JP2003512749A - 動き推定方法及びその装置 - Google Patents

動き推定方法及びその装置

Info

Publication number
JP2003512749A
JP2003512749A JP2001513899A JP2001513899A JP2003512749A JP 2003512749 A JP2003512749 A JP 2003512749A JP 2001513899 A JP2001513899 A JP 2001513899A JP 2001513899 A JP2001513899 A JP 2001513899A JP 2003512749 A JP2003512749 A JP 2003512749A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
motion vector
block
motion
vector
global
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2001513899A
Other languages
English (en)
Inventor
アー ビューカー,ロプ
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Koninklijke Philips NV
Original Assignee
Philips Electronics NV
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Family has litigation
First worldwide family litigation filed litigation Critical https://patents.darts-ip.com/?family=8240515&utm_source=google_patent&utm_medium=platform_link&utm_campaign=public_patent_search&patent=JP2003512749(A) "Global patent litigation dataset” by Darts-ip is licensed under a Creative Commons Attribution 4.0 International License.
Application filed by Philips Electronics NV filed Critical Philips Electronics NV
Publication of JP2003512749A publication Critical patent/JP2003512749A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04NPICTORIAL COMMUNICATION, e.g. TELEVISION
    • H04N19/00Methods or arrangements for coding, decoding, compressing or decompressing digital video signals
    • H04N19/50Methods or arrangements for coding, decoding, compressing or decompressing digital video signals using predictive coding
    • H04N19/503Methods or arrangements for coding, decoding, compressing or decompressing digital video signals using predictive coding involving temporal prediction
    • H04N19/51Motion estimation or motion compensation
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04NPICTORIAL COMMUNICATION, e.g. TELEVISION
    • H04N19/00Methods or arrangements for coding, decoding, compressing or decompressing digital video signals
    • H04N19/10Methods or arrangements for coding, decoding, compressing or decompressing digital video signals using adaptive coding
    • H04N19/169Methods or arrangements for coding, decoding, compressing or decompressing digital video signals using adaptive coding characterised by the coding unit, i.e. the structural portion or semantic portion of the video signal being the object or the subject of the adaptive coding
    • H04N19/17Methods or arrangements for coding, decoding, compressing or decompressing digital video signals using adaptive coding characterised by the coding unit, i.e. the structural portion or semantic portion of the video signal being the object or the subject of the adaptive coding the unit being an image region, e.g. an object
    • H04N19/176Methods or arrangements for coding, decoding, compressing or decompressing digital video signals using adaptive coding characterised by the coding unit, i.e. the structural portion or semantic portion of the video signal being the object or the subject of the adaptive coding the unit being an image region, e.g. an object the region being a block, e.g. a macroblock
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04NPICTORIAL COMMUNICATION, e.g. TELEVISION
    • H04N19/00Methods or arrangements for coding, decoding, compressing or decompressing digital video signals
    • H04N19/50Methods or arrangements for coding, decoding, compressing or decompressing digital video signals using predictive coding
    • H04N19/503Methods or arrangements for coding, decoding, compressing or decompressing digital video signals using predictive coding involving temporal prediction
    • H04N19/51Motion estimation or motion compensation
    • H04N19/513Processing of motion vectors
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04NPICTORIAL COMMUNICATION, e.g. TELEVISION
    • H04N19/00Methods or arrangements for coding, decoding, compressing or decompressing digital video signals
    • H04N19/50Methods or arrangements for coding, decoding, compressing or decompressing digital video signals using predictive coding
    • H04N19/503Methods or arrangements for coding, decoding, compressing or decompressing digital video signals using predictive coding involving temporal prediction
    • H04N19/51Motion estimation or motion compensation
    • H04N19/527Global motion vector estimation

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Multimedia (AREA)
  • Signal Processing (AREA)
  • Compression Or Coding Systems Of Tv Signals (AREA)
  • Image Analysis (AREA)

Abstract

(57)【要約】 本発明の動きベクトル推定方法では、複数の候補ベクトルを比較することを含むブロックに基づいた動きベクトル推定処理(BME)が行われ、ブロックに基づいた動きベクトルが決められ、更に最も頻繁に発生するブロックに基づいた動きベクトル(MFMV)が決められる。最も頻繁に発生するブロックに基づいた動きベクトルを使用して大域動きベクトル推定処理(GME)が行われ大域動きベクトル(GMV)が得られる。大域動きベクトルは候補ベクトルとしてブロックに基づいた動きベクトル推定処理に供給される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】 本発明は、動き推定の方法及び動き推定装置、動き推定装置を含む動き補償さ
れたピクチャ信号処理装置と、動き補償されたピクチャ信号処理装置を含むピク
チャ表示装置とに関する。
【0002】 「3D再帰探索(3D-Recursive Search)」と称される従来技術の動き推定技
術は、Gerard de HaanとRobert Jan Schuttenによる「Real-time 2-3 pull down
elimination applying motion estimation/compensation in a programmable d
evice」(IEEE Transactions on Consumer Electronics, Vol.44, No.3, August
1988, pp. 930-938)に説明される。再帰探索は、画素再帰又はブロック再帰動
き推定部の部類に入る。アルゴリズムは、動きは時間的に、即ちフレームからフ
レームに移動する際にあまり変更しないという仮定に基づいている。アルゴリズ
ムは、動きフィールドを維持し、必要である場合にのみこのフィールドを更新し
ようとする。動きフィールドは、比較的大きい領域、即ち対象に対し通常は同様
である。従って、或る位置の近傍における動きベクトルは、その位置における動
きの良好な候補となる。ビデオは一連のフレームから構成される。各フレームは
例えば16×16画素のブロックに分割される。動きベクトルは各ブロックに関
連付けられる。動きベクトルは先行するフレームと比較される際に先行するフレ
ーム内のブロックと現在のフレーム内のブロックとの移動値を保持するべきであ
る。現在のフレームにおけるブロックの動きベクトル(x,y)を更新したいと
想定する。3D再帰探索は限られた個数の候補ベクトル、例えば5個の候補ベク
トル、つまり時間ベクトルである先行するフレームからの幾つかのベクトル、空
間ベクトルである現在のフレームからの幾つかのベクトル、及び空間ベクトルを
更新した更新ベクトルのみを使用して推定を行う。各候補に対し動き推定誤りが
計算される。最も動き推定誤りが少ない候補が上述のブロックに対し最良の動き
ベクトルとして選択される。アルゴリズムはブロックを通るのに垂直ラスタ走査
順序を使用する。
【0003】 WO−A−97/46,022に、ビデオ信号の所与のフィールドに対し動き
パラメータが決められ、後続するビデオ信号のフィールドに対する動きベクトル
は、少なくとも1つの所定の動きベクトル(即ち、空間的時間的に近傍のブロッ
クに対し既に推定される動きベクトル)と動きパラメータから得られる少なくと
も1つの更なる動きベクトルとに依存して決められる動きベクトルの推定方法が
開示される。所与のフィールドに対する動きパラメータは所与のフィールドに対
し決められる動きベクトルから、即ち所与のフィールドに対し決められる動きベ
クトルに2次元的ヒストグラム処理を適用することによって得られる。
【0004】 EP−A−0,652,678に、デジタルビデオ符号化におけるブロックに
基づいた動き補償を改善する方法及び装置が開示される。参照フレーム内の探索
窓の位置は、フレームの大域の動きを使用することにより決められる。1つの実
施例では、大域動きベクトルは、以前に記憶された複数の動きベクトルの中で最
もよく繰り返される動きベクトルを使用して発生される。
【0005】 本発明は、改善された動き推定技術を提供することを目的とする。この為に、
本発明は独立項に記載される動き推定方法及び動き推定装置、動き補償されたピ
クチャ信号処理装置、及びピクチャ表示装置を提供する。有利な実施例は従属項
に記載される。
【0006】 本発明の第1の面では、動きベクトル推定方法は、ブロックに基づいた動きベ
クトルを決めるよう複数の候補ベクトル比較することを含むブロックに基づいた
動きベクトル推定処理を行い、少なくとも最も頻繁に発生するブロックに基づい
た動きベクトルを決め、大域動きベクトルが得られるよう少なくとも最も頻繁に
発生するブロックに基づいた動きベクトルを使用し大域動きベクトル推定処理を
行い、大域動きベクトルを候補ベクトルとして上記ブロックに基づいた動きベク
トル推定処理に供給する。
【0007】 本発明の上記及び他の面は以下に説明される実施例を参照することによって明
らかになろう。
【0008】 大域動き推定に3D再帰探索を使用する場合、「全ての動きベクトルからどの
ように1つの動きベクトルを得るか?」という主な課題がある。本発明の対処方
法は以下の段階に基づいている。
【0009】 1.大域動きベクトルは適当なブロックにおいて最もよく使用される動きベク
トルとして決められる。2番目によく使用される動きベクトルも使用する。ブロ
ックは、動き推定誤りが十分に小さく、十分な細部を含む場合に適当とされる。
【0010】 2.大域動きベクトル候補を導入することにより動きフィールドを平滑化させ
る。
【0011】 実際に、大域動きベクトルを使用する通常の動き推定部と大域動き推定部との
2つの動き推定部を使用する。最初に、動きフィールドからどのように大域動き
を抽出するかを説明する。次のセクションで各動き推定部の特性を説明する。最
後にどのように両方の動きフィールドを使用して大域動き推定部を得るかを説明
する。
【0012】 2つの動きベクトルが必要とされる理由は以下の通りである。本発明では、通
常の動き推定部は変更を追跡するために使用する。関連付けられた動きフィール
ドからは正確な大域動きを得ることはできないが、候補の大域動きベクトルのみ
を得ることは可能である。3D再帰探索構想を使用して大域動き推定部を使用し
、最良の大域動きベクトルを選択する。大域動き推定部は変更を追跡することが
できないので、大域動き推定部のみで使用することはできない。
【0013】 大域動きは2つの段階を経て動きフィールドから抽出される。即ち、全ての「
適当な」ブロックに対し使用される動きベクトルの回数を計数する段階と、上述
の計数から最もよく使用される動きベクトルと2番目によく使用される動きベク
トルを得ることである。
【0014】 ブロックは、動き推定誤りが十分に小さく(30よりも小さい平均SAD)、
十分なアクティビティ(50よりも大きいアクティビティ)を含む場合に「適当
」である。各ブロックに対するアクティビティは次のように決められる:アクテ
ィビティ=max(i,j)(y(i,j))−min(i,j)(y(i,j
))。細部を含まないブロックにおける動き推定の信頼度は高くないので、低い
アクティビティのブロックは取り除く。現在、移動誤りに対し差の絶対値の合計
(SAD)量を使用する。y〔i,j〕が現在のフレームの画素値を、ypre 〔i,j〕が先行するフレームの画素値を表すものとする。SAD量は以下の
通りに計算される。
【0015】
【数1】 ただし、(MV,MV)は候補の動きベクトルであり、加算はブロック全体
に亘って行われる。SADは、固定されるパターン雑音の影響を取り除くために
閾値よりも小さい場合は「0」に設定される。
【0016】 本発明は、アルゴリズムの強さを改善するよう2番目によく使用される動きベ
クトルを使用する。アルゴリズムは或る程度のカメラパニングがあるにも関わら
ずゼロの動きベクトルとなる場合がある。最もよく使用される動きベクトルと2
番目によく使用される動きベクトルとを大域動き推定部に供給することにより上
述の状態が解決される。
【0017】 3D再帰探索する推定部は以下の6つの候補を使用する。
【0018】 1.最もよく使用される大域動きベクトル(最良の大域動きベクトルとしても
使用される) 2.ブロック(x−1,y−1)の空間ベクトル(左上) 3.ブロック(x+1,y−1)の空間ベクトル(右上) 4.現在のブロックの時間ベクトル 5.ブロック(x,y+1)の時間ベクトル(下部) 6.xが偶数である場合にはブロック(x−1,y−1)の空間ベクトルを更
新した更新ベクトル、xが奇数である場合にはブロック(x+1,y−1)の空
間ベクトルを更新した更新ベクトル 更新ベクトルは以下のように得られる。更新ベクトルは空間ベクトルとデルタ
ベクトルとの和である。デルタベクトル(dx,dy)は16の可能なデルタベ
クトルのリストから読み出される。16の可能なデルタベクトルのリストを表1
に示す。
【0019】
【表1】 表1は各ベクトルに対する最大の更新値は水平方向では12画素であり、垂直方
向では8画素であることを示す。
【0020】 デルタベクトルを選択する方法を以下に示す。本発明では、後続するブロック
に対しリストにおける次のデルタベクトルを単純に使用し、デルタベクトル0か
ら開始する。ブロック(x,y)に対し要素jが使用されると想定し、後続のブ
ロック(即ちブロック(x+1,y))に対し要素j+1を使用する。j+1が
16と等しい場合にはデルタ要素「0」を使用する。
【0021】 各候補は結果として得られるアドレス、即ちフレーム内の或る領域への点が有
効であるかどうか確認される。有効でない場合は、ベクトルは最近傍の有効な動
きベクトルにクリップされる。
【0022】 表2は各ベクトルの種類に対するペナルティを示す。ペナルティはブロックマ
ッチング誤り(SAD)に付加され、幾つかの候補動きベクトルが他の候補動き
ベクトルよりも有利となり動きフィールドが平滑化される。
【0023】
【表2】 大域動き推定部は以下の4つの候補を使用する。
【0024】 1.ブロックに基づいた3D再帰探索の推定部によって得られる最もよく使用
される動きベクトル 2.ブロックに基づいた3D再帰探索の推定量によって得られる2番目によく
使用される動きベクトル 3.1に記載される動きベクトルの周期的に変動する更新ベクトル(上記参照
) 4.2に記載される動きベクトルの周期的に変動する更新ベクトル(上記参照
) 大域推定量は4つの候補のうち、どの候補が最良の候補であるかをブロックに
基づいて決める。ブロックに基づいて決められる最良の候補から、最も頻繁に発
生する候補が維持される。
【0025】 各種類に対するペナルティは以下の通りである。
【0026】
【表3】 大域動きベクトル候補のペナルティは、動きベクトルがゼロである場合には1
であり、動きベクトルがゼロでない場合には0である。これは正確さを損ねるこ
となく単純にするために「0」にされる場合もある。
【0027】 本発明では全体としての動き推定は、各フレームに対し以下の段階を使用する
【0028】 1.大域動き推定(GME)から最良の大域動きベクトルを得る 2.大域動き推定(GME)から得られた最良の大域動きベクトルを3D再帰
探索動き推定(BME)の6つの候補に使用する 3.結果として得られる動きフィールドから最もよく使用される大域動きベク
トルと2番目によく使用される大域動きベクトルを抽出する 4.3で得られた2つのベクトルを大域動き推定(GME)、即ち4つの候補
の動き推定に使用する 5.結果として得られる動きフィールドから大域動きが抽出され段階1に使用
される アルゴリズムのCPU負荷を減少するために、動き推定ブロックの個数はサブ
サンプリングによって減少される。本発明は各フレームに対し1つの動きベクト
ルのみを必要とするので、大域動きベクトルでは、各ブロックに対し動きベクト
ルを計算する必要はなく、従って使用されるブロックの個数はサブサンプリング
することが可能である。本発明では、現在水平方向に2つ垂直方向に2つのサブ
サンプリング係数を使用する。尚、必要である場合には大域動き推定に対し4の
係数を使用することも可能である。サブサンプリング係数は以下の理由により制
限される。高すぎるサブサンプリング係数は「適当な候補」(小さい動き推定誤
りと十分に高いアクティビティを有するブロック)がある可能性を減少させる。
更に、使用するブロックが少なすぎると、動きフィールドの平滑性を減少させる
。更に、サブサンプリングをブロック内で適用し画素の数を減少させることも可
能である。
【0029】 MMXのようにプロセッサに特定の特徴を使用することにより、演算の速度が
促進される。SAD計算に費やされる時間も原則的に相互相関によって減少され
得る。
【0030】 大域動き推定アルゴリズムを改善するために、以下の方法が可能である。最も
よく使用される大域動きベクトルと2番目によく使用される大域動きベクトルと
を維持するのみならず、あまり頻繁に使用されない動きベクトルも維持する。動
き推定のために現在のフレームの中心部分のみ、例えばフレームの4分の1のみ
を使用する。(フレームの中央を回転の中心として)幾らかの回転がある場合、
フレームより外側の領域にあるブロックは中心部よりも大きい移動値を含む。尚
、中心部分のみを動き推定に使用する方法も演算負荷を減少させる。
【0031】 図1は、本発明の動き補償されたピクチャ表示装置の機能を示すブロック図で
ある。ピクチャ信号は、上述されたように動作するブロックに基づいた動きベク
トル推定部BMEと大域動きベクトル推定部GMEとに供給される。ブロックに
基づいた動きベクトル推定部BMEは最も頻繁に使用される動きベクトルMFM
Vと2番目に最も頻繁に使用される動きベクトルSMFMVとを大域動きベクト
ル推定部GMEに供給する。大域動きベクトル推定部GMEは大域動きベクトル
GMVを候補ベクトルとしてブロックに基づいた動きベクトル推定部BMEに供
給する。
【0032】 ピクチャ信号は動き補償プロセッサ(MCP)にも供給され、例えばスキャナ
またはビデオカメラで得られた画像の動き補償された補間(例えば、100Hz
変換)又は動き補償された組合わせを行う。動き補償プロセッサは、ブロックに
基づいた動きベクトル推定部BMEから供給されるブロックに基づいた動きベク
トル又は大域動き推定部GMEによって供給される大域動きベクトルによって制
御される。スイッチSがこの選択を示す。実際には、適用に依存してスイッチS
はなく、適当な種類の動きベクトルが使用される。大域ベクトルは例えばスキャ
ンされた画像を組合わせるよう使用され、一方でブロックに基づいたベクトルは
例えば100Hz変換に使用される。動き補償プロセッサMCPの出力は表示装
置DDに供給される。例えばスキャナのような本発明の別の適用において、動き
補償プロセッサMCPの出力は紙に印刷される。
【0033】 尚、上述された実施例は本発明を説明するものであって制限するものでないこ
とと、当業者は本発明の請求項の範囲から逸脱することなく他の実施例を設計す
ることが可能であることに注目するべきである。上述された例では最もよく使用
されるベクトルと2番目によく使用されるベクトルとが使用されるが、このこと
はN番目によく使用されるベクトルを使用することを記載した請求項の範囲にあ
る明らかな一般論である。請求項において括弧内に示される符号は請求項を制限
するものではない。「含む」という表現は、請求項に列挙される要素又は段階以
外の要素又は段階の存在を排除するものではない。単数形で示される要素は、そ
のような要素が複数存在することを排除するものではない。本発明は、幾つかの
別々の要素を含むハードウェア及び好適にプログラムされたコンピュータによっ
て実行され得る。幾つかの手段を列挙している装置の請求項において、手段のう
ちの幾つかはハードウェアの1つのアイテムとして組み入れることが可能である
。幾つかの手段は異なる従属請求項に互いに記載されるが、これらの手段が有利
に組み合わされることを示さないわけではない。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の動き補償されたピクチャ表示装置の実施例の機能を示すブロック図で
ある。

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ブロックに基づいた動きベクトルを決めるよう複数の候補ベ
    クトルを比較することを含むブロックに基づいた動きベクトル推定処理(BME
    )を行う段階と、 少なくとも最も頻繁に発生するブロックに基づいた動きベクトル(MFMV)
    を決める段階と、 大域動きベクトル(GMV)が得られるよう上記少なくとも最も頻繁に発生す
    るブロックに基づいた動きベクトル(MFMV)を使用し大域動きベクトル推定
    処理(GME)を行う段階と、 上記大域動きベクトル(GMV)を候補ベクトルとして上記ブロックに基づい
    た動きベクトル推定処理(BME)に適用する段階とを含む動きベクトル推定方
    法。
  2. 【請求項2】 上記少なくとも最も頻繁に発生するブロックに基づいた動き
    ベクトル(MFMV)を決める段階は、 所与の動き誤り閾値以下の対応する動き誤りを有するブロックに基づいた動き
    ベクトルの中から選択を行うことを含む請求項1記載の方法。
  3. 【請求項3】 上記少なくとも最も頻繁に発生するブロックに基づいた動き
    ベクトル(MFMV)を決める段階は、 所与のアクティビティ閾値以上の最大画素値と最小画素値との差を有するブロ
    ックに対し推定されるブロックに基づいた動きベクトルの中から選択を行うこと
    を含む請求項1記載の方法。
  4. 【請求項4】 上記最も頻繁に発生するブロックに基づいた動きベクトル(
    MFMV)と2番目に最も頻繁に発生するブロックに基づいた動きベクトル(S
    MFMV)との両方が決められ、上記大域動きベクトル推定処理(GME)に使
    用される請求項1記載の方法。
  5. 【請求項5】 上記大域動きベクトル推定処理(GME)は、 各ブロックに対し決められる最良のベクトルが得られるよう上記最も頻繁に発
    生するブロックに基づいた動きベクトル(MFMV)を含む複数の候補ベクトル
    をブロックに基づいて比較する段階と、 上記大域動きベクトル(GMV)として各ブロックに対し決められる最も頻繁
    に発生する最良のベクトルを出力する段階とを含む請求項1記載の方法。
  6. 【請求項6】 複数の候補ベクトルの比較に基づいてブロックに基づいた動
    きベクトルを決めるブロックに基づいた動きベクトル推定手段(BME)と、 少なくとも最も頻繁に発生するブロックに基づいた動きベクトル(MFMV、
    SMFMV)を決める手段と、 大域動きベクトルが得られるよう上記少なくとも最も頻繁に発生するブロック
    に基づいた動きベクトル(MFMV、SMFMV)を使用し大域動きベクトル推
    定処理を行う手段(GME)と、 上記大域動きベクトル(GMV)を候補ベクトルとして上記ブロックに基づい
    た動きベクトル推定手段(BME)に適用する手段とを含む動きベクトル推定装
    置。
  7. 【請求項7】 動きベクトルを発生させる請求項6に記載される動きベクト
    ル推定装置と、 上記動きベクトルに依存しピクチャ信号を処理する動き補償プロセッサ(MC
    P)とを含む動き補償されたピクチャ信号処理装置。
  8. 【請求項8】 処理されたピクチャ信号が得られる請求項7に記載される動
    き補償されたピクチャ信号処理装置と、 上記処理されたピクチャ信号を表示する表示装置とを含むピクチャ表示装置。
JP2001513899A 1999-08-02 2000-07-20 動き推定方法及びその装置 Pending JP2003512749A (ja)

Applications Claiming Priority (3)

Application Number Priority Date Filing Date Title
EP99202532A EP1075147A1 (en) 1999-08-02 1999-08-02 Motion estimation
EP99202532.0 1999-08-02
PCT/EP2000/006973 WO2001010132A2 (en) 1999-08-02 2000-07-20 Motion estimation

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2003512749A true JP2003512749A (ja) 2003-04-02

Family

ID=8240515

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2001513899A Pending JP2003512749A (ja) 1999-08-02 2000-07-20 動き推定方法及びその装置

Country Status (6)

Country Link
US (1) US6996177B1 (ja)
EP (2) EP1075147A1 (ja)
JP (1) JP2003512749A (ja)
KR (1) KR100727795B1 (ja)
TW (1) TW474105B (ja)
WO (1) WO2001010132A2 (ja)

Families Citing this family (20)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US7602847B1 (en) * 2001-03-27 2009-10-13 Vixs Systems, Inc. Device and method for compression of a video stream
US7675972B1 (en) 2001-07-30 2010-03-09 Vixs Systems, Inc. System and method for multiple channel video transcoding
KR100441509B1 (ko) * 2002-02-25 2004-07-23 삼성전자주식회사 주사포맷변환장치 및 방법
US7421129B2 (en) * 2002-09-04 2008-09-02 Microsoft Corporation Image compression and synthesis for video effects
US7408986B2 (en) * 2003-06-13 2008-08-05 Microsoft Corporation Increasing motion smoothness using frame interpolation with motion analysis
US7558320B2 (en) * 2003-06-13 2009-07-07 Microsoft Corporation Quality control in frame interpolation with motion analysis
KR100987765B1 (ko) * 2003-09-30 2010-10-13 삼성전자주식회사 동영상 부호화기에서의 예측 수행 방법 및 장치
KR100714698B1 (ko) * 2005-08-29 2007-05-07 삼성전자주식회사 향상된 움직임 추정 방법, 상기 방법을 이용한 비디오인코딩 방법 및 장치
KR101217627B1 (ko) * 2006-02-02 2013-01-02 삼성전자주식회사 블록 기반의 움직임 추정 방법 및 장치
KR100934674B1 (ko) 2006-03-30 2009-12-31 엘지전자 주식회사 비디오 신호를 디코딩/인코딩하기 위한 방법 및 장치
US7840085B2 (en) 2006-04-06 2010-11-23 Qualcomm Incorporated Electronic video image stabilization
WO2007148906A1 (en) * 2006-06-19 2007-12-27 Lg Electronics, Inc. Method and apparatus for processing a vedeo signal
US8532178B2 (en) 2006-08-25 2013-09-10 Lg Electronics Inc. Method and apparatus for decoding/encoding a video signal with inter-view reference picture list construction
US8050324B2 (en) * 2006-11-29 2011-11-01 General Instrument Corporation Method and apparatus for selecting a reference frame for motion estimation in video encoding
US8111750B2 (en) 2007-03-20 2012-02-07 Himax Technologies Limited System and method for 3-D recursive search motion estimation
US8559518B2 (en) * 2008-06-30 2013-10-15 Samsung Electronics Co., Ltd. System and method for motion estimation of digital video using multiple recursion rules
TWI491248B (zh) * 2011-12-30 2015-07-01 Chung Shan Inst Of Science Global motion vector estimation method
CN103838795A (zh) * 2012-11-27 2014-06-04 大连灵动科技发展有限公司 一种模板相关匹配方法
CA3059740A1 (en) 2017-04-21 2018-10-25 Zenimax Media Inc. Systems and methods for game-generated motion vectors
US10523961B2 (en) 2017-08-03 2019-12-31 Samsung Electronics Co., Ltd. Motion estimation method and apparatus for plurality of frames

Citations (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0686149A (ja) * 1992-08-31 1994-03-25 Sony Corp 動きベクトル検出装置及びビデオカメラ
JPH06203164A (ja) * 1992-12-28 1994-07-22 Canon Inc 動きベクトル検出装置
JPH0795593A (ja) * 1993-04-08 1995-04-07 Sony United Kingdom Ltd 動き補償ビデオ信号処理方式
JPH07193823A (ja) * 1993-11-04 1995-07-28 At & T Corp 映像データ・ブロック変換システム
JPH099135A (ja) * 1995-06-20 1997-01-10 Canon Inc 動きベクトル検出装置
JPH09139922A (ja) * 1995-11-15 1997-05-27 Nippon Hoso Kyokai <Nhk> 動きベクトル検出方法および動きベクトル検出用適応切り替え型前置フィルタ

Family Cites Families (11)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
GB2231749B (en) * 1989-04-27 1993-09-29 Sony Corp Motion dependent video signal processing
FR2648977B1 (fr) * 1989-06-27 1995-07-21 Thomson Csf Procede iteratif d'estimation de mouvement, entre une image de reference et une image courante, et dispositif pour la mise en oeuvre de ce procede
DE4112235A1 (de) 1991-04-15 1992-11-05 Bundesrep Deutschland Verfahren zur trennung von zoom-, rotations- und translationsparametern bei der ermittlung globaler bewegungsparameter in bildsequenzen
JP3165296B2 (ja) * 1992-12-25 2001-05-14 三菱電機株式会社 フレーム間符号化処理方式及びフレーム間符号化処理方法及び符号化制御方式
JPH07135663A (ja) 1993-09-17 1995-05-23 Oki Electric Ind Co Ltd 動きベクトル検出方法および動きベクトル検出装置
US5575286A (en) 1995-03-31 1996-11-19 Siemens Medical Systems, Inc. Method and apparatus for generating large compound ultrasound image
JP4159606B2 (ja) * 1996-05-24 2008-10-01 コーニンクレッカ フィリップス エレクトロニクス エヌ ヴィ 動き推定
FR2749411B1 (fr) 1996-06-04 1998-09-04 Grados Christian Fixation d'un accessoire destine a un ensemble de bracelet et boitier porte au poignet
US6462791B1 (en) * 1997-06-30 2002-10-08 Intel Corporation Constrained motion estimation and compensation for packet loss resiliency in standard based codec
EP0897247A3 (de) 1997-08-14 2001-02-07 Philips Patentverwaltung GmbH Verfahren zur Berechnung von Bewegungsvektoren
JP2001506472A (ja) * 1997-09-23 2001-05-15 コーニンクレッカ フィリップス エレクトロニクス エヌ ヴィ 動作評価及び動作補償された補間

Patent Citations (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0686149A (ja) * 1992-08-31 1994-03-25 Sony Corp 動きベクトル検出装置及びビデオカメラ
JPH06203164A (ja) * 1992-12-28 1994-07-22 Canon Inc 動きベクトル検出装置
JPH0795593A (ja) * 1993-04-08 1995-04-07 Sony United Kingdom Ltd 動き補償ビデオ信号処理方式
JPH07193823A (ja) * 1993-11-04 1995-07-28 At & T Corp 映像データ・ブロック変換システム
JPH099135A (ja) * 1995-06-20 1997-01-10 Canon Inc 動きベクトル検出装置
JPH09139922A (ja) * 1995-11-15 1997-05-27 Nippon Hoso Kyokai <Nhk> 動きベクトル検出方法および動きベクトル検出用適応切り替え型前置フィルタ

Also Published As

Publication number Publication date
KR20010075507A (ko) 2001-08-09
US6996177B1 (en) 2006-02-07
EP1075147A1 (en) 2001-02-07
EP1145560A2 (en) 2001-10-17
KR100727795B1 (ko) 2007-06-14
TW474105B (en) 2002-01-21
WO2001010132A3 (en) 2002-10-03
WO2001010132A2 (en) 2001-02-08

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP2003512749A (ja) 動き推定方法及びその装置
US6782054B2 (en) Method and apparatus for motion vector estimation
JP4472986B2 (ja) 動き推定および/または補償
US8130835B2 (en) Method and apparatus for generating motion vector in hierarchical motion estimation
US20090316786A1 (en) Motion estimation at image borders
US8711938B2 (en) Methods and systems for motion estimation with nonlinear motion-field smoothing
JP2004518341A (ja) 単一のテレビジョン信号フィールド中で並行して生ずるフィルム及びビデオオブジェクトの認識
JPH11112939A (ja) 画像信号の方式変換方法および装置
JP2005505841A (ja) 動き推定のための装置及び方法
US20030231711A1 (en) Interlaced video motion estimation
US20060098886A1 (en) Efficient predictive image parameter estimation
US7881500B2 (en) Motion estimation with video mode detection
EP1897376A2 (en) Motion estimation
WO2004082294A1 (en) Method for motion vector determination
JP5448983B2 (ja) 解像度変換装置及び方法、走査線補間装置及び方法、並びに映像表示装置及び方法
EP1128678A1 (en) Motion estimation apparatus and method
JP2001169296A (ja) デジタル入力ビデオ信号の動き推定方法
JPH08242454A (ja) グローバル動きパラメタ検出方法
KR970003099B1 (ko) 커버/언커버된 영역을 고려한 이동벡터 추정장치
EP1617673A1 (en) Means and method for motion estimation in digital Pal-Plus encoded videos
WO2002096119A1 (en) Video data half-pel motion estimation
IE20020426A1 (en) Video data half-pel motion estimation
WO2000072590A2 (en) Block matching

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20070717

RD03 Notification of appointment of power of attorney

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7423

Effective date: 20080227

RD04 Notification of resignation of power of attorney

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7424

Effective date: 20080305

A711 Notification of change in applicant

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A711

Effective date: 20080804

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20100623

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20100629

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20100929

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20110316