JP2003514641A - 将来の骨折危険性を決定する装置及び方法 - Google Patents

将来の骨折危険性を決定する装置及び方法

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Abstract

(57)【要約】 DEXA骨密度計が、典型的に側部上にある患者で単一スキャンにおいて採取される患者の胸椎及び腰椎の側部画像から、及び数値的骨ミネラル密度測定から派生される現在の骨折データから将来の骨折危険性の推定を生成する。本骨密度計は患者の胸椎及び腰椎の側部画像を生成し(106)且つ数値的骨特性データ(104)及び将来の骨折危険性データを展開し、且つ3Dグラフを生成する(108)。画像の異なる部分に対して使用可能な2つのX線エネルギ範囲異なる割合で、単一乃至二重エネルギスキャニングを使用する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】
本特許明細書は、骨粗鬆症診断、骨密度、及び脊椎イメージングの一般的分野
に関するものであって、更に詳細には、患者の骨折の将来の危険性の推定を行う
ために患者に関しての伝記的及び/又はその他の情報と共に単一の装置上で行っ
た幾つかの測定を結合させることによって将来の骨折の危険性を予測するために
単一の装置を使用することに関するものである。
【0002】
【従来の技術】
本願の譲受人であるマサチュセッツ州ベッドフォードのホロジックコーポレー
ションによって製造されているQDRマシン及びルナー(LUNAR)コーポレ
ーション及びノーランド(Norland)コーポレーションによって製造され
れている同様の装置などの二重エネルギ骨密度計は、背骨、ヒップ、及び周辺個
所の骨ミネラル密度(BMD)及び骨ミネラル内容物(BMC)を測定するため
に使用される。例えば、米国特許第5,771,272号、第5,778,04
5号、第5,835,555号及び第5,838,765号を参照すると良く、
これらは引用によって本明細書に取り込む。これらの装置は、患者を将来の骨折
の危険性に関して分類するために特定の個所における特定のBMD測定からの情
報を使用する。更に、骨密度計マシンの幾つか、即ちホロジックのQDR450
0A及びルナーのExpertは仰向けの位置において背骨のイメージングを行
うことが可能である。この様にして得られた背骨の画像は、例えば、引用によっ
て本明細書に取り込む米国特許第5,850,836号第5,673,298号
、第5,483,960号に記載されているように画像上に点を配置させ且つ形
態的パラメータを測定することによって定量的形態解析のために使用する。これ
らの定量的形態測定は骨質量に関連する値と結合させて、脊椎における将来の骨
折の蓋然性を表す。しかしながら、骨密度計によって与えられるデジタル画像上
の点の配置及び形態特徴の計算を自動化する試みにも拘らずに、脊椎変形(又は
骨折)を決定するための定量的形態計測手順は労働集約的であり且つ厄介な場合
がある。更に、骨密度測定マシンの幾つかは腰椎―胸椎の単一エネルギ及び二重
エネルギスキャンの両方を使用する。単一エネルギスキャンはより高速であり且
つ一層低いドーズを有しているが、背骨の胸椎部分においては、軟質組織が時々
脊椎終板をぼやかす場合がある。二重エネルギスキャンは、胸椎領域において見
られる軟質組織のアーティファクト即ち人工効果を除去し且つ骨画像のみを表示
する。しかしながら、二重エネルギイメージングは実効的には2つの画像の差異
であるので、それは、典型的に骨密度測定において使用される低ドーズのX線供
給源を使用して厚手の患者の腰椎領域において十分に高い信号対雑音比を得る上
で困難性を有している。仰向け横方向位置(患者がその背中を下にして横たわっ
ている)における形態測定イメージングの他に、幾つかの骨密度計(例えば、ホ
ロジックのQDR4500C)は、側部の上に横たわっている臥位位置に患者が
ある間に背骨のイメージングを行うことを許容するイメージングモードを有して
いる。この患者の位置決めは、仰向け横方向の画像を取る場合と殆ど同じ態様で
医者が損傷を探すことを可能とさせる。残存寿命骨折蓋然性(FLFP)を計算
するために、BMD測定から得られた情報と、顕著な支配的損傷に関する情報と
、患者の人種及び年令とを結合させるサービスが、インターネット上で又はソフ
トウエアライセンスを介して入手可能である。www.medsurf.com
に位置されているサービスにおいては、医者が患者に関する情報をタイプ入力し
且つソフトウエアが将来の骨折の蓋然性の推定値を包含するレポートを発生する
。特に、このソフトウエアは患者、特に女性が残存寿命期間中に骨折を有する確
率を強調する。骨折をレポートする多くのその他の方法は文献において記載され
ており且つ特定した時間期間(例えば、1年)内における骨折の確率、同一の性
、人種及び年令の他の患者と比較した場合の相対的な骨折の危険性、又は増加し
なかったか、増加したか、且つ基準の母集団(それは同一の性、年令及び/又は
人種を有する場合も有さない場合もある)と比較した場合に高い危険性等の単純
な定性的測定値を包含している。患者の将来の骨折の危険性を決定する事実上の
基礎は、将来の骨折の危険性と例えば年令、性別、人種、BMD,支配的な脊椎
損傷、損傷の母方の履歴、コルチコイドの使用などのファクタとの間の関係の多
くの研究において議論されている。ホロジック製のSaharaユニット等の超
音波骨装置から及び生化学テストストリップからの情報を包含するその他の情報
も骨折危険性推定のために使用することが可能である。例えば、米国特許第5,
785,041号を参照すると良く、尚それは引用によって本明細書に取り込む
。骨折危険性は,又、骨折箇所によって分割することが可能であり、ヒップ部の
骨折は、しばしば、このタイプの骨粗鬆症骨折に関連する顕著なコスト及び疾病
率のために,別のカテゴリである。
【0003】 本明細書において開示する装置及び方法にとって以下の文献は興味のあるもの
である場合がある。即ち、(1)J.A. Rea et.al.−骨(Bon
e)23巻、5番、補充S160頁;(2)S.R. Cummings et
.al.ザ・ニュー・イングランド・ジャーナル・オブ・メディシン、1995
年3月23日、332巻、No.12「白人女性におけるヒップ骨折の危険性フ
ァクタ(Risk Factors for Hip Fracture in
White Women)」;(3)C.C. Cluer et.al.−
ラジオロジイ1996;199:725−732「骨粗鬆症:最近の骨折と定量
的米国知見との関連(Osteoporosis:Association o
f Recent Fractures with Quantitative
US Findings)」;(4)D.C. Bauer et.al.、
アーカイブズ・オブ・インターナル・メディシン、1997年3月2日、157
巻、629頁「ブロードバンド超音波減衰は高齢女性における密度計測とは独立
的に且つ強く骨折を予測(Broadband Ultrasond Atte
nuation Predicts Fractures Strongly
and independently of densitometry in
Older Women)」;(5)H. Genant et.al.−ジ
ャーナル・オブ・ボーン・アンド・ミネラル・リサーチ、8巻、No.9、19
93年1137頁及びジャーナル・オブ・ボーン・アンド・ミネラル・リサーチ
、11巻、No.7,1996年;(6)J.A. Kanis−オステオポロ
シスインスティテュート(1997)7:390−406「骨粗鬆症の診断及び
管理用ガイドライン(Guidelines for diagnosis a
nd management of Osteoporosis)」;(8)ナ
ショナル・オステオポロシス・ファンデーション・ガイドラインズ1998(例
えば、図4参照);(9)メリルズ・アトラス・オブ・ラジオグラフィック・ポ
ジションズ・アンド・ラジオロジック・プロセーヂュア、第9版、1巻、420
−421頁;(10)M.C. Nevitt et.al.、ボーン、25巻
、No.5、1999年11月、613−619;(11)P.D. Ross
et.al.オステオポロシスインスティテュート(1993)3:120−
126「黒人でない骨粗鬆症女性の間での有力な骨折及び骨密度からの脊椎骨折
事件予測(Predicting Vertebral Fracture I
ncidence from Prevalent Fractures an
d Bone Density among Non―Black, Oste
oporotic Women)」;(12)S.J. Jacobsen e
t.al.エピデミオロジイ、1992、3(6):515−8「高齢者の脊椎
骨折での入院:全国母集団を基礎とした研究(Hospitalization
with vertebral fracture among the a
ged:a national population−based stud
y)」;(13)M.A. Kotowicz et.al.ジャーナル・オブ
・ボーン・ミネラル・リサーチ「脊椎骨折の女性におけるヒップ骨折の危険性(
Risk of hip fracture in women with v
ertebral fracture)」;(14)P.D. Ross et
.al.オステオポロシス・インターナショナル1993、3(3):120−
126「黒人でない骨粗鬆症女性の間での有力な骨折及び骨密度からの脊椎骨折
事件予測(Predicting Vertebral Fracture I
ncidence from Prevalent Fractures an
d Bone Density among Non―Black, Oste
oporotic Women)」;(15)L.J. Melton 3rd
,et.al.オステオポロシス・インターナショナル、1999、10(3)
:214−221「脊椎骨折が爾後の骨折を予測(Vertebral Fra
ctures Predict Subequent Fractures)」
;(16)ザ・メルク・マニュアル・オブ・ゼリアトリクス−82節「ミネラル
代謝の不調(Disorders of Mineral Metabolis
m)」www.merck.com/pubs/mm_geriatrics/
toc.htm;(17)FDA 510k−FDA・プレマーケット・ノーテ
ィフケーションk9972775クリアランス日付1999年10月1日、MX
A−IIソフトウエアオプション;(18)QDR4500イメージ・ワークス
−ユーザガイドホロジック文書番号080−0570改訂C著作権1996検討
【0004】
【課題を解決するための手段】
本特許明細書は装置及び方法を開示しており、その場合に、統合型装置が骨ミ
ネラル密度(BMD)を測定し且つ有力な脊椎骨折を決定するのに有用な画像を
与えるのみならず、該BMD及び有力な脊椎骨折情報を伝記情報及び/又はその
他の危険ファクタと結合させて患者の将来の骨折危険性の指標を医者(又はその
他のヘルスサービス提供者)へ与える。このことは、医者の時間を節約し、処方
エラーを防止し、且つ医者が与え且つ患者又は患者が照会した医者と話し合うこ
とを可能とする単一のレポートを与える。それは、又、診断の精度を増加させる
。何故ならば、通常、危険性ファクタは互いに完全に独立したものではなく、臨
床試験において見出される関係に基いて結合されている場合があるからである。
この様な危険性ファクタをそうでないように結合させることは厄介で時間がかか
る場合があり、且つ広範な文献調査を必要とする場合がある。更に、スキャンレ
ポートと共にこの情報を要約し且つこれを迅速に入手可能なものとさせることに
よって、本明細書に開示した装置及び方法は、医者が患者とこれらの結果につい
て直ぐに話し合いを行い且つ患者が再来することの必要性を取り除くことが可能
である。更に、この装置は腰椎―胸椎領域全体の単一エネルギX線スキャンを与
えることが可能であり、オペレータは二重エネルギX線スキャンモードを使用し
てスキャニングを繰り返すためにこの領域の一部を選択する。単一エネルギスキ
ャンはドーズがかなり低く且つ著しく迅速であり且つ二重エネルギスキャンで或
る部分のスキャンを繰返し行うことの必要性は時々であるに過ぎないので、この
ことは有用である。従って、患者に対するドーズ及び時間は節約される。何故な
らば,特に、二重エネルギスキャンに対するスキャン時間は検査中の背骨の長さ
にほぼ正比例するからである。QDR4500Aの場合に、典型的な単一エネル
ギ高分解能スキャンは18インチの場合に12秒であるが、それと比較して、二
重エネルギの場合には18インチの場合に6分である。又、スキャンウインドを
二重エネルギ画像上で設定することが許容され、且つ異なる技術ファクタ(コリ
メータ、ドーズ、二重又は単一エネルギ)での別のスキャンを該設定されたウイ
ンドに基いて実施することが可能である。本明細書に記載した装置も異なる画像
を並べて表示させることを許容し、且つ単一エネルギと二重エネルギ側部画像、
又は異なる日付に採取した2つの画像を比較することを許容する。
【0005】
【発明の実施の態様】
好適実施例はホロジックによりDelphiという名称で提供されるX線骨密
度計を使用しており、それは患者の骨密度を決定することが可能であり且つ患者
がその側部上に横たわった伏臥位置において且つ単一エネルギ及び/又は二重エ
ネルギX線モードの両方を使用して垂直な配向状態とさせた扇形状ビームでのX
線を使用して患者の背骨の側部画像を生成することが可能である。該側部画像は
有力な脊椎損傷、従って現在の骨折データを決定するために医者によって観察す
ることが可能である。検査は、典型的に、少なくとも、BMD測定及び背骨の側
部画像からなる。BMD測定はホロジック文献番号080−0451改訂Gに記
載されているように、ホロジックによって製造されたQDR4500骨密度計用
のユーザガイドに従って行うことが可能であり、尚該文献は引用によって本明細
書に取り込む。該側部画像は、QDR4500イメージワークス−ビューユーザ
ーズガイド文献番号080−0570改訂Cに従って採取することが可能であり
、尚該文献を引用によって本明細書の取り込む。スキャンを実施する場合に、オ
ペレータは患者の名前、性別、年令、人種、身長、体重及びその他の伝記的又は
その他の医者にとって関連性があると思われるデータを書き込み、且つこの情報
はレポート上に表示され且つ測定結果と共にデータベース内に格納される。該レ
ポートはコンピュータモニタ上に表示させ及び/又は適宜のプリンタ又はその他
の出力装置で印刷することが可能であり、且つ例えばDICOMフォーマットな
どのデジタルフォームでアーカイブ化させることが可能である。
【0006】 側部画像は、医者によって、コンピュータモニタ上か、又はその他の高品質出
力装置によって脊椎損傷(骨折)の存在について観察することが可能である。こ
のことは、一層便利であり、迅速であり且つ直感的であるので、該画像の形態の
定量的解析及び点の配置をする上で好適な場合がある。更に、年令、性別、BM
D、及び有力な脊椎損傷(骨折)の結合は将来の骨折危険性の強力な予測子であ
る。
【0007】 1実施例においては、本装置は単一又は二重エネルギ画像において医者が見つ
けた有力な脊椎損傷の数をデータベース内に入力する機会を医者に与えている。
ソフトウエアがこの情報を例えば年令、性別、人種、背骨のBMD及び/又はヒ
ップのBMDなどのデータベース内のその他の情報と結合させて、将来の骨折の
危険性の予測を包含するレポートを作成する。骨折危険性の予測は、年令、性別
、及び人種と整合された母集団と比較した相対的な骨折危険性とすることが可能
であり、又は例えば1年又は見積もられた残存寿命などの特定の時間フレームに
基いた絶対的な骨折危険性とすることが可能である。一方、背骨の側部画像と共
に、本装置は、表示されるレポートにおいて、脊椎損傷が無い場合、1個の脊椎
損傷がある場合、又は2個又はそれ以上の脊椎損傷がある場合に基いてその様な
指標を包含している。医者は損傷について該画像を観察し、且つどの将来の骨折
危険性がこの患者に適用されるかについて決定する。次いで、医者はその知見に
基いて、適宜の将来の骨折危険性を包含するレポートを書くことが可能である。
【0008】 別の実施例においては、将来の骨折の危険性は将来のヒップ骨折の危険性及び
その他の骨折の危険性として表される。
【0009】 更なる実施例においては、コルチコイドの使用、骨粗鬆症骨折の母方の履歴、
ホロジック製Sahara骨ソノメータにより採取された骨品質の超音波測定、
生化学マーカーの結果、血清カルシウム及びアルブミンレベル、エストロゲンの
使用、アレンドネイト(alendonate)の使用、ライフスタイルファク
タ、家庭履歴等のその他の臨床的危険性ファクタをデータベースへ入力する。こ
れらの付加的な危険性ファクタは将来の骨折危険性予測内に組み込まれ、従って
全ての臨床的危険性ファクタを単一の数字(又は、ヒップ骨折の危険性を別に報
告する場合には2つ)に統合する。通常、危険性ファクタは互いに完全には独立
的ではない、従って、厄介な文献調査無しで、どのようにして各付加的な危険性
ファクタが患者の将来の骨折危険性を増加させるか又は減少させるかが医者にと
って容易ではない場合がある。例えば、患者がBMD測定を行った低い超音波骨
測定の付加的な相対的危険性ファクタは約1.5に過ぎないが、患者のBMDに
ついて何も知られていない場合には、低い超音波骨測定の相対的危険性は約2.
0(Bauer1997参照)である。別の実施例においては、処置の値が危険
性モデル内に組み込まれている。この実施例においては、処置無し、又はライフ
スタイル修正、エストロゲン置換治療、又はBMD増加投薬を包含することが可
能な種々の処置オプションの仮定の下で患者の将来の骨折の危険性が医者に与え
られる。与えられた処置オプションがどの程度患者の将来の骨折危険性を減少さ
せるかは、その患者の測定の危険性ファクタに依存する場合がある。例えば、血
清カルシウム及びアルビニンレベルによって示されるようにカルシウム欠乏症の
患者の危険性ファクタはカルシウム補充によって著しく減少される場合があるが
、カルシウム欠乏症ではない患者にとって殆ど効果はない。
【0010】 別の実施例は、単一エネルギX線スキャンを終了した後に、オペレータが、例
えば、二重エネルギモードにおいて又は一層高い分解能の単一エネルギモードに
おいて、ユーザが選択した技術ファクタで背骨の一部をスキャンするために選択
することを可能とさせる。常に必要であるとは限らないが、柔軟組織人工効果や
又は運動人工効果がある場合には、異なる技術のスキャンが有用である場合があ
る。付加的なスキャンが採取される背骨の部分に制限することによって、患者へ
のドーズ及び検査時間を低く抑えることが可能である。この付加的なスキャンは
単一エネルギスキャンと同一の検査の一部とすることが可能であり、且つ医者は
脊椎骨折を決定するためにいずれの画像を参照することも可能である。好適実施
例においては、マウス又はその他のポインティングデバイスで単一エネルギ画像
上を移動させることが可能な2個のインジケータ又はラインが存在している。こ
れら2本のラインは異なるスキャンモードで行なわれるスキャンの区域を区画す
る。ホロジック製のQDR4500装置は、機器のエンコーダと共に、再スキャ
ンされるべき区域に亘って正確に再度位置決めさせるための情報を使用する能力
を有している。2番目の画像を採取した後に、ソフトウエアが2つの画像を同時
的に観察することを可能とし、又は先の日に採取した画像であっても、幾つかの
画像を観察することを可能とする。画像を比較することによって、医者は繰返し
検査で偶発的な骨折を診断することが可能であり、且つこのことは処置効率をモ
ニタする方法とすることが可能である。
【0011】 図1を参照すると、それは従来のQDR4500X線骨密度計を示しており、
スキャニングシステム30は患者テーブル50と供給源―検知器サポートとして
機能するCアーム56とからなる患者テーブル32を有している。ワークステー
ション34は患者テーブルユニット32及びCアーム56を制御し且つスキャン
データをBMD及び画像などの数値的骨密度データへ処理する。ワークステーシ
ョン34は、電源モジュール36、大量データ記憶装置40を具備するホストコ
ンピュータ38、オペレータコンソールキーボード42、ディスプレイモニタ4
4、プリンタ46を有している。Cアーム56は供給源52からのX線扇状ビー
ムでテーブル50上の患者をスキャンするためにテーブル50の長さに沿って移
動し、従って検知器アレイ54及び関連するエレクトロニクスは二重エネルギ又
は単一エネルギスキャンデータを発生することが可能である。Cアームは又該供
給源と検知器とを所望の体部分上方に正確に位置決めさせるために該テーブルを
横断して移動することが可能である。
【0012】 ホロジックによって提供され且つ本特許明細書において記載されている実施例
を組み込んでいるDelphi骨密度計は、概略、図1に示しており且つ引用に
より取り込んだ特許に記載されているQDR4500に類似しており、2つのモ
デル、即ち体全体(Delphi−W)付きと体全体無し(Delphi−C)
を有している。Delphiとの指定は2つのモデルを意味している。Delp
hiC及びWは、幾つかはQDR4500SLの特徴と類似している或る機能強
化を具備する既存のQDR4500C及びQDR4500Wにほぼ対応している
。例えば、Delphiモデルにおける検知器は4500C及びWにおける検知
器の寸法の約半分であり、既存の4500SLモデルの場合の如くに、スキャン
方向に垂直な方向において2倍良好な画像分解能を与える。Delphiは2個
のコリメータ(スリット)、1mm及び0.5mmコリメータを有しており、一
方QDR4500C/Wは1mmコリメータを有するに過ぎない。QDR450
0SLモデルと同じく、スキャニング方向においてより良好な分解能を与えるた
めに付加的な0.5mmコリメータを使用している。
【0013】 Delphi(デルファイ)モデルは、上述した将来の危険性推定の処理を使
用してDelphiの瞬時脊椎評価特徴を提供する。Delphiモデルは回転
Cアームを有することは必要ではなく、その場合には患者が背中ではなく側部上
に横たわっている伏臥位置で側部画像を採取することが可能であり、それは適切
な訓練で良好に実施することが可能な公知のX線技術である。この位置の利点は
、或る患者の場合には、仰向けである場合よりもX線の方向において一層薄い傾
向があり(ボディマス即ち体格指数が側部周りではなく前方に垂れ下がる場合が
ある)、且つこのことは骨と柔軟組織との間でのコントラストを向上させ且つ画
像ノイズを減少させる場合がある。別の利点は、供給源を患者により近づけるこ
とが可能であり、倍率を増加させ且つ実効画像分解能を改善させる。Delph
iシステムにおける別の改良点は、自動分析特徴であり、それは引用によって本
明細書に取り込む米国仮特許出願番号第60/48,027号に記載されている
タイプの興味のある領域ロケータを使用することが可能である。これは大腿ネッ
クボックスの改善された配置を包含している。別の利点は二重ヒップ特徴である
【0014】 図2はこの特許明細書に記載した実施例に従って作成した患者レポートの1例
を示している。ボックス100はオペレータによって入力することが可能である
か又はデータベースから来ることが可能な患者に特定の情報を包含している。1
02において、該レポートはスキャン情報を示す(それは、この例示においては
、患者に又はスキャンに特定的なものではなく代表的なものである)。ボックス
104は、腰椎に対するBMD推定値などの代表的な数値的骨特性データを示す
。患者の胸椎及び腰椎の側部画像は106に示してあり、単一エネルギで単一及
び単方向スキャンで得られたものである。
【0015】 この画像は脊椎破損又は変形、即ちこの患者が脊椎破損又は変形を有すること
の現在の骨折データを示している。ボックス108は数値的骨特性データ(BD
M)と現在の骨折データの両方を考慮に入れた将来の骨骨折危険性推定を示して
いる。108における3Dグラフは、相対的な将来の骨折危険性(現在の破損又
は変形を有することがなく且つ高いBMDを有する患者に対する危険度1に対し
て相対的)を示している。この患者の場合、1つの破損(骨折)があり、該グラ
フの後側の3つのカラムが重要であり(10.2、14.9、25.1の相対的
危険度)、且つこの患者に関する特定のカラムは、例えば、110において例示
して分類したように患者の数値的BMDデータによって決定される。この患者は
中間のBMD Tスコアを有しており、従って相対的な将来の骨折危険度は14
.9である。医者は、例えば、キーボード42によって112においてコメント
を書き込むことが可能であり、106における画像内において観察される現在の
破損又は変形データを識別する−この場合には、腰椎体L2においてウエッジ変
形がある。
【0016】 図3は、図2に類似しているが、密度計によるスキャンデータ解析の結果及び
画像106において観察された現在の破損又は変形データの医者による入力とし
て自動的に発生させることが可能なコメントを包含する別のレポート形式を示し
ている。この場合の密度計は「1つの脊椎破損」の医者の入力を報告し、且つそ
の入力及びBMD推定に基いて自動的にレポートを作成し、患者の相対的な将来
の骨折危険性が14.9(処置無しの場合)であることを叙述的形式で記載する
。更に、密度計は、レポートにおいて、異なる処置方法で−ホルモン置換治療有
り、将来の骨折危険性の推定を包含しており、相対的危険性は10.3であり、
且つアレンドロネイト(alendronate)有りの場合には、相対的危険
性は7.9である。更に、該密度計は116において3つの異なる方法―処置無
しで2.4%、ホルモン置換治療有りで1.7%、及びアレンドロネイト有りで
1.3%−でスキャンした後の年期間中における骨折の絶対的危険性の推定を計
算し且つ116においてレポート内に印刷する。
【0017】 図4は図2及び3に示したようなレポートを作成するために、図1におけるコ
ンピュータ36のような適宜プログラムされているコンピュータにおいて実施さ
れるプロセスにおける主要なステップを示している。患者をホロジックのDel
phiなどの密度計で118においてスキャンし、且つ二重エネルギ及び/又は
単一エネルギとすることが可能なX線スキャンデータを120において発生する
。このスキャンデータは、患者の胸椎及び腰椎の少なくとも大部分の側部画像に
対しての単一及び/又は二重エネルギデータのみならず骨特性の数値的推定のた
めの二重エネルギデータを包含している。122において、当該技術において公
知の如くに該スキャンデータを処理して124において表示された画像及びBM
Dなどの骨特性データの数値的推定を生成する。処理ステップ126はこの様な
数値的骨特性データ、及び124において表示した画像を観察して与えられる現
在の破損(骨折)又は変形データを受取り、又は、そうでなければ、骨吸収の生
化学的解析からのデータ、前の患者の検査からのデータ等の将来の骨折危険性の
推定において使用することの可能な128からのその他のデータを受取ることも
可能である。処理ステップ126は、次いで、例えば、将来の骨折危険性の推定
に対する入力の結合に関連するデータベースにアクセスすることによって、図2
及び3示したような将来の骨折危険性の推定を生成する。130において、図2
及び3に示したようなレポートを表示及び/又は印刷する。
【0018】 側部画像に対して120において生成されたスキャンデータは、患者の背骨の
幾らか又は全ての単一エネルギ画像に対してのものとすることが可能であり、又
は、例えば、胸椎の幾らか又は全てなどの背骨の一部に対しての二重エネルギ画
像を包含することが可能である。該二重エネルギ画像は、単一エネルギ画像上に
配置させたマーカーによってオペレータにより指定された背骨の一部を再スキャ
ンすることによって生成することが可能である。一方、背骨の一部を単一エネル
ギ画像用にスキャンし且つ残りを二重エネルギ画像用にスキャンすることが可能
であり、その変化はオペレータによって表示された点において又は、例えば、検
知器において受取られた露光に基づいて密度計によって検知されて、スキャン中
に行なわれる。
【0019】 上述した好適実施例においては、現在の骨折データが側部画像の視覚的観察か
ら派生されているが、別法は脊椎破損又は変形を検知する目的のためにスキャン
データをコンピュータ解析するために公知の自動化された又は部分的に自動化さ
れたプロセスを使用するものである。各アプローチは、所要の現在の骨折データ
を提供することが可能である。該レポートは、多数の態様で表示させることが可
能であり、例えば、モニタ上、又はそれを印刷するか、又は後に観察又は印刷す
るために記憶させるか、又はその他の態様で表示させることが可能であり、且つ
単一頁又はスクリーン又は複数頁のレポートとすることが可能である。好適実施
例においては、患者テーブル上に患者がその側部上に横たわった状態で且つほぼ
垂直なX線ビームの中央X線で側部画像を採取しているが、例えば患者が仰向け
で且つ中央のX線ビームが大略水平であるようなその他の患者の位置及びX線ビ
ーム配向状態で有用な側部画像を派生させることが可能である。
【0020】 種々の実施例について上に説明したが、それらは特許請求の範囲に記載した本
発明の単に例示的なものであり、本発明は上に特定的に記載していないその他の
変形例を包含するものであることは明らかである。
【図面の簡単な説明】
【図1】 従来のDEXA(二重エネルギX線吸光光度計)システムの概略
図。
【図2】 開示した装置及び方法の1実施例に基くレポートを示した概略図
【図3】 別のレポートの例を示した概略図。
【図4】 開示した方法の1実施例を実施する主要ステップを示したフロー
チャート。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 ステッテン, エリック フォン アメリカ合衆国, マサチューセッツ 01775, ストウ, メイプル ストリー ト 198 (72)発明者 ベイス, ハワード ピイ. アメリカ合衆国, マサチューセッツ 02458, ニュートン, コンバース ア ベニュー 23 (72)発明者 ファルーン, ジョン ピイ. アメリカ合衆国, マサチューセッツ 01810, アンドバー, ウッドヘイブン ドライブ 16 (72)発明者 スミス, アンドリュー ピイ. アメリカ合衆国, マサチューセッツ 02155, メッドフォード, サガモア アベニュー 62 (72)発明者 ウィルソン, ケビン イー. アメリカ合衆国, マサチューセッツ 02139, ケンブリッジ, プットナン アベニュー 474, アパートメント 2 ビー Fターム(参考) 4C093 AA01 EA07 FF25 FG13 FG16 FG18

Claims (27)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 患者の数値的骨ミネラル密度(BMD)データ、患者の腰椎
    及び胸椎の両方の少なくとも大部分の側部画像、及び患者の将来の骨折危険性デ
    ータの各々を派生し且つ表示するためにX線骨密度計を使用する方法において、 同一のX線密度計を使用してX線で患者をスキャンし且つ患者の数値的骨ミネ
    ラル密度(BMD)データ及び患者の腰椎及び胸椎の両方の少なくとも大部分の
    側部画像の両方を発生し、 前記画像における脊椎破損又は変形の有無に関する現在の骨折データを供給し
    、 前記BMDデータ及び前記現在の骨折データをコンピュータ処理し、前記BM
    Dデータ及び前記画像に基いたデータを考慮に入れて、将来の骨折データを発生
    し、且つ 前記数値的BMDデータ、前記画像、及び前記将来の骨折危険性データを示す
    レポートを表示する、 ことを包含している方法。
  2. 【請求項2】 請求項1において、前記側部画像は患者がその側部上に横に
    なった状態で取られるものである方法。
  3. 【請求項3】 請求項2において、前記画像が単一エネルギ画像である方法
  4. 【請求項4】 請求項2において、前記画像の選択した部分が単一エネルギ
    画像であり一方別の部分が二重エネルギ画像である方法。
  5. 【請求項5】 請求項1において、前記画像を派生するために患者をスキャ
    ンする前記ステップが、患者を単一の単方向スキャンでスキャンし且つ該スキャ
    ンの期間中に技術ファクタを変化させることを包含している方法。
  6. 【請求項6】 請求項4において、前記スキャン期間中における技術ファク
    タの前記変化が、スキャン期間中に単一エネルギスキャニングから二重エネルギ
    スキャニングへの変化を包含している方法。
  7. 【請求項7】 請求項4において、前記スキャン期間中におえる技術ファク
    タの前記変化が、スキャン期間中のスキャンニング速度の変化を包含している方
    法。
  8. 【請求項8】 請求項4において、前記スキャン期間中における技術ファク
    タの前記変化が、異なるX線エネルギ範囲におけるX線測定の画像に対する相対
    的貢献度を変化させることを包含している方法。
  9. 【請求項9】 請求項1において、前記レポートが、患者の背骨の側部画像
    、患者腰椎の数値的BMDデータ、及び将来の骨折危険性データのグラフィック
    ディスプレイを包含している方法。
  10. 【請求項10】 請求項1において、前記レポートが、患者の側部画像、患
    者腰椎の数値的BDMデータ、及び将来の骨折危険性データの叙述的ディスプレ
    イを包含している方法。
  11. 【請求項11】 請求項1において、更に、選択した処置に基いて将来の骨
    折危険性データを発生し且つ、前記レポートにおいて、処置をしない場合及び夫
    々の処置をした場合における将来の骨折危険性を表示することを包含している方
    法。
  12. 【請求項12】 請求項1において、前記側部画像は患者が仰向けの位置に
    おいて取られる方法。
  13. 【請求項13】 請求項1において、前記側部画像は大略垂直の配向状態に
    おけるX線の中央光線で取られる方法。
  14. 【請求項14】 請求項1において、前記側部画像は大略水平の配向状態に
    おけるX線の中央光線で取られる方法。
  15. 【請求項15】 請求項1において、スキャンするために密度計を使用する
    前記ステップが二重エネルギ密度計を使用することを包含している方法。
  16. 【請求項16】 請求項1において、現在の骨折データを供給する前記ステ
    ップが前記側部画像の視覚的評価に基いてデータを供給することを包含している
    方法。
  17. 【請求項17】 患者をX線骨密度計でスキャンしてX線スキャンデータを
    生成し、 前記X線スキャンデータを使用して数値的骨特性データ及び患者の腰椎と胸椎
    の両方の側部画像の両方を生成し、 前記画像を使用して脊椎損傷又は変形の有無に関する現在の骨折データを生成
    し、 前記数値的骨特性データ及び前記現在の骨折データの両方を使用して現在の骨
    特性に関する及び患者の将来の骨折危険性に関する数値的データの両方を表すレ
    ポートを生成し且つ表示する、 ことを包含している方法。
  18. 【請求項18】 請求項17において、前記スキャニングが、単一エネルギ
    X線及び二重エネルギX線の両方でスキャニングすることを包含している方法。
  19. 【請求項19】 請求項18において、前記スキャニングが、患者を患者の
    側部上に横になった位置でスキャニングすることを包含している方法。
  20. 【請求項20】 請求項19において、前記スキャニングが、患者の背骨の
    一部を単一エネルギX線で且つ一部を二重エネルギX線でスキャニングすること
    を包含している方法。
  21. 【請求項21】 請求項17において、前記スキャニングが、X線での患者
    の単一の単方向スキャン期間中にX線技術ファクタを変化させることを包含して
    いる方法。
  22. 【請求項22】 請求項21において、スキャン期間中にX線技術ファクタ
    を変化させる場合に、単一と二重エネルギスキャニングの一方から他方へ変化さ
    せる方法。
  23. 【請求項23】 請求項17において、側部画像を生成するためにスキャン
    データを使用する前記ステップが、二重エネルギX線データ及び前記画像の異な
    る部分に対して2つのX線エネルギ範囲の異なる割合を使用することを包含して
    いる方法。
  24. 【請求項24】 単一スキャンで患者の胸椎及び腰椎の少なくとも主要部分
    の側部画像用のX線スキャンデータ及び数値的骨特性推定用のスキャンデータを
    選択的に生成する骨密度計スキャナ、 患者の胸椎及び腰椎の少なくとも主要部分の側部画像及び骨特性の数値的推定
    を生成するために前記スキャナからX線スキャンデータを受取り且つ前記受取っ
    たデータを処理し且つ将来の骨折危険性の推定を生成するために前記数値的推定
    に関するデータと前記側部画像から派生される患者脊椎における現在の損傷又は
    変形に関するデータとの両方に応答するプロセッサ、及び 前記側部画像及び前記数値的データ及び前記将来の骨折の推定を示すディスプ
    レイ、 を有しているシステム。
  25. 【請求項25】 請求項24において、前記X線スキャンデータが二重エネ
    ルギデータを包含しているシステム。
  26. 【請求項26】 請求項24において、前記数値的推定がBMDデータを包
    含しているシステム。
  27. 【請求項27】 請求項24において、前記骨密度計が、前記側部画像用の
    スキャンデータを生成するために、大略垂直に配向されているX線ビームで患者
    をスキャニングするX線供給源を有しているシステム。
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