JP2003512532A - 酸化鉄を含む物質を直接還元するための方法 - Google Patents

酸化鉄を含む物質を直接還元するための方法

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JP2003512532A
JP2003512532A JP2001533202A JP2001533202A JP2003512532A JP 2003512532 A JP2003512532 A JP 2003512532A JP 2001533202 A JP2001533202 A JP 2001533202A JP 2001533202 A JP2001533202 A JP 2001533202A JP 2003512532 A JP2003512532 A JP 2003512532A
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gas
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pressure
reformer
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コンスタンティン・ミリオニス
ゴットフリート・ロスマン
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ヴォエスト・アルピーネ・インデュストリーアンラーゲンバウ・ゲーエムベーハー
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Abstract

(57)【要約】 少なくとも1つの流動層還元領域内で、COおよびH2を含む還元ガスにより酸化鉄を含む物質を直接還元するための方法で、少なくとも1つの流動層還元領域から出てくる、CO2を含む使用済みの還元ガスが再循環され、新鮮な還元ガスが、上記使用済み還元ガスおよびメタンを含むガス、特に天然ガスのCO2改質により作られ、炭素の形成および堆積物をできるだけ避け、また、還元領域を収容する反応器の全体の大きさを小型に維持しながら、しかも冶金学の要件を十分満たす大量の還元ガスが、還元領域を通って流れることができるようにするために、CO2改質および直接還元が少なくとも大気圧より4バール高い圧力で実施される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、少なくとも1つの流動層還元領域内でCOおよびH2を含む還元ガ
スにより酸化鉄を含む物質を直接還元するための方法であって、少なくとも1つ
の流動層還元領域から出てくるCO2を含む使用済みの還元ガスは再循環し、新
鮮な還元ガスが、使用済み還元ガスおよびメタンを含むガス、特に天然ガスのC
2による改質により作られる方法に関し、上記方法を実施するための設備に関
する。
【0002】
【従来の技術】
COおよびH2を含む還元ガスが、メタンを含むガスおよび水蒸気の水蒸気改
質と呼ばれる方法により作られる方法の場合には、水蒸気改質は、高圧高温で行
われ、炭化水素および水蒸気は、下記の反応により、ニッケル触媒によりCOお
よびH2に変換される。 水蒸気改質反応:CH4+H2O → CO+3H2 この反応は、例えば、米国特許第5,082,251号のような従来技術によ
り周知のものである。
【0003】 水蒸気改質の後のCOシフト反応の場合、改質中に形成されるCOは、次に、
下記式により、CO2およびH2に変換される。 COシフト反応:CO+H2O → CO2+H2
【0004】 CO2は、通常、その後で、改質ガスから除去しなければならないものであり
、そこからCO2が除去されるガスを加熱しなければならない。
【0005】 対照的に、例えば、DE−A 196 37 180号およびDE−A−19
5 17 766号が開示している、CO2改質の場合には、水蒸気が変換され
るだけではなく、下記式によりCO2も変換される。 CO2改質反応:CH4+CO2 → 2CO+2H2
【0006】 CO2改質の利点は、CO2を除去する必要が全然ないことであり、またはその
後で、還元ガスを必要な還元温度まで加熱する必要がないことである。
【0007】 DE−A−196 37 180号は、噴流床および噴流床の下流に接続して
いる発泡床内で、COおよびH2を含む還元ガスにより、微細な酸化鉄の粒子が
還元される方法を開示している。この方法では、還元ガスは、CO2改質により
、CO、CO2、およびH2Oを含む還元ガスから作られる。改質および直接還元
は、1.6〜2.4バールの低圧力下で行われる。
【0008】 DE−A−195 17 766号は、同様にCOを含む還元ガスおよびH2
を含む還元ガスにより、微細な酸化鉄の粒子が、直列に接続している複数の循環
流動層内で還元される方法を開示している。この方法では、新鮮な還元ガスは、
DE−A−196 37 180号の場合のように、CO2改質により、使用済
みのCOを含む還元ガス、CO2を含む還元ガス、およびH2Oを含む還元ガスか
ら作られる。
【0009】 米国特許第4,348,226号は、還元高炉からのオフガスが、天然ガスと
混合され、このガス混合物が、加熱された改質器で改質され、さらに、天然ガス
が改質されたガスと混合され、形成されるガス混合物に対して、加熱されていな
い反応器で吸熱反応が行われる方法を開示している。この方法では、還元高炉用
の新鮮な還元ガスが形成される。加熱された改質器で改質されたガスの顕熱は、
第2の吸熱改質反応の際に使用され、必要な還元ガスの温度まで加熱される。
【0010】 圧力の低い場合の方が、CO2改質がうまくいき、改質器のチューブをもっと
薄く設計することができ、そのため、低圧の方がコストが掛からないことは周知
である。
【0011】
【発明が解決しようとする課題】
本発明の目的は、COおよびH2を含む還元ガスを、メタンを含むガス、特に
天然ガスおよび使用済み還元ガスのCO2改質により作ることができるが、炭素
および堆積物の形成および大きな直径の反応器を必要とすること等の、CO2
質器を使用する周知の方法の欠点を持たない、酸化鉄を含む物質を直接還元する
ための方法を提供することである。還元領域を収容する反応器の全体の大きさは
、小型にしなければならないが、同時に、冶金学上の要件を満足させる大量の還
元ガスを、反応領域を通過させる必要がある。
【0012】
【課題を解決するための手段】
本発明によれば、上記目的は、CO2改質および直接還元が、高圧、好適には
、少なくとも大気圧より4バール高いの圧力(5絶対バール)で、特に大気圧よ
り約7バール高いの圧力で行うことにより達成される。このタイプの方法の技術
的に適している圧力範囲は、大気圧より6〜8バール高い圧力である。圧力の上
限は、大気圧より15バール高い圧力である。
【0013】
【発明の実施の形態】
驚くべきことに、この方法を使用すれば、炭素および堆積物の形成のような還
元方法を妨害する多くの要因を流動層還元領域内で防止することができることが
分かった。
【0014】 さらに、還元のために、冶金学上の要件を満足させる目的で、還元反応器の単
位容積当りに十分なガスが供給され、その結果、流動層還元領域を収容する反応
器をもっと小型にすることができる。しかし、十分なガスの処理能力は、依然と
して確保される。さらに、還元ガスの還元潜在能力がもっと高くなる。
【0015】 さらに、酸化鉄を含む物質の直接還元中にできる鉄スポンジを、練炭状にする
還元ガスによる空気圧搬送により有利に送ることができ、その結果、練炭形成に
ために使用される練炭形成装置を、直接還元のために使用する直接還元装置に隣
接して設置することができ、その結果、本発明による方法を実施するための全設
備の全体の大きさを小さくすることができる。
【0016】 本発明の方法の利点は、使用済みの還元ガスに含まれているCO2を除去する
必要がないことであり、それどころか、CO2を新鮮な還元ガスを作るために直
接使用することができることである。例えば、イントロダクションで説明した、
米国特許第5,082,251号が開示している、水蒸気改質器を還元ガス回路
に接続しないで、還元ガスが水蒸気改質により作られる周知の直接還元方法と比
較した場合、還元ガス回路にCO2改質器を接続するということは、直接還元の
ための還元ガスの特定の流量がもっと少なくてすむことを意味する。還元ガスの
特定の流量という用語は、還元対象の物質に基づく、新たに供給される還元ガス
の流速を意味するものと理解される。
【0017】 使用済み還元ガスの場合には、改質を行う前に、少なくともその一部に対して
COシフト反応を行うことが望ましい。そうすることにより、下式により、CO
は、水蒸気によりCO2とH2に変換される。 COシフト反応:CO+H2O → CO2+H2
【0018】 有利には、改質器に供給されるガスのCO含有量は、この方法の場合は最小限
度の量であり、CO/CO2比が設定される。
【0019】 還元ガスが大量のCOを含んでいるために、特に、改質対象のガスがすでにC
Oを含んでいる場合には、COによる設備の金属部分の破壊を意味すると思われ
る、金属の粉末化による問題が、設備の金属部分に発生する恐れがある。改質対
象のガスが、COを含んでいる場合には、COシフト反応が行われ、金属の粉末
化を実質的に避けることができる。
【0020】 CO2およびCOを含むガスのH2Oの含有量が、COシフト反応を起こすのに
十分な量でない場合には、水蒸気を有利にCOシフト反応に追加することができ
る。
【0021】 ワンス−スルー動作は、還元ガスの温度および組成に有意な影響を及ぼす任意
の装置を、改質器と流動層還元領域を収容する還元反応器との間に設置しないで
、改質器を、還元ガス回路に直接接続することを意味するものと理解されるが、
この動作を使用すれば、改質器が還元ガス回路の外側に接続している場合と比較
すると、還元ガスの品質を調整するための可能な方法が少なくなる。米国特許第
5,082,251号のように、還元ガス回路の外側に接続している水蒸気改質
器を使用する直接還元方法を開示している、WO−A−96 00304号の場
合には、改質器の動作方法を変えることにより、また改質したガスおよび/また
は使用済み還元ガス等からCO2を除去する量を変えることにより還元ガスの品
質を設定するための可能な方法がいくつかある。
【0022】 本発明の方法の好適な修正例によるCOシフト反応の助けにより、ワンス−ス
ルー動作を使用した場合でも、改質および直接還元のために必要なガス比、すな
わち、変更対象のCO/H2比または特定の要件により還元すべきCO含有量を
必要に応じて設定することができる。
【0023】 もう1つの好適な実施形態の場合には、使用済みの還元ガスは、改質前に、好
適には、大気圧より約8バール高い圧力であることが好ましい圧力に圧縮される
【0024】 好適には、改質の廃熱を、空気、H2O、天然ガス等の予熱に使用することが
好ましい。
【0025】 有利には、COシフト反応の前に、使用済みの還元ガスを、好適には、大気圧
より約8バール高い圧力であることが好ましい圧力に圧縮することが好ましい。
【0026】 使用済みの還元ガスは、改質の前および任意のCOシフト反応の前に加熱する
ことが好ましい。
【0027】 本発明は、また、流動層還元領域を収容する、少なくとも1つの流動層反応器
と、COおよびH2を含む還元ガスを流動層反応器に供給するための供給ライン
と、メタンを含むガス、特に天然ガス、および使用済み還元ガスからCOおよび
2を含む還元ガスを作るために、流動層反応器からCO2改質器に延びている、
使用済み還元ガスを排出するためのガス排出ラインとを備える、本発明の方法を
実施するための設備に関する。CO2改質器は、供給ラインを通して流動層反応
器にラインで接続している。
【0028】 本発明によれば、この設備の特徴は、流動層反応器に供給されるガスを高圧、
好適には、大気圧より少なくとも5バール高い圧力、特に、CO2改質器の上流
で、大気圧より約8バール高い圧力であることが好ましい圧力に圧縮するための
圧縮装置を備えることである。
【0029】 好適には、COシフト反応器は、使用済みの還元ガス用のCO2改質器の上流
に設置することが好ましい。水蒸気用の供給ラインは、この場合には、COシフ
ト反応器の上流で、CO2用の供給ラインに接続することができ、適当な場合に
は、COを含むガスおよび/またはCOシフト反応器自身に接続することができ
る。
【0030】 より好適な実施形態の場合には、使用済み還元ガスを圧縮するための圧縮装置
は、COシフト反応器の上流に設置される。
【0031】 本発明の設備においては、好適には、少なくとも3つ、特に好適には、4つの
直列に接続している流動層反応器を設置することが好ましい。
【0032】 CO2改質器の効率を最適にする目的で、還元ガスの化学的組成を正確に設定
するために、適宜、COシフト反応器を、使用済み還元ガス用のバイパス・ライ
ンによりバイパスすることができる。
【0033】 CH4を含むガス、特に天然ガスを供給するラインの場合には、CO2改質器に
、使用済み還元ガスを供給するガス・ラインに開放することが有利である。
【0034】 本発明の設備は、便宜上、浄化および圧縮された使用済み還元ガス用の加熱装
置を特徴とする。
【0035】 図面を参照しながら、本発明を以下にさらに詳細に説明する。図1および図2
は、この場合、本発明の好適な実施形態を示す。これらの図面においては、同じ
構成部材は、同じ参照符号で示してある。
【0036】 図1は、直列に接続していて、それぞれが、定常状態の流動層を収容している
4つの流動層反応器1−4を示す。微細な鉱石のような酸化鉄を含む物質は、鉱
石供給ライン5を通して上流の流動層反応器4に供給され、そこで、還元温度に
加熱され、適宜、予備還元が行われ、次に、流動層反応器4から供給ライン6a
−6cを通して流動層反応器3、2および1に送られる。完全に還元された物質
(鉄スポンジ)は、排出ライン7、および耐火性ライニングを備え、還元ガスに
より、鉄スポンジを空気圧により上に送るために使用されるパイプのほぼ垂直な
部分を意味するものと理解されるライザ8を通して貯蔵ホッパ9に送られ、そこ
から、練炭化装置10に送られ、鉄スポンジが高温で練炭状に形成される。そう
したい場合には、還元された物質は、不活性ガス・システム(図示せず)により
練炭化中再酸化から保護されるか、または下に位置する電気アーク炉に送られる
【0037】 ライザ8を通して鉄スポンジを送るために使用される還元ガスは、ライン11
を通して抽出され、膨張し、次に、例えば、加熱のために、その後の使用のため
に送られる(図示せず)。ライザ8を使用する利点は、練炭化装置10を、流動
層反応器1−4により形成されている還元装置に隣接して設置することができる
ことであり、その結果、全設備の全体の高さを低くすることができることである
。ライザ8を使用しないで、貯蔵ホッパ9内に鉄スポンジを送るためのもう1つ
の方法(図示せず)は、一番下の流動層反応器1を、もっと低い高さに配置され
ている貯蔵ホッパ9内に、重力により、鉄スポンジが流れることができるように
配置する方法である。しかし、この場合、全設備の全体の高さが高くなるという
欠点を受容しなければならない。
【0038】 酸化鉄を含む物質を第1の流動層反応器4内に導入する前に、物質の流れの方
向に見ると分かるように、上記物質に対して乾燥処理のような準備処理が行われ
る(詳細には図示していない)。
【0039】 還元ガスは、供給ライン12を通して一番下の流動層反応器1に送られ、還元
対象の物質の流れとは反対方向に、ライン13a−13cを通して、流動層反応
器1から流動層反応器2、3および4に送られ、使用済み還元ガスとして、ガス
排出ライン14を通して抽出される。例を挙げて説明すると、還元ガスは約80
0℃の温度および約8バールの絶対圧力で一番下の流動層反応器1に流入し、約
550℃の温度、約6バールの絶対圧力で、使用済み還元ガスとして、一番上の
流動層反応器4から流出する。
【0040】 使用済み還元ガスは、クーラー/クリーナー15で冷却され、浄化され、ここ
でダストおよび水蒸気が除去される。図の実施形態の場合には、冷却され、浄化
されたガスは、回路を通り、次に、ライン16を通してコンプレッサ17に送ら
れる。コンプレッサ17内においては、使用済み還元ガスは、例えば、約8バー
ルに圧縮される。コンプレッサ17の後には、クーラー/クリーナー15で浄化
中に、温度が大きく下がった使用済み還元ガスを加熱するために使用される加熱
装置18が位置していて、COシフト反応に必要な温度まで加熱する。このよう
にして加熱された使用済み還元ガスは、次に、ライン16aを通してCOシフト
反応器19に送られ、使用済み還元ガス内に含まれているCOの一部が、水蒸気
により、CO2およびH2に変換される。図1の例示としての実施形態の場合には
、水蒸気が、供給ライン20を通してライン16aに送られ、このライン16a
により、使用済み還元ガスは、COシフト反応器19に送られる。しかし、例を
挙げて説明すると、水蒸気は、COシフト反応器19に直接送ることもできる。
COシフト反応器19においては、使用済み還元ガス内に含まれるCOは、(そ
の一部が)水蒸気によりCO2およびH2に変換される。
【0041】 COシフト反応器19が設置されているために、一方では、CO2改質器に送
られるガスのCO2含有量を有利に増大し、それにより、改質器の反応が促進さ
れ、他方では、CO含有量が減少し、その結果、金属の粉末化、すなわち、CO
による設備の金属部分の破壊を実質的に避けることができる。さらに、COシフ
ト反応器19が設置されているので、必要な還元ガス品質を設定するために使用
することができる方法が増える。改質および直接還元のために必要なガス比は、
特定の要件により設定することができる。すなわち、CO/H2比を変更するこ
とができ、および/またはCO含有量を要件により低減することができる。
【0042】 COシフト反応器19は、バイパス・ライン21によりバイパスすることがで
き、例えば、COシフト反応器19を通過しないで、CO2改質器22に直接送
られる使用済み還元ガスの量の一部の結果、所望の換言ガス量にセットする可能
性の範囲が広くなる。
【0043】 CO2改質器22においては、ライン16bを通して供給されるガスは、適宜
、加熱の前に、メタンを含むガス、この例の場合には、ライン23を通して供給
される天然ガスと反応し、その結果、COおよびH2が形成される。
【0044】 改質されたガスは、例えば、約930℃の温度で、CO2改質器から流出する
。このガスを新鮮な還元ガスとして使用できるようにするためには、図の例示と
しての実施形態の場合には、ライン12を通して、CO2改質器22から抽出す
る改質したガスの一部は、クーラー24を通して案内され、残りの部分は、クー
ラーをバイパスしていて、弁25を備えるライン12aを通して案内される。こ
の方法中、還元ガスの温度は、約800℃になる。
【0045】 CO2改質器22は、ライン27を通して供給される、空気などの酸素を含む
ガスと一緒に、ライン26を通して供給される天然ガスを燃焼することにより加
熱される。使用済みの、加熱した還元ガスの一部は、ライン28を通して分岐す
ることができ、CO2改質器22を加熱するために、空気などの酸素を含むガス
と一緒に燃焼することができる。この方法中に形成されるオフガスの燃焼は、ラ
イン29を通してCO2改質器22から抽出される。
【0046】 例えば、CO2改質器22の上流で約7〜8バールの絶対圧力、一番下の流動
層反応器1内にガスが導入される前の約6〜7バールのような、還元ガス回路内
の高圧により、すべての内部取り付け具(ライン、流動層反応器)を、それに応
じて小さくすることができる。さらに、すべての構成部材内の炭素および堆積物
の形成を実質的に避けられる。最後に、ライザ8を、すでに詳細に説明したよう
に、練炭化装置10に還元した物質を運ぶために有利に使用することができる。
【0047】 図2の実施形態の場合には、使用済み還元ガスは、加熱装置18内で加熱した
後で、CO2改質器22に直接送られ、そのため、設備が簡単になるが、図1の
実施形態の場合のように、CO2改質器から出てくる還元ガスの組成に影響を与
える可能性の範囲はそれほど広くない。
【0048】
【実施例】
図1の例示としての実施形態のガスの化学的組成、すなわち、温度および圧力
について、以下に説明する例において、より詳細に説明する(圧力の詳細は、バ
ール絶対圧力である)。
【0049】 A)鉱石の流れ 鉱石供給ライン5を通して、流動層反応器4内に導入された鉱石: 温度:約50℃、製品による鉱石の重量、約1.44 組成:約67%の純鉄を含むヘマタイト(Fe23)、粒子サイズ、最大12
.5mm
【0050】 排出ライン7を通して流動層反応器1から排出された鉱石: 温度:約800℃、還元された鉱石 組成:鉄の全含有量、約93%(Fe)、金属化、92% C=1.5〜2.5% 粒子サイズ:最大6.3mm 還元された鉱石は、ライザ8を通して練炭化10のために運ばれる。
【0051】 B)ガスの流れ ライン13を通して、流動層反応器1内に導入されたガス: 圧力:大気圧より約7バール高い圧力 温度:約800℃ 還元ガス組成: CO: 21.7% CO2: 3.2% H2: 57.2% H2O: 5.6% CH4: 6.2% N2: 6.1%
【0052】 ガス排出ライン14を通して流動層反応器4からの使用済み還元ガスのガス排
出: 圧力:大気圧より約5バール高い圧力 温度:約550℃ ガス組成: CO: 15.4% CO2: 8.8% H2: 46.5% CH4: 4.4% H2O: 18.3% N2: 6.5% ガス内のダスト含有量:9.5g/m3nを含む製品の約27kg/t
【0053】 還元ガス・スクラバ15(クーラー/クリーナーとも称する)内のダストの堆
積: スクラバ15通過後の使用済み還元ガス: 圧力:大気圧より約4バール高い圧力 温度:約40℃ ダスト含有量:約10mg/m3nを含む製品の27.3g/t
【0054】 コンプレッサ16通過後の使用済み還元ガス: 圧力、大気圧より約8バール高い圧力に増大 温度:約100℃ 加熱装置18通過後の使用済み還元ガス: 圧力:大気圧より約7.8バール高い圧力 温度:約350℃
【0055】 COシフト反応器19への入力: 圧力:大気圧より約7.8バール高い圧力 温度:約350℃ ガス組成: CO: 14.0% CO2: 8.0% H2: 42.4% H2O: 26.6% CH4: 4.0% N2: 5.2%
【0056】 COシフト反応器19通過後の使用済み還元ガス: 圧力:大気圧より約7.5バール高い圧力 温度:約450℃ CO2改質器22への使用済み還元ガスの入力(CH4と混合後): 圧力:大気圧より約7.5バール高い圧力 温度:約450℃ ガス組成: CO: 4.4% CO2: 13.6% H2: 43.9% H2O: 14.9% CH4: 17.5% N2: 5.8%
【0057】 ライン12を通しての、CO2改質器22からの還元ガス排出 圧力:大気圧より約7バール高い圧力 温度:約930℃ ガス組成: CO: 22.6% CO2: 3.3% H2: 59.5% H2O: 6% CH4: 2.4% N2: 6.1%
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の好適な実施形態を示す。
【図2】 本発明の好適な実施形態を示す。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 4G140 EA03 EA06 EB32 EB33 EB35 EB41 4K012 DB07

Claims (14)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 少なくとも1つの流動層還元領域内で、COおよびH2を含
    む還元ガスにより、酸化鉄を含む物質を直接還元するための方法において、少な
    くとも1つの流動層還元領域から出てくるCO2を含む使用済みの還元ガスが再
    循環し、新鮮な還元ガスが、前記使用済み還元ガスおよびメタンを含むガス、特
    に天然ガスのCO2改質により作られる方法であって、前記CO2改質および前記
    直接還元が、高圧、好適には、大気圧より少なくとも4バール高い圧力(5バー
    ル絶対圧力)、特に、大気圧より約7バール高い圧力で実施されることを特徴と
    する方法。
  2. 【請求項2】 請求項1記載の方法において、前記改質を行う前に、前記使
    用済み還元ガスの少なくとも一部に対してCOシフト反応を行うことを特徴とす
    る方法。
  3. 【請求項3】 請求項2記載の方法において、COシフト反応の前、および
    /またはCOシフト反応中に、前記使用済み還元ガスに水蒸気を添加することを
    特徴とする方法。
  4. 【請求項4】 請求項1乃至項3のいずれか1項に記載の方法において、前
    記改質を行う前に、前記使用済み還元ガスを、好適には、大気圧より約8バール
    高い圧力に圧縮することを特徴とする方法。
  5. 【請求項5】 請求項2乃至4のいずれかに記載の方法において、前記CO
    シフト反応の前に、前記使用済み還元ガスを、好適には、大気圧より約8バール
    高い圧力に圧縮することを特徴とする方法。
  6. 【請求項6】 請求項1乃至5のいずれかに記載の方法において、前記改質
    の前、および前記任意のCOシフト反応の前に、前記使用済み還元ガスを加熱す
    ることを特徴とする方法。
  7. 【請求項7】 流動層還元領域を収容する少なくとも1つの流動層反応器(
    1−4)と、COおよびH2を含む還元ガスを流動層反応器(1−4)に供給す
    るための供給ライン(12,13)、およびメタンを含むガス、特に天然ガス、
    および前記使用済み還元ガスから、前記COおよび前記H2を含む還元ガスを作
    るために、前記流動層反応器(1−4)からCO2改質器(22)に延びている
    、使用済み還元ガスを排出するためのガス排出ライン(14,16,16a,1
    6b)を有する、請求項1乃至6のいずれか1項記載の方法を実施するための設
    備であって、前記CO2改質器(22)が、前記供給ライン(12,13)を通
    して、前記流動層反応器(1−4)にラインで接続している設備において、前記
    流動層反応器(1−4)に供給される前記ガスを高圧、好適には、大気圧より少
    なくとも5バール高い圧力、特に、前記CO2改質器(22)の上流で、大気圧
    より約8バール高い圧力に圧縮するための圧縮装置(17)を備えることを特徴
    とする設備。
  8. 【請求項8】 請求項7記載の設備において、前記COシフト反応器(19
    )が、使用済みの還元ガス用の前記CO2改質器(22)の上流に設置されてい
    ることを特徴とする設備。
  9. 【請求項9】 請求項8記載の設備において、水蒸気用の供給ライン(20
    )が、前記COシフト反応器(19)に接続しているか、または使用済み還元ガ
    スを送る前記ガス・ライン(16a)に接続しているか、および前記COシフト
    反応器(19)に接続していることを特徴とする設備。
  10. 【請求項10】 請求項7乃至9の何れか1項記載の設備において、前記使
    用済み還元ガスを圧縮するための前記圧縮装置(17)が、前記COシフト反応
    器(19)の上流に設置されていることを特徴とする設備。
  11. 【請求項11】 請求項7乃至10のいずれかに記載の設備において、直列
    に接続している少なくとも3つ、好適には、4つの流動層反応器(1−4)が設
    置されていることを特徴とする設備。
  12. 【請求項12】 請求項8乃至11のいずれかに記載の設備において、前記
    COシフト反応器(19)を、前記使用済み還元ガス用のバイパス・ライン(2
    1)によりバイパスすることができることを特徴とする設備。
  13. 【請求項13】 請求項7乃至12のいずれかに記載の設備において、CH 4 を含むガス、特に天然ガスを供給するライン(23)が、前記CO2改質器(2
    2)に使用済み還元ガスを供給する前記ガス・ライン(16b)に開放している
    設備。
  14. 【請求項14】 請求項7乃至13のいずれかに記載の設備において、浄化
    し、圧縮した使用済み還元ガス用の加熱装置(19)を特徴とする設備。
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