JP2003521848A - スパイラルアンテナ - Google Patents

スパイラルアンテナ

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JP2003521848A
JP2003521848A JP2001508542A JP2001508542A JP2003521848A JP 2003521848 A JP2003521848 A JP 2003521848A JP 2001508542 A JP2001508542 A JP 2001508542A JP 2001508542 A JP2001508542 A JP 2001508542A JP 2003521848 A JP2003521848 A JP 2003521848A
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spiral antenna
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ヴィックスフォルト トーマス
グシュヴェントナー エーベルハルト
パーレバス ジーン
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Robert Bosch GmbH
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    • HELECTRICITY
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    • H01Q23/00Antennas with active circuits or circuit elements integrated within them or attached to them
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    • H01Q9/16Resonant antennas with feed intermediate between the extremities of the antenna, e.g. centre-fed dipole
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  • Remote Sensing (AREA)
  • Variable-Direction Aerials And Aerial Arrays (AREA)
  • Details Of Aerials (AREA)

Abstract

(57)【要約】 本発明では、異なる放射特性を有し様々なモードで給電可能なスパイラルアンテナ(1)が提案されている。このスパイラルアンテナ(1)は4つのほぼ並行して案内された導電性のスパイラルアーム(11,12,13,14)を含んでいる。これらのスパイラルアーム(11,12,13,14)のそれぞれの内部スパイラルアーム端部(5,6,7,8)は、信号の受信および/または給電のために、共面線路(2)に接続されている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】 従来技術 本発明は請求項1の上位概念によるスパイラルアンテナに関している。
【0002】 1990年発行のR.G.Corzine, J.A.Moskos, Artech House著による公知文献
“Four-Arm Spiral Antennas”からは既に4本アーム形スパイラルアンテナが公
知である。
【0003】 発明の利点 請求項1の特徴部分に記載の本発明によるスパイラルアンテナは、それに比べ
て次のような利点を有している。すなわちスパイラルアームのそれぞれ内方のス
パイラルアーム端部が給電および/または信号受信のための同一平面上の線路(
以下では共面線路とも称する)に接続される利点を有している。この共面線路の
利用によって、スパイラルアンテナの給電ポイントにおける位相位置設定のため
のもしくは給電すべき電界の対称化ないし非対称化のための給電網が省かれ、そ
れに伴ってコストの節約が達成される。
【0004】 さらなる利点は、スパイラルアンテナが共面線路の利用によって、全方向性の
放射特性生成のための第1のモードでも、スパイラル面に対して垂直方向に方向
付けられる放射特性生成のための第2のモードでも作動可能である。このように
して、スパイラルアンテナは、様々な機能サービスのための組合せアンテナとし
て使用できる。
【0005】 本発明の別の有利な構成例及び改善例は、従属請求項に記載されている。
【0006】 特に有利には、共面線路とスパイラルアンテナが様々な担体材料に被着可能で
ある。共面線路からスパイラルアンテナまでの移行部は、場合によっては生じる
誘電率の跳躍的な変化に依存しない。それにより低誘電率の担体材料がスパイラ
ルアンテナ用に選択可能となる。これにより良好な放射が達成される。同時に高
誘電率の担体材料が共面線路に対して選択可能となる。これによって共面線路の
長さを低減でき、共面線路からの寄生放射が抑圧され、それによって共面線路は
、スパイラルアンテナの放射電磁界に依存しなくなる。
【0007】 さらなる利点は、共面線路が少なくとも部分的にテーパー状に構成されている
。これにより、共面線路のインピーダンスをスパイラルアンテナの入力インピー
ダンスに整合するための付加的なネットワークを何ら必要としなくなる。
【0008】 図面 図面には本発明の実施例が示されており、これらは以下の明細書で詳細に説明す
る。この場合、 図1は、共面線路を備えたスパイラルアンテナを3次元マップで示したものであ
り、 図2は、テーパー状の共面線路の平面図であり、 図3は、全方向性の放射モードに対する電流ベクトルを有するスパイラルアンテ
ナの平面図であり、 図4は、方向付けされた放射を有する放射モードのための電流ベクトルを備えた
スパイラルアンテナであり、 図5は、対称的な電界分布を有する3ゲートを示したものであり、 図6は、非対称的な電界分布を有する3ゲートを示したものである。
【0009】 実施例の説明 図1には、符号1でスパイラルアンテナが示されている。このスパイラルアン
テナ1は第1のスパイラルアーム11と、第2のスパイラルアーム12と、第3
のスパイラルアーム13と、第4のスパイラルアーム14を含んでいる。このス
パイラルアンテナの中央では、第1のスパイラルアーム11が第1の内部スパイ
ラルアーム端部5を有し、第2のスパイラルアーム12は、第2の内部スパイラ
ルアーム端部6を有し、第3のスパイラルアーム13は、第3の内部スパイラル
アーム端部7を有し、第4のスパイラルアーム14は、第4の内部スパイラルア
ーム端部8を有している。第3の内部スパイラルアーム端部7は透視図に基づい
て図1中には示されていないが、しかしながら図3と図4の平面図には示されて
いる。これらの4つのスパイラルアーム11,12,13,14は、ほぼ並列に
案内されている。さらに図1及び図2では、第1の内部線路21と第1の基準電
位面22と第2の基準電位面23を備えた共面線路が示されている。4つのスパ
イラルアーム11,12,13,14導電性の材料から形成され、第1の担体材
料45上に被着されている。これらのスパイラルアーム11,12,13,14
は、例えば金属から形成されていてもよい。第1の内部線路21と第1の基準電
位面22並びに第2の基準電位面23も導電性材料から形成され、第2の担体材
料50上に被着されている。第1の担体材料45と第2の担体材料50は、同じ
担体材料であり得る。しかしながら第1の担体材料45と第2の担体材料50は
、異なった材料であってもよい。第1の導電性ブリッジ40(これは例えば第1
の担体材料45上に被着されている)を介して第1のスパイラルアーム端部5が
第3の内部スパイラルアーム端部7に導電的に接続されている。その際第1の内
部スパイラルアーム端部5と第3の内部スパイラルアーム端部7は、図3及び図
4に示されているように相互に対向している。また第2の内部スパイラルアーム
端部6と第4の内部スパイラルアーム端部8も図3及び図4に示されているよう
に相互に対向している。但しこの場合は必ずしも導電性のブリッジによって相互
に接続される必要はない。スパイラルアンテナ1から放射される信号を用いたス
パイラルアーム11,12,13,14の給電は、相応の内部スパイラルアーム
端部5,6,7,8と共面線路2を介して行われる。図1によればこの共面線路
2は、スパイラルアンテナ1の平面に対して垂直に配置され、スパイラルアンテ
ナ1の中央に案内されている。その際第1の内部線路21が導電的に第1の導電
性ブリッジ40に接続される。第1の基準電位面22は、導電的に第2の内部ス
パイラルアーム端部6に接続されている。第2の基準電位面23は、導電的に第
4の内部スパイラルアーム端部8に接続されている。共面線路2は、スパイラル
アンテナ1から放射される信号のスパイラルアンテナへの給電に用いられ、さら
に付加的または代替的に、スパイラルアンテナ1を通る信号の受信にも用いられ
る。
【0010】 スパイラルアンテナ1は、例えばそのスパイラルアーム11,12,13,1
4が45゜の回転のもとで完全に次のような領域、すなわち回転前にはスパイラ
ルアーム11,12,13,14間の自由空間を形成していた領域にマッピング
される場合には、自己相補形として特徴付けられる。相応にそのような回転のも
とでは、回転前に生じていた自由空間が、回転前にスパイラルアーム11,12
,13,14を形成していた領域に完全にマッピングされる。回転軸はこれらの
2つのケースにおいてスパイラルアンテナ1の中心を、スパイラルアンテナ1平
面に対して垂直に通っており、従って以下の明細書では中心軸とも称するものと
する。
【0011】 スパイラルアーム11,12,13,14の幅をそれらの螺旋が自己相補的に
なるように選択すれば、内部スパイラルアーム端部5,6,7,8において94
Ωの入力インピーダンスが生じる。この入力インピーダンスは、それぞれのスパ
イラルアーム11,12,13,14間の自由空間の幅に対する比において、ス
パイラルアームが薄くなる毎に上昇し、スパイラルアームが広幅になる毎に低減
する。このインピーダンスを従来要求されていた50Ωのインピーダンスに整合
するには、インピーダンス変換が必要となり、これは例えば共面線路2のテーパ
ー化によって得ることができる。図2には、共面線路2が単独で示されている。
この場合図1のものと同じ要素には同じ符号が付されている。図1及び図2によ
れば、第1の内部線路21と第1の基準電位面22および第2の基準電位面23
は、スパイラルアンテナ1との接続部から出発して図1及び図2には示されてい
ない、共面線路2のスパイラルアンテナ1とは反対側の給電網および/または受
信網の方向に向けて広幅化されている。この広幅化は図1と図2によれば線形で
あり、それによって共面線路2の線形なテーパー化が生じている。しかしながら
共面線路の非線形的なテーパー化も可能であり、例えば指数的に変化するテーパ
ー化なども可能である。テーパー化されている共面線路2の長さは、スパイラル
アンテナ1の平均作動周波数の波長の少なくとも1/4の長さでなければならな
い。スパイラルアーム11,12,13,14の幅に応じて内部スパイラルアー
ム端部5,6,7,8に相応の入力インピーダンスが生じるので、共面線路2の
相応のテーパー化によって当該入力インピーダンスを所期の50Ωに整合するこ
とが可能である。従ってこのテーパー化により共面線路2をスパイラルアンテナ
1の幾何学構造に整合できる。
【0012】 共面線路2を介してスパイラルアンテナ1は、簡単な手法で信号放射のために
給電され得る。その場合2つの異なる放射特性が生じ得る。1つはスパイラルア
ンテナ1の平面に対して垂直でゼロ位置を有する全方向性の放射特性である。こ
の全方向性放射特性は特に地上無線サービスを用いたモバイル用に適している。
もう1つは、スパイラルアンテナ1の平面に対して垂直なメイン放射方向を有す
る放射特性である。これは円偏光適用下の衛星支援されたナビゲーション及びコ
ミュニケーションサービスに特に適している。このスパイラルアンテナ1を用い
ることによって、全方向性放射特性を有する第1のモードもしくは全方向性モー
ドと、スパイラルアンテナ1の平面に対して垂直なメイン放射方向(以下では天
頂放射とも称する)を有する放射特性の第2のモードないし天頂モードが実現で
きる。
【0013】 図3及び図4には、異なるモードまたは放射特性の発生を説明するために同じ
スパイラルアンテナ1が示されており、この場合同じ構成要素には同じ符号が付
されている。図中の矢印は、現下でのスパイラルアーム11,12,13,14
上の電流ベクトルを再生したものである。この場合図3では全方向性モードの電
流分布が示されており、それに対して図4では天頂モードの電流分布が示されて
いる。
【0014】 図3による全方向性モードでは、第1のスパイラルアーム11と第3のスパイ
ラルアーム13が同相で給電される。第2のスパイラルアーム12と第4のスパ
イラルアーム14も同相で給電されるが、但し第1のスパイラルアーム11およ
び第3のスパイラルアーム13とは180゜位相がずれている。このことは図3
中に示された現下の電流分布において内部スパイラルアーム端部5,6,7,8
、すなわち給電点における電流ベクトルの方向によって表わされている。図3に
よれば隣接するスパイラルアームの内方スパイラルアーム端部における電流ベク
トルは、それぞれ逆位相であり、つまり180゜位相がずれている。給電点にお
けるこの電流分布と幾何学的観察に従って、スパイラルアンテナ1の放射領域が
定められる。スパイラルアンテナ1は、隣接するスパイラルアームの電流が同相
となる箇所から放射する。第1の固定角φから第2の固定角φまでのスパイ
ラルアームの種々異なる経路長に基づいて、隣接するスパイラルアームを走行す
るウエーブ間の位相差も変化する。その際2つの固定角φ,φは円筒形座標
系において定められ、その中心軸線はスパイラルアンテナ1の中央を垂直に貫い
て延在する。給電点におけるないしはスパイラルアンテナ中央の内部スパイラル
アーム端部における隣接するスパイラルアーム間の180゜の位相差は、第1の
半径rのもとで0゜に低減する。隣接するスパイラルアーム間の同相性は、波
長λもしくは波長λの倍数の経路差のもとで、これらのスパイラルアームにおけ
る、スパイラルアンテナ1の中心軸に対して点対称に相互に対向しているポイン
ト間で達成され得る。なぜならそのような点対称の対向しているポイントにおけ
る電流は、スパイラルアンテナ1の中心までのその間隔に依存することなく逆の
空間方向に方向付けされるからである。この場合この経路差は、隣接するスパイ
ラルアームでの対向するポイント間で進むべき区間に相応している。これらのス
パイラルアームの相対向するポイントにおける電流は、図3に示されているよう
に逆の空間方向に配向されている。この条件下でスパイラルアンテナ1の中心に
対して次に存在するスパイラルアンテナ1の放射領域のもとでは、前述した経路
差が波長λに相応する。それにより、スパイラルアームの範囲が2λとなる箇所
で放射が生じる。この場合前記λは、スパイラルアーム上の波の波長である。第
1の半径rは、スパイラルアンテナ1の半径rよりも大きくはならないので、
以下の関係式、 2λ=2πr=2πr を用いて限界条件が与えられる。この結果からは、全方向性モードにおけるスパ
イラルアンテナ1の下方限界周波数fmin1が以下の式、 fmin1=c/(πr) から得られる。この場合スパイラルアンテナ1上の波の伝播速度は、cで表わさ
れる。スパイラルアンテナ1は、全方向性モードにおいては、第1の下方限界周
波数fmin1の上方でのみ放射する。相対向するポイントの電流は逆の空間方
向に配向されているという事実に基づいて、スパイラルアンテナ1の平面に対し
て垂直なこれらの電流の放射成分は打ち消され、スパイラルアンテナ1の平面に
対して並行な方向で構造的に重畳される。それによって全方向性の放射モードが
得られる。
【0015】 図3では放射に要する1/2経路差が双方向矢印によって示されている。この
場合1/2経路差は1/2波長(λ/2)に相応しており、隣接するスパイラルア
ーム上でのこの距離を進むと図3中の電流ベクトルの反転で示されているように
、位相位置の反転が起こる。
【0016】 図4による天頂モードの場合は、第2のスパイラルアーム12と第4のスパイ
ラルアーム14が180゜の位相差で給電される。それに対して第1のスパイラ
ルアーム11と第3のスパイラルアーム13(これらは第1のブリッジ40を介
して共面線路2の第1の内部線路21に接続されている)は、第2のスパイラル
アーム12と第4のスパイラルアーム14の電位の間の中間の固定のゼロ電位に
おかれている。それにより第2のスパイラルアーム12と第4のスパイラルアー
ム14の上でのみ電流分布が生じる。この電流分布は図4中矢印で表わされてい
る。それに対して第1のスパイラルアーム11と第3のスパイラルアーム13上
には電流が流れない。この場合隣接する電流の流れるスパイラルアームの結合電
流は考慮されない。同じように第2の内部スパイラルアーム端部6と第4の内部
スパイラルアーム端部8によって形成される給電点における電流分布と幾何学的
観察を用いて全方向性モードの時のようにこの天頂モードのもとでの放射領域が
定められる。放射はこの天頂モードの場合でも、隣接するスパイラルアーム(こ
れは無電流のさらなるスパイラルアームによって分離されている場合でも)の電
流が同相となるところで生じる。第1のスパイラルアーム11または第3のスパ
イラルアーム13によって分離された隣接するスパイラルアーム12,14だけ
の電流は、第2のスパイラルアーム12ないしは第4のスパイラルアーム14上
の経路差が、互いに点対称に相対向するするポイントλ/2またはその奇数倍の
間となる場合に同相となる。相互に相対向する給電点の電流もしくは第2の内部
スパイラルアーム端部6と第4の内部スパイラルアーム端部8における電流は、
同じ空間方向に向けられので、経路長に対する前述した条件のもとで、第2のス
パイラルアーム12と第4のスパイラルアーム14のそれぞれ点対称に対向して
いる全てのポイントにおける電流が同じ空間方向に向けられる。そのためこれら
の点対称に相対向するポイント間の第2のスパイラルアーム12と第4のスパイ
ラルアーム14の位相差は180゜である。つまり第2の半径rのもとで、放
射は発生する。この場合第2のスパイラルアーム12もしくは第4のスパイラル
アーム14の周囲が波長λと同じである。限界条件は、ここでも次のように与え
られる。すなわち第2の半径rがスパイラルアンテナ1の半径rよりも大きく
ならないように与えられる。すなわち第2の下方限界周波数fmin2は、以下
の関係式 λ=2πr2=2πr によって導出され、以下の式 fmin2=c/(2πr) によって定められる。第2のスパイラルアーム12ないしは第4のスパイラルア
ーム14の相対向するポイントの電流は同じ空間方向に配向されているという事
実に基づいて、これらの電流の放射成分は、スパイラルアンテナ1の平面に対し
て垂直方向で構造的に重畳される。それによってスパイラルアンテナ1の平面に
対して垂直方向で最大の放射特性が得られる。これは天頂放射とも称する。
【0017】 図3及び図4によれば、スパイラルアンテナはアルキメデス螺旋の形態で説明
されてきた。しかしながらスパイラルアンテナ1の形態は、専らこのアルキメデ
ス螺旋形態に限定されるものではない。スパイラル構造は例えば対数周期であっ
てもよい。
【0018】 以下ではスパイラルアンテナ1の給電用の共面線路2を用いた2つのモードの
発生手段を図5と図6に基づいて説明する。図5では符号55でいわゆる3ポー
トが示されている。このポートは第1のポート60と、第2のポート65と、第
3のポート70を有している。この3ポート55は、第3の担体材料75を含ん
でおり、これは第1の担体材料45ないしは第2の担体材料50と同じか異なっ
ていてもよい。この第3の担体材料75上には、第2の内部線路30と、第3の
内部線路31が配設されている。この場合第2の内部線路30と第3の内部線路
31は相互に電気的に分離されており、そのため相互に導電的なコンタクトは生
じない。さらに3ポート55は、第3の基準電位面35と第4の基準電位面36
を含んでいる。これらの第2の内部線路30と、第3の内部線路31と、第3の
基準電位面35と、第4の基準電位面36は、導電的に例えば金属化されて構成
されている。第2の内部線路30と第3の内部線路31は、第3の担体材料75
によって第3の基準電位面35と第4の基準電位面36からそれぞれ内部線路3
0,31を囲繞するスリットの形態で電気的に絶縁されている。第2の内部線路
30は、当該3ポート55を左半部と右半部に分割している。左半部では第3の
内部線路31が第2の内部線路30に対して垂直方向に延在している。第3の基
準電位面35は、専ら3ポート55の左半部に存在している。第4の基準電位面
36は専ら3ぽーど55の右半部に存在している。3ポート55の第1のポート
60は、スパイラルアンテナ1とは反対側の共面線路2端部に接続されている。
この場合第2の内部線路30は第1の内部線路21に接続される。第3の基準電
位面35は、第1のポート60において第2の基準電位面23に接続される。第
4の基準電位面36は、第1のポート60において第1の基準電位面22に接続
される。第2の内部線路30の、第1のポート60に対向する端部において、3
ポート55は第2のポート65を含んでおり、この第2のポート65も、第1の
内部線路30と、第3の基準電位面35と、第4の基準電位面36から形成され
、全方向性モードの信号給電のために用いられている。第3のポート70は、第
3の内部線路31と第3の基準電位面35によって形成され、天頂モードの放射
のための信号給電に用いられる。第2の導電性、例えば金属性のブリッジ32を
介して、第3の基準電位面35と、第4の基準電位面36が導電的に相互に接続
される。第3の導電性の例えば金属性のブリッジ33を介して、第3の内部線路
31が第4の基準電位面36と導電的に接続される。この場合第2のブリッジ3
2は、第3のブリッジ33から第2のポート65方向に離隔されている。
【0019】 全方向性の放射特性の形成は、給電される共面線路2上の電界分布を対称的に
することによって達成される。このことはいわゆる“Odd Mode”に相応する。こ
の対称的な電界分布は、図5の実施例において、第3の基準電位面35ないし第
4の基準電位面36と、第2の内部線路30の間のスリット内の矢印によって示
されている。第3の基準電位面35と第4の基準電位面36を第2の内部線路3
0の両側で同じ電位に維持している第2のブリッジ32は、この場合障害とはな
らない。なぜなら“Odd Mode”のもとでは第3の基準電位面35と第4の基準電
位面36が初めから同じ電位におかれるからである。それにより、第4の基準電
位面36を第3の内部線路31に接続している第3のブリッジ33も障害とはな
らない。なぜなら第3の内部線路31も第4の基準電位面36の電位におかれて
いるからである。この第3の内部線路31はそれにより第2の内部線路30から
減結合される。
【0020】 スパイラルアンテナ1上での天頂モードの形成は、給電すべき共面線路2上と
第2の内部線路30上での非対称的な電界分布によって達成される。図6にはこ
の電界分布(これは以下では“Even Mode”とも称する)が、第3の基準電位面
35ないし第4の基準電位面36と、第2の内部線路30の間の第3の担体材料
75によって形成されたスリット内の相応の矢印によって表わされている。この
図6も図5と同じ3ポート55であるので、同じ構成要素には同じ符号が付され
ている。非対称的な電界分布は、前述したような3ポート55上での第2の内部
線路30、第3の内部線路31、第2のブリッジ32,第3のブリッジ33の配
置構成によって形成される。その際第3ポート70では“Odd-Mode”が形成され
、これは第3の内部線路31と第3の基準電位面35の間で対称的な電界分布を
引き起こす。この電界分布は図6中において第3の基準電位面35と第3の内部
線路の間で第3の担体材料75によって形成されたスリット内の矢印によって示
されている。第3のポート70から第1のポート60への簡単に形成される“Od
d-Mode”の結合に関しては、公知文献“Uniplanar MMIC-A Proposed New MMIC S
tructure von Thirota, Y. Tarusawa, H. Agawa, IEEE Transactions on Microw
ave Theory and Technics, vol. 35, no.6, pp. 576-581, june 1987”に記載が
ある。第3ポート70において形成される“Odd-Mode”は、第3の内部線路31
と第3の基準電位面35の間の電位差を形成する。第4の基準電位面36は、第
3のブリッジ33によって第3の内部線路31と同じ電位におかれる。それによ
り、第3の基準電位面35と第4の基準電位面36の間に電位差が生じる。この
電位差は“Even Mode”を引き起こし、これは第1ポート60と第2ポート65
の間で両方向に拡散する。この“Even Mode”の第2ポート65方向への拡散と
、全方向性モードのための給電方向への拡散の抑圧のために、第2のブリッジ3
2が設けられている。この第2のブリッジ32は、第3の基準電位面35と第4
の基準電位面36を同じ電位に維持しており、それによって“Even Mode”の拡
散が抑圧される。つまりこの拡散は、第2ブリッジ32において反射され、そこ
から逆方向に第1ポート60まで拡散する。使用される平均作動周波数に関して
第3のブリッジ33から1/4波長の間隔で第2のブリッジ32を設けることに
より、第2のブリッジ32において反射された“Even Mode”と、第3ポート7
0から直接第1ポート60方向に結合される“Even Mode”は構造的に重畳され
、“Even Mode”として第1ポート60方向、ひいてはスパイラルアンテナ1方
向に拡散する。
【0021】 このようにして、第3ポート70は第2ポート65から減結合される。前述し
た作用形態は、スパイラルアンテナ1を用いた送信に対しても受信に対しても有
効であるので、第2ポート65と第3ポート70においては、様々な空間方向か
ら当該スパイラルアンテナ1に入射する相互に減結合された2つの信号が受信可
能である。
【0022】 前述した給電との組合せによる全方向性モードの形成は、周波数に依存して行
われるのに対して、第2のブリッジ32の位置に依存した天頂モードの形成は所
定の周波数帯域に限定されている。この場合全方向性モードと天頂モードは3ポ
ート55を介して同時に給電可能である。全方向性モードと天頂モードにおける
同時受信も前述した3ポート55を用いることによって可能である。また相応す
る他のモードでの同時の送受信も前述の3ポート55を用いることによって可能
である。
【0023】 スパイラルアンテナ1からの全方向性モードもしくは天頂モードでの放射に対
する下方限界周波数は、共面線路2におけるテーパー化の長さによっても操作で
きる。その際この下方限界周波数は、共面線路2上のテーパー部分の延長によっ
て低減可能である。
【0024】 共面線路2からスパイラルアンテナ1への移行部は、担体材料の誘電率におけ
る跳躍的な変化には依存しない。その際スパイラルアンテナ1に対してはロープ
リミティブな第1の担体材料45が選択されてもよい。それにより、共面線路2
に対してハイプリミティブな第2の担体材料50が同時に選択された場合には良
好な放射が達成される。このことは共面線路2の長さの短縮を可能にし、共面線
路2による寄生放射を抑圧し、もしくは共面線路2をスパイラルアンテナ1の放
射フィールドに依存させなくする。
【0025】 スパイラルアンテナ1は、特に自動車のボディへのフラットな組込みに適して
おり、特に自動車のルーフやトランクのドアへの組込みに適している。なぜなら
これによって空力特性にも影響を与えず美観も損なわない組込みが実現できるか
らである。このようにして、自動車に取付け孔を空ける必要のない簡単なスパイ
ラルアンテナの組付けが達成される。これによりボディの腐食も避けられる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 共面線路を備えたスパイラルアンテナを3次元マップで示したものである。
【図2】 テーパー状の共面線路の平面図である。
【図3】 全方向性の放射モードに対する電流ベクトルを有するスパイラルアンテナの平
面図である。
【図4】 方向付けされた放射を有する放射モードのための電流ベクトルを備えたスパイ
ラルアンテナである。
【図5】 対称的な電界分布を有する3ゲートを示したものである。
【図6】 非対称的な電界分布を有する3ゲートを示したものである。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 ジーン パーレバス ドイツ連邦共和国 プフィンツタール ハ ウプトシュトラーセ 24

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 4つのほぼ並行して案内される導電性のスパイラルアーム(
    11,12,13,14)を有するスパイラルアンテナ(1)において、 前記スパイラルアーム(11,12,13,14)のそれぞれの内部スパイラ
    ルアーム端部(5,6,7,8)が信号の受信および/または給電のために、共
    面線路(2)に接続されていることを特徴とするスパイラルアンテナ。
  2. 【請求項2】 前記共面線路(2)は、内部線路(21;30)と少なくと
    も1つの基準電位面(22,23;35,36)を含んでおり、前記内部線路(
    21;30)と少なくとも1つの基準電位面(22,23;35,36)は、4
    つの内部スパイラルアーム端部(5,6,7,8)のうちの2つに接続されてい
    る、請求項1記載のスパイラルアンテナ。
  3. 【請求項3】 前記共面線路(2)は、スパイラルアンテナ(1)の平面に
    対して垂直に配設されている、請求項1または2記載のスパイラルアンテナ。
  4. 【請求項4】 前記共面線路(2)とスパイラルアンテナ(1)は、様々な
    担体材料(45,50)に被着されている、請求項1から3いずれか1項記載の
    スパイラルアンテナ。
  5. 【請求項5】 前記共面線路(2)とスパイラルアンテナ(1)は、同じ担
    体材料に被着されている、請求項1から3いずれか1項記載のスパイラルアンテ
    ナ。
  6. 【請求項6】 前記共面線路(2)は、少なくとも部分的にテーパー状に形
    成されている、請求項1から5いずれか1項記載のスパイラルアンテナ。
  7. 【請求項7】 前記スパイラルアンテナ(1)は、アルキメデス螺旋または
    対数螺旋の形態で実施される、請求項1から6いずれか1項記載のスパイラルア
    ンテナ。
  8. 【請求項8】 スパイラルアンテナ(1)の給電が共面線路(2)上の対称
    的な電界分布で行われ、それによって全方向性の放射特性が生じている、請求項
    1から7いずれか1項記載のスパイラルアンテナ。
  9. 【請求項9】 スパイラルアンテナ(1)の給電が共面線路(2)上の非対
    称的な電界分布で行われ、それによって方向付けされた放射特性が生じている、
    請求項1から8いずれか1項記載のスパイラルアンテナ。
  10. 【請求項10】 前記スパイラルアンテナ(1)は、自動車のボディ内また
    はボディ表面に配設されている、請求項1から9いずれか1項記載のスパイラル
    アンテナ。
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