JP2003518963A - 静脈注入の薬物送出装置および方法 - Google Patents

静脈注入の薬物送出装置および方法

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Abstract

(57)【要約】 本発明は、使用者が起動すると機械的ポンプ機構によって注入療法を実行するよう予め構成された薬剤送出システムを提供する。各室が治療液で充填された可撓性多室袋の形状は、ポンプ内の定荷重ばね機構によって袋を漸進的に圧縮した場合に送出される各液体の順序および量を決定する。ばね機構は、使用者がポンプ・ハウジングの2枚のカバーを手作業でコッキングすることにより装填される。機械的タイマを定荷重ばねに結合して、ばねが可撓性袋を圧縮する最高速度を制限する。本発明の1つの実施形態では、薬剤送出システムは、さらに、マニホルド・アセンブリおよび投与セットを含む。マニホルド・アセンブリには、内部導管および弁が形成され、袋の各室からの出力をマニホルドの出力口へ、さらに投与セット内へと案内する。追加の実施形態では、容器に圧力を加える間に圧力低下を緩和する構造を容器内に設ける。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】 (発明の分野) 本発明は、所定の薬物療法により薬物を静脈注入する装置および方法に関する
。特に、本発明は、静脈注入による様々な治療薬の投与の容易さを改善した薬剤
送出装置および方法に関する。
【0002】 (発明の背景) 抗生物質などを含む静脈薬剤投入は、長期間にわたって断続的に投与する。静
脈療法では各投与後に所定の処置があり、それは往々にして一連の手作業のステ
ップを含む。このような手作業ステップは、塩水を流すことを含み、概ね最後に
閉塞防止薬を塗布する。治療措置の手作業ステップは、過誤、感染および断続的
注入療法中に生じ得る他の合併症の主要な発生源である。
【0003】 したがって、当技術分野で、断続的薬剤注入療法の投与を改善する方法および
装置に対する要求が依然としてある。本発明は、当技術分野のこれらの要求およ
び他の要求を満足する。
【0004】 (発明の簡単な説明) 本発明は、薬液を含む少なくとも1つの室およびマニホルドを有する袋、およ
び袋から流体を配量するため室を起動するよう構成された起動機構を有するポン
プを備える薬剤送出システムによって当技術分野の問題の多くを克服する。
【0005】 本発明の別の実施形態によると、複数の室、および室から薬剤を送出するため
複数の室に結合されたマニホルド・アセンブリを有する袋を備える薬剤送出容器
が提供される。
【0006】 本発明のさらに別の実施形態によると、少なくとも1つの流体室を有する袋、
および室に圧力を加えると、室とそれに関連する導管との間の圧力低下を最小限
に抑える構造を備える流体送出容器が提供される。
【0007】 本発明のさらに別の実施形態では、複数の薬物を自動的に注入する流体送出容
器が提供され、容器は複数の室を備え、それぞれに複数の薬剤の投与を制御する
個々の幾何学的形状が構成される。容器は、さらに、注入部位への複数の薬剤投
与を制御する複数の弁を有するマニホルド・アセンブリを備える。流体送出容器
の各室は、投与される各薬剤の体積、および前記薬剤を投与する養生法を制御す
る形状を有する。
【0008】 本発明の別の実施形態によると、前記容器の第1端から第2端に向かって可撓
性流体容器を圧迫するため一定の力を順次加える構造、および前記構造が流体容
器を圧迫する最大率を制限するため、一定の力を順次加える構造に結合されたエ
ネルギー吸収器具を備える流体送出ポンプが提供される。
【0009】 本発明のさらに別の実施形態によると、第1および第2ばね押し爪を備え、第
1爪が第2爪のスロットと係合するシャフトを有し、シャフトとスロットは、第
1爪を押下すると第2爪が押下されるか、第2爪を押下しても第2爪が押下され
ないよう構成される装填ディスクが提供される。
【0010】 本発明のさらに別の実施形態によると、複数の室を有する本発明の流体送出袋
を充填する方法が提供される。本発明の方法では、第1所定流体体積を測定し、
袋の少なくとも1つの室は第2所定体積に制限され、制限された室が第2所定体
積の流体で充填されるよう、容積充填口を通して複数の室に第1所定体積の流体
を充填する。次に、残りの室に、第1所定体積の流体から制約された室の流体を
引いた量を充填する。
【0011】 本発明のさらなる実施形態によると、薬剤流体を送出する方法が提供される。
本発明の流体送出方法は、一定力のばねを使用して、室の形状に基づく所定の圧
力を室内に生成し、薬剤流体を含む少なくとも1つの室を有する袋を圧迫するこ
とと、所定の流量を確立する内径および長さを有する微小口径管を使用して、薬
剤流体を袋から所定の圧力で注入部位へと送出することとを含む。
【0012】 本発明のさらなる実施形態によると、第1および第2カバー・ドアに結合され
た定荷重ばねを有する注入ポンプに装填アセンブリによって装填する方法が提供
される。本発明の装填方法は、定荷重ばねを部分的に装填するために第1カバー
・ドアを開放することと、定荷重ばねを十分に装填するため第2カバー・ドアを
開放することとを含む。
【0013】 (発明の詳細な説明) 本発明によると、ポンプ機構によって起動されて注入療法を施すよう構成され
た薬剤送出容器が提供される。容器は、さらに、給送中に容器を所定の位置に確
実に保持する方法で、ポンプ装置と連結するよう構成することが好ましい。
【0014】 本発明の容器は多室袋を備え、室はそれぞれ所定の速度および圧力で所定量の
薬剤液を送出するよう構成され、それぞれが自身に含まれる流体の投与順序を決
定する方法で、他に対して配置される。
【0015】 各室は、関連の出口導管を有し、それによって流体は患者への投与のために各
室を出ることができる。したがって、例えば容器が4つの別個の室を有し、それ
ぞれが異なる量の流体を保持するようなサイズにする。容器は、各室が異なる薬
剤を有するよう充填することができる。4つの室を袋の一方端から他方端へと袋
内に順次配列し、各室が袋の一方端から他方端へと順次起動されると、流体は各
室が空になるまで第1室を出て、次に第2室を出、以下同様となる。
【0016】 各室は1つまたは複数の関連する導管を有する。導管は、流体が各室に出入り
する通路を提供する。導管は、例えば2枚の可撓性シートを相互に融合して容器
を形成する場合に、路を接着せずに残すことにより、容器の構築中に一体形成す
ることができる。任意選択で、追加の内部構造(例えば剛性または半剛性の管な
ど)を設けて、各室へ、および各室からの流体の流れを促進してもよい。現在、
薬剤が室を出る際に通る導管は、圧縮領域(つまりポンプ装置の圧力印加構造と
の接触によって直接圧力が加えられる領域)の外側にあることが好ましい。この
方法で、導管の残留薬剤と他の室からその後に投与される薬剤との混合が最少に
なる。あるいは、特に混合が問題にならない場合、導管が圧縮領域内にあっても
よい。
【0017】 容器内に接着しない路を残すことによって導管を構築する場合、導管は、概ね
平坦な形状を有するが、対応する室に圧力を加えると、より管状の形状を有する
よう拡大する。導管の形状は、袋の構築に使用する材料の強度、および中の流体
の圧力によって決定される。特に、材料の剛性または厚さが増大すると、屈曲が
より困難になり、したがって導管の拡大に必要な圧力が増大する。容器の少なく
とも一方側で表面模様がある内面が流路を提供し、個々の室に圧力が加えられる
と、これによって液圧が導管の長さに沿って作用し、導管の開放を補助すること
ができる。さもなければ、容器の両方の内側が滑らかであると、表面張力がこれ
を相互に保持し、導管を開放して流を開始するために必要な圧力量が大きくなる
【0018】 本発明の1つの実施形態では、室および各室からの対応する導管は、袋の一方
端から反対端へと圧力が順次加えられると、個々の室が順次起動されるよう袋内
に配置される。現在は、圧力を均等に加えることが好ましい。圧力の均等で順次
の印加は、定荷重ばね、定荷重ばねに取り付けたローラ、モータ駆動のローラな
どを使用することによって達成することができる。
【0019】 投与の直前に2つ以上の室の内容を混合することが望ましいことがある。した
がって、本発明の別の実施形態では、2つ以上の隣接する室の間に脆弱なシール
を形成してよい。この方法で、シールを破断するのに十分な圧力を加えると、選
択された隣接室の内容が混合される。室は、横並び(つまり圧力がそれぞれにほ
ぼ同時に加えられるよう構成される)か、順番にしてよい。
【0020】 室は、注入中に薬剤の混合を防止するため、注入シーケンス中に1つの室の起
動と次の室の起動の間に「圧抜き」期間を有するよう構成してもよい。以下でさ
らに詳細に説明するように、これは、例えば隣接する室の間に空間を設けること
などによって達成することができる。
【0021】 袋の内容に圧力を加えると、室とその対応する導管の間で圧力が低下する可能
性があることが観察されている。これは主に、袋の内容に圧力を加えると、袋に
屈折点が形成されるせいである。主に問題となる領域は、室とその対応する導管
との間の境界面である。したがって、本発明の1つの実施形態では、各室とそれ
に対応する導管との間の圧力低下を軽減する構造を設ける。これは、室にキルテ
ィング加工する、室に内部構造(例えばステント、管、導管ビード、固体フィラ
メントなど)を組み込む、または外部構造(例えばポンプ装置の突出部材など、
容器上の圧力源)を使用するなど、様々な方法のうち1つまたは複数で達成する
ことができる。
【0022】 本明細書では、「キルティング加工」とは、袋の裏側と表側を好ましくは相互
に融合することによって接続する構造を室の内側に形成することを意味する。現
在では、キルティング加工を使用して圧力低下を管理することが好ましい。袋の
第1側と第2側との望ましい接続は、容器の周のシールを形成するのに使用する
ものと同じ方法で達成することができる。キルティングは、室とそれに対応する
導管との間の圧力低下を大幅に軽減するか、解消する室の任意の領域でよい。現
在、キルティング加工は、導管の近位側の導管領域であることが好ましい。室の
この領域で、幾つかのキルト形状のいずれか1つを使用することができる。例え
ば図2に示すようなT字ドット形状55aおよび56a、図5に示すようなダッ
シュ形ドット形状55bおよび56b、図6に示すような結合ブロック55cお
よび56cなどである。キルティング加工のこれらのタイプについては、特定の
実施形態に関して以下でさらに詳細に検討する。
【0023】 屈曲点によって生じる流れの抵抗(つまり圧力低下)を最小限に抑えるために
適した他の特徴には、導管の熱成形、導管が室に結合する用域への内部導管ビー
ドの導入、圧印加工などがある。熱成形は、材料がわずかに軟化するまで出口の
領域および関連する導管の袋材料を加熱する。空気圧を室に加えて、出口および
導管を開く(または膨張させる)。圧力を除去した後、出口および導管がわずか
に円形の開口または断面を保持するよう、材料を冷ます。内部導管ビードを使用
するには、袋の出口から導管に隣接する部分にオフセット接着パターンまたはシ
ムを型押しして、出口の領域に3次元構造を提供する。(例えば図6の構造59
参照)。これは、2枚の紙を周で相互に接着し、2枚の間にシームの長さに沿っ
て竹串のような固体部片を取り付けることを類推することができる。この方法で
、2枚のシートを相互に押し付けても、串に沿って路が存在し、シートが相互に
会うのが防止される。追加的に、圧印(つまり袋材料に構造化したパターンを形
成すること)を、出口領域で袋の側部に加え、屈曲点によって流が大幅に制限さ
れない追加の流通路を提供することができる。
【0024】 各導管は関連する口を有し、そこで最低でも流体が容器を出ることが想定され
る。これらの導管は、流体を室に導入することと流体が室から出ることの両方の
ために路を提供するという二重の目的を果たすことができる。容器は、薬剤師な
どの適切な人員が様々な方法で充填してよい。同様に、容器は様々な状態で薬剤
師に提供することができる。例えば、袋は、充填した状態で提供するか、後に滅
菌し、薬局で充填するため、空の状態で提供することができる。現在では、多室
袋を無菌状態で提供し、薬局で充填することが好ましい。袋は、標準的な薬剤混
合手順および機器を使用して適切に充填してよい。各室を、注入口などを使用し
て手作業で充填してよい。あるいは、個々に充填するよう分岐する共通の充填導
管、または各室に関連する二重目的の充填/出口導管に流体を導入することによ
って各室を充填することができる。袋が準備されたら、これにラベルを貼付し、
薬局から最終使用者へと送付する。
【0025】 容器は、容器の1つまたは複数の個々の室に流体を導入するため、1つまたは
複数の口を有することができる。1つの実施形態では、これらの口は出口導管と
は別個の関連導管を有する。口は、流体の調整された無菌導入を可能にするよう
構成される。これは、口に注入口などを取り付けることによって達成することが
できる。
【0026】 容器には圧力が順次加えられるので、袋の一方端から他方へと圧力を加えるに
つれ、圧力印加器具がその先方で容器を単に動作させるのを防止するような方法
で、容器をポンプ装置の内部に固定することが望ましい。したがって、現在では
、容器をポンプ装置に固定可能であることが好ましい。これは、ポンプ装置の対
応する締め付け具と対合する締め付け具を使用して、袋に固定するなど、様々な
方法で達成することができる。このような締め付け具には、フックおよびループ
の締め付け具、スナップ、ボタン、ジッパーなどがある。現在好ましい実施形態
では、袋の流体を含まない部分に穴を形成し、これらの穴をポンプ・ハウジング
のピンなどの対応する突起と対合させることによって固定する。これらの固定構
造は、袋を固定することと、それをポンプ装置内に適切に配置することの二重の
目的に働くことができる。この後者の目的は、ポンプ装置内で袋を配置できる方
向が1つしかないよう取付け構造を配向することによって達成することができる
【0027】 本発明の容器は、さらに、導管の袋口から投与管セット(「投与セット」)へ
の薬剤送出を調整するマニホルドを備え、任意選択で、容器を充填する構造も提
供する。本明細書では、「導管の袋口」および「袋口」とは、袋の室へ/からつ
ながる各導管の終端部分を指す。袋口は、袋口をマニホルドと対合させるために
自身に取り付けられたアダプタを有するか、マニホルドを袋口に直接取り付ける
ことができる。マニホルドは、全ての袋口から投与セットへの共通出口を提供し
ながら、流体が漏れない方法で袋口(またはアダプタ)に取付け可能な任意の構
造でよい。
【0028】 マニホルドの説明では、マニホルドを袋口に取り付ける袋側と、マニホルドを
投与セットに取り付ける注入側とに言及する。さらに、マニホルドの室口にも言
及し、ここでマニホルドは袋口に取り付けられ、それと流体連絡する。したがっ
て、室口はマニホルドの袋側にある。追加的に、マニホルドの出口にも言及し、
ここでマニホルドは投与セットに取り付けられ、それと流体連絡する。任意選択
であるが、現在ではマニホルドが容積充填口も有することが好ましく、ここでマ
ニホルドを、袋に導入するために流体薬剤源に取り付けて、それと流体連絡する
【0029】 本発明の実践で使用するよう想定されるマニホルドは、投与セットへと出るよ
う流体を室口から出口へと案内し、容積充填口を使用する場合は、そこから室口
へと案内するマニホルド導管を有する。これらのマニホルド導管は、流体が漏れ
ない方法で相互から隔離することができ、マニホルドの所望の部分を接続する内
部成形室を備えるか、マニホルドの適切な部分を接続する内部装着管を備える、
あるいはその組合せなどを備えることができる。
【0030】 マニホルドを通る流体の流れを調整し、出口から室口への逆流を防止するため
、現在ではマニホルドが自身内に逆止め弁を有することが好ましい。逆止め弁は
、流体の流れを所望に応じて調整するため、様々な方法で構成することができ、
このような構成は全て本発明の範囲に入るものと想定される。本発明の1つの実
施形態では、容器を出て、室口を通ってマニホルドに入る流体は、他の室口によ
って袋に復帰せずに、出口を通ってマニホルドを出るしかないよう、流体の流れ
を調整する。これは、各室口と出口の間で第1導管に逆止め弁を挿入することに
よって達成される。逆止め弁は、流体がマニホルドの袋側から出口が位置する注
入側へ流れることのみ許可する。
【0031】 袋の室の幾つか、または全部は、任意選択のマニホルドの容積充填口によって
ではなく、任意選択で袋にある別個の充填口によって個々に充填できることに留
意することが重要である。本発明の実施形態では、容積充填口を使用する場合、
マニホルド内の流体の流れは、容積充填口を通って導入される流体が、袋の室を
充填するために、1つまたは複数の室口にアクセスできるよう、さらに調整され
る。したがって、流体の充填および配量の両方に使用される室口は、自身に関連
する2つのマニホルド導管を有する。上述したように、流体を室口から出口へと
案内する第1マニホルド導管、および各室口と第1逆止め弁との間の1点で第1
から分岐する第2マニホルド導管である。この実施形態では、室口と容積充填口
の間で各第2マニホルド導管に第2逆止め弁を配置する。第2逆止め弁は、流体
が容積充填口から室口へ流れることのみ許可する。この実施形態の一例の概念図
を、以下でさらに説明するように、図10で提供する。
【0032】 逆止め玉弁、傘形逆止め弁など、任意のタイプの逆止め弁を本発明の実践に使
用することができる。本発明の現在好ましい実施形態では、傘形逆止め弁を使用
する。傘形逆止め弁は安価で、操作が単純であり、設置が容易である。傘形弁は
摩擦によって所定の位置に保持されるので、マニホルドを組み立てると、傘形弁
がマニホルドの内部構造によって所定の位置に確実に保持されるよう、マニホル
ドの名産を構成することが現在好ましい。これは、単純に弁をそれに関連する通
路へと偏向させるよう、傘形部分の中心(つまり傘形のドーム)に接触する構造
を有することによって達成することができる。この方法で、弁を通過する液体の
力が弁を開放するが、弁を離脱させない。
【0033】 マニホルドの口、便および導管は、マニホルドを通して流体の所望の流れが可
能になる任意の方法で構成してよい。導管および出口は、順番に起動する各袋室
を出る流体が、関連する第1逆止め弁を流れ、次に以前に空になった袋室からつ
ながる導管を過ぎてから出口と遭遇するよ構成することが現在好ましい。この方
法で、各袋室の残留流体の出力が、順番に空になる袋室からの流体によって、マ
ニホルドを通して出口から押し出される。
【0034】 流体の流れを(例えば袋から出口を通る不測の流体の流れを防止するため)さ
らに調整するために、逆止め弁は、いつ流れの通過を可能にするか制御可能であ
ることが望ましい。これは使用する逆止め弁のタイプに応じて幾つかの方法で達
成することができる。例えば、弁を開放する閾値作業圧力(つまりクラッキング
圧力)を有する弁を使用することができる。弁のクラッキング圧力は、所期の用
途に適した任意の圧力でよい。適切なクラッキング圧力は、ポンプ装置が生成す
る圧力を超えないが、マニホルドを通る不測の流れを防止するのに十分な長さで
あることは明白である。クラッキング圧力は、1平方インチ当たり約0.25ポ
ンドから1平方インチ当たり約2ポンド(17.59〜140.74g/cm2
)の範囲でよい。現在では、1平方インチ当たり約0.50ポンドから1平方イ
ンチ当たり約1ポンド(35.18〜70.37g/cm2)の範囲であること
が好ましい。最も好ましい実施形態では、クラッキング圧力は1平方インチ当た
り約0.75ポンド(52.78g/cm2)である。クラッキング圧力は、流
体の流れの任意の方向で一定でなければならない。したがって、室口および出口
に関連する逆止め弁は1つのクラッキング圧力を有することができ、容積充填口
に関連する逆止め弁は異なるクラッキング圧力を有する。規模の利益のため、現
在ではマニホルド全体で弁のタイプおよびクラッキング圧力を一定にすることが
好ましい。
【0035】 図1および図2を参照すると、本発明の薬剤送出容器10は、多室袋12、マ
ニホルド・アセンブリ14および管アセンブリ16を含む。容器は、手作業の注
入技術に伴う過誤、感染および他の合併症を減少させるために特に有利である改
良型の注入治療薬投与を提供する。
【0036】 図3および図4に示すような多室袋は、4つの室18、20、22および24
、6つの口26、28、30、32、34および35、および個々の口それぞれ
を室と結合する6本の導管36、38、40、42、44および46を含むこと
ができる。多室袋は、本発明による様々な数、サイズおよび形状の他の室、口お
よび導管形状を有してもよい。口は袋の端部48にあるか、その1つまたは複数
の縁に沿ってある。室は袋の中心で袋の比較的大きい区域を備え、薬剤流体また
は薬物で充填するよう構成される。袋の中心室部分は圧縮領域と呼ばれ、ここは
外部圧力(例えば本明細書で説明するような定荷重ばねを有するポンプ)を加え
ることによって順次圧縮され、注入療法に従って室からの液体を個々の導管を通
して出口から出す。導管は概ね圧縮領域の外側にあって、導管内の残留薬剤が他
の室からその後に投与される薬剤と混合するのを回避する。導管は、特に混合が
問題ではない場合、圧縮領域内にあってもよい。
【0037】 多室袋12は、材料の2枚の可撓性シート50および52で形成し、概ね長方
形の平坦な形状を有することが好ましい。可撓性シートは、酢酸エチルビニル(
EVA)、ポリ塩化ビニル(PVC)、ポリオレフィンまたは他の適切な材料で
よい。一方のシートが比較的滑らかな内面を有し、他のシートが内面にエンボス
加工したタフタ状のきめ(またはリブなどの滑らかでない同様のパターン)を有
してよい。あるいは、療法のシートが滑らかでない内面を有してよい。シートを
相互に結合させて、室、導管および口のパターンを生成する。材料は、例えば高
周波(rf)シール、音波処理、熱融着、接着剤などの適切な手段で結合させ、
室と導管の間に空気および流体が漏れないシールを形成することができる。室は
薬剤流体で充填すると、膨張して「枕状」形状(図4)を生成する。現在では、
袋の少なくとも一方側を透明にして、内容を見やすくすることが好ましい。
【0038】 第1室18は、袋の口側48から最も遠く、注入療法シーケンスの第1薬剤流
体を含むことができる。第1室は、第1導管36によって第1袋口26に結合さ
れる。第1室は第1袋口を通して流体が充填される。
【0039】 室間の間隔60、62および64は、注入シーケンスの間に「圧抜き」期間を
提供し、注入中に薬剤の混合を防止するので有利である。第2室20と第3室2
2との間の間隔62は、残留圧力がマニホルドの関連する逆止め弁のクラッキン
グ圧力より下がるまで室および導管が「圧抜き」、または流れるために必要な時
間に基づいてサイズ決定する。間隔62の区域は周のみ密封され、中心の間隔区
域にあるシートの完了間は結合せず、袋に追加の屈折または屈曲吸収特徴を提供
する。この間隔62は、第2室の薬剤と第3室の薬剤との混合を最小限に抑える
か、防止するよう、第2室の薬剤注入が終了してから第3室の薬剤注入が開始す
るまでに十分な期間ができるように構成される。この期間は、導管を形成する可
撓性シート50および52の材料ばね強度が、個々の導管を引っ張って平坦にし
、導管から残留流体を排出できるのに十分な期間である。必要な時間は、言うま
でもなく室のサイズ、注入速度などによって変化する。第1室18と第2室との
間の間隔60は、間隔62と同じ大きさであると効果的であることに留意された
い。第2室から残留流体を排出するのに十分な圧力になる前に、第2室の有意の
部分を圧縮しなければならないからである。したがって、室間の間隔は、次の室
の薬剤注入が開始する前に導管の残留流体を排出できるため、室間に遅延を提供
する。
【0040】 第2室20は、通常、4つの室のうち最大の流体体積を有する。以下でさらに
詳細に検討するよう、第2室は個々の導管によって第2室28および第6口35
と結合する。薬剤で充填すると、第2室は枕状の形状を有する。第2室が比較的
大きい枕状の形状である(そして袋の構築に使用する材料が可撓性の性質である
)結果、第2室に圧力を加えると、室が室から導管への出口54付近で屈曲する
傾向を有するので、流に対する抵抗があり、導管への流体の流れを遮断すること
が多い。屈曲による圧力低下が出口で形成されるのを防止するため、出口付近に
結合部の「キルト」パターンを配置することができる。キルト・パターンは、「
T字ドット」形状を有する2つのスポット結合部55aおよび56aで構成する
ことができる。キルト・パターンは、室の屈曲傾向を、出口54から離れて屈曲
の問題がない袋の他の区域へと移動させる。第1結合部55aは「T字」形を有
し、第1および第2開口57および58を提供する。観察から、T字の横棒によ
って室が横方向に、そして優先的に出口54の上で屈曲するようである。T字の
脚部により、さらに縦方向の屈曲が出口54から離れる。室を第1開口57へと
圧縮した後、圧縮された室の「枕」は出口の屈曲による影響が少ないサイズにな
る。第2「ドット」結合部は、さらに第2開口58の屈曲妨げる。キルト・パタ
ーンを室の他の口に設けて、空気などを除去しながら屈曲を防止してもよい。経
験的実験で、キルト・パターンの形状が出口での屈曲を妨げ、第2室から個々の
導管38への確実な薬剤送出を可能にすることが判断された。
【0041】 本発明の代替実施形態では、キルト・パターンは図5に示す2つのスポット結
合部55bおよび56bで構成することができる。第1スポット結合部55bは
概ね細長い楕円形で、室の側部に対して45°の角度で配置することが好ましい
。第2スポット結合部56bは、これより短い楕円形で、第1スポット結合部と
出口または導管38の入口との間に配置することが好ましい。
【0042】 本発明の別の実施形態では、キルト・パターンは図6に示す結合ブロック55
cおよび56cで構成することができる。第1結合ブロックは概ね突起がある細
長いアングル形状を有し、導管38への出口54から約1/2インチ(12.7
mm)に配置することが好ましい。第2結合ブロックはかど形状を有し、第1結
合ブロックと導管38への出口54(または入口)との間付近に配置することが
好ましい。
【0043】 図2を参照すると、第3室22は個々の導管40によって第3口30に結合さ
れる。第4室24は、個々の導管42および44によって第4および第5口32
および34に結合される。
【0044】 第6口は、室に流体を充填したり、室を空にしたりするのに使用する。口の2
つ、つまり第5および第6口34および35(例えば図2参照)は、それぞれ第
4室24および第2室20に直接結合される。残りの4つの口26、28、30
および32は、室を充填し、注入療法の薬剤を送出するためにマニホルド・アセ
ンブリ14に結合される。短いプラスチック管66は、個々の各口を個々のマニ
ホルド口または注入充填部位67に結合する。管は、プラスチック・シート50
と52の間の口へ延在し、シールを密封して閉じた密封流体接続部を形成する。
【0045】 袋は、EVA(酢酸エチレンビニル)または静脈溶液の構築に往々にして使用
する同様のフィルム材料で構築することができる。この材料は概して堅牢で、耐
久性があり、生体適合性がある。袋は、注入中に到達する圧力より高い圧力に耐
えるよう構成される。袋が常駐するポンプ・ハウジングの内部は、充填した袋が
適正かつ確実に配置されるよう構成される。図示の実施形態では、これは、ポン
プ受け部(図12)内に位置合わせピン151(または同様の機構)を使用して
、例えば袋の対応する穴68および70(図2参照)と係合することによって達
成される。
【0046】 管は、相性がいい結合表面を提供する同時押出成形プラスチックから形成する
ことができる。例えば、袋12をEVAで形成し、マニホルドをアクリロニトリ
ルブタジエンスチレン(ABS)で形成する場合、同時押出成形管66はEVA
の外部およびPVCの内部を有することになる。管(EVA)の外側は袋(EV
A)に熱融着し、管(PVC)の内側はマニホルド(ABS)の対応する部分の
外側に溶剤で結合する。
【0047】 本発明の1つの用途では、第1、第2および第3室18、20および22を塩
水、ブドウ糖溶液または無菌水などの希釈剤で充填し、第4室24は(例えば第
5口34を通して)ヘパリン化食塩水で充填する。抗生物質などの薬剤は、患者
への注入療法の送出を開始する前に、第6口35を通して第2室に注入すること
ができる。
【0048】 多室袋12は、複数の位置合わせ穴68および70を含んでもよい。位置合わ
せ穴は、ポンプのピンなどの対応する機構とオフセットし、位置合わせする。位
置合わせ穴は、袋が適正な位置でポンプに設置され、給送中にその位置に保持さ
れることを保証する。
【0049】 図7から図8を参照すると、マニホルド・アセンブリ14は管または出力口7
2、容積充填口74および4つの室口76、78、80および82を有する。4
つの室口は、それぞれ第1、第2、第3および第4袋口26、28、30および
32に接続される(図6参照)。マニホルド・アセンブリによって、容積充填口
を通して第1、第2および第3室18、20および22に充填し、第1、第2、
第3および第4室の流体を出力口を通して送出することができる、7つの逆止め
弁84、86、88、90、92、94および96(図9)が、マニホルド部片
を相互に結合して形成したマニホルド導管と共同して、マニホルド内の流体の流
方向を制御する。マニホルド・アセンブリは、多室袋によって実現される室の数
および形状に基づき、有する逆止め弁の数がこれより多くても、少なくてもよい
【0050】 特定の実施形態では、例えば図9に示すように、マニホルド・アセンブリは3
つの成形部片および7つの逆止め弁で構築することができる。3つの成形部片は
、生物学的適合性の任意の適切な剛性または半剛性材料、例えばABS樹脂など
で形成してよい。3つの成型部片は袋側部片98、中央部片25および注入側部
片27である。袋側部片は4つの室口76、78、80および82を有する。袋
側部片は、他のマニホルド部片との組合せにより口間で流体の流を案内するため
、傘形弁97および導管19のうち3つのための窪み23も有する。中央部片2
5は、傘形弁を受け、中央部片を通る流体連絡を提供するため、弁通し穴21を
有する。中央部片は、両側に個々の側部片の導管と対応する導管も有する。注入
側部片27は出力口72および容積充填口74を含む。注入側部片は、マニホル
ド・アセンブリ内で流体の流れを案内する傘形弁および導管(図示せず)のうち
4つのための内部窪み(図示せず)、さらに逆止め弁を適切な位置で偏向させる
ため、傘のドーム中央と接触するよう設計された突起も有する。3つのマニホル
ド部片が適切な接着剤、クリップなどによって相互に取り付けられ、マニホルド
・アセンブリを形成する。マニホルド・アセンブリは、さらに、ポンプ装置の対
応する受け部に適正にしか配置できないよう形成することができる。例えば、マ
ニホルドは、ポンプ機構内で容器10を適正に位置合わせするため、1つまたは
複数の傾斜縁109(図7)を有してもよい。
【0051】 薬剤送出容器10は、所定の注入療法に基づいて多種多様な形状および寸法を
有することができる。例えば、注入療法によって可能であれば(例えば少量の濃
縮溶液を注入する場合)、袋は容易に携帯可能なポンプ装置に組み込むのに十分
な小ささにしてよい。室は、別個の室から薬剤を同時に注入するよう構成しても
よい。図1から図10に示す容器およびマニホルド形状の経験的評価では、流体
の効果的な送出が実証された。
【0052】 本発明の別の実施形態によると、本発明の可撓性袋の薬剤を袋から排出し、薬
剤を注入部位に送出することによって、本発明の薬剤送出容器を使用する注入療
法を管理するよう構成されたポンプが提供される。ポンプは、手作業による注入
技術に伴う過誤、感染および他の合併症を減少させるために特に有利な注入療法
の改良された実施を提供する。
【0053】 ポンプは、本発明の薬剤送出容器を使用して注入療法を実施するよう構成する
ことができる。ポンプは、さらに、複数の別個の薬剤溶液を含み、速度が制御さ
れた一連の方法で溶液を送出するよう区画化された本発明の薬剤送出容器(以下
「袋」)と特に接続して昨日するよう構成することができる。したがって、本発
明のポンプは、含まれる流体が各室に関連する1本または複数の導管を通って押
し出され、静脈(iv)薬剤送出システム(例えば標準的なiv針に取付可能な
微小口径管を備える投与セット)に流入するよう、袋内の室を順次起動する方法
で、袋に一定の力を加える構造を備える。
【0054】 本発明のさらに別の実施形態によると、給送作業中に本発明で説明するような
本発明の薬剤投与容器(袋)を受けて保持するハウジングが提供される。ハウジ
ングは、さらに、袋に一定の力を加える構造を含む。
【0055】 ハウジング(例えば本明細書で説明するようなポンプ・ハウジング)は、特に
特定のタイプの袋を受けるよう構成することができる。この構成は、特定の袋を
一定の力のための機構とともに作動する関係で保持するよう働く任意の構造を備
えることができる。本明細書では、「力を加える機構とともに作動する関係」と
は、機構が、適正な作動を妨害するように袋を変位させることなく、所期の順序
で袋の室を起動するよう力を加えることができる方法で、袋を保持するという意
味である。例えば、ハウジングは、薬剤容器の袋の穴と対合する位置決めピン、
袋などの相当品と対合する締め付け具(例えばフックとループ、スナップ、ボタ
ン、ジッパーなど)を含むことができる。特定の実施形態では、ハウジングは、
さらに、袋に取り付けたマニホルドを受けるよう構成される。マニホルドを保持
するのに十分な構造を使用することにより、袋はさらに確保される。
【0056】 好ましい実施形態では、本発明の実践に使用するよう想定された容器から液体
を排出するために力を加える機構は、定荷重ばねを伴うポンプである。しかし、
定荷重ばねに取り付けたローラ、モータ駆動のローラなど、力を加える他の構造
で置換してもよいことを理解されたい。このような機構はそれぞれ、構造を保持
して、給送または起動プロセス中に袋とともに作動するような関係にそれを維持
するため、異なるハウジング形状を必要とする。このようなハウジング形状は全
て、本発明の範囲に入るものとする。
【0057】 往々にして、定荷重ばねによって加える力の率をさらに制御することが望まし
いので、1つの実施形態では、本発明のポンプはエネルギー吸収器具を備える。
任意の適切なエネルギー吸収器具を使用してよい。本発明の実践に使用するよう
想定されたエネルギー吸収器具は、機械的および電気的に作動する器具の両方を
含む。機械的器具は、(本明細書でさらに説明するような)時計タイプの歯車ア
センブリ、時計脱進機、空気抵抗器具、抵抗ラック、渦電流歯車、粘性ダンパな
どを含む。本明細書では、「時計タイプの歯車アセンブリ」とは、回転によって
エネルギーを吸収し、予測可能な方法で回転速度の調整尾実行するよう、当技術
分野で知られた方法で作動する複数の相互接続されたはめ歯または歯車を備える
アセンブリを意味する。エネルギー吸収器具は、そのハブで定荷重ばねに固定す
ることができる。したがって、定荷重ばねは、ばねの強度、袋の形状、および袋
に含まれる流体の量および性質によって決定された最大移動可能速度を有する。
エネルギー吸収器具は、さらに、定荷重ばねが移動(つまり作業)できる速度を
制限する。
【0058】 本発明のポンプは、さらに、容器に力を加える機構に装填またはコッキング(
cocking)する起動機構を備えることができる。これは、使用する起動機構の正
確なタイプに応じて多様な方法で遂行することができる。定荷重ばねを使用する
実施形態では、装填機構は、使用者が入力したエネルギーを定荷重ばねに保存さ
れたエネルギーに変換するよう作用する。これは、使用する定荷重ばねの正確な
タイプに応じて多様な方法で遂行することができる。定荷重ばねが金属のコイル
状ばね板またはコイルの中心でハブに取り付けられる他の適切な材料を備える1
つの実施形態では、装填機構をハブに取り付ける。ばねの他方端は、ハウジング
の一方端の近傍でポンプ・ハウジングに固定される。この方法で、力をハブの中
心に加えて、ばねの固定端から逸らすことができ、それによってばねが解ける。
現在では、定荷重ばねの移動を保持し、案内するため、ハブをトラックまたは同
様の構造で捕捉できるよう、ばねのハブがばねの各側から突出することが好まし
い。この方法で、装填中および作業を実行中にばねの移動を制御することができ
る。ハブは、(一方側が他方側より速く解けないよう)ばねの一様な後退を促進
する追加の構造を有することが、さらに好ましい。これは、本明細書でさらに説
明するように、歯車とトラックのアセンブリなどを使用するなど多様な方法で遂
行することができる。ハブ、歯車およびトラックのアセンブリは、本明細書で説
明するエネルギー吸収器具に取付けポイントを提供し、ばねの前方への(つまり
作業を生成する)移動を制御する手段を提供するという追加の機能も果たす。
【0059】 本発明の実践に使用するよう想定された装填機構は、ばねのハブを所期の方向
(つまりばねの固定端から離れる方向)に押し引きするのに適した力伝達構造を
含むことができる。適切な力伝達構造には、ハブを引く場合はチェーン、ベルト
、ロッド、ハブを押す場合はロッドなどがある。特に、クランク、空気圧作動の
機構、プランジャ、スライドなどを使用することにより装填を遂行することがで
きる。現在では、力伝達構造を機構に接続して、使用者に機械的利点を提供する
ことが好ましい。定荷重ばねの装填に必要なエネルギーが大きくなることがある
からである。機械的利点は、レバー機構、多段コッキング機構などの形態で提供
することができる。多段コッキング機構により、コッキングの各段階で定荷重ば
ねを部分的にコッキングまたは装填することができる。この方法で、定荷重ばね
の装填に往々にして必要な大きい力を、幾つかの作業段階に分配し、それによっ
て1段機構を使用する場合よりコッキングを容易にすることができる。
【0060】 ポンプは、患者への薬剤注入の経過を指示するホィールなどのインジケータも
備えると有利である。インジケータは、起動機構および関連の歯車と接続して機
能し、起動機構による経過を真に指示することができる。好ましい実施形態では
、インジケータは、注入の経過を増幅するような方法で歯車を設ける。
【0061】 図11、図12および図13に関して説明する1つの実施形態では、本発明の
薬剤送出ポンプ110は、薬剤送出容器の袋を受ける受け部112を含む。受け
部内のばねアセンブリ114は、タイマ・アセンブリの形態のエネルギー吸収器
具116によって制御された最高速度で巻き上がり、袋を圧縮する。袋の室内の
薬剤は、マニホルド・アセンブリなどの適切な出口構造を通して袋から排出され
、マニホルド・アセンブリに取り付けた投与セットに入る。投与セットは、薬剤
を注入部位に送出する。ポンプは、容器との組合せで、手作業の注入技術に伴う
過誤、感染および他の合併症を減少させるために特に有利である改良型の注入治
療薬投与を提供する。
【0062】 図13は、ベース118および1対のカバー・ドア120および122を含む
ポンプ・ハウジングを示す。カバー・ドアは、開放して容器の受け部へのアクセ
スを提供し、ばねアセンブリを装填する。ドア操作の2段装填機構を使用しない
実施形態では、1枚のドアを使用することができる。図11、図12および図1
3に示すポンプ・ハウジングは、ポンプを担持して、第1および第2カバー・ド
アを開放してばねを装填する場合にポンプの保持を補助するハンドル124を含
むことが好ましい。カバー・ドアは、任意選択で、各カバーに窓または開口12
6および128も含み、受け部内のばねアセンブリおよび袋を見えるようにする
。ベースは、容器受け部、ばねアセンブリ114などの一定の力を加える機構、
任意選択の底部カバー112などのアクセス・ポイント、装填アセンブリ134
およびエネルギー吸収器具116を含む。
【0063】 図14から図15を参照すると、ばねアセンブリ114は、定荷重ばねの巻き
を維持して適切な半径方向の力を提供するための捻りばね138などの定荷重ポ
ンプばね、およびポンプばねシャフト140を含む。図16から図18に示す定
荷重ばねは、例えば鋼板などの弾性特性を有する任意の適切な材料で形成される
。ポンプばねは、一方端に、ベース118を都合良く取り付けるための穴142
などの構造を有することが好ましい。クランプまたは接着剤など、他の取付け構
造を使用できることが、当業者には認識させる。ドラム144を、溶接などの適
切な手段でポンプばねの他方端に取り付ける。ポンプばねは、休止時には完全に
巻いている。捻りばねは、一方端が第1ブッシュ146などの適切な手段でポン
プばね内のドラムに接続される。捻りばねの他方端は、第2ブッシュ148など
の適切な器具でシャフトに接続される。第2ブッシュがシャフト上で回転するの
を防止するため、ブッシュは、ピン150または他の適切な構造でシャフトに取
り付ける。第1および第2ブッシュは、ナットまたは図15に示すようなシャフ
トのスロットと係合する第1および第3e字リング152などの個々の保持器具
によって、シャフト上の所定の位置に保持される。以下でさらに詳細に検討する
ように、捻りばねは、ポンプばねが圧縮して、袋を巻き上げる場合に、ポンプば
ねに半径方向の張力を提供するために使用することができる1つの器具である。
【0064】 図19に示すように、ベース118は、枠156、およびポンプばねのハブを
保持し、ポンプばねの移動を案内する構造(例えばスロット172およびラック
158の対)を含む。枠は、容器受け部112の側部を形成する少なくとも4つ
の辺を有する。例えば枠の前側など、都合の良い位置にハンドル124および管
出口160への側部開口がある。管出口に隣接して窪みがあり、これはマニホル
ド・アセンブリが容器上にある場合は、これを受けるよう形成される。図示の実
施形態では、ポンプばねアセンブリ114は、板163を使用して前側に隣接し
た枠に取り付けられる一方端(ドラム端の反対端)を有する。本発明の実践には
、ポンプばねをハウジング・ベースに取り付けるのに適した任意の方法を使用す
ることができる。
【0065】 保守または調節などの目的のためにポンプの構成要素にアクセスできれば有利
であり、したがって本発明の1つの実施形態では、ハウジングが1つまたは複数
の着脱部分を有し、必要なアクセスを提供することができる。例えば、底部カバ
ー132を枠の底部に着脱式に固定することができる。ハウジングは、任意の装
填状態でポンプばねを収容するようサイズ決定される。1つの実施形態では、底
部(または使用する場合は底部カバー)が傾斜した板164(図3)を有し、こ
れはテーパ状になって、ばねが袋を巻き上げるにつれ増加するばねの直径に対応
する。エネルギー吸収器具および装填アセンブリへの対応も含まれる。図示の実
施形態では、枠の後側は、装填アセンブリおよび計時アセンブリを取り付ける区
画166である。ポンプの他の重要な構成要素と同様、保守のためにこれらの構
成要素へのアクセスを提供すると有利である。ポンプばねの動作速度を指示する
ホィール170などのインジケータ器具を見るため、区画に窓168を設けるこ
とが好ましい。枠の2つの長辺には、ばね(またはローラ)のハブを受ける構造
があり、想定される構造は、スロット172および隣接する押縁174で例示さ
れる。ラック158を個々の押縁に装着するか、他の方法で代替実施形態のハウ
ジング内に収容する。側部カバー252を使用して、ばね装置およびラックを覆
ってもよい。
【0066】 定荷重ポンプばねアセンブリは、多様な方法でハウジング内に保持することが
できる。図19に示す実施形態を参照すると、ばねアセンブリ114は、シャフ
トが枠156の長辺のスロット172を通って延在する状態で、容器受け部の底
部に填る。ばねシャフト140の各端には、それぞれ第1および第2歯車176
などの適切な駆動構造が配置される。軸受けと軌道のアセンブリなど、他の駆動
九蔵を代替的に使用することができる。さらにばねを保持する構造には、各歯車
とポンプばねの間でシャフト上にある、シャフトの回転を可能にしながら個々の
スロットに沿って滑動するよう構成された2つの水平スライドまたは案内ブロッ
ク178がある。各歯車は、ピン180とe字リング182などの適切な取付け
器具によってシャフト上に保持される。各歯車は、対応するラック158と係合
して、ばねアセンブリがスロット内で活動するにつれ、シャフトを回転させる。
【0067】 ばねの固定端からハブを押し引きするために、定荷重ばねを装填する機構をば
ねハブに取り付けることができる。1つの実施形態では、ベルト・アセンブリで
装填機構をばねハブに結合する。この実施形態では、ハブはハブの部品として、
またはハブに取り付けられる十分な構造を有し、ハブへの装填機構の確実な取付
けを容易にする。例えば、シャフトの各端で個々の歯車(使用する場合)に隣接
するベルト・ハブ184(図13)があってもよい。各ベルト・ハブは、鋼のば
ねなどの適切な材料で形成したベルト186(図25)の一方端に取り付ける。
各ベルトの他方端は、装填機構アセンブリ134に取り付ける。この実施形態で
は、ベルトは二重の目的を果たす。つまり装填と速度制御である。ベルトは、定
荷重ばねが作業できる最高速度を制御するエネルギー吸収器具にも取り付けられ
る。したがって、エネルギー吸収器具は、ベルトを回転定荷重ばねの前方への進
行を抑制する働きをする。
【0068】 定荷重ばね136は、流体が室から排出されるより速く袋188(図30)を
巻き上げる傾向がある。というのは、ばねのハブは一定の直径であるが、ばねの
直径は巻き上がるにつれて変化するからである。その結果、ばねにかかる張力が
変化し(つまり給送プロセスの早期部分では少なく、ばね移動の後の部分では大
きくなり)、それによってばねは、ばね移動の早期部分で流体を含む袋の室上を
転がることができ、ばね移動の後の部分では張力の増加のために失速する可能性
がある。したがって、ばね移動の早期段階ではばねをきつく巻いた形状に維持し
、ばね移動の後の段階では張力を緩和するために、定荷重ばねのハブに対して遠
位側の端に張力を加えることができる。現在では、定荷重ばねの遠位端を固定す
ることが好ましい。したがって、現在好ましい実施形態では、定荷重ばねが移動
の早期段階では締まり、移動の後の段階では弛緩するよう、ハブと定荷重ばねの
間で相対的動作を可能にする構造を設ける。図15で例示するような張力付与機
構を使用することにより、ハブとばねとの相対的動作を可能にしながら、エネル
ギー吸収器具によって提供される力を、定荷重ばねに変換することができる。こ
の図は、ドラム144の内部の捻りばね138を示す。力がハブに加えられるに
つれ、これは張力ばねに伝達され、これは定荷重ばねが、まだ流体を含む袋の室
上に転がるのを阻止または防止する。
【0069】 図11から図13に示す実施形態では、装填していない定荷重ばねアセンブリ
114の位置が容器受け部112の前端またはハンドル側端にある。機械的エネ
ルギーは、装填アセンブリ134を使用してポンプばね136に保存される。以
下でさらに詳細に検討するように、装填アセンブリは2枚のカバー・ドア120
および122に結合されたラチェット機構を使用する。本発明の実践には他の装
填機構を使用してもよいが、2枚ドアのラチェット機構が現在好ましい。ポンプ
ばねの装填中にカバー・ドアを開放するために必要が力が減少するからである。
ポンプばねは、外部カバーを開位置へと開放することにより、受け部上の距離の
大きい部分、例えば25から27%引き戻される。ポンプばねは、内部ドアを開
放することにより、残りの距離を引き戻される。言うまでもなく、減速歯車を備
える巻き上げ機構、減速歯車に取り付けた外部ハンドルまたはラチェット機構な
ど、他の装填機構を使用することができる。
【0070】 装填アセンブリ134は、ベルト186、2つのベルト・ドラム144(図1
3)、装填ディスク194、およびカバー・ドア上のハブ・リング198および
100を含む。ばねに均等に力を加えるために、装填アセンブリはほぼ対称であ
り、同様の構成要素がポンプの両側に沿ってあることが、現在好ましい。装填ア
センブリの各側にある構成要素は、歯車箱アセンブリ202によって結合される
。外観および保護の目的で、装填アセンブリはエンド・キャップ204で両側を
覆うことができる。
【0071】 図20から図21に示す歯車箱アセンブリ202は、歯車箱206および関連
する歯車を含み、ハンドルなどの装填インタフェースからの力を定荷重ばねに伝
達する。1つの実施形態では、関連の歯車は連結シャフト208、第1および第
2平歯車210、およびそれぞれ第1および第2装填シャフト214上の第1お
よび第2装填歯車212を含む。平歯車および装填歯車は、操作を容易にするた
め適切な歯数比を有する。比率は、言うまでもなくポンプ装置のサイズおよびポ
ンプばねの性質によって変化する。現在は約3:1の比率が好ましい。ベルト・
ドラム(図13)は、連結シャフトの個々の端部に取り付けられる。エネルギー
吸収器具も歯車箱内にある。
【0072】 図22から図23に示すエネルギー吸収器具/アセンブリ116は、ばね13
6が移動して袋188を圧縮する最高速度を制御する。エネルギー吸収器具およ
び装填機構は両方とも定荷重ばねに取り付けられるので、装填中にエネルギー吸
収アセンブリを分離できることが望ましい。したがって、1つの実施形態では、
エネルギー吸収アセンブリと歯車箱アセンブリ202の間の連結シャフトが、ポ
ンプばねの装填中にエネルギー吸収アセンブリを分離するクラッチ・アセンブリ
216を含む。遊び歯車がエネルギー吸収アセンブリをクラッチ・アセンブリに
結合する。エネルギー吸収アセンブリのシャフト220にはラチェット歯車22
2があり、これを始動/停止機構226(図21)の始動爪224と係合して、
エネルギー吸収アセンブリ・シャフトの回転を可能にしたり、停止したりし、し
たがってポンプばね136の動作を始動し、停止する。袋の室が圧縮されると、
その中の流体は、ばねがシャフト上で巻き上がるにつれ、ばね上に背圧を生成す
る。背圧は、ばねが移動する速度を制限することがある。したがって、エネルギ
ー吸収アセンブリの基本的機能は、ばねの最高移動速度を制限することであるが
、ばねの移動速度がエネルギー吸収器具ではなく流体の背圧によって効果的に制
限されるような時間もある。
【0073】 図17に示す装填ディスク194は、各装填シャフト214の外側端に取り付
けることができる。2段装填機構を使用する場合、装填ディスクは、ばね押し爪
228および230などのような2つの留め具機構を有する。第1留め具は、装
填作業の所期段階で係合し、第2留め具は装填作業の第2段階中に係合する。爪
を使用する場合、少なくとも内爪は、一方側が傾斜する先端を有し、したがって
ハブ・リング(または同等品)上の対応する構造(例えば以下で説明する傾斜歯
)が爪と滑らかに係合することができ、しかも(爪の非傾斜側が傾斜歯と係合す
る場合に)積極的ロックを提供する。シャフトおよびスロットは、外爪が押下さ
れると内爪が押下されるが、内爪が押下されると外爪は押下されないよう構成さ
れる。したがって、1つの実施形態では、外爪228は、内爪230上のスロッ
ト234と係合し、それによって所望の動作を促進するシャフト232を含む。
【0074】 次に、図24から図28に関連してポンプばねの装填作業について説明する。
非装填ポンプを図24から図25に示す。この実施形態では、ポンプばね136
は受け部のハンドル端にある。外部カバー120のハブ・リング200は、傾斜
歯236およびバイパス傾斜板238を有する。傾斜歯は、装填作業の第1段階
で(つまり外部ドアの開放によって)装填ディスクの外爪228と係合するため
、一方側が外部ハブ・リングの周に垂直である。したがって、外部ドアを開放す
ることにより、外歯は外爪と係合して装填ディ数を部分的に回転し、それによっ
て図26に示すようにばねを部分的に装填する。装填ディスクの回転はベルト・
ドラム84に伝達されて、ベルト186を巻き上げ、したがってばねシャフト1
40を引き戻す。
【0075】 図27に示すように、内部ドアはさらに装填ディスクを回転し、その結果、ば
ねシャフトが以下のようにさらに引っ張られる。内部カバー122のハブ・リン
グ198は、内部ドアの開放時に内爪と係合し、それによって装填ディスクの回
転を継続して装填作業を完了するため、垂直の側部を有する傾斜歯240を有す
る。内歯は内爪と係合する。というのは、外部ドアが全開するにつれ、内歯の傾
斜側が内爪の傾斜側に載り、内爪230(図示せず)押下して内歯をクリアする
。受け部の始動/停止爪224(図13)がラチェット・ホィール122と自動
的に係合して、歯車箱アセンブリ202を所定の位置にロックする。ここで、袋
188をポンプ110に入れて、両方のドアを閉鎖することができる。始動ボタ
ン244(図13)は、ドアの閉鎖後に起動することができる。ばねの解放中(
つまり給送作業中)に、バイパス傾斜板238が作動して外爪を押下し(その結
果、内爪を押下し)、それによって装填ディスクが装填中に回転したのとは反対
方向に回転するにつれ、内爪が内歯をクリアすることができる。
【0076】 ポンプは、所望の注入療法の適正な投与を保証する幾つかの特徴を含むことが
できる。受け部は、図31から図32に示す2つのばねガード246を有するこ
とができ、これはばねが装填位置にある場合に巻き上がる傾向がある定荷重ばね
136の縁へ容易にアクセスするのを防止する。任意選択であるが現在では好ま
しい別の特徴は、受け部内に袋を適正に配置するために袋と対合するばねガード
上のピン248のセットのような内部構造である。ピンは、袋188がばね内へ
と巻き上がるにつれ、ピンから離れて持ち上がるよう設計される。ピンは、受け
部内で相互からオフセットし、したがって袋を1方向でのみ受け部内に容易に配
置することができる。
【0077】 ポンプを所期の通りにしか操作できないよう、インターロックも含むことがで
きる。例えば、ドアのインターロックを使用して、外部ドアが全開するまで内部
ドアが開くのを防止することができる。ポンプは、注入中にいずれかのカバーが
開くと、それを検出する始動ボタン・インターロック250(図13)も有する
ことができる。始動ボタンは、ドアの閉鎖時に始動/停止ボタンと係合し、ポン
プの作動を可能にする。好ましい安全機構として、外部ドアの開放時に、始動ボ
タンが始動/停止爪から分離し、ポンプが停止する。内部ドアが開くと注入が中
断する。さらに、始動ボタン・インターロックは、始動/停止ボタンも使用不能
にし、したがってポンプを再装填しないとばねの動作を再開することができない
。注入を中断して始動/停止ボタンを使用不能にすると、使用者が受け部内の袋
の構成に干渉することによって引き起こされる不適切な投与が防止される。
【0078】 ポンプと閉じたドアとの適合および形態を、図24の断面図によって例示され
る実施形態で示す。流体と接触するような部品には、耐食材料を使用することが
できる。ハウジングの枠は、例えばポリブチレンテレフタレート(PBT)また
は同様のポリマー材料など、十分な剛性などの適切な耐食材料で構築することが
できる。ラックおよび歯車は、真鍮などの金属、または適切な強度のプラスチッ
ク材料で構築することができる。
【0079】 薬剤送出ポンプは、使用者の干渉が最小の状態で、複数の静脈溶液を適切な体
積および適切な順序で投与するために通常使用される幾つかの労働ステップを自
動化する。さらに、好ましい実施形態では、ポンプは注入療法を適正に実現する
ために電気エネルギーもソフトウェアも必要としない機械的器具である。
【0080】 投与セットは、本発明の1つの実施形態において任意選択で提供され、本発明
の薬剤送出システムに任意選択で含めることができる。投与セットは、微小口径
管などの医療クラスの管を備え、各端には構造があり、一方端(近位端)には管
をマニホルドの出力口に接続する構造が、反対側の(遠位)端には標準的な静脈
タイプの針に接続する構造がある。本発明の実践には標準的なルアー接続部など
を使用することができる。
【0081】 投与セットは、さらに、患者への流体投与の速度を調整するよう構成すること
ができる。投与セットの送出速度を校正するためにポンプ/マニホルドの組合せ
によって生成される圧力を知ることが必要である。ポンプ装置は、各室内の溶液
の体積に基づいて予測可能な流体圧力を生成する。予測可能な流体圧力を使用す
ると、所定の管の長さおよび内径を有する投与セットを使用して、袋からの流量
を選択可能にすることができる。投与セットを通る流量は、微小口径の管の内径
および長さを変化させることによって選択する。関係は、ポアズイユの式によっ
て近似される。
【0082】 ここでQは流量、Δpは流制御オリフィス前後の圧力低下、Dはオリフィスの
内径、μは流体の動的粘度、Lはオリフィスの長さである。したがって、投与セ
ットに含まれるどの構造も、予測可能かつ計算可能な方法で流量をもたらす。任
意選択で投与セットに組み込むよう想定される構造には、粒子フィルタ、空気分
離フィルタ、流体流量制限器などがある。投与セットは、さらに、所望に応じて
流体の流れを停止させるクランプなどを備えることができる。
【0083】 図34に示す投与セットの実施形態は、オスおよびメス・ルアー・コネクタ(
それぞれ338および346)、または他の同等の取付け構造、管クランプ34
0、空気分離フィルタ342、粒子フィルタ(図示せず)、微小口径管346、
および流制限器(図示せず)を含む。投与セットの管は、ポリ塩化ビニル(PV
C)を含む非フタレート(つまり非DOPフタル酸ジオクチルおよび非DEHP
ジ−2−エギルヘキシルフタレート)などの生体適合性材料、または市販の器具
に一般的に使用される同様の管材料で構成することができる。投与セットは、投
与セットのメス・ルアー・コネクタに結合する袋上の標準的オス・ルアー・コネ
クタ348によって、袋に接続することができる。標準的なルアー・コネクタを
使用すると、簡単かつ正確に接続されることが保証される。空気分離フィルタは
、直径約0.2ミクロンより大きい粒子を除去し、流体の流れに含まれる空気を
通気口から排出する。
【0084】 本発明の別の実施形態では、投与セットの遠位端に取り付けるために制限器セ
ットを設ける。この方法で、投与セットを再構築することなく、単に制限器セッ
トを追加して流体の流量を変化させることができる。言うまでもなく、流体の最
大流量は、投与セットの形状によって決定され、制限器セットによって減速する
よう微調整される。
【0085】 次に、図33から図36に示すような非制限的な特定の実施形態に関して、本
発明の方法をさらに詳細に説明する。さらに、以下で説明する様々な構成要素の
各実施形態は、必ずしも図示された他の特定の実施形態と組み合わせて使用する
必要がない。
【0086】 本発明の方法の特定の実施形態によると、使用者は投与セット(図33)を袋
に取り付けて、ポンプの2枚のドアを開放し、それによって起動機構を装填して
、袋をポンプ・ハウジング(図34)内の受け部区域に入れる。次に、使用者は
ポンプのドアを閉鎖し、投与セットを患者の静脈(iv)カテーテル部位に取り
付けて、例えばハウジング外部の始動ボタンを押すことによって、起動機構を始
動する。ポンプ内の機械的ばね(例えば定荷重ばね)が、袋の4つの室それぞれ
を順次圧縮する。各室内の流体は、投与セットを通して袋から順次排出され、患
者に入る。好ましい実施形態では、注入が完了するとインジケータが使用者に通
知する。インジケータは、目、耳(例えばベルなど)、触覚などで確認すること
ができる。
【0087】 薬剤送出システムは、単純、安全、直感的、しかも経済的になるよう設計され
る。さらに、システムは、(1)供給品の必要性を低下させ、(2)手作業での
操作および労働の複雑さを減少させ、(3)患者のIVカテーテルへの入力を減
少させ、(4)流体が適切な体積および適切な順序で投与されるのを保証するよ
う設計される。
【0088】 本発明の薬剤送出ポンプは、溶液を適正な体積、順序および流量で注入するた
めに電気エネルギーもソフトウェアも必要としない機械的器具であるという利点
を提供する。ステンレス鋼の定荷重ばねなどの起動機構は、袋の各溶液室を圧縮
するにつれ流体を圧出する機械的エネルギーを提供する。
【0089】 溶液の圧力および注入速度は、システムの形状によって決定される。ポンプの
調整機構が作動して、ばねの最高許容前身速度を制限する。定荷重ばねの移動速
度が、調整器によって許容される最大速度を超えると、調整器がばねエネルギー
の一部を吸収して、ばねの移動速度を制限する。調整器によって、ばねは所定の
最短時間でポンプの全距離を移動することができる。したがって、ポンプは各室
の溶液体積に基づいて、予測可能な流体圧力を生成する。予測可能な流体圧力を
使用すると、所定の管の長さおよび内径を有する投与セットを使用して、袋から
の流量を選択可能にすることができる。ばねによって袋に連続的に加わる力は、
容器のマニホルド内の逆止め弁との組合せにより、投与セットから容器への流体
の逆流を防止する。
【0090】 ポンプが内部および外部ドアを備える2段装填機構を備えた実施形態では、充
填した袋をポンプ内に配置するため、ポンプの外部ドアおよび内部ドアを開放し
なければならない。外部ドアおよび内部ドアの開放動作は、機械的ポンプばねを
始動位置へと引きMのドス機構である。内部および外部ドアが閉鎖すると、ポン
プは「始動」ボタンを押下することによって、いつでも始動することができる。
内部および外部ドアの切り取り窓により、ばねが袋に対して移動するにつれ、使
用者がその位置を観察することができる。したがって、使用者は注入経過を視覚
的にモニタすることができる。
【0091】 ポンプは、袋の区画または受け部をポンプの可動部分の大半から分離するよう
設計することができる。液体と接触するような任意の部品に、耐食材料を使用し
てのよい。このように物理的設計に注意することにより、ポンプの洗浄が容易に
なる。
【0092】 各室からの溶液の流れは、充填された室をポンプばねが圧縮することによって
蓄積される圧力により開始する。圧力が増加するにつれ、マニホルド内の逆止め
弁が開いて、流体が室から流体導管へと流れ落ち、弁を通過して、1つの出口管
を通って患者へと入ることができる。溶液が室から排出されると圧力低下が発生
し、これによって弁が閉鎖することができる。各室からの溶液の流れの開始およ
び停止を調整するのは、弁の開閉である。ばねが袋を圧縮する制御下の速度は、
溶液の圧力をIV器具(つまりカテーテル、ルアー、針など)の典型的な最高安
全圧力より下に維持する。
【0093】 本発明の薬剤送出システムの充填および使用の特徴を、図33および図34に
関して説明する。室1、2および3(それぞれ参照番号328、330および3
34)を容積充填する充填口360を伴う袋314が図示される。システムは、
追加の溶液を追加できるよう、室330および334に2つの別個の注入部位3
62および364も有する。管内の空気が空気分離フィルタ342を通して除去
されるまで、クランプ340をロックしながら、容積充填口360を通してマニ
ホルド336および管344を充填することによって、投与セット316に呼び
水を入れることができる。さらに、袋314の保管、取扱いまたは移送中に弁が
開いて漏れるのを防止するのに十分な大きさの正圧まで、マニホルド・アセンブ
リおよび管を充填することによって、空気フィルタと逆止め弁との間に液圧ロッ
ク菊を形成することができる。個々の室に閾値圧力を加えるか、クランプを開い
て圧力を解放すると、液圧ロックが克服される。
【0094】 袋は、充填後に溶液の漏れを防止する輸送用クランプ368を含む。袋を充填
取付具に挿入すると、クランプが解放されて充填が可能になる。逆に、充填が完
了すると、輸送用クランプを閉じて、使用する前に充填袋から溶液が漏れるのを
防止する。
【0095】 充填取付け具は、袋の室の充填にのみ使用する薬局の道具である。充填取付け
具の内壁で室1および3を拘束することにより、オペレータは、充填取付け具が
袋314に物理的制約を与え、室1、2および3それぞれが適正な名目充填体積
で充填されるのを確認する。したがって、使用時には、充填を開始する前にオペ
レータが袋314を充填取付け具内に配置する。袋が充填取付け具に入ったら、
袋に輸送用クランプがある場合は、これを開き、オペレータが標準的な薬局充填
機器および手順を使用して、1段階で容積充填口360を介して室1、2および
3を容積充填する。
【0096】 例えば、オペレータは、120mlを拝領するために標準的な薬局の充填機器
を設定することにより、室1および3では10mlを、室2では100mlを袋
に充填することができる。流体が袋に流入し、室1および3に10ml充填する
。充填器具は、室1および3をこの体積まで制約し、流体の残り(100ml)
は室2に流入する。袋の室1、2および3がそれぞれ所望の体積まで充填される
と、オペレータは充填器具から袋を取り外す。これで、袋はオペレータの必要に
応じて注入部位362および364それぞれを介して室2および4に溶液を追加
する準備が整った。室2および室4の注入部位は、標準的な薬局の充填機器およ
び手順を介してアクセスされる。充填が完了すると、袋は溶液送出のためにポン
プ310に挿入する準備が整った。
【0097】 次に、本発明について以下の非制限的な例を参照して、さらに詳細に説明する
【0098】 (例) 以下の例は、以下の室充填容積を有する4室の袋を使用した、本発明の薬剤送
出システムからの流れを示す。 室1 5〜10ml 室2 100〜120ml 室3 5〜10ml 室4 5ml
【0099】 ある時間にわたって袋の4つの室から流体が流れる典型的な流れのプロフィー
ルを、図2に示す。大きい方の室2は、投与の最後まで比較的平坦な投与プロフ
ィールを有し、最後に流れがピークに達し、次にゼロまで急落する。小さい方の
室も同様に、ピークのある投与プロフィールを呈する。流量は、投与セットの微
小口径管の内径および長さを選択することによって選択することができる。管の
内径を小さくするか、長さを長くすると、流量が減少して、投与時間が長くなる
。逆に、管の内径を大きくするか長さを短くすると、流量が増加して、投与時間
が短縮する。
【0100】 本発明をその好ましい実施形態に関して詳細に説明してきたが、改修および変
形が本明細書および請求の範囲で記載されたものの精神および範囲に入ることが
理解される。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明による薬剤送出容器の斜視図である。
【図2】 図1の薬剤送出容器の平面図である。
【図3】 袋の室および導管、および室の可撓性吸収パターンの1つの実施形態を示す、
図1の薬剤送出容器の多室袋の平面図である。
【図4】 図3の多室袋の線A−Aに沿った断面図である。
【図5】 室の可撓性吸収パターンの代替実施形態を示す、図1の薬剤送出容器の多室袋
の平面図である。
【図6】 室の可撓性吸収パターンのさらに別の実施形態を示す、図1の薬剤送出容器の
多室袋の平面図である。
【図7】 図1の薬剤送出容器のマニホルド・アセンブリの斜視図である。
【図8】 逆方向からの図7のマニホルド・アセンブリの斜視図である。
【図9】 図7のマニホルド・アセンブリの組立分解斜視図である。
【図10】 図7から図9のマニホルド・アセンブリの内部導管および面形状を示す線図で
ある。
【図11】 本発明による薬剤送出ポンプの斜視図である。
【図12】 ポンプのカバー・ドアが全開位置にある図11の薬剤送出ポンプの斜視図であ
る。
【図13】 図11の薬剤送出ポンプの組立分解斜視図である。
【図14】 図1の薬剤送出ポンプのばねアセンブリの斜視図である。
【図15】 図14のばねアセンブリの組立分解斜視図である。
【図16】 図14のばねアセンブリの伸張位置にある定荷重ばねの斜視図である。
【図17】 伸張位置にある図16の定荷重ばねの平面図である。
【図18】 図16および図17の定荷重ばねの立面図である。
【図19】 図11の薬剤送出ポンプのベース・アセンブリの組立分解斜視図である。
【図20】 図11の薬剤送出ポンプの歯車箱アセンブリの斜視図である。
【図21】 図20の歯車箱アセンブリの組立分解斜視図である。
【図22】 図2の歯車箱アセンブリ内に示したエネルギー吸収器具の組立分解斜視図であ
る。
【図23】 図20の歯車箱アセンブリ内に示したエネルギー吸収器具の立面図である。
【図24】 ポンプの中央を通して切り取った図11の薬剤送出ポンプの側断面図である。
【図25】 側部カバーを除去して、ばねが完全に巻いた状態または無荷重位置にある装填
ディスク、ばねアセンブリおよびポンプのカバー・ドアの位置を示す、図11の
薬剤送出ポンプの立面図である。
【図26】 側部カバーを除去して、ばねが半分巻いた状態または半荷重位置にある装填デ
ィスク、ばねおよびポンプのカバー・ドアの位置を示す、図11の薬剤送出ポン
プの立面図である。
【図27】 側部カバーを除去して、ばねが4分の3巻いた状態または4分の3荷重位置に
ある装填ディスク、ばねアセンブリおよびポンプのカバー・ドアの位置を示す、
図11の薬剤送出ポンプの立面図である。
【図28】 ばねが完全に解けた状態または荷重を受けた位置にある、装填ディスク、ばね
アセンブリおよびポンプのカバー・ドアの位置を示す、図11の薬剤送出ポンプ
の立面図である。
【図29】 ばね押し爪を有する図11の薬剤送出ポンプの装填ディスクの部分組立分解斜
視図である。
【図30】 薬剤を含む袋への定荷重ばねの力(矢印)を示す図11の薬剤送出ポンプの部
分断面図である。
【図31】 図11の薬剤送出ポンプのばねガードの平面図である。
【図32】 図31のばねガードの立面図である。
【図33】 本発明の薬剤送出システムに使用する投与セットの略図である。
【図34】 薬剤送出ポンプのハウジングの受け部区域に配置した薬剤送出袋の斜視図であ
る。
【図35】 本発明の薬剤送出システムによる薬剤送出袋の室1から図4からの流体流量対
時間を示すグラフである。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (31)優先権主張番号 09/434,972 (32)優先日 平成11年11月5日(1999.11.5) (33)優先権主張国 米国(US) (81)指定国 EP(AT,BE,CH,CY, DE,DK,ES,FI,FR,GB,GR,IE,I T,LU,MC,NL,PT,SE,TR),OA(BF ,BJ,CF,CG,CI,CM,GA,GN,GW, ML,MR,NE,SN,TD,TG),AP(GH,G M,KE,LS,MW,MZ,SD,SL,SZ,TZ ,UG,ZW),EA(AM,AZ,BY,KG,KZ, MD,RU,TJ,TM),AE,AG,AL,AM, AT,AU,AZ,BA,BB,BG,BR,BY,B Z,CA,CH,CN,CR,CU,CZ,DE,DK ,DM,DZ,EE,ES,FI,GB,GD,GE, GH,GM,HR,HU,ID,IL,IN,IS,J P,KE,KG,KP,KR,KZ,LC,LK,LR ,LS,LT,LU,LV,MA,MD,MG,MK, MN,MW,MX,MZ,NO,NZ,PL,PT,R O,RU,SD,SE,SG,SI,SK,SL,TJ ,TM,TR,TT,TZ,UA,UG,US,UZ, VN,YU,ZA,ZW (72)発明者 クリーマン、マイケル、ダブリュ アメリカ合衆国 マサチューセッツ、サド ベリー、 クレストビュー ドライブ 11 Fターム(参考) 4C066 AA07 BB01 CC01 DD11 DD13 FF01 GG01 GG06 HH01 JJ04 JJ07

Claims (58)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 薬剤投与システムで、 袋を備え、袋は、 薬剤流体を含む少なくとも1つの室と、 マニホルドとを有し、さらに、 前記室を起動して前記流体を袋から配量するよう構成された起動機構を有する
    ポンプを備えるシステム。
  2. 【請求項2】 起動機構が各室内に所定の圧力を生成する、請求項1に記載
    のシステム。
  3. 【請求項3】 室の形状が、起動機構によって自身内に生成される圧力を決
    定する、請求項2に記載のシステム。
  4. 【請求項4】 前記起動機構が定荷重ばねを備える、請求項1に記載のシス
    テム。
  5. 【請求項5】 前記袋の室が、前記室の所定の形状に基づいて起動される、
    請求項1に記載のシステム。
  6. 【請求項6】 さらに、所定の圧力で袋から薬剤流体を受け、所定の流量で
    薬剤流体を注入部位に送出する投与セットを備える、請求項1に記載のシステム
  7. 【請求項7】 投与セットが、所定の流量を確立する長さおよび内径を有す
    る微小口径管を含む、請求項6に記載のシステム。
  8. 【請求項8】 投与セットが、流体を注入部位に送出する前に、薬剤流体か
    ら分離する空気分離フィルタを含む、請求項6に記載のシステム。
  9. 【請求項9】 前記マニホルドが、袋の個々の室に関連する少なくとも1つ
    の逆止め弁を備え、逆止め弁と空気分離フィルタの間に液圧ロックが形成され、
    室に閾値圧力を加えると、ロックが克服される、請求項8に記載のシステム。
  10. 【請求項10】 薬剤送出容器で、 複数の室を有する袋と、 薬剤を室から送出するために複数の室に結合されたマニホルド・アセンブリと
    を備える薬剤送出容器。
  11. 【請求項11】 さらに、薬剤をマニホルド・アセンブリから注入部位へと
    送出するため、マニホルド・アセンブリに結合された投与セットを備える、請求
    項10に記載の薬剤送出容器。
  12. 【請求項12】 前記投与セットが、空気分離フィルタ、粒子フィルタおよ
    び制限器セットのうち1つまたは複数を備える、請求項11に記載の薬剤送出容
    器。
  13. 【請求項13】 袋が、室をマニホルド・アセンブリに結合する複数の導管
    を含む、請求項10に記載の薬剤送出容器。
  14. 【請求項14】 複数の室が袋の圧縮領域内にあり、複数の導管が概ね袋の
    圧縮領域の外側にある、請求項13に記載の薬剤送出容器。
  15. 【請求項15】 袋が、複数の室および複数の導管を形成するパターンでプ
    ラスチックの2枚の可撓性シートを相互に結合して形成される、請求項13に記
    載の薬剤送出容器。
  16. 【請求項16】 プラスチックの1枚のシートが比較的滑らかな表面を有し
    て、プラスチックの第2シートが表面模様付きの表面を有し、滑らかな表面が表
    面模様付きの表面に面して、室および導管に関連する箇所でシート間に流路を形
    成するよう、可撓性シートが結合される、請求項15に記載の薬剤送出容器。
  17. 【請求項17】 プラスチックの各シートが表面模様付き表面を有し、表面
    模様付きの表面が隣接して、室および導管に関連する箇所でシート間に流路を形
    成するよう、可撓性シートが結合される、請求項16に記載の薬剤送出容器。
  18. 【請求項18】 さらに、複数の室と複数の導管の間それぞれに複数の出口
    を備え、少なくとも1つの室が出口に隣接する結合部を有して、前記室に圧力が
    加わると出口の閉鎖を阻止する、請求項10に記載の薬剤送出容器。
  19. 【請求項19】 さらに、複数の室と複数の導管それぞれの間に複数の出口
    を備え、少なくとも1つの室が、出口に隣接して結合部のキルト・パターンを有
    し、前記室に圧力が加わると出口の閉鎖を阻止する、請求項10に記載の薬剤送
    出容器。
  20. 【請求項20】 結合部のキルト・パターンがT字ドット形状を有する、請
    求項19に記載の薬剤送出容器。
  21. 【請求項21】 さらに、圧力低下を緩和する構造を備え、前記構造が少な
    くとも1つの室を伴って、個々の室に圧力が加わると個々の室から関連する導管
    への流体の流れを可能にする、請求項10に記載の薬剤送出容器。
  22. 【請求項22】 圧力低下を緩和する構造が、常時開の形状を有する熱成形
    導管を備える、請求項21に記載の薬剤送出容器。
  23. 【請求項23】 圧力低下を緩和する構造が、個々の室とそれに関連する導
    管の間の交点に隣接した内部導管ビードを備える、請求項21に記載の薬剤送出
    容器。
  24. 【請求項24】 圧力低下を緩和する構造が、出口に隣接した結合部のキル
    ト・パターンを備えて、前記室に圧力が加わると出口の閉鎖を阻止する、請求項
    21に記載の薬剤送出容器。
  25. 【請求項25】 袋がEVAプラスチックの2枚の可撓性シートで形成され
    、マニホルドがABSプラスチックで形成され、袋がさらに、それぞれが袋の室
    に関連する複数の口、複数の同時押出成形管を備え、各管は、個々の口でプラス
    チック・シートに熱融着結合されたEVAプラスチックの外面、およびマニホル
    ドの対応する口に溶剤結合されたポリ塩化ビニル(PVC)の内面を有する、請
    求項10に記載の薬剤送出容器。
  26. 【請求項26】 さらに、選択された隣接室からの流体送出の間に時間隔を
    設けて、各室の流体の混合を軽減できるよう構成された、少なくとも2つの選択
    された隣接室間に間隔を備える、請求項10に記載の薬剤送出容器。
  27. 【請求項27】 マニホルド・アセンブリが、袋の複数の室を充填するため
    の容積充填口を含む、請求項10に記載の薬剤送出容器。
  28. 【請求項28】 投与セットが、袋からの流体流量を制御する微小口径管を
    含む、請求項11に記載の薬剤送出容器。
  29. 【請求項29】 マニホルド・アセンブリが複数の逆止め弁を含み、各逆止
    め弁が袋の個々の室に関連し、逆止め弁と空気分離フィルタの間に液圧ロックを
    形成して、容器の保管、取扱いまたは輸送中に室からの流体の漏出を防止するこ
    とができる、請求項12に記載の薬剤送出容器。
  30. 【請求項30】 流体送出容器で、 少なくとも1つの流体室を有する袋と、 室に圧力が加わると、室とそれに関連する導管との間の圧力低下を最小限に抑
    える構造とを備える流体送出容器。
  31. 【請求項31】 圧力低下を最小限に抑える構造が、室の出口に隣接した結
    合部を備えて、前記室に圧力が加わると出口または関連する導管の閉鎖を阻止す
    る、請求項30に記載の流体送出容器。
  32. 【請求項32】 圧力低下を最小限に抑える構造が、室の出口に隣接する結
    合部のキルト・パターンを備えて、前記室に圧力が加わると出口または関連する
    導管の閉鎖を阻止する、請求項30に記載の流体送出容器。
  33. 【請求項33】 結合部のキルト・パターンがT字ドット形状を有する、請
    求項32に記載の流体送出容器。
  34. 【請求項34】 圧力低下を最小限に抑える構造が、室とそれに関連する導
    管が遭遇する容器の領域で、プラスチック・シート間に内部導管ビードを備える
    、請求項30に記載の流体送出容器。
  35. 【請求項35】 圧力低下を最小限に抑える構造が、常時開の形状を有する
    熱成形導管を備える、請求項30に記載の流体送出容器。
  36. 【請求項36】 複数の薬剤を自動的に注入する流体送出容器で、前記容器
    は、それぞれが複数の薬剤の投与を制御する個々の幾何学的形状で構成された複
    数の室を備え、 注入部位への複数の薬剤の投与を制御する複数の弁を有するマニホルド・アセ
    ンブリを備え、 各室が、投与される各薬剤の体積を制御する形状、および前記薬剤を投与する
    養生法を有する流体送出容器。
  37. 【請求項37】 さらに、マニホルド・アセンブリを注入部位に結合し、薬
    剤の投与速度を制御する管アセンブリを備える、請求項36に記載の流体送出容
    器。
  38. 【請求項38】 室が、薬剤を順次投与するよう構成される、請求項36に
    記載の流体送出容器。
  39. 【請求項39】 各室のサイズおよび形状が、薬剤の投与される体積、時刻
    、および継続時間を制御する、請求項36に記載の流体送出容器。
  40. 【請求項40】 各室の位置が、薬剤の投与される相対的時間を制御する、
    請求項36に記載の流体送出容器。
  41. 【請求項41】 流体の袋が、医療クラスのプラスチック・シートを平面上
    にある複数の別個の室を画定するような方法で相互に結合することによって構築
    し、各室が、薬剤投与の体積、時刻および継続時間を制御する個々の幾何学的形
    状、位置および順序で構成される、請求項38に記載の流体送出容器。
  42. 【請求項42】 室からの流体の流量がオリフィスによって制御される、請
    求項41に記載の流体送出容器。
  43. 【請求項43】 さらに管セットを備え、オリフィスが管セット内にある、
    請求項42に記載の流体送出容器。
  44. 【請求項44】 流体送出ポンプで、 一定の力を順次加えて、可撓性流体容器を前記容器の第1端から第2端へと圧
    縮する構造と、 前記構造が流体容器を圧迫する最高速度を制限するため、一定の力を順次加え
    るよう構造に結合されるエネルギー吸収器具とを備える流体送出ポンプ。
  45. 【請求項45】 一定の力を順次加える前記構造が定荷重ばねである、請求
    項44に記載の流体送出ポンプ。
  46. 【請求項46】 定荷重ばねが流体容器を受ける受け部を伴う、請求項45
    に記載の流体送出ポンプ。
  47. 【請求項47】 受け部が、定荷重ばねが可撓性流体容器を圧縮するにつれ
    て増加するばねの直径に対応するため、傾斜板を有する底部カバーを含む、請求
    項45に記載の流体送出ポンプ。
  48. 【請求項48】 受け部が、定荷重ばねの縁を覆うばねガードを含む、請求
    項46に記載の流体送出ポンプ。
  49. 【請求項49】 受け部が、受け部の中で可撓性流体容器を位置合わせする
    構造を含む、請求項46に記載の流体送出ポンプ。
  50. 【請求項50】 前記構造が、前記可撓性流体容器の対合する穴セットに填
    るよう構成されたピンを備える、請求項49に記載の流体送出ポンプ。
  51. 【請求項51】 位置合わせピンが、受け部内での可撓性流体容器の適切な
    位置合わせを確保するためオフセットしている、請求項50に記載の流体送出ポ
    ンプ。
  52. 【請求項52】 定荷重ばねが可撓性流体容器を圧縮するにつれ、定荷重ば
    ねをきつく巻くため、定荷重ばねが張力ばねに結合される、請求項45に記載の
    流体送出ポンプ。
  53. 【請求項53】 構造が、可撓性流体容器を圧縮するよう構成された定荷重
    ばねであり、ポンプがさらに、定荷重ばねを装填するための第1および第2ポン
    プ・ドアを備え、第1ポンプ・ドアを開放すると、定荷重ばねを部分的に装填し
    、第2ポンプ・ドアを解放すると、定荷重ばねを完全に装填する、請求項45に
    記載の流体送出ポンプ。
  54. 【請求項54】 さらに、第1ポンプ・ドアに結合された第1および第2外
    部リング・ハブ、第2ポンプ・ドアに結合された第1および第2内部リング・ハ
    ブ、およびそれぞれが第1および第2つ目を有する第1および第2装填ディスク
    を有する装填アセンブリを備え、装填ディスクの第1爪は、第1ポンプ・ドアの
    開放中に外部リング・ハブの個々の歯と係合し、装填ディスクの第2爪は、第2
    ポンプ・ドアの開放中に内部リング・ハブの個々の歯と契合する、請求項53に
    記載の流体送出ポンプ。
  55. 【請求項55】 第1および第2ばね押し爪を備える装填ディスクで、第1
    爪が第2爪のスロットと係合するシャフトを有し、シャフトおよびスロットは、
    第1爪が押下されると第2爪が押下され、第2爪が押下されても第1爪が押下さ
    れないよう構成される装填ディスク。
  56. 【請求項56】 複数の室を有する流体送出袋を充填する方法で、 第1所定流体体積を測定するステップと、 少なくとも1つの室を第2所定体積に制約するステップと、 制約された室が第2所定体積の流体で充填され、残りの室が、流体の第1所定
    体積から制約された室の流体を引いた量によって決定された所定の流体体積で充
    填されるよう、容積充填口を通して第1所定体積の流体で複数の室を充填するス
    テップとを含む方法。
  57. 【請求項57】 薬剤流体を送出する方法で、 室の形状に基づいて室内に所定の圧力を生成するため、定荷重ばねを使用して
    薬剤流体を含む少なくとも1つの室を有する袋を圧縮するステップと、 所定の流量を確立する長さおよび内径を有する微小口径管を使用して、薬剤流
    体を袋から注入部位へと所定の圧力で送出するステップとを含む方法。
  58. 【請求項58】 装填アセンブリによって、第1および第2カバー・ドアに
    結合された定荷重ばねを有する注入ポンプを装填する方法で、 定荷重ばねを部分的に装填するため、第1カバー・ドアを開放するステップと
    、 定荷重ばねを完全に装填するため、第2カバー・ドアを開放するステップとを
    含む方法。
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