JP2003519407A - より自然な外観を有する色付きコンタクトレンズ - Google Patents

より自然な外観を有する色付きコンタクトレンズ

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JP2003519407A JP2001550480A JP2001550480A JP2003519407A JP 2003519407 A JP2003519407 A JP 2003519407A JP 2001550480 A JP2001550480 A JP 2001550480A JP 2001550480 A JP2001550480 A JP 2001550480A JP 2003519407 A JP2003519407 A JP 2003519407A
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オカンポ,ジェラルド・ジェー
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ウェズリー ジェッセン コーポレイション
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 人の虹彩に固有の深み及びきめを提供しながらも眼の色を強める又は変えることができる低廉な色付きレンズを提供する。 【解決手段】 非不透明な瞳孔区分(20)と、前記瞳孔区分(20)を包囲する虹彩区分(22)と、前記虹彩区分(22)全体に設けられた複数の要素でできた色付きの不透明な断続的模様であり、かつ前記模様の隙間に相当する部分を非不透明なまま残す模様と、を含み、前記模様が、前記虹彩区分(22)の、虹彩の見かけ色を変えるのに有効な量を覆い、前記模様が複数の部分を含み、前記部分それぞれが他の各部分とは異なる色合いであり、前記部分それぞれが複数の点で他の各部分と重複し、前記複数の部分の少なくとも一つが、均一及び不均一な、色の、点、島形、ミミズ形、スターバースト形、らせん形、スポーク形、スパイク形、縞、放射状の線、ジグザグ形及び稲妻形からなる群より選択される模様を含み、それによりレンズ(10)の装用者の虹彩の見かけ色を変え、ごく自然な外観を付与することができるレンズ(10)が設けられている、色付きコンタクトレンズ(10)である。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、色付きコンタクトレンズに関し、特に、ごく自然な外観を付与しな
がらも虹彩の見かけ色を変えることができる模様を形成する多数の不透明な色付
き部分を有するレンズに関する。
【0002】
【従来の技術】
人の眼の色を変える又は強めるための初期の試みは、虹彩区分を覆う簡単な全
一色の区域を有する色付きコンタクトレンズを使用するものであった。しかし、
このタイプの不透明着色を有するコンタクトレンズは非常に不自然な外観を付与
するものであった。芸術的に描かれた又は写真的に再現された二つ以上の色の虹
彩を有する不透明レンズを開示するWichterleの米国特許第3,679,504
号のような、他のタイプの色付きコンタクトレンズが開発された。しかし、この
ようなレンズは自然に見えず、そのため、商業的には全く成功をしなかった。自
然な外観を有する不透明レンズを製造する他の試みが、米国特許第3,536,
386号(Spivak)、第3,712,718号(LeGrand)、第4,460,5
23号(Neefe)、第4,719,657号(Bawa)、第4,744,647号
(Meshelら)、第4,634,449号(Jenkins)、欧州公開特許第0309
154号(Allergan)及び英国特許出願第2202540A号(IGEL)に開示さ
れている。
【0003】 商業的な成功は、その好ましい実施態様で色付きの不透明な点を有するコンタ
クトレンズを開示するKnapp(米国特許第4,582,402号)に記載された
色付きコンタクトレンズによって達成された。Knappレンズは、簡単な単色プリ
ントの点模様を使用して、製造が簡単かつ廉価であるレンズに自然な外観を提供
する。点の断続的模様は虹彩を完全に覆うわけではないが、通常の観察者が見た
場合にマスク効果が色が連続するような外観を与えるのに十分な密度の点を提供
する。Knappはまた、異なる模様を異なる色で使用しながらプリント工程を1回
以上繰り返してもよいと開示している。理由は、よく見ると、虹彩は二つ以上の
色を含むことがわかるからである。虹彩の微細構造の増強を考慮して、プリント
される模様は絶対的に均一である必要はない。現在商業的な成功を収めている単
色Knappレンズは、点を不規則な模様に配設して虹彩の構造を増強している。し
かし、Knappの市販レンズ又はKnapp特許のいずれも、二つ以上の色を有する点の
模様をどのように配設すれば、より自然な外観を達成することができるかを開示
又は示唆していない。
【0004】 Knappレンズを改良するために種々の努力が払われてきた。Jahnkeへの米国特
許第5,414,477号は、より自然な外観を提供するため、着色剤の二つ以
上の異なる色合い部分での断続的インク模様の塗布を開示している。
【0005】 より自然に見えるレンズを作り出すための他の試みは、瞳孔区分の周縁部から
虹彩区分の周縁部まで放射状に延びる互いにつながる線の集団を開示するRawlin gsへの米国特許第5,120,121号を含む。さらに、欧州特許第04724
96A2号は、虹彩に見られる線を模写しようとする線模様を有するコンタクト
レンズを示している。
【0006】 これらの努力にも関わらず、コンタクトレンズ産業は、人の虹彩に固有の深み
及びきめを提供しながらも眼の色を強める又は変えることができる低廉な色付き
レンズを求め続けている。
【0007】 本発明は、多色不透明部分を有する模様が、正しく配置されるならば、より自
然に見える虹彩を達成することができるという予期しない知見に基づく。単色Kn appレンズ及び多色Jahnkeレンズを上回る外観における改善は驚くほどである。
単色及び二色レンズと同様に、本発明のレンズは、装用者の虹彩の見かけ色の根
本的変化、たとえば暗褐から淡青又は緑への変化を生じさせることができる。本
発明の好ましい実施態様は、異なる色どうしが重なり合う三色レンズであるが、
四つ以上の色も考慮され、三つ(又はより多く)の異なる色すべてが重なり合う
レンズもまた考慮される。
【0008】 本発明の一つの目的は、非不透明な瞳孔区分と、瞳孔区分を取り囲む虹彩区分
と、虹彩区分上の色付きの不透明な断続的模様とを有する色付きコンタクトレン
ズを提供することである。模様の要素は、通常の観察者にとって見分けることが
できず、第一の色合いである、模様の要素の第一の部分と、前記第一の色合いと
は異なる模様の第二の色合いである、模様の要素の第二の部分と、前記第二の色
合いとは異なり、第一の色合いとは異なるか、同じである第三の色合いである、
模様の要素の第三の部分とで形作られている。三つの部分それぞれは、均一及び
不均一な点、色の島形、ミミズ形、スターバースト形、らせん形、スポーク形、
スパイク形、縞、放射状の線、ジグザグ形及び/又は稲妻形からなる又はそれら
を構成する、重なり合い、混合され、ブレンドされる要素を含む。さらには、重
なり合う部分それぞれは、非不透明な瞳孔区分の一端から虹彩区分の周縁部まで
延びてもよいし延びなくてもよい。これら異なる部分のブレンドが、ごく自然な
外観を付与しながらもレンズ装用者の虹彩の見かけ色を変化させることができる
レンズを作り出す。
【0009】 本発明のもう一つの目的は、非不透明な瞳孔区分と、瞳孔区分を取り囲む虹彩
区分と、虹彩区分上の色付きの不透明な断続的模様とを有する色付きコンタクト
レンズを提供することである。模様の要素は、通常の観察者にとって見分けるこ
とができず、第一の色合いである、模様の要素の第一の部分、すなわち最外のス
ターバースト形と、前記第一の色合いとは異なる第二の色合いである、模様の要
素の第二の部分、すなわち外寄りのスターバースト形と、前記第二の色合いとは
異なり、第一の色合いとは異なるか、同じである第三の色合いである、模様の要
素の第三の部分、すなわち内寄りのスターバースト形とで形作られている。最外
のスターバースト形は、外寄りスターバースト形の概ね外側に位置する要素の最
大密集を有し、外寄りスターバースト形は、内寄りスターバースト形の概ね外側
に位置する要素の最大密集を有する。第一のギザギザの(irregular)境界が最外
スターバースト形と外寄りスターバースト形とを区別するが、最外スターバース
ト形と外寄りスターバースト形との重なり合いがある。第二のギザギザの境界が
外寄りスターバースト形と内寄りスターバースト形とを区別するが、外寄りスタ
ーバースト形と内寄りスターバースト形との重なり合いがある。このようにして
、レンズ装用者の虹彩の見かけ色を変え、ごく自然な外観を付与することができ
るレンズを提供する。
【0010】 本発明のもう一つの目的は、非不透明な瞳孔区分と、瞳孔区分を取り囲む虹彩
区分と、虹彩区分上の色付きの不透明な断続的模様であり、かつその模様の隙間
の実質的な部分を非不透明なまま残す模様とを有する色付きコンタクトレンズを
提供することである。模様は、虹彩区分の面積の少なくとも約25%を覆う。模
様の要素は、通常の観察者にとって見分けることができない。模様の要素の第一
の部分、すなわち最外のスターバースト形は、第一の色合いであり、模様の要素
の第二の部分、すなわち外寄りのスターバースト形は、前記第一の色合いとは異
なる第二の色合いであり、模様の要素の第三の部分、すなわち内寄りのスターバ
ースト形は、前記第二の色合いとは異なり、第一の色合いとは異なるか、同じで
ある第三の色合いである。最外のスターバースト形は、外寄りスターバースト形
の概ね外側に位置する要素の最大密集を有し、外寄りスターバースト形は、内寄
りスターバースト形の概ね外側に位置する要素の最大密集を有する。第一のギザ
ギザの境界が最外スターバースト形と外寄りスターバースト形とを区別するが、
最外スターバースト形と外寄りスターバースト形とは重なり合う、第二のギザギ
ザの境界が外寄りスターバースト形と内寄りスターバースト形とを区別するが、
外寄りスターバースト形と内寄りスターバースト形とは重なり合う。前記虹彩区
分の外周部から第一のギザギザの境界までの最小距離は、前記虹彩区分の半径方
向幅の約5%〜約60%である。前記虹彩区分の外周部から第一のギザギザの境
界までの最大距離は、虹彩区分の半径方向幅の約25%〜約95%である。虹彩
区分の外周部から第二のギザギザの境界までの最小距離は、虹彩区分の半径方向
幅の約15%〜約75%であり、虹彩区分の外周部から前記第二のギザギザの境
界までの最大距離は、虹彩区分の半径方向幅の約50%〜約95%である。この
ようにして、レンズ装用者の虹彩の見かけ色を変え、ごく自然な外観を付与する
ことができるレンズを提供する。
【0011】 本発明のもう一つの目的は、非不透明な瞳孔区分と、瞳孔区分を取り囲む虹彩
区分と、虹彩区分上の色付きの不透明な断続的模様であり、かつその模様の隙間
の実質的な部分を非不透明なまま残す模様とを有する色付きコンタクトレンズを
提供することである。模様は、虹彩区分の面積の少なくとも約25%を覆う。模
様の要素は、通常の観察者にとって見分けることができない。模様の要素の第一
の部分、すなわち最外のスターバースト形は、第一の色合いであり、模様の要素
の第二の部分、すなわち外寄りのスターバースト形は、前記第一の色合いとは異
なる第二の色合いであり、模様の要素の第三の部分、すなわち内寄りのスターバ
ースト形は、前記第二の色合いとは異なり、第一の色合いとは異なるか、同じで
ある第三の色合いである。最外のスターバースト形は、外寄りスターバースト形
の概ね外側に位置する要素の最大密集を有し、外寄りスターバースト形は、内寄
りスターバースト形の概ね外側に位置する要素の最大密集を有する。第一のギザ
ギザの境界が最外スターバースト形と外寄りスターバースト形とを区別するが、
最外スターバースト形と外寄りスターバースト形とは重なり合う、第二のギザギ
ザの境界が外寄りスターバースト形と内寄りスターバースト形とを区別するが、
外寄りスターバースト形と内寄りスターバースト形とは重なり合う。前記虹彩区
分の外周部から第一のギザギザの境界までの最小距離は、前記虹彩区分の半径方
向幅の約15%〜約50%である。前記虹彩区分の外周部から第一のギザギザの
境界までの最大距離は、虹彩区分の半径方向幅の約45%〜約95%である。虹
彩区分の外周部から第二のギザギザの境界までの最小距離は、虹彩区分の半径方
向幅の約15%〜約65%であり、虹彩区分の外周部から前記第二のギザギザの
境界までの最大距離は、虹彩区分の半径方向幅の約60%〜約95%である。こ
のようにして、レンズ装用者の虹彩の見かけ色を変え、ごく自然な外観を付与す
ることができるレンズを提供する。
【0012】 本発明のもう一つの目的は、非不透明な瞳孔区分と、瞳孔区分を取り囲む虹彩
区分と、虹彩区分上の色付きの不透明な断続的模様であり、かつその模様の隙間
の実質的な部分を非不透明なまま残す模様とを有する色付きコンタクトレンズを
提供することである。模様は、虹彩区分の、虹彩の見かけ色を変えるのに有効な
量を覆う。模様は多数の部分で形作られており、各部分が他の部分とは異なる色
合いである。これらの部分は、多数の点で互いに重なり合ってもよいし重なり合
わなくてもよい。多数の部分の少なくとも一つは、均一又は不均一な点、色の島
形、ミミズ形、スターバースト形、スポーク形、スパイク形、縞、放射状の線、
ジグザグ形及び/又は稲妻形を含む模様であるか、他の部分とともに、ごく自然
な外観を付与しながらもレンズ装用者の虹彩の見かけ色を変化えることができる
レンズを提供する他の模様である。
【0013】 本発明のもう一つの目的は、非不透明な瞳孔区分と、瞳孔区分を取り囲む虹彩
区分と、虹彩区分上の色付きの不透明な断続的模様であり、かつその模様の隙間
の実質的な部分を非不透明なまま残す模様とを有する色付きコンタクトレンズを
提供することである。要素で形作られている模様は、虹彩区分の、虹彩の見かけ
色を変えるのに有効な量を覆う。模様は多数の部分で形作られており、各部分が
他の部分とは異なる色合いである。さらに、これらの部分の一つは最も暗い色合
いであり、これらの部分の一つは最も淡い色合いであり、模様は、最も暗い色合
いの部分が他の部分の概ね外側に位置する要素の最大密集を有するように配置さ
れている。この設計が、ごく自然な外観を付与しながらもレンズ装用者の虹彩の
見かけ色を変化えることができるレンズを提供する。
【0014】 本発明のさらに別の目的は、非不透明な瞳孔区分と、瞳孔区分を取り囲む虹彩
区分と、虹彩区分上の色付きの不透明な断続的模様であり、かつその模様の隙間
の実質的な部分を非不透明なまま残す模様とを有する色付きコンタクトレンズを
提供することである。要素で形作られている模様は、虹彩区分の、虹彩の見かけ
色を変えるのに有効な量を覆う。模様は少なくとも三つの部分で形作られており
、各部分が他の部分とは異なる色合いである。これらの部分それぞれは多数の点
で他の部分と重なり合う。これらの重なり合う部分がブレンド、混合又は混在す
るか、ブレンド、混合又は混在するように見えて、コンタクトレンズを眼に配置
したとき眼を自然に見せる独特のきめ、色及び模様を作り出す。部分の混在化又
はブレンドを得るためには、場合によっては、異なる色合いが同じ位置又は場所
の違いが見分けられないほど十分に近い位置にプリントされる。この設計は、ご
く自然な外観を付与しながらもレンズ装用者の虹彩の見かけ色を変化えることが
できるレンズを提供する。
【0015】 多数の部分を有する(異なる色合い又は色を有する)模様を有する他の色付き
レンズを設計することができ、それもまた本発明の範囲に入るということを容易
に理解することができる。
【0016】 本明細書で使用する「非不透明」とは、レンズの、着色されていない又は半透
明な着色剤で着色されている部分を記載することを意図する。
【0017】 本明細書で使用する「前記第一の色合いとは異なる第二の色合い」(又は同様
な文言)とは、両方の色合いが完全に異なる色、たとえば青とうす茶(hazel)で
あるか、両方の色合いが同じ基本色であるが、異なる強さを有する色、たとえば
淡青と濃青であることをいう。
【0018】 「通常の観察者」とは、本発明のレンズを装用する人から約5フィートの位置
に立つ正常な視力20−20の人をいう。
【0019】 好ましい実施態様の詳細な説明 図1は、本発明のコンタクトレンズ10を示す。これは、レンズ中央の非不透
明な瞳孔区分20と、瞳孔区分を取り囲む環状の虹彩区分22とを有する。親水
性レンズの場合、周縁部分(図示せず)が虹彩区分22を取り囲む。図1に示す
ように、色付きの不透明な断続的模様が虹彩区分22に渡って設けられている。
この模様は、模様の隙間に虹彩区分の相当する部分を非不透明なまま残す。図1
では、虹彩区分22の非不透明な区域は白に見える。
【0020】 模様の要素は好ましくは点であり、特に好ましいものは、図1に示すような、
点のいくつかがつながるものである。虹彩区分22の特定の部分は、他の部分ほ
ど密集して点で覆われていない。
【0021】 不透明な模様の1種又は数種は、規則的又は不規則で均一又は不均一な形状、
たとえば円形、正方形、六角形、長円形又は他の点形を有する点で形作られてい
ることができる。さらに、模様の要素は、模様の要素が通常の観察者にとって見
分けることができず、虹彩の10〜30%、好ましくは約20%を覆い、模様の
隙間に虹彩区分の相当する部分を非不透明なまま残す限り、点以外の形を有する
こともできる。虹彩の部分を構成する模様は、色の、島形又はミミズ形、らせん
形、スターバースト形、スポーク形、スパイク形、縞、放射状の線、ジグザグ形
及び稲妻形であることができる。場合によっては、単色の背景を使用して多模様
の設計を補足する。これらの模様が互いにブレンドして、レンズ装用者の虹彩の
構造を強める色付きコンタクトレンズを提供する。
【0022】 本発明の改良点は、装用者の虹彩の自然な外観を単色又は二色レンズの場合よ
りも大きく改善する多色模様である。この改良を成すために、三つ(又はより多
く)の色付き模様を三つ以上の部分にプリントする。要素の第一の部分は、第一
の色合いであり、一般に、虹彩区分の概ね外側、ただしその内部、すなわち環状
の虹彩区分の外周部又はその近くに位置する最大密集の点又は他の要素を有する
。この部分を最外スターバースト形と呼ぶことができる。好ましい第一の外側部
模様又は最外スターバースト形を図2に示す。黒又は他の暗色、たとえば灰、暗
褐又は暗青が、最外スターバースト形の色として非常によく使用される。
【0023】 要素の第二の部分(外寄りスターバースト形)は、第一の色合いとは異なる第
二の色合いであり、最大密集が最外スターバースト形の概ね内側に位置し、常に
ではないとしても最外スターバースト形部によって概ね包囲される要素を有する
。好ましい第二の部分又は外寄りスターバースト形が図3に見られる。外寄りス
ターバースト形は、多くの色、たとえば青、灰、褐、淡青、青緑(torquoise)
、紫、青紫、淡緑青(aqua)、黄又は緑であることができる。
【0024】 要素の第三の部分(内寄りスターバースト形)は、第二の色合いとは異なり、
第一の色合いとは同じ又は異なる第三の色合いである。この第三の部分は、他の
二つの部分の内側に概ね(常にではない)位置する要素の最大密集を有している
。一般に、第三の部分の要素の最大密集は、他二つの部分の要素の密集によって
包囲されている。好ましい第三の内側部分の模様又は内寄りスターバースト形が
図4に見られる。内寄りスターバースト形に好ましい色はうす茶であるが、使用
される他の色は、黄、黄緑、褐、黄褐、金又はオレンジを含む。本発明の好まし
い実施態様である図1は、図2、3及び4の組み合わせを示す。
【0025】 好ましい実施態様では、第一のギザギザの境界が模様要素の最外スターバース
ト形部と外寄りスターバースト形部とを区別するが、最外及び外寄りスターバー
スト形の要素どうしが実際に又は単に視覚上で感知する上で重なり合い、混合さ
れ、ブレンドされて、所望の効果を作り出す。第二のギザギザの境界が模様の外
寄りスターバースト形部と内寄りスターバースト形部とを区別する。外寄り及び
内寄りスターバースト形の要素どうしが、実際に又は視覚上で感知する上で重な
り合い、混合され、ブレンドされる。図2、3及び4の模様が合わさって三色レ
ンズを形成するならば、図2に示す模様のギザギザの縁が図3に示す模様と合わ
さり、重なり合って、最外スターバースト形と外寄りスターバースト形との間に
第一のギザギザの境界を形成する。さらには、図4に示す模様のギザギザの縁が
図3に示す模様と合わさり、重なり合って、外寄りスターバースト形と内寄りス
ターバースト形の間に第二のギザギザの境界を形成する。
【0026】 特定の模様では、外寄りスターバースト形は、最外スターバースト形の模様よ
りもさらにレンズの周縁部に向かって延びる模様を含むことができる。他の模様
では、外寄りスターバースト形は、内寄りスターバースト形の模様よりもさらに
レンズの瞳孔区分に向かって延びる模様を含むことができる。
【0027】 本発明の代替態様は、虹彩区分の外周部からギザギザの境界までの最小及び最
大距離を含む。たとえば、一つの代替態様では、虹彩区分の外周部から第一のギ
ザギザの境界までの最小距離は、虹彩区分の半径方向幅の約5%〜約60%であ
り、虹彩区分の外周部からギザギザの境界までの最大距離は、虹彩区分の半径方
向幅の約25%〜約95%であり、虹彩区分の外周部から第二のギザギザの境界
までの最小距離は、虹彩区分の半径方向幅の約15%〜約75%であり、虹彩区
分の外周部からギザギザの境界までの最大距離は、虹彩区分の半径方向幅の約5
0%〜約95%である。
【0028】 もう一つの実施態様では、虹彩区分の外周部から第一のギザギザの境界までの
最小距離は、虹彩区分の半径方向幅の約15%〜約50%であり、虹彩区分の外
周部からギザギザの境界までの最大距離は、虹彩区分の半径方向幅の約45%〜
約95%であり、虹彩区分の外周部から第二のギザギザの境界までの最小距離は
、虹彩区分の半径方向幅の約15%〜約65%であり、虹彩区分の外周部からギ
ザギザの境界までの最大距離は、虹彩区分の半径方向幅の約60%〜約95%で
ある。
【0029】 さらに別の代替態様では、外寄りスターバースト形模様がコンタクトレンズの
虹彩区分の周縁部まで延びることができて、外寄りスターバースト形を構成する
要素が最外スターバースト形模様を構成する要素すべての外側にくる、及び/又
は、外寄りスターバースト形模様を構成する要素が瞳孔区分の近くまで延びて、
これらの要素の一部が内寄りスターバースト形模様の要素すべての内側にくる。
【0030】 さらに別の代替態様では、内寄りスターバースト形模様が、最外スターバース
ト形模様又は外寄りスターバースト形模様又は両方の模様とで交互嵌合配置を作
り出す。さらには、最外スターバースト形模様は、外寄りスターバースト形模様
とで交互嵌合配置を作り出すこともできる。交互嵌合配置では、片方の手の指が
他方の手の指の間に平面的に配置されるように、一つの模様が別の模様と交差す
る。
【0031】 もう一つの実施態様は、部分の少なくとも一つ、好ましくは二つ以上が、均一
及び不均一な点、色の島形、ミミズ形、らせん形、スターバースト形、スポーク
形、スパイク形、縞、放射状の線、ジグザグ形及び稲妻形(図5〜22の例を参
照)であるか、それらを作り出す要素からなる模様で形作られている模様ででき
ている。また、一つの色を背景として多模様設計と合わせて使用してもよい(図
21及び22を参照)。これらの設計では、各部分は、図15及び16における
ように同じであってもよいし、図19、20及び21におけるように異なっても
よい。たとえば、最外スターバースト形が図2の形と同じであり、外寄りスター
バースト形が図3に示す形であるならば、内寄りスターバースト形は、放射状の
線が虹彩の内寄り部分で始まり、虹彩の外周部に向かって半径方向に移動する模
様であってもよい。この特定の実施態様では、二つであろうと三つ以上であろう
と、模様が前記部分と同様であってもよい複数の要素で形作られている残りの多
数の部分が合わさって、模様の隙間の実質的な部分を非不透明なまま残す。
【0032】 代替態様は、最も暗い色又は陰影の強い部分を有する要素の最大密集が他の部
分の要素の密集の概ね外側に位置するように設計された模様を含む。特に、最も
暗い陰影のある部分は、より淡い陰影の部分を有する部分の概ね外側に位置する
要素のより大きな密集を有する。もう一つの実施態様は、異なる色合いを有する
異なる部分を、最も暗い部分が、他の部分の概ね外側に位置する要素の最大密集
を有し、次に暗い部分が、残り部分の要素の概ね外側に位置する要素の最大密集
を有するように配置する。この設計は、最も淡い陰影の部分が他の部分すべての
概ね内側に位置する要素の最大濃度を有するまで継続する。
【0033】 もう一つの実施態様は、連続的でもないし同心的でもない模様を含む。換言す
るならば、上記のタイプであってもよいこれらの模様は、他の模様なしで見ると
、非不透明な区域が明らかに目立つような顕著な非不透明区域を有する。しかし
、これらの模様が他の模様と合わさると、これらの模様の重なり合い、ブレンド
及び混合が、ごく自然な外観を付与されながらも虹彩の見かけ色を変えることが
できる模様を作り出す。
【0034】 虹彩区分の不透明部分の形成は、好ましくは、引用例として本明細書に含める
Knappの米国特許第4,582,402号の公知のプリント法ならびに引用例と
して本明細書に含めるRawlingsの米国特許第5,034,166号及び第5,1
16,112号の公知のプリント法を使用してレンズに3回プリントすることに
よって達成される。一般に、所望の模様の凹みを有するプレート又は版に所望の
色合いのインクを塗布する。プレート表面をドクターブレードでかきとることに
よって過剰なインクを除去して、インクで満たされた凹みを残す。シリコンゴム
パッドを、プレートに押し当てて凹みからインクを吸収したのち、レンズ表面に
押し当てて模様をレンズに転写する。その後、プリントした模様を硬化させて、
レンズから剥がれないようにする。当然、レンズの前面又は後面のいずれにプリ
ントしてもよいが、現在、前面のプリントが好ましい。
【0035】 本発明を実施するために使用される好ましいレンズ及びインク成分は公知であ
り、引用例として本明細書に含めるLoshaekの米国特許第4,668,240号
に記載されている。具体的な成分及び標的重量は、以下で詳細に記載する。非常
に簡潔にいうと、−COOH、−OH又は−NH2基を有するポリマーで構成さ
れたレンズを、同じ官能基、不透明着色物質及びジイソシアネート化合物を有す
る結合ポリマーを含有するインクでプリントする。まず、結合ポリマー及び溶媒
の溶液を調製し、この溶液を、着色物質を含有するペーストと混合してインクを
形成する。好ましい結合ポリマー溶液は、青、灰、褐及び黒の場合には約35,
000CPSの粘度を有し、緑の場合には50,000CPSの粘度を有する。不透明
なインクをプリントし、レンズ表面で硬化させる。
【0036】 本発明で使用することができるインクペースト及び顔料は、以下、インクカラ
ーチャートに記す成分及び重量%値を使用して、多数の異なる方法で製造するこ
とができる。うす茶のインクペーストは、結合剤溶液63.49重量%、乳酸エ
チル30.00重量%、二酸化チタン0.61重量%、PCNブルー0.06重
量%、酸化鉄黄4.30重量%及び酸化鉄赤1.54重量%を使用して製造する
ことができる。これらの色が好ましい実施態様に使用されるが、他の色又は成分
の重量%の変更を使用してもよい。以下のチャートは、可能なインク及び顔料濃
度の代表例にすぎず、完全なリストではない。当業者は、コンタクトレンズ装用
者の虹彩に対して増強効果を提供するであろう他のインク及び顔料濃度を開発す
ることができる。
【0037】
【表1】
【0038】 当然、レンズの色付き不透明要素を形成する代替方法を使用してもよい。たと
えば、湿潤した親水性レンズの虹彩区分の選択された部分を、第一の物質、たと
えば塩化バリウムの溶液で含浸させてもよい。そして、レンズを、第一の物質と
で不透明な水不溶性の沈殿物、たとえば硫酸バリウムを形成する第二の物質、た
とえば硫酸の溶液に浸漬することができる。このようにして、レンズ内の虹彩区
分に所定の模様で不透明な沈殿物が形成する。次に、本発明にしたがって虹彩区
分のすべて又は不透明な模様を不透明な模様に着色する。虹彩全体が半透明の色
で着色されるならば、模様内の隙間は、半透明に着色されるが、なおも非不透明
であり、本発明の好ましい実施態様に準ずる。場合によっては、レンズの瞳孔区
分を非不透明な色によって着色してもよい。理由は、そのような色は、レンズが
装用者の眼にある暗い瞳孔に対するときには目立たないからである。他の代替の
不透明化法は、レーザ(米国特許第4,744,647号)及び微粉化粒子米国
特許第4,460,523号の使用を含む。
【0039】 色付きコンタクトレンズを製造するための本発明の方法は次のとおりである。
瞳孔区分及び瞳孔区分を取り囲む虹彩区分を含む透明なコンタクトレンズを用意
する。
【0040】 レンズが親水性材料で構成されているならば、レンズはまた、虹彩区分を取り
囲む周縁区分を有する。親水性材料の場合、以下に記す工程を非水和状態にある
材料で実施する。好ましい親水性材料は、Loshaekにより、引用例として本明細
書に含める米国特許第4,405,773号に開示されている。
【0041】 色付き模様は、いかなる方法でレンズの虹彩区分に被着させてもよい。現在好
ましい方法は、以下にいくらか詳細に記載するオフセットパッドプリントである
【0042】 平坦面及び所望の点模様に合致する円形の凹みを有するプレート(図示せず)
を調製する。図2、3及び4に示す模様を作り出すためには、各凹みが約0.1
mmの直径及び約0.013mmの深さを有するべきである。凹みは、レンズの虹彩
区分の形に合致する環形を覆うように配設される。
【0043】 プレートは、アナログ又はデジタル集積回路を作製するための周知の技術によ
って製造することができる。まず、所望の模様の約20倍の大きさの模様を製造
する。次に、その模様を、周知の写真技術を使用して、残りの区域よりも暗く着
色される部分を有する正確な所望のサイズに縮小する。平坦な表面を、露光する
と水不溶性になるフォトレジスト材料で覆う。フォトレジスト材料を模様で覆い
、露光させる。フォトレジスト模様の部分を水洗によって除去し、得られたプレ
ートを必要な深さまでエッチングする。そして、残りのフォトレジスト材料を機
械的に除去する。
【0044】 顔料及びその顔料の結合剤もしくはキャリヤを含む着色剤をプレートの平坦面
に被着させ、ドクターブレードで模様をかきとる。これが、平坦面から過剰なイ
ンクを除去しながらも凹みをインクで満たす。着色剤は、所望の色変化の程度に
依存して、多少なりとも不透明であることができる。不透明さは、着色剤中の結
合剤に対する顔料の割合を変えることによって変化させることができる。不透明
さの高い着色剤を使用するか、いくらか不透明さの低い着色剤を使用し、虹彩区
分表面のより大きな部分を覆うかすることにより、所望の効果を得ることができ
る。
【0045】 剥離させやすくするためにシリコンオイルを含浸させたシリコンゴム製のパッ
ドを模様に押し当てて、凹みからインクを除去する。パッド上のインクをわずか
に乾燥させて粘着性を改善したのち、コンタクトレンズの前面に押し当てると、
インクが所望の模様で虹彩区分に被着する。パッドは、レンズの凸状前面にフィ
ットするように変形するのに十分な柔軟性を有するべきである。より自然な効果
のためには、異なる模様を異なる色で使用しながらプリント工程を1回以上繰り
返してもよい。理由は、よく見ると、多くの人の虹彩は二つ以上の色を含むこと
がわかるからである。虹彩の微細構造の増強を考慮して、プリントされる模様は
絶対的に均一である必要はない。
【0046】 次に、被着させた模様を処理して、レンズが眼の中に配置されたときに遭遇す
る眼液への暴露下、模様がレンズから剥がれないようにする。剥離を防止する正
確な方法は、レンズ構造の材料及び模様に依存する。レンズの単なる空気乾燥又
は加熱で十分である。親水性レンズの場合、Wichterleの米国特許第3,679
,504号(引用例として本明細書に含める)に記載されている不透明模様を被
覆するための技術を使用してもよい。
【0047】 色付きコンタクトレンズを製造する方法は、一般に、着色剤の三つの部分を透
明なコンタクトレンズの表面に被着させる工程と、着色剤を、眼液からの剥がれ
に対して耐性にする工程とを含む。プリントされるコンタクトレンズは、非不透
明な瞳孔区分と、前記瞳孔区分を取り囲む、着色剤の三つの部分を有する虹彩区
分とを有する。着色剤の第一の部分、すなわち最外のスターバースト形は、第一
の色合いであり、着色剤の第二の部分、すなわち外寄りのスターバースト形は、
第一の色合いとは異なる第二の色合いであり、着色剤の第三の部分、すなわち内
寄りのスターバースト形は、第二の色合いとは異なり、第一の色合いとは同じで
あっても同じでなくてもよい第三の色合いである。最外のスターバースト形は、
最外のスターバースト形の要素の最大密集が虹彩区分の外側、ただしその内部及
び外寄りスターバースト形の要素の密集の概ね外側に位置するように設けること
ができる。外寄りスターバースト形の要素の最大密集は、内寄りスターバースト
形の要素の最大密集の概ね外側に位置し、第一のギザギザの境界が最外スターバ
ースト形と外寄りスターバースト形とを区別するが、最外スターバースト形部と
外寄りスターバースト形部とは重なり合う。第二のギザギザの境界が外寄りスタ
ーバースト形と内寄りスターバースト形とを区別するが、外寄りスターバースト
形と内寄りスターバースト形とは重なり合う。このようにして、レンズ装用者の
虹彩の見かけ色を変え、ごく自然な外観を付与することができるレンズを提供す
る。
【0048】 レンズ表面に断続的模様を被着させるために使用される工程は、第一の部分又
は最外スターバースト形に合致する凹みを有する第一のプレートを使用すること
と、その凹みを第一の色合い、好ましくは黒で満たすこととを含む。次の工程は
、第一の可撓性のパッドを第一のプレートに押し当て、続いて第一の可撓性パッ
ドをレンズ表面(いずれか側)に押し当てて、それにより要素の第一の部分をプ
リントすることである。
【0049】 次の工程は、第二の部分又は外寄りスターバースト形に合致する凹みを有する
第二のプレートを使用することと、その凹みを、第一の色合いとは異なる第二の
色合い、好ましくは青、緑、灰又は褐の着色剤で満たすこととを含む。次の工程
は、第二の可撓性パッドを第二のプレートに押し当てることと、第二の可撓性パ
ッドをレンズ表面(同じ面又は反対面)に押し当てて、それにより要素の第二の
部分をプリントすることである。
【0050】 最終工程は、第三の部分又は内寄りスターバースト形に合致する凹みを有する
第三のプレートを使用することと、その凹みを、第二の色合いとは異なり、第一
の色合いとは同じ又は異なる第三の色合い、好ましくはうす茶の着色剤で満たす
こととを含む。第三の可撓性パッドを第三のプレートに押し当てることと、第三
の可撓性パッドをレンズ表面(いずれか側)に押し当てて、それにより要素の第
三の部分をプリントする。
【0051】 上述した工程は、レンズの部分のプリントに対して順序を課すが、プリントの
順序は本発明にとって重要ではなく、他いかなるプリント順序であっても本発明
によって包含されよう。さらに、上述した方法は、代替態様で先に述べた、ギザ
ギザの境界を作り出す最大及び最小距離を含むことができる。
【0052】 コンタクトレンズの虹彩区分に異なる層をプリントするための代替態様は、各
層の、パッドプリントの代わりに、インクジェットプリントを考慮する。インク
ジェットプリントは、パッド又はプレートを要することなく達成され、パッドプ
リントよりも高い解像度で施すことができ、それにより各色付き層のよりよい詳
細及びコンタクトレンズの虹彩区分上のより自然な最終模様を可能にする。
【0053】 インクジェットプリントの使用はまた、コンタクトレンズ又は他の装置と接触
する装置の数を減らす。たとえば、シリコンパッドは、まずプレート又は版と、
次にコンタクトレンズそのものと接触せざるを得ない。部品どうしの接触は部品
を摩耗させる傾向にあり、そうなると部品は交換を要する。インクジェット法の
間、マイクロノズルは、コンタクトレンズとも他いかなる装置とも物理的に接触
しない。これにより、マイクロノズル摩耗の可能性は低減する。
【0054】 さらには、インクジェットプリンタは、一つの色層から異なる色層への変更を
コンピュータ制御によって容易に実施することができるように電子制御される。
したがって、ひとたびコンタクトレンズ設計が決定され、その多数の色付き層に
分けられるならば、インクジェット法を使用して各層を色付きコンタクトレンズ
に被着させ、それにより、装用者の虹彩の見かけ色を変化させることができる色
付きコンタクトレンズを作り出すことができる。
【0055】 本発明が、装用者の虹彩の外観を変えることができるとともにその微細構造の
視覚化を可能にするレンズを提供することがわかる。請求の範囲で定義する発明
の本質及び範囲を逸することなく、部品の機能及び配設に種々の変更を加えるこ
ともでき、例示し、記載したものの代わりに同等な手段を用いることができ、特
定の特徴を他から独立して使用することもできる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明のコンタクトレンズ模様を示す。
【図2】 本発明の最外スターバースト形を示すコンタクトレンズ模様を示す。
【図3】 本発明の外寄りスターバースト形を示すコンタクトレンズ模様を示す。
【図4】 本発明の内寄りスターバースト形を示すコンタクトレンズ模様を示す。
【図5A】 本発明の三つのコンタクトレンズ模様を示す。
【図5B】 本発明の三つのコンタクトレンズ模様を示す。
【図5C】 本発明の三つのコンタクトレンズ模様を示す。
【図6】 本発明の図5A〜5Cの組み合わせに基づくコンタクトレンズ設計を示す。
【図7】 本発明による模様の周縁部から要素を除去したコンタクトレンズ模様を示す。
【図8】 本発明の実質的に連続しないコンタクトレンズ模様を示す。
【図9】 本発明の三つのコンタクトレンズ模様を示し、その一つの模様は実質的に連続
しない。
【図10】 本発明の三つのコンタクトレンズ模様を示す。
【図11】 本発明の三つのコンタクトレンズ模様を示す。
【図12】 本発明の三つのコンタクトレンズ模様及び組み合わせコンタクトレンズ設計を
示す。
【図13】 本発明の三つのコンタクトレンズ模様及び組み合わせコンタクトレンズ設計を
示す。
【図14】 本発明の三つのコンタクトレンズ模様及び組み合わせコンタクトレンズ設計を
示す。
【図15】 本発明の3模様コンタクトレンズ設計を示す。
【図16】 本発明の3模様コンタクトレンズ設計を示す。
【図17】 本発明の3模様コンタクトレンズ設計を示す。
【図18】 本発明の3模様コンタクトレンズ設計を示す。
【図19】 本発明の4模様コンタクトレンズ設計を示す。
【図20】 本発明の3模様コンタクトレンズ設計を示す。
【図21】 本発明の4模様コンタクトレンズ設計を示す。
【図22】 本発明の4模様コンタクトレンズ設計を示す。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (81)指定国 EP(AT,BE,CH,CY, DE,DK,ES,FI,FR,GB,GR,IE,I T,LU,MC,NL,PT,SE,TR),OA(BF ,BJ,CF,CG,CI,CM,GA,GN,GW, ML,MR,NE,SN,TD,TG),AP(GH,G M,KE,LS,MW,MZ,SD,SL,SZ,TZ ,UG,ZW),EA(AM,AZ,BY,KG,KZ, MD,RU,TJ,TM),AE,AG,AL,AM, AT,AU,AZ,BA,BB,BG,BR,BY,B Z,CA,CH,CN,CR,CU,CZ,DE,DK ,DM,DZ,EE,ES,FI,GB,GD,GE, GH,GM,HR,HU,ID,IL,IN,IS,J P,KE,KG,KP,KR,KZ,LC,LK,LR ,LS,LT,LU,LV,MA,MD,MG,MK, MN,MW,MX,MZ,NO,NZ,PL,PT,R O,RU,SD,SE,SG,SI,SK,SL,TJ ,TM,TR,TT,TZ,UA,UG,US,UZ, VN,YU,ZA,ZW 【要約の続き】 レンズ(10)である。

Claims (93)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 非不透明な瞳孔区分と、前記瞳孔区分を取り囲む虹彩区分と
    、前記虹彩区分全体に設けられた複数の要素でできた色付きの不透明な断続的模
    様であり、かつその模様の隙間の実質的な部分を非不透明なまま残す模様と、を
    含み、 前記模様が、前記虹彩区分の、虹彩の見かけ色を変えるのに有効な量を覆い、
    前記模様が複数の部分を含み、前記部分それぞれが他の各部分とは異なる色合い
    であり、前記部分それぞれが複数の点で他の各部分と重なり合い、 ここで前記複数の部分の少なくとも一つが、均一及び不均一な点、色の島形、
    ミミズ形、スターバースト形、らせん形、スポーク形、スパイク形、縞、放射状
    の線、ジグザグ形及び稲妻形からなる群より選択される模様を含み、それにより
    レンズ装用者の虹彩の見かけ色を変え、ごく自然な外観を付与することができる
    レンズを提供する、色付きコンタクトレンズ。
  2. 【請求項2】 前記有効量が前記虹彩区分の面積の10〜30%である、請
    求項1記載の色付きコンタクトレンズ。
  3. 【請求項3】 前記有効量が前記虹彩区分の面積の少なくともおよそ20%
    である、請求項2記載の色付きコンタクトレンズ。
  4. 【請求項4】 前記複数の部分が少なくとも三つの異なる部分を含む、請求
    項2記載の色付きコンタクトレンズ。
  5. 【請求項5】 模様の前記要素が三つの色合い、すなわち第一の色合い、第
    二の色合い及び第三の色合いを含む、請求項4記載の色付きコンタクトレンズ。
  6. 【請求項6】 前記第一の色合いが、灰、暗褐、暗青及び黒からなる群より
    選択される色であり、前記第二の色合いが、青、緑、灰、青緑、うす茶、淡青、
    紫、青紫、淡緑青、黄又は褐からなる群より選択される色であり、前記第三の色
    合いが、うす茶、黄、黄緑、褐、黄褐、金及びオレンジからなる群より選択され
    る色である、請求項5記載の色付きコンタクトレンズ。
  7. 【請求項7】 前記第一の色合い、前記第二の色合い及び前記第三の色合い
    が、青、緑、灰又は褐、黒、うす茶、暗褐、暗青、淡青、紫、青紫、淡緑青、青
    緑、黄、黄緑、黄褐、金及びオレンジからなる群より選択される色である、請求
    項5記載の色付きコンタクトレンズ。
  8. 【請求項8】 前記第一の色合いの部分が最も暗い色合いの部分であり、前
    記第三の色合いの部分が最も淡い色合いの部分であり、前記第二の色合いの部分
    が最も暗い色合いの部分でも最も淡い色合いの部分でもなく、 前記最も暗い部分が、前記最も淡い色合いの部分の概ね外側で、かつ最も暗い色
    合いの部分でも最も淡い色合いの部分でもない前記少なくとも一つの部分の外側
    に位置する要素の最大密集を有する、請求項5記載の色付きコンタクトレンズ。
  9. 【請求項9】 非不透明の隙間が着色されていない、請求項1記載の色付き
    コンタクトレンズ。
  10. 【請求項10】 非不透明の隙間が半透明に着色されている、請求項1記載
    の色付きコンタクトレンズ。
  11. 【請求項11】 模様の要素が透明である、請求項1記載の色付きコンタク
    トレンズ。
  12. 【請求項12】 前記色付きコンタクトが親水性である、請求項1記載の色
    付きコンタクトレンズ。
  13. 【請求項13】 前記部分が、前記瞳孔区分を取り囲む実質的に同心的な模
    様を含む、請求項1記載の色付きコンタクトレンズ。
  14. 【請求項14】 前記実質的に同心的な模様がギザギザの境界を有する、請
    求項13記載の色付きコンタクトレンズ。
  15. 【請求項15】 前記実質的に同心的な模様が、瞳孔区分の周縁部又は虹彩
    区分の周縁部まで延びることができる突出を含む、請求項13記載の色付きコン
    タクトレンズ。
  16. 【請求項16】 非不透明な瞳孔区分と、前記瞳孔区分を取り囲む虹彩区分
    と、前記虹彩区分全体に設けられた複数の要素でできた色付きの不透明な断続的
    模様であり、かつその模様の隙間の実質的な部分を非不透明なまま残す模様と、
    を含み、 前記模様が、前記虹彩区分の、虹彩の見かけ色を変えるのに有効な量を覆い、
    前記模様が複数の部分を含み、前記部分それぞれが、前記模様が最も暗い色合い
    の部分、最も淡い色合いの部分及び最も暗い色合いの部分でも最も淡い色合いの
    部分でもない少なくとも一つの部分を有するように、他の各部分とは異なる色合
    いであり、前記部分それぞれが複数の点で他の各部分と重なり合い、 ここで前記最も暗い部分が、前記最も淡い色合いの部分の概ね外側で、かつ最
    も暗い色合いの部分でも最も淡い色合いの部分でもない前記少なくとも一つの部
    分の外側に位置する要素の最大密集を有し、それによりレンズ装用者の虹彩の見
    かけ色を変え、ごく自然な外観を付与することができるレンズを提供する、 色付きコンタクトレンズ。
  17. 【請求項17】 前記有効量が前記虹彩区分の面積の10〜30%である、
    請求項16記載の色付きコンタクトレンズ。
  18. 【請求項18】 前記有効量が前記虹彩区分の面積の少なくともおよそ20
    %である、請求項17記載の色付きコンタクトレンズ。
  19. 【請求項19】 前記複数の部分が少なくとも三つの異なる部分を含む、請
    求項18記載の色付きコンタクトレンズ。
  20. 【請求項20】 前記少なくとも三つの異なる部分が異なる模様を含み、各
    模様が、均一及び不均一な点、色の島形、ミミズ形、スターバースト形、らせん
    形、スポーク形、スパイク形、縞、放射状の線、ジグザグ形及び稲妻形からなる
    群より選択される要素で形作られている、請求項19記載の色付きコンタクトレ
    ンズ。
  21. 【請求項21】 模様の前記要素が三つの色合い、すなわち第一の色合い、
    第二の色合い及び第三の色合いを含む、請求項20記載の色付きコンタクトレン
    ズ。
  22. 【請求項22】 前記第一の色合いが、灰、暗褐、暗青及び黒からなる群よ
    り選択される色であり、前記第二の色合いが、青、緑、灰、青緑、うす茶、淡青
    、紫、青紫、淡緑青、黄又は褐からなる群より選択される色であり、前記第三の
    色合いが、うす茶、黄、黄緑、褐、黄褐、金及びオレンジからなる群より選択さ
    れる色である、請求項20記載の色付きコンタクトレンズ。
  23. 【請求項23】 前記第一の色合い、前記第二の色合い及び前記第三の色合
    いが、青、緑、灰又は褐、黒、うす茶、暗褐、暗青、淡青、紫、青紫、淡緑青、
    青緑、黄、黄緑、黄褐、金及びオレンジからなる群より選択される色である、請
    求項20記載の色付きコンタクトレンズ。
  24. 【請求項24】 非不透明の隙間が着色されていない、請求項16記載の色
    付きコンタクトレンズ。
  25. 【請求項25】 非不透明の隙間が半透明に着色されている、請求項16記
    載の色付きコンタクトレンズ。
  26. 【請求項26】 模様の要素が透明である、請求項16記載の色付きコンタ
    クトレンズ。
  27. 【請求項27】 前記色付きコンタクトが親水性である、請求項16記載の
    色付きコンタクトレンズ。
  28. 【請求項28】 前記部分が、前記瞳孔区分を取り囲む実質的に同心的な模
    様を含む、請求項16記載の色付きコンタクトレンズ。
  29. 【請求項29】 前記実質的に同心的な模様がギザギザの境界を有する、請
    求項28記載の色付きコンタクトレンズ。
  30. 【請求項30】 前記実質的に同心的な模様が、瞳孔区分の周縁部又は虹彩
    区分の周縁部まで延びることができる突出を含む、請求項28記載の色付きコン
    タクトレンズ。
  31. 【請求項31】 非不透明な瞳孔区分と、前記瞳孔区分を取り囲む虹彩区分
    と、前記虹彩区分全体に設けられた複数の要素でできた色付きの不透明な断続的
    模様であり、かつその模様の隙間の実質的な部分を非不透明なまま残す模様と、
    を含み、 前記模様が、前記虹彩区分の、虹彩の見かけ色を変えるのに有効な量を覆い、
    前記模様が少なくとも三つの部分を含み、前記少なくとも三つの部分それぞれが
    他の各部分とは異なる色合いであり、前記部分それぞれが複数の点で他の各部分
    と重なり合い、 ここで前記重なり合う部分が複数の場所で混在し、前記部分の混在が通常の観
    察者にとって見分けることができず、それによりレンズ装用者の虹彩の見かけ色
    を変え、ごく自然な外観を付与することができるレンズを提供する、 色付きコンタクトレンズ。
  32. 【請求項32】 前記有効量が前記虹彩区分の面積の10〜30%である、
    請求項31記載の色付きコンタクトレンズ。
  33. 【請求項33】 前記有効量が前記虹彩区分の面積の少なくともおよそ20
    %である、請求項32記載の色付きコンタクトレンズ。
  34. 【請求項34】 前記複数の部分が少なくとも三つの異なる部分を含む、請
    求項33記載の色付きコンタクトレンズ。
  35. 【請求項35】 前記少なくとも三つの異なる部分が異なる模様を含み、各
    模様が、均一及び不均一な点、色の島形、ミミズ形、スターバースト形、らせん
    形、スポーク形、スパイク形、縞、放射状の線、ジグザグ形及び稲妻形からなる
    群より選択される要素で形作られている、請求項34記載の色付きコンタクトレ
    ンズ。
  36. 【請求項36】 模様の前記要素が三つの色合い、すなわち第一の色合い、
    第二の色合い及び第三の色合いを含む、請求項35記載の色付きコンタクトレン
    ズ。
  37. 【請求項37】 前記第一の色合いが、灰、暗褐、暗青及び黒からなる群よ
    り選択される色であり、前記第二の色合いが、青、緑、灰、青緑、うす茶、淡青
    、紫、青紫、淡緑青、黄又は褐からなる群より選択される色であり、前記第三の
    色合いが、うす茶、黄、黄緑、褐、黄褐、金及びオレンジからなる群より選択さ
    れる色である、請求項36記載の色付きコンタクトレンズ。
  38. 【請求項38】 前記第一の色合い、前記第二の色合い及び前記第三の色合
    いが、青、緑、灰又は褐、黒、うす茶、暗褐、暗青、淡青、紫、青紫、淡緑青、
    青緑、黄、黄緑、黄褐、金及びオレンジからなる群より選択される色である、請
    求項36記載の色付きコンタクトレンズ。
  39. 【請求項39】 前記第一の色合いの部分が最も暗い色合いの部分であり、
    前記第三の色合いの部分が最も淡い色合いの部分であり、前記第二の色合いの部
    分が最も暗い色合いの部分でも最も淡い色合いの部分でもなく、 前記最も暗い部分が、前記最も淡い色合いの部分の概ね外側で、かつ最も暗い
    色合いの部分でも最も淡い色合いの部分でもない前記少なくとも一つの部分の外
    側に位置する要素の最大密集を有する、 請求項36記載の色付きコンタクトレンズ。
  40. 【請求項40】 非不透明の隙間が着色されていない、請求項31記載の色
    付きコンタクトレンズ。
  41. 【請求項41】 非不透明の隙間が半透明に着色されている、請求項31記
    載の色付きコンタクトレンズ。
  42. 【請求項42】 模様の要素が透明である、請求項31記載の色付きコンタ
    クトレンズ。
  43. 【請求項43】 前記色付きコンタクトが親水性である、請求項31記載の
    色付きコンタクトレンズ。
  44. 【請求項44】 前記部分が、前記瞳孔区分を取り囲む実質的に同心的な模
    様を含む、請求項31記載の色付きコンタクトレンズ。
  45. 【請求項45】 前記実質的に同心的な模様がギザギザの境界を有する、請
    求項44記載の色付きコンタクトレンズ。
  46. 【請求項46】 前記実質的に同心的な模様が、瞳孔区分の周縁部又は虹彩
    区分の周縁部まで延びることができる突出を含む、請求項44記載の色付きコン
    タクトレンズ。
  47. 【請求項47】 非不透明な瞳孔区分と、前記瞳孔区分を取り囲む虹彩区分
    と、前記虹彩区分全体に設けられた複数の要素でできた色付きの断続的模様であ
    り、かつその模様の隙間の実質的な部分を非不透明なまま残す模様と、を含み、 前記模様が、前記虹彩区分の、虹彩の見かけ色を変えるのに有効な量を覆い、
    前記模様が少なくとも三つの部分を含み、前記少なくとも三つの部分それぞれが
    他の各部分とは異なる色合いであり、前記部分それぞれが複数の点で他の各部分
    と重なり合い、 ここで前記重なり合う部分がブレンドして独特のきめ及び色の外観を作り出し
    、前記ブレンド部分が通常の観察者にとって見分けることができず、それにより
    ごく自然な外観を付与しながらもレンズ装用者の虹彩の見かけ色を変えることが
    できるレンズを提供する、 色付きコンタクトレンズ。
  48. 【請求項48】 前記有効量が前記虹彩区分の面積の10〜30%である、
    請求項47記載の色付きコンタクトレンズ。
  49. 【請求項49】 前記有効量が前記虹彩区分の面積の少なくともおよそ20
    %である、請求項48記載の色付きコンタクトレンズ。
  50. 【請求項50】 前記複数の部分が少なくとも三つの異なる部分を含む、請
    求項49記載の色付きコンタクトレンズ。
  51. 【請求項51】 前記少なくとも三つの異なる部分が異なる模様を含み、各
    模様が、均一及び不均一な点、色の島形、ミミズ形、スターバースト形、らせん
    形、スポーク形、スパイク形、縞、放射状の線、ジグザグ形及び稲妻形からなる
    群より選択される要素で形作られている、請求項50記載の色付きコンタクトレ
    ンズ。
  52. 【請求項52】 模様の前記要素が三つの色合い、すなわち第一の色合い、
    第二の色合い及び第三の色合いを含む、請求項51記載の色付きコンタクトレン
    ズ。
  53. 【請求項53】 前記第一の色合いが、灰、暗褐、暗青及び黒からなる群よ
    り選択される色であり、前記第二の色合いが、青、緑、灰、青緑、うす茶、淡青
    、紫、青紫、淡緑青、黄又は褐からなる群より選択される色であり、前記第三の
    色合いが、うす茶、黄、黄緑、褐、黄褐、金及びオレンジからなる群より選択さ
    れる色である、請求項52記載の色付きコンタクトレンズ。
  54. 【請求項54】 前記第一の色合い、前記第二の色合い及び前記第三の色合
    いが、青、緑、灰又は褐、黒、うす茶、暗褐、暗青、淡青、紫、青紫、淡緑青、
    青緑、黄、黄緑、黄褐、金及びオレンジからなる群より選択される色である、請
    求項52記載の色付きコンタクトレンズ。
  55. 【請求項55】 前記第一の色合いの部分が最も暗い色合いの部分であり、
    前記第三の色合いの部分が最も淡い色合いの部分であり、前記第二の色合いの部
    分が最も暗い色合いの部分でも最も淡い色合いの部分でもなく、 前記最も暗い部分が、前記最も淡い色合いの部分の概ね外側で、かつ最も暗い
    色合いの部分でも最も淡い色合いの部分でもない前記少なくとも一つの部分の外
    側に位置する要素の最大密集を有する、 請求項52記載の色付きコンタクトレンズ。
  56. 【請求項56】 非不透明の隙間が着色されていない、請求項47記載の色
    付きコンタクトレンズ。
  57. 【請求項57】 非不透明の隙間が半透明に着色されている、請求項47記
    載の色付きコンタクトレンズ。
  58. 【請求項58】 模様の要素が透明である、請求項47記載の色付きコンタ
    クトレンズ。
  59. 【請求項59】 前記色付きコンタクトが親水性である、請求項47記載の
    色付きコンタクトレンズ。
  60. 【請求項60】 前記部分が、前記瞳孔区分を取り囲む実質的に同心的な模
    様を含む、請求項47記載の色付きコンタクトレンズ。
  61. 【請求項61】 前記実質的に同心的な模様がギザギザの境界を有する、請
    求項60記載の色付きコンタクトレンズ。
  62. 【請求項62】 前記実質的に同心的な模様が、瞳孔区分の周縁部又は虹彩
    区分の周縁部まで延びることができる突出を含む、請求項60記載の色付きコン
    タクトレンズ。
  63. 【請求項63】 非不透明な瞳孔区分と、前記瞳孔区分を取り囲む虹彩区分
    と、前記虹彩区分全体に設けられた複数の要素でできた色付きの断続的模様であ
    り、かつその模様の実質的な部分を非不透明なまま残す模様と、を含み、 前記模様が、前記虹彩区分の、虹彩の見かけ色を変えるのに有効な量を覆い、
    前記模様が複数の部分を含み、前記複数の部分それぞれが同心的部分又は放射状
    部分のいずれかであり、 ここで前記部分がブレンドして独特のきめ及び色の外観を作り出し、それによ
    りごく自然な外観を付与しながらもレンズ装用者の虹彩の見かけ色を変えること
    ができるレンズを提供する、 色付きコンタクトレンズ。
  64. 【請求項64】 前記有効量が前記虹彩区分の面積の10〜30%である、
    請求項63記載の色付きコンタクトレンズ。
  65. 【請求項65】 前記有効量が前記虹彩区分の面積の少なくともおよそ20
    %である、請求項64記載の色付きコンタクトレンズ。
  66. 【請求項66】 前記複数の部分が完全に重なり合うか部分的に重なり合う
    、請求項65記載の色付きコンタクトレンズ。
  67. 【請求項67】 前記放射状部分それぞれが互いにつながっている、請求項
    66記載の色付きコンタクトレンズ。
  68. 【請求項68】 前記放射状部分それぞれが互いに離れている、請求項66
    記載の色付きコンタクトレンズ。
  69. 【請求項69】 前記放射状部分ぞれぞれがギザギザな形である、請求項6
    6記載の色付きコンタクトレンズ。
  70. 【請求項70】 前記部分それぞれが、青、緑、灰又は褐、黒、うす茶、暗
    褐、暗青、淡青、紫、青紫、淡緑青、青緑、黄、黄緑、黄褐、金及びオレンジか
    らなる群より選択される色である、請求項66記載の色付きコンタクトレンズ。
  71. 【請求項71】 前記第一の色合いの部分が最も暗い色合いの部分であり、
    前記第三の色合いの部分が最も淡い色合いの部分であり、前記第二の色合いの部
    分が最も暗い色合いの部分でも最も淡い色合いの部分でもなく、 前記最も暗い部分が、前記最も淡い色合いの部分の概ね外側で、かつ最も暗い
    色合いの部分でも最も淡い色合いの部分でもない前記少なくとも一つの部分の外
    側に位置する要素の最大密集を有する、 請求項66記載の色付きコンタクトレンズ。
  72. 【請求項72】 非不透明の隙間が着色されていない、請求項63記載の色
    付きコンタクトレンズ。
  73. 【請求項73】 非不透明の隙間が半透明に着色されている、請求項63記
    載の色付きコンタクトレンズ。
  74. 【請求項74】 模様の要素が透明である、請求項63記載の色付きコンタ
    クトレンズ。
  75. 【請求項75】 前記色付きコンタクトが親水性である、請求項63記載の
    色付きコンタクトレンズ。
  76. 【請求項76】 前記部分が、前記瞳孔区分を取り囲む実質的に同心的な模
    様を含む、請求項63記載の色付きコンタクトレンズ。
  77. 【請求項77】 前記実質的に同心的な模様がギザギザの境界を有する、請
    求項76記載の色付きコンタクトレンズ。
  78. 【請求項78】 前記実質的に同心的な模様が、瞳孔区分の周縁部又は虹彩
    区分の周縁部まで延びることができる突出を含む、請求項76記載の色付きコン
    タクトレンズ。
  79. 【請求項79】 非不透明な瞳孔区分と、前記瞳孔区分を取り囲む虹彩区分
    と、前記虹彩区分全体に設けられた複数の要素でできた色付きの断続的模様であ
    り、かつその模様の実質的な部分を非不透明なまま残す模様とを有し、前記模様
    が、前記虹彩区分の、虹彩の見かけ色を変えるのに有効な量を覆う色付きコンタ
    クトレンズを製造する方法であって、 a)透明なコンタクトレンズを用意する工程と、 b)着色剤の複数の部分を、前記着色剤が前記虹彩区分の有効量を覆い、前記
    部分それぞれが複数の点で他の各部分と重なり合うようにコンタクトレンズの表
    面に被着させる工程と、 を含み、 ここで、前記重なり合う部分がブレンドして独特のきめ及び色の外観を作り出
    し、それによりごく自然な外観を付与しながらもレンズ装用者の虹彩の見かけ色
    を変化させることができるレンズを提供する方法。
  80. 【請求項80】 前記有効量が前記虹彩区分の面積の10〜30%である、
    請求項79記載の色付きコンタクトレンズ。
  81. 【請求項81】 前記有効量が前記虹彩区分の面積の少なくともおよそ20
    %である、請求項80記載の色付きコンタクトレンズ。
  82. 【請求項82】 前記複数の部分が少なくとも三つの異なる部分を含む、請
    求項81記載の色付きコンタクトレンズ。
  83. 【請求項83】 前記少なくとも三つの異なる部分が異なる模様を含み、各
    模様が、均一及び不均一な点、色の島形、ミミズ形、スターバースト形、らせん
    形、スポーク形、スパイク形、縞、放射状の線、ジグザグ形及び稲妻形からなる
    群より選択される要素で形作られている、請求項82記載の色付きコンタクトレ
    ンズ。
  84. 【請求項84】 前記着色剤の複数の部分が三つの色合い、すなわち第一の
    色合い、第二の色合い及び第三の色合いを含む、請求項83記載の色付きコンタ
    クトレンズ。
  85. 【請求項85】 前記第一の色合いが、灰、暗褐、暗青及び黒からなる群よ
    り選択される色であり、前記第二の色合いが、青、緑、灰、青緑、うす茶、淡青
    、紫、青紫、淡緑青、黄又は褐からなる群より選択される色であり、前記第三の
    色合いが、うす茶、黄、黄緑、褐、黄褐、金及びオレンジからなる群より選択さ
    れる色である、請求項84記載の色付きコンタクトレンズ。
  86. 【請求項86】 前記第一の色合い、前記第二の色合い及び前記第三の色合
    いが、青、緑、灰又は褐、黒、うす茶、暗褐、暗青、淡青、紫、青紫、淡緑青、
    青緑、黄、黄緑、黄褐、金及びオレンジからなる群より選択される色である、請
    求項84記載の色付きコンタクトレンズ。
  87. 【請求項87】 前記第一の色合いが最も暗い色合いの部分であり、前記第
    三の色合いが最も淡い色合いの部分であり、前記第二の色合いが最も暗い色合い
    でも最も淡い色合いでもなく、 前記最も暗い部分が、前記最も淡い色合いの部分の概ね外側で、かつ最も暗い
    色合いの部分でも最も淡い色合いの部分でもない前記少なくとも一つの部分の外
    側に位置する要素の最大密集を有する、 請求項84記載の色付きコンタクトレンズ。
  88. 【請求項88】 前記模様の要素が透明である、請求項79記載の色付きコ
    ンタクトレンズ。
  89. 【請求項89】 前記色付きコンタクトが親水性である、請求項79記載の
    色付きコンタクトレンズ。
  90. 【請求項90】 前記部分が、前記瞳孔部分を取り囲む実質的に同心的な模
    様を含む、請求項79記載の色付きコンタクトレンズ。
  91. 【請求項91】 前記実質的に同心的な模様がギザギザの境界を有する、請
    求項90記載の色付きコンタクトレンズ。
  92. 【請求項92】 前記実質的に同心的な模様が、瞳孔区分の周縁部又は虹彩
    区分の周縁部まで延びることができる突出を含む、請求項90記載の色付きコン
    タクトレンズ。
  93. 【請求項93】 着色剤の複数の部分を被着させる前記工程が、インクジェ
    ットプリンタを使用して前記着色剤の複数の部分それぞれを被着させることを含
    む、請求項79記載の色付きコンタクトレンズの製造方法。
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