JP2003520460A - 改善された安全通信システム - Google Patents

改善された安全通信システム

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JP2003520460A
JP2003520460A JP2000569580A JP2000569580A JP2003520460A JP 2003520460 A JP2003520460 A JP 2003520460A JP 2000569580 A JP2000569580 A JP 2000569580A JP 2000569580 A JP2000569580 A JP 2000569580A JP 2003520460 A JP2003520460 A JP 2003520460A
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service
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JP2000569580A
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バサワパトナ ガネシュ
バサワパトナ ヴァララクシミ
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アスヴァン テクノロジー エルエルシー
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    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04NPICTORIAL COMMUNICATION, e.g. TELEVISION
    • H04N7/00Television systems
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  • Multimedia (AREA)
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  • Two-Way Televisions, Distribution Of Moving Picture Or The Like (AREA)
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  • Cable Transmission Systems, Equalization Of Radio And Reduction Of Echo (AREA)
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Abstract

(57)【要約】 テレコミュニケーション・システムはループ−スルー・ケーブル配給アーキテクチャに接続された複数のユーザへテレコミュニケーション・サービスを提供する。本システムは、テレコミュニケーション信号を収集して、それをユーザ(15)へ伝送する信号収集及び伝送回路又は中継局(11)回路を含む。加えて、本システムは、前記信号収集及び伝送回路と作動的に接続されて、そこへ或はそこからテレコミュニケーション信号を受送信する信号配給システム(12)又は回路を含む。本システムは、関連された信号配給回路に作動的に接続されて、関連された信号配給回路からテレコミュニケーション信号を受信すると共に、該関連された信号配給回路へテレコミュニケーション信号を送信するユーザ又はカスタマ・インターフェース(14)装置を含む。信号配給回路は、複数の出力線を有するノード(38)と、該ノード出力線の内の1つと作動的に接続されたサービス・モジュール(40)とによって形成されている。サービス・モジュールは、複数の出力線、スプリッタ出力線の内の1つと作動的に接続されたユーザ・サービス・モジュール、並びに、前記サービス・モジュールを作動的に制御するプロセッサ制御回路を更に含む。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】 関連技術の相互参照 この出願は、1998年9月8日に提出された合衆国出願第09/149,1
94号の一部継続出願である。
【0002】
【背景技術】
本発明は一般的には通信信号の選択されたフォームを収集すると共に配給する
通信システムに関し、より詳細には、エンドユーザ・サイトまでそして該エンド
ユーザ・サイトから、テレビ、電話、並びに、データの信号を収集すると共に配
給する新規な通信システムに関する。
【0003】 通信信号を光ファイバ或は同軸ケーブルで直接的に或はインターフェース・ボ
ックスを介してテレビ受信器(受像機)に結合する機構が周知である。しかしな
がらこれら信号は加入ユーザ以外の盗用或は流用に対して非常に影響を受け易い
。こうした信号を盗用しようと望む者は意図されたユーザのケーブル線内へ不正
に入ることができるか、或は、不許可信号或はチャンネルの受領及び解釈を可能
とするハードウェア及び/或はソフトウェアを使用し得る。
【0004】 周知の半保障通信システムは複雑なセットトップ(set−top)・ボック
ス及び受信機インターフェースを利用してきた。そうしたシステムは費用がかか
り、しばしば、ユーザが要求するか或は必要とするものよりも複雑な構成を含ん
でおり、それ故にそのインターフェースの費用を増大する。更には、多くの区域
或は国々において、通信システム用の帯域幅は制限されており、殆どのテレビ受
信機におけるチャンネル数のように、通常300MHzに制限されている。
【0005】 通信配給システムの典型的な中継局はアナログ及びディジタルの圧縮信号を受
信し、それら信号を異なる搬送波周波数に変調し、それら信号を組み合わせ、そ
してそれら信号を光ファイバ或は同軸ケーブルで、各々が多数のユーザ、しばし
ば300或はそれ以上となるような数の多数のユーザに典型的にはサービスして
いる様々な電子的ノードへ送信する。そうしたノードで、信号はユーザ・サイト
での装置へ直接配給され得るか或は該装置と互換性ある周波数へ変換され得る。
中継局及び配給ノードの間の経路は制御されると共に安全であり、そしてそれ故
に、信号を不正変更することは難しい。しかしながらそうしたノードと加入ユー
ザとの間には多数の重要な問題が発生し得る。ケーブル内へ不正に入ることによ
って信号が盗用され得たり、チャンネルが不許可の解読装置を用いて解読され得
たり、そして異質の信号の受信がユーザ・サイトでの信号受信の品質を低下させ
得る。最後に、多くの先行技術に係る装置には、加入ユーザが従来の電話装置及
び手続きの仲介以外には信号プロバイダと通信することを可能とさせる逆方向経
路がない。これは、戻り経路通信のために、電話会社に依存した電話及びコンピ
ュータのサービス等の付加価値サービスの供給を作り出す。
【0006】 必要とされていることは、多数の通信チャンネルや、異なるタイプの通信媒体
(例えば、音声、ビデオ、データ等)を取り扱う方法である。
【0007】
【発明の概要】
本発明に従えば、複数のユーザに遠距離通信サービスを提供するテレコミュニ
ケーション・システムは、遠距離通信信号を収集して伝送するための信号収集及
び伝送システム中継局システムとも呼称する)と、該信号収集及び伝送システム
と作動的に接続された少なくとも1つの信号配給システムであり、その信号収集
及び伝送システムから信号を受信して、その遠距離通信信号を、該信号配給シス
テムへ遠距離通信サービス要求を送信すると共に信号を受信するカスタマ(顧客
)・インターフェース・ボックス(「CIB」)と通信する複数のユーザに対し
て、本発明に従ったサービス・モジュールを介して、伝送又は配給する信号配給
システムとを備える。
【0008】 信号配給システムは、好ましくは、1つ或はそれ以上のノードを備え、その各
々がサービス・モジュールとの接続のために1つ或はそれ以上の通信線を有する
。このサービス・モジュールは、好ましくは、CIBと接続して、カスタマ通信
装置からの遠距離通信サービス要求を制御すると共に許可するように構成されて
いる。
【0009】 本発明のより完全な理解は、図面を通じて同様参照番号で同様アイテムを示し
ている添付図面と関連されて考慮される際、好適実施例の詳細な説明と特許請求
の範囲を参照することによって誘導され得る。
【0010】
【発明の実施の形態】
本発明は、双方が好ましくは保障されたサイト又は複数サイトに配置されてい
る、しばしば中継局システムと呼称される信号収集及び伝送システム又は回路1
1と、信号配給システム又は回路12とによって形成されている、図1に示され
るようなテレコミュニケーション・システム10において実施されている。カス
タマ・インターフェース・ボックス(「CIB」)14は、ユーザ或は加入者の
サイト15に配置され、同軸ケーブル、光ファイバ・ケーブル、ねじれケーブル
対、或は、他の適切な広帯域幅接続手段等の適合する接続ケーブル16によって
信号配給システム12と作動的に接続されている。本発明の一実施例に従えば、
ユーザ・サイトは家庭、オフィス、会社、或は、その類であり得る。そうしたサ
イトは典型的には安全なサイトではなく、そこでテレコミュニケーション・シス
テム中継局から受信された信号は盗用或は悪用に対して影響を受け易い可能性が
ある。安全なサイトに配置されて本発明を実施している固有の信号配給システム
を利用することによって、ユーザ・サイトへの信号及びユーザ・サイトからの信
号はユーザによって特に要求されたものに限定され、そしてそれ故に、本システ
ムの安全性における実質的な改善が達成される。加えて、以下により詳細に議論
されるように、保障されたサイトからエンドユーザまでの信号チャンネルも付加
的な安全性のためにスクランブルされ得る。
【0011】 信号収集或は中継局システム11において、ケーブル放送、ペイ−パー−ビュ
ー(pay−per−view)又は視聴度数(従量)制、ビデオ−オン−デマ
ンド、並びに、インターネットの信号等の信号は、1つ或はそれ以上の衛星碗型
アンテナ、1つ或はそれ以上の直接放送受信アンテナ19、並びに/或は、マス
タ中継局(不図示)からの信号を搬送する広帯域幅ケーブル・ソース20等の様
々なソースから受信され得る。加えて、信号収集或は中継局回路11は、望まし
くは、電話網に対する1つ或はそれ以上の接続21と、インターネット接続或は
その類等のコンピュータ・システム・サービスに対する1つ或はそれ以上の接続
22を含む。
【0012】 当業者であれば理解して頂けるように、中継局システム11を介してのインタ
ーネット接続は様々な方法で行うことができる。例えば、中継局システム11は
、標準の電話回線、高速DSL回線、同軸ケーブル、光ケーブル接続、或は、そ
の他の適切な通信手段を介して、インターネット・サービス・プロバイダ(IS
P)に接続できる。しかしながら中継局システム11及びISP間を流れるデー
タの量を仮定すると、中継局システム11及びISP間の接続22は、同軸ケー
ブル或は光ファイバ接続等の広帯域幅接続である。代替実施例に従えば、中継局
システム11はケーブル接続を介して、例えば、広帯域幅ケーブル・ソース20
を介して中継局システム11と接続されたサービス・プロバイダ等のISPと接
続できるか、或は、中継局システム11はケーブル接続自体を通じてインターネ
ット接続サービスを提供するネットワーク・サーバ(不図示)を含むことができ
る。
【0013】 本発明の一実施例に従えば、信号収集或は中継局システム11は通信接続24
を介して信号配給システム又は回路12へ出力信号を提供する。通信接続24は
、任意の適切な高速或は広帯域幅接続を含み得るが、本発明の一実施例に従えば
通信接続24は同軸ケーブル或は光ファイバ・ケーブル接続を含む。信号配給シ
ステム12へ接続24を介して送信される信号収集又は中継局システム11から
の出力信号は、好ましくは、信号収集又は中継局システム11が発生し且つその
様々なソースから受信する電話、コンピュータ・データ、並びに、システム情報
の信号と共に、複数のチャンネルに対するビデオ及び/或はテレビ信号の組み合
わせを含む。信号収集又は中継局システム11及び信号配給システム12の間を
進む信号はアナログ、ディジタル、或は、アナログ及びディジタルの両方の組み
合わせであり得る。
【0014】 更に図1を参照すると、衛星碗型アンテナ18は様々な衛星からアナログ或は
ディジタル圧縮ビデオ・チャンネルを受信し得る。本発明の一局面に従えば、衛
星アンテナ18によって受信される信号は好ましくはアナログである。特にアナ
ログ信号は約3.7及び約4.2GHzの間の周波数範囲内である衛星から受信
される。このアナログ信号は、次いで、低域ノイズ遮断コンバータ(LNB)(
不図示)へ進む、該コンバータはその信号をL−帯域周波数(約950から約1
450MHz或はそれ以上)に変換する。次に、信号は1つ或はそれ以上のアナ
ログの統合されたレシーバ・デコーダ(「IRD」)25まで進み、それらデコ
ーダがL−帯域周波数に存在する各チャンネルをベース帯域周波数に変換する。
よって、当業者には理解して頂けるように、その信号に存在する各チャンネルに
対する1つのIRDを有することが好ましい。IRD25から、個々別々のベー
ス帯域チャンネルは変調器ビデオ・プロセッサ30によるケーブル・システム・
オペレータによって選択された1つのチャンネル(即ち、搬送波周波数)に変調
される。加えて、変調器ビデオ・プロセッサはそれら信号を暗号化するか或はそ
れら信号にスクランブルをかけて、支払い加入者だけがそうした信号のスクラン
ブル解除或は暗号化解除(解読)ができるように構成され得る。
【0015】 先に簡単に述べたように、衛星アンテナ18も衛星からのディジタル圧縮信号
を受信し得る。本発明のこの局面に従えば、そうした信号は2つの異なる方法で
取り扱うことができ、アナログ専用ケーブル・システムに対する対する一方の方
法と、ディジタル或はアナログ・ディジタルのケーブル・システムに対する他方
の方法とである。もしそのケーブル・システムが純粋にアナログ・システムであ
れば、或は、もしそのケーブル・オペレータが特定のディジタル・チャンネルを
アナログ・チャンネル配列上に配給すると決定したならば、ディジタル圧縮信号
は、ディジタルIRD25がアナログIRDの代わりに使用されることを除いて
、アナログ信号に対して先に議論されたものと同一の方式で処理される。しかし
ながら、もしケーブル・システムがディジタル能力を有し且つケーブル・システ
ム・オペレータがディジタル・チャンネルをディジタル形態で配給することを望
むのであれば、統合されたレシーバ・トランスコーダ(「IRT」)が使用され
て、そのディジタル変調及びQPSKからの誤り修正プロトコルをケーブル移送
用に適合するQAM変調に変える。次いで、変調器ビデオ・プロセッサ30はデ
ィジタル変調されたRF信号を所望のRFチャンネル位置へ変調することになる
【0016】 典型的には、アンテナ19で受信された直線放送信号はスクランブルされてい
ない。よって、本発明に従えば、それら信号は好ましくは復調器/変調器ユニッ
ト28まで進み、受信された信号はベース帯域に復調され、その信号チャンネル
がケーブル・オペレータによって選択されたような適切なケーブル・システム・
チャンネル周波数に再変調される。加えて、当業者には理解して頂けるように、
もし受信された直接放送信号チャンネルが既にユーザへ送信されることになるよ
うな周波数であれば、復調器/変調器28はその信号を復調及び再変調すること
がなく、単にその信号を通過させることになる。
【0017】 最後に広帯域幅接続20を介して受信された信号は衛星アンテナ18によって
受信された信号と同一方式で処理される。即ち、信号はデコードされてから、復
調され、所望のチャンネル周波数に再変調される。もし広帯域幅接続20も、例
えば、ケーブル・サービス・インターフェースにわたるデータの仕様(Data
−Over−Cable Service Interface Specif
ication: DOCSIS)を用いるケーブル・システム・インターネッ
ト接続或は他の規格に基づく接続等の広帯域幅インターネット接続を提供すれば
、ケーブル・モデム伝送システム(CMTS)は変調器29と共に使用され得る
。即ち、変調器29もケーブル接続に対してDOCSIS準拠システムにおける
CMTS或は他の適切なデータ伝送システムの後に構成され得る。
【0018】 変調器ビデオ・プロセッサ30とその他のビデオ変調器/復調器28及び29
とからの信号は組合わされて、コンバイナ回路31で単一ビデオ信号に合算され
る。この信号ビデオ信号は、好ましくは、システムのカスタマ又はユーザが所望
し得るか或は受信できる全てのチャンネルを含む。例えば、コンバイナ回路31
からの信号は、局所放送テレビジョン・チャンネル、ケーブル・テレビジョン・
チャンネル、ペイ−パー−ビュー・チャンネル、並びに、ビデオ・オン・デマン
ド・チャンネルを含む。
【0019】 コンバイナ回路31からのビデオ出力信号は、次いで、アクセス制御システム
32及びデータ経路変調器34へ伝送される。本発明の好適実施例に従えば、ア
クセス制御システム32は各チャンネルに対するユーザ許可の経過を追う。例え
ば、もしユーザが、HBO、ショウタイム、ペイ−パー−ビュー・チャンネル、
或は、その類等の特定のケーブル・チャンネルを受信する権利を購入すれば、ア
クセス制御システム32はそうしたチャンネルを受信するためにユーザの許可の
経過を追うことになる。次いで、各ユーザに対する許可情報は、個別チャンネル
帯域幅周波数範囲内のサービス・モジュール40へ送信される。以下により詳細
に議論されるように、許可情報はサービス・モジュールによって使用されて、特
定ユーザへの要求されたチャンネルをどこへ送信すべきか否かを決定する。当業
者には理解して頂けるように、アクセス制御システム32は適切なコンピュータ
・データベース及びユーザ認証情報を維持するためのシステムを含み得る。
【0020】 データ経路変調器34は、好ましくは、ユーザ承認データをシステム・メッセ
ージ及びその類等の他のデータと共に受信するように典型的には構成されたハー
ドウェアの商業的な一片である、そのデータを特定チャンネル周波数に変調する
。当業者に理解して頂けるように、本発明の通信システムはおそらく多数のユー
ザを有しているので、多量のユーザ認証データがそれぞれのサービス・モジュー
ル40へ伝送されることになる。それ故に、一実施例において、その情報を1つ
或はそれ以上の個別チャンネル搬送波周波数でシステムを通じて送信することが
、チャンネル認証情報を個別ビデオ・チャンネルに添えることよりも好ましい。
【0021】 データは適切な周波数に変調された後、ビデオ及びデータ信号は光ファイバ或
は同軸ケーブル接続等の高速或は広帯域幅接続35を通じて信号セパレータ36
へ送信される。電話及びコンピュータ接続21及び22も同様に信号セパレータ
36へ供給される。本発明の一実施例に従えば、信号セパレータ36は好ましく
はビデオ、システム・データ、電話、並びに、コンピュータの信号を含み得る順
方向経路信号を作り出し、そして該順方向経路信号を広帯域幅通信接続24を介
して配給システム又は回路12へ送信する。加えて、信号セパレータ36は好ま
しくは通信接続24の逆方向又は戻り経路信号から電話及び/或はコンピュータ
信号を抽出して、電話音声及び/或はコンピュータ・データ信号をそれぞれ電話
接続21及びコンピュータ接続22にわたって送信する。電話接続21はどちら
でも適切であればローカル交換搬送波或は長距離搬送波に接続され得る。またコ
ンピュータ接続22は、標準電話、高速電話(例えば、DSL、ISDN)同軸
ケーブル、光ファイバ、或は、その類等の任意の適切な通信接続であることが可
能である。
【0022】 図1に図示されているように、中継局システム11からの出力信号は、その信
号の情報がアナログ形態、ディジタル形態、或は、双方の組み合わせであること
が可能であって、通信接続24を通じて、好ましくは1つ或はそれ以上のケーブ
ル・ノード38及び複数のサービス・モジュール40を含む信号配給システム1
2へ伝送される。これらノード38は典型的には光ファイバ或は同軸ケーブルの
システムであるか、或は、その組み合わせであり、システムの帯域幅要件に合致
するように構成されている。従来のケーブル・システムにおいて、そうしたノー
ドの各々は、典型的には、約50から500カスタマに応対し、より好ましくは
約100カスタマに応対する。本発明に従えば、各ノード38は典型的には約1
0から約40サービス・モジュールに応対し、次いで各サービス・モジュールは
約10及び約40のユーザ・サイトに応対する。
【0023】 ノード38での信号は、典型的には、オプト−エレクトロニクス(O/E)・
コンバータ光ファイバから同軸形態(即ち、光からRF)へ変換され、次いでサ
ービス・モジュール40へ伝送される。当業者に理解して頂けるように、信号が
サービス・モジュール40へ進むに連れ、信号は多数の信号スプリッタ、カプラ
、並びに、増幅器を通過し得る。ノード38及びサービス・モジュール40間の
信号は順方向経路及び逆方向経路の双方を有するので、スプリッタ及び増幅器は
、好ましくは、二重経路を取り扱うように構成されている。
【0024】 本発明の一実施例に従えば、ユーザ・サイト15におけるサービス・モジュー
ル40及びカスタマ・インターフェース・ボックス(「CIB」)14の間の順
方向経路通信(即ち、ビデオ及び順方向経路電話及びデータ)は、好ましくは、
ベース帯域幅周波数で、或は、接続16を横切るチャンネル2、3、4、或は、
5等の非常に低いチャンネルで生ずる。また、当業者には理解して頂けるように
、エンドユーザへ伝送されるデータは、ケーブル・システム及びCMTSによっ
て典型的には決定されることになる個別データ・チャンネルで伝送され得る。接
続16は、光ファイバ、同軸ケーブル、ねじれ電話ケーブル対、POTS電話ケ
ーブル、或は、任意の他の適切な通信接続等の任意の適切な接続を含み得る。更
には、2つ以上の通信接続16がサイト15及びサービス・モジュール40の間
に存在し得る。サービス・モジュール40からCIB14への信号は、好ましく
は、RFアナログ形態であるが、その信号はディジタル形態で伝送され得る。例
えば、ディジタル信号は同軸接続を介してCIB14まで通過し得るか、或は、
xDSL線が使用され得てディジタル情報を移送する。
【0025】 CIB14からサービス・モジュール40までの戻り経路又は逆方向経路通信
は、好ましくは、電話、コンピュータ、並びに、モデム66(図2参照)からの
ユーザ要求データを含み、そして好ましくは、5及び50MHzの間の搬送波周
波数上に変調される。典型的なDOCSIS準拠システムにおいて、CMTSは
戻り伝送のための周波数をコンピュータに接続されたケーブル・モデムに知らせ
る。以下により詳細に議論されるように、CIB14は内蔵知能を殆ど必要とし
ないが、所望に応じてより高度な計算レベルまでアップグレードされ得る。加え
て、本発明の代替実施例に従えば、電話、データ、並びに、CIB14からサー
ビス・モジュール40へ戻り経路接続16を介して伝送されるユーザ要求情報の
代わりに、例えば、ユーザの現行の電話回線等の個別の通信線が使用され得る。
【0026】 次に図2を参照すると、カスタマ・インターフェース・ボックス(「CIB」
)14の一実施例のより詳細な図示が示されている。特にCIB14は、インタ
ーフェース・マルチプレクサ(MUX)58、モデム66、レシーバ68、プロ
セッサ70、並びに、ディスプレイ装置71を含む。本発明の一実施例に従えば
、サービス・モジュール40からの信号は接続16を介して、インターフェース
MUX58によってCIB14で受信される。CIB14、及び、特にインター
フェースMUX58は、次いで、接続59によって1つ或はそれ以上のテレビ受
像機60に接続される。加えて、インターフェースMUX58は1つ或はそれ以
上の電話機62及び1つ或はそれ以上のコンピュータ64に各接続61及び63
によって接続されている。
【0027】 インターフェースMUX58は、好ましくは、順方向経路からのビデオ信号を
濾過し、それを接続59を介して1つ或はそれ以上のテレビ受像機60へ送信す
る。同様に、インターフェースMUX58は順方向経路電話、コンピュータ、並
びに、システム・メッセージ信号を濾過し、それらをモデム66へ送信する。最
後にインターフェースMUX58はモデム66からの戻り経路情報であり、5及
び55MHzの間の搬送波上に変調されている戻り経路情報を受信し、戻り経路
経路データを伴うその搬送波をサービス・モジュール40へ送り戻す。モデム6
6は、標準の電話回線モデム、xDSL互換性モデム、DOCSIS準拠ケーブ
ル・モデム、或は、他の任意の適切な通信モデム等の任意の適切なモデムである
ことが可能である。
【0028】 図示実施例に従えば、電話機62、コンピュータ64、並びに、レシーバ68
からの情報は、好ましくは、コンピュータ・データ、電話音声、並びに、ユーザ
要求情報を的確な形態に変換するモデム66を通過し、その情報を戻り経路周波
数に変調する(例えば、5から50MHz)。例えば、もしサービス・モジュー
ル40及びCIB14の間を通過した信号がアナログ形態であれば、コンピュー
タ64からのディジタル・コンピュータ信号は、好ましくは、通信接続16にわ
たってサービス・モジュールl40へ進まされる前に、モデム66で的確な戻り
経路周波数に変調されるべきである。同様に、CIB14で受信されたコンピュ
ータ信号は、コンピュータ64或はプロセッサ70へ進まされる前に、ディジタ
ル形態に変換されるべきである。また、当業者であれば理解して頂けるように、
たとえもしサービス・モジュール40及びCIB14間の信号がディジタル信号
であっても、モデム66は戻り経路情報を的確な周波数に変調する必要性が依然
としてあり得て、例えばもしxDSL或は別の適切なディジタル通信手段が使用
されれば、モデムはその戻り経路通信プロトコルを補助する必要性があり得る。
【0029】 図2に図示されているように、CIB14は、ユーザ要求信号を受信するレシ
ーバ68を更に含む。例えば、レシーバ68はレーザダイオード、赤外線、或は
、RFの遠隔制御装置等の遠隔制御装置からのユーザ要求及びメッセージ情報を
受信するように構成され得るか、或は、レシーバ68は信号ソース(不図示)へ
のケーブル接続を有し得る。よって、CIB14は従来の手持ち遠隔制御ユニッ
ト或は他の同様な制御装置によってアドレス可能である。
【0030】 この特定の実施例におけるCIB14の動作は内部プロセッサ70によって制
御される。例えば、本発明の好適実施例に従えば、プロセッサ70はインターフ
ェースMUX58からテレビ60へのテレビジョン信号或はビデオ信号の転送を
補助する。加えて、プロセッサ70は好ましくはモデム66とインターフェース
接続し、どのようにして音声及びコンピュータ・データ情報を取り扱うべきかを
該モデムに命令する。最後にプロセッサ70は、好ましくは、レシーバ68によ
って受信されるユーザ要求及びメッセージ情報をサービス・モジュール40へ戻
すように送信(モデム66を介して)することを調整し、チャンネル及びシステ
ム・メッセージの情報をディスプレイ71上へ表示することを補助する。システ
ム・メッセージ情報は請求総額情報を、サービス・モジュール40を介して中継
局或はサービス・プロバイダからの許可或はシステム・メッセージと共に含むこ
とができる。
【0031】 本発明の代替実施例に従えば、より少ない知能を有するより安価なCIB14
が使用され得る。例えば、図3に図示されるようにCIB14はインターフェー
スMUX58と遠隔制御装置から信号を受信する遠隔レシーバ68とを具備して
構成され得る。インターフェースMUX58は音声、データ、並びに、ビデオ信
号を接続16を介してサービス・モジュール40から受信し、各信号を分割して
適切な箇所へ送るように構成されている。例えば、音声及びデータ信号は通信モ
デム/マルチプレクサ66へ進まされ、ビデオ信号は視聴のためにテレビ受像機
へ進まされる。図2に図示されると共に先に議論されたCIB14の場合のよう
に、通信混合又はモデム66は、好ましくは、信号を適切なアナログ或はディジ
タル形態へ変換し、音声信号を電話62へ且つデータ信号をコンピュータ64へ
それぞれ進ませる。また、インターフェースMUX58は解読或はスクランブル
解除の回路を含み得て、もし信号がCIB14へ伝送される前に先ず暗号化或は
スクランブル化されたならば、サービス・モジュール40からの信号を解読或は
スクランブル解除する。
【0032】 当業者であれば理解して頂けるように、図3はテレビ50、電話62、並びに
、コンピュータ64へ向かう個別のビデオ、音声、並びに、データの信号を示し
ている一方で、それら全ての信号はテレビ、コンピュータ、並びに/或は、電話
として動作できる単一装置へ進まされ得る。
【0033】 本発明の一実施例に従えば、ビデオ及び該ビデオ信号のオーディオ部分は、例
えばチャンネル2、3、4、或は、その類のRF搬送波上に一緒に変調され、サ
ービス・モジュール40から通信接続にわたってCIB14へ伝送される。本発
明の一局面において、信号のビデオ部分は複合ビデオ・フォーマットであり、信
号のオーディオ部分は単一チャンネル・オーディオ符号であって、単一チャンネ
ル上に変調された2つのチャンネルのステレオ信号であり得る。本発明のこの局
面に従えば、CIB14は複合ビデオ及びオーディオ信号をテレビ受像機、ホー
ム・シアタ、或は、ステレオ・システムまで、同軸ケーブル或は他の適切な通信
ケーブル等の適切な通信接続を介して進ませることができる。代替的には、CI
B14はS−ビデオ(Y/Cビデオとしても知られる)発生器及び/或はステレ
オ若しくはサラウンド・サウンド発生器を伴って構成され得る。本発明のこの局
面に従えば、適切なS−ビデオ又はY/Cビデオのケーブルと適切なステレオ接
続とが使用されて、テレビ或はホーム・シアタ・システムをCIB14へ接続す
る。
【0034】 当業者には理解して頂けるように、S−ビデオ或はY/Cビデオ発生器は、好
ましくは、複合ビデオ信号からのビデオ信号のY及びC成分を分離することがで
きる適切な櫛形フィルタ機構を備える。ステレオ或はサラウンド・サウンド発生
器は、単一オーディオ信号から2−チャンネル或は6−チャンネル信号を作り出
すことができる任意の適切なサウンド混合システムを備えることができる。サラ
ンド・サウンド信号はドルビーAC−3、ソニー・ダイナミック・ディジタル・
サウンド、ディジタル・シアタ・システム、或は、任意の他のものであることが
可能である。
【0035】 本発明の代替実施例に従えば、信号をS−ビデオ及び/或はステレオ・オーデ
ィオに変換するCIB14の代わりに、サービス・モジュール40は変換を為し
得る。この特定の実施例は以下により詳細に議論される。
【0036】 次に図4を参照すると、配給システム12のより詳細な図示、そして特にサー
ビス・モジュール40が図示されている。先に述べたように、配給システム12
は、好ましくは、複数のサービス・モジュール40に接続する1つ或はそれ以上
のノード38を備える。
【0037】 本発明の好適実施例に従えば、サービス・モジュール40は、好ましくは、中
継システム11からの信号を受信し、それらをユーザ・サイト15でのサービス
を要求するユーザにCIB14を介して配給するように構成されている。サービ
ス・モジュール40は各ユーザに対する双方向電話及びコンピュータ・トラフィ
ックを取り扱うことができる。各サービス・モジュール40は、約5及び約50
のユーザの間、そしてより好ましくは約20ユーザ等の多数のユーザに同時に応
対するように設計されている。
【0038】 本発明は、サービス・モジュール40及びCIB14の間の全てのビデオ通信
が1つ或はそれ以上のテレビ帯域幅のチャンネル、典型的にはそれ自体のCIB
14を有する各テレビ受像機に対する1つのチャンネルにわたって生ずると云う
前提に基づく。これらチャンネルはベース帯域オーディオ及びビデオ信号として
か、或は、2、3、4、若しくは5の低周波数チャンネルとしてかの何れかで通
信される。1つのみか或は数個のチャンネルが各ユーザ・サイト15へ送信され
る結果として、信号盗用は低減され、その理由はたった数チャンネルが一度に盗
難されるのみであるからであり、信号を盗用する関係者は有効ユーザによって選
択されたチャンネル又は複数チャンネルを観察することに限定される。加えて、
もし有効ユーザが自身のテレビ受像機をオフすれば、信号がCIBへ伝送されな
くなるので、盗用される信号が無くなる。この前提は、勿論、中継局システム1
1及びサービス・モジュール40の間の全てのケーブル接続及びハードウェア装
置が安全であることが予め仮定されている。そうした安全性は、全ての中継局に
対する安全な構築物及び構造、ノード、並びに、サービス・モジュール装置を、
洗練された妨害アルゴリズム及びスクランブリング及び暗号化の他の形態を用い
ることと共に、提供することで達成され得る。サービス・モジュール40によっ
て受信され処理されたビデオ信号がアナログ信号、ディジタル圧縮信号、或は、
それらの組み合わせであり得ることは、当業者には理解して頂けるであろう。そ
れ故に、信号のタイプ(即ち、アナログ或はディジタル)は、使用されるスクラ
ンブリング、ジャミング、並びに/或は、暗号化技術のタイプを指図することに
なる。加えて、もし追加的な安全性が必要とされたならば、サービス・モジュー
ル40及びユーザ・サイト15間の信号もスクランブル化、ジャミング化、並び
に/或は、暗号化され得る。
【0039】 サービス・モジュール40は、好ましくは、アドレス可能或はプログラム可能
なモジュールであり、暗号化、スクランブル化、ジャミング化、並びに/或は、
内部に変調された複数のチャンネルを有する周波数シフトされた信号を受信する
。サービス・モジュール40は、次いで、ユーザ要求ビデオ・チャンネルを信号
内のその変調周波数からベース帯域に変換してから、多分、低周波数チャンネル
へ変換し、それを要求しているユーザへ伝送する。よって、本発明の好適実施例
に従えば、著しい量の知能及びシステムの局面を作成する判断が図4に概略的に
示されるようにサービス・モジュール40内に提供される。特にサービス・モジ
ュール40は、好ましくは、同軸ケーブル、光ファイバ・ケーブル、或は、その
類等の広帯域幅通信線39を通じて、ケーブル・ノード38から信号を受信する
と共に該ケーブル・ノード38へ信号を伝送する信号電力スプリッタ41を含む
。加えて、信号電力スプリッタ41は、好ましくは、信号を増幅し、スプリッタ
接続44を通じて、サービス・モジュール40内の個々別々のユーザ回路42へ
信号を配給する。
【0040】 サービス・モジュール40の個々別々のユーザ・セグメント或は回路42は、
好ましくは、各ユーザの個々別々のCIB14と通信する。そうしたユーザ回路
42の各々は、好ましくは、サービス・インターフェース・マルチプレクサ(M
UX)45、出力インターフェース・マルチプレクサ(MUX)46、通信サー
ビス・モジュール49、レシーバ・デコーダ54、並びに、変調器59を含む。
加えて、もしサービス・モジュール40からCIB14への信号がスクランブル
化或は暗号化されると、各ユーザ回路42もスクラブリング或は暗号化回路を含
むことになる。スクラブリング或は暗号化回路は、ユーザ回路42内においての
個別の回路又は装置であり得るか、スクラブリング或は暗号化回路は、レシーバ
・デコーダ54、変調器59、出力インターフェースMUX42、プロセッサ5
8、或は、その類の内の1つの部分として構成され得る。サービス・モジュール
40のサービス・インターフェースMUX45は、好ましくは、ノード38から
スプリッタ41及びスプリッタ接続44を介して通信信号を受信する。次いでサ
ービス・インターフェースMUX45はその信号を、ユーザに対する電話及びコ
ンピュータ・トラフィックを取り扱う通信サービス・モジュール49を通じるか
、或は、ビデオ信号を取り扱うレシーバ・デコーダ54を通じるかして出力イン
ターフェースMUX46へ送信する。
【0041】 本発明のこの局面に従えば、もし信号が電話通信或はコンピュータ信号を含め
ば、サービス・インターフェースMUX45は好ましくは信号の電話通信及び/
或はコンピュータ成分を通信サービス・モジュール49へ接続48を介して進め
る。もしユーザが電話通信及び/或はコンピュータ信号を受信することを許可さ
れていれば、通信サービス・モジュール49はその信号を出力インターフェース
MUX46へ接続50介して進める。よって、本質的には、通信サービス・モジ
ュール49は、もしユーザがそうしたサービスに対して許可されていれば、電話
通信及び/或はコンピュータ信号を通過させることを可能とする通信スイッチと
して作用する。さもなければ、もしユーザが許可されていなければ、通信サービ
ス・モジュール49はその通信を妨げることになる。
【0042】 先に述べたように、中継局システム11からの信号はアナログ、ディジタル、
或は、それら双方の組み合わせであり得る。その形態にかかわらず、もし電話通
信及び/或はコンピュータ・データがアナログ・チャンネル上に変調され、且つ
、もしユーザがそのサービスを受信することを許可されたならば通信サービス・
モジュール49が好ましくは信号をCIB14へ進める。
【0043】 アナログ、アナログ・スクランブル化、或は、ディジタル圧縮及びコード化さ
れ得る信号のビデオ部分は、好ましくは、レシーバ・デコーダ54へ接続52を
介して進められる。そのビデオ信号を受信するに及んで、レシーバ・デコーダ5
4はその信号をスクラブル解除或は解読し、ユーザによって要求された特定のビ
デオ・チャンネルをその変調化或は圧縮化波形からベース帯域幅周波数へ変換す
る。ひとたび信号がベース帯域となれば、レシーバ・デコーダ54はその信号を
ベース帯域で接続55を介して出力インターフェースMUX46へ進めることが
できか、或は、レシーバ・デコーダ54はその信号を、チャンネル2、3、4、
或は、5等の所定の低周波数チャンネルへ再変調することができ、その信号をそ
の周波数で送信できる。以下により詳細に議論されるように、レシーバ・デコー
ダ54は、好ましくは、変調器59を利用して、選択されたチャンネルをその変
調周波数からベース帯域周波数へ変換し、次いで、もし適切であれば、低周波数
チャンネル出力へ変換する。また、もしスクランブリング或は暗号化が所望され
たならば、この時点で為され得る。スクラブリングはスペクトル転換(ローカル
発振器及び/或は変調器)、不許可のレシーバでは信号を見えなくするシンク抑
制、或は、それら双方の技術の組み合わせであり得る。加えて、もしサービス・
モジュール40からCIB14までの信号がディジタル信号であれば、ディジタ
ル暗号化技術が使用され得る。
【0044】 ひとたび出力インターフェースMUX46がレシーバ・デコーダ54及び通信
サービス・モジュール49からビデオ、音声、並びに/或は、コンピュータ信号
を受信したならば、その信号を通信接続16を通じて加入者或はユーザ・カスタ
マ・インターフェース・ボックス(CIB)14へ送信する。加えて、もし加入
者前提或はユーザ・サイトが独立して同調される2つ以上のテレビを有すれば(
即ち、それ自体のCIBを有する)、サービス・モジュール40は、好ましくは
、テレビ受像機毎に1つのレシーバ・デコーダ54を有することになる。各レシ
ーバ・デコーダ54は各テレビから要求された各プログラムを異なるチャンネル
、即ち2、3、4、或は、5に変調する。これらチャンネルは同一の出力インタ
ーフェースMUX46によって一緒に混合され得る。
【0045】 各ユーザ回路42の、サービス・インターフェースMUX45、出力インター
フェースMUX46、レシーバ・デコーダ54、通信サービス・モジュール49
、並びに、変調器59は、好ましくは、共通プロセッサ58によって制御される
。当業者であれば理解して頂けるように、プロセッサ58は任意の適切なコンピ
ュータ・プロセッサを含むことができると共に、メモリ、記憶装置、並びに、通
信バス、並びに、必要に応じてインターフェースを具備して構成され得る。
【0046】 本発明の一実施例に従えば、プロセッサ58は、好ましくは、特定のサービス
・モジュール40の各ユーザに対する全ての機能を制御する。例えば、プロセッ
サ58は、全ての請求総額情報、を維持すべく、信号が盗用されていないことを
確認するためのルーチン・チェックを実行すべく、ユーザ要求を取り扱うべく、
システム管理データ及び加入者メッセージの割り当てを制御すべく、ディジタル
暗号化処理を実行すべく、そして、テレビ及びペイ・チャンネルのプログラミン
グ情報をCIB14へダウンロードすべくプログラム或は構成され得る。加えて
、プロセッサ58は各家庭についての安全情報を受信すべく、そして、CIB1
4のデータ・ポートに接続されるか、或は、CIBデータ・ポートに接続されて
いるコンピュータと接続されたメータ読取り回路と通信することによってメータ
読取り等の機能を実行すべく構成可能である。
【0047】 プロセッサ58は、好ましくは、制御信号をサービス・モジュール40の様々
な構成要素に提供して、サービス・モジュール及びシステムの動作を制御する。
例えば、ユーザが特定のビデオ・チャンネルに対する要求を送信すると、この要
求は好ましくは出力インターフェースMUX46に到達し、そこでそれがサービ
ス要求として認識されて、モジュール制御プロセッサ58へ送信される。要求メ
ッセージ或はコードは、好ましくは、チャンネル要求を、カスタマの識別番号、
秘密コード、或は、パスワード等の様々なカスタマ情報と共に含む。加えて、プ
ロセッサ58は、もし必要であれば、ユーザから追加識別情報を尋ねるようにプ
ログラムされ得る。
【0048】 チャンネル要求及びカスタマ情報を受領するに及んで、プロセッサ58はカス
タマ又はユーザが有効カスタマであることを確認すると共に、カスタマがその要
求されたチャンネル受信を許可されていることを確認する。もしカスタマその許
可検査を通過すると、プロセッサ58は適切な同調信号を変調器59へ送信する
と共に、適切なスクランブル解除或はデコード化のコマンドをレシーバ・デコー
ダ54へ送信する。
【0049】 当業者には理解して頂けるように、中継局システム11からサービス・モジュ
ール40によって受信されたビデオ或はテレビ信号は1つ或はそれ以上のスクラ
ンブリング技術に従ってスクランブル化或は暗号化され得る。例えば、暗号化、
同期抑制、スペクトル転換、ジャミング、非規格の周波数変調、或は、それらの
組み合わせが使用され得る。加えて、信号におけるチャンネル変調の幾つかはア
ナログ及び他のディジタルであり得る。よって、ユーザ回路42は好ましくは信
号をデコード或は解読し、アナログ及びディジタルの双方のチャンネルを同時に
取り扱うように構成されている。例えばユーザ回路42は、信号のアナログ部分
を取り扱うアナログ・レシーバ・デコーダ54と、信号のディジタル部分を取り
扱うディジタル・レシーバ・デコーダ(又はトランスコーダ)とを有し得る。好
ましくは、プロセッサ58はスクランブリング解除或はデコーディング知能を含
み、レシーバ・デコーダ54(及びディジタル・トランスコーダ)に適切なデコ
ーディング方式に従ったデコーディングをどのように取り扱うかを指示する。ま
た、もしサービス・モジュール40からCIB14へのこの信号がスクランブル
化されるのであれば、プロセッサ58はスクラブリング技術を命令し、スクラブ
リング・プロセスを制御する。
【0050】 ディジタル圧縮ビデオ信号に対して、典型的には約6チャンネルから10チャ
ンネルがRF信号の約6MHz内で一緒に圧縮される。よって、ユーザ回路42
内のディジタル・レシーバ・デコーダ54はディジタル圧縮信号を受信すると、
要求されたチャンネルを搬送するディジタル圧縮信号のグループを選択する。次
いでレシーバ・デコーダ54は、好ましくは変調器59を用いて、その変調周波
数からベース帯域までチャンネル・グループを復調し、圧縮チャンネルを圧縮解
除(又は解凍)する。次いで、レシーバ・デコーダ54は、好ましくは、チャン
ネルが中継局で暗号化されていればそれらチャンネルを解読し、ユーザが要求し
た1つのチャンネルを選択する。レシーバ・デコーダ54は、次いで、そのクリ
ーンなチャンネルをベース帯域で出力インターフェースMUX46へ伝送するか
、或は、レシーバ・デコーダは信号を、所望に応じた2、3、4、或は、5等の
低周波数チャンネルに、好ましくは変調器59を用いて再変調する。出力インタ
ーフェースMUX6は、次いで、その信号をCIB14上に伝送する。当業者で
あれば理解して頂けるように、ディジタル・レシーバ・デコーダは、好ましくは
、DESのような非同期暗号化或は同期暗号化を含む任意のディジタル暗号化技
術を取り扱うことができる。
【0051】 アナログ・ビデオ信号に対して、典型的には1つのチャンネルがRF信号の約
6MHz帯域内へ変調される。よって、ユーザ回路42におけるアナログ・レシ
ーバ・デコーダ54はアナログ信号を受信すると、それをその変調周波数からベ
ース帯域へ好ましくは変調器59を用いて変換する。次いで、もしベース帯域ス
クランブリング或はジャミングが中継局システムで使用されたならば、レシーバ
・デコーダ54が好ましくはそのチャンネルをスクランブル解除し、そのクリー
ンなチャンネルを出力インターフェースMUX46へベース帯域で伝送する。代
替的には、レシーバ・デコーダ54は信号を、所望に応じて、2、3、4、或は
、5等の低周波数へ再変調でき、次いでその低周波数チャンネルを出力インター
フェースMUX46へ伝送する。出力インターフェースMUX46は、次いで、
その信号をCIB14上へ伝送する。当業者には理解して頂けるように、アナロ
グ・レシーバ・デコーダは、好ましくは、RF、ベースボード・スクラブリング
、或は、ジャミングを含む中継局システムで使用されるスクラブリング技術の任
意のタイプを取り扱うことができる。当業者には理解して頂けるように、もしR
Fスクラブリング或はジャミングが使用されたならば、レシーバ・デコーダ54
はそのチャンネルをベース帯域或は低周波数チャンネル(2、3、4、等々)へ
変換する前に、その信号をスクランブル解除する。また、それを低周波数へ変換
する前における所望チャンネルのベース帯域への変換の代わりに、変調器59は
チャンネルを、最初にベース帯域へ変換することなしに、その波打つ周波数から
低周波数チャンネルへ直接的に変換するように構成され得る。
【0052】 許可プロセス中、もしカスタマが無効であるか或は不許可カスタマであれば、
プロセッサ58は、好ましくは、中継局システムに無効カスタマがポート上にあ
る旨を知らせるべくシステム管理データを介してアラームを中継局システム11
へ送信する。次いでプロセッサ58はその特定ユーザ・ポート42に対する変調
器59をターン・オフし、事実上、中継局システムが非合法要求問題を解決する
までそのポートをディスエーブルする。ひとたびその問題が修正されたならば、
中継局システム11は、該中継局システムから局所的か或は遠隔的かの何れかで
そのポートを再活性化する。
【0053】 本発明の更なる局面に従えば、もしカスタマ或はユーザが受信すべく許可され
ていないチャンネルを要求すれば、プロセッサ58は好ましくはそのユーザに対
するCIB14へシステム・メッセージを送信し、該ユーザに無効或は不許可チ
ャンネルを要求していることを知らせる。好ましくは、そのメッセージはCIB
14(図2参照)のディスプレイ71上、或はテレビ・スクリーン上に表示され
ることになる。
【0054】 本発明の更に別の局面に従えば、もしユーザがペイ−パー−ビュー或はビデオ
・オン・デマンド映画又は構成を要求すれば、プロセッサ58はユーザがその目
的のための充分なクレジットを有するかを見るために検査する。これは幾つかの
方法で為され得る。例えば、プロセッサ58はユーザ或はユーザの支払い履歴に
対するクレジット報告を検査し得る。もしユーザが充分なクレジット信用度或は
充分な支払い履歴を有すれば、プロセッサ58はその要求を許容しユーザに代価
請求し、さもなければ、プロセッサ58はその要求を拒絶し、ユーザへメッセー
ジを送信し、拒絶に対する理由を述べる。加えて、システムはユーザが任意のペ
イ・チャンネル要求に対して前納をしなければならなくなるようにセットアップ
され得る。このようにユーザは、好ましくは、それに関する支払いクレジットの
請求書を有する。もしユーザが充分に利用可能なクレジットを有すれば、プロセ
ッサ58はペイ・チャンネル要求を許容し、ユーザの信用勘定の借方に記入し、
さもなければ、プロセッサ58はその要求を拒絶し、ユーザへメッセージを送信
し、その理由を述べる。
【0055】 他のビデオ・チャンネルの場合のように、もし支払いチャンネル要求が許容さ
れれば、プロセッサ58はレシーバ・デコーダ54にビデオ信号ストリームから
支払いチャンネルを選択するように指導し、変調器59はそのペイ・チャンネル
をその変調された周波数からベース帯域へ変換してから、ユーザのCIB14へ
の伝送のために適切な周波数へ変換される(例えば、ベース帯域或はチャンネル
2、3、4、5、或は、その類)。
【0056】 本発明の更なる局面に従えば、プロセッサ58は、また望ましくは、ペアレン
タル(parental)制御及び他の濾過能力を含み得る。例えば、プロセッ
サ58は特定の選択されたビデオ・チャンネルを子供が受信することを排除する
ようにプログラムされ得る。よって排除されたチャンネルを受信する親のために
は、好ましくは秘密のコードを入力して、その親がそのチャンネルを受信するこ
とを可能とする。
【0057】 本発明の更なる別の局面に従えば、もしカスタマ・インターフェース・ボック
ス14或はユーザ・テレビ受像機がオフされれば、プロセッサ58は好ましくは
接続16及び出力インターフェースMUX46を介してこの情報を受信し、CI
B14への信号をシャットオフする。これは誰かがそのケーブルにタップ付けし
て、合法な加入者が見ていない際にビデオ・チャンネルを見ることからシステム
を効果的に保護する。
【0058】 ユーザ或はカスタマが電話をかけようとする際、CIB14は好ましくは電話
要求メッセージ及びアクセスされる電話番号を伴う信号の戻り経路をフォーマッ
トする。プロセッサ58は、次いで、電話要求を受信し、ユーザが電話サービス
を受信すべく許可されているかを検査する。もしそうであれば、プロセッサ58
は通信サービス・モジュール49へコマンドを送信して、カスタマの電話接続を
中継局システム11に接続するか、或は、直に公衆電話支線交換(PBX)或は
、光ファイバ・ケーブル、同軸ケーブル、ねじれ電話回線対、或は衛星若しくは
セルラー接続等の適合する通信接続を介しての長距離搬送波に接続する。先に述
べたように、もし電話が中継局システム11に接続されたならば、好ましくは、
接続39のノード38までの戻り経路を介して、そしてノード38から中継局シ
ステムまでの接続24を介して(図1参照)、電話が中継局システムへ通信され
る。
【0059】 同様に、もしユーザがデータ或はインターネット・アクセス・サービスを要求
すれば、プロセッサ58はCIB14から通信接続16の戻り経路を介してサー
ビス要求及びユーザ情報を受信する。再度、プロセッサ58はカスタマがそうし
たサービスに対して許可されているか確認し、もし許可されていれば、通信サー
ビス・モジュール49に通信装置14と接続するように指示し、特に、コンピュ
ータ64を中継局システムにおけるコンピュータ或はインターネット接続まで戻
る戻り経路に、例えば接続22或は広帯域幅接続20を介して接続するように指
示する。本発明の一実施例に従えば、サービス・モジュール40における各ユー
ザ回路42に対するサービス・インターフェースMUX45は中継局システム1
1への順方向信号と該中継局システム11からの逆方向信号とを分離するように
構成されている。中継局システム11からの信号は、典型的には、様々な暗号化
テレビ放送、ケーブル、並びに、ペイ・チャンネルを含み、それらはアナログ形
態、ディジタル圧縮形態、或は、それら双方の組み合わせであり得る。中継局1
1からの信号も、カスタマのコンピュータ、及び/或は、電話通信に対する順方
向経路データを、様々なサービス・モジュール或は個々別々の加入者へのグロー
バル及び/或は個別メッセージ又は指示と共に含み得る。これら順方向経路信号
は、典型的には50MHz以上の周波数に変調される。
【0060】 サービス・モジュールから中継局システムまでの逆又は戻り経路信号は、典型
的には、ユーザからの電話及びコンピュータ通信を、カスタマ・サービス要求、
ペイ−パー−ビュー・プログラム要求、並びに、ユーザ或はサービス・モジュー
ルからの修繕、維持管理、並びに、ステータス情報のメッセージ等のシステム管
理データと共に、含む。本発明の好適実施例に従えば、戻り経路信号は典型的に
は、40MHz以下の周波数、より明確には約4MHz及び約40MHzの間の
周波数で通信される。本発明のこの局面に従えば、サービス・インターフェース
MUX45は、好ましくは、順方向経路において50MHzの高域フィルタを有
すると共に、戻り経路において50MHzの低域フィルタを有し、信号の順方向
及び戻り経路を分離している。加えて、サービス・インターフェースMUX45
は発信電話及び/或はコンピュータ通信信号と、戻り経路データのブロック内へ
のシステム管理データとを組み合わせることによって戻り経路信号を作り出すか
或はフォーマットするように構成され得て、戻り経路情報又はデータが適切な戻
り経路周波数にフォーマット或は変調されていることを確保する。しかしながら
、本発明の記載された実施例に従えばサービス・インターフェースMUX45は
中継局システム11への戻り経路データをフォーマットすべく構成されている一
方で、当業者であれば理解して頂けるように、サービス・モジュール40の他の
モジュール又は構成要素がその戻り経路データをフォーマットするように構成さ
れ得る。例えば、プロセッサ58及び/レシーバ・デコーダ54は戻り経路デー
タを組み合わせてフォーマットすべく使用され得る。よって、本発明は記載され
た実施例に限定されることはない。
【0061】 出力インターフェースMUX46は、本質的には、サービス・インターフェー
スMUX45と同様であり、好ましくは、同様の低域及び高域フィルタを備える
。先に議論されたように、カスタマが特定のビデオ或はテレビジョン・チャンネ
ルを要求した際、プロセッサ58はレシーバ・デコーダ54(及び変調器59)
がビデオ・チャンネルを、その変調周波数から信号のベース帯域周波数まで変換
し、その信号を解読又はスクランブル解除し、そしてその信号をベース帯域或は
好ましくは2、3、4、或は、5等の低チャンネル周波数で伝送するように指導
する。よって、サービス・モジュール40からユーザ・サイトまでの順方向経路
信号のビデオ部分は、好ましくは、各カスタマ・インターフェース・ボックス1
4に対して唯一のチャンネルを含む。加えて、CIB14への順方向経路信号の
電話及びコンピュータ情報部分は1つ或はそれ以上の順方向チャンネルの垂直帰
線消去期間(VBI)内において搬送され得るか、或は、電話及びコンピュータ
情報は1つ或はそれ以上の順方向経路チャンネルにフォーマットされ得る。
【0062】 本発明の一実施例に従って、サービス・モジュール40からCIB14まで伝
送された信号のビデオ部分は複合ビデオ形態であり、信号のオーディオ部分は単
一のオーディオ・チャンネル信号であり、双方ともに一緒に同一RF周波数帯域
に変調される。しかしながら、本発明の別の実施例に従えば、サービス・モジュ
ール40及び、特にユーザ回路42はS−ビデオ(Y/Cビデオとも呼称される
)信号及び/或は2−チャンネル・ステレオ若しくは6−チャンネル・サランド
・サウンド信号をCIB14へ伝送することができる。本発明のこの特定の局面
に従えば、サービス・モジュール40は複合ビデオ信号をS−ビデオ(Y/Cビ
デオ)信号に変換する回路を含み得る。例えば、適切な櫛形フィルタが利用され
得て、複合ビデオ信号からY及びC成分を抽出する。しかしながら、S−ビデオ
信号は、2つの別個のビデオ信号成分を単一の複合信号の代わりに含み、それら
2つの信号(Y及びC成分)は単一変調周波数に変調されるべきではない。よっ
て、本発明の好適実施例に従って、Y及びCビデオ信号成分の各々は個別の変調
周波数帯域へ変調され得て、CIB14へ個別チャンネルとして伝送され得る。
【0063】 同様にして、ステレオ・モード(2−チャンネル)或はサランド・サウンド・
モード(6−チャンネル)におけるビデオ信号のオーディオ部分を順送りするた
めに、サービス・モジュール40は、好ましくは、ステレオ或はサラウンド・サ
ウンド発生回路を含み、それがステレオに対するか、或は、サランド・サウンド
用の6つのオーディオ・チャンネルに対する2つのオーディオ・チャンネルを作
り出す。S−ビデオ信号の場合のように、多数オーディオ・チャンネルをCIB
14へ向けて個別変調周波数帯域で伝送することが好ましい。このようにして、
ステレオ、或は、サラウンド・サウンド・オーディオの分離は個別チャンネルを
同一変調帯域内に組み合わせることによって喪失されない。
【0064】 本発明のこの特定の実施例に従って、CIB14は好ましくは個別周波数帯域
内で伝送されたビデオ信号の各ビデオ及び/或はオーディオ成分に対する復調器
を含む。例えばもしサービス・モジュール40からのビデオ信号がS−ビデオ信
号及び2−チャンネル・ステレオ・オーディオ信号として伝送されれば、そのビ
デオ信号は4つの個別周波数帯域に変調され、1つがYビデオ成分、1つがCビ
デオ成分、1つが右ステレオ・オーディオ・チャンネル、並びに、1つが左ステ
レオ・オーディオ・チャンネルである。このようにして、CIB14は各成分パ
ートを復調する少なくとも4つの復調器を含む。各成分パートがベース帯域に復
調された後、CIB14はその信号をテレビ受像機及び/或はホーム・シアタ・
システムへ適合する接続を用いて伝送する。例えば、S−ビデオ信号は好ましく
はS−ビデオ・ケーブルを用いてテレビ受像機へ伝送される、ステレオ・チャン
ネルは、RCAコネクタ或はその類等の適合するオーディオ接続を用いて、テレ
ビ受像機或はステレオ・システムへ伝送される。
【0065】 本発明の別の実施例に従えば、もしユーザ・サイトが2つ以上のテレビを有す
れば、そのユーザ・サイトは各テレビ受像機に1つずつの2つ以上のCIB14
を有し得る。ユーザ・サイトは典型的には、各テレビ受像機がそのユーザ・サイ
トにおけるその他のテレビ受像とは異なるビデオ信号を表示するためにサービス
・モジュール40に対する1つの通信接続だけを有することになるので、多数の
ビデオ・チャンネルがユーザ・サイトへ伝送されるべきである。好ましくは、各
テレビ受像機及び関連CIB14に対して1つのチャンネルが通信接続16を介
してユーザ・サイトへ伝送される。よって、そうした構成を適合するために、各
テレビ受像機に関連されているそうしたCIB14の各々は、例えば2、3、4
、5等々の異なるチャンネルと同調させられ、各装置に対して1チャンネルと云
うように、ユーザ・サイトへの順方向経路信号が多数のチャンネル信号を含むこ
ととなる。もしサービス・モジュール40からの信号がS−ビデオ及び/或はス
テレオ・オーディオ形態であれば、家庭における各テレビ受像機は、好ましくは
、複数の周波数帯域を受信することとなり、そのテレビ受像機に対するビデオ信
号の各成分に対して1つの周波数帯域となる。
【0066】 本発明の更なる別の実施例に従えば、個別CIB14を有する家庭における各
テレビ受像機の代わりに、単一のCIB14は、好ましくは、家庭における各テ
レビ受像機に対して1つずつの信号となるように、多数信号を受信するように構
成され得る。この特定の実施例に従って、CIB14におけるインターフェース
MUX58が典型的にはサービス・モジュール40から、家庭における各テレビ
受像機に対して全ての要求されたチャンネルを受信するように構成されるので、
個別のテレビ受像機に対する個別のチャンネル要求を処理することを除いて、追
加的なCIBの必要性はない。このようにして、RF或は多数の遠隔制御装置か
らの他の伝送を受信するようにCIB14が構成されることを可能であり、追加
的なCIBを家庭に置く必要性無しに、各個別テレビに関連された遠隔制御装置
が該遠隔装置が関連されたテレビに対するチャンネル入力を制御することを可能
とする。
【0067】 先に述べたように、CIB14は好ましくはサービス要求情報とコンピュータ
及び電話通信の情報とを、適切であれば、接続16の戻り経路を介してサービス
・モジュール40と通信する。例えば、標準的な同軸ケーブル通信接続の典型的
な戻り経路は約4MHzと約40MHzとの間の周波数範囲である。しかしなが
ら、本発明の代替実施例に従えば、戻り経路は、約50MHz及び約500MH
zの間のチャンネル周波数範囲の1つ等のより高い周波数範囲で構成され得る。
もしサービス・モジュール40及びCIB14の間の通信接続16はxDSL接
続を含めば、ビデオ及びオーディオ信号がサービス・モジュール40からCIB
14までベース帯域で送信され得る。本発明のこの特定実施例に従ってCIB1
4からサービス・モジュール40までの戻り経路は略DC及び約12KHzの間
である。
【0068】 本発明の別の実施例に従えば、サービス・モジュール40と通信接続16の戻
り経路を介して通信するCIB14の代わりに、CIB14はサービス・モジュ
ール40と別個の通信接続を介して通信することができる。例えば、CIB14
からサービス・モジュール40へのサービス要求、データ、並びに、電話通信の
信号は、標準的な電話回線にわたって、或は、PCS、セルラー、ローカル・マ
ルチポイント・ディストリビューション・システム(local multi−
point distribution system: LMDS)等々の別
の通信接続を介して行うことができる。また、サービス・モジュール40は同様
にして中継局システム11と通信し得る。それ故に、本発明は標準的な同軸ケー
ブル或は光ファイバ接続の戻り経路を用いることに限定されることはない。
【0069】 先に議論されたように、CIB14からサービス・モジュール40までの戻り
経路は、好ましくは、ユーザのコンピュータからのデータを運ぶように構成され
、電話通信信号及びユーザ・サービス要求を出す。しかしながら、本発明の更に
別の実施例に従えば、カスタマのコンピュータがベース帯域で情報を受信するよ
うに構成された場合、サービス・モジュール40からユーザ・サイトまでの個別
接続は個別ベース帯域の出力をサービス・サイトからコンピュータまで運ぶため
に提供され得る。そうした接続は個別ケーブル・ファイバ或は導線ワイヤ接続で
あり得て、ユーザ・サイト及びサービス・モジュールの間の他のデータ及びテレ
ビ信号と干渉しない。コンピュータはモデム或はその類を介して、CIBとの接
続無しにこの接続と直に接続することができる。
【0070】 図4に示されるような通信サービス・モジュール49の主機能は、ユーザのニ
ーズに従って全ての音声及びデータ通信を取り扱うことである。先に述べたよう
に、ユーザのCIB14はモデムを含むか或はモデムに接続されて、データが適
切にフォーマットされたサービス・モジュール40へ提示されるように為す。よ
って、もしプロセッサ58が電話及び/或はコンピュータ・サービス要求を保証
したならば、通信サービス・モジュール4949はスイッチとして作用し、電話
及び/或はコンピュータ通信がサービス・インターフェースMUX45へ、そし
て最終的には中継局システムへ転送されることを可能とする。
【0071】 先に述べたように、コンピュータ及び電話通信情報は順方向経路内をサービス
・モジュール40からCIB14まで高い周波数の専用チャンネル(即ち、>5
0MHz)、4−40MHz帯域で運ばれ得るか、或は、情報が1つ或はそれ以
上のビデオ・チャンネルの垂直帰線消去期間(VBI)内にコード化され得る。
【0072】 本発明の一実施例に従って、順方向経路データは、ケーブル・サービス・イン
ターフェースにわたるデータの仕様(DOCSIS)システム或は他の適切なケ
ーブル・システムにわたるデータを用いて、中継局からサービス・モジュール4
9まで、そしてCIB14まで伝送される。本発明のこの局面に従って、中継局
はケーブル・モデム終端システム(CMTS)を有し、それが変調器及び復調器
を含んで、順方向経路データ(即ち、サービス・モジュールを介しての中継局か
らエンドユーザCIBまで)を特定周波数へ変調し、戻り経路データ(即ち、サ
ービス・モジュールを介してのユーザ・コンピュータから)を復調する。CMT
Sは、局所的に或はワイド・エリア・ネットワークを介して現存の遠隔インター
ネット・バックボーン点に到達することによって、ケーブル・システム及びイン
ターネット・バックボーンの間のインターフェースをも提供する。CMTSは典
型的にはデータを50MHz以上の周波数へ変調してから、戻り経路に対して使
用する周波数をケーブル・モデムに指示する(典型的には4及び40MHzの間
)。
【0073】 データがサービス・モジュール40に到達すると、通信サービス・モジュール
49はデータ信号をサービス・モジュール40に接続されたCIB14の各々ま
で進める。CIB14内の或はCIB14に接続されたDOCSIS準拠ケーブ
ル・モデムは、特定ユーザ用に意図されたデータ信号の部分を抽出することにな
る。当業者には理解して頂けるように、各CIB及びサービス・モジュールに接
続されたケーブル・モデムは全データ信号(即ち、サービス・モジュールに接続
された全ユーザに対するデータ)を受信し、特定エンドユーザのデータではない
。本発明のこの局面に従えば、ケーブル・モデムは複合データ信号からその特定
のエンドユーザに対するデータを抽出するように構成されている。
【0074】 戻り経路に対して、ケーブル・モデムはその戻り経路データをCMTSによっ
て決定された周波数(典型的には40MHz以下)へ変調することになる。戻り
経路データはCIB14からサービス・モジュール40まで進むことなる。サー
ビス・モジュール40で、通信サービス・モジュール40は戻り経路データを中
継局のCMTSまで進める。
【0075】 ケーブル電話通信は同様にして取り扱われることになる。サービス・モジュー
ル40内の通信サービス・モジュール49はその電話通信を中継局及び各CIB
14の間に進めることになる。本発明のこの局面に従えば、CIB14はケーブ
ル・ネットワーク・インターフェース装置(NID)を具備し得て、ケーブル電
話通信機能を取り扱う。
【0076】 本発明の別の実施例に従えば、サービス・モジュール40及びCIB14のユ
ーザ・モデム66の間のデータ及び電話通信は電話回線或はその類等の個別の専
用双方向通信線上であり得る。この場合、通信モジュール49は、先に議論した
ように、同一方式で順方向及び戻り方向データの双方を取り扱うことになる。同
様にして、システムはサービス・モジュール40及びCIB14の間の順方向経
路通信が通信線16を介するように、そして、CIB14からサービス・モジュ
ール40までの戻り経路通信がねじれ電話回線対(POT、xDSL等々)或は
その類等の個別通信線を介するように構成され得る。
【0077】 次に図5を参照するとサービス・モジュール40の別の実施例が図示されてい
る。本発明のこの特定の実施例に従えば、サービス・モジュール40は、好まし
くは、エンドユーザへビデオ・サービスだけを提供するように構成される。この
ようにして、サービス・モジュール40は該サービス・モジュール40に接続さ
れた各エンドユーザのテレビに対する統合されたレシーバ・デコーダ(IRD)
54を含む。この特定の実施例のサービス・モジュール40は、複数の商業的に
入手可能なIRDから構成され得る。しかしながら、多くの商業的に入手可能な
IRDは赤外線遠隔制御装置からコマンドを受信する。それ故に、プロセッサ5
8がIRD54と通信するためには、赤外線トランスミッタ86が好ましくは使
用される。プロセッサ58はコマンド赤外線トランスミッタ86へ通信接続88
を介して送信し、そしてトランスミッタ86は赤外線伝送を用いてIRD54へ
コマンドを通信する。IRD54はプロセッサ58からコマンドを受信して、特
定のビデオ・チャンネルを選択し伝送する際、IRD54は要求されたチャンネ
ルを選択し、それの解読或はスクランブル解除を為して、それをベース帯域或は
低周波数チャンネルへ変換してから、そのチャンネルを出力インターフェースM
UX80へ送信して関連されたCIB14への伝送を為す。サービス・モジュー
ル40は図5に図示されたようなIRD54の全てに対して単一の出力インター
フェースMUX80を含み得るか、或は、各IRD54は関連されたそれ自体の
出力インターフェースMUX80を有することができる。これは商業的に入手可
能なIRDの使用で現行の配線を用いた同一目標を達成させることを可能とする
【0078】 次に図6を参照すると、本発明の別の実施例が図示されている。この特定の実
施例に従えば、テレコミュニケーション・システム100は様々なテレコミュニ
ケーション・サービスを多数の居住単位(MDU)内、或は、共同住宅、連棟住
宅、単一家族住居の集団若しくはグループ、事務所ビル、キャンパス、或は、単
一アンテナ若しくはアンテナの共通グループを利用する他の任意のユーザ・グル
ープ等の共有アンテナ複合体(SAC)内に在住するカスタマ又はユーザへ配送
するように構成される。
【0079】 当業者には理解して頂けるように、家庭直結の衛星伝送をMDU複合体或はS
ACにおける居住者に配送することは、各単位に対する個々別々の衛星アンテナ
を付加することが難しく且つ不可能であるために困難である。よって、この問題
を克服するために、幾つかのSACは単一アンテナ或はアンテナ・グループを屋
根或はSAC建物の他の箇所に配置し、信号を個々別々の居住者家庭へ伝送して
いる。アンテナは、典型的には、18インチKu帯域アンテナ、30インチ中間
電力アンテナ、或は、より大きなC−帯域TV受信専用(TVRO)アンテナで
ある。これらシステムに係わる問題は、それらが個別の高価な各居住者単位に対
するレシーバ・デコーダを必要として、システムのコストを増大し、よって従来
のケーブル・テレビジョン・システムと競合することを難しくしていることであ
る。加えて、現行システムは付加的な電話及びコンピュータのアクセス・サービ
スを提供する手段を全く含まない。それ故に、衛星テレビ、ローカル・テレビ、
電話、並びに、コンピュータのサービスをSACにおけるカスタマに妥当な費用
で提供できるシステムをもたらすことが望ましい。
【0080】 図6に図示されたテレコミュニケーション・システム100はそうしたサービ
スを提供するように構成されている。特に、テレコミュニケーション・システム
100は1つ或はそれ以上のマスタ・アンテナ102、低ノイズ遮断(LNB)
コンバータ104、マルチプレクサ(MUX)106、電力分割回路108、複
数の信号増幅器110、並びに、1つ或はそれ以上のサービス・モジュール11
2を含む。
【0081】 本発明の一実施例に従えば、マスタ・アンテナ102は、直接放送衛星(DB
S)ビデオ・サービス・プロバイダから様々なテレビジョン・プログラム・チャ
ンネルを受信するように構成されている。ビデオ・チャンネルは様々なケーブル
・チャンネルを、ペイ−パー−ビュー及びビデオ・オン・デマンドのサービスと
共に含み得る。好ましくは、アンテナ102によって受信されたビデオ信号は、
Ku周波数帯域内の500MHz帯域幅或は1000MHz帯域幅の信号である
。LNBコンバータ104は信号を受信し、それを、約950から1450MH
zそして約20から約2050MHzのL帯域周波数範囲へ変換する。この50
0−1000MHz帯域幅信号は約20から約40のトランスポンダ・スロット
に分割され得て、その各々がアナログ・ビデオ・チャンネル或は約1〜20ディ
ジタル圧縮ビデオ・チャンネルを搬送し得る。各トランスポンダ・スロットは、
約25MHzから約50MHzそしてより好ましくは約36MHzの間の周波数
帯域を含む。
【0082】 LNBコンバータ104から、アナログ及び/或はディジタル圧縮ビデオ信号
がMUX106まで進み、該MUXは先により詳細に議論されたように、戻り経
路信号からダウンストリーム信号を分離する。MUX106からの信号は電力分
割回路108を通過し、該電力分割回路は信号を複数の信号、より好ましくは、
各フロア若しくは2フロア、連棟住居グループ、或は、クラスタ住宅、ガーデン
アパート等々の共同住宅グループに対して1つの信号に分割し増幅する。各個別
分割線からの出力は、特定のフロア或はグループに対して1つ或はそれ以上のサ
ービス・モジュール112へ伝送される。当業者には理解して頂けるように、信
号が様々なフロア或は家庭グループにおける様々なサービス・モジュール112
へ伝送される場合、それら信号が伝送されるには増幅することが望ましい可能性
がある。よって、図6に図示されているように、信号は1つ或はそれ以上の信号
増幅器110を通過し得る。信号増幅器110の数及び箇所はSACの特定の形
態に依存することになる。
【0083】 本発明の別の実施例に従えば、アンテナ102及びLNB104からの信号は
電気光学コンバータ(不図示)を用いて光信号に変換され得て、光ファイバ・ケ
ーブルにわたって様々なフロア或はその他の比較的安全な箇所におけるサービス
・モジュール112へ送信される。次いで、サービス・モジュール112は、好
ましくは、光信号を電気信号に戻すように変換してから、対応してその信号を処
理する。
【0084】 図示の実施例に従えば、サービス・モジュール112は図4を参照して先に議
論されたサービス・モジュールと同様である。それ故に、サービス・モジュール
112はアナログ形態、ディジタル圧縮形態、或は、その双方の組み合わせの形
態のビデオ信号を受信するように構成され得る。もし衛星から典型的な信号であ
るディジタル圧縮信号を取り扱うのであれば、サービス・モジュール112はデ
ィジタル圧縮ビデオ信号を圧縮解除又は解凍する回路を含む。本発明のこの局面
に従えば、サービス・モジュール112は、好ましくは、約10から約20の統
合されたレシーバ・デコーダ或はIRDチップセット(ここでは交換可能にIR
Dとして呼称する)を含む(サービス・モジュール112に接続された各ユーザ
・テレビに対して1つ)。IRDは好ましくは特定ユーザに対する要求されたチ
ャンネルを含む圧縮ビデオ信号からトランスポンダ周波数帯域を抽出し、それを
ベース帯域周波数へ復調する。次いで、IRDはその周波数帯域をディジタル方
式でその帯域に圧縮された10から20の個別チャンネルに解凍する。もし信号
が暗号化されて送信されたならば、IRD或はプロセッサはその信号を解読する
。最後に、サービス・モジュール112は要求されたビデオ・チャンネルを抽出
し、それをユーザへベース帯域で伝送するか、或は、その信号をチャンネル2、
3、4、或は、5等のチャンネル周波数へ復調する。もしサービス・モジュール
112がアナログ・ビデオ信号を受信すれば、好ましくはそれら信号を図4にお
けるサービス・モジュール40と同一方式で処理することになる。
【0085】 本発明の別の実施例に従えば、システム100はローカル放送テレビジョン信
号を受信するアンテナ114、及び/或は、ケーブル会社からのチャンネルを受
信するケーブル接続(不図示)を更に含み得る。当業者であれば理解して頂ける
ように、ローカル放送チャンネルは典型的にはアナログで未暗号化であり、50
−850MHz帯域幅内に常駐する。本発明のこの局面に従えば、アンテナ11
4からの信号は、好ましくは、周波数コンバータ116まで進み、それが受信ロ
ーカル放送信号を異なる周波数へ変換し得るか或は変換し得ない。周波数コンバ
ータ116からの信号は合算回路118まで進無。同様にして、ケーブル・シス
テムからのチャンネルは合算回路118まで直接的に進まされ得るか、或は、合
算回路118へ進まされる前にそれらは最初に異なる周波数へ変換され得る。
【0086】 合算回路118はローカル放送信号及びケーブル信号を衛星アンテナ102か
ら受信された信号と組合わされ得て、それら信号を電力分割器108へ進める。
このようにして、システム100は衛星チャンネル、ローカル放送チャンネル、
並びに、ケーブル会社からユーザへのチャンネルを提供し得て、殆どの衛星サー
ビス・プロバイダが現行下において提供できない解決策を単独の家庭にでさえ提
供する。また、当業者には理解して頂けるように、もしローカル放送及びケーブ
ル信号がアナログであり、衛星信号がディジタルであれば、合算回路118はア
ナログ信号をそのディジタル信号と合算し、全ての信号をサービス・モジュール
112へ進める。次いで、サービス・モジュール112はアナログ及びディジタ
ルの信号の双方を処理するように構成されることになる。加えて、本発明の代替
的実施例に従えば、アナログ及びディジタルの信号を組み合わせる代わりに、ア
ナログ信号は1つの通信接続上をサービス・モジュール112まで進まされ得て
、ディジタル信号は別個の通信接続上をサービス・モジュール112まで進まさ
れ得る。
【0087】 本発明の一実施例に従えば、ローカル放送チャンネルはサービス・モジュール
140によって受信されて、エンドユーザまでサービス・モジュール112によ
って処理されること無しに進まされる。例えば、ローカル放送信号はノード38
から直接的に出力インターフェースMUX46まで通信経路122(図4参照)
を介して進み、そして通信接続16を介してエンドユーザまで出力される。この
ようにして、エンドユーザは接続16を介して、CIB14を有すること無しに
且つケーブル或はDBSサービスに加入すること無しにローカル放送局を受信で
きる。
【0088】 また、システム100は電話及びコンピュータのサービスをMDU及び/或は
SACに居住するカスタマへ提供するように構成され得る。図1に図示され且つ
先に記載されたシステムの場合のように、カスタマ・サービス要求は、電話及び
コンピュータのアクセスと共に、好ましくはユーザ・サイトに配置されたカスタ
マ・インターフェース・ボックス(CIB)から発する。CIBからのサービス
要求、電話、並びに、コンピュータの信号はサービス・モジュール112まで通
信される。サービス・モジュール112はそのサービス要求を処理し、電話及び
コンピュータの信号を電話システム及び/或はコンピュータ若しくはインターネ
ット・アクセス・ファシリティまでそれぞれ送る。本発明のこの局面に従えば、
サービス・モジュール112からの電話及びコンピュータの信号は、好ましくは
順方向信号及び戻り経路信号を分離するMUX106を介して戻される。次いで
、戻り経路信号(即ち、電話及びコンピュータの信号)はMUX106から、電
話回線、ケーブル線、セルラー接続、マイクロウェーブ伝送、或は、その類等の
適切な接続120を介して適切な箇所へ接続される。例えば、電話はローカルP
BXに接続され得るか、或は、電話は長距離搬送波に直接的に接続され得る。同
様に、コンピュータ信号は、先に議論されたように、1つ或はそれ以上のインタ
ーネット或はコンピュータ・ネットワーク・アクセス・サービスに接続され得る
【0089】 次に図7を参照すると、本発明の更に別の実施例が示されている。本発明のこ
の特定の実施例に従えば、サービス・モジュール152はテレコミュニケーショ
ン・サービスをループ−スルー(loop−through)・システムで一緒
に連続的に配線されたユーザに提供するように構成される。例えば、多くのより
古いアパート建造物において、単一ケーブルは1つの部屋から次の部屋まで等々
のように連続して進む。典型的には、ループ回路は同一フロアの各部屋を接続す
ることとなるが、そのようには構成される必要性はない。こうしたループ−スル
ー・システムはに従えば、各部屋は典型的には信号を分割するカプラを備え、そ
の部屋における1つ或はそれ以上のテレビがそのループ−スルー・システムに接
続され得る。ループ−スルー配線を具備する建物は、従来、プレミアムのチャン
ネル、ペイ−パー−ビュー・チャンネル、或は、付加的なケーブル・チャンネル
でさえ提供すべくアップグレードすることは非常に難しかった。更に、従来のル
ープ−スルー・システムでのケーブルにわたって電話及びコンピュータ・サービ
ス等の双方向通信を提供することは非常に難しい。しかしながら、サービス・モ
ジュール152はそうしたサービスをループ−スルー・システムに接続されたユ
ーザに提供することができる。
【0090】 本発明のこの特定の実施例に従えば、サービス・モジュール152は、好まし
くは、スプリッタ154、複数のユーザ制御回路(UCC)156、合算回路1
58、マルチプレクサ(MUX)160、並びに、制御プロセッサ172を含む
。図4に図示されているサービス・モジュール40の場合のように、スプリッタ
154は、ビデオ、電話、並びに/或は、コンピュータ・サービスを提供する中
継局システムから信号を受信し該中継局システムへ信号を伝送するように構成さ
れている。加えて、スプリッタ154は信号を増幅しそれをスプリッタ接続15
5を通じてサービス・モジュール152における個々別々のUCC156へ配給
する。
【0091】 サービス・モジュール40のユーザ制御回路42の場合のように、ユーザ制御
回路156はループ−スルー回路における個々別々の部屋と通信するように構成
され、サービス・インターフェースMUX、統合されたレシーバ・デコーダ、通
信サービス・モジュール、並びに、変調器を含む。サービス・インターフェース
MUX、統合されたレシーバ・デコーダ、通信サービス・モジュール、並びに、
変調器は、全て、先に議論されたサービス・変調器40における等価構成要素と
同一方式で動作するが、ビデオ・チャンネルをベース帯域或は2、3、4、若し
くは、5のような低周波数チャンネルで伝送するUCC156における各IRD
の代わりに、ループ−スルー・システムにおいては、サービス・モジュール15
2から最も遠方の部屋へ送信されるべきビデオ信号は好ましくはチャンネル2に
変調され、次に最も近い部屋に対する信号は好ましくはチャンネル3に変調され
る等々、サービス・モジュール152に最も近い部屋に対する信号は最も高いチ
ャンネル番号に変調される。この特定の形態の場合、もしループ・スルー回路に
おける合計部屋の数が「N」個であれば、好ましくはサービス・モジュール15
2において少なくとも「N」個のUCC156があり、そして、UCC「N」に
おけるIRDは好ましくはその要求されたビデオ信号を、M=N+1とした場合
、チャンネルMに関連された周波数へ変調する。よって、例えば、もし特定のア
パート建物フロア上におけるループ−スルー・システムが10個の部屋に対応す
れば、サービス・モジュールに最も接近した部屋に対するビデオ信号は、好まし
くはチャンネル11に変調されることになる。この特定の形態は更なる部屋への
損失を最小化する。
【0092】 UCC156におけるIRDが信号を特定チャンネル周波数へ変調した後、U
CC156からの変調出力はコンバイナ回路158へ接続157を介して進まさ
れ、単一信号に結合される。次いでこの信号は出力MUX160を通じてループ
−スルー回路における全部屋に供給するケーブル164へ伝送される。ループ−
スルー・ケーブル164は各部屋でカプラ168を通過して、各部屋をループ−
スルー回路に結んでいる。即ち、各部屋における少なくとも1つのカスタマ・イ
ンターフェース・ボックス(CIB)172はカプラ168を通じてループ−ス
ルー回路に結着されている。
【0093】 各部屋に対する適切なチャンネルを抽出するために、カプラ168CIB17
2は好ましくは帯域フィルタ(BPF)を含み、それがその特定の部屋のチャン
ネルのみがその部屋におけるテレビ受像機に利用可能となるように為すことを可
能としている。例えば、部屋1に対してカプラ168又はCIB172はBPF
を含み、それがチャンネル2のみが部屋1におけるユーザによって視聴されるこ
とを可能として、他のチャンネルはない。同様に、部屋「N」におけるカプラ1
68又はCIB172はBPFを含み、それがチャンネル「M」を部屋「N」に
おけるユーザによって視聴されることを可能としている。このようにして、サー
ビス・モジュール152はプレミア及びペイ−パー−ビュー・チャンネルをそれ
らサービスに支払いを為すユーザに提供することができる。当業者であれば理解
して頂けるように、もしBPFがカプラ168を伴うように構成されていれば、
単一チャンネルのみがCIB172へ進むことになる。しかしながら、もしBP
FがCIB172内に構成されていれば、全チャンネル2−Mが各部屋のCIB
172まで進み、特定の部屋に対する適切なチャンネルがCIB172によって
抽出されることになる。本発明の好適実施例に従えば、ある部屋におけるユーザ
が他の部屋に向けられた信号を盗用することを防止するために、カプラ168及
びBPFは好ましくは一体となって構成され、CIB172とは分離されて構成
される(図8参照)。
【0094】 次に図8を参照すると、カプラ・ボックス166及びCIB172のより詳細
な概略図が図示されている。特にカプラ・ボックス166はスプリッタ又はカプ
ラ168及び帯域フィルタ(BPF)170を含む。CIB172はインターフ
ェース・マルチプレクサ174、デスクランブラ(descrambler)1
76、通信マルチプレクサ178、許可モジュール180、並びに、遠隔レシー
バ182を含む。
【0095】 図8に図示された実施例において、スプリッタ又はカプラ168及びBPF1
70はCIB172から分離されて構成されている。しかしながら、本発明の代
替実施例に従えば、スプリッタ又はカプラ168及びBPF170はCIB17
2内に構成され得る。
【0096】 各カプラ168及びBPF170の組み合わせは特定の部屋に関連されたチャ
ンネル又は複数チャンネルをCIB172へ進めさせることだけを可能としてい
る。信号はカプラ168からBPF170まで進み、そしてインターフェース・
マルチプレクサ174まで進み、該マルチプレクサがビデオ・チャンネル、逆方
向経路データ、並びに、順方向経路データを分離する。ビデオ・チャンネルがイ
ンターフェース・マルチプレクサ174からデスクランブラ176まで進む。も
しその部屋における1つ或はそれ以上のテレビ受像機がプレミア或はペイ・チャ
ンネルを受信することを許可されれば、デスクランブラはそのプレミア或はペイ
・チャンネルをスクランブル解除し、それらをその部屋のテレビ受像機に利用可
能とさせる。当業者であれば理解して頂けるように、もし1つの部屋が2つ以上
のテレビ受像機を有すれば、その部屋は、好ましくは各テレビ受像機に1つと言
うように、多数のビデオ・チャネルを受信できる。
【0097】 順方向経路データと音声及び許可情報とはインターフェース・マルチプレクサ
174によって分割されて通信マルチプレクサ178まで進まされる。典型的に
は、データ情報、音声情報、並びに、許可コマンド情報は、ケーブル・システム
によって決定されるか或はサービス・モジュールに割り当てられた専用チャンネ
ル上で個々別々のカスタマへ送信される。これらの周波数は、追加のアドレス情
報を有するデータ、音声、並びに、許可コマンドの情報の点で、全ての加入者に
共通しており、CIB172はその部屋に対するそのCIBに向けられたデータ
、音声、並びに、許可の情報を受信し処理するように為す。通信マルチプレクサ
178がデータ、音声、並びに、許可コマンドの情報を受信すると、その情報を
分離し、データ及び音声情報をモデムまで進め、許可情報を許可モジュール18
0まで進める。モデルは音声及びデータ情報を、図2及び図3に図示され且つ先
に記載されたモデムと同様にして処理することになる。許可モジュール180は
許可情報を受信しそれを処理し、スクランブル解除コマンドをデスクランブラ1
76へ送信する。即ち、もし特定の部屋におけるユーザがプレミア・チャンネル
或はペイ−パー−ビュー・チャンネルを見ることを許可されていれば、許可モジ
ュール180はその許可情報を確認して、スクランブル解除コマンドをデスクラ
ンブラ176へ進める。スクランブル解除コマンドの受領に及んで、デスクラン
ブラ176はスクランブル化された信号をスクランブル解除する。先に簡単に議
論されたように、デスクランブラ176は、コマンドに応じて、同期パルスを復
帰するダイオード回路を含み得て、ピクチャーが水平方向に同期させられること
を可能とする。加えて、デスクランブラ176は他のスクランブル解除或は解読
技術を網羅し得る。
【0098】 先に議論されたように、部屋におけるCIB172のユーザは、自身が遠隔制
御装置を用いることによって鑑賞することを欲するチャンネルを選択することが
できる。遠隔レシーバ182は遠隔制御装置から信号を受信し、それを通信マル
チプレクサ178へ進める。加えて、モデムから或は電話或はPCから直接の音
声及び/或はコンピュータ・データも通信マルチプレクサ178内に進むことに
なる。通信マルチプレクサ178はこの情報を1から40MHz帯域幅スペクト
ルにフォーマットする。通信マルチプレクサ178は、次いで、その逆方向経路
情報を逆方向経路増幅器184を通じてインターフェース・マルチプレクサ17
4へ進めることになる。逆方向経路増幅器184は信号を増幅して、戻り伝送経
路におけるスプリッタによって生じた損失が補償されるように為す。インターフ
ェース・マルチプレクサ174は、次いで、その情報をカプラ168を通じて戻
すように進め、そしてサービス・モジュール152へ戻す。当業者であれば理解
して頂けるように、増幅器184が通信MUX178及びインターフェースMU
X174間に配置されている一方で、この増幅器は通信MUX178及び/或は
インターフェースMUX14内に含まれている回路内のどこにでも配置され得る
【0099】 サービス・モジュール152で、戻り経路データは先に議論されたサービス・
モジュール40と同様に取り扱われる。即ち、サービス要求、電話、並びに、コ
ンピュータ情報を含む戻り経路データは、好ましくは、ループ−スルー・ケーブ
ル164の戻り経路を介してMUX160へ戻るように伝送する。MUX160
はサービス要求を制御プロセッサ162へ進め、各部屋に対するコンピュータ及
び音声情報を、接続159を介して、その部屋に関連されたUCC156に戻す
。サービス要求に対して、制御プロセッサ162は、カスタマがその要求チャン
ネルを受信することが許可されていることを確認する。もしそうであれば、制御
プロセッサ162はメッセージをそのユーザに関連されたIRDへ送信して、そ
のチャンネルを復調しスクランブル解除し、それを要求ユーザへ提供する。CI
Bが並列バスではなく直列バス上にあるが、プロトコルは変化せず、それは各C
IB172がそれ自体をマイクロプロセッサに識別しなければならないからであ
る。このようにして、制御プロセッサ162は、好ましくは、第1に来たものに
対して第1に応対する基準でサービス要求を取り扱う。
【0100】 ここでは詳細に議論しないが、サービス・モジュール152及び、特にUCC
156は電話及びコンピュータ・サービスを先に議論されたようなサービス・モ
ジュール40と同様にして取り扱うことになる。また、本発明のこの実施例がル
ープ−スルー形態を具備したアパートを参照してここでは説明されたが、当業者
には理解して頂けるように、本発明は他のループ−スルーのセットアップに使用
され得ることである。例えば、個々の農家がカプラ或はスプリッタを伴う単一の
ケーブルに接続されている地方のケーブル・システムも本発明を利用し得る。
【0101】 先に議論されたように、本発明はユーザ又は加入者が所望のサービスを選択す
るための簡素で効率的な方法を提供すると共に、カスタマ又はユーザがそのサー
ビスに対して有効であるかを決定するシステムを提供して、もしそうであれば、
その選択されたサービスを供給する。次に図9、図10、並びに、図11を参照
すると、テレコミュニケーション・サービスをカスタマ又はユーザへ提供する方
法のフローチャート200が図示されている。好適方法に従えば、カスタマ又は
ユーザは、好ましくは、ビデオ、電話、或は、コンピュータのサービス等のテレ
コミニュケーション・サービスを選択する。電話サービスに対するこのフロー・
プロセスは図10に示されており、コンピュータ・サービスに対するフロー・プ
ロセスは図11に示されている。
【0102】 次に図9を参照すると、ビデオ・サービスを提供する方法が議論される。特に
カスタマがビデオ・チャンネルを視聴のために選択すると(ステップ202)、
カスタマ通信装置或はセット−トップ・ボックスはビデオ・サービスが要求され
ことを決定し(ステップ204)、好ましくは、その選択されたチャンネル及び
他のユーザ情報をサービス・モジュールへ通信する(ステップ206)。サービ
ス・モジュールは要求を受信し、サービス・モジュールのプロセッサはカスタマ
許可を検査し(ステップ208)、カスタマが有効なユーザかを決定する(ステ
ップ210)。もし有効でなければ、サービス・モジュールは無効カスタマ・メ
ッセージをカスタマ通信装置へ送信し、サービスを拒絶する(ステップ212)
。もしカスタマが有効なアカウントを有すれば、ケーブル或は支払い済みテレビ
ジョン・チャンネルが選択され、しかるべく処理される(ステップ214)。も
しケーブル・チャンネルが選択されたならば、サービス・モジュールとしてはカ
スタマがその選択されたチャンネルを受信することを許可されているかを決定す
べく検査する(ステップ216及び218)。もしそうでなければ、無効チャン
ネル・メッセージがカスタマへ送信される(ステップ220)。もしカスタマが
その選択されたカーブル・チャンネルを受信することを許可されていれば、信号
がデコードされ、適切な周波数へ変換される(ステップ222)。ひとたび変換
されたならば、その信号は要求しているユーザへ送信される(ステップ224)
【0103】 もしペイ−パー−ビュー選択肢がカスタマによって選ばれれば、サービス・モ
ジュールはカスタマのクレジットを検査し(ステップ226及び228)、もし
有効であれば、カスタマの口座(アカウント)に課金するか或はカスタマに請求
する(ステップ230)。サービス・モジュールはその選択されたチャンネルを
デコードし(ステップ222)、それを適切な周波数でカスタマの通信装置へ送
信する(ステップ224)。もしクレジットが拒絶されたならば、カスタマには
そのように通知される(ステップ232)。
【0104】 電話及びコンピュータ選択肢が、図10及び図11に示されるように同様に取
り扱われる。もしカスタマが電話サービスを選択すれば(図10)、カスタマ通
信装置は電話要求及び要求した電話番号をサービス・モジュールへ送信する(ス
テップ234)。サービス・モジュールは、顧客許可を検査し(ステップ236
)、その要求者は許可されたカスタマであるか否かを決定する(ステップ238
)。もしそうでなければ、サービス・モジュールは無効カスタマのメッセージを
要求しているカスタマ通信装置へ送信する(ステップ240)。もしカスタマが
有効カスタマであれば、サービス・モジュールはそのカスタマの電話と中継局、
PBX、或は、長距離搬送波との間に電話接続を作り出す(ステップ246)。
さもなければ、サービス・モジュールは不許可サービス・メッセージをその要求
しているカスタマ通信装置へ送信する(ステップ248)。
【0105】 同様に、もしカスタマがコンピュータ通信を選択すれば(図11)、その情報
がカスタマ・インターフェースによってサービス・モジュールへ送信される(ス
テップ250)、サービス・モジュールが再びカスタマ・サービス許可を検査し
(ステップ252−258)、そして、もし許可であれば、カスタマは所望のコ
ンピュータ・サービスを受信し、サービス・モジュールは(例えばCMTSを用
いて)中継局システム或はインターネット・サービス・プロバイダとのコンピュ
ータ接続を作り出す(ステップ260)。さもなければ、例外メッセージがユー
ザへ送信される(ステップ254及び262)。
【0106】 カスタマへ入ってくる電話があれば、サービス・モジュールは、好ましくは、
これは電話サービスに係る有効カスタマであることを確認し、そのカスタマのセ
ット−トップ・インターフェースにMUX接続を為し、その電話をカスタマへ送
信し、カスタマの電話を鳴らす。電話プロバイダによって提供された電話サービ
スは通常方法での使用のように通常通りにカスタマへ進まされ得る。
【0107】 結論として、本発明は、安全で廉価な方式で、複数のカスタマに対して複数の
テレコミュニケーション・サービスを提供する新規なテレコミュニケーション・
システムを提供することである。本発明の現行での好適実施例の詳細な説明が以
上に為されたが、様々な代替、変更、並びに、均等物は当業者には明らかであろ
う。例えば、本発明のサービス・モジュールにおける異なる構成要素或は回路が
特定の機能を発揮するようにここで説明されているが、サービス・モジュールに
おける他の構成要素或は回路が、本発明の精神から変わることなく、サービス・
モジュール機能の幾つか或は全てを実行し得ることは当業者には理解して頂ける
であろう。それ故に、以上の説明は特許請求の範囲によって規定された本発明の
範囲を制限するものとして解釈されるべきではない。
【図面の簡単な説明】
【図1】 テレコミュニケーション・システムの概略図である。
【図2】 テレコミュニケーション・システムの一部を形成しているユーザ又は
カスタマのインターフェース・ボックスの概略図である。
【図3】 テレコミュニケーション・システムの一部を形成しているユーザ又は
カスタマのインターフェース・ボックスの代替実施例の概略図である。
【図4】 テレコミュニケーション・システムの一部を形成しているサービス・
モジュールの概略図である。
【図5】 プロセッサが赤外線トランシーバを具備するIRDと通信しているサ
ービス・モジュールの概略図である。
【図6】 アパート或は多数住居単位使用に対して設計された信号配給システム
の概略図である。
【図7】 ループ−スルー・ケーブル・システムに対して設計された信号配給シ
ステムの概略図である。
【図8】 図7の信号配給システムと一緒に使用され得るカスタマ・インターフ
ェース・ボックスの概略図である。
【図9】 テレコミュニケーション回路或はテレコミュニケーション・システム
を用いる方法を図示したフローチャートである。
【図10】 テレコミュニケーション・システムとのカスタマ電話通信用の方法
を図示したフローチャートである。
【図11】 テレコミュニケーション・システムとのカスタマ・データ通信或は
コンピュータ通信の方法を図示するフローチャートである。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (81)指定国 EP(AT,BE,CH,CY, DE,DK,ES,FI,FR,GB,GR,IE,I T,LU,MC,NL,PT,SE),OA(BF,BJ ,CF,CG,CI,CM,GA,GN,GW,ML, MR,NE,SN,TD,TG),AP(GH,GM,K E,LS,MW,SD,SL,SZ,UG,ZW),E A(AM,AZ,BY,KG,KZ,MD,RU,TJ ,TM),AE,AL,AM,AT,AU,AZ,BA ,BB,BG,BR,BY,CA,CH,CN,CR, CU,CZ,DE,DK,DM,EE,ES,FI,G B,GD,GE,GH,GM,HR,HU,ID,IL ,IN,IS,JP,KE,KG,KP,KR,KZ, LC,LK,LR,LS,LT,LU,LV,MD,M G,MK,MN,MW,MX,NO,NZ,PL,PT ,RO,RU,SD,SE,SG,SI,SK,SL, TJ,TM,TR,TT,UA,UG,UZ,VN,Y U,ZA,ZW Fターム(参考) 5C064 BA01 BA03 BA07 BB02 BB05 BC01 BC10 BC11 BC17 BC20 BC21 BC22 BD02 BD08 【要約の続き】 ル、並びに、前記サービス・モジュールを作動的に制御 するプロセッサ制御回路を更に含む。

Claims (46)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 テレコミュニケーション・サービスをカスタマへ提供するテレコ
    ミュニケーション・システムであって、 前記テレコミュニケーション・サービスをテレコミュニケーション信号の形態
    で提供する中継局システムと、 前記中継局システムと通信状態であり、且つ、前記中継局システムから前記テ
    レコミュニケーション信号を受信するように構成され、前記中継局システムから
    前記カスタマへ前記テレコミュニケーション信号を提供するサービス・モジュー
    ルと、 前記サービス・モジュールと通信状態にある、前記カスタマ各々に対するカス
    タマ・インターフェース装置と、を備え、 前記テレコミュニケーション・システムからテレコミュニケーション・サービ
    スを獲得するために、 カスタマが、該カスタマに関連されたカスタマ・インターフェース装置を用
    いて前記テレコミュニケーション・サービスの1つ或はそれ以上のために前記サ
    ービス・モジュールへ1つ或はそれ以上のサービス要求を発し、 前記サービス・モジュールが前記カスタマ・インターフェース装置から前記
    1つ或はそれ以上の要求を受信し、前記カスタマが前記テレコミュニケーション
    ・サービスの内のその要求した1つ或はそれ以上を受信することを許可されてい
    るかを決定し、 もし前記カスタマが前記テレコミュニケーション・サービスの内のその要求
    した1つ或はそれ以上を受信することを許可されていれば、前記サービス・モジ
    ュールは前記中継局システムから前記テレコミュニケーション・サービスの内の
    その要求された1つ或はそれ以上に関連されたテレコミュニケーション信号を獲
    得し、前記テレコミュニケーション・サービスの内のその要求された1つ或はそ
    れ以上に関連された前記テレコミュニケーション信号を前記カスタマに関連され
    た前記カスタマ・インターフェース装置へ提供することから成るテレコミュニケ
    ーション・システム。
  2. 【請求項2】 前記サービス・モジュールが、前記カスタマが前記テレコミュニ
    ケーション・サービスの内の前記要求された1つ或はそれ以上を受信することを
    許可されているかを決定する処理手段を含む、請求項1に記載のテレコミュニケ
    ーション・システム。
  3. 【請求項3】 前記中継局システムからの前記テレコミュニケーション信号が、
    アナログ形態、ディジタル形態、或は、アナログ及びディジタルの形態の組み合
    わせであり得る、請求項1に記載のテレコミュニケーション・システム。
  4. 【請求項4】 前記要求されたテレコミュニケーション・サービスの内の1つが
    ビデオ・サービスを含み、前記カスタマからの前記サービス要求が複数のビデオ
    ・チャンネルからの1つのビデオ・チャンネル要求を含み、前記複数のビデオ・
    チャンネルの各々が異なる周波数へ変調され、前記中継局システムによって単一
    ビデオ信号に結合されて該中継局システムから前記サービス・モジュールまで伝
    送され、前記サービス・モジュールが前記カスタマから前記ビデオ・チャンネル
    に対する前記サービス要求を受信するに及んで、 もし前記カスタマが当該カスタマによって要求された前記ビデオ・チャンネル
    を受信することを許可されていれば、前記サービス・モジュールにおけるレシー
    バ/デコーダが前記ビデオ信号から前記カスタマによって要求された前記ビデオ
    ・チャンネルを抽出して、該ビデオ・チャンネルをその変調周波数からベース帯
    域周波数へ変換し、次いで前記サービス・モジュールが前記ビデオ・チャンネル
    を前記ベース帯域周波数で前記カスタマに関連された前記カスタマ・インターフ
    ェース装置へ伝送され、 前記カスタマに関連された前記カスタマ・インターフェース装置が前記ベース
    帯域周波数で前記ビデオ・チャンネルを受信し、そのビデオ・チャンネルを鑑賞
    のために鑑賞装置へ通信する、請求項1に記載のテレコミュニケーション・シス
    テム。
  5. 【請求項5】 前記サービス・モジュールが、前記レシーバ/デコーダから前記
    ビデオ・チャンネルを受信し、そのビデオ・チャンネルを前記カスタマ・インタ
    ーフェース装置へ送信する出力手段を更に備える、請求項4に記載のテレコミュ
    ニケーション・システム。
  6. 【請求項6】 前記レシーバ/デコーダが前記ビデオ・チャンネルをその変調周
    波数から前記ベース帯域周波数へ変換した後、当該レシーバ/デコーダが前記ビ
    デオ・チャンネルを前記ベース帯域周波数から所定周波数へ変調し、前記サービ
    ス・モジュールが前記ビデオ・チャンネルを前記所定周波数で前記カスタマに関
    連された前記カスタマ・インターフェース装置へ送信する、請求項4に記載のテ
    レコミュニケーション・システム。
  7. 【請求項7】 前記ビデオ信号における前記複数のビデオ・チャンネルがアナロ
    グ・ビデオ・チャンネルを含み、前記レシーバ/デコーダがアナログ・レシーバ
    /デコーダを含み、前記アナログ・ビデオ・チャンネルが前記中継局システムか
    ら前記サービス・モジュールまで伝送される前にスクランブル化され、前記サー
    ビス・モジュールが前記スクランブル化されたアナログ・ビデオ・チャンネルを
    スクランブル解除するデスクランブリング手段を含む、請求項4に記載のテレコ
    ミュニケーション・システム。
  8. 【請求項8】 前記ビデオ信号における前記複数のビデオ・チャンネルがディジ
    タル圧縮ビデオ・チャンネルを含み、前記レシーバ/デコーダがディジタル・レ
    シーバ/デコーダを含み、前記ディジタル圧縮ビデオ・チャンネルが前記中継局
    システムから前記サービス・モジュールまで伝送される前に暗号化され、前記サ
    ービス・モジュールが前記暗号化されたディジタル圧縮ビデオ・チャンネルを解
    読する解読手段を含む、請求項4に記載のテレコミュニケーション・システム。
  9. 【請求項9】 前記複数のビデオ・チャンネルの内の1つ或はそれ以上がペイ−
    パー−ビュー・テレビジョン・チャンネルを含み、前記カスタマからの前記サー
    ビス要求が、前記ペイ−パー−ビュー・テレビジョン・チャンネルの内の1つ上
    でのペイ・チャンネルを購入する要求を含み、もし前記カスタマが前記ペイ・チ
    ャンネル・プログラムを受信することを許可されていれば、前記サービス・モジ
    ュールが前記ペイ−パー−ビュー・テレビジョン・チャンネル・プログラムを前
    記カスタマに関連された前記カスタマ・インターフェース装置へ送信し、そのペ
    イ・チャンネル・プログラムの費用を前記カスタマに課金する、請求項4に記載
    のテレコミュニケーション・システム。
  10. 【請求項10】 前記請求されたテレコミュニケーション・サービスの内の1つ
    が前記カスタマからの発信電話を含み、前記カスタマからの前記サービス要求が
    前記電話を前記カスタマから電話サービスを有する別の団体に接続する要求を含
    み、前記サービス・モジュールが前記カスタマからの前記発信電話に対する前記
    サービス要求を受信するに及んで、前記サービス・モジュールが前記カスタマ電
    話を電話サービス・プロバイダへ接続し、次いで該プロバイダがその電話を前記
    別の団体へ接続する、請求項1に記載のテレコミュニケーション・システム。
  11. 【請求項11】 前記要求されたテレコミュニケーション・サービスの内の1つ
    が前記カスタマからの発信電話を含み、前記カスタマからの前記サービス要求が
    前記カスタマからの前記電話を電話サービスを有する別の団体に接続する要求を
    含み、前記サービス・モジュールが前記カスタマからの前記発信電話に対する前
    記サービス要求を受信するに及んで、前記サービス・モジュールが前記カスタマ
    電話を前記中継局システムへ接続し、次いで該中継局システムが前記カスタマ電
    話を電話サービス・プロバイダへ接続し、そして該プロバイダが前記電話を前記
    別の団体へ接続する、請求項1に記載のテレコミュニケーション・システム。
  12. 【請求項12】 前記テレコミュニケーション・サービスの内の前記要求された
    1つがコンピュータ・ネットワーク接続サービスを含み、前記カスタマからの前
    記サービス要求がコンピュータをネットワークへ接続する要求を含み、前記サー
    ビス・モジュールが前記カスタマから前記サービス要求を受信するに及んで、前
    記サービス・モジュールが前記カスタマ・インターフェース装置に接続されたコ
    ンピュータと、ネットワーク接続サービス・プロバイダとの間にデータ接続を作
    り出す、請求項1に記載のテレコミュニケーション・システム。
  13. 【請求項13】 前記テレコミュニケーション・サービスの内の前記要求された
    1つがコンピュータ・ネットワーク接続サービスを含み、前記カスタマからの前
    記サービス要求がコンピュータをネットワークに接続する要求を含み、前記サー
    ビス・モジュールが前記カスタマから前記サービス要求を受信するに及んで、前
    記サービス・モジュールが前記カスタマ・インターフェース装置に接続されたコ
    ンピュータと、前記中継局システムとの間にデータ接続を作り出す、請求項1に
    記載のテレコミュニケーション・システム。
  14. 【請求項14】 前記データ接続がDOCSIS準拠データ接続である、請求項
    13に記載のテレコミュニケーション・システム。
  15. 【請求項15】 前記テレコミュニケーション・サービスの内の1つが着信電話
    サービスを含み、第三者が前記テレコミュニケーション・システムに接続された
    ユーザに電話した際、その第三者の電話が前記ユーザに関連されたサービス・モ
    ジュールに接続され、次いで前記サービス・モジュールが前記ユーザが電話を受
    信することを許可されているか決定すべく検査し、もし前記ユーザが許可されて
    いれば、前記サービス・モジュールが前記第三者の電話を前記ユーザに関連され
    たカスタマ・インターフェース装置に接続し、次いで該カスタマ・インターフェ
    ース装置が前記第三者の電話を電話装置に接続する、請求項1に記載のテレコミ
    ュニケーション・システム。
  16. 【請求項16】 共用アンテナ複合体におけるユーザにビデオ・サービスを提供
    するシステムであって、 少なくとも1つのビデオ・チャンネル・プロバイダからビデオ・チャンネルを
    受信し、それらビデオ・チャンネルをそれぞれ異なる周波数で変調することでビ
    デオ信号をフォーマットし、異なる周波数で変調された前記ビデオ・チャンネル
    を前記ビデオ信号に結合するビデオ信号フォーマッティング手段と、 前記ビデオ・フォーマッティング手段と通信状態であり、前記ビデオ・サービ
    スを前記共用アンテナ複合体におけるユーザ・グループへ提供することができる
    サービス・モジュールであり、 前記ビデオ・フォーマッティング手段から前記ビデオ信号を受信し、該ビデ
    オ信号を、前記ユーザ・グループの前記ユーザ各々に対して1つずつと言うよう
    に複数のビデオ信号に分割する分割手段と、 前記ユーザからのチャンネル要求を処理する処理手段と、 前記ユーザ各々に対するチャンネル・フォーマッティング手段であり、前記
    複数のビデオ信号の内の1つを受信し、前記複数のビデオ信号の内の前記1つか
    ら、前記ユーザの内の1ユーザによって要求されたビデオ・チャンネルを抽出し
    、前記ビデオ・チャンネルをその変調周波数からベース帯域まで復調し、前記ビ
    デオ・チャンネルを前記ベース帯域周波数で前記ユーザの内の前記1ユーザに関
    連されたカスタマ・インターフェース装置へ伝送することができ、次いで該カス
    タマ・インターフェース装置が前記ビデオ・チャンネルをビデオ・チャンネル鑑
    賞装置へ伝送することから成るチャンネル・フォーマッティング手段と、 を含むサービス・モジュールと、 を備えるシステム。
  17. 【請求項17】 前記カスタマ・インターフェース装置がユーザのビデオ・チャ
    ンネル要求を前記サービス・モジュールの前記処理手段へ通信し、前記処理手段
    が、前記ユーザが前記要求したビデオ・チャンネルを受信することを許可されて
    いるか検査し、もし前記ユーザが許可されていれば、前記処理手段が前記チャン
    ネル・フォーマッティング手段の内の1つに前記要求されたビデオ・チャンネル
    を抽出してそれを前記カスタマ・インターフェース装置へ伝送させるように指示
    する、請求項16に記載のシステム。
  18. 【請求項18】 チャンネル・フォーマッティング手段が、前記ビデオ信号から
    前記要求されたビデオ・チャンネルを抽出し、そのビデオ・チャンネルをその変
    調周波数からベース帯域まで復調するデコーダ手段を更に含む、請求項16に記
    載のシステム。
  19. 【請求項19】 前記デコーダ手段が前記要求されたビデオ・チャンネルをベー
    ス帯域へ復調し、次いで前記要求されたビデオ・チャンネルを所定の周波数へ再
    変調し、前記チャンネル・フォーマッティング手段が前記ビデオ・チャンネルを
    前記所定周波数で前記カスタマ・インターフェース装置へ伝送する、請求項18
    に記載のシステム。
  20. 【請求項20】 前記ビデオ信号における前記ビデオ・チャンネルがアナログ・
    ビデオ・チャンネルを含み、前記デコーダ手段がアナログ・レシーバ・デコーダ
    を含み、前記アナログ・ビデオ・チャンネルが前記サービス・モジュールへ伝送
    される前にスクランブル化され、前記サービス・モジュールが前記スクランブル
    化されたアナログ・ビデオ・チャンネルをスクランブル解除するデスクランブリ
    ング手段を含む、請求項18に記載のシステム。
  21. 【請求項21】 前記ビデオ信号における前記ビデオ・チャンネルがディジタル
    圧縮ビデオ・チャンネルを含み、前記デコーダ手段がディジタル・レシーバ/デ
    コーダを含み、前記ディジタル圧縮ビデオ・チャンネルが前記サービス・モジュ
    ールへ伝送される前に暗号化され、前記サービス・モジュールが前記暗号化され
    たディジタル圧縮ビデオ・チャンネルを解読する解読手段を含む、請求項18に
    記載のシステム。
  22. 【請求項22】 前記ビデオ・チャンネルの内の1つ或はそれ以上がペイ−パー
    −ビュー・ビデオ・チャンネルを含み、もしユーザのビデオ・チャンネル要求が
    前記ペイ−パー−ビュー・ビデオ・チャンネルの内の1つであれば、前記処理手
    段が、前記ユーザがそのペイ−パー−ビュー・ビデオ・チャンネルを受信するこ
    とを許可されているかを検査し、もし前記ユーザが許可されていれば、前記処理
    手段が前記チャンネル・フォーマッティング手段の内の1つに前記要求されたペ
    イ−パー−ビュー・ビデオ・チャンネルを抽出し、それを前記カスタマ・インタ
    ーフェース装置へ伝送させるように指示する、請求項17に記載のシステム。
  23. 【請求項23】 前記ユーザへ電話通信を提供するように更に構成されている前
    記システムであって、前記サービス・モジュールが電話通信サービス・プロバイ
    ダとユーザ・サイトでのカスタマ・インターフェース装置に連結された電話との
    間に電話を接続する電話通信インターフェース手段を更に含んで、ユーザからの
    サービス要求が前記ユーザから電話サービスを有する別の団体へ電話を接続する
    要求を含む際、或は、前記ユーザ向け電話が前記電話通信サービス・プロバイダ
    から前記サービス・モジュールへ接続された際、前記処理手段が、前記ユーザが
    電話通信サービスに対して許可されているかを検査し、もし前記ユーザが電話通
    信サービスに対して許可されていれば、前記サービス・モジュールの前記電話通
    信インターフェース手段が前記電話通信サービス・プロバイダ及び前記ユーザの
    間に前記電話を接続する、請求項16に記載のシステム。
  24. 【請求項24】 コンピュータ・ネットワーク接続サービスを前記ユーザへ提供
    するように更に構成されているシステムであって、前記サービス・モジュールが
    ユーザ・サイトでのカスタマ・インターフェース装置に接続されたコンピュータ
    をコンピュータ・ネットワークに接続するコンピュータ・ネットワーク・インタ
    ーフェース手段を更に含んで、ユーザからのサービス要求が前記ユーザ・サイト
    での前記コンピュータを前記コンピュータ・ネットワークに接続する要求を含ん
    でいる際、前記処理手段が、前記ユーザがコンピュータ・ネットワーク接続サー
    ビスに対して許可されているかを検査し、もしユーザが前記サービスに対して許
    可されていれば、前記サービス・モジュールの前記コンピュータ・ネットワーク
    ・インターフェース手段が前記ネットワークと前記カスタマ・インターフェース
    ・ボックスに接続された前記コンピュータとの間にデータ接続を提供する、請求
    追う16に記載のシステム。
  25. 【請求項25】 ビデオ、電話通信、並びに、コンピュータ・ネットワークを含
    むテレコミュニケーション・サービスをユーザに提供するシステムであって、 ビデオ信号を含むテレコミュニケーション信号の形態で前記テレコミュニケー
    ション・サービスを提供する中継局システムと、 前記中継局システムと通信状態のサービス・モジュールであり、前記中継局シ
    ステムから前記テレコミュニケーション信号を受信し、該テレコミュニケーショ
    ン信号を前記中継局システムから前記ユーザへ提供するサービス・モジュールで
    あり、 前記ユーザからのテレコミュニケーション・サービス要求を処理する処理手
    段と、 前記中継局システムから前記ビデオ信号を受信し、該ビデオ信号を、前記ユ
    ーザ・グループのユーザ各々に1つと云うように複数のビデオ信号に分割する分
    割手段と、 前記ユーザ各々に対するチャンネル・フォーマッティング手段であり、前記
    複数のビデオ信号の内の1つを受信し、前記複数のビデオ信号の内の前記1つか
    ら、前記ユーザの内の1ユーザによって要求されたビデオ・チャンネルを抽出し
    、前記ビデオ・チャンネルをその変調周波数からベース帯域まで復調し、前記ビ
    デオ・チャンネルを前記ベース帯域周波数で前記ユーザの内の前記1ユーザに関
    連されたカスタマ・インターフェース装置へ伝送することができ、次いで該カス
    タマ・インターフェース装置が前記ビデオ・チャンネルをビデオ・チャンネル鑑
    賞装置へ伝送することから成るチャンネル・フォーマッティング手段と、 を含むサービス・モジュールと、 を備えるシステム。
  26. 【請求項26】 前記中継局システムからの前記テレコミュニケーション信号が
    、アナログ信号、ディジタル信号、ディジタル圧縮信号、或は、アナログ、ディ
    ジタル、並びに、ディジタル圧縮の信号の任意の組み合わせ搬送する、請求項2
    5に記載のシステム。
  27. 【請求項27】 チャンネル・フォーマッティング手段が、前記ビデオ信号から
    前記要求されたビデオ・チャンネルを抽出し、そのビデオ・チャンネルをその変
    調周波数からベース帯域まで復調するデコーダ手段を更に含む、請求項25に記
    載のシステム。
  28. 【請求項28】 前記デコーダ手段が前記要求されたビデオ・チャンネルをベー
    ス帯域へ復調し、次いで前記要求されたビデオ・チャンネルを所定の周波数へ再
    変調し、前記チャンネル・フォーマッティング手段が前記ビデオ・チャンネルを
    前記所定周波数で前記カスタマ・インターフェース装置へ伝送する、請求項27
    に記載のシステム。
  29. 【請求項29】 前記所定周波数が単一テレビジョン・チャンネルに関連された
    周波数を含む、請求項28に記載のシステム。
  30. 【請求項30】 前記ビデオ信号における前記ビデオ・チャンネルがアナログ・
    ビデオ・チャンネルを含み、前記デコーダ手段がアナログ・レシーバ・デコーダ
    を含み、前記アナログ・ビデオ・チャンネルが前記サービス・モジュールへ伝送
    される前にスクランブル化され、前記サービス・モジュールが前記スクランブル
    化されたアナログ・ビデオ・チャンネルをスクランブル解除するデスクランブリ
    ング手段を含む、請求項27に記載のシステム。
  31. 【請求項31】 前記ビデオ信号における前記ビデオ・チャンネルがディジタル
    圧縮ビデオ・チャンネルを含み、前記デコーダ手段がディジタル・レシーバ/デ
    コーダを含み、前記ディジタル圧縮ビデオ・チャンネルが前記サービス・モジュ
    ールへ伝送される前に前記中継局システムによって暗号化され、前記サービス・
    モジュールが前記暗号化されたディジタル圧縮ビデオ・チャンネルを解読する解
    読手段を含む、請求項27に記載のシステム。
  32. 【請求項32】 前記テレコミュニケーション信号が電話通信信号を含み、前記
    サービス・モジュールが電話通信サービス・プロバイダとユーザ・サイトでのカ
    スタマ・インターフェース装置に接続された電話との間に電話を接続する電話通
    信インターフェース手段を更に含んで、ユーザからのサービス要求が前記ユーザ
    から電話サービスを有する別の団体へ電話を接続する要求を含む際、前記処理手
    段が、前記ユーザが電話通信サービスに対して許可されているかを検査し、もし
    前記ユーザが電話通信サービスに対して許可されていれば、前記サービス・モジ
    ュールの前記電話通信インターフェース手段が前記ユーザ電話を前記中継局シス
    テムへ接続し、次いで該中継局システムが前記電話を前記別の団体へ接続する、
    請求項25に記載のシステム。
  33. 【請求項33】 前記テレコミュニケーション信号がコンピュータ・データ信号
    を含み、前記サービス・モジュールがユーザ・サイトでのカスタマ・インターフ
    ェース装置に接続されたコンピュータをコンピュータ・ネットワークに接続する
    コンピュータ・ネットワーク・インターフェース手段を更に含んで、ユーザから
    のサービス要求が前記ユーザ・サイトでの前記コンピュータを前記コンピュータ
    ・ネットワークへ接続する要求を含む際、前記処理手段が、前記ユーザがコンピ
    ュータ・ネットワーク・インターフェース・サービスに対して許可されているか
    を検査し、もしユーザが前記サービスに対して許可されていれば、前記サービス
    ・モジュールの前記コンピュータ・ネットワーク・インターフェース手段が前記
    カスタマ・インターフェース装置に接続された前記コンピュータを前記中継局シ
    ステムに接続し、次いで該中継局システムが前記コンピュータを前記コンピュー
    タ・ネットワークに接続する、請求項25に記載のシステム。
  34. 【請求項34】 前記テレコミュニケーション信号が順方向経路データ信号を含
    み、それが電話通信信号、コンピュータ・データ信号、並びに、情報メッセージ
    信号の内の1つ或はそれ以上を含み得て、前記順方向経路データ信号が前記サー
    ビス・モジュールからユーザ・サイトでのカスタマ・インターフェース装置へベ
    ース帯域で伝送される、請求項25に記載のシステム。
  35. 【請求項35】 前記テレコミュニケーション信号が順方向経路データ信号を含
    み、それが電話通信信号、コンピュータ・データ信号、並びに、情報メッセージ
    信号の内の1つ或はそれ以上を含み得て、ユーザ・サイトでのカスタマ・インタ
    ーフェース装置へ前記順方向経路データ信号をチャンネル周波数に対する周波数
    へ変調して、該順方向経路データ信号を前記チャンネル周波数で前記カスタマ・
    インターフェース装置へ伝送することによって、前記順方向経路データ信号が前
    記サービス・モジュールから伝送される、請求追う25に記載のシステム。
  36. 【請求項36】 前記カスタマ・インターフェース装置からの戻り経路データ信
    号が、テレコミュニケーション・サービス要求信号、電話通信信号、コンピュー
    タ・データ信号、前記情報メッセージ信号の内の1つ或はそれ以上を含み得て、
    前記戻り経路データ信号をチャンネル周波数に対応する周波数へ変調して、前記
    戻り経路データ信号を前記サービス・モジュールへ前記チャンネル周波数で伝送
    することによって、前記戻り経路データ信号が前記カスタマ・インターフェース
    装置から前記サービス・モジュールへ伝送される、請求項25に記載のシステム
  37. 【請求項37】 前記カスタマ・インターフェース装置からの戻り経路データ信
    号が、テレコミュニケーション・サービス要求信号、電話通信信号、コンピュー
    タ・データ信号、前記情報メッセージ信号の内の1つ或はそれ以上を含み得て、
    前記戻り経路データ信号を約4MHz及び約40MHzの間の周波数へ変調して
    、前記戻り経路データ信号を前記サービス・モジュールへ前記周波数で伝送する
    ことによって、前記戻り経路データ信号が前記カスタマ・インターフェース装置
    から前記サービス・モジュールへ伝送される、請求項25に記載のシステム。
  38. 【請求項38】 前記カスタマ・インターフェース装置からの戻り経路データ信
    号が、テレコミュニケーション・サービス要求信号、電話通信信号、コンピュー
    タ・データ信号、前記情報メッセージ信号の内の1つ或はそれ以上を含み得て、
    前記戻り経路データ信号を約4MHz及び約40MHzの間の周波数へ変調して
    、前記サービス・モジュールから前記カスタマ・インターフェース装置まで信号
    が伝送される前記通信経路とは別の通信経路にわたって前記戻り経路データ信号
    を伝送することによって、前記戻り経路データ信号が前記カスタマ・インターフ
    ェース装置から前記サービス・モジュールへ伝送される、請求項25に記載のシ
    ステム。
  39. 【請求項39】 ビデオ、電話通信、並びに、コンピュータ・ネットワーク・サ
    ービスを含むテレコミュニケーション・サービスをループ−スルー・ケーブル配
    給システムに接続されたエンドユーザ・サイトのグループへ提供するテレコミュ
    ニケーション・システムであって、 ビデオ信号を含むテレコミュニケーション信号の形態の前記テレコミュニケー
    ション・サービスを提供する中継局システムと、 前記中継局システムと通信状態であるサービス・モジュールであり、前記中継
    局システムから前記テレコミュニケーション信号を受信し、該テレコミュニケー
    ション信号を前記中継局システムから前記エンドユーザ・サイトのグループへ提
    供するサービス・モジュールであり、 前記エンドユーザ・サイトからのテレコミュニケーション・サービスを処理
    する処理手段と、 前記中継局システムから前記ビデオ信号を受信し、該ビデオ信号を、前記エ
    ンドユーザ・サイト毎に1つと云うように複数のビデオ信号に分割する分割手段
    と、 前記エンドユーザ・サイト各々に対するチャンネル・フォーマッティング手
    段であり、前記複数のビデオ信号の内の1つを受信し、前記複数のビデオ信号の
    内の前記1つから、前記エンドユーザ・サイトの1つによって要求されたビデオ
    ・チャンネルを抽出し、前記ビデオ・チャンネルをその変調周波数からベース帯
    域へ復調し、前記ビデオ・チャンネルをベース帯域から、前記エンドユーザ・サ
    イト毎に異なる所定周波数へ再変調することによって前記エンドユーザ・サイト
    の前記1つに対する出力ビデオ・チャンネルを作り出すチャンネル・フォーマッ
    ティング手段と、 前記チャンネル・フォーマッティング手段各々から前記出力ビデオ・チャン
    ネルを複合ビデオ信号に合算し、該複合ビデオ信号がそれぞれが異なる周波数に
    変調された前記出力ビデオ・チャンネルを含むことから成る合算手段と、 前記複合ビデオ信号を前記合算手段から前記エンドユーザ・サイト各々へ通信
    するループ−スルー・ケーブル通信接続と、 前記通信接続をエンドユーザ・サイトに結合する結合手段と、 前記複合ビデオ信号から前記エンドユーザ・サイトに対する前記出力ユーザ・
    チャンネルを濾過し、エンドユーザ・ビデオ信号を作り出すフィルタ手段と、 前記エンドユーザ・ビデオ信号を受信し、該エンドユーザ・ビデオ信号をビデ
    オ信号鑑賞装置へ伝送するカスタマ・インターフェース装置と、 を含むサービス・モジュールと、 を備えるテレコミュニケーション・システム。
  40. 【請求項40】 チャンネル・フォーマッティング手段が前記ビデオ信号から前
    記要求されたビデオ・チャンネルを抽出し、前記ビデオ・チャンネルをその変調
    周波数からベース帯域へ復調するデコーダ手段を更に含む、請求項39に記載の
    システム。
  41. 【請求項41】 前記デコーダ手段が前記要求されたビデオ・チャンネルをベー
    ス帯域へ復調した後、前記デコーダ手段が前記要求されたビデオ・チャンネルを
    前記所定周波数へ再変調する、請求項40に記載のシステム。
  42. 【請求項42】 N個のエンドユーザ・サイト及びN個のチャンネル・フォーマ
    ッティング手段を含み、X=1〜Nの場合、チャンネル・フォーマッティング手
    段Xがエンドユーザ・サイトXに対する前記出力ビデオ信号を、M=X+1の場
    合、チャンネルMに関連された周波数へ変調する、請求項39に記載のシステム
  43. 【請求項43】 エンドユーザ・サイト1が前記サービス・モジュールから最も
    離れており、エンドユーザ・サイトNが前記サービス・モジュールと最も接近し
    ている、請求項42に記載のシステム。
  44. 【請求項44】 前記フィルタ手段が帯域フィルタを含む、請求項39に記載の
    システム。
  45. 【請求項45】 前記テレコミュニケーション信号が電話通信信号を含み、前記
    サービス・モジュールが電話を電話通信サービス・プロバイダとエンドユーザ・
    サイトでのカスタマ・インターフェース装置に接続された電話との間に接続する
    電話通信インターフェース手段を更に含んで、エンドユーザ・サイトからのサー
    ビス要求が電話を前記エンドユーザ・サイトから電話サービスを有する別の手段
    へ接続する要求を含み、前記処理手段が前記エンドユーザ・サイトが電話サービ
    スに対して許可されているかを検査し、もし前記エンドユーザ・サイトが前記電
    話通信サービスに対して許可されていれば、前記サービス・モジュールの前記電
    話通信インターフェース手段が前記ユーザ電話を前記中継局システムへ接続し、
    次いで該中継局システムが前記エンドユーザ電話を前記電話通信サービス・プロ
    バイダへ接続し、次いで該電話通信サービス・プロバイダが前記電話を前記別の
    集団へ接続する、請求項39に記載のシステム。
  46. 【請求項46】 前記テレコミュニケーション信号がコンピュータ・データ信号
    を含み、前記サービス・モジュールがエンドユーザ・サイトでのカスタマ・イン
    ターフェース装置に接続されたコンピュータをコンピュータ・ネットワークに接
    続するコンピュータ・ネットワーク・インターフェース手段を更に含んで、エン
    ドユーザ・サイトからのサービス要求が前記エンドユーザ・サイトでの前記コン
    ピュータを前記コンピュータ・ネットワークへ接続する要求を含み、前記処理手
    段が、前記エンドユーザがコンピュータ・ネットワーク・インターフェース・サ
    ービスに対して許可されているか検査し、もしエンドユーザが前記サービスに対
    して許可されていれば、前記サービス・モジュールの前記コンピュータ・ネット
    ワーク・インターフェース手段が前記カスタマ・インターフェース装置に接続さ
    れた前記コンピュータを前記中継局システムへ接続し、次いで該中継局システム
    が前記コンピュータを前記コンピュータ・ネットワークへ接続する、請求項39
    に記載のシステム。
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