求項6】 第2クロック信号に従って第1クロック信号をサンプリングし
    てデジタル記号の流れを作る段階と、 このデジタル記号の流れから位相を表示するデジタル値を形成する段階とを有
    することを特徴とする第2クロック信号を用いて第1クロック信号の位相を決定
    する方法。
  7. 【請求項7】 前記デジタル値を形成する段階が、デジタルビットの流れをフ
    ィルタリングすることからなることを特徴とする請求項6に記載の方法。
  8. 【請求項8】 第2クロック信号に従って第1クロック信号をサンプリングし
    てデジタル記号の流れを作る手段と、 デジタルビットの流れから位相を表示するデジタル値を形成する手段とを有す
    ることを特徴とする第2クロック信号を用いて第1クロック信号の位相を決定す
    る装置。
  9. 【請求項9】 前記デジタル値を形成する手段がデジタルフィルタを有してい
    ることを特徴とする請求項8に記載の装置。
  10. 【請求項10】 前記デジタルフィルタは、異なるデジタルビットに異なる重
    みが適用される重み関数を用いていることを特徴とする請求項9に記載の装置。
  11. 【請求項11】 他方のクロック信号に従って一方のクロック信号をサンプリ
    ングしてデジタルビットまたは記号の第1流れを作る段階を有し、各デジタルビ
    ットまたは記号は、他方のクロック信号の特定時限中に生じる一方のクロック信
    号の所定の極性の多数の遷移を表し、デジタルビットまたは記号の流れは更に処
    理されて相対位相を決定することを特徴とする他方のクロック信号を用いて一方
    のクロック信号の位相を表すデータ流を作る方法。
  12. 【請求項12】 周波数差位相計算を使用し、 前記流れをフィルタリングして、クロック信号の周波数の平均比を得る段階と
    、 前記流れをフィルタリングして、クロック信号の周波数の比の一連の短時間評
    価を得る段階と、 各評価について、評価と周波数の平均比との差を計算しかつ該差を位相増分に
    変換する段階と、 位相増分を累算して連続位相評価を作る段階とを更に有することを特徴とする
    請求項11に記載の方法。
  13. 【請求項13】 予合計差位相計算を使用し、 前記各デジタルビットまたは記号からクロック信号の周波数の比を減じること
    によりデジタル値の第1流れを作る段階と、 デジタル値の第2流れを累算することによりデジタル値の第2流れを作る段階
    と、 このデジタル値の第2流れをフィルタリングする段階とを更に有することを特
    徴とする請求項11に記載の方法。
  14. 【請求項14】 前記他方のクロック信号が前記一方のクロック信号に従って
    サンプリングされるときに生じるデジタルビットまたは記号の第2流れを作る段
    階と、 第1流れのビットまたは記号から第2データ流のビットまたは記号を減じて、
    デジタルビットまたは記号の第3流れを作る段階と、 デジタルビットまたは記号の第3流れを累算して、各々が1、0、−1のうち
    の1つの値をもつデジタルビットまたは記号の第4流れを形成する段階とを更に
    有することを特徴とする請求項11に記載の方法。
  15. 【請求項15】 整数差位相計算法を使用し、 デジタルビットまたは記号の第4流れをフィルタリングする段階を更に有する
    ことを特徴とする請求項14に記載の方法。
  16. 【請求項16】 クロック測定位相計算を使用し、 前記デジタルビットまたは記号の第1流れをフィルタリングしてフィルタリン
    グ値を作る段階と、 前記一方のクロック信号が前記他方のクロック信号に従ってシグマ−デルタ変
    調されるときに生じるデジタル値の第5流れを作る段階と、 前記第4データ流から得た値と、前記第5データ流から得た値の小数部分との
    差を形成する段階と、 前記差と前記フィルタリング値とを結合する段階とを更に有することを特徴と
    する請求項14に記載の方法。
  17. 【請求項17】 双曲型重み関数を用いてフィルタリングを行うことを特徴と
    する請求項16に記載の方法。
  18. 【請求項18】 第1クロック信号が供給される第1入力ターミナルと、第2
    クロック信号が供給される第2入力ターミナルとを有し、出力信号としてデジタ
    ルビットまたは記号の流れを作り、各デジタルビットまたは記号は、他方のクロ
    ック信号の特定時限中に生じる一方のクロック信号の所定の極性の多数の遷移を
    表し、デジタルビットまたは記号の流れは更に処理されて相対位相を決定するこ
    とを特徴とする他方のクロック信号を用いて一方のクロック信号の位相を表すデ
    ータ流を作る回路。
  19. 【請求項19】 重み発生器と、 第1アキュムレータと、 第2アキュムレータとを有し、第1アキュムレータが、入力としてデジタルビ
    ットまたは記号の流れを受けかつビットまたは記号の出力流を作り、重み発生器
    が一連の重みを作り、第2アキュムレータが一連の重みおよびビットまたは記号
    の出力流を受けかつ位相評価を作ることを特徴とする請求項18に記載の装置。
  20. 【請求項20】 前記第2アキュムレータがハードウェア乗算器を有している
    ことを特徴とする請求項19に記載の装置。
  21. 【請求項21】 前記第1アキュムレータが基準パターン発生器を有し、前記
    出力流が記号1、0、−1からなり、前記第2アキュムレータが加算器/減算器
    を有することを特徴とする請求項19に記載の装置。
  22. 【請求項22】 重み発生器と、 第1アキュムレータと、 第2アキュムレータと、 合計ブロックとを有し、第1アキュムレータが、入力としてデジタルビットま
    たは記号および一連の重みの流れを受けかつ記号の第1出力流を作り、第2アキ
    ュムレータが入力としてデジタルビットまたは記号の流れを受けかつ記号の第2
    出力流を作り、合計ブロックが、第1アキュムレータおよび第2アキュムレータ
    からの出力を合計して位相評価を作ることを特徴とする請求項18に記載の装置。
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