JP2003511907A - パケット交換システムの利用可能なビット率サービス装置 - Google Patents

パケット交換システムの利用可能なビット率サービス装置

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JP2003511907A
JP2003511907A JP2001529148A JP2001529148A JP2003511907A JP 2003511907 A JP2003511907 A JP 2003511907A JP 2001529148 A JP2001529148 A JP 2001529148A JP 2001529148 A JP2001529148 A JP 2001529148A JP 2003511907 A JP2003511907 A JP 2003511907A
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ソン・チョン
スン−ホ・カン
ヨン−イン・チョイ
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Abstract

(57)【要約】 正方向セル処理部200は正方向資源管理セルの受信時、第1起動信号を発生すると共に、正方向資源管理セルから現在セルレートと最小セルレートを抽出する。|Q|推定部は第1起動信号の受信時、(CCR−MCR)が明示レートより小さいかを判断して、(CCR−MCR)がERより小さい場合に、受信されたRMセルが|Q|に寄与するかを考慮し、寄与程度を累積し、|Q|を計算する。ERエンジンは第3起動信号の受信時、ERを計算する。逆方向セル処理部212はERエンジンにより計算されたERが逆方向RMセルの受信時、逆方向RMセルから抽出したER及びMCRの和より小さいかを検索して、計算されたERがER及びMCRの和より小さい場合に、逆方向RMセルに前記計算されたERを記録する。タイマは第1周期ごとに第2起動信号を|Q|推定部202に提供し、第2周期ごとに第3起動信号をERエンジン208に提供する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明はパケット交換システムに関するもので、特にパケット交換システムの
利用可能なビット率(available bit rate:以下、ABR)サービス装置に関する
【0002】
【従来の技術】
パケット交換ネットワークには非同期伝送モード(Asynchronous Transfer Mod
e:以下、ATM)ネットワーク及びインタネットなどがある。前記ATMのよう
なパケット交換ネットワークの混雑流れ制御(congestion flow control)は一般
的なトラヒック管理問題の一つである。
【0003】 通常、ATMは情報伝達のためのネットワーク利用を下記の四つのサービス方
式を通じて達成する。即ち、固定されたビット率のサービスができるようにする
CBR(Constant Bit Rate)サービス方式、一定なセル損失を保障すると共に、
可変的なビット率のサービスができるようにするVER(Variable Bit Rate)サ
ービス方式、ビット率を決定しないUBR(Unspecified Bit Rate)サービス方式
、及びABR(Available Bit Rate)サービス方式がある。前記ABRサービス方
式はソースのビット率がネットワーク状況により変化されるようにするもので、
ネットワークの利用可能な(available)ビット率に合わせてソースがデータを伝
送するようにするものである。 このようなABRサービス方式はVBRサービス方式のような伝送帯域幅保障
サービスによっては効率的に支援されなかったデータアプリケーションを支援す
るためにATMネットワークに導入された。これに対する論文、または資料には
S. Sathaye “ATM Forum traffic Management Specification, Version 4.0”,
Feb.1996と、F. Bonomi and K. W. Fendick “The Rate-Based Flow Control Fr
amework For The Available Bit Rate ATM Service”, IEEE Network, vol.9, n
o.2, pp.25-39, 1995と、R. Jain “Congestion Control and Traffic Manageme
nt in ATM Networks:Recent Advances and Survey”, Computer Network and I
SDN Systems, vol.28, no.13, pp.1723-1738, 1996などがある。
【0004】 大部分の混雑はセル損失及び予測できないセル遅延によるバーストトラヒック
のため発生する。このような特性のため、前記ネットワークはネットワークの負
荷状況により伝送帯域率が変更できるように設計されている。これによってネッ
トワークでの利用可能な伝送帯域幅に合わせて伝送帯域幅を弾力的に調整するト
ラヒックサービス概念が導入され、このようなサービスの代表的な例がATMネ
ットワークのABRサービスである。
【0005】 ATMフォーラムではABRサービスの流れ制御のために閉ループ伝送率基盤
流れ制御方式(closed-loop rate-based scheme)を採択した。前記伝送率基盤流
れ制御方式は各ソースが伝送帯域幅を制御できるようにするためにネットワーク
からフィードバックされた情報を使用する。前記フィードバック情報は資源管理
(Resource Management:以下、RM)セルと呼ばれる特定制御セルを通じて前記
ソースに伝達される。前記伝送率基盤流れ制御のためには、前記RMセルにネッ
トワーク混雑状態に対する情報が記録されるべきであるが、このような情報には
明示混雑識別(Explicit Forward Congestion Indication:以下、EFCI)と比
較率(Relative Rate:以下、RR)、明示率(Explicit Rate:以下、ER)情報な
どがある。 このようなABRサービスはソース及びスイッチそれぞれで複雑なトラヒック
特性モデリングと号受諾制御を要求しないので、ABRサービスの具現がCBR
、またはVBRサービスのような伝送帯域幅保障サービスより容易であることに
予想された。しかしABRサービスを支援するスイッチの設計及び具現は予想よ
り多くの難しさがあることに判明された。このような難しさは簡単であり、拡張
性があり、かつ、安定したABR流れ制御アルゴリズムを設計することにあった
が、特に非同期及び分散化されたネットワーク環境でのER割り当てアルゴリズ
ムを設計することにあった。
【0006】 一方、流れ制御閉ループに含まれている長く、かつ多様な往復時間遅延(Round
Trip Delay)とABR VC(Virtual Circuit)間に相異なるように位置した隘路
(bottleneck)地点は高性能ER割り当てアルゴリズムの設計を難しいようにす
る。ネットワーク内のABRキューは、ABRソースの伝送率が相異なる時点の
ネットワーク状態情報により決定される時には安定化することが難しい。特にE
FCIマーキングやRRマーキング、またはEFCIマーキング及びRRマーキ
ングを利用した二進フィードバックマカニズムのみを使用する場合には、ABR
キューは正常状態で持続的に振動(persistent oscillation)し、その振幅は往復
時間遅延と利用可能な伝送帯域幅の積に比例して増加した。これに対する具体的
な説明はE. Hernandez-Valencia et al., “Rate Control Algorithms for the
ATM ABR Service”, European Transactions on Telecommunications, vol.8, n
o. 1, pp7-20, 1997と、F. Bonnomi, D. Mitra and J. B. Serry, “Adaptive A
lgorithms for Feedback-Based Flow Control in High-Speed, Wide-Area ATM N
etworks”, IEEE J. Select. Areas on Communications, Vol.13, no. 7, pp. 1
267-1283, 1995と、K. K. Ratmarkrishnan and Jain “A Binary Feedback Sche
me for Congestion Avoidance in Computer Networks with a Connectionless N
etwork Layer”, Proc. ACM SIGCOMM'88, pp.303-313, 1998などに詳細に開示さ
れている。
【0007】 このようなABRキューの持続的な振動は周期的なバッファオーバーフロー及
びアンダーフローを発生させ、セル損失の可能性やリンクの低い利用に対する可
能性を増加させたが、このような二進フィードバックマカニズムにより発生され
るABRキューの持続的な振動を漸近的に安定化するためERマーキングを通じ
たABR流れ制御方式が導入された。しかし漸近的にABRキューを安定化する
ER割り当てアルゴリズムを単純な形態に設計することは依然として難しかった
が、これは数学的な側面から見るとき、時間遅延を有するフィードバック制御問
題に帰着された。
【0008】 前記のような漸近的安定性を保障し、閉ループ性能を任意的に制御できるよう
にするために伝送率基準流れ制御問題を離散時間フィードバック制御問題に公式
化したER割り当てアルゴリズムがL. BenmohanmedとS. M. Meerkovにより提案
された。前記ERアルゴリズムが提案されたL. BenmohanmedとS. M. Meerkovの
論文は“Feedback Control of Congestion in Packet Switching Networks:The
Case of Single Congested Node”, IEEE/ACM Trans. On Networking, vol. 1,
no.6, pp693-708, 1993と、“Feedback Control of Congestion in Packet Swi
tching Networks:The Case of Multiple Congested Nodes”, International J
ournal of Communication Systems, vol. 10, no. 5, pp. 227-246, 1997などで
ある。 前記L. BenmohanmedとS. M. Meerkovにより提案されたER割り当てアルゴリ
ズムは下記数1のようである。
【数1】
【0009】 前記数1でr[k]は離散時間kでスイッチにより計算されたERであり、q
[k]は離散時間kでABRキュー長さであり、qTは目標とするキュー長さで
ある。αi及びβjは制御器利得であり、τmaxはABR VCの最大往復時間遅
延であり、Iは0より大きな任意の定数である。
【0010】 このようなアルゴリズムは上述した論文で記述された理論的根拠にも拘わらず
、その具現が複雑して実際使用には限界があったが、A. Kolarov and G. Ramamu
rthy,“A Control Theroetic Approach to the Design of Close Loop Rate Bas
ed Flow Control for High Speed ATM Networks”, Proc., IEEE INFOCOM‘97,
vol. 1, pp293-301, 1997ではこのような難しさを説明している。即ち、前記の
ようなER割り当てアルゴリズムは現在からτmax時間までのER項の値を維持
すべきであり、離散時間スロットごとに多数の浮動小数点(floating point)乗算
を遂行すべきである問題点があった。
【0011】 一方、論文S. Chong,“Second-Order Rate-Based Flow Control with Dynamic
Queue Threshold for High-Speed Wide-Area ATM Networks”, preprint 1997
と、論文A. Elwalid,“Analysis of Adaptive Rate-Based Congestion Control
for High-Speed Wide-Area Networks”, Proc. IEEE ICC'95, pp. 1948-1953, 1
995では制御理論に基づいた他のER割り当てアルゴリズムを下記数2のように
より単純な形態に提案した。
【数2】 前記S. Chongの論文では前記数2のアルゴリズムが適用される場合、閉ループ
システムが漸近的に安定化されるための必要十分条件をすべてのVCの往復時間
遅延が同一の場合に対して提案したもので、アルゴリズムの安定性解釈を任意往
復時間遅延を有する一般的な場合まで拡張した。
【0012】 またS. Chong, R. Nagarajan and Y. T. Wangは、論文“Designing Stable AB
R Flow Control with Rate Feedback and Open-Loop Control:First-Order Con
trol Case”, Performance Evaluation, vol. 34, no. 4で下記数3のように、
もっと単純な形態のER割り当てアルゴリズムを提案した。
【数3】 ここで、[X]+=max[x,0]であり、xと0の中、大きな値が選択されるべき
であるとの意味である。
【0013】 前記数2に関連されたS. Chongの論文で二つの他の安定化条件は誘導されたも
のである。その中の一つは異種の往復時間遅延を有する一般場合に対する十分条
件であり、他の一つは同種の往復時間遅延を有する特別な場合に対する必要十分
条件である。 前記数1と比較する時、数2及び数3に開示されたER割り当てアルゴリズム
の共通的な欠点は、制御器利得とキュー長さスレショルドがABRトラヒックに
利用可能な伝送帯域幅及び遠隔隘路VCにより利用された利用可能な伝送帯域幅
の一部(fraction)での順時的な認識により適切に選択されない場合に、平衡点で
リンクを十分に利用することができないので、ABRキュー長さは望ましくない
ように0に収斂されることができることである。
【0014】 前記遠隔隘路VCはVCの伝送率がその自体のPCR(Peak Cell Rate)により
制限されないと、経路内の他のリンクで隘路現状が発生するので、そのリンクで
公平に分けられないVCである。反対に、もし、数1のようなアルゴリズムを適
用すると、上述した望ましくない平均点のようなものは存在しない。
【0015】 これによって本願出願人は“A Scalable and Stable Explicit Method for Ma
x-Min Flow Control With guarantees(No.60/157,42,1999.9.2)”に開示された
ABRサービスアルゴリズムをまた提示した。
【0016】 ところが、前記のように特許出願したアルゴリズムをハードウェアに具現する
ことが要求されたが、その具現においてハードウェアやメモリの要求量を最小化
することが要求された。また前記アルゴリズムの演算時、その演算の正確さが要
求された。
【0017】
【発明が解決しようとする課題】
従って、本発明の目的は上述したABRサービスアルゴリズムをハードウェア
に具現する時に、ハードウェアやメモリの要求量を最小化させると共に、正確な
演算結果を提供することができるパケット交換システムのABR装置を提供する
ことにある。
【0018】
【課題を解決するための手段】
上述した目的を達成するための本発明はパケット交換システムのABRサービ
ス装置を提供する。前記ABRサービス装置は、正方向資源管理セルの受信時、
第1起動信号を生成すると共に、正方向資源管理(Resource Management)セルか
ら現在セルレート(Current Cell Rate)と最小セルレート(Minimum Cell Rate)を
抽出する正方向セル処理部と、前記第1起動信号の受信時、前記現在セルレート
から最小セルレートを減算したもの(CCR−MCR)が明示レート(Explicit Ra
te:ER)より小さいかを検索して、(CCR−MCR)が前記ERより小さい場
合、前記入力された資源管理セルが元素個数に寄与したと判断し、前記資源管理
セルが元素個数に寄与した寄与程度を、正方向資源管理セル伝送周期を第1周期
と現在セルレートを乗算した値(第1周期×CCR)に分けて算出した後に、前記
除算結果を以前寄与程度と加算し、第2起動信号の受信時、前記累積された寄与
程度と1からロウパスフィルタリングパラメータを減算したものを乗算したもの
(累積された寄与程度×(1−ロウパスフィルタリングパラメータ)と、前記以前
元素個数と全体元素個数を加算したものと前記ロウパスフィルタリングパラメー
タを乗算したもの(以前|Q|+全体|Q|×ロウパスフィルタリングパラメー
タ)を加算して元素個数(|Q|)を算出する元素個数推定部と、第3起動信号の
受信時に、平均キュー長さから以前平均キュー長さを減算したものを第1利得値
と乗算し、これをさらに前記元素個数推定部が算出した元素個数に分けたもの(
{[(平均キュー長さ−以前平均キュー長さ)×第1利得]÷計算された|Q|}
)と、前記平均キュー長さから目標キュー長さを減算したものと、第2利得値と
第3起動信号の周期を乗算し、これをさらに前記元素個数に分けたもの({(平均
キュー長さ−目標キュー長さ)×[(第2利得×第3起動信号の周期)÷計算され
た|Q|]})を、以前明示レートから減算して明示レートを算出する明示レー
トエンジンと、逆方向資源管理セルの受信時に、前記明示レートエンジンが算出
した明示レートが前記逆方向資源管理セルから抽出した明示レートと最小セルレ
ートを加算した和より小さいと、前記算出した明示レートを前記逆方向資源管理
セルに記録して伝送する逆方向セル処理部と、前記第1周期ごとに前記第2起動
信号を発生して前記元素個数推定部に提供し、第2周期ごとに前記第3起動信号
を発生して前記明示レートエンジンに提供するタイマを備えることを特徴とする
【0019】 [発明の詳細な説明] 以下、本発明の望ましい実施形態を添付図を参照しつつ詳細に説明する。下記
の説明において、本発明の要旨のみを明瞭にする目的で、関連した公知機能また
は構成に関する具体的な説明は省略する。
【0020】 図1は本発明の望ましい実施形態によるABRサービス方式を説明するための
パケット交換ネットワークの構成を示した図である。前記図1を参照すると、前
記パケット交換ネットワークは相互連結された多数の交換器(E1乃至E3)を含
む。前記交換器(E1乃至E3)のそれぞれは多数のソースと連結される。図1で
は第1スイッチ(E1)に第1乃至第Nソース(S1乃至SN)が連結される。前記
各ソースはそれに対応されるように連結された交換器を通じてデータを送受信す
る。前記ソースから伝送されたデータは多数のノードを有するVC経路と言われ
る経路を通じて目的地に伝達される。
【0021】 通常的にABRサービスではネットワークの利用可能な伝送帯域幅に関する情
報がRMセルを通じてソースに伝達される。本発明の望ましい実施形態ではソー
スで発生されたRMセルの処理のみに対して説明する。またソースで発生された
RMセルはVC経路を通じて目的地に伝送されるが、この時、セルの伝送方向を
正方向(forward)という。前記正方向RMセルを受信した後、前記目的地は前記
正方向RMセルを処理して逆方向RMセルを通じてさらにソースに伝送する。こ
のように逆方向に伝送されるRMセルに交換器は自分に許容可能な伝送帯域幅の
情報を記録してソースに伝達し、ソースはこの伝送帯域幅に対する情報を参照し
て目的地に伝送する情報の量を適切に調節する。このような伝送帯域幅に対する
情報には、利用可能な伝送帯域幅に対する情報である明示レート(Explicit Cell
Rate:以下、ER)と、混雑が発生したことを示す混雑識別(Congestion Indica
tion:以下、CI)と、これ以上の伝送帯域幅が増加しないようにするノインク
リズ(No Increase:以下、NI)がある。またデータセルではEFCIが混雑を
示す。
【0022】 上述したように各交換器はABRサービスのため利用可能な伝送帯域幅を計算
して、これを逆方向RMセルに記録してソース側に伝送する。このような機能を
遂行するABRサービス装置は各交換器の入出力ポートカードに設けられる。
【0023】 図2は前記入出力ポートカードの構成を示した図である。前記図2を参照する
と、前記入出力ポートカード100は入出力バッファ管理部102と、ABRサ
ービスエンジン104と、出力インタフェース106とからなる。前記入出力バ
ッファ管理部102は交換器と連結され、入出力キューインを管長すると共に、
本発明の望ましい実施形態によりキューライト時にはキューライト信号をABR
サービスエンジン104に提供し、キューリード時にはキューリード信号をAB
Rサービスエンジン104に提供する。前記ABRサービスエンジン104はマ
イクロプロセッサ108が提供する多様なパラメータを基にして本発明の望まし
い実施形態によるABRサービスのためのABRアルゴリズム及び関連機能を一
括処理する。そして出力インタフェース106はATM階層の使用者ネットワー
クインタフェース機能を遂行する。
【0024】 図3は前記ARBサービスエンジン104のブロック構成図である。前記図3
を参照すると、正方向セル処理部200は正方向RMセルを受信し、前記受信さ
れたRMセルが正方向であり、ソースから生成されたものであり、かつCRCエ
ラーがないと、|Q|(Qは遠隔隘路VCの数を示し、|Q|はQの元素個数を
示す)推定部202に第1起動信号を提供する。|Q|推定部202は前記キュ
ーインを出力ポートのキューインと推定する。また、前記正方向セル処理部20
0は入力された正方向RMセルから現在セルレート(Current Cell Rate:以下、
CCR)及び最小セルレート(Minimum Cell Rate:以下、MCR)を抽出して前記
|Q|推定部202に提供する。また、前記正方向セル処理部200はEFCI
混雑(congestion)が発生すると、入力された正方向セル中のデータセルのEFC
I領域をマーキング(marking)して出力する場合もある。即ち、浮動小数点シス
テムはER獲得時の正確さと範囲を提供するのに使用されることが分かる。前記
浮動小数点システムはER値のフィードバックに連関される問題を防止するため
の十分な正確さを保障する。このように、前記浮動小数点システムはENエンジ
ンで計算することができるすべての範囲の数を含む。
【0025】 前記第1起動信号の受信時、前記|Q|推定部202は前記受信したRMセル
が|Q|に寄与するかを判断する。即ち、前記受信されたRMセルが提供した前
記CCRとMCRの差が前記ERエンジン208から受信された現在のER(δ)
を越えるかを検査する。もし、前記条件が満足されると、前記RMセルは前記|
Q|に寄与するものである。すると、前記|Q|推定部202はその寄与程度で
あるδを計算して、前記δをタイマ210が周期的に提供する第2起動信号が発
生されるまで累積し、|Q|推定時に使用する。ここで、δは予め設定された時
間間隔にERエンジン208により測定された更新されたERを意味する。前記
|Q|推定部202は前記第2起動信号の受信により|Q|を推定してERエン
ジン208に提供する。前記|Q|の推定時、前記|Q|推定部202は前記E
Rエンジン208から受信されたδを使用する。 δは特に安定状態に近接した遠隔隘路VCの数の過小測定を防止するためのマ
ージンである。前記システムが安定状態に接近するほど、前記遠隔隘路VCのC
CRは前記MCRと前記ERの和に近接する。前記マージンがないと、前記CC
Rに小さな混乱があっても遠隔隘路VCとして誤ってカウントされることができ
る。このようなマージを有することによって、過小測定タイプにも関わらず、効
果的に除去されることができる。本実験結果を通じてはδ=0.9が適切である
ことが分かる。
【0026】 本発明の実施形態は前記ノードがRMセルの到着に関わりなく前記ERを周期
的に更新することに特徴づけられる。前記従来計算の利得は前記ERエンジン2
08により提供された最後のERが対応するノードのRMセルの到着時に、前記
推定部202に直接提供されるものである。
【0027】 前記ERエンジン208は前記タイマ210が周期的に提供する第3起動信号
によりERを計算し、前記計算されたERを逆方向セル処理部212に提供して
、逆方向セル処理部212が逆方向RMセルに前記計算されたERを記録するこ
とができるようにする。
【0028】 キューカウンター206は入出力バッファ管理部102が提供するキューライ
ト信号とキューリード信号を利用して現在のキュー長さとキューが変化された回
数に対する情報であるキュー変化回数をERエンジン部208に提供する。また
前記キューカウンター206は正方向セル処理部200がEFCI混雑を検出し
てEFCIをマーキングできるように前記キュー長さに対する情報を正方向セル
処理部200に提供する。そして前記キューカウンター206は前記逆方向セル
処理部212がRRサービスのため混雑状態と非常に混雑な状態を検出して、そ
れによって逆方向RMセルにNI(No Increase)、CI(Congestion Indication)
をマーキングできるように前記キュー長さに対する情報を逆方向セル処理部21
2に提供する場合もある。
【0029】 前記逆方向セル処理部212は受信された逆方向RMセルのER及びMCRの
和がERエンジン208から伝送されたERより小さいかを検索する。前記和が
前記ERエンジン208から伝送されたERより小さい場合、前記逆方向セル処
理部212は前記ERエンジンのERを前記逆方向RMセルに記録する。また前
記逆方向セル処理部212は前記受信されたキュー長さに基づいて混雑状態と非
常に混雑な状態を検出し、前記RMセルが検出されると、逆方向RMセルにNI
、CIをマーキングする。また前記逆方向セル処理部212は前記のようにER
記録及びNI、CIマーキングが終了されると、該当RMセルに対するCRCを
計算して、前記CRCを前記逆方向RMセルに記録する。
【0030】 前記タイマ210は予め設定された第1周期ごとに第2起動信号を生成して、
前記|Q|推定部202に提供し、予め設定された第2周期ごとに第3起動信号
を生成して前記ERエンジン部208に提供する。
【0031】 そして、マイクロプロセッサインタフェース204はマイクロプロセッサ10
8が提供する各種パラメータを|Q|推定部202及びERエンジン部208に
提供する。前記のように提供される各種パラメータはレジスタなどにラッチされ
るが、これはすでに通常的に使用される技術であるので、その詳細な説明は省略
する。
【0032】 ここで、上述したように構成されるABRサービスエンジン104の各構成を
さらに詳細に説明する。
【0033】 図4はRMセルの構造を示した図である。前記図4を参照すると、前記RMセ
ルはATMヘッダ、プロトコル識別者(Protocol Identifier)、メッセージタイ
プ(Message Type)、ER、CCR、MCR、キュー長さ(Queue Length)、シケー
ンス番号(Sequence Number)及びCCRに構成される。前記ATMヘッダにはペ
イロードタイプを規定するPTI(Payload Type Identifier)が含まれるが、前
記PTIの一つのビットはEFCIに使用される。そして前記メッセージタイプ
はセルの進行方向、即ち正方向セルであるか逆方向セルであるかを示すDIR(d
irection)と、前記RMセルが逆方向明示混雑通知(backward explicit congesti
on notification:以下、BECN)セルであるかを示すBNと、ネットワークで
混雑を示すCI(Congestion Indication)と、これ以上の伝送帯域幅の増加を抑
制するようにするものを示すNI(No Increase)とを含む。前記CCRはソース
がRMセルを生成する時に記録した伝送帯域幅である。前記MCRはソースがR
Mセルを発生させる時に、記録した各VCの最小伝送帯域幅である。前記ERは
ソースがRMセルを発生させたRMセルが逆方向に伝送される時に各交換器のA
BRサービスエンジンが記録した利用可能な伝送帯域幅である。ここで前記ER
記録方式はABRサービスエンジンで算出した利用可能な伝送帯域幅が既存に記
録されていた利用可能な伝送帯域幅より小さい場合のみに、新たに算出した利用
可能な伝送帯域幅を貯蔵する。これによってソースはVC経路中で一番小さい利
用可能な伝送帯域幅に対する情報を受信するようになる。
【0034】 図5は前記正方向RMセルの処理を担当する正方向セル処理部200の構成図
である。
【0035】 前記図5を参照すると、前記正方向セル処理部200のUTOPIAインタフ
ェース300はUTOPIAインタフェースを提供する。前記UTOPIA(The
Universal Test & Operations Physical Layer Interface for ATM)は物理階
層及び上位階層モージュル間の、前記ATM階層のような、セル復号器の入力と
セル符号器の出力に連続される干渉を定義する。 正方向セル復号器302は前
記UTOPIAインタフェース300からセルスタートに対する信号であるSO
C(start of cell)信号と正方向セルを受信して、前記正方向セルがデータセル
であるか、RMセルであるかを検索する。
【0036】 前記セルがRMセルであると、前記正方向セル復号器302は前記RMセルが
ソースから生成されたものかを検索し、前記RMセルがソースから生成されたも
のであれば、そのRMセルにCRCを遂行する。CRCエラーがない場合に、第
1起動信号を生成して|Q|推定部202に提供すると共に、前記RMセルから
CCR及びMCRを抽出して前記|Q|推定部202に提供する。CRCは前記
正方向セルのCRCを検査するため提供され、前記CRC検査結果は前記正方向
セル復号器302に提供される。また前記正方向セル復号器302は混雑検出部
306が混雑信号を提供する時には、入力された正方向データセルにEFCIを
マーキングする。そして混雑検出部306は現在のキュー長さとEFCI混雑ス
レショルドであるgEFCIを比較して、現在キュー長さがgEFCIより大き
い場合に、EFCI混雑信号を発生して正方向セル復号器302に提供する。
【0037】 図6は前記正方向セル復号器302の詳細構成図である。前記図6を参照する
と、セルエレメントカウント部400はUTOPIAのSOC信号の発生時から
正方向クロックパルスをカウントしてセルカウントに出力し、そのセルカウント
がRMセルの全体に対応されるごとに発生するリセット信号によりリセットされ
る。セルの伝送は前記SOC信号により同期化される。ここでセルの前部分には
4バイト、または5バイトのヘッダがさらに付加されるが、このようにヘッダが
付加されてもセルカウントが正確にRMセルでのPTI位置、DIR及びBN位
置、CCR位置、MCR位置に対応されるようにするために、前記セルエレメン
トカウント部400は前記セルカウントからセルタイプ/2を減算して出力する
と共に、セルバッファマルチプレクサ414は入力された正方向セルを整列して
出力する。
【0038】 図7は前記セルエレメントカウント部400の詳細構成図である。前記図7を
参照すると、フリップ・フロップDは電源に連結される入力端子Dと、前記SO
C信号を受信するためのクロック端子と、前記リセット信号を受信するためのリ
セット端子を有する。これによって前記フリップ・フロップDはSOCの受信時
にハイになり、リセット信号の受信時にロウになるセルスタート信号を発生する
。前記セルスタート信号とリセット信号は論理積ゲート(AND)に入力され、論
理積ゲート(AND)は二つの信号が同時にロウである場合にカウンター(CNT)
をリセットするための信号を発生する。前記カウンター(CNT)は正方向クロッ
クパルスをカウントし、セルスタート信号とリセット信号が同時に発生される場
合にリセットされる。前記カウンター(CNT)の出力とセルタイプ/2は減算器(
AD)に入力され、前記減算器(AD)は前記カウンター(ANT)の出力からセル
タイプ/2を減算し、前記減算結果をセルカウントとして出力する。ここで前記
セルタイプ/2はマイクロプロセッサ108により提供されることができる。
【0039】 さらに図6を参照すると、前記セルエリメントカウント部400により生成さ
れたセルカウントは比較器402に入力される。前記比較器402は入力された
セルカウントが正方向RMセルでのPTI位置に対応される時にPTIクロック
を発生し、メッセージタイプの位置に対応される時にDIR_BNクロックを発
生し、CCR位置に対応される時にCCRクロックを発生し、MCR位置に対応
される時にMCRクロックを発生する。また前記セルカウントが全体セルの長さ
に対応される時にエンドクロック(end clock)を発生する。前記比較器402が
出力するPTIクロック、DIR_BNクロック、CCRクロック、MCRクロ
ック、ENDクロックは第1レジスタ部404を通じて正方向クロックに同期さ
れる。前記第1レジスタ部404を通じて同期され出力されるエンドクロックは
インバータ(INV)を通じて反転されセルエリメントカウント部400のリセッ
ト信号として提供される。そして前記第1レジスタ部404のPTI、DIR_
BN、CCR及びMCRクロックのそれぞれはPTIレジスタ406、DIR_
BNレジスタ408、CCRレジスタ410及びMCRレジスタ412のクロッ
クにそれぞれ入力される。
【0040】 セルバッファマルチプレクサ414は付加されるヘッダが4バイトであると、
第2レジスタ420から16ビットのセルを読み出し、ヘッダが5バイトである
と、第2レジスタ420から8ビットのセルと第1レジスタ418から8ビット
のセルを読み出す。これによって付加されるヘッダが4バイトであるか、5バイ
トであるかに関わらずセルが整列され出力される。
【0041】 図8及び図9は第1及び第2レジスタ418、420のRMセルバッファリン
グ過程を示した図である。RMセルはバイト単位に第1及び第2レジスタ418
及び419にバッファリングされる。図8に示したように、付加されるヘッダが
4バイトである場合には、RMセルの始めの二つのバイトが整列されバッファリ
ングされるが、付加されるヘッダが5バイトである場合には、図9に示したよう
にRMセルの始めの二つのバイトがずれてバッファリングされる。前記付加され
るヘッダの種類はセルタイプにより区分されるが、4バイトのヘッダが付加され
る場合のセルタイプは0100であり、前記5バイトのヘッダが付加される場合
のセルタイプは0101である。即ち、セルタイプのLSB(Least Significant
Bit)を検査することにより、RMセルに付加されたヘッダの種類が判別できる
ようになる。
【0042】 このようにして、前記セルバッファマルチプレクサ414は前記セルタイプの
LSBを受信し、前記LSBが0であると、第2レジスタ420から16ビット
をリードし、前記LSBが1であると、第2レジスタ420からの8ビットと第
1レジスタ418からの8ビットをリードする。
【0043】 前記のようにセルバッファマルチプレクサ414はRMセルを整列して第2レ
ジスタ部416に出力し、前記第2レジスタ部416は受信されたRMセルを正
方向クロックに同期してPTIレジスタ406、DIR_BNレジスタ408、
CCRレジスタ410、MCRレジスタ412に提供する。前記PTIレジスタ
406、DIR_BNレジスタ408、CCRレジスタ410、MCRレジスタ
412のそれぞれは前記第2レジスタ部416からRMセルを受信してPTIク
ロック、DIR_BNクロック、CCRクロック、MCRクロックが発生する時
に入力されたデータをラッチする。これによって、前記PTIレジスタ406、
DIR_BNレジスタ408、CCRレジスタ410、MCRレジスタ412の
それぞれはRMセルのPTI、メッセージタイプ、CCR、MCRをラッチし、
前記CCR及びMCRは|Q|推定部202に入力される。
【0044】 前記RMセル検出部428は前記メッセージタイプを受信して、メッセージタ
イプのDIRとBNを検索して、該当セルが正方向のRMセルであり、かつソー
スから発生されたものであるかを判断する。この時、該当セルが正方向であり、
かつソースから発生されたものであると、前記RMセル検出部428はRMスタ
ート信号を発生してEFCIマーキング部430と論理積ゲートに提供する。前
記論理積ゲートはCRCエラーが検出されないことを示すCRCエラー検出信号
とRMスタート信号が同時に発生される時に、第1起動信号を発生してこれを|
Q|推定部202に提供する。
【0045】 一方、前記入力されたセルがデータセルであり(即ちRMスタート信号が提供
されない状態)、混雑信号とセルスタート信号が発生すると、該当セルのPTI
に含まれたEFCIをマーキングする。ところが、セルにヘッダが付加される場
合に、前記PTI部分は第1乃至第5レジスタ418乃至426を通過する時に
、上位8ビットに通過するか、下位8ビットに通過することができる。前記EF
CIマーキング部430はこのような場合に適応的にEFCIをマーキングする
が、これを図10を詳細して説明する。前記セルに4バイトのヘッダが付加され
る場合に、前記PTIは第1乃至第5レジスタ418乃至426を上位8ビット
に通過し、前記セルに5バイトのヘッダが付加される場合に、前記PTIは第1
乃至第5レジスタ418乃至426を下位8ビットに通過する。前記EFCIマ
ーキング部430の第1論理積ゲート(AND1)は混雑信号とセルタイプのLS
Bが同時に1である場合に、第1論理和ゲート(OR1)に1を提供する。前記第
1論理和ゲート(OR1)はPTIのEFCIビットと前記第1論理積ゲート(A
ND1)の出力を論理和して出力する。即ち上位8ビットに通過するPTIのE
FCIビットは混雑信号とLSBが同時に1である場合に1にマーキングされる
。前記EFCIマーキング部430の第2論理積ゲート(AND2)は混雑信号と
インバータ(INV)により反転されたセルタイプのLSBが同時に1である場合
に第2論理和ゲート(OR2)に1を提供する。前記第2論理和ゲート(OR2)は
PTIのEFCIビットと前記第2論理積ゲート(AND2)の出力を論理和して
出力する。即ち下位8ビットに通過するPTIのEFCIに対応されるビットは
、混雑信号が1であり、前記反転されたセルタイプのLSBは0である場合に1
にマーキングされる。
【0046】 そして第1乃至第5レジスタ418乃至426は入力された正方向セルをバッ
ファリングして出力すると共に、SOC及びエンプティ(empty)信号をバッファ
リングして出力する。
【0047】 前記正方向セル処理部200が提供する第1起動信号とCCR及びMCRを利
用して|Q|を推定する|Q|推定部202の構成及び動作を図11を参照して
詳細に説明する。
【0048】 前記|Q|推定部202は前記正方向セル処理部200が第1起動信号を提供
するごとに提供されたRMセルが|Q|に寄与したかを判断するδ演算判断部5
00と、前記RAMセルが|Q|に寄与したと判断される場合に、その寄与程度
であるδを演算して以前値に累積して出力するδ演算部502と、前記累積され
たδを利用して|Q|の推定値を演算して出力する|Q|演算部504に構成さ
れる。
【0049】 前記δ演算判断部500はERエンジン208から受信されたK*ERがCC
R−MCRより小さいかを検索する。前記K*ERがCCR−MCRの差より小
さいと、RMセルが|Q|に寄与したと判断してδを演算するようにする制御信
号Sを発生する。前記δ演算判断部500の第1レジスタ506はERエンジン
208から受信されたK*ERをSOCに同期して数体系変換部508に提供す
る。前記数体系変換部508は入力されたK*ERを32ビットの浮動小数点形
式に変換してERとして第1加算器510のB入力端子に入力する。前記第1加
算器510はA入力端子を通じてMCRを受信し、B入力端子を通じてERを受
信して、MCRとERを加算した後に、C出力端子を通じて比較器512のB入
力端子に出力する。前記比較器512はA入力端子を通じてCCRを受信し、B
入力端子を通じてMCRとERを加算した値を受信し、MCRとERを加算した
値をCCRと比較してその結果を論理積ゲート514に提供する。MCRとER
の和がCCRより小さいと、前記論理積ゲート514は第1起動信号を受信する
と共に、ハイ信号を第2レジスタ516に出力する。前記第2レジスタ516は
END_I_clkにより前記論理積ゲート514の出力をS信号として出力す
る。即ち、前記S信号はK*ERがCCR−MCRより小さく、かつ入力された
セルにCRCエラーがない場合に1になり、そのS信号はδ演算部502に入力
される。
【0050】 前記δ演算部502は第1周期、即ち|Q|推定周期間に提供されたRMセル
の寄与程度δを数4により演算して累積する。
【数4】 前記数4でNrmは正方向にRMセルを伝送する周期として、コネックション設
定時に協商される。また前記Nrmを第2起動信号の周期である第1周期に分けた
値、即ちNrm/第1周期はマイクロプロセッサ108から提供されることができ
る。
【0051】 前記δ演算部502の数体系変換部518は正方向セル処理部200が提供す
るCCRを32ビットの浮動小数点形式に変換する。除算器520はMCRクロ
ックが発生される時、前記変換されたCCRとNrm/第2起動信号周期に対する
値を受信し、前記Nrm/第2起動信号周期を前記CCRに分ける。第3レジスタ
522は除算器520の演算完了信号であるDONE信号を受信すると、前記除
算器520の出力をラッチする。第2加算器524は前記除算器520からDO
NE信号が入力される時に、以前δであるδPrevと前記第3レジスタ522の
出力を加算する。第4レジスタ526は前記第2加算器524の演算完了信号で
あるDONE信号と前記論理積ゲート528のS信号が同時に1である場合に、
論理積ゲート528により提供されるクロックにより第2加算器524の出力を
ラッチしてδとして出力する。前記δは|Q|演算部504に提供されると共に
、δprevとして第2加算器524に提供される。ここで、前記δ演算部502は
前記S信号によりδの演算を始めるのではなく、前記S信号に従って演算された
δを出力する方式を使用するが、これはδの演算を実時間に具現するためのもの
である。
【0052】 そして前記除算器520と第2加算器524はリセット信号と第2起動信号が
同時に発生される場合に、インバータ530と論理積ゲート532を通じて発生
されるリセット信号によりリセットされるので、前記累積されたδは第2起動信
号が発生されるごとに0にリセットされる。
【0053】 ここで前記キューイン推定部202のδ演算判断部500とδ演算部502の
動作を図12を参照して概略的に説明する。前記δ演算判断部500はRMセル
が受信されるごとに600段階に進行してK*ERがCCR−MCRより小さい
かを検索する。この時、K*ERがCCR−MCRより小さいと、602段階に
進行してδ演算部502はδを演算して累積する。
【0054】 さらに図11Bを参照すると、|Q|演算部504のコントローラ534は第
2起動信号を受信して|Q|演算部を起動すると共に、前記|Q|演算部504
の動作を全般的に制御する。1−α演算部536は|Q|演算式のロウパスフィ
ルタリングパラメータαを1から減算する。レジスタ部538は前記|Q|であ
るnr、α、1−α、以前演算値である|Q|prev及び第2選択器の各種計
算結果をラッチする。第1選択器540の前記レジスタ部538から受信された
値の一部をコントローラ534の制御下に選択して乗算器542、または第3加
算器544に伝送する。前記乗算器542及び前記第3加算器544は前記第1
選択器540が提供する値を乗算、または加算し、その結果を第2選択器に提供
する。前記第2選択器546はコントローラ534の制御下に、前記乗算器54
2及び第3加算器544の出力をリミッタ548、またはレジスタ部538に提
供する。前記リミッタ548は前記受信された値が0より大きく、nrより小さ
いと、そのまま|Q|として出力し、0より小さいと、0にリミットさせ|Q|
として出力し、nrより大きいと、nrにリミットさせ|Q|として出力する。
前記リミッタ548の出力は以前|Q|である|Q|prevとして前記レジス
タ部538に提供される。
【0055】 前記コントローラ534は|Q|を演算するように第1及び第2選択器540
、546を下記数5により制御する。
【数5】
【0056】 前記制御動作を図13を参照して説明する。図13の第1段階で、コントロー
ラ534はNrと|Q|prevを第3加算器544に提供すると共に、(1−
α)とδを乗算器542に提供するように第1選択器540を制御する。前記第
3加算器544はNrと|Q|prevを加算して第2選択器546に提供する
。前記乗算器542は前記(1−α)とδ値を乗算して第2選択器546に提供す
る。前記コントローラ534は前記第3加算器544と乗算器542の出力をレ
ジスタ部538に提供するように第2選択器546を制御する。
【0057】 第2段階で、コントローラ534はレジスタ部538がラッチしている|Q|
prev+nrとαを乗算器542に提供するように第1選択器540を制御す
る。すると第1選択器540は前記|Q|prev+nrと乗算して、|Q|p
rev+nr×αとして第2選択器546に提供する。前記コントローラ534
は前記|Q|prev+nr×αをレジスタ部538に提供するように第2選択
器546を制御する。
【0058】 第3段階で、コントローラ534はレジスタ部538がラッチしている|Q|
prev+nr×αとδ×(1−α)を第3加算器544に提供するように第1選
択器540を制御する。すると、第3加算器544は(|Q|prev+nr)×
αとδ×(1−α)を加算して、(|Q|prev+nr)×α+δ×(1−α)を|
Q|として第2選択器546に提供する。前記コントローラ534は|Q|を前
記リミッタ548に提供するように前記第2選択器546を制御する。
【0059】 上述したように、コントローラ534は|Q|演算が実時間ではなく第1周期
ごとになされるので、ハードウェア要求量を減少させるため前記第1乃至第3段
階に構成される演算手順により第3加算器544、または乗算器542を多数回
使用する。
【0060】 前記リミッタ548は|Q|を0とnr間の値にリミットして最終|Q|とし
て出力する。前記最終|Q|は前記ERエンジン208に入力される。
【0061】 前記|Q|推定部202で使用される第1乃至第3加算器510、522、5
44及び乗算器542としては演算の正確度を高めるために浮動小数点演算を遂
行する演算器が使用されることができる。
【0062】 図14は前記ERエンジン208の構成図である。前記図14を参照して前記
|Q|推定部202が提供する|Q|を利用してERを演算する過程を説明する
【0063】 図14で、ERエンジン208の数体系変換部700はマイクロプロセッサ2
04を通じてマイクロプロセッサ114が提供する目標キュー長さqTと、第2
周期△と、ERにかけるための比較マージンkを受信し、これを32ビット浮動
小数点形式に変換して第1選択器704に提供する。そして、前記数体系変換部
700は|Q|推定部が提供する|Q|とキューカウンター206が提供するキ
ュー変化回数及びキュー長さと、Nr補正部(図示さず)が提供するNrの変化量
であるndiffを受信して32ビット浮動小数点形式に変換して第1選択器7
04に提供する。
【0064】 そして利得選択部702はマイクロプロセッサ114から利得選択のためのキ
ュー長さgTHと利得A0、A1、B0、B1と、レジスタ部714を通じて現
在キュー長さqを受信して、前記gTHとqを比較する。前記qがgTHより小
さく、かつ以前に利得A、BとしてA1、B1が選択されたことがないと、利得
A、BとしてA0、B0を選択して第1選択器704に提供し、前記qがgTH
より小さく、かつ以前に利得A、BとしてA1、B1が選択されたことがあると
、利得A、BとしてA1、B1を選択して第1選択器704に提供する。もし、
qがgTHより大きいと、利得A、BとしてA1、B1を選択して第1選択器7
04に提供する。
【0065】 図15は前記利得選択部702の構成図である。前記利得選択器702の動作
を図15を参照して説明する。
【0066】 減算器800はqからgTHを引く。前記比較器802は前記減算結果が0よ
り小さいかを検索する。前記比較器802は前記減算結果が0より小さいと0を
出力し、前記減算結果が0より大きいと1を出力する。前記比較器802の出力
はクロックとしてフリップ・フロップ804に提供される。前記フリップ・フロ
ップ804は初期にリセットされ0を出力し、クロックの上昇エッジで入力端子
に入力される1を出力端子に出力する。前記qは0から徐々に増加されるので、
前記フリップ・フロップ804は初期からqがgTHに到達する時までは0を出
力し、その以後にはq値に関わらず1を出力する。前記フリップ・フロップ80
4の出力は第1及び第2選択器806、808に選択信号として入力される。前
記第1及び第2選択器806、808はそれぞれA0&A1とB0&B1を受信
し、前記フリップ・フロップ804の出力が0であると、A0とB0をA、Bと
して出力し、前記フリップ・フロップ804の出力が1であると、A1とB1を
A、Bとして出力する。
【0067】 このような利得選択部702の動作を図16を参照して説明する。
【0068】 図16を参照すると、900段階で利得選択部702はqがgTHより小さい
かを検索して、qがgTHより小さいと902段階に進行し、そうでなければ9
04段階に進行する。前記902段階で、利得選択部702は以前にA、Bとし
てA1、B1が選択されなかった初期状態であるかを検索する。この時、初期状
態であると、利得選択部702は906段階に進行してA、BとしてA0、B0
を選択して出力する。
【0069】 上述したように初期状態と非初期状態で相異なる利得値を使用するものは、E
R値が安定されない初期状態には急速に安定されたER値に収斂するようにし、
安定されたER値に収斂された後にはER値の振動を最小化するためのものであ
る。
【0070】 図14において、第1選択器704は数体系変換部700が提供する浮動小数
点形式に変換されたqr、Δ、|Q|、キュー変化回数、キュー長さ、ndif
fと、利得選択部702が提供する利得A、Bと、レジスタ部714が提供する
各種演算結果中の一部をERエンジンコントローラ730の制御により乗算器7
06、除算器708、加算器710に提供する。前記乗算器706、除算器70
8、加算器710のそれぞれは第1選択器704が提供する値を乗算、除算、加
算してその演算結果を第2選択器712に出力する。前記第2選択器712はE
Rエンジンコントローラ730の制御により乗算器706、除算器708、加算
器710の演算結果をレジスタ部714に提供する。前記レジスタ部714は第
1レジスタ部716と、第2レジスタ部722と、第3レジスタ部728に構成
される。前記第1レジスタ部716は第2選択器712が提供する平均キュー長
さqをラッチして第1選択器704及び利得選択部702に提供するための第1
レジスタ718と、以前qであるqprevをラッチして第1選択器704に提
供するための第2レジスタ720に構成される。そして第2レジスタ部722は
第2選択器712が提供する各種演算結果をフィードバックして第1選択器70
4に提供する。そして第3レジスタ部728は第2選択器712が提供するER
をラッチして第1選択器704に提供する第3レジスタ724と、前記第3レジ
スタ724がラッチしているERを以前ERであるERprevとして第1選択器7
04に提供する第4レジスタ726と、からなる。
【0071】 前記ERエンジンコントローラ730は下記数6により乗算器706、除算器
708、加算器710がERを演算するように第1選択器704及び第2選択器
712を制御する。
【数6】
【0072】 前記乗算器706、除算器708、加算器710がERを演算するようにする
前記ERエンジンコントローラ730の制御過程を図17を参照して説明する。
【0073】 前記図17を参照すると、第1段階で、ERエンジンコントローラ730は数
体系変換部700が提供するキュー変化回数及びキュー長さを除算器708に提
供すると共に、|Q|とndiffを加算器710に提供するように第1選択器
を制御する。これによって前記除算器708は前記キュー長さをキュー変化回数
に分けて、その除算結果をqとして第2選択器に提供する。前記加算器710は
前記|Q|とndiffを加算して(|Q|+ndiff)を補正された|Q|と
して第2選択器712に提供する。前記ERエンジンコントローラ730は除算
器708の出力であるqを第1レジスタ714を通じて第1選択器704にフィ
ードバックすると共に、前記加算器710の出力である補正された|Q|が第2
レジスタ部722を通じて第1選択器704にフィードバックされるように第2
選択器712を制御する。ここで前記qは利得選択部702に提供され、利得選
択部702がqとgTHを比較してA、Bが選択できるようにする。
【0074】 第2段階で、前記ERエンジンコントローラ730は数体系変換部700が提
供するΔ値と、前記利得選択部702が選択して出力する利得Bを乗算器706
に提供するように第1選択器704を制御する。前記乗算器706は前記Δ値と
前記利得Bを乗算して演算結果(1)として第2選択器712に提供する。前記E
Rエンジンコントローラ730は前記演算結果(1)が第2レジスタ部722を通
じて第1選択器704にフィードバックされるように第2選択器712を制御す
る。
【0075】 第3段階で、前記ERエンジンコントローラ730は第1レジスタ718がラ
ッチしているqと第2レジスタがラッチしているqprevを加算器710に提
供すると共に、前記演算結果(1)と前記補正された|Q|を除算器708に提供
するように第1選択器704を制御する。すると、前記加算器710は前記qか
らqprevを減算した後、演算結果(2)として第2選択器712に提供する。
そして、前記除算器708は前記演算結果(1)を前記補正された|Q|に分けて
第2選択器712に提供する。前記ERエンジンコントローラ730は前記演算
結果(2)が第2レジスタ部722を通じて第1選択器704にフィードバックさ
れるように第2選択器712を制御する。
【0076】 ここで前記除算器708の演算時間は加算器710の演算時間より長いので、
前記加算器710で演算(2)が完了されても、除算器708はその動作を続ける
【0077】 第4段階で、前記ERエンジンコントローラ730は第1レジスタ718がラ
ッチしているqと、前記数体系変換部700が提供するqrを加算器710に提
供するように第1選択器704を制御する。すると、前記加算器710は前記q
からqrを減算してその結果を演算結果(3)として第2選択器712に提供する
。前記ERエンジンコントローラ730は前記演算結果(3)が第2レジスタ部7
22を通じて第1選択器704にフィードバックされるように前記第2選択器7
12を制御する。
【0078】 第5段階で、前記ERエンジンコントローラ730は第2レジスタ部722が
ラッチしている演算結果(3)と、前記利得選択部702が提供する利得Aを乗算
器706に提供するように第1選択器704を制御する。前記乗算器706は(
q−qprev)と利得Aを乗算して演算結果(4)として第2選択器712に提
供する。前記ERエンジンコントローラ730は前記演算結果(4)が第2レジス
タ部722を通じて第1選択器704にフィードバックされるように第2選択器
712を制御する。
【0079】 前記第2段階乃至第5段階において、前記除算器708は演算結果(1)を補正
された|Q|に分けて演算結果(5)として第2選択器712に提供する。前記E
Rエンジンコントローラ730は前記演算結果(1)/|Q|が第2レジスタ部7
22を通じて第1選択器704にフィードバックされるように第2選択器712
を制御する。
【0080】 第6段階で、ERエンジンコントローラ730は前記第2レジスタ部722か
らの演算結果(3)と演算結果(5)を乗算器706に提供すると共に、前記第2レ
ジスタ部722からの演算結果(4)と補正された|Q|を除算器708に提供す
るように第1選択器704を制御する。前記乗算器706は前記演算結果(3)と
(5)を乗算して演算結果(6)として第2選択器712に提供する。前記除算器7
08は前記演算結果(4)を補正された|Q|に分けて、演算結果(7)として第2
選択器712に提供する。
【0081】 前記ERエンジンコントローラ730は前記演算結果(6)と(7)が第2レジス
タ部722を通じて第1選択器704にフィードバックされるように第2選択器
712を制御する。
【0082】 第7段階で、ERエンジンコントローラ730は前記第2レジスタ部722か
らの演算結果(6)と演算結果(7)を加算器710に提供するように前記第1選択
器704を制御する。前記第1加算器710は前記演算結果(6)と(7)を加算し
て、演算結果(8)として第2選択器712に提供する。前記ERエンジンコント
ローラ730は前記演算結果(8)が第2レジスタ部722を通じて第1選択器7
04にフィルードバックされるように前記第2選択器712を制御する。
【0083】 第8段階で、前記ERエンジンコントローラ730は前記第2レジスタ部72
2からの演算結果(8)と第4レジスタ728からの以前ERであるERprev
が加算器710に提供されるように前記第1選択器704を制御する。前記加算
器710は前記ERprevから演算結果(8)を減算して、前記結果をERとし
て第2選択器712に提供する。前記ERエンジンコントローラ730は前記E
Rが第3レジスタ726を通じて第1選択器704にフィードバックされるよう
に前記第2選択器712を制御する。
【0084】 第9段階で、前記ERエンジンコントローラ730は前記第3レジスタ726
からのERと数体系変換部700からのKが乗算器706に提供されるように第
1選択器704を制御する。前記乗算器706は前記ERとKを加算することに
より前記32ビット浮動小数点形式であったERを16ビット整数形式に変換し
、前記整数をK*ERとして第2レジスタ部722を通じて外部に出力する。こ
こで前記K*ERは前記ERエンジン208から出力される最終ERである。
【0085】 上述したように、ER演算は実時間ではなく周期ごとに遂行されるので、ハー
ドウェア要求量を減少させるため前記第1乃至9段階に構成される演算手順によ
り乗算器706、除算器708、加算器710を繰り返して使用する。
【0086】 また、前記乗算器706、除算器708、加算器710としては演算の正確度
を高めるために浮動小数点演算を遂行する演算器を使用する。
【0087】 図18は逆方向RMセルに対する処理を担当する逆方向セル処理部212の構
成図である。前記図18を参照して前記逆方向セル処理部212の構成と動作を
説明する。
【0088】 図18において、前記逆方向セル処理部212のUTOPIAインタフェース
1000はUTOPIAインタフェースを提供する。逆方向セル復号器1002
は前記UTOPIAインタフェース1000からSOC信号と逆方向セルを受信
して、前記逆方向セルがソースから生成されたRMセルであるかを検索する。前
記受信されたセルがソースから発生されたRMセルであると、前記逆方向セル復
号器1002は前記RMセルからERとMCRをリードしてER記録判断部10
08に提供する。また前記逆方向セル復号器1002はER記録判断部1008
からERを受信すると、受信したERをRMセルに記録する。また前記逆方向セ
ル復号器1002は前記混雑検出部1006が提供するNI、CIに従って前記
RMセルにNI、またはCIをマーキングする。また前記逆方向セル復号器10
02はCRC検出及び生成部1004から前記ER及びNI、CIをマーキング
したRMセルに対するCRCを受信してそのCRCを前記RMセルに記録する。
前記CRC検出及び生成部1004は受信された逆方向RMセルからCRCエラ
ーを検出し、ER及びNI、CIをマーキングしたRMセルに対するCRCを生
成し、前記生成されたCRCを逆方向セル復号器1002に提供する。そして混
雑検出部1006はマイクロプロセッサ108からキューの高いスレショルドで
あるqHTとキューの低いスレショルドであるqLTを受信して、キュー長さが
前記qLTよりは大きく、かつqHTよりは小さい場合には、混雑状態に判断し
てNI=1、CI=0である情報を逆方向セル復号器1002に提供する。前記
キュー長さが前記qHTより大きい場合には、前記ネットワークが非常に混雑な
状態に判断してNI=1、CI=1である情報を逆方向セル復号器1002に提
供し、前記キュー長さが前記qLTより小さい場合には、混雑でない状態に判断
してNI=0、CI=0である情報を逆方向セル復号器1002に提供する。そ
してER記録判断部1008は逆方向セル復号器1002から受信されたRMセ
ルからのMCRとERエンジン208から受信されたERとの和が前記受信した
RMセルからのERより小さいかを検索する。前記和が前記受信したRMセルの
ERより小さい場合、前記ER記録判定部208は前記ERエンジン208から
提供されたERを逆方向セル復号器1002に提供する。
【0089】 図19は前記逆方向セル復号器1002の構成図である。前記図19を参照す
ると、セルエレメントカウント部1100はSOCが発生される時から逆方向ク
ロックをカウントしてセルカウントとして出力し、そのセルカウントがRMセル
の全体に対応される時に発生されるリセット信号によりリセットされる。 前記比較器1102は前記セルカウントがRMセルでのPTI位置を示すごと
にPTIクロックを発生し、メッセージタイプ位置を示すごとにDIR_BNク
ロックを発生し、ER位置を示すごとにERクロックを発生し、MCR位置を示
すごとにMCRクロックを発生し、全体セルの長さに対応される時にENDクロ
ックを発生する。前記比較器1102から出力されるPTIクロック、DIR_
BNクロック、ERクロック、MCRクロック、ENDクロックは第1レジスタ
部1104を通じて逆方向クロックに同期され出力される。インバータ(INV)
は前記第1レジスタ部1104から受信された前記ERクロック信号を反転して
リセット信号として出力する。そして前記第1レジスタ部1104はPTI、D
IR_BN、ER、及びMCRクロック信号のそれぞれをPTIレジスタ110
6、DIR_BNレジスタ1108、ERレジスタ1110、及びMCRレジス
タ1112にそれぞれ入力する。
【0090】 セルバッファマルチプレクサ1114は付加されるヘッダが4バイトであると
、第2レジスタ1120から16ビットのセルをリードし、ヘッダが5バイトで
あると、第2レジスタ1120から8ビットと第1レジスタ1118から8ビッ
トをリードする。第2レジスタ部1116は受信されたRMセルを逆方向クロッ
クに同期して、PTIレジスタ1106、DIR_BNレジスタ1108、ER
レジスタ1110、MCRレジスタ1112に提供する。前記PTIレジスタ1
106、DIR_BNレジスタ1108、ERレジスタ1110、MCRレジス
タ1112のそれぞれはPTIクロック、DIR_BNクロック、ERクロック
、MCRクロックが発生される時に受信されたデータをラッチする。これによっ
て前記PTIレジスタ1106、DIR_BNレジスタ1108、ERレジスタ
1110、及びMCRレジスタ1112のそれぞれはRMセルからPTI、デー
タタイプ、ER、及びMCRをラッチする。前記PTI及びデータタイプは受信
した逆方向セルがソースから生成された逆方向RMセルであるかを判断すること
ができるようにRMセル検出部1132に提供される。そして前記ER及びMC
Rは受信したRMセルにERエンジン208が演算したERを記録するかを判断
するER記録判断部1008に提供される。
【0091】 前記RMセル検出部1132はPTIとメッセージタイプに含まれたDIR及
びBNを検索して該当セルがソースから発生された逆方向RMセルであるかを検
索する。この時、該当セルがソースから発生された逆方向RMセルであると、前
記RMセル検出部1132はRMスタート信号を発生する。
【0092】 そして第1乃至第5レジスタ418〜426は入力された正方向セルをバッフ
ァリングし、バッファリングされたSOC及びエンプティ信号をSOC及びイネ
ブル信号として出力する。
【0093】 前記第3レジスタ1122と第4レジスタ1126間にはNI、CIマーキン
グ部1124が位置するが、前記NI、CIマーキング部1124は混雑検出部
1006が提供するNI及びCI情報を第3レジスタ1112と第4レジスタ1
126間にバッファリングされるRMセルのNI、CI領域にマーキングする。
そして前記第4レジスタ1126と第5レジスタ1130間にはER記録部11
28が位置するが、前記ER記録部1128はER記録判断部1008がERを
提供すると、そのERを第4レジスタ1126と第5レジスタ1130間にバッ
ファリングされるRMセルのER領域に記録する。前記のようにNI、CIマー
キング及びER記録はすでに使用される技術であるので、その詳細な説明は省略
する。
【0094】 そして前記のようにERを第4レジスタ1126と第5レジスタ1130間に
バッファリングされるRMセルに記録する理由は、RMセルでMCRの位置より
ERの位置が先であるにも関わらず、前記MCRをリードした後、ERが記録さ
れたかを判断すべきであるので、そのERが記録されたかを判断する間、前記R
Mセルをバッファリングするためである。このように本発明の望ましい実施形態
では受信した逆方向RMセルを少数のレジスタを使用してバッファリングするこ
とにより、不要なメモリ使用を防止することができる。
【0095】 一方、Nrはマイクロプロセッサ108に予告なし変化できるので、このよう
なNrの変化は各演算に多いの影響を与える。従って、Nr補正部が前記ABR
セービスエンジンに付加されることができる。
【0096】 図20は前記Nr補正部の構成図である。前記図20を参照すると、第1レジ
スタ1200はNrをラッチして第2レジスタ1202及び減算器1204に提
供する。前記第2レジスタは前記第1レジスタ120から受信されたNrを以前
Nrとしてラッチする。前記減算器1204は第1レジスタ1200が提供する
Nrから第2レジスタ1202が提供するNrを減算してNrの変化量であるN
diffを獲得する。比較器1206はNdiffが0であるかを検索する。も
し、0ではないと、比較器1206は加算器1208をイネブルさせ以前Nrと
Ndiffを加算してNrを補正して出力する。前記補正されたNrは第3レジ
スタ1210を通じて以前Nrとして前記加算器1208に提供される。前記補
正されたNrは|Q|推定時に使用できるように|Q|推定部202に提供され
る。
【0097】 上述したように本発明のABRサービス装置は、(1)ABR閉ループの往復時
間の遅延に関わりなく、最大リンク利用度及び最小セル損失を保障し、(2)AB
Rキューの漸近的安定性を保障することによりABRキュー大きさの要求を最小
化し、(3)ABR使用者間の伝送帯域幅利用度の公平性を保障することによりA
TMフォーラム標準案である最大−最小公平性を保障し、(4)ABR使用者数変
化、ABR帯域幅変化などの通信網環境変化に迅速に適応することができ、(5)
EFCI、RR、ERマーキングのような機能が含まれたATMトラヒック管理
標準案で提示するほぼすべての機能を提供し、(6)漸近的安定化動作を存在させ
高い利用性、低いセル損失、最大−最小公平率割り当てができるようにすること
ができ、(7)マルチプル時間、即ちVER及びABR VCのセルレベル率変更
とVER及びABR VCのセルレベル到着及び出発時、ネットワーク負荷変更
に対して応答性を高め、(8)アルゴリズムを計算するのに必要な動作の数を最小
化し、(9)VC別キューイン、VC別計算、VC別テーブルアクセスが含まれた
VC別動作を除去することに対する具現の複雑性を低減し、拡張性があるように
するABRサービスアルゴリズムをハードウェアに具現したものである。
【0098】
【発明の効果】
本発明のABRサービス装置では|Q|推定やER演算は実時間ではなく予め
設定された周期ごとに遂行される。このように周期的に|Q|推定やER演算が
遂行されるので制御が容易になる。また、前記のように|Q|推定やER演算が
周期的に遂行されることにより、本発明のABRサービス装置では各種演算器を
再使用してハードウェアの要求量を最小化する。また、本発明は浮動小数点演算
器を利用して内部的には浮動小数点演算が遂行されるようにして各種演算結果の
正確度を高める。
【0099】 また本発明のABRサービス装置は受信された逆方向RMセルを少数のレジス
タを使用してバッファリングすると共に、そのRMセルにERを記録するかを判
断して処理する方式を採用して前記受信した逆方向RMセルを貯蔵する必要性を
除去する。このようにしてメモリの使用を最小化する。
【0100】 以上、本発明の実施形態を添付図面を参照して説明したが、本発明はこの特定
の実施形態に限るものでなく、各種の変形及び修正が本発明の範囲を逸脱しない
限り、該当分野における通常の知識を持つ者により可能なのは明らかである。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の望ましい実施形態によるパケット交換ネットワークの構
成図である。
【図2】 図1の交換器の入出力カードの構成図である。
【図3】 本発明の望ましい実施形態によるABRサービス装置の構成図で
ある。
【図4】 RMセルの構成図である。
【図5】 図3の正方向セル処理部の構成図である。
【図6】 図5の正方向セル復号器の構成図である。
【図7】 図6のセルエレメントカウント部の構成図である。
【図8】 セルバッファリング過程を示した図である。
【図9】 セルバッファリング過程を示した図である。
【図10】 図6のEFCIマーキング部の構成図である。
【図11】 図3の|Q|推定部の構成図である。
【図12】 図11のδ演算判断部とδ演算部の処理流れ図である。
【図13】 図11のδ演算部の演算手順を示した図である。
【図14】 図3のERエンジンの構成図である。
【図15】 図14の利得選択部の構成図である。
【図16】 図14の利得選択部の処理流れ図である。
【図17】 図3のERエンジンの演算手順を示した図である。
【図18】 図3の逆方向セル処理部の構成図である。
【図19】 図18の逆方向セル復号器の構成図である。
【図20】 Nr補正部の構成図である。
【符号の説明】
100 入出力ポートカード 102 入出力バッファ管理部 104 ABRサービスエンジン 106 出力インタフェース 108 マイクロプロセッサ 200 正方向セル処理部 202 |Q|推定部 204 マイクロプロセッサインタフェース 206 キューカウンター 208 ERエンジン 210 タイマ 212 逆方向セル処理部 300 UTOPIAインタフェース 302 正方向セル復号器 306 混雑検出部 400 セルエレメントカウント部 402、512、802、1102、1206 比較器 404、416 第1、第2レジスタ部 406 PTIレジスタ 408 DIR_BNレジスタ 410 CCRレジスタ 412 MCRレジスタ 414 セルバッファマルチプレクサ 418〜426 第1〜5レジスタ 428 RMセル検出部 430 EFCIマーキング部 500 δ演算判断部 502 δ演算部 504 |Q|演算部 506、516、522、526 第1〜第4レジスタ 508、518、700 数体系変換部 510、524、544 第1〜第3加算器 514、528、532 論理積ゲート 520、708 除算器 530 インバータ 534 コントローラ 536 1−α演算部 538 レジスタ部 540、546 第1、第2選択器 542、706 乗算器 548 リミッタ 702 利得選択部 704、712 第1、第2選択器 710、1208 加算器 714 レジスタ部 716、722、728 第1〜第3レジスタ部 718、720、724、726 第1〜第4レジスタ 730 ERエンジンコントローラ 800、1204 減算器 804 フリップ・フロップ 806、808 第1、第2選択器 1000 UTOPIAインタフェース 1002 逆方向セル復号器 1004 CRC検出及び生成部 1006 混雑検出部 1008 ER記録判断部 1100 セルエレメントカウント部 1104、1116 第1、第2レジスタ部 1106 PTIレジスタ 1108 DIR_BNレジスタ 1110 ERレジスタ 1112 MCRレジスタ 1114 セルバッファマルチプレクサ 1118〜1122 第1〜第3レジスタ 1124 CIマーキング部 1128 ER記録部 1126、1130 第4、第5レジスタ 1132 RMセル検出部 1200、1202、1210 第1、第2、第3レジスタ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 ヨン−イン・チョイ 大韓民国・インチョンクワンギョク−シ・ 403−010・プピョン−グ・プピョン−ドン (番地なし)・ドンガ・エーピーティ・ #5−605 Fターム(参考) 5K030 GA13 HA10 HB29 LC01 LC11 MB15

Claims (26)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 パケット交換システムの混雑制御を管理するための利用可能
    なビット率サービス装置において、 第1起動信号を生成すると共に、正方向資源管理(RM)セルから現在セルレー
    ト(CCR)と最小セルレート(MCR)を抽出する正方向セル処理部と、 第2起動信号及び第3起動信号を伝送するタイマと、 寄与程度(δ)を累積すると共に、予め設定された時間の間、前記第2起動信号
    に応答して隘路仮想回路の数(|Q|)を決定する推定部と、 周期的に現在の明示レート(ER)を前記推定部に伝送すると共に、前記第3起
    動信号に応答して新たな明示レートを計算する明示レートエンジンと、 前記計算された新たな明示レートを逆方向RMセルに記録する逆方向セル処理
    部と、からなるパケット交換システムの利用可能なビット率サービス装置。
  2. 【請求項2】 前記隘路仮想回路の数(|Q|)は、前記正方向セルが提供す
    る前記CCRとMCRの差(CCR−MCR)が前記第1信号に応答して前記ER
    エンジンから伝送された現在のERより小さい場合に決定される請求項1に記載
    のパケット交換システムの利用可能なビット率サービス装置。
  3. 【請求項3】 前記寄与程度(δ)は、第2起動信号に応答して、{累積され
    た寄与程度×(1−ロウパスフィルタリングパラメータ)}と{(以前|Q|+全
    体|Q|)×ロウパスフィルタリングパラメータ}を加算することにより累積さ
    れ、前記ロウパスフィルタパラメータはマイクロプロセッサから受信され、前記
    累積された寄与程度は正方向RMセル伝送周期を(第1周期×CCR)に分け、そ
    の除算結果を以前寄与程度に加算することにより決定される請求項2に記載のパ
    ケット交換システムの利用可能なビット率サービス装置。
  4. 【請求項4】 前記新たなERは、前記第3起動信号に応答して以前ERか
    ら{[(平均キュー長さ−以前平均キュー長さ)×第1利得]÷計算された|Q|
    }+{(平均キュー長さ−目標キュー長さ)×[(第2利得×第3起動信号周期)÷
    計算された|Q|]}を減算することにより計算される請求項3に記載のパケッ
    ト交換システムの利用可能なビット率サービス装置。
  5. 【請求項5】 前記逆方向RMセルの受信時、前記ERエンジンにより計算
    された前記新たなERが逆方向RMセルから抽出されたER及びMCRの和より
    小さいかを検索し、前記新たなERが前記ER及びMCRの和より小さい場合、
    逆方向RMセルに前記計算された新たなERを記録する逆方向セル処理部をさら
    に備える請求項1に記載のパケット交換システムの利用可能なビット率サービス
    装置。
  6. 【請求項6】 前記正方向セル処理部は受信された前記正方向資源管理セル
    にエラーがない場合のみに前記第1起動信号を生成する請求項1に記載のパケッ
    ト交換システムの利用可能なビット率サービス装置。
  7. 【請求項7】 第1大きさ及び第2大きさを有するヘッダ中の一つは前記R
    Mセルに付加される請求項1に記載のパケット交換システムの利用可能なビット
    率サービス装置。
  8. 【請求項8】 前記正方向セル処理部は前記第1大きさ、または第2大きさ
    のヘッダが付加された正方向資源管理セルを整列し、正方向資源管理セルのスタ
    ート部分を出力するセルバッファマルチプレクサをさらに備える請求項7に記載
    のパケット交換システムの利用可能なビット率サービス装置。
  9. 【請求項9】 入出力キューインを管長する入出力バッファ管理部からキュ
    ーライト時に発生されるキューライト信号とキューリード時に発生されるキュー
    リード信号を受信し、キュー変化回数とキュー長さを生成するキューカウンター
    をさらに備える請求項4に記載のパケット交換システムの利用可能なビット率サ
    ービス装置。
  10. 【請求項10】 前記正方向セル処理部は、前記キューカウンターから前記
    キュー長さを受信して、前記キュー長さが予め設定された明示混雑識別のための
    混雑スレショルドより大きいと、正方向データセルの明示混雑識別領域をマーキ
    ングする請求項9に記載のパケット交換システムの利用可能なビット率サービス
    装置。
  11. 【請求項11】 前記正方向セル処理部は、前記正方向資源管理セルから現
    在セルレート及び最小セルレートを抽出すると共に、前記明示混雑識別領域をマ
    ーキングする間、前記正方向資源管理セルをバッファリングする多数のレジスタ
    を備える請求項10に記載のパケット交換システムの利用可能なビット率サービ
    ス装置。
  12. 【請求項12】 前記正方向セル処理部は、 正方向クロックパルスをカウントしてセルカウントを出力するセルエリメント
    カウンター部と、 セルカウンターが前記正方向資源管理セルでのDIR(direction)−BN(BECN
    )の位置を示すと第1クロック信号を発生し、前記正方向資源管理セルでの現在
    セルレートの位置を示すと第2クロック信号を発生し、前記正方向資源管理セル
    での最小セルレートの位置を示すと第3クロック信号を発生し、前記正方向資源
    管理セルのエンドを示すとリセット信号を発生する比較器と、 前記第1クロックの受信時に通過する正方向セルの一部をラッチする第1レジ
    スタと、 前記第2クロックの受信時に通過する正方向セルの一部をラッチして、現在セ
    ルレートとして提供する第2レジスタと、 前記第3クロックの受信時に通過する正方向セルの一部をラッチして、最小セ
    ルレートとして提供する第3レジスタと、 前記第1レジスタの正方向セルの一部に基づいて前記正方向セルがソースから
    発生された資源管理セルであるかを検索して、前記正方向セルがソースから発生
    された資源管理セルであると前記第1起動信号を生成する検出部と、からなる請
    求項1に記載のパケット交換システムの利用可能なビット率サービス装置。
  13. 【請求項13】 前記逆方向セル処理部は、前記第1大きさ、または第2大
    きさのヘッダが付加された逆方向資源管理セルを整列し、前記逆方向資源管理セ
    ルのスタート部分を出力するセルバッファマルチプレクサをさらに備える請求項
    3に記載のパケット交換システムの利用可能なビット率サービス装置。
  14. 【請求項14】 前記逆方向セル処理部は、前記キューカウンターから前記
    キュー長さを受信して、前記キュー長さが予め設定された混雑状態スレショルド
    、または非常に混雑な状態スレショルドより大きいかを検索して、前記混雑状態
    スレショルドより大きく、非常に混雑な状態スレショルドよりは小さい場合に、
    前記逆方向資源管理セルのNI(No Increase)領域をマーキングして出力し、前
    記混雑状態スレショルドより大きい場合に、前記逆方向資源管理セルのNI(No
    Increase)及び混雑識別(Congestion Indication) 領域をマーキングして出力す
    る請求項9に記載のパケット交換システムの利用可能なビット率サービス装置。
  15. 【請求項15】 前記逆方向セル処理部は、前記逆方向資源管理セルから明
    示レートを抽出すると共に、NI領域及び混雑識別領域をマーキングし、算出さ
    れた明示レートを記録する間、前記逆方向資源管理セルをバッファリングする多
    数のレジスタを備える請求項14に記載のパケット交換システムの利用可能なビ
    ット率サービス装置。
  16. 【請求項16】 前記逆方向セル処理部は、 逆方向クロックをカウントしてセルカウントを出力するセルエレメントカウン
    ト部と、 前記セルカウントが逆方向資源管理セルでの明示レートの位置を示すと第1ク
    ロックを発生し、前記逆方向資源管理セルでの最小セルレートの位置を示すと第
    2クロックを発生し、前記逆方向資源管理セルのエンドを示すと第3クロックを
    発生する比較器と、 前記第1クロックの受信時に通過する逆方向セルの一部をラッチして、明示レ
    ートとして出力する第1レジスタと、 前記第2クロックの受信時に通過する逆方向セルの一部をラッチして、最小セ
    ルレートとして提供する第2レジスタと、 前記新たな明示レートが前記第1レジスタがラッチした明示レートと前記第2
    レジスタがラッチした最小セルレートの和より小さいと、前記逆方向資源管理セ
    ルに前記ERエンジンにより計算された前記新たな明示レートを記録する明示レ
    ート記録部と、からなる請求項1に記載のパケット交換システムの利用可能なビ
    ット率サービス装置。
  17. 【請求項17】 前記逆方向セル処理部は、前記逆方向セルにエラーがある
    かを検索すると共に、エラー訂正コードを生成し、明示レートが記録された逆方
    向資源管理セルにエラー訂正コードを付加するエラー検出及び生成部をさらに備
    える請求項16に記載のパケット交換システムの利用可能なビット率サービス装
    置。
  18. 【請求項18】 元素個数(|Q|)推定と前記明示レートの算出時に使用さ
    れる各種パラメータを提供するマイクロプロセッサをさらに備える請求項1に記
    載のパケット交換システムの利用可能なビット率サービス装置。
  19. 【請求項19】 元素個数(|Q|)推定部は、 前記第1起動信号の受信時、明示レートを浮動小数点形式に変換して、前記最
    小セルレートと浮動小数点を加算し、その加算した和を現在セルレートと比較し
    て、前記現在セルレートが前記加算した和より小さいと受信された前記資源管理
    セルが元素個数に寄与したと判断する判断部と、 前記現在セルレートを浮動小数点形式に変換し、前記浮動小数点を(前記正方
    向資源管理セル伝送周期÷第1周期)に除算し、前記除算結果と以前元素個数を
    加算し、前記判断部が受信された資源管理セルが元素個数に寄与したと判断する
    場合に、前記和を寄与程度として出力する寄与程度算出部と、 前記第2起動信号の受信時、前記寄与程度算出部が出力する寄与程度を受信し
    て、前記累積された寄与程度と1からロウパスフィルタリングパラメータを減少
    したものを浮動小数点乗算したものと、以前元素個数と全体元素個数を加算した
    ものと前記ロウパスフィルタリングパラメータを浮動小数点乗算したものを浮動
    小数点加算して元素個数を算出する元素個数算出部と、からなる請求項1に記載
    のパケット交換システムの利用可能なビット率サービス装置。
  20. 【請求項20】 元素個数(|Q|)算出部は、 1から前記ロウパスフィルタリングパラメータを減算して出力する演算部と、 前記寄与程度算出部が提供する寄与程度と、前記演算部の出力と、前記ロウパ
    スフィルタリングパラメータと、全体元素個数と、以前元素個数をラッチするレ
    ジスタ部と、 前記レジスタ部がラッチしている値中の一部を選択して出力する第1選択器と
    、 前記第1選択器の出力値中の一部を受信して浮動小数点乗算する乗算器と、 前記第1選択器の出力値中の他の一部を受信して浮動小数点加算する加算器と
    、 全体元素個数と0間の値に算出された元素個数をリミットさせ出力するリミッ
    タと、 前記乗算器と加算器の出力を受信して前記リミッタ、または前記レジスタ部に
    選択的に提供する第2選択器と、 前記第2起動信号の受信時、前記レジスタ部がラッチしている値中の以前元素
    個数と全体元素個数を前記加算器に提供し、前記演算部の出力と前記寄与程度を
    前記乗算器に提供するように前記第1選択器を制御すると共に、前記加算器と乗
    算器の出力を第1演算結果及び第2演算結果として前記レジスタ部にフィードバ
    ックするように第2選択器を制御した後に、前記第1演算結果と前記ロウパスフ
    ィルタリングパラメータを前記乗算器に提供するように前記第1選択器を制御す
    ると共に、前記乗算器の出力を第3演算結果として前記レジスタ部にフィードバ
    ックするように前記第2選択器を制御した後に、前記第2演算結果と前記第3演
    算結果を前記加算器に提供するように第1選択器を制御すると共に、前記加算器
    の出力を前記リミッタに提供するように第2選択器を制御するコントローラと、
    からなる請求項19に記載のパケット交換システムの利用可能なビット率サービ
    ス装置。
  21. 【請求項21】 前記全体元素個数の変化量を補正する補正部をさらに備え
    る請求項19に記載のパケット交換システムの利用可能なビット率サービス装置
  22. 【請求項22】 前記明示レートエンジンは前記キュー長さを前記キュー変
    化回数に分けて平均キュー長さを算出すると共に、前記平均キュー長さを以前平
    均キュー長さとしてラッチする請求項9に記載のパケット交換システムの利用可
    能なビット率サービス装置。
  23. 【請求項23】 前記明示レートエンジンは、 目標キュー長さと、第2信号と、元素個数と、キュー変化回数と、キュー長さ
    を受信して浮動小数点形式に変換する数体系変換部と、 前記数体系変換部からの各種パラメータと第1、第2利得中の一部を選択して
    出力する第1選択器と、 前記第1選択器の出力中の一部を受信して浮動小数点乗算する乗算器と、 前記第1選択器の出力中の一部を受信して浮動小数点除算する除算部と、 前記第1選択器の出力中の一部を受信して浮動小数点加算する加算部と、 前記乗算器、除算部、加算部の演算結果を受信してその出力経路を選択して出
    力する第2選択器と、 前記第2選択器から受信された前記平均キュー長さを以前平均キュー長さとし
    てラッチする第1ラッチ部と、 前記第2選択器から受信された前記明示レートを以前明示レートとしてラッチ
    する第2ラッチ部と、 前記第2選択器から受信された演算結果をラッチする第3ラッチ部と、 前記第3起動信号の受信時、前記キュー長さとキュー変化回数を前記除算器に
    提供するように第1選択器を制御すると共に、その除算結果である平均キュー長
    さを第1ラッチ部に提供するように第2選択器を制御した後に、前記第2利得と
    第2周期を乗算器に提供するように第1選択器を制御すると共に、その乗算結果
    を第1演算結果として第3ラッチ部に提供するように第2選択器を制御した後に
    、前記第1ラッチ部がラッチしている平均キュー長さと以前平均キュー長さを加
    算器に提供して平均キュー長さから以前平均キュー長さを減算し、前記第1演算
    結果と元素個数を除算器に提供するように第1選択器を制御すると共に、前記減
    算結果を第2演算結果として第3ラッチ部に提供するように第2選択器を制御し
    た後に、前記平均キュー長さと目標キュー長さを加算器に提供して平均キュー長
    さから目標キュー長さを減算すると共に、前記減算結果を第3演算結果として第
    3ラッチ部に提供するように第2選択器を制御した後に、前記第2演算結果と第
    1利得を乗算器に提供するように第1選択器を制御すると共に、前記乗算結果と
    前記除算器の除算結果を第4演算結果及び第5演算結果として第3ラッチ部に提
    供するように第2選択器を制御した後に、前記第3演算結果と第5演算結果を前
    記乗算器に提供し、前記第4演算結果と元素個数を除算器に提供するように第1
    選択器を制御すると共に、前記乗算結果と前記除算結果を第6演算結果及び第7
    演算結果として第3ラッチ部に提供するように第2選択器を制御した後に、前記
    第6演算結果と第7演算結果を前記加算器に提供するように第1選択器を制御す
    ると共に、前記加算結果を明示レートとして第2ラッチ部に提供するように第2
    選択器を制御する制御した後に、前記第2ラッチ部がラッチしている以前明示レ
    ートと明示レートを加算器に提供して以前明示レートから明示レートを減算する
    ように第1選択器を制御すると共に、前記減算結果を最終明示レートとして提供
    するように第2選択器を制御する制御部と、からなる請求項9に記載のパケット
    交換システムの利用可能なビット率サービス装置。
  24. 【請求項24】 前記明示レートエンジンは、前記最終明示レートと予め設
    定されたパラメータを乗算して出力する請求項19に記載のパケット交換システ
    ムの利用可能なビット率サービス装置。
  25. 【請求項25】 前記明示レートエンジンは、前記明示レートの計算のため
    に使用される全体元素個数が全体元素個数に全体元素個数の変化量を加算するこ
    とにより補正される請求項24に記載のパケット交換システムの利用可能なビッ
    ト率サービス装置。
  26. 【請求項26】 前記明示レートエンジンは、前記第1利得に使用できる第
    3及び第4利得と、前記第2利得に使用できる第5及び第6利得を受信して、前
    記平均キュー長さが予め設定されたスレショルドより小さいか、以前にも前記ス
    レショルドより大きかったことがないと、前記第1利得として第3利得を使用す
    ると共に、前記第2利得として第5利得を使用し、前記平均キュー長さが予め設
    定されたスレショルドより大きいか、以前にも前記スレショルドより大きかった
    ことがあると、前記第1利得として第4利得を使用すると共に、前記第2利得と
    して第6利得を使用するように選択する利得選択部をさらに備える請求項24に
    記載のパケット交換システムの利用可能なビット率サービス装置。
JP2001529148A 1999-10-02 2000-10-02 パケット交換システムの利用可能なビット率サービス装置 Pending JP2003511907A (ja)

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