JP2003516037A - 転送シーケンスを作成する装置及び方法、及び受信した転送シーケンスから情報を復元する装置及び方法 - Google Patents

転送シーケンスを作成する装置及び方法、及び受信した転送シーケンスから情報を復元する装置及び方法

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Abstract

(57)【要約】 帯域外放射のひずみのない低減のために、一つの情報言語から多様な転送シーケンス候補が作成され(10)、それらの転送シーケンス候補から、既定の基準を満たす転送シーケンスを選択する(30)。多様な転送シーケンス候補を作成するために、情報言語には異なるタッグがそれぞれ付加され(12)、続いて、情報ユニットが互いに結合された及び/又は付加されたタッグと結合された結合情報言語を得、それにより結合情報言語はタッグによって独自に特定されるように、付加されたタッグを含む情報言語を逆転可能なフィードバック結合アルゴリズムにより処理する(16)。結合情報言語は、時間転送シーケンス候補を得るために、例えばOFDM変調処理の場合には、結合情報言語は、マッパや逆転フーリエ変換を使用してさらに処理される(18)。前記の処理を繰り返すことで、複数の転送シーケンスが得られ、そこから、特定の基準によって一つの転送シーケンスが選択される。受信機において、結合情報言語はフィードバック結合アルゴリズムとは逆であり、情報言語を作成するためにタッグによって自動的に制御されるアルゴリズム内に送り込まれる。その結果、明白なページ情報の転送をしなくても、受信した転送シーケンス上で情報言語が自動的に抜粋される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する分野】
本発明は、デジタル通信に関し、より詳しくは、デジタル通信トランスミッタ
の帯域外放射を減じるための概念に関するものである。
【0002】
【従来の技術と課題】
一般的に、デジタル通信トランスミッタは、例えばデジタル放送のためのMP
EGオーディオエンコーダ又はデジタルテレビのためのMPEGビデオエンコー
ダである情報源を含んでいる。典型的には、デジタルビットストリームという形
で存在する通信源の出力データは、そのビットストリームに冗長性を付加するた
めのチャンネルエンコーダを使用して符号化される。チャンネルエンコーダは、
受信機において通信エラーを解決するための助けとなるものである。チャンネル
エンコーダによって符号化されたデジタルビットストリームは、続いて、転送チ
ャンネルでのいわゆるバーストエラーが通信の大きな一貫した部分の欠損という
結果になるのを防止するために、その受信機にとって周知のアルゴリズムに基づ
いてデータの順序を変換するいわゆる「インターリーバ」に送られる。しかし、
長い時間を経て、小さな短い部分の欠損という結果にはなり得る。いわゆるマッ
パを使用して、変調のタイプに応じて、インターリーバの出力側でネストされた
ビットストリームが変調シンボルにマップされる。
【0003】 何の変調もない場合、つまり、そのデジタルビットストリームが何の変調もさ
れずに直接送信される場合、マッパ及びその次に使用される変調器は省略される
【0004】 しかし、例えばマルチキャリア変調処理等の変調方法が使用される場合、マッ
パの後に、通信キャリア上に変調シンボルを変調する変調器が設置される。
【0005】 最近、デジタル放送対応のためのOFDM処理がより一般的になってきている
。この処理では、多様なサブキャリアが使用され、それらのサブキャリア上で、
マッパによって生成された変調シンボルが変調される。この場合、変調処理は、
一般的によく知られているように、多数の変調されたキャリアから離散時間信号
を生成するための逆離散フーリエ変換である。離散的で通常複雑な時間信号は、
複雑なサンプル値又はサンプルという形態で発生し、そしてそれらは、周期的に
繰り返すスペクトル成分を除去するために補間ローパスに送られる。信号は補間
ローパスの出力を超えて印加され、典型的には、最終的に信号を出射するアンテ
ナに増幅された信号を送るための転送増幅器に送られるべき信号を受信するため
に、複雑なIQ変調器を介してHFキャリア周波数に変調される。
【0006】 放送への応用においては大きなパワーが要求されるので、典型的にはクライス
トロン又は進行波管のようなバルブ増幅器が、増幅器の出力側で使用される。小
さなパワーで十分な場合には、トランスミッタの密なネットワークが存在する携
帯ラジオの場合のように、トランジスタ増幅器を使用してもよい。
【0007】 トランジスタ増幅器及びバルブ増幅器のどちらにも共通することは、ある入力
パワー範囲においてのみ、それらは直線的であることである。つまり、入力パワ
ーの増加に応じて、減少する出力パワー曲線を有し、増幅器が完全に飽和状態に
達すると、最後には一定の値を示すものである。換言すれば、増幅器は大きな入
力パワーに対しては非直線的な特徴曲線を有しているので、増幅器は入力信号に
対して非直線的なひずみを与える。
【0008】 ある周波数帯域が、例えばライセンスの許可によってある転送アプリケーショ
ンに設定されている場合、特定の許可された転送アプリケーションのための転送
信号のみが所定の帯域でパワーを有するが、その設定帯域以外では全くあるいは
ほんの小さなパワーしか有さないということに規定が存在する。設定帯域以外の
パワーは帯域外放射と称される。
【0009】 前述したように、入力パワーが大きい場合、増幅器の非直線的特徴曲線が非直
線的ひずみにつながり、もはや設定帯域ではないが、その帯域外に存在し帯域外
放射として測定され得る高い調波が増幅器によって生成される。
【0010】 これらの非直線的ひずみは比較的白いスペクトルとなることが知られている。
増幅器への入力信号がなおも帯域制限されている場合、OFDM変調の場合を仮
定できるが、出力信号はこの帯域外のパワーを有する。
【0011】 これを避けるために、つまり、周波数帯域のために設定された許容計画のため
の許諾者による規約、つまり、設定帯域外においてもなおもどれくらいの帯域外
放射が受信可能であるかを観察するために、増幅器への入力電圧は、ひずみの全
くない増幅のための最大入力電圧を超えることは滅多にないか又は全くない。換
言すれば、このことは、実際に使用可能な最大入力電圧はできる限り低くあるべ
きであるということを意味している。最大入力電圧が、常に、増幅器が非直線的
範囲で作動し始める点又は許可された範囲内での帯域外放射に関して非常にわず
かに非直線的に増幅する最大電圧よりも低い場合、ひずみは決して発生せず、許
可された帯域外放射を超えることはない。
【0012】 前述したOFDM過程の不利点は、PARとも称されるパワー率を平均化する
典型的に発生する高いピークにもある。キャリアが非常に好ましくない方法で占
拠された場合、つまり、ある時間的なポイントで、例えば256個のOFDMサ
ブキャリアのすべてが構造的に重畳された場合、図式的な説明では、高いピーク
が時間信号つまりIDFT後のOFDMのシンボル内に発生する。この場合、平
均信号パワーを超える10〜20dBであり得る高い信号ピークが発生する。許
可された帯域外放射を持続するために、高いパワーリザーブが典型的に転送増幅
器内に保持され、これはまた「パワーバックオフ」と称される。換言すれば、増
幅器は、高いパワーピークがなおも増幅器の直線範囲に入るほど低く設定された
動作点で作動する。
【0013】 増幅器のこの動作モードは、増幅器が大きな供給パワーを必要とするが比較的
小さな出力パワーしか出力しない極端に非効率的な動作モードを表している。時
間信号内のピーク値に関して帯域外放射を減少させるという要求は、OFDM変
調においてだけでなく、例えば一般的にフィルター処理の間に起こり得るインパ
ルス形成器による1キャリア処理でも発生するものであり、それは大きなパワー
リザーブで作動し、低い能率しか提供できないという、より不経済な増幅器が必
要であるという結果になる。しかし、特に小型のバッテリー電源システムにとっ
て、特に携帯ラジオ及びその中に使用されている記憶容量に制限のあるアキュミ
ュレータに関して、より注目されている問題点は能率である。
【0014】 WO98/10567は、デジタル転送方法でピーク値率を低下させる方法に
関する。ここでの根本的な考えは、転送増幅器のためには低いパワーリザーブで
充分であり、許可可能な帯域外放射以上のものを引き起こさないように、高い信
号ピークが時間信号内で発生するのを防止するためにデジタル領域で予防手段を
取ることである。公知の概念は一般的に「選択マッピング」と称される。選択マ
ッピング(SLM)は、実際、単に転送シーケンス代表又は候補と称される異な
る可能な信号が、転送されるべき一つのメッセージ、つまり情報言語又は一般的
に言えばデータビットのベクトルから、U個のいくつかの方法で生成されること
を意味している。しかし、これら全ての信号が転送されるわけではない。代わり
に、特定の信号が転送信号として選択される。特に、各転送信号は測定されるべ
きピーク値を有している。最も低いピーク値を有する転送信号候補が最終的に選
択され、実際の転送信号として転送される。
【0015】 受信機側では、目的は(a)どのメッセージが使用可能であるか、(b)U個
の可能な候補のうちのどれがメッセージに対して転送されてきたのかを明らかに
することである。受信機にとって、これらのことを明らかにするために二つの方
法が可能である。第1には、トランスミッタから受信機に何がしか与えられ、U
個の転送シーケンス候補のうちのどれが選択されたのかに関するページ情報によ
るものである。この方法に関する不利点は、このページ情報は公然と送信され、
特にこのページ情報には転送エラーからの特別な保護を与えられなければならな
いという事実である。デジタル放送の場合、チャンネルが何らかの方法で妨害さ
れ、このような妨害は予測しにくい場合、これは重大な問題を呈している。
【0016】 ページ情報が間違って受信された場合、受信信号のエラーの無い処理はもはや
不可能である。この事実のために、ページ情報を使用して信号化するこの方法は
比較的厄介なものであると思われる。
【0017】 別の可能性は、ページ情報を転送せずにこの概念を実行することである。受信
信号全体によって、受信機は、M個のメッセージのうちのどのメッセージ、つま
りある特定数の変調シンボルのうちのどの変調シンボルが可能であるのか、そし
てU個の転送シーケンス候補のうちのどれがメッセージに対して送られてきたの
かを明らかにしなければならない。ページ情報が使用されない場合、受信機が最
もよく似た信号やシンボルをそこから選ぶM個の可能な転送信号又は変調シンボ
ルの代わりに、M×U個の可能な転送信号が考慮されなければならない。これは
エラーの可能性をかなり高めることになる。さらに、メッセージごとにU個の可
能な転送シーケンス候補から適当なものを選択することは、重大な問題である。
現在まで、この問題に対する有効なアプローチは欠如しており、従って、明白な
ページ情報のない転送でさえ実用に適しているとは証明できない。
【0018】 SLMの特別な実行について、WO98/10567A1に説明されており、
これはまたPTS(部分転送シーケンス)概念とも称されている。U個の転送シ
ーケンス候補は以下の方法で得られる。時間離散転送信号は、複合値素子のベク
トルとして、例えば1キャリア過程でのスペクトル整形又はOFDMでの逆フー
リエ変換等の最終の直線的なフィルター過程の前に、入手可能である。ベクトル
はサブセット、つまり部分転送シーケンス内に入れられる。各サブセットの素子
は、1の規模を有する同じ複素数により掛けられる。複素平面内で、これらの素
子全てが同じ角度に回転される。そして、最後の直線的フィルター処理が実行さ
れ、これにより典型的には高いピーク値が生成される。乗算に使用される複素数
の自由選択によって、複数の転送シーケンス候補を生成することが可能である。
この場合もまた、前述したように二つの可能性があり、ページ情報を使用するか
又は使用しないかの選択である。しかし、ここでの違いは公然なページ情報の転
送をせずに動作させることが可能である。これは、転送されるべき情報が時間離
散転送信号の複合値素子内に全く転送されず、同じサブセットの連続する素子の
商に転送されるので、可能である。この概念は差分前暗号化と称されている。一
つのサブセットの全ての素子が同じ複素数で掛けられるので、同じサブセットの
連続する二つの素子の商は、U個の候補転送シーケンスのそれぞれのために同じ
状態である。従って、受信機は単にこれらの商を計算するだけであり、これによ
り転送された情報を復元することができる。
【0019】 一般的なSLM概念の不利点の一つは、この概念は実際に、ページ情報が転送
に含まれている場合、それより前の公知の形態で実現され得るのみである。しか
しこれは、ページ情報は特別に保護されなければならないという事実から重要で
ある。
【0020】 PTS概念はページ情報を転送しないで実行できるが、差分前符号化のみに利
用可能であるという不利点がある。PTS概念は従って、デジタル通信トランス
ミッタやデジタル通信受信機の設計の可能性をかなり制限する。
【0021】 さらに、パワー効率の良い差分復号化動作を実行するために、受信機に関して
防止策が必要である。このように、受信機には、高価なものになるかもしれない
ようなかなりの変更を加えなければならない。しかし、デジタル放送受信機の分
野では、大量生産品である受信機にとって、重要な特徴を示すものが価格である
。なぜならば、市場に根づいてしまった製品にとって、そうでない物は違うが、
わずかな倹約が消費者市場に対する決定的な衝撃になるからである。
【0022】 本発明の目的は、帯域外放射の問題に対して利用可能な解決方法を提供するこ
とである。
【0023】
【発明の構成、作用及び効果】
前記目的は、請求項1又は請求項2に係る送信シーケンスを生成する装置、請
求項17に係る情報言語を復元する装置、請求項21又は請求項22に係る転送
シーケンスを生成する方法、及び請求項23に係る情報言語を復元させる方法に
よって達成される。
【0024】 本発明は、帯域外放射の問題は転送シーケンス候補の特別な生成によって解決
できるという知見に基づいている。本発明によれば、転送シーケンス候補を作成
するのに逆転可能なフィードバック結合アルゴリズムが使用されている。フィー
ドバック結合アルゴリズムは、複数の転送シーケンス候補、これら全ては情報言
語と同じ情報を運ぶものであるが、これらの転送シーケンス候補を作成するため
に情報言語を処理するだけでなく、情報言語と共に、タッグもフィードバック結
合アルゴリズムによって作成される。これにより個々の転送シーケンス候補が、
それらが生成された際に使用されたタッグによって特定される。フィードバック
結合アルゴリズムは、結合アルゴリズムのフィードバック路の多様な初期状態に
応じて、異なる出力値を出力するという特徴がある。
【0025】 換言すれば、同じ入力値から完全に異なる出力ベクトルが、同じ結合アルゴリ
ズムによって達成され、これらの異なる出力ベクトルは、そのタッグにより、フ
ィードバック結合アルゴリズムが異なる状態になるという事実のみのために生成
される。タッグが情報言語の最初に接頭語として存在する場合、その情報言語は
、タッグにより決定された結合アルゴリズムの初期状態に基づき処理される。タ
ッグが情報言語のどこか他の場所に存在する場合、転送シーケンス候補はタッグ
までは互いに相違はない。異なるタッグが結合アルゴリズム内に入るや否や、あ
る種の「枝分かれ処理」が結合アルゴリズム内に起こり、これにより異なる転送
シーケンス候補が形成される。ほとんどの場合、とにかくスクランブル処理を実
行するインターリーバが使用されているということを考えると、結局、インター
リーバの前の転送シーケンス候補は最初の部分において同じであり、最終部分ま
で異なることはないことは明らかである。
【0026】 タッグは情報言語そのものに付加され、情報言語及びタッグの両方がフィード
バック結合アルゴリズムによって処理される。その結果、タッグは各転送シーケ
ンス候補の中に何かしら内包的に含まれる。
【0027】 換言すれば、タッグはこのように逆転可能なフィードバック結合アルゴリズム
をある状態にするために使用され、これによりフィードバック結合アルゴリズム
、つまり結合アルゴリズムのメモリがなり得る状態の数は、フィードバック路の
特性によるものである。各転送シーケンス候補に異なるタッグを含ませる方法は
、各転送シーケンス候補を異なる状態に基づき、フィードバック結合アルゴリズ
ムにより処理することである。しかし転送シーケンス候補内のタッグは、もはや
外部的に見えるものではない。トランスミッタ内の対応する転送シーケンス候補
が受信機内のアルゴリズムとは逆の、従って、フィードフォワード特性を有して
いるアルゴリズムによって処理されるまでは、タッグは現れない。
【0028】 受信機内での逆転フィードバック結合アルゴリズムの処理後は、タッグは明白
なものであるが、それはもはや必要ではない。何故ならば、それは、受信した入
手可能な転送シーケンスに基づく初期状態になったフィードフォワード結合アル
ゴリズムとは逆のアルゴリズムを駆動することにより、既にその「義務」を果た
してしまったからである。
【0029】 本発明の利点は、ページ情報の明白な転送を必要としないことである。タッグ
は内包的に転送シーケンス候補に送られ、特別な保護を必要としない。さらに、
タッグが特別な手段を講じることなく、情報そのものと同じ手段によって自動的
に保護されるように、トランスミッタに冗長を付加するためのチャンネル符号化
動作及びインターリーブ動作は通常、情報言語上で実行されるということを明記
しておく。
【0030】 本発明の他の利点は、タッグを付加することによって、ほんの少しの付加的冗
長が与えられるだけであるということである。大きさのことを言うと、16の候
補を必要とする場合、例えば256のキャリアを有するOFDMの516ビット
の情報言語には、たった4ビットの冗長が付加されるのみである。この4ビット
というのは、使用されているキャリアの数によるが、1%未満の付加的冗長であ
る。
【0031】 転送増幅器の非直線性に関するスペクトル特性が効率的になる程、より多くの
転送シーケンス候補が作成される。つまり、フィードバック結合アルゴリズムは
より多種の状態になることが可能である。一般的に、16種の異なる転送シーケ
ンス候補が作成される場合でさえ、転送増幅器のパワーリザーブが簡単に約2d
B減じられるような、信号の統計的向上が達成される。
【0032】 本発明に係る装置の他の利点は、複雑な対策を講じずに、受信機内に設置でき
、丈夫で、その結果実用上好ましいということである。
【0033】 また、本発明の他の重要な利点は、この発明的概念は一つや数少ないタイプの
変調に限られるものではなく、種々のチャンネル符号化方法やどのような変調方
法にも広く適していることである。逆転可能なフィードバック結合アルゴリズム
を使用した転送シーケンス候補の作成によって、設計者には、使用する変調タイ
プ、チャンネル符号化、及び受信機で使用する部品に関する設計について自由裁
量が与えられる。
【0034】
【発明の実施の形態】
添付図面を参照して、本発明の好ましい実施形態を以下に詳述する。
【0035】 図1は、本発明の第1実施形態である、複数の情報ユニットを含む情報言語か
ら転送シーケンスを作成する装置を示す。第1実施形態に係る装置は、概略、複
数の転送シーケンス候補を作成する手段10、及びそれらの転送シーケンス候補
を調査し、その複数の転送シーケンス候補から、既定の基準に合う転送シーケン
スを選択する手段30を含んでいる。
【0036】 複数の転送シーケンス候補を作成する手段10は、情報言語にタッグを付加す
る手段12を含み、これは入力部14を介して設置されている。情報言語及びタ
ッグは、逆転可能なフィードバック結合アルゴリズムによって情報言語とタッグ
を処理する手段16に送られ、この手段16の出力側で結合情報言語を得る。結
合情報言語内では、情報ユニットが互いに結合され、及び/又は情報ユニットは
タッグと結合され、結合情報言語がタッグによって特定できるようになっている
。このように生成された結合情報言語は、その後、結合言語をさらに処理するた
めの手段18に送られ、その手段によって、時間に基づく転送シーケンス候補が
結合情報言語から作成される。このような転送シーケンス候補は、複数転送シー
ケンス候補作成手段10の出力側20に与えられる。この複数転送シーケンス候
補作成手段10は、さらに、転送シーケンス候補作成後、タッグスイッチ24に
より、タッグメモリ24から新しいタッグを引き出すようになっている。出力側
の転送シーケンス候補スイッチ26はタッグスイッチ24と同時に作動され、新
しい転送シーケンス候補を調査選択手段30の入力部32に送る。
【0037】 典型的には入手可能なタッグの数に相当する数の全ての転送シーケンス候補が
この調査選択手段30に送られると、調査選択ステップが開始される。時間転送
シーケンス候補である個々の転送シーケンス候補が、それらの信号特性に関して
調べられ、その上で、一つの転送シーケンス候補が既定の基準を満たすものとし
て選択される。このような基準としては様々な可能性があり、これらはまた組み
合わされていてもよい。忘れてはならないのは、本発明概念の主な目的は、帯域
外放射を許容範囲内に抑えて適当な堅固な方法で転送増幅器内のパワーリザーブ
を減じることである。しかし、使用されているHF転送増幅器が過度に大きな入
力信号、つまり過度に大きな時間値のために、その非直線範囲に入ってしまう場
合、帯域外放射は許容範囲を超えてしまう。
【0038】 最も正確な基準は、増幅器の特徴曲線の知識を使用して、各転送シーケンスに
よって生成される帯域外放射を計算すること、及び最も低い帯域外放射をする転
送シーケンス候補を手段30の出力側34で選択することである。この場合、既
定の基準は、このように最も低い帯域外放射である。
【0039】 しかし、この方法は非常に多くの時間とエネルギーを必要とする。より簡単で
あるがこれ程正確ではない方法は、基準として最も低いピーク値を使用するもの
である。ここでは各転送シーケンス候補がサンプルごとに調査され、最も低いピ
ーク値を有する転送シーケンス候補、つまり、複合時間サンプルが入手可能な場
合には複合サンプルの全体集合が最も小さいものを確定する。
【0040】 時間と金銭に関して、前述した二つの方法の中間的な調査選択方法は、個々の
転送シーケンス候補の平均パワーを復元し、最も小さな平均パワーを有する転送
シーケンス候補を選択することである。この最後の方法は、全く最大のピーク値
に関する決定により、他の好ましい転送シーケンス候補が例えば一つの高いピー
ク値のために拒絶され、代わりに、このような高いピーク値を持たないが他の比
較的高いピーク値のためにかなりの部分の帯域外放射を生成してしまう転送シー
ケンスを選択する場合を考慮している。
【0041】 図1に示す概念において、連続処理が実行される。換言すれば、手段12,1
6,18はただ一つずつのみ存在し、これらの同じ手段が異なるタッグと同じ情
報を用いて機能し、個々の転送シーケンス候補が次々に算出される。あるいは、
前記手段12,16,18は転送シーケンスの平行算出を可能にするためにそれ
ぞれ複数個設置され、異なるタッグが各平行路に入力されてもよい。連続/平行
を組み合わせた方法もまた可能である。
【0042】 転送増幅器は、元来、D/A変換及び特定のパルス整形後、継続時間転送信号
を扱うものであれば好ましい。このように、転送シーケンス候補を形成し、既定
の基準に合う転送シーケンス候補を選択するという一般的な概念は、それがHF
キャリア上へのアップ変換の前に調査された連続するアナログ時間信号であった
場合、最も正確である。しかし、例えばOFDM変調処理の場合、IDFTブロ
ックの出力における離散複合時間OFDMシンボルを調査することは良好な近似
値を与えることとなり、これは転送シーケンス候補をそれらの特性に関して解析
するために、何のアナログ処理手段又はデジタル/アナログコンバータやアナロ
グ/デジタルコンバータをも必要としない。しかし、1キャリア変調の場合に、
比較的急激な周波数応答を有するパルス整形フィルターが転換領域で使用される
なら、この近似値は充分ではなく、離散時間転送シーケンス候補の代わりに継続
時間転送シーケンス候補を調査しなければならない。
【0043】 図2は、本発明の第2実施形態に係る装置であり、転送シーケンスを生成する
ための第1図に示したものと同様の装置を示す。同様の部分には同様の符号を付
している。第2実施形態の装置は、また、出力側で転送シーケンスを出力するた
めに、複数の転送シーケンス候補を作成する手段10’、さらに調査選択手段3
0を含んでいる。手段30は、転送シーケンスが出力される出力部34を有し、
さらに、転送シーケンス候補の数に相当する数の入力部32を有している。
【0044】 複数転送シーケンス候補作成手段10’は入力部14を有し、そこには処理さ
れるべき情報言語が送られ、また複数の転送シーケンス候補がそれに基づいて、
手段10’の出力部32で生成される。
【0045】 図1の第1実施形態とは対照的に、情報言語とタッグの連結は、プレースホル
ダータッグメモリ13’のプレースホルダータッグのみがプレースホルダータッ
グ付加手段12’によって与えられるように、2段階工程のような形で実行され
る。そして、情報言語とプレースホルダータッグは、情報言語の情報ユニットが
互いに及び/又は挿入されたプレースホルダータッグと結合されている結合情報
言語を得るために、図1の場合のように逆転可能フィードバック結合アルゴリズ
ムを実行するための手段16で処理される。一つの選択肢として、前記手段16
の後に、チャンネル符号化及び/又はインターリーブつまりネスティングのため
の手段、これは一般的に符号17で示しているが、このような手段を設置しても
よい。このような手段17は基本的には任意のものであるが、これが設置不可能
な場合、情報言語はいくつかの論理演算手段19に送り込まれる。一方、手段1
7が可能な場合、連結手段19に送り込まれるのは結合情報言語ではなく、ブロ
ック17の処理規則と同様の派生規則を有する結合情報言語から引き出された言
語である。
【0046】 連結手段19において、単に内包的にプレースホルダータッグを含む結合情報
言語は、それぞれのタッグによって独自に特定される連結情報言語を得るために
、例えばビット的なXOR演算によって異なる連結シーケンスと連結される。個
々の連結シーケンスは、図1の手段22で入手可能であるようなタッグが取られ
、図2の入力部14の情報言語と同じ処理に供されるように形成され、この連結
シーケンスは処理されたタッグを示している。それぞれの処理済みのタッグと連
結することによって、タッグの実際の情報はプレースホルダータッグの代わりに
入力され、この結果、異なる転送シーケンス候補が連結手段19の出力部で入手
可能となる。最後に、これらは、前述したように、OFDM変調の場合のような
時間離散転送シーケンス候補か又はパルス整形フィルターを有する1キャリア変
調の場合のようなパルス整形時間継続転送シーケンスのいずれであってもよい時
間転送シーケンス候補を得るために、経路ごとに選択可能であるそれぞれのさら
なる処理手段18’に送り込まれる。図2に示されている発明概念は、実際の動
作中、結合情報言語又は結合情報言語から派生する言語を生成するために、手段
12,14及び任意の手段17はたった1回通るだけのものでよいという利点が
ある。生成された結合情報言語又はそれから派生する言語はその後、異なる連結
手段の間の配付点13に送られる。図2に示す本発明の第2実施形態では、第1
実施形態と同様に、タッグはまた手段12,16及び任意の手段17によって処
理演算にも供される。しかし、これは実際の転送中に実行されなくてもよく、オ
フラインで実行されてもよい。有利な点は、実際の処理外で連結シーケンスは計
算され、例えばROMに記憶されていてもよく、連結シーケンス、その数はタッ
グの数、故に転送シーケンス候補の数に相当するものであるが、デジタルトラン
スミッタの動作中にはこれらの個々の連結シーケンスのみが復元されるだけでよ
い。これは迅速な処理を可能にする。
【0047】 図2に示す本発明の第2実施形態は、複数の転送シーケンス候補を計算するた
めの真に連続、真に平行又は連続/平行混合の処理を可能にする。真に連続の処
理が利用された場合、手段19,18’はたった一つずつのみが使用されるだけ
でよく、それぞれの転送シーケンス候補を連続して計算するために、一つのシー
ケンス候補が計算されると、新たな連結シーケンスがその一つの手段に送り込ま
れる。さらなる処理の機能性により、もし多くの時間とエネルギーを消費するな
らば、これらの演算を連続してより良く実行するために、あるいはそうでない場
合でも、それらを平行に実施するための決定が妥協解決案としてなされ得る。そ
の結果、それぞれの応用の場合に応じた最適な妥協案を見つけ出すことが常に可
能である。この最適な妥協案は、図1,2に示されている応用特定の集積回路の
全体的な機能性の集積を考慮すると、結局はチップ面、電力消費、サイズ、コス
ト等の間の妥協に限られてくるであろう。
【0048】 以下に、図3を参照して、図1に概略的示されている本発明の第1実施形態の
実用的な実施について説明する。図3はOFDM変調処理を示し、情報言語から
時間OFDMシンボルを生成する逆離散フーリエ変換のために、一般的には非常
に高いPARを有するものである。概して、OFDM方法はある特定の数の直交
するサブキャリアを使用し、それらのサブキャリアは、周波数に関して一定の間
隔で離れている。周波数多重方法はトランスミッタにおける逆離散フーリエ変換
によって実行される。例えば、QPSKやQAMのような変調方法に対応して、
2値データがサブキャリア増幅器上に大まかにマップされる。OFDMは、各サ
ブキャリアに同じ信号群を与えるか又は特定のサブキャリアに異なる信号群を与
えるかいずれの方法でも使用可能である。従って、いくつかのサブキャリアは例
えばQPSK変調され、他のサブキャリアは例えば16QAM変調されてもよい
【0049】 サブキャリアのベクトル、つまり個々のサブキャリア上で変調された変調シン
ボルのベクトルは、その後、前記変換によって確立されたいくつかの時間サンプ
ルからなるOFDMシンボルを受信するために、IDFTによって時間領域内に
変換される。それらのサンプルは、HFキャリア周波数上で変換した後、転送増
幅器で増幅するために、共通パルス振幅変調手段により連続時間信号に変換され
る。
【0050】 以下は図3を参照して説明する。図1と同様の部分には同様の符号が付されて
いる。図3、図4に示されている逆転フィードバックアルゴリズムを実行する手
段16は、2値シフトレジスタを使用した逆転フィードバックアルゴリズムの好
ましい実施を示すために、スクランブラと称されることを指摘しておかねばなら
ない。スクランブラ16の後に、図3では、符号17で示されている任意の機能
ブロック群が存在する。機能ブロック群17は冗長付加チャンネルエンコーダ1
7aを含み、これはENCと称され、この次にILVと称されて符号17bで示
されるインターリーバが設置される。前記エンコーダ17aのみか又は前記イン
ターリーバ17bのみが設置されていてもよい。チャンネルエンコーダは、例え
ばFEC(フォワード・エラー・コレクション)エンコーダであり、これは、1
未満のコードレートに従って、スクランブルされた情報言語に冗長を付加するも
のである。典型的には、このようなFECエンコーダは、遅延ユニットとXOR
ゲートからなるフィードフォワード結合2値シフトレジスタを使用して形成され
る。これについては、図9を参照して後に詳述する。
【0051】 インターリーブ演算を受け、チャンネル符号化された処理済みの情報言語はそ
の後マッパ18aに送られる。マッパ18aは、一方では連続/平行変換を実行
し、他方では、信号群に対応するインターリーバの出力信号からビットのマッピ
ング、つまり変調処理を実行する。QPSK変調が全てのサブキャリアに使用さ
れている場合、マッパ18aは、まず、情報言語の2ビットグループへの分類を
、四つの可能な2ビットグループの組み合わせに対して複素面の四つの相を与え
ながら実行する。さらに、マッパ18aは2ビットグループのベクトルを生成す
るために2ビットグループの連続/平行変換を実行し、そのベクトルはブロック
18bでのIDFT演算を受けてもよい。IDFTブロックの出力部で、離散時
間サンプルからなるOFDMシンボルが得られることになる。本実施形態におい
ては、ブロック30での調査選択処理の前に、時間継続信号への変換は全く行わ
れない。何故ならば、IDFT演算によって生じた直線的フィルター処理がOF
DMシンボル内の高いピーク値の決定的な部分を占めるからである。
【0052】 図4に示す実施形態は、図2に示した本発明の第2実施形態のOFDMへの応
用に関するものである。図3に示した実施形態とは対照的に、単に一つのプレー
スホルダータッグ13’しかなく、入力部14で情報言語に異なるタッグを連続
して又は平行して与えることはもはやしない。プレースホルダータッグを与えら
れた情報言語はその後もう一度スクランブルされ、後に分岐点13に位置するマ
ッパ19に送られるために任意に符号化及びネスティングされる。マッパ19は
、一方では2ビットグループ変換を、そして他方では2ビットグループの連続/
平行変換を実行し、また、図2を参照して説明した論理演算を実行するものであ
る。そのOFDMへの応用が図4に示されている本発明の第2実施形態において
、たった一つのネスティングされた暗語が生成されなければならない。逆転可能
なフィードバック結合アルゴリズム、エンコーダ及びインターリーバのGF(2
)の直線性のために、情報言語とタッグのスクランブリングは種々のタッグの実
際のスクランブリングとは別にすることができ、スクランブルされ、そして任意
に暗号化及びネスティングされたタッグがマッパ19に連結シーケンスという形
態で付加することができる。これにより、個々の転送シーケンス候補は、対応す
る連結シーケンスが内在するタッグによって独自に特定される。連結シーケンス
はただ一度だけ、そして好ましくはオフラインで計算され、ROMに記憶可能で
あり、図4に示す本発明の実施形態が迅速に計算され得る。マッパ19の出力部
での連結情報言語は、その後、時間転送シーケンス候補を生成するためにIDF
Tブロック18’を使用してさらに処理され、時間転送シーケンス候補は、次に
調査選択手段30に送り込まれることになる。
【0053】 以下に、図11を参照して情報言語の構造を説明する。転送シーケンス生成装
置の入力部14に送り込まれる情報言語40は、2値の実行において個々のビッ
トを含む複数の個々の情報ユニット42からなる。本発明の好ましい実施形態に
おいては、タッグ付加手段12及び/又は12’(図1〜図4参照)は、実際の
タッグ又はプレースホルダータッグのいずれかを情報言語40の前に載置する。
プレースホルダータッグは実際のタッグと同じ長さであることが好ましい。典型
的には、タッグ及びプレースホルダータッグはいくつかの個々のビット44から
なり、このタッグビット44の数は可能な転送シーケンス候補の数を決定する。
本発明概念の2値装置の場合、4個のタッグビットによってすでに16の候補が
特定可能である。簡単な装置で、単に一つのタッグビットで、二つの異なる転送
シーケンス候補を生成するのに充分である。好ましくは、逆転可能なフィードバ
ック結合アルゴリズムは、そのメモリが、タッグビットの数によって示され得る
異なる数、つまり生成され得る転送シーケンス候補の数と同じだけの異なる状態
になることが可能であるように、タッグに対して調整可能であることが好ましい
【0054】 以下に、図5を参照して逆転フィードバック結合アルゴリズムの実施例を説明
する。一例として、逆転フィードバック結合アルゴリズムは、図5ではDで示さ
れているいくつかの遅延ユニットを含み、さらにいくつかのXOR演算機を含む
フィードバックシフトレジスタによって実行され得る。
【0055】 詳しくは、図5に示すシフトレジスタは、排他的OR演算とも称されるXOR
演算を表す“+”記号の多項式1+D+D4によって示され得る逆転フィードバ
ック結合アルゴリズムを実行する。OR演算は以下の特性を有することが知られ
ている。
【0056】 0+0=1 0+1=1 1+0=1 1+1=0
【0057】 逆転フィードバック結合アルゴリズムを実行するスクランブラは、デジタルフ
ィルタに非常によく似たフィードバック2値シフトレジスタであってもよいと、
一般的に言える。2値装置において、各遅延素子Dは、0又は1の値であるビッ
トを記憶し、次の遅延素子がある場合、次の時間ステップでそのビットを次の遅
延素子に送る。2値シフトレジスタにおいて、DはデジタルフィルタのZ-1を表
し、この場合、信号シーケンスはA(z)と称されることになるが、当該のもの
は信号シーケンスA(D)となる。
【0058】 詳しくは、図5に示されているシフトレジスタの例は入力部50及び出力部5
2を有している。2値入力シーケンスU(D)、つまり情報言語及びタッグは入
力部に与えられる。結合情報言語A(D)は出力部に与えられる。図5に示すシ
フトレジスタはフィードバック路を含み、そのフィードバック路は、一端で出力
部に接続され、他端でXOR演算機の二つの入力部のうちの一つに接続され、そ
の入力部はシフトレジスタの入力部50に接続されている。図5に示すシフトレ
ジスタの例では、フィードバック路は、第1遅延素子60a、第2遅延素子60
b、第3遅延素子60c、第4遅延素子60d、及びフィードバック路の第2端
部56で信号を生成するために、第1遅延素子60aの出力値を第4遅延素子6
0dの出力値とXOR演算するXOR演算機60eを含んでいる。デジタルフィ
ルターと同様に、2値シフトレジスタ内のフィードバック路を多項式を用いて表
すことも可能である。この例において、第1及び第4のD素子の後に分岐が存在
するので、以下の式が成立する。
【0059】 A(D)=U(D)+D・A(D)+D4・A(D)
【0060】 この式より、以下の変換関数が導かれる。
【0061】 A(D)/U(D)=1+D+D4
【0062】 フィードバック多項式はまた1+D+D4により説明され得る。シフトレジス
タを使用することで、遅延素子とXOR演算機を使用していかなるフィードバッ
ク多項式をも生成可能である。前記遅延処理及びXOR演算の両方がGF(2)
の直線的処理であるので、シフトレジスタの動作を「分けること」が可能である
。従って、図2に示す本発明の第2実施形態において、プレースホルダータッグ
を有する情報言語を処理し、後に連結シーケンスに連結することによって、図1
に示した第1実施形態と同様の結果が得られる。
【0063】 以下に、逆転可能なフィードバック結合アルゴリズムの特徴を説明するために
2値のフィードバックシフトレジスターの動作の概要を説明する。U(D)が一
つのパルス、つまり0以外は何も後に続かない“1”である場合、スクランブラ
、つまり図5に示すシフトレジスタのパルス応答は、任意のシーケンスとして現
れる不定の長さの1と0の連続である。故に、このシーケンスは、この分野にお
いて擬似ノイズシーケンス(pn シーケンス)と称される。スクランブラは、
そこで単にXOR又は遅延動作が起こるので、XOR演算の点から直線的である
直線ユニットである。従って、このシフトレジスタはまた、受信機(図6参照)
のデスクランブラで使用されるであろう逆転可能なシフトレジスタを得ることが
できるように、逆転可能なものである。
【0064】 スクランブルされるべきシーケンスU1(D)に、例えば接頭語又はタッグと
して“1”が付加された場合、つまりU(D)=[U1(D)}である場合、手
段12及び/又は12’によって処理されるように、“1”つまりタッグに関わ
るpnシーケンスはU1(D)に関わる出力シーケンスA1(D)上に直線的に重
畳され、従って、
【0065】 A(D)=[1(A1(D)+pnシーケンス)]
【0066】 である。このように、A(D)は、例えば“1”であったタッグの結果としての
1(D)とは全く違うように見える。
【0067】 他方、U1(D)の前に“0”が載置された場合、
【0068】 A(D)=[0A1(D)]
【0069】 となる。二つの異なる転送シーケンス候補(一つの0と一つの1の場合)を得る
だけでなく、例えば16個の異なる転送シーケンス候補を得るために、転送され
るべきシーケンスU1(D)の前に置かれるものは、1ビット長のタッグだけで
なく数ビット長のタッグである。この場合、出力シーケンスA1(D)はいくつ
かの時間シフトされたpnシーケンスに重畳される。結果としての出力シーケン
スA(D)は従ってランダムな様相を呈し、他のタッグの出力シーケンスとは大
きく違っている。その結果、低いピーク値を有する転送シーケンス候補がその中
に含まれる可能性が増大する。
【0070】 このことを説明的な言葉に置き換えると、タッグの機能は、最初にシフトレジ
スタを通るタッグはシフトレジスタをある特定の状態にし、その状態から、入力
シーケンスのタッグの後に続く情報言語がスクランブルされる、つまり逆転フィ
ードバック結合アルゴリズムによって処理されるものとして示すことができる。
【0071】 別のタッグを使用する別の転送シーケンス候補を作成する前に、シフトレジス
タのフィードバック路の遅延ユニットの全てが、好ましくは0状態であり、プレ
ースホルダータッグによって示される特定の状態に戻されることが好ましい。
【0072】 既に説明したように、タッグ又はプレースホルダータッグを付加する手段にと
って、タッグを情報言語の直前に接頭語として載置することは重要ではなく、タ
ッグを情報言語と組み合わせるためにタッグを何らかの方法で情報言語に付加す
ることで、基本的には充分である。しかし、どのようなインターリーバも使用さ
れていない場合、タッグが前方に位置すればする程、個々の転送シーケンス候補
の全体はより異なる。しかし、インターリーバが使用されている場合、情報言語
におけるタッグの位置が転送シーケンス候補の多様性に与える影響は小さくなる
。この場合、受信機は、タッグを抜き取りタッグのない情報言語を受信するため
に、情報言語内のどこにタッグが存在するのかを知る必要がある。
【0073】 以下に、図6を参照して、受信した転送シーケンス(デインターリーバ及びチ
ャンネルデコーダによる前処理後)、これはデジタル通信受信機に含まれていて
もよいが、この転送シーケンスから情報言語を復元するための本発明に係る装置
を説明する。受信した転送シーケンスは入力部66に送り込まれる。ここでの問
題は、情報言語を得るためにトランスミッタで実行された結合処理を取り消すこ
とである。この目的のために、受信した転送シーケンスは、その転送シーケンス
を生成するためにトランスミッタで使用されたフィードバック結合アルゴリズム
とは逆のアルゴリズムを使用して処理される。これは手段68によって実行され
る。手段68は、何らかの転送エラーの場合は別として、図11に示されている
情報言語とタッグを再び出力する。今や出力72で情報言語を得るために、抜き
取らなければならないのはタッグのみである。タッグ自身は、逆転可能なフィー
ドバック結合アルゴリズム、これは今や逆転のために、フィードフォワードアル
ゴリズムであるが、これを初期状態、つまりトランスミッタ内のタッグによって
生じる初期状態に関連する状態にするという役目を既に果たしたので、もはや必
要ではないことは明らかである。従って、タッグは図6中74で示されているよ
うに単純に排除される。
【0074】 図7は、図6に示した本発明に係る受信機概念を、OFDMサブキャリアの変
調復元のためにまずフォワードフーリエ変換を実行する例としてのOFDM受信
機を使用する実施例を示す。このOFDM受信機は図7中ブロックDFT78に
より示されている。次に、トランスミッタ内のマッパ機能を逆転する処理がデマ
ッパ80で実行され、その後、任意にインターリーブ処理が82で取り消され、
また、チャンネル符号化処理が例えばビテルビデコーダ84を使用して取り消さ
れる。
【0075】 トランスミッタ(図1〜図4参照)内の逆転アルゴリズム実行手段68及びフ
ィードバック結合アルゴリズム実行手段16は、情報言語の各復号化処理の前に
、特定の状態、好ましくは0状態にリセットされなければならない。それまでは
、デコーダ84による情報言語の出力はなされず、このことは直ちに、遅延手段
がタッグによりフォワード結合分岐で特定の状態になるという結果になる。この
状態に基づいて、結合情報言語は再び結合を解かれる。
【0076】 受信機は、言わば副産物として、明らかに候補ナンバーつまりタッグを復元可
能であり、データを復元するためにタッグを必要としない。
【0077】 フィードフォワード2値シフトレジスタ(図8参照)は入力部88及び出力部
90を有している。B(D)で特定され、結合タッグを含む結合情報言語は入力
部に与えられる。結合情報言語は入力部88にビットごとに入力されてくるが、
この受信した転送シーケンスは、結合情報言語の結合を再び解く、つまり結合情
報言語をデスクランブルするために、四つの遅延手段92a〜92dを望ましい
状態にセットするためにビットごとに送られる。従って、図8に示す2値シフト
レジスタも、二つのXOR演算手段94,96を含んでいる。最終的に情報言語
を得るために、U(D)で特定される出力部90での出力シーケンスがその後タ
ッグ除去手段70(図6、図7参照)に送られる。
【0078】 冗長付加チャンネルエンコーダ17a(図3、図4参照)で周知のコードが使
用された場合、1/2のコード率であるならば、例えば図9に示すように、入力
ビットA(D)から二つの出力ビットC1(D)、C2(D)を生成するために、
フィードフォワードシフトレジスタが非常によく使用されてきた。このような典
型的なFECシフトレジスタは、図9に示すように、複数の多種の遅延手段10
0a〜100fと対応するXOR演算箇所を有している。逆転フィードバック結
合アルゴリズムを2値シフトレジスタによって実行することは可能であるので、
例えばチャンネルエンコーダやスクランブラから2倍にしたり共用することがで
きる遅延素子100a〜100dのような特定の遅延素子が使用できる。故に、
スクランブラを実現するためには、最低数の付加素子で処理を可能にするために
、XOR演算点56,60e及び二つの接続ラインが対応するXOR演算点に与
えられなければならない。
【0079】 既に説明したように、タッグのためのビット形態での付加冗長は低すぎる。例
えばマルチキャリア変調のための256のOFDMサブキャリアが可能である場
合を考えてみよう。256の可能なOFDMサブキャリアのうちの219のサブ
キャリアだけが使用される。故に、情報言語は215ビットの長さを有し、ここ
で説明してきた例ではたった4ビットのタッグを付加した後は、結果として21
9ビットになる。本例のようにQPSK信号群が使用されている場合、一つのO
FDMサブキャリア上には二つのビットがマップできる。本実施形態において、
チャンネルエンコーダ17aは二つの情報冗長をもたらす、つまり0.5のコー
レートを有しているので、一つの情報ビットは正確に一つのサブキャリアに対応
する。256のOFDMサブキャリアの逆フーリエ変換は256の複合サンプル
又は512の実際のサンプルを与える。512の実際のサンプルのうち、256
のサンプルは実際部分であり、残りの256のサンプルは実際部分に与えられた
想像部分である。タッグによって形成された付加冗長は、このように219ビッ
トに関する4ビットを運び、これは実際の応用ではほとんど無視できるものであ
り、信号帯域を広げたりデータレートを高めたりするものではない。
【0080】 数種の転送シーケンスを持たず最適な転送シーケンスを選択することもしない
OFDM方法に比べて、本発明の方法によれば、許容帯域の限界近辺でほとんど
10dB、帯域外放射を減じることができる。帯域外放射を変更しない場合は、
本発明では、転送パワー増幅器のパワーリザーブを3dB減らすことが可能であ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の第1実施形態に係る転送シーケンスを作成するための装置の概略ブロ
ック図。
【図2】 本発明の第2実施形態に係る転送シーケンスを作成するための装置の概略ブロ
ック図。
【図3】 図1に示したOFDM変調のための装置の応用を示すブロック図。
【図4】 図2に示したOFDM変調のための装置の応用を示すブロック図。
【図5】 逆転フィードバック結合アルゴリズムを実行するための一例として、フィード
バックシフトレジスタを示すブロック図。
【図6】 デジタル受信機において、転送シーケンスから情報言語を復元する
ための本発明に係る装置の概略ブロック図。
【図7】 図6に示したOFDM受信機の受信部の応用を示すブロック図。
【図8】 フィードフォワードシフトレジスタを使用して、フィードバック結合アルゴリ
ズムとは逆のアルゴリズムを実行するための一例を示すブロック図。
【図9】 シフトレジスタの実施における冗長付加チャンネルエンコーダの一例を示すブ
ロック図。
【図10】 図9に示したチャンネルエンコーダ及び図5に示したシフトレジスタ、両方と
も特定の遅延ユニットを使用しているが、これらの好ましい実施例を示すブロッ
ク図。
【図11】 逆転フィードバック結合アルゴリズムによる処理前の、タッグを有する情報言
語を示す概略チャート図。
【手続補正書】
【提出日】平成14年6月28日(2002.6.28)
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】特許請求の範囲
【補正方法】変更
【補正の内容】
【特許請求の範囲】
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (81)指定国 EP(AT,BE,CH,CY, DE,DK,ES,FI,FR,GB,GR,IE,I T,LU,MC,NL,PT,SE,TR),OA(BF ,BJ,CF,CG,CI,CM,GA,GN,GW, ML,MR,NE,SN,TD,TG),AP(GH,G M,KE,LS,MW,MZ,SD,SL,SZ,TZ ,UG,ZW),EA(AM,AZ,BY,KG,KZ, MD,RU,TJ,TM),AE,AG,AL,AM, AT,AU,AZ,BA,BB,BG,BR,BY,B Z,CA,CH,CN,CR,CU,CZ,DE,DK ,DM,DZ,EE,ES,FI,GB,GD,GE, GH,GM,HR,HU,ID,IL,IN,IS,J P,KE,KG,KP,KR,KZ,LC,LK,LR ,LS,LT,LU,LV,MA,MD,MG,MK, MN,MW,MX,MZ,NO,NZ,PL,PT,R O,RU,SD,SE,SG,SI,SK,SL,TJ ,TM,TR,TT,TZ,UA,UG,US,UZ, VN,YU,ZA,ZW 【要約の続き】 ズム内に送り込まれる。その結果、明白なページ情報の 転送をしなくても、受信した転送シーケンス上で情報言 語が自動的に抜粋される。

Claims (23)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数の情報ユニット(42)を含む情報言語(40)から転送
    シーケンスを作成するための装置であり、以下のものを含む、 情報言語から複数の転送シーケンス候補を作成する手段(10)であり、各転
    送シーケンス候補は情報言語と同じ情報を運び、この作成手段(10)は、 情報言語にタッグ(44)を付加する手段(12)、 情報ユニットが互いに及び/又は付加されたタッグと結合されている結合情報
    言語を得、それにより結合情報言語がタッグにより独自に特定されるように、情
    報言語と付加されたタッグを逆転可能なフィードバック結合アルゴリズムにより
    処理する手段(16)、 時間転送シーケンス候補を得るために、結合情報言語をさらに処理する手段(
    18)、 を含み、 前記形成手段は、異なる数種のタッグを使用して、同じ情報言語から複数の異
    なる転送シーケンス候補を作成するものである、 前記複数の転送シーケンス候補を調査し、該複数の転送シーケンス候補から、
    特定の基準を満たす転送シーケンスを選択する手段(30)。
  2. 【請求項2】 複数の情報ユニット(42)を含む情報言語(40)から転送
    シーケンスを作成するための装置であり、以下のものを含む、 情報言語から複数の転送シーケンス候補を作成する手段(10)であり、各転
    送シーケンス候補は情報言語と同じ情報を運び、この作成手段(10)は、 情報言語にプレースホルダータッグを付加する手段(12’)、 情報ユニットが互いに及び/又は付加されたプレースホルダータッグ(13’
    )と結合されている結合情報言語を得るために、情報言語と付加されたプレース
    ホルダータッグを逆転可能なフィードバック結合アルゴリズムにより処理する手
    段(16)、 結合情報言語又は結合情報言語から派生する言語を、同じフィードバック結合
    アルゴリズムを使用してタッグ(22)から決定される連結シーケンスに連結し
    、そのタッグによって独自に特定される連結情報言語を得るための手段(19)
    、 時間転送シーケンス候補を得るために、連結情報言語をさらに処理する手段(
    18’)、 を含み、 前記作成手段(10’)は、多種のタッグから決定される異なる連結シーケン
    スを使用して、同じ情報言語から複数の異なる転送シーケンス候補を作成するも
    のである、 前記複数の転送シーケンス候補を調査し、該複数の転送シーケンス候補から、
    特定の基準を満たす転送シーケンスを選択する手段(30)。
  3. 【請求項3】 請求項1又は請求項2に記載の装置であり、逆転フィードバッ
    ク結合アルゴリズムによる処理手段(16)はシフトレジスタを含み、このシフ
    トレジスタは以下のものを含む、 入力部(50)、 出力部(52)、 第1及び第2端部(54,56)を有するフィードバック路であり、その第1
    端部(54)で出力部(52)と接続され、少なくとも一つの遅延ユニット(6
    0a〜60d)を含む、 入力部(50)で、情報ユニットをフィードバック路の第2端部(56)に与
    えられた値とXOR演算するXOR演算手段(56)であり、この手段(56)
    はその出力側で出力部(52)と接続されている。
  4. 【請求項4】 請求項1、請求項2又は請求項3に記載の装置であり、タッグ
    は、フィードバック結合アルゴリズムのフィードバックでの異なる状態を示す。
  5. 【請求項5】 請求項3に記載の装置であり、シフトレジスタのフィードバッ
    ク路は以下のものを含む、 フィードバック路の第1端部(54)と第1点の間に接続された第1遅延手段
    (60a)、 第1点と第2点の間に接続された第2遅延手段(60b)、 第2点と第3点の間に接続された第3遅延手段(60c)、 第3点と第4点の間に接続された第4遅延手段(60d)、 その入力側で第1点と第4点に接続され、その出力側でフィードバック路の第
    2端部(56)を形成するXOR演算手段(60e)。
  6. 【請求項6】 請求項1に記載の装置であり、タッグ付加手段(16)はタッ
    グを情報言語の前に接頭語として載置する。
  7. 【請求項7】 請求項1に記載の装置であり、さらなる処理手段(18)は、
    冗長エンコーダ(17a)及び/又はインターリーバ(17b)の後段に設置さ
    れている。
  8. 【請求項8】 請求項1に記載の装置であり、さらなる処理手段(18)は以
    下のものを含む、 サブキャリアの多様性のための変調値を生成するマッピング手段(18a)、 時間転送シーケンス候補としてOFDMシンボルを得るために、サブキャリア
    に与えられた変調値で、時間領域内への逆転フーリエ変換を実行する手段(18
    b)。
  9. 【請求項9】 請求項1に記載の装置であり、作成手段(10)は複数の転送
    シーケンス候補を連続する時間順序で作成するものであり、以下のものを含む、 個々のタッグをタッグ付加手段(12)に連続的に与える第1スイッチ(24
    )、 時間転送シーケンス候補を調査選択手段(30)に連続的に与える第2スイッ
    チ(26)、 第1及び第2スイッチ(24,26)を同期して制御する制御手段であり、一
    つの時間転送シーケンス候補が作成され選択手段(30)に与えられると、これ
    らのスイッチが一位置進められるようにする。
  10. 【請求項10】 請求項1に記載の装置であり、 フィードバック結合アルゴリズムによる処理手段は、フィードバック路内に少
    なくとも一つの遅延手段を有するフィードバックシフトレジスタによって実施さ
    れ、 さらなる処理手段(18)は、少なくとも一つの遅延手段を有するフィードフ
    ォワードシフトレジスタとして実施される冗長エンコーダを含み、 これら両方のシフトレジスタは少なくとも一つの遅延手段(100a〜100
    d)を共用するように結合されている。
  11. 【請求項11】 請求項2に記載の装置であり、プレースホルダータッグ(1
    3’)を付加する手段(12’)は、プレースホルダータッグを情報言語の前に
    接頭語として載置する。
  12. 【請求項12】 請求項2に記載の装置であり、複数の転送シーケンスを作成
    する手段(10)は以下のものを含む、 結合情報言語から派生する言語を得るために、情報言語を冗長符号化する手段
    (17a)及び/又は助長符号化された情報言語又は結合情報言語をネスティン
    グする手段(17b)。
  13. 【請求項13】 請求項2に記載の装置であり、連結手段(19)は以下のも
    のを含む、 多種のタッグから決定される多種の連結シーケンスを記憶するための記憶手段
  14. 【請求項14】 請求項2に記載の装置であり、 フィードバック結合アルゴリズムによる処理手段は、フィードバック路内に少
    なくとも一つの遅延手段を有するフィードバックシフトレジスタによって実施さ
    れ、 さらなる処理手段(18)は、少なくとも一つの遅延手段を有するフィードフ
    ォワードシフトレジスタとして実施される冗長エンコーダを含み、 これら両方のシフトレジスタは少なくとも一つの遅延手段(100a〜100
    d)を共用するように結合されている。
  15. 【請求項15】 請求項2に記載の装置であり、連結情報言語をさらに処理す
    る手段(18’)は以下のものを含む、 サブキャリアの多様性のための変調値を生成するマッピング手段、 時間転送シーケンス候補としてOFDMシンボルを得るために、サブキャリア
    に与えられた変調値で、時間領域内への逆転フーリエ変換を実行する手段。
  16. 【請求項16】 請求項1、請求項2、請求項3、請求項4、請求項5、請求
    項6、請求項7、請求項8、請求項9、請求項10、請求項11、請求項12、
    請求項13、請求項14又は請求項15に記載の装置であり、調査手段(30)
    は、特定の基準として、最小のピーク値、最小の帯域外放射、転送シーケンス候
    補の最低の平均パワー又は前記の基準の重み付けされた組み合わせのいずれかを
    使用する。
  17. 【請求項17】 情報言語とタッグを逆転可能なフィードバック結合アルゴリ
    ズムにより処理することによって作成され、受信した転送シーケンスから情報言
    語を復元する装置であり、該装置は以下のものを含む、 情報言語とタッグを含むシーケンスを得るために、前記逆転可能なフィードバ
    ック結合アルゴリズムとは逆のアルゴリズムによって、受信した転送シーケンス
    を処理する手段(68)、 情報言語を得るために、前記シーケンスからタッグを除去する手段(70)。
  18. 【請求項18】 請求項17に記載の装置であり、処理手段(68)は、遅延
    ユニット(92a〜92d)及びXORゲート(94,96)を含むフィードフ
    ォワードシフトレジスタを含み、このフィードフォワードシフトレジスタは転送
    シーケンス作成の際に使用され、遅延ユニット(60a〜60d)及びXORゲ
    ート(56、60e)を含むフィードバックシフトレジスタとは正確に逆のもの
    である。
  19. 【請求項19】 請求項17又は請求項18に記載の装置であり、受信した転
    送シーケンスの作成中に、ある特定長さのタッグが情報言語の前に載置され、除
    去手段(70)は、情報言語を残すために、シーケンスの最初からタッグの長さ
    と同じ長さの部分を切り捨て排除する(74)。
  20. 【請求項20】 請求項17、請求項18又は請求項19に記載の装置であり
    、受信した転送シーケンスは、トランスミッタ内で変調、ネスティング及び/又
    は冗長符号化処理に付されたものであり、該装置は以下のものを含む、 変調を解く手段(78,80)、 ネスティング処理を逆転する手段(82)、及び/又はチャンネル復号化手段
    (84)。
  21. 【請求項21】 複数の情報ユニット(42)を含む情報言語(40)から転
    送シーケンスを作成する方法であり、以下のステップを含む、 情報言語から複数の転送シーケンス候補を作成するステップ(10)であり、
    各転送シーケンス候補は情報言語と同じ情報を運び、この作成ステップ(10)
    は、 情報言語にタッグ(44)を付加するサブステップ(12)、 情報ユニットが互いに及び/又は付加されたタッグと結合されている結合情報
    言語を得、それにより結合情報言語がタッグにより独自に特定されるように、情
    報言語と付加されたタッグを逆転可能なフィードバック結合アルゴリズムにより
    処理するサブステップ(16)、 時間転送シーケンス候補を得るために、結合情報言語をさらに処理するサブス
    テップ(18)、 を含み、 前記形成ステップは、異なる数種のタッグを使用して、同じ情報言語から複数
    の異なる転送シーケンス候補を作成するものである、 前記複数の転送シーケンス候補を調査し、該複数の転送シーケンス候補から、
    特定の基準を満たす転送シーケンスを選択するステップ(30)。
  22. 【請求項22】 複数の情報ユニット(42)を含む情報言語(40)から転
    送シーケンスを作成するための方法であり、以下のステップを含む、 情報言語から複数の転送シーケンス候補を作成するステップ(10)であり、
    各転送シーケンス候補は情報言語と同じ情報を運び、この作成ステップ(10)
    は、 情報言語にプレースホルダータッグを付加するサブステップ(12’)、 情報ユニットが互いに及び/又は付加されたプレースホルダータッグ(13’
    )と結合されている結合情報言語を得るために、情報言語と付加されたプレース
    ホルダータッグを逆転可能なフィードバック結合アルゴリズムにより処理するス
    テップ(16)、 結合情報言語又は結合情報言語から派生する言語を、同じフィードバック結合
    アルゴリズムを使用してタッグ(22)から決定される連結シーケンスに連結し
    、そのタッグによって独自に特定される連結情報言語を得るためのステップ(1
    9)、 時間転送シーケンス候補を得るために、連結情報言語をさらに処理するステッ
    プ(18’)、 を含み、 前記作成ステップ(10’)は、多種のタッグから決定される異なる連結シー
    ケンスを使用して、同じ情報言語から複数の異なる転送シーケンス候補を作成す
    るものである、 前記複数の転送シーケンス候補を調査し、該複数の転送シーケンス候補から、
    特定の基準を満たす転送シーケンスを選択するステップ(30)。
  23. 【請求項23】 情報言語とタッグを逆転可能なフィードバック結合アルゴリ
    ズムにより処理することによって作成され、受信した転送シーケンスから情報言
    語を復元する方法であり、該方法は以下のステップを含む、 情報言語とタッグを含むシーケンスを得るために、前記逆転可能なフィードバ
    ック結合アルゴリズムとは逆のアルゴリズムによって、受信した転送シーケンス
    を処理するステップ(68)、 情報言語を得るために、前記シーケンスからタッグを除去するステップ(70
    )。
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