JP2003515199A - アクティブ・ファイル・システムのための方法および装置 - Google Patents

アクティブ・ファイル・システムのための方法および装置

Info

Publication number
JP2003515199A
JP2003515199A JP2001526757A JP2001526757A JP2003515199A JP 2003515199 A JP2003515199 A JP 2003515199A JP 2001526757 A JP2001526757 A JP 2001526757A JP 2001526757 A JP2001526757 A JP 2001526757A JP 2003515199 A JP2003515199 A JP 2003515199A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
user
file
file system
files
folder
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Withdrawn
Application number
JP2001526757A
Other languages
English (en)
Inventor
タダヨン、ヴァリ
ズウィック、チャールズ・エム
オスターデイ、パトリック・ビー
サドリ、モハマド・レザ
Original Assignee
サイバーセット・テクノロジーズ・インコーポレイテッド
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by サイバーセット・テクノロジーズ・インコーポレイテッド filed Critical サイバーセット・テクノロジーズ・インコーポレイテッド
Publication of JP2003515199A publication Critical patent/JP2003515199A/ja
Withdrawn legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • GPHYSICS
    • G06COMPUTING; CALCULATING OR COUNTING
    • G06FELECTRIC DIGITAL DATA PROCESSING
    • G06F16/00Information retrieval; Database structures therefor; File system structures therefor
    • G06F16/10File systems; File servers
    • G06F16/14Details of searching files based on file metadata
    • G06F16/148File search processing

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Theoretical Computer Science (AREA)
  • Library & Information Science (AREA)
  • Data Mining & Analysis (AREA)
  • Databases & Information Systems (AREA)
  • Physics & Mathematics (AREA)
  • General Engineering & Computer Science (AREA)
  • General Physics & Mathematics (AREA)
  • Information Retrieval, Db Structures And Fs Structures Therefor (AREA)
  • Storage Device Security (AREA)
  • Information Transfer Between Computers (AREA)

Abstract

(57)【要約】 インターネットまたは他の種類のネットワーク上でユーザによってアクセス可能であり、ファイル・システムの動作に関する特定の「トリガ・イベント」が、ユーザのうちある者に対して通知メッセージを自動的に生成するコンピュータ化されたファイル・システムを提供する。一旦、ユーザが適切に認証されると、このユーザのアクセス権は、ファイル・システムのファイル・サーバでユーザがファイルを読み取り、書き込みまたは読み取り/書き込みすることができるかどうかについて判断され、また、これらの権利は、ユーザがファイルをファイル・サーバからダウンロードまたはファイル・サーバにアップロードできるかどうかも判断する。自動通知機能は、ユーザが特定のタスクを行ったときに、何れかの「トリガ」イベントが発生したかどうかをチェックする。自動通知機能は、正確にどのような種類のイベントがトリガ・イベントになるかを定義し、トリガ・イベントが一旦発生すると、何がトリガ・アクションになるかも定義し、この情報をデータベースに格納する。好適な実施の形態において、これらの自動通知メッセージはEメール技術を介して送信される。Eメール・タイプのメッセージの使用により、通知工程は、かかる任意の通知メッセージを受信する全てのユーザについて同時に開始することができる。自動通知機能は、特定のタスクを行うために送り出される他のプログラムを含むこともできる。正確な種類の自動通知メッセージは、ファイル・システムの各コンポーネントに対して完全に構成可能である。少なくとも個々のユーザが判断できる限り、2つ以上の単一ファイルは、同じ仮想ファイル名を持って格納することができる。ファイル・サーバ上での実際のファイル名は、各個々のファイルについて常に独特であり、実際のファイル名は「ファイル・テーブル」に格納され、ファイルへのリンクはデータベースに格納される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、概してコンピュータ化されたファイル・サーバ/システムに関し、
特に、所定のトリガ・イベントが発生したときに通知メッセージを自動的に送信
する種類のファイル・サーバ/システムに関する。本発明の一実施の形態は特に
、アクティブ・バーチャル・ファイル・システムのファイル・サーバ上で格納さ
れたファイルへのユーザのアクセス権を制御するとともに、ファイル・サーバ上
へのファイルのアップロード等のトリガ・イベントが発生した場合に所定のユー
ザへ自動通知Eメール・メッセージを提供する、ウェブベースのアクティブ・バ
ーチャル・ファイル・システムとして開示される。
【0002】
【従来の技術】
図1は、ネットワーク上でユーザがアクセス可能である、全体として参照符号
10で示されている従来のファイル・システムを示している。第1のユーザ20
は、インターネット・サービス・プロバイダ(ISP)30に接続されており、こ
こで第1のユーザは、該ユーザのコンピューティング・プラットフォーム上でブ
ラウザ・ソフトウェア・パッケージ、ならびにWINDOWS(登録商標)また
はMACINTOSH等のグラフィカル・ユーザ・インターフェース・オペレー
ティング・システムを有している。第2のユーザ22は、ブラウザおよびグラフ
ィカル・ユーザ・インターフェース・オペレーティング・システムを含む同様な
コンピューティング・プラットフォームを有しており、かつこのユーザは、第2
のインターネット・サービス・プロバイダ(ISP)32に接続されている。これ
らISP30および32はインターネットに接続され、このインターネットは全
体として参照符号35で示されている。
【0003】 中央ファイル・システムは全体として参照符号50で示されており、この中央
ファイル・システムは、従来のファイル・サーバ・オペレーティング・システム
および少なくとも1つのハード・ディスク・ドライブ52を有している。ファイ
ル・システム50は、インターネット・ウェブ・サイトの主核(main core)を示
しており、ウェブ・サーバ40とユーザ・インターフェース・ソフトウェア・パ
ッケージ42を介してインターネット35に接続されている。典型的なインター
ネット・ウェブ・サイト・システムでは、ユーザ20および22の双方は、ウェ
ブ・サーバ40、ユーザ・インターフェース・モジュール42を介して、ファイ
ル・システム50に同時に接続することができ、このウェブ・サイトの種々のウ
ェブ・ページに同時にアクセスすることができる。
【0004】 第3のユーザ24は、LAN入力/出力モジュールを用いてローカル・エリア
・ネットワーク(LAN)に接続されており、ここではLAN自体を全体として参
照符号45で示している。第4のユーザ26も、別個のLAN入力/出力モジュ
ールを介してLANに接続されている。LAN45は、ファイル・システム50
中に直接接続されており、ユーザ24および26は、サーバ・オペレーティング
・システム52を介して、ハード・ディスク・ドライブに格納されたファイルに
アクセスできることになる。これらのファイルには、インターネット35を介し
てユーザ20および22に利用可能にされたディスプレイと同様もしくは同一で
あるディスプレイを含み得るものもある。
【0005】 ユーザがファイル・システム50にログインを試みる場合、該ユーザは、ファ
イル・サーバ50がそのユーザに、ハード・ディスク・ドライブ52に格納され
ているいずれのファイルへの書き込みまたは読み取り/書き込みのアクセスを許
可する前に、十分な認証情報を提供しなければならない。一般に、ユーザのログ
イン名およびユーザに固有のパスワードの形態であるユーザ認証モジュール60
が提供される。
【0006】 ユーザが認証されると、ファイル・システム50は、ハード・ディスク・ドラ
イブ52にあるファイルまたはディスプレイのいずれかに対してこの特定のユー
ザが有するアクセス権は何であるかを判定する。このユーザのアクセス権を、「
アクセス権」モジュール62を使用することにより決定する。かかる権利は、通
常、ファイル・システム50内に格納されているファイルを「読み取る」、およ
び同様にファイル・システム50上に格納されているファイルに潜在的に「書き
込む」権利を含む。たいていの状況では、ユーザが特定のファイルに書き込む権
利を有している場合、そのユーザは同じファイルを読み取る権利も有するが、こ
れらの特定の権利は、任意の所与のファイルに関して異なっていてもよく、また
別個のものであってもよい。
【0007】 ユーザ管理モジュール64もファイル・システム50に提供され、ここでは、
新規のユーザを作成するか、既存のユーザを削除するか、あるいはエディトする
ことができる。これらの機能は、システム管理者が実行することができる。さら
に、該ユーザは通常、パスワードの変更さらには潜在的に自らをユーザとしてシ
ステムから一斉に削除するといった一定の機能を実行することができる。ユーザ
管理モジュール64は、ユーザにインターネット・ウェブ・サイトと関連してい
るとしてそのユーザ自身を本質的に作成させるある種のインターネット・ウェブ
・サイトの状況において等、ウェブ・サイトでのソフトウェア(「ユーザ管理モ
ジュール」等)の制御下で、完全自動でもあり得る。
【0008】 図1でのファイル・システム50と同様の、「NFS」として周知であるネッ
トワーク・ファイル・システムは、同種および異種システムにわたりリモート・
ファイル・システムを搭載することができる。NFSは、顧客およびサーバ・シ
ステムで構成される。NFSサーバは、遠隔地のNFS顧客が使用できるローカ
ル・ディレクトリを送る(export)ことができる。NFSは、ユニバーサル・デー
タグラム・プロトコルを用いて、IP(インターネット・プロトコル)上で動作す
る(run over)。ネットワーク伝送サービスとしてTCP(伝送制御プロトコル)を
用いて作動するNFS実装がある。NFSは元来、サン・マイクロシステム・コ
ンピュータ社(Sun Microsystems Computer Corporation)が開発したものであり
、現在では、初期NFSが、インターネット上でTCP/IPネットワークでの
ファイル・サービスについての基準としてのいくつかのRFC(Requests for Co
mment)においてIETF(インターネット・エンジニアリング・タスク・フォー
ス)により受け入れられた、オープンなネットワーク・コンピューティング(Open
Network Computing)(ONC)の一部である。
【0009】 CIFSは、インターネット上での使用について、標準リモート・ファイル・
システム・アクセス・プロトコルを規定する提案プロトコルであり、一群のユー
ザにと共同させ、インターネット上の、またはユーザの法人向けイントラネット
内の文書を共有させることが可能である。まだ完全ではないが、CIFSは、マ
イクロソフト社のWINDOWSおよびその他の名の知られたパーソナル・コン
ピュータ・オペレーティング・システム中に構築されているネイティブなファイ
ル共有プロトコルに基づいた、オープンなクロスプラットフォーム技術として設
計されており、おそらくは、例えばUNIX(登録商標)などの他の多数のプラ
ットフォーム上でサポートされる。CIFSにより、マイクロソフト社のオープ
ンなクロスプラットフォーム・サーバ・メッセージ・ブロック(SMB)プロトコ
ル、マイクロソフト社のWINDOWS95、WINDOW NT、およびOS
−2オペレーティングシステムのネイティブなファイル共有プロトコルの強化バ
ージョンとして提案されており、CIFSは、何百万ものパーソナル・コンピュ
ータのユーザが法人向けイントラネット上のファイルを共有する標準的な方法と
なり得る。
【0010】 他の既存のプロトコルはWEBNFSであり、これはサン・マイクロシステム
社が実施しており、ウェブ・ブラウザを用いてNFS共有にアクセス可能にさせ
るものである。このプロトコルの欠点は、ブラウザでのサポートを必要とするが
、今日の既存のブラウザの大半ではサポートされないということである。
【0011】
【発明が解決しようとする課題】
上記のNFSおよびCIFSシステムは、分散型ファイル・システムでファイ
ルを共有することを標準化させるのに大いに役立ってきたが、ある種のアクセス
・イベントが発生した場合に、ユーザまたは一群のユーザにいかなる種類の通知
機能も提供していなかった。これらの従来のシステムでは、第1のユーザが特定
のファイルを修正しても、第1のユーザのみがこの修正を認識できる。同じファ
イルにアクセス可能である場合がある第2のユーザは、少なくとも、その同じフ
ァイルの以前の保存の時刻および日付スタンプを知ることなしには、いずれのそ
のような修正に気付くことはないであろう。
【0012】
【課題を解決するための手段】
したがって、ファイル・システム内で定義された構成ユニット(すなわち、フ
ォルダ、ディレクトリ、カテゴリ)と関連づけられた、カスタマイズ可能な規則
を有するようにファイル・システムを構成する方法を提供することが、本発明の
主たる利点である。遠隔地の認可されたユーザによるファイルへのアクセスを許
可し、かかるアクセス時に、その特定のファイルに適切な関心を有する所定のユ
ーザに自動通知メッセージを与える分散型ファイル・システムを提供することが
、本発明の別の利点である。遠隔地のユーザが標準的なウェブ・ブラウザ・ソフ
トウエアを用いて中央のアクティブ・バーチャル・ファイル・システムのファイ
ルにアクセスすることを可能にするためにウェブ・ベースであり、かかるアクセ
ス時に、アクティブ・バーチャル・ファイル・システムは、そのファイルに適切
な関心を有する所定のユーザに自動通知メッセージを与える、分散型のファイル
・システムを提供することが、本発明の別の利点である。遠隔地のユーザが特定
のファイルにアクセスすることを可能にし、かかるアクセス時に、そのファイル
に適切な関心を有する他の所定のユーザへの自動通知メッセージをトリガする、
ウェブ・ベースのアクティブ・バーチャル・ファイル・システムを提供すること
が、本発明のさらに別の利点である。アクティブ・バーチャル・ファイル・シス
テムをワークフロー・オートメーションにおいて使用することを可能にする所定
の規則を用いて、プログラムを実行し、制約を実施し、通知を送り、他の機能を
遂行するように構成できる、ウェブ・ベースのアクティブ・バーチャル・ファイ
ル・システムを提供することが、本発明のさらに別の利点である。Eコマースに
必要とされ、高度なイントラネットおよびインターネット・ソリューションをセ
ットアップする際に必要とされるタスクを達成するために、システム管理者がプ
ログラムできるウェブ・ベースのアクティブ・バーチャル・ファイル・システム
であって、アクティブ・バーチャル・ファイル・システムにアップロードされて
いるか、またはそこからダウンロードされているファイルに関心を有する所定の
ユーザに自動的に通知するトリガを提供するアクティブ・バーチャル・ファイル
・システムを提供することが、本発明のさらに別の利点である。
【0013】 本発明の付加的な利点および他の新しい特徴は、部分的には以下の説明に記載
し、また部分的には以下の説明を吟味する際に当業者に明らかになるか、あるい
は本発明の実施に伴い分かるであろう。
【0014】 以上の利点および他の利点を達成するために、かつ本発明の一態様に従って、
独立型コンピュータで、インターネット上において、あるいはローカル・エリア
・ネットワーク(LAN)またはワイド・エリア・ネットワーク(WAN)を介して
、ユーザによってアクセス可能な改良型のコンピュータ化されたファイル・シス
テムを提供する。インターネット・ユーザは通常、ユーザをインターネット自体
へと送り出すインターネット・サービス・プロバイダ(ISP)と通信する、ウェ
ブ・ブラウザ・ソフトウエア・プログラムを有するパーソナル・コンピュータ・
プラットフォームを操作する。インターネットの他端では、本発明のコンピュー
タ化されたファイル・システムの付近に設けられたウェブ・サーバが、ユーザか
らメッセージを受信して、ユーザがファイル・システムに「ログオン」したとき
に、それらのユーザにメッセージを返信する。LANユーザは通常、コンピュー
タ化されたファイル・システムのサイトでウェブ・サーバに接続された、ローカ
ル・エリア・ネットワーク(LAN)に直接的に接続されたパーソナル・コンピュ
ータまたはワークステーションのプラットフォームを操作する。これらのLAN
ユーザは、本発明のコンピュータ化されたファイル・システム付近のウェブ・サ
ーバとLAN上で通信する、ウェブ・ブラウザ・タイプのソフトウエア・プログ
ラムを有することも好ましい。
【0015】 ウェブ・サーバは、Javaツリー構造またはファイル・システムによって定
義された任意の階層構造の形式で、ユーザに「フォルダ」ウィンドウを提供する
ユーザ・インターフェースに接続されている。ユーザ・インターフェースは、そ
のウェブ・ベースのものが、少なくとも1つのハード・ディスク・ドライブおよ
びデータベースを備えたネットワーク・サーバ・オペレーティング・システムを
含む、アクティブ・ファイル・システム(「AFS」とも呼ぶ)とも通ずる。全て
のユーザが、AFSプラットフォームへのその特定の物理的通信リンクにかかわ
らず、ユーザ独自のコンピュータ・プラットフォームに常駐するウェブ・ブラウ
ザの使用によって、本発明のアクティブ・ファイル・システムにアクセスできる
ことが好ましい。AFSオペレーティング・システムは、独立型システム(ネッ
トワーク接続なし)として動作してもよいし、異なったアーキテクチャ上または
、同じコンピューティング・プラットフォーム上で動作する他のアプリケーショ
ン上に常駐してもよい。
【0016】 ユーザがAFS分散型ファイル・システムと最初に通信するときには、ユーザ
がそのファイル・システムにログインされる何らかの権利を有しているかどうか
が判断されなければならない。「認証」機能がこの判断を行う。一旦、ユーザが
適切に認証されると、その時点でこのユーザのアクセス権が判断されなければな
らず、AFSはこの目的のために「アクセス権」機能を用いるが、これはこの特
定のユーザに関するAFSに以前に格納された情報を検査するものである。この
情報は、アクティブ・バーチャル・ファイル・システムのハード・ディスク・ド
ライブに既に常駐する特定のファイルを読み取るかそれに書き込むか、あるいは
読み取りかつそれに書き込む権利をユーザが有するかどうかを基本的に決定する
。これらのアクセス権は、ユーザがAFSのハード・ディスク・ドライブに新し
いファイルをアップロードすることができるかどうかも決定する。認可されたユ
ーザは、AFSにファイルをアップロードするときに、任意選択で自らのデータ
を切れ目なく符号化できる。
【0017】 アクティブ・バーチャル・ファイル・システム150に利用可能な他の機能は
、「ユーザ管理」機能および「グループ管理」機能を含み、これらの機能は、A
FSシステム管理者が、ユーザおよびその属性を追加、削除またはエディットす
る(ユーザ管理機能で)ことを可能にし、所定の方法で様々なユーザをグループ分
けする(グループ管理機能を用いて)ことも可能にする。ユーザ管理機能およびグ
ループ管理機能は、UNIXパスワード/グループ・ファイルなどの他のシステ
ムから、またはNIS、NTまたはNovellオペレーティング・システムな
どの他のシステムからユーザ/グループをインポートすることも可能にする。
【0018】 好適なAFSの主たる中心的な論理回路は、「フォルダ」(すなわち、「ディ
レクトリ」)程度に低いレベルでしか動作しないが、個々のファイルおよびアプ
リケーション・プログラムも制御するように構成され得る。「モジュール」機能
は、ユーザのモニタでの画面の出現を制御する論理回路を含み、ユーザのモニタ
画面でのコマンドの選択が適宜に提供される。モジュール機能はフォルダのファ
イルを管理し、したがって、個々のファイルを管理することができ、アプリケー
ション(ワードプロセッサおよびスプレッドシートのコンピュータ・プログラム)
を含むこともできる。モジュール機能は「オブジェクト」も制御する。本発明に
関しては、ファイルはオブジェクトの一例であり、イベントはオブジェクトの別
の例である。アプリケーション・プログラムはオブジェクトにもなり得る。
【0019】 アクティブ・バーチャル・ファイル・システムと関連づけられた1つの重要な
機能は、AFSを「アクティブな」ファイル・システムにする能力を提供する、
その「自動通知」機能である。自動通知機能は、ユーザが特定のタスクを行うと
きに、何らかの「トリガ」イベントが発生していないかをチェックする。かかる
トリガ・イベントは、ハード・ディスク・ドライブ上でファイルを開くこと、ま
たはダウンロードすることにすぎないこともあり得るし、あるいは、より重要な
ことでは、AFSのハード・ディスク・ドライブ上でのファイルの保存(または
アップロード)でもあり得る。自動通知機能は正確にどの種類のイベントがトリ
ガ・イベントになるかを定義する。さらに、自動通知機能は、トリガ・イベント
が一旦生ずると、何がトリガ・アクションになるかも定義する。この情報の全て
がデータベースに格納されることが好ましく、そのデータベース内では、全ての
定義されるトリガ・イベントおよびトリガ・アクションがデータベースの単一の
大きなテーブルに保持されることが好ましい。
【0020】 本発明のAFSのアクティブな側面は、完全にあらゆるデータベース・プログ
ラムの外側で働き、その代わりにファイル・システム自体に集中してユーザによ
る特定のアクションを監視しかつ制御し、そして自動通知機能を提供して、これ
らのユーザによるかかる所定のアクションの発生時に所定のタスクを行う。自動
通知機能は、システム管理者によって前もって決定された、特定の活動を受ける
特定のファイルに関心を有する他のユーザにメッセージを自動的に送信する能力
を有する。どのイベントを「トリガ・イベント」になるものとして指定できるか
について完全な柔軟性があり、「誰が」自動通知メッセージを受信するかについ
て完全な柔軟性がある。自動通知メッセージは通常、グループ管理機能によって
何らかの論理的(または少なくとも所定の)方法でグループ分けされたユーザに送
信される。
【0021】 トリガ・イベントは単純なファイル操作よりも複合的になり得る。たとえば、
かかる「複合的なイベント」は一連の「単純なイベント」を含み得る。これらの
複合的なイベント(トリガ・イベントとしての)は完全にプログラム可能であり、
それらの結果生ずるアクションは、それらも完全にプログラム可能であるという
観点からして同様に「複合的」であり得るし、さらに、完全に別のアプリケーシ
ョン・プログラムを送り出すことができる。さらに、AFSを用いてプログラム
できる「複合的なアクション」は、LANユーザ(インターネットを使用しない)
およびWANユーザ(インターネットを介して接続している者を含む)の両方にア
プリケーション・プログラムを送り出すことができる。
【0022】 好適な実施の形態において、これらの自動通知メッセージはEメール技術を介
して送信される。しかし、自動通知メッセージは完全に構成可能であり、非同期
および同期両方のメッセージングならびに、他のプログラムの送り出しあるいは
これらの組合せを完全にこなすことができる。Eメール・タイプのメッセージの
使用により、あらゆるかかる通知メッセージを受信する全てのユーザに対して、
通知工程を同時に開始することができる。Eメール技術の使用は、ネットワーク
・トラフィックの負荷を均衡させるなど、いくつかの利点を提供する。これは、
全てのユーザにファイルを送信するのではなく、ユーザがファイルを取りに来る
ことを可能にする。AFSの動作の好適なモードにおいて、ワールド・ワイド・
ウェブ技術とEメール技術とを組み合わせて、ユーザが、インターネット上で切
れ目なくAFSフォルダへファイルをアップロードし、AFSフォルダからファ
イルをダウンロードすることを可能にするために、「ファイル」モジュールが提
供される。新しいファイルをユーザがダウンロードするか見ることができるよう
になると、AFSはEメール技術を介して自動通知メッセージを適切なユーザに
提供する。さらに、自動通知メッセージは、ユーザがファイルをAFSにアップ
ロードしたときに、所定のユーザおよび/またはシステム管理者に送信される。
【0023】 Eメール技術に代わるものとして、本発明の自動通知機能は、トリガ・イベン
トの発生時に他のコンピュータ・プログラムを自動的に実行することができる、
規則ベースのシステムによって実施するか、またはORACLEまたはDB2な
どのアクティブ・データベース・コンピュータ・プログラムのトリガの特徴を使
用することによって実施することができる。
【0024】 上記のように、自動通知機能は、特定のタスクを行うために送り出される他の
プログラムを含むことができる。自動通知の種類そのものは、好適なAFSにお
ける各コンポーネント向けに完全に構成可能である。全ての自動通知メッセージ
はAFSへのリンクを含み、そのリンクはユーザのウェブ・ブラウザを開き、ト
リガされたばかりのフォルダまたはオブジェクトにユーザを直接連れていく。
【0025】 本発明の好適なAFSの他の独特な態様の1つは、個々のユーザに関する限り
、同じ仮想ファイル名、少なくとも同じファイル名を有する2つ以上のファイル
を格納できるという事実である。AFSでの実際のファイル名は「ファイル・テ
ーブル」に格納され、そのファイルへのリンクはAFSに格納される。ユーザが
ファイルをAFSにアップロードすると、そのファイルはサーバのハード・ディ
スク・ドライブに物理的に格納される。場所およびディレクトリは、データベー
スにおける設定に基づき、ファイルがアップロードされる仮想フォルダのユーザ
名にも基づく。同じファイル名を有するファイルが既に存在する場合には、少な
くともAFSサーバ・オペレーティング・システムに関しては、そのファイルに
固有のファイル名が生成される。この固有のファイル名はユーザには見えず、そ
の代わり、データベースに格納されたファイルの「表示名」のみが表示される。
この「表示名」が、アップロードのために選択されたファイル名である。
【0026】 本発明を実施するために考えられた最良モードの1つにおいて、本発明の好適
な実施の形態を説明し示している以下の説明および図面から、本発明のさらに他
の利点が当業者には明らかになるであろう。お分かり戴けるように、本発明は他
の異なった実施の形態が可能であり、本発明から逸脱せずに、そのいくつかの細
部は様々の明白な態様において変更可能である。したがって、図面および説明は
本質的に説明的であって制限的ではないものとみなされる。
【0027】 本明細書に一体化されその一部を構成する添付の図面は、本発明のいくつかの
態様を示しており、説明および特許請求の範囲と共に、本発明の原理を説明する
役割を果たす。
【0028】
【発明の実施の形態】
次に、本発明の好適な実施の形態を詳細に参照し、その一例を、図面を通して
同一の要素を同じ番号で示した、添付の図面に示す。
【0029】 本発明をよりよく説明するために、いくつかの用語の定義を下記に提供する: データベース:迅速な検索を容易にするように体系化されたデータの大集合を
指す。 アクティブ・データベース:データベース・トランザクション、タイム・イベ
ント、および状況の評価をトリガする外部信号等のイベントに自動的に反応し、
その状況が事実であると評価されるのであれば特定の動作(action)が実行される
、管理システムを含むデータベースを指す。 従来データベース:振る舞いが受動的であり、データベースを周期的にポーリ
ングするか、あるいはアプリケーション・コードにおけるイベント検出および関
連した動作の実行を組み込むか(embed)または符号化する、データベース・シス
テムを指す。 フィールド:特定のデータ・アイテムが中に格納されるデータベース記録領域
を指す。 ファイル:コンピュータ電子記憶装置に格納されるひとかたまりの情報を指し
、通常のインストレーションでは、ファイルは関連した「ファイル名」を有する
。 ファイル・システム:コンピュータにおいて、ファイルが名前を付けられる方
法、ならびに格納および検索のためにファイルが論理的に配置される場所を指す
。DOS、WINDOWS、OS/2、Macintosh、およびUNIXを
ベースにしたオペレーティング・システムはすべて、ファイルが階層(ツリー)構
造のどこかに配置されているファイル・システムを有している。ファイルは、ツ
リー構造で所望の場所にあるディレクトリ(Windowsではフォルダ)または
サブディレクトリに配置されている。この用語は、ファイル・システムをサポー
トするオペレーティング・システムまたはプログラムの一部も包含する。 フォルダ:オブジェクト(例えばファイル)または他のフォルダを収容する体系
的なユニットを指し、ディスク・オペレーティング・システムではディレクトリ
と呼ばれることもある。Windows、Macintosh、およびその他の
いくつかのオペレーティング・システムでは、フォルダは、1つの実体として検
索され、移動され、およびその他の場合に処理されることができる、名前を付け
られた関連ファイルの集合(named collection of related files)である。フォ
ルダは、フォルダがファイル・システムに含んでいる格納場所を示すデータ構造
を有している。 インターネット:ルータにより相互接続されたネットワークの集合を指す。 モジュール:特定機能を実行するために、いくつかの仕様に書き込まれるコー
ドのセグメントを指し、このセグメントは、モジュールの作成が必要とされる特
定のオブジェクトの作成、修正、または削除を可能にする。 ネットワーク:互いに接続し合い協動する相互接続された一群のコンピュータ
を指す。 オブジェクト:1つの特定の種類の情報の単一実体を指す。例として、1つの
ファイルは1つのオブジェクトであり、1つのイベントは1つのオブジェクトで
ある。 オペレーティングシステム:コンピュータの動作(例えばハードディスクドラ
イブ等の記憶コンポーネントを体系化することが挙げられる)を制御するソフト
ウェアを指す。 パケット:ネットワーク上で送信されるデータ単位を指す。 物理記憶(格納)装置:データが入力され得る媒体であり、データが収容(格納)
され、後でそこから検索することのできる媒体を指し、例えば、ハードディスク
、半導体メモリ(例えばRAM、ROM、EPROM、EEPROM、NVRA
M)、コンパクトディスク等が挙げられる。 レコード:フィールドの序列された集合(ordered set)、データベース・テー
ブルの行を指す。 ルータ:ネットワーク間でパケットを送るデバイスを指す。 テーブル:データベース内の記録の集合を指す。 ウェブ・ブラウザ:人がハイパーテキストを読み取ることを可能にするプログ
ラムを指す。
【0030】 次に図面を参照すると、図2において、インターネット上で、またはローカル
・エリア・ネットワーク(LAN)を介してユーザがアクセス可能であるコンピュ
ータ化されたファイル・システムの主要な構築ブロックが示されており、ここで
は、このシステムは全体として参照符号100で示されている。第1のユーザ1
20は、ウェブ・ブラウザ・ソフトウェア・プログラムを備えたパーソナル・コ
ンピュータ・プラットフォームを操作し、このブラウザは、インターネット・サ
ービス・プロバイダ(ISP)130と通信する。好ましくは、第1のユーザ12
0のコンピュータ・プラットフォームはさらに、WINDOWSまたはMACI
NTOSH等のグラフィカル・ユーザ・インターフェース・オペレーティング・
システムを含む。第2のユーザ122も同様に、別のISP132と通信するウ
ェブ・ブラウザ・ソフトウェア・プログラムと、グラフィカル・ユーザ・インタ
ーフェース・オペレーティング・システムとを備えたコンピュータ・プラットフ
ォームを有している。第2のユーザ122は、第1のユーザ120の場合と比較
して、MACINTOSHまたはUNIXをベースにしたワークステーション等
、さらにはハンドヘルド型コンピュータといった全く異なる種類のプラットフォ
ームを有し得る。
【0031】 ISP130および132の双方はインターネットに接続されており、このイ
ンターネットは全体として参照符号135で示されている。このインターネット
はウェブ・サーバ140との通信にも使用され、このウェブ・サーバ140は本
発明のコンピュータ化されたファイル・システムの近くに位置している。
【0032】 第3のユーザ124もまた、パーソナル・コンピュータまたはワークステーシ
ョン・プラットフォームを使用し、ローカル・エリア・ネットワーク(LAN)入
力/出力モジュールを介してLAN145に接続されている。第4のユーザ12
6は同様に、LAN入力/出力モジュールを使用することによりLAN145に
接続される。従来のシステムとは反対に、LAN145は、ネットワーク・ファ
イル・システム中に直接接続される(図1の場合で、LAN45がファイル・シ
ステム50に直接接続されていたように)のではなく、ウェブ・サーバ・モジュ
ール140に接続される。
【0033】 第3のユーザ124および第4のユーザ126はさらに、LAN上でウェブ・
サーバ140と通信するウェブ・ブラウザ・タイプのソフトウェア・プログラム
を有し、例えば、WINDOWSまたはMACINTOSH、あるいはUNIX
をベースとしたグラフィカル・ユーザ・インターフェース等のグラフィカル・ユ
ーザ・インターフェース・オペレーティング・システムをさらに利用することが
好ましい。124および126におけるこれらのユーザ・プラットフォームのウ
ェブ・ブラウザ機能は、下記に非常に詳細に説明するように、本発明のアクティ
ブ・バーチャル・ファイル・システム150と併せて用いた場合にいくつかの利
点を提供する。
【0034】 ウェブ・サーバ140は、ユーザ・インターフェース142に接続されている
。ユーザ・インターフェース142を用いてユーザに「フォルダ」ウィンドウを
提供し、この「フォルダ」ウィンドウは、本発明の形式では、図4にフォルダ・
ウィンドウ260として見られるように、Javaツリー型構造である。
【0035】 ユーザ・インターフェース142は、全体として参照符号150で示され、「
AFS」と呼ばれることもある、ウェブベースのアクティブ・バーチャル・ファ
イル・システムと通信する。このアクティブ・バーチャル・ファイル・システム
150は、ネットワーク・サーバ・オペレーティング・システムを含み、パワフ
ルなマイクロプロセッサ回路と物理記憶装置152とを備えており、これにはラ
ンダム・アクセス・メモリと少なくとも1つのハード・ディスク・ドライブが含
まれる。好ましいアクティブ・バーチャル・ファイル・システム150はまた、
以下に非常に詳細に説明するデータベース154を含む。
【0036】 現在好ましいサーバ・オペレーティング・システムはWINDOWS NTで
あり、現在好ましいデータベース・システムはORACLEであるが、実際には
、任意のタイプのコンピュータ・オペレーティング・システムまたはデータベー
ス・プログラムが本発明のアクティブ・バーチャル・ファイル・システムととも
に使用され得ることが理解されるであろう。本発明のファイル・システムを言及
する際の「ウェブベースの」という専門用語は、各ユーザがユーザ本人のコンピ
ュータ・プラットフォーム上にウェブ・ブラウザを有することが好ましいが、そ
のようなユーザのそれぞれはインターネット上でAFSプラットフォームと通信
していてもしていなくともよいということを意味していることがさらに理解され
るであろう。換言すれば、LAN上でAFSプラットフォーム150に通信して
いるユーザ(例えば図2でのユーザ124および126)は、インターネットを用
いていないが、ウェブ・ブラウザを用いて、AFSの特徴をよりよく利用してい
る。
【0037】 従来のネットワーク・サーバでのように、実際には、ユーザが分散型ファイル
・システムと初めに通信した際に起こるに違いない最初のことは、そのファイル
・システムにログインされるいずれかの権利をユーザが有しているか否かを判定
することである。本発明では、アクティブ・バーチャル・ファイル・システムは
150は、「認証」機能160を用いて、その時点でAFS150と通信してい
るこの特定のユーザが、該システムにともかくもアクセスを得ているか否かを判
定する。この機能に関するより詳細な情報を以下に示す。
【0038】 ユーザが適正に認証されると、ユーザのアクセス権がその時点で確定されなけ
ればならず、この目的のため、AFS150は「アクセス権」機能162を用い
る。ユーザのアクセス権は、該特定のユーザに関連する、AFS150で記憶さ
れた情報により示される。この情報は、ユーザがアクティブ・バーチャル・ファ
イル・システムのハード・ディスク・ドライブ152に既に存在する特定のファ
イルについて読み取りまたは書き込みのいずれかの権利を有するのか、あるいは
その読み取りおよび書き込みのいずれもの権利を有するのかどうかを本質的に確
定する。これらのアクセス権は、ユーザがハード・ディスク・ドライブ152上
に新規のファイルをアップロードすることができるかどうかも判定する。この機
能に関するより詳細な情報を以下に示す。
【0039】 アクティブ・バーチャル・ファイル・システム150に利用可能な他の機能に
は、「ユーザ管理」機能164および「グループ管理」機能166が挙げられる
。要するに、これらの機能は、システム管理者にユーザおよびユーザの属性の追
加、削除、あるいはエディト(ユーザ管理機能164)、かつグループ管理機能1
66を用いた所定の方法での様々なユーザのグループ分けを可能にさせる。これ
らの機能に関するさらなる情報を以下に示す。本発明のこれらのユーザ管理およ
びグループ管理機能はまた、UNIXパスワード/グループ・ファイル等の他の
システムから、またはNIS、NTまたはNovellオペレーティング・シス
テム等の他のシステムからユーザ/グループをインポートすることも可能にさせ
る。この機能は、情報データベース(例えば標準的な人事情報を備えた雇用者リ
スト)を既に所有しているユーザにとって非常に有用である。なぜなら、そのデ
ータベースをAFS150中にインポートして、1つの主要ステップで新規のユ
ーザおよびグループを自動的に作成することができるからである。このインポー
ト能力を用いることにより、顧客(すなわちシステム管理者)は、これらの新規の
ユーザおよびグループについての項目を作成する場合に、これらの雇用者レコー
ドすべてをファイルデリバリ(登録商標)システム中に手動で入力する必要がない
【0040】 好ましいアクティブ・バーチャル・ファイル・システム150では、主核論理
(main kernel logic)は、「フォルダ」、すなわちディスク・オペレーティング
・システムの用語ではディレクトリと同じ低さのレベルで動作する。個々のファ
イルおよびアプリケーション・プログラムは、異なる機能アプリケーションによ
り異なるレベルで制御される。好ましいファイル・システムでは、「モジュール
」機能170は、ユーザのモニタでの画面の外観(appearance)を制御する論理を
含む。さらに、ユーザのモニタ・画面でのコマンド選択肢が適時に提供される。
このモジュール機能170は、1つのフォルダのファイルを管理し、ひいては個
々のファイルを制御することができ、アプリケーション(例えばワード・プロセ
ッサおよびスプレッドシート・コンピュータ・プログラム)も含む。
【0041】 モジュール機能170により制御される1つのアプリケーションの別の例は、
パーソナル・アドレス・ブック・アプリケーション、またはカレンダー・アプリ
ケーションである。
【0042】 モジュール機能ブロック170はまた、分離機能ブロック172として示され
た「オブジェクト」を制御する。ファイルはオブジェクトの例であり、イベント
はオブジェクトの別の例である。アプリケーション・プログラムもオブジェクト
であり得る。モジュール機能170およびオブジェクト機能172に関するより
詳細な情報を以下に非常に詳細に説明する。
【0043】 アクティブ・バーチャル・ファイル・システム150と関連する別の独特の機
能は、「自動通知」機能ブロック180である。この自動通知機能180は、本
発明を「アクティブな」ファイル・システムにさせるものである。自動通知機能
180は、ユーザが特定のタスクを実行した場合に、「トリガ」イベントが発生
したか否かを確かめるためにチェックする。かかるトリガ・イベントは、単にハ
ード・ディスク・ドライブ152にあるファイルを開くだけであり得る。自動通
知機能がより有用であるのは、おそらく、ユーザがファイルを修正してハード・
ディスク・ドライブ152にそれを保存する場合である。これを、AFS150
中にユーザからのファイルを「アップロード」すると言う。ユーザがハード・デ
ィスク・ドライブ152からのファイルを「開く」場合、これを、AFS150
からのファイルを「ダウンロード」すると言う。
【0044】 自動通知機能180は、正確にどの種類のイベントがトリガ・イベントとなる
かを定義する。さらに、自動通知機能180はまた、いったんトリガ・イベント
が発生すると、トリガ・アクションとなるのは何かを定義する。この情報はすべ
てデータベース154に格納されることが好ましい。好適な実施の形態では、デ
ータベース・ソフトウェア(好ましくはORACLE)は、該データベースの単一
の大きなテーブルに定義用(defining)トリガ・イベントおよびトリガ・アクショ
ンを保持する。当然のことながら、このタスクのため、データベース管理ソフト
ウェアの他の商標製品がORACLEの代わりに用いられ得るか、あるいは市販
により入手可能なデータベース・ソフトウェアを用いない特別なファイル構造が
作成され得ることが理解されよう。
【0045】 本発明のファイル・システム150がアクティブ・ファイル・システムである
ということが、従来技術で周知の従来のファイル・システムと比較して著しい違
いである。従来技術で周知のアクティブ・データベースは存在しているが、かか
るアクティブなデータベースの所定のイベントおよびアクションは、データベー
ス自体に含まれているだけであり、コンピュータの中央ファイル・システムにと
もかくも関連しているアクティブ機能は1つもない。これに対照して、本発明の
アクティブな側面は、完全にデータベース・プログラムの外で機能し、その代わ
りにファイル・システム自体に集中して、ユーザによるある種の動作を制御し、
ひいては該ユーザによる他の所定の動作が生じた際に自動通知機能を提供する。
例えば、ユーザがAFS150にログインし、特定のファイルをダウンロードし
、そのファイルをエディトし、次にAFS150中にファイルをアップロードす
ることによってハード・ディスク・ドライブ152中に保存した場合、本発明の
自動通知機能は、この特定のファイルに興味のある他のユーザに自動的にメッセ
ージを送信する能力を有する。この通知は通常、グループ管理機能166により
グループ分けされるユーザに送信される。好適な実施の形態では、これらの自動
通知メッセージは、Eメール技術により伝送される。アクティブ・バーチャル・
ファイル・システム150についての自動通知機能のより完全な説明を、以下に
提供する。
【0046】 上述したように、「複合的な」トリガ・イベントは、単純なファイル操作より
も明らかに複合的であり得り、かかる複合的なトリガ・イベントは、完全にプロ
グラム可能である。さらに、その結果としての動作もまた、完全にプログラム可
能であり、これらの動作は、同様に「複合的」であり得り、全く別のアプリケー
ション・プログラムを開始する能力を有している。上述したように、AFS15
0を用いてプログラムされ得る「複合的な動作」は、ユーザ124および126
(インターネットを使用していない)等のLANユーザ、およびWANユーザ(例
えばユーザ120および122等の、インターネットを介して接続されているユ
ーザ)の双方にアプリケーション・プログラムを開始し得る。これらのプログラ
ム可能な動作を実施するために、グラフィック・ユーザ・インターフェースまた
はスクリプト言語(scripting language)(あるいは両方)を、システム管理者が使
用できるように任意に提供することができる。
【0047】 AFSオペレーティング・システムは独立型のシステムとして動作してもよく
、または他のアーキテクチャの上に(ライブラリとして)常駐してもよく、あるい
は同じコンピューティング・プラットフォームで動作するアプリケーション上に
常駐してもよいということが理解されるであろう。この意味において、本発明の
ファイルデリバリ(登録商標)システムは、単一製品ではなく「技術」である。例
えば、ファイルデリバリのAPI(抽象プログラム・インターフェース)は、「フ
ロント・エンド」および「バック・エンド」で機能する。フロント・エンドのA
PIは、ユーザ・インターフェースとして機能し、システムを拡張可能にして、
他のアプリケーションがファイルデリバリ(登録商標)技術と一体化できるように
する。バック・エンドのAPIは、ファイルデリバリ(登録商標)技術を異なるア
ーキテクチャの上部で実施させるようにすることができる。例えば、本発明のフ
ァイルデリバリ(登録商標)技術を、ORACLEデータベース・プログラムの上
部で実施するために、ORACLEを用いる実施に必要であるのは下層のみであ
る。
【0048】 図3には、ユーザに呈示される論理機能およびいくつかの選択肢が、認証機能
160およびアクセス権機能162についてフローチャート・フォーマットで描
かれている。認証機能は、ユーザがファイルデリバリ(登録商標)サーバとアクセ
スできるようにさせる機構を提供し、このファイルデリバリ(登録商標)サーバは
、ウェブベースのアクティブ・バーチャル・ファイル・システム150の好適な
サーバ152の別称である。デフォルトの認証方法は、「ユーザ名」および「パ
スワード」等のユーザ・コンポーネントに基づいている内部ユーザ・データベー
スを用いる。これは、図3でのステップ200に示される情報であり、ここでユ
ーザは、ユーザ本人の認証情報を入力する。決定ステップ202は、認証情報が
正しいか否かを判定し、正しくない場合はステップ204でエラー・メッセージ
が表示される。
【0049】 付加的なセキュリティが、ファイルデリバリ(登録商標)サーバ上でSSL(セ
キュア・ソケット・レイヤー)を用いて提供されることが好ましい。認証手順は
、アクティブ・バーチャル・ファイル・システム150に常駐しているすべての
オブジェクトおよびフォルダへの単一のアクセス・ポイント、および「アクセス
権」機能を提供する。ユーザは、例えばPGP暗号化ソフトウェアを使用するこ
とにより、該ユーザのデータを任意に暗号化することができる。本発明のファイ
ルデリバリ(登録商標)サーバ152へファイルをアップロードする操作は、まず
、ユーザのファイル(あるいは他のタイプのデータ構造)の内容物(コンテンツ)を
一様に暗号化して、暗号化操作がユーザに透過性であるようにし、次に、サーバ
152中に(暗号化された)ファイルを自動的にアップロードすることによって高
められる。
【0050】 決定ステップ202において認証情報が正しかった場合には、ステップ210
は、その認証情報に基づいて、ユーザについてのアクセス・レベルを決定する。
この時点で、正規のユーザがシステムにログインしたことを、ユーザが入力した
認証情報が示しているかどうか、あるいはシステム管理者がシステムにログイン
したかどうかを判定する。この情報は後で用いられることになる。
【0051】 次に、ステップ212は、ユーザのアクセス・レベルに基づいたユーザ・イン
ターフェース情報を示す。ディスプレイ・画面を、ユーザの遠隔地でのユーザの
モニタに送信し、このディスプレイ・画面は、フォルダ・ツリー(例えばJav
aフォルダ・ツリー)およびオプションの集合を呈示する。システム管理者につ
いてのかかるディスプレイ・画面の一例は、図4に提供される。
【0052】 再び図3を参照すると、機能ステップ212は、ステップ220におけるフォ
ルダ・ツリーおよびステップ224におけるオプションのリストを同時に表示す
る。フォルダ・ツリーの選択肢には、ステップ222におけるアクセス可能なフ
ォルダおよびオブジェクトが含まれるであろう。224においてオプションを選
択すると、まず、決定ステップ230において、システムにログインした者が管
理者であるか否かを確かめる。答えが肯定である場合、ステップ232は、ユー
ザおよびグループ管理情報を管理者のディスプレイ・画面に示す。ステップ23
0での答えが否定である場合、ステップ234は、パスワードの変更等の標準的
なオプションを示す。システム管理者もまた、ステップ234でのこれらの標準
的なオプションにアクセスを有する。
【0053】 次に図4を参照すると、ディスプレイ・画面250は、フォルダ・ウィンドウ
260およびオプションのリスト262を示している。画面250のこの例では
、ファイルデリバリ(登録商標)サーバにログインしたユーザは、264の表記で
わかるように、システム管理者である。
【0054】 ディスプレイ・画面250は、標準インターネット・ヘッダ情報252を含み
、トップ・メニュー・バー254も表示している。フォルダ・ウィンドウ260
はフォルダのツリー構造を示しており、このツリー構造は、図3のフローチャー
ト上のステップ220での機能である。フォルダ・ウィンドウ内の情報は、「A
utoexec.bat.」と名前を付けられたファイル等のファイルレベルま
でずっと下げることができる。フォルダ・ウィンドウ260はまた、カレンダー
・プログラムまたはニュースレター・プログラム等のアプリケーション・プログ
ラムを表示することができる。これらのファイルおよびアプリケーションは、本
明細書中では「オブジェクト」とも呼ばれる。
【0055】 262でリストされたオプションは、本発明により構築されたファイルデリバ
リ(登録商標)サーバ上で種々の管理者機能を実行する標準的なオプションを含む
。このオプションは、ユーザ・メンテナンス、グループ・メンテナンス、画面解
像度のカスタマイズ化、パスワードの変更、ファイルデリバリ(登録商標)システ
ム上でのフィードバックの提供、「ゲッティング・スターテッド・ガイド」への
ユーザのスタートアップ・画面の設定、および「お気に入り」へのサイトの追加
を含む。
【0056】 例えば、「ユーザ・メンテナンス」オプションが262で選択される場合、図
5に示すようなディスプレイ・画面がシステム管理者のモニタ上に現れる。図5
では、左側の列270は、特定のフォーマットでのユーザの名前(通常は「ユー
ザ名」と呼ばれる)をリストしており、その右隣の列272は、特定のユーザが
特定のファイルを閲覧するために認証されている場合に特定のシンボルまたはフ
ラグを表示する。その次の右隣の列274は、特定のユーザがシステム管理者に
よりエディトされ得る場合に特定のシンボルまたはフラグを示し、最も右側の列
276は、特定のユーザが削除され得るか、あるいはこのセッションでシステム
から削除された場合に特定のフラグまたはシンボルを表示する。
【0057】 図5に示すような画面の主要な行または列に加えて、システム管理者はまた、
選択し得る2つのボタンを有し、この2つのボタンには、例えば「新ユーザの作
成」ボタン277および「スタートアップ・画面に戻る」ボタン278が挙げら
れる。新規のユーザを作成するこれらのステップを記述する論理を、図9に示し
、以下に非常に詳細に説明する。スタートアップ・画面に戻るという選択がなさ
れる場合、論理フローは、図3におけるステップ212に向けて戻る。好適なフ
ァイルデリバリ(登録商標)システムでのユーザの属性を以下に説明する。
【0058】 図4の列262で「グループ・メンテナンス」というオプションが選択された
場合、システム管理者のモニタ上に提示される次のディスプレイは図6に示すよ
うな出現を有するであろう。図6において、左側の列280は、ファイルデリバ
リ(登録商標)システム内に存在する様々な「グループ」の名前をリストする。「
グループ」の属性は、以下でより詳細に記載する。
【0059】 図6の中央の列282は、どのグループがエディット可能か、または現在エデ
ィット手続中であるかを示すシンボルまたはフラグを提供する。右端の列284
は、システム管理者がグループを削除できるか否か、または既に現セッションで
グループを削除したか否かを決定するシンボルまたはフラグを提供する。
【0060】 システム管理者が新しいグループを作成したい場合、「新グループを作成」と
いうソフト・ボタン286を選択する。すると、論理フローは、以下でさらに詳
細に記載する、図10に記す論理フローに向かう。一方、ソフト・ボタン288
はシステム管理者を「起動画面に戻る」よう導き、これにより論理は図3のステ
ップ212に戻される。
【0061】 図7は、システム管理者でないユーザに通常提供されるオプションを例示する
。図7の290にリストされているオプションが、システム管理者のみが使用で
きる図4の262に示すオプションの代わりとなる。図7に見て取れるように、
これらのオプションの中には、ユーザ画面の解像度のカスタマイズ、ユーザ・パ
スワードの変更、ファイルデリバリ(登録商標)システムへのフィードバックの提
供、起動画面の「オプション画面」への設定、ユーザを「ゲッティング・スター
テッド・ガイド」に戻すこと、また、ユーザの「お気に入り」へのサイトの追加
に関するものがある。ユーザがシステム管理者である場合、262および290
のオプションの両組がディスプレイにリストされる。
【0062】 本発明のアクティブ・バーチャル・ファイル・システムを用いる場合、仮想フ
ォルダ・システムを用いて、好適なファイルデリバリ(登録商標)サーバ150の
中心的な機能を提供することが好ましい。図4の260に示すユーザ・インター
フェースは、サブフォルダまたはオブジェクトを系統立てる階層的「ツリー」構
造に基づくことが好ましい。この構造は、従来のファイル・オペレーティング・
システムが提供するもののような物理的性質でないことが好ましく、さらに、こ
の構造はハード・ディスク・ドライブなどの物理記憶装置には存在しない。その
代わりに、好適な構造は、ファイルデリバリ(登録商標)データベース(すなわち
図2のデータベース154)内の単一テーブルにのみ存在する。本発明のユーザ
・インターフェースの方法論は、再帰的にデータベース154にアクセスして、
フォルダ・ウィンドウ260に表示されるツリーを構成していく(populate)。こ
のようにして、好適なファイルデリバリ(登録商標)ユーザ・インターフェースは
、仮想構造を視覚化してサブフォルダやオブジェクトにアクセスするようにする
親しみ易い方法を提供する。好ましい実施の形態において、ユーザ・インターフ
ェースは完全にカスタマイズ可能である。
【0063】 図8は、ユーザによりなされ得る、フォルダの「所有者」としてのその特定の
ユーザのフォルダを管理するための選択のフローチャートを示す。あるいはこれ
らの選択は、システム管理者が使用可能とし、管理できる。ステップ300で開
始すると、ユーザ・インターフェースは、所有者または管理者が図4の「フォル
ダ・ウィンドウ」260から自分のフォルダにアクセスできるようにする。ユー
ザは、フォルダ・ウィンドウ260内のフォルダの1つを「クリック」すること
ができ、そして図8にステップ302で示されるように、ユーザのモニタに一組
のオプションが表示される。図8において、ある種のノードにおける論理フロー
は、ユーザのモニタ画面に同時に表示される2つ以上の選択肢をユーザに提供す
るという意味を持つ。たとえば、決定ステップ302を出ると、ステップ310
がシステム管理者またはこのフォルダの所有者にフォルダ・オプションを提供す
るとともに同時に、権利管理機能がイネーブルされている場合にはステップ33
0が管理者または所有者に「フォルダ権管理」を提供する。さらに、ステップ3
34もまた同時に、権利管理機能がイネーブルされている場合には管理者または
所有者に「オブジェクト・オプション」を提示する。
【0064】 管理者または所有者が「フォルダ・オプション」(ステップ310)を選択した
と仮定すると、「新フォルダの作成」機能(ステップ312)、「フォルダの削除
」機能(ステップ313)、「フォルダ名称の変更」(ステップ314)および「フ
ォルダの移動」(ステップ315)を含む4つの新しい選択肢が同時にモニタ画面
に提示される。管理者または所有者がこれら4つのオプション(通常プルダウン
メニューで提供される)のいずれか1つを選択すると、そのタスクが好適なファ
イルデリバリ(登録商標)システムにより実行される。たとえば、新フォルダの作
成機能が312で選択されると、ステップ322においてアクティブ・バーチャ
ル・ファイル・システム150において新しいフォルダが作成され、ここでユー
ザはこの新しいフォルダの名前を選択することができる。予め選択されたフォル
ダをステップ313により削除する場合、ステップ323がそのフォルダをアク
ティブ・バーチャル・ファイル・システム150から削除する。同様に、予め選
択されたフォルダの名前をステップ314により変更する場合、ステップ324
がアクティブ・バーチャル・ファイル・システム150においてそのフォルダの
名前を変更し、ここでユーザは新しい名前を選択する。最後に、315において
フォルダの移動機能が選択された場合、ステップ325が、アクティブ・バーチ
ャル・ファイル・システム150内の予め選択されたフォルダをユーザにより指
定された場所に移動する。
【0065】 その代わりに管理者または所有者が「フォルダ権管理」機能330を選択した
場合、ステップ332が実行されて、図11に示すフローチャートへと論理フロ
ーを導く。これについては以下でさらに詳細に説明する。
【0066】 最後に、管理者または所有者が「オブジェクト・オプション」機能(ステップ
334)を選択すると、ステップ336が、図13に示すモジュール管理工程へ
と論理フローを導く。この機能についても以下でさらに詳細に説明する。
【0067】 図2のユーザ管理機能164は、システム管理者のみが使用できる。図9は、
決定ステップ350で始まるこのユーザ管理ルーチンに入ったシステム管理者に
提供される選択肢の種類を表すフローチャートを示す。いったんユーザ管理ルー
チンに入ると、システム管理者のモニタ画面上でいくつかの選択肢が同時にその
管理者に提示される。これらの選択肢には、「新ユーザを作成」機能(ステップ
352)、「ユーザの削除」機能(ステップ370)、「ユーザのエディット」機
能(ステップ380)、システム管理者が、ユーザ権管理に基づいて、そのユーザ
のフォルダ・ツリーおよび、ユーザがアクセスできるそのユーザのオブジェクト
を閲覧することができる機能(ステップ390)、そして最後に、システム管理者
が第三者のアドレス帳またはデータベースからユーザ・データをインポートする
ことができる機能(ステップ392)が含まれる。この情報のソースの例には、マ
イクロソフト社アウトルックのモジュール内の項目も含まれ得る。
【0068】 ユーザとは、アクティブ・バーチャル・ファイル・システム150の好適なフ
ァイルデリバリ(登録商標)サーバ152に対して認証される得る人物である。ユ
ーザには、アクセス権コンポーネントまたは機能により制御される一定の権利が
ファイルデリバリ(登録商標)サイトのシステム管理者によって与えられる。ユー
ザの特性には、ユーザのEメール・アドレス、パスワード、そして人口統計およ
びその他特定の情報が含まれる。
【0069】 主な2種類のユーザがおり、第1の種類は「管理ユーザ」であり、第2の種類
は「通常ユーザ」である。管理ユーザ(本明細書中では「システム管理者」とも
呼ぶ)は、ファイルデリバリ(登録商標)サイトを構成し維持する権利があり、か
つユーザ、グループ、権利、およびモジュールを管理する権利がある。通常ユー
ザは、自分の個人用フォルダおよびオブジェクト、ならびに自分が権利を有する
あらゆる共有フォルダおよびオブジェクトを管理する権利がある。
【0070】 再び図9を参照すると、ステップ352で新規ユーザが作成される場合、ステ
ップ354が、この特定のユーザについてシステム管理者により入力されるべき
特定の情報を要求する。ユーザのEメール・アドレスは、この時点で含めねばな
らない1つの重大な情報である。このとき、他の選択肢がシステム管理者に提示
され、これには、システム管理者がこの特定のユーザにある種の権利管理を許可
することができるということを規定する(provide)ステップ356が含まれる。
さらに、ステップ358が、アクティブ・バーチャル・ファイル・システム15
0にインストールされているモジュールに基づき、さらなるオプションを与える
【0071】 いったんシステム管理者がユーザ情報を完全に入力すると、ステップ360が
、アクティブ・バーチャル・ファイル・システム150の所定のユーザに通知を
出すが、好ましくはそのことは、アクティブ・バーチャル・ファイル・システム
150の他のユーザに送信されるEメール・メッセージを用いてなされる。アク
ティブ・バーチャル・ファイル・システム150の自動通知機能180により、
この通知工程は自動である。これは、従来技術において周知のパッシブ・ファイ
ル・システムに対する本発明の「アクティブな」ファイル・システムの主要な例
である。アクティブ・バーチャル・ファイル・システム150の全てのユーザが
Eメール・メッセージの通知を受け取る必要はなく、むしろシステム管理者が事
前に選択した所定のユーザのみがこのメッセージを受け取る。この通知メッセー
ジを受け取る特定のユーザを選択する1つの一般的な方法は、「グループ」を形
成して、特定のグループの各ユーザにはこの通知メッセージを提供し、アクティ
ブ・バーチャル・ファイル・システム150の他のユーザにはいずれもこの特定
のメッセージを提供しないことであろう。
【0072】 Eメール・タイプのメッセージを使用することにより、任意のこのような通知
メッセージを受け取るべきユーザ全員に対して同時に通知工程を開始することが
できる。同時に、これらのメッセージの実際の配信はファイル・システム自体の
裁量でほぼ実行することができ、これらのメッセージが他の重要な動作中の処理
を妨げることがないようになっている。むしろ、これらのメッセージは個々のユ
ーザに随時(in due course)配信され、ユーザが偶然にもアクティブ・バーチャ
ル・ファイル・システム150に通知メッセージの開始とリアルタイムにログイ
ンした場合、その特定のユーザは、自分のモニタ画面上で、新しいEメール・メ
ッセージを受信した旨のメッセージを即座に受信するであろう。そうなればその
ユーザはそのメッセージをゆっくりと検討することができる。
【0073】 ステップ370で管理者がユーザの削除を選択した場合、ステップ372にお
いてシステム管理者に確認メッセージが返信され、本質的にはその管理者に、削
除するユーザに間違いないかを確認するよう要求する。この確認が同意されたと
仮定すると、ステップ374が、この特定のユーザの削除を所定のユーザに通知
する。ここでもこの通知メッセージはEメール・メッセージを用いて配信される
ことが好ましく、かかるメッセージの受取人は、ユーザのグループに基づき、あ
るいはシステム管理者が事前に選択した他の基準に基づき予め決まっている。
【0074】 Eメール技術に対する代案として、自動通知機能180を、たとえばトリガ・
イベントの発生時に自動的に他のコンピュータ・プログラムを実行することので
きる、規則ベースのシステムにより実行するか、あるいはORACLEやDB2
といったアクティブ・データベース・コンピュータ・プログラムのトリガ機能に
より実行することができる。本発明のこれらの規則ベースの機能を使用して、単
純なEメール・メッセージ以外のタスクを自動的に実行するよう、さらなる動作
をプログラムすることができる。たとえば、特定のユーザが会社を辞職した従業
員である場合、そのユーザのファイルを、ユーザ状況が管理者により削除される
と同時にファイルデリバリ(登録商標)コマンド(自動通知機能により開始される)
により自動的にアーカイブすることができる。別の例において、大学を卒業する
学生を、多くのレコード(Eメールアクセス権など)から削除すべきである。本発
明のファイルデリバリ(登録商標)システムは、その学生の状況が管理者により「
卒業」に変更されると、ある種のファイルまたはレコードを自動的に削除するこ
とができる。
【0075】 管理者がユーザの属性や他の情報をエディットしたい場合、ステップ380の
後にステップ382が続き、このステップ382において、ユーザのEメール・
アドレスを含むユーザの情報をエディットすることができる。いったんこのステ
ップ382が実行されると、管理者には他の選択肢が提供され、これらの選択肢
には、このユーザについての権利管理のエディット(ステップ384)および、ア
クティブ・バーチャル・ファイル・システム150にインストールされている、
モジュール上の他のオプションのエディット(ステップ386)が含まれる。最後
に、いったんこのエディット手続きが終了すると、ステップ388において通知
工程が開始され、システム管理者により事前に選択され、エディットされている
ユーザと同じグループのメンバである可能性が高い適切なユーザに、好ましくは
Eメール・メッセージが送信される。
【0076】 システム管理者がグループ管理機能166を使用する場合、図10のフローチ
ャートに示されるように、いくつかの選択肢がその管理者に提示される。ステッ
プ400で開始すると、管理者のモニタ画面上でいくつかの選択肢が同時にその
管理者に提示される。これらの選択肢には、新規グループの作成(ステップ40
2)、グループの削除(ステップ410)および、グループのエディット(ステップ
420)が含まれる。
【0077】 グループはユーザの集団として定義され、グループはシステム管理者により作
成および維持される。権利は管理者によりグループに付与され、このような権利
は、図2のステップ162でアクセス権コンポーネントまたは機能により支配さ
れる。グループの不可欠な特性は、(1)そのグループの記述(description)また
は名前、および(2)グループのメンバ(アクティブ・バーチャル・ファイル・シ
ステム150を使用することを認証された特定のユーザを指す)である。
【0078】 ステップ402でグループが最初に作成されると、システム管理者は、このグ
ループのメンバである特定組のユーザを単にリストする。この時点での通知手続
きは不要であるが、新規に作成されたグループの第1のメンバに、そのグループ
に第2のメンバが追加されたことを通知しようと決定することも潜在的に可能で
ある。しかしながら、この最初のグループの作成においては、全てのユーザメン
バが1回の論理演算で追加されることが好ましく、この時点での通知は必ずしも
望ましくない。もちろん、ステップ402で新規に作成中のグループの新規メン
バ全員をリストした後の最終ステップを、グループが確かに作成されたという通
知メッセージをこれらのメンバそれぞれに送信することができる。
【0079】 ステップ410において管理者がグループの削除を望む場合、ステップ412
の機能により確認メッセージが送信され、特定のグループを削除するという管理
者の初めのコマンドの妥当性を確認する。この確認が適正に承認されたと仮定す
ると、ステップ414で通知工程が開始され、削除中のグループのユーザ全員に
グループが確かに削除されたというメッセージを送信する。
【0080】 ステップ420において何らかの形でグループをエディットする場合、システ
ム管理者はステップ422により、特定グループのメンバを追加または削除する
ことが可能になる。これがなされると、ステップ424において通知工程が開始
され、1人またはそれ以上の特定の新しいメンバが追加された、または特定の前
メンバが削除されたというメッセージがそのグループの現メンバ全員に送信され
る。
【0081】 図11は、本発明のアクティブ・バーチャル・ファイル・システム150にお
けるユーザの権利に関する重要な論理のいくつかを示すフローチャートである。
このフローチャートは図2のアクセス権機能162に関連し、決定ステップ45
0から始まり、このステップ450に入ることで「権利管理」が可能となる。こ
のステップ450は、システム管理者または、権利管理が事前にイネーブルされ
ている場合に選択されたオブジェクトまたはフォルダの所有者のみ通ることがで
きる。このアクセス権機能162が、フォルダおよびオブジェクトに一定レベル
のセキュリティを与える。ユーザがオブジェクトの所有者でない場合、そのユー
ザの特定の権利に基づき、そのユーザには、そのユーザがアクセスすることを許
可されたオブジェクトのみが提示される。これらのアクセス権は、システム管理
者により選択されたユーザに与えられる。さらに、「権利管理」属性がその特定
のユーザにイネーブルされている場合、ユーザはアクセス権を管理することもで
きる。
【0082】 3つの異なるアクセス権のレベル、すなわち(1)読み取り、(2)書き込み、お
よび(3)読み取り/書き込みがある。「読み取り」アクセス権は、ユーザまたは
グループが特定のフォルダおよびオブジェクトを閲覧することを可能にする。ユ
ーザまたはグループがこの権利しか有さない場合、そのユーザまたはグループが
新しいフォルダまたはオブジェクトを作成することはできない。
【0083】 「書き込み」アクセス権は、ユーザまたはグループが新しいフォルダまたはオ
ブジェクトを作成することを可能にする。この権利のみを有する場合、そのユー
ザまたはグループがフォルダやオブジェクトを閲覧することはできない。「読み
取り/書き込み」アクセス権は、ユーザまたはグループがフォルダまたはオブジ
ェクトを作成し、そしてそれらのフォルダおよびオブジェクトを閲覧することを
可能にする。これによりそのユーザまたはグループは、フォルダまたはオブジェ
クトを完全に制御できる。
【0084】 これらの異なるアクセス権が、教育の状況でどのように活用できるかという一
例を以下に記す。英語の教師が生徒全員に宿題を配信したい場合、その教師はフ
ォルダを作成し、生徒全員にそのフォルダに対する「読み取り専用」権を与える
。次に教師はそのフォルダに宿題を入れる。これで生徒全員がこの宿題に対して
「読み取り専用」アクセスを有することになる。これらの生徒はこのオブジェク
トをダウンロードして閲覧することができるが、これを修正したり削除したりす
ることはできない。
【0085】 教師が生徒に宿題を電子的に提出させたい場合、教師は生徒全員にそのフォル
ダに対する書き込み専用権を与えることができる。生徒がこの書き込み専用フォ
ルダに宿題をアップロードすると、その生徒は「読み取り」権を有さないので、
ファイルのアップロード後にその生徒が当該ファイルを閲覧することはできない
。教師が、このファイルを閲覧、エディットまたは削除できる唯一のユーザとな
る。当該フォルダに「書き込み専用」アクセスを有するいずれの他の生徒も、こ
のフォルダ内のファイルを見ることはできない。
【0086】 上記の例を続けると、英語の教師が共有リソースを作成して、クラスの生徒が
グループ課題に取り組めるようにしたい場合、教師はフォルダを作成し、たとえ
ば4人の生徒に「読み取り/書き込み」権を与える。これで、これらの4人の生
徒は、当該フォルダへのファイルのアップロード、当該フォルダからのファイル
のダウンロード、ファイルの閲覧、およびファイルの削除が可能となる。これに
より、プロジェクトに関する協同のためにチームのメンバ全員がアクセスを有す
る共有リソースが可能となる。
【0087】 再び図11を参照すると、論理フローはステップ452に向かい、このステッ
プ452で、目的とするオブジェクトまたはフォルダをユーザ・インターフェー
ス(すなわちモニタ画面)、たとえば図4のフォルダ・ウィンドウ260上で閲覧
することができる。ステップ452において特定のオブジェクトまたはフォルダ
が選択されると、所有者または管理者はステップ454により、選択したオブジ
ェクトまたはフォルダにアクセスする権利を受ける特定のユーザまたはグループ
を選択できるようになる。この時点で、所有者または管理者の画面にいくつかの
オプションが同時に現れる。
【0088】 上記のオプションの1つは、ステップ460で「書き込み」権を与えることで
ある。別のオプションは、ステップ470で「読み取り」権を与えることである
。第3のオプションは、ステップ480で「読み取り/書き込み」権を与えるこ
とである。これらのステップ460、470または480のいずれかで特定の権
利がいったん与えられると、それぞれ対応するステップ462、472または4
82で自動通知手続きが発生する。この通知工程は、上記に関連してEメール技
術により送信されることが好ましい。この通知工程が、ステップ454で選択し
た特定のユーザまたはグループにその時点でちょうど与えられたばかりの新しい
権利を知らせるために利用されることが好ましい。
【0089】 同様に「アクセス権」機能として用いることができる、ある種の従来のアクセ
ス制御技術が現在利用可能であることが理解されるであろう。たとえばNT A
CL、POSIX ACL、Novellといったアクセス制御機構は、本発明
のアクティブ・バーチャル・ファイル・システム150と併せて利用できる強力
な機能性を有する。
【0090】 図12は、図2の自動通知コンポーネントまたは機能180の機能のいくつか
を示すフローチャートである。ステップ500で開始すると、通知メッセージの
送信を要求する呼出し工程から情報が伝わってくる。すると決定ステップ502
が、どの種類のEメール通知を送信すべきかを決定する。この時点で、システム
管理者が処理するためのいくつかのオプションが提供される。これらのオプショ
ンのリストには、「権利」オプション510、「ユーザ」オプション520、「
グループ」オプション530、および「モジュール」オプション540が含まれ
る。
【0091】 権利パス510を選択した場合、選択肢は「読み取り」512、「書き込み」
514または「読み取り/書き込み」516である。「ユーザ」選択肢520が
選択された場合、さらなる選択肢は「作成」522、「エディット」524また
は「削除」526である。「グループ」選択肢530が選択された場合、さらな
る選択肢はメンバの追加532またはメンバの削除534である。「モジュール
」選択肢540が選択された場合、ステップ542で示されるさらなる動作は、
好適なファイルデリバリ(登録商標)システム内に常駐するモジュールの個別のタ
イプに応じる。
【0092】 自動通知メッセージは、アクティブ・バーチャル・ファイル・システム150
のコンポーネント内で起こるイベントにより自動的にトリガされるEメールとす
ることができる。しかしながら、Eメールの代りに、自動通知機能はまた、ある
種のタスクを実行するために開始される他のプログラムも含むことができる。自
動通知の正確なタイプは、好適なアクティブ・バーチャル・ファイル・システム
150内の各コンポーネントについて完全に構成可能である。
【0093】 アクティブ・バーチャル・ファイル・システム150に関する本発明の原理を
使用する際に、ある種の機能が発生することが好ましい。たとえば、そのユーザ
のみに関係する特定のイベントが起こった際に、ユーザは自動的にEメール・メ
ッセージを受信することができる。一方で、グループ・メンバ(個々のユーザを
含む)は、自分達の特定のグループに関係する特定のイベントが起こった際にこ
れらのグループ・メンバに知らせるEメール・メッセージを自動的に受信するこ
とができる。
【0094】 自動通知メッセージは全て、好適なファイルデリバリ(登録商標)サーバ152
へのリンクを含み、このリンクがユーザのウェブ・ブラウザ(たとえば第1のユ
ーザ120または第2のユーザ122のところにあるブラウザ)を開いて、ユー
ザを直接、トリガされたばかりのフォルダまたはオブジェクトへと導く。LAN
145に接続されたユーザ124および126は、各自のPC/ワークステーシ
ョンに常駐するウェブ・ブラウザ・ソフトウェアも有し、このブラウザはリンク
によって同様に開かれる。一例として、システム管理者が新しいユーザを作成す
ると、自動通知Eメール・メッセージがその特定のユーザに対して生成されて、
そのユーザにファイルデリバリ(登録商標)サーバ152の存在を知らせるととも
に、その機能のいくつか、さらにはファイルデリバリ(登録商標)サーバ152へ
の「ログイン」の仕方を説明する。第2の例として、ユーザがフォルダにファイ
ルをアップロードすると、そのフォルダにアクセスできるグループ・メンバおよ
びユーザ全員が、そのファイルへのアクセス方法を知らせる自動通知Eメール・
メッセージを受信することが好ましい。
【0095】 上述のように、Eメール技術を用いることにより、ネットワーク・トラフィク
の負荷の均衡を保つといったいくつかの利点が得られる。これにより、ユーザ全
員にファイルを送信するのではなく、ユーザがファイルのところへ来ることにな
る。アクティブ・バーチャル・ファイル・システム150の好ましい実施の形態
において、「ファイル」モジュールは、ワールド・ワイド・ウェブ技術とEメー
ル技術とを組み合わせて、ユーザが、インターネット上でファイルデリバリ(登
録商標)フォルダに、またはこれらのフォルダから、切れ目なくファイルをアッ
プロードおよびダウンロードできるよう提供される。ユーザがダウンロードある
いは閲覧するための新しいファイルが利用可能になると、ファイルデリバリ(登
録商標)システムは、Eメール技術により適切なユーザに自動通知メッセージを
提供する。さらに、ユーザがファイルデリバリ(登録商標)サーバ152にファイ
ルをアップロードすると、所定のユーザおよび/またはシステム管理者に自動通
知メッセージが送信される。ファイルデリバリ(登録商標)サイトの管理者ユーザ
は、ファイルに関連した活動を追跡する報告を作成することができ、これらの報
告は特にどのユーザがファイルをエディット、アップロード、またはダウンロー
ドしたのかについての情報を含む。
【0096】 本発明の好適なファイルデリバリ(登録商標)システムに固有の一側面は、個々
のユーザに関わる限り同一の仮想ファイル名、少なくとも同一ファイル名を有す
る2つ以上の単一ファイルが格納できるということである。好適なファイルデリ
バリ(登録商標)サーバ152上の実際のファイル名は「ファイル・テーブル」に
格納され、そのファイルへのリンクはアクティブ・バーチャル・ファイル・シス
テム150に格納される。さらに、「版管理」機能をファイルデリバリ(登録商
標)システムに加えて、同一ファイルの異なる版の維持を可能とすることができ
る。
【0097】 ファイルデリバリ(登録商標)システム上で実施できるもう1つのモジュールと
して、バグデリバリ(登録商標)モジュール(図示せず)がある。バグデリバリ(登
録商標)は、サーバ・サイト上で動作するソフトウェア(たとえば第三者のアプリ
ケーション・ソフトウェアを含む)におけるバグおよび修正を追跡するシステム
である。バグデリバリ(登録商標)は、バグが報告されると責任のある技術者(お
よび/またはシステム管理者)に自動的に通知し、既知のバグについてパッチが
存在する場合、顧客サポート(おそらくシステム管理者を含む)および顧客に通知
するであろう。
【0098】 ユーザがファイルデリバリ(登録商標)サーバ152にファイルをアップロード
すると、このファイルはサーバ152のハード・ディスク・ドライブに物理的に
格納される。場所またはディレクトリは、データベース154の設定ならびに、
そのファイルがアップロードされる仮想フォルダのユーザ名によって決まる。同
一ファイル名を持つファイルが既に存在する場合、少なくともファイルデリバリ
(登録商標)サーバ・オペレーティング・システム152に関して、そのファイル
に固有のファイル名が生成される。ユーザがこの固有のファイル名を見ることは
なく、代わりに、データベース154に格納されているそのファイルの「表示名
」のみが表示される。この「表示名」は、アップロードのために選択されたファ
イル名である。上記のように、ファイルデリバリ(登録商標)サーバ152のハー
ド・ディスク・ドライブ上の実際のファイル名は「ファイル・テーブル」に格納
されており、そのファイルへのリンクはアクティブ・バーチャル・ファイル・シ
ステム150に格納される。
【0099】 次に図13を参照すると、モジュール・コンポーネント170の「モジュール
管理」機能を表すフローチャートが示されている。ステップ550で開始して、
モジュール管理機能に入り、この後、決定ステップ552が、現在のユーザが管
理者であるかを判定する。この答えがNOである場合、ステップ554において
モジュール管理機能へのアクセスは拒否される。
【0100】 ステップ552における結果がYESであった場合、ステップ556により、
管理者が新しいモジュールを開始できるようになる。各モジュールは独自のオブ
ジェクトまたはオブジェクトの組を有する。たとえば、「ファイル」モジュール
は「ファイル」オブジェクトを有する。モジュールは、特定のオブジェクトの作
成および維持を促進するために存在する。好適なファイルデリバリ(登録商標)シ
ステム「モジュール」機能は、各ユーザ毎に、またはサイト全体についてオンま
たはオフにすることができ、これは管理者により構成可能である。ファイルデリ
バリ(登録商標)システム内の全てのモジュールは、標準のフレームワークに従う
ことが好ましい。
【0101】 図14は、オブジェクト・コンポーネント172の「オブジェクト管理」機能
に入った際に、ユーザまたはシステム管理者に提供される選択肢を示すフローチ
ャートである。オブジェクトは「フォルダ・ウィンドウ」における中心的な実体
であり、かつ、オブジェクトはアイコンとテキストのクリック可能な組み合わせ
である。ユーザがフォルダ・ウィンドウ内のオブジェクトをクリックすると、そ
の特性がウィンドウの右側に表示される。たとえば図4で、フォルダ・ウィンド
ウは260で示され、右側のウィンドウは全体が参照符号262で示されている
。オブジェクトは、ユーザが完全に構成可能な独自のプロパティの組を有する。
各モジュール毎に少なくとも1つのオブジェクトが作成可能である。オブジェク
トの例としては、ファイル、イベント、カレンダー、タスクおよびURLがある
【0102】 再び図14を参照すると、ステップ600が「オブジェクト管理」の最初のス
テップである。ステップ600に到着すると、モニタ画面上のユーザ・インター
フェースを介していくつかのオプションがユーザに提供される。1つのオプショ
ンは「オブジェクト・オプション」(ステップ610)であり、もう1つのオプシ
ョンは「オブジェクト管理」(ステップ620)である。
【0103】 ユーザまたはシステム管理者がオブジェクト・オプション・ステップ610を
選択したと仮定すると、ステップ612により新しいオブジェクトを作成できる
ようになる。すると、ステップ614がアクティブ・バーチャル・ファイル・シ
ステム150にオブジェクトを作成する。これがなされた後で、ステップ616
が、上述のEメール・メッセージに似た自動通知工程を実行する。この状況にお
いては、新しいオブジェクトが作成されたということが、自動通知を発生させる
トリガ・イベントである。
【0104】 ステップ620で「オブジェクト管理」オプションが選択されると、ステップ
622が、モニタ画面上に表示されるユーザ・インターフェース(図4のフォル
ダ・ウィンドウ260など)を介してオブジェクトを選択する。ユーザまたはシ
ステム管理者によって特定のオブジェクトがいったん選択されると、「コア・オ
プション」機能(ステップ630)および「オブジェクト・オプション」機能(ス
テップ650)を含む2つの選択肢が提供される。ユーザまたは管理者がオブジ
ェクト・オプション・ステップ650を選択した場合、ステップ652が実行さ
れるが、これはモジュールのタイプによる。モジュールに応じて、論理における
この次のステップは実質上、何であってもかまわない。
【0105】 ステップ630で「コア・オプション」選択肢が選択された場合、いくつかの
さらなる選択肢がユーザまたはシステム管理者に提供される。これらの基本的な
選択肢には、「移動」(ステップ632)、「削除」(ステップ634)、「名称の
変更」(ステップ636)が含まれ、あるいはステップ638でオブジェクトに関
するさらなるオプションの組を選択することができる。移動、削除、または名称
の変更機能が選択された場合、選択されたオブジェクトはこれらの選択肢の1つ
を受けることになる。
【0106】 さらなるオブジェクト・オプション(ステップ638)が選択された場合、さら
なる選択肢がユーザまたは管理者に提示される。これらの選択肢は、「報告」(
ステップ640)または「権利」(ステップ642)のためのものである。報告は
、所有者またはシステム管理者により構成可能である。権利機能(ステップ64
2)が選択された場合、ステップ644が実行されて、論理フローを「権利管理
」手続きへと導く。
【0107】 図15は、「ファイル・モジュール」オプションが選択された際に生じる重要
な論理演算を示すフロー・チャートである。最初のステップは参照符号700で
示されており、この後、決定ステップ702は、ユーザが読み取り/書き込み権
を有するか否かを決定する。有していない場合、ステップ704が、この特定の
ユーザにオプションを表示することを拒否する。
【0108】 決定ステップ702の結果がYESであった場合、ステップ706が、ユーザ
のコンピュータから本発明のアクティブ・バーチャル・ファイル・システム15
0へとファイルをアップロードする。この後、決定ステップ710は、ユーザが
十分なディスク記憶空間をファイルデリバリ(登録商標)サーバ152のハード・
ディスク・ドライブ内に割り当てられているか否かを決定する。答えがNOであ
る場合、ステップ712が、ファイルがアップロードされるのを拒否する。
【0109】 このユーザが利用可能なディスク記憶空間が十分ある場合、ステップ714が
アクティブ・バーチャル・ファイル・システム150内にファイル情報を作成す
る。次にステップ720が、ファイルデリバリ(登録商標)サーバのハード・ディ
スク・ドライブ152にファイルを物理的に格納する。このシーケンスの最終ス
テップは722であり、このステップ722において自動通知工程が開始され、
新しいファイルがファイルデリバリ(登録商標)サーバ152のハード・ディスク
・ドライブにアップロードされたことに関するEメール・メッセージを所定のユ
ーザに送信する。
【0110】 図16は、図14のステップ650で「オブジェクト・オプション」選択肢が
選択された際に、ユーザまたはシステム管理者に提供される選択肢のいくつかを
示すフローチャートである。ステップ750が最初のステップであり、このステ
ップ750では「ファイル」モジュールについてのオブジェクト・オプションが
選択される。ここで、「ダウンロード」機能(ステップ752)または、ファイル
の説明をエディットできる選択肢(ステップ760)あるいは、「閲覧」機能(ス
テップ770)を含む数個の選択肢がシステム管理者またはユーザに提示される
【0111】 752でダウンロード機能が選択されると、ステップ754が、アクティブ・
バーチャル・ファイル・システム150のログを更新する。状況によっては、こ
れにより自動通知メッセージが開始されてもよいが、必ずしも必要なことではな
い。同様に、閲覧ステップ770が選択された場合、ステップ772においてア
クティブ・バーチャル・ファイル・システム150のログが更新される。ここで
も、所望であれば、このイベントに基づき自動通知メッセージを開始することが
可能である。
【0112】 結論として、好適なファイルデリバリ(登録商標)サーバ152は、ファイル、
カレンダー、連絡先、報告、Eメールなどといった重要な情報をインターネット
上で共有することが可能な、ウェブ・ベースのアクティブ・バーチャル・ファイ
ル・システム(AFS)である。AFS150は、中央サーバとして働き、安全な
(secure)インターネット・プロトコルを用いる。カスタマイズしたモジュールは
、たとえばEコマースのバックエンド・ソリューション、ウェブ・サイト管理イ
ントラネット、レガシー・データベース照会ツール(query tool)、ならびに他の
用途に関する業務ニーズを解決するために、容易に追加することができる。本発
明は、LAN上で使用可能であるのと同じくらい容易にワイド・エリア・ネット
ワーク(WAN)上で使用可能である。好適なファイルデリバリ(登録商標)サーバ
の自動通知機能により、ユーザが、ファイルデリバリ(登録商標)サイトでの適切
なサイト活動についてほぼ即時に通知されることが保証される。本発明の好適な
アクティブ・バーチャル・ファイル・システムは、所有権のあるプロトコルを用
いない、TCP/IP、HTTPおよびSSLといったオープン・スタンダード
またはプロトコルに基づくものである。
【0113】 本発明の好ましい実施の形態についての上記の説明は、例示および説明の目的
で提示されたものである。これは網羅的であること、または開示した厳密な形態
に発明を限定することを意図するものではない。上記の教示に鑑みて自明の変更
形態または変形が可能である。実施の形態は、本発明の原理およびその実際的な
用途を最もよく例示し、それにより当業者が、種々の実施の形態において、およ
び企図される特定の使用に適した種々の変更形態を用いて、本発明を最もよく利
用できるよう選択および記述された。本発明の範囲は、本明細書に添付される特
許請求の範囲により定義されるものとする。
【図面の簡単な説明】
【図1】 先行技術において知られている、LAN上でまたはインターネッ
トを介してユーザがアクセスできる、従来のファイル・システムのブロック図で
ある。
【図2】 本発明の原理によって構成された、LAN上でまたはインターネ
ットを介してユーザがアクセスできる、ウェブ・ベースのアクティブ・バーチャ
ル・ファイル・システムを示したブロック図である。
【図3】 図2のウェブ・ベースのアクティブ・バーチャル・ファイル・シ
ステムの、認証およびユーザのアクセス権制御の論理的動作を示したフローチャ
ートである。
【図4】 図2のウェブ・ベースのアクティブ・バーチャル・ファイル・シ
ステムの、システム管理者に利用可能なオプションのいくつかを示した表示画面
の図である。
【図5】 図2のウェブ・ベースのアクティブ・バーチャル・ファイル・シ
ステムによる、システム管理者に利用可能なユーザ管理機能を示したコンピュー
タ表示画面の図である。
【図6】 図2のウェブ・ベースのアクティブ・バーチャル・ファイル・シ
ステムを用いた、システム管理者に利用可能なグループ管理の機能のいくつかを
示したコンピュータ表示画面の図である。
【図7】 図2のウェブ・ベースのアクティブ・バーチャル・ファイル・シ
ステムを用いた、システム管理者に対する、ユーザに利用可能なオプションのい
くつかを示したコンピュータ表示画面を示した図である。
【図8】 図2のウェブ・ベースのアクティブ・バーチャル・ファイル・シ
ステムを用いた、フォルダを管理する際にユーザまたはシステム管理者に提示さ
れる選択のいくつかを示したフローチャートである。
【図9】 図2のウェブ・ベースのアクティブ・バーチャル・ファイル・シ
ステムのユーザ管理機能を行う、システム管理者に提示される選択のいくつかを
示したフローチャートである。
【図10】 図2のウェブ・ベースのアクティブ・バーチャル・ファイル・
システムを用いてグループ管理機能を遂行する、システム管理者に利用可能にさ
れた重要な選択のいくつかを示したフローチャートである。
【図11】 図2のウェブ・ベースのアクティブ・バーチャル・ファイル・
システムを用いた、ユーザおよびグループに対するアクセス権管理機能を行うシ
ステム管理者に提示される、論理的動作および選択のいくつかを示したフローチ
ャートである。
【図12】 図2のウェブ・ベースのアクティブ・バーチャル・ファイル・
システムを用いた、様々なユーザ操作に関する自動通知機能の種類を選択する際
に、システム管理者に利用可能にされた重要な選択のいくつかを示したフローチ
ャートである。
【図13】 図2のウェブ・ベースのアクティブ・バーチャル・ファイル・
システムを用いた、モジュールの管理に関係する論理的動作のいくつかを示した
フローチャートである。
【図14】 図2のウェブ・ベースのアクティブ・バーチャル・ファイル・
システムを用いた、オブジェクト管理機能を行う際に利用可能にされた選択のい
くつかを示したフローチャートである。
【図15】 図2のウェブ・ベースのアクティブ・バーチャル・ファイル・
システムを用いた、「ファイル・モジュール」が利用されている例に関する重要
な論理的動作のいくつかを示したフローチャートである。
【図16】 図2のウェブ・ベースのアクティブ・バーチャル・ファイル・
システムを用いた、オブジェクトに関連するオプションを用いる例において利用
可能にされた重要な選択のいくつかを示したフローチャートである。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (81)指定国 EP(AT,BE,CH,CY, DE,DK,ES,FI,FR,GB,GR,IE,I T,LU,MC,NL,PT,SE),OA(BF,BJ ,CF,CG,CI,CM,GA,GN,GW,ML, MR,NE,SN,TD,TG),AP(GH,GM,K E,LS,MW,MZ,SD,SL,SZ,TZ,UG ,ZW),EA(AM,AZ,BY,KG,KZ,MD, RU,TJ,TM),AE,AG,AL,AM,AT, AU,AZ,BA,BB,BG,BR,BY,BZ,C A,CH,CN,CR,CU,CZ,DE,DK,DM ,DZ,EE,ES,FI,GB,GD,GE,GH, GM,HR,HU,ID,IL,IN,IS,JP,K E,KG,KP,KR,KZ,LC,LK,LR,LS ,LT,LU,LV,MA,MD,MG,MK,MN, MW,MX,MZ,NO,NZ,PL,PT,RO,R U,SD,SE,SG,SI,SK,SL,TJ,TM ,TR,TT,TZ,UA,UG,UZ,VN,YU, ZA,ZW (72)発明者 タダヨン、ヴァリ アメリカ合衆国、オハイオ州、シンシナ チ、ウィネッカ・ドライブ 5980 (72)発明者 ズウィック、チャールズ・エム アメリカ合衆国、オハイオ州、シンシナ チ、ウエスト・ノース・ベンド・ロード 2741、ナンバー 11 (72)発明者 オスターデイ、パトリック・ビー アメリカ合衆国、オハイオ州、シンシナ チ、セネター・プレイス 266、ナンバー 7 (72)発明者 サドリ、モハマド・レザ アメリカ合衆国、カリフォルニア州、アー ヴァイン、ラコニア 2 Fターム(参考) 5B082 GB02 【要約の続き】 技術を介して送信される。Eメール・タイプのメッセー ジの使用により、通知工程は、かかる任意の通知メッセ ージを受信する全てのユーザについて同時に開始するこ とができる。自動通知機能は、特定のタスクを行うため に送り出される他のプログラムを含むこともできる。正 確な種類の自動通知メッセージは、ファイル・システム の各コンポーネントに対して完全に構成可能である。少 なくとも個々のユーザが判断できる限り、2つ以上の単 一ファイルは、同じ仮想ファイル名を持って格納するこ とができる。ファイル・サーバ上での実際のファイル名 は、各個々のファイルについて常に独特であり、実際の ファイル名は「ファイル・テーブル」に格納され、ファ イルへのリンクはデータベースに格納される。

Claims (46)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 データを格納するメモリ回路と、 ネットワークに通じる通信ポートであって、前記ネットワーク上でデータを送
    受信するように構成された通信ポートと、 前記メモリ回路と前記通信ポートとの間でデータの流れを制御するように構成
    された処理回路であって、ファイル・サーバとして動作するように前記メモリ回
    路を制御するようにも構成され、前記ファイル・サーバの動作に関する少なくと
    も1つの所定のトリガ・イベントの発生時に、通知メッセージを前記ネットワー
    クに自動的に送信させるようにさらに構成された処理回路と、 を含み、 前記少なくとも1つの所定のトリガ・イベントと、それに関連づけられた自動
    通知メッセージの種類および内容とは、コンピュータ化されたアクティブ・ファ
    イル・システムに常駐する自動通知コンピュータ・プログラム・ルーチンの制御
    下で構成可能である、コンピュータ化されたアクティブ・ファイル・システム。
  2. 【請求項2】 前記少なくとも1つの所定のトリガ・イベントおよび前記関
    連づけられた自動通知メッセージは、システム管理者によって構成可能である、
    請求項1に記載のコンピュータ化されたアクティブ・ファイル・システム。
  3. 【請求項3】 前記関連づけられた自動通知メッセージは、(a)Eメール・
    メッセージ技術、および(b)所定の規則ベースの機能のうち一方の使用により、
    前記ネットワーク上で送信される、請求項1に記載のコンピュータ化されたアク
    ティブ・ファイル・システム。
  4. 【請求項4】 前記メモリ回路は、ランダム・アクセス・メモリ(RAM)お
    よびハード・ディスク・ドライブを含む、請求項1に記載のコンピュータ化され
    たアクティブ・ファイル・システム。
  5. 【請求項5】 前記ファイル・サーバは、(1)前記ハード・ディスク・ドラ
    イブ、(2)前記RAM、および(3)前記ファイルの部分または前記ファイル全体
    を構成するデータの一次的格納用の前記RAMを利用しながら、個々のファイル
    として編成されたデータのグループ分けを、前記ハード・ディスク・ドライブに
    格納し前記ハード・ディスク・ドライブから検索する制御ソフトウエアを含む、
    請求項4に記載のコンピュータ化されたアクティブ・ファイル・システム。
  6. 【請求項6】 前記少なくとも1つの所定のトリガ・イベントおよびそれに
    関連づけられた種類の自動通知メッセージに関連した情報を含むデータベースを
    さらに含む、請求項1に記載のコンピュータ化されたアクティブ・ファイル・シ
    ステム。
  7. 【請求項7】 ローカル・エリア・ネットワーク、ワイド・エリア・ネット
    ワークおよび、ルータで相互接続された世界的な一連のネットワークのうちの1
    つと通信するウェブ・サーバをさらに含む、請求項1に記載のコンピュータ化さ
    れたアクティブ・ファイル・システム。
  8. 【請求項8】 ローカル・エリア・ネットワーク、ワイド・エリア・ネット
    ワークおよび、ルータで相互接続された世界的な一連のネットワークのうちの前
    記1つと通信する少なくとも1人のユーザであって、ブラウザ・ソフトウエアお
    よびグラフィカル・ユーザ・インターフェース・ソフトウエアを含むコンピュー
    タ・プラットフォームを有する少なくとも1人のユーザをさらに含む、請求項7
    に記載のコンピュータ化されたアクティブ・ファイル・システム。
  9. 【請求項9】 前記関連づけられた自動通知メッセージは、(a)Eメール・
    メッセージ技術、および(b)所定の規則ベースの機能のうちの一方の使用によっ
    て、前記少なくとも1人のユーザのうち所定の者に前記ネットワーク上で送信さ
    れる、請求項8に記載のコンピュータ化されたアクティブ・ファイル・システム
  10. 【請求項10】 (1)認証機能、(2)アクセス権機能、(3)ユーザ管理機能
    、(4)グループ管理機能、(5)モジュール管理機能、および(6)オブジェクト管
    理機能をさらに含む、請求項1に記載のコンピュータ化されたアクティブ・ファ
    イル・システム。
  11. 【請求項11】 他のコンピュータ・システムからユーザおよびグループを
    インポートする機能をさらに含む、請求項10に記載のコンピュータ化されたア
    クティブ・ファイル・システム。
  12. 【請求項12】 前記トリガ・イベントは、前記ファイル・サーバが、(1)
    ファイルを読み取り、(2)ファイルに書き込み、(3)ファイルの読み取り/書き
    込みを行い、(4)ファイルをダウンロードし、(5)ファイルをアップロードする
    ためにアクセスを付与することのうち1つを含む、請求項1に記載のコンピュー
    タ化されたアクティブ・ファイル・システム。
  13. 【請求項13】 データを格納するメモリ回路と、ネットワーク上でデータ
    を送受信する通信ポートと、前記メモリ回路と前記通信ポートとの間でデータの
    流れを制御する処理回路とを有し、所定のデータ・グループを単一のファイル実
    体として扱うファイル・サーバを提供することと、 前記ファイル・サーバの動作に関する少なくとも1つの所定のトリガ・イベン
    トの発生時に、前記ネットワークに通知メッセージを自動的に送信させることで
    あって、前記少なくとも1つの所定のトリガ・イベントおよびそれに関連づけら
    れた種類および内容の自動通知メッセージは、コンピュータ化されたアクティブ
    ・ファイル・システムに常駐する自動通知コンピュータ・プログラム・ルーチン
    の制御下で構成可能であることと、 を含む、コンピュータ化されたアクティブ・ファイル・システムを操作する方法
  14. 【請求項14】 システム管理者によって、前記少なくとも1つの所定のト
    リガ・イベントおよび前記関連づけられた自動通知メッセージを構成することを
    さらに含む、請求項13に記載の方法。
  15. 【請求項15】 前記少なくとも1つの所定のトリガ・イベントは複合的な
    イベントを含む、請求項13に記載の方法。
  16. 【請求項16】 前記少なくとも1つの所定のトリガ・イベントおよびそれ
    と関連づけられた種類の自動通知メッセージに関連する情報をデータベースに格
    納することをさらに含む、請求項13に記載の方法。
  17. 【請求項17】 (a)Eメール・メッセージ技術、および(b)所定の規則ベ
    ース機能のうち一方の使用により、前記関連づけられた自動通知メッセージを前
    記ネットワーク上で送信することをさらに含む、請求項13に記載の方法。
  18. 【請求項18】 前記自動通知メッセージは複合的なアクションを含む、請
    求項13に記載の方法。
  19. 【請求項19】 前記複合的なアクションはアプリケーション・プログラム
    を送り出すことを含む、請求項18に記載の方法。
  20. 【請求項20】 前記アプリケーション・プログラムはローカル・エリア・
    ネットワーク上で前記ファイル・サーバと通信するユーザ宛に送り出され、前記
    ユーザはブラウザ・ソフトウエアおよびグラフィカル・ユーザ・インターフェー
    ス・ソフトウエアを含むコンピュータ・プラットフォームを有する、請求項19
    に記載の方法。
  21. 【請求項21】 前記ファイル・サーバならびに、ローカル・エリア・ネッ
    トワーク、ワイド・エリア・ネットワークおよび、ルータで相互接続された世界
    的な一連のネットワークのうち1つと通信するウェブ・サーバを提供することと
    、ローカル・エリア・ネットワーク、ワイド・エリア・ネットワークおよび、ル
    ータで相互接続された世界的な一連のネットワークのうち前記1つと通信する少
    なくとも1人のユーザを提供することであって、前記少なくとも1人のユーザは
    ブラウザ・ソフトウエアおよびグラフィカル・ユーザ・インターフェース・ソフ
    トウエアを含むコンピュータ・プラットフォームを有することと、前記自動通知
    メッセージの1つの発生時に、前記自動通知メッセージ内に含まれたリンクが、
    前記少なくとも1人のユーザのブラウザ・ソフトウエアを開き、トリガされたば
    かりのフォルダまたはオブジェクトにユーザを導くことをさらに含む、請求項1
    7に記載の方法。
  22. 【請求項22】 前記自動通知メッセージの配信は、(1)前記少なくとも1
    つの所定のトリガ・イベントの種類、および(2)グループ定義による所定の組の
    前記少なくとも1人のユーザによって決定される、請求項21に記載の方法。
  23. 【請求項23】 (1)前記ネットワーク上で前記ファイル・サーバと通信す
    る少なくとも2人のユーザを提供することと、(2)2つ以上の単一のファイルを
    、固有の実際のファイル名の下で、仮想フォルダにおける前記2つ以上の単一の
    ファイルの場所へのリンクと共に、前記メモリ回路内に含まれるファイル・テー
    ブルに格納するとともに、前記2つ以上の単一のファイルを、表示名として前記
    少なくとも2人のユーザに提示された同一の仮想ファイル名の下で格納すること
    とをさらに含み、前記場所は(a)データベースにおける設定、および(b)前記フ
    ァイル・サーバと共にファイルがアップロードされている仮想フォルダのユーザ
    名に基づく、請求項13に記載の方法。
  24. 【請求項24】 (1)認証機能、(2)アクセス権機能、(3)ユーザ管理機能
    、(4)グループ管理機能、(5)モジュール管理機能、および(6)オブジェクト管
    理機能をさらに含む、請求項13に記載の方法。
  25. 【請求項25】 他のコンピュータ・システムからユーザおよびグループを
    インポートすることをさらに含む、請求項24に記載の方法。
  26. 【請求項26】 前記モジュール管理機能および前記オブジェクト管理機能
    の使用によって、複数のオブジェクトを制御することをさらに含み、前記複数の
    オブジェクトはそれぞれ、ファイル、カレンダー、連絡先、報告およびEメール
    ・メッセージを含む、請求項24に記載の方法。
  27. 【請求項27】 前記アクセス権機能の使用によって、前記ファイル・サー
    バからダウンロードされているか、または前記ファイル・サーバにアップロード
    されているファイルを読み取り、書き込み、または読み取り/書き込みするユー
    ザの権利を制御することをさらに含む、請求項24に記載の方法。
  28. 【請求項28】 前記トリガ・イベントは、前記ファイル・サーバが、(1)
    ファイルを読み取り、(2)ファイルに書き込み、(3)ファイルの読み取り/書き
    込みを行い、(4)ファイルをダウンロードし、(5)ファイルをアップロードする
    ためにアクセスを付与することのうち1つを含む、請求項13に記載の方法。
  29. 【請求項29】 ファイルを前記ファイル・サーバにアップロードするとと
    もに、データを切れ目なく符号化することをさらに含む、請求項13に記載の方
    法。
  30. 【請求項30】 前記ファイル・サーバ動作は、やはり前記処理回路で作動
    する別のアーキテクチャ上で作動する、請求項13に記載の方法。
  31. 【請求項31】 バグの追跡および修正用のシステムは、前記ファイル・サ
    ーバ動作上で作動し、前記処理回路上でも作動する、請求項13に記載の方法。
  32. 【請求項32】 データを格納するメモリ回路と、 ネットワークに通ずる通信ポートであって、前記ネットワーク上でデータを送
    受信するように構成された通信ポートと、 前記メモリ回路と前記通信ポートとの間でデータの流れを制御するように構成
    された処理回路であって、ファイル・サーバとして動作するように前記メモリ回
    路を制御するようにも構成され、前記ファイル・サーバの動作に関するトリガ・
    イベントが発生したときに、前記ネットワーク上で複数のユーザのうち所定の者
    に自動通知メッセージを提供するとともに、前記ファイル・サーバに格納されて
    いるか、または前記ファイル・サーバにアップロードされたファイルへの、前記
    複数のユーザの前記ネットワーク上でのアクセス権を制御するようにさらに構成
    された処理回路と、 を含む、コンピュータ化されたアクティブ・ファイル・システム。
  33. 【請求項33】 前記トリガ・イベントは、前記ファイル・サーバが、(1)
    ファイルを読み取り、(2)ファイルに書き込み、(3)ファイルの読み取り/書き
    込みを行い、(4)ファイルをダウンロードし、(5)ファイルをアップロードする
    ためにアクセスを付与することのうち1つを含む、請求項32に記載のコンピュ
    ータ化されたアクティブ・バーチャル・ファイル・システム。
  34. 【請求項34】 前記少なくとも1つのトリガ・イベントおよびそれに関連
    づけられた種類および内容の自動通知メッセージは、前記コンピュータ化された
    アクティブ・ファイル・システムに常駐する自動通知コンピュータ・プログラム
    ・ルーチンの制御下で構成可能である、請求項32に記載のコンピュータ化され
    たアクティブ・ファイル・システム。
  35. 【請求項35】 前記少なくとも1つのトリガ・イベントおよびそれに関連
    づけられた種類および内容の自動通知メッセージは、Eメール・メッセージを介
    して送信され、前記ファイル・サーバでの適切なサイト活動に現在ログオンして
    いる前記所定のユーザにほぼ直ちに通知し、前記所定のユーザのうち他の者は、
    それらの者の次のログイン・セッション時に通知される、請求項32に記載のコ
    ンピュータ化されたアクティブ・ファイル・システム。
  36. 【請求項36】 a.ファイル・システムにおける格納場所を表すデータ構
    造にアクセスするステップと、 b.少なくとも1つのトリガ・イベントと少なくとも1つのトリガ・アクショ
    ンとを含む規則を定義するステップと、 c.前記規則を前記格納場所データ構造と関連づけるステップと、 d.前記格納場所データ構造を監視するステップと、 e.前記格納場所データ構造における前記トリガ・イベントの発生時に、前記
    トリガ・アクションを実施するステップと、 を行うようにプログラムされたオペレーティング・システム上で動作するコンピ
    ュータ・プログラムを備えた、コンピュータ可読キャリアを含むコンピュータ化
    されたアクティブ・ファイル・システム。
  37. 【請求項37】 規則を定義する前記ステップは、 a.ユーザにインターフェースを提供するステップであって、前記インターフ
    ェースは前記ユーザが少なくとも1つのトリガ・イベントと少なくとも1つのト
    リガ・アクションとを構成することを可能にするステップと、 b.前記ユーザから入力を受けるステップとをさらに含む、請求項36に記載
    のコンピュータ化されたアクティブ・ファイル・システム。
  38. 【請求項38】 前記少なくとも1つのトリガ・イベントおよび少なくとも
    1つのトリガ・アクションは、一連のトリガ・イベントおよびトリガ・アクショ
    ンを含む、請求項37に記載のコンピュータ化されたアクティブ・ファイル・シ
    ステム。
  39. 【請求項39】 前記格納場所データ構造はフォルダまたはディレクトリを
    含む、請求項36に記載のコンピュータ化されたアクティブ・ファイル・システ
    ム。
  40. 【請求項40】 前記トリガ・イベントは前記フォルダでオブジェクトを操
    作することを含む、請求項39に記載のコンピュータ化されたアクティブ・ファ
    イル・システム。
  41. 【請求項41】 前記操作は、前記オブジェクトを前記フォルダ内にアップ
    ロードすることと、前記フォルダ内の前記オブジェクトを削除することと、前記
    オブジェクトを前記フォルダから移動することと、前記フォルダの前記オブジェ
    クト名を変えることと、前記フォルダの前記オブジェクトを閲覧することと、前
    記フォルダ内の前記オブジェクトにアクセスすること、あるいはこれらの組合せ
    を含む、請求項40に記載のコンピュータ化されたアクティブ・ファイル・シス
    テム。
  42. 【請求項42】 前記トリガ・イベントは前記フォルダを操作することを含
    む、請求項39に記載のコンピュータ化されたアクティブ・ファイル・システム
  43. 【請求項43】 前記操作するステップは、前記フォルダ上でアクセス権を
    変更することと、フォルダを作成することと、フォルダを削除することと、フォ
    ルダ名称を変えること、あるいはこれらの組合せを含む、請求項42に記載のコ
    ンピュータ化されたアクティブ・ファイル・システム。
  44. 【請求項44】 前記トリガ・アクションは、eメールを事前に定義された
    ユーザまたはユーザのグループに送信することと、オブジェクトをアーカイブす
    ることと、スクリプトを実行することと、プログラムを送り出すこと、あるいは
    これらの組合せを含む、請求項37に記載のコンピュータ化されたアクティブ・
    ファイル・システム。
  45. 【請求項45】 a.ファイル・システムにおける格納場所を表すデータ構
    造にアクセスするステップと、 b.トリガ・イベントとトリガ・アクションとを含む規則を定義するステップ
    と、 c.前記規則を前記格納場所データ構造と関連づけるステップと、 d.前記格納場所データ構造を監視するステップと、 e.前記格納場所データ構造における前記トリガ・イベントの発生時に、前記
    トリガ・アクションを実施するステップと、 を含む、コンピュータ化されたアクティブ・ファイル・システムを利用して、ワ
    ークフローを管理する方法。
  46. 【請求項46】 前記ファイル・システムはネットワーク上で実施される、
    請求項36に記載のコンピュータ化されたアクティブ・ファイル・システム。
JP2001526757A 1999-09-29 2000-09-29 アクティブ・ファイル・システムのための方法および装置 Withdrawn JP2003515199A (ja)

Applications Claiming Priority (5)

Application Number Priority Date Filing Date Title
US15667699P 1999-09-29 1999-09-29
US60/156,676 1999-09-29
US42180899A 1999-10-20 1999-10-20
US09/421,808 1999-10-20
PCT/US2000/026913 WO2001024059A2 (en) 1999-09-29 2000-09-29 Method and apparatus for an active file system

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2003515199A true JP2003515199A (ja) 2003-04-22

Family

ID=26853409

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2001526757A Withdrawn JP2003515199A (ja) 1999-09-29 2000-09-29 アクティブ・ファイル・システムのための方法および装置

Country Status (6)

Country Link
EP (1) EP1232450A2 (ja)
JP (1) JP2003515199A (ja)
AU (1) AU7624100A (ja)
CA (1) CA2386293A1 (ja)
MX (1) MXPA02003236A (ja)
WO (1) WO2001024059A2 (ja)

Cited By (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2004005587A (ja) * 2002-04-17 2004-01-08 Sony Corp 編集管理装置、編集管理方法、編集管理プログラム及び、編集管理プログラムを記録したコンピュータ読み取り可能なプログラム格納媒体
JP2007065926A (ja) * 2005-08-30 2007-03-15 Ricoh Co Ltd ドキュメント管理サーバ、ドキュメント管理方法及びプログラム
JP2007527057A (ja) * 2003-12-31 2007-09-20 マイクロソフト コーポレーション ライトウエイト入力/出力プロトコル
JP2008299651A (ja) * 2007-05-31 2008-12-11 Sky Kk ネットワーク管理システム及びネットワーク管理用プログラム
US8271792B2 (en) 2008-02-20 2012-09-18 Ricoh Company, Ltd. Image processing apparatus, authentication package installation method, and computer-readable recording medium
US8335797B2 (en) 2005-08-30 2012-12-18 Ricoh Company, Ltd. Document management server, document managing method, and program

Families Citing this family (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
AU2001260945A1 (en) * 2000-05-30 2001-12-11 Telefonaktiebolaget Lm Ericsson (Publ) Method and system for event sequence reconstruction and statistics computation
US7904720B2 (en) * 2002-11-06 2011-03-08 Palo Alto Research Center Incorporated System and method for providing secure resource management
US7224957B2 (en) 2003-03-17 2007-05-29 Spector Shelley J Apparatus and method for broadcasting messages to selected group(s) of users
GB2481807B (en) * 2010-07-06 2015-03-25 Hewlett Packard Development Co Protecting file entities in a networked system
US9733922B2 (en) 2015-07-06 2017-08-15 International Business Machines Corporation Smarter operating systems: file system events

Family Cites Families (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP0944003A1 (en) * 1998-03-18 1999-09-22 SONY EUROPE GmbH Notification subsystem

Cited By (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2004005587A (ja) * 2002-04-17 2004-01-08 Sony Corp 編集管理装置、編集管理方法、編集管理プログラム及び、編集管理プログラムを記録したコンピュータ読み取り可能なプログラム格納媒体
JP4682499B2 (ja) * 2002-04-17 2011-05-11 ソニー株式会社 編集管理装置及び編集管理方法
JP2007527057A (ja) * 2003-12-31 2007-09-20 マイクロソフト コーポレーション ライトウエイト入力/出力プロトコル
JP2007065926A (ja) * 2005-08-30 2007-03-15 Ricoh Co Ltd ドキュメント管理サーバ、ドキュメント管理方法及びプログラム
US8335797B2 (en) 2005-08-30 2012-12-18 Ricoh Company, Ltd. Document management server, document managing method, and program
JP2008299651A (ja) * 2007-05-31 2008-12-11 Sky Kk ネットワーク管理システム及びネットワーク管理用プログラム
US8271792B2 (en) 2008-02-20 2012-09-18 Ricoh Company, Ltd. Image processing apparatus, authentication package installation method, and computer-readable recording medium

Also Published As

Publication number Publication date
CA2386293A1 (en) 2001-04-05
EP1232450A2 (en) 2002-08-21
WO2001024059A2 (en) 2001-04-05
MXPA02003236A (es) 2003-09-22
AU7624100A (en) 2001-04-30
WO2001024059A3 (en) 2002-06-06

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US9336213B2 (en) Active file system
US10270838B2 (en) Mechanism for sharing of information associated with events
US8195714B2 (en) Context instantiated application protocol
US10079726B1 (en) System and method for displaying and operating multi-layered item list in web browser with supporting of concurrent users
US6571245B2 (en) Virtual desktop in a computer network
US6493717B1 (en) System and method for managing database information
US7139761B2 (en) Dynamic association of electronically stored information with iterative workflow changes
US8392962B2 (en) Web-based collaborative framework
US6026433A (en) Method of creating and editing a web site in a client-server environment using customizable web site templates
CA2457511C (en) Method, apparatus, and user interface for managing electronic mail and alert messages
US8805879B2 (en) Techniques for integrating parameterized information request into a system for collaborative work
US8510408B2 (en) Computer network and method of operating same to preload content of selected web pages
US20070027929A1 (en) System, method, and/or computer program product for a file system interface
US20020103737A1 (en) Marketing collateral repository and supporting data management and communication environment
US6751618B1 (en) Method and apparatus for a web application server to upload multiple files and invoke a script to use the files in a single browser request
US20100318511A1 (en) Techniques for connectors in a system for collaborative work
US9390094B2 (en) Method and system for displaying and operating multi-layers item list in web-browser with supporting of concurrent multi-users
JP2003515199A (ja) アクティブ・ファイル・システムのための方法および装置
US20060218150A1 (en) Explorer style file viewer for a group of machines which display meta views of files on a group of machines
US20050182742A1 (en) Method and system for managing a portal
Cisco Security Management
US20020154628A1 (en) Server for gathering and providing information
US20030182286A1 (en) System and method to save, secure and access records of discussion
Habib Wordpress-A convenient content-management system (CMS)
KR20020087609A (ko) 컴퓨터 네트워크 상에서 개인용 컴퓨터를 이용한 홈페이지구축방법과 시스템

Legal Events

Date Code Title Description
A300 Withdrawal of application because of no request for examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300

Effective date: 20071204