JP2003521338A - フレキシブル製造システム - Google Patents

フレキシブル製造システム

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Abstract

(57)【要約】 少なくとも一つのモジュール、該少なくとも一つのモジュールに搭載する操作ユニット及び該操作ユニットに機能的に接続する局部制御装置を備えるフレキシブル製造システム。該局部制御装置は操作ユニットを制御するようになっている。該少なくとも一つのモジュール及び局部制御装置は共に、独立型操作で操作すること又はフレキシブル製造システムへの統合が可能である。該局部制御装置は更に、フレキシブル製造システムからの基準信号を受け取ること及び該少なくとも一つのモジュールをフレキシブル製造ラインに接続する時、操作ユニットをフレキシブル製造システムに同期させるようになっている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】 (発明の分野) 本発明はフレキシブル製造システムに関する。特に本発明は、有効な製品開発
及び製品設計における変更に適応するためのライン変更を可能にするフレキシブ
ル製造システムに関する。
【0002】 (発明の背景) おむつ、成人用失禁用品、女性用衛生タンポン、生理用ナプキン、パンツ、シ
ャツ、ショーツ、水着、ガウン、ズボン、コート、手袋、スカーフ、手術用掛け
布、よだれかけ、毛布、シーツ、枕カバーなどのような、使い捨ての再利用可能
な耐久性のある製品は、高速変換ラインで製造してもよい。変換ラインは、ウェ
ブ基材のキャリヤを利用して、多くの原材料を連続ウェブ又は分離したピースの
中で処理する、及び/又はウェブに取り付けて完成品を作る。 変換ラインは高速生産できる可能性もあるが、典型的変換ラインは、ライン変
更に時間を要し費用がかかる点でフレキシブルではない。製品開発及び製品の品
質向上の実施は通常、大規模な試験及び組み立て努力を要する。製品の品質向上
は、例えば、以下の工程を必要とする可能性がある。概念を試験し、そのような
品質向上についての消費者の受け入れを決定するために品質向上を取り入れた製
品の人力又は手作りの組み立て;品質向上製品及び/又は製品及び工程の実行可
能性を決定するために品質向上を取り入れた全製品を製造し得る機械生産ユニッ
トの組み立て;高速製造の実行可能性を試験するために品質向上した製品を高速
で独立して製造し得る高速試験台の組み立て;高速で完全な原型製品を作り得る
原型ラインの組み立て;製品の品質向上に必要な工程変更を行うための高速生産
ラインの再組み立て;並びに生産ラインの試験及びデバッギング。これらの努力
には、費用がかかり、時間を要する可能性があり、特に再組み立ての時に試験及
びデバッギングの工程は高速生産ラインの休止時間を引き起こす。それから、品
質向上製品が複数の生産ライン上で初生産される時、個々のラインにおける小さ
い変更ですら行うのに要する時間と費用は劇的に増加する。しばしば必要時間及
び費用は極端に高くなり、非常に望ましい製品の品質向上は遅延又は排除される
可能性がある。
【0003】 変換ラインのフレキシビリティを増す試みが行われてきた。1995年1月2
4日にヘルマン(Thomas R.Herrmann)らに発行された米国特許第5,383,
988号、発明の名称「吸収性物品を製作するためのモジューラ装置」、及び1
996年2月20日にヘルマン(Thomas R.Herrmann)らに発行された米国特許
第5,492,591号、発明の名称「吸収性物品を製作するためのモジューラ
装置」は、例えば、接合した実質的に同一のフレームモジュールの線状配列を含
む吸収性物品を製作するためのシステムを説明する。作動装置を支持する、複数
の実質的に同一の取り外し可能パネルをモジュールの一つの面に装備する。ヘル
マンの引用文では、作動装置を取り外し可能なパネルへ搭載すると、迅速な取り
付け、サービス、作動装置の調整が容易になり、そのような装置の操作を都合よ
く観察するのに適応することを説明する。
【0004】 変換ラインのフレキシビリティーを増すための他の試みは、1999年2月9
日にグンダーセン(Dag H.Gundersen)に発行された米国特許第5,868,8
99号、発明の名称「吸収性使い捨て製品の生産のための工程ライン」に開示し
、この特許は、作業装置を運搬する除去可能な方形のキャリアプレートを垂直柱
及び水平柱に取り付けた、使い捨て吸収性物品製造のための変換ラインを説明す
る。これらの柱は、枠組み内でコンベヤ通路の動きと同じ側で平行に連続して配
置される。グンダーセンの引用文は、変換ラインの中の作業装置は、キャリアプ
レートを垂直柱及び水平柱の枠組みから取り除く、取り換える、又は挿入するこ
とにより、転換ラインから取り除く、取り換える、又は枠組みへ挿入してもよい
と記述している。 新しく開発した製品の製造工程をオフラインで開発したとしても、これらの努
力は変換ラインのより迅速な物質的組み立て又は再組み立てができる可能性があ
るが、製品と工程の実行可能性を決定するために、品質向上した製品及び/又は
品質向上を受け入れる全製品を作ってもよい機械生産ユニットを組み立てる工程
、高速製造の実行可能性を試験するために高速で独立した、品質向上した製品を
製造してもよい高速試験台を組み立てる工程、及び高速で完全な原型製品を作り
得る原型ラインを組み立てる工程が尚も必要である。又、ヘルマン及びグンダ−
センの引用文に開示するラインは、一旦組み立てられても、ラインを製品の生産
に使用する前にかなりの試験及びデバッギングを更に必要とする。このように、
より早い生産及び工程開発を見込んだ方法が望まれる。組み立て又は再組み立て
後に、生産変換ラインを試験する及びデバッギングするための休止時間を最小化
することもまた望まれる。
【0005】 (発明の概要) 本発明は、急速な製品及び工程開発、並びに新しい製品及び工程開発を行う変
換ラインの急速な建設又は改造を可能にするフレキシブル製造システムを含む。
本発明のフレキシブル製造システムは、一つ以上のモジュール及び一つ以上の局
部制御装置を備える。この一つ以上のモジュールは、製品開発のために独立形式
でオフラインで操作してもよく、又原型ライン及び/又は実際の生産ラインに挿
入してもよい。この一つ以上のモジュールは、一つ以上の操作ユニットを含んで
もよい。一つ以上の局部制御装置は、一つ以上の操作ユニットを制御するために
、独立方式で一つ以上のモジュールに接続してもよい。独立方式では、一つ以上
のモジュールは、試験台として使用してもよく、並びに一つ以上の操作ユニット
及び/又は一つ以上の局部制御装置を、フレキシブル製造システムのオフライン
で試験、調整、若しくは改良してもよい。新製品の一部分を含む、製品の品質向
上を製造する工程を一旦開発してオフラインで試験したならば、新製品のその部
分を生産する操作ユニットを備える一つ以上のモジュールは、全体的なフレキシ
ブル製造システムに挿入してもよく、又はすでに変換ラインにある一つ以上のモ
ジュールは、新製品のその部分を生産する操作ユニットを備えるモジュール(単
数又は複数)と置換してもよい。一つ以上のモジュールが全体的なフレキシブル
製造システムに接続される時、一つ以上の局部制御装置は、一つ以上のモジュー
ルからなる一つ以上の操作ユニットの操作を同期させるために、基準信号を利用
してもよい。
【0006】 (発明の詳細な説明) 本発明は、おむつ、成人用失禁用品、女性用衛生タンポン、生理用ナプキン、
衣類などのような使い捨て及び耐久性のある製品を製造するためのフレキシブル
製造システムに関する。本発明のフレキシブル製造システムは、独立方式で操作
してもよく、全体的なフレキシブル製造システム内で操作してもよい、一つ以上
のモジュールを含んでもよい。フレキシブル製造システムは又、独立方式で一つ
以上のモジュールを制御する、並びに一つ以上のモジュールをフレキシブル製造
システムの残部に同期させることにより、一つ以上のモジュールがフレキシブル
製造システムの不可欠部分として操作されることを可能にする制御システムを含
んでもよい。 本明細書は、本発明とみなされる主題を特に指摘し明確に請求する請求項で結
んでいるが、本発明は以下の図面から、よりよく理解されると思われる。
【0007】 モジュール 図1及び2は、例えば、モジュールフレーム2の一実施形態を示す。モジュー
ルフレーム2は、水平プレート16、及び四角形の管20から形成し、周辺部を
溶接した底枠18を有する基部4を含んでもよい。水平プレート16は、溶接、
ボルト、ねじ、ピン、又は当業界で使用する他の手段により底18に接合しても
よい。水平プレート16の上部は、溶接、ボルト、ねじ、ピンなどにより二つの
側面支持体6に接続してもよい。二つの側面支持体6は、水平プレート16の向
かい合う側面上で垂直に配置してもよく、一般に機械方向に垂直である。(用語
「機械方向」は、加工する材料が移動する一般的方向に関する。)各側面支持体
6は、横棒7、及び側面支持体6の四隅の4つのサイドプレート28を有する溶
接した平行六面体構造を形成してもよい。二つの側面支持体6は、ねじ44を使
うなどにより、トッププレート8及び二つの垂直プレート10と12に接続して
もよい。強度を加えるために、垂直プレート10と12は、二つの側面支持体6
にも接続する横支持体14に接続してもよい。垂直プレート10と12は等しい
寸法であってよく、又は異なる寸法の操作ユニットに適応するよう、異なる寸法
であってもよい。又、モジュール枠2は、例えば図1と3に示す垂直プレート1
0と12のように、1、2、3、又はそれより多い垂直プレートを含んでよい。
水平プレート16の底は、各領域22の中の持ち上げ機構30(下記に更に詳細
に説明する)を配置するために、溶接したストリップ24などにより、4つの領
域22に分けてよい。モジュール枠2は、モジュール荷重の重量及び分布、並び
に持ち上げ機構30の持ち上げ能力次第で、種々の数の領域22及び/又は多く
の持ち上げ機構30を含んでよい。基部4の下に位置する持ち上げ機構30は、
モジュールとその荷重の不必要な傾斜を避けるために、同時に膨張してもよい。
このため、図12に示すような多岐管130では、多岐管130と持ち上げ機構
30の間を接続する圧縮空気ライン132を介して、持ち上げ機構の間に調整バ
ルブ134によって空気を配送してもよい。更に基部4は足26を含んでもよい
。一実施形態では、足26はモジュール2を水平にするために、及びこのモジュ
ールを変換ラインの残部と一直線にするために、個々に調整可能にしてもよい。
モジュール枠は単一の寸法であってもよく、異なる寸法でもよい。一実施形態で
は、幅(機械方向の寸法)は、モジュールフレーム2の相対的に容易な取り扱い
を可能にするために、例えば、約1mから約3mまで変化してもよい。特定の実
施形態では、種々の寸法及び数の操作ユニットを収容するために使用してもよく
、又変換ラインでのいずれかのモジュールの交換を可能にするために、在庫品と
して保管する必要のあるモジュールの数を制限し得る標準モジュールを提供する
ために、モジュールフレーム2の幅は、約1m、約1.5m、約2m、約2.5
m、及び/又は約3mのような標準寸法であってよい。更に他の実施形態では、
更に必要な在庫を低減するために、モジュールフレーム2の幅は全て、実質的に
同一寸法であってもよい。
【0008】 用語「モジュール」は、一つ以上の操作ユニットが本発明のフレキシブル製造
システム内で移動することを可能にするために、一つ以上の操作ユニットを含ん
でよい、単一で物理的に独立した容器に関する。「操作ユニット」は、原材料、
ウェブ、製品、要素、又は製品の構成成分に、何かを加え、何かを除去し、改良
、又は誘導又は輸送してもよい、一つ以上の装置を備える。用語「原材料」をこ
の出願で使用する時、供給する形状に関係なく、製品又は製品の部分を作る目的
で生産機械に供給されるいずれかの材料、例えば単層若しくは多層積層体、連続
ウェブ若しくは別個のピース、ロール状若しくは箱状などを含む。操作ユニット
は、例えば、一対の二ップロール、接着剤塗布器、オメガロール、初期ナイフ、
コンベヤなどを含んでよい。一つ以上の操作ユニットは、ある製造工程の設計し
たシーケンスで原材料を、例えば、操作、変形、又は一時的に変更することによ
り、モジュールの内側で機能する。例えば、重い操作ユニットのようなある種の
操作ユニットは、水平プレート16に、又は水平プレート16及び一つ以上の垂
直プレート10及び/又は12の両方に取りつけてよい。分離装置90は、例え
ば、水平プレート16と垂直プレート12の両方に接続されていることを、図7
と8で示す。
【0009】 図8と9に示すように、操作ユニットを駆動するために、サーボモータ、直流
モータ、交流ベクトル駆動モータのような電気モータを、垂直プレート10及び
/又は12の後部に取りつけてよい。「サーボモータ」は、デジタル制御位置サ
ーボモータ及び/又はデジタル制御速度サーボモータを含んでよい。位置サーボ
モータは、操作ユニットの位置を、基準信号の位置に対して、及び/又は製品若
しくはウェブの位置に対して規制することにより制御される電気モータである。
速度サーボモータは操作ユニットの速度を、基準信号の速度に対して、及び/又
は製品若しくはウェブの速度に対して規制することにより制御される電気モータ
である。図8と9は、例えば、垂直プレート10と12の後部に取り付けられた
モータを示す。モータは、各々オメガロール68と70のためのモータ98と1
00、オメガロール76のためのモータ102、分離装置90のためのモータ1
04、106、及び108、オメガロール85のためのモータ110、並びにコ
ンベヤ94のためのモータ112を含んでよい。
【0010】 特定の実施形態では、図1及び図2に示すように、基部4の下に挿入した持ち
上げ機構30により、モジュールを移動してもよい。床表面と、持ち上げたモジ
ュールを支持する持ち上げ機構30の間に、空気のクッションを作ることにより
、床表面の溝の上を荷重が滑らかに移動するように持ち上げ機構30を使用して
もよい。図11は、チャンバープレート120上の荷重を支持する持ち上げ機構
30の機能を示す。圧縮空気又は他のいずれかの流体を、膨張時に床表面を密閉
する環状袋122に注入してもよい。(本明細書に使用する用語「空気」は、大
気を含むがこれに限定されない気体のいずれかの組み合わせに関する。)チャン
バー124内の気圧が、チャンバープレート120上に配置する荷重の重量を超
える時、空気は一般に環状袋122と床表面の間から緩慢に等しく逃げ、例えば
、約0.003から0.005インチ厚さまでであってよい空気のクッションを
作る。モジュールはこの空気のクッションの上を浮き、生産ラインを整列及び/
又は再整列する目的で床を動き回ってよい。好適な持ち上げ機構は、98188
−3909米国ワシントン州シアトル、アンドーバーパークウェスト(Andover
Park West)1170のアエロゴー社(AeroGo,Inc.,)より製造されたギャップ
マスタ(GAPMASTER)(登録商標)アエロキャスタ(Aero-Caster)であってよい
。例えば、四つの持ち上げ機構を組み合わせた荷重能力は、2.5m幅のモジュ
ールについて約28,000ポンドになり得る。モジュールを移動させる能力は
、フレキシブル製造システムにフレキシビリティを加える可能性があり、より効
率的なやり方で製造した製品の変更を可能にする。本発明のモジュールの他の移
動方法は、レール、フォークリフト、手押し車、車輪、クレーン、又は他のいず
れかの当業界で既知の方法を含んでよい。
【0011】 あるモジュールを他のモジュールに近接する位置に移動した後、これらのモジ
ュールを図3と6に示すように、各々の側面支持体6で互いに接続してもよい。
特定の一実施形態では、側面支持体6は実質的に各モジュールと同一であってよ
い。この実施形態では、モジュールはその間に20mmほどの空間を置いて機械
方向に配置されてよく、スペーサ36又は一組の一つ以上の楔32と34をモジ
ュール間に作られた空間に挿入してもよい。楔32と34を使用するならば、特
にあるモジュール枠が他の二つのモジュール枠の間に配置される時、モジュール
枠間の空間へより容易に挿入可能となり得る。ピン38と二つのボルトを楔32
と34へ、又はスペーサ36及び接続したモジュール枠2と50の各々の対応す
るサイドプレート28へ挿入してもよい。代表的な接続器の拡大図を図4に示し
、代表的な一対の楔32と34の離れた図を図5に示す。図6に示すように、モ
ジュール枠2と50の隙間のない接続を確実にするために、ボルトをナットと共
に締めてよい。一実施形態では、二個以上のピンは接続したモジュールを整列す
るかもしれないので、側面支持体6の四隅の二つ以上の箇所で、一つのモジュー
ルを他のモジュールに接合してもよい。スペーサ36をモジュールの一側面に使
用してもよく、楔32と34をモジュールの反対側に使用してもよい。一実施形
態では、モジュールを機械方向に沿って線状に配置してよいが、モジュールをい
ずれか他の配列で配置してもよい。例えば、モジュールを機械方向に垂直に配置
してよく、製品の一つ以上の部分を組み立ててよく、製品の部分を製造ラインに
送ってもよい。前記の、一つ以上の楔32と34、スペーサ36、ピン38、及
びボルトを含むモジュールを整列させるシステムは単なる一実施形態である。他
の既知の接続及び整列手段を本発明の範囲内で使用してもよい。
【0012】 制御システム 本発明のフレキシブル製造システムは、一つ以上のモジュール、及びその一つ
以上のモジュールに収容される一つ以上の操作ユニットの操作を制御する制御シ
ステムを含んでよい。個々の操作ユニットは、例えば、モータのような一つ以上
の作動要素、及び/又はバルブ、ソレノイド、継電器、ゲート、噴霧器、ノズル
、開閉器、照明、ランプなどのような一つ以上の論理装置を含んでよい。制御シ
ステムは、一つ以上の個々の操作ユニットの操作を制御してもよく、及び/又は
個々の操作ユニットの操作をフレキシブル製造システムの残部に同期又は調和さ
せてもよい。 制御システムは、「局部制御機構」及び「全体的制御機構」を含んでよい。「
局部制御機構」は、一つ以上のモジュール内での制御に特定の制御機能である。
局部制御機構は、例えば、一つ以上のモジュールの特定群内で、個々の操作ユニ
ットの作動、駆動、又は論理制御を含んでよい。「作動制御」は、本出願に使用
する時、一つ以上のモータの位置制御、又はカム若しくは軌道制御のように、一
つ以上のモータの輪郭を描く動きの制御に関する。「駆動制御」は、一つ以上の
モータの連続する速度及び位置の制御に関する。「論理制御」は、論理装置の発
動を制御するために、一つ以上の論理機能を使用することを包含する。「論理機
能」は、例えば、「もしそうなら、他に(if then else)」機能、シーケンス機
能、「サブルーティンへ跳ぶ」機能、タイマー計数器機能などのような組み合わ
せ論理機能を含んでよい。局部作動/駆動制御機構は、例えば、一つ以上のモジ
ュール群において、モータの速度及び/又は位置の制御を含んでよい。局部論理
制御機能は、例えば、一つ以上のモジュール群内の操作ユニットの開始と停止、
又は一つ以上のモジュール群内のソレノイド、拒絶ゲート若しくは安全遮断開閉
器の発動を制御するために論理機能を使用することを含んでよい。
【0013】 「全体的制御機能」は、一つ以上のモジュールの特定群のための局部制御機能
をフレキシブル製造システムの残部に、同期又は調和させることに適する制御機
能である。全体的制御機能は、例えば、一つ以上のモジュール群の外側で発生し
た出来事を局部制御機能に伝えることにより、又は一つ以上のモジュール群内の
操作ユニットの操作をフレキシブル製造システムの残部に同期若しくは調和させ
るために、局部制御機能により使用されてよい基準信号を局部制御機能に提供す
ることにより、局部制御機能をフレキシブル製造システムの残部に同期若しくは
調和させてもよい。全体的制御機能は、例えば、一つ以上のモジュール群内の局
部作動、駆動制御機能、及び/又は論理制御機能の操作を、フレキシブル製造シ
ステムの残部の操作と同期又は調和させる全体的作動、駆動制御機能及び/又は
論理制御機能、局部停止又は開始機能をフレキシブル製造システムの残部の開始
又は停止と同期又は調和させる全体的開始/停止論理制御機能、局部拒絶論理制
御機能をフレキシブル製造システムの残部と同期又は調和させる全体的拒絶論理
制御機能、又は局部安全分離論理制御機能をフレキシブル製造システムの残部と
同期又は調和させる全体的安全分離論理制御機能を含んでよい。
【0014】 局部作動/駆動制御機能を同期又は調和させる全体的作動/駆動制御機能は、
全体的制御機能の一例である。一実施形態では、例えば、全体的作動/駆動制御
機能は、速度及び/又は位置基準信号をフィードバック又はフィードフォワード
制御システムなどにより、基準信号に基づき、順次モータを制御する局部作動/
駆動制御機能に供給することにより、局部作動/駆動制御機能を同期させてもよ
い。基準信号は、例えば、フレキシブル製造システムの全操作に局部作動/駆動
機能を同期させるために、フレキシブル製造システム全体若しくは製品の、振幅
、位相角、及び/又は周波数が所望の速度及び/又は位置に比例して変化する、
デジタル若しくはアナログ信号のような速度及び/又は位置基準を提供してもよ
い。この基準信号は、例えば、従来の主駆動モータ又は機械ライン軸のような機
械基準に基づいてもよく、その基準に対してモジュールの一つ以上の群内のモー
タの速度及び/又は位置を調和させてもよい。あるいは、基準信号は、全体的作
動/駆動制御機能により発生し、フレキシブル製造システム内の特定のモータを
制御するために、局部作動/駆動制御機能に提供される、「仮想の」又は電子的
に発生する基準信号であってよい。
【0015】 全体的論理制御機能は、局部論理制御機能の操作を調和させてもよい。全体的
論理制御機能は、局部論理機能をフレキシブル製造システムの残部に調和させる
ために、例えば、開始停止信号を局部論理制御機能に提供してもよい。全体的論
理制御機能は、局部論理制御装置がフレキシブル製造ラインの残部への論理装置
の操作時間を制御する論理基準信号を提供してもよい。あるいは、局部論理制御
機能は、前記のように、全体的作動/駆動制御機能により発生する速度及び/若
しくは位置基準信号を利用してもよい(又は、局部作動/駆動制御機能は、全体
的論理制御機能により発生する速度及び/若しくは位置基準信号を利用してもよ
い)。一実施形態では、例えば、局部論理制御機能をフレキシブル製造システム
の残部の操作に調和させるために、全体的論理制御機能は、フレキシブル製造シ
ステム若しくは製品の、振幅、位相角、若しくは周波数が所望の速度及び/又は
位置に比例して変化するデジタル若しくはアナログ信号を提供してもよい。全体
的作動/駆動制御機能に関して前記したように、論理基準信号は、機械的基準又
は仮想基準に基づいてもよい。
【0016】 全体的制御機能及び局部制御機能は、中央コンピュータ、局部制御装置、若し
くは中央コンピュータ、並びに一つ以上の局部制御装置の組み合わせにより、又
はその中で行ってもよい。一実施形態では、制御システムは、全体的制御機能を
行う中央コンピュータ、及び各々が特定の一つ以上のモジュール群の局部制御機
能を行う一つ以上の局部制御装置を含んでよい。図26では、例えば、代表的な
全体的制御機能及び局部制御機能を、ブロック図の形状で描く。この実施形態で
は、全体的制御機能は中央コンピュータ336にあり、このコンピュータは、例
えば、全体的作動/駆動制御機能916及び/又は全体的論理制御機能918の
ような、全体的制御機能を行うためのソフトウエア及び/又はハードウエアを備
えてよい。全体的論理制御機能の例は、全体的オペレータインターフェイス制御
機能920、全体的開始/停止制御機能921、全体的拒絶制御機能922、及
び全体的安全分離機能923を包含する。局部制御機能は、1108と1110
のような局部制御装置にあってもよく、それらは、局部作動/駆動制御機能11
50及び/又は局部論理制御機能1152のような、局部制御機能を行うソフト
ウエア及び/又はハードウエアを備えてもよい。局部論理制御機能の例は、局部
オペレータインターフェイス制御機能1154、局部停止/開始制御機能115
6、局部拒絶制御機能1158、及び局部安全分離機構制御機能1160を包含
する。他の実施形態では、中央コンピュータは、全体的制御機能及び一つ以上の
モジュール群の操作を制御するための局部制御機能の両方を行ってよい。この実
施形態では、中央コンピュータは、モジュール若しくはモジュール群の基礎毎に
分配した局部制御ソフトウエアを有する統合したプラットフォームを備えてよい
、すなわち、一つのモジュール若しくはモジュールの一群の局部制御機能を行う
ソフトウエアは、個別の制御ルーチン若しくはデータブロックを備えてよい。個
別の制御ルーチン若しくはデータブロックは、分けたサブルーチンへの呼び出し
を含んでよく、又は分けたデータを含んでよいが、個別の制御ルーチン若しくは
データブロックは好ましくは、特定のモジュール若しくはモジュール群に明瞭で
ある少なくとも一部分を含み、その結果、そのモジュール若しくはモジュール群
を、フレキシブル製造システム内で改良、移動、追加、又はフレキシブル製造シ
ステムから除去する場合、そのモジュール若しくはモジュール群のための制御ル
ーチン若しくはデータブロックを容易に配置され得る。更に他の実施形態では、
制御システムは、中央コンピュータなしで2つ以上の局部制御装置を備えてよい
。この実施形態では、局部制御装置は各々、特定のモジュール又はモジュール群
のための局部制御機能を行う。更に局部制御装置の一つ以上は、モジュール又は
モジュール群のための局部制御機能を行うだけでなく、全フレキシブル製造シス
テムのための全体的制御機能を行う。
【0017】 図25と26に示す実施形態で、例えば、中央コンピュータ336は、局部作
動/駆動制御機能1152の操作を同期させる全体的作動/駆動制御機能916
を行ってよい。この実施形態では、中央コンピュータ336は、局部作動/駆動
制御装置が局部作動/駆動制御装置が制御している一つ以上のモータを同期させ
るために使用してよい基準信号を提供してもよい。「作動/駆動制御装置」は、
一つ以上のモータの電流、速度、及び/又は位置を制御するマイクロプロセッサ
基準システムに関する。作動/駆動制御装置は又、全体的作動/駆動制御機能に
より提供される基準信号を利用することなどにより、一つ以上のモータの操作を
同期させてもよい。作動/駆動制御装置は、例えば、サーボモータ、直流モータ
、交流ベクトル駆動モータなどの速度及び/又は位置を制御してよい。作動/駆
動制御装置は又、一つ以上のモータを、主機械の速度及び位置に同期させる作動
/駆動制御装置の回路網に統合可能であってもよい。中央作動/駆動制御装置9
17は、フレキシブル製造システム中の個々のモータを直接制御してよく、又は
速度及び/若しくは位置基準信号を回路網上で一つ以上の局部作動/駆動制御装
置に提供してもよい。局部作動/駆動制御装置1062と1064のような各局
部作動/駆動制御装置は、直接制御するモータをフレキシブル製造システムの残
部に同期させるために、基準信号を利用してよい。中央作動/駆動制御装置91
7は、例えば、主作動/駆動基準924及び作動/駆動制御信号変換器送信機9
26を含んでよい。主作動/駆動基準924は、モジュール又はモジュール群の
操作をフレキシブル製造システムの残部に同期させるために使用してよい基準信
号を提供してよい。主作動/駆動基準924は、作動/駆動基準リンク1112
により、中央作動/駆動制御信号変換器送信機926に、並びに作動/駆動基準
リンク1114により中央論理制御装置928に、接続してもよい。作動/駆動
基準リンク1112と1114は、例えば、変化可能な周波数、位相角、及び/
又は振幅環であってよい。中央論理制御装置928は、回路網リンク1116に
より、中央オペレータインターフェイス920に接続してもよい。
【0018】 全体的作動/駆動制御機能は、バックフラッシュ及び/又は摩擦のような機械
的妨害を受けない固体電子ハードウエア及び/又はソフトウエアを介して、仮想
基準信号を発生してよい。一実施形態では、主作動/駆動基準924は、一つ以
上のモジュール群の操作をフレキシブル製造システムの残部に同期させるために
、仮想基準速度及び/又は位置信号を提供してよい。主作動/駆動基準924は
、例えば、電子エンコーダ若しくは分解器シミュレータとして役立ってよく、並
びに生産ラインの所望の速度及び/又は位置に関する周波数を持つ一連のパルス
を備える信号を作ってもよい。パルスは四角形であってよく、その結果、より高
い解像度及び正確さを得るために、主作動/駆動基準信号を4倍する。パルスを
連続形式に変換し、連続リンクを介して回路網上で多数の局部作動/駆動制御装
置に伝達してもよい。 一実施形態では、中央コンピュータ336は、中央コンピュータ336に事前
プログラムして入力した速度を包含してよいし、又は中央論理制御装置928を
介して中央オペレータインターフェイス920、若しくは1070や1072の
ように局部オペレータインターフェイスの一つ以上から、入力した速度基準を受
け入れてもよい。この実施形態では、中央コンピュータ336は、入力信号に入
力した速度基準を、中央論理制御装置928の中の演算を用いて、主作動/駆動
基準924に変換してもよい。更に、中央コンピュータ336は、主作動/駆動
基準924又は他の主機械基準ハードウエアに提供された入力信号を変えてもよ
い。演算により、例えば機械が動いている間、主作動/駆動基準924に提供さ
れた入力信号を変えてよく、その結果ラインは、中央コンピュータで事前プログ
ラムした、又はオペレータインターフェイス920上でオペレータにより入れら
れた所定の設定点へ上下し得る。
【0019】 他の実施形態では、主作動/駆動基準信号は、主駆動モータ又は機械ライン軸
から始まってよい。一実施形態では、主作動/駆動基準信号は、フレキシブル製
造システムの主駆動モータ又は機械ライン軸の、速度及び/又は位置に比例して
よい。中央コンピュータ336は、例えば、主駆動モータ又は機械ライン軸の上
に搭載したエンコーダ又は分解器などからモータ基準信号を受け取ってよい。モ
ータ基準信号は、その後、主作動/駆動基準信号に変換するか又は主作動/駆動
基準信号として使用し、作動/駆動制御副回路網1126のような回路網を介し
て分配してもよい。第一局部制御装置1062のような局部作動/駆動制御装置
は、そのモジュール又はモジュール群で駆動モータの速度を制御するために、こ
の主作動/駆動基準信号を使ってよい。主作動/駆動基準信号として発生させて
よい代表的な制御信号は、1995年1月24日にヘルマン(Thomas R.Herrman
n)らに発行された米国特許第5,383,988号、発明の名称「吸収性物品
を製造するためのモジューラ装置」に記述されており、参考として組み入れる。
【0020】 「論理制御装置」は、例えば、ソレノイド、継電器、バルブ、ゲート、噴霧器
、ノズル、開閉器、照明、ランプなどのような論理装置の発動及び/又は同期を
制御する論理機能を使用するマイクロプロセッサ基準システムに関する。一実施
形態では、論理制御装置は、統合した論理制御の目的で、情報を通過させる論理
制御装置の回路網に統合可能であってもよい。中央論理制御装置928は、フレ
キシブル製造システムの個々の論理装置を直接制御してよく、及び/又はフレキ
シブル製造システムの一つ以上のモジュール群内の操作ユニットの論理装置を直
接制御する、局部論理制御装置1108と1110のような局部論理制御装置の
回路網に基準信号を提供してもよい。全体的論理機能918は、中央論理制御装
置928により行ってよい。中央論理制御装置928は、中央論理制御装置にプ
ログラムされた所定の設定箇所又は中央オペレータインターフェイス920のよ
うなオペレータインターフェイスから、速度及び/又は位置基準を発生し、中央
論理制御装置928のソフトウエアを介してその基準を制御してもよい。中央論
理制御装置928は、論理制御回路網リンク1052と1056により各々、第
一局部論理制御装置1066及び第二局部論理制御装置1068を有する論理制
御回路網1124に統合してもよい。論理制御及び情報処理のような機能を行う
ソフトウエア工程の標準系列を、論理制御装置に統合してもよい。一実施形態で
は、例えば、中央及び/又は局部論理制御装置は、プログラム可能論理制御装置
(PLC)を含んでよく、そのPLCの中に制御機能及び情報処理を行うソフト
ウエア工程の標準系列が統合される。しかし、他の実施形態では、中央及び/又
は局部論理制御装置は、制御機能及び情報処理を行うためにフローチャートプロ
グラミング技術を利用してもよい、パーソナルコンピュータ(「PC」)、本体
、マイクロコンピュータ、又はミニコンピュータを包含してよい。
【0021】 中央論理制御装置928は、回路網システムインテグレータとして機能しても
よい。局部制御装置1108及び/又は1110の一つ以上に発生する情報は、
デジタル又はアナログ回路網を介して中央コンピュータ336まで通過してよい
。中央論理制御装置928は、回路網上の一つ以上の局部制御装置から及びその
装置まで、信号を伝えることにより、一つ以上のモジュール群の開始及び停止を
統合してもよい。更に、中央論理制御装置928は、回路網を介して電力分配シ
ステム及び/又は統合した安全システムを制御してもよい。更に、中央論理制御
装置928は、接着剤タンク、真空システム、圧縮空気、グリコールなどのよう
な操作ユニットを支持するためのユーティリティを監視及び制御してもよい。中
央論理制御装置928は、作られた製品数、失敗の間の時間、ライン効率などの
生産データ情報を蓄積し、その情報を主オペレータインターフェイスで表示又は
その情報を個々の局部制御装置に伝えてもよい。
【0022】 中央コンピュータ336は、明瞭な制御機能を行う多くのハードウエア構成成
分を包含してよいし、又は種々の制御機能のいくつか若しくは全てを行うための
単一の多機能コンピュータを備えてもよい。この中央コンピュータは、全体的作
動/駆動制御機能916及び全体的論理制御機能918を行うために、ロックウ
ェエル・インターナショナル社(Rockwell International)により製造されたエ
ンコーダ信号基準シミュレータ(ESRS)、及び同社により製造された178
5−L40CPLC−5のようなプログラム可能論理制御装置の組み合わせを包
含してよい。あるいは、中央コンピュータは、全体的論理制御機能918を行う
ためのプログラム可能論理制御装置(「PLC」)、及び全体的作動/駆動制御
機能916を行うためのパーソナルコンピュータ(「PC」)を含んでよい。こ
の実施形態では、例えば、PLC又はPCのいずれかが、全体的オペレーターイ
ンターフェイス機能921を行ってよい。あるいは、中央コンピュータ336は
、全体的作動、駆動、及び論理的制御機能、並びに全体的データ収集及び報告機
能の各々を行う、パーソナルコンピュータ、本体、マイクロコンピュータ、ミニ
コンピュータなどのような単一多機能コンピュータシステムを包含してよい。
【0023】 更に、中央コンピュータ336を備えてもよい種々のハードウエアは、単一パ
ネルに収容してもよく、又は互いに近接して位置する若しくは製造システム中に
配分される異なるパネル中の多くの構成成分を包含してもよい。一実施形態では
、例えば、中央作動/駆動制御装置を収容するパネルは、主作動/駆動基準信号
を作るこれらの方法の一つを使用するならば、主駆動モータ又は機械ライン軸の
近くに位置してよいが、中央論理制御装置を収容するパネルは、フレキシブル製
造システムに沿ういずれか他の場所の他のパネルに配置してもよい。中央コンピ
ュータ336は、図26に示す中央コンピュータ制御パネル914のような一つ
以上の制御パネルに収容してもよい。中央コンピュータ336を収容する中央コ
ンピュータ制御パネル914は、図13に示すようなパネル支持構造240の上
、又はフレキシブル製造システム内の他の領域に配置してよい。
【0024】 局部制御装置は、モジュール又はモジュール群に収容される一つ以上の操作ユ
ニットの操作を制御してもよい。局部制御装置は、局部作動/駆動制御装置及び
/又は局部論理制御装置を備えてよい。図25は、例えば、一つ以上のモジュー
ルの二つの群1078と1080のための制御システム1090を含む、本発明
のフレキシブル製造システムの一実施形態の略図を示す。説明の簡素化のために
、図25は、中央コンピュータ336及び一つ以上のモジュールの二群1078
と1080のみを描く。本発明のフレキシブル製造システムは、しかし1、2、
3又はそれ以上の一つ以上のモジュール群を包含してよい。図25に示すフレキ
シブル製造システムでは、モジュールの第一群1078は、第一及び第二モジュ
ール1082と1084を各々備え、又第二群1080は、第三モジュール10
86を備える。この実施形態では、制御システム1090は好ましくは、中央コ
ンピュータ336、並びにモジュールの第一群1078及び第二群1080の操
作ユニットを各々制御するための、第一局部制御装置1108及び第二局部制御
装置1110を備える。第一局部制御装置1108は、第一局部作動/駆動制御
装置1062及び/又は第一局部論理制御装置1066を備えてよい。第二局部
制御装置1110は、第二局部作動/駆動制御装置1064及び/又は第二局部
論理制御装置1068を備えてよい。第一局部制御装置1108及び/又は第二
局部制御装置1110は、1070と1072のような局部オペレータインター
フェイスも備えてよい。
【0025】 各モジュールは、一つ以上の操作ユニットを備えてよく、第一群1078の第
一モジュール1082及び第二モジュール1084は、第一操作ユニット109
2及び第二操作ユニット1094を備えてもよく、第二群1080のモジュール
1086は、第三操作ユニット1096を備えてよい。各操作ユニットは一つ以
上のモータ及び/又は一つ以上の制御装置を備えてよい。(用語「制御装置」を
この出願に使用する時、ソレノイド、フォトアイ(光眼)、近接開閉器、温度セ
ンサ、継電器、ウェブ追跡機構を駆動するための小交流モータのような装置、又
は当業界で既知の他のいずれかの制御装置に関する。)第一操作ユニット109
2及び第二操作ユニット1094は、第一モータ1057及び第二モータ105
8、及び第一制御装置1073及び第二制御装置1074を備えてよい。同様に
、第三操作ユニット1096は、第三モータ1060及び第三制御装置1076
を備えてもよい。 第一局部制御装置1108及び第二局部制御装置1110は、中央コンピュー
タ336と共に回路網に統合してもよい。回路網は、例えば、次の二つの副回路
網を備えてよい、中央作動/駆動制御装置916をリンク1128と1142を
介して第一局部作動/駆動制御装置1062及び第二局部作動/駆動制御装置1
064に各々接続する作動/駆動制御副回路網1126、並びに中央論理制御装
置928をリンク1052と1056を介して第一局部論理制御装置1066及
び第二局部論理制御装置1068に各々接続する論理制御副回路網1124。作
動/駆動制御副回路網1126全体に伝達される情報は、例えば、主駆動エンコ
ーダ又は仮想主駆動エンコーダが移動した距離を表してもよい。論理制御副回路
網1124中に伝達された情報は、例えば、機械設定箇所、製品の品質情報、機
械の状態、及び運転状況などを包含してよい。
【0026】 前記のように、一つ以上のモジュール群は、一つ以上の操作ユニットを備えて
よい。各操作ユニットは、少なくとも一つのモータ及び/又は少なくとも一つの
論理装置を備えてよい。本発明の一実施形態では、モータは独立して駆動するサ
ーボモータであってよい。この実施形態では、操作ユニットの速度及び位置は、
一般的機械ライン軸によって同位相である必要がない。操作ユニット間の機械連
結はなくてもよく、操作ユニットの速度と位置は、共通位置及び/又は速度基準
に関して、局部制御装置により同期させてもよい。共通基準の源は、前記の主作
動/駆動基準のいずれかであってよい。 作動/駆動制御装置は、一つ以上のサーボモータに接続してもよい。図25に
示す実施形態では、例えば、第一局部作動/駆動制御装置1062は、入力ケー
ブル1118及びフィードバックケーブル1120により、第一群1078の第
一モジュール1082及び第二モジュール1084のサーボモータ1057と1
058に接続してもよく、同様に、第二局部作動/駆動制御装置1064は、入
力及びフィードバックケーブル1122により、第二群1080の第三モジュー
ル1086に位置するサーボモータ1060に接続してもよい。
【0027】 モータ作動/駆動制御システムは、例えば、一つ以上の下記の構成成分を備え
てよい:局部作動/駆動制御装置、サーボモータ直流モータ、交流ベクトル駆動
モータなどのような電気モータ、及び/又はエンコーダ若しくは分解器のような
電気モータ位置フィードバックセンサ。局部作動/駆動制御装置1062と10
64は、一つ以上のプログラム可能作動/駆動制御装置、及び一つ以上の電力変
換機/増幅器を備えてよい。プログラム可能作動/駆動制御装置は、1組の事前
プログラムした又はオペレータが限定した、制御工程若しくは設定点を包含する
特定の制御ルーチン若しくは構成を使用して、モータを制御してよい。制御工程
若しくは構成は、例えば、主基準信号に対する一つ以上のモータの相対的な速度
及び/又は位置に関する指示を包含してよい。モータ軸のための位置フィードバ
ックセンサは又、プログラム可能な作動/駆動制御装置に接続してもよい。プロ
グラム可能作動/駆動制御装置は、フィードバックセンサを用いて主基準信号に
関するサーボモータ軸の位置を計算し、主基準信号の相対的速度及び位置に調和
させるように、モータの速度及び/又は位置を調整するために、プログラムした
指示に従ってもよい。一実施形態では、例えば、主基準信号は、フレキシブル製
造システムのための基準速度及び位置を表すために、周波数、振幅、及び/又は
角度を含んでよい。モータ電力変換機/増幅器は、主基準信号への相対的な位置
を維持するためにモータに使用される電流の量を制御してよい。必要電流量は、
作動/駆動制御装置により決定してもよく、モータの軸並びに主基準の相対的速
度及び/又は位置との間で計算されるエラー量に基づいてもよい。作動/駆動制
御装置は、状態コード、エラーコード、速度、及び位置のような情報を、アナロ
グ又はデジタル回路網を介して論理制御装置に伝達してもよい。
【0028】 ライン切り替え、製品寸法の変化などにおいて援助するために、プログラム可
能な作動/駆動制御装置は、特定の製品を組み立てるためのラインを形成するた
め、ラインオペレータが選択してよいいくつかの代替ルーチンを持ってよい。あ
るいは制御ルーチンは、一つ以上のモジュール群の種々のモータの操作を制御す
るために、オペレータが限定した設定箇所を使用してもよい。更なる実施形態で
は、プログラム可能な作動/駆動制御装置を図25に示すような回路網に接続し
てよいならば、その制御ルーチンは回路網中で置き換え、削除、又は改良しても
よい。回路網は、一実施形態では、エサーネット、コントロールネット(Contro
l Net)(登録商標)(ロックウェル・インターナショナル社(Rockwell Intern
ational)の製品)、これら二つの回路網の組み合わせ、又は当業界で既知の他
のいずれかの型の回路網であってよい。
【0029】 モータは一つ以上の操作ユニットに機械的に接続してもよく、モータ電力変換
機/増幅器に電気的に接続してもよい。モータ及び操作ユニットの間の機械的イ
ンターフェイスは、ギア若しくはプーリーセット及び/若しくはその組み合わせ
であってよいし、又は直接リンクであってよい。ピッチをつける製品、すなわち
生産ライン上で1回、2回と位相を変える製品に必要な操作ユニットは製品のピ
ッチと同期させた速度で回転するために、「ピッチ付与」モータシステムとして
形成したモータを有してもよい。一実施形態では、オペレータは、変換ライン上
での、ライン軸若しくは主駆動モータの、エンコーダパルス数、又はオペレータ
インターフェイスで単一の製品ピッチを表している作動/駆動制御回路網中に伝
達された仮想エンコーダパルス数を選択することにより、モータの速度を製品の
ピッチに同期させてもよい。局部作動/駆動制御機能は、ピッチ付与操作ユニッ
トの操作を単一製品の長さに同調してよい。例えば、ピッチ付与操作ユニットの
単一回転若しくは線状の動きは、整数の製品長に対応してもよく、又はピッチ付
与操作ユニットの整数の回転若しくは線状の動きは、単一の製品長に対応してよ
い。一実施形態では、局部制御装置は、エンコーダ又は仮想エンコーダのパルス
の設定数に、その操作ユニットを駆動する特定のモータのギア比を掛け算するこ
とにより、ピッチ付与操作ユニットの回転又は線状の動きを単一の製品長に同期
させてよい。ギア比は、モータと操作ユニット間の機械的関係、及び操作ユニッ
トの一回転又は線状の動きにより生産されてよい製品の数による。ギア比は、特
定のモータ用に、オペレータにより事前プログラム又は設定してもよい。代替実
施形態では、操作ユニットの回転速度若しくは線形速度は、事前プログラミング
又は一定時間枠で生産される製品の数(例えば、一分当たりおむつ100枚)を
オペレータインタフェイスで選択するオペレータにより、製品ピッチと同期させ
てもよい。製品にピッチをつける必要のない操作ユニットは、非ピッチ操作ユニ
ットと機械的に連結するモータを有してもよく、非ピッチモータシステムとして
形成してもよい。非ピッチ操作ユニットは、主基準の相対的速度に従ってよい。
オペレータは、未加工の材料及び/若しくは製品寸法の種々の変化を補償するた
めに、非ピッチ操作ユニットのモータ速度を変更若しくは調整する能力を持って
よく、又はこれをプログラミングを通じて行ってよい。
【0030】 サーボモータのソフトウエア制御は、従来の機械的連鎖、ギア、ベルト駆動な
どより迅速に変更する可能性があるため、独立駆動サーボモータは、ラインの残
部に対するモータ速度及び位置において、より迅速な変更を可能にする。デジタ
ル制御サーボモータを使用することは、特に長い駆動列の場合従来のライン軸及
び/又はベルト駆動より、より高度な同期及び位置制御を提供し得るので、製品
作りにおいて、更なる正確さをも可能にする。更に、デジタル制御サーボモータ
は、自動的に所望の製品を作るために、一つ以上のサーボモータの作動/駆動を
指示する一つ以上の論理及び作動/駆動制御システム用の、事前形成したプログ
ラム設定点から、オペレータが製品を選択することを可能にする「押しボタン」
切替を可能にし得る。 前記のように、操作ユニットは一つ以上の論理装置を備えてもよい。一実施形
態では、局部論理制御機能は、一つ以上のモジュールの特定群のための論理的装
置の操作を直接制御し、これら論理装置の操作をフレキシブル製造システムの残
部と同期又は調和させる、局部論理制御装置に収容してもよい。局部論理制御装
置は、中央論理制御装置により発生し、論理制御副回路網1124のような回路
網中に伝達される主論理基準信号を使用して、局部論理装置の操作を局部論理制
御装置に同期又は調和させてもよい。
【0031】 局部論理制御装置は、一つ以上の制御装置及び/又は遠隔局部回路網の中の一
つ以上のオペレータインターフェイスと接続してよい。第一局部論理制御装置1
066は、例えば、モジュール1078の第一群1078の第一モジュール10
82及び第二モジュール1084に配置する第一制御装置1073及び第二制御
装置1074に接続してもよく、並びに遠隔局部回路網リンク1138と114
0により、第一オペレータインターフェイス1070に接続してもよい。同様に
、第二局部論理制御装置1068は、例えば、第二群1080のモジュール10
86に配置する第三制御装置1076に接続してもよく、遠隔局部回路網リンク
1134と1136により第二オペレータインターフェイス1072に接続して
もよい。遠隔局部回路網は、一つ以上のモジュール群のためのデジタル内部制御
回路網であってよい。この遠隔局部回路網は局部論理装置から始まり、遠隔入出
力電子モジュールを介して、操作ユニット制御装置を論理制御装置と接続しても
よい。第一局部論理制御装置1066は、例えば、第一遠隔局部回路網1146
を介して、第一操作ユニット制御装置1073及び第二操作ユニット制御装置1
074に接続してよい。第二局部論理制御装置1068は、例えば、遠隔局部回
路網1148を介して、第三操作ユニット制御装置1076に接続してよい。第
一オペレータインターフェイス1070と第二オペレータインターフェイス10
72と各々接続する第一局部論理制御装置1066と第二局部論理制御装置10
68のように、内部回路網は、機構局部論理制御装置を、それに対応するオペレ
ータインターフェイスと接続してもよい。遠隔局部回路網中に伝達された信号は
、例えば、モジュール群に包含される一つ以上のモジュールに配置する制御装置
からの状態を包含してもよい。
【0032】 局部作動/駆動制御機能及び局部論理制御機能を両方包含する、局部制御シス
テムの例は、図30に示す接着剤制御システムである。本発明の一つ以上のモジ
ュール群1202は、モジュール300に収容する一つ以上の接着剤塗布器38
0を備えてよい。接着剤塗布器380は、当業界で使用するいずれの型であって
もよく、接着剤タンク384から、ポンプ386、供給ホース388、遠隔メー
タ390、及び接着剤供給ホース392を介して接着剤を受け取ってよい。遠隔
メータ390は、局部作動/駆動制御装置962により制御してよい、サーボモ
ータ1206により駆動してもよい。局部作動/駆動制御装置962は、制御さ
れるべき各モータ用にロックウェル・インターナショナル社(Rockwell Interna
tional)により製造された1398−DDM−009制御装置のような、多くの
独立単軸プログラム可能作動/駆動制御装置963、又は多くのモータを制御し
てよい、ロックウェル・インターナショナル社(Rockwell International)製造
の1394−SJT10−TRL制御装置のような、一つ以上の多軸プログラム
可能作動/駆動制御装置を備えてよい。局部作動/駆動制御装置962は、駆動
及びフィードバック制御ケーブル1208を介してサーボモータ1206を制御
してよい。接着剤供給ホース392は、遠隔メータ390から接着剤塗布器38
0に接着剤を供給してよい。遠隔メータ390、接着剤供給ホース392、及び
接着剤塗布器380における接着剤の温度は、接着剤接合箱382及び遠隔局部
回路網リンク1214を通じて、局部論理制御装置934に接続してよい出力及
びフィードバックケーブル1210を介して、局部論理制御装置934により制
御してもよい。接着剤接合箱382は、電力供給及び遠隔メータ390からの温
度制御/フィードバック信号用出入力装置のための末端接続器、接着剤供給ホー
ス392、及び接着剤塗布器380を有してもよい。接着剤接合箱382は、電
力供給ケーブル1212を介してインターフェイス接続器968に接続してもよ
く、局部論理制御装置934に温度フィードバック信号を供給するために、遠隔
局部回路網リンク1214を介して局部論理制御装置934に接続してもよい。
局部論理制御装置934は、接着剤縫製制御ケーブル1216などにより、モジ
ュール300に配置する電気−空気変換器1218に接続してもよい。変換器1
218は、圧縮空気管1220を介して、接着剤塗布器380に接続してもよい
。変換器1218は圧縮空気1222を受けてよく、接着剤塗布器380への接
着剤の流れを開始及び停止するために、接着剤塗布器380への圧縮空気の供給
を行って/止めてよい。
【0033】 本発明の特定の一実施形態では、標準接着剤制御パネル960は、フレキシブ
ル製造システムを通じて接着剤塗布器の操作を制御するための、標準ハードウエ
ア及び/又はソフトウエアを含んで形成してもよい。標準接着剤制御パネル96
0を、例えば、接着剤塗布器を備える、本発明のフレキシブル製造システムの各
一つ以上のモジュール群のために使用してもよい。接着剤塗布器380のような
、特定の接着剤塗布器の制御に必要な、特定のハードウエア及び/又はソフトウ
エアは、局部制御装置934に包含されてよく、及び/又は標準接着剤制御パネ
ル960に加えられてもよい。標準接着剤パネルを利用することにより、局部制
御装置を再形成することなく、接着剤操作ユニットを、一つ以上のモジュール群
に加える又は一つ以上のモジュール群から除去することを可能にしてもよい。こ
の実施形態では、例えば、局部論理制御装置934は、遠隔局部回路網リンク1
224を介して、接着剤制御パネル960に配置されている、論理制御パネル出
入力部分966に接続してもよい。標準接着剤制御パネル960は、図29に概
略的に示す。接着剤制御パネル960は、多プログラム可能作動/駆動制御装置
及びモータ電力変換器/増幅器ペア962を備えることにより、多くの遠隔メー
タを制御するための標準デザインを有してもよい。
【0034】 タンク制御機能は、一つ以上の接着剤タンクの制御専用の離れた局部制御装置
、一つ以上の局部制御装置、又は中央コンピュータにより行われてよい。タンク
制御機能は、一つ以上のモジュール群1202のモジュール300に配置されて
いる遠隔メータ390に供給する接着剤の割合に加え、タンク384及び供給ホ
ース388の中の温度を制御してもよい。接着剤タンク384は、各々が少なく
とも一つのポンプを含み、異なる型の接着剤を含んでよい多くの接着剤チャンバ
ーを備えてよい。 局部制御装置は、少なくとも論理制御装置、及び/又は作動/駆動制御装置、
及び/又は一つ以上の安全回路及び/又は一つ以上の電力分配システムのような
他の要素を備えてもよい。図27に示すように、例えば制御パネル370は、作
動/駆動制御装置932、論理制御装置934、制御継電器936、安全継電器
938、プログラム可能カム開閉器940、専用ワイヤ末端点942、機構イン
ターフェイス接続器944、論理インターフェイスパネル946、電力分配回路
ブレーカ948、作動/駆動制御接触器950、交流モータ接触器952、及び
25VDC電力供給954を備えてよい。局部制御装置は、一つ以上の制御パネ
ル又はモジュール群の一つ以上のモジュールにより、収容してもよい。
【0035】 本発明の一実施形態では、局部制御装置は、中央コンピュータ336に関して
前記したように、一つ以上の標準制御パネル内に収容してもよい。局部制御装置
を収容する標準制御パネルは、局部制御装置が制御するモジュールの近く又はモ
ジュールに近接して配置してもよい。図15に示すように、例えば、標準制御パ
ネル370は、それが制御するモジュール300に近接するパネル支持体構造2
40の上に配置してもよい。モジュールを他の一つ以上のモジュール群と取り換
える場合、標準制御パネル370は、新しいモジュール群のための局部制御装置
として機能するように、又新しいモジュールを制御するように再形成してもよい
。 一実施形態では、本発明のフレキシブル製造システムは、図13と27に示す
ような標準主制御パネル371及び標準補助制御パネル374(標準補助制御パ
ネル374Eと374Fを図13に示す)を備えてよい。標準制御パネルは、空
間が制限されるかもしれないので、一定数の電気モータ、論理装置などのための
制御ハードウエアのみを収容してもよい。この実施形態では、モジュール群が標
準主制御パネル371が収容し得る一定数を越える電気モータ、論理装置などを
備える時、一つ以上の標準補助制御パネル374も使用してもよい。更に、図1
3と27に示し、前記したような標準接着剤制御パネル960を、一つ以上のモ
ジュール群で接着剤システムを制御する特定の局部制御装置のためのハードウエ
アを収容するために使用してもよい。あるいは、追加の標準制御パネルを形成し
て、局部制御装置の作動/駆動又は論理制御観点のような一つ以上のモジュール
群の他のサブシステムを制御するハードウエアを備えるよう設定してもよい。
【0036】 図13と図14は、例えば、局部制御装置が制御するモジュールに近接するパ
ネル支持体構造240の上の標準制御パネルに局部装置を収容する、本発明の代
表的なフレキシブル製造システムの一部を示す。モジュールAは、共にモジュー
ルAのための局部制御装置を備える、標準主制御パネル371A及び標準接着剤
制御パネル960Aに近接していることを示す。モジュールB群は、共にモジュ
ールB群のための局部制御装置を備える、標準主制御パネル371B及び標準接
着剤制御パネル960Bに近接することを示す。モジュールCは、共にモジュー
ルCのための局部制御装置を備える、標準主制御パネル371C及び標準接着剤
制御パネル960Cに近接していることを示す。次にモジュールDは、共にモジ
ュールDのための局部制御装置を備える、標準主制御パネル371D及び標準接
着剤制御パネル960Dに近接していることを示す。モジュールE群は、共にモ
ジュールE群のための局部制御装置を備える、標準主制御パネル371E、標準
補助制御パネル374E、及び標準接着剤制御パネル960Eに近接しているこ
とを示す。最後にモジュールF群は、共にモジュールF群のための局部制御装置
を備える、標準主制御パネル371F及び標準補助制御パネル374Fに近接し
ていることを示す。
【0037】 用語「オペレータインターフェイス」を本出願に使用する時、オペレータがデ
ータを入力する及び中央コンピュータから又は局部制御装置からデータを受け取
ることを可能にする、マイクロプロセッサ基準システムに関する。本発明のフレ
キシブル製造システムは、中央コンピュータに接続され得る中央オペレータイン
ターフェイス、及び一つ以上の局部制御装置に接続され得る一つ以上の局部オペ
レータインターフェイスを備えてよい。中央オペレータインターフェイスは、中
央コンピュータの中の中央論理制御装置から情報を得てもよく、一つ以上の局部
制御装置からのラインデータを統合してそのデータをオペレータのために表示し
てもよい。中央オペレータインターフェイスは、オペレータから入力したデータ
を一つ以上の局部制御装置に分配してもよい。オペレータインターフェイスは、
モータパラメータ設定箇所、接着剤温度、及びプログラム可能カム限界のような
、一つ以上の機械設定箇所の発端であってもよい。オペレータインターフェイス
は、電子予告システムのような、ライン上の他の表示のためのデータベースを保
持してもよい。
【0038】 図25に示す中央オペレータインターフェイス920、第一オペレータインタ
ーフェイス1070、及び第二オペレータインターフェイス1072は各々、オ
ペレータのために警告メッセージのような、製造システムの不調に関するメッセ
ージを表示してもよい。警告メッセージの数例は、製品拒絶数、組織破壊、サー
ボモータ上の超許容トルク、構成成分の芯のずれ、超許容温度などであってよい
。一つ以上のモジュール群の警告メッセージを、局部操作インターフェイス上及
び/又は中央オペレータインターフェイス上に表示してもよい。図23に示すよ
うに、例えば、第一モジュール群1078の警告メッセージを、第一オペレータ
インターフェイス1070に表示してもよく、第二モジュール群1080の警告
メッセージを第二オペレータインターフェイス1072に表示してもよい。しか
し中央オペレータインターフェイス920は、モジュール群1078と1080
の両方に関する警告メッセージを表示してもよい。一実施形態では、警告メッセ
ージを中央コンピュータ336の中央論理制御装置928に収容してもよい。
【0039】 図25に示す実施形態は、例えば、以下の市販のハードウエアを利用してもよ
い:主作動/駆動基準924は、ロックウェル・インターナショナル社(Rockwe
ll International)製造のエンコーダ信号基準シミュレータ(ESRS)であっ
てよく、作動/駆動制御信号変換器伝達器926は、ロックウェル社(Rockwell
)製造のALEC−4100軸リンクエンコーダ変換器であってよく、中央論理
制御装置1114は、ロックウェル社(Rockwell)製造の1785−L40C
PLC−5であってよく、モータ1073、1074、及び1076は、ロック
ウェル社(Rockwell)製造の1326サーボモータであってよく、作動/駆動制
御装置1062と1064は、ロックウェル社(Rockwell)製造の1394−S
JT10−T−RL制御装置であってよく、局部論理制御装置1066と106
8は、ロックウェル社(Rockwell)製造の1785−L40C15 PLC−5
プロセッサであってよく、局部オペレータインターフェイス1070と1072
は、オハイオ州のIDTカトラ・ハンマー社(IDT Cutler Hammer)製造の15
85THX+1242であってよく、中央主オペレータインターフェイス920
は、オハイオ州IDTカトラ・ハンマー社(IDT Cutler Hammer)製造のD73
5SVPR64DWNTであってよい。
【0040】 独立型操作 本発明の一つ以上のモジュールは、独立方式でオフラインで操作可能である。
図23は、独立方式でオフラインで使用する二つのモジュール群900の例を示
す。品質向上する製品の部分が望みどおり作られるまで、モジュール900群の
操作ユニットを改良してもよい品質向上製品を開発するために、モジュールをオ
フラインで操作してもよい。モジュールを変換ラインに取りつける前に、その操
作を試験するために、モジュールをオフラインで運転してもよい。あるいは、モ
ジュール900群を、製品の構成成分をオフラインで生産するための独立型生産
中心部として使用してもよい。一実施形態では、ウェブ材料908は、独立型方
式で処理するモジュール群900により組み立てる部分以外は、完成した製品の
全ての部分を包含する製品ウェブであってよい。巻き取り装置906は、モジュ
ール900群により組み立てる部分を包含する、組み合わせウェブ913のロー
ルを作ってよい。 特定の一例では、モジュール900群は、配電、安全システム、圧縮空気、真
空、グリコール、接着剤、及び必要な他のユーティリティを供給するための合体
装置により支持してもよい。モジュール900群の一つ以上のモジュールは、図
15と16に示し、前記したような製造ラインで接続したと同様に、合体装置に
接続してもよい。
【0041】 独立型方式の操作の間、局部制御装置は、群の操作ユニットの操作を制御して
もよい。局部制御装置は、群で独立してモータと論理装置の操作を同期及び調整
させてもよく、又はフレキシブル製造システムで受け取る前記の基準信号を模擬
実験するために、使用してよい外部の源から基準信号を受け取ってもよい。 ある製品の一部のための「試験台」として個々のモジュールを使用することは
、典型的な製品の品質向上からある工程を除去する可能性もある。例えば、原型
ラインに挿入してよい一つ以上のモジュールの独立型操作は、高速で製造するこ
との実行可能性を試験するために、高速で独立して品質向上する製品の部分を製
造してよい高速試験台を建設する工程と典型的な製品の品質向上の進展の結果か
ら高速で完全な原型製品を作り得る原型ラインを建設する工程とを、組み合わせ
ることを可能にしてもよい。このように一旦構築して試験すると、高速試験台と
して機能する独立型モジュールは、原型ラインに挿入してもよく、新しく開発し
た製品を含む製品は、完全な原型ラインを構築又は再構築する必要もなく高速で
組み立ててもよい。更に独立型モジュールは、先ず、製品と工程の実行可能性を
決定するために、品質向上する製品部分及び/又は品質向上を包含する全製品を
製造してよい予備機械生産ユニットとして利用してよく、その後高速試験台とし
て利用し、最後に高速原型ラインに挿入してもよい。又、一旦製品の品質向上が
高速原型ラインでうまく行われれば、そのモジュール若しくは実質的に類似のモ
ジュールを、一つ以上の生産ラインに挿入してもよい。更に、多くの生産ライン
が本発明に従って設計される場合、モジュールの試験及びデバッギングが他のラ
インで終了した後では、試験ライン又は他の生産ライン上で試験した実質的に類
似の又は同一のモジュールを、容易に多くの生産ラインに挿入してもよいので、
製品の品質向上は、容易に多くの生産ラインに広げてもよい。このようにして、
各生産ラインの停止時間は徹底的に減少する可能性がある。
【0042】 製品の品質向上 製品の品質向上の多くは、製品の一つ以上の特定の部分を変更することにより
、製品の性能及び/又は美的価値を高めること又は製品の費用を減らすことを求
めている。おむつ製品は、例えば、バリアカフ538を加えることにより、ガス
ケットカフ536を持つ単一カフのおむつから多カフのおむつに品質向上しても
よい。あるいは製品ラインは、製品の一つ以上の部分を変更することにより、同
一ライン上で多くの異なる製品を製造してもよい。ラインでは、例えば、おむつ
の足の開口部を作るために、ウェブに切り目を入れることによりサイドパネルが
作られる、一体設計おむつを製造してもよい。この同じラインで、一体設計おむ
つ500のサイドパネル部分を、大幅に費用を削減してオフラインで作ることが
できる事前製作した後ろ耳及び前耳とに取り換えた、図33に示すおむつ550
のような多片設計のおむつを製造してもよい。 完全な製品、又は実質的に製品部分の全てを製造する、取りつける、若しくは
組み立てる設備が、物理的に共に配置され、共通に制御されるならば、製品から
ある部分を変える、取り換える、または取り除くために、生産ラインを変更する
ことは、オフライン開発、試験、ライン切り替え努力に要する時間及び費用を大
幅に減少する可能性がある。例えば、特定の一実施形態で、特定の製品部分を製
造する、取り付ける、又は組み立てるために使用される、各操作ユニット若しく
は実質的に全ての操作ユニットは、その部分専用の一つ以上のモジュールに収容
される。これらのモジュールは、製造ラインで互いに近接して配置してもよく、
共通で制御してもよい。
【0043】 前記のように、本発明のフレキシブル製造システムは、製品の特定部分を製造
する設備の実質的に全てを収容する一つ以上のモジュールからなる群を備えてよ
い。特定の一実施形態では、例えば、一つ以上のモジュールの設備を局部制御機
能により直接制御してもよい。この実施形態では、局部制御機能は、少なくとも
一つのモータ及び/又は一つ以上のモジュールからなる群の一論理装置の操作を
、フレキシブル製造ラインの残部に調和させるために、全体的制御機能により提
供される基準信号を利用してもよい。この実施形態の特に好ましい変化形では、
フレキシブル製造システムは、製品の異なる部分を製造する一つ以上のモジュー
ルからなる少なくとも二つの独立した群を備えてよい。この実施形態では、各群
は、その特定群のためのモータ及び論理装置を直接制御すること、並びにそれら
のモータ及び論理装置を、一つ以上の基準信号を利用して、フレキシブル製造シ
ステムの残部に同期又は調和するようになっている局部制御機能を包含してよい
。他の変化形では、一つ以上のモジュールからなる各群の局部制御機能は、独立
方式又は一つ以上のモジュール群が全体的な変換ラインに統合される場合のいず
れかにおいて、その一つ以上のモジュールからなる群のためのモータ及び論理装
置を直接制御するようになっていてもよい。
【0044】 モジュールの追加/置換 図24は、フレキシブル製造システムへの追加及び/又はフレキシブル製造シ
ステムの一つ以上のモジュールの置換に適合してよいモジュール1089及び局
部制御装置1106を描く。一実施形態では、モジュール1089は、製品の新
しい、代替の、又は改良した部分を生産可能であるよう形成してもよい。この実
施形態では、ラインに異なる製品又は製品の異なる変化形(例えば、異なる寸法
)を生産させるために、モジュール1089をフレキシブル製造システムに挿入
してもよい。モジュール1089は、少なくとも一つの制御装置1102及び/
又は少なくとも一つのモータ1098を包含した少なくとも一つの操作ユニット
1100を備えてよい。局部制御装置1106は、少なくとも一つの局部作動/
駆動制御装置1104及び少なくとも一つの局部論理制御装置1105を備えて
よい。更に、モジュール1089は、少なくとも一つの局部オペレータインター
フェイス1107を備えてよい。
【0045】 特定の一実施形態では、一つ以上のモジュールを本発明のフレキシブル製造ラ
インに追加、又はラインから除去する時、ラインの変化は好ましくは、上流のモ
ジュール又は下流のモジュールの操作に影響を及ぼさない。ラインの変化が、変
化したフレキシブル製造ラインの下流に位置するモジュールに収容する操作ユニ
ットの製品ピッチに影響を及ぼさないことを確実にするために、その変化による
、フレキシブル製造システムのウェブ長又は製品経路の変化は好ましくは、製品
ピッチ長の整数に等しい。このように、フレキシブル製造システムの変化は、製
品ピッチに敏感ないずれかの下流操作に透明であってよい。挿入又は除去したモ
ジュール群におけるウェブ長又は製品経路長は好ましくは、製品ピッチ長の整数
に等しいが、挿入又は除去したモジュール群におけるウェブ長又は製品経路長は
、製品ピッチ長の正確な整数でなくてもよい。例えば、ウェブ長又は製品経路長
における回路網の変化は、一つ以上のモジュールを除去し、一つ以上のモジュー
ルをラインに追加した場合、又は近接するモジュールのように、ラインに残る一
つ以上の他のモジュールにおいてウェブ経路長を調整するならば、製品ピッチ長
の整数に等しくてもよい。
【0046】 一つ以上のモジュールを、製造システムから除去又は製造システムに追加する
時、除去又は追加したモジュールに関する制御ファイルを、中央コンピュータ3
36から除去又は中央コンピュータ336に追加してもよい。例えば、図25を
参照すること。あるいは、中央コンピュータは、種々のモジュール形成の制御フ
ァイルを備えていてよく、オペレータ入力などにより、局部制御装置からソフト
ウエアフラグが中央コンピュータに伝達された時、又は中央コンピュータ自身内
にソフトウェアフラグを蓄えた時、中央コンピュータは、そのモジュール形成に
対応する正しい制御ファイルを調べてもよい。用語「更新制御ファイル」は、制
御ファイルの除去及び/又は更新の両方を包含してよく、又は中央コンピュータ
に、製造システムに現在接続しているモジュールについて伝達することを包含し
てもよい。制御ファイルは手動で又は自動的に更新してよい。手動更新制御ファ
イルは、例えば、中央論理制御装置928に蓄えた制御ファイルを除去するため
に、又は新しい制御ファイルを中央論理制御装置928に加えるために、論理制
御ソフトウエアを有するパーソナルコンピュータ1050(例えば、図25参照
)を、論理制御副回路網リンク1052に接続することを含んでよい。自動更新
制御ファイルは、開始信号が、オペレータにより、主オペレータインターフェイ
ス920(例えば、図25参照)から、又は局部オペレータインターフェイス1
107(例えば、図24参照)から提供された後、論理制御副回路網リンク10
52と1056を介して、フレキシブル製造システムのあらゆる局部制御装置に
ファイルされた制御ファイルを中央論理制御装置928に読み取らせることを含
んでもよい。
【0047】 安全閉鎖 本発明の製造システムは、製造システムからの電力供給を閉じ、閉鎖中の製造
システムの不注意な動きを防ぐための、安全閉鎖システムを含む。安全閉鎖シス
テムは、機械制御業界で使用するいずれかの閉鎖システムであってよいが、本発
明の一実施形態では、安全閉鎖システムは、モエラー電気会社(Moeller Electr
ic Company)(ドイツ、ボン)の800アンペア級閉鎖システムであってよい。
この安全閉鎖システムにより、モジュール間に重電力ケーブル(例えば、400
V)を走らせる代わりに、あらゆるモジュールにおいて24V制御ケーブルに接
続する、安全分離部を有することも可能になる。後者では、より費用がかかり、
物質的に多くの空間を取る可能性がある。あらゆるモジュールで電力分離を有す
る性能は、オペレータ及び保安要員に安全及び便利さを提供する。
【0048】 図31は、安全閉鎖システム1000の一実施形態のブロック図を示す。安全
閉鎖システム1000は好ましくは、手動主開閉器1002、手動補助バス開閉
器1004、手動作動バス開閉器1006、作動バス接触器ユニット1008、
制御ユニット1010、分配器ユニット1012、及び一つ以上の安全閉鎖開閉
器1014、1016などを含み、各々は支持モジュールに電力を供給する。作
動バス接触器ユニット1008は、作動バス252に電力を供給してもよい。電
力ユニット1000は好ましくは、作動バス252への電力を中断するための接
触器1018を備える。手動スイッチ1004は、補助バス253への電力を中
断する役割を持ってもよい。あるいは、補助バス253は、作動バス252に関
する前記のような同様の接触器スキームを備えてもよい。制御ユニット1010
は、重複した安全監視及び連動装置を提供してもよい。分配器ユニット1012
は好ましくは、多数の安全開閉器1014、1016などを監視し、一つ以上の
安全開閉器が開いている時、分配器ユニット1012は、信号を制御ユニット1
010に送り、一つ以上の安全開閉器が開いていることを制御ユニット1012
に伝える。制御ユニット1010はその後、余分な接触器1007の電圧を再び
下げて、作動バス252から電力を取り除く。 図28は、安全閉鎖システム1000の一部を形成する電力分配中央パネル3
28の好ましい実施形態を示す。電力分配中央パネル328は、制御ユニット1
032、分配ユニット1030、作動バス接触器ユニット1034、手動作動バ
ス開閉器1036、手動補助バス開閉器1038、手動包装開閉器1040及び
手動主開閉器1042を備えてよい。あるいは、分配ユニット1032はまた、
生産ラインを通して分配してもよい。これは又、個々の安全閉鎖開閉器1014
、1016などから、図28に示す電力分配中央パネル328まで、伸びる必要
のあるケーブルの数及び長さを低減し得る。
【0049】 パネル支持体構造 図13、15、17、及び18は、変換ラインにより広い操作床面積及び接近
改善を提供するために、流体ユーティリティシステム302、電力システム30
4、標準制御パネル370、標準主制御パネル371、標準補助制御パネル37
4、標準接着剤制御パネル960、原材料などを支持し得るパネル支持体構造2
40を示す。パネル支持体構造240は、製造ラインとほぼ同じ長さであってよ
く、ラインの駆動側に至近に配置してよい。パネル支持体構造240は、標準出
荷容器で工場現場に容易に出荷し、図17−22に示すような市販のハードウエ
アを使用して工場現場で迅速に組み立てられる長さに事前製作してもよい。事前
製作した部分は、一つ以上のプラットフォーム242、支持柱244、階段24
6、安全手すり248、ワイヤウエイ249及び256、二つの電力分配バスダ
クト252及び253、ユーティリティヘッダー支持体254、並びに交叉かす
がい258を包含してよい。プラットフォーム242は、約3.5m及び/又は
約4mのような標準的な長さであってよい。
【0050】 好ましくは、図18に示すように、パネル支持体構造240を支える二列の柱
260と262がある。柱260は、モジュールに至近のパネル支持体構造24
0の縁に沿って配置し、柱262は、モジュールから離れた側に沿って配置する
。支持柱は、好ましくは可動に設計され、モジュール間の接続ラインに近接して
配置するのが好ましい。この配置により、駆動側保護扉を障害なく充分に90度
開けることができ、モジュールの駆動側への接近を便利にする。製品の品質向上
又は製造ラインの製品変更のような変更が、モジュール長を変化させる場合、又
柱が一つ以上のモジュールへの接近を塞ぐ場合、柱を二つのモジュール間の接続
ラインの位置へ再配置することが望ましいこともある。これを迅速に行うために
、支持体柱244(図21)を取り付けるプラットフォーム梁264は、プラッ
トフォーム梁264又は柱244を更に改良することなく再び取り付けられるよ
うに、事前に一連の穴をあけることが好ましい。穴の型は、変換ラインで使用す
る異なる寸法のモジュールの間の漸増的違いに等しい距離で漸増的に繰り返して
もよい。例えば、特定の変換ラインのモジュールが、幅1.0、1.5、2.0
及び2.5mであるならば、穴の型はパネル支持体構造に沿って0.5m毎に繰
り返してもよい。
【0051】 標準主制御パネル370、標準補助制御パネル374、及び標準接着剤パネル
960のような制御パネルは、パネル支持体構造240の上に配置してもよく、
パネル支持体構造240に穴をあける必要をなくし、パネルの取り付け及び除去
を容易にするクランプでパネル支持体構造240に取り付けてよい。 図15と16に示すように、ユーティリティヘッダー部支持体254を、必要
とする製造ラインの部分に向けた、圧縮空気、真空、グリコールなどの管輸送を
支持するために使用してもよい。それらをモジュール及び制御パネルから独立し
て支持することにより、製造ラインのモジュールを迅速に変更する能力が増す。 ワイヤウエイ249と256は、図15、18、及び19に示すように特定の
モジュールに伸びる可能性のある電気制御ケーブル、電力ケーブル、接着剤ホー
スなどの支持に使用してもよい。オペレータは関係のないケーブル又はホースを
、妨げる又は引っ張りなおす必要がないので、最初の取り付けの時、及びモジュ
ールを除去、追加、または品質向上品と取り換える時はいつでも、このアプロー
チにより時間を短縮できる可能性がある。 作動配電バス252及び補助配電バス253のような多数の配電バスを独立し
てパネル支持体構造240に搭載してもよい。これらのバスを制御パネルの基部
の近くに配置し、製造ラインに平行に運行してもよい。
【0052】 図15は、パネル支持体構造240に近接して配置するモジュール300、並
びにモジュール300の流体ユーティリティシステム302及び電力システム3
04への接続も示す。モジュール300は、ヘッダー支持体254の下のパネル
支持体構造240に近接して配設してもよい。ヘッダー支持体254は、パネル
支持体構造240に取りつけられ、圧縮空気ヘッダー306、低真空ヘッダー3
08、ハウス洗浄用真空ヘッダー310、高真空ヘッダー、グリコール供給ヘッ
ダー314、及びグリコール戻りヘッダー316のような、ヘッダー支持体25
4に取りつけるヘッダーを包含してよい流体ユーティリティシステム302を支
持する。ヘッダーは、製造ラインの全長に一般的に沿う、連続するヘッダーシス
テムを形成するために、共に接続されるヘッダーの離れた部分を包含してもよい
。パイプ、ダクト、ホース、又はチューブ(「ドロップ」とも呼ばれる)を介し
て、図15と16に示すようなモジュール300のすぐ上に配設する迅速分離部
にヘッダーを接続してもよい。迅速分離部は、圧縮空気迅速分離部324、低真
空迅速分離部318、ハウス洗浄真空迅速分離部322、高真空迅速分離部32
0、及び二つのグルコール迅速分離部326を包含してよい。この迅速分離部は
、道具なしで操作することが可能で、ユーティリティを接続及び分離するのに必
要な時間を短縮し得る。接続数を最小化するために、各モジュールのユーティリ
ティにつき一つの入り口だけを持つことが好ましいかもしれない。その入り口か
ら、特定の流体ユーテイリテイは、モジュール内で所望の目的地に導入される。
ある特定のユーティリティが特定のモジュールに必要でないならば、このユーテ
ィリティのヘッダーは、末端キャップ又は弁で閉じてもよい。
【0053】 図15に示すように、電力分配センタ328から作動バス252及び補助バス
253まで、電力ケーブル330と332各々を介して電力を供給してもよい。
作動バス252と補助バス253は両方、パネル支持体構造240に取り付けて
よい。作動バス252は、作動/駆動制御装置334を介して、モジュール30
0に配置する少なくとも一つのモータ280に接続してよい。作動/駆動制御装
置334は、作動電力ケーブル333及び迅速分離部337を介して、作動バス
252に接続してもよく、又好ましくはモジュール300のすぐ上に配置する迅
速分離部344を介して接続する、出力ケーブル339及びフィードバックケー
ブル342を介してモータ280に接続してもよい。作動/駆動制御装置334
は、制御モータケーブル338を介して中央コンピュータ336に接続してもよ
い。補助バス253は、論理電力ケーブル341及び迅速分離部345を介して
少なくとも一つの論理制御装置340に接続してもよい。論理制御装置340は
、図16に示すように、遠隔局部回路網ケーブル348及び迅速分離部350に
より、電気接続バス346に接続してよい。論理制御装置340は、論理制御回
路網ケーブル352を介して中央コンピュータ336に接続してもよい。オペレ
ータインターフェイス354は、保護ドア356に取り付け、遠隔局部回路網ケ
ーブル358により電気接続箱346に接続してもよい。安全閉鎖開閉器360
は、オペレータインターフェイス354の下の保護ドア356に取り付けてもよ
い。安全閉鎖開閉器360は、安全閉鎖開閉器ケーブル362及び迅速分離部3
64を介して、電力分配中心部328に接続してよい。遠隔局部回路網ケーブル
348、安全閉鎖開閉器ケーブル362、出力ケーブル339、及びフィードバ
ックケーブル342は、パネル支持体構造240に取り付けられてもよいワイヤ
ウエイ249に伸張してもよい。ワイヤウエイ249は、モジュール300に接
続するケーブル又は特定のモジュール群に接続するケーブルが、他のモジュール
のためのケーブルと混合するのを防ぐために、モジュール300又は特定のモジ
ュール群専用であってよい。このアプローチにより、最初の取り付けの時間及び
その製造システムにおいてモジュール又はモジュール群を除去、追加、又は置き
換える時の時間を短縮する可能性がある。
【0054】 作動制御装置334及び論理制御装置340は、両方とも以下に更に詳述する
制御パネル370に配置してもよい。制御パネル370は、パネル支持体構造2
40の床の上でモジュール300に近接して配置してもよい。制御パネル370
の前部372は、モジュール300に面してもよい。この配置により、パネル支
持体構造240の上の制御パネル370で働く電気工と、モジュール300に面
した床の上で働くオペレータの間の視線が直線になる。このことは、よりよいコ
ミュニケーションを可能にし、障害追及時間をより短くし、より安全な操作環境
をもたらす可能性がある。特定モジュール又はモジュール群に要する制御設備を
収容するために、必要ならば、複数の制御パネルを、特定モジュール又はモジュ
ール群に使用してもよい。 例えば、モジュールが、図30に示すように、少なくとも一つの接着剤塗布器
380を備えるならば、モジュールには、例えば、モジュール300の右上側に
配置してもよい接着剤接合箱382を備えてもよい。接着剤塗布器380は、ポ
ンプ386、供給ホース388、遠隔メータ塗布器390、及びホース392を
介して接着剤タンク384から接着剤を受け取ってもよい。モジュールは、一つ
以上の接着剤を供給される一つ以上の接着剤塗布器を備えてよい。これらの接着
剤塗布器の制御は、例えば、標準主制御パネル371及び標準接着剤制御パネル
960に収容する局部制御装置により供給してもよい。標準接着剤制御パネル9
60は、標準主制御パネル371に近接するパネル支持体構造の上に配置しても
よい。
【0055】 ライン変更の方法 この発明の製造システムは、一つ以上のモジュールを製造システムから除去、
及び/又は一つ以上のモジュールをこの製造システムに追加するためのフレキシ
ビリティを提供することが可能である。例えば、特定の製品部分の設計における
変更を含む製品設計を変更する必要があるならば、その製品部分を作る製造シス
テムのモジュール群を製造システムから除去してもよく、新しい製品部分を作る
ようになっている他のモジュール群を、除去したモジュール群と取り換えるため
に使用してもよい。加えたモジュール群は、除去した群により開いた空間に物理
的に適合してもよく、適合しなくてもよい。加えた群が物理的にその空間に適合
する場合、近接するモジュールの位置の変更は必要なくてもよい。しかし、加え
たモジュール群が物理的にその空間に適合しない場合、近接するモジュールの位
置の変更が必要である可能性がある。更に、製品に新しい製品部分を加える必要
がある場合、新しいモジュール群を製造システムに加えてもよい。新しいモジュ
ール群を加えることは、近接するモジュールの位置の変更を含んでも、含まなく
てもよい。
【0056】 図1から6、図11と12、図15、16及び図31に関し、モジュールを製
造ラインから除去することは、以下の工程(必ずしも以下に挙げる順ではない)
の全て又はいくつかを含む。 1)作動バス252、補助バス253、及び安全閉鎖開閉器360を閉鎖する。
2)迅速分離部344などにより出力及びフィードバックケーブル342を分離
する。 3)迅速分離部350などにより論理制御回路網ケーブル348を電気主接続箱
346から分離する。 4)迅速分離部322などによりハウス洗浄真空を分離する。 5)迅速分離部318などにより低真空を分離する。 6)迅速分離部320などにより高真空を分離する。 7)迅速分離部326などによりグリコール供給及び回帰を分離する。 8)迅速分離部324などにより圧縮空気供給を分離する。 9)接着剤供給ホース388を分離して除去する。 10)迅速分離部364などにより安全閉鎖開閉器ケーブル362を電力及び分
配中央パネル328から分離及び除去する。 11)持ち上げ機構多岐管130を据え付け、モジュールにエアラインを通す。
12)持ち上げ機構30をモジュールの下の領域22に挿入する。 13)ボルト及びピン38、スペーサ36、並びに楔32と34をモジュールか
ら除去する。 14)床から水平プレート16の底までのモジュールの足26の高さを測定して
記録する。 15)モジュールを固定する。例えば、人をモジュールのオペレータ側および駆
動側に配置してもよい。 16)持ち上げ機構を活動させてモジュールをラインから除去する。例えば、持
ち上げ機構30を膨張させてもよく、モジュールをラインから緩慢に押し出して
もよい。 17)モジュールを邪魔にならないように動かし、低くする。持ち上げ機構30
は、例えば、緩慢に収縮してもよい。
【0057】 図1から6、図11と12、図15、16及び図31に関し、モジュールを製
造ラインに入れることは、例えば、以下の工程(必ずしも以下に挙げる順ではな
い)の全て又はいくつかを含む。 1)モジュールの作動バス252、補助バス253、及び安全閉鎖開閉器360
を閉鎖する。 2)取り換えたモジュールの足26の高さに挿入するモジュールの足の高さを調
整する。 3)持ち上げ機構30をモジュールの下の領域22に挿入する。 4)モジュールを固定する。例えば、人をモジュールのオペレータ側および駆動
側に配置してもよい。 5)持ち上げ機構を活動させる。例えば、持ち上げ機構30を膨張させてよい。
6)モジュールを製造ラインの上で一列になるよう導く。 7)持ち上げ機構を低くする。例えば、持ち上げ機構30を収縮して除去しても
よい。 8)挿入するモジュールの垂直プレート10及び近接するモジュールの垂直プレ
ート12が平行であり、モジュールが同じ高さになるようにモジュールの足26
を調整する。 9)スペーサ36、楔32と34を挿入し、モジュールをボルトとピン38で固
定する。 10)ハウス洗浄真空を迅速分離部322などにより接続する。
【0058】 11)低真空を迅速分離部318などにより接続する。 12)高真空を迅速分離部320などにより接続する。 13)グリコールの供給及び回帰を迅速分離部などにより接続する。 14)圧縮空気供給を迅速分離部324などにより接続する。 15)接着剤供給ホース388を接続する。 16)迅速分離部364などにより、安全閉鎖開閉器ケーブル362を電力分配
センタ328に接続する。 17)迅速分離部350などにより、論理制御回路網ケーブル348を電気主接
続箱346に接続する。 18)迅速分離部344などにより、出力及びフィードバックケーブル342を
接続する。 19)作動バス252、補助バス253、及び安全閉鎖開閉器360を開く。 20)モジュールソフトウエアを作動制御装置334及び論理制御装置340の
中に搭載する。 21)オペレータインターフェイス354又は主オペレータインターフェイス6
30の開始ボタンを押す。これで自動的に駆動に戻る可能性がある。
【0059】 図27に示す標準制御パネル370のような標準制御パネルを、異なる一つ以
上のモジュール群の制御パネルとして働くように再形成するか、又は本発明のフ
レキシブル製造システムに加えて、取り換えるか、又はそのシステムから除去し
てもよい。一つ以上のモジュールからなる群を他の一つ以上のモジュールからな
る群と置換する場合、除去する群の標準制御パネルを、多くの場合、新しい群の
制御パネルとして再形成してもよい。この場合、一つ以上のモジュールからなる
新しい群の操作を制御するために、標準制御パネル中のソフトウエア及び/又は
ハードウエアを、置換又は再形成してもよい。あるいは、新しい群をフレキシブ
ル製造システムに挿入して、その群の制御パネルとして形成してよいラインに沿
った予備がすでに存在しない場合は、標準主制御パネル370N、標準補助パネ
ル374N、及び/又は標準接着剤パネル960Nのような一つ以上の新しい標
準制御パネルを、図27と29に示すような、一つ以上のモジュールからなる新
しい群を支持するために設置してもよい。取り換えるパネルの位置とは違うフレ
キシブル製造システムに沿う位置に、新しい標準制御パネルを設置する必要があ
る可能性もある。現在ある標準制御パネルを除去し、新しい標準制御パネルを設
置することが必要な場合、例えば、以下の工程の全て又はいくつかを含む(必ず
しも以下に挙げる順ではない)。
【0060】 1)モジュールの作動バス252、補助バス253、及び安全閉鎖開閉器360
を閉鎖する。 2)迅速分離部337などにより、作動バス252から電力ケーブル333を分
離する。 3)迅速分離部345などにより、補助バス253から電力ケーブル341を分
離する。 4)迅速分離部350などにより、電気主接続箱346から遠隔局部回路網ケー
ブル348を分離する。 5)標準制御パネル370の内側の作動制御装置334から制御作動ケーブル3
38を分離する。 6)標準制御パネル370の内側の論理制御装置340から論理制御回路網ケー
ブル352を分離する。 7)迅速分離部344などにより、出力及びフィードバックケーブル342を分
離する。 8)標準制御パネル370を除去する。 9)新しい標準電気パネル370Nを設置する。 10)迅速分離部344などにより、出力及びフィードバックケーブル342を
接続する。
【0061】 11)論理制御回路網ケーブル352を、新しい標準制御パネル370Nの内側
の論理制御装置340から接続する。 12)制御作動ケーブル338を、新しい標準制御パネル370Nの内側の作動
制御装置334から接続する。 13)迅速分離部350などにより、遠隔局部回路網ケーブル348を、電気主
接続箱346から接続する。 14)迅速分離部345などにより、電力ケーブル341を補助バス253から
接続する。 15)迅速分離部337などにより、電力ケーブル333を作動バス252から
接続する。 16)作動バス252、補助バス253、及び安全閉鎖開閉器360を開く。 17)モジュールソフトウエアを作動制御装置334、及び新しい標準制御パネ
ル370Nの論理制御装置340に搭載する。 18)オペレータインターフェイス345又は主オペレータインターフェイス9
20の開始ボタンを押す。これで、自動的に駆動に戻る可能性がある。
【0062】 現在ある標準制御パネルを除去するが、新しい標準制御パネルを加えない場合
、1から8の工程で充分である可能性がある。あるいは、新しい標準制御パネル
を加えるが、現行の標準制御パネルを除去しない場合、9から18の工程で充分
である可能性がある。 あるモジュールを、元のモジュールと長さの異なるモジュールに取り換える場
合、又はモジュールを再整理してモジュール対モジュールの位置関係を変更する
場合、図17から図22に示すパネル支持体構造240は、パネル支持体構造2
40の再形成を必要とする可能性がある。再形成は、一つ以上の柱244の配置
の変更、ワイヤウエイ249の配置の変更、及び/又は図15に示すヘッダー支
持体254の再配置又は追加を含んでよい。
【0063】 柱の配置の変更は、例えば、以下の工程の全て又はいくつかを含む(必ずしも
以下に挙げる順ではない)。 1)除去又は置換する柱を除去する前に、パネル支持体構造240の下の新しい
柱を新しい位置に配置する。 2)新しい柱を、梁264に事前に正しくあけた穴と一直線に並べる。 3)25mm厚さの詰め金のような詰め金を新しい柱の下に置く。 4)新しい柱の上部をボルト255で梁に締める。 5)床に示した4つの穴のような穴をドリルであける。 6)接着剤塗布ネジ付き棒アンカボルトのようなボルト263を、基礎プレ−ト
265を通して床の4つの穴へ挿入する。 7)新しい柱の下でグラウトで仕上げをし、ナット261を基礎プレート265
に固定する。 8)ボルト255を新しい柱の上部で締める。
【0064】 一旦新しい柱を適所に固定すると、新しいモジュールのドアが自由に動かせる
ように、古い柱を除去しても安全である。古い柱の除去は、例えば、以下の工程
の全て又は一部を含む(必ずしも以下に挙げる順ではない)。 1)グラウト268を古い柱の下から除去する。 2)古い柱を床に取りつけているる4つのボルト263を分離する。 3)古い柱の上部で梁264からボルト255を抜き、古い柱を除去する。
【0065】 (実施例) 本発明の一実施形態では、フレキシブル製造システムは、おむつ、成人用失禁
用品、女性用衛生タンポン、生理用ナプキン、拭き取り布、モップ、包帯などの
ような吸収性物品を製造し得る変換ラインを含んでよい。本明細書に使用する時
、用語「吸収性物品」は、身体の排泄物を吸収及び保持する装置に関し、特に着
用者の身体に対して又は身体に接近して置かれ、身体から排泄される種々の排泄
物を吸収及び保持する装置に関する。用語「使い捨て」は、洗濯したり、又は吸
収性物品として復原又は再利用することを一般に意図しない吸収性物品の説明に
使用する(すなわち、それらを一回の使用後捨てる、好ましくはリサイクルする
、腐らせて堆肥にする、又は環境的に適合性のあるやり方で始末することを意図
する)。(本明細書で使用する用語「配置した」は、おむつの要素が、おむつの
他の要素と共に一体の構造物として、又はおむつの他の要素へ結合される別個の
要素として、特定の場所若しくは位置に形成される(位置決めし結合される)こ
とを意味するのに使用する。本明細書で使用する用語「結合した」は、1つの要
素が、直接もう一方の要素へ固着することにより他の要素へ直接固定される構成
、及び1つの要素が中間部材へ固着し、その中間部材がついでもう一方の要素へ
固着することにより他の要素に間接的に固定される構成を包含する。) 図示するために、本発明のフレキシブル製造システムは、使い捨ておむつを製
造する変換ラインを含めて説明してもよい。しかし、本発明は、おむつ変換ライ
ンに限定せず、多くの異なる型の使い捨て製品及び耐久性のある製品の製造に利
用してもよい。フレキシブル製造システム内の個々の操作ユニットの設計又は構
造は、本出願のいかなる部分も形成しないので、詳細は説明しない。
【0066】 用語「おむつ」をこの出願で使用する時、幼児及びその他失禁者が胴体下部の
周りに一般的に着用する吸収性物品を指す。図32は、おむつ500の構造をよ
り明確に示すために、切り落とした構造の部分を有する広げた状態の一体型おむ
つ500の平面図を示しているが、このおむつは本発明のフレキシブル製造シス
テムにより製造されてよい。着用者に面するおむつ500の部分は、観察者の方
を向いている。図32に示すように、おむつ500は好ましくは、液体透過性ト
ップシート504、液体不透過性バックシート506、トップシート504の少
なくとも一部とバックシート506の間に好ましくは配置される吸収性コア50
8、サイドパネル510、ガスケットレッグカフ536、バリアレッグカフ53
8、弾性腰部514、一般に516として設計される第一締着装置、及び第二フ
ァスナ517を備える。おむつ500は図32に示されているが、第一腰部51
8、及び第一腰部518の反対側の第二腰部519、及び第一腰部518と第二
腰部519の間に配置する股部520を有する。おむつ500の周辺部は、長手
方向縁部522が一般におむつ500の長手方向中心線524に平行に走り、末
端縁526がおむつ500の横方向中心線528に一般に平行な長手方向縁部5
22の間を走るおむつ500の外側縁により限定される。
【0067】 おむつ500のシャーシ(台)502はおむつ500の本体を備える。シャー
シ502は、吸収性コア508の少なくとも一部、並びに好ましくはトップシー
ト504及びバックシート506を包含する外側カバー層を備える。一体型吸収
性物品の場合、シャーシ502は、おむつの主要構造部材を含み、それとともに
複合おむつ構造を形成するために付加される他の機能部分を含む。トップシート
504、バックシート506、及び吸収性コア508は、種々の周知の形に組み
立ててよいが、好ましいおむつの形は一般に、1975年1月14日にブエル(
Kenneth B.Buell)に発行された米国特許第3,860,003号、発明の名称
「使い捨ておむつのための収縮可能な側面部分」、1992年9月9日にブエル
(Buell)に発行された米国特許第5,151,092号、及び1993年6月
22日にブエル(Buell)に発行された米国特許第5,221,274号、及び
1996年9月10日にロエ(Roe)らに発行された米国特許第5,554,1
45号、発明の名称「多領域構造的弾性状フィルムウェブの伸張性腰機構を有す
る吸収性物品」、1996年10月29日にブエル(Buell)らに発行された米
国特許第5,569,234号、発明の名称「使い捨てプルオンパンツ」、19
96年12月3日にニース(Nease)らに発行された米国特許第5,580,4
11号、発明の名称「吸収性物品用サイドパネルを製造するためのゼロスクラッ
プ法」、及びロブレス(Robles)らの名前で1997年8月20日に出願された
米国特許出願第08/915,471号、発明の名称「多方向伸張性サイドパネ
ルを有する吸収性物品」に記載され、これらの各々を参考として本明細書に組み
入れる。
【0068】 おむつ500はサイドパネル510を備えてもよい。弾性のあるサイドパネル
510は、おむつ500の側面が拡大収縮するので、最初におむつ500を着用
者に快適に適合させ、着用時間中おむつ500に排泄物が装填された後も、この
適合を充分に持続することにより、より快適で輪郭に沿うようにするために、サ
イドパネル510は弾性又は伸張性があってもよい。たとえおむつ着用者が使用
中に一方の弾性サイドパネル510を他方よりももっと引っ張った場合でも、お
むつ500は着用中に「自己調整」するので、サイドパネル510はまたおむつ
500のより効果的な適用を供給できる。
【0069】 多片使い捨ておむつ550の例を図33に示す。おむつ550は、前耳552
及び後ろ耳554のような新しい機構を包含する。前耳552は、いずれかの単
一又はそれ以上の貯蔵材料から構成してもよく、前記の手段を含むがそれらに限
定されない当業界で既知のいずれかの手段によりシャーシ502に接合してもよ
い。後ろ耳554は、より快適で輪郭に沿うようにするために弾性又は伸張性で
あってもよい。後ろ耳554は、種々の形態に構成してもよい。弾性のある耳(
又はサイドパネルとしても知られる)を有するおむつの例は、1989年8月1
5日にウッド(Wood)らに発行された米国特許第4,857,067号、発明の
名称「襞取りした耳を持つ使い捨ておむつ」、1983年5月3日にシャラファ
(Sciaraffa)らに発行された米国特許第4,381,781号、1990年7
月3日にバンゴンペル(Van Gompel)らに発行された米国特許第4,938,7
53号、本明細書で先に引用した、1992年9月9日にブエル(Buell)に発
行された米国特許第5,151,092号、1993年6月22日にブエル(Bu
ell)に発行された米国特許第5,221,274号、1997年9月23日に
レイボン(LaVon)らに発行された米国特許第5,669,897号、発明の名
称「維持される動的適合を提供する吸収性物品」、ロブレス(Robles)らの名前
で1993年11月19日に出願された米国特許出願第08/155,048号
、発明の名称「多方向伸張性サイドパネルを有する吸収性物品」に開示されてお
り、それらの各々を参考として本明細書に組み入れる。
【0070】 図32に示すおむつ500を作るための代表的なモジューラおむつラインは、
概略的に図34、35、37に示す。このラインは15のモジュールを備え、図
34に示す吸収性コア作成操作600、及び図35と37に示す変換操作602
を包含してよい。この実施形態では、吸収性コア作成操作600は、6モジュー
ル:パッチモジュール604、ティッシュモジュール606、乾燥ラップモジュ
ール608;コア折り畳みモジュール610、コアカレンダーモジュール612
、及びコア分離モジュール614を備える。吸収性コア作成操作600で形成し
た個々のコアパッド616を変換操作602に送り込んでもよい。変換操作60
2は、図35と37に示すような、9モジュール:カフモジュール620、シャ
ーシ組み合わせ送り込みモジュール622、シャーシ組み合わせモジュール62
4、サイドパネルモジュール626、ランディング領域モジュール60、締着テ
ープモジュール630、側部切り込みモジュール632、折り畳みモジュール6
34、及び最終形成モジュール636を備える。
【0071】 例えば図7から10に描いたモジュール60は、垂直プレート10と12の前
部に取りつけた以下の操作ユニットを備える:ランディング領域材料66を巻き
出す二つの巻き出し62と64、ランディング領域原材料66を測定するための
二つのオメガロール68と70、ランディング領域材料66を接ぐための自動ス
プライサ72、ランディング領域材料66で一般に等しい引っ張りを維持するた
めのダンサ74、ランディング領域材料66を送るためのオメガロール76、追
跡装置78、接着剤をランディング領域材料66に塗布する塗布器80、バック
シート材料86を引き出すアイドラ82及び回転棒84、バックシート材料86
を測定するためのオメガロール85、及びバックシート材料86を分離装置に追
跡するための追跡装置88。分離装置90はランディング領域材料66を分離し
てよく、図37に示すランディング領域モジュール60の側面に位置するリール
92から送られてよいバックシート材料の上に、ランディング領域材料66を適
用してもよい。更にモジュール60は、生産ライン上で上流の操作から下流の操
作まで(図7で右から左まで)、モジュール60を通過する組み合わせた材料9
6を運搬するためのコンベヤ94を備えてよい。
【0072】 単一モジュール又はモジュール群が、パネル支持体構造240上に配置する標
準主制御パネル、標準補助制御パネル、及び/又は標準接着剤制御パネルに収容
してよい局部制御装置により個々に制御される、図35に示す代表的なラインの
部分の制御配置を図13は示す。カフモジュール620は、例えば、群Aとして
設計し、標準主制御パネル371A及び標準接着剤制御パネル960Aに収容す
る局部制御装置により制御してよい。モジュールBのシャーシ組み合わせ群は、
シャーシ組み合わせ送り込みモジュール622及びシャーシ組み合わせモジュー
ル624を包含する。モジュールBのシャーシ組み合わせ群は共通に、標準主制
御パネル371B及び標準接着剤制御パネル960Bに収容する局部制御装置に
より制御してもよい。サイドパネルモジュール626は、群Cとして設計し、標
準主制御パネル371C及び標準接着剤制御パネル960Cに収容する局部制御
装置により制御してよい。ランディング領域モジュール60は、群Dとして設計
し、標準主制御パネル371D及び標準接着剤制御パネル960Dに収容する局
部制御装置により制御してよい。締着群Eは、第一締着モジュール630及び第
二締着モジュール632を包含し、標準主制御パネル371E、標準補助制御パ
ネル374E、及び標準接着剤制御パネル960Eに収容する局部制御装置によ
り、共通で制御してよい。折り畳みモジュール634及び最終形成モジュール6
36は共に、モジュールFの折り畳み及び形成群を備え、標準主制御パネル37
1F及び標準補助制御パネル374Fに収容する局部制御装置により、共通で制
御してよい。
【0073】 図39に示す他の例では、モジュールを、変換ライン796Aの両側の間にク
ロスオーバー通路を作るためのクロスオーバーモジュール892として使用可能
である。この例では、図36に示す変換ライン796の後ろ耳送り込みモジュー
ル802を、他の後ろ耳送り込みモジュール890及びクロスオーバーモジュー
ル892に取り換える。 本発明のフレキシブル製造システムは、迅速に及び費用のかかる休止時間なし
に行われてよいライン変更を可能にしてもよい。図33に示すもののような多片
おむつ550を作るために、例えば、図35と37に示す変換部分602を、3
モジュール626、630、及び632を除去し、図36と38に示す新しいモ
ジュール800、802、及び804を入れることにより変更してもよい。特に
サイドパネルモジュール626を、前耳モジュール800により置換してよく、
モジュールEの締着群、テープモジュール630、及び側部切り込みモジュール
632は各々、モジュールIの後ろ耳群、後ろ耳送り込みモジュール802、及
び後ろ耳適用モジュール804により置換してもよい。標準制御パネル371C
及び/又は960Cは、新しい前耳モジュール800の局部制御装置として機能
するよう再形成してもよく、又は標準制御パネル371C及び/又は960Cは
、新しいモジュール800の局部制御装置を収容する制御パネルにより置換して
もよい。標準制御パネル371E、374E、及び/又は960Eを、モジュー
ルIの新しい群の局部制御装置として機能するように再形成してもよく、又は標
準制御パネル371E、374E、及び/又は960Eを、モジュールIの新し
い群の局部制御装置を収容する制御パネルにより置換してもよい。生産ラインで
モジュールを変更する方法を、以下に記載する。
【0074】 本発明のフレキシブル製造システムは、製品の品質向上が、一つ以上のモジュ
ールをフレキシブル製造システムに追加、置換、又はシステムから除去すること
により達成されることも可能にする。図36と38に示すもののような製造ライ
ンの代表的な製品の品質向上は、図33に示すおむつの伸長性があるように多層
の後ろ耳854の変更を包含してよい。この例では後ろ耳854は、1992年
9月29日にブエル(Kenneth B.Buell)らに発行された米国特許第5,151
,092号、発明の名称「事前配置した弾性的たわみヒンジを有する力学的弾性
腰機構を持つ吸収性物品」、及び1996年5月21日にチャペル(Charles W.
Chappell)らに発行された米国特許第5,518,801号、発明の名称「弾性
的挙動を示すウェブ材料」に記載するように、伸張性があるように作ってもよく
、それらを各々参考として本明細書に組み入れる。図36と38に示す製造ライ
ンで、例えば、後ろ耳送り込みモジュール802又は後ろ耳適用モジュール80
4は、共にモジュールIの後ろ耳群を形成するが、おむつ550の後ろ耳854
を伸張性があるようにする操作ユニットを備えるよう改良してもよい。新しい後
ろ耳854を、独立方式でオフラインで試験してもよい。例えば、後ろ耳送り込
みモジュール802及び後ろ耳適用モジュール804は、巻出し装置904及び
巻き取り装置906を備えてよい。巻出し装置904は、図33に示すように、
ウェブ908のリール910からウェブ材料908を後ろ耳554上に供給して
もよく、後ろ耳554はモジュール802と804により後ろ耳材料854から
作成されており、組み合わせウェブ912をつくるために適用してもよい。操作
ユニット及び後ろ耳群Iの局部制御装置を十分に試験、改良、及び調整し、その
結果、後ろ耳群Iが受け入れ可能な後ろ耳を組み立て、後ろ耳を満足行く方法で
ウェブに適用している時、製造ラインにある既存後ろ耳送り込みモジュール80
2を伸張性のある後ろ耳を後ろ耳適用モジュール804に供給する新しい後ろ耳
送り込みモジュールにより、置換してもよい。
【0075】 本発明の特定の実施形態及び/又は個別の機構を例示し記述しているが、本発
明の精神と範囲から逸脱することなく様々な変化と変形が可能であることは、当
業者にとり明白である。さらに、このような実施形態及び機構の全ての組み合わ
せが可能であること、又これにより本発明を好ましく実施できることも明らかで
ある。従って、付随するクレームは、本発明の範囲内にある全てのこのような変
更と修正を包括するように企図したものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明のモジュールの枠構造の簡略化した透視図である。
【図2】 図1に示すモジュール枠の基部の拡大切断図である。
【図3】 互いに取りつけられる二つの近接するモジュール枠の簡略化した
透視図、及び二つの近接するモジュール枠を取りつけるためのハードウエアの分
解した透視図である。
【図4】 図3に示す二つの近接するモジュール枠を取りつけるためのハー
ドウエアの分解した透視図である。
【図5】 図4に示す二対の楔の拡大透視図である。
【図6】 互いに取りつけられる図3に示す二つの近接するモジュール枠の
簡略化した透視図である。
【図7】 操作ユニットを包含する本発明の一つのモジュールのオペレータ
側からの簡略化した正面図である。
【図8】 図7に示すモジュールの簡略化した側面図である。
【図9】 図7と8に示すモジュールの駆動側からの簡略化した裏面図であ
る。
【図10】 図7から9に示すモジュールの簡略化した平面図である。
【図11】 部分的に切欠した前角を有する本発明の持ち上げ機構の簡略化
した透視図である。
【図12】 圧縮空気ラインを介して4つの持ち上げ機構に接続する多岐管
の簡略図である。
【図13】 パネル支持体構造を備える本発明のフレキシブル製造システム
のモジューラ変換ラインのオペレータ側からの簡略化した正面図である。
【図14】 図13に示すモジュールの拡大正面図である。
【図15】 電力及び流体ユーティリティに接続したモジュールの簡略化し
た側面図である。
【図16】 図15に示す領域23Bの拡大図である。
【図17】 図13と15に示すパネル支持体構造の簡略化した正面図であ
る。
【図18】 図17に示すパネル支持体構造の側面図である。
【図19】 図17に示す領域26の拡大図である。
【図20】 図17に示すパネル支持体構造の二つのプラットフォーム梁の
接続部の拡大図である。
【図21】 図17に示す領域28の拡大図である。
【図22】 図17に示す領域29の拡大図である。
【図23】 独立型試験台の操作のオペレータ側からの簡略化した正面図で
ある。
【図24】 独立型操作又は製造ラインに加えてもよいモジュールのブロッ
ク図である。
【図25】 二つのモジュール群を同期させるために使用してよい中央コン
ピュータを示す伝達回路網のブロック図である。
【図26】 標準中央コンピュータパネルの一実施形態の例である。
【図27】 標準主制御パネルの一実施形態の例である。
【図28】 電力分配センタの一実施形態の例である。
【図29】 標準接着剤パネルの一実施形態の例である。
【図30】 接着剤制御システムのブロック図である。
【図31】 安全閉鎖システムのブロック図である。
【図32】 本発明を使用して製造することができた使い捨ておむつの平面
図であり、そのおむつは、おむつの下にある構造を表すために切欠した部分を有
する。
【図33】 本発明を使用して製造することができた代替設計の使い捨てお
むつの平面図である。
【図34】 使い捨て吸収性物品を製造するために使用することができたモ
ジューラ吸収性コア作成操作のオペレータ側からの簡略化した正面図である。
【図35】 図34に示すコア作成操作と連結して、図32に示すおむつを
製造するために使用できたモジューラ変換操作のオペレータ側からの簡略化した
正面図である。
【図36】 図34に示すコア作成操作と連結して、図33に示すおむつを
製造するために使用できた、図35に示す改良したモジューラ変換操作である。
【図37】 図35に示すモジューラ変換操作の簡略化した平面図である。
【図38】 図36に示すモジューラ変換操作の簡略化した平面図である。
【図39】 クロスオーバーモジュールを包含する、図36に示すモジュー
ラ変換操作のオペレータ側からの簡略化した正面図である。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (81)指定国 EP(AT,BE,CH,CY, DE,DK,ES,FI,FR,GB,GR,IE,I T,LU,MC,NL,PT,SE,TR),OA(BF ,BJ,CF,CG,CI,CM,GA,GN,GW, ML,MR,NE,SN,TD,TG),AP(GH,G M,KE,LS,MW,MZ,SD,SL,SZ,TZ ,UG,ZW),EA(AM,AZ,BY,KG,KZ, MD,RU,TJ,TM),AE,AG,AL,AM, AT,AU,AZ,BA,BB,BG,BR,BY,B Z,CA,CH,CN,CR,CU,CZ,DE,DK ,DM,DZ,EE,ES,FI,GB,GD,GE, GH,GM,HR,HU,ID,IL,IN,IS,J P,KE,KG,KP,KR,KZ,LC,LK,LR ,LS,LT,LU,LV,MA,MD,MG,MK, MN,MW,MX,MZ,NO,NZ,PL,PT,R O,RU,SD,SE,SG,SI,SK,SL,TJ ,TM,TR,TT,TZ,UA,UG,UZ,VN, YU,ZA,ZW (72)発明者 ビンセント、バーディナ、リュー アメリカ合衆国オハイオ州、シンシナチ、 ポンドウッズ、レイン、10060 (72)発明者 ドナルド、ルイス、ワイレス アメリカ合衆国オハイオ州、ラブランド、 アッシュウッド、ドライブ、2592 (72)発明者 マイケル、ジョセフ、ランピング アメリカ合衆国オハイオ州、シンシナチ、 スピリットオーク、レイン、10148 (72)発明者 アルバート、マイケル、フィッシャー アメリカ合衆国オハイオ州、フェアフィー ルド、ハナ、ビュー、ドライブ、5428 (72)発明者 ゲーリー、リー、ミラー アメリカ合衆国オハイオ州、フェアフィー ルド、オウガスタ、ブールバード、1960 Fターム(参考) 3B029 BF01 4C003 GA05

Claims (32)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 フレキシブル製造ラインに統合可能な独立型製造システムで
    あって、 (a)少なくとも一つのモジュール、 (b)該少なくとも一つのモジュールに搭載する第一操作ユニット、及び (c)該第一操作ユニットに機能的に接続する局部制御装置であって、該
    少なくとも一つのモジュールが該フレキシブル製造ラインに接続する時、該フレ
    キシブル製造ラインからの基準信号を受け取るために、及び該少なくとも一つの
    モジュールが該フレキシブル製造ラインに接続する時、該基準信号に基づいて、
    該第一操作ユニットを該フレキシブル製造ラインに同期するために、該第一操作
    ユニットを制御するようになっている局部制御装置を備え、 該少なくとも一つのモジュール及び該局部制御装置は共に、独立型操作又はフ
    レキシブル製造システムへの統合が可能であることを特徴とする独立型製造シス
    テム。
  2. 【請求項2】 前記少なくとも一つのモジュールが、前記第二操作ユニット
    を支持可能であり且つ単一装置として移動可能であるフレームを備えることを特
    徴とする請求項1に記載の独立型構造システム。
  3. 【請求項3】 更に、前記フレームに取り付けられるプレートを有し、前記
    第一操作ユニットは該プレートに取り付けられていることを特徴とする請求項1
    又は2に記載の独立型構造システム。
  4. 【請求項4】 更に、前記少なくとも一つのモジュールに搭載する第二操作
    ユニットを備え、前記局部制御装置は、前記少なくとも一つのモジュールが前記
    フレキシブル製造ラインに接続するとき、該第二操作ユニットを制御し、且つ、
    前記基準信号に基づき、該第二操作ユニットを前記フレキシブル製造ラインに同
    期させるようになっていることを特徴とする請求項1〜3のいずれか1項に記載
    の独立型製造システム。
  5. 【請求項5】 更に、前記少なくとも一つのモジュールに取り付けられる第
    二モジュールを備え、該第二モジュールは、該第二モジュールに搭載する少なく
    とも一つの第二操作ユニットを含み、該第二操作ユニットは前記局部制御装置に
    機能的に接続し、前記局部制御装置は、前記少なくとも一つのモジュール及び該
    第二モジュールが前記フレキシブル製造ラインに接続する時、該第二操作ユニッ
    トを制御し、且つ、前記基準信号に基づき該第二操作ユニットを前記フレキシブ
    ル製造ラインに同期させるようになっており、前記モジュール、該第二モジュー
    ル、及び前記局部制御装置は共に、独立型操作が可能であることを特徴とする請
    求項1〜4のいずれか1項に記載の独立型製造システム。
  6. 【請求項6】 更に、前記少なくとも一つのモジュールに搭載され、流体の
    クッション上で前記モジュールを浮動させることが可能な、少なくとも一つの持
    ち上げ機構を備えることを特徴とする請求項1に記載の独立型製造システム。
  7. 【請求項7】 更に、前記第一操作ユニットに、電力及びユーティリティー
    を供給するためのドッキングステーションを備えることを特徴とする請求項1〜
    6のいずれか1項に記載の独立型製造システム。
  8. 【請求項8】 更に、前記少なくとも一つのモジュールにウェブを供給する
    巻き出しステーション、及び該ウェブを前記少なくとも一つのモジュールから受
    け取る巻き取りステーションを備えることを特徴とする請求項1〜7のいずれか
    1項に記載の独立型製造システム。
  9. 【請求項9】 フレキシブル製造システムであって、 (a)第一モジュールに搭載する第一操作ユニットを有する第一モジュー
    ル、 (b)第二モジュールに搭載する第二操作ユニットを有する第二モジュー
    ルであって、該第一モジュールに取り付けられている該第二モジュール、 (c)該第一操作ユニットに機能的に接続する第一局部制御装置であって
    、基準信号を受け取るため、及び該基準信号に基づき、該第一操作ユニットを該
    第二操作ユニットに同期させるために、該第一操作ユニットを制御するようにな
    っている第一局部制御装置を備え、該第一モジュール及び該第一局部制御装置は
    共に、独立型操作が可能であることを特徴とするフレキシブル製造システム。
  10. 【請求項10】 更に、 (d)前記基準信号を前記第一局部制御装置に提供することにより、前記
    第一操作ユニットを前記第二操作ユニットに同期させるようになっている、前記
    第一局部制御装置に機能的に接続する中央コンピュータを備えることを特徴とす
    る請求項9に記載のフレキシブル製造システム。
  11. 【請求項11】 前記基準信号が、仮想基準信号、機械ライン軸から発生す
    るタイミング信号、及び主駆動モータから発生するタイミング信号からなる群の
    一つ以上であることを特徴とする請求項9又は10のいずれか1項に記載のフレ
    キシブル製造システム。
  12. 【請求項12】 更に、前記第二操作ユニットに機能的に接続する第二局部
    制御装置を備え、該第二局部制御装置は、前記基準信号を発生するため、及び前
    記第一局部制御装置に前記基準信号を供給するために、前記第二操作ユニットを
    制御するようになっていることを特徴とする請求項9〜11のいずれか1項に記
    載のフレキシブル製造システム。
  13. 【請求項13】 前記第二局部制御装置が、前記基準信号に基づき、前記第
    二操作ユニットを前記第一操作ユニットに同期させるようになっていることを特
    徴とする請求項12に記載のフレキシブル製造システム。
  14. 【請求項14】 更に、前記第二操作ユニットに機能的に接続する第二局部
    制御装置を備え、該第二局部制御装置は、前記基準信号を受け取るため、及び前
    記基準信号に基づき、前記第二操作ユニットを前記第一操作ユニットに同期させ
    るために、前記第二操作ユニットを制御するようになっていることを特徴とする
    請求項13に記載のフレキシブル製造システム。
  15. 【請求項15】 前記第二モジュール及び前記第二局部制御装置は共に、独
    立型操作が可能であることを特徴とする請求項14に記載のフレキシブル製造シ
    ステム。
  16. 【請求項16】 一つ以上のモジュールを備える製品を製造するためのフレ
    キシブル製造ラインを品質向上する方法であって、 (a)一つ以上のモジュールからなる第一群を組み立てる工程であって、
    該一つ以上のモジュールは、該製品の少なくとも一部を生産するために、モジュ
    ールの該第一群に搭載する少なくとも一つの第一操作ユニットを含む工程、 (b)該少なくとも一つの第一操作ユニットを第一局部制御装置に機能的
    に接続する工程、 (c)該少なくとも一つの第一操作ユニットを、該第一局部制御装置で制
    御することにより、モジュールの該第一群を独立型操作としての操作する工程、 (d)該独立型操作中に、該少なくとも一つの第一操作ユニット又は前記
    第一局部制御装置を調整する工程、 (e)モジュールの該第一群を該フレキシブル製造ラインに接続する工程
    、及び (f)該第一局部制御装置を該フレキシブル製造ラインに機能的に接続す
    る工程、 を含むことを特徴とする方法。
  17. 【請求項17】 更に、 (g)モジュールの第二群に搭載する少なくとも一つの第二操作ユニット
    を備える一つ以上のモジュールからなる第二群を組み立てる工程であって、前記
    少なくとも一つの第一操作ユニット又は前記第一局部制御装置を、前記独立型操
    作に調整した後、モジュールの該第二群及び前記少なくとも一つの第二操作ユニ
    ットを、モジュールの前記第一群及び前記少なくとも一つの第一操作ユニットに
    実質的に類似して組み立てる工程、 (h)モジュールの該第二群を第二フレキシブル製造ラインに接続する工
    程、 (i)前記少なくとも一つの第一操作ユニット又は前記第一局部制御装置
    を前記独立型操作に調整した後、第二局部制御装置を前記第一局部制御装置に実
    質的に類似して形成する工程、及び (j)該第二局部制御装置を該少なくとも一つの第二操作ユニット及び該
    第二フレキシブル製造ラインに機能的に接続する工程、 を含むことを特徴とする請求項16に記載の方法。
  18. 【請求項18】 更に、 (g)前記少なくとも一つの第一操作ユニットを前記フレキシブル製造ラ
    インに同期させるために、仮想基準信号を、前記第一局部制御装置へ供給する工
    程を含むことを特徴とする請求項16に記載の方法。
  19. 【請求項19】 更に、 (g)基準信号を前記第一局部制御装置に提供して、前記少なくとも一つ
    の第一操作ユニットを前記フレキシブル製造ラインに同期させるための中央コン
    ピュータを形成する工程を含むことを特徴とする請求項16に記載の方法。
  20. 【請求項20】 前記基準信号が仮想基準信号であることを特徴とする請求
    項19に記載の方法。
  21. 【請求項21】 一つ以上のモジュールを備える製品を製造するためのフレ
    キシブル製造ラインを品質向上する方法であって、 (a)該製品の少なくとも一部を生産するため、モジュールの第一群に搭
    載する少なくとも一つの第一操作ユニットを備える一つ以上のモジュールからな
    る第一群を組み立てる工程、 (b)該少なくとも一つの第一操作ユニットを第一局部制御装置に機能的
    に接続する工程、 (c)該少なくとも一つの第一操作ユニットを、該第一局部制御装置の制
    御により、独立型操作としてモジュールの前記第一群を操作する工程、 (d)該独立型操作中に、該少なくとも一つの第一操作ユニット又は該第
    一局部制御装置を調整する工程、 (e)モジュールの第二群に搭載する少なくとも一つの第二操作ユニット
    を備える一つ以上のモジュールからなる第二群を組み立てる工程であって、該少
    なくとも一つの第一操作ユニット又は前記第一局部制御装置を該独立型操作に調
    整した後、モジュールの該第二群及び前記少なくとも一つの第二操作ユニットを
    、モジュールの前記第一群及び該少なくとも一つの第一操作ユニットに実質的に
    類似して組み立てる工程、 (f)モジュールの該第二群を該フレキシブル製造ラインに接続する工程
    、 (g)該少なくとも一つの第一操作ユニット又は前記第一局部制御装置を
    該独立型操作に調整した後、第二局部制御装置を実質的に該第一局部制御装置に
    類似して形成する工程、及び (h)該第二局部制御装置を該少なくとも一つの第二操作ユニット及び該
    フレキシブル製造ラインに機能的に接続する工程、 を含むことを特徴とする方法。
  22. 【請求項22】 更に、 (i)前記少なくとも一つの第二操作ユニットを前記フレキシブル製造ラ
    インに同期させるために、仮想基準信号を前記第二局部制御装置に供給する工程
    、 を含むことを特徴とする請求項21に記載の方法。
  23. 【請求項23】 更に、 (i)基準信号を前記第二局部制御装置に供給して、前記少なくとも一つ
    の第二操作ユニットを前記フレキシブル製造ラインに同期させるための、中央コ
    ンピュータを形成する工程、 を含むことを特徴とする請求項21に記載の方法。
  24. 【請求項24】 前記基準信号が仮想基準信号であることを特徴とする請求
    項23に記載の方法。
  25. 【請求項25】 一つ以上のモジュールからなる第一群に搭載する少なくと
    も一つの第一操作ユニットを有する一つ以上のモジュールからなる第一群、及び
    一つ以上のモジュールからなる第二群を有するフレキシブル製造システムを変更
    する方法であって、一つ以上のモジュールからなる第一群は、一つ以上のモジュ
    ールからなる第二群に取り付けられ、該フレキシブル製造システムは更に、少な
    くとも一つの第一操作ユニットに機能的に接続する第一局部制御装置を備え、該
    第一局部制御装置は、基準信号を受け取るため、及び少なくとも一つの第一操作
    ユニットを該フレキシブル製造システムに同期させるために、少なくとも一つの
    第一操作ユニットを制御するようになっている方法において、 (a)一つ以上のモジュールからなる第三群に搭載する少なくとも一つの
    第三操作ユニットを有する一つ以上のモジュールからなる第三群を供給する工程
    、 (b)該少なくとも一つの第三操作ユニットに機能的に接続する第三局部
    制御装置を提供する工程であって、該第三局部制御装置は、該フレキシブル製造
    システムから該基準信号を受け取るため、並びに該少なくとも一つの第三操作ユ
    ニットを該フレキシブル製造システムに同期させるために、該少なくとも一つの
    第三操作ユニットを制御するようになっており、一つ以上のモジュールからなる
    該第三群及び前記第三局部制御装置は共に、独立型操作又は該フレキシブル製造
    システムへの統合が可能である工程、 (c)一つ以上のモジュールからなる該第三群を一つ以上のモジュールか
    らなる前記第二群の近くへ移動する工程、 (d)一つ以上のモジュールからなる該第三群を一つ以上のモジュールか
    らなる前記第二群に取り付ける工程、及び (e)該第三局部制御装置を該フレキシブル製造システムに機能的に接続
    する工程、 を含むことを特徴とする方法。
  26. 【請求項26】 更に、 (f)一つ以上のモジュールからなる前記第一群を、一つ以上のモジュー
    ルからなる前記第二群から取り外す工程、 (g)一つ以上のモジュールからなる前記第一群と一つ以上のモジュール
    からなる前記第二群との間に間隔を開ける工程、 を含み、 工程(c)は、一つ以上のモジュールからなる前記第三群を、一つ以上のモジ
    ュールからなる前記第一群と一つ以上のモジュールからなる前記第二群との間の
    該間隔の中で且つ一つ以上のモジュールからなる前記第一群と一つ以上のモジュ
    ールからなる前記第二群の近くに移動する工程を含み、工程(d)は、一つ以上
    のモジュールからなる前記第三群を、一つ以上のモジュールからなる前記第一群
    及び一つ以上のモジュールからなる前記第二群に取り付ける工程を含むことを特
    徴とする請求項25に記載の方法。
  27. 【請求項27】 更に、 (f)少なくとも一つの前記第一操作ユニットを前記第一局部制御装置か
    ら分離する工程、 (g)一つ以上のモジュールからなる前記第一群を、一つ以上のモジュー
    ルからなる前記第二群から取り外す工程、及び (h)一つ以上のモジュールからなる前記第一群を前記フレキシブル製造
    システムから移動する工程、 を含むことを特徴とする請求項25に記載の方法。
  28. 【請求項28】 一つ以上のモジュールからなる前記第一群を、前記フレキ
    シブル製造システムにおいて、一つ以上のモジュールからなる前記第三群により
    置換することを特徴とする請求項27に記載の方法。
  29. 【請求項29】 更に、前記第一局部制御装置を前記フレキシブル製造シス
    テムから分離する工程を含むことを特徴とする請求項27に記載の方法。
  30. 【請求項30】 前記フレキシブル製造システムが、モジュールの前記第二
    群を前記フレキシブル製造システムに取り付ける前に、初期製品経路長を有し、
    モジュールの前記第二群を前記フレキシブル製造システムに取り付けた後に、後
    の製品経路長を有し、モジュールの前記第二群の挿入による、製品経路長の変化
    は、製品ピッチ長の整数に等しいことを特徴とする請求項25に記載の方法。
  31. 【請求項31】 モジュールの前記第二群が、製品ピッチ長の整数に等しい
    初期製品経路長を有することを特徴とする請求項30に記載の方法。
  32. 【請求項32】 一つ以上のモジュールからなる前記第二群は、一つ以上の
    モジュールからなる前記第二群に搭載する、少なくとも一つの第二操作ユニット
    を含み、該少なくとも一つの第二操作ユニットは、第二局部制御装置に機構的に
    取り付けられ、該第二局部制御装置は、基準信号を受け取るため、及び少なくと
    も一つの第二操作ユニットを前記フレキシブル製造ラインに同期させるために、
    少なくとも一つの第二操作ユニットを制御するようになっていることを特徴とす
    る請求項25に記載の方法。
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