JP2003514588A - 眼科レーザ治療用装置(変形) - Google Patents

眼科レーザ治療用装置(変形)

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ボリソヴナ アニキナ エレナ
グリゴリエーヴィチ トゥルコフ ユーリー
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Abstract

(57)【要約】 本発明は、眼科でレーザ治療に使用される装置に関し、毛様筋を刺激するのに使用できる。本発明はまた、患者が両眼で眼の視軸の位置と輻輳に対応する基準方向に見続けるとき、視覚緊張を低減することにより望ましくない副作用の危険を低減するのにも使用できる。本発明の装置は、それぞれ2つまでのレーザ発光体(2)を取り付けた2つの光学ユニット(1、1′)を備え、前記発光体はレーザ放射を用いて眼の縁前方領域の対応する部分に経スペクトル作用を加えるための整形用光学系(4)を含む。各ユニットの光軸上にLEDタイプの光源(4)が取り付けられる。この光源は、患者がレーザ治療セッション中基準方向(5、5′)を見続けるように、患者の視野内に光のマークを生成する。基準方向(5、5′)間の角度を変更するために、光学ユニット(1、1′)は、プラットフォーム(6)上に、方位平面内でそれ自体の軸の周りを回転でき、所望の位置に固定できるように取り付けられる。プラットフォーム(6)はさらに、ガイド(7)上に、長手方向に変位できるように取り付けられる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】 (技術分野) 本発明は、医療技術、すなわち眼科におけるレーザ治療用装置に関する。
【0002】 (技術の水準) レーザ放射の作用の治療効果は、通常、眼の脈管系における血液循環の改善、
ならびに細胞の直接的生体刺激に関係している。この効果は、特に視力の向上、
痙攣、調節緊張の除去の形を取り、近視進行の危険および近距離で眼を使う作業
の際の疲労を低減する[1,2]。
【0003】 強膜を通過するレーザ作用の刺激的影響は、組織内への透過深さが可視光線に
比べて大きい、スペクトルの近赤外(IR)帯域の放射を使用する場合に強くな
る[1]。それと共に、赤外放射によるレーザ療法を実施する際には、(それが
眼に見えないことから)放射を眼の選択されたゾーンに向けることに関連する問
題が生じる。これは、治療処置の有効性の点からだけでなく、その安全性の点か
らも重要である。眼筋および網膜の組織照射の許容レベルは、何桁も異なる。著
者の一人が参加した研究で、レーザ治療中に患者の視線を一定の基準方向に固定
させると、この問題を解決できることが判明した。
【0004】 こうした問題は、プロトタイプとして選択された発明の眼科レーザ治療用装置
で部分的に解決された[3]。この装置は、眼鏡の縁に固定した平行な2つの光
学チャネル(光学ブロック)を含み、各光学チャネル内に、眼の縁前方(pre
limbic)領域の2つの部分に所定の時間レーザ放射によって経強膜作用を
加えるためのレーザ放射体、光源および整形用光学系が設置され、またレーザ作
用の時間を指定するためのタイマを備えた給電・制御ブロックを含む。この装置
の各光学ブロック中の光源(発光ダイオード)は、それに患者の視線が固定され
る発光する照準マークを形成し、患者に同じ基準方向を示す。その際、光源と整
形用光学系の軸線は重なり合う。この装置は、その他に、位置合わせ機構を含み
、その上に各光学ブロックのレーザ放射体、光源、および整形用光学系が、その
方向軸を横切って移動できるように設置される。作業を始める前に、患者は、位
置合わせ機構の助けで、それぞれの眼に見える光源の2つの視覚像を合致させる
ように努める。この場合に、光学ブロックの軸線は眼の視軸と一致し、したがっ
てこれらの光学ブロックの平行な軸線間の距離が患者の瞳間距離に一致する。プ
ロトタイプでは、このことが、それぞれの眼の縁前方領域の選択された部分に対
するレーザ放射の同時作用を保証し、それによってレーザ治療処置の厄介さや時
間を軽減するために利用される。光源の視覚像が一致すると、装置は作業の準備
ができたと見なされ、これが、両方のブロックのレーザ放射を含めるための基礎
となる。光源からの光マークは、タイマで指定されるレーザ放射体の動作時に同
期的に明滅して、患者の視線を基準方向に保ち、それぞれの眼の選択された部分
に、すなわち毛様体筋の投射領域で強膜上に時計の3時または9時の位置にレー
ザ放射が正確に当たることを保証する。
【0005】 しかし、プロトタイプによるこの装置の長期間の使用[3]から、その可能性
が限られていることが判明した。そこで利用されている技術的解決策は、必要と
されるレーザ治療の安全性を保証するものの、視線を指定された基準方向に保つ
際に過度の視覚緊張が生じるので、必ずしも許容できるものではない。この視覚
緊張は不快をもたらし、またある種の患者では望ましくない副次的現象を引き起
こす。これは、高度の近視の患者に、また一般に小児に関係している。このよう
な患者は、視覚緊張を経験し、場合によっては明滅する発光マークの視覚像を重
ね合わせることができない。これは、光学ブロックの相互位置を変更し、それを
最も好都合な相互の角度に配置することによって、自分を「助け」ようとする無
意識の欲求として現れ、器具の構造の変形およびがたつきを引き起こす(レーザ
治療中、患者は両手で装置の光学ブロック本体をつかむ)。このような視覚緊張
は、本質的にレーザ治療に対する抵抗であり、治療の有効性を低減させるだけで
なく、望ましくない副次的現象の危険を高める。これは、調節と輻輳の間に相互
作用が存在することによって説明されるが、この相互作用は両眼が離れている場
合に特に強くなる。その際、調節緊張1ジオプトリーが、調節輻輳/調節比(A
C/A)と呼ばれる視軸の一定の輻輳量に相当する。この値は患者ごとに異なる
。AC/A比の最大値は、近視の患者で見られる[4]。
【0006】 プロトタイプの上記の限られた可能性[3]は、患者の視線を平行な基準方向
だけに固定できる可能性が制限されているため、そこで使われる技術的解決策が
、上記の個々の患者の特殊性に対応する、レーザ治療を行うための十分な条件を
作り出せないことによる。これは、この装置において光学ブロックを平行に配置
すること、およびこれらのブロック内で対応する光源と整形用光学系の軸線が重
なり合うことが必要とされるからである。
【0007】 (発明の本質) 以上のことから、赤外放射によってレーザ治療を行う際に眼の選択された領域
(縁前方領域の一部分)に放射を向けるという課題を解決することが必要となる
。これにより、患者個人の特殊性に合った基準方向に患者の視線を固定すること
が保証される。この課題の積極的な解決は、患者の視線をこの基準方向に保つ際
の視覚緊張の低減の見返りとして、レーザ治療の有効性の向上、その実施過程に
おける患者の不快の軽減、ならびに上記の望ましくない現象の解消または大幅な
低減をもたらす。
【0008】 この提起された課題は、2つの光学ブロックを含み、各光学ブロック中に、眼
の縁前方領域の1つまたは複数の部分に対してレーザ放射の経強膜作用を加える
ための整形用光学系を備えるレーザ放射体と、患者の視線を指定された基準方向
に固定し、レーザ放射が眼の前記部分に対して前記作用を加えることを保証する
ための光源とが設置され、この光学ブロックが、その位置を患者の視軸の位置と
一致させるため、少なくともその1つがその軸を横切る方向に移動できるように
位置合わせ機構上に設置された、眼科レーザ治療用装置において、本発明によれ
ば、前記光学ブロックは、前記光源を用いてこれらの光学ブロック内で指定され
た横断方向が、両眼で観察する際に患者の視軸の輻輳量と一致する角度間隔の角
度を互いの間でなすような、相互の角度で設置されることによって解決される。
【0009】 本発明の本質は、視線が固定される横断方向間の距離だけでなく、両眼で観察
する際の視軸の輻輳量に対応したそれら相互間の角度も、各患者の特殊性に合わ
せるという、著者の提案するアイデアを基礎とするものである。
【0010】 横断方向間の距離を瞳間距離に合わせることは、レーザ放射がそれぞれの眼の
縁前方領域の選択した部分に対して同時に作用するのを保証するために必要であ
る。これは、プロトタイプの場合と同様に患者によって、両眼で観察される光源
の2つの視覚像を位置合わせ機構を使って1つにする(すなわち重ね合わせる)
ことによって実現される。
【0011】 視軸の輻輳量に合わせることは、視覚像を上記のように重ね合わせるためのも
っとも快適な条件を作り出すのに必要である。この条件は、このように重ね合わ
せ、患者の治療中それを維持するために、最小限の視覚作業、従って最小限の眼
の緊張しか必要としないときに生じる。このような条件を実現するため、患者は
、治療に当たる眼科医の指示に従い、あるいは光学ブロックが互いに異なる角度
で設置されている一群の装置について、観察される光源の視覚像の重ね合わせを
順番に行って選択を行う。様々な患者群についてのこうした選択を楽にするため
、こうした各装置において前記基準方向間の角度は、全体として指定された角度
範囲を占める連続する角度間隔の1つに属するようになっている。角度間隔選択
の正しさについて、患者は、自分自身の感覚で、すなわち前記の光源の視覚像を
重ね合わせる際の緊張が最小になるように判断する。
【0012】 その少なくとも1つの光学ブロックが、方位平面内で回転でき選択した位置に
固定できるように位置合わせ機構上に設置されている場合、このような選択を1
つの汎用装置を用いて実施することができる。この場合、各光学ブロックにおい
て指定される視線の基準方向間の最も快適な角度間隔を選択するために、患者は
適当な回転手段を用いて光学ブロック間の角度を変更し、それを見つけた後、適
当な固定装置を用いて光学ブロックの角位置を固定する。こうした汎用装置の利
点は、その機能的可能性が大きいことにある。患者が各レーザ治療の前に、光学
ブロック間の角度を制御または変更し、その治療の際に毎回自分にとって最も快
適な条件を作り出すことができるからである。
【0013】 こうした両眼光学スキームをもつ装置の実際の使用から、光源によって各光学
ブロック内で指定される視線の基準方向が互いに平行ではなく、視線の方向に相
当する角度を形成するとき、大部分の患者、特に進行性近視の小児にとって、最
小の視覚緊張が達成されることが判明した。両眼で観察される2つの近接位置に
ある発光マークを重ね合わせる必要によって条件付けられる、視覚緊張の低減に
対して大きな効果を保証する、この角度の最小値は、患者ごとに異なる。しかし
臨床実験が示すように、眼の調節装置の様々な病気をもつ十分に多数の患者では
、確かに0.01ラジアンを越えるはずである。
【0014】 2つの光学ブロックにおける基準方向の収束する角度の最大値は、著作[4]
に挙げられている調節と輻輳の関係についてのデータから評価することができる
。眼の各種の屈折状態(遠視、正常視、近視)で、作業ゾーンに合致する調節度
と輻輳の関係は、非常に広い範囲で変化する。提案の装置の2つの光学ブロック
における基準方向が収束する角度の上限に対する評価値として、装置で使用する
光源が何であれ、眼から同じ距離にある物体を見る際に両眼の視軸が合致する角
度に対応する値を採用することができる。瞳間距離の値が60mm、光源までの
距離が15cmの場合、基準方向が収束する角度の値は約0.4ラジアンとなる
。したがって、基準方向が収束する角度の最大値は約0.5ラジアンになる可能
性がある。
【0015】 角度間隔の値および指定された角度範囲におけるその量(たとえば上記の0.
01〜0.5ラジアンの範囲)は、作業実験から決定することができる。その際
、異なる患者群での実験ごとに異なる可能性がある。具体的には、同じ広さの間
隔(たとえば、0.1ラジアンの間隔が5つ)となることもできる。
【0016】 角度間隔を選択する際、具体的な各患者ごとに基準方向が収束する角度の最小
値は、その眼の調節装置の状態に応じて変わり得ることを考慮に入れておくべき
である。これについて、特に、装置の使用によりレーザ治療が進み毛様筋の機能
が向上するにつれて[3]、患者の不快および上記の装置を無意識に変形させよ
うとする欲求が弱まることが実証されている。
【0017】 レーザ治療に好ましい何らかの種類の斜視のある患者には、上記の視線の基準
方向が視線の方向で異なる角度をなす、両眼用装置があることに留意されたい。
同様に、この場合、両眼で観察する際に視軸の食い違いの量(すなわち、負の収
束)に応じた視線の基準方向間の角度の可能な変化の範囲を決定することもでき
る。
【0018】 これまでの本発明の本質についての記述で、光学ブロックにおける視線の基準
方向を指定する前記光源は、何らかの決まった固定位置を占めることが暗示され
ていた。すなわち、その光学軸上にあり、あるいはそれを横切る方向に変位し、
それと一定の角度をなしている。たとえば、光源は、これらのブロックの光学軸
の間の角度の二等分線に関して対称に配置することができる。こうしたそれぞれ
の場合に、患者の個々の特殊性に応じた横断方向間の角度の決定は、光学ブロッ
ク間の対応する角度を決定することによって行われる。その際、各レーザ放射体
(たとえば、半導体レーザ)は、対応する光学ブロック内で、適当な整形用光学
系(たとえば、レンズ)によって整形されたその放射のビームがそのブロックに
おいて指定される横断方向と必要な角度をなす向きになり、その結果、眼の縁前
方領域のある部分(たとえば、時計の3時または9時の位置)に当たり、そこに
指定された寸法(たとえば、直径2−3mm)のスポットを形成するような位置
に配置される。この角度は、眼の視軸に対するこうしたスポットの中心の横方向
変位の大きさ、およびレーザ放射体までの距離から計算する。1つのレーザ放射
体を眼の複数の部分の照射に使用する場合、この放射体の整形用光学系は、ビー
ムスプリッタ(たとえば、光ファイバ式の)、およびその軸を前記横断方向に対
して適当な角度に配向したレンズを含む。なお、同時に照射されるそれぞれの眼
のゾーンの数もその位置も、使用するレーザ放射体の量および整形用光学系の適
当な具体的構造と同様に、本発明の本質を限定するものではなく、本発明の本質
は、前記基準方向間の角度を両眼で観察する際の患者の視軸の輻輳量と一致させ
ることにあることを理解されたい。
【0019】 こうした一致は、光学ブロック間の角度を固定する際に光源の適切な位置を決
定することによって実施することもできる。実際には、これは本発明のアイデア
の別の変形実施形態をもたらす。その変形形態では、提起された課題は、2つの
光学ブロックを含み、各光学ブロック中に、眼の縁前方領域の1つまたは複数の
部分に対してレーザ放射の経強膜作用を加えるための整形用光学系を備える1つ
または複数のレーザ放射体と、患者の視線を基準方向に固定し、レーザ放射が眼
の前記部分に対して前記作用を加えることを保証するための光源とが設置され、
この光学ブロックが、その位置を患者の視軸の位置と一致させるため、少なくと
もその1つがその軸を横切る方向に移動できるように位置合わせ機構上に設置さ
れた、眼科レーザ治療用装置において、本発明によれば、前記光源を用いてこれ
らの光学ブロック内で指定された基準方向が、両眼で観察する際に患者の眼の視
軸の輻輳量と一致する角度間隔で角度をなすような距離だけ変位することによっ
て解決される。
【0020】 この変形形態では、前記基準方向間の角度が、前記角度間隔に含まれるならば
、光学ブロック自体の位置は重要ではない。具体的には、光学ブロックは、互い
に平行、または一定の角度(たとえば、0.1ラジアン)に配置することができ
る。様々な患者群について定められた角度間隔の値と数、それが占める角度範囲
の大きさ、それぞれの眼の同時に照射されるゾーンの数と位置、レーザ放射体の
数、ならびにレーザ放射体使用の様々な変形形態のための整形用光学系の具体的
構造に関する前記の説明が、この変形形態にも完全に適用される。
【0021】 この変形形態の特徴は、視線の前記基準方向間の角度変更の実現形態が異なる
ことである。前記光源、および少なくとも1つのレーザ放射体の整形用光学系を
備えた1つまたは複数のレーザ放射体は、その光学軸を横切る横断方向に一緒に
移動でき選択した位置に固定できるように配置される。
【0022】 こうした光学ブロック内で、1つまたは複数のレーザ放射体は、この一緒の移
動でその相対位置が変化せず、レーザ放射が眼の指定されたゾーンに当たるのを
保証するため、光源を備えた1つの移動手段上に(たとえば、光学ブロックの案
内横軸に沿って移動する1つのプラットフォーム上に)配置しなければならない
ことを理解されたい。
【0023】 本発明およびその変形実施形態の分析により、ここに開示する眼科レーザ治療
用装置を記述する共通の本質的特色が根拠のあるものであることが確認された。
その中における特徴的な特色の存在は、開示の発明が新規性の点で発明性の条件
に合致していることを証明している。
【0024】 その際、現況技術の分析から、著者によって提案された、眼の作用を加えるべ
き領域にレーザ放射を当てる問題に対する、レーザ治療の有効性を向上させ、そ
の実施中の不快を軽減し、かつ望ましくない副次的現象が起こる危険を低減する
ことのできる解決策は、当技術分野および隣接分野における他の解決策では採用
されていなかった。したがって、ここに開示する発明は発明性レベルの点で特許
性の条件に合致すると結論することができる。
【0025】 上記の発明の本質を、その実施形態の具体例に則して以下に説明する。
【0026】 (発明の変形実施形態) この装置は、2つの光学ブロック1および1′を含み、各光学ブロック内に2
つのレーザ放射体2(半導体レーザ)が配置され、各レーザ放射体が、眼の縁前
方領域(仮に示す)の適当な部分(時計の3時または9時の位置、図1には図示
せず)に対してレーザ放射の経強膜作用を加えるための(この放射体の軸線上に
配置されたレンズの形の)整形用光学系3を備える。その上、各光学ブロック1
(1′)の光学軸上に、レーザ治療中に視線を基準方向5(5′)に固定するた
めの光学マークを患者の視野内に形成するための発光ダイオード光源4が配置さ
れている。レーザ放射体2は、対応する方向5および5′に関して対称に基準方
向を走る方位平面内に配置され、その光学軸(図1には図示せず)は、眼の前記
部分に対する前記作用を保証するためにこの方向に対して約1ラジアンの角度を
なす。基準方向5と5′の間の角度を適切に変化させるため、光学ブロック1お
よび1′はプラットフォーム6上に、方位平面内で適当な軸(図1には図示せず
)の周りを回転でき、選択した位置で固定できるように配置される。一方、プラ
ットフォーム6は、光学ブロック1および1′の位置を患者の視軸の位置と一致
させ、ブロックを選択した位置に固定するため、ガイドレール7上に、それに沿
って長手方向に(光学ブロック1の軸を横切る方向に)移動できるように配置さ
れている。ガイドレール7上に配置されたプラットフォーム6は、開示の装置の
位置合わせ機構となる。この装置の構成には、プロトタイプと同様に、光学ブロ
ック1および1′の光源4およびレーザ放射体2と接続されタイマを備えた、給
電・制御ブロック(図1には図示せず)も含まれる。
【0027】 開示の装置は、以下のようにして動作する。レーザ治療の開始前には、光学ブ
ロック1および1′は初期位置に、すなわち互いに最小角度(たとえば、絶対値
で0.01ラジアン)で配置されている。開示の発明の実施形態のこの例では、
光源4がブロックの光学軸上に配置されているので、この角度は、方位平面内で
基準方向5および5′を形成する。医師が、適当な移動手段(たとえば、ねじ対
、図1には図示せず)を使って一方または両方のプラットフォーム6をガイドレ
ール7に沿って相対移動させる。その間、光学ブロック1と1′の間の距離は、
事前に測定した患者の瞳間距離に従って確定されない。このような場合、患者に
見える光源4の2つの視覚像が1つに重なり合うことが保証される。光学ブロッ
ク1および1′の相対位置が確定されているのにそうならない場合、またはその
ような重ね合わせに眼の調節装置の大きな緊張が必要な場合、2つの光源2の視
覚像が前記のように重なり合い、基準方向5と5′の間の角度間隔が両眼で観察
する際の患者の視軸の輻輳量に一致することが証明されるまで、患者は、適当な
回転手段(たとえば、ウォーム対、図1には図示せず)を用いて光学ブロック1
と1′の間の(または同じことであるが、基準方向5と5′の間の)角度の段階
的変更を行う。その後、適当な固定装置を用いて光学ブロック1および1′を選
択した位置に固定する。
【0028】 上記の装置調整手順の間中、発光ダイオード光源4は連続的に発光している。
この手順を実施する際、対応するレーザ放射体2の放射がそれぞれの眼の縁前方
領域の部分(時計の3時および9時の位置)に当たることが保証される。その後
、給電・制御ブロックを使ってタイマで指定される時間にレーザ放射体のスイッ
チを入れる。このとき、患者の視線を基準方向5および5′に固定しやすくする
ため、光源4を明滅状態にする。指定時間の経過後、給電・制御ブロックは両方
の光学ブロック1および1′のレーザ放射体2のスイッチを切って、光源が連続
状態に移ったことを患者に知らせ、音響信号も出す。セッション終了後、ブロッ
クは初期角度位置に戻り、装置は次の患者での作業の準備ができる。開示の発明
の上記の変形実施形態を実施する際には、その製造が工業界で開発されている本
発明の諸要素を利用するので、産業上の応用可能性の点で特許性の条件を満たし
ていると結論することができる。
【0029】 装置の上記の変形実施形態は、開示の発明を限定するものと見なしてはならな
い。それは、特許請求の範囲にもっとも完全に記載される本発明の本質をより理
解できるようにするための例示的なものにすぎない。
【0030】 本発明による装置の具体的な使用例を提示する。
【0031】 患者A:10才、診断−弱度の進行性近視。矯正前の両眼の視力は0.1で、
sph−0.3ジオプタ、0.9となる。相対調節マージン−0.5ジオプタ。
この患者に、両眼式レーザ治療装置を用いて10日間(10セッション)のレー
ザ治療コースを施した。眼の縁前方領域の3時と9時の区域に波長1.3μmの
赤外レーザ放射を作用させた。各セッションで毛様筋の照射線量は1眼当たり約
0.2J/cm2であった。治療の結果、相対調節マージンが−2.5ジオプタ
まで上がった。矯正前の両眼視力は0.2で、sphは−2.5ジオプタ、1.
0となった。2つの光学ブロックにおける光源の視覚像を重ね合わせるため、こ
の患者は基準方向間の角度を約0.09ラジアンに保つ必要があった。このセッ
ション中、視覚緊張なしで快適な患者の状態で治療が行われた。
【0032】 この例は、開示の発明が実現可能であり、それを用いて治療中の視覚緊張と患
者の不快を低減しながら眼の調節装置の病気のレーザ治療の有効性を高めること
ができることを証明している。
【0033】 (産業上の応用可能性) 本発明は、両眼で観察する際に患者の眼の視軸の位置および輻輳と一致する基
準方向に患者の視線を保つ際の視覚緊張を低減することにより、調節装置の病気
治療の有効性を高め、治療中の視覚疲労および不快を軽減し、かつ望ましくない
副次的現象の危険を低減するために、毛様筋の刺激を行うのに利用できる。
【0034】 (文献) 1.Ye.B.アニキナ、Ye.I.シャピロ、N.V.バルイシニコフ、L
.S.オルバチェフスキー、T.A.ピクス、「眼の調節能力障害の治療のため
のレーザ赤外療法用機器」、第8回レーザ光学国際会議および第15回コヒーレ
ントおよび非線形光学国際会議発表論文要旨、サンクトペテルブルグ、1955
年。 2.V.E.アヴェチソフ、Ye.B.アニキナ、Ye.V.アフメジャノヴ
ァ、「眼の機能的研究および弱視、眼振の矯正(pleoptic)治療におけ
るヘリウムーネオンレーザの利用」、方法勧告、ロシア社会主義共和国連邦厚生
省、M.ヘルムホルツMNIITB、1990年、14s。 3.M.G.ヴァシリエフ、Ye.B.アニキナ、L.S.オルバチェフスキ
ー、「眼科レーザ治療用装置」、1997年10月10日付けロシア特許第20
92140号、優先権主張日1992年10月14日。 4.V.E.アヴェチソフ、「近視」、医学、1986年、s.19,61−
63。
【図面の簡単な説明】
【図1】 眼科レーザ治療用装置の一変形形態の概略図である。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (81)指定国 EP(AT,BE,CH,CY, DE,DK,ES,FI,FR,GB,GR,IE,I T,LU,MC,NL,PT,SE),AL,AM,A T,AU,AZ,BA,BB,BG,BR,BY,CA ,CH,CN,CU,CZ,DE,DK,EE,ES, FI,GB,GD,GE,GH,GM,HR,HU,I D,IL,IN,IS,JP,KE,KG,KP,KR ,KZ,LC,LK,LR,LS,LT,LU,LV, MD,MG,MK,MN,MW,MX,NO,NZ,P L,PT,RO,RU,SD,SE,SG,SI,SK ,SL,TJ,TM,TR,TT,UA,UG,US, UZ,VN,YU,ZW

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 2つの光学ブロックを含み、各光学ブロック中に、眼の縁前
    方領域の1つまたは複数の部分に対してレーザ放射の経強膜作用を加えるための
    整形用光学系と患者の視線を指定された基準方向に固定する手段とを備え、整形
    用光学系がレーザ放射が眼の縁前方領域の前記部分に当たることを保証する、1
    つまたは複数のレーザ放射体と、光学ブロックを患者の個々の瞳間距離に対応す
    る位置に配置するために光学ブロックの相互移動を保証する位置合わせ機構とが
    設置された眼科レーザ治療用装置であって、両眼で観察する際に基準方向が患者
    の眼の視軸の方向と指定された角度間隔になることを保証する相互の角度で光学
    ブロックが設置されることを特徴とするレーザ治療用装置。
  2. 【請求項2】 光学ブロックは、方位平面で互いに回転可能なように設置さ
    れることを特徴とする請求項1に記載のレーザ治療用装置。
  3. 【請求項3】 各光学ブロック中の患者の視線を基準方向に固定する手段は
    、ブロックの光学軸に対して横断平面内で移動できるように設置されることを特
    徴とする請求項1に記載のレーザ治療用装置。
  4. 【請求項4】 2つの光学ブロックを含み、各光学ブロック中に、眼の縁前
    方領域の1つまたは複数の部分に対してレーザ放射の経強膜作用を加えるための
    整形用光学系と患者の視線を指定された方向に固定する手段とを備え、整形用光
    学系がレーザ放射が眼の縁前方領域の前記部分に当たることを保証する、1つま
    たは複数のレーザ放射体と、光学ブロックを患者の個々の瞳間距離に対応する位
    置に配置するために光学ブロックの相互移動を保証する位置合わせ機構とが設置
    された眼科レーザ治療用装置であって、各光学ブロック中に、患者の視線を基準
    方向に固定する手段がブロックの光学軸に対して横断平面内で両眼で観察する際
    に基準方向が患者の眼の視軸の方向と指定された角度間隔になることを保証する
    距離だけ変位することを特徴とするレーザ治療用装置。
  5. 【請求項5】 各光学ブロック中の整形用光学系と患者の視線を固定する手
    段とを備える1つまたは複数のレーザ放射体は、ブロックの光学軸に対して横断
    平面内で整合的に移動できるように設置されることを特徴とする請求項4に記載
    ののレーザ治療用装置。
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