JP2003512793A - 広帯域符号分割多元接続システムにおけるチャネル設定 - Google Patents

広帯域符号分割多元接続システムにおけるチャネル設定

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Abstract

(57)【要約】 チャネルを設定するためチャネル化符号の木の分枝を予約するステップを含む、広帯域符号分割多元接続シグナリング・プロトコルを利用する第3世代(3G)通信システムにおけるチャネルを設定する方法とシステムである。木の分枝を予約することで、チャネルは分枝内の事前予約された符号を使用して自動的に符号化され、新しいチャネルに対応するために利用可能な十分なトランスポート層リソースがあるか、及び新しいチャネルが現在のチャネルデータ転送を妨害または他の形で干渉するかを判定する別個の検証手順を行う必要性が除かれる。新しいチャネルは予約された符号を使用して設定されるので、新しいチャネルに対応するトランスポート層リソースはすでに存在し、チャネル干渉が存在する可能性はない。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】 〔発明の背景〕 (1.発明の分野) 本発明は一般に、広帯域符号分割多元接続(WCDMA)通信システムにおけ
るチャネル割り振りに関する。さらに具体的には、本発明は、WCDMAシステ
ムにおけるリソースの割り振りに関し、WCDMAシステムにおける高速なチャ
ネル設定を目的とする。
【0002】 (2.関連技術の説明) 第3世代(3G)無線通信サービスは世界的に急速に実現されつつあり、WC
DMA技術を実現する3Gシステムのための標準が開発されつつある。従来の狭
帯域符号分割多元接続(CDMA)システムと異なって、WCDMAプロトコル
による3Gシステムは汎用性があり、特に、全てインターネット・アクセスとシ
ームレスに統合された高速データ、高品質音声及びビデオ・サービス、及び広帯
域音声サービスを配信するようにされる。特に、WCDMAシステムは、固定ま
たはオフィス環境では2Mbpsまで、また広域または移動環境では384kb
psまでのインターネット・ベースのパケットデータのために設計されている。
さらに、WCDMAシステムは、システム中の全ての層について完全に新しいチ
ャネル構造に基づいており、これは転送速度を大きく向上させ、信号の完全性を
大きく改善する。
【0003】 インターネット・アクセスを高速データ配信と統合する新しい3G無線システ
ムの実現によって、高速スイッチングと多重チャネル管理の常に増大する必要性
がもたらされることになる。移動通信用グローバル・システム(GSM)及び他
の第2世代(2G)システムから収集された経験に照らすと、こうしたシステム
に固有のチャネル設定とリソース割り振りの問題はWCDMAシステムで大きく
増大するが、これは、こうした新しいシステムはさらに高いデータ転送速度で重
い負担を負っており、またさらに稠密なチャネル要求で責められている。WCD
MAシステムのトランスポート層におけるリソース割り振りとチャネル設定時間
は開発中の3Gシステムのどれにとっても効率的に動作するための重要なパラメ
ータである。さらに、国際標準団体が将来の実現のため関連3G無線通信システ
ム標準を公表するのに伴って、転送効率とシステム・ベンダ間のシームレスな相
互運用性のため、チャネル設定手順と割り振り原則が同一で標準化されているこ
とが必要性になる。この必要性は、共有チャネル・プロトコルを利用するWCD
MA通信システムで特に重大である。
【0004】 WCDMA通信システムは高速なチャネル事前予約方式を実現しなければなら
ない。こうしたシステムはシステム・リソースの使用を最大化し、トランスポー
ト層リソースの簡単で効率的な割り振りを提供すべきである。さらに、こうした
WCDMAシステムのプロトコルが全てのシステム・ベンダ間で互換性があり、
現在公表されている提案中の新しい3G標準に適合しているならば有益であろう
【0005】 〔発明の概要〕 本発明は、チャネルでWCDMA信号が転送されるWCDMA通信システムに
おけるチャネルの設定と、WCDMAシステムにおけるWCDMA信号へのトラ
ンスポート・リソースの効率的な割り振りとを提供する。WCDMA通信システ
ムのためのチャネル化プロトコルを記述し、個々のチャネルでWCDMA信号を
フォーマットし転送するチャネル・データを記述するチャネル化符号の木が提供
される。好適には、符号の木の中の少なくとも1つの符号は、予約された分枝か
らある符号に割り振られるチャネルのためのトランスポート層リソースを予約す
る符号の分枝に区分される。その後チャネルは、チャネル化プロトコルに関連す
る符号の分枝内に見られる設定データによって設定され、それによってリソース
の集合は設定データによって設定チャネルに割り振られる。
【0006】 本発明によってトランスポート層リソースを事前予約することで、通常、新し
いチャネルのための十分なトランスポート層リソースが存在するか、及び新しい
チャネルの導入によって妨害される既存の接続が存在しないかをまず検証する接
続許可制御(CAC)機能を要求していた従来のチャネル化技術と比較して高速
なチャネル設定が達成される。3GWCDMAシステムでは、本発明はチャネル
設定時間を大幅に短縮し、それに伴ってシステムのデータ・スループットを増大
する。このことは3G通信システムの至る所に見られる広帯域幅信号にとって特
に重要であるが、それというのも、例えばビデオ・ストリーミングの場合のよう
な広帯域データ語及び高速ストリーミング・データは高性能無線ネットワーク及
びインターネット・アクセスを要求するからである。こうした必要性は従来当該
技術分野では満足されていなかった。 本発明のこれらと他の特徴は、添付の図面と共に考察される以下の詳細な説明
から明らかになるだろう。しかし、理解されるように、図面は発明の限度を規定
することではなく例示のみを目的として作成されており、発明の限度については
請求項を参照すべきである。以下の図面中、同じ参符はいくつかの図面を通じて
同様の要素を示す。
【0007】 〔好適実施例の詳細な説明〕 本発明のWCDMAシグナリング及びプロトコルを利用する3G通信システム
のブロック図が図1の10で示される。本発明は本明細書では3G通信システム
及びWCDMAに関して説明されるが、本明細書で開示されるチャネル化設定及
びリソース割り振りは現行の2G及び純粋セルラシステムにも等しく適用可能で
ある。チャネルでデータを転送し、効率的なトランスポート・リソース・プロト
コルによる高速チャネル設定を必要とする通信システムはどれも、本発明の実現
によって利益を受ける。さらに、本明細書では、3Gという用語は、WCDMA
プロトコル及び標準が実現される全ての電線、ケーブル、光ファイバ及び無線シ
ステムを含む最も広範な意味で使用される。本明細書を通じて説明を容易にする
ため、3Gシステムは、特に注記しない場合無線3Gシステムとして説明される
【0008】 3Gシステム10は、一般に20で示される無線アクセス・ネットワーク(R
AN)を備えている。RAN20には少なくとも1つの無線ネットワーク・サブ
システム(RNS)30が含まれ、それは各々、各RNS30に関連する少なく
とも1つの基地局40と通信する。例示の目的で、2つのRNS30が示される
【0009】 好適には、各RNS30はさらに無線ネットワーク制御装置(RNC)50を
備えており、それには各RNS30内で発生するデータフローとデータ操作を制
御するマイクロコントローラが含まれる。さらに好適には、インタフェース(I
ub)60が、各RNC50とそのそれぞれの基地局40との間に配置されるが
、基地局40は、データをRNC50に経路制御し、かつ以下さらに詳細に説明
されるトランスポート層を通るものと共にそれぞれのRNS30内のデータ伝送
を調整する。またさらに好適には、各RNS30は基地局40を通じて移動端末
70と通信する。移動端末70はデジタルまたはセルラ移動電話、インターネッ
ト端末、コンピュータ、マイクロコントローラ及び、3Gシステム内でデータを
転送、作成及び/または処理することができる任意の他の装置でよい。またさら
に好適には、基地局40は「ノードB」装置である。ノードB装置は、3Gシス
テムで使用されるプロトコルを用意しつつある国際団体によって現在標準化され
つつある。ノードB装置は論理装置であり、通常Iubインタフェース60を通
じてRNC50に接続される。Iub60及びその同等物を通じてRNC50と
通信する現行及び将来開発されるノードB装置は全て本発明の範囲内であること
が意図される。本発明の好適実施例では、基地局40には、移動端末70と直接
通信する無線セル45が含まれる。無線セル45は好適には無線送受信機である
【0010】 図1は、汎用移動電気通信サービス(UMTS)システムを示す。こうしたU
MTSシステムは3G技術を包含し、全てのインターネット・アクセスの課題と
完全互換であるよう意図されているので、移動端末70と基地局40はインター
ネットとのシームレスなアクセスを提供できる。UMTSシステムの好適な形態
では、インタフェース(Iur)80がRNS30間に提供され、特にRNS3
0間のデータ転送の制御を調整し促進する。さらに詳しく言うと、RNS30間
にUMTSシステム全体のデータ通信のためのトランスポート層が確立されるよ
うにIur80がRNS30内の各RNC50間のデータ・リンクを提供する。
すなわち、3G UMTSシステム内のIub/Iurインタフェース間にトラ
ンスポート層が確立されるが、それはRNSとトランスポート層との間で効率的
なデータ転送を提供するためインタフェース全体で割り振られなければならない
あるデータ・リソースを備えることになる。当業者に周知のように、トランスポ
ート層は独立した物理装置ではなく、Iub及びIurのような地上インタフェ
ース上のデータ伝送のために必要な全ての転送機能と機能内のリソースのことで
ある。これらのインタフェースは衛星によるものであることもある。転送機能と
は、RNC、ノードB(例えば、ATM交換及び終端、伝送インタフェース、等
)及び、RNCとノードBの間の経路に沿ったクロスコネクト及びATMスイッ
チのような伝送機器のトランスポート層部分である。こうした構成に関してはデ
ータと信号の流れが概念的に展開され容易に理解できるので、通信システムのあ
る態様をトランスポート層の観点から説明することは有用である。
【0011】 典型的な2Gシステム用の従来技術のトランスポート層が図2の90で示され
る。このトランスポート層90は、データがシステムを通じて転送される時イン
タフェース間等の必要な対話によって相似的に形成される。トランスポート層9
0には、2Gシステムでチャネルを設定するのに必要な符号情報またはプロトコ
ルの集合(corpus)を備えるデータ符号のデータベースであるチャネル化符号の
木100が含まれる。すなわち、2Gシステムが新しいチャネルを形成する場合
、チャネル化符号の木のプロトコル内のチャネル化符号がアクセスされ、システ
ムが受信したデータ語中のデータから、どの種類のチャネルを設定しなければな
らないかと、新しく設定されるチャネルに関連する特定のチャネル・パラメータ
が決定される。一般に、トランスポート層90は、層90を横断する様々な多数
のチャネルによって占有されるトランスポート・リソースを備えている。こうし
たリソースは、例えば、チャネル・サイズ、チャネル・メモリ、トランスポート
・ビットレート、優先待ち行列、エネルギー・スループット、及びチャネルがシ
ステムを正確に横断できるようにチャネルに割り振られなければならない他の関
連パラメータ・リソースである。
【0012】 また、チャネル化符号の木100は、チャネルが共有チャネル110であるか
、すなわちシステムを横断する他のチャネルと共有する何らかのパラメータを有
するか、それとも転送のためもっぱらそれ専用のトランスポート・リソースを有
する固有のチャネルとして扱われる専用チャネル120であるかによってチャネ
ルを設定する。どちらの場合でも、チャネル化符号の木がチャネルを設定すると
、トランスポート層は、チャネルに対応するために利用可能な十分なトランスポ
ート・リソースが実際に存在し、リソースを新しいチャネルに割り振ることで他
の既存のチャネルが妨害されないかを判定する。この機能は典型的には、上記で
言及されたCAC検証手順130によって行われていた。CAC検証手順130
はソフトウェアで実現される従来の手順であり、データ転送手順の間新しいチャ
ネルの存在に対応するためトランスポート層中で十分なトランスポート・リソー
スが利用可能か、また新しいデータ・チャネルがシステムに追加される時、その
新しいチャネルが他のチャネルのデータ転送を妨害またはそうでなければ中断す
るかを検査する。現在トランスポート層90を通じて新しいチャネルをサポート
する十分なリソースが存在しないとCAC手順130が判定すると、CAC手順
130は、新しいチャネルをサポートするために、リソースがトランスポート層
90で利用可能になるまで新しいチャネルの設定を不能にする。同様に、新しい
チャネルの設定がトランスポート層90による現行のチャネルの転送を過度に妨
害、中断、減速または劣化させるならば、CAC手順130は新しいチャネルを
設定しない。当業者が認識するように、RNC50はチャネルのために予約され
た特定のチャネル化符号の記録を有さないが、WCDMA符号集合中のいくつか
の符号が予約される。従って、移動端末(単数または複数)が共有チャネルのた
めの予約された符号の使用を要求し、その予約された符号がアクセスされると、
RNCは予約されたリソース全体を使い果すことをせず、やはりリソースを必要
とする専用チャネルによって使用するためリソースの一部を予約する。この場合
、移動端末は予約された符号の木の中の別の符号が利用可能になるのを待ち、そ
のリソースを移動端末の要求に対して割り振りなければならない。
【0013】 CAC手順130を使用するには、上記で参照された判定を適切に行い新しい
チャネルを設定する別個のソフトウェア・ルーチンを実現する必要がある。CA
Cルーチンはデータ処理の観点から計算密度が高いので、CAC手順はチャネル
の設定を大幅に複雑化し減速し、ひいてはシステム全体のデータ・スループット
を低下させる。さらに、CAC手順130を使用すること自体がトランスポート
・リソースの大部分を独占する。これは、さらに大きな速度でトランスポート層
を横断するさらに稠密で多数のチャネルを処理する高速3G WCDMAシステ
ムにとって許容できないシステム上の有害な影響となる。従って、現在使用され
ているCAC手順、または他のチャネル設定検証手順を使用することは、新しい
チャネルを設定するプロセッサの時間とトランスポート・リソースを利用するの
で許容できない。
【0014】 図2Bは、本発明によって割り振られるトランスポート・リソースと無線リソ
ースを示す。以下さらに詳細に説明されるように、符号の木の事前予約された部
分はシステム特有の必要性に応じて経時的に再設定される。帯域幅の点で、トラ
ンスポート・リソースがチャネル化符号部分に一致することが好適である。セル
ラ・システム(2Gまたは3G)における通信チャネルの場合、無線インタフェ
ース(無線リソース)と他のシステム・インタフェース(対応するトランスポー
ト接続のためのトランスポート・リソース)の両方で利用可能なリソースが存在
する。ネットワークと移動局との間で確立されたチャネルは暗黙的に、無線チャ
ネルとトランスポート接続が確立済みであるということを意味する。
【0015】 チャネル化符号は、無線リンクの送信電力と共に、CDMA及びWCDMAシ
ステムにおける無線リソースの本質的な部分である。トランスポート・リソース
、例えば帯域幅とバッファ容量は他のシステム・インタフェース(無線インタフ
ェース以外の)を表わし、例えば、Iub及びIurインタフェースである。チ
ャネル化符号はWCDMAシステム中のチャネルを規定するもので、TDMAシ
ステムにおけるタイムスロットに類似している。すなわち、チャネルはチャネル
化符号によって互いに分離される。チャネル化符号から、無線インタフェース中
の対応するチャネルの原ビットレートが判定でき、その逆も同様である。さらに
、無線インタフェース中の対応するチャネルのチャネル化符号は符号ID(これ
はWCDMAシステムではトランスポート・フォーマット表示(TFI)と呼ば
れ、その場合チャネル化符号はトランスポート・フォーマットの規定の一部であ
る)によって識別される。符号IDは、データ・ペイロードと共にRNCからI
ub/Iurインタフェースを介して基地局に伝達される。
【0016】 本発明によれば、利用可能な符号105の集合全体のうちのチャネル符号の部
分があるチャネル種別に割り当てられる。任意の特性を有する符号が予約できる
が、特に、高速パケット・データ・アクセスを提供したチャネル化符号が本発明
によって予約される。さらに、予想される、または必要なチャネル容量に応じて
、符号の数と符号のピーク容量の関数としての予約された部分95のサイズが修
正できる。この性質の修正は頻繁に起こるとは予想されないが、その間隔は約1
00〜約1000ミリ秒程度またはそれ以上である。
【0017】 Iub/Iurインタフェース上では、トランスポート・リソース115は同
様に予約された分枝125に分割される。符号の木のこの部分125は特定のチ
ャネル種別専用であり、リソースの残りの部分135は好適には予約されない。
異なった「リソース領域」を示す部分125、135のサイズは好適にはサポー
ト容量の点で合わせられる。その結果、あるチャネルに関するチャネル化符号が
予約されたチャネル化符号95から得られたとすれば、トランスポート・リソー
ス管理は設定されつつあるチャネルについて何らかのCACまたはリソース予約
機能を実行する必要性はない。このため、所定のチャネルについてIub/Iu
rインタフェースでトランスポート接続を確立するのは従来技術のアプローチの
場合よりはるかに簡単になり、その結果さらに高速なチャネル設定が可能になる
。こうした結果はこれまで当該技術分野では達成されていなかった。
【0018】 図2Cは、予約された分枝145を有する、本発明で利用される典型的な符号
の木を示す。各節点155は1つのチャネル化符号を表す。典型的には、WCD
MAシステムにおけるチャネル化符号は直交符号であり、図2Cの木構造は符号
155の関係を表す一般的な方法である。この構造は符号155同士の相互関係
または直交性を示すので、ある符号が使用される場合(「母符号(mother code
)」)、木構造または分枝内の母符号より下の全ての符号は直交関係のため使用
不能になる。従って、予約された分枝145(図2Cの黒く塗られた節点)内の
最上位符号が、例えば256kビット/秒のチャネル・ビットレートを提供する
符号であるならば、すぐ下位の2つの符号はどちらも128kビット/秒のチャ
ネル・ビットレートを提供する。さらに、次の段階は64kビット/秒を提供し
以下同様に続く。すなわち、予約された分枝145は256kビット/秒の総合
レートを有効に提供できるが、サービスを受けるユーザの数は個々のチャネル・
レート、すなわち使用される符号に応じて変化する。
【0019】 さらに、木の中のチャネル化符号155の数は符号の種類に依存しひいてはシ
ステムに依存する。一つの符号自体を分枝に分割することはできないが、本発明
の有利な態様によれば、複数の符号を分枝して図2Cに示されるような木状構造
を形成することができる。すなわち、符号の集合が、図2Cに示される利用可能
な符号空間全体から本発明によって事前予約される。
【0020】 図3を参照すると、トランスポート層140は同様に、チャネルを設定しリソ
ースを割り振るチャネル化符号の木150を備えている。設定すべきチャネルは
共有チャネル120または専用チャネル130、またはそれら2つの組み合わせ
、または3G WCDMAシステム中に存在する任意の他の種類のチャネルであ
る。トランスポート層140はシステムを通じてチャネルでデータを伝えるIu
b/Iurインタフェースの必要性の結果存在するので、チャネル化符号150
もチャネルを設定し、チャネルがWCDMAシステムを効率的に横断するように
チャネルを構成する完全なプロトコルを含んでいる。
【0021】 本発明の好適実施例によれば、チャネル化木は、チャネル化符号の木150の
少なくとも1つの符号を含む少なくとも1つの分枝160に分割される。本発明
によって1つの分枝160より多い分枝が形成されることがあり、WCDMAシ
ステムの個々の必要性とシステムの設計パラメータに応じて1つより多い符号が
各分枝内に存在することがある。分枝160の数と各分枝内に見られる符号の個
々の数と種類は、WCDMAシステムの必要性と仕様によって決定される設計上
の選択の問題である。分枝160の数と内容はこうした必要性と仕様に基づいて
調整される。
【0022】 分枝160が分割されると、新しいチャネルがシステム上に追加される時、分
枝160内の符号がチャネルを自動的に設定する。新しいチャネル設定を要求す
るシステムからデータ・メッセージを受信する前に分枝が確立されるので、トラ
ンスポート・リソースは新しいチャネルに対応するよう事前予約され、現在のト
ランスポート・リソースがチャネル設定を処理できるかを判定する、例えば上記
で言及された従来技術のCAC手順のような別個の独立した検証手順を実現する
必要性はない。この場合、上記で説明されたような従来技術のトランスポート層
90で達成されなければならないリソース検証及び割り振りをトランスポート層
が行う必要がないため、新しいチャネルを設定する時間が大幅に短縮され、シス
テムの総合的な性能が大幅に向上する。本発明によれば、分枝160は単に符号
170を新しいチャネルに割り振るだけであり、トランスポート・リソースは符
号を分枝160に分割することですでに事前予約または割り振りされているので
、新しいチャネルは自動的に設定される。
【0023】 また、全てのチャネルのトランスポート層を事前予約するのが望ましくない場
合、CAC手順をトランスポート層140の新しいチャネルの設定に組み合わせ
ることも可能である。すなわち、例えば、事前予約されたチャネル以外をシステ
ム内で設定しなければならない場合、そうした必要性に対応するため本発明の分
枝符号160及び符号割り当て170の方式をCACまたは他の検証手順110
と組み合わせることも可能である。
【0024】 トランスポート層は、新しいチャネルに符号の木の分枝160から符号を割り
当てるべきであることを多くの方法で通知される。例えば、別個の割り当てバイ
トを伝送して、予約された符号により新しいチャネルを設定すべきであるとトラ
ンスポート層140に指示してもよい。あるいはその代りに、分枝160内の予
約された符号によりチャネルが設定されるべきであることをトランスポート層1
40に示すために、単一のビットまたは複数のデータ・ビットが、RNC50に
よって生成されたどのようなチャネル・データとも無関係にトランスポート層1
40によって受信されることもある。チャネルの確立は常に、Iub/Iurイ
ンタフェース上でチャネルを伝達するトランスポート接続の場合と同様、RNC
50によってなされる。すなわち、無線リソース管理論理エンティティと完全に
RNC50の内部にあるトランスポート・リソース管理論理エンティティとの間
のシグナリング・プロトコルが存在する。一般に、RNC50はダウンリンク方
向の全てのトランスポート・リソースを処理し、基地局はアップリンク方向のこ
れらのリソースを処理してもよい。基地局が事前割り当てされたトランスポート
・リソース125を使用すべきであることをIub/Iurインタフェースを通
じて基地局に示す必要がある場合、この指示は、無線チャネルの確立中に基地局
にシグナリングされる符号ID(WCDMAにおけるTFI)でよい。次のチャ
ネルが予約された符号に従って設定されるべきであることをトランスポート層1
40に通知する他の同等の方法を使用してもよい。
【0025】 好適実施例では、トランスポート層は、次のチャネルを予約された符号に従っ
て設定すべきであることをフラグ標識によって通知されるが、このフラグ標識は
、新しいチャネルを分枝160内の予約された符号に従って設定すべきであるこ
とをトランスポート層140に知らせるデータ語中の単一ビットである。図4を
参照すると、ノードB装置によって生成されるデータ語180には、語180が
どこで始まるかを示す最初のデータ集合を提供する開始ビット190の集合を含
むいくつかの部分が含まれる。データの実際のバイト200はシステムを通じて
転送されるデータを含み、終了ビット210の集合は、データ語180が終了す
ることをシステムに示し、データ語180を終了するために必要性なハウスキー
ピングデータを提供するために与えられる。本発明によれば、フラグ標識ビット
220がデータ語180の末尾に提供され、データ語180を転送するチャネル
を設定するために分枝160から予約された符号を使用するかそれともしないか
をトランスポート層140に知らせる。例えば、フラグ標識220が「1」に設
定されている場合、トランスポート層140は予約された符号を使用するが、「
0」に設定されている場合、チャネルは設定されないか、またはチャネル化木1
50内の他の符号が使用され検証手順110が実行される。もちろん、逆の方式
を代りに使用することも可能であり、その場合0は分枝内の符号の使用を示すこ
とを意味し、1は予約されていない符号の使用を示すことを意味する。
【0026】 本発明は、図1のシステムの様々な構成要素中に見られる何れかのコンピュー
タ・プロセッサまたはマイクロコントローラ上で実行可能なソフトウェア・プロ
グラムとして実現される。このソフトウェアは、無線リソースとトランスポート
・リソースの使用法を管理する。あるいはその代りに、本発明を具現化するソフ
トウェアは特定用途向け集積回路(ASIC)内またはデジタル信号処理(DS
P)チップ上に集積化されることもある。トランスポート・リソース予約を実現
する方法は、システムの機器アーキテクチャ、システムを実現するために使用さ
れる個々の技術及び他の要因によって決定される。
【0027】 本発明を実現するために使用されるコンピュータまたは処理要素の種類と無関
係に、図5は、処理用ソフトウェアまたはファームウェアの形になりうる典型的
実施例のフローチャートを示す。本方法はステップ230で開始され、ステップ
240で発信ノード(ノードB)はデータ語のフラグを設定し、新しい、または
次のチャネルが符号の木の分割された分枝内の予約された符号からリソースを割
り振られるべきであることをトランスポート層に示す。次に、ステップ250で
、すでに分枝されているチャネル化符号の木の部分があるかどうかが判定され、
もしあれば、ステップ260で、分枝はリセットされ、ステップ270で符号の
新しい集合が新しい分枝内で予約される。あるいはその代りに、新しいチャネル
を設定するために符号の同じ分枝が使用されることもあり、あるいは新しいチャ
ネルを設定するために予約された符号の別個の集合との分枝の組み合わせが使用
されることもある。
【0028】 同じ分枝符号、新しい分枝符号、または新旧分枝符号の組み合わせのどれが使
用されるかとは無関係に、ステップ280では分枝から割り当てられ及び予約さ
れた符号を使用する新しいチャネルが設定される。次にステップ290で、新し
いチャネルを設定すべきかが判定され、そうである場合、本方法はステップ24
0に戻る。そうでない場合、本方法はステップ300で終了し、データ語は正し
いリソースによってシステムを通じて転送される。
【0029】 WCDMAシステムで本発明によって提供されるチャネル設定は、高速データ
・システムにおいてトランスポート層リソースを割り振る効率的で簡素な手段を
提供する。別個の検証手順の必要性を除去することで、システム・リソースは有
効に割り振られ、高速なチャネル設定が達成される。さらに、チャネルを設定す
るために分枝符号の予約された集合を利用することで、トランスポート層による
データの総合スループットを減速しかつそれ自体で貴重なシステム・リソースを
浪費する、計算密度の高い検証手順によるリソースの貴重な計算リソースの煩雑
で反復的な使用が排除される。従って、本発明はデータ速度を最大化しチャネル
設定の計算上の複雑さを低減するリソース割り振り及びチャネル設定方法を提供
する。さらに、本発明は一般に全てのベンダ固有の3G機器に適用可能である。
【0030】 好適実施例に適用される際の本発明のいくつかの基本的な新しい特徴が示され
説明されたが、当業者が理解するように、本明細書で説明された装置と方法及び
その動作における様々な省略及び置換及び変更が、本発明の精神と範囲から離れ
ることなく当業者によって行われうる。同じ結果を達成するためほぼ同じ方法で
ほぼ同じ機能を実行する要素及び/または方法のステップの全ての組み合わせは
本発明の範囲内であることが明確に意図される。1つの説明された実施例から他
の実施例への要素の置換も完全に意図され考慮される。従って、本発明は請求項
の範囲によって示される通りにのみ制限されることが意図される。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明が実現される2つの無線ネットワークを有する3G無線通信システムの
ブロック図を示す図である。
【図2A】 チャネル・リソースの利用可能性を検証するCAC機能が実現される従来技術
のトランスポート層の単純化されたブロック図を示す図である。
【図2B】 本発明による符号の分枝を示す図である。
【図2C】 本発明による符号の予約された分枝を有する符号の木を示す。
【図3】 本発明のチャネル化技術を実現する本発明のトランスポート層の単純化された
ブロック図を示す図である。
【図4】 データ語中のチャネル確立データの発信ノードが、予約されたチャネル化符号
の分枝によって、新しいチャネルが設定されるようにリソースが割り振られるべ
きかを判定するよう設定される場合の、図1の3Gシステムによって生成される
データ語を示す図である。
【図5】 本発明によって提供されるチャネル設定の好適実施例のフローチャートを示す
図である。
【手続補正書】特許協力条約第34条補正の翻訳文提出書
【提出日】平成13年12月4日(2001.12.4)
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】特許請求の範囲
【補正方法】変更
【補正の内容】
【特許請求の範囲】
【手続補正2】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0004
【補正方法】変更
【補正の内容】
【0004】 WCDMA通信システムは高速なチャネル事前予約方式を実現しなければなら
ない。こうしたシステムはシステム・リソースの使用を最大化し、トランスポー
ト層リソースの簡単で効率的な割り振りを提供すべきである。さらに、こうした
WCDMAシステムのプロトコルが全てのシステム・ベンダ間で互換性があり、
現在公表されている提案中の新しい3G標準に適合しているならば有益であろう
PCT国際公開No.95/03652はいろいろなデータ速度に対してウオル
シュ(walsh)シーケンスの生成を開示している。この開示の中で、追加の 符号割り当ての開始が要求される場合、潜在的に割当可能な符号の集合は、割り 当てられた符号から導き出され得ない符号だけと、割り当てられた符号が導き出 され得る符号とを含んでいる。WO95/03652によれば、追加の符号割当 が要求される場合にのみ検索が行われる。
【手続補正3】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】図1
【補正方法】変更
【補正の内容】
【図1】
【手続補正書】
【提出日】平成14年7月25日(2002.7.25)
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】請求項6
【補正方法】変更
【補正の内容】
【手続補正2】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】請求項7
【補正方法】変更
【補正の内容】
【手続補正3】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0025
【補正方法】変更
【補正の内容】
【0025】 好適実施例では、トランスポート層は、次のチャネルを予約された符号に従っ
て設定すべきであることをフラグ標識によって通知されるが、このフラグ標識は
、新しいチャネルを分枝160内の予約された符号に従って設定すべきであるこ
とをトランスポート層140に知らせるデータ語中の単一ビットである。図4を
参照すると、ノードB装置によって生成されるデータ語180には、語180が
どこで始まるかを示す最初のデータ集合を提供する開始ビット190の集合を含
むいくつかの部分が含まれる。データの実際のバイト200はシステムを通じて
転送されるデータを含み、終了ビット210の集合は、データ語180が終了す
ることをシステムに示し、データ語180を終了するために必要性なハウスキー
ピングデータを提供するために与えられる。本発明によれば、フラグ標識ビット
220がデータ語180の末尾に提供され、データ語180を転送するチャネル
を設定するために分枝160から予約された符号を使用するかそれともしないか
をトランスポート層140に知らせる。例えば、フラグ標識220が「1」に設
定されている場合、トランスポート層140は予約された符号を使用するが、「
0」に設定されている場合、チャネルは設定されないか、またはチャネル化符号 木150内の他の符号が使用され検証手順110が実行される。もちろん、逆
の方式を代りに使用することも可能であり、その場合0は分枝内の符号の使用を
示すことを意味し、1は予約されていない符号の使用を示すことを意味する。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (81)指定国 EP(AT,BE,CH,CY, DE,DK,ES,FI,FR,GB,GR,IE,I T,LU,MC,NL,PT,SE),OA(BF,BJ ,CF,CG,CI,CM,GA,GN,GW,ML, MR,NE,SN,TD,TG),AP(GH,GM,K E,LS,MW,MZ,SD,SL,SZ,TZ,UG ,ZW),EA(AM,AZ,BY,KG,KZ,MD, RU,TJ,TM),AE,AL,AM,AT,AU, AZ,BA,BB,BG,BR,BY,CA,CH,C N,CR,CU,CZ,DE,DK,DM,EE,ES ,FI,GB,GD,GE,GH,GM,HR,HU, ID,IL,IN,IS,JP,KE,KG,KP,K R,KZ,LC,LK,LR,LS,LT,LU,LV ,MA,MD,MG,MK,MN,MW,MX,NO, NZ,PL,PT,RO,RU,SD,SE,SG,S I,SK,SL,TJ,TM,TR,TT,TZ,UA ,UG,UZ,VN,YU,ZA,ZW

Claims (12)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 広帯域符号分割多元接続(WCDMA)信号がトランスポー
    ト層を通じてチャネルで転送されるWCDMA通信システムにおいて、チャネル
    を設定し、前記WCDMAシステムにおいてWCDMA信号トランスポート・リ
    ソースを有効に割り振る方法であって、 前記WCDMA信号がチャネル化プロトコルによって指定されるチャネルで前
    記WCDMAシステムを通して転送されるように、前記システムのための前記チ
    ャネル化プロトコルを記述する前記WCDMAシステムに提供される記憶された
    符号の木にアクセスするステップと、 前記符号の木の符号のうち少なくとも1つを符号の分枝に区分するステップで
    あって、それによって前記符号の分枝に関連するチャネルを設定するため前記W
    CDMAシステム内のリソースの集合を予約するステップと、 前記チャネル化プロトコルに関連する前記符号の分枝内に見出される設定デー
    タによって前記チャネルを設定するステップであって、それによって前記符号の
    分枝内に見出される前記設定データによって前記設定チャネルに前記リソースの
    集合を割り振るステップと、を含む方法。
  2. 【請求項2】 前記チャネルが共有チャネルを備える請求項1に記載の方法
  3. 【請求項3】 前記チャネルが前記共有チャネルに加えて専用チャネルを備
    える請求項2に記載の方法。
  4. 【請求項4】 前記チャネルを設定するステップが、新しいチャネルが前記
    分枝によってそのために事前予約されたリソースを割り振られるように、前記符
    号の分枝から符号を割り振るステップを含む請求項1に記載の方法。
  5. 【請求項5】 前記新しいチャネルが前記符号の分枝から符号を割り振られ
    るべきであることを前記トランスポート層に通知するステップをさらに含む請求
    項4に記載の方法。
  6. 【請求項6】 前記通知するステップが、前記トランスポート層を通じて転
    送される前記WCDMA信号に対応するデータ語中のフラグ標識ビットを、前記
    新しいチャネルが前記符号の分枝から符号を割り当てられるべきであることを示
    す状態に設定するステップを含む請求項5に記載の方法。
  7. 【請求項7】 無線広帯域符号分割多元接続(WCDMA)通信システムで
    あって、 無線ネットワーク制御装置と、該無線ネットワーク制御装置と通信し前記通信
    システム内のトランスポート層を通じて通信されるWCDMA信号を生成する論
    理装置と、前記無線ネットワーク内のデータ伝送を調整する前記無線ネットワー
    ク制御装置と前記論理装置との間の無線ネットワーク・インタフェース・ユニッ
    トと、をそれぞれさらに備える複数の無線ネットワークと、 前記無線ネットワーク内の前記無線ネットワーク制御装置の各々と通信し前記
    無線ネットワーク間の前記WCDMA信号の転送を制御するシステム・インタフ
    ェース・ユニットであって、その際前記無線ネットワーク・インタフェース・ユ
    ニットと前記システム・インタフェース・ユニットとの間の通信が、前記WCD
    MA信号がチャネルで転送されるトランスポート層を生成し、かつその際、前記
    WCDMA信号がチャネル化プロトコルによって指定されるチャネルで前記WC
    DMAシステムを通じて転送されるように前記システムについて前記チャネル化
    プロトコルを記述する、前記WCDMAシステムに提供される符号の木にアクセ
    スし、前記符号の木の中の符号の少なくとも1つを符号の分枝に区分してそれに
    よって前記符号の分枝に関連するチャネルの設定のため前記WCDMAシステム
    のリソースの集合を予約し、前記チャネル化プロトコルに関連する前記符号の分
    枝内に見出される設定データによって前記チャネルを設定してそれによって前記
    符号の分枝内に見出される前記設定データによって前記リソースの集合を前記設
    定チャネルに割り振ることによって、WCDMA信号トランスポート・リソース
    が割り振られる前記システム・インタフェース・ユニットと、を備える通信シス
    テム。
  8. 【請求項8】 前記チャネルが共有チャネルを備える請求項7に記載の通信
    システム。
  9. 【請求項9】 前記チャネルが前記共有チャネルに加えて専用チャネルを備
    える請求項8に記載の通信システム。
  10. 【請求項10】 前記チャネルを設定するステップが、前記新しいチャネル
    が前記分枝によってそのために事前予約されたリソースを割り振られるように、
    前記符号の分枝から符号を割り当てるステップを含む請求項9に記載の通信シス
    テム。
  11. 【請求項11】 新しいチャネルが前記符号の分枝から符号を割り当てられ
    るべきであることを前記トランスポート層に通知するステップをさらに含む請求
    項10に記載の通信システム。
  12. 【請求項12】 前記通知するステップが、前記トランスポート層を通じて
    転送される前記WCDMA信号に対応するデータ語中のフラグ標識ビットを、前
    記新しいチャネルが前記符号の分枝から符号を割り当てられるべきであることを
    示す状態に設定するステップを含む請求項11に記載の通信システム。
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