JP2003515817A - 診断能力を有する独立ネットワークブラウザー - Google Patents

診断能力を有する独立ネットワークブラウザー

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    • G06F11/00Error detection; Error correction; Monitoring
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    • G06F11/2294Detection or location of defective computer hardware by testing during standby operation or during idle time, e.g. start-up testing by remote test

Abstract

(57)【要約】 ハードディスクでない永続メモリに蓄積される、診断能力を有するネットワークブラウザーが提供される。ネットワークブラウザーは、ユーザが手動で故障を診断しまたは故障を解決するのを回避するために、ハードドライブのような、ネットワーク接続されたコンピュータ内の周辺装置の故障を補修するために用いられる。さらに、ネットワークブラウザーは、そのような補修を行うために、通常のオペレーティングシステム、したがってハードディスクとの密接な依存性を除去する。一実施の形態では、ネットワークブラウザーは、複数のソフトウェアモジュールにより構成されている。モジュールには、1または複数の周辺装置をイニシャライズ及びテストするデバイスドライバーモジュール(216)と、前記デバイスドライバーモジュール(216)が前記周辺装置の作動に対応する診断データを処理するが、周辺装置への及び周辺装置からのデータを検出及び処理し、メモリ管理作業を実行するリアルタイムカーネルモジュール(220)と、遠方の装置とのネットワーク通信を扱うインターネットプロトコルモジュール(224)と、視覚表示データ及び制御を処理するグラフィックスウィンドウモジュール(232)と、前記グラフィックスウィンドウモジュール(232)を有する表示器のためのインターネットハイパーテキストマークアップ言語ドキュメントを解釈するハイパーテキストマークアップ言語モジュール(248)とを有する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、一般的には、ネットワークブラウザーソフトウェアに関し、より詳
しくは、診断能力を有する独立ネットワークブラウザー(self-contained netwo
rk browser)に関する。
【0002】
【従来の技術】
ウェブブラウザー(または、“ブラウザーソフトウェア”)は、ネットワーク
からデータを送信またはネットワークからデータを受信するために、パーソナル
コンピュータによって実行される。通常、ネットワークは、インターネットのよ
うなワイドエリアネットワーク(wide area network)、またはイントラネッ
トのようなローカルエリアネットワーク(local area network)である。ブラウ
ザーソフトウェアがネットワークに接続されると、ブラウザーソフトウェアは、
他のコンピュータまたはネットワーク上の“サーバー”からの、ハイパーテキス
トマークアップ言語(“HTML”)ファイルのような情報を要求することがで
きる。
【0003】 カリフォルニアのマウンテンビューにあるNetscape Corporationから入手可
能なNetscape Navigator(TM)のようなブラウザーソフトフェアの大部分の
アスペクトは、アプリケーションプログラムである。図1は、パーソナルコンピ
ュータのための、公知のソフトウェアスタック(software stack)100を示し
ている。ソフトウェアスタックを形成するソフトウェアは、パーソナルコンピュ
ータの読出専用メモリ(“ROM”)及びハードドライブに永続的に蓄積される
。実際、プロセッサーに永久的に添付される、限定目的実行可能なファームウエ
アコード(limited purpose executable firmware code)を有する基本入出力
システム(basic input output system)(以下、“BIOS”という)104
は、ROM内に蓄積される。BIOS104は、作動システム(オペレーティン
グシステム)によって命令された時に、ローレベル入力及び出力動作を制御する
【0004】 オペレーティングシステム108は、パーソナルコンピュータのシステム資源
(例えば、メモリ管理装置及び周辺装置)、ならびにシステム資源を用いる他の
プログラム(例えば、アプリケーション)を共同して管理する1または複数のソ
フトウェアプロダクトである。デバイスドライバー(device driver)は、オペレ
ーティングシステム108の部分となり、またはオペレーティングシステム10
8のトップ(top)に付加可能である。例えば、いくつかのデバイスドライバーは
、必要な場合には、メモリ内にダウンロード可能である。
【0005】 1または複数のアプリケーション116は、オペレーティングシステム108
のトップに積み重ねる(stack)ことができる。アプリケーション116は、アプ
リケーション116によって呼び出される機能及び手順を含むアプリケーション
プログラミングインターフェース(以下、“API”という)112を介してオ
ペレーティングシステム108と通信する。アプリケーション116によって呼
び出されるAPI112の機能及び手順は、オペレーティングシステム108に
順に渡される。そして、オペレーティングシステム108は、必要な入/出力処
理をBIOS104に渡し、またはデバイスドライバーを直接使用してそれらを
処理する。
【0006】 オペレーティングシステム108、API112及びアプリケーション116
は、BIOSと違って、全てパーソナルコンピュータのハードドライブ内に蓄積
される。これは、主にソフトウェア構成要素の大きさのためであり、それらの拡
大可能な特徴のためではない。
【0007】 大部分のブラウザーソフトウェアがアプリケーションとして書かれている主な
理由は、より“ポータブル”であるからである。ここで、“ポータブル”という
用語は、異なるオペレーティングシステム(例えば、UNIX(登録商標)、W
indows98(TM)(登録商標)等)、ならびに、同じオペレーティング
システムを作動させる異なるタイプのコンピュータ上で作動するように容易に修
正可能であるということを意味する。これは、プロダクトに対するソフトウェア
売主の市場を拡大する。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】
最近の法律上の災いでは、Microsoft Corporationは、ブラウザー(インター
ネットエクスプローラ)が、オペレーティングシステムに付加されるアプリケー
ションであるというよりは、オペレーティングシステムの部分であるという、多
くの事実を作った。Microsoftのブラウザーが、オペレーティングシステムの部
分であるか、またはオペレーティングシステムに付加されるアプリケーションで
あるか否かはわからない。Microsoftの(または、他の公知の)ブラウザーが、
オペレーティングシステムの部分、またはアプリケーションプログラムであるか
否かに関係なく、ブラウザーは、オペレーティングシステムのように、ハードデ
ィスク内に蓄積される。ハードディスクが故障すると、ブラウザー及びパーソナ
ルコンピュータは、通常は役に立たない。
【0009】
【課題を解決するための手段】
ハードディスク以外の永続メモリに蓄積される、診断能力を有するネットワー
クブラウザーが提供される。ネットワークブラウザーは、ユーザが故障を手動で
診断または解決するのを解消するために、ハードドライブのような、ネットワー
ク接続されたコンピュータ内の周辺装置の故障を補修するために使用される。さ
らに、ネットワークブラウザーは、そのような補修を行うために、通常のオペレ
ーティングシステム、したがって、ハードディスクへの厳密な依存性を除去する
。実施の形態では、ネットワークブラウザーは、複数のソフトウェアモジュール
を有している。モジュールは、デバイスドライバーモジュール(device driver
module)(216)、リアルタイムカーネルモジュール(real time Kernel
module)(220)、インターネットプロトコルモジュール(internet protoco
l module)(224)、グラフィックスウィンドウモジュール(graphics wind
owing module)(232)、ハイパーテキストマークアップ言語モジュール(hyp
ertext markup language module)(248)を有している。デバイスドライ
バーモジュール(216)は、1または複数の周辺装置を初期化及びテストする
ように構成されている。リアルタイムカーネルモジュール(220)は、前記デ
バイスドライバーモジュール(216)が前記周辺装置の動作に対応する診断デ
ータの処理を含んでいるが、周辺装置への及び周辺装置からのデータを検出する
とともに処理し(dispatch)、メモリ管理作業を実行するように構成されている。
インターネットプロトコルモジュール(224)は、遠方の装置とのネットワー
ク通信を扱うように構成されている。グラフィックスウィンドウモジュール(2
32)は、可視表示データ処理及び制御を処理するように構成されている。ハイ
パーテキストマークアップ言語モジュール(248)は、前記グラフィックスウ
ィンドウモジュール(232)を有する表示器のためにハイパーテキストマーク
アップ言語ドキュメントを解釈(interpret)するように構成されている。独立ブ
ラウザーのためのハードウェア構成及びソフトウェア方法が、ここに記載されて
いる。
【0010】 本発明の実施の形態では、診断データ処理は、周辺装置の初期化、故障検出、
遠方のサーバーとの交信、診断インターフェースファイルの書き込み、インター
フェースファイルを用いる遠方のサーバーと共同する故障の診断を含んでいる。
【0011】
【発明の実施の形態】
図2は、独立した、永続的に蓄積されるブラウザーソフトウェアスタック20
8のブロック図を示す。ブラウザーソフトウェアスタック208は、通常の電磁
式ハードドライブ上にではないが、永続的に蓄積される。ここで用いられている
ように、“電磁式ハードドライブ”は、通常は、機械的に回転されるプラター(p
latter)と呼ばれる磁気式蓄積媒体である。読取動作及び書込動作は、ハードド
ライブの部分である読取−書込ヘッドによって実行される。
【0012】 好ましくは、ブラウザー208は、電気的にプログラム可能な読取専用メモリ
(“EPROM”)、電気的に消去可能にプログラム可能な読取専用メモリ(“
EEPROM”)、電気的に書替可能にプログラム可能な読取専用メモリ(“E
APROM”)、フラッシュ消去可能にプログラム可能な読取専用メモリ(“F
LASH”または“FEPROM”)等の、読取専用メモリ(“ROM”)21
2またはROM装置内のPC BIOSに蓄積される。ここで用いられているよ
うに、PC BIOSは、“パーソナルコンピュータベーシック入出力システム
(personal computer basic input output system)”を意味する。PC B
IOSは、パーソナルコンピュータ内に永久的に内在する、メモリのファームウ
ェアコード領域(firmware code region of memory)である。それは、通常、
オペレーティングシステムの代わりに、ローレベル入力出力動作(low level
input output operation)を実行するための主要な責任を負う。しかしながら
、本発明の実施の形態では、PC BIOSは、独立のブラウザーソフトウェア
スタック208を含んでいる。
【0013】 ブラウザー208は、公知のオペレーティングシステム及びハードドライブと
独立している。このように、ブラウザー208を用いることによって、パーソナ
ルコンピュータが故障し難くなり、パーソナルコンピュータが、スタートアップ
時またはパーソナルコンピュータの実行中に発生する故障であるか否かという故
障の種類に関係なく動作させることができる。さらに、ブラウザー208は、パ
ーソナルコンピュータに結合されているハードウェア構成要素と関連する問題を
診断するために使用可能である。
【0014】 図2に示されているブラウザー208は、本発明の実施の形態を図式的に示し
ている。現時点での好ましい実施の形態では、ブラウザー208は、ROM21
2に蓄積されている。ブラウザー208を構成する機能ブロックを詳細に説明す
る前に、発明全体に関係する、ブラウザーのモジュラー要素(例えば、プログラ
ムコードとハードウェアコンビネーション)を説明するのが有益である。このた
め、図3を説明する。
【0015】 [動作概要] 図3は、パーソナルコンピュータ(パーソナルコンピュータの1つの例が、図
6を参照して以下に説明されている。)のような電子的ハードウェアとともに作
動するブラウザー300のハイレベルブロック図(high-level block diagram
)である。本発明の実施の形態では、ブラウザーソフトウェアを有するパーソナ
ルコンピュータ(以下、“コンピュータ300”という)は、少なくとも4つの
基本動作で実行する。1つの動作は、入力/出力機能を含む。このため、コンピ
ュータ300は、入力モジュール304を有している。入力モジュール304は
、キーボード、マウス、スタイラス(stylus)またはタッチスクリーンのような外
部装置との1または複数の通信手段を提供するハードウェを有している。シリア
ルポート、I/Oコントローラー、USBポート、IEEE1394ポート及び
CEバスが、通信手段の例である。ブラウザーに含まれているソフトウェアは、
割込み、一時記憶(buffering)、通信手段を介して受信した入力に対するコマン
ド及び制御処理を含んでいる。入力モジュール304の主要な機能ではないが、
出力が、入力モジュール304の通信手段によって実行可能であることに注意す
る。
【0016】 コンピュータ300の他の動作は、ローレベルネットワーク通信(low level
network communication)のための動作である。このため、ネットワーク通信
モジュール308は、通信機能と、例えば、ネットワーク技術において一般的に
知られている7層のOSI(“Open Systems Interconnection”)参照モデル
の物理的なデータリンク、ネットワーク及びトランスポートレイヤーでの動作を
扱う。
【0017】 ネッワーク通信モジュール308を装着可能なハードウェア装置は、イーサー
ネットカード、通常の地上通信線モデム、ケーブルモデム及びワイヤレスモデム
を含んでいる。インターネットでは標準である、複数のインターネットRFCは
、これらのハードウェア装置を作動させるソフトウェアの特徴を定義する。本発
明の実施の形態では、インターネットRFCは、全てインターネット上のURL
(http://www.pmg.lcs.mit.edu/rfc.html)で利用可能である、791(インター
ネットプロトコルまたは“IP”)、792(インタネットコントロールメッセ
ージプロトコルまたは“ICMP”)、793(移送コントロールプロトコルま
たは“TCP”)、826(アドレス決定プロトコルまたは“ARP”)及び1
661(ポイントツゥポイントプロトコルまたは“PPP”)を含んでいる。
【0018】 コンピュータ300の第3の動作は、ネットワーク通信モジュール308への
及びネットワーク通信モジュール308からのデータ及び制御を処理することで
ある。ネットワークアプリケーションモジュール312では、種々のプロトコル
が、ネットワーク通信モジュール308からのメッセージを判断し、特に、それ
ら(例えば、端子モニターソフトウェアまたは電子メールクライアント)のため
にクライアント(または、“ユーザーインターフェース”)を提供し、または、
異なるモジュールにおいて(例えば、以下で説明するページレンダリング(描画
)モジュール316内で)(page rendering module)、他のクライアントをア
クセスする。もしネットワークアプリケーションモデル312がユーザに対して
クライアントを提供すれば、ネットワーク通信モジュール308への及びネット
ワーク通信モジュール308からのデータを扱うのに加えて、直接にまたはペー
ジレンダリングモジュール316のような他のモジュールを介して、入力モジュ
ール304からのデータを受信可能である。
【0019】 ネットワークアプリケーションモジュール312のための例示的なアプリケー
ション(または“プロトコル”)は、DNS(ドメインネームシステム)、HT
TP(ハイパーテキスト移送プロトコル)、SSL(保証ソケットレイヤー)(S
ecure Socket Layer)、HTTPS(HTTP保証)(HTTP Secure)、SMT
P(簡単メール移送プロトコル)、POP3(ポストオフィスプロトコル−バー
ジョン3)、TELNET及びFTP(ファイル移送プロトコル)である。これ
らのネットワークアプリケーションは、更に、インターネットRFC:1034
(DNS)、2068(HTTP)、821(SMTP)、1081(POP3
)、854(TELNET)及び959(ETP)で説明されている。現時点で
は、SMTP、POP3、DNS、HTTP、SSL及びHTTPSのみが、ネ
ットワークアプリケーションモジュール312内に同時に実装されているのが好
ましい。一般に、ブラウザーとともに含まれるプロトコルが少ないほど、結果的
な面積は小さい(すなわち、独立ネットワークブラウザーを蓄積するために必要
なメモリの量が減少される)。
【0020】 図のトップには、ページレンダリングモジュール316が存在する。ページレ
ンダリングモジュール316は、ハイパーテキストマークアップ言語(“HTM
L”)ドキュメント及び他のドキュメントフォーマットを変換する解釈作業を扱
う。例えば、ページレンダリングモジュール316は、グラフィックスファイル
を描写し、入力モジュール304からのデータ(例えば、マウスからのデータ)
に応答して、ページレイアウト機能を実行し、ウィンドウ位置決め、大きさ決定
及びスクロールを扱う。ページレンダリングモジュール316は、ディスプレイ
モジュール(図示せず)と直接に通信する。
【0021】 [モジュールの詳細説明] 図4は、独立のネットワークブラウザー内のソフトウェアの機能ブロック図詳
細図である。図4は、ネットワークから(例えば、周辺装置を介した)コンピュ
ータ表示器または端子上の最終的な表現への典型的なデータの流れにしたがって
表現されている。種々の詳細モジュールの機能性は(図4)、一般目的モジュー
ル(図3)間で移動可能であるが、以下では、特に一般目的モジュールを参照し
て説明する。例えば、入力モジュール304(図3)は、412を通るソフトウ
ェアモジュール408を含んでいる。実施の形態では、ネットワーク通信モジュ
ール308は、432を通るソフトウェアモジュール416を含み、ネットワー
クアプリケーションモジュール312は、464を通るソフトウェアモジュール
436を含み、ページレンダリングモジュール316は、482を通るソフトウ
ェアモジュール468を含む。
【0022】 データ入力は、周辺装置404(すなわち、イーサーネットアダプター、キー
ボード、マウスまたは有線/無線モデムのような、コンピュータ300に付加さ
れる内部装置または外部装置)で受信される。データが入力モジュール304に
よって受信されると、データは、1または複数のコンピュータの入力/出力(“
I/O”)ポートから、処理のための対応するモジュールに送信(route)される
。一般的には、各周辺装置は、特別のI/Oポートに取り付けられ、周辺装置か
ら通信されるデータは、リアルタイムカーネル内で割り込みを発生させる。これ
は、図2を参照して以下に詳述されている。割り込みは、周辺装置からのデータ
入力を扱うアルゴリズムの例外ベクトル(exception vector)またはメモリアド
レスを定義する。例えば、モデムからの信号は、第1のシリアルポート割り込み
を順にトリガ可能である。それにより、モデムポイントツゥポイントプロトコル
(“PPP”)モジュール416が、順に能動化される。
【0023】 図4の詳細ブロック図の個々の構成要素を説明する前に、デバッグコンソール
モジュール(debug console module)412が必要でないことに注意する。デバ
ッグコンソールモジュール412は、ソフトウェア及びハードウェアテスト目的
のためのデバッグポートとして用いられる。さらに、実線で示されている要素は
、ブラウザーソフトウェアの部分であり、点線で示されている要素は、ブラウザ
ーソフトウェアが実行するが、全体のパーソナルコンピュータの部分である。
【0024】 更に、物理的なページキャッシュ490及び表示器494は、ブラウザーソフ
トウェアスタックの部分ではない。好ましくは揮発性メモリから形成されるペー
ジキャッシュ490は、データがページレンダリングモジュール472に渡され
る前に、1または複数のネットワークアプリケーションによって処理されるデー
タのためのバッファとして動作する。例えば、ページキャッシュ490は、HT
MLファイル(未解釈及び解釈済のファイル)を、それらが表示器494に渡る
前に、前キャッシュ(pre-cache)することができる。表示器494は、ページレ
ンダリングモジュール472が通信する周辺装置、または、データをユーザに提
供する現実の表示装置のための揮発性メモリバッファである。表示器494は、
ページレンダリングモジュール472からのデータを受信する。
【0025】 更に、ROMファイル468は、(それらは好ましいが)必要ではない。RO
Mファイル468は、パーソナルコンピュータに関する問題を診断するために、
1または複数のユーザ診断インターフェースまたは特別の遠方の売主(例えば、
コンピュータ製造業者またはインターネットサービスプロバイダー)によって使
用されるテンプレートを永続的に蓄積可能である。例えば、ブラウザーが遠方の
売主に接続される時に使用されるHTML形式または実行可能な診断プログラム
は、ROMファイル468内に蓄積可能である。それらは“ROMファイル”と
呼ばれるが、ファイルは、フラッシュメモリのような電気的に変更可能なROM
内に蓄積可能である。これは、クッキー(cookie)は、必ずしも純粋な静的ファイ
ルではなく、時間によって変化するため、クッキーまたは他のファイルがROM
ファイル468内に蓄積される時に有用である。
【0026】 カーソルコントロールモジュール408は、マウスまたはスタイラスからの入
力データを処理するために用いられる。通常、データは、マウスの移動に対応す
る2次元移動データである。また、データは。マウス選択クリックのような制御
信号を含んでいる。カーソルコントロールモジュール408は、シリアルポート
を介してデータを受信するが、赤外線ポートのような無線ポートからのデータも
受信可能であるのが好ましい。
【0027】 キーボードモジュール410は、キーボードドライバーである。キーボードモ
ジュール410は、テキストを形式に登録または分類するため、及び/またはペ
ージレンダリングモジュール472、ならびにモジュール52〜464のような
、ページレンダリングモジュール472をインターフェースする他のモジュール
宛てのコマンドを登録するために用いられる。キーボードモジュール472の重
要な特徴は、ブラウザーを開始させる能力である。典型的には、ユーザは、独立
ブラウザーを手動で開始させる特別のキーまたは一連のキー(例えば、CTRL
−ALT−BまたはCTRL−ALT−HOME)を登録し、それによって、パ
ーソナルコンピュータのための通常動作モードをバイパスさせる。典型的には、
特別のキーシーケンス(key sequence)は、パーソナルコンピュータが起動して
いる時にのみ動作する。また、キーボードモジュール410は、例えば、キーボ
ード上の方向キー及び/またはタブキーを用いることによって、ページスクロー
ルまたはフィールド選択(field selection)を制御するために使用される。
【0028】 デバッグコンソール412は、デバッグ目的のために用いられ、主に、ソフト
ウェアチューニング(software tuning)のために含まれている。例えば、デバイ
スドライバーは、異なるコンピュータのチップセット(chipset)とハードウェア
との間のように異なっているため、デバッグコンソール412は、1または複数
の新しいハードウェア装置とともに動作する時に、ブラウザーの動作をモニタす
るのに役立つ。デバッグコンソール412は、ブラウザーソフトウェアの必要な
構成要素ではない。
【0029】 モデムPPPモジュール416は、公衆電話網(“PSTN”)からの入力パ
ケットデータを処理するために用いられる。モジュール416の機能は、インタ
ーネットサービスプロバイダー(“ISP”)またはインターネットアクセスプ
ロバイダー(“IAP”)に接続し、1または複数の遠方のサーバーと仮想接続
を行うモデムを助けるように構成されているため、インターネットRFC161
6に従うのが好ましい。また、モデムPPPモジュール416は、モデムのため
のデバイスドライバーを含んでいる。
【0030】 また、イーサーネットARPモジュール420は、ネットワークからの入力パ
ケットデータを処理するために用いられる。しかしながら、ネットワークは、高
速のローカルエリアネットワーク(“LAN”)または高速のワイドエリアネッ
トワーク(“WAN”)であることができる。モジュール420は、イーサーネ
ットカードのための1または複数のデバイスドライバー(周辺装置)を含んでい
る。イーサーネットARPモジュール420は、IPとイーサーネットアドレス
の間で翻訳するように構成されているので、インターネットRFC826に従う
【0031】 IP/ICMPモジュール424は、ネットワーク接続に応じて、モジュール
416または420からのパケットを受信する。IP/ICMPモジュール42
4のIP部は、IPパケットの分解、パケットルーティング及び再組み立てを扱
う。ICMPは、IPに関連するエラーメッセージ及び他の情報の発生を扱うI
Pへの拡張である。IP/ICMPモジュール424の機能は、インターネット
RFC791及び792と整合している。
【0032】 TCP/UDPモジュール428は、IPパケットをネットワークアプリケーシ
ョンのためのメッセージに組み立てる。TCP−/UDPモジュール428は、
インターネットRFC793(TCP)及びインターネットRFC768(ユー
ザデータグラムプロトコルまたは“UDP”)に応じて動作する。TCP/UD
Pモジュール428は、TCP及びUDPに従うため、接続準拠通信(connectio
n-oriented communication)(TCP)及び接続無通信(connectionless commu
nication)(UDP)をサポートすることができる。
【0033】 ソケットアプリケーションプグラミングインターフェース(socket applicati
on programming interface)(“API”)モジュール432は、図3のネッ
トワーク通信モジュール308及びネットワークアプリケーションモジュール3
12の間のインターフェースを提供する。ネットワークアプリケーションは、コ
ンピュータ300上で実行されるので、ネットワークアプリケーションは、機能
を呼び出し、ネットワーク通信モジュール308への及びネットワーク通信モジ
ュール308からのデータ/メッセージを送信及び受信する。このため、ソケッ
トAPI432は、遠方のサーバーとの仮想接続または“ソケット”を生成及び
破壊するためのディスパッチャー(dispatcher)として用いられる。TCP及びU
DPは、ブラウザーソフトウェアによってサポートされているため、ソケットは
、接続準拠または接続無である。
【0034】 前述したように、モジュール436〜464は、ネットワークアプリケーショ
ンモジュールとして分類可能である。ネットワークアプリケーションモジュール
は、ソケットAPI432及びページレンダリングモジュール472に通信可能
に接続される
【0035】 DNSモジュール460は、英語形式URL(例えば、http://www.elegent.c
om、ここで、http://はネットワークアプリケーションプロトコルを示し、www.e
legent.comはERLを示す)をIPアドレス(例えば、“206.171.12.20”にマ
ップするために用いられる。(前述したように、イーサーネットARPモジュー
ル420は、IPアドレスをイーサーネットアドレスにマップする。)DNSは
、インターネットRFC1034で説明する。DNSモジュール460は、RF
C1034にしたがって処理するために、レゾルバー(resolver)またはネームサ
ーバーにドメインネーム要求(“質問”)を渡す。
【0036】 HTTPモジュール456は、遠方のサーバーへのまたは遠方のサーバーから
のHTML(“ハイパーテキストマークアップ言語”)ファイルの移送のために
用いられる。大部分のHTMLファイルは、最終的には、ページレンダリングモ
ジュール472を介してユーザに提供される。HTTPモジュール456は、イ
ンターネットRFC2068に従う。
【0037】 SMPTモジュール436、POP3モジュール440及びイーメールモジュ
ール464は、すべて、電子メールメッセージ処理を含んでいる。SMTPモジ
ュール436は、全体として、参照によって組み込まれているインターネットR
FC821に応じた電子メールメッセージの送信を扱うソフトウェアを含んでい
る。SMTPモジュール436は、ソケットAPI432及び電子メールクライ
アント(または、“イーメールモジュール”)464(SMTP及びPOP3ネ
ットワークアプリケーションのためのユーザーインターフェースである)に通信
可能に接続される。POP3モジュール440は、遠方のサーバーからの電子メ
ールメッセージの受信を扱うソフトウェアを含んでいる。SMTPモジュール4
36のように、POP3モジュール440は、ソケットAPI432及び電子メ
ールクライアント464に通信可能に接続される。イーメールモジュール464
は、ページレンダリングモジュール472によって解釈されるHTMLベースの
ソフトウェアインターフェースであるのが好ましい。
【0038】 SMTP及びPOP3は、本発明で使用される、現時点では好ましい2つのプ
ロトコルであるが、他の電子メールプロトコルも使用可能である。例えば、電子
メールメッセージは、コンピュータ300上よりは、遠方のメールサーバー上で
扱われる。例えば、モジュール436及び440は、インターネットメッセージ
アクセスプロトコル(“IMAP”)迎合ソフトウェアによって置き換え可能で
ある。IMAPの最新バージョンは、インターネットRFC2060内に説明さ
れている。
【0039】 FTPモジュール444は、インターネットRFC959にしたがう。FTP
モジュール444は、ブラウザーが常駐するコンピュータと遠方のサーバーとの
間でファイルを移送する。FTPモジュール444は、本発明のブラウザーの好
結果の実装のためには、必要でなくまたは要求されない。
【0040】 SSLモジュール448及びHTTPSモジュール452は、ブラウザーによ
って用いられる補足的な保証プロトコルを管理する。これらのモジュールは、独
立ネットワークブラウザーと遠方のサーバーとの間で安全な交換が望まれる時に
作動される。これらのモジュールが作動されると、ブラウザーと遠方の売主/サ
ーバーとの間の所定のポート(例えば、ポート443)がIPパケットを渡すた
めに用いられる。ブラウザー及びサーバーは、セッション識別子(session ide
ntifier)を確立し、1または複数の記号キーに分ける。セッション識別子及び
記号キーは、交換された情報の真正(authenticity)を証明するため、ならびに、
のぞき見する人(通信上で盗み聞きしようとする正当でない人)から交換された
情報を保護するために用いられる。SSLモジュール448及びHTTPSモジ
ュール452は、本発明の好結果の実装のためには必要でない。
【0041】 ネットアプリケーションモジュールを説明したので、ページレンダリングモジ
ュール472を説明する。ページレンダリングモジュール472は、ネットワー
クアプリケーションモジュール312と双方向通信を行う、ページレンダリング
モジュール472とネットワークアプリケーションモジュール312との間の交
換は、通常、ページキャッシュ490によって一時記憶される。また、ページレ
ンダリングモジュール472は、通常、ビットマップ表示のためのグラフィック
ス加速器アダプターを含む表示器494にスクリーン情報を伝達する。また、ペ
ージレンダリングモジュール472は、1または複数の入力装置(マウスまたは
キーボード等)からのデータを受信する。
【0042】 ページレンダリングモジュール472は、5つの基本要素を含んでいる。1つ
の要素は、グラフィックスレンダリング要素474である。グラフィックスレン
ダリング要素474は、ビットマップ表示器上の表現のためのGIF、JPEG
及びMPEG様式ファイルを解釈する。また、グラフィックスレンダリング要素
474は、イメージスケーリング(image scaling)を扱う。他のページレンダ
リングモジュール472要素は、フォントエンジン(font engine)476である
。フォントエンジン476は、HTMLファイルによって用いられる種々のフォ
ントをサポートする。複数言語要素478は、1つの言語のみがブラウザーによ
ってサポートされる必要があるが、HTMLファイル内のキャラクターの、多く
の異なる言語の中の1つへの通訳をサポートする。ページレイアウト要素480
は、HTMLファイル、例えば、“肉太(bold)”、“中央”及び“色”タグ、な
らびに、“テーブル”及び“フレーム”タグ内のフォーマットタグを解釈する。
【0043】 ページレンダリングモジュール472のウィンドウシステム482は、ユーザ
に提供されるHTMLファイルの各ページまたはサブフレームのための窓環境を
提供する。ウィンドウシステム482は、表示器494のためのウィンドウサイ
ズ、ならびに、周辺装置が制御する(カーソルコントロールモジュール406を
介して)水平及び垂直スクロールバーの発生を扱う。カーソルコントロールモジ
ュール408において検出されるカーソルまたはスタイラスの移動は、処理のた
めに、ページレンダリングモジュール472及び、特に、ウィンドウシステム4
82に直接に伝達される。
【0044】 [ブラウザーソフトウェア構造] 図2に戻って、図4を参照して詳細に描写及び説明されている、独立ブラウザ
ーソフトウェアスタック208の機能ブロック図が示されている。図は、好まし
くは読出専用メモリ212内に含まれている、独立ネットワークブラウザーの全
体構成を理解するのに役に立つ。
【0045】 リアルタイムカーネル220(図4内には、単一モジュールとして示されてい
ない)は、少なくとも2つの基本作業を実行する。リアルタイムカーネル220
の基本作業は、(1)適切なモジュールに対する、周辺装置への及び周辺装置から
のデータの検出及び処理、(2)メモリ管理を含む。データ処理のために、リアル
タイムカーネル220は、装置内の状態の変化(例えば、周辺装置がコモンバス
を分けるか否か)を検出することを試みる際に、周辺装置404を実際にポーリ
ングし、または、カーネル220は、周辺装置404からの直接の割込要求を受
動的に受信する。リアルタイムカーネル220は、通常の作動システムが実行す
るローレベルの作業を扱うが、よりハイレベルの作業は扱わない、従来の作動シ
ステムとは異なっている。むしろ、よりハイレベルの作業は、ブラウザー208
内のユニークなモジュールのために保持される。
【0046】 リアルタイムカーネル220のメモリ管理構成は、ページキャッシュ490、
ならびに、処理を実行している他の揮発性実行メモリーの管理を含んでいる。例
えば、リアルタイムカーネル220は、図4に示されている各モジュールによっ
て使用されるグローバル及び/またはローカルメモリーエリアのための、メモリ
ー分配及び廃物収集のような機能を実行する。
【0047】 本発明の実施の形態では、リアルタイムカーネル220は、ページキャッシュ
490(図4)を3つの論理メモリー領域として管理する。
【0048】 要求列領域(request queue region)491は、カーソルコントロール408
によって検出され、ページレンダリングモジュール472によってページキャッ
シュ490に渡された要求を蓄積する。また、要求列領域491は、ページレン
ダリングモジュール472によって発生される要求を蓄積する。
【0049】 前処理データ領域(pre-processed data region)492は、ページレンダリ
ングモジュール472によって解釈されていないデータを蓄積する。前処理領域
492は、1または複数のネットワークアプリケーションがHTMLファイルの
バッチ(batch)を先読みする(pre-fetch)時、または、ユーザからの明白な要求を
実際に受信する前に、複数のHTMLファイルを要求する時に、特に有用である
【0050】 後処理データ領域(post-processed data region)493は、ページレンダリ
ングモジュール472によって解釈されたが、まだ表示器494に送られていな
いデータを保持する。後処理データ領域493に蓄積されているデータは、ネッ
トワークアプリケーションからページレンダリングモジュール472に送られ、
その後、ページレンダリングモジュール472からページキャッシュ490に送
られる。データは、ページキャッシュ490から、再びページレンダリングモジ
ュール472を介して表示器494に渡る。
【0051】 リアルタイムカーネル2220は、コンピュータ300のハードウェアリソー
ス(例えば、内部及び外部装置/構成要素)とソフトウェア処理モジュールとの
間の入力及び出力を扱う。したがって、リアルタイムカーネル220は、適切な
通信処理及び適切なハードウェア構成要素初期化を保証するために、個々のハー
ドウェア構成要素と連動する1または複数のデバイスドライバー216と通信す
る。
【0052】 一実施の形態では、リアルタイムカーネル220は、初期化(イニシャライズ
)モジュール(図示せず)と通信可能に接続される。初期化モジュールは、コン
ピュータ300に接続されている各周辺装置を検出し、周辺装置を必要な初期化
パラメータでフォーマットし、もし初期化が成功しない場合には、初期化モジュ
ールは、ブラウザーのための診断処理モードをトリガーする。このように、ブラ
ウザー208は、診断処理モードを可能にする初期化モジュールによって、また
は、通常のオペレーティングシステムまたはエンドユーザからの直接の呼び出し
によって呼び出し可能である。実施の形態では、初期化モジュールは、ブラウザ
ー208と通常のオペレーティングシステムに分けられる。
【0053】 ブラウザー208は、コンピュータの周辺装置と通信し、及び/または制御す
るデバイスドライバーソフトウェア216を含んでいる。デバイスドライバーソ
フトウェア216は、特別の周辺装置が作動状態にある(いくつかのテストソフ
トウェアが、ブラウザー208から分離可能である)ことを保証する初期化ソフ
トウェア及びテストソフトウェアを含んでいる。リアルタイムカーネル220は
、デバイスドライバーソフトウェア216上で作動し、コンピュータシステムリ
ソースを管理し、周辺装置と通信するためのデバイスドライバー216を用いる
。インターネットプロトコルソフトウェア224は、リアルタイムカーネル22
0上に積み重ねられ、図4を参照して前述したような種々のネットワーク通信を
扱うために用いられる。
【0054】 インターネットプロトコルソフトウェアのトップには、グラフィックスウィン
ドウソフトウェア228が存在する。グラフィックスウィンドウソフトウェア2
28は、表示装置上でユーザに提供されるデータの裏面処理(behind-the-scene
processing)を扱う。例えば、ウィンドウ位置決め、カーソル及びキーボード
入力/コントロール及びグラフィック処理が、部分的に、グラフィックスウィン
ドウソフトウェア228によって扱われる。
【0055】 グラフィックスウィンドウソフトウェア228上で作動する、図2のソフトウ
エラ構成要素は、エンドユーザアプリケーションにより密接に関係する。例えば
、SSLソフトウェア236は、保証情報処理を扱う。フォントソフトウェアは
、エンドユーザに対して表示される種々のフォントをサポートし、イメージング
ソフトウェア232は、エンドユーザに対して表示されるグラフィックスファイ
ルを通訳する。
【0056】 イーメールソフトウェア244は、エンドユーザが電子メッセージを送信及び
受信できるようにするエンドユーザクライアント(end-user client)である。H
TMLソフトウェア248は、例えば、更なる処理のために、ファイルを分析し
、分析されたセクションを適切なモジュールに送ることによって、HTMLファ
イルを解釈するエンドユーザアプリケーションである。
【0057】 [ブラウザー呼び出し及び診断能力] 図5Aは、本発明の実施の形態に対応するパーソナルコンピュータ上でブラウ
ザーを呼び出すためのステップを示すフローチャート図である。ステップ504
では、コンピュータシステムハードウェア構成要素、内部及び外部装置が初期化
される。ステップ508では、ブラウザーコマンドまたはトリガーがセットされ
ているか否かを決定するためのテストが実行される。一実施の形態では、ブラウ
ザーコマンドは、パーソナルコンピュータが起動されている時に、キーボード上
に分類されているキーまたはキーシーケンスの操作に応答して呼び出される。他
の実施の形態では、物理的またはCMOSセットアップスイッチが、独立ネット
ワークブラウザーをトリガーするようにセットされる。
【0058】 もしステップ508でブラウザートリガーが検出されない場合には、パーソナ
ルコンピュータは、コンピュータが通常動作モードに入るステップ512に続く
。例えば、通常のオペレーティングシステム起動及び通常目的アプリケーション
が実行される。ステップ508と同様に、ステップ516では、ブラウザートリ
ガーが作動しているか否かを決定するためにテストが実行される。この処理は、
例外ベクトル(exception vector)または割込みルーチン(interrupt routine)
によって扱うことができ、または、特別のデバイスドライバーまたは通常のオペ
レーティングシステムによって扱うことができることに注意する。ステップ51
6でブラウザートリガーが検出された場合には、ステップ520で、オペレーテ
ィングシステムがシャットダウンし、処理はステップ524に続く。
【0059】 ステップ508または520に続くステップ524では、独立ブラウザーが呼
び出される。図5B及び5Cは、呼び出された独立ブラウザーのための特別に有
益なアプリケーションを示している。図5B及び5Cに示されているステップは
、コネクター“A”を置き換えたものである(要素528)。
【0060】 図5Bにおいて、フローチャート図は、故障したハードウェ構成要素を診断及
び補修するためのブラウザーの使用を示している。ステップ532では、ブラウ
ザーは、特別の売主に対応するネットワークまたは“遠方”のサーバーに接続す
る。売主は、パーソナルコンピュータを販売した会社、または、パーソナルコン
ピュータの技術サービス/補修を扱う他のサービスプロバイダーである。ステッ
プ536では、診断ファイル、例えばROMファイル468内に蓄積されている
ファイル、ならびに、遠方のサーバーからダウンロードされたファイルが書き込
まれる。これらの診断ファイルによって、エンドユーザは、問題のタイプの報告
、システム構成検出の実行、または選択されたハードウェア構成要素の診断が可
能となる。診断ファイルは、解釈されたソフトウェアコード、実行可能なソフト
ウェアコード、または、そのような形式のHTMLインターフェースを包含可能
である。これにより、売主は、パーソナルコンピュータが経験している問題を遠
方から診断することができる。
【0061】 問題を診断する前に、売主は、ブラウザーが特別の診断プログラムを開始する
ことを示すコマンドを送信可能であり、または、売主は、特別のコンパイルされ
た、または解釈された診断プログラムをブラウザーに送信可能である。診断プロ
グラムがブラウザーに送られると、それは、FTP、HTTP、HTTPSまた
はSMTPプロTコルを用いて送られる。公衆網、例えば、インターネット(イ
ントラネットに対して)が用いられる場合には、診断プログラムが真正であるこ
とを証明する(authenticate)ために証明書が用いられる。例えば、RSA Data S
ecurity, Inc.またはX−509同意証明書(compliant certificate)が、診
断プログラムが真性であることを証明するために使用される。
【0062】 ステップ540では、地域的に蓄積されているか否か、または遠方の売主から
送られたか否かの診断プログラムが実行される。例えば、診断プログラムは、ハ
ードディスクが故障していることを確認し、または、オペレーティングシステム
及び他のハードウェア構成要素に対応するエラーログ(error log)の内容を調査
することができる。また、診断プログラムを実行する部分は、売主への結果のア
ップロードを含んでいる。それにより、売主は訂正を行うことができる。
【0063】 ステップ544では、問題が修復されたか否かを決定するためにテストが行わ
れる。問題が修復可能である場合には、例えば、ステップ540を参照して前述
したように、売主からの付加的な問題のダウンロードを含むステップ548で修
復される。しかしながら、問題が修復可能でない場合には、ステップ552で、
修復かできないことを示す通知が、ユーザまたは売主(または両方)に送信され
る。売主がステップ552で通知を受けた場合には、売主は、パーソナルコンピ
ュータのエンドユーザをフォローアップ(follow up)することができる。
【0064】 図5Cでは、ブラウザーは、ステップ556で示されているように、インター
ネットを調査または“サーフ(surf)”するために用いられる。例えば、パーソナ
ルコンピュータのユーザは、遠方のサーバーに接続し、データを送り、HTML
ファイルを訂正するために、独立ネットワークブラウザーを使用可能である。
【0065】 通常のオペレーティングシステムとブラウザーの特徴がオーバーラップしてい
るので、各々が他と独立して実行可能なコンピュータシステムリソースを管理す
るために、各々は、1つの形式または他の形式で別々に(必ずしも同時ではない
)用いられる。このように、通常のオペレーティングシステムまたは周辺装置、
特にハードディスクの故障は、必ずしもブラウザーに影響を及ぼさない。
【0066】 [ハードウェア概要] 図6は、本発明を実装可能なコンピュータシステム600の実施例を示すブロ
ック図である。
【0067】 コンピュータシステム600は、情報を通信するためのバス602または他の
通信機構、情報を処理するためのバス602と結合されたプロセッサー604を
含んでいる。また、コンピュータシステム600は、バス602に接続された、
ランダムアクセスメモリ(“RAM”)または他のダイナミック(または“揮発
性”)蓄積装置のようなメインメモリ606を含んでいる。メインメモリ606
は、実行中、プロセッサー604によって実行される情報及び指示を蓄積する。
また、メインメモリ606は、プロセッサー606による指示の実行中、一時的
な変数または他の中間情報を蓄積する。
【0068】 コンピュータシステム600は、更に、バス602に接続された読取専用メモ
リ(“ROM”)608または他の静的(または“永続的”)蓄積装置(例えば
、フラッシュ、PROM、EEPROM等)含んでいる。ROM608は、プロ
セッサー604、特に、ここに説明されているようなブラウザーのための静的情
報及び指示を蓄積する。メモリの1または複数のバンク(bank)がROM608を
構成可能であることは、注意する価値がある。磁気ディスクまたは光ディスクの
ような蓄積装置610(または“ハードディスク”または“ハードドライブ”)
が、バス602に接続されている。蓄積装置610は、データ構造及び指示のよ
うな情報、例えば、オペレーティングシステムまたはオペレーティングシステム
を用いるアプリケーションプログラムを蓄積する。
【0069】 コンピュータシステム600は、バス602を介して、陰極線管(“CRT”
)または動的マトリックスまたは静的マトリックス表示器のような表示器612
に接続されるのが好ましい。表示器612は、イメージをエンドユーザに提供す
る。英数字キー及び他のキーを含む入力装置614は、バス602に接続されて
いる。入力装置614は、情報及びコマンド選択をプロセッサーに伝達する。ユ
ーザ入力装置の他の形式は、プロセッサー604に方向情報及びコマンド選択を
伝達するため及び表示器612上のカーソルの移動をコントロールするために、
マウス、トラックボール(trackball)またはカーソル方向キーのようなカーソル
コントロール616である。この入力装置614は、典型的には、第1軸(例え
ば、x)と第2軸(例えば,y)の2つの軸内での2次元の自由度を有しており
、それによって、装置は平面内の所定位置に移動可能である。
【0070】 本発明は、ブラウザーが蓄積装置610のようなハードディスクに蓄積されな
い、永続的に蓄積される独立ブラウザーである。本発明に対する1つの応用は、
コンピュータシステム600の診断及び修復のためのものである。他は、ディス
クの無いインターネット装置である。本発明の1つの構成では、コンピュータシ
ステム600内のプロセッサー604は、メインメモリ606内に含まれている
1または複数の指示シーケンスを実行する。そのような指示は、蓄積装置610
またはROM608のような、他のコンピュータ読取可能な媒体からメインメモ
リ606内に読まれる。メインメモリ606内に保持されている指示シーケンス
を実行することにより、プロセッサー604は、ブラウザー及びここに開示され
ている他の処理を実行する。他の実施の形態では、ハードワイヤ回路(hard-wire
d circuitry)が、本発明を実行するためのソフトウェア指示に代えてまたは共
同して使用可能である。このように、本発明の実施の形態は、ハードウェア回路
とソフトウェアの特別の組み合わせに限定されない。
【0071】 ここで使用されている“コンピュータ読取可能な媒体”という表現は、実行の
ために、プロセッサー604に指示を提供する際に関与する媒体を意味する。そ
のような媒体は、限定されないが、不揮発性媒体、揮発性媒体及び伝達媒体を含
む多くの形態をとる。不揮発性媒体は、例えば、蓄積装置610のような、光学
式または磁気式ディスクを含む。揮発性媒体は、メインメモリ6060のような
ダイナミックメモリを含む。伝達媒体は、バス602を構成するワイヤを含む、
同軸ケーブル、銅線及び光ファイバを含む。また、伝達媒体は、無線波及び紫外
線データ通信中に発生されるような音波または光波の形態をとることもできる。
【0072】 コンピュータ読取可能な媒体の一般形態は、フレキシブルディスク、ハードデ
ィスク、磁気テープまたは他の磁気媒体、CD−ROM、他の光学媒体、パンチ
カード、紙テープ、ホールパターンを有する他の物理的媒体、RAM、ROM、
フラッシュまたは他のメモリチップまたはカートリッジ、以下で説明する搬送波
、またはコンピュータが読み取り可能な他の媒体を含んでいる。
【0073】 コンピュータ読取可能媒体の種々の形式は、実行のために、プロセッサー60
4への1または複数の指示の、1または複数のシーケンスを運ぶ時に含まれる。
例えば、指示は、最初は、遠方のコンピュータの磁気ディスクに運ばれる。遠方
のコンピュータは、ダイナミックメモリに指示を蓄え、モデムを用いて電話回線
に指示を送信する。コンピュータシステム600に対して離れているモデムは、
電話回線上のデータを受信し、データを赤外線信号に変換するために赤外線送信
器を使用可能である、バス602に結合されている赤外線検出器は、赤外線信号
で運ばれるデータを受信し、データをバス602上に置く。バス602は、デー
タをメインメモリ606に運び、プロセッサー604は、メインメモリから検索
し、指示を実行する。メインメモリ60によって受信された指示は、プロセッサ
ー604による実行の前または後に、蓄積装置610に随時蓄積される。
【0074】 また、コンピュータシステム600は、バス602に結合されている通信イン
ターフェース618を含んでいる。通信インターフェース618は、ローカルネ
ットワーク622に接続されているネットワークリンク620に結合されている
双方向データ通信を提供する。例えば、通信インターフェース618は、電話回
線の種類に対応してデータ通信接続を提供するための集積サービスデジタル回路
網(“ISDN”)カードまたはモデムである。他の例では、通信インターフェ
ース618は、互換性のあるLANへのデータ通信接続を提供するローカルエリ
アネットワーク(“LAN”)カードである。無線リンクも設けることができる
。そのような実装においては、通信インターフェース618は、種々の形式の情
報を示すデジタルデータ流を運ぶ電気、電磁気または光の信号を送信及び受信す
る。
【0075】 ネットワークリンク620は、データ通信を1または複数のネットワークを介
して他のデータ装置に提供するのが好ましい。例えば、ネットワークリンク62
0は、ローカルネットワーク622を介する、インターネットサービスプロバイ
ダー(“ISP”)626によって作動されるホストコンピュータ624または
データ装置への接続を提供する。ISP626は、“インターネット”628を
介するデータ通信サービス、例えば、コンピュータ診断サービスを順に提供する
。ローカルネットワーク622及びインターネット628は、デジタルデータ流
を運ぶ電気、電磁気または光の信号を用いる。デジタルデータをコンピュータシ
ステムにまたはコンピュータシステムから運ぶ、種々のネットワークを介した信
号、ネットワークリンク620上及び通信インターフェース618を介した信号
は、例えば、情報を移送する搬送波の形式である。
【0076】 コンピュータシステム600は、ネットワーク、ネットワークリンク620及
び通信インターフェース618を介して、プログラムコードを含むメッセージの
送信及びデータの受信が可能である。インターネットの例では、サーバー630
は、インターネット628、ISP626、ローカルネットワーク622及び通
信インターフェース618を介して、例えば、FTPプロトコルを用いて、アプ
リケーションプログラムのための要求されたコードを伝達する。本発明では、ダ
ウンロードされた1つのアプリケーションは、更に、コンピュータ問題を診断し
、または問題を完全に固定する、実行可能なソフトウェアコードまたコンピュー
タ構成パラメータである。
【0077】 受信されたコードは、それが受信され、及び/または、後での実行のために、
メインメモリ606、蓄積装置610または他の不揮発性蓄積装置に蓄積された
時に、プロセッサー604によって実行可能である。この方法では、コンピュー
タシステム600は、搬送波の形態でアプリケーションコードを得る。
【0078】 図3及び図6を参照すると、入力モジュール304が、入力装置614及びカ
ーソルコントロール616と相互に作用することに注意する。ネットワーク通信
モジュール308及びネットワークアプリケーションモジュール312は通信イ
ンターフェース618と相互に作用する。ページレンダリングモジュール316
は、表示器612と相互に作用する。
【0079】 1つの実施の形態では、全ての独立ネットワークブラウザーソフトウェアコー
ドは、ROM608の1または複数のバンクに蓄積される。しかしながら、実行
される時には、ブラウザーソフトウェアコードは、メインメモリ606に複写さ
れる。1つの実施の形態では、ページキャッシュ490は、メインメモリ606
の部分でもある。
【0080】 本発明の利点は、実装されていない、通常のオペレーションシステムと独立し
ている、省スペースの独立ブラウザー構造を含んでいる。ブラウザーを組み込む
コンピュータは、ハードディスク無しで機能する。このように、ユーザは、ハー
ドディスクが故障している時にもコンピュータを作動させることができ、または
、ユーザは、ブラウザーソフトウェアを、オペレーティングシステムが起動する
まで、または他のアプリケーションソフトウェアが書き込まれるまで待機するこ
となく、インターネットへの迅速で準備されたアクセスが可能となるようにブラ
ウザーソフトウェアを作動させることができる。
【0081】 前記した説明では、本発明は、特別な実施の形態を参照して記載されている。
しかしながら、前記記載との一貫性を保持した状態で種々の変更及び変化が可能
である。例えば、多かれ少なかれ、ページキャッシュのための領域が特定可能で
あり、また、ネットワーク通信及びアプリケーションモジュール内、ならびに、
ページレンダリングモジュール内に機能性を包含可能である。更に、他の実施の
形態では、Java(登録商標)コードを解釈または実行するための仮想機械を
含んでいる。したがって、明細書及び図面は、限定された場面ではなく、例示的
な場面に関する。
【図面の簡単な説明】
【図1】 公知のソフトウェアスタックを示す図である。
【図2】 本発明の独立ROMベースのブラウザーソフトウェアスタックのブロック図で
ある。
【図3】 本発明のハイレベルブロック図である。
【図4】 本発明の詳細ブロック図である。
【図5A】 本発明の呼び出し処理を示すフローチャート図である。
【図5B】 本発明の有用な応用を示すフローチャート図である。
【図5C】 本発明の有用な応用を示すフローチャート図である。
【図6】 パーソナルコンピュータのブロック図である。
【手続補正書】
【提出日】平成14年5月28日(2002.5.28)
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】特許請求の範囲
【補正方法】変更
【補正の内容】
【特許請求の範囲】
【手続補正2】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0009
【補正方法】変更
【補正の内容】
【0009】
【課題を解決するための手段】 ハードディスク以外の永続メモリに蓄積される、診断能力を有するネットワー
クブラウザーが提供される。ネットワークブラウザーは、ユーザが故障を手動で
診断または解決するのを解消するために、ハードドライブのような、ネットワー
ク接続されたコンピュータ内の周辺装置の故障を補修するために使用される。さ
らに、ネットワークブラウザーは、そのような補修を行うために、通常のオペレ
ーティングシステム、したがって、ハードディスクへの厳密な依存性を除去する
。実施の形態では、ネットワークブラウザーは、複数のソフトウェアモジュール
を有している。モジュールは、デバイスドライバーモジュール(device driver
module)(216)、リアルタイムカーネルモジュール(real time Kernel
module)(220)、インターネットプロトコルモジュール(internet protoco
l module)(224)、グラフィックスウィンドウモジュール(graphics wind
owing module)(228)、ハイパーテキストマークアップ言語モジュール(hyp
ertext markup language module)(248)を有している。デバイスドライ
バーモジュール(216)は、1または複数の周辺装置を初期化及びテストする
ように構成されている。リアルタイムカーネルモジュール(220)は、前記デ
バイスドライバーモジュール(216)が前記周辺装置の動作に対応する診断デ
ータの処理を含んでいるが、周辺装置への及び周辺装置からのデータを検出する
とともに処理し(dispatch)、メモリ管理作業を実行するように構成されている。
インターネットプロトコルモジュール(224)は、遠方の装置とのネットワー
ク通信を扱うように構成されている。グラフィックスウィンドウモジュール(2 28) は、可視表示データ処理及び制御を処理するように構成されている。ハイ
パーテキストマークアップ言語モジュール(248)は、前記グラフィックスウ
ィンドウモジュール(228)を有する表示器のためにハイパーテキストマーク
アップ言語ドキュメントを解釈(interpret)するように構成されている。独立ブ
ラウザーのためのハードウェア構成及びソフトウェア方法が、ここに記載されて
いる。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (81)指定国 EP(AT,BE,CH,CY, DE,DK,ES,FI,FR,GB,GR,IE,I T,LU,MC,NL,PT,SE),OA(BF,BJ ,CF,CG,CI,CM,GA,GN,GW,ML, MR,NE,SN,TD,TG),AP(GH,GM,K E,LS,MW,MZ,SD,SL,SZ,TZ,UG ,ZW),EA(AM,AZ,BY,KG,KZ,MD, RU,TJ,TM),AE,AG,AL,AM,AT, AU,AZ,BA,BB,BG,BR,BY,BZ,C A,CH,CN,CR,CU,CZ,DE,DK,DM ,DZ,EE,ES,FI,GB,GD,GE,GH, GM,HR,HU,ID,IL,IN,IS,JP,K E,KG,KP,KR,KZ,LC,LK,LR,LS ,LT,LU,LV,MA,MD,MG,MK,MN, MW,MX,MZ,NO,NZ,PL,PT,RO,R U,SD,SE,SG,SI,SK,SL,TJ,TM ,TR,TT,TZ,UA,UG,UZ,VN,YU, ZA,ZW (72)発明者 リー,ジョン,ケー アメリカ合衆国 94539 カリフォルニア フレモント スイート 250 ミッショ ンコート 440 (72)発明者 リン,ロン,ケー アメリカ合衆国 94539 カリフォルニア フレモント スイート 250 ミッショ ンコート 440 Fターム(参考) 5B042 GA12 GA36 GC10 KK09 MC15 5B083 BB03 BB06 CE01 DD11 DD13 GG04 5B085 AC09 BA06 BG07 CE07 【要約の続き】 示データ及び制御を処理するグラフィックスウィンドウ モジュール(232)と、前記グラフィックスウィンド ウモジュール(232)を有する表示器のためのインタ ーネットハイパーテキストマークアップ言語ドキュメン トを解釈するハイパーテキストマークアップ言語モジュ ール(248)とを有する。

Claims (12)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ハードウェア診断能力を有し、実行可能なソフトウェアモジ
    ュールを永続的に蓄積する、コンピュータ読み取り可能なメモリ(212)を有
    する独立ネットワークブラウザー(208)であって、 1または複数の周辺装置をイニシャライズ及びテストするデバイスドライバー
    モジュール(216)と、 前記デバイスドライバモジュール(216)が前記周辺装置の作動に対応する
    診断データの処理を含んでいるが、周辺装置への及び周辺装置からのデータを検
    出及び処理し、メモリ管理作業を実行するリアルタイムカーネルモジュール(2
    20)と、 遠方の装置とのネットワーク通信を扱うインターネットプロトコルモジュール
    (224)と、 視覚表示データ及び制御を処理するグラフィックスウィンドウモジュール(2
    32)と、 前記グラフィックスウィンドウモジュール(232)を有する表示器のために
    ハイパーテキストマークアップ言語ドキュメントを解釈するハイパーテキストマ
    ークアップ言語モジュール(248)と、 を備える。
  2. 【請求項2】 請求項1に記載の独立ネットワークブラウザー(208)で
    あって、 前記実行可能ソフトウェアモジュールは、前記周辺装置の動作に対応する前記
    診断データが故障の発生を示している時に、 前記インターネットプロトコルモジュール(224)を用いて遠方のサーバー
    に接続する機能、 前記メモリ(212)に永続的に蓄積されている診断インターフェースファイ
    ルを含む1または複数の診断インターフェースファイルを書き込む機能、 前記遠方のサーバーと前記書き込まれた1または複数のインターフェースファ
    イルとの相互作用により前記故障を診断する機能、 前記故障を補修する機能、 を呼び出す。
  3. 【請求項3】 請求項2に記載の独立ネットワークブラウザー(208)で
    あって、 前記実行可能なソフトウェアモジュールは、更に、実行可能な補修コードが真
    正であることを保証する保証測定を有するネットワークプロトコルを用いる前記
    遠方のサーバーからの実行可能な補修コードをダウンロードすることによって、
    前記故障を補修する機能を呼び出す。
  4. 【請求項4】 請求項2に記載の独立ネットワークブラウザー(208)で
    あって、 前記実行可能なソフトウェアモジュールは、更に、前記遠方のサーバーからの
    コマンドを受信する機能を呼び出し、 前記コマンドは、前記故障の補修を助ける、前記メモリ(212)内に蓄積さ
    れている1または複数の機能を呼び出す。
  5. 【請求項5】 請求項1に記載の独立ネットワークブラウザー(208)で
    あって、 前記リアルタイムカーネルモジュール(220)内の前記メモリ管理は、ネッ
    トワークブラウザーページキャッシュ(490)を、サービスされていないデー
    タ及びコマンドを蓄積するための要求列領域(491)と、ハイパーテキストマ
    ークアップ言語ファイルの先読みされたバッチを含み、表示装置への出力のため
    に解釈されなければならないデータを蓄積するための前処理データ領域(492
    )、前記表示装置への出力のために解釈されるが、前記表示装置にまだ送信され
    ていないデータを蓄積するための後処理領域(493)として管理する。
  6. 【請求項6】 ネットワークにアクセスするためのコンピュータであって、
    プロセッサー(604)と、ハードドライブ(610)と、永続メモリ(608
    )と、ランダムアクセスメモリ(606)と、バス(602)を介して前記プロ
    セッサー(604)に通信可能に接続されている通信インターフェース(618
    )とを備え、前記永続メモリ(608)は、メモリ領域(212)内に蓄積されて
    いる実行可能ソフトウェアモジュールを有しており、 実行可能ソフトウェアモジュールは、 故障のために前記ハードドライブ(610)をイニシャライズ及びテストする
    デバイスドライバーモジュール(216)と、 前記デバイスドライバーモジュール(216)が前記ハードドライブ(610
    )の作動に対応する診断データの処理を含んでいるが、周辺装置への及び周辺装
    置からのデータを検出及び処理し、前記メインメモリ(606)に関係するメモ
    リ管理作業を実行するリアルタイムカーネルモジュール(220)と、 遠方の装置とのネットワーク通信を扱うインターネットプロトコルモジュール
    (224)と、 視覚表示データ及び制御を処理するグラフィックスウィンドウモジュール(2
    32)と、 前記グラフィックスウィンドウモジュール(232)を有する表示器のために
    ハイパーテキストマークアップ言語ドキュメントを解釈するハイパーテキストマ
    ークアップ言語モジュール(248)と、 を備える。
  7. 【請求項7】 請求項6に記載のコンピュータであって、 前記ハードドライブ(610)の作動に対応する前記診断データは、故障が発
    生していることを示し、 前記実行可能ソフトウェアモジュールは、更に、プロセッサー(604)に、 前記インターネットプロトコルモジュール(224)を用いる遠方のサーバー
    (630)に接続し、 前記メモリ領域(212)内に永続的に蓄積されている診断インターフェース
    ファイルを含む、1または複数の診断インターフェースファイルを書き込み、 前記書き込まれた1または複数のインターフェースファイルを用いる前記遠方
    のサーバー(630)と共同して前記故障を診断し、 前記故障を修復する、 処理を実行させる。
  8. 【請求項8】 請求項7に記載のコンピュータであって、 前記実行可能ソフトウェアモジュールは、更に、前記プロセッサー(604)
    に、実行可能な補修コードが真正であることを保証する保証測定を有するネット
    ワークプロトコルを用いる、前記遠方のサーバー(630)から実行可能な補修
    コードをダウロードすることによって前記故障を補修する処理を実行させる。
  9. 【請求項9】 請求項7に記載のコンピュータであって、 前記実行可能ソフトウェアモジュールは、更に、前記プロセッサー(604)
    に、前記遠方のサーバー(630)からコマンドを受信する処理を実行させ、 前記コマンドは、前記プロセッサ(604)に、前記故障の補修を助ける前記
    メモリ領域(212)に蓄積されている1または複数の機能を実行させる。
  10. 【請求項10】 請求項6に記載のコンピュータであって、 前記リアルタイムカーネルモジュール(220)内の前記メモリ管理は、ネッ
    トワークブラウザーページキャッシュ(490)を、サービスされていないデー
    タ及びコマンドを蓄積するための要求列領域(491)と、ハイパーテキストマ
    ークアップ言語ファイルの先読みされたバッチを含み、表示装置への出力のため
    に解釈されなければならないデータを蓄積するための前処理データ領域(492
    )と、前記表示装置への出力のために解釈されるが、前記表示装置にまだ送信さ
    れていないデータを蓄積するための後処理領域(493)として管理する。
  11. 【請求項11】 PC BIOS(212)内に蓄積されている独立ネット
    ワークブラウザー(208)を有するネットワーク接続されたコンピュータの診
    断及び補修のための方法であって、前記ネットワーク接続されたコンピュータに
    よって実行される一連のステップは、 前記ネットワーク接続されたコンピュータに通信可能に接続されている内部及
    び周辺装置をイニシャライズするステップ(504)と、 故障が発生していることを示すブラウザートリガーがセットされているか否か
    を決定するためにテストするステップ(508)と、 前記ブラウザートリガーがセットされている場合には、全サービスのオペレー
    ティングシステムを書き込むことなく、前記独立ネットワークブラウザー(20
    8)を呼び出すステップ(524)と、 前記独立ネットワークブラウザー(208)を遠方のサーバーに接続するステ
    ップ(532)と、 1または複数の診断インターフェースファイルを書き込むステップ(536)
    と、 前記遠方のサーバーと共同して前記故障を診断するステップ(540)と、 前記遠方のサーバーで補修可能であるか否かを決定するステップ(544)と
    、 前記故障が前記遠方のサーバーで補修可能であるか否かを決定するステップ(
    544)と、 前記故障が補修可能である場合に、前記故障を補修するステップ(548)と
    、 前記故障が補修可能でない場合に、前記故障が補修可能でないことの通知を送
    信するステップ(552)と、 を有している。
  12. 【請求項12】 請求項11に記載の方法であって、 前記故障を補修する前記ステップ(548)は、実行可能な補修コードの真正
    を証明する証明測定を有するネットワークプロトコルを用いる前記遠方のサーバ
    ーからの実行可能な補修コードのダウンロードを含んでいる。
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