JP2003519841A - 情報モデリング方法及び情報モデリングにより構築されたデータベースを用いて検索を行う方法 - Google Patents

情報モデリング方法及び情報モデリングにより構築されたデータベースを用いて検索を行う方法

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JP2003519841A
JP2003519841A JP2001550635A JP2001550635A JP2003519841A JP 2003519841 A JP2003519841 A JP 2003519841A JP 2001550635 A JP2001550635 A JP 2001550635A JP 2001550635 A JP2001550635 A JP 2001550635A JP 2003519841 A JP2003519841 A JP 2003519841A
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キム，チュンテ
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Abstract

(57)【要約】 情報モデリング方法が開示されている。複数のデータを受け取り、複数のデータを時間情報を含む時間情報データと、位置を表示する空間情報を含んでいる空間情報データと、時間情報データ及び空間情報データを除いた他のデータとの相互作用の対象となり、前述した他のデータと相互に作用する客体情報を含んでいる客体情報データと、時間情報及び空間情報、客体情報を除いた残りの事物の事物情報を含んでいる事物情報データの意味要素に分析し、分析されたデータを用いて時間情報データ、空間情報データ、客体情報データ及び事物情報データのうち少なくとも一つ以上を含むアクション、アクションの上位グループのモジュール及びモジュールの上位グループの状況を含むデータベースを構築する。このような情報モデリング方法により構築された検索システムを用いれば、入力情報はデータベースと連結されて時間側面、空間側面、状況名、キーワードなどの意味要素に分析され、データベース内に構築された意味要素を含むアクション、モジュール及び状況が検索されてユーザが所望する情報が抽出される。

Description

【発明の詳細な説明】
【０００１】
【技術分野】
本発明は情報モデリング方法及びデータベース検索システムに係り、特に、複
数のデータを受け取ってこれを時間要素、空間要素、客体要素及び／又は事物要
素に分析し、分析された意味要素を用いてデータベースを構築する情報モデリン
グ方法及び構築されたデータベースを用いてユーザの情報要求に合う所望の情報
だけが抽出可能な検索方法に関する。
【０００２】
【背景技術】
モデリングとは、データベースや情報システムの構築中にシステム分析及び設
計段階においてフレームワークを提示することを言う。一般に、モデリングは、
概念的モデリング、論理的モデリング及び物理的モデリングに分けられる。一方
、従来のモデリング方法としては、リレーショナルデータベース開発のための個
体−関係（ＥＲ：ｅｎｔｉｔｙ ｒｅｌａｔｉｏｎｓｈｉｐ）モデル、オブジェ
クト指向データベース開発のためのオブジェクト指向分析及び設計（ＯＯＡＤ：
ｏｂｊｅｃｔ ｏｒｉｅｎｔｅｄ ａｎａｌｙｓｉｓ ａｎｄ ｄｅｓｉｇｎ）モ
デル及び階層型データベース開発のための階層型データモデルがある。 リレーショナルデータベース開発のためのＥＲモデルは、データベースの設計
中に貯蔵したいデータを明確に表現してデータベースのユーザや設計者が必要と
するデータが何かを定義する。かかるＥＲモデルの結果をリレーショナルデータ
ベースにより実現するためには、ＥＲモデルにおいて定義されたデータに対する
要求を関係型データベースにおいて定義される形、すなわち、テーブルで表わさ
なければならない。テーブル化過程は、まず、各々の個体を一つのテーブルに構
成し、構成されたテーブル間の関係を別途のテーブルにしたり（個体テーブルへ
の変換）又は個体テーブルに項目を追加したりしてなされる（関係のテーブルへ
の変換）。個体相互間の関係をテーブルで表わす場合、１対Ｎの関係は他の個体
に対して一つの関係だけを有する個体側のテーブルに他の個体のキー属性を他の
項目として追加して表わす。１対１の関係は両側のどちらにも関係なく互いに対
して一つずつの関係だけを有するので、一方の個体のキー属性を他方の個体のテ
ーブルに追加してなされる。
【０００３】 一方、ＯＯＡＤモデルは、実世界の一つの情報エンティティをデータ構造及び
行為が結びついた形である客体で表わす方法である。前述したオブジェクト指向
分析及び設計は客体、客体の属性及び動作、類似した客体の集まりにより構成さ
れたクラス、客体間の関係などを基本概念とし、システムから要求される客体を
捜し出して客体の特性及び客体間の関係を窮める客体モデリング、客体モデリン
グから窮められた客体の行為及び客体の状態を含むライフサイクルを示す動的モ
デリング、客体モデリングから窮められた客体及び動的モデリングから窮められ
た各客体の形態変化から新しい状態へと入った時に行われる動作を記述するのに
用いる機能モデリングを用いて情報、動的、機能の観点から各々補完的な他の面
を記述することにより、実世界に近いモデルを提示する。
【０００４】 階層型データ開発のための階層型データモデルは、関連情報が階層的に並べら
れてあたかも組織図のような形をなすものであって、ツリー構造とも呼ばれる。
階層構造は１対ｎの対応関係を有する。親−子関係（ＰＣＲ：ｐａｒｅｎｔ−ｃ
ｈｉｌｄ ｒｅｌａｔｉｏｎｓｈｉｐ）を含み、子は２つ以上の親−子関係に参
加できない。 前述した従来の情報モデリング方法により構築されたデータベースはファイル
単位にデータが貯蔵され、これを質疑から読み出す時には質疑が含まれた文書全
体を読み出すことになる。このため、既存の情報モデリング方法により構築され
たデータベースが提供可能な検索方法を用いる時、人物名や事件名などのキーワ
ード中心の検索に限られる問題点があった。
【０００５】 また、動映像などの連続的なイメージが表示されるマルチデータである場合、
このマルチデータ内においてユーザが必要な部分を見るためには、最初から順番
に検索しなければならない不都合があった。
【０００６】
【発明の開示】
本発明は上記事情に鑑みてなされたものであり、その目的は、下記の通りであ
る。 ユーザが歴史資料や産業情報、文書資料、学習情報、映像情報などの各種情報
を要求すれば、これに対応する各種情報データを含むデータベースと連結される
が、入力情報をユーザが要求する側面である時間側面、空間側面、時間・空間側
面、状況名、キーワードなどの意味要素に分析してモデリングし、データベース
内に構築された分析された情報に関わる状況、モジュール及びアクションなどを
検索することにより、所望の情報を抽出する情報モデリング方法を提供するとこ
ろにある。
【０００７】 さらに、本発明の他の目的は、本発明に係る情報モデリングを用い、ユーザが
所望の情報だけを検索できる検索方法を提供するところにある。 本発明の目的を達成するために、本発明からは、複数のデータを時間情報を含
む時間情報データと、位置を表示する空間情報を含んでいる空間情報データと、
時間情報データ及び空間情報データを除いた他のデータの作用の対象となり、前
述した他のデータと相互に作用する客体情報を含んでいる客体情報データと、時
間情報及び空間情報、客体情報を除いた残りの事物の事物情報を含んでいる事物
情報データに分析する。分析された前記時間情報データと空間情報データ、客体
情報データ、事物情報データを用いて最小の意味単位であるアクション、前記ア
クション及び前記アクションに現れた前記時間情報データ、前記空間情報データ
、前記客体情報データ及び前記事物情報データのうち少なくとも一つ以上に関わ
った少なくとも一つ以上の他のアクションを含むモジュール及び前記モジュール
及び前記モジュールに現れた前記時間情報データ、前記空間情報データ、前記客
体情報データ及び前記事物情報データのうち少なくとも一つ以上と関わった少な
くとも一つ以上の他のモジュールを含む状況下でダイヤグラムを構築してデータ
ベースを形成する。形成されたデータベースを用い、ユーザが要求する情報を抽
出して外部に表示する。
【０００８】 以上の如き構成される本発明の特徴によれば、ユーザが所望の情報だけを検索
する確率が高くなる。一方、本発明に係る情報モデリングを用いたデータベース
システムは、データの単なる追加を通じてユーザの情報要求処理及びデータベー
スシステムの拡張がなされるので、データシステムの更新及びシステムの変更が
不要である。従って、システム更新及び変更によるコストが節減でき、しかもユ
ーザの使い勝手の悪さなどを低減できる。
【０００９】
【発明を実施するための最良の態様】
以下、添付した図面に基づき、本発明の望ましい実施の形態について詳細に説
明する。 図１は、本発明に係る情報モデリング方法を示すフローチャートである。図１
を参照すれば、情報モデリング方法は、データ入力段階１０、ユーザにより入力
されたデータの分析段階３０、データベース構築段階５０及び構築されたデータ
ベースを用いて要求される情報を抽出する情報抽出段階６０とを含んでなる。デ
ータ分析段階は、複数のデータを時間情報を含む時間情報データ３１、位置を表
示する空間情報を含んでいる空間情報データ３２、時間情報データ及び空間情報
データを除いた他のデータの作用対象となり、他のデータと相互に作用する客体
情報を含んでいる客体情報データ３３及び時間情報及び空間情報、客体情報を除
いた残りの事物の事物情報を含んでいる事物情報データ３４に分析する。そして
、分析されたデータはデータベース構築段階５０において、分析された時間情報
データ、空間情報データ、客体情報データ及び事物情報データのうち少なくとも
一つ以上を含むアクション、アクション及び前記アクションを構成するデータと
関わるデータを有する他のアクションを含むモジュール及びモジュールと前記モ
ジュールを構成するデータと関わるデータを有する他のモジュールを含む状況下
で構成されるダイヤグラムを形成する。
【００１０】 図２ないし図５及び図６Ａないし図６Ｄは、本発明に係る情報モデリングの一
実施の形態を示す図である。図２において、情報要求分析過程は参照番号２００
で表わされ、データベース構築段階は参照番号３００で表わされている。情報要
求分析段階において、入力された複数個のデータ１０0〜１０nを時間情報データ
２１１、空間情報データ２１２、客体情報データ２１３及び事物情報データ２１
４に各々分析する。次に、時間情報データ、空間情報データ、客体情報データ、
事物情報データが各々対応する単位セル２３１、２３２、２３３、２３４に導く
。情報要求分析段階は各々の時間情報データ、空間情報データ、客体情報データ
、事物情報データが１以上の単位セル名の観点で数式を定義する表現特性段階２
１５を含み、前記表現特性のデータ名を調べる段階２１６と、表現特性に用いら
れた値が判断可能に、表現特性に用いられたデータ名への経路を定義する段階２
１７をさらに含む。表現特性のデータ名を調べる段階２１６は、複数の時間情報
データ、空間情報データ、客体情報データ、事物情報データの拡張調査を行う段
階を含む。拡張調査段階は情報分析におけるデータの特徴リストを形成する段階
であり、表現特性の時間情報データ、空間情報データ、客体情報データ及び事物
情報データの名前が調べられる１以上のリスト２２０を生成する。１以上のリス
ト２２０は時間情報データリスト２２１、空間情報データリスト２２２、客体情
報データリスト２２３及び事物情報データリスト２２４を含む。一方、情報要求
分析段階は、単位セルに単位セルから生成された各々のデータに共通する共通リ
スト２４１及び単位セルに導く特徴リスト２４２を作成する段階２４０をさらに
含み、時間情報データ２１１、空間情報データ２１２、客体情報データ２１３及
び事物情報データ２１４に対する前記単位セルが各特徴によって固有に判断可能
であるか否かを定義する特徴識別段階２３５をさらに含む。
【００１１】 図３は、ユーザの入力情報が情報要求分析を通じてグループに対応する過程を
示すブロック図であり、前記データベース構築段階３００は、時間情報データ、
空間情報データ、客体情報データ、事物情報データに各々対応する単位セルを共
通の表現特性を有する複数の単位セルに集める１以上のメンバー特性を有するグ
ループ３１０を形成する段階を含む。 データベース構築段階において形成されたグループ３１０の階層構造は、図５
に示してある。グループは、時間情報データ、空間情報データ、客体情報データ
及び事物情報データを含む最小の意味単位であるアクション３４０〜３４ｌ、ア
クションと前記アクションの時間情報データ、空間情報データ、客体情報データ
及び事物情報データの少なくとも一つと関わった少なくとも一つの他のアクショ
ンを含んで区切られるモジュール３３0〜３３m及びモジュールと前記モジュール
に現れた時間情報データ、空間情報データ、客体情報データ及び事物情報データ
のうち少なくとも一つと関わった少なくとも一つの他のモジュールを含んで区切
られる状況を含んでなる。各アクション、モジュール及び状況は独立的な情報内
容を含む。
【００１２】 図４は、データベース構築段階における特徴リストを作成する過程を示すブロ
ック図であって、前記グループ３１０に含まれた時間情報データ、空間情報デー
タ、客体情報データ及び事物情報データに対応する複数の単位セルの１以上のグ
ループの観点で数式を定義する表現特性形成段階２６０を含み、複数のグループ
３１0〜３１nにおいて表現特性のグループ名を調べる段階７８０と、表現特性に
用いられた値が判断可能に、表現特性に用いられたグループ名への経路を定義す
る段階２８０をさらに含む。調べられた名前及び経路に基づき、該当単位セル及
び単位セルを含んでいるアクション、アクション及びアクション、アクションを
含むモジュール、モジュール及びモジュール、モジュールを含むモジュール、な
どの関係が把握可能である。
【００１３】 グループ名を調べる段階２７０は、複数のグループに拡張調査を行う段階を含
み、拡張調査段階は、前記表現特性の前記グループ名が調べられる１以上のリス
ト２７１〜２７４を生成する段階を含む。 図６Ａないし図６Ｄは、本発明に係る情報モデリング方法において、状況、モ
ジュール及びアクションの時間・空間上のフローを示すグラフである。状況は独
立した１単位であり、前後の状況によって決まる。状況は時間及び空間に基づき
他の状況と境界づけられ、関連する状況の階層的なフローを有する。同様に、モ
ジュール及びアクションはそれ自体で独立した１単位とすることができ、前後の
モジュール及びアクションによって決まる。一方、モジュール及びアクションは
時間及び空間上他のモジュール及びアクションと境界づけられ、階層的なフロー
を有する。 （図１） 一例として、（図１は）、聖書の創世記伝の一部を抜すいしたものである。創
世記伝の全体を状況とみなし、段落をモジュールとする。各々のモジュールは｛
｝、アクションは（ ）、客体は○、事物は□で表わす。ここでの主モジュー
ルはＧｏｄがｈｅａｖｅｎ及びｅａｒｔｈを創造したということであり、モジュ
ールの核心となる客体及び事物間の関係をアクションとして表現している。
【００１４】 このように、アクションは時間情報データ、空間情報データ、客体情報データ
及び事物情報データのうち少なくとも一つを含む最小限の意味単位である。 一方、図７は、本発明に係る情報モデリングを通じて構築されたデータベース
を用いた検索方法を示すフローチャートである。これを参照すれば、検索方法は
、ユーザの情報要求がコンピュータ端末などのインタフェースを介して受け付け
られる段階５００、受け付けられた情報要求を分析する段階６００、前述したモ
デリング方法を用いて構築されたデータベースを検索する段階７００、データの
抽出段階８００及びデータの表示段階９００を含んでいる。 ユーザが要求する複数情報が入力されれば、入力された情報は段階６００にお
いて前述した情報モデリング方法を用いて時間情報データ、空間情報データ、客
体情報データ及び事物情報データのうちいずれか一つ以上に分析され、分析され
たデータに基づきアクション、状況及びモジュールを含むグループが構成される
。次に、検索段階７００においては、時間情報を含んでいる時間情報データと、
位置を表示する空間情報を含んでいる空間情報データと、他のデータの作用対象
となり、他のデータと相互に作用する客体情報を含んでいる客体情報データと、
時間情報及び空間情報、客体情報を除いた残りの事物の事物情報を含んでいる事
物情報データのうち少なくとも一つ以上を含む最小限の意味単位であるアクショ
ンと前記アクションの時間情報データ、空間情報データ、客体情報データ及び事
物情報データのうち少なくとも一つ以上と関わった少なくとも一つ以上のアクシ
ョンが段落づけられるモジュールとこのモジュールに現れた時間情報データ、空
間情報データ、客体情報データ及び事物情報データのうち少なくとも一つ以上と
関わった少なくとも一つ以上のモジュールを含む状況を少なくとも一つ以上含む
データベース７２０を検索する。状況、モジュール及びアクションはそれ自体で
独立的な情報内容を含む。図８を参考として、データベース検索過程を詳細に説
明する。分析された情報データは分析された情報データと対応する前記データベ
ース内の時間情報データ、空間情報データ、客体情報データ及び／又は事物情報
データを含むアクション３４0’〜３４l’を調べ、該当アクションの上位グルー
プのモジュール３３0’〜３３m’、前記モジュールの上位グループの状況３２0
’〜３２n’を調べてユーザの情報要求に好適なデータが検索されるようにする
。
【００１５】 次に、データ抽出段階８００において、検索されたデータはデータ比較装置に
おいてユーザの複数情報要求に好適に演算処理され（段階８１０）、ユーザの情
報要求が含まれた演算処理されたデータは並べ替え及び加工処理される（段階８
２０）。ここで、検索されたデータの演算処理は抽出されたユーザの情報要求に
当たるデータとこのデータに含まれうる状況、モジュール、アクションを各時間
要素、空間要素、客体要素、事物要素別に拡張して抽出し、また抽出されたユー
ザの情報要求に当たるデータとこのデータに含まれうる時間要素、空間要素、客
体要素、事物要素を各状況、モジュール、アクション別に拡張して抽出する。演
算処理され、並べ替え及び加工処理されたデータは、図８に示された如く、アク
ション、モジュール及び状況から各々得られた情報特徴を記憶するメモリ装置７
０１’〜７０３’に貯蔵される。
【００１６】 データを表示するためには、まず、データ判断段階９１０においてデータの種
類を判断する。ユーザの情報要求に当たるデータが文字、記号及びイメージなど
の文書データ９２０である場合には、演算処理されたデータは文書データ処理器
に送られてイメージ又は文書データで表わされる（段階９４０及び９５０）。動
映像などのマルチデータ９３０の場合には、演算処理されたデータはマルチデー
タ処理処置に送られて動映像として表わされるが（段階９６０）、マルチデータ
内の特徴や順序などを記録した文書データを用い、文書データ及びマルチデータ
が共に表示されるようにする。 一方、本発明は各種の範囲において活用可能であり、例えば、運転免許の受験
に関わる状況を検索したい時に関連状況名を与えれば、その状況の前後にある運
転免許受験状況のフローを示し、客体名に関わる状況名が時間及び空間上に順番
に並べられる。また、特定の地域（空間）で状況を検索したい時には、システム
において特定時間をユーザに問うようにし、ユーザが応答しなければデフォルト
値としてその地域で発生された状況を時間順に示す。また、モジュール名や客体
名で状況を検索した後に、該当状況に含まれた状況のフローを探し、この特定モ
ジュールに含まれるアクションのフローを探すものとして、交通事故に対する状
況をクリックすることにより交通事故と関わったあらゆるモジュール及びアクシ
ョンに関する文章及び単語が類推可能である。また、客体及び他の客体間の関係
を知りたい時には、２つの客体と同時に現れる状況と前記状況下で客体が行った
役割を示す。特に、映画やビデオなどの動映像を含むデータベースの場合に、そ
の動映像内の各々の事件を状況とし、状況で発生する動き一こまをアクションと
、且つ状況の集まりをモジュールに区分けしてユーザは動映像内で必要な部分だ
け抽出して見ることができる。その他にも、英語教育、インターネット検索、新
聞検索、判例検索などの各種の産業分野に適用可能である。
【００１７】
【産業上利用可能性】
以上のように構成される本発明に係る情報モデリング方法及びデータベース検
索システムは、下記のような利点を有する。 第一に、ユーザが歴史資料や産業情報、文書資料、学習情報、映像情報などの
各種の情報を要求する時、各種の情報をユーザが要求する側面である時間側面、
空間側面、時間・空間側面、キーワード、モジュール名、アクションに分析し、
本発明に係る情報モデリングを通じて構築されたデータベース内の関連状況、モ
ジュール及びアクションなどを検索して、ユーザが所望の情報を抽出できること
から、所望の情報だけを検索する確率が高くなる。 第二に、データベースシステムは、データの単なる追加を通じてユーザの情報
要求処理及びデータベースシステムの拡張がなされるので、データシステムの更
新及びシステムの変更が不要であり、これにより、システム更新及び変更による
コストが節減でき、しかもユーザの使い勝手の悪さが低減できる。
【００１８】 本発明に係る情報モデリング及び情報モデリングを用いた検索方法を用いれば
、前述した直接的な効果の他に、下記のような技術的な波及効果及び期待効果を
有する。 第一に、マルチメディアコンテンツの製作に当たって、言語文化、映像及び歴
史学習などの様々な領域のマルチメディアコンテンツを様々に製作可能である。
これにより、マルチメディアコンテンツの設計方法が具体化されて多様化されつ
つ、これを支援するマルチメディア技術開発が盛んになりうる。これにより、言
語、文化、歴史シナリオ及び映像製作に関わった人材の雇用創出効果が発生し、
マルチメディア技術及び超高速通信網産業の活性化に寄与できる。 第二に、特に教育分野においては、このように製作されたコンテンツを活用す
ることによりユーザ及び提供者間の相互作用的なマルチメディア教育、ユーザ特
性に好適な学習環境づくり、学習動機誘発などの効果が期待できる。さらには、
国際化、知識情報化時代に好適な優秀人材が養成できる。
【００１９】 第三に、本発明は、ＩＭＴ−２０００の商用化に好適なマルチメディア学習コ
ンテンツを提供できる基盤を固めることにより、大容量のデータ伝送に必要なネ
ットワーク設備施設の拡充、ハードウェア産業の発達、基幹網事業者の競争関係
の変化、無線端末を用いるユーザのリアルタイム状況別学習などの学習効果が収
められる。
【図面の簡単な説明】
【図１】 本発明に係る情報モデリングの方法を示すフローチャートである。
【図２】 本発明に係る情報モデリングの一実施の形態を示すブロック図である。
【図３】 ユーザの入力情報が情報要求分析を通じてグループに対応する過程を示すブロ
ック図である。
【図４】 データベースの特徴リストを作成する過程を示すブロック図である。
【図５】 グループの階層構造を示すブロック図である。
【図６Ａ】 本発明に係る情報モデリング方法において、状況の時間、空間上のフローを示
すグラフである。
【図６Ｂ】 本発明に係る情報モデリング方法において、状況内のモジュールの時間、空間
上のフローを示すグラフである。
【図６Ｃ】 本発明に係る情報モデリング方法において、状況及びモジュール内アクション
の時間、空間上のフローを示すグラフである。
【図６Ｄ】 本発明に係る情報モデリング方法において、アクションフロー内のアクション
位置を示すグラフである。
【図７】 本発明に係るデータ検索方法を示すフローチャートである。
【図８】 データ検索方法において、情報特徴をメモリする過程を示すブロック図である
。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (81)指定国 ＥＰ(ＡＴ，ＢＥ，ＣＨ，ＣＹ， ＤＥ，ＤＫ，ＥＳ，ＦＩ，ＦＲ，ＧＢ，ＧＲ，ＩＥ，Ｉ Ｔ，ＬＵ，ＭＣ，ＮＬ，ＰＴ，ＳＥ)，ＯＡ(ＢＦ，ＢＪ ，ＣＦ，ＣＧ，ＣＩ，ＣＭ，ＧＡ，ＧＮ，ＧＷ，ＭＬ， ＭＲ，ＮＥ，ＳＮ，ＴＤ，ＴＧ)，ＡＰ(ＧＨ，ＧＭ，Ｋ Ｅ，ＬＳ，ＭＷ，ＭＺ，ＳＤ，ＳＬ，ＳＺ，ＴＺ，ＵＧ ，ＺＷ)，ＥＡ(ＡＭ，ＡＺ，ＢＹ，ＫＧ，ＫＺ，ＭＤ， ＲＵ，ＴＪ，ＴＭ)，ＡＥ，ＡＬ，ＡＭ，ＡＴ，ＡＵ， ＡＺ，ＢＡ，ＢＢ，ＢＧ，ＢＲ，ＢＹ，ＣＡ，ＣＨ，Ｃ Ｎ，ＣＲ，ＣＵ，ＣＺ，ＤＥ，ＤＫ，ＤＭ，ＥＥ，ＥＳ ，ＦＩ，ＧＢ，ＧＤ，ＧＥ，ＧＨ，ＧＭ，ＨＲ，ＨＵ， ＩＤ，ＩＬ，ＩＮ，ＩＳ，ＪＰ，ＫＥ，ＫＧ，ＫＰ，Ｋ Ｚ，ＬＣ，ＬＫ，ＬＲ，ＬＳ，ＬＴ，ＬＵ，ＬＶ，ＭＡ ，ＭＤ，ＭＧ，ＭＫ，ＭＮ，ＭＷ，ＭＸ，ＮＯ，ＮＺ， ＰＬ，ＰＴ，ＲＯ，ＲＵ，ＳＤ，ＳＥ，ＳＧ，ＳＩ，Ｓ Ｋ，ＳＬ，ＴＪ，ＴＭ，ＴＲ，ＴＴ，ＴＺ，ＵＡ，ＵＧ ，ＵＳ，ＵＺ，ＶＮ，ＹＵ，ＺＡ，ＺＷ

Claims (15)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項１】 ユーザが複数のデータを入力する段階と、 入力された前記複数データを時間情報を、含む時間情報データ、位置を表示す
    る空間情報を含んでいる空間情報データ、前記時間情報データ及び前記空間情報
    データを除いた他のデータの作用対象となり、前記他のデータとの相互に作用す
    る客体情報を含んでいる客体情報データと、時間情報及び空間情報、客体情報を
    除いた残りの事物の事物情報を含んでいる事物情報データに分析するデータ分析
    段階と、 分析された前記時間情報データ、前記空間情報データ、前記客体情報データ及
    び前記事物情報データを用いて最小の意味単位であるアクション、前記アクショ
    ンと前記アクションに現れた前記時間情報データ、前記空間情報データ、前記客
    体情報データ及び前記事物情報データのうち少なくとも一つ以上と関わった少な
    くとも一つ以上の他のアクションを含むモジュール及び前記モジュールと前記モ
    ジュールに現れた前記時間情報データ、前記空間情報データ、前記客体情報デー
    タ及び前記事物情報データのうち少なくとも一つ以上と関わった少なくとも一つ
    以上の他のモジュールを含む状況を含むデータベースを構築するデータベース構
    築段階と、 構築されたデータベースを用い、前記ユーザが要求する情報を抽出する情報抽
    出段階とを含む情報モデリング方法。
  2. 【請求項２】 前記データ分析段階は、前記時間情報データ、前記空間情報データ、前記客体
    情報データ及び前記事物情報データを各々対応する単位セルから導く段階と、 前記単位セルに前記単位セルから生成された前記時間情報データ、前記空間情
    報データ、前記客体情報データ及び前記事物情報データの共通的な共通リスト及
    び前記時間情報データ、前記空間情報データ、前記客体情報データ及び前記事物
    情報データを各々の単位セルに導かせる特徴リストを形成する段階とをさらに含
    む請求項１に記載の情報モデリング方法。
  3. 【請求項３】 前記データ分析段階は、前記時間情報データ、空間情報データ、客体情報デー
    タ及び事物情報データに対する前記単位セルが前記各情報データの特徴により固
    有なものとして判断されるように定義する特徴識別段階をさらに含む請求項２に
    記載の情報モデリング方法。
  4. 【請求項４】 前記データ分析段階は、前記時間情報データ、前記空間情報データ、前記客体
    情報データ及び前記事物情報データの各々が１以上の単位セル名の観点で数式を
    定義する表現特性段階、前記表現特性のデータ名を調べる段階、及び前記表現特
    性に用いられた値を特定するために用いられた各特性データ名への経路を定義す
    る段階をさらに含む請求項２に記載の情報モデリング方法。
  5. 【請求項５】 前記表現特性のデータ名を調べる段階は、前記時間情報データ、前記空間情報
    データ、前記客体情報データ及び前記事物情報データの拡張調査を行う段階を含
    み、前記拡張調査段階は、前記表現特性の前記時間情報データ、前記空間情報デ
    ータ、前記客体情報データ及び前記事物情報データの名前が調べられる１以上の
    リストを生成する段階を含む請求項４に記載の情報モデリング方法。
  6. 【請求項６】 前記データベース構築段階は、前記時間情報データ、前記空間情報データ、前
    記客体情報データ及び前記事物情報データの各々に対応する単位セルを共通な特
    徴を有する１つのセットに集め、共通な特徴と少なくとも１つのメンバー特性を
    有する単位セルのセットを複数備えるグループを形成する段階を含む請求項１に
    記載の情報モデリング方法。
  7. 【請求項７】 前記データベース構築段階は、前記グループに含まれた前記時間情報データ、
    前記空間情報データ、前記客体情報データ及び前記事物情報データに対応する複
    数の単位セルの１以上のグループの観点で数式を定義する表現特性形成段階、前
    記複数のグループにおいて前記表現特性のグループ名を調べる段階及び前記表現
    特性に用いられた値を特定するために用いられた各特性グループ名への経路を定
    義する段階をさらに含む請求項６に記載の情報モデリング方法。
  8. 【請求項８】 前記表現特性のグループ名を調べる段階は、複数のグループに拡張調査を行う
    段階を含み、前記拡張調査段階は、前記表現特性の前記グループの名前が調べら
    れる１以上のリストを生成する段階を含む請求項７に記載の情報モデリング方法
    。
  9. 【請求項９】 前記グループは、時間情報を含んでいる前記時間情報データ、前記空間情報デ
    ータと、前記客体情報データ及び前記事物情報データと対応する各単位セルを少
    なくとも一つ以上含んで最小限の意味単位に構成されたアクションと、前記アク
    ションと前記アクションの時間情報データ、前記空間情報データ、前記客体情報
    データ及び前記事物情報データの少なくとも一つ以上と関わった少なくとも一つ
    以上の他のアクションを含んで段落づけられるモジュール、前記モジュールに現
    れた前記時間情報データ、前記空間情報データ、前記客体情報データ及び前記事
    物情報データと少なくとも一つ以上と関わった少なくとも一つ以上の他のモジュ
    ールを含んで段落づけられる状況を含み、前記アクション、前記モジュール及び
    前記状況は各々独立的な情報内容を含む請求項６に記載の情報モデリング方法。
  10. 【請求項１０】 ユーザの入力情報を受け取る段階と、 受け取られた前記入力情報を時間情報を含んでいる時間情報データ、位置を表
    示する空間情報を含んでいる空間情報データ、前記時間情報データ及び前記空間
    情報データを除いた他のデータの作用対象となり、前記他のデータと相互に作用
    する客体情報を含んでいる客体情報データ及び前記時間情報データ、前記空間情
    報データ及び前記客体情報データを除いた残りの事物の事物情報を含んでいる事
    物情報データに分析する段階と、 前記時間情報データ、前記空間情報データ、前記客体情報データ及び前記事物
    情報データのうち少なくとも一つ以上を含む最小限の意味単位であるアクション
    と前記アクションに現れた前記時間情報データ、前記空間情報データ、前記客体
    情報データ及び前記事物情報データのうち少なくとも一つ以上と関わった少なく
    とも一つ以上の他のアクションを含んで段落づけられるモジュール及び前記モジ
    ュールに現れた前記時間情報データ、前記空間情報データ、前記客体情報データ
    及び前記事物情報データのうち少なくとも一つ以上と関わった少なくとも一つ以
    上の他のモジュールを含んで段落づけられる状況を含み、前記アクション、前記
    モジュール及び前記状況は独立的な情報内容を含むデータベースを検索する段階
    と、 前記データベースを調べて前記ユーザが要求した情報に対応するデータを抽出
    する情報抽出段階と、 前記抽出されたデータを外部に表示する表示段階とを含むデータ検索方法。
  11. 【請求項１１】 前記データベースを検索する段階は、前記データベース内に位置するが、前記
    分析された入力情報と対応する前記時間情報データ、前記空間情報データ、前記
    客体情報データ及び前記事物情報データのうち少なくとも一つ以上を含む前記ア
    クションを調べ、前記アクションと前記アクションに現れた前記時間情報データ
    、前記空間情報データ、前記客体情報データ及び前記事物情報データのうち少な
    くとも一つ以上と関わった少なくとも一つ以上の他のアクションを含んで段落づ
    けられるモジュールを調べ、前記モジュールと前記モジュールに現れた前記時間
    情報データ、前記空間情報データ、前記客体情報データ及び前記事物情報データ
    のうち少なくとも一つ以上と関わった少なくとも一つ以上の他のモジュールを含
    んで段落づけられる状況を調べる請求項１０に記載のデータ検索方法。
  12. 【請求項１２】 前記情報抽出段階は、前記検索されたデータを前記ユーザが要求した情報に好
    適に演算処理する段階及び前記演算処理されたデータを並べ替え及び加工処理す
    る段階を含む請求項１０に記載のデータ検索方法。
  13. 【請求項１３】 前記演算処理段階は、前記ユーザが要求した情報に当たるデータと前記該当デ
    ータに含まれうる前記状況、前記モジュール及び前記アクション各々を前記時間
    情報データ、前記空間情報データ、前記客体情報データ及び前記事物情報データ
    別に拡張して抽出する段階及び前記ユーザが要求した情報に当たるデータと前記
    該当データに含まれうる前記時間情報データ、前記空間情報データ、前記客体情
    報データ及び前記事物情報データ各々を前記状況、前記モジュール及び前記アク
    ション別に拡張して抽出する段階を含む請求項１０に記載のデータ検索方法。
  14. 【請求項１４】 前記表示段階は、前記ユーザが要求した情報に当たるデータが文字、記号また
    はイメージを含む文書データである場合、前記情報抽出段階において抽出された
    情報は文書処理装置に送られる段階を含む請求項１０に記載のデータ検索方法。
  15. 【請求項１５】 前記表示段階は、前記ユーザが要求した情報に当たるデータが動映像を含むマ
    ルチデータである場合、前記情報抽出段階において抽出された情報は動映像処理
    装置に送られる段階を含む請求項１０に記載のデータ検索方法。
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