JP2003514443A - パケット交換通信ネットワークにおけるネットワーク制御ハンドオーバのための方法と装置 - Google Patents

パケット交換通信ネットワークにおけるネットワーク制御ハンドオーバのための方法と装置

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Abstract

(57)【要約】 無線ネットワークにおいてネットワーク制御ハンドオーバを容易にするための方法と装置は、パケット交換と、タイムスロット等の共有資源との使用を採用し、また、少なくとも1つの移動体のハンドオーバを容易にするためにパケットルーティングを複数の移動体に提供することにより、基地局システム(14、16)等によって、移動体(28)のネットワーク要素制御ハンドオーバを行う。基地局システム(14、16)は、移動体単位で、PDPコンテキスト情報等、記憶された無線資源要求データ(309)を含むメモリ(308)であって、データベースや他の該当するメモリ等のメモリ(308)を採用する。恒久的にネットワークの基地局システムレベルにおいて、記憶された無線資源要求データ(309)のパケットルーティング、記憶、メンテナンスを行うことによって、基地局システムへパケットを提供するパケット交換ネットワーク要素を制御すること無く、ネットワーク制御ハンドオーバを発生し得る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】 発明の分野 本発明は、一般的に、受信可能領域を横切る移動体のハンドオーバを容易にす
るための方法とシステムに関し、特に、パケット交換移動電話ネットワークにお
けるネットワーク制御ハンドオーバを容易にするための方法とシステムに関する
【0002】 発明の背景 無線電話通信システム等の通信システムには、移動体が1つの受信可能領域か
ら他の受信可能領域へ移動するに伴い、あるいは輻輳が発生した時、1つの受信
可能領域から他の受信可能領域へハンドオフされる、ラップトップコンピュータ
、手持ち式通信装置、又は他の移動式装置等の移動体が必要である。この技術分
野では既知なように、ハンドオーバは、移動体に割当てられた無線資源と1つの
受信可能領域から他の受信可能領域へ、その制御を共に合意して転送することで
ある。移動体支援ハンドオーバを用いるデジタル無線システムもあるが、このシ
ステムでは、他の周波数やコードへのハンドオーバを行うか否かを移動体が制御
する。更に、移動体によるセルの再選択の場合、どのセルを選択すべきかという
判断は、通常、無線資源ネットワークには明らかである。他の従来のハンドオー
バ動作には、ネットワークベースのハンドオーバ制御を採用し得るが、ここでは
、例えば、基地局システムが、該当する受信側セルを決定し、また、移動体のハ
ンドオーバを制御する。例えば、このようなシステムとして、GSMシステム等
の回線交換デジタル移動電話通信システムを有するシステムが知られている。
【0003】 リアルタイム画像や他のデータ等、リアルタイムデータの通信に対する需要の
増大に伴い、改良型回線交換デジタル移動電話通信システムが提案されている。
例えば、欧州通信標準化機関(F―06921、Spphia Antipol
is Cedex、フランス)から入手可能で本明細書中に引用参照する欧州標
準GSM03.60V6.2.0に全般的に述べてある一般パケット無線サービ
ス(GPRS)ネットワークには、データ(音声、画像等)のパケット交換と回
線交換を行うために、回線交換デジタル移動電話通信システムで採用されるパケ
ット交換デジタル移動電話通信システムが記載されている。パケットデータ交換
ネットワークは、移動体間で共有される無線資源割当てを用いる。対照的に、回
線交換通信システム(例えば、TDMAベースのシステム)は、通常、特定の移
動体に割当てられる帯域幅の離散的な部分を割当てる。例えば、特定のTDMA
タイムスロットは、特定の移動体用に専用化し得る。GPRSネットワークは、
情報の宛先と移動体との間の媒介として機能する。しかしながら、パケット交換
移動電話ネットワークは、通常、リアルタイム接続指向の通信の相対的に一貫し
たハンドオーバをサポートするのに充分な移動度管理機能を提供しない。
【0004】 また、例えば、GPRSシステムにおいて、基地局システム間において直接的
な物理リンクは無い。更に、パケットデータ交換ネットワークノードは、通常、
SGSNが、それによって応対されるBSSのみを認識しており、また、他のB
SSを認識していないため、基地局システム間において情報を転送することがで
きない。ネットワーク制御ハンドオーバを容易にするために、移動体制御ハンド
オーバの代わりにGPRSシステムや同様なタイプのシステムに改良を加えるこ
とが望ましい。
【0005】 単一の移動体には、多数の無線資源が必要な場合がある。例えば、移動体がラ
ップトップコンピュータである場合、パケット領域の無線資源は、例えば、マル
チメディアアプリケーション、コンピュータ上で動作するモデム通信アプリケー
ション、及び他の無線電話資源要求アプリケーションを含む多数のソフトウェア
アプリケーションに対して共有し得る。GPRSネットワークは、パケットモー
ド技術を用いて高速及び低速のデータ及び信号を転送する。これが行おうとして
いることは、ネットワークと無線資源の使用を最適化することである。無線サブ
システムとネットワークサブシステムとの間の区別は、ネットワークサブシステ
ムが他の無線アクセス技術で再利用可能にする試みにおいて厳密に維持される。
【0006】 しかしながら、このようなパケット交換移動電話ネットワークは、通常、ネッ
トワーク制御ハンドオーバをサポートしない。例えば、GPRSネットワークベ
ースのシステムでは、セル選択とルーティング及びネットワークに対する所在領
域更新を実行することは、移動体の役割である。移動体へのパケットの流れは、
セル更新手順が成功裏に完了するまで中断し得るため、移動体が1つのセルから
他のセルへ移動する時、問題が生じ得る。また、これによって、ハンドオーバが
成功裏に完了するのに要する時間が増大する。また、移動体が、共有タイムスロ
ット又は共有コード等の新たな共有資源を要求し、また、移動体が新たな資源を
要求する場合、例えば、新たなソフトウェアアプリケーションが、新たな無線リ
ンクを要求する場合、移動体システムは、受信側セルが、該当する期間、該当す
る資源要求を有しているか否か判断するための必要な情報を持っていない場合が
ある。パケット領域でのリアルタイムサービスの場合、ストリーミング映像等の
マルチメディア情報は、移動体制御ハンドオーバ中、意に反して中断されること
がある。更に、基地局システムは、輻輳が決定的であっても、移動体をハンドオ
ーバできない。
【0007】 GPRSシステムに対して提案された強化策もまた、セル単位でサービステー
ブルの性質を利用するが、ここでは、パケットデータプロトコル(PDP)コン
テキストは、基地局システムによってではなく、パケット交換ネットワーク要素
によって維持される。パケット交換ネットワーク要素は、SGSNである。例え
ば、これらPDPコンテキストは、セッション単位で、与えられた移動体に対し
て、例えば、特定のセッションに対するビットレートを示す発信側トラフィック
ディスクリプタデータ及び与えられたセッションに対する許容可能な遅延等の他
の性能ディスクリプタを含み得る。与えられた移動体に対して、複数のセッショ
ンが定義される。例えば、移動体は、音声セッション、インターネットウェッブ
ブラウジングセッション、及び他のセッションを同時に要求する場合がある。与
えられた移動体に対する資源要求情報は、パケットデータ交換ネットワークによ
って維持される。しかしながら、SGSNによってセル単位でこの情報を維持す
ることは、トラフィック管理に関係する機能を実行する基地局システムの能力を
制限する。従って、応対側GPRSサポートノード(SGSN)には、いずれか
与えられた移動体がセルに配置される毎に通知が必要である。これによって、ト
ラフィック管理に関係する機能を実行する基地局システムの能力が極度に制限さ
れる。現在は、BSSによる移動体のハンドオーバは、パケット交換ネットワー
ク要素と独立に実行できない。
【0008】 更に、パケットデータ交換ネットワークは、通常、パケットサービスに対する
要求を受取り、そのパケットを該当する基地制御装置に転送する。SGSNから
BSSへ送られたパケットには、特に、移動体識別子(MID)やセル識別子(
CELLID)を含むアドレス指定情報が含まれる。従って、SGSNは、ハン
ドオーバ中に、移動体をセルに振向ける必要があるが、必要なハンドオーバ情報
を持たない。基地制御装置は、その情報を、SGSNからのアドレス情報が示す
特定のセルへ受け渡す。SGSNは、セル単位に、パケットをスケジュール化し
、パケットを(移動体の他に)セルへアドレス指定するため、基地局システムは
、唯単に、プロトコル変換の実行とその情報をいつ送信すべきかというタイミン
グを知るだけでよい。しかしながら、BSSがパケットルーティングを実行して
、SGSNのオーバーヘッドを削減できれば望ましい。更に、現行のGPRSシ
ステムは、移動体を輻輳の程度が少ないセルに導くことがないため、BSSが無
線関連情報に基づき、トラフィック管理を実行する必要がある。
【0009】 ネットワークベースのハンドオーバに対する1つの既知の技術が、GSMシス
テム等のデジタル移動電話回線交換システムにおいて用いられる。しかしながら
、このようなシステムは、通常、パケット交換情報に対応してハンドオーバを容
易にするようにはなっていない。通常、現行のネットワーク支援ハンドオフは、
信号強度表示と無線資源品質に基づき、ハンドオーバするのみである。通常、既
知のネットワーク支援ハンドオーバは、示された移動体単位のサービス品質を考
慮しない。パケット交換システムの場合、共有無線資源の複数のユーザニーズを
考慮するネットワーク制御ハンドオーバを有することが望ましい。例えば、この
ようなシステムが、他の移動体がそのサービスの品質を改善し得るように、例え
ば、新たな移動体が新たな無線資源を要求した場合、1つの移動体を他の受信可
能領域へ移動させる能力を有することが望ましい。更に、パケットデータ交換を
用いる既知のデジタル移動電話通信システムでは、ハンドオーバの間、サービス
品質変更の再取決めは、その通話中許されない。その結果、移動体は、そのハン
ドオーバの間、資源を追加したり、資源を削減したりできない。 従って、パケット交換デジタル無線システムにおいてネットワーク制御ハンド
オーバを容易にする装置と方法に対する必要性がある。
【0010】 好適な実施例の詳細な説明 一般的に、無線ネットワークにおいてネットワーク制御ハンドオーバを容易に
するための方法と装置は、パケット交換と、タイムスロット等の共有資源との使
用を採用し、また、少なくとも1つの移動体のハンドオーバを容易にするために
パケットルーティングを複数の移動体に提供することにより、移動体のネットワ
ーク要素(基地局システム等)制御ハンドオーバを行う。基地局システムは、移
動体単位で、PDPコンテキスト情報等、記憶された無線資源要求データを含む
メモリ要素であって、データベースや他の該当するメモリ等のメモリ要素を採用
する。ネットワークの基地局システムレベルにおいて、記憶された無線資源要求
データのパケットルーティング、記憶、メンテナンスを行うことによって、基地
局システムへパケットを提供するパケット交換ネットワーク要素の制御無しで、
ネットワーク制御ハンドオーバを発生し得る。
【0011】 一実施例において、例えば、基地局システム又は他の然るべきネットワーク要
素において用いられる無線ネットワークハンドオーバ制御装置は、移動体間で共
有される周波数、タイムスロット、コード、又は、他の無線資源等の利用可能な
共有資源を追跡するために機能する共有無線資源制御装置を含み、また、パケッ
トハンドオーバ制御装置を含む。パケットハンドオーバ制御装置は、共有無線資
源制御装置と連動的な通信状態にあり、また、パケット交換ネットワークから受
信したデータパケットのパケットルーティングを行う。パケットルーティングは
、パケット交換ネットワークが、基地局システムに対して移動体のルーティング
を行うように、また、BSS等の共有無線資源制御装置が、(例えば、コンテキ
ストID等の)パケットに含まれる移動体用のコンテキストに対する識別子を受
信し、転送し、また、コンテキストID/セル参照テーブル又は他のしくみに基
づき、そのパケットを該当するセルへ転送するように改良される。このことは、
移動体単位で実行される。パケットは、該当する移動体に応対するBSSへ転送
される。アドレス指定手順は、コンテキスト又はフロー識別子すなわちIPアド
レスや他の該当する情報から派生した識別子にマッピングされたIPアドレス等
のネットワークアドレスに基づくことができる。更に、開示された本方法と装置
は、受信側基地局システム、又は他のネットワーク要素、及び発信側基地局シス
テム又は他のネットワーク要素において、資源の割当て、解放、パケットデータ
コンテキストの生成及び削除を容易にすることを含む。また、本システムと方法
は、受信側と発信側ネットワーク要素を操作して、パケット交換ネットワークと
は独立に、トラフィック管理のためにハンドオーバを実施する。
【0012】 他の実施例において、SGSN又は他の該当する要素等のパケット交換データ
ネットワーク要素は、パケット交換データネットワーク要素によって応対されよ
うとしている基地局システム用の基地局システム識別データを示すデータを記憶
する。更に、パケット交換データネットワーク要素によって応対される基地局シ
ステムに隣接する他の基地局システムに対する他のパケット交換データネットワ
ーク要素を示すデータもまた記憶される。次に、パケット交換データネットワー
ク要素は、記憶された基地局システム識別子データと記憶されたパケット交換デ
ータネットワーク要素識別子データに基づき、該当する基地局システム又は他の
パケット交換データネットワーク要素へメッセージのルーティングを行う。
【0013】 図1は、共有資源ハンドオーバ制御機能を持つ第1基地局システム14及び共
有資源ハンドオーバ制御機能を持つ第2基地局システム16等、無線資源ネット
ワーク制御要素と連動して通信を行うパケット交換ネットワーク要素12を1つ
以上有するパケット交換ネットワーク11を有するデジタル無線システム10の
一例を示す。説明のみを目的として、GPRSシステムを参照して、本発明の説
明を行う。しかしながら、本発明は、パケット交換機能を有する同様なあらゆる
無線通信システムに適用し得ることが理解されよう。パケット交換ネットワーク
要素12は、希望に応じて、ゲートウェイGPRS(GGSN)サポートノード
18に連動的にリンクし得る。また、パケット交換ネットワーク要素12は、こ
の技術分野では既知なように、移動体切換センタ22と、無線による伝送(例え
ば、フルレート、ハーフレート、適応型マルチレート)に適したフォーマットで
符号化された音声を公衆交換電話網(PSTN)による伝送(例えば、A−則P
CM方式)に適した音声に変換するトランスコーダ24と、を介して公衆交換電
話網20に接続し得る。例えば、パケット交換ネットワーク要素12は、SGS
N又は他の同様ないずれかのパケット交換ネットワーク要素でもよい。
【0014】 本実施形態において、基地局システム14及び16は、全体的に26に示す無
線電話システムの一部である。一般的に、第1基地局システム14から第2基地
局システム16への移動体28のハンドオーバは、移動体28が受信可能範囲境
界30を横切るか又はそれに充分接近した場合に行われる。移動体28は、同様
ないずれかの通信ユニット、ソフトウェアアプリケーション、又は無線リンク3
2を介して基地局システムと通信する他のエンティティでもよい。矢印34は、
例えば、あるセルから他のセルに、受信可能領域の境界を横切る移動体28の移
動方向を示す。
【0015】 この技術分野では既知なように、ゲートウェイサポートノード18(GGSN
)は、リンク36を介してSGSN12に然るべくリンクし得る。同様に、パケ
ット交換ネットワーク11はリンク38を介してトランスコーダ24に接続され
、またトランスコーダ24はリンク40介してMSC22に接続され、更に、M
SC22はリンク42介してPSTN20に接続される。
【0016】 パケット交換ネットワーク要素12は、リアルタイムの、可聴音、映像、音声
、データ、又は他の情報等のパケットデータをパケット方式で通信するリンク4
4を介して第1基地局システム14に連動して接続される。また、共有資源ハン
ドオーバ制御機能を持つ第2基地局システム16もリンク46を介してパケット
交換ネットワーク要素12に接続される。また、希望に応じて、直接通信リンク
48も第1基地局システム14と第2基地局システム16との間で用い得る。
【0017】 共有資源ハンドオーバ制御機能を持つ第1基地局システム14は、リンク44
を介してパケット交換ネットワーク要素12からパケット交換データを受信する
。第1基地局システム14は、あるセルから他のセルへの移動体のハンドオーバ
を容易にするために1つ以上の移動体に対してパケットルーティングを提供する
ことによって、移動体28の基地局システム制御ハンドオーバを提供する。従っ
て、パケットルーティングは、パケット交換ネットワークとは対照的に、基地局
システムによって実行される。BSSは、いずれか所定のパケットが宛てられた
移動体のセルを決定し、そして、それを該当するセル内での送信用に振向ける。
BSSは、共有チャネルに関する移動体のデータベースを保持し、また(コンテ
キストID単位で)どの移動体がどのセルにあるかに関するテーブルを保持し、
更に、パケットのコンテキストIDに基づきパケットを該当するセルに転送する
。従って、SGSNは、セルIDの蓄積や送信の必要はなく、例えば、所定の移
動体のコンテキストIDと、標準移動要求手順により決定されるそのコンテキス
トIDに対する該当BSSとを識別する参照用テーブルによって、適切なパケッ
トを適切なBSSに転送するだけでよい。第1基地局システム14及び第2基地
局システム16の構成要素は、ほぼ同一である。従って、以降の説明は、第1基
地局システム14について行うが、第2基地局システム16にも同様に適用し得
る。
【0018】 図2において、図1のシステムに無線ネットワークハンドオーバ制御機能を提
供する方法には、ブロック200に示すように、受信側基地局システムへの発信
側基地局システムハンドオーバ共有資源問合せを生成することが含まれる。説明
の目的であって、限定のためではないが、第1基地局システム14を発信側基地
局とし、また第2基地局システム16を受信側基地局と見なす。発信側と受信側
候補基地局システムとの間の信号伝送リンクの確立は、発信側BSSと受信側B
SSとの間の直接通信リンク48等の物理リンク、あるいはBSS、SGSN、
及びGGSN等、1つ以上のネットワーク要素を横断する論理リンクを用いるこ
とによって実行し得る。本実施形態において、パケット交換ネットワーク要素1
2は、SGSN等、単一のパケット交換ネットワーク要素を有すると見なす。本
実施形態において、パケット交換ネットワーク要素12は、例えば、SGSNが
何れも応対する基地局(例えば、BSS14と16)用の、又はSGSNが応対
している1つ以上の基地局システムに隣接する基地局システム用の基地局システ
ム識別データと共に、基地局システムを表すデータを含むテーブルを記憶する。
このように、パケット交換ネットワーク要素12は、パケット交換データネット
ワーク要素が応対している基地局システム用の基地局システム識別を表すデータ
を記憶し、及び/又はパケット交換ネットワーク要素12が応対している基地局
システムに隣接する基地局システム用等、他のパケット交換データネットワーク
要素識別データを表すデータを記憶する。パケット交換ネットワーク要素12は
、リンク44を介して発信側BSSから宛先局としての基地局システム識別子を
有するパケットを受信する際、宛先BSSに応対していることを示すテーブル中
のBSSであるならば、その宛先BSSにそのパケットを転送する。そうでない
場合、パケット交換ネットワーク要素12は、パケットのBSS識別子によって
識別される宛先BSSに応対する他の該当するパケット交換データネットワーク
要素にパケットを転送する。例えば、パケット交換ネットワーク要素12が記憶
するテーブルは、ルーティングテーブルの形式でもよく、このテーブルは、宛先
基地局システムがパケット交換データネットワーク要素に応対されているかどう
かを判断し、また、応対していない場合、宛先基地局システムに対応するパケッ
ト交換ネットワーク要素のパケットデータプロトコルアドレス(例えば、インタ
ーネットプロトコルアドレス)を判断するために用いられる。他の選択肢として
、直接通信リンク48は、ハンドオーバの目的に供する基地局システム間直接信
号送信用の機構として用い得る。
【0019】 共有資源ハンドオーバ制御機能を持つ各基地局システム14及び16は、移動
体単位で共有無線資源要求データを記憶している。例えば、GPRS規格No.
03.60v6.2.0(本明細書中に引用参照)で定義されているように、例
えば、パケットデータプロトコル(PDP)コンテキストは、データベース中又
は移動体単位で基地局システム14と16がアクセス可能な他の該当するメモリ
中に記憶されている。例えば、移動体用のPDPコンテキストの例は、GPRS
規格No.03.60v6.2.0の81頁にある。コンテキストは、無線資源
要求の変化に応じて、BSSによって動的に更新される。例えば、共有無線資源
要求データは、例えば、移動体が該当するグループにグループ化された場合、移
動体グループ単位でも記憶し得る。基地局システム14及び16は、移動体単位
で無線資源要求データを記憶するためのデータベースを含み得るが、データベー
スは、該当する基地局システムによるアクセスに適した場所であればどこでも配
置し得ることが理解されるであろう。例えば、ハンドオーバ共有資源問合せは、
第1基地局システム14から第2基地局システム16へ等の、他のネットワーク
ハンドオーバ制御装置へのハンドオーバ資源問合せメッセージでもよい。この問
合せは、該当するCDMAベースのハンドオーバ制御パケットの形式でもよい。
ハンドオーバ共有資源問合せには、例えば、受信側基地局システムが、必要な利
用可能な符号、タイムスロット、又はあるセルから他のセルへハンドオフされる
予定の移動体に対応するための他の資源を有するか否かを表すデータを含んでも
よい。ハンドオーバ共有資源問合せは多くの形態をとってもよく、例えば、要求
されたハンドオーバをサポートする能力を示す受信側基地局システムによって応
答されるデータを含む問合せが生成される単純な問合せの形態でもよい。他の選
択肢として、要求ハンドオーバをサポートするために、有効なPDPコンテキス
トの全て又は所定のサブセットであり得る資源の実際の割当てにつながる暗黙資
源割当問合せも用い得る。単純な問合せの場合、発信側BSSは、問合わせを受
けた受信側セルのリストから理想的な受信側セルを判断して、ハンドオーバ手順
を開始する。
【0020】 ブロック202に示すように、第2基地局システム16等の受信側基地局シス
テムは、例えば、その問合せに対するハンドオーバ共有資源応答を生成して、発
信側BSSに対して、共有資源利用可能率テーブルを評価することによって、発
信側BSSが利用可能な該当する共有資源を有しているかどうかを示す。例えば
、受信側基地局システムは、様々なパケット用の符号やタイムスロット等の共有
資源が、ハンドオーバ対象の移動体が利用可能であるかどうかを示し得る。ブロ
ック204に示すように、ハンドオーバ共有資源応答が発信側基地局システム1
4に渡された後、プロセスには、例えば、発信側基地局システム14によって、
パケット交換ネットワーク要素12に対するパケットデータプロトコルコンテキ
スト中断メッセージを生成することが含まれる。所定のいずれかの移動体に対す
るハンドオーバを実行する場合、基地局システムは、移動体の有効なパケットデ
ータプロトコルコンテキストを全て認識した後、ハンドオーバプロセスを開始し
得る。記憶された共有無線資源要求データは、これもPDPコンテキスト情報を
指すが、パケット交換ネットワーク要素12、移動体、又は他の該当するあらゆ
る送信元を含む該当するいずれかの送信元から取得し得る。全てのPDPコンテ
キストのハンドオーバが成功し得ない場合、発信側BSSは、新しい一組の受信
側候補で問合せプロセスを繰返し、ハンドオーバ試行を遅らせるか又は1つ以上
のPDPコンテキストを中断又は終了させて、ハンドオーバを進めてもよい。発
信側BSSが、複数の受信側BSSからの応答を受信した後、発信側BSSは、
移動体をハンドオーバし得る理想的な受信側セルを判断できる。理想的な受信側
セルは、例えば、従来の最適セル選択アルゴリズムに基づいてもよく、また全て
のPDPコンテキストが受信側BSSによってサポートされ得るかどうかを新た
に含んでもよい。理想的な受信側BSSが発信側BSSによって一旦識別される
と、発信側BSSは、理想的な受信側BSSに通知し、又、受信側BSSに、ハ
ンドオーバに備えて要求資源を確保するように告げる。
【0021】 ブロック206に示すように、発信側BSSは、パケット交換ネットワーク要
素12に送信されるパケットデータプロトコルコンテキスト中断メッセージを生
成して、移動体に対応付けられた全てのPDPコンテキストを中断状態にすべき
であることを示す。パケット交換ネットワーク要素12は、PDPコンテキスト
が有効にされるまで、又は、所定の時間が経過するまで、中断されるPDPコン
テキスト用のあらゆるダウンリンクパケットをバッファに入れる。次に、ブロッ
ク208に示すように、発信側BSSは、移動体に対するハンドオーバ命令を生
成して、移動体に特定の受信側セルに向かうよう命令する。次に、ブロック21
0に示すように、移動体は、ハンドオーバアクセス要求を生成して、ブロック2
10に示すように、その要求を受信側BSSに伝える。ブロック212に示すよ
うに、移動体からのハンドオーバを検出する際、受信側BSSは、パケット交換
ネットワーク要素12に対するパケットデータプロトコルコンテキスト再有効化
メッセージを生成して、パケット交換ネットワーク要素12が、対象の移動体に
対応付けられたPDPコンテキストを変更し再有効化するように要求する。要求
された変更には、以下の変更、すなわち、セルの変更、1つ以上のPDPコンテ
キストに対するサービス品質、ハンドオーバ完了後にサポート不可であるPDP
コンテキストの削除、又は他の該当するいずれかの変更要求を1つ以上含み得る
。例えば、ハンドオーバは、PDPコンテキストのサブセットにのみ適用可能で
もよく、その結果、残る有効なPDPコンテキストが削除される。また移動体か
らのハンドオーバ検出の際も、受信側BSSはまた、ハンドオーバ成功表示メッ
セージを提供することによって、そのハンドオーバが成功裏に完了したことを発
信側BSSに通知する。他の選択肢として、パケット交換ネットワーク要素12
は、PDPコンテキストを変更し有効化した後、ハンドオーバが成功裏に完了し
たことを発信側BSSに示してもよい。受信側BSSからパケット交換ネットワ
ーク要素12へのハンドオーバ成功表示の提供と、パケット交換ネットワーク要
素12から発信側BSSへの成功表示の提供とをブロック214及び216に示
す。次に、ハンドオーバが成功した後、発信側BSSは、移動体に割当てられた
資源を全て解放する。移動体に割当てられた資源は、通常、受信側BSSからハ
ンドオーバの成功通知を受信した後にのみ、発信側BSSによって解放される。
これによって、移動体は、ハンドオーバの試みが成功しなかった場合、発信側に
戻り得る。また、相互パケット交換データ要素通信が用いられる場合、送信元S
GSNは、全て又はいくつかのPDPコンテキストに対する錨のような役割を果
たし得ることも理解されよう。
【0022】 図3において、ネットワークハンドオーバ制御装置300の一例には、共有無
線資源制御装置302、動的ハンドオーバ無線資源要求データ更新機能を有する
パケットハンドオーバ制御装置304、アップリンク/ダウンリンクパケットル
ータ306、及び応対する移動体単位で共有無線資源要求データ309を備えた
メモリ308が含まれる。例えば、ネットワークハンドオーバ制御装置300は
、第1基地局システム14及び第2基地局システム16に実装し得る。ネットワ
ークハンドオーバ制御装置300は、リンク44を介して、パケット交換データ
ネットワーク要素からパケットデータ310を受信する。パケットデータ310
は、各移動体用のコンテキストIDを含む。ネットワークハンドオーバ制御装置
300は、移動体がハンドオーバされる予定のセルID、周波数、符号、タイム
スロット、あるいは移動体のアクセスを許可するための該当する他のあらゆるデ
ータを含むハンドオーバ制御パケット312を提供する。更に、従来のトラフィ
ックパケットもまた、ネットワークハンドオーバ制御装置300から出力し得る
。ネットワークハンドオーバ制御装置300は、適宜プログラムされたコンピュ
ータ又は複数のコンピュータ、処理システム、あるいはハードウェア、ソフトウ
ェア、又はファームウェアの適切ないずれかの組合せを用いて実現し得る。共有
無線資源制御装置302は、基地局システムが応対している各移動体用が利用可
能な共有無線資源を追跡するように動作する。共有無線資源制御装置302は、
例えば、ソフトウェアプログラムあるいはハードウェア、ソフトウェア及び/又
はファームウェアの組合せでもよく、これによって、例えば、タイムスロット、
周波数、符号、又は複数の移動体によってパケット単位で共有される他の該当す
るあらゆる無線資源等、利用可能な共有資源のテーブルが保持される。
【0023】 パケットハンドオーバ制御装置304は、移動体のハンドオーバを容易にする
ために、サービスを行っている移動体に対して受信データパケットのパケットル
ーティングを提供する。パケットハンドオーバ制御装置304がパケットルーテ
ィングを提供する場合、このパケットルーティングは、パケット交換ネットワー
ク要素12から移動される。この構成の利点の1つは、BSSがSGSNへ通知
せずにハンドオーバを実行し得ることである。パケットルーティングに関しては
、パケットハンドオーバ制御装置304は、(もしあれば)どのセルに所定の移
動体が属し、これによって、どのパケットをどのセルに転送しなければならない
かを分っている(移動体のIDは各パケットのヘッダに配置される)。
【0024】 更に、パケットハンドオーバ制御装置304は、移動体の資源要求がその有効
化の過程で変更されるに伴い、各移動体用のメモリ308に記憶された共有無線
資源要求データ309を動的に更新する。無線資源要求データには、例えば、移
動体が要求する符号数、移動体に対するサービス要求品質、又は他の該当するあ
らゆる無線資源要求データを含み得る。無線資源要求データを更新するか否か判
断する場合、パケットハンドオーバ制御装置304は、トラフィックの変化又は
利用可能な資源の変化(例えば、無線資源の増減)のために変更が必要か、ある
いは移動体用の1つ以上のPDPコンテキストを更新するようSGSNにメッセ
ージを送信する移動体によって、変更が要求されているかどうか判断する。この
ように、ネットワークベースのパケットハンドオーバ制御装置304は、一種の
PDPコンテキストマネージャとして機能する。パケットハンドオーバ制御装置
304は、該当する処理ユニットによって実行されるソフトウェアプログラムと
して実現し得る。パケットハンドオーバ制御装置304は、移動体の資源要求と
、BSSの利用可能な共有資源とに基づき、所定の移動体に対する無線資源要求
データ309の有効化又は中断に影響を及ぼす中断及び/又は有効化命令データ
318を生成する。例えば、所定の移動体用である所定のPDPコンテキストに
対応付けられたフィールドには、資源の利用が制限されるため、PDPコンテキ
ストが中断されたかどうかを示す情報が含まれる。パケットハンドオーバ制御装
置304は、中断/有効化情報が含まれる無線資源要求データ309を取得して
、移動体用の資源を動的に更新する。また、パケットハンドオーバ制御装置30
4は、共有無線資源制御装置302に対する資源利用可能率更新データ322を
生成し、これによって、共有無線資源制御装置302は、パケットハンドオーバ
制御装置304が、応対される全ての移動体によって用いられる資源を考慮して
、どの共有資源が利用可能であるかを一旦判断すると、利用可能な資源の状態を
更新できる。共有無線資源制御装置302は、パケットハンドオーバ制御装置3
04用に資源利用可能率データ324を生成し、これによって、パケットハンド
オーバ制御装置304は、新たな資源獲得交渉のためのハンドオーバが対応され
得るかどうかに関する判断を行い得る。また、パケットハンドオーバ制御装置3
04は、移動体制御データ326及びルータ制御データ328を生成する。
【0025】 移動体制御データ326は、パケットルータ306に渡され、そこで、移動体
のハンドオーバを制御するために、送信用にパケット化される。移動体制御デー
タ326は、ハンドオーバ制御パケット312を含む。パケットハンドオーバ制
御装置304用の移動体制御データ326の一部として、移動体は、SSI、ビ
ット誤り率、及びハンドオーバを行うべきかの判断に用いる他の該当するデータ
等、周囲のセルに関する情報を提供する。
【0026】 パケットハンドオーバ制御装置304は、例えば、パケットデータが、所望の
移動体が位置している該当するセルに転送されるように、パケットハンドオーバ
制御装置304が適切にアドレス指定したパケットデータであり得るルータ制御
データ328を生成する。
【0027】 異なるBSSに対応付けられたBSS間のハンドオーバ等、相互BSSタイプ
のハンドオーバに関して説明したが、開示した装置と方法は、同じBSSに対応
付けられた2つ以上のBTS間等、BSS内ハンドオーバにも適用し得ることが
理解されよう。
【0028】 図3及び4において、ネットワークハンドオーバ制御装置300の動作の一例
を流れ図(図4)として示すが、ここで、装置300は、パケットネットワーク
からパケットデータの形式で移動体測定報告データを受信して、隣接セルの信号
強度示度を判断する。これをブロック400に示す。ブロック402に示すよう
に、装置は、移動体にサービスし得る他のセルがあるかどうか判断する。ブロッ
ク404に示すように、ネットワークハンドオーバ制御装置300は、所定の移
動体用のメモリ308に記憶されている共有無線資源要求データ309を評価す
る。ブロック406に示すように、各受信側セルに対して、パケットハンドオー
バ制御装置304は、移動体無線資源要求データを受信側セルの共有パケット資
源利用可能率データと比較して、受信側セルが、ハンドオーバ対象の移動体が必
要とする共有資源要求に対応できるか判断する。ネットワークハンドオーバ制御
装置300は、静的又は動的に、移動体無線資源要求データを受信側セルの共有
パケット資源利用可能率データと比較してもよい。例えば、静的な場合、ネット
ワークハンドオーバ制御装置300は、現在割当てられている資源のみに目を向
ける。また、ネットワークハンドオーバ制御装置300は、動的にこの比較を実
行するが、ここで、他の移動体による所定の資源に対するトラフィック要求を考
慮して、移動体を除外又は追加し得るか判断する。
【0029】 ブロック408に示すように、パケットハンドオーバ制御装置304は、この
技術分野では既知のように、何らかの該当する優先順位規則を用いて受信側ハン
ドオーバセルを優先順位付けする。ブロック410に示すように、プロセスには
、応対するセルが最適セルであるかどうかの判断が含まれるが、例えば、これら
は、応対するセルのC/Iが最も高いかどうか、応対するセルが中断を要求する
コンテキストの数が最も少ないかどうか、あるいは、移動体に対する他の該当す
るいずれかの基準である。また、最適セルには、ネットワーク的な視点もあり、
これによって、トラフィックと、他のユーザが要求するコンテキストとの双方を
考慮する。最適セルは、システム的視点から生じており、唯単に個別の移動体的
な視点から生じているものではない。そうである場合、ハンドオーバは行われな
い。しかしながら、応対するセルが、最適セルではない場合、ブロック412に
示すように、プロセスには、最適セルの利用可能な資源が、移動体用の現セルの
利用可能な資源に等しいか又は適しているか判断することが含まれる。受信側セ
ルの利用可能な資源が、応対するセルの利用可能な共有資源と同じでない場合、
ブロック414に示すように、プロセスには、移動体と交渉して、新しい割当て
に資源を変更(追加又は削減)することが含まれる。例えば、移動体が移動中で
あり、また受信側セルがデジタル無線通信を必要とするソフトウェアアプリケー
ションに全て対応できない場合、基地局システムは、移動体と交渉して、アプリ
ケーションの動作を、ある期間停止できるか判断するか、あるいは他の選択肢と
して、移動体が利用したい新たな資源を受信側セルが持っている場合、新たな資
源を用い得るかどうか移動体に問合わせが行われる。従って、移動体に対応付け
られたPDPコンテキストの少なくとも一部を中断するか、移動体に対応付けら
れたPDPコンテキストの少なくとも一部を無効化するか、又は移動体に対応付
けられたPDPコンテキストの少なくとも一部を再有効化するかのいずれかによ
って、受信側セルが選択された後、システムは、ハンドオーバに指定された移動
体用の受信側セルネットワーク要素と許容可能な移動体資源を取り決める。
【0030】 ブロック416に示すように、該当する共有資源が一旦決定されると、発信側
基地局システムは、選択された受信側セルに対して、移動体が望む共有資源を割
当てるように要求する。ブロック418に示すように、プロセスには、移動体に
通知するために、発信側から移動体へハンドオーバ命令パケットを送信すること
を含む。例えば、このことは、命令データ318をルータに送信することによっ
て実行される。次に、ルータは、共有無線資源制御装置302によって制御され
るルーティング用テーブルデータを更新する。ルーティング用テーブル更新デー
タ329は、動的フィードバックとして機能して、移動体用の無線資源要求デー
タの動的な更新を可能にする。例えば、パケットハンドオーバ制御装置304が
、所定のPDPコンテキスト用に無線資源を用いることを決定した場合、ルーテ
ィング用テーブル更新データ329は、共有無線資源制御装置302に、既に(
又は現時点で)利用できない無線資源はどれかに関して通知する。ブロック42
0に示すように、プロセスには、交渉に基づくメモリ308の無線資源要求デー
タ309の更新を含む。このことは、資源利用可能率更新データ322をパケッ
トハンドオーバ制御装置304に送信し、次に、パケットハンドオーバ制御装置
304が、ルーティング用テーブル更新データ329に基づき、無線資源要求デ
ータ309を更新することによって実行される。
【0031】 従って、パケットハンドオーバ制御装置304は、記憶されている無線資源要
求データに基づき、移動体にとって最適な受信側セルを決定する。パケットハン
ドオーバ制御装置304は、記憶されている無線資源要求データに基づき、受信
側セルの選択後、ハンドオーバに指定された移動体用に、許容可能な移動体資源
について、基地局システム等の受信側セルネットワーク要素と再度取り決める。
このように、最初のセッションが始まった後、資源の再交渉は、パケット交換デ
ータネットワーク要素12が介在せずネットワーク制御ハンドオーバ機構によっ
て簡易化し得る。パケットハンドオーバ制御装置304は、他の移動体に対応付
けられた記憶された無線資源要求データ309に基づき、移動体に無線資源を再
度割当てる。例えば、他の移動体が新たな資源を要求したり、ハンドオーバされ
る移動体が共有資源を用いる移動体を優先してその共有資源を拒否されたりする
ことがある。あるいは、他の選択肢として、パケットハンドオーバ制御装置30
4は、ハンドオーバされる移動体が新たな資源を獲得できるように、受信側セル
を離れようとしている又は優先度が低い他の移動体を犠牲にして、あるいは、リ
アルタイム情報対非リアルタイムデータ等、通信される情報のタイプに基づき、
無線資源を再度割当てる。無線資源は、セル内にある他の移動体の資源要求デー
タに基づき、又はセル外にある移動体の資源要求に基づき再度割当てられる。ま
た、パケットハンドオーバ制御装置304は、セルの輻輳データに基づき、無線
資源を移動体に再度割当てる。
【0032】 図5は、本発明の一実施形態に基づく送信元ネットワーク要素と移動体との間
における有効なセッションの1例を示す。図示するように、基地局システム等の
ネットワーク要素は、この技術分野では既知のように又ブロック500に示すよ
うに、移動体とのセッションを活性化する。ブロック502に示すように、基地
局システムは、パケット交換ネットワークによって記憶された又は所定の移動体
用の基地局システムに記憶された無線資源要求データ309に基づき、資源を移
動体が利用可能であるか判断する。資源が利用可能な場合、ブロック504に示
すように、システムは、資源要求データ309をデータベースに記憶する。次に
、基地局システムは、ブロック506に示すように、無線資源要求データ309
が指定するように共有パケット資源を割当てる。次に、基地局システムは、ブロ
ック508に示すように、必要な共有パケット資源が割当てられることを移動体
に通知し、その後、セッションは引き続き、移動体の情報パケットの送信を可能
にする。
【0033】 図6は、基地局システム又は他の該当するネットワーク要素による検出された
輻輳に基づくハンドオーバを表す流れ図を示す。ブロック600に示すように、
プロセスには、輻輳に基づくハンドオーバが移動体に必要であるかの判断が含ま
れる。このことは、例えば、各セルに対してBSSによって蓄積されたトラフィ
ック密度情報に基づき判断される。
【0034】 図7は、新しい資源を移動体が必要とするか否かの判断に基づき、本発明の一
実施形態によるハンドオーバを表す流れ図を示す。ブロック700に示すように
、プロセスには、新たな共有パケット資源に対する移動体による要求に基づき、
新しい資源を移動体が必要とするか否かの判断が含まれる。例えば、これを行い
得るのは、新しいPDPコンテキストが、移動体に対して活性化され、また移動
体が位置している現在のセルが、このコンテキスト及び全ての既に有効なコンテ
キストに対する資源を充分有していない場合である。
【0035】 説明したように、パケットハンドオーバ制御装置304は、例えば、他のネッ
トワークハンドオーバ制御装置へのハンドオーバ資源要求メッセージ、ハンドオ
ーバ資源応答メッセージ、ハンドオーバ要求、パケットデータプロトコルコンテ
キスト中断メッセージ、及び再有効化パケットデータプロトコルコンテキストメ
ッセージを表すデータを生成及び受信し、好適には、これらは全てパケット化さ
れて通信が行われる。
【0036】 図3には示さないが、ネットワークハンドオーバ制御装置300が、新たなB
SS等の他のネットワーク要素にもある場合、第2ネットワーク要素によりアク
セス可能な第2メモリもまた、基地局システム等のネットワーク要素がその要求
に応える複数の移動体に対する動的に更新された無線資源要求データ309を含
む。従って、新たな基地局システムもまた、図3で説明したものと実質的に同一
の共有無線資源制御装置を有するハンドオーバ制御装置を含む。多重パケットハ
ンドオーバ制御装置を用いる場合、制御装置は、受信側セルの選択後、動的に更
新された無線資源要求データ309及びそのメモリの1つに基づき、ハンドオー
バ用に指定された移動体からの許容可能な移動体資源と再交渉する。また、基地
局システム14及び16は、複数の移動体とのデータ通信用のパケット交換フォ
ーマット及び回線交換フォーマット両方を利用するデジタルRF通信ネットワー
ク要素の一部である。
【0037】 従って、有効なPDPコンテキスト又は共有無線資源要求データの全て又は予
め取り決められた集合に対して保証されるサービス品質は、ハンドオーバが完了
した時点で提供し得る。ハンドオーバは、パケット交換ネットワーク要素とは無
関係にネットワーク制御されるため、ハンドオーバプロセス中のパケット送受信
における分断を容易に最小化し得る。更に、ハンドオーバは、PDPコンテキス
トのサブセット又はスーパーセットを含んでもよい。更に、例えば、輻輳データ
、共有資源利用可能率、及び他の基準に応じて要求応対処理を柔軟に改善するた
めに、サービス品質基準は、ハンドオーバ中に再度取り決めてもよい。パケット
交換ネットワーク要素の介入を最小限に抑えると、より速くハンドオーバを実施
し得る。他の利点についても、当業者には明らかであろう。
【0038】 本発明の様々な側面における他の変更や修正の実現は、当業者には明らかであ
り、従って、本発明は、上述した特定の実施形態によって制限されないことを理
解されたい。従って、本発明は、如何なるまた全ての修正、変更、あるいは本明
細書中に開示され又請求された基本的で根源的な原理の精神と範囲内にある等価
なものを網羅することを意図する。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の一実施例に基づく、パケット交換デジタル通信システム
におけるネットワーク制御ハンドオーバを用いるシステムの一例を示すブロック
図である。(MSCは、移動体交換センタを表し、図中MSCと表記したものに
対しては、他の用語を用いるべきである。)
【図2】 本発明の一実施例に基づく、図1に示すシステムにおいて、メッ
セージ通信の一例を示すフローチャート。
【図3】 本発明の一実施例に基づく、共有資源ハンドオーバ制御を有する
基地局システムの一実施例を示すブロック図。
【図4】 図3の装置における一実施例の動作を示すフローチャート。
【図5】 本発明の一実施例に基づく、セッション確立を示すフローチャー
ト。
【図6】 本発明の一実施例による輻輳判断に基づくパケット交換通信シス
テムにおけるネットワーク制御ハンドオーバの方法を示すフローチャート。
【図7】 本発明の一実施例による、移動体がどのような共有資源を新たに
必要とするか決定することに基づく、パケット交換通信システムにおけるネット
ワーク制御ハンドオーバ方法の一例を示すフローチャート。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 スサイ、アントニー アメリカ合衆国 60175 イリノイ州 セ ント チャールズ レッドバーン レーン 7エヌ320 Fターム(参考) 5K030 HA08 JL01 JT09 LB05 5K067 AA21 BB04 CC04 CC08 DD17 DD52 DD53 DD54 EE02 EE10 EE16 FF16 HH22 HH23

Claims (32)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 無線ネットワークハンドオーバ制御装置であって、 利用可能な共有資源を追跡するために機能する共有無線資源制御装置と、 前記共有無線資源制御装置と連動的な通信状態にあって、少なくとも1つの移
    動体のハンドオーバを容易にするために、複数の移動体用受信データパケットの
    パケットルーティングを行うパケットハンドオーバ制御装置と、を含むことを特
    徴とするネットワークハンドオーバ制御装置。
  2. 【請求項2】 請求項1に記載のネットワークハンドオーバ制御装置であっ
    て、 前記パケットハンドオーバ制御装置に連動的に接続されたメモリであって、記
    憶された無線資源要求データを移動体単位に含む前記メモリを含むことを特徴と
    するネットワークハンドオーバ制御装置。
  3. 【請求項3】 請求項2に記載のネットワークハンドオーバ制御装置であっ
    て、 前記パケットハンドオーバ制御装置は、前記記憶された無線資源要求データに
    基づき、移動体用の最適な受信側セルを決定することを特徴とするネットワーク
    ハンドオーバ制御装置。
  4. 【請求項4】 請求項3に記載のネットワークハンドオーバ制御装置であっ
    て、 前記パケットハンドオーバ制御装置は、許容可能な移動体資源について、受信
    側セルの選択後、前記記憶された無線資源要求データに基づき、ハンドオーバに
    指定された移動体用の受信側セルネットワーク要素と再取決めを行うことを特徴
    とするネットワークハンドオーバ制御装置。
  5. 【請求項5】 請求項2に記載のネットワークハンドオーバ制御装置であっ
    て、 前記パケットハンドオーバ制御装置は、他の移動体に対応付けられた前記記憶
    された無線資源要求データに基づき、無線資源を、少なくとも1つの移動体に対
    して再割当てを行うことを特徴とするネットワークハンドオーバ制御装置。
  6. 【請求項6】 請求項1に記載のネットワークハンドオーバ制御装置であっ
    て、 前記パケットハンドオーバ制御装置は、セル輻輳データに基づき、少なくとも
    1つの移動体に無線資源を再割当てするように機能することを特徴とするネット
    ワークハンドオーバ制御装置。
  7. 【請求項7】 請求項1に記載のネットワークハンドオーバ制御装置であっ
    て、 前記パケットハンドオーバ制御装置は、他のネットワークハンドオーバ制御装
    置に対するハンドオーバ資源問合せメッセージ、ハンドオーバ資源応答メッセー
    ジ、ハンドオーバ要求、パケットデータプロトコルコンテキスト中断メッセージ
    、及び再活性化パケットデータプロトコルコンテキストメッセージ、の内少なく
    とも1つを示すデータを生成し受信することを特徴とするネットワークハンドオ
    ーバ制御装置。
  8. 【請求項8】 請求項1に記載のネットワークハンドオーバ制御装置であっ
    て、 前記共有無線資源制御装置と前記パケットハンドオーバ制御装置は、前記複数
    の移動体とのデータ通信を行うためのパケット交換フォーマットと回線交換フォ
    ーマットの双方を利用するデジタルRF通信ネットワーク要素の一部であること
    を特徴とするネットワークハンドオーバ制御装置。
  9. 【請求項9】 請求項1に記載のネットワークハンドオーバ制御装置であっ
    て、 前記パケットハンドオーバ制御装置に連動的に接続され、パケット交換ネット
    ワーク要素からパケットを受信し、移動体に対してハンドオーバ制御パケットを
    提供するパケットルータを含むことを特徴とするネットワークハンドオーバ制御
    装置。
  10. 【請求項10】 請求項1に記載のネットワークハンドオーバ制御装置であ
    って、 前記共有無線資源制御装置は、資源利用可能率更新データに基づき、無線資源
    要求データを更新することを特徴とするネットワークハンドオーバ制御装置。
  11. 【請求項11】 少なくとも第1と第2基地局システム(BSS)と連動的
    通信を行うパケット交換データネットワークを有するデジタル無線システムにお
    いて、 前記第1基地局システムによる連動的アクセスが可能であり、前記第1BSS
    によって応対される複数の移動体用の動的に更新された無線資源要求データを含
    む第1メモリであって、 前記第1BSSは、第1共有無線資源制御装置と、前記共有無線資源制御装置
    と連動的な通信状態にあって少なくとも1つの移動体のハンドオーバを容易にす
    るために複数の移動体用受信データパケットのパケットルーティングを行う第1
    パケットハンドオーバ制御装置と、を含む前記第1メモリと、 前記第2基地局システムによる連動的アクセスが可能であり、前記第2BSS
    によって応対される複数の移動体用の動的に更新された無線資源要求データを含
    む第2メモリであって、 前記第2基地局システムは、第2共有無線資源制御装置と、前記2共有無線資
    源制御装置と連動的な通信状態にあって少なくとも1つの移動体のハンドオーバ
    を容易にするために複数の移動体用受信データパケットのパケットルーティング
    を行う第2パケットハンドオーバ制御装置と、を含む前記第2メモリと、 を備えることを特徴とするシステム。
  12. 【請求項12】 請求項11に記載のシステムであって、 前記第1及び第2パケットハンドオーバ制御装置は、前記第1及び第2メモリ
    の内1つのメモリ中における前記動的に更新された無線資源要求データに基づき
    、移動体用の最適な受信側セルを決定することを特徴とするシステム。
  13. 【請求項13】 請求項12に記載のシステムであって、 前記第1及び第2パケットハンドオーバ制御装置は、許容可能な移動体資源に
    ついて、受信側セルの選択後、前記第1及び第2メモリの内1つのメモリ中にお
    ける動的に更新された無線資源要求データに基づき、ハンドオーバに指定された
    移動体用の受信側セルネットワーク要素と再取決めを行うことを特徴とするシス
    テム。
  14. 【請求項14】 請求項11に記載のシステムであって、 前記第1BSSは、前記第1メモリ中に記憶された前記動的に更新された無線
    資源要求データに基づき、前記第2BSSに対するハンドオーバ共有資源問合せ
    を示すデータを生成し、 前記第2BSSは、前記第2BSSの共有資源利用可能率データに基づき、前
    記第1BSSに対するハンドオーバ資源応答を示すデータを生成し、 前記第1BSSは、前記パケットデータ交換ネットワーク要素に対して、前記
    第2BSSにハンドオーバされる移動体に対応するパケットデータプロトコルコ
    ンテキスト中断メッセージを示すデータを生成し、 前記第2BSSは、前記パケットデータ交換ネットワークに対して、前記第1
    BSSからのハンドオーバの成功に応じて、パケットデータプロトコルコンテキ
    スト再活性化を示すデータを生成することを特徴とするシステム。
  15. 【請求項15】 請求項11に記載のシステムであって、 前記第1パケットハンドオーバ制御装置は、他の移動体に対応付けられた前記
    記憶された無線資源要求データに基づき、無線資源を、少なくとも1つの移動体
    に対して再割当てを行うことを特徴とするシステム。
  16. 【請求項16】 請求項11に記載のシステムであって、 前記第1パケットハンドオーバ制御装置は、セル輻輳データに基づき、少なく
    とも1つの移動体に無線資源を再割当てするように機能することを特徴とするシ
    ステム。
  17. 【請求項17】 請求項11に記載のシステムであって、 前記第1及び第2基地局システムは、前記複数の移動体とのデータ通信を行う
    ためのパケット交換フォーマットと回線交換フォーマットの双方を利用するデジ
    タルRF通信ネットワーク要素の一部であることを特徴とするシステム。
  18. 【請求項18】 請求項11に記載のシステムであって、 前記第1BSSには、前記第1パケットハンドオーバ制御装置に連動的に接続
    され、前記パケット交換データネットワーク要素からパケットを受信し、移動体
    に対してハンドオーバ制御パケットを提供する第1パケットルータが含まれるこ
    とを特徴とするシステム。
  19. 【請求項19】 請求項18に記載のシステムであって、 前記第2BSSには、前記第2パケットハンドオーバ制御装置に連動的に接続
    され、前記パケット交換データネットワーク要素からパケットを受信し、移動体
    に対してハンドオーバ制御パケットを提供する第2パケットルータが含まれこと
    を特徴とするシステム。
  20. 【請求項20】 請求項11に記載のシステムであって、 前記第1共有資源制御装置は、資源利用可能率更新データに基づき、無線資源
    要求データを更新することを特徴とするシステム。
  21. 【請求項21】 無線ネットワークハンドオーバ制御方法であって、 パケット交換データネットワーク要素からパケット交換データを、基地局シス
    テムによって、受信する段階と、 少なくとも1つの移動体のハンドオーバを容易にするためにパケットルーティ
    ングを複数の移動体に提供することによって前記パケット交換データを受信する
    移動体の基地局システム制御ハンドオーバを、前記基地局システムによって、提
    供する段階と、を含むことを特徴とする方法。
  22. 【請求項22】 請求項21に記載の方法であって、 前記基地局システムによるアクセスのために、移動体単位に無線資源要求デー
    タを記憶することを含む方法。
  23. 【請求項23】 請求項22に記載の方法であって、 前記記憶された無線資源要求データに基づき、最適な受信側セルを決定する段
    階を含むことを特徴とする方法。
  24. 【請求項24】 請求項23に記載の方法であって、 許容可能な移動体資源について、受信側セル選択の後、前記記憶された無線資
    源要求データに基づき、ハンドオーバに指定された移動体用の受信側セルネット
    ワーク要素と再取決めする段階を含むことを特徴とする方法。
  25. 【請求項25】 請求項22に記載の方法であって、 他の移動体に対応付けられた前記記憶された無線資源要求データに基づき、少
    なくとも1つの移動体に無線資源を再割当てする段階を含むことを特徴とする方
    法。
  26. 【請求項26】 請求項21に記載の方法であって、 セル輻輳データに基づき、少なくとも1つの移動体に無線資源を再割当てする
    段階を含むことを特徴とする方法。
  27. 【請求項27】 請求項21に記載の方法であって、 他のネットワークハンドオーバ制御装置に対するハンドオーバ資源問合せメッ
    セージ、ハンドオーバ資源応答メッセージ、ハンドオーバ要求、パケットデータ
    プロトコルコンテキスト中断メッセージ、及び再活性化パケットデータプロトコ
    ルコンテキストメッセージ、の内少なくとも1つを含むメッセージを生成し受信
    する段階を含むことを特徴とする方法。
  28. 【請求項28】 請求項21に記載の方法であって、 前記基地局システムによって、移動体とのデータ通信を行うための、パケット
    交換フォーマットと回線交換フォーマット双方のフォーマットのデータ通信を行
    うことを含む方法。
  29. 【請求項29】 請求項22に記載の方法であって、 前記基地局システムによって、前記記憶された共有無線資源要求データに基づ
    き、移動体に対してハンドオーバ制御パケットを提供することを含む方法。
  30. 【請求項30】 請求項23に記載の方法であって、 許容可能な移動体資源について、受信側セル選択の後、ハンドオーバに指定さ
    れた移動体用の受信側セルネットワーク要素と再取決めする段階は、移動体と対
    応付けられたPDPコンテキストの少なくとも一部を中断することを含む方法。
  31. 【請求項31】 請求項23に記載の方法であって、 許容可能な移動体資源について、受信側セル選択の後、ハンドオーバに指定さ
    れた移動体用の受信側セルネットワーク要素と再取決めする段階は、移動体と対
    応付けられたPDPコンテキストの少なくとも一部を不活性化することを含む方
    法。
  32. 【請求項32】 請求項23に記載の方法であって、 許容可能な移動体資源について、受信側セル選択の後、ハンドオーバに指定さ
    れた移動体用の受信側セルネットワーク要素と再取決めする段階は、移動体と対
    応付けられたPDPコンテキストの少なくとも一部を再活性化することを含む方
    法。
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