JP2003518045A - 小児患者におけるアレルギー性状態および炎症性状態の処置のためのデスロラタジンの使用 - Google Patents

小児患者におけるアレルギー性状態および炎症性状態の処置のためのデスロラタジンの使用

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クリストファー アール. バンフィールド,
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Abstract

(57)【要約】 本願明細書には、小児科患者の皮膚または上部気道および下部気道のアレルギー性状態および炎症性状態を処置するための薬剤の製造におけるデスロラタジンの使用が開示されている。本願明細書にはまた、小児科患者の皮膚または上部気道および下部気道のアレルギー性状態および炎症性状態を予防するための薬剤の製造におけるデスロラタジンの使用が開示されている。そして、本願明細書にはまた、有効量のデスロラタジンおよび薬学的に受容可能なキャリアを含む、このような処置および/または予防のために効果的な小児科用薬学的組成物が開示されている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】 (発明の背景) 本発明は小児科患者のアレルギー性状態および炎症性状態を処置および/また
は予防するための医薬の調製のためデスロラタジン(desloratadin
e)の使用、ならびにこのような処置および/または予防に効果的な量のデスロ
ラタジンを含む小児科用薬学的組成物に関するものである。
【0002】 ロラタジン(Loratadine)は米国特許第4,282,233号に、
ヒトを含む動物のアレルギー反応を処置するのに有用な非鎮静性抗ヒスタミン剤
として開示されている。ロラタジンの1日の推薦用量は成人、および12歳以上
の小児ならびに6歳から11歳までの小児において1日に10mg1回である(
シロップの形で)。
【0003】 最近、食品医薬品局(「FDA」)は、新薬にはその薬剤を小児科患者に安全
かつ有効に使用し得方法の表示が必要であるという法令を提案した。FDAの最
新の法令は、小児科患者における薬剤の使用に関してより詳細な情報の必要性に
さらに取り組んでいる。
【0004】 小児科患者のこのような皮膚および気道のアレルギー性状態および炎症性状態
を処置または予防する安全で臨床的に有効な処置法が必要である。
【0005】 (発明の要旨) 本発明は小児科患者における皮膚または気道のアレルギー性状態および炎症性
状態を処置および/または予防するための医薬の調製のためのデスロラタジンの
使用を提案し、その際上記医薬は有効量のデスロラタジンおよび薬学的に受容可
能なキャリアを含む。
【0006】 本発明は、有効量のデスロラタジンおよび薬学的に受容可能なキャリアを含む
、小児科患者の皮膚または気道のアレルギー性状態および炎症性状態を処置およ
び/または予防するための薬学的組成物も提供する。
【0007】 本発明は、皮膚および気道のアレルギー性状態および炎症性状態の処置および
/または予防を必要とする小児科患者のそのような状態を処置および/または予
防する方法であって、この小児科患者にそのような処置および/または予防に効
果的な量のデスロラタジンを投与することを含む方法を提供する。
【0008】 本発明は小児科患者の季節的または慢性アレルギー性鼻炎を処置および/また
は予防する方法であって、小児科患者にそのような処置および/または予防に効
果的な量のデスロラタジンを投与することを含む方法も提供する。
【0009】 本発明はアトピー性皮膚炎またはじんましんの処置および/または予防を必要
とする小児科患者のそのような状態を処置および/または予防する方法であって
、この小児科患者にそのような処置および/または予防に効果的な量のデスロラ
タジンを投与することを含む方法を提供する。
【0010】 (発明の詳細な説明) 本明細書に用いられる用語「皮膚および気道のアレルギー性および炎症性症状
」は皮膚、および鼻から肺までの上部および下部気道に認められるアレルギー性
状態および炎症性状態ならびに症状を意味する。皮膚および上部および下部気道
の典型的アレルギー性および炎症性状態としては、季節性および慢性アレルギー
性鼻炎、非アレルギー性鼻炎、アレルギーおよび非アレルギー性喘息を含む喘息
、副鼻腔炎、かぜ(NSAID(非ステロイド性抗炎症剤)、例えばアスピリン
、イブプロフェン、またはAPAP)等、および/またはうっ血除去薬、例えば
プソイドエフェドリン等と組み合わせて用いる)、皮膚炎、特にアレルギー性お
よびアトピー性皮膚炎、およびじんましんおよび症候性皮膚描記症ならびに網膜
症、および真性糖尿病に関連する小血管病が挙げられる。
【0011】 皮膚および気道のアレルギー性状態および炎症性状態を効果的に処置または予
防するデスロラタジンの量は年齢、性別、体重、成長および発達の変化ならびに
小児科患者のアレルギー性および炎症性状態の重症度によって変動する。一般的
にはそのようなアレルギー性および炎症性状態の処置または予防に効果的なデス
ロラタジンの量は、6歳から12歳未満の小児科患者では約2.5mg/日、2
歳から6歳未満の小児科患者では約1.25mg/日、そして6カ月から2歳未
満までの小児科患者では約0.60〜約0.70mg/日、好ましくは約0.6
3mg/日であり、より好ましくは約0.625mg/日で、単回量または分割
量で、好ましくは、シロップの形での1日1回投与である。
【0012】 デスロラタジンは強力な選択的末梢H1−受容体拮アンタゴニスト活性を有す
る非鎮静性持続性ヒスタミンアンタゴニストである。経口投与後、ロラタジンは
速やかに代謝されて薬理学的活性代謝産物、デスカルボエトキシロラタジンまた
はデスロラタジンになる。 デスロラタジンおよびロラタジンの種々の薬力学的
効果を評価するため、インビトロおよびインビボの動物薬理研究が行われた。マ
ウスにおける抗ヒスタミン活性を評価した場合(ED50の比較)、デスロラタ
ジンでは挙動の変化、神経学的または運動機能の変化は比較的生じなかった。腹
腔内投与後のデスロラタジンまたはロラタジンの脳H1−受容体占有能力をモル
モットで評価した。結果はデスロラタジンまたはロラタジンは中枢ヒスタミン受
容体にあまり近づかないことを示唆している。
【0013】 インビボの研究では、デスロラタジンのアレルギー性気管支ケイレンおよび咳
に対する阻止効果も期待できることが示唆されている。
【0014】 4件の二重盲検無作為化臨床研究で3200人以上の季節性アレルギー性鼻炎
患者に対してデスロラタジンの臨床的効果および安全性が証明された。これらの
臨床研究の結果は季節性鼻炎の成人および青年期患者の処置におけるデスロラタ
ジンの有効性を証明した。
【0015】 全ての研究における効果の判定は、有効性トライアルにおける総症状スコア、
総鼻症状スコア、総−非鼻症状スコア、および健康的生活の質(HQOL)の分
析であった。デスロラタジン(1日1回5mg)は総症状スコア(鼻漏、くしゃ
み、うっ血/鼻詰まり、鼻のかゆみ、目のかゆみ/灼熱感、流涙、目の充血、お
よび耳/口蓋のかゆみの個々のスコアの合計)を有意に減らした。鼻症状の軽減
は、デスロラタジン(5mg)がプラセボより有意に(p<0.01)大きかっ
た。デスロラタジン研究で分析した重要な有効性の終点(エンドポイント)は、
AM NOW総合症状スコアである。このパラメーターは、24時間後、翌日の
投与量を摂取する前の患者の全体的症状軽減の尺度である。全ての投与量範囲で
、24時間の全投与間隔にわたって、統計的に有意な(p<0.05)減少が維
持された。
【0016】 性別、年齢および人種によって分けられた患者サブグループ間で(全用量範囲
にわたって)デスロラタジン効果に有意差はなかった。デスロラタジンは鼻づま
りを含む季節性アレルギー性鼻炎の鼻症状(鼻づまり/うっ血、鼻漏、鼻のかゆ
み、くしゃみ)および鼻以外の症状(目のかゆみ/灼熱感、流涙/涙目/目の充
血、耳/口蓋のかゆみ)の処置および予防において、このような処置および/ま
たは予防を必要とする患者の処置および予防に特に有効である。
【0017】 (臨床試験の計画) (試験処置) 被験者は各処置的投与の少なくとも12時間前に試験場所に拘束された。10
時間絶食状態にした後の第1日目の朝に各被験者は、各自の被験者番号および試
験期間に基づいて下記の処置の一つに割り当てられた:絶食(処置A)、または
4時間の試験過程が終わるまで(この時点に昼食が与えられた)再び食べない(
処置B)。水を飲むことは、処置的投与後の2時間を除いて、絶食期間中も許さ
れた。被験者は投与後4時間は起きていて、真っすぐの姿勢で腰を下ろすか、歩
いていた。医者は投与時には居り、投与後少なくとも4時間はそばに居た。被験
者たちは試験場所に拘束中は医者の監督下にあった。各処置的投与は少なくとも
7日間のウォッシュアウト期間を隔てて行われた。
【0018】 (薬物動態) 血液サンプルを集め、デスロラタジンの血中薬物動態プロフィールを測定した
。両期間において、血液15ミリリットル(15mL)を薬物投与直前(0時間
)と投与後の所定時間に集めた。全ての血液サンプルを、特定の時点でヘパリン
含有試験管に収集した。血液サンプルを、採血後30分以内に約4℃、約300
0rpmで20分間遠心分離した。血漿を分離し、別々に適切にラベルを付けた
2本の試験管に移し、少なくとも−20℃で凍結し、デスロラタジン含有量を分
析するまで凍結状態で保存した。
【0019】 デスロラタジンの血漿濃度データを用いて、当業者には周知の標準法を使って
下記の薬物動態パラメーターを推定した。
【0020】 目的の主要薬物動態変数は血中AUCおよびCmaxであった。全ての血漿サ
ンプルについて、NPディテクターを備えたガス/液クロマトグラフィー(GL
C/NPD)のような検証(バリデーション)済みの方法を用いてデスロラタジ
ン濃度を測定した。上記アッセイ法の検証(バリデーション)は、その選択性、
定量限界、直線性、精度および正確さの証明を含んだ。アッセイの定量下限(L
OQ)はデスロラタジンでは0.1ng/mLであることが確認された。
【0021】 (評価された安全性の尺度) 安全性の評価のために、身体検査、生命徴候(バイタルサイン)、心電図およ
び臨床検査テストをスクリーニング時と試験実施時に行った。その他に処置的投
与前と、両方の処置期間中毎日、生命徴候(バイタルサイン)をモニターした。
さらなる臨床検査テストおよびECGを各処置期間で投与前に行った。副作用の
評価、重症度および処置との関連性を評価した。
【0022】 (試験番号1) この試験の目的は、デスロラタジンのバイオアベイラビリティーに対する食物
の影響を評価することであった。これらの成人研究は錠剤処方に関するバイオア
ベイラビリティ/生物学的同等性(BA/BE)、シロップ処方の投与後の薬物
動態に対する食物の影響、シロップを健康な男性および女性成人に単回投与した
後のデスロラタジンの薬物動態プロフィールを明らかにするために設計された。
【0023】 (単回用量BA/BE研究) これは30人の健康成人被験体(18〜45歳)における第I相、無作為化、
オープン−ラベル、三元クロスオーバー研究であった。彼らは3回の個別の場合
に、空腹状態で、ならびに、高脂肪高カロリーの朝食後に5mgデスロラタジン
錠および10mLデスロラタジンシロップ(0.5mg/mL)を摂取した。
【0024】 被験者は各処置前の少なくとも12時間は試験場所に拘束された(第1日目)
。各被験者は一晩10時間絶食後の第1日目の朝に、彼らの被験者番号および試
験期間に基づいて以下の処置の一つを受けた: 処置A:10時間絶食後にデスロラタジン(DL)5mg錠1個投与。 処置B:10時間絶食後にDLシロップ(0.5mg/mL)10mL。 処置C:標準高脂肪、高カロリー朝食後直ちにDLシロップ(0.5mg/mL
)10mL投与。
【0025】 被験者を、薬剤投与前20分間に、処方された食事を摂取した標準高脂肪、高
カロリー朝食(処置C)群と、朝食終了後5分以内に適切な用量のデスロラタジ
ンを摂取する群に無作為化した。
【0026】 (試験集団/参加基準/除外基準) (参加基準): ・被験者は18歳から45歳までの男性または女性であり、肥満指数(BMI)
が19−27であった。 ・臨床検査テスト(CBC(全血球計算値)、血液化学、尿分析)が正常範囲内
にあるかまたは臨床的に研究者/後援者にとって容認できる結果であった。 ・スクリーニング時、および試験場所に入る時に、濫用のリスクの高い薬の薬物
スクリーニングが陰性であった。 ・被験者に、医師のケアを必要とし、および/または試験の評価、処置または試
験への参加によって害される臨床的重大な疾患がない。 ・被験者は書面によるインフォームド・コンセントを提出し(試験関連処置を行
う前に)、そして規定および試験スケジュールを厳守する意志を示した。 ・被験者は正常な、または臨床的に容認される身体検査結果およびECGを示し
た。
【0027】 (除外基準): ・最初の処置的投与の前の4週間以内に臨床的に重大な局所的または全身的感染
症の医歴があった人。 ・試験前14日以内にいかなる薬(アセタミノフェンを除く)も使用せず、被検
薬投与前72時間以内にアルコールまたはキサンチン含有物質を摂取しない、と
いう要求に合わなかった人。 ・この試験の開始前30日以内にいずれかの試験薬剤の臨床試験に参加した人。
・以前に麻薬患者またはアルコール中毒患者であったか、またはそうであること
が判明している人。 ・B型肝炎表面抗原またはC型肝炎抗体が陽性であった人。 ・HIV抗体が陽性であった人。 ・臨床的に重大な食物または薬剤アレルギー歴があった人。 ・ロラタジンに対するアレルギーまたは不耐容が判明していた人。 ・喫煙者、煙草製品を使用した人、または過去6カ月以内に禁煙のための補助剤
を使用した人(尿テスト陽性)。 ・非外科的不妊女性、または自分の外科的不妊を元に戻すことを考えている女性
、または閉経後少なくとも1年経過していない女性。 ・スクリーニング時に、または試験場所に入った時に尿妊娠テストが陽性だった
女性。 ・授乳中だった女性。
【0028】 (試験処置) 被験者を各処置的投与の少なくとも12時間前に試験場所に拘束した。一晩1
0時間絶食した後の第1日目の朝に各被験者は下記の投与の一つを受けた。
【0029】 各投与量を炭酸を含まない室温水180mL(6fl oz)と共に投与した
。錠剤は噛んだり砕いたりせずに丸ごと呑み込んだ。投与後口腔を検査し、被験
者が錠剤/シロップを呑み込んだことを確かめた。処置Bまたは処置Cに無作為
に割り当てられた被験者では、上記ボランティアにデスロラタジンシロップ全1
0mLを飲ませ、その後10mLの水道水で投与用容器(すなわち口腔注入器等
)をすすぎ、投与量を完全に摂取させるという方法で被検薬が投与された。被験
者は絶食を続けるか(処置AおよびB)または4時間の試験過程が終わるまでは
食べず(処置C)終わった時に昼食をとった。水を飲むことは、投与後2時間を
除いて絶食期間中許された。被験者は投与後4時間は起きており、真っすぐに腰
掛けるか、歩いていた。
【0030】 全ての被験者は120時間−血液サンプルのテスト、生命徴候(バイタルサイ
ン)テストおよび臨床検査が行われるまで試験場所に留められた。激しい運動は
許されなかった、被験者が試験場所に拘束されている間、訪問者は許可されなか
った。各試験期間の間に最低14日間のウォッシュアウト期間をおいた。
【0031】 絶食状態のもとでシロップ処方物を単回投与した後のデスロラタジンの平均血
液動態プロフィールが図1に示される。
【0032】 (試験番号2) (小児科被験者における単回投与−薬物動態(2歳以上、6歳未満)) このオープン−ラベル研究の目的は、健康な2歳以上6歳未満の小児科被験者
に5mL(2.5mg)デスロラタジンシロップ(0.5mg/mL)を経口単
回投与した後のデスロラタジンおよび3−OHデスロラタジンの薬物動態プロフ
ィールを特徴づけることであった。これらの小児科被験者は正常または臨床的に
容認できる臨床検査結果を示し、臨床的に重大な病気はなく、正常または臨床的
に容認されるECGを有することがわかった。
【0033】 2歳以上3歳未満、3歳以上4歳未満、4歳以上5歳未満、5歳以上6歳未満
の各年齢群に少なくとも4名、全部で18名の健常な小児科被験者(男子12名
、女子6名)が参加し、このオープン−ラベル、一施設研究を上首尾に完了した
。この研究では、各被験者に5mL量(2.5mg)のデスロラタジンシロップ
(0.5mg/mL)を一回経口投与した。
【0034】 投与後3週間以内に被験者をスクリーニングし、参加基準に適合した人々を投
与前24時間以内に試験施設に拘束した。スクリーニング時に行われた臨床的理
学的安全性テストを拘束時に各被験者で再度行った。翌朝、全ての被験者は被検
薬剤を投与された。生命徴候(バイタルサイン)を毎日検査した。安全性と薬物
動態評価のために血液サンプルを投与前と投与後の所定の時間に採取した。被験
者を連続的に観察し、研究中に質問を行って、有害事象の発生リスクを調べた。
被験者は異常な経験または不快感があった場合は報告するように指示された。激
しい運動は許されなかった。被験者が研究場所に拘束されている間、訪問者(親
または法的保護者以外の)は許可されなかった。安全性および薬物動態評価のた
めの24時間の試験関連処置の後に被験者は解放された。彼らは3、4、5日目
に、48時間、72時間および96時間の試験関連処置のために研究施設に戻っ
た。全ての試験関連処置が5日目に完了した後、被験者は研究から放免された。
【0035】 2歳以上、6歳未満の小児科被験者および18〜45歳の成人にデスロラタジ
ンを投与した後のデスロラタジンの平均血中濃度−時間(0〜96時間)プロフ
ィールを図1に示す。
【0036】 得られた薬物動態パラメーターを表1に示す。
【0037】
【表1】 2歳以上6歳未満の健康な小児科ボランティアに投与したデスロラタジンシロ
ップ5mL(2.5mg)の単回経口投与は安全で耐容性は良かった。5mg用
量を投与した成人に見られるものと同様の全身曝露を小児科被験者(2歳以上6
歳未満)で得るためには2.5mg投与量を50%減らして1.5mgにしなけ
ればならない(試験番号4を参照)。
【0038】 (試験番号3) 小児科被験者(2歳以上6歳未満)における単回投与薬物動態 18名の健常小児科被験者におけるこのオープン−ラベル研究は6歳以上12
歳未満の健康な小児科ボランティアに経口投与したデスロラタジンシロップの2
.5mg(5mL)を1回投与した後のデスロラタジンおよび3−OHデスロラ
タジンの薬物動態プロフィールを特徴づけるように設計された。これらの小児科
被験者は臨床的に重大な疾患がなく、正常または臨床的に容認されるECGを有
するという正常または臨床的に容認される臨床検査結果を示すことが判明した。
【0039】 本研究の目的は6歳以上12歳未満の健康な小児科被験者に10mL(5mg
)デスロラタジンシロップ(0.5mg/mL)を単回経口投与した後のデスロ
ラタジンの薬物動態プロフィールを特徴づけることであった。
【0040】 6歳以上7歳未満、7歳以上8歳未満、8歳以上9歳未満、9歳以上10歳未
満、10歳以上11歳未満、および11歳以上12歳未満の各年齢群に少なくと
も3名、全部で18名の小児科被験者(男子9名、女子9名)が参加し、このオ
ープン−ラベル単一施設研究を上首尾に完了した。この研究において、各被験者
は10mL(5mg)のデスロラタジンシロップ(0.5mg/mL)を1回経
口投与された。
【0041】 被験者を投与3週間以内にスクリーニングし、参加基準に適合するものを投与
前24時間以内に試験施設に拘束した。拘束時に、スクリーニング時に行われた
臨床的理学的安全性テストを各被験者で再度行った。翌朝、全ての被験者に被検
薬を投与した。生命徴候(バイタルサイン)を毎日検査した。安全性と薬物動態
評価のために血液サンプルを投与前と投与後の所定の時間に採取した。被験者を
連続的に観察し、試験期間を通じて質問を行い、有害事象の発生リスクを調べた
。被験者は異常な経験または不快感があった場合は報告するように指示された。
激しい運動は許されなかった。被験者が研究場所に拘束されている間、訪問者(
親または法的保護者以外の)は許可されなかった。安全性および薬物動態評価の
ための24時間の試験関連処置の後に被験者は試験場所から解放された。彼らは
3、4、および5日目に、48時間目、72時間目および96時間目の試験関連
処置のために試験施設に戻った。5日目に全ての試験関連処置が完了した後、被
験者は試験から放免された。
【0042】 (i)小児科被験者(6歳以上12歳未満)に5mL(2.5mg)のデスロ
ラタジンシロップ(0.5mg/mL)を1回投与した後、および(ii)成人
被験者(18〜45歳)に10mL(5.0mg)のデスロラタジンシロップ(
0.5mg/mL)を1回投与した後の、デスロラタジンの平均血中濃度を図2
に示す。
【0043】 得られた薬物動態パラメーターを表2に示す。
【0044】
【表2】 6歳以上12歳未満の健康な小児科被験者に投与したデスロラタジンシロップ
の単回経口投与は安全で耐容性は良かった。5mgを投与した成人と同様の全身
的曝露を小児科被験者で得るためには用量を50%減らして2.5mgにすべき
である(試験番号5を参照されたい)。
【0045】 上記の諸研究の研究結果に基づき、薬物動態研究を2歳以上6歳未満および6
歳以上12歳未満の小児科被験者で繰り返した。
【0046】 (試験番号4) (2〜5歳の健康な小児科ボランティアにおけるデスロラタジンシロップの単
回投与量の薬物動態) (試験の目的): このオープン−ラベル研究の目的は2歳以上6歳未満の健康な小児科被験者に
経口投与した際の2.5mL(1.25mg)デスロラタジンシロップ(0.5
mg/mL)の単回投与後のデスロラタジンの薬物動態プロフィールを特徴づけ
ることである。このオープンラベル研究に参加するために選ばれたこれらの小児
科被験者は正常なまたは臨床的に容認できる理学的検査結果を有し、臨床的に重
大な疾患がなく、正常または臨床的に容認できるECGを示さなければならない
【0047】 (試験計画): 各年齢層に少なくとも3名を含む、合計18名の健康な男子または女子小児科
ボランティアに2.5mL(1.25mg)のデスロラタジンシロップ(0.5
mg/mL)の単回用量を経口投与する。試験番号2のプロトコルに従う。
【0048】 (試験結果): 作成されたデスロラタジンの濃度−時間曲線から下記の薬物動態パラメーター
を求める: ・濃度−時間曲線下の面積(AUC0−∝、AUC0−t) ・ピーク濃度(Cmax) ・ピーク濃度に達するまでの時間(Tmax) (試験番号5) (6歳以上12歳未満の健康な小児科被験者におけるデスロラタジンシロップ
の単回投与量の薬物動態) (試験の目的):このオープン−ラベル研究の目的は6歳以上12歳未満の健
康な小児科被験者に5.0mL(2.5mg)デスロラタジンシロップ(0.5
mg/mL)を経口単回投与した後のデスロラタジンおよび3−OHデスロラタ
ジンの薬物動態プロフィールを特徴づけることである。このオープン−ラベル試
験に参加するために選ばれたこれらの小児科患者は正常なまたは臨床的に容認で
きる理学的検査結果を有し、臨床的に重大な病気はなく、正常または臨床的に容
認できるECGを示していなければならない。
【0049】 (試験計画): 各年齢層に少なくとも3名の被験者を含む、6歳以上12歳未満の合計18人
の健康な男性また女子小児科ボランティアに、5mL(2.5mg)デスロラタ
ジンシロップ(0.5mg/mL)を単回経口投与した。試験番号3のプロトコ
ルに従う。
【0050】 (試験結果): 得られたデスロラタジンの濃度−時間曲線から下記の薬物動態パラメーターが求
められる: ・濃度−時間曲線下の面積(AUC0−∝、AUC0−t) ・ピーク濃度(Cmax) ・ピーク濃度に達するまでの時間(Tmax) 米国特許第4,659,716号はデスロラタジン、それを含む薬学的組成物
を作成する方法、ならびにデスロラタジンおよびそれを含む薬学的組成物を用い
て哺乳動物のアレルギー反応を処置する方法を開示している。
【0051】 米国特許第5,595,997号はデスロラタジンを含む薬学的組成物、デス
ロラタジンを用いて種々の疾病状態、例えばアレルギー性鼻炎を処置および予防
する方法を開示している。
【0052】 デスロラタジンはシャーリング・コーポレーション(Schering Co
rporation)、ケニワース、N.J.から入手できる。
【0053】 デスロラタジンシロップ(0.5mg/ml)は、国際出願日27/05/9
9の国際特許出願PCT/US99/10469に開示されている。
【0054】 デスロラタジンの薬学的組成物はいかなる投与法でも、例えば経口、非経口、
例えば皮下(「SC」)、筋肉内(「IM」)、および腹腔内(「IP」)、局
所または膣内投与または吸入(経口または鼻孔内)等で使用できる。デスロラタ
ジンは経口投与するのが好ましい。
【0055】 このような薬学的組成物はデスロラタジンまたは同等量の薬学的に受容可能な
デスロラタジン塩と、適切な不活性の薬学的に受容可能な液体または固体のキャ
リアまたは希釈剤とを組み合わせることによって処方できる。デスロラタジンは
、それを等量の薬学的に受容可能な酸と混合することによって薬学的に受容可能
な酸付加塩に変換し得る。一般的に適切な薬物学的に容認できる酸には、鉱酸、
例えばHNO、HSO、HSO、HCl、HBr等、有機酸、例えば
非制限的に酢酸、トリフルオロ酢酸、プロピオン酸、乳酸、マレイン酸、琥珀酸
、酒石酸、グルクロン酸およびクエン酸ならびに、p−トルエンスルホン酸、2
−ナフタレンスルホン酸、またはメタンスルホン酸のようなアルキルまたはアリ
ールスルホン酸等が挙げられる。好ましい薬物学的に容認できる塩類はトリフル
オロアセテート、トシレート、メシレート、およびクロリドである。デスロラタ
ジンは酸付加塩としてよりも遊離塩基としてより安定であり、デスロラタジン遊
離塩基を本発明の薬学的組成物に使用するのがより好ましい。
【0056】 固体形製剤には粉末、錠剤、分散性顆粒、カプセル、カシェ剤、および坐剤が
挙げられる。粉末および錠剤は約5〜約95パーセントの活性成分を含んでなる
。適切な固体キャリアは例えば炭酸マグネシウム、ステアリン酸マグネシウム、
タルク、糖、またはラクトース等、当業者に公知のものである。錠剤、粉末、カ
シェ剤およびカプセル剤が経口投与に適した固体投与型として用いられ得る。薬
物学的に容認できるキャリアおよび種々の組成物のための製法はゲナロ(A.G
ennaro)編、レミントンの薬物科学「Remington's Phar
maceutical Science」、18版、(1990)、Mack
Publishing Co.、イーストン、ペンシルバニアに見いだされ得る
【0057】 液体型製剤には溶液、懸濁液、および乳液がある。一例として非経口注射のた
めの水または水−プロピレングリコール溶液を挙げることもできる。固体形製剤
は経口投与または投与のために使用する直前に液体製剤に変えることができる。
静脈、筋肉内または皮下に注射するための非経口形は通常滅菌溶液の形であり、
張度調節剤(塩類またはグルコース)および緩衝剤を含み得る。経口溶液、懸濁
液および乳液には乳白剤を含むことができる。液体形製剤には鼻孔内投与のため
の用液も含まれ得る。
【0058】 吸入のために適したエアゾール製剤は溶液および粉末型固体を含むことができ
る。これらは窒素等、不活性圧縮ガスのような薬物学的に容認できるキャリアと
組み合わせることができる。
【0059】 使用直前に、経口または非経口投与のための液体形製剤に変換することができ
る固体形製剤も含まれる。このような液体型には溶液、シロップ、懸濁液および
乳液がある。
【0060】 上記医薬製剤は単一投与型であるのが好ましい。このような形では、上記製剤
は、適切量の活性成分、例えば所望目的を達するために効果的な量の活性成分を
含む適切なサイズの単位投与量に小分けされる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 図1は(i)2−5歳の小児科ボランティアに単回量、5mL(2.5mg)
のデスロラタジンシロップ(0.5mg/mL)を投与後、および(ii)18
−45歳の健康な成人ボランティアに、単回量、10mL(5.0mg)のデス
ロラタジンシロップ(0.5mg/mL)を投与した後の、デスロラタジンの平
均血中濃度(ng/mL血漿)の経時的な(ゼロから96時間まで)変化を示す
グラフである。
【図2】 図2は(i)6−11歳の小児科ボランティアに単回量10mL(5mg)の
デスロラタジンシロップ(0.5mg/mL)を投与後、および(ii)18−
45歳の健康な成人ボランティアに単回量(10mL)(5.0mg)のデスロ
ラタジンシロップ(0.5mg/mL)を投与した後の、デスロラタジンの平均
血中濃度(ng/mL血漿)の経時的な(ゼロから96時間まで)変化を示すグ
ラフである。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) A61P 37/08 A61P 37/08 C07D 401/04 C07D 401/04 (81)指定国 EP(AT,BE,CH,CY, DE,DK,ES,FI,FR,GB,GR,IE,I T,LU,MC,NL,PT,SE,TR),OA(BF ,BJ,CF,CG,CI,CM,GA,GN,GW, ML,MR,NE,SN,TD,TG),AP(GH,G M,KE,LS,MW,MZ,SD,SL,SZ,TZ ,UG,ZW),EA(AM,AZ,BY,KG,KZ, MD,RU,TJ,TM),AE,AG,AL,AM, AT,AU,AZ,BA,BB,BG,BR,BY,B Z,CA,CH,CN,CR,CZ,DE,DK,DM ,DZ,EE,ES,FI,GB,GD,GE,HR, HU,ID,IL,IN,IS,JP,KG,KR,K Z,LC,LK,LR,LT,LU,LV,MA,MD ,MG,MK,MN,MX,MZ,NO,NZ,PL, PT,RO,RU,SE,SG,SI,SK,SL,T J,TM,TR,TT,TZ,UA,US,UZ,VN ,YU,ZA (72)発明者 アフライム, メルトン ビー. アメリカ合衆国 ニュージャージー 07059, ワレン, ウィスペリング ウ ェイ 11 (72)発明者 バンフィールド, クリストファー アー ル. アメリカ合衆国 ニュージャージー 08829, ハイ ブリッジ, ロビン レ ーン 4 (72)発明者 グプタ, サミル ケイ. アメリカ合衆国 ニュージャージー 08816, イースト ブランスウィック, ドブソン ロード 14 Fターム(参考) 4C063 AA01 BB01 CC17 DD11 EE01 4C086 AA01 AA02 BC27 GA07 GA08 MA01 MA04 NA14 ZA34 ZA59 ZA89 ZB13 【要約の続き】

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 小児科患者の皮膚または気道のアレルギー性状態および炎症
    性状態を処置および/または予防するための医薬の調製のためのデスロラタジン
    の使用であって、該医薬は、有効量のデスロラタジンおよび薬学的に受容可能な
    キャリアを含む、使用。
  2. 【請求項2】 有効量のデスロラタジンおよび薬学的に受容可能なキャリア
    を含む、小児科患者の皮膚または気道のアレルギー性状態および炎症性状態を処
    置および/または予防するための薬学的組成物。
  3. 【請求項3】 前記小児科患者が6歳から12歳未満の年齢であり、前記有
    効量のデスロラタジンが約2.5mg/日である、請求項1または2に記載の使
    用または薬学的組成物。
  4. 【請求項4】 前記小児科患者が2歳から6歳未満の年齢であり、前記有効
    量のデスロラタジンが約1.25mg/日である、請求項1または2に記載の使
    用または薬学的組成物。
  5. 【請求項5】 前記小児科患者が6ヶ月から2歳未満の年齢であり、前記有
    効量のデスロラタジンが約0.60〜0.70mg/日である、請求項1または
    2に記載の使用または薬学的組成物。
  6. 【請求項6】 前記皮膚または気道の前記アレルギー性状態および炎症性状
    態が、季節的アレルギー性鼻炎、慢性アレルギー性鼻炎、アトピー性皮膚炎、じ
    んましん、またはアレルギー性喘息である、請求項1または2に記載の使用また
    は薬学的組成物。
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