JP2015165304A - 見かけ上の動き及び他の光学的効果を有するコンタクトレンズ - Google Patents

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Abstract

【課題】 観察者が見たときに見かけ上の動きの錯覚を引き起こす静的パターンが組み込まれたコンタクトレンズを提供する。【解決手段】 新しい様相の効果、すなわち、見かけ上の動き又は動きの錯覚を達成するために、化粧用コンタクトレンズの1つ又は2つ以上の領域に静止像又はパターンを組み込むことができる。より具体的には、コンタクトレンズの1つ又は2つ以上の領域に組み込まれた適切なコントラスト及び輝度を用いる反復非対称パターンは、見かけ上の動きをもたらす1つ又は2つ以上の領域をもたらす。その他の目の錯覚又は錯視もまた、化粧用コンタクトレンズに組み込むことができる。【選択図】 図3

Description

本発明は、眼科用レンズに関し、より具体的には、観察者が見たときに見かけ上の動きの錯覚を引き起こす静的パターンが組み込まれたコンタクトレンズに関する。見かけ上の動きの錯覚は、観察者の注意を特定の区域に向ける又は特定の区域から逸らせて、興味をそそる見た目を作り出すことができる。代替実施形態のコンタクトレンズは、見かけ上の動きの錯覚ではない他の目の錯覚又は視覚的効果を作り出す像を含み得る。
コンタクトレンズ(contact lenses)又はコンタクト(contacts)は、単に、眼上に設置されるレンズである。コンタクトレンズを医療装置と見なし、視力を矯正するために、及び/又は美容上若しくは他の治療上の理由から装着してもよい。コンタクトレンズは、視力を向上させるために、1950年以降商業的に利用されている。初期のコンタクトレンズは、硬い材料で作製又は製造されており、比較的高価で脆かった。加えて、これらの初期のコンタクトレンズは、コンタクトレンズを通して結膜及び角膜に十分な酸素を透過しない材料から作製され、このことは、いくつかの臨床的副作用を引き起こす可能性があった。これらのコンタクトレンズが依然として利用されているが、それらは、初期快適性が低いため、すべての患者に適していない。当該分野における最近の開発によって、ハイドロゲル系のソフトコンタクトレンズが生み出され、これは現在非常に好評であり、広く利用されている。今日、入手可能なシリコーンハイドロゲルのコンタクトレンズは、非常に高い酸素透過性を有するシリコーンの利点を、ハイドロゲルの実証済みの快適性及び臨床性能と組み合わせたものである。本質的に、シリコンハイドロゲルを利用したコンタクトレンズは、より高い酸素透過性という価値を有し、一般に、初期の硬い材料で作製されたコンタクトレンズより着用が快適である。一方、硬質のガス透過性ハードコンタクトレンズは、シロキサン含有ポリマーから作製されるが、ソフトコンタクトレンズよりも硬く、したがって、それらの形状を保持し、より耐久性がある。
現在利用可能なコンタクトレンズは、依然として、視力矯正のための費用効果的な手段である。薄いプラスチックレンズは、近視(myopia)又は近眼(nearsightedness)、遠視(hyperopia)又は遠視(farsightedness)、乱視、すなわち、角膜における非球面性、及び老眼、すなわち、遠近調節をする水晶体の能力の喪失を含む、視力欠陥を矯正するように、目の角膜に適合する。コンタクトレンズには、様々な形態のものがあり、様々な材料で作製されて、異なる機能性を提供する。終日装用ソフトコンタクトレンズは、典型的には、酸素透過性を目的として水と合わせられた軟質ポリマー材料から作製される。終日装用ソフトコンタクトレンズは、1日使い捨て又は長期装用使い捨てであってもよい。終日装用使い捨てコンタクトレンズが、通常、1日間装着されて捨てられる一方で、長期装用使い捨てコンタクトレンズは、通常、最大30日間装着される。二重焦点及び多焦点のコンタクトレンズは、老眼を有する患者用に特に設計され、ソフトとハードの両方がある。円環状コンタクトレンズは、乱視を有する患者用に特に設計され、同様に、ソフトとハードの両方がある。上の異なる態様を合わせたコンビネーションレンズもあり、例えば、ハイブリッドコンタクトレンズが挙げられる。カラーソフトコンタクトレンズは、異なる材料を使用して、異なる機能性を提供する。例えば、識別用着色コンタクトレンズは、落としたコンタクトレンズを発見する際に装用者を支援するために、明るい色合いを用いるものであり、強調着色コンタクトレンズは、装用者の生来の眼色を強調することを意図した透明又は半透明の色合いを有するものであり、着色カラーコンタクトレンズは、装用者の眼色を変化させることを意図した、不透明な色合いを備え、光フィルタリング着色コンタクトレンズは、特定の色を強調する一方で他の色を弱めるように機能する。
上述のように、虹彩の自然の色を変えるため及び眼科的異常を隠すための一方又は両方のために、色合いを備える又は着色されたコンタクトレンズを使用することは、周知である。典型的には、これらのコンタクトレンズは、例えば茶色から青色へなど、虹彩の色を変えるために、不透明及び半透明色の一方又は両方を使用する。コンタクトレンズ、又は更に特定すると化粧用コンタクトレンズは、着用者の虹彩を部分的若しくは完全に覆う追加のパターン要素を含み得る。他の化粧用コンタクトレンズは、虹彩の代わりに又は虹彩に加えて強膜に焦点を当てるものである。例えば、コンタクトレンズは、不透明、半不透明、及び/又は半透明であり得る明るい色の周辺部、すなわち虹彩領域の外側を含むことができる。その明るい部分は、角膜縁からコンタクトレンズの縁まで延びて、より明るい又はより白い強膜の印象を作り出すことができる。これらの化粧用コンタクトレンズは、実際より虹彩をより大きく、より暗く、及び/又はよりはっきりと見せることができるように縁リングを含む場合がある。縁リングは、本質的には、コンタクトレンズに組み込まれた色の環状帯であり、レンズが目の上にあり、中心合わせされたときに、レンズ着用者の強膜と角膜の接合部である角膜縁領域の上に部分的に又は完全に重なる。簡単に上述したような化粧用レンズを構成し得る多様な構成要素は、多様な効果を作り出すために単独で又は組み合わせとして使用することができる。加えて、コンタクトレンズは化粧用レンズとして分類され得るが、視力補正要素を備えるレンズがこれにより除外されるのではないことに留意するのは重要である。
目の外観を向上させるために色及びパターンを利用して、多様な効果が達成され得るが、新たな特質、すなわち、コンタクトレンズ産業において未だ使用されていない全く新しい見た目を作り出すことが可能な、見かけ上の動きという目の錯覚又は他の目の錯覚という特質をもたらすことが可能な化粧用コンタクトレンズの必要性が存在する。コンタクトレンズ内の動き又は動く像は、パターン又は像を動かすためにレンズに動力を提供することによって達成することができるが、静止像を使用して動きの錯覚又は外観をもたらす方がはるかに望ましく、費用効果が優れている。
見かけ上の動きを伴うコンタクトレンズは、上で簡潔に述べた必要性を克服する。
一態様によれば、本発明は、コンタクトレンズに関するものである。このコンタクトレンズは、中央領域と、中央領域を囲んでいる中央部と、中央部を囲んでいる周辺部と、中央部及び周辺部の少なくとも一方の少なくとも一部においてコンタクトレンズに組み込まれた像とを備えており、この像は、コンタクトレンズの着用者を見ている観察者の心に動的な錯視を引き起こすように構築される。
別の態様によれば、本発明は、コンタクトレンズに関するものである。このコンタクトレンズは、中央領域と、中央領域を囲んでいる中央部と、中央部を囲んでいる周辺部と、中央部及び周辺部の少なくとも一方の少なくとも一部において、コンタクトレンズの上又は内部にあるパターンと、を備えており、このパターンは、暗い幾何学形の格子と、それらの幾何学形の間の明るいスペースと、を含んでいる。
また別の態様によれば、本発明は、コンタクトレンズに関するものである。このコンタクトレンズは、中央領域と、中央領域を囲んでいる中央部と、中央部を囲んでいる周辺部と、中央部及び周辺部の少なくとも一方の少なくとも一部においてコンタクトレンズに組み込まれた像と、を備えており、この像は、反復非対称パターンを含んでいる。
化粧用コンタクトレンズは、目全体及び/又は目の異なる領域の色を含む様々なやり方で、それらが着用された目の外観を変えるように設計され得る。要件ではないが、化粧用コンタクトレンズは、屈折異常を補正するために使用してもよい。化粧用コンタクトレンズは、直接的な医療用途もまた有することができる。例えば、化粧用コンタクトレンズを使用して、損傷のある目の外観を修復することができる。化粧用コンタクトレンズは、透明、半透明、不透明色の強調又は色合いを含み得る。色合いは、有機/無機顔料、染料、又は特殊効果顔料を含み得る。コンタクトレンズ上の印刷された領域は、虹彩領域(虹彩パターン)、角膜縁領域(縁リング)、強膜領域(強膜を明るくする)、又はそれらの任意の組み合わせを含み得る。加えて、パターンは、連続、断続、又はそれらの任意の組み合わせであり得る。
コンタクトレンズに組み込む新しい効果の創出に関わる活動は、これまでもかなり行われてきており、今後も引き続き行われる。そのような例としては、奥行き効果を作り出すこと、目又は目の特定部分を大きく見せること、目又は目の一部をより生き生きと見せること、より明るい、より濡れたような、及び/又はより光沢のある外観を目又は目の一部に与えること、及び単に目の色を変えることが挙げられる。しかしながら、本発明は、静止像の利用を通じて動的効果すなわち動き、又は動く像を作り出すことを目的とする。本例における静止像は、錯視すなわち目の錯覚である。
錯視すなわち目の錯覚は、客観的現実と異なる視覚的に知覚される像により特徴づけられる。目が集める情報は、脳で処理されて、刺激源の物理的測定と一致しない知覚を与える。目の錯覚には主に3つのタイプ、すなわち、像を作り出している物体と異なる像を作り出す文字通りの目の錯覚、例えば明るさ、色、大きさ、位置、傾き、移動といった特定のタイプの過度の刺激が目及び脳に与える効果である生理学的な目の錯覚、及び無意識の推論の結果である認知的な目の錯覚、がある。
人の目と脳は協調的に働いて、私たちが最終的に解釈する像を生成する。構成要素の形のコントラスト及び輝度を調整し、これらの構成要素の形を用いてパターンを作り出すことによって、見られたときに見かけ上の動きという目の錯覚を生じさせる静止像を生成することが可能である。そのような像をコンタクトレンズに組み込むことによって、単にその像の性質によって見かけ上動いているように観察者に見える像を人は生成することができ、それにより、そのような像が組み込まれたコンタクトレンズの着用者の像の質に影響を与えずに、観察者にとって興味をそそる効果を作り出すことができる。
動きの錯覚を生じさせる静止像の組み込みは、化粧用コンタクトレンズへの任意の他のタイプの1つ又は2つ以上の効果層の組み込みと何ら相違がないので、製造費に影響を及ぼすことはないであろう。加えて、これらのデザインは光学ゾーンの外側に組み込まれるので、視力に影響しない。したがって、新規な見かけ上の動的視覚効果は、製造費又は製造の複雑さに何ら有意な影響を与えずに、化粧用コンタクトレンズに新しい特質を加えることができる。動的視覚効果は、見かけ上の動き、及び例えば、出現及び消失する要素といった他の目の錯覚を含む。
本発明の前述及び他の特徴及び利点は、添付図面に示されるような、本発明の好ましい実施態様の以下のより詳細な説明から明らかとなるであろう。
例示的な化粧用ではないコンタクトレンズの平面図である。 第1の例示的な化粧用コンタクトレンズの平面図である。 本発明による動きの錯覚を引き起こすことができる反復非対称パターンの第1の例示的な静止像の平面図である。 本発明による動きの錯覚を引き起こすことができる反復非対称パターンの第2の例示的な静止像の平面図である。 本発明による出現/消失要素を用いる第1の例示的な像の平面図である。 化粧用コンタクトレンズを製造するためのパッド印刷プロセスを概略的に表す図である。 化粧用コンタクトレンズを製造するためのパッド印刷プロセスをより詳細に表す図である。
コンタクトレンズ又はコンタクトは、単に、眼上に設置されるレンズである。コンタクトレンズを医療装置と見なし、視力を矯正するために、及び/又は美容上若しくは他の治療上の理由から装着してもよい。コンタクトレンズは、視力を向上させるために、1950年以降商業的に利用されている。初期のコンタクトレンズは、硬い材料で作製又は製造されており、比較的高価で脆かった。加えて、これらの初期のコンタクトレンズは、コンタクトレンズを通して結膜及び角膜に十分な酸素を透過しない材料から作製され、このことは、いくつかの臨床的副作用を引き起こす可能性があった。これらのコンタクトレンズが依然として利用されているが、それらは、初期快適性が低いため、すべての患者に適していない。当該分野における最近の開発によって、ハイドロゲル系のソフトコンタクトレンズが生み出され、これは現在非常に好評であり、広く利用されている。今日、入手可能なシリコーンハイドロゲルのコンタクトレンズは、非常に高い酸素透過性を有するシリコーンの利点を、ハイドロゲルの実証済みの快適性及び臨床性能と組み合わせたものである。本質的には、これらのシリコーンハイドロゲル系のコンタクトレンズは、以前の硬質材料で作製されたコンタクトレンズよりも高い酸素透過率を有し、概して、着け心地がよい。
ここで図1を参照すると、例示の非化粧用コンタクトレンズ100の平面図が示されている。コンタクトレンズ100は、光学ゾーン102、光学ゾーン102を包囲する周辺ゾーン104、装着時に人の目の角膜表面に接触するよう設計された後側曲面、及び後側曲面と反対側の前側曲面を含む。光学ゾーン102は、それを通して視力矯正が得られるコンタクトレンズ100の部分である。言い換えると、光学ゾーン102は、視力矯正を提供し、単焦点の近視又は遠視の矯正、乱視の視力矯正、二焦点の視力矯正、多焦点の視力矯正、カスタム矯正等の特定のニーズ、又は視力矯正を提供し得る任意の他のデザインのために設計される。周辺ゾーン104は、光学ゾーン102を包囲し、眼上のコンタクトレンズ100に機械的安定性を提供する。言い換えると、周辺ゾーン104は、セントレーション及び配向等の眼上でのコンタクトレンズ100の位置決め及び安定化に影響を及ぼす機械的特性を提供する。配向は、光学ゾーン102が乱視矯正及び/又は高次収差等の非回転対称特性を含むとき、基本となる。いくつかのコンタクトレンズ設計では、光学ゾーン102と周辺ゾーン104との間の任意の中間ゾーンが利用されてもよい。任意の中間ゾーンは、光学ゾーン102及び周辺ゾーン104が穏やかに混合されることを確実にする。
図1に示すコンタクトレンズ100は円形であるが、楕円形状又は切り詰めた円形状など、コンタクトレンズに好都合な任意の形状をなしてもよい。レンズが円形又は非円形であることに加えて、コンタクトレンズ100の辺縁は平面又は非平面であってよい。
化粧用コンタクトレンズは、それが着用された目の外観を向上する又は変えるように設計される。要件ではないが、化粧用コンタクトレンズは屈折異常の補正にも利用され得る。加えて、化粧用コンタクトレンズは、例えば損傷のある目の外観を修復するためなど、直接的な医療用途もまた有し得る。無虹彩、虹彩の不在、又は瞳孔異常、虹彩の損傷を患う人々は、完全な虹彩の外観を与える着色されたコンタクトレンズを利用することができる。化粧用コンタクトレンズは、半透明/透明色の強調、色合い、不透明色の色合い、人工虹彩パターン、縁リング、強膜を明るくする色合い、及び/又は上記の任意の組み合わせを含むことができる。
図2を参照すると、第1の例示の化粧用コンタクトレンズ200が図示されている。このレンズ200は、図1のコンタクトレンズ100に関して上述した意味の範囲に含まれる光学ゾーン及び周辺ゾーンを含むが、化粧用コンタクトレンズの種々の領域を記述するために、異なる用語が使用される。化粧用コンタクトレンズ200は、個々の瞳孔の大きさ及び場所に実質的に対応する大きさの中央領域202を含む。中央領域202は、視力を妨害しない又は劣化させないように、通常、着色又はデザインを有さない。中央部204は中央領域202を囲んでおり、人の虹彩の大きさ及び場所に実質的に対応する大きさを有する。中央部204は、着用者の虹彩の外観を向上するために、1つ又は2つ以上の色、及び/又は、1つ又は2つ以上の色により形成されるパターンを、含むことができる。周辺部206は、中央部204の周囲に配置され、コンタクトレンズ200の周縁まで延在する。周辺部206は、ポイント201から測定される内径と、ポイント203から測定される外径とを有する環状形を備えており、外径は、コンタクトレンズ200全体の外縁と一致してもよいが、必ずしも一致する必要はない。周辺部206は、例えば、白色、ほぼ白色、オフホワイト、明るい黄色、薄青、明るい桃色、明るい緑色、又は上記の任意の組み合わせで着色することができる。明るい色は、装着者の強膜と徐々に混ざるように配置される。上述したような縁リングは、直径マーカーポイント201に近接して配置され得る特定の色の環状帯である。
周辺部206は、強膜の外観を向上するように着色される。この周辺部206の着色は、不透明、半透明、若しくはこれらの2つの間の何かの色、又は半不透明でもよい。例示の実施形態は、新鮮で自然な外観を強膜に与えることにより、強膜の外観を向上させる。本明細書で使用される不透明は、380〜780nmの範囲で0〜約50%、好ましくは7〜約50%の平均光透過率が可能な色を意味すると理解されたい。本明細書で使用される半透明は、380〜780nmの範囲で約50〜約85%、好ましくは約65〜約85%の平均光透過率が可能な色を意味すると理解されたい。
人の視覚系というと、たいていの人は、眼及び、例えば角膜、瞳孔、水晶体、硝子様液、並びに桿体及び錐体を伴う網膜のような眼の構成部位をすぐに思い浮かべる。しかし、人の視覚系は、像の解釈及び理解を可能にするニューラル処理もまた含んでいる。そのようなニューラル処理は、一般には、観察者による意識的な思考を一切伴わずに自動的に生じる。例えば、各眼の網膜上に形成される像は逆さまであるが、視覚系がこれを自動的に補正して、その像を正しい向きで表示する。網膜の桿体及び錐体に関する別の例として、短い又は青い錐体の数と、中間の又は緑の錐体の数と、長い又は赤い錐体の数との比率、並びに、無作為に分散しているか集合しているかといった、網膜内でのこれらの錐体の組織は、人により大きく異なる。また、緑の錐体は、赤又は青の錐体よりはるかに光に対する感度が高い。にもかかわらず、通常、たいていの人は様々な色合いを十分に比較可能なやり方で知覚するので、人々は所与の景色に存在する色に一致した見解を持つことができる。
人の視覚系の構造及び応答属性は知覚に影響を与え、例えば映画では、側頭葉の処理限界は、人が毎秒30フレームで提示された一連の静止フレーム像から連続的な動きを知覚することを可能にする。これと比較して、人が知覚する目の錯覚は、私たちの自動認知視覚系におけるギャップ又は期待を利用することにより、視覚的コンテント、又は多くの場合、そのコンテント自体に実際は存在していないその像コンテント内のセンセーションを、私たちは知覚することができる。目の錯覚は、客観的現実とは異なる像コンテントの視覚的知覚により特徴づけられる。目が集める情報は、脳で処理されて、刺激源又は像の物理的測定と完全には相関しない知覚を与える。もちろん、目の錯覚の知覚は、視覚感度及び障害(色盲など)に応じて人それぞれに異なる。目の錯覚の知覚は、年齢及び文化的影響によっても異なる場合がある。
本発明によると、動きの錯覚又は見かけ上の動的な視覚効果を作り出すために、コンタクトレンズの中又は上の1つ又は2つ以上の場所、並びに好ましくは中央部204及び/又は周辺部206(図2)に静止像が組み込まれ得る。これらの効果は、化粧用コンタクトレンズに新しい特質を加えることができる。具体的には、そのような化粧用コンタクトレンズの着用者を見ている観察者すなわち人々は、約6秒でその錯覚を克服する傾向があり、観察者が見るのをやめて又は目を逸らしてから再び観察を始めることにより本質的にその効果を回復させたときに、その錯覚が戻る。
見かけ上の動きを生成する静止像の例は数多く存在するが、反復非対称パターンは、通常、最も目立つ見かけ上の動きの錯覚を作り出す。現在、何が種々の錯覚を引き起こしているのか、及びなぜ全ての人が予測可能なやり方で反応しないのかについて、単独の説明は存在しない。したがって、作用の正確な機構は完全には理解されていないものの、これらの錯覚は主に、コントラスト及び/又は輝度のニューロン表現における経時的な速い変化と遅い変化の組み合わせによると考えられる。換言すれば、人の目及び脳は、その人が最終的に解釈する像を生成するために協調して働く。反復非対称パターンのコントラスト及び輝度をより大きく調整し、その形状、色及び大きさをより小さく調整することにより、見られたときに見かけ上の動きをもたらす静止像を生成することができる。
構築することが可能で、かつコンタクトレンズに適合する大きさが可能な、見かけ上の動きを作り出す目の錯覚は数多くあるが、反復非対称パターンが好ましいことに注意することが重要である。図3は、3つのリング308、310及び312を有する反復非対称パターンを備える第1の例示の化粧用コンタクトレンズ300を図示する。化粧用コンタクトレンズ300は、人の瞳孔の大きさ及び場所に実質的に対応する大きさの中央領域302を含む。中央領域302は、視力を妨害しないように、通常、着色又はデザインを有さない。中央部304は中央領域302を囲んでおり、人の虹彩の大きさ及び場所に実質的に対応する大きさである。この例示の実施形態において、中央部304は、反復非対称パターンの3つのリング308、310、312を備える。周辺部306が、中心部304の周囲に配置され、コンタクトレンズ300の周縁まで延在する。この例示の実施形態において、反復非対称パターンの3つのリング308、310及び312は周辺部306内に延びていないが、代替の例示的実施形態では、延びている場合がある。図4は、同様に中央部分404内に配置されているが周辺部406又は中央領域402には配置されていない4つのリングパターン408、410、412及び414を図示するが、上述したように、任意のパターンが、コンタクトレンズのこれらの部分の一方又は両方の少なくとも一部を覆うことができる。
本発明にしたがって、適切なコントラスト、輝度、及び色を有する任意の好適な構成要素の形状を使用してよい。図3及び4に示すようなグレースケールを含む白黒の静止像は、全ての観察者に動きの錯覚を提示する又は作り出すことはできないかもしれないが、上述の要素の適切な組み合わせは、好ましくは、見かけ上の動きの錯覚を作り出す。更に、たとえ適切なレベルのコントラスト及び/又は輝度を用いたカラー像を使用しても、動き又は見かけ上の動きを感知しない観察者はいるであろう。
別の例示の実施形態によると、化粧用コンタクトレンズは、出現し、消失し、再び出現するように見える要素の錯覚又は視覚効果を作り出すデザインを含むことができる。この例示の実施形態では、見かけ上の動きではなく、むしろ、現実に存在しない要素の出現及び消失という錯覚がある。図5を参照すると、格子パターン508を含む例示の化粧用コンタクトレンズ500が図示されている。人がパターン508を見つめると、格子パターン508を形成している交叉部に点が出現し、消失する。ここでも、化粧用コンタクトレンズ500は、中央領域502と、中央領域502を囲んでいる中央部504と、中央部504の周囲に配設され、コンタクトレンズ500の周縁まで延在する周辺部506とを備える。格子パターン508は正方形で形成されているが、任意の好適な幾何学形を使用し得ることに注意することが重要である。
上述した実施形態のように、格子パターン508は中央部504にあるが、中央領域502を除くコンタクトレンズ500の任意の部分にあってもよい。
上述した例示の実施形態のいずれも、縁リングの使用及び強膜を明るくすることを含む他の効果とともに利用できることに注意することが重要である。
典型的には、化粧用コンタクトレンズの異なる領域のためのデザイン/パターン/色は、市場調査に基づいて開発される。本発明による見かけ上の動きを作り出す静止像は例外でなく、それらをレンズに組み込むプロセスは同じである。これらのパターンは、一般に印刷版(クリシェ)と呼ばれる金属構造物に刻み込まれる。印刷版が作製された後、複数工程のプロセスを用いて、以下のように化粧用コンタクトレンズを製造する。図6は、その製造プロセスに使用するパッド印刷プロセスの概要を示す。プロセスの第1工程602で、所望の着色剤で印刷版の窪みを充填(filing)する。プロセスの第2工程604は、印刷版の表面から余分なインクを取り除くことを含む。余分なインクは、通常、1つ又は2つ以上のドクタリングブレードを用いて印刷版の表面から取り除かれる。プロセスの第3工程606で、印刷版上の着色剤を乾燥する。プロセスの第4工程608で、印刷版内の着色剤をパッドによって取り上げる。プロセスの第5工程610で、着色剤を乾燥する、又は、パッドの上で乾燥させる。プロセスの第6工程612で、着色剤をパッドから前側曲面に移し、以下に説明する追加の加工を行う。プロセスの第7工程614で、着色剤を乾燥する、又は、前側曲面鋳型半体の前側曲面上で乾燥させる。異なるコントラスト及び輝度レベルを有する多色を含む特定のパターンを完成するために、追加の工程が要求される場合がある。図7は、より詳細なプロセスの説明を提供する。第1工程702で、コンタクトレンズの印刷されていない前側曲面鋳型を提供する。第2工程704で、クリアベース、すなわち顔料又は染料のないものが、前側曲面に適用される。第3工程706で、溶媒、クリアベース、及び顔料を含むインクが、クリアベース印刷された前側曲面に適用される。次に、第4工程708で、印刷された前側曲面に反応性モノマー混合物、例えばエタフィルコンAが投与される。本明細書に記載する次工程の前に、上述のようなパターンを完成するために上記の工程をもう一度繰り返してもよい。プロセスの第5工程710で、コンタクトレンズの後側曲面鋳型を前側曲面鋳型上に位置づけ、70℃に温度を維持しながら2分間そこにそのまま維持する。プロセスの第6工程712で、前側と後側の曲面の間の反応性モノマー混合物を可視光に曝露して硬化する。この硬化工程は、70℃の温度で4分間、5mWの可視光を用いる。プロセスの第7工程714で、鋳型からのコンタクトレンズを、800ppmのTween80と脱イオン水の70℃の溶液中にて1時間、更に45℃の脱イオン水にて1時間、水和する。プロセスの第8工程で、コンタクトレンズはその独自のパッケージ内で食塩水にて、124℃の温度で18分間蒸気滅菌される。上述したプロセスは説明の容易さのために簡略化されていることに注意することが重要である。
最も実用的かつ好ましい実施形態であると考えられる形態が図示されかつ記述されているが、記述されかつ図示された特定の設計及び方法からの逸脱はそれ自体当業者にとって自明であり、本発明の趣旨及び範囲から逸脱することなく使用できることは明らかであろう。本発明は、説明及び図示される特定の構造に限定されるものではないが、添付の特許請求の範囲に含まれ得るすべての改変例と一貫性を有するものとして解釈されなければならない。
〔実施の態様〕
(1) コンタクトレンズであって、
中央領域と、
前記中央領域を囲んでいる中央部と、
前記中央部を囲んでいる周辺部と、
前記中央部及び前記周辺部の少なくとも一方の少なくとも一部において前記コンタクトレンズに組み込まれた像と、を備えており、前記像は、前記コンタクトレンズの着用者を見ている観察者の心に動的な錯視を引き起こすように構築される、コンタクトレンズ。
(2) 前記像が反復非対称パターンを含む、実施態様1に記載のコンタクトレンズ。
(3) 前記反復非対称パターンが、コントラストによって引き起こされる反復非対称パターンを含む、実施態様2に記載のコンタクトレンズ。
(4) 前記反復非対称パターンが、輝度によって引き起こされる反復非対称パターンを含む、実施態様2に記載のコンタクトレンズ。
(5) 前記像が、1つ又は2つ以上の出現/消失要素を作り出すように構成されるパターンを含む、実施態様1に記載のコンタクトレンズ。
(6) 縁リング(limbal ring)を更に備える、実施態様1に記載のコンタクトレンズ。
(7) コンタクトレンズであって、
中央領域と、
前記中央領域を囲んでいる中央部と、
前記中央部を囲んでいる周辺部と、
前記中央部及び前記周辺部の少なくとも一方の少なくとも一部において、前記コンタクトレンズの上又は内部にあるパターンと、を備えており、前記パターンが、暗い幾何学形の格子と、前記幾何学形の間の明るいスペースと、を含んでいる、コンタクトレンズ。
(8) 前記幾何学形が正方形を含む、実施態様7に記載のコンタクトレンズ。
(9) コンタクトレンズであって、
中央領域と、
前記中央領域を囲んでいる中央部と、
前記中央部を囲んでいる周辺部と、
前記中央部及び前記周辺部の少なくとも一方の少なくとも一部において前記コンタクトレンズに組み込まれた像と、を含み、前記像は、反復非対称パターンを含んでいる、コンタクトレンズ。
(10) 前記反復非対称パターンが、コントラストによって引き起こされる反復非対称パターンを含む、実施態様9に記載のコンタクトレンズ。
(11) 前記反復非対称パターンが、輝度によって引き起こされる反復非対称パターンを含む、実施態様9に記載のコンタクトレンズ。

Claims (11)

  1. コンタクトレンズであって、
    中央領域と、
    前記中央領域を囲んでいる中央部と、
    前記中央部を囲んでいる周辺部と、
    前記中央部及び前記周辺部の少なくとも一方の少なくとも一部において前記コンタクトレンズに組み込まれた像と、を備えており、前記像は、前記コンタクトレンズの着用者を見ている観察者の心に動的な錯視を引き起こすように構築される、コンタクトレンズ。
  2. 前記像が反復非対称パターンを含む、請求項1に記載のコンタクトレンズ。
  3. 前記反復非対称パターンが、コントラストによって引き起こされる反復非対称パターンを含む、請求項2に記載のコンタクトレンズ。
  4. 前記反復非対称パターンが、輝度によって引き起こされる反復非対称パターンを含む、請求項2に記載のコンタクトレンズ。
  5. 前記像が、1つ又は2つ以上の出現/消失要素を作り出すように構成されるパターンを含む、請求項1に記載のコンタクトレンズ。
  6. 縁リングを更に備える、請求項1に記載のコンタクトレンズ。
  7. コンタクトレンズであって、
    中央領域と、
    前記中央領域を囲んでいる中央部と、
    前記中央部を囲んでいる周辺部と、
    前記中央部及び前記周辺部の少なくとも一方の少なくとも一部において、前記コンタクトレンズの上又は内部にあるパターンと、を備えており、前記パターンが、暗い幾何学形の格子と、前記幾何学形の間の明るいスペースと、を含んでいる、コンタクトレンズ。
  8. 前記幾何学形が正方形を含む、請求項7に記載のコンタクトレンズ。
  9. コンタクトレンズであって、
    中央領域と、
    前記中央領域を囲んでいる中央部と、
    前記中央部を囲んでいる周辺部と、
    前記中央部及び前記周辺部の少なくとも一方の少なくとも一部において前記コンタクトレンズに組み込まれた像と、を含み、前記像は、反復非対称パターンを含んでいる、コンタクトレンズ。
  10. 前記反復非対称パターンが、コントラストによって引き起こされる反復非対称パターンを含む、請求項9に記載のコンタクトレンズ。
  11. 前記反復非対称パターンが、輝度によって引き起こされる反復非対称パターンを含む、請求項9に記載のコンタクトレンズ。
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