JP2003516247A - コンタクト・レンズの製造において使用する成形型 - Google Patents

コンタクト・レンズの製造において使用する成形型

Info

Publication number
JP2003516247A
JP2003516247A JP2001543323A JP2001543323A JP2003516247A JP 2003516247 A JP2003516247 A JP 2003516247A JP 2001543323 A JP2001543323 A JP 2001543323A JP 2001543323 A JP2001543323 A JP 2001543323A JP 2003516247 A JP2003516247 A JP 2003516247A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
mold half
surface portion
mold
interlocking
convex surface
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2001543323A
Other languages
English (en)
Inventor
クラッターバック・ティモシー・エイ
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Johnson and Johnson Vision Care Inc
Original Assignee
Johnson and Johnson Vision Care Inc
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Johnson and Johnson Vision Care Inc filed Critical Johnson and Johnson Vision Care Inc
Publication of JP2003516247A publication Critical patent/JP2003516247A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B29WORKING OF PLASTICS; WORKING OF SUBSTANCES IN A PLASTIC STATE IN GENERAL
    • B29DPRODUCING PARTICULAR ARTICLES FROM PLASTICS OR FROM SUBSTANCES IN A PLASTIC STATE
    • B29D11/00Producing optical elements, e.g. lenses or prisms
    • B29D11/00009Production of simple or compound lenses
    • B29D11/00038Production of contact lenses
    • B29D11/00057Production of contact lenses characterised by the shape or surface condition of the edge, e.g. flashless, burrless, smooth

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Health & Medical Sciences (AREA)
  • Manufacturing & Machinery (AREA)
  • Ophthalmology & Optometry (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Moulds For Moulding Plastics Or The Like (AREA)
  • Casting Or Compression Moulding Of Plastics Or The Like (AREA)
  • Eyeglasses (AREA)

Abstract

(57)【要約】 本発明の成形型はインターロック手段の使用によりシームレス・エッジ部を有するコンタクト・レンズの形成を可能にする。このインターロック手段は前方成形型半体部分の後方成形型半体部分に対する横方向の移動を完全に、または実質的に完全に阻止する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明はコンタクト・レンズの製造において有用な金型または成形型に関する
。特に、本発明の成形型はシームレス・エッジを有するレンズの製造方法を提供
する。
【0002】
【発明の背景】
コンタクト・レンズの製造において有用な方法および成形型は周知である。例
えば、その内容の全体が本明細書に参考文献として含まれる米国特許第5,54
0,410号においてコンタクト・レンズの製造における成形型およびこれらの
使用方法が開示されている。しかしながら、既知のレンズ成形型はシームの無い
レンズ・エッジ部の製造が可能でない点で不都合である。この「シーム(seam)
」は過剰なレンズ材料により形成される線または境界を意味する。図1において
、シーム11を有するレンズ・エッジ部10の拡大した側断面図を示す。このよ
うなシームが存在することはこのシームが結膜に接触して表面荒れ、不快感、ま
たはこれらの両方を生じる可能性がある点で不都合である。
【0003】 横方向の形状における変化を最少にして後処理工程を必要としないシームレス
・エッジ部を実現することを含むシームレス・エッジ部を有するレンズを作成す
るために多くの障壁が存在している。加えて、シームレス・エッジ部を製造する
上での障壁は前方および後方の成形型半体部分の整合不良および位置合わせずれ
のいずれかまたはこれらの両方である。さらに、過剰なレンズ材料を硬化する前
にレンズから取り除く必要がある。それゆえ、これらの障壁を解消するシームレ
ス・エッジ部を有するコンタクト・レンズを製造するための方法が要望されてい
る。
【0004】
【本発明および好ましい実施形態の詳細な説明】
本発明の成形型はシームレス・エッジ部を有するコンタクト・レンズの形成を
可能にする。本発明における発見はインターロック手段を成形型に備えることに
よりシームレス・コンタクト・レンズが製造できることである。加えて、このイ
ンターロック手段を使用することにより各成形型表面部分の相互関係における制
御が向上できる。このように向上した制御性により、種々のレンズ・エッジ部の
外形形状の任意のものが製造できるようになる。それゆえ、実施形態の一例にお
いて、本発明は前方成形型半体部分、後方成形型半体部分、およびインターロッ
ク手段により少なくとも構成されている、またはこれらにより実質的に構成され
ている、またはこれらのみにより構成されているコンタクト・レンズ製造用の成
形型を提供する。
【0005】 上記の「インターロック手段(interlocking means)」は前方成形型半体部分
と後方成形型半体部分との間の相互的な横方向の移動を完全に、または実質的に
完全に阻止するためにそれぞれの成形型半体部分に内蔵されている任意の機構を
意味する。好ましくは、本発明の各成形型半体部分において使用するインターロ
ック手段は後方成形型半体部分における相補的な部分に嵌合する、または当該部
分が嵌合する前方成形型半体部分における一部分により構成されている。
【0006】 インターロック手段の一例を図3および図3aに示しており、これらの図面に
おいては、本発明の好ましい成形型における種々の部分が示されている。図3a
において、成形型は2個の相補的な成形型半体部分、すなわち、前方成形型半体
部分102および後方成形型半体部分103を有している。前方成形型半体部分
102は光学的品質の凹状面部110を有する中央の湾曲した部分を形成する。
凹状面部110はその周縁部に延在している円形で外周の明瞭なエッジ部111
を有している。図3aに示すように、後方面部の外周エッジ部120と共に、エ
ッジ部111は後に成形されるコンタクト・レンズに対応するプラスチック材料
の半径方向における明瞭で一定な分割線を形成する。一般に、エッジ部111は
約3マイクロメートル乃至45マイクロメートル以下、好ましくは約5マイクロ
メートル乃至約30マイクロメートルの曲率を有しており、このエッジ部を形成
している各面部は約75度乃至約90度の範囲内の角度を形成する。
【0007】 図3aにおける好ましい実施形態おいて、前方成形型半体部分のインターロッ
ク面部112が内側係合面部114に向かってエッジ部111から連続的に上方
に湾曲して延出している。このインターロック面部112は凹状面部110の対
称軸に対して垂直または直角な平面に対して約15度乃至約75度、好ましくは
約60度の角度でエッジ部111から延出している。内側係合面部114はイン
ターロック面部112から連続的に半径方向に外側に延出している。同様に、後
方成形型半体部分103は後方成形型半体部分のインターロック面部117を有
しており、この面部117は外周エッジ部120から上方且つ外側に延出してい
る。本発明の成形型の全ての実施形態において、前方および後方の成形型半体部
分の各インターロック面部は相補的な形状をしていて、各面部が一体に互いに係
合し合って各成形型半体部分の横方向の位置ずれを最少に、または、阻止する。
さらに、これらのインターロック手段は前方成形型半体部分にレンズ材料を供給
した後の後方成形型半体部分の配置を容易にできる。
【0008】 図2,図2a,図3および図3aにおいて、前方成形型半体部分102は凹状
面部110から概ね平行に離間している凸状面部113、および内側係合面部1
14と一体で凹状面部110の対称軸に対して垂直または直角な平面内に各面部
110および113から半径方向に外側に延出している実質的に単一平面状の環
状フランジ106を有して示されている。前方成形型半体部分のインターロック
面部112は内側係合面部114に対して連続的であり、この面部114は単一
平面状の環状フランジ106に対して連続的である。後方成形型半体部分のイン
ターロック面部は外側係合面部118に対して連続的である。外側にテーパー状
の面部119は外側係合面部118に対して連続的で当該面部118から外側に
延出している。
【0009】 図3および図3aに示すように、好ましい成形型の実施形態において、凸状面
部109と後方外周エッジ部120との間の接合部分は隅肉部(fillet)または
凹状の接合部116の形態に形付けられている。この隅肉部116の曲率半径は
好ましくは約10マイクロメートル乃至約250マイクロメートル、さらに好ま
しくは約30マイクロメートル乃至約100マイクロメートルである。凸状面部
109、隅肉部116、および後方外周エッジ部120は空孔部101の中でキ
ャスティングまたは注入成形されるレンズの後方面部のエッジ形状を定める。図
3に示すような本発明のこのような好ましい成形型において形成され、さらにシ
ームレスであるレンズの場合に、当該成形型内において製造されるレンズ・エッ
ジ部はエッジ隅肉部およびエッジ・フラット部を有する後方面部を有する。この
ようなレンズ・エッジ部の形状はレンズ装着者の結膜とレンズとの間の接触を滑
らかにして結膜に対する突き当たりを回避する。さらに、この形状により涙が毛
細管作用によりレンズの下部に引き込まれるようになる。最後に、上記のエッジ
形状は隅肉部の曲率半径が大きいほどエッジ・フラット部がさらに高く上昇して
レンズ装着者の結膜から離れるという点で眼球上における移動を調整する。
【0010】 図3aにおいて、後方面部の外周エッジ部120からインターロック面部11
7が半径方向に外側に延出しており、当該面部117は概ね球形であって、約1
00マイクロメートル乃至約300マイクロメートル、好ましくは約125マイ
クロメートルの曲率半径を有している。このインターロック面部117は約15
度乃至約75度、好ましくは約60度の角度でエッジ部120から外側に延出し
ていて、内側係合面部118に対して連続的である。面部112に嵌合する、ま
たは面部112により嵌合される相補的な面部を構成することに加えて、面部1
17は装着者の結膜から前方および後方のレンズ・エッジ接合部を上昇するキャ
スティングしたレンズ・エッジ部におけるエッジ・フラット部の形成を可能にす
る。面部117は後方面部の外周エッジ部120に対して360度にわたる接触
部分を有しており、レンズ硬化中に後方または前方の成形型半体部分に加えられ
る圧力によりこの360度の接触部分が確保され、前方および後方の成形型半体
部分の間における傾斜または非平行性が最少になる。
【0011】 図3,図3a,図4および図4aに示すように、後方成形型半体部分103は
互いに離間している面部109および面部115、およびこれらの面部から凸状
の面部109の軸に対して垂直な平面内に半径方向に外側に延出している実質的
に単一平面状の環状フランジ105を有している。一方、前方成形型半体部分1
02は成形型内でキャスティングされる未膨張状態のレンズの前方湾曲面部の寸
法を有する凹状面部110を有しており、形成されるレンズ表面が光学的に許容
可能な品質になる程度に十分に滑らかである。後方成形型半体部分103は光学
的品質の凸状面部109および概ね平行な凹状面部115を含む中央湾曲部分を
形成している。凸状面部109はキャスティングされるレンズの未膨張状態の後
方湾曲面部の寸法を有しており、形成されるレンズ表面が光学的に許容可能な品
質になる程度に十分に滑らかである。前方成形型半体部分102の凸状面部11
3および後方成形型半体部分103の凹状面部115は光学的品質の表面を形成
するのに適した面部を有している必要はない。本発明の各成形型半体部分のいず
れか、またはこれらの両方は米国特許第5,540,410号に開示されている
ような金型タブを含むように構成できる。
【0012】 当該技術分野における通常の熟練者であれば本発明の各成形型において使用す
るインターロック手段および各面部が多数の構成における任意のものを採用でき
ることが理解できる。このようなインターロック手段およびインターロック面部
に対応する別の例示的な構成を図5乃至図8に示す。この選択された構成は使用
する前方および後方の各成形型半体部分の寸法に応じて異なる。
【0013】 図5において、後方面部の外周エッジ部120から約120度乃至約165度
の角度でそれぞれ上方、半径方向に外側、および下方に延出している3個の実質
的に連続的で平坦な面部131,132および133が示されている。さらに、
前方面部のエッジ部111からそれぞれ各面部131,132および133に対
して相補的な形状に形成されている面部134,135および136が延出して
、各面部が互いに強固に嵌合し合っている。
【0014】 図6において、インターロック手段の別の実施形態が示されており、この場合
に、第2の後方インターロック面部137がインターロック面部117に隣接し
ており、第2の前方インターロック面部138がインターロック面部112に隣
接している。上記面部137は球形の形状であるのが好ましく、面部138の曲
率半径よりも小さいか、それ以上、あるいはこれと同等の曲率半径を有している
。図7および図8は本発明のインターロック手段のさらに別の例を示している図
である。
【0015】 本発明の成形型は重合化可能な組成物の重合化によるコンタクト・レンズの製
造において有用に使用できる。好ましくは、本発明の成形型により製造されるコ
ンタクト・レンズは無水和状態のレンズであり、その装着が水和または膨張によ
り容易化できる当業界において既知の任意の方法により作成可能なレンズである
。前方成形型半体部分102および後方成形型半体部分103はガラスまたは熱
可塑性ポリマーを含むがこれらに限らない任意の適当な材料により形成できる。
好ましくは、上記の成形型はコンタクト・レンズ材料、好ましくはソフト・コン
タクト・レンズ材料の重合化を促進するための照射を可能にするために紫外光に
対して十分な透過性を有する材料により形成されている。本発明の成形型半体部
分を形成するための好ましい熱可塑性材料はポリスチレンおよびポリプロピレン
である。各成形型半体部分は別の成形型半体部分と同一または異なる材料により
形成できる。上記の成形型半体部分の製造は任意の適当な方法により達成できる
が、米国特許第5,540,410号に記載されているような方法が好ましい。
【0016】 本発明の成形型において、後方成形型半体部分103の形成のために使用する
材料が前方成形型半体部分102よりも硬質であって圧縮性が低いことがさらに
好ましい。この本発明の成形型半体部分の構成が与えられた段階において、比較
的軟質の前方成形型半体部分の材料を使用することにより、成形型に圧力が加え
られると、後方面部の外周エッジ部120が前方面部の外周エッジ部111に突
き当たってこれを平坦化できる。このことにより、前方および後方の各成形型半
体部分の分割線における成形型の空孔部101から過剰なレンズ材料を除去する
ことが可能になる。あるいは、前方成形型半体部分よりも軟質の後方成形型半体
部分を使用して前方面部の外周エッジ部111を後方のエッジ部120に対して
突き当てることも可能である。
【0017】 全ての実施形態において、上記の前方および後方の各成形型半体部分はそれら
の内部における迅速な熱伝達が可能であるが、成形品の取出し中において各成形
型半体部分を分離するために使用する引離し力に耐える十分な剛性を有するよう
に構成されている。本発明の成形型はコンタクト・レンズの製造用の任意の方法
において使用できる。しかしながら、米国特許第5,540,410号に記載さ
れているような製造方法を使用するのが好ましい。一般に、この好ましい方法に
おいては、一定量の重合可能な組成物が、好ましくは注入により、前方成形型半
体部分102の凹状面部110上に配置される。その後、この前方成形型半体部
分102の凹状面部110に対向する凸状面部109を有する後方成形型半体部
分103が重合可能な組成物の上に配置される。好ましくは、使用する重合可能
な組成物の容量は空孔部101の容量よりも大きい。後方成形型半体部分103
の前方成形型半体部分102上への配置により、各成形型半体部分のフランジ部
の間に形成されている領域121の中に過剰な材料が流れ込む。中心の位置合わ
せを容易にするために、好ましくは、凸状面部109は凹状面部110よりも幅
が狭い。
【0018】 後方成形型半体部分103の前方成形型半体部分102上への配置が完了する
と、好ましくは、これらの成形型半体部分を約1ポンド(454グラム)乃至約
5ポンド(2270グラム)の力で一体に押圧する。この力は図3において矢印
で示す線に沿ってフランジ部105およびフランジ部106のいずれか、または
これらの両方に供給できる。また、この力は空気圧、スプリングのような機械的
手段、またはこれらの組み合わせ等を含むがこれらに限らない任意の適当な手段
により供給できる。実施形態の一例において、フランジ部を跨いで配置するため
の平坦な形状の供給ノズル、または成形型半体部分102または成形型半体部分
103の中に部分的に嵌合するための円錐形状および平坦な形状の組み合わせを
有する供給ノズルが使用される。上記の力は重合可能な組成物の重合化を通して
維持される。
【0019】 上記の重合可能な組成物は紫外放射線に対する曝露により重合化されるのが好
ましい。この重合化に続いて、前方および後方の各成形型半体部分102および
103により形成された成形物を取り出して、このキャスティング成形したレン
ズをさらに別の処理にかける。
【図面の簡単な説明】
【図1】 シームを有するレンズ・エッジ部の拡大した側断面図である。
【図2】 本発明の好ましい成形型における前方成形型半体部分の上面図である。
【図2a】 線I−Iに沿う図2の成形型半体部分の断面図である。
【図3】 後方成形型半体部分に嵌合している状態の図2の前方成形型半体部分の拡大断
面図である。
【図3a】 図3の成形型における一領域部分の拡大断面図である。
【図4】 図3の後方成形型半体部分における下面図である。
【図4a】 線II−IIに沿う図4の成形型半体部分の側断面図である。
【図5】 本発明の成形型インターロック手段の実施形態の一例における一領域部分の拡
大断面図である。
【図6】 本発明の成形型インターロック手段の実施形態の一例における一領域部分の拡
大断面図である。
【図7】 本発明の成形型インターロック手段の実施形態の一例における一領域部分の拡
大断面図である。
【図8】 本発明の成形型インターロック手段の実施形態の一例における一領域部分の拡
大断面図である。
【符号の説明】
102 前方成形型半体部分 103 後方成形型半体部分 110 光学的品質の凹状面部 111 エッジ部 112 前方成形型半体部分のインターロック面部 114 内側係合面部 117 後方成形型半体部分のインターロック面部 118 外側係合面部 120 後方面部外周エッジ部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 クラッターバック・ティモシー・エイ アメリカ合衆国、32225 フロリダ州、ジ ャクソンビル、ハーリントン・パーク・ド ライブ 1453 Fターム(参考) 2H006 BC07 4F202 AH74 AJ03 CA30 CD01

Claims (14)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 前方成形型半体部分、後方成形型半体部分、およびインター
    ロック手段を備えているコンタクト・レンズ製造用の成形型。
  2. 【請求項2】 前記インターロック手段が前記後方成形型半体部分における
    相補的な部分に嵌合する前記前方成形型半体部分の一部分により構成されている
    請求項1に記載の成形型。
  3. 【請求項3】 前記インターロック手段が前記後方成形型半体部分における
    相補的な部分に嵌合される前記前方成形型半体部分の一部分により構成されてい
    る請求項1に記載の成形型。
  4. 【請求項4】 前方成形型半体部分および後方成形型半体部分を備えている
    コンタクト・レンズ製造用の成形型において、 前記前方成形型半体部分が凹状面部、凸状面部および円形の外周エッジ部を含
    む中央湾曲状部分を有する第1の物品により構成されており、当該凹状面部の中
    央部分が一定の曲率をコンタクト・レンズの前方湾曲部に賦与するのに適してお
    り、 前記第1の物品がさらに前記凹状面部における対称軸、当該凹状面部における
    対称軸に対して約15度乃至約75度の平面内に前記円形のエッジ部に対して連
    続的に且つ外側に延出している第1のインターロック面部、当該第1のインター
    ロック面部に対して連続的に且つ半径方向に外側に延出している内側係合面部、
    および前記第1のインターロック面部に対して一体であり且つこれを囲っていて
    、前記凹状面部の軸に対して垂直な平面内に前記凹状および凸状の各面部から半
    径方向に外側に延出している環状フランジ部を有しており、 前記後方成形型半体部分が凹状面部および凸状面部を有する中央湾曲状部分を
    有する第2の物品により構成されており、当該凸状面部の中央部分が一定の曲率
    をコンタクト・レンズの後方湾曲部に賦与するのに適しており、さらに、 前記第2の物品がさらに前記凸状面部における対称軸、当該凸状面部を囲む外
    周エッジ部、前記凸状面部における対称軸に対して約15度乃至約75度の平面
    内に前記外周エッジ部から外側に延出している第2のインターロック面部、当該
    第2のインターロック面部に対して連続的であり且つ半径方向に外側に延出して
    いる外側係合面部、および前記凸状面部の軸に対して垂直な平面内に前記凹状お
    よび凸状の各面部に対して一体であり且つこれらを囲っていて、これらから半径
    方向に外側に延出している環状フランジ部を有している成形型。
  5. 【請求項5】 さらに、前記後方成形型半体部分の凸状面部と外周エッジ部
    との間の接合部分を形成している隅肉部を備えている請求項4に記載の成形型。
  6. 【請求項6】 前記後方成形型半体部分がさらに前記外側係合面部および環
    状フランジ部に連続的でこれらの間に接合部分を形成している外側および上方に
    テーパー状の壁部を有している請求項4または請求項5に記載の成形型。
  7. 【請求項7】 前記前方成形型半体部分および後方成形型半体部分がそれぞ
    れさらに前記環状フランジ部から延出している概ね三角形のタブを有している請
    求項4に記載の成形型。
  8. 【請求項8】 前記前方および後方の各成形型半体部分が紫外光に対して透
    過性の熱可塑性ポリマーにより構成されている請求項1,請求項4または請求項
    5に記載の成形型。
  9. 【請求項9】 前記熱可塑性ポリマーがポリプロピレンまたはポリスチレン
    である請求項8に記載の成形型。
  10. 【請求項10】 一方の成形型半体部分がポリスチレンにより構成されてお
    り、他方の成形型半体部分がポリプロピレンにより構成されている請求項9に記
    載の成形型。
  11. 【請求項11】 前記前方成形型半体部分が前記後方成形型半体部分よりも
    硬質である請求項9に記載の成形型。
  12. 【請求項12】 前記後方成形型半体部分が前記前方成形型半体部分よりも
    硬質である請求項9に記載の成形型。
  13. 【請求項13】 コンタクト・レンズを製造するための方法において、 (a)請求項1,請求項4または請求項5に記載の成形型を供給する工程と、 (b)前記成形型の中に重合可能な組成物を注入して、当該重合可能な組成物
    を重合化する工程を含む方法。
  14. 【請求項14】 さらに、前記工程(b)と同時に、前記第1の物品の環状
    フランジ部、第2の物品の環状フランジ部、またはこれらの両方に圧力を供給す
    る工程を含む請求項13に記載の方法。
JP2001543323A 1999-12-09 2000-11-21 コンタクト・レンズの製造において使用する成形型 Pending JP2003516247A (ja)

Applications Claiming Priority (3)

Application Number Priority Date Filing Date Title
US45783099A 1999-12-09 1999-12-09
US09/457,830 1999-12-09
PCT/US2000/032332 WO2001042001A1 (en) 1999-12-09 2000-11-21 Molds for use in contact lens production

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2003516247A true JP2003516247A (ja) 2003-05-13

Family

ID=23818231

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2001543323A Pending JP2003516247A (ja) 1999-12-09 2000-11-21 コンタクト・レンズの製造において使用する成形型

Country Status (10)

Country Link
EP (1) EP1152883A1 (ja)
JP (1) JP2003516247A (ja)
CN (1) CN1352595A (ja)
AR (1) AR028883A1 (ja)
AU (1) AU1801801A (ja)
BR (1) BR0008444A (ja)
CA (1) CA2362668A1 (ja)
HK (1) HK1046256A1 (ja)
TW (1) TW505560B (ja)
WO (1) WO2001042001A1 (ja)

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2009519151A (ja) * 2005-12-12 2009-05-14 ジョンソン・アンド・ジョンソン・ビジョン・ケア・インコーポレイテッド コンタクトレンズの製造に用いるための型
WO2014057512A1 (ja) * 2012-10-09 2014-04-17 株式会社メニコン コンタクトレンズ
US9878473B2 (en) 2012-06-19 2018-01-30 Menicon Nect Co., Ltd Multilayer contact lens and production process therefor

Families Citing this family (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6923538B2 (en) 2000-07-06 2005-08-02 Coopervision, Inc. Method for cast moulding contact lenses with a rounded edge form
WO2003031162A1 (en) * 2001-10-11 2003-04-17 Ocular Sciences Method for cast molding contact lenses with a rounded edge form
CN102262307A (zh) * 2011-08-17 2011-11-30 陈迪生 一种新型软性角膜接触镜
NL2011239C2 (nl) * 2013-07-30 2015-02-02 Innovalens B V Insertsamenstel voor vervaardiging van intra-oculaire lenzen.
US11419397B2 (en) * 2019-01-22 2022-08-23 Coopervision International Limited Push-up contact lens blister package

Family Cites Families (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
GB8601967D0 (en) * 1986-01-28 1986-03-05 Coopervision Optics Manufacturing contact lenses
GB8919532D0 (en) * 1989-08-29 1989-10-11 Mjs Scient Ltd Contact lens mould
CA2268871C (en) * 1996-11-06 2003-12-23 Michael A. Lesczynski Method and apparatus for separating contact lens mold sections

Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2009519151A (ja) * 2005-12-12 2009-05-14 ジョンソン・アンド・ジョンソン・ビジョン・ケア・インコーポレイテッド コンタクトレンズの製造に用いるための型
US8287269B2 (en) 2005-12-12 2012-10-16 Johnson & Johnson Vision Care, Inc. Molds for use in contact lens production
US9878473B2 (en) 2012-06-19 2018-01-30 Menicon Nect Co., Ltd Multilayer contact lens and production process therefor
WO2014057512A1 (ja) * 2012-10-09 2014-04-17 株式会社メニコン コンタクトレンズ
JPWO2014057512A1 (ja) * 2012-10-09 2016-08-25 株式会社メニコン コンタクトレンズ

Also Published As

Publication number Publication date
HK1046256A1 (zh) 2003-01-03
WO2001042001A1 (en) 2001-06-14
BR0008444A (pt) 2001-10-16
TW505560B (en) 2002-10-11
AR028883A1 (es) 2003-05-28
CN1352595A (zh) 2002-06-05
EP1152883A1 (en) 2001-11-14
CA2362668A1 (en) 2001-06-14
AU1801801A (en) 2001-06-18

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP5191902B2 (ja) コンタクトレンズの製造に用いるための型
KR100713574B1 (ko) 콘텍트 렌즈 제조에 사용하는 몰드
TWI449614B (zh) 用於隱形眼鏡製造之模具
EP0857565B1 (en) Basecurve mold designs to maintain hema ring/basecurve adhesion
JP2003516247A (ja) コンタクト・レンズの製造において使用する成形型
US4896958A (en) Flexible contact lens for enhanced movement on the eye

Legal Events

Date Code Title Description
RD04 Notification of resignation of power of attorney

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7424

Effective date: 20071122