JP2003513592A - 無線通信システムにおいてデータを同期し、伝送する方法および装置 - Google Patents

無線通信システムにおいてデータを同期し、伝送する方法および装置

Info

Publication number
JP2003513592A
JP2003513592A JP2001535348A JP2001535348A JP2003513592A JP 2003513592 A JP2003513592 A JP 2003513592A JP 2001535348 A JP2001535348 A JP 2001535348A JP 2001535348 A JP2001535348 A JP 2001535348A JP 2003513592 A JP2003513592 A JP 2003513592A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
mac
packet
data
phy
packets
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2001535348A
Other languages
English (en)
Other versions
JP4549599B2 (ja
Inventor
ケネス、エル.スタンウッド
ゲイリー、リー、サマド、ジュニア
ジャック、ビハー
Original Assignee
アンサンブル、コミュニケーション、インコーポレーテッド
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Family has litigation
First worldwide family litigation filed litigation Critical https://patents.darts-ip.com/?family=23707313&utm_source=google_patent&utm_medium=platform_link&utm_campaign=public_patent_search&patent=JP2003513592(A) "Global patent litigation dataset” by Darts-ip is licensed under a Creative Commons Attribution 4.0 International License.
Application filed by アンサンブル、コミュニケーション、インコーポレーテッド filed Critical アンサンブル、コミュニケーション、インコーポレーテッド
Publication of JP2003513592A publication Critical patent/JP2003513592A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP4549599B2 publication Critical patent/JP4549599B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04BTRANSMISSION
    • H04B7/00Radio transmission systems, i.e. using radiation field
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04LTRANSMISSION OF DIGITAL INFORMATION, e.g. TELEGRAPHIC COMMUNICATION
    • H04L9/00Cryptographic mechanisms or cryptographic arrangements for secret or secure communications; Network security protocols
    • H04L9/40Network security protocols
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04LTRANSMISSION OF DIGITAL INFORMATION, e.g. TELEGRAPHIC COMMUNICATION
    • H04L69/00Network arrangements, protocols or services independent of the application payload and not provided for in the other groups of this subclass
    • H04L69/30Definitions, standards or architectural aspects of layered protocol stacks
    • H04L69/32Architecture of open systems interconnection [OSI] 7-layer type protocol stacks, e.g. the interfaces between the data link level and the physical level
    • H04L69/322Intralayer communication protocols among peer entities or protocol data unit [PDU] definitions
    • H04L69/324Intralayer communication protocols among peer entities or protocol data unit [PDU] definitions in the data link layer [OSI layer 2], e.g. HDLC
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04WWIRELESS COMMUNICATION NETWORKS
    • H04W80/00Wireless network protocols or protocol adaptations to wireless operation
    • H04W80/02Data link layer protocols

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Computer Security & Cryptography (AREA)
  • Computer Networks & Wireless Communication (AREA)
  • Signal Processing (AREA)
  • Mobile Radio Communication Systems (AREA)
  • Small-Scale Networks (AREA)
  • Synchronisation In Digital Transmission Systems (AREA)
  • Time-Division Multiplex Systems (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 無線通信システムにおいてMACと物理的通信プロトコル層の間のデータを伝送および同期する方法および装置を得ることである。 【解決手段】 本発明は無線通信システムにおいてメディア・アクセス制御(MAC)と物理的通信プロトコル層の間のデータの伝送および同期を効率的に行う新規な方法および装置である。送るべきMACパケットの長さに依存して、本発明は物理的層へマッピングする際にMACパケットをばらばらにしまたは連結する。MACパケットが長すぎて1つのTC/PHYパケットに適合しない時は、MACパケットはばらばらにされ、その結果としての多数のTC/PHYパケットが同じTDDフレーム内で背中合わせで送られることが好ましい。MACパケットが短い時は、例外が適用されなければ(たとえば、アップリンクにおけるCPEの変化またはダウンリンクにおける変調の変化)、次のMACパケットは現在のMACパケットに連結されて単一のTC/PHYパケットにされる。例外が適用されたならば、次のMACパケットはCTGまたはMTGは後に続いている新しいTC/PHYパケットで開始される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は無線通信システムに関するものであり、更に詳しくいえば、MACお
よび無線通信システムの物理的通信プロトコル層を効率的に同期する方法および
装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
本願出願人に譲渡された未決の米国特許出願第08/974376号に記述さ
れているように、無線通信システムは複数の加入者無線局または加入者装置(固
定または移動)と固定ネットワーク・インフラストラクチャとの間の双方向通信
を容易にする。通信システムの例には、移動セルラー電話システム、パーソナル
通信システム(PCS)、およびコードレス電話が含まれる。それらの無線通信
システムの重要な目的は、加入者装置の利用者を固定ネットワーク・インフラス
トラクチャ(通常は有線システム)に接続するために、複数の加入者装置とそれ
らの装置のそれぞれの基地局の間に通信チャネルを要求に応じて設けることであ
る。多数のアクセス法を有する無線システムでは、基本的な情報伝送単位として
時間「フレーム」が用いられる。各フレームは、複数の時間スロットに細分され
る。
【0003】 ある時間スロットが制御目的のために使用され、またある時間スロットが情報
伝達のために用いられる。加入者装置は、選択された基地局と「多重化」技術を
用いて通常交信して、接続の両方向に情報の交換を行えるようにしている。
【0004】 基地局から加入者装置への伝送は、「ダウンリンク」伝送と一般に呼ばれてい
る。加入者装置から基地局への伝送は、「アップリンク」伝送と一般に呼ばれて
いる。所与のシステムの設計基準に依存して、先行技術の無線通信システムは時
分割多重化(TDD)法または周波数分割多重化(FDD)法を通常用いて、基
地局と加入者装置との間の情報交換を容易にしている。TDD多重化技術とFD
D多重化技術は、この分野で周知である。
【0005】 最近、音声、データおよび画像などの特に広い帯域のサービスを提供するため
に、広帯域すなわち「ブロードバンド」無線通信ネットワークが提案された。ブ
ロードバンド無線通信システムは、複数の基地局と複数の固定加入者局すなわち
顧客構内機器(CPE)との間の双方向通信を容易にする。ブロードバンド無線
通信システムの1つの例が、未決の米国特許出願第08/974376号に記述
されており、かつ図1のブロック線図に示されている。図1に示されているよう
に、ブロードバンド無線通信システムの1つの例100が、複数のセル102を
含んでいる。各セル102は関連するセル場所104を含み、そのセル場所は基
地局106と能動アンテナアレイ108を主として含んでいる。各セル102は
セルの基地局106と、セル102の有効範囲全体にわたって固定顧客場所11
2に配置されている複数の顧客構内機器(CPE)110との間の無線接続を行
う。無線通信システム100の利用者には、住宅用の顧客と業務用の顧客とが含
まれることがある。したがって、この無線通信システムの利用者のシステムの取
扱い方についての要求や帯域幅に対する要求には種々のものがある。各セルは数
百またはそれ以上もの住宅用CPEまたは業務用CPEを取扱うことができる。
【0006】 図1のブロードバンド無線通信システム100は、複数のCPE110に真の
「需要に応じた帯域幅」を提供する。CPE110は、CPEを利用している顧
客により求められるサービスの種類および質を基にして、CPEのそれぞれの基
地局106からの帯域幅割当てを要求する。種々のブロードバンドサービスが、
種々の帯域幅要求および種々の待ち時間要求を有する。顧客が利用できるサービ
スの種類と質は、変更および選択ができる。所与のサービスに専用される帯域幅
の広さは、そのサービスにより求められるサービスの質と情報速度(および帯域
幅の利用可能性その他のシステム・パラメータも考慮して)により決定される。
たとえば、T1型連続データサービスは、良く制御された配信待ち時間を持つ多
数の帯域幅を通常求める。終了させられるまで、それらのサービスは各フレーム
ごとに一定の帯域幅割当てを求める。対照的に、インターネット・プロトコル・
データサービス(TCP/IP)などのある種のデータサービスは帯域幅要求が
急変し、しばしば休止し(休止の場合には、ある任意の時刻には必要とする帯域
幅は零であることがある)、動作時には遅延の変化にかなり鈍感である。基地局
メディア・アクセス制御(「MAC」)は、利用可能な帯域幅をアップリンクお
よびダウンリンクにおける物理的チャネルに割当てる。アップリンク・サブフレ
ームとダウンリンク・サブフレーム内では、基地局MACは、種々のサービスの
質(QoS)により課される優先順位および規則に依存して、種々のサービスの
間に利用可能な帯域幅を割当てる。MACは、MAC「層」(TCP/IPなど
の情報上部層)と「物理的層」(物理的チャネルにおける情報)の間でデータを
伝送する。
【0007】 CPEサービス要求は多種多様であり、かつ任意の1つの基地局によりサービ
スされるCPEの数は多いので、図1に示されているブロードバンド無線通信シ
ステムなどの無線通信システムにおける帯域幅割当て過程は、厄介で複雑なもの
になることがある。これは、MACと物理的通信プロトコル層の間の同期を維持
しつつ、データを迅速に伝送することに関しては特にそうである。基地局は、多
様なデータ(たとえば、T1およびTCP/IP)をデータプロトコルを用いて
MACと物理的層との間で伝送する。通信プロトコルの1つの目的は、MACと
物理的層との間で伝送することである。通信プロトコルは、所与の任意の時刻に
最大帯域幅でデータを伝送する必要性と、送っている間にデータが失われた時に
MACと物理的層との間の同期を維持する必要性とを釣り合わせなければならな
い。
【0008】 先行技術の通信プロトコルは、無線通信システムでデータを伝送するために提
案されていた。先行技術の1つの通信プロトコルは、ヘッダとペイロードを含ん
でいる可変長データパケットを用いて、MACメッセージを物理的層へ伝送する
システムを教示している。ペイロードは、MACメッセージ・データタイプ(た
とえば、T1およびTCP/IP)のためのデータを含んでいる。先行技術では
、ヘッダは物理的層境界でスタートし、ペイロードの長さおよび次のデータパケ
ットの場所などの情報を無線通信システムに提供する。通常、通信プロトコルは
、可変長データパケットを介して適切な帯域幅使用法を提供する。しかし、この
種のプロトコルにより行われるMACと物理的層との間の同期は完全ではない。
その理由は、システムがヘッダを失うと、プロトコルは物理的層境界の初めにお
いて次のヘッダを見付けるまで以後のデータの全てを見落とすからである。その
後でシステムは、その物理的層境界からデータを使用することを始める。そうす
ると、可変長さデータパケット・プロトコルは、受けたデータ(すなわち、失わ
れたヘッダと次の物理的境界の間で受けたデータ)をかなり大量に失う。したが
って、それは無線通信システムで使用するためには効率の低い通信プロトコルで
ある。
【0009】 他の先行技術プロトコルは、固定長データパケットを用いてMACメッセージ
を伝送するシステムを教示している。それらのシステムに従って、メッセージは
他のメッセージに対して一定の位置で常に始まる。そのシステムがメッセージの
一部を失うと、プロトコルは次のメッセージを次の固定されている位置で見付け
ることができるので、プロトコルはその1つのメッセージを失うだけである。し
たがって、固定長データパケット・プロトコルは、物理的層同期のために適切な
MACを提供する。しかし、固定長データパケットは、所与の任意のデータタイ
プから最大のメッセージを受けるために、固定長データパケット・プロトコルは
帯域幅の使用が下手である。ほとんどのメッセージは最大のメッセージよりもは
るかに小さいので、固定長データパケット・プロトコルは広い帯域幅を一定の基
準で通常無駄にする。
【0010】 したがって、無線通信システムにおいてMACと物理的層との間でデータを効
率的に伝送するデータを伝送ならびに同期する方法および装置の需要が存在する
。データの伝送ならびに同期のためのこの方法および装置は、無線通信システム
のアップリンクで頻繁に変化する帯域幅割当て要求を出す任意の多数のCPEを
取り扱えなければならない。そのようなデータの伝送および同期のための方法お
よび装置は、アップリンクとダウンリンクの両方での複数の基地局と複数のCP
Eとの間のメッセージ交換により使用される帯域幅の広さの点で効率的でなけれ
ばならない。また、データの伝送および同期のためのこの方法および装置は、メ
ッセージの一部が失われた時に大量のデータの喪失を防ぐために、次のデータメ
ッセージに迅速に同期しなければならない。本発明は、そのようなデータ伝送お
よび同期法および装置を提供するものである。
【0011】
【発明の概要】
本発明は、無線通信システムにおいてMACと物理的層の間でデータを効率的
に伝送する新規な方法および装置である。この方法および装置は、無線通信シス
テムにおいて使用されない帯域幅の量を減少する。本発明は、データメッセージ
・ヘッダがデータリンクまたは無線リンクで失われた時に、次のデータメッセー
ジに迅速に同期するので有利である。本発明は、データフォーマットとデータ伝
送技術の組合わせを利用して、通信システムでデータを効率的に伝送する。
【0012】 本発明の好適な実施例では、MACパケットのデータフォーマットは可変長で
あることが好ましい。伝送すべきMACパケットの長さに依存して、本発明は物
理的層へのマッピング中のMACパケットをばらばらにし、または連結する。物
理的層は、固定長ペイロードを持つ伝送集中/物理的(Transmissio
n Convergence/Physical)(TC/PHY)パケットを
含んでいる。本発明は、可変長MACパケットを伝送し、かつTC/PHYパケ
ットにマッピングする新規な技術を含む。
【0013】 本発明によれば、本発明の方法は、MACパケットを得ることによりデータ伝
送および同期技術を開始する。この方法は、MACパケットが現在のTC/PH
Yパケットのペイロード中の利用可能なビットよりも長いかどうかを判定する。
もし長ければ、この方法はMACパケットをばらばらにし、断片を引き続くTC
/PHYパケットにマップする段階へ進む。この方法および装置は、FDD通信
システムまたはTDD通信システムい使用するようにできる。TDDシステムに
使用される場合には、引き続くTC/PHYパケットは同じTDDフレーム内で
連続して伝送されることが好ましい。
【0014】 MACパケットが現在のTC/PHYパケットのペイロード内の利用可能なビ
ットより短いとこの方法が判定したとすると、この方法はMACパケットをマッ
プする段階へ進む。MACパケットをTC/PHYパケットにマッピングした後
で、この方法は、次のMACパケットをTC/PHYパケット内の前のMACパ
ケットにマップすべきかどうかを判定する。引き続く2つの条件のいずれかが満
たされないと、この方法は次のMACパケットと前のMACパケットを連結する
【0015】 第1の条件は、ダウンリンクにおける変調の変化である。そのような変化があ
ると、新たな変調における第1のパケットが、変調遷移ギャップ(MTG)を伴
う新しいTC/PHYパケットでスタートする。第2の条件は、アップリンクに
おけるCPEでの変化である。その変化が起きると、次のCPEからの第1のパ
ケットがCPE遷移ギャップ(CTG)を伴う新しいTC/PHYパケットでス
タートする。いずれの条件も満たされないとすると、この方法は同じTC/PH
Yパケット内の次のMACパケットと前のMACパケットを上記のやり方でマッ
プする。
【0016】
【発明の実施の形態】
この説明全体を通じて、示されている好適な実施例は本発明を限定するもので
はなくて代表例と考えるべきである。 本発明の好適な実施例は、ブロードバンド無線通信システムにおいてデータを
伝送および同期する方法および装置である。ブロードバンド無線通信システム、
および複数のユーザーにより共用される物理的通信媒体を有する同様な種類の何
らかの通信システム、の重要な性能基準は、システムが物理的媒体をいかに効率
よく使用するかである。無線通信システムは媒体共用通信システムであるので、
加入者によるアクセスおよびネットワークへの伝送は制御せねばならない。無線
通信システムにおいては、媒体アクセス制御(「MAC」)通信プロトコルが物
理的媒体へのユーザーアクセスを通常制御する。MACは、加入者が物理的媒体
での伝送を許される時を決定する。また、競合が許されるならば、MACは競合
過程を制御して、起きるいかなる衝突も解消する。
【0017】 図1に示されているシステムでは、MACは基地局106により処理されるソ
フトウエアにより通常実行される(ある実施例では、ソフトウエアは基地局とC
PEでプロセッサにより実行できる)。基地局106は、権利を伝送する要求を
受け、優先順位、サービスの種類、サービスの質およびCPE110に関連する
その他の要因を考慮に入れて、利用できる時間内にそれらの要求を認める。CP
E110により提供されるサービスは変化するものであり、PBXからの音声ト
ランクなどのTDM情報を含んでいる。サービススペクトラムの他の端では、C
PEは、周知のワールドワイドウエブすなわちインターネットと通信するために
突然現れるが、しかも遅延を許容するコンピュータデータをアップリンクできる
【0018】 基地局MACは、アップリンク通信リンクとダウンリンク通信リンクに対して
帯域幅をマップし、割当てる。それらのマップは、基地局により発生されて維持
され、かつアップリンク・サブフレーム・マップおよびダウンリンク・サブフレ
ーム・マップと呼ばれている。MACは、T1,E1などの高い優先順位の一定
ビット伝送速度(CBR)サービスおよび類似の一定ビット伝送速度サービスに
より課される帯域幅要求を満たすために、十分な帯域幅を割当てねばならない。
また、MACは、インターネット・プロトコル(IP)データサービスなどの低
い優先順位のサービスにわたって残りのシステム帯域幅を割当てなければならな
い。MACは、公平に重み付けられた待ち合わせまたはラウンドロビン待ち合わ
せなどのQoSに依存する種々の技術を用いて、それらの低い優先順位のサービ
スの間で帯域幅を分配する。
【0019】 図1に示されている通信システムのダウンリンクは、1点−多点基準(すなわ
ち、基地局106から複数のCPE110へ)で動作する。未決の関連する米国
特許出願第08/974376号に記述されているように、中央基地局106は
、いくつかの区画へ同時に送信できる区画されたアクティブなアンテナアレイ1
08を含んでいる。無線通信システム100の一実施例では、アクティブなアン
テナアレイ108は6つの独立した区画へ同時に送信する。所与の周波数チャネ
ルおよびアンテナ区画内では、全ての局は同じ送信を受ける。基地局は、ダウン
リンク方向で動作する送信機にすぎないから、時間を上流側(アップリンク)送
信期間と下流側(ダウンリンク)送信期間に分割する全体の時分割多重化を除き
、他の基地局との調整を行うことなしに送信する。基地局は、区画(および周波
数)内の全てのCPEに放送する。CPEは、受信されたメッセージ中のアドレ
スをモニタし、自己に宛てられたアドレスのみを保持する。
【0020】 CPE110は、基地局MACにより制御される要求を基準としてアップリン
クを共用する。CPEにより利用されるサービスのクラスに依存して、基地局は
選択されたCPEにアップリンクに送信する権利を継続して与えることができ、
またはCPEからの要求を受けた後で、送信権を基地局により与えられる。個々
にアドレスされるメッセージに加えて、メッセージは基地局によりマルチキャス
ト・グループへ送ることができ(制御メッセージおよびビデオ配布がマルチキャ
スト応用の例である)、かつ全てのCPEへ放送できる。
【0021】フレームマップ−アップリンク・サブフレーム・マッピングおよびダウンリンク ・サブフレーム・マッピング 本発明の好適な実施例では、基地局106は、アップリンク通信リンクおよび
ダウンリンク通信リンクに割当てられた帯域幅のサブフレーム・マップを維持す
る。未決の関連する米国特許出願第08/974376号に詳細に記述されてい
るように、アップリンクとダウンリンクは、時分割多重化(すなわち「TDD」
)式に多重化することが好ましい。本発明は、TDD方式での応用に関して説明
するが、本発明はそれに限定されるものではない。通信技術の当業者は、本発明
の方法および装置をFDD方式に容易に適合できることを認識できるはずである
【0022】 TDD方式に使用するようにされている一実施例では、フレームとはN個(N
は一定なままである)の連続する時間期間すなわち時間スロットを含むものとし
て定義される。この「フレームを基準とする」手法に従って、この通信システム
は、ダウンリンク送信のためにのみ最初のN1時間スロット(NはN1より大き
いかN1に等しい)を動的に構成する。残りのN2時間スロット(N2はN−N
1に等しい)は、アップリンク送信のみのために動的に構成される。このTDD
フレームを基準とするやり方の下では、ダウンリンク・サブフレームは最初に送
信されることが好ましく、かつフレーム同期のために必要な情報が前に付けられ
る。
【0023】 図2は、本発明の実施において通信システム(図1に示されているものなど)
が使用できるTDDフレームおよびマルチフレーム構造200を示す。図2に示
されているように、TDDフレーム200は、複数の物理的スロット(PS)2
04、204′に細分される。図2に示されている実施例では、フレームは持続
時間が1ミリ秒であって、物理的スロットを800個含んでいる。あるいは、本
発明は持続時間がそれより短いか、長く、かつPSをそれより多くか少なく有す
るフレームを使用できる。利用可能な帯域幅は、基地局によりある所定数のPS
の単位で割当てられる。周知のリード‐ソロモン符号化法などのある形式のデジ
タル符号化が、情報要素(PI)と呼ばれる所定数のビット単位にわたってデジ
タル情報に対して行われる。変調はフレーム内で変わることがあり、選択された
PIを送信するために求められるPSの数(したがって、時間の長さ)を決定す
る。
【0024】 未決の米国特許出願第08/974376号により詳しく記述されているよう
に、図1に示されているブロードバンド無線通信システムの一実施例では、TD
Dフレーミングは適応性のあることが好ましい。すなわち、ダウンリンクに割当
てられたPSの数対アップリンクに割当てられたPSの数が時間と共に変化する
。本発明のデータを伝送および同期する方法および装置はFDD通信システムと
TDD通信システムで使用できる。更に、本発明は、図2に示されているフレー
ムおよびマルチフレーム構造に類似するフレームおよびマルチフレーム構造を用
いる適応TDDシステムおよび固定TDDシステムに使用できる。図2に示され
ているように、周期的な機能を支援するために、多数のフレーム202がマルチ
フレーム206にまとめられ、多数のマルチフレーム206がハイパーフレーム
208にまとめられる。一実施例では、各マルチフレーム206は2つのフレー
ム202を含み、各ハイパーフレーム208は22のマルチフレーム206を含
んでいる。フレームの他の構造と、マルチフレームの他の構造およびハイパーフ
レームの他の構造を本発明で使用できる。たとえば、本発明の他の実施例では、
各マルチフレーム206は16のフレーム202を含み、各ハイパーフレーム2
08は32のマルチフレーム206を含む。本発明の実施に使用されるダウンリ
ンク・サブフレームおよびアップリンク・サブフレームそれぞれの例が、図3と
図4にそれぞれ示されている。
【0025】ダウンリンク・サブフレーム・マップ 図3は、情報を複数のCPE110へ送るために基地局106により使用でき
るダウンリンク・サブフレーム300の1つの例を示す。基地局は、ダウンリン
ク帯域幅割当てを反映するダウンリンク・サブフレーム・マップを保持すること
が好ましい。ダウンリンク・サブフレーム300はフレーム制御ヘッダ302と
、変調の形式によってグループにまとめられて、異なる形式で変調されているデ
ータを分離するために用いられる組み合わされた変調遷移間隙(MTG)306
により分離される複数のダウンリンクデータPS304(たとえば、PS304
データはQAM‐4を用いて変調され、PS304′データはQAM‐16を用
いて変調されている、等)と、送信/受信遷移間隙308とを含むことが好まし
い。選択された任意のダウンリンク・サブフレームには、異なる変調形式で変調
されたデータブロックの任意の1つまたは複数のものがなくてもよい。一実施例
では、変調遷移間隙(MTG)306の持続時間は0PSである。図3に示され
ているように、フレーム制御ヘッダ302は、同期および等化のために物理的制
御層(またはPHY)により使用されるプリアンブル310を含んでいる。フレ
ーム制御ヘッダ302は、PHY(312)とMAC(314)のための制御セ
クションも含んでいる。
【0026】 ダウンリンクデータPSはデータとメッセージをCPE110へ送るために使
用される。このデータは符号化し(たとえば、リードソロモン符号化法を用いて
)、選択されたCPEにより用いられる現在の動作変調で送信することが好まし
い。データは、QAM‐4、それに続いてQAM‐16、その後にQAM‐64
などの所定の変調順序で送ることが好ましい。変調遷移間隙306は、もし存在
するならば、データを伝送するために用いられる異なる形式で変調されたセクシ
ョンを分離するために用いられる。フレーム制御ヘッダ302のPHY制御部3
12は、変調形式が変化するPS304の同一性を示す放送メッセージを含むこ
とが好ましい。最後に、図3に示されているように、Tx/Rx遷移間隙308
はダウンリンク・サブフレームをアップリンク・サブフレームから分離する。
【0027】アップリンク・サブフレーム・マップ 図4は、データを伝送し、同期する本発明に使用するようにされているアップ
リンク・サブフレーム400の一例を示す。このデータを伝送し、同期する方法
および装置に従って、CPE110(図1)は、アップリンク・サブフレーム4
00を用いて情報(帯域幅要求を含んでいる)をそれに関連する基地局106に
送る。図4に示されているように、アップリンク・フレーム中にCPE110に
より送られる3つの主なクラスのMAC制御メッセージ、(1)CPE位置決め
のために保留されている競合スロット(位置決め競合スロット402)内で送ら
れるMAC制御メッセージ、(2)帯域幅割当てのためにマルチキャスト・ポー
ルおよび放送ポールに応答するために保留されている競合スロット(帯域幅要求
競合スロット404)内で送られるMAC制御メッセージ、(3)個々のCPE
に特に割当てられた帯域幅で送られるMAC制御メッセージ(CPEがスケジュ
ールしたデータスロット406)、がある。
【0028】 競合スロット(すなわち、競合スロット402と404)のために保留されて
いる帯域幅は一緒にグループにまとめられ、所定の変調形式を用いて送られる。
【0029】 たとえば、図4に示されている実施例では、競合スロット402と404はQ
AM‐4変調を用いて送られる。残りの帯域幅は、CPEによってグループにま
とめられる。それのスケジュールされた帯域幅の間、CPE110は、CPEと
それに関連する基地局106の間の伝送における環境要因の影響により決定され
る固定された変調で送る。アップリンク・サブフレーム400は、図3を参照し
て上で説明した変調遷移間隙(MTG)306の機能に類似する機能を実行する
複数のCPE遷移間隙(CTG)408を含んでいる。すなわち、CTG408
は、アップリンク・サブフレーム400の間は種々のCPE110からの送信を
分離する。一実施例では、CTG408の持続時間は物理的層2つ分である。送
信CPEは、CTG408の第2のPS中に1PSプリアンブルを送ることによ
り、基地局が新しいCPE110に同期できるようにすることが好ましい。多数
のCPE110が位置決め競合期間中に同時に送信して衝突が起きる結果となる
ことがある。衝突が起きると基地局は応答しないことがある。ダウンリンク・サ
ブフレームとアップリンクサブフレームは、無線通信システムにおいて層状にさ
れているデータ伝送のためのメカニズムを提供する。
【0030】ブロードバンド無線通信システムにおける層状のデータ伝送アーキテクチャ 本発明の重要な特徴は、より高い通信プロトコル層(連続許可(「CG」)お
よび需要を割当てられた多重アクセス(「DAMA」))を要約できることであ
る。本発明の一実施例では、基地局106はMACを介するサービス・アクセス
ポイント(SAP)と物理的データの間の層状伝送アーキテクチャを保持する。
種々のSAPが、種々の通信プロトコルと待ち時間要求を有する。要約の最高レ
ベルにおいては、T1などのCGデータサービスが良く制御された配信待ち時間
を持つ非常に広い帯域幅を通常要求する。対照的に、インターネット・プロトコ
ル・データサービス(TCP/IP)などのDAMAデータサービスは突発的(
bursty)で、しばしば無通話(これは1つの任意の時刻には零帯域幅であ
る)で、かつ動作している時も遅延の変化にかなり鈍感である、層状データ伝送
アーキテクチャはブロードバンド無線通信システムにおいて種々のSAPとイン
タフェースするためのメカニズムを提供する。
【0031】 図5は、本発明に使用するデータ送りアーキテクチャの好適な実施例を示す。
図5に示されているように、収束サブプロセス(CS)層502とMAC層50
4が、ブロードバンド無線通信システムにおいてデータを送るためにインタフェ
ースする。収束サブプロセスとそれのアクセスポイントが、サービスに特化した
接続の設定および保守とデータ伝送のためにより高い通信プロトコル層に対する
インタフェースを行う。データの収束サブプロセスは、この技術において周知で
ある。1つのそのような収束サブプロセスが、Harry J.R.Dutto
nおよびPeter Lenhard著「同期転送モード(ATM)、技術的概
観(A Synchro第us Transfer Mode(ATM),Te
chnical Overview)」第2版、3‐21〜3‐24ページ、P
rentice Hall、1995年10月、に記載されている。MACは、
時分割多重化(TDM)、高次層制御メッセージ(HLCM)、継続許可(CG
)および需要割当てマルチアクセス(DAMA)などの通信プロトコルの高次層
にSAPを提供する。図5に示されているように、MACは、高レベルメディア
・アクセス仲裁(HL‐MAA)層502と低レベルメディア・アクセス仲裁(
LL‐MAA)層504との2つの層を有することが好ましい。
【0032】 一実施例では、HL‐MAA502は多数の機能を行う。HL‐MAA502
は、基地局(BS)制御機能、CPE位置決めデータ接続の設定および保守機能
、および負荷平準化機能のために、高次プロトコル層とインタフェースすること
が好ましい。収束サブ層を介して、BS HL‐MAAはBS中の高次層とイン
タフェースし、帯域幅の利用可能性と、接続に特有の帯域幅限界とを基にして、
レベルが変化するサービスで提供される接続に対する要求を受け、または受けな
い。HL‐MAA502は、データの物理的チャネルに提供する負荷のレベルを
平準化することが好ましい。MACのBS HL‐MAAサブ層は、帯域幅割当
ておよび物理的チャネルにおける負荷レベルの平準化を制御することも好ましい
。BS HL‐MAAは、このMACドメイン内の全ての物理的チャネルに付加
することに気付いている。既存の接続を、別の物理的チャネルへ移動させてセク
タ内の帯域幅の使用を一層良く平衡させることができる。
【0033】 好適な実施例では、LL‐MAA504はCPEとBS MACの間のインタ
フェースを行う。LL‐MAA504は、個々の物理的チャネルに対する帯域幅
割当てを行うことが好ましい。各物理的チャネルは、BS LL‐MAAの対応
する例を有する。同様に、各CPEは、CPE LL‐MAAの対応する例を有
する。
【0034】 したがって、LL‐MAAは、伝送収束(TC)層506と物理的(PHY)
層508に、HL‐MAAがそれらの層に結合されているよりも一層緊密に結合
されている。BS LL‐MAAは、帯域幅要求と、制御メッセージの需要と、
各CPEと通信するために使用される特定の変調とを基にして行われる、所与の
任意の時刻に利用できる実際の帯域幅量の決定において、BS HL‐MAAと
協働することが好ましい。BS LL‐MAAは、CPEに送るダウンリンクデ
ータをパケットにすることが好ましい。CPE LL‐MAAはBS LL‐M
AAをパケットにする際に使用する帯域幅割当てアルゴリズムと同じアルゴリズ
ムを用いてアップリンクデータをパケットにすることが好ましいが、範囲はCP
Eの割当てられた帯域幅に限られる。LL‐MAA504は、メッセージを多数
の時分割多重化(TDD)フレームにわたって断片にできる。
【0035】 データを送りかつ同期する本発明は、物理的(PHY)層508から相対的に
切り離されている可変長MACパケットを送るために、固定長伝送収束/物理的
TC/PHYパケットに依存する。伝送収束(TC)層506は、MAC層50
2、504とPHY層508を結合させない手段を提供する。TC/PHYパケ
ット・フォーマットの部とMACパケットおよびヘッダ・フォーマットの部で詳
しく説明するように、本発明の好適な実施例は可変長MACパケットと固定長T
C/PHYパケットを使用する。本発明の好適な実施例は、BSから種々のCP
Eの1つへデータを送る際にダウンリンク・サブフレームマップとアップリンク
・サブフレームマップを使用することも好ましい。好適な実施例では、MACは
上で説明し、かつ未決の米国特許第09/316518号に記載されているよう
に、データを転送するために適応フレーム構造を使用することが好ましい。適応
フレーム構造により送られるデータはフォーマットされたデータのセットすなわ
ち 「パケット」を含む。本発明に使用するのに適する1つのパケット・フォー
マットが以下に述べられている。この分野の当業者は、本発明の要旨を逸脱する
ことなく代わりのMACフォーマットを使用できることを理解されるであろう。
【0036】MACパケット・フォーマット‐ヘッダおよびペイロード MACパケットデータは、無線通信システムにおける高次通信プロトコル層
(たとえば、CGとDAMA)と低次通信プロトコル層(たとえば、TCとPH
Y)の間で交換されたデータを表す。本発明の好適な実施例では、、全ての用途
のためのデータは、接続IDと各種の状態ビットを含んでいるヘッダが前に付さ
れているパケットで送られる。接続IDは、基地局により加入者局へ送られるデ
ータを認識するためのメカニズムを、加入者局に提供する。加入者局は、接続I
Dにより参照される情報を基にして、パケットを適切に処理する。
【0037】 MACデータは、TDDフレーム200を通じてばらばらにできる。好適な実
施例では、この断片化はMACヘッダを用いて行われる。MACヘッダは、TD
Dフレーム200を通じる断片化の制御と制御問題および経路指定問題を取扱う
ために用いられる。好適な最小断片サイズと断片化ステップサイズは、「位置決
め結果」メッセージ中のCPEに与えられる。「開始」断片と「継続」断片は、
少なくとも最小断片サイズにすべきことが好ましい。もしそれより大きいとする
と、付加サイズは、断片ステップサイズの倍数にすべきことが好ましい。終了断
片とばらばら美されていないMACパケットは、断片化最小サイズ要求と断片化
ステップサイズ要求を免れることが好ましい。
【0038】 TDDフレーム200内では、MACにより接続へ送られたデータは断片化し
ないことができ(単一のTDDフレームで送られる)、またはある数の継続パケ
ットにより分離されている開始パケットと終了パケットを含むことができる。本
発明の好適な実施例では、MACパケットのフォーマットはヘッダとペイロード
を有する。MACヘッダは、標準MACヘッダと短縮MACヘッダとの2つの異
なるフォーマットを有することとが好ましい。基地局とCPEとの特定のネット
ワークは、標準MACヘッダのみまたは短縮MACヘッダのみを使用することが
好ましいので、それら2つのヘッダ・フォーマットは単独で使用することが好ま
しい。標準MACヘッダは、データまたは無線インタフェースにおいて固定長デ
ータパケットを支持する。好適なダウンリンクMACは、好適なアップリンクM
ACヘッダから僅かに変化する。
【0039】 図6Aは、本発明に使用するようにされている標準MACダウンリンク・パケ
ット・フォーマット600aの好適な実施例のフォーマットを示す。特定のフィ
ールド、特定のフィールド長、および特定のフィールド構成について図6Aを参
照して説明するが、通信技術の当業者は本発明の実施に際して代わりの構成を使
用できることを理解されるはずである。標準MACダウンリンク・パケット・フ
ォーマット600aは、標準MACダウンリンク・ヘッダ640と可変長ペイロ
ード622を含むことが好ましい。標準MACダウンリンク・ヘッダ640は、
全体の長さが6バイトになる9つの異なるフィールドを含むことが好ましい。標
準MACダウンリンク・ヘッダ640は、長さが1ビットであることとが好まし
いヘッダ・フラッグ・フィールド604で始まる。図示の実施例では、ヘッダ・
フラッグ・フィールド604は、可変長パケットを許すのみであるシステムでは
論理1にセットされる。したがって、標準MACヘッダは可変長データパケット
をサポートするので、ヘッダ・フラッグ・フィールド604は標準MACダウン
リンク・ヘッダ640に対しては論理1に常にセットされる。ヘッダ・フラッグ
・フィールド604の後にパワー制御(PC)フィールド606が続く。
【0040】 パワー制御フィールド606は、CPEのパワーを迅速に微調整するものであ
って、長さは2ビットが好ましい。パワー制御フィールド606はCPEのパワ
ーを絶対量ではなくて相対的に調整することが好ましい。好適な実施例では、パ
ワー制御フィールド606の2ビットには、00「パワーを変化しない」、01
「パワーを少し増加する」、11「パワーを少し減少する」、10「将来の使用
のために保留する」、ということを表す論理値が割当てられる。暗号(E)ビッ
トフィールド608は、パワー制御フィールド606に続くことが好ましい。暗
号ビットフィールド608はペイロードについての情報を提供し、長さは1ビッ
トである。ペイロードが暗号化されると、暗号ビットフィールド608は論理1
にセットされ、さもなければ論理0にセットされる。MACヘッダは、暗号化さ
れないで常に送信される。暗号ビットフィールド608の後には、接続ID保留
フィールド610が続く。接続ID保留フィールド610は、接続ID(CID
)フィールド612(後で説明する)の将来の拡張のための手段を提供するもの
で、長さは8ビットである。接続IDフィールド612は、接続ID保留フィー
ルド610の後に続き、識別情報をCPEに提供する。接続IDフィールド61
2の長さは、16ビットである。接続IDは、基地局とCPEの間の接続時に設
定される宛先識別子であって、CPEを一意に特定するものである。断片化制御
フィールド614は、接続IDフィールド612の後に続く。
【0041】 断片化制御(フラッグ)フィールド614は、断片化情報を提供するものであ
って、長さは3ビットである。あるシステムが可変長パケット(すなわち、標準
MACダウンリンク・フォーマット)をサポートすると、MACは断片化を実行
して無線リンク帯域幅を効率的に使用する。好適な実施例では、断片化制御フィ
ールド614の3ビットには、010「断片化されるメッセージの断片化を開始
する」、000「断片化されるメッセージの断片化を継続する」、100「断片
化されるメッセージの断片化を終了する」、110「断片化されないメッセージ
」、ということを表す値を割当てることが好ましい。パケット喪失優先順位(P
LP)フィールド616が、断片化制御フィールド614の後に続く。パケット
喪失優先順位フィールド616は混雑に関する情報を提供し、長さが1ビットで
ある。混雑状況では、無線通信システムは低い優先順位のパケットを最初に捨て
る。無線通信システムは、パケット喪失優先順位フィールド616を低い優先順
位のパケットに対して論理1にセットする。逆に、高い優先順位のパケットに対
してはパケット喪失優先順位フィールド616は論理0にセットされる。長さを
保留された(Len)フィールド618はパケット喪失優先順位フィールドの後
に続く。
【0042】 長さを保留されたフィールド618は長さが5ビットであることが好ましく、
長さフィールド620(下でより詳しく説明する)の将来の拡張の手段を提供す
る。長さフィールド620は長さを保留されたフィールド618の後に続き、M
ACパケット・ペイロードについての情報を提供する。長さフィールド620は
長さが11ビットで、MACパケット・ペイロードにおけるバイトの数を指示す
る。長さフィールド620の後にペイロードフィールド622が続く。ペイロー
ドフィールド622は、長さフィールド620により決定される可変長フィール
ドである。ペイロードフィールド622は、データ・サービスタイプ特定(たと
えば、T1,TCP/IP)からのデータ要素の一部を含む。それらのデータ要
素は、接続IDフィールド612により特定されたCPEへ送られる。短縮MA
Cダウンリンク・パケット・フォーマット600bは、標準MACダウンリンク
・パケット・フォーマット600aに類似する。
【0043】 図6Bは、本発明に使用するようにされている短縮MACダウンリンク・パケ
ット・フォーマット600bの好適な実施例のフォーマットを示す。通信技術の
当業者は、本発明の範囲を逸脱することなく代わりの構成を使用できることを理
解できるはずである。短縮MACダウンリンク・パケット・フォーマット600
bは、短縮MACダウンリンク・ヘッダ650と、固定長ペイロード623とを
含むことが好ましい。短縮MACダウンリンク・ヘッダ650は、全長が4バイ
トになる7つの異なるフィールドを含むことが好ましい。短縮MACダウンリン
ク・ヘッダ650は、長さが1バイトであるヘッダ・フラッグ・フィールド60
4で始まる。ヘッダ・フラッグ・フィールド604はシステムにおいて論理0に
セットされる。それは、固定長パケットを許すだけである。したがって、図示の
実施例においては、短縮MACダウンリンク・ヘッダ650は固定長データパケ
ットをサポートするので、ヘッダ・フラッグ・フィールド604は短縮MACヘ
ッダに対して論理0に常にセットされる。ヘッダ・フラッグ・フィールド604
の後に、パワー制御フィールド606と、暗号化ビットフィールド608と、保
留接続IDフィールド610と、接続IDフィールド612とが続く。それらの
フィールドは、図6Aの標準MACダウンリンク・パケットおよびヘッダ・フォ
ーマット600aの説明において上で説明したものと同じである。接続IDフィ
ールド612の後に、帰路(backhaul)保留断片化(BRF)フィール
ド615が続き、長さは3ビットが好ましい。BRFフィールド615は帰路断
片化のために保留され、帰路に特有の断片化情報を送るために使用することが好
ましい。上記PLPフィールド616は、BRFフィールド615の後に続く。
標準MACアップリンク・パケット・フォーマット600cは、標準MACダウ
リンク・パケット・フォーマット600aに類似している。それについては、以
下で説明する。
【0044】 図6Cは、本発明に使用されるようにされている標準MACアップリンク・パ
ケット・フォーマット600cの好適な実施例のフォーマットを示す。通信技術
の当業者は、本発明の範囲を逸脱することなく代わりの構成を使用できることを
理解できるはずである。図6Cの標準MACアップリンク・パケット・フォーマ
ット600cは標準MACアップリンク・ヘッダ660と、可変長ペイロード6
22とを含むことが好ましい。標準MACアップリンク・ヘッダ660のフォー
マット(図6C)は、1つの例外を除き、標準MACダウンリンク・ヘッダ64
0のフォーマット(図6A)と同じである。すなわち、標準MACアップリンク
・ヘッダ660では、ヘッダ・フラッグ604の後に、パワー制御フィールド6
06(図6A)ではなくて、ポール・ミー(PM)フィールド605が続く。ポ
ール・ミーフィールド605は長さが3ビットで、帯域幅のために要求をポール
すべきである時を示す。ポール・ミーフィールド605は、パケットに関連する
CPEから接続要求が受けられた時も示す。好適な実施例では、ポール・ミーフ
ィールド605には、第1の選択されたレベルと255の間のサービスの質(Q
oS)を持つ接続に対してポールすべき要求を表す、01と、1と第2の選択さ
れたレベルの間のQoSを持つ接続に対してポールすべき要求を表す、10と、
の論理値が割当てられる。図6Dに示されている短縮MACアップリンク・パケ
ット・フォーマット600dは図6Bの短縮MACダウンリンク・パケット・フ
ォーマット600bに類似する。
【0045】 図6Dは、本発明に使用されるようにされている短縮MACアップリンク・パ
ケット・フォーマット600dの好適な実施例のフォーマットを示す。短縮MA
Cアップリンク・パケット・フォーマット600dは、短縮MACアップリンク
・ヘッダ670と、固定長ペイロード623とを含むことが好ましい。短縮MA
Cアップリンク・ヘッダ670のフォーマットは、1つの例外を除き、図6Bの
短縮MACアップリンク・ヘッダ650のフォーマットと同じである。とくに、
図6Dの短縮準MACアップリンク・ヘッダ670では、短縮MACダウンリン
ク・ヘッダ650のフォーマット(図6B)のパワー制御フィールド606の代
わりにポール・ミー(PM)フィールド605が用いられる。図6Dに示されて
いるように、ポール・ミーフィールド605はヘッダフラッグ604の後に続く
。ポール・ミーフィールド605は、図6Cの標準MACアップリンク・パケッ
ト600cのフォーマットを参照して上で説明した。
【0046】 図6A〜図6Dを参照して、上で説明したアップリンク・パケット600a、
600cと、ダウンリンク・パケット600b、600dとのフォーマットは、
本発明に使用するようにされている無線通信システムにおいてCPEと基地局の
間でデータを伝送するための好適なメカニズムである。しかし、これは本発明を
限定することを意味しない。この技術の当業者は、MACパケット600a、6
00c、600b、600dのフォーマットの他の種類を本発明の範囲を逸脱す
ることなく使用できることを理解できるはずである。
【0047】 本発明の好適な実施例では、MACアップリンク・パケットとMACダウンリ
ンク・パケットは、TC層506(図5)を介して物理的層508(図5)とイ
ンタフェースする。TC層506はMACメッセージを無線インタフェースに適
合できるパケットにまとめる。TC層5506は、要求に応じてMACメッセー
ジをTC/PHYパケットの間に分配できる。通信技術の当業者は、データをT
C/PHYパケットで送るために非常に多数のフォーマットが存在することを理
解されるはずである。次に、本発明に使用されるようにされている1つのTC/
PHYパケット・フォーマットを、図7を参照して説明する。
【0048】TC/PHYパケット・フォーマット 図7は、本発明に使用するようにされているTC/PHYパケット700の好
適な実施例のフォーマットを示す。TC/PHYパケット700のフォーマット
は全長が228ビットである5つの異なるフィールドを有することが好ましい。
TC/PHYパケット700は、「TCデータユニット」(TDU)とも呼ばれ
る。図7に示されているように、TC/PHYパケット700は8ビットヘッダ
702と、208ビット・ペイロード・フィールド712と、12ビットCRC
フィールド712とを有する。ヘッダ702は、ヘッダ存在(HP)フィールド
704と、ヘッダ保留(R)フィールド706と、位置フィールド(Pos)フ
ィールド708とを有することも好ましい。ヘッダ存在フィールド704の長さ
は1ビットであって、TC/PHYパケット700内に存在するMACヘッダの
スタートの存在(または不存在)についての情報を提供する。MACヘッダはT
C/PHYパケット700内のどこかでスタートすると、ヘッダ存在フィールド
704は論理1にセットされ、さもなければ論理0にセットされる。保留フィー
ルド706はヘッダ存在フィールド704の後に続く。保留フィールド706は
長さが2ビットであって、将来の使用のために選択により保留される。位置フィ
ールド708は保留フィールド706の後に続く。位置フィールド708は長さ
が5ビットであって、ペイロード内のMACヘッダ、がスタートするバイト位置
を示すことが好ましい。TC/PHYパケット700は208ビット(すなわち
、26バイト)のペイロードを有することが好ましい。ペイロード712は下で
詳細に説明するMACパケット情報を含む。図7に示されているCRCフィール
ド710はペイロード712の後に続く。CRCフィールド710の長さは12
ビットである。CRCフィールド710は周知の周期的冗長性検査技術を用いて
誤り訂正機能を行う。TC/PHYパケット・フォーマット700 (TDU)
はMAC実体(パケット)をPHY要素へマッピングするために機構を提供する
。以下にこの機構について詳しく説明する。
【0049】PHY要素へのMAC実体のマッピング 本発明の一実施例では、BS LL‐MAAは、物理的チャネルの利用可能な
帯域幅の割当てとマッピングの全てを、高次通信プロトコル層から受けた要求の
サービス要求の優先順位および質を基にして行う。また、帯域幅の利用可能性は
、BSと個々のCPEの間の許容ビット誤り率(BER)を達成するために求め
られる変調を基にすることが好ましい。BS MACは、PHYからの、特定の
CPEに対して求められる変調を決定するための信号の質、すなわち、利用でき
る帯域幅、についての情報を使用することが好ましい。BS LL‐MAAがア
ップリンク帯域幅をCPEにひとたび割当てると、各CPEのLL‐MAAはそ
れが突出しているアップリンク要求にその帯域幅を割当てる。
【0050】 図8は、可変長MACメッセージの流れから228ビットTCデータユニット
(TDU)、TC/PHYパケットとしても知られている、700と、300
ビットPlと、最後に25記号PS(PlとPSは図2を参照して先に説明した
)とへの4段マッピングの好適な実施例を示す。図8に示されており、かつ以下
に説明するように、本発明はPS通信プロトコルレベルからMAC通信プロトコ
ルレベルへ、およびMAC通信プロトコルレベルからPS通信プロトコルレベル
へ、マップすることが好ましい。LL‐MAAが割当てる好適な最小の物理的ユ
ニットは25記号PS802である。LL‐MAAが割当てる好適な最小の論理
的ユニットは、228ビットTCデータユニット(TDU)700の208ビッ
ト (26バイト)ペイロード712である。通信技術の当業者は、本発明の範
囲を逸脱することなく、物理的ユニットと論理的ユニットの別の最小を使用でき
ることを理解できるであろう。228ビットのTDUは300ビットPl 80
4を作成するために周知のリード‐ソロモン符号化技術を用いて符号化すること
が好ましい。種々の遷移間隙などの、符号化を要しない帯域幅需要は1PSの単
位で割当てることが好ましい。符号化(たとえば、リード‐ソロモン符号化技術
を用いて)を要する帯域幅需要はTDU700で割当てることが好ましく、各変
調 (ダウンリンクの場合)と、各CPE(送信アップリンクの場合)、がTD
U700の整数倍に付加されてPl804の整数倍を作成する。好適な実施例に
おけるこの付加については以下に詳しく説明する。Plを送信するために要する
PS802の数は使用される変調形式で変化する。
【0051】MACからPHYへのダウンリンク・マッピング 上で説明し、かつ未決の米国特許出願第09/316518号に記載されてい
るように、本発明に使用されるようにされているダウンリンク・サブフレーム3
00の好適な実施例(図3)は、固定長のプリアンブル310と、PHY制御部
312と、MAC制御部314とを含んでいるフレーム制御ヘッダ302でスタ
ートする。このフレーム制御ヘッダ302によってCPEをダウンリンクに同期
させること、およびアップリンクとダウンリンクとのマッピングを決定すること
を許す。
【0052】 図9は、本発明の好適な実施例における利用者のダウンリンク需要への好適な
ダウンリンク・サブフレーム300のボデーのマッピングを示す。変調遷移間隙
(MTG)306は、変化する変調技術との同期を確実に行うための1PSプリ
アンブルの目的を果たす。ダウンリンク・サブフレーム300内では変調(たと
えば、QAM‐4、QAM‐16、およびQAM‐64)によりグループにまと
めることが好ましい。変調ブロック内では、パケットをCPEによってグループ
にまとめることができるが、そのようにまとめる必要はない。個々のCPEのた
めの全てのメッセージ(フレーム・ヘッダ内のもの以外の)は同じ変調形式を用
いて送信することが好ましい。好適な実施例のマッピング法では特定の変調での
各MACパケット列をTDU700の整数倍であるように付加すべきである。こ
の付加は符号化の後でPlの整数倍を得るために使用される。付加は充填バイト
0x55を使用することが好ましい。アップリンク・マッピングの構造はダウン
リンク・マッピングの構造とは僅かに異なる。以下に、この構造を図4と図10
を参照して説明する。
【0053】MACからPHYへのアップリンク・マッピング 本発明に使用するようにされているアップリンク・サブフレーム400(図4
)は、図4を参照して上で説明したように、アップリンク競合アクセス・スロッ
トを有することが好ましい。アップリンク・サブフレーム400は、選択により
使用できる位置決め競合スロット402で始まることが好ましい。局の位置決め
中に使用するために、いくつかの位置決め競合スロット402がPHYに定期的
に割当てられることが好ましい。好適な一実施例では、位置決めメッセージは1
PSプリアンブルの後に続き、単独で送られることが好ましい。また、他のMA
C制御メッセージは同じMACパケットにパックしないことが好ましい。帯域幅
要求競合スロット404は、帯域幅要求のためのマルチキャスト・ポールおよび
放送ポールに応答するために割当てることが好ましい。好適な一実施例では、帯
域幅要求メッセージは、帯域幅要求競合期間中に送られる時は、1PSプリアン
ブルを先行させて、全TDUに付加することが好ましい。CPEは他の接続に対
する付加帯域幅要求を同じMACパケットに全TDUへのパディングの一部とし
てパックできる。次に、アップリンク・マッピングについて説明する。
【0054】 図10は、本発明に使用するようにされているアップリンク・サブフレーム4
00の計画された部分の、本発明の一実施例における加入者のアップリンク需要
へのマッピングを示す。図9のMTG306と同様に、CPE遷移間隙(CTG
)408は、新しいCPEとの同期を確実に行うようにする1 PSプリアンブ
ルを含むことが好ましい。サブフレーム400内では、TC/PHYパケット7
00は、CPEによりグループにまとめることが好ましい。個々のCPEからの
、帯域幅要求競合スロットで送られる帯域幅要求以外の、全てのメッセージは同
じ変調形式を用いて送ることが好ましい。好適な実施例では、符号化の後でPl
の整数倍を提供するために、CPEの送信はTDUの整数倍であるようにパッド
されることが好ましい。パディングは充填タイプ0x55を使用することが好ま
しい。
【0055】 アップリンク・マッピングとダウンリンク・マッピングは、データをPHY層
508に送るために高次通信プロトコル層(CGとDAMA)にある機構を提供
する。
【0056】 本発明のデータを伝送し、同期する技術を使用することにより、計画されたア
ップリンクデータとダウンリンクデータはMAC層502、504(図5)と物
理的層508(図5)の間で伝送および同期される。計画されたアップリンクデ
ータとダウンリンクデータは、CPE110により使用される変調形式を基にし
て、アップリンク・サブフレーム400とダウンリンク・サブフレーム300内
でそれぞれ送られることが好ましい。本発明は、アップリンクデータとダウンリ
ンクデータをMAC層502、504と物理的層508の間で送るために、MA
Cパケット600a、600b、600c、600d(それぞれ図6a〜6d)
のフォーマットとTC/PHYパケット・フォーマット700(図7)を使用す
ることが好ましい。PHY要素へのMAC実体のマッピングは、上で説明した
(図8〜図10)4段階のアップリンク・マッピングおよびダウンリンク・マッ
ピングに従って行うことが好ましい。本発明および以下でより詳細に説明するや
り方に従って、MACパケットデータは可変長のようにしてTC/PHYパケッ
ト・フォーマット700へマップされる。したがって、TC/PHYパケット7
00より大きいMACパケットはばらばらにされる。TC/PHYパケット70
0より小さいMACパケットは、2つの条件の1つが適用されなければ、1つの
TC/PHYパケット700内の次のMACパケットに連結される。それらの条
件については、以下で詳細に説明する。
【0057】 本発明の方法および装置は、無線通信システムにおいてMACと物理的通信プ
ロトコル層との間でデータを効率的に送る。本発明に従って帯域幅は効率的に使
用される。その理由は、多数の可変長メッセージが多数のTC/PHYパケット
700にわたって連結される。本発明は、データメッセージ・ヘッダがデータま
たは無線リンクにわたって失われた時に、次のデータメッセージに迅速に同期す
るので有利である。失われたデータまたは無線リンクが再設定された後で、本発
明は迅速な同期を行えるようにする。その理由は、次のMACヘッダ640、6
50、660、または670(図6a〜6d)を見出すために、無線通信システ
ムは、受けられたTC/PHYパケット700のヘッダ存在フィールド704を
走査する必要があるのみだからである。したがって、データまたは無線リンクが
再設定された時に、ほんの僅かな情報(1MACメッセージより少ない)が失わ
れる。この技術を、図11を参照して以下に詳細に説明する。
【0058】データ伝送および同期技術 本発明の好適な実施例では、図6a〜6dを参照して説明したように、ペイロ
ードは可変長MACパケット600a、600b、600c、600dのフォー
マットを送ることが好ましい。MACパケット600a、600b、600c、
600dの長さに依存して、本発明は、物理的層508(図5)にマッピングし
た時にMACパケット600a、600b、600c、600dをばらばらにし
、または連結する。本発明の好適な実施例では、TC/PHYパケット700は
、最大容量が208ビットであるペイロード712(図7)を有する。好適な最
大である208ビットは単なる例であって、他のTC/PHYパケット・フォー
マットを使用できること、および種々の最大ペイロードを持つことができること
をこの分野の当業者は理解されるであろう。時にはTC/PHY700は、MA
Cパケット600a、600b、600c、600dをマッピングするために利
用できる最大容量より小さい容量を持つことができる。この状況は、以前のMA
CパケットまたはMACパケットの断片が現在のTC/PHYパケット700に
既にマップされている時に起きる。たとえば、好適な実施例では、96ビットの
MACパケットがTC/PHYパケット700にマップされたとすると、次のM
ACパケット600を連結技術を用いてマッピングするために、112ビットを
TC/PHYパケット700のペイロード712において利用できる。可変長M
ACパケットを送り、かつこのようにしてTC/PHYパケット700にマッピ
ングする手順が図11に示されており、以下に詳細に説明する。
【0059】 図11に示されているように、本発明の方法はステップ150においてMAC
パケット600をまず得ることにより、データ送りおよび同期技術を開始する。
この方法は、MACパケット600が現在のTC/PHYパケット700のペイ
ロード712より長いかどうかを判定するステップ152へ進む。もし長ければ
、この方法はステップ154へ進み、そのステップではMACパケット600を
ばらばらにし、長くなければこの方法はステップ160へ進み、そのステップで
はMACパケット600をTC/PHYパケットにマップする。
【0060】 ステップ154では、この方法はMACパケット600を「断片MACパケッ
ト」と呼ばれる小ビット長パケットにばらばらにする。ばらばらにされたMAC
パケット600は第1の断片MACパケットと第2の断片MACパケットを少な
くとも有する。その第1の断片MACパケットは、現在のTC/PHYパケット
700の残りの利用可能なビットを充たすために構成されることが好ましい。こ
の方法は、ステップ154で第1の断片MACパケットを上記のように現在のT
C/PHYパケット700にマップする。その後で、この方法は、ステップ15
6へ進む。ステップ156では、この方法は、全ての断片がマップされるまで、
残りの断片を次の引き続くTC/PHYパケットへマップする。本発明の好適な
実施例に従って、この方法は、同じTDDフレーム200におけるMACパケッ
トから全ての断片を送ることが好ましい。その後で、この方法は、ステップ15
0へ戻って他のMACパケットを得る。
【0061】 ステップ160では、この方法は、MACパケットを上記のようにTC/PH
Yパケットにマップする。その後で、この方法は、判定ステップ162へ進んで
、TC/PHYパケット700のペイロードに利用できるビットが存在するかど
うかを判定する。マップされたMACパケットが、TC/PHYパケット700
の中間で(すなわち、ペイロード全体を充たす前)終らされたとすると、ビット
は利用可能なままである。ペイロード内のビットが利用可能なままであるとする
と、この方法は判定ステップ166へ進み、利用可能でなければ、ステップ16
4へ進み、そこからステップ150へ戻って上記のように別のMACパケットを
得る。判定ステップ166では、この方法はダウンリンクで変調の変化があった
かどうかを判定する。もしあったならば、この方法はステップ168へ進んで、
MTG306、306′が後に続く新しいTC/PHYパケット700を得、も
しなかったならば、この方法は判定ステップ170へ進む。したがって、ステッ
プ168の後で新しい変調の第1のMACパケットが、MTG306、306′
が後に続く新しいTC/PHYパケット700にマップされる。ステップ168
の後では、この方法はステップ164へ進み、そのステップでこの方法はステッ
プ150へ戻って上記のように別のMACパケットを得る。次のMACパケット
は新しい変調形式を用いて送られる。
【0062】 判定ステップ170では、この方法は、アップリンクでCPEの変化があった
かどうかを判定する。もしあったならば、この方法はステップ172へ進んで、
CTG408,408′,408″が後に続く新しいTC/PHYパケット70
0を得、もしなかったならば、この方法は判定ステップ174へ進む。したがっ
て、ステップ172では、次のCPEの第1のMACパケットが、CTG408
,408′,408″が後に続く新しいTC/PHYパケット700にマップさ
れる。ステップ172の後では、この方法はステップ164へ進み、そのステッ
プでこの方法はステップ150へ戻って、新しいCPEになるであろう別のMA
Cパケットを得る。ステップ174では、この方法は、もしあれば次のMACパ
ケット、を現在のTC/PHYパケット700にマップする。その後で、この方
法は、ステップ152へ戻って上記のように機能する。
【0063】 要 約 要約すれば、データを伝送および同期する本発明の方法および装置は無線通信
システムでデータを伝送および同期する強力で、非常に効率的な手段を含む。デ
ータを伝送および同期するこの方法および装置はデータフォーマットとデータ伝
送技術の組合わせを用いて、通信システムにおいてデータを効率的に伝送する。
有利なことに、本発明はデータの喪失が起きた時に層を迅速に同期する。この迅
速な同期は、データまたは無線リンクの再設定時に2つ以上のMACメッセージ
のデータ喪失を阻止する。また、多数のMACパケットは本発明の技術を用いて
多数のTC/PHYパケット700にマップすることが好ましい。
【0064】 本発明のいくつかの実施例を説明した。しかし、本発明の要旨および範囲を逸
脱することなく種々の変更を行うことができることを理解されるであろう。たと
えば、本発明の方法および装置をTDD無線通信システムで使用されるものとし
て上で説明したが、FDD無線通信システムにも全く同様に容易に使用される。
更に、本発明の方法および装置は、ほぼいかなる種類の通信システムにも使用で
きる。それの用途は、無線通信システムに限定されるものではない。1つのその
ような例は、衛星通信システムに本発明を使用することである。そのような通信
システムでは、衛星は上記基地局の代わりをする。また、CPEは、衛星から一
定の距離にもはや配置されていない。あるいは、本発明は、有線通信システムに
使用できる。有線システムと無線システムとの唯一の違いは、チャネル特性が両
者の間で異なることである。しかし、データの伝送および同期は、2つの種類の
システムの間で変化はない。したがって、本発明は、説明した特定の実施例によ
って限定されるのではなく、添付した特許請求の範囲によってのみ限定される。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明に使用するようにされているブロードバンド無線通信システムの簡略化
したブロック線図である。
【図2】 本発明の実施において、図1の通信システムにより使用できるTDDフレーム
およびマルチフレーム構造を示す。
【図3】 図1の無線通信システムにおいて、複数のCPEへ情報を送るために基地局に
より使用できるダウンリンク・サブフレームの例を示す。
【図4】 本発明のデータ伝送および同期に使用するようにされているアップリンク・サ
ブフレームの例を示す。
【図5】 本発明の実施において、図1の通信システムにより使用するためのデータ送り
アーキテクチャの例を示す。
【図6a】 本発明の実施において、図1の通信システムにより使用するための可変長MA
Cダウンリンク・パケット・フォーマットの例を示す。
【図6b】 本発明の実施において、図1の通信システムにより使用するための固定長MA
Cダウンリンク・パケット・フォーマットの例を示す。
【図6c】 本発明の実施において、図1の通信システムにより使用するための可変長MA
Cアップリンク・パケット・フォーマットの例を示す。
【図6d】 本発明の実施において、図1の通信システムにより使用するための固定長MA
Cアップリンク・パケット・フォーマットの例を示す。
【図7】 本発明に使用されるようにされているTC/PHYパケットの例を示す。
【図8】 本発明によるPHY層へのMACパケットの4段マッピングの例を示す。
【図9】 本発明によるPHY要素へのMACメッセージのダウンリンク・マッピングの
例を示す。
【図10】 本発明によるPHY要素へのMACメッセージのアップリンク・マッピングの
例を示す。
【図11】 本発明の好適なデータ伝送および同期法を示す流れ図である。
【符号の説明】
106 基地局 108 アンテナアレイ 110 CPE 200 TDDフレーム 202 フレーム 204,204′ 物理的スロット 304 ダウンリンク・サブフレーム 306 変調遷移間隙 308 送信/受信遷移間隙 310 プリアンブル 312 PHY制御部 400 アップリンク・サブフレーム 402 位置決め競合スロット 404 帯域幅要求競合スロット 406 CPE予定されたデータスロット 408 CPE遷移間隙 502,504 MAC層 506 伝送収束層 508 物理的(PHY)層 600 可変長MACパケット 604 ヘッダ・フラッグ・フィールド 605 ポールミー・フィールド 606 パワー制御フィールド 608 暗号化ビットフィールド 610 ID保留フィールド 612 接続IDフィールド 614 断片化制御フィールド 616 パケット喪失優先順位フィールド 618 長さ保留フィールド 620 長さフィールド 622 ぺイロード・フィールド 623 固定長ペイロード 640,650,660,670 MACダウンリンク・ヘッダ 700 TC/PHYパケット
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (81)指定国 EP(AT,BE,CH,CY, DE,DK,ES,FI,FR,GB,GR,IE,I T,LU,MC,NL,PT,SE),OA(BF,BJ ,CF,CG,CI,CM,GA,GN,GW,ML, MR,NE,SN,TD,TG),AP(GH,GM,K E,LS,MW,MZ,SD,SL,SZ,TZ,UG ,ZW),EA(AM,AZ,BY,KG,KZ,MD, RU,TJ,TM),AE,AG,AL,AM,AT, AU,AZ,BA,BB,BG,BR,BY,BZ,C A,CH,CN,CR,CU,CZ,DE,DK,DM ,DZ,EE,ES,FI,GB,GD,GE,GH, GM,HR,HU,ID,IL,IN,IS,JP,K E,KG,KP,KR,KZ,LC,LK,LR,LS ,LT,LU,LV,MA,MD,MG,MK,MN, MW,MX,MZ,NO,NZ,PL,PT,RO,R U,SD,SE,SG,SI,SK,SL,TJ,TM ,TR,TT,TZ,UA,UG,UZ,VN,YU, ZA,ZW (72)発明者 ゲイリー、リー、サマド、ジュニア アメリカ合衆国カリフォルニア州、サンデ ィエゴ、ラ、トルトラ、12625 (72)発明者 ジャック、ビハー アメリカ合衆国カリフォルニア州、サンデ ィエゴ、アーランガー、5823 Fターム(参考) 5K033 AA01 CB15 CC01 DA01 DA17 5K067 AA13 BB21 EE02 EE10 【要約の続き】 C/PHYパケットで開始される。

Claims (12)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 組合わされている対応する基地局と交信する複数の顧客構内機器(CPE)を
    含んでいる無線通信システムにおいてデータを同期し、伝送する方法であって、
    基地局はアップリンク通信リンクとダウンリンク通信リンクとにおける帯域幅割
    当てを表すアップリンク・サブフレームマップおよびダウンリンク・サブフレー
    ムマップを保持し、各基地局は組合わされている対応するメディア・アクセス・
    コントロール(MAC)を含み、MACは複数のデータメッセージを有し、かつ
    MACはMACデータメッセージを、層状にされたデータ・トランスポート・ア
    ーキテクチャで少なくともTC/PHYパケットにマップされているMACデー
    タパケットで伝送する、無線通信システムにおいてデータを同期し、伝送する方
    法において、 (a)MACデータパケットを得るステップと、 (b)ステップ(a)で得られたMACデータパケットを第1のTC/PHY
    パケットにマップするために第1のTC/PHYパケットに十分な利用可能ビッ
    トが存在するかどうかを判定するステップと、 (c)十分なビットを利用できることがステップ(b)で判定されたならば、
    ステップ(d)へ進み、さもなければ得られたMACデータパケットをばらばら
    にし、第1の断片を第1のTC/PHYパケットにマッピングし、その後で残り
    の断片を引き続くTC/PHYパケットにマッピングし、その後でステップ(c
    )へ戻るステップと、 (d)得られたMACデータパケットを第1のTC/PHYパケットにマッピ
    ングするステップと、 (e)第1のTC/PHYパケット中に利用可能なビットが残っているかどう
    かを判定するステップと、 (f)十分なビットが残っていることがステップ(e)で判定されたならば、
    ステップ(g)へ進み、さもなければステップ(a)へ戻るステップと、 (g)ダウンリンクに変調の変化が存在するかどうかを判定するステップと、 (h)変調の変化が存在することがステップ(g)で判定されたならば、新た
    な変調を有する第1のMACパケットをMTGを従えている新たなTC/PHY
    パケットにマッピングし、さもなければステップ(i)へ進むステップと、 (i)アップリンクにCPEの変化が存在するかどうかを判定するステップと
    、 (j)変調の変化が存在することがステップ(i)で判定されたならば、次の
    CPEの第1のMACパケットをCTGを従えている新たなTC/PHYパケッ
    トにマッピングし、さもなければステップ(k)へ進むステップと、 (k)次のMACパケットが存在するならば、そのパケットを第1のTC/P
    HYパケット内にマッピングするステップと、 を備えている無線通信システムにおいてデータを同期し、伝送する方法。
  2. 【請求項2】 請求項1記載のデータを同期し、伝送する方法であって、 MACデータパケットはMACヘッダと、nビットの長さを持つMACペイロ
    ードを備えている、データを同期し、伝送する方法。
  3. 【請求項3】 請求項2記載のデータを同期し、伝送する方法であって、 nは変数である、データを同期し、伝送する方法。
  4. 【請求項4】 請求項2記載のデータを同期し、伝送する方法であって、 nは一定である、データを同期し、伝送する方法。
  5. 【請求項5】 請求項2記載のデータを同期し、伝送する方法であって、 MACヘッダは断片化制御フィールドを更に備え、断片化制御フィールドはM
    ACデータメッセージの断片化についての情報を含んでいる、データを同期し、
    伝送する方法。
  6. 【請求項6】 請求項2記載のデータを同期し、伝送する方法であって、 TC/PHYパケットは、 (a)TC/PHYペイロードと、 (b)ヘッダ提示フィールドを更に備えているTC/PHYヘッダと、 を更に備えており、ヘッダ提示フィールドは、MACヘッダがTC/PHYペイ
    ロード内に存在する時は、論理1にセットされる、データを同期し、伝送する方
    法。
  7. 【請求項7】 請求項6記載のデータを同期し、伝送する方法であって、 TC/PHYヘッダは位置フィールドを更に備え、位置フィールドは、MAC
    ヘッダが存在するならば、TC/PHYパケット内のMACヘッダのバイト位置
    についての情報を提供する、データを同期し、伝送する方法。
  8. 【請求項8】 請求項1記載のデータを同期し、伝送する方法であって、 ステップ(d)のTC/PHYパケット内へのMACデータパケットのマッピ
    ングはTC/PHYパケットを符号化することを備えている、データを同期し、
    伝送する方法。
  9. 【請求項9】 請求項8記載のデータを同期し、伝送する方法であって、 TC/PHYパケットはリード‐ソロモン符号化を用いて符号化される、デー
    タを同期し、伝送する方法。
  10. 【請求項10】 組合わされている対応する基地局と交信する複数の顧客構内機器(CPE)を
    含んでいる無線通信システムにおいてデータを同期し、伝送する方法であって、
    基地局はアップリンク通信リンクとダウンリンク通信リンクにおいて帯域幅割当
    てを表すアップリンク・サブフレーム・マップおよびダウンリンク・サブフレー
    ム・マップを保持し、各基地局は組合わされている対応するメディア・アクセス
    ・コントロール(MAC)を含み、MACは複数のデータメッセージを有し、M
    ACはMACデータメッセージを、層状にされたデータ・トランスポート・アー
    キテクチャで少なくともTC/PHYパケットにマップされているMACデータ
    パケットで伝送する、無線通信システムにおいてデータを同期し、伝送する方法
    において、 (a)MACデータパケットを得る手段と、 (b)MACデータパケットをTC/PHYパケットにマップするためにTC
    /PHYパケットに十分な利用可能ビットが存在するかどうかを判定する手段と
    、 (c)MACデータパケットをばらばらにする手段と、 (d)MACデータパケットをTC/PHYパケットにマッピングする手段と
    、 (e)TC/PHYパケット中に利用可能なビットが残っているかどうかを判
    定する手段と、 (f)ダウンリンクに変調の変化が存在するかどうかを判定する手段と、 (g)新しい変調の第1のMACパケットをMTGを従えている新たなTC/
    PHYパケットにマッピングする手段と、 (h)アップリンクにCPEの変化が存在するかどうかを判定する手段と、 (i)次のCPEの第1のMACパケットをCTGを従えている新たなTC/
    PHYパケットにマッピングする手段と、 を備えている無線通信システムにおいてデータを同期し、伝送する装置。
  11. 【請求項11】 汎用コンピューティング装置で実行可能なコンピュータ・プログラムであって
    、プログラムは無線通信システムで同期することおよび伝送することができ、無
    線通信システムは組合わされている対応する基地局と交信する複数の顧客構内機
    器(CPE)を含んでおり、基地局はアップリンク通信リンクとダウンリンク通
    信リンクにおいて帯域幅割当てを表すアップリンク・サブフレーム・マップおよ
    びダウンリンク・サブフレーム・マップを保持し、各基地局は組合わされている
    対応するメディア・アクセス・コントロール(MAC)を含み、MACは複数の
    データメッセージを有し、MACはMACデータメッセージを、層状にされたデ
    ータ・トランスポート・アーキテクチャで少なくともTC/PHYパケットにマ
    ップされているMACデータパケットで伝送する、汎用コンピューティング装置
    で実行可能なコンピュータ・プログラムにおいて、 (a)MACデータパケットを得るための第1の命令セットと、 (b)MACデータパケットを第1のTC/PHYパケットにマップするため
    にTC/PHYパケットに十分な利用可能ビットが存在するかどうかを判定する
    ための第2の命令パケットと、 (c)MACデータパケットをマップするために十分な利用できるビットが存
    在しなければ、MACデータパケットをばらばらにし、ばらばらにされたMAC
    データパケットをTC/PHYパケットにマッピングするための第3の命令セッ
    トと、 (d)MACデータパケットをTC/PHYパケットにマッピングするための
    第4の命令セットと、 (e)TC/PHYパケット中に利用可能なビットが残っているかどうかを判
    定するための第5の命令セットと、 (f)ダウンリンクに変調の変化が存在するかどうかを判定するための第6の
    命令セットと、 (g)新しい変調の第1のMACパケットをMTGを従えている新たなTC/
    PHYパケットにマッピングするための第7の命令セットと、 (h)アップリンクにCPEの変化が存在するかどうかを判定するための第8
    の命令セットと、 (i)次のCPEの第1のMACパケットをCTGを従えている新たなTC/
    PHYパケットにマッピングするための第9の命令セットと、 (j)次のMACデータパケットが存在するならば、そのパケットをTC/P
    HYパケット内にマッピングするための第10の命令セットと、 を備えている汎用コンピューティング装置で実行可能なコンピュータ・プログラ
    ム。
  12. 【請求項12】 複数の顧客構内機器(CPE)をそれぞれ持つアップリンク通信リンクとダウ
    ンリンク通信リンクを有する組合わされている対応する基地局と交信する複数の
    CPEを含んでいる無線通信システムにおいてデータを再同期する方法であって
    、基地局はアップリンク通信リンクとダウンリンク通信リンクとにおける帯域幅
    割当てを表すアップリンク・サブフレーム・マップおよびダウンリンク・サブフ
    レーム・マップを保持し、各基地局は組合わされている対応するメディア・アク
    セス・コントロール(MAC)を含み、MACは複数のデータメッセージを有し
    、かつMACはMACデータメッセージを、層状にされたデータ・トランスポー
    ト・アーキテクチャで少なくともTC/PHYパケットにマップされているMA
    Cデータパケットで送り、各TC/PHYパケットはヘッダ提示フィールドを含
    み、少なくとも1つの通信リンクをデータ伝送中に間欠的に絶たれることがある
    、無線通信システムにおいてデータを再同期する方法において、 (a)データ伝送中に通信リンクの間欠的な遮断を検出するステップと、 (b)ステップ(a)において遮断されたことが検出された通信リンクを再び
    接続するステップと、 (c)TC/PHYパケットを受信するステップと、 (d)ステップ(c)で受信されたTC/PHYパケットのヘッダ提示フィー
    ルドを検出し、ヘッダ提示フィールドが論理1を含んでいるならば、ステップ(
    e)へ進み、さもなければステップ(c)へ戻るステップと、 (e)遮断された通信リンクで伝送を再開するステップと、 を備え、ステップ(b)における通信リンクの再接続の後ではたかだかただ1つ
    のMACデータメッセージが失われる、無線通信システムにおいてデータを再同
    期する方法。
JP2001535348A 1999-10-29 2000-10-26 無線通信システムにおいてデータを同期し、伝送する方法および装置 Expired - Lifetime JP4549599B2 (ja)

Applications Claiming Priority (3)

Application Number Priority Date Filing Date Title
US09/430,379 1999-10-29
US09/430,379 US6683866B1 (en) 1999-10-29 1999-10-29 Method and apparatus for data transportation and synchronization between MAC and physical layers in a wireless communication system
PCT/US2000/029687 WO2001033772A1 (en) 1999-10-29 2000-10-26 Method and apparatus for data transportation and synchronization between mac and physical layers in a wireless communication system

Related Child Applications (3)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2007209109A Division JP4660514B2 (ja) 1999-10-29 2007-08-10 無線通信システムにおいてデータを同期化し伝送する方法および装置
JP2010075804A Division JP5066213B2 (ja) 1999-10-29 2010-03-29 無線通信システムの加入者局
JP2010075775A Division JP5128627B2 (ja) 1999-10-29 2010-03-29 無線通信システムにおいてデータを同期し、伝送する方法

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2003513592A true JP2003513592A (ja) 2003-04-08
JP4549599B2 JP4549599B2 (ja) 2010-09-22

Family

ID=23707313

Family Applications (6)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2001535348A Expired - Lifetime JP4549599B2 (ja) 1999-10-29 2000-10-26 無線通信システムにおいてデータを同期し、伝送する方法および装置
JP2007209109A Expired - Lifetime JP4660514B2 (ja) 1999-10-29 2007-08-10 無線通信システムにおいてデータを同期化し伝送する方法および装置
JP2010075804A Expired - Lifetime JP5066213B2 (ja) 1999-10-29 2010-03-29 無線通信システムの加入者局
JP2010075775A Expired - Lifetime JP5128627B2 (ja) 1999-10-29 2010-03-29 無線通信システムにおいてデータを同期し、伝送する方法
JP2012200811A Expired - Lifetime JP5736353B2 (ja) 1999-10-29 2012-09-12 無線通信システムにおいてデータを同期し、伝送する方法
JP2014243269A Pending JP2015084542A (ja) 1999-10-29 2014-12-01 無線通信システムにおいてデータを同期し、伝送する方法

Family Applications After (5)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2007209109A Expired - Lifetime JP4660514B2 (ja) 1999-10-29 2007-08-10 無線通信システムにおいてデータを同期化し伝送する方法および装置
JP2010075804A Expired - Lifetime JP5066213B2 (ja) 1999-10-29 2010-03-29 無線通信システムの加入者局
JP2010075775A Expired - Lifetime JP5128627B2 (ja) 1999-10-29 2010-03-29 無線通信システムにおいてデータを同期し、伝送する方法
JP2012200811A Expired - Lifetime JP5736353B2 (ja) 1999-10-29 2012-09-12 無線通信システムにおいてデータを同期し、伝送する方法
JP2014243269A Pending JP2015084542A (ja) 1999-10-29 2014-12-01 無線通信システムにおいてデータを同期し、伝送する方法

Country Status (9)

Country Link
US (2) US6683866B1 (ja)
EP (1) EP1226685A1 (ja)
JP (6) JP4549599B2 (ja)
KR (2) KR100675235B1 (ja)
CN (1) CN1387715A (ja)
AU (1) AU1349701A (ja)
BR (1) BR0015032A (ja)
CA (7) CA2727829C (ja)
WO (1) WO2001033772A1 (ja)

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2010519843A (ja) * 2007-02-22 2010-06-03 サムスン エレクトロニクス カンパニー リミテッド 通信システムにおけるフレーム構成方法及びシステム
JP2011015407A (ja) * 2009-07-06 2011-01-20 Samsung Electronics Co Ltd 無線通信システムにおける媒体接続制御階層のパケットを構成する方法及び装置
JP2012195687A (ja) * 2011-03-15 2012-10-11 Tokai Rika Co Ltd 送信装置、受信装置及び通信システム

Families Citing this family (78)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO1999037047A1 (en) 1998-01-16 1999-07-22 Symbol Technologies, Inc. INFRASTRUCTURE FOR WIRELESS LANSs
US20090219879A1 (en) 1999-05-21 2009-09-03 Wi-Lan, Inc. Method and apparatus for bandwidth request/grant protocols in a wireless communication system
US7006530B2 (en) 2000-12-22 2006-02-28 Wi-Lan, Inc. Method and system for adaptively obtaining bandwidth allocation requests
US6925068B1 (en) 1999-05-21 2005-08-02 Wi-Lan, Inc. Method and apparatus for allocating bandwidth in a wireless communication system
US8462810B2 (en) * 1999-05-21 2013-06-11 Wi-Lan, Inc. Method and system for adaptively obtaining bandwidth allocation requests
US6804211B1 (en) 1999-08-03 2004-10-12 Wi-Lan Inc. Frame structure for an adaptive modulation wireless communication system
US6683866B1 (en) * 1999-10-29 2004-01-27 Ensemble Communications Inc. Method and apparatus for data transportation and synchronization between MAC and physical layers in a wireless communication system
US6771660B1 (en) 1999-10-29 2004-08-03 Ensemble Communication, Inc. Method and apparatus for synchronization between MAC and physical layers in a wireless communication system when transporting ATM cells
KR100694026B1 (ko) * 1999-11-01 2007-03-12 삼성전자주식회사 광대역 무선 전송방법 및 장치
EP1243115B1 (en) * 1999-12-23 2005-10-26 Broadcom Corporation Method for opening a proprietary mac protocol in a non-docsis modem compatibly with a docsis modem
US7173923B2 (en) * 2000-03-17 2007-02-06 Symbol Technologies, Inc. Security in multiple wireless local area networks
US7173922B2 (en) 2000-03-17 2007-02-06 Symbol Technologies, Inc. Multiple wireless local area networks occupying overlapping physical spaces
FI110153B (fi) 2000-05-12 2002-11-29 Nokia Corp Menetelmä langattoman verkon radiokanavien jakamiseksi
JP3464644B2 (ja) * 2000-06-23 2003-11-10 松下電器産業株式会社 無線通信システム及びマルチキャスト通信方法
US7111163B1 (en) 2000-07-10 2006-09-19 Alterwan, Inc. Wide area network using internet with quality of service
JP2002055604A (ja) * 2000-08-11 2002-02-20 Trinity Communication Inc データ防護処理装置、モデム装置、データ通信システム、データ防護処理方法、その方法をコンピュータに実行させるプログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体
US7068639B1 (en) * 2000-09-19 2006-06-27 Aperto Networks, Inc. Synchronized plural channels for time division duplexing
GB2367447B (en) * 2000-09-27 2003-11-05 Airspan Networks Inc Transfer of data in a telecommunications system
US7310353B1 (en) 2000-10-30 2007-12-18 Yair Bourlas Compression of overhead in layered data communication links
US7197022B2 (en) 2000-11-15 2007-03-27 Wi-Lan, Inc. Framing for an adaptive modulation communication system
US7173916B2 (en) 2001-01-19 2007-02-06 Raze Technologies, Inc. Wireless access system using multiple modulation formats in TDD frames and method of operation
US7230931B2 (en) * 2001-01-19 2007-06-12 Raze Technologies, Inc. Wireless access system using selectively adaptable beam forming in TDD frames and method of operation
US7346347B2 (en) 2001-01-19 2008-03-18 Raze Technologies, Inc. Apparatus, and an associated method, for providing WLAN service in a fixed wireless access communication system
EP1220490A1 (en) * 2000-11-22 2002-07-03 Lucent Technologies Inc. Method and system for enhanced packet transmission in cellular networks
US8009667B1 (en) * 2001-01-16 2011-08-30 Wi—LAN, Inc. Packing source data packets into transporting packets with fragmentation
US6973071B1 (en) * 2001-03-06 2005-12-06 Rfmd Wpan, Inc. Method and apparatus for controlling the flow of data in a wireless communication system
US20020143988A1 (en) * 2001-03-30 2002-10-03 Jensen Bent S. System and method to implement an improved frame fragmentation protocol to facilitate efficient transmission of prioritized data
DE10124070A1 (de) * 2001-05-16 2002-11-28 Marconi Comm Gmbh System und Verfahren zur zeitlichen Abstimmung von Ereignissen in asynchron arbeitenden Kommunikationssystemen
GB0120409D0 (en) * 2001-08-23 2001-10-17 Roke Manor Research A communication system and method
US7720045B2 (en) * 2003-05-02 2010-05-18 Microsoft Corporation Method to enable simultaneous connections to multiple wireless networks using a single radio
US7426744B2 (en) * 2001-09-27 2008-09-16 Broadcom Corporation Method and system for flexible channel association
US7535929B2 (en) 2001-10-25 2009-05-19 Sandeep Singhai System and method for token-based PPP fragment scheduling
US7876704B1 (en) 2002-01-11 2011-01-25 Broadcom Corporation Tunneling protocols for wireless communications
US6788658B1 (en) * 2002-01-11 2004-09-07 Airflow Networks Wireless communication system architecture having split MAC layer
US7672274B2 (en) 2002-01-11 2010-03-02 Broadcom Corporation Mobility support via routing
US7149196B1 (en) 2002-01-11 2006-12-12 Broadcom Corporation Location tracking in a wireless communication system using power levels of packets received by repeaters
US7689210B1 (en) 2002-01-11 2010-03-30 Broadcom Corporation Plug-n-playable wireless communication system
US7515557B1 (en) * 2002-01-11 2009-04-07 Broadcom Corporation Reconfiguration of a communication system
US8027637B1 (en) 2002-01-11 2011-09-27 Broadcom Corporation Single frequency wireless communication system
WO2003096569A1 (en) * 2002-05-09 2003-11-20 Nokia Corporation Multiple level power control command signaling
US7113498B2 (en) * 2002-06-05 2006-09-26 Broadcom Corporation Virtual switch
US8050212B2 (en) 2003-05-02 2011-11-01 Microsoft Corporation Opportunistic use of wireless network stations as repeaters
US7327700B2 (en) * 2003-05-30 2008-02-05 Redpine Signals, Inc. Flexible multi-channel multi-thread media access controller and physical layer interface for wireless networks
KR20060028404A (ko) 2003-06-12 2006-03-29 코닌클리즈케 필립스 일렉트로닉스 엔.브이. 데이터 프레임 전송 방법 및 패킷 데이터의 프레임 구조체
US7317687B2 (en) 2003-06-12 2008-01-08 Koninklijke Philips Electronics N.V. Transmitting data frames with less interframe space (ifs) time
KR100966562B1 (ko) * 2003-09-01 2010-06-29 엘지전자 주식회사 통신 시스템의 큐 풀 구조
US7512089B2 (en) * 2003-11-21 2009-03-31 Samsung Electronics Co., Ltd. MAC layer protocol for a wireless DSL network
US7672268B2 (en) 2004-06-18 2010-03-02 Kenneth Stanwood Systems and methods for implementing double wide channels in a communication system
US7463611B2 (en) * 2004-07-15 2008-12-09 Atheros Communications, Inc. Efficient data transmission by data aggregation
AU2005287981B2 (en) 2004-08-17 2008-08-28 Nokia Technologies Oy Method and system for forming and transmitting/receiving neighbor base station information in a BWA communication system
DE102004044957B4 (de) * 2004-09-16 2007-04-19 Infineon Technologies Ag Medium-Zugriffs-Steuerungs-Einheit, Mobilfunkeinrichtung und Verfahren zum Abbilden mittels einer Mobilfunkeinrichtung zu übertragender Daten
WO2006049460A1 (en) * 2004-11-04 2006-05-11 Samsung Electronics Co., Ltd. Apparatus and method for signal transmission and reception using downlink channel information in a sleep mode in a bwa communication system
US20060176882A1 (en) * 2005-02-10 2006-08-10 Beceem Communications Inc. Method and system of early indication for multi-user wireless communication systems
US7965736B2 (en) * 2005-08-24 2011-06-21 Qualcomm Incorporated Transmission of multiplex protocol data units in physical layer packets
KR20070079511A (ko) * 2006-02-02 2007-08-07 삼성전자주식회사 무선통신시스템에서 상향링크 자원 요청 및 할당 방법
US7706397B2 (en) * 2006-03-31 2010-04-27 Intel Corporation Apparatus and method of controlling transmission in reverse direction
US7680118B2 (en) * 2006-04-13 2010-03-16 Motorola, Inc. Method and apparatus for reordering fragments within a MAC layer service data unit within a downlink frame
CN101064547B (zh) 2006-04-27 2010-11-03 上海贝尔阿尔卡特股份有限公司 无线接入系统的中继方法及其基站、中继设备和中继系统
US8576882B2 (en) * 2006-05-11 2013-11-05 Blackberry Limited Media access control protocol for multi-hop network systems and method therefore
KR100915805B1 (ko) * 2006-06-20 2009-09-07 삼성전자주식회사 광대역 무선통신시스템에서 맥계층 데이터 통신 장치 및방법
US7782850B2 (en) * 2006-11-20 2010-08-24 Broadcom Corporation MAC to PHY interface apparatus and methods for transmission of packets through a communications network
KR100896507B1 (ko) * 2006-12-01 2009-05-08 한국전자통신연구원 통신 시스템에서의 계층적 헤더 포맷과 데이터 전송 방법
WO2008066347A1 (en) * 2006-12-01 2008-06-05 Electronics And Telecommunications Research Institute Hierarchical header format and data transmission method in communication system
US8169995B2 (en) 2006-12-04 2012-05-01 Samsung Electronics Co., Ltd. System and method for wireless communication of uncompressed video having delay-insensitive data transfer
US20090092039A1 (en) * 2007-10-03 2009-04-09 Samsung Electronics Co., Ltd. Method and system for formation and communication of information frames in wireless communication systems
JP5410448B2 (ja) * 2008-01-07 2014-02-05 アルカテル−ルーセント ユーエスエー インコーポレーテッド 送信方法、ユーザ装置及びネットワーク装置
FR2943197B1 (fr) * 2009-03-13 2015-02-27 Thales Sa Procede et dispositif de transmission robuste de flux de paquets de donnees a en-tetes compresses sans augmentation de debit
WO2011034753A2 (en) * 2009-09-18 2011-03-24 Marvell World Trade Ltd. Short packet for use in beamforming
US8767711B2 (en) * 2009-10-07 2014-07-01 Sumitomo Electric Industries, Ltd. Base station apparatus, base station apparatus-use signal processing apparatus, PHY processing apparatus, and MAC processing apparatus
KR20120006259A (ko) * 2010-07-12 2012-01-18 삼성전자주식회사 이동 통신 시스템에서 업링크 송신 전력 상태 보고 장치 및 방법
CN102752797A (zh) * 2011-03-31 2012-10-24 北京新岸线无线技术有限公司 一种无线通信方法、发送装置及接收装置
US8787873B1 (en) 2011-11-04 2014-07-22 Plusn Llc System and method for communicating using bandwidth on demand
US8995320B2 (en) * 2012-04-16 2015-03-31 Qualcomm Incorporated Systems and methods of using space time block codes
CN103490924A (zh) * 2013-09-16 2014-01-01 笔笔发信息技术(上海)有限公司 一种设备间数据通讯和设备监控管理的方法
CN104901760B (zh) * 2014-03-04 2019-02-15 中兴通讯股份有限公司 一种基于可变带宽光网络的全光反向复用装置及方法
CN111491386A (zh) * 2019-01-28 2020-08-04 普天信息技术有限公司 一种无线通信系统中降低业务时延的方法及装置
US11537543B2 (en) * 2021-03-02 2022-12-27 Arm Limited Technique for handling protocol conversion
CN116738909B (zh) * 2023-06-25 2024-05-24 成都电科星拓科技有限公司 一种集成电路的Memory集成方法

Family Cites Families (45)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US4975906A (en) * 1988-02-15 1990-12-04 Hitachi, Ltd. Network system
US5130893A (en) 1990-01-17 1992-07-14 Square D Company Signal distribution system
US5130983A (en) 1990-03-27 1992-07-14 Heffner Iii Horace W Method of polling to determine service needs and the like
US5444702A (en) * 1992-09-14 1995-08-22 Network Equipment Technologies, Inc. Virtual network using asynchronous transfer mode
JPH06216963A (ja) * 1993-01-14 1994-08-05 Matsushita Electric Ind Co Ltd 固定長フレームによるデータ伝送、再構成方法
US5402422A (en) * 1993-03-11 1995-03-28 Zheng Liu Medium access control (MAC) protocol for single bus multimedia fair access local area network
US5450406A (en) * 1993-04-20 1995-09-12 Kabushiki Kaisha Toshiba ATM communication system with high speed connection-less service function
US5796727A (en) * 1993-04-30 1998-08-18 International Business Machines Corporation Wide-area wireless lan access
US5404374A (en) * 1993-07-12 1995-04-04 Apple Computer, Inc. Method and apparatus for transmitting and receiving encoded data using multiple frequency coding
US5457687A (en) * 1993-09-02 1995-10-10 Network Equipment Technologies, Inc. Method and apparatus for backward explicit congestion notification (BECN) in an ATM network
SE504766C2 (sv) * 1994-08-18 1997-04-21 Telia Ab Arrangemang för att tillhandahålla lokalnätsemuleringstjänst över publikt förbindelselöst ATM-nät
US5859848A (en) * 1995-01-26 1999-01-12 Canon Kabushiki Kaisha Asynchronous transfer mode packet conversion to one of plural formats
US5638371A (en) * 1995-06-27 1997-06-10 Nec Usa, Inc. Multiservices medium access control protocol for wireless ATM system
JPH0946352A (ja) * 1995-07-31 1997-02-14 Matsushita Electric Ind Co Ltd コネクションレスサービス装置
US5745837A (en) * 1995-08-25 1998-04-28 Terayon Corporation Apparatus and method for digital data transmission over a CATV system using an ATM transport protocol and SCDMA
US5774461A (en) * 1995-09-27 1998-06-30 Lucent Technologies Inc. Medium access control and air interface subsystem for an indoor wireless ATM network
US5666358A (en) * 1995-10-16 1997-09-09 General Instrument Corporation Of Delaware Method and apparatus for supporting TDMA operating over hybrid fiber coaxial (HFC) or other channels
US5751708A (en) 1995-10-25 1998-05-12 Lucent Technologies Inc. Access method for broadband and narrowband networks
US5684791A (en) * 1995-11-07 1997-11-04 Nec Usa, Inc. Data link control protocols for wireless ATM access channels
US6452927B1 (en) * 1995-12-29 2002-09-17 Cypress Semiconductor Corporation Method and apparatus for providing a serial interface between an asynchronous transfer mode (ATM) layer and a physical (PHY) layer
TW317058B (en) * 1996-04-23 1997-10-01 Ibm Data communication system for a wireless access to an atm network
AU6972096A (en) * 1996-09-09 1998-03-26 Aironet Wireless Communications, Inc. Cellular communication system with dynamically modified data transmission parameters
EP0841763B1 (en) * 1996-10-25 2003-12-10 Nokia Corporation Method for radio resource control
US5926478A (en) * 1996-12-19 1999-07-20 Ericsson, Inc. Data transmission over a point-to-multipoint optical network
JPH10190740A (ja) * 1996-12-25 1998-07-21 Nec Corp 無線atm用送受信装置
US6064649A (en) * 1997-01-31 2000-05-16 Nec Usa, Inc. Network interface card for wireless asynchronous transfer mode networks
US5946313A (en) * 1997-03-20 1999-08-31 Northern Telecom Limited Mechanism for multiplexing ATM AAL5 virtual circuits over ethernet
US6075792A (en) * 1997-06-16 2000-06-13 Interdigital Technology Corporation CDMA communication system which selectively allocates bandwidth upon demand
US5844906A (en) * 1997-06-30 1998-12-01 Ericsson, Inc. Automatic synchronization of continuous bit rate ATM cells in a point-to-multipoint broadband access network
FI106088B (fi) * 1997-09-12 2000-11-15 Nokia Networks Oy Datansiirtomenetelmä yleisen pakettiradiopalvelun (General Packet Radio Service) verkko-osan ja tilaajapäätelaitteen välillä
JP3765914B2 (ja) * 1997-10-13 2006-04-12 富士通株式会社 ショートセル多重化装置
US6469991B1 (en) * 1997-10-14 2002-10-22 Lucent Technologies Inc. Method for overload control in a multiple access system for communication networks
US6226277B1 (en) * 1997-10-14 2001-05-01 Lucent Technologies Inc. Method for admitting new connections based on usage priorities in a multiple access system for communications networks
US6189041B1 (en) * 1997-11-12 2001-02-13 International Business Machines Corporation Next hop resolution protocol cut-through to LANs
US6016311A (en) 1997-11-19 2000-01-18 Ensemble Communications, Inc. Adaptive time division duplexing method and apparatus for dynamic bandwidth allocation within a wireless communication system
JPH11234738A (ja) * 1998-02-19 1999-08-27 Nippon Telegr & Teleph Corp <Ntt> ユーザー情報伝送手順方法、それに用いる装置およびプログラム記録媒体
KR100299148B1 (ko) * 1998-03-14 2001-09-26 윤종용 부호분할다중접속 통신시스템에서 서로 다른 프레임 길이를갖는메시지를 인터믹스하여 송수신하는 장치 및 방법
JP3711429B2 (ja) * 1998-03-16 2005-11-02 セイコーエプソン株式会社 スペクトラム拡散通信装置
US6201811B1 (en) * 1998-03-24 2001-03-13 Telefonaktiebolaget Lm Ericsson (Publ) Transferring Identifier information in a telecommunications system
US6339585B1 (en) * 1998-05-05 2002-01-15 Philips Electronics North America Corp. Error-recovery mechanism using a temporary forwarder in a wireless-ATM network
US6370112B1 (en) * 1998-06-16 2002-04-09 Lucent Technologies Inc. Seamless path switchover in a connection-oriented packet network
US6925068B1 (en) 1999-05-21 2005-08-02 Wi-Lan, Inc. Method and apparatus for allocating bandwidth in a wireless communication system
US6683866B1 (en) * 1999-10-29 2004-01-27 Ensemble Communications Inc. Method and apparatus for data transportation and synchronization between MAC and physical layers in a wireless communication system
KR100694026B1 (ko) * 1999-11-01 2007-03-12 삼성전자주식회사 광대역 무선 전송방법 및 장치
US7583623B2 (en) * 2001-03-02 2009-09-01 Ofer Zimmerman Method and system for packing management messages in a communication system

Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2010519843A (ja) * 2007-02-22 2010-06-03 サムスン エレクトロニクス カンパニー リミテッド 通信システムにおけるフレーム構成方法及びシステム
US8644270B2 (en) 2007-02-22 2014-02-04 Samsung Electronics Co., Ltd. Method and system for configuring a frame in a communication system
JP2011015407A (ja) * 2009-07-06 2011-01-20 Samsung Electronics Co Ltd 無線通信システムにおける媒体接続制御階層のパケットを構成する方法及び装置
US8750332B2 (en) 2009-07-06 2014-06-10 Samsung Electronics Co., Ltd. Method and system for encoding and decoding medium access control layer packet
JP2012195687A (ja) * 2011-03-15 2012-10-11 Tokai Rika Co Ltd 送信装置、受信装置及び通信システム

Also Published As

Publication number Publication date
CN1387715A (zh) 2002-12-25
EP1226685A1 (en) 2002-07-31
CA2879747A1 (en) 2001-05-10
CA2387761C (en) 2007-03-20
BR0015032A (pt) 2002-09-24
JP2015084542A (ja) 2015-04-30
JP5128627B2 (ja) 2013-01-23
JP4660514B2 (ja) 2011-03-30
JP5066213B2 (ja) 2012-11-07
CA2387761A1 (en) 2001-05-10
JP2010239618A (ja) 2010-10-21
JP2010226724A (ja) 2010-10-07
CA2759770C (en) 2014-06-03
KR100675235B1 (ko) 2007-01-29
JP5736353B2 (ja) 2015-06-17
CA2569688C (en) 2011-02-15
WO2001033772A1 (en) 2001-05-10
CA2847074C (en) 2015-05-05
JP2008042925A (ja) 2008-02-21
KR100675236B1 (ko) 2007-01-30
CA2727829C (en) 2012-10-02
US6683866B1 (en) 2004-01-27
JP4549599B2 (ja) 2010-09-22
JP2013048424A (ja) 2013-03-07
CA2569688A1 (en) 2001-05-10
CA2847074A1 (en) 2001-05-10
KR20020040897A (ko) 2002-05-30
CA2727829A1 (en) 2001-05-10
KR20060130786A (ko) 2006-12-19
CA2879747C (en) 2016-04-26
AU1349701A (en) 2001-05-14
CA2759770A1 (en) 2001-05-10
CA2897202A1 (en) 2001-05-10
CA2897202C (en) 2016-04-26
USRE42788E1 (en) 2011-10-04

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP4549599B2 (ja) 無線通信システムにおいてデータを同期し、伝送する方法および装置
US9402250B2 (en) Methods and systems for transmission of multiple modulated signals over wireless networks
US7567532B2 (en) Method and system for packing management messages in a communication system
US6693887B2 (en) Method for allocating fractional bandwidth in a fixed-frame communication system
WO1999014905A1 (fr) Procede de transmission de paquets, dispositif de transmission de paquets, procede de transmission de trames radio, procede concernant les telecommunications mobiles, systeme de telecommunications mobiles et commutateur

Legal Events

Date Code Title Description
A711 Notification of change in applicant

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A711

Effective date: 20050525

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A821

Effective date: 20050525

A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20070510

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20091207

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20091218

A601 Written request for extension of time

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A601

Effective date: 20100317

A602 Written permission of extension of time

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A602

Effective date: 20100325

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20100329

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20100611

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20100707

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 4549599

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130716

Year of fee payment: 3

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

S111 Request for change of ownership or part of ownership

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313113

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313111

S531 Written request for registration of change of domicile

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313531

S533 Written request for registration of change of name

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313533

R350 Written notification of registration of transfer

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

EXPY Cancellation because of completion of term