JP2003520338A - セルフロック固定組立体 - Google Patents

セルフロック固定組立体

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JP2003520338A
JP2003520338A JP2001553543A JP2001553543A JP2003520338A JP 2003520338 A JP2003520338 A JP 2003520338A JP 2001553543 A JP2001553543 A JP 2001553543A JP 2001553543 A JP2001553543 A JP 2001553543A JP 2003520338 A JP2003520338 A JP 2003520338A
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self
lock ring
bolt
nut
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ゴート,デービッド,ウイリアム
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BAE Systems PLC
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    • F16BDEVICES FOR FASTENING OR SECURING CONSTRUCTIONAL ELEMENTS OR MACHINE PARTS TOGETHER, e.g. NAILS, BOLTS, CIRCLIPS, CLAMPS, CLIPS OR WEDGES; JOINTS OR JOINTING
    • F16B39/00Locking of screws, bolts or nuts
    • F16B39/22Locking of screws, bolts or nuts in which the locking takes place during screwing down or tightening
    • F16B39/28Locking of screws, bolts or nuts in which the locking takes place during screwing down or tightening by special members on, or shape of, the nut or bolt
    • F16B39/34Locking by deformable inserts or like parts
    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y10TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC
    • Y10STECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y10S411/00Expanded, threaded, driven, headed, tool-deformed, or locked-threaded fastener
    • Y10S411/924Coupled nut and bolt
    • Y10S411/929Thread lock
    • Y10S411/935Cam or cone grip

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  • Mechanical Engineering (AREA)
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Abstract

(57)【要約】 部分的にネジの付いたシャンクを具備したボルト(10)が、ネジとそのヘッド(11)との間のシャンクに、複数のロック溝を有する。ボルト(10)は、ロック溝(13)の少なくとも半分が露出したままになるように、構成要素のスタック、スペースワッシャ及びステップリアクションワッシャを介して挿入される。変形可能な切頭円錐状のロックリング(17)は、一端に円形受容キャビティを有するナットに配置される。ナットリング(15)及びロックリング(17)は、ボルト(10)のネジ(14)に配置され、ロックリング(17)が切頭円錐状から、実質的に平坦なディスク状に変形するように締め付けられ、ロックリングの孔の直径は小さくなり、それによってロックリングをロック溝(13)の中に保持する。受容キャビティ(16)の外径が、ステップリアクションワッシャ(18)に当接する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】 (技術分野) 本発明は、セルフロックネジを固定する組立体に関するものでする。
【0002】 (背景技術) 従来のネジ固定具は、ナットと、それに対応して例えばボルト上にネジ部分、
または構成要素を固定するため使用できるネジ付きスタッドを備え得る。ナット
は、割りピンによってボルト上にロックされてもよい。もし更なる確実性を要求
するなら、部品の従来形状の一つが、ボルト上に備えられたバネロックリングを
具備し、それはネジとボルトのシャンクの平らな部分との間の溝に永久的に配置
されている。付属品に、割りバネリングが押し入って、ボルトがボルト穴を介し
て、逆側に出るまで押されて、バネリングがシャンクと同一平面に位置するよう
になる。ボルトが挿入されると、割りバネリングが広がって、振動または回転に
よる機械的動作によって、ボルトが抜けないようになる。ナットがボルトに取り
付けられると、例えば航空機などの飛行制御部に関し、更に確実性が要求される
ため、割りピンも取り付けられ得る。もしナット及び割りピンが作用しなくても
、バネロックリングによってもたらされるロック機能が残る。
【0003】 実際に構成要素のスタックが、公差を大きくするため非常に広く、結果的に別
の長さのボルトを必要とし得る。この交換は、幾つかの構成要素を取り外して再
構成する必要があるので、費用が掛かり、時間の浪費し得る。構成要素のスタッ
クの幅とボルトの長さを変えることによって、設計の別の概念に関する影響も有
し得る。
【0004】 米国特許明細書US 3,393,183は、キャプティブナット及び内ネジナットを有す
る組立体を示しているが、それは色々なスタックの状態に合わせるため、調節不
可能で、且つ種々のボルトの長さを必要とする。米国特許明細書US 3,638,980は
、自己保持ボルト組立体を示しているが、それも調節不可能で、異なる寸法の一
つは、別寸法の構成要素のスタックに関連するため製造しなければならない。
【0005】 英国特許明細書GB 2340909は、弾性材料から作られたワッシャを有するナット
及びボルトロックシステムを開示している。しかしバネロックは、ナットを取り
外すため、手動で押し戻すことができ、それは人により勝手に緩めることができ
たり、取り外したりできることを意味している。英国特許明細書GB 1006102は、
らせん状ネジを有するボルトを具備したロック装置を開示しており、それには他
の既知の装置に関して記載されたものと類似した問題が、未だ生じ得る。
【0006】 本発明の目的は、別の形態のセルフロック固定組立体を提供することで、好ま
しくは、色々な幅の構成要素のスタックを固定できる。好ましい実施形態におい
て、固定手段を組立て及び取り外しは、現行の工具を使用して行うことができる
【0007】 (発明の開示) 本発明による第一の概念によると、セルフロック固定組立体は、 シャンクを有する雄型部材を備え、シャンクが一方の端部領域に、らせん状ネジ
部分を具備し且つ、ネジ部分に近接するか、またはその内側に配置した複数のら
せん状ロック溝を具備し、 また使用時に圧縮されて変形するロックリングを備え、ロックリングの内径が収
縮して、一つ以上の前記ロック溝に配置することができ、且つそれによって保持
され、 更に前記ネジ部分に嵌り合って、前記ロックリングを圧縮する、ナットを備える
【0008】 複数のロック溝を備えることは、ロック装置が積み重ねた複数の構成要素を使
用しえることを意味しており、スタックの寸法が変化しても、良好な“固い”接
続をなおも提供する。
【0009】 好ましくは、ロックリングは実質的に皿形または切頭円錐形状である。
【0010】 固定組立体は、更にリアクションワッシャを具備し得、リアクションワッシャ
が、シャンクに使用する際、ロックリングに近接して配置される。好ましくはリ
アクションワッシャが、少なくとも部分的にテーパー状または切頭円錐形のであ
り、使用時に好ましくはリアクションワッシャの内径が、ロックリングの内径に
当接する。
【0011】 好ましくは、ナットが外周リップによって画定された一端に、受容キャビティ
を有し、受容キャビティは、その中に少なくとも部分的にロックリングを収容で
きるような寸法を有している。通常、固定組立体が組立てられると、ロックリン
グの外径が受容キャビティに当接する。使用時に、好ましくは受容キャビティの
リップが、リアクションワッシャに当接し、それによってナットが締められると
、ナットによって加えられるクランプ力を、ロックリングだけでなく、ワッシャ
に伝えることができる。
【0012】 固定組立体は更に、使用時にリアクションワッシャの内部に配置される、少な
くとも一つのスペーシングワッシャを具備し得る。
【0013】 雄型部材は、ボルトまたはネジ付きスタッドであり得る。
【0014】 本発明を上記で記載したが、上記または下記に述べる特徴を幾つか組み合せる
ことにも、範囲は拡大する。
【0015】 (発明を実施するための最良の形態) 本発明は、種々の方法で実行されてもよく、一例としてその実施形態をここで
、添付図面を参照して説明する。
【0016】 図面は、セルフロックボルトの形でのセルフロック固定を示している。
【0017】 図1において、ボルト10が円筒状シャンクを具備した一端にヘッド11を有
している。ヘッド11に近接したシャンクの一部分12は、実質的に滑らかで、
平坦な表面を有している。平坦な部分12の以外で、ヘッド11から遠位のシャ
ンクの一部分が、複数の環状非らせん形ロック溝13を具備している。ロック溝
13は、ネジを切る工具、またはネジ回転工具である、ねじ切り工具を使用する
ことによって、らせん状のピッチを製造するために横移動することなく、シャン
ク上に形成される。標準的なネジ切り工具を使用することができる場合、ボルト
10は、最初に滑らかなシャンクを有し得、またはらせん状ネジを有した標準ボ
ルトは、ロック溝を具備するために適合できる。したがって、もし適切なサイズ
の滑らかなシャンク型のボルトが利用されなければ、標準ボルトを使用すること
ができる。
【0018】 ロック溝13に近接し、平坦な部分12から離れたシャンクの別の部分が、ら
せん状ネジ14を具備している。非らせん状の複数のロック溝13は、深さとネ
ジ14に対する形状に関して似ており、したがってボルトのせん断強度は減らな
い。
【0019】 組立体は、ナット15も具備している。ナット15は、ナットのネジ14にね
じ込むことができるような寸法のネジ孔を有している。ナット15の一端が、外
周リップによって確定された、実質的に円形の受容キャビティ16を有している
。受容キャビティ16は、ネット15の孔と同心である。
【0020】 組立体は、ロックリング17も具備している。ロックリング17は、実質的に
形が切頭円錐状で、(以下に記載するように)ボルトに取り付けられる前、ボル
トのシャンクの直径と実質的に等しい通常の直径を有し、ロックリングをネジ部
分14にかけて摺動できるようにしている。ロックリングは、ボルト10及びナ
ット15よりも可鍛または柔軟な、様々な材料から製造され得る。好ましい実施
形態において、ロックリング17は、モネルメタルから形成される。使用時に、
様々な構成要素が組立てられて、ロックリング17の外径が、ナット15の受容
キャビティ16に当接する。
【0021】 ナット15からロックリング17の別の側で、リアクションワッシャ18がロ
ックリング17を向いている。リアクションワッシャ18は、ロックリング17
を向いた切頭円錐状面を有する、環状ステップワッシャである。
【0022】 固定組立体も、一つ以上のワッシャ19を具備することができる。ワッシャ1
9は、必要に応じて構成要素の組立者によって選択され、例えば2.54mm、1,27mm
などのクリアランスを得るため、勾配した厚みを有し得る。
【0023】 図2を参照すると、セルフロックボルトが示されているように、構成要素のス
タック21をクランプ留めしている。このために、ボルト10は構成要素のスタ
ック21を介して挿入されて、ボルトのロック溝13が、構成要素のスタックを
解して突出するようになる。そしてワッシャ19及びリアクションワッシャ18
は、ボルトに取り付けられて、ワッシャ19が構成要素のスタック21に当接し
、ロック溝13の約半分が、左側に突出するようになっている。ロックリング1
7及びナット15は、ボルト10の自由端部に配置され、ナットがトルク負荷に
よって締め付けられる。そしてナット15が、普通の方法で割りピン20を使用
して、適所にロックされる。
【0024】 図3で見られるように、ナット15が正確なトルクまで締め付けられると、リ
アクションワッシャ18の切頭円錐状面は、切頭円錐状ロックリング17を実質
的に平坦な形に変形させて、その孔の直径は小さくされ、それによってロックリ
ングをロック溝13の一つに嵌められる。リアクションワッシャの切頭円錐状部
分が受容キャビティの内部に合わさって、受容キャビティのリップが、リアクシ
ョンワッシャ18の外縁部に当接する。これはクランプ力をナットから、リアク
ションワッシャを通して、ワッシャ19そして構成要素のスタック21を介し、
ボルトヘッドへ伝えることができる。この特徴は、またロックリング17が平坦
な形状を越えて変形しないようにすることである。
【0025】 複数のロック溝13をボルトシャンクに配置することにより、ボルトをスタッ
クの幅が、典型的に5mmまで変化する組立体に装着する事を可能にし、したがっ
て別の長さのボルトを調達するための遅れ、または費用の掛かる構造体の分解を
少なくする。
【0026】 固定組立体を取り外して、構成要素のスタックを解体できるようにするため、
ナット15がボルト10から抜かれて、ロックリング17が外れるまで、ボルト
を軽く叩く。これは、バネロックリングを具備した従来のセルフロックボルトを
取り外す方法に類似しており、したがって図示の実施形態は、組立て及び解体の
ため、何も特別な器具を必要としない。
【0027】 この固定組立体は、多数の工学製品に使用され得、勝手な解体を阻止するため
、“不正操作が不可能な”装置として作用することができる。また、二つ以上の
ロック装置を必要としない製品において、図示の実施形態がそれ自体、割りピン
の代わりに、それらの異なる位置で使用することができる。
【0028】 従って、好ましい実施形態は、ナット及び割りピンのような従来のロック装置
に対し補助的に使用することができる安定ロック機構を提供する。補助ロック機
構の機能は、航空機製造において特に有利であり、航空機関が、一定の構成要素
に関して、使用するための最少数のロック装置に関するガイドライン、例えば飛
行制御部に関して、ナット、割りピン及び好ましい実施形態のロックリングを使
用することで実行され得る、最小の三つのロック装置を規定する、ガイドライン
を提供する。
【0029】 第四のロック機構は、ナイロン製または圧縮ネジタイプ(すなわちネジをナッ
トに締め付ける際に、圧縮される)のロックナットを、標準ナットの代わりに使
用する際に、追加され得、従って四つのロック装置、すなわちナット、ナット内
の圧縮ネジ、割りピン、及び好ましい実施形態のロックリングをもたらす。別の
場合では、設計者またはエンジニアが二つのロックを規定し、それはナット及び
割りピンによって通常備え得る。しかし、充分な空間が利用不可能で、取り扱い
が難しければ、割りピンを、実質的に不正操作が不可能なロック構成を提供する
、好ましい実施形態のロックリングまたはロックナットに取り替えてもよい。
【図面の簡単な説明】
【図1】 組立て前のセルフロックボルト組立体の好ましい実施形態の構成要素。
【図2】 構成要素のスタックを固定するための組立形態をした図2の構成要素。
【図3】 図2の部分Aの詳細図。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (81)指定国 EP(AT,BE,CH,CY, DE,DK,ES,FI,FR,GB,GR,IE,I T,LU,MC,NL,PT,SE,TR),OA(BF ,BJ,CF,CG,CI,CM,GA,GN,GW, ML,MR,NE,SN,TD,TG),AP(GH,G M,KE,LS,MW,MZ,SD,SL,SZ,TZ ,UG,ZW),EA(AM,AZ,BY,KG,KZ, MD,RU,TJ,TM),AE,AG,AL,AM, AT,AU,AZ,BA,BB,BG,BR,BY,B Z,CA,CH,CN,CR,CU,CZ,DE,DK ,DM,DZ,EE,ES,FI,GB,GD,GE, GH,GM,HR,HU,ID,IL,IN,IS,J P,KE,KG,KP,KR,KZ,LC,LK,LR ,LS,LT,LU,LV,MA,MD,MG,MK, MN,MW,MX,MZ,NO,NZ,PL,PT,R O,RU,SD,SE,SG,SI,SK,SL,TJ ,TM,TR,TT,TZ,UA,UG,US,UZ, VN,YU,ZA,ZW

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 一方の端部領域に、らせん状ネジ部分を具備し且つ、ネジ部
    分に近接するか、またはその内側に配置した複数のらせん状ロック溝を具備した
    、シャンクを有する雄型部材と、 ロックリングの内径が収縮して、一つ以上の前記ロック溝に配置することができ
    、且つそれによって保持されるように、使用時に圧縮されて変形するロックリン
    グと、 前記ネジ部分に嵌り合って、前記ロックリングを圧縮する、ナットと、 を備えることを特徴とするセルフロック固定組立体。
  2. 【請求項2】 ロックリングが、実質的に皿形または切頭円錐状であること
    を特徴とする請求項1に記載のセルフロック固定組立体。
  3. 【請求項3】 更にリアクションワッシャを備え、リアクションワッシャが
    、使用時にロックリングに近接したシャンク上に配置されることを特徴とする請
    求項1または2に記載のセルフロック固定組立体。
  4. 【請求項4】 リアクションワッシャが少なくとも部分的に、テーパー状ま
    たは切頭円錐状であることを特徴とする請求項3に記載のセルフロック固定組立
    体。
  5. 【請求項5】 ナットが、外周リップによって画定された一端に、受容キャ
    ビティを有し、受容キャビティが、その中に少なくとも部分的にロックリングを
    収容できるような寸法を有していることを特徴とする請求項1〜4のいずれか一
    項に記載のセルフロック固定組立体。
  6. 【請求項6】 使用時に受容キャビティのリップが、リアクションワッシャ
    に当接することを特徴とする請求項3または4に従属する、請求項5に記載のセ
    ルフロック固定組立体。
  7. 【請求項7】 少なくとも一つのスペースワッシャを更に備え、スペースワ
    ッシャが使用時にリアクションワッシャに近接して配置されることを特徴とする
    請求項3〜6のいずれか一項に記載のセルフロック固定組立体。
  8. 【請求項8】 雄型部材が、ボルトであることを特徴とする請求項1〜7の
    いずれか一項に記載のセルフロック固定組立体。
  9. 【請求項9】 雄型部材が、ネジ付きスタッドであることを特徴とする請求
    項1〜8のいずれか一項に記載のセルフロック固定組立体。
JP2001553543A 2000-01-21 2001-01-22 セルフロック固定組立体 Pending JP2003520338A (ja)

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