JP2003511953A - 広ビーム幅アンテナ - Google Patents

広ビーム幅アンテナ

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JP2003511953A
JP2003511953A JP2001530217A JP2001530217A JP2003511953A JP 2003511953 A JP2003511953 A JP 2003511953A JP 2001530217 A JP2001530217 A JP 2001530217A JP 2001530217 A JP2001530217 A JP 2001530217A JP 2003511953 A JP2003511953 A JP 2003511953A
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radiating element
transceiver
component
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ジョン ケイ リース
ジョン エル エイデン
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ジアコム インコーポレイテッド
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Abstract

(57)【要約】 アンテナ(100)は、基板(140)と折り曲げた放射エレメント(120)を備えている。折り曲げた放射エレメント(120)と基板(140)は、共振キャビティ(220)を規定し、これは広ビーム幅で実質的に半球状の放射パターンを与える。本発明に従って構成されたアンテナは、トランシーバシステムに組み込むことができる。このアンテナによって生成される放射パターンは、PCS及びDCS周波数帯で動作する無線通信システムにおける使用に適合する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】 (発明の分野) 本発明は、アンテナシステムに、より具体的には、パッチアンテナ(patch an
tenna)システムに関する。
【0002】 (発明の背景) 無線通信システムは、最も普通には、ビルの壁、電柱、その他の構造物に設置
されたトランシーバを利用している。このようなトランシーバは、信号の送受信
のためにアンテナを必要とする。アンテナは普通、隔壁コネクタ(bulkhead con
nector)を通してトランシーバのハウジングに直接接続される。トランシーバの
ハウジングに直接接続されたアンテナは、通常小型の全方向性アンテナである。
一方、スタンドアローン型のアンテナは離れた位置に設置することができ、延長
ケーブルを介してトランシーバに接続することができる。スタンドアローン型の
アンテナは、一般にその物理的寸法のために小型トランシーバへの適用が難しく
、トランシーバをビルの側面や電柱の最上部へ取り付けようとする場合には特に
難しい。審美的に押しつけがましいインパクトを与えるアンテナの場合は、大き
な構造物の使用が地域法令などで制限されている住宅地や密集地における使用可
能性がさらに減る。
【0003】 マイクロストリップ構造の一つであるパッチアンテナは、トランシーバにおい
て使用されるアンテナの一つである。パッチアンテナは、その一部が、誘電基板
と呼ばれる低損失の絶縁材料の薄いシートから形成されている。この基板は、そ
の電気的な特徴に加え、しばしばパッチアンテナの構造的なベース部を構成する
。アンテナ構造を完成させるには、誘電基板の一方の側(接地平面)を金属でカ
バーし、他方の側を部分的に金属被覆し、ここにパッチアンテナのパターンを印
刷するかあるいは形成する。この基板は普通二つの役割を果たす。第一に、他の
アンテナ・エレメントのめたの安定な支持物を与える機械的なバックボーンとし
ての役割がある。第二に、電磁界を集中させ、関連する回路内での不要な放射を
防ぐという電気的な機能を果たす。誘電基板の誘電率とその薄さは、アンテナの
電気的な特性に影響を与える。
【0004】 アンテナの到達範囲(coverage)は、その大部分が輻射器又はエレメントの構
造的形態によって決定される。マイクロストリップ型パッチアンテナは特に、そ
の利得が5〜6dBの範囲であり、70°と90°の間で3dBのビーム幅を示
す(これやその他の面の定義については、図8及び図9参照)。移動体通信シス
テムや個人通信システムのように広いビームパターンを必要とする応用では、単
一の放射エレメントを用いたパッチアンテナの構成が通常は有利である。より狭
いビーム幅が必要とされる、あるいはより指向性の強いアンテナが必要な場合に
は、等しく放射する多くのエレメントを一緒のグループとなるようグループ分け
し、周期的なアレーを構成して、高い指向性を持たせることができる。放射エレ
メントに対する具体的な形状の選択の仕方は、通常、最適化したいパラメータに
依存する。無線通信システムにおいては、マイクロストリップ型パッチアンテナ
を実現するのに、広いビーム幅及び放射パターンの到達範囲が大きいことによっ
て、長方形のパッチが使用されることが多い。
【0005】 一般に、アンテナはその近くに置かれた物体と相互作用するので、通常は壁か
ら十分な距離を置いた位置又は高いマストや電柱の最上部に接地しなければなら
ない。しかし、マイクロストリップ型パッチアンテナは、接地平面の存在によっ
てある程度シールドされるので、その背後に置かれたものは普通は動作や有効放
射パターンに重大な影響は与えない。マイクロストリップ型パッチアンテナは、
普通ビルの壁に直接接地することができ、また、断面が小さく寸法も小さいので
、他のアンテナよりも目立たなくできる。個人無線通信システムの分野では、マ
イクロストリップ型パッチアンテナのこのような特徴は、混雑した都市部あるい
は人の目につきやすい場所にトランシーバを設置する場合に有利でる。マイクロ
ストリップ型パッチアンテナの帯域幅も、寄生エレメント(parasitic elements
)(ダイポール)をメインの放射エレメントの隣あるいは近くに設けることによ
って、広げることが可能となる。寄生エレメントは、メインの放射エレメントと
の容量結合によって励起される。
【0006】 特に無線通信システムにおいては、パッチアンテナシステムをトランシーバの
囲壁に組み込むことは、非常に重要である。いずれも1999年5月21日に出
願された「Radiation Enclosure」と題された米国特許出願第09/316,4
59号及び「Capacitive Signal Coupling Device」と題された米国特許出願第
09/316,457号には、このような組み込みアンテナシステムの好適な実
施例が説明されている。これらの文献は、その全体を参考としてここに援用する
ものとする。
【0007】 個人通信業界において、PCS(1850MHz〜1990MHz)及びDC
S(1710MHz〜1880MHz)という周波数帯は、これらの周波数帯で
の動作に最適化されたアンテナシステムが必要とされる。すなわち必要とされる
ものは、PCS及びDCSの周波数帯において、到達範囲びインピーダンス整合
、低利得で広ビーム幅の半球状の到達範囲という要求される性能に同時に合致す
る、トランシーバのハウジングに組み込まれたアンテナシステムである。
【0008】 (発明の概要) 本発明は、広いビーム幅及び半球状の到達範囲を可能としながら、アンテナを
トランシーバのハウジング内へ組み込むことを考慮する。本発明に従って構成さ
れたアンテナは、基板及び共振キャビティを規定する折り曲げた放射エレメント
を含む。
【0009】 好適実施例において、折り曲げた放射エレメントは、ある角度で基板に向けら
れた第一構成要素と、基板の面に実質的に平行とされた第二構成要素を含んでい
る。第二構成要素は基板からある距離だけ離され、共振キャビティは、基板と折
り曲げた放射エレメントとによって規定される。
【0010】 さらに好適実施例において、トランシーバは囲壁と、トランシーバ回路と、本
発明に従って構成されたアンテナを含んでいる。このアンテナは、PCS及びD
CSの無線通信システムにおける使用に適した広ビーム幅で実質的に半球状の放
射パターンを生成する。
【0011】 (好適な実施例の詳細な説明) パッチアンテナの構造 図1Aはトランシーバ10を示す。このトランシーバ10は、ハウジング12
を備えている。好ましくは、ハウジング12は、カバー14及び容器16で形成
される。カバー14は、容器16の中身に素早く簡単にアクセスするために容器
16にヒンジ固定されるのが好ましい。図1において、ハウジング12は、トラ
ンシーバ10内に取り付けられた多数の種々の要素を示すためにカバー14を開
いた状態で示されている。又、カバー14は、トランシーバ10内に取り付けら
れた要素が、水分や埃や油のような悪い環境条件に露出されないよう確保するク
ランプ18又は同様の固定器具により取り付けることもできる。カバー14が容
器16との気密シールを形成しそしてトランシーバ10内の要素が充分に保護さ
れるように更に確保するために、カバー14又は容器16にガスケットシール2
0を組み込むこともできる。
【0012】 トランシーバ10は、電話又はコンピュータネットワークのような地上ベース
の通信装置と、GSMベースステーションのようなベースステーション(図示せ
ず)との間のワイヤレスリンクを与えるように構成された自蔵ユニットである。
トランシーバ10は、回路21及びアンテナシステム100を備えている。アン
テナシステム100は、カバー14に取り付けられ、そしてケーブル23により
回路21に接続される。トランシーバ10は、それがサービスを提供するエリア
の至近にあるビルの側面又は高いポールの上部に取り付けられるのが好ましい。
【0013】 トランシーバ10は、電源ケーブル22を経て外部電源に接続される。データ
は、適当なデータケーブル24を経てトランシーバ10へ及びトランシーバ10
から転送される。データケーブル24は、同軸ケーブルであるのが好ましい。
【0014】 図1Bは、アンテナシステム100が、カバー14ではなくて容器16に組み
込まれたトランシーバ10を示す。
【0015】 動作中に、トランシーバ10は、ワイヤレス電話又はページャーのように動作
する。アクチベーションすると、トランシーバ10は、ベースステーションへの
リンクを確立する。次いで、ベースステーションは、地上ラインベースのシステ
ム又は衛星ベースのシステムを経てローカル公衆交換電話ネットワーク(PST
N)又は別のデータ分配ネットワークへ信号をルーティングする。PSTNから
、信号は、意図された受信者へルーティングされる。意図された受信者は、地上
ラインベースの顧客であるか又は別のワイヤレス顧客である。トランシーバ10
は、ネットワーク又はプライベート電話線からPSTNへのワイヤレスリンクを
与え、多数の個々の顧客をPSTNへ接続するための地上ラインの長いネットワ
ークの必要性を排除する。或いは又、トランシーバ10は、それ自体ベースステ
ーションであり、PSTNと直接通信する。
【0016】 設置時に、トランシーバ10は、データケーブル24及び電源ケーブル22を
経て家庭又は会社に固定布線される。或いは又、トランシーバ10は、トランシ
ーバ10の至近位置に取り付けられるか又はトランシーバ自体に組み込まれた独
立したバッテリパック又は他の再充電可能な電源から電力を受け取ることもでき
る。又、トランシーバ10は、遠隔メーター読み取り及びプログラミング機能の
ような特徴を含むようにフォーマットされるのが好ましい。このようなプログラ
ム可能なトランシーバの詳細は、参考としてここに取り上げる「Data Terminal
Apparatus」と題するライオン&ラインのドケット番号243/150号に見る
ことができる。
【0017】 トランシーバ10の機能を完成するために、アンテナ100がその構造に組み
込まれる。トランシーバ10は、壁又はポールに取り付けられるのが好ましいの
で、それが通信するベースステーション又はネットワークとの効率的な通信を許
すためには、アンテナ100の幾つかの特徴を維持しなければならない。特に、
アンテナシステムにより形成される放射パターンは、トランシーバが取り付けら
れる位置やトランシーバ自体の設計を考慮しつつ、情報を効率的に送信及び受信
するようにフォーマットされねばならない。最も重要なことに、広い平坦な表面
に対して取り付けられるときには、トランシーバのアンテナは、取り付け面から
離れる方向の放射を最大にする半球状の放射パターンを与えねばならない。同様
に、アンテナ設計は、取り付け面に向けられる放射を最小にするものでなければ
ならない。図14ないし19は、本発明に基づいて構成された広ビーム幅折り曲
げパッチアンテナシステムの好ましい実施形態に関連した放射パターンを示す。
【0018】 図2ないし5は、本発明により構成された広ビーム幅折り曲げパッチアンテナ
100を示す。アンテナエレメント120は、折り曲げ形状に作られる。アンテ
ナエレメント120の放射部分は、実質的にL字型であり、第1放射エレメント
122及び第2放射エレメント124を含む。又、アンテナエレメント120は
、第1放射エレメント122の遠方縁に取り付けられた取り付けフランジ126
も含むのが好ましい。この取り付けフランジ126は、全アンテナエレメント1
20を別の面に接続できるようにする。2つの放射エレメント122及び124
は、取り付けフランジ126と共に、折り曲げエレメント即ち「階段」状エレメ
ントを形成する。取り付けフランジ126は、放射エレメント122及び124
を接地平面150に電気的に接地すると共に、放射エレメント122及び124
を基板140に機械的に取り付け及び整列するためのものである。取り付けフラ
ンジ126は、少なくとも1つの穴128を含むが、接地平面150に接続する
前に放射エレメント120を更に効率的に整列するためには2つ以上の穴128
が設けられるのが好ましい。穴128の各々は、スクリュー、リベット、ボルト
、又は他の形式の適当な固定具を受け入れるように構成される。穴128を使用
してアンテナエレメントを接地平面に取り付けるのに加えて、取り付けフランジ
は、一貫した電気的接地が維持されるよう確保するために接地平面に半田付けさ
れるのが好ましい。
【0019】 図6は、第1放射エレメント122、第2放射エレメント124及び取り付け
フランジ126を含むアンテナ要素の構造及び向きを詳細に示している。第1放
射エレメント122は、アンテナの用途に対して導電性である銅、銀、金その他
の金属材料で形成された薄い長方形のエレメントであるのが好ましい。第1放射
エレメント122は、長方形の幾何学形状に一致する第1の長さ方向エッジ12
2−a及び第2の長さ方向エッジ122−bとを有する。第1放射エレメント1
22は、その第1の長さ方向エッジ122−aが取り付けフランジ126の第1
の長さ方向エッジ126−aに接触するか又は他のやり方で取り付けられるよう
に配置される。取り付けフランジ126に取り付けられると、第1放射エレメン
ト122は、そこから離れるように突出し、そして取り付けフランジ126に実
質的に垂直となる。
【0020】 第2放射エレメント124も、アンテナの用途に対して導電性である銅、銀、
金又は別の材料のような金属材料で形成された薄い長方形のエレメントであるの
が好ましい。第2放射エレメント124は、長方形の幾何学形状に一致する第1
の長さ方向エッジ124−a及び第2の長さ方向エッジ124−bとを有する。
第2放射エレメント124は、その第1の長さ方向エッジ124−aが第1放射
エレメント122の第2の長さ方向エッジ122−bに接触するか又は他のやり
方で取り付けられるように配置される。第1放射エレメント122に取り付けら
れると、第2放射エレメント124は、そこから離れるように突出し、そして第
1放射エレメント122に実質的に垂直となる。第2放射エレメント124は、
基板140から離間され、そして実質的にそれに平行にされる。
【0021】 従って、第1放射エレメント122、第2放射エレメント124及び取り付け
フランジ126を含む全アンテナエレメント120は、階段状エレメントを形成
し、ここで、階段は、取り付けフランジ126と第2放射エレメント124とで
表わされた2つの「踊り場」を有し、これらは、第1の放射エレメント122で
表わされた1つの「蹴上げ部」によって接続されている。個々に取り上げると、
放射エレメント122及び124は、実質的に「L」字型のエレメントである。
【0022】 この階段状のアンテナエレメント120は、単一の材料部片で形成された一体
的部片であるのが好ましい。それ故、取り付けフランジ126、第1放射エレメ
ント122及び第2放射エレメント124を製造中に機械的に接合することが必
要となる。各アンテナエレメントは、別々に製造された場合には、均一で且つ一
貫した接続が維持されるように互いに溶接又は半田付けされるのが好ましい。
【0023】 再び図2を参照すると、基板140は、広ビーム幅折り曲げパッチアンテナ1
00の構造上のベースを形成する。この基板140は2つの役割を果たす。電気
的には、送信ライン、回路及びアンテナの一部分である。機械的には、アンテナ
の構造体を支持する。それ故、基板の構造体は、電気的及び機械的の両方の要件
を満足しなければならない。基板の当該電気的特性は、相対的誘電率ε、基板厚
みh及び誘電損失係数tanδである。アンテナ用途では、基板にわたり一定の
誘電率を保持すると共に、均一な厚みを保持することが重要である。基板の誘電
損失は、高い回路性能と良好な全体的効率を確保するためには、できるだけ小さ
くなければならない。通常、tanδは、0.002未満でなければならない。
【0024】 物理的に、基板は、充分に大きな機械的抵抗、良好な形状安定性、並びに導体
及び接地平面に使用される金属に近い膨張係数を有していなければならない。更
に、半田付け中の高い温度に耐えると共に、ロスを減少するために滑らかで且つ
フラットな平面を与えねばならない。このような基板を形成するための多数の材
料が商業的に入手できるが、それらには、アルミナ(Al23)、ベリリア(B
eO)、テフロン(登録商標)、ポリプロピレン、シリコン及びフェライトが含
まれる。
【0025】 基板140は、第1面144(図2を参照)と、第2面146(図4を参照)
とを有する。第1基板面144の一部分には、金属化接地平面層150が被覆さ
れている。この接地平面層150及び基板140の両方を貫通して穴152が延
びている。この穴152は、スクリュー、リベット又はボルトのような固定具を
受け入れる。基板140の第1面144に配置されるときに、取り付けフランジ
126の穴128が穴152と整列し、エレメントを整列させて機械的固定具で
互いに固定接続できるようにする。エレメントは、互いに半田付けすることもで
きる。基板140は、付加的な穴142も含み、これも固定具を同様に受け入れ
る。穴142は、スタンドオフ(後述する)を基板140に固定できるようにす
る。
【0026】 基板に付着される金属の接地平面層は、非常に低い抵抗率(小さなオーミック
損失)、充分な厚み、良好な半田付け性能、及び基板140への良好な接着性を
有していなければならない。金属被覆された材料は、半田付けプロセス中に酸化
に耐えると共に、種々の接触形成及びボンディング技術に適したものでなければ
ならない。これらの要件は、通常、金属の選択を、銅、銀、金及びおそらくアル
ミニウムに制限する。他の幾つかの合成材料も商業的に入手できる。
【0027】 アンテナエレメント120が基板140に取り付けられるときに、共振キャビ
ティ220が画成される。より詳細には、この共振キャビティ220は、片側で
は第2放射エレメント124で境界定めされ、第2の側では第1放射エレメント
122により境界定めされ、そして第3の側では基板140又は接地平面150
により境界定めされた空間の容積である。共振キャビティ220の残りの3つの
側は、開放端であり、それらの境界を定める内実な面をもたない。共振キャビテ
ィ220は、この領域内の空間の容積である。図7A及び7Bは、共振キャビテ
ィ220を更に画成し、その開放端境界は、破線で示されている。動作中に、第
1放射エレメント122とは反対の開放端において最大放射が発生する。他の2
つの開放側から二次放射が発生する。
【0028】 再び図2ないし5を参照すると、共振キャビティ220内に配置されるものと
して、多数の付加的なアンテナエレメントが存在する。これらは、誘電体円筒1
60、寄生エレメント170及びピン180を含む。誘電体円筒160は、第1
誘電体面163、第2誘電体面161、及びその長手方向軸を通る通路162を
含む。誘電体円筒160は、接地平面150及び基板140の両方を経て延びる
穴154に通路162が整列されるように配置される。寄生エレメント170は
、薄い円盤と同様の形状にされたウェハであり、第2誘電体面161に配置され
るのが好ましい。寄生エレメント170は、その長手方向軸を経て延びる穴17
2を含む。寄生エレメント170が第2誘電体面161の中央に配置されたとき
には、穴172が円筒通路162及び穴154と整列する。ピン180は、寄生
ディスクの穴172、誘電体円筒の通路162及び穴154の各々を通して延び
る。ピン180の第1端181には太い部分即ち張出し部182がある。ピン1
80が通路162、穴172及び穴154に挿入されると、張出し部182は、
ピン180が開口を経て更に移動するのを防止する。それ故、ピン180は、誘
電体円筒160及び寄生的円盤170の両方を基板140に取り付けた状態に保
持する。次いで、ピン180の第2端183は、基板140に半田付けされるか
他のやり方で固定又は接合される。従って、寄生エレメント170及び誘電体円
筒160は、基板140に永久的に固定される。ピン180は、信号供給体とし
て働き、第2基板面146に配置されたマイクロストリップ伝送線212にアン
テナエレメントを接続する。
【0029】 アンテナエレメント120に対する誘電体円筒160、寄生ディスク170及
びピン180の位置及び寸法は、折り曲げパッチアンテナ100の性能特性にお
いて重要なファクタである。折り曲げパッチアンテナエレメントの好ましい実施
形態が図10ないし13に示されている。図10ないし13における全ての寸法
は、インチである。
【0030】 同軸ケーブル200は、アンテナエレメントと、ハウジング12内に取り付け
られたトランシーバ回路との間の接続を与える。銅のパッド210及びマイクロ
ストリップ伝送線212は、第2基板面146に配置される(図4を参照)。銅
のパッド210及びマイクロストリップ伝送線212は、アンテナエレメントか
ら同軸ケーブル200への電気的接続及び機械的遷移を与える。より詳細には、
銅のパッド210及びマイクロストリップ伝送線212は、同軸ケーブル200
の大きなリードから回路及びパッチアンテナのマイクロストリップエレメントへ
の滑らかな遷移を与える。
【0031】 同軸ケーブル200は、中心導体202及び外部ジャケット204を含むのが
好ましい。外部ジャケット204は、銅のパッド210に半田付けされ、そして
銅のパッドが接地平面150に接地される。中心導体202は、マイクロストリ
ップ伝送線212に半田付けされる。同軸ケーブルの自由端には、フィッティン
グ206が設けられる。このフィッティング206は、トランシーバハウジング
12(図1Aを参照)内に取り付けられる無線トランシーバ回路板の対応部分に
接続されるのが好ましい。
【0032】 スタンドオフ支持構造体190は、アンテナのための部分的包囲体及び取り付
け機構を形成する。このスタンドオフ190は、基板140の穴142に整列し
た穴192を含む。この穴192は、スクリュー、リベット又はボルトのような
固定具を受け入れる。それ故、スタンドオフ192は、基板140にしっかりと
固定することができる。更に、スタンドオフ190は、くぼみ194を含み、こ
れは、スタンドオフ及びアンテナ構造体をトランシーバハウジング12内又は蓋
14(図1A及び1Bを参照)に取り付けできるようにする。
【0033】 本発明の放射パターン 放射エレメントにより発生される放射パターンに基づいてアンテナの送信特性
が測定される。放射パターンは、アンテナにより放射される電力の空間的分布を
定め、そしてその最大値に対して正規化される。アンテナ付近の電磁界の分布は
、アンテナにより励起される波の多数の作用から生じる。この分布は、放射され
た波と、電界及び磁界の局部的集中との両方を含む極めて複雑なものになり、リ
アクティブな作用を引き起こす。それ故、本発明の状況においては、トランシー
バハウジング12、トランシーバ10内の回路、及び他の全ての機械的及び電気
的要素の合成作用の各々がパッチアンテナの全放射パターンに影響する。特に、
各アンテナエレメントのサイズ及び形状、第2放射エレメント124と接地平面
150との間隔、第2放射エレメント124とカバー14との間隔、並びにフィ
ードポイントの位置は、全て、各特定の用途に対してカスタマイズする必要のあ
る重要なパラメータである。放射エレメント122及び124、接地平面150
及び寄生エレメント170の各々のサイズも、折り曲げパッチアンテナの特定の
性能特性にとって重要である。
【0034】 所与の方向におけるアンテナの利得は、アンテナによって放射される電力と、
同じ入力信号が供給される仮説のロスなし全方向アンテナ(等方性放射器と称す
る)により放射される電力とに比によって定義される。利得を決定するために、
送信アンテナに供給される電力と、受信アンテナにより収集された電力とを測定
し、そしてフリスの伝送式を使用する。
【0035】 Pr=Pintr(λ/4πR)2 但し、Prは、受信電力であり、Pinは、送信アンテナの入力に供給される電力
であり、Gtは、送信アンテナの利得であり、Grは、受信アンテナの利得であり
、λは、自由空間の波長であり、そしてRは、2つのアンテナ間の距離である。
比Pr/Pinが測定され、λとRは既知であるから、積Gtrを推定することが
できる。次いで、3つの異なる可能性を考えることができる。
【0036】 (1)ソースアンテナの利得を、以前の測定から既に知っているか、又はアン
テナが標準的なラボラトリーにおいて最初に校正された高精度アンテナであるこ
とから既に知っている。
【0037】 (2)測定に使用される2つのアンテナが同一であり、この場合、Gt=Gr
あり、積の平方根を得る。
【0038】 (3)既知の利得をもつ3つのアンテナを有する。その2つの間の送信を、3
つの異なるアンテナ対に対して次々に測定する。従って、3つのアンテナの利得
の決定は簡単である。
【0039】 アンテナ、特にパッチアンテナの放射パターンは、通常、垂直平面(E面)、
水平平面(H面)、及び垂直からある角度(−45°、+45°等)として定義
された偏波平面に沿って測定される。図8及び9は、本発明により構成された折
り曲げパッチアンテナに関連してこれら平面の定義を示している。
【0040】 上述したように、トランシーバにマイクロ電子回路、堅牢な包囲体、固定具、
半田材料及び他のハードウェアが存在することは、アンテナの放射パターン及び
性能に各々影響する。図10ないし13に示す寸法をもつ本発明により構成され
た広ビーム幅折り曲げパッチアンテナの好ましい実施形態は、1850MHz−
1990MHzのPCS帯域及び1710MHz−1880MHzのDCS帯域
における動作に必要な性能要件を達成する。即ち、トランシーバやマイクロ回路
が存在する環境においても、カバレージ及びインピーダンス整合要件が満足され
る。更に、アンテナは、上記周波数帯域において低利得(4dB)、広ビーム幅
半球状カバレージ及び最小偏波弁別を達成する。
【0041】 図10ないし13は、好ましい実施形態において、PCSトランシーバアンテ
ナシステムとして使用するためのプリント回路板の寸法詳細(図10)、折り曲
げアンテナエレメントの寸法詳細(図11A及び11B)、寄生エレメントの寸
法詳細(図12A及び12B)及び円筒状誘電体エレメントの寸法詳細(図13
A及び13B)を示す。本発明により構成された折り曲げパッチアンテナの多数
のエレメントは、図10ないし13の寸法に最適化される。全ての寸法は、イン
チで示す。
【0042】 図10を参照すれば、基板140は、長さが約3.6インチでありそして巾が
約2.19インチである。図10には、穴154、152及び142も示されて
おり、特に、基板140におけるそれらの相対的な位置も示されている。
【0043】 図11A及び11Bには、アンテナエレメント120の好ましい寸法が示され
ている。穴128は、基板140の穴152に整列するように配置されている。
【0044】 図12A及び12Bには、寄生エレメント170の好ましい寸法が示されてい
る。寄生エレメント170は、直径が約0.54インチで、厚みが約0.031
インチで、中央の穴172の直径が約0.038インチの円盤状のエレメントで
あるのが好ましい。
【0045】 図13A及び13Bには、誘電体円筒160の好ましい寸法が示されている。
この円筒160は、高さが約0.309インチで、直径が約0.188インチで
あるのが好ましい。中央の通路162は、直径が約0.029インチである。
【0046】 図14−19は、全ての電子回路が設置されそして取り付けスクリューや送信
ケーブルを含む全ての機械的ハードウェアが配置されて組み立てられたトランシ
ーバ10に対する放射パターンを示す。図14ないし19に示された放射パター
ンは、図10ないし13に示された寸法で作られた折り曲げパッチアンテナシス
テムに対応する。放射パターンは、1850、1920及び2000MHzの周
波数において、E面、H面、−45°偏波及び+45°偏波に対して示されてい
る。各放射パターンにおいては、アンテナエレメントの極端部(即ち、90°付
近及び270°付近)で振幅が若干減少する実質的に半球状のパターンが形成さ
れる。この放射パターンは、PCS及びDCS通信システムに使用されるトラン
シーバに要求される広ビーム幅の半球状カバレージパターンを与える。
【0047】 以上、添付図面を参照して本発明を詳細に説明したが、これは単なる例示に過
ぎず、本発明の精神及び範囲から逸脱せずに異なる実施も可能であることを理解
されたい。それ故、本発明は、上記説明に限定されるものではなく、特許請求の
範囲のみによって限定される。
【図面の簡単な説明】
【図1A】 本発明に従って構成された広ビーム幅の折り曲げたパッチアンテナを組み込ん
だ、壁又は電柱に取り付けるトランシーバ(カバーを開いた状態)の斜視図であ
る。
【図1B】 本発明に従って構成された広ビーム幅の折り曲げたパッチアンテナを組み込ん
だ、壁又は電柱に取り付けるトランシーバ(カバーを開いた状態)の斜視図であ
る。
【図2】 本発明に従って構成された広ビーム幅の折り曲げたパッチアンテナの分解斜視
図である。
【図3】 図2に示したアンテナの上から見た平面図である。
【図4】 図2に示したアンテナの下から見た平面図である。
【図5】 図3にA−Aで示した部分で切り取った図3のアンテナの断面図である。
【図6】 折り曲げたパッチアンテナの放射エレメントとその関連する取り付けフランジ
の分解斜視図である。
【図7A】 基板に取り付けた、折り曲げたパッチアンテナ・エレメントの概略斜視図であ
る。
【図7B】 基板に取り付けた、折り曲げたパッチアンテナ・エレメントの概略斜視図であ
る。
【図8】 H面及びE面の放射パターンを定義する図である。
【図9】 アンテナの放射パターンにおける、偏向させた45°面と−45°面を定義す
る図である。
【図10】 本発明に従って構成された折り曲げたパッチアンテナの基板の好適な実施例を
示している。
【図11A】 本発明に従って構成された折り曲げたパッチアンテナの放射アンテナエレメン
トの好適な実施例を示している。
【図11B】 本発明に従って構成された折り曲げたパッチアンテナの放射アンテナエレメン
トの好適な実施例を示している。
【図12A】 本発明に従って構成された折り曲げたパッチアンテナの寄生ディスクの好適な
実施例を示している。
【図12B】 本発明に従って構成された折り曲げたパッチアンテナの寄生ディスクの好適な
実施例を示している。
【図13A】 本発明に従って構成された折り曲げたパッチアンテナの誘電シリンダの好適な
実施例を示している。
【図13B】 本発明に従って構成された折り曲げたパッチアンテナの誘電シリンダの好適な
実施例を示している。
【図14】 1850MHzの周波数における、トランシーバに組み込まれた広ビーム幅の
折り曲げたパッチアンテナのE面、H面、そして3Db放射パターンのグラフで
ある。
【図15】 1920MHzの周波数における、トランシーバに組み込まれた広ビーム幅の
折り曲げたパッチアンテナのE面、H面、そして3Db放射パターンのグラフで
ある。
【図16】 2000MHzの周波数における、トランシーバに組み込まれた広ビーム幅の
折り曲げたパッチアンテナのE面、H面、そして3Db放射パターンのグラフで
ある。
【図17】 1850MHzの周波数における、トランシーバに組み込まれた広ビーム幅の
折り曲げたパッチアンテナの−45°面、+45°面、そして3Db放射パター
ンのグラフである。
【図18】 1920MHzの周波数における、トランシーバに組み込まれた広ビーム幅の
折り曲げたパッチアンテナの−45°面、+45°面、そして3Db放射パター
ンのグラフである。
【図19】 2000MHzの周波数における、トランシーバに組み込まれた広ビーム幅の
折り曲げたパッチアンテナの−45°面、+45°面、そして3Db放射パター
ンのグラフである。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (81)指定国 EP(AT,BE,CH,CY, DE,DK,ES,FI,FR,GB,GR,IE,I T,LU,MC,NL,PT,SE),OA(BF,BJ ,CF,CG,CI,CM,GA,GN,GW,ML, MR,NE,SN,TD,TG),AP(GH,GM,K E,LS,MW,MZ,SD,SL,SZ,TZ,UG ,ZW),EA(AM,AZ,BY,KG,KZ,MD, RU,TJ,TM),AE,AG,AL,AM,AT, AU,AZ,BA,BB,BG,BR,BY,BZ,C A,CH,CN,CR,CU,CZ,DE,DK,DM ,DZ,EE,ES,FI,GB,GD,GE,GH, GM,HR,HU,ID,IL,IN,IS,JP,K E,KG,KP,KR,KZ,LC,LK,LR,LS ,LT,LU,LV,MA,MD,MG,MK,MN, MW,MX,MZ,NO,NZ,PL,PT,RO,R U,SD,SE,SG,SI,SK,SL,TJ,TM ,TR,TT,TZ,UA,UG,UZ,VN,YU, ZA,ZW Fターム(参考) 5J045 AA01 AA05 AA21 AB05 DA09 EA07 HA06 MA04 NA01 5J046 AA04 AA07 AA12 AB13 PA07 5J047 AA04 AA07 AA12 AB13 EF04 EF05 FD01 5K011 AA06 DA02 JA01

Claims (34)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 実質的に平坦な基板と、 前記基板に対しある角度に向けられている第1構成要素と、前記基板の平面と
    実質的に平行に向けられている第2構成要素とを備えた折り曲げた放射エレメン
    トと、を備えており、前記第2構成要素は前記基板から間隔を空けて設けられ、
    前記基板と前記折り曲げた放射エレメントとが共振キャビティを形成しているこ
    とを特徴とするアンテナ。
  2. 【請求項2】 前記折り曲げた放射エレメントは、実質的にL字型をしてい
    ることを特徴とする請求項1に記載のアンテナ。
  3. 【請求項3】 前記第1構成要素は、前記基板に対し実質的に垂直方向に向
    けられており、前記基板に接続されている第1長幅の縁部と、第2長幅の縁部と
    を備えており、前記第2構成要素は、前記第1構成要素の前記第2長幅の縁部に
    接続され、前記第1構成要素に対し実質的に垂直方向に向けられていることを特
    徴とする請求項1に記載のアンテナ。
  4. 【請求項4】 前記基板は、第1基板面と第2基板面とを有しており、前記
    第1基板面上に接地面が形成されていることを特徴とする請求項1に記載のアン
    テナ。
  5. 【請求項5】 誘電部材を更に備えており、前記誘電部材は、前記接地面と
    接触している第1誘電面と、第2誘電面とを有していることを特徴とする請求項
    4に記載のアンテナ。
  6. 【請求項6】 前記第2誘電面に取り付けられた寄生エレメントを更に備え
    ており、前記誘電部材と前記寄生エレメントとは、前記共振キャビティ内に配置
    されていることを特徴とする請求項5に記載のアンテナ。
  7. 【請求項7】 前記形成された共振キャビティは、広いビーム幅と、偏波ダ
    イバーシティと、実質的に半球状の放射パターンとを作り出すことを特徴とする
    請求項1に記載のアンテナ。
  8. 【請求項8】 前記寄生エレメントは円盤状であることを特徴とする請求項
    6に記載のアンテナ。
  9. 【請求項9】 前記基板は誘電性材料で作られていることを特徴とする請求
    項1に記載のアンテナ。
  10. 【請求項10】 前記第2基板面上に形成されたマイクロストリップ回路を
    更に備えていることを特徴とする請求項4に記載のアンテナ。
  11. 【請求項11】 前記マイクロストリップ回路は、前記基板面の内に1つに
    プリントされていることを特徴とする請求項10に記載のアンテナ。
  12. 【請求項12】 前記基板に取り付けられたスタンドオフを更に備えている
    ことを特徴とする請求項1に記載のアンテナ。
  13. 【請求項13】 前記折り曲げた放射エレメントは、前記第1構成要素の前
    記第1長幅の縁部から外向きに延在する取り付けフランジを更に備えており、前
    記取り付けフランジは、前記第1構成要素に対し実質的に垂直であることを特徴
    とする請求項3に記載のアンテナ。
  14. 【請求項14】 前記取り付けフランジは、前記第2構成要素と反対方向に
    延在していることを特徴とする請求項13に記載のアンテナ。
  15. 【請求項15】 前記取り付けフランジは、前記折り曲げた放射エレメント
    が前記基板に取り外し可能に取り付けられるように、締め付け装置を受け入れる
    ことのできる少なくとも1つの開口を含んでいることを特徴とする請求項13に
    記載のアンテナ。
  16. 【請求項16】 前記折り曲げた放射エレメントは、前記第1長幅の縁部に
    おいて前記第1構成要素に取り付けられている取り付けフランジを更に備えてお
    り、前記取り付けフランジは前記接地面と電気的に接触していることを特徴とす
    る請求項4に記載のアンテナ。
  17. 【請求項17】 前記誘電部材は円筒状であることを特徴とする請求項5に
    記載のアンテナ。
  18. 【請求項18】 前記誘電部材は、前記第1誘電面から前記第2誘電面に延
    在する長手軸が通る経路を含んでおり、前記寄生エレメントは、前記長手軸が通
    る開口を含んでおり、前記寄生エレメントの開口は、前記経路と整列しているこ
    とを特徴とする請求項6に記載のアンテナ。
  19. 【請求項19】 前記寄生エレメントの開口と前記誘電部材の開口を通って
    伸張するピンを更に備えており、前記ピンは、キャップを有する第1端と、第2
    端とを有していることを特徴とする請求項18に記載のアンテナ。
  20. 【請求項20】 前記キャップは前記寄生エレメントと接触しており、前記
    ピンの前記第2端は、前記基板上に形成されたマイクロストリップ伝送線と接触
    していることを特徴とする請求項19に記載のアンテナ。
  21. 【請求項21】 前記第2基板面上に形成されているマイクロストリップ変
    換素子を更に備えており、前記マイクロストリップ変換素子は、第1導電導線と
    係合できるようになっている第1接点を含んでいることを特徴とする請求項4に
    記載のアンテナ。
  22. 【請求項22】 前記マイクロストリップ変換素子は、第2導電導線と係合
    できるようになっている第2接点を更に含んでいることを特徴とする請求項21
    に記載のアンテナ。
  23. 【請求項23】 前記共振キャビティは、0.5立方インチから1.0立方
    インチの間の容積を有していることを特徴とする請求項1に記載のアンテナ。
  24. 【請求項24】 前記アンテナは、囲壁内に取り付けられていることを特徴
    とする請求項1に記載のアンテナ。
  25. 【請求項25】 囲壁と、 送受信器回路と、 実質的に平坦な基板と折り曲げた放射エレメントとを備えているアンテナであ
    って、前記折り曲げた放射エレメントは前記基板に取り付けられ、前記基板と前
    記折り曲げた放射エレメントとが共振キャビティを形成しているアンテナと、を
    備えていることを特徴とする送受信器。
  26. 【請求項26】 前記アンテナは、前記共振キャビティ内に配置された誘電
    部材と前記誘電部材に取り付けられた寄生エレメントとを更に備えていることを
    特徴とする請求項25に記載の送受信器。
  27. 【請求項27】 前記共振キャビティは、広いビーム幅、偏波ダイバーシテ
    ィ、及び実質的に半球状の放射パターンを作り出すことを特徴とする請求項25
    に記載の送受信器。
  28. 【請求項28】 前記放射パターンは、6dBの最大ゲインを有しているこ
    とを特徴とする請求項27に記載の送受信器。
  29. 【請求項29】 前記囲壁は、平面に取り付けるように形成されていること
    を特徴とする請求項25に記載の送受信器。
  30. 【請求項30】 前記基板は、第1基板面と第2基板面とを有し、前記アン
    テナは、前記第1基板面に取り付けられた接地面を更に備えており、前記第2基
    板面は、マイクロストリップ変換素子を含んでおり、前記マイクロストリップ変
    換素子は、第1及び第2導電導線と係合できるようになっている第1及び第2接
    点を含んでいることを特徴とする請求項25に記載の送受信器。
  31. 【請求項31】 前記第1導電導線は、同軸ケーブルの外装であり、前記第
    2導電導線は前記同軸ケーブルの中心導線であることを特徴とする請求項30に
    記載の送受信器。
  32. 【請求項32】 実質的に平坦な基板に取り付けられている折り曲げた放射
    エレメントにおいて、 前記基板に対しある角度に向けられている第1構成要素と、 前記基板の平面と実質的に平行に向けられている第2構成要素と、を備えてお
    り、 前記第1構成要素は前記基板から間隔を空けて設けられ、前記基板と前記折り
    曲げた放射エレメントとが共振キャビティを形成していることを特徴とする折り
    曲げた放射エレメント。
  33. 【請求項33】 前記共振キャビティは、広いビーム幅、偏波ダイバーシテ
    ィ、及び実質的に半球状の放射パターンを作り出すことを特徴とする請求項32
    に記載の折り曲げた放射エレメント。
  34. 【請求項34】 前記基板は、第1基板面と第2基板面とを有しており、前
    記第1基板面は、金属被覆された接地面コーティングを含んでいることを特徴と
    する請求項32に記載の折り曲げた放射エレメント。
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