JP2003511633A - 複合接続契合シャフト連結機 - Google Patents

複合接続契合シャフト連結機

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エドワード ジェイ． ワード，
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    • F16D2003/745—Tyre type coupling, i.e. bellows with only one fold

Abstract

(57)【要約】 それぞれの規格毎に各種の部品を用意しなくても、ANSI、ISO及びDIN規格の間隔に適合させることができる世界的な連結アセンブリの提供。球形のシャフト連結アセンブリは、連結される第１及び第２シャフトに搭載されるようになっている第１及び第２ハブを具備し、第１及び第２ハブは、それぞれ、軸方向に離隔され、且つ軸方向に整列された複数群の開口部を具備しており、さらに、連結アセンブリは、シャフト端部の周囲に配置された一対の複合部材を備え、複合部材は、それぞれ複数群の開口部を具備した第１及び第２スリーブを備え、種々のハブ及びスリーブ開口部を、直線に整列し、キャップネジでハブとスリーブを締結することにより、種々のANSI及びISO規格シャフト間隔が設定される。

Description

【発明の詳細な説明】
【０００１】 発明の分野 本発明は、シャフト連結機に関し、特に、軸方向に離隔されたシャフト間でト
ルクを伝達するシャフト連結機に関する。
【０００２】 背景 軸方向に離隔したシャフトを連結して、駆動シャフト（たとえば、自動車の駆
動シャフト）が、連結機アセンブリを介して、従動シャフト（たとえば、ポンプ
の従動シャフト）を駆動するようにすることは公知である。特に代表的な連結機
の１つは、相互に一定量の心狂いをもつシャフトを駆動されるように連結するこ
とができる単一或いは複数の構成部品から成る弾性要素である。弾性連結機アセ
ンブリの詳細な説明は、たとえば、１９９８年７月２２日に出願された、発明の
名称が「弾性連結機の撓み要素の開裂構造」という米国特許出願番号第０９／１
２０，９４８号、１９９８年１０月２９日に出願された、発明の名称が「円柱状
表面のハブを備えた弾性連結機」という米国特許出願番号第０９／１８２，１４
７号、及び１９８７年１月６日に発行された米国特許第４，６３４，４００号に
記載されている。これらそれぞれの文献の開示内容が、連結機構成部品、連結機
アセンブリ、及び離隔したシャフトを連結する方法に関する限り、それぞれの文
献の開示内容は、本明細書に組込んで、援用してある。
【０００３】 主として、弾性連結機アセンブリは、ハブと、ハブに結合された撓み要素とを
具備している。ハブは、それぞれのシャフトにキー締結するか、或いは圧縮ブッ
シングを介してシャフトに固定することによって、それぞれのシャフトに搭載さ
れている。撓み要素は、キャップねじのようなねじ込み式締結具でハブに固定さ
れることが多い。このねじ込み式締結具は、撓み要素のシュー或いはスリーブを
、ハブに強固に結合することができる。
【０００４】 一対のシャフトを連結する際に考慮しなければならない重要なことは、シャフ
トの端部間の距離（以下「DBSE」という）である。特に、後方引起こしポンプの
ような後方引起こし装置の場合、DBSEは重要である。後方引起こし装置の後方引
起こし部品は、主として、回動可能なポンプシャフトを具備したポンプの端部の
インペラーハウジングを揺動させることによって作用する。後方引起こし装置の
部品のインペラーハウジングを開放状態で揺動させるのに必要な間隔を形成する
には、最小のDBSEが必要となる。アメリカ国家規格協会（以下、「ANSI」)、国
際標準化機構（以下、「ISO」）、及びドイツ規格協会（以下、「DIN」）は、種
々の装置の間隔を形成する標準DBSEを提案した。
【０００５】 従来から、通常、２つのタイプの連結アセンブリが提案されてきた。その１つ
は、ANSI規格DBSE間隔に合致するもので、他のタイプは、ISO及びDIN規格DBSE間
隔に合致するものである（なお、添付した請求項では、まとめて「メートル法シ
ャフト間隔」という）従って、それぞれのタイプの連結アセンブリが、ANSI、或
いはISO及びDIN 規格のいずれか１つの範囲内で、DBSEを大きくすることができ
た。ANSI、ISO及びDINに適合する連結アセンブリは、それぞれ、主として、ANSI
キャップねじ、或いはISO及びDIN規格キャップねじ用のねじ切りしたハブを備え
ている。
【０００６】 ANSI、及びISO及びDIN規格が要求する間隔は、連結機製造業者及び供給者にと
って、多くの課題を呈してきた。たとえば、連結機アセンブリの供給者は、多数
の国にある企業から連結機アセンブリの注文を受ける場合がある。多くの国の企
業或いは現在の用途が、ANSI、ISO、或いはDINを要求しているか確認する作業管
理上の混乱避けるために、連結機アセンブリの供給者は、主として、連結機アセ
ンブリ使用者が使用しようとするDBSE間隔の範囲で、ANSI、ISO及びDIN規格に適
合している連結機部品（たとえば、ハブ、キャップねじ、シュー、及びその他の
部品）を供給している。それによって、連結機を、ANSI、ISO及びDIN規格の間隔
がある種々の用途に利用することができるが、この業務慣行は、寸法だけが違う
多数の部品（たとえば、ハブ孔長さが違うハブ、ハブショルダの幅が違うハブ等
々）を製造することによる製造コストの上昇、部品が多数になり、重量増に起因
する回漕費用の上昇、同じ螺旋を有するハブと、キャップねじを合わせる作業の
際に起こりがちな混乱、及び多くの連結機部品を、ANSI、ISO及びDIN規格のDBSE
要件に合わせることによる在庫管理費の上昇を引き起こす。
【０００７】 さらに、従来の連結機は、連結して、それぞれのシャフトが、それぞれのハブ
或いは圧縮ブッシングで十分に契合されている一対のシャフトに容易に搭載する
ことができるか否かと言う点に限界がある。連結機を搭載する場合、それぞれの
シャフトが、それぞれのハブ或いは圧縮ブッシングを十分に貫通することが望ま
しい。ある種の用途のストレート孔ハブの場合は、一定量のハブオーバーハング
は容認される場合がある。然しながら、あらゆるタイプのハブにとって、ハブと
シャフトが十分に契合していることが好ましい。また、ハブとシャフトが十分に
契合していることは、通常、圧縮ブッシングハブにも、要求される。さらに、シ
ャフトを延ばして、（連結機の中心において）ハブに貫入させることができるが
、通常、この方法は好ましくない。好ましくは、ハブをシャフトに搭載する場合
、それぞれのハブの内面を、それぞれのシャフトの端面と、一直線に整列させる
ことである。このように一直線に整列することによって、使用者は、シャフト上
のハブを動かさずに、撓み要素を、ハブに迅速に連結して、ハブを、標準化され
た間隔を有するシャフト上の適切な位置に迅速に搭載することができる。この配
置機構が望ましく、且つ、本来の装置製造業者も要求していて、多くの用途で標
準的な製造慣行になっている。然しながら、残念なことに、ANSI規格で離隔され
たシャフトに搭載され（従って、撓み要素連結に対して適切に離隔されている）
従来のハブは、シャフトを或る程度張り出したり或いは拡げない限り、ISO或い
はDIN規格で離隔されたシャフトには搭載されないのが通例である。 ANSI、ISO
及びDIN規格の間隔が大きくなっても、シャフトに搭載することができ、且つシ
ャフトの端部と一直線に整列することができるハブを具備した連結機が、当業界
で、望まれている。
【０００８】 上述した課題と、従来技術の連結機の限界を鑑みると、組立てと製造が容易で
あることと、大きくなり勝ちなDSBE設定を、ANSI、ISO及びDINそれぞれの規格の
間隔内で調整することができることと、さらに連結機の部品を増やさずに、また
、連結機部品を規格毎に必要としないことが必要である。以下に述べる本発明の
好ましい態様がそれぞれ、これらの必要性を一つ以上満足させる。
【０００９】 概要 本発明は、球形の連結アセンブリを提供する。本発明の連結アセンブリは、ハ
ブのような部品をそれぞれの規格毎に用意しなくとも、ANSI、ISO及びDIN規格の
間隔に適合させることができる。本発明の連結機アセンブリは、通常、相互に一
直線に整列され（或いは、少なくとも、許容できる限界レベル内で心狂い整列さ
れている）軸方向に離隔された２本のシャフトの端部同士を連結する。
【００１０】 本発明の連結アセンブリは、第１及び第２ハブを具備している。これら第１及
び第２ハブは、それぞれ、それぞれのシャフトの一方の一端に搭載されるように
なっている。ハブは、好ましくは、外面を備えている。この外面には、複数群の
ハブ開口部が穿設されていて、ボルト、キャップねじ、或いは他のねじ込み締結
具を受け容れるようになっている。開口部群は、軸方向に一直線に整列されるか
、或いは互い違いに整列されていてもよい。さらに、本発明の連結アセンブリは
、１個以上（好ましくは２個）の撓み連結部材を備えている。この撓み連結部材
は、ボルト或いはキャップねじでハブに固定されてハブ同士を結合するようにな
っている。本発明の極めて好ましい態様において、連結部材は、それぞれ、中央
弾性部分と、第１及び第２スリーブ部分とを備えている。この第１及び第２スリ
ーブ部分は、中央弾性部分から反対方向に延設されている。スリーブ部分は、複
数群のスリーブ開口部を有している。これらスリーブ開口部を、種々の組合わせ
で、ハブ開口部群と一直線に整列して、シャフトの両端の間隔を、ANSI、ISO及
びDIN規格によるシャフト間隔で、選択的、択一的に設定することができる。よ
り好ましくは、ハブは、それぞれANSI、ISO及びDIN規格による間隔で、シャフト
の端部と一直線に整列される（たとえば、各ハブの内側端部は、それぞれのシャ
フトの端部と同じ高さになっている）
【００１１】 従って、本発明による世界的な連結機パッケージは、それぞれANSI、ISO及びD
INシステムで規格された標準のシャフト間隔で、使用することができる。
【００１２】 さらに、本発明の他の利点と特徴、及び機構並びに操作方法は、添付図面を参
照して以下の詳細な説明により明らかにされるであろう。なお、図面で、同じ要
素には、同じ参照番号を付した。
【００１３】 添付図面を参照して、本発明をさらに詳細に説明する。添付図面は、本発明の
好ましい態様を示すものである。然しながら、添付図面に記載した発明は、ただ
例として記載したものである。種々の要素と、以下に記載し且つ図面に示した要
素の組合わせを整列することができ、且つ、違ったように編成しても、本発明の
精神と請求の範囲内にある態様となる。
【００１４】 詳細な説明 図１は、第１及び第２（たとえば、駆動及び従動）シャフト１０、１４を示し
ている。第１及び第２シャフト１０、１４は、連結アセンブリ１８で連結されて
回転する。連結アセンブリ１８と、シャフト１０、１４は、１本の軸線２２を中
心に配置するのが好ましいが、相互に一定量だけ心狂いしていてもよい。
【００１５】 図１及び図２は、連結アセンブリ１８の構成部品を示している。連結アセンブ
リ１８は、第１及び第２ハブ２６、３０を備えている。第１及び第２ハブ２６、
３０は、好ましくは、同一で、それぞれ第１及び第２端部３４、３８と、外面４
２とを備えている。軸方向に離隔していて、軸方向に整列されたハブ開口部Ｈ１
、Ｈ２が、それぞれ、ハブ２６、３０の半径方向に所定の長さだけ穿設されてい
る。ハブ開口部Ｈ１、Ｈ２は、好ましくは、穿設孔で、イングリッシュ或いはメ
ートル基準ねじが螺刻されたねじ込みキャップねじ４６が螺入される。１組のキ
ャップねじ４６は、好ましくは、それぞれ連結アセンブリ１８を備えているので
、ねじのねじ切りと、ハブ開口部Ｈ１、Ｈ２が不整合になる恐れはない。図示し
たハブ２６、３０は、バレル形であるが、段付きショルダを備えていてもよい。
ハブ開口部Ｈ１、Ｈ２は、軸方向に一直線に整列させずに、千鳥状に設けてもよ
い。図３は、このタイプのハブを示している。当業者には、本発明の原理が、他
の形状のハブにも応用できることは明白であろう。
【００１６】 好ましくは、止めねじ孔６０が、それぞれのハブ２６、３０に螺刻されていて
、外面４２から、ハブ２６、３０の内面に形成されたキー溝６１に至っている。
さらに好ましくは、キー溝６１は、ハブの端部３４、３８の間に延設されている
。キー６３を、シャフト１０、１４のキー溝６４と、関連するハブのキー溝６１
に挿入し、キー６３に止めねじ６５を締め付けることにより、ハブ２６、３０は
、シャフト１０、１４に締結される。
【００１７】 さらに、連結アセンブリ１８は、軸線２２を取巻く一対の半円形の撓み要素６
６を備えている。好ましくは、撓み要素６６は、弾性中央要素７０と、第１及び
第２シュー或いはスリーブ７４、７８とを具備している。第１及び第２シュー或
いはスリーブ７４、７８は、中央要素７０から、軸方向反対側に延設されている
。（たとえば、異なる中央要素、スリーブ形状、大きさ、及びプロファイルのよ
うに）図示したものと異なる形状とプロファイルを有する撓み要素であってもよ
い。スリーブ７４、７８は、中央要素７０を形成する弾性材料の中に封入するの
が好ましいが、締結、クランプ、接着、或いは従来の如何なる方法でもよいが、
中央要素７０に結合させてもよい。スリーブ部分７４、７８は、複数群のスリー
ブ孔Ｓ１、Ｓ２を備えている。スリーブ孔Ｓ１、Ｓ２を、種々の組合わせで、ハ
ブ開口部Ｈ１、Ｈ２と一直線に整列して、ANSI、ISO及びDIN規格のDBSE間隔で、
シャフト１０、１４の端部の間隔を選択的或いは択一的に設定することができる
。
【００１８】 たとえば、図１を参照すると、第１ハブ２６に穿設された第１群のハブ開口部
Ｈ１と、第１スリーブ７４に穿設された第１群のスリーブ開口部Ｓ１を一直線に
整列し、第２ハブ３０に穿設された第２群のハブ開口部Ｈ２と、第２スリーブ７
８に穿設された第２群のスリーブ開口部Ｓ２を一直線に整列すると、DBSEを１０
０ｍｍにすることができる。これは、ISO規格の間隔の１つである。然しながら
、第２ハブ３０を、軸上、図１で右に移動させて、第２ハブ３０に穿設された第
１群のハブ開口部Ｈ１と、第２スリーブに穿設された第１群のスリーブ開口部Ｓ
１を一直線に整列すると、DBSEを３．５インチにすることができる。これは、AN
SI規格の間隔の１つである。以下の例の組合わせにより、他の規格間隔を設定す
ることもできる。 ハブ及びスリーブ 他のハブとスリーブ ＝ DBSE Ｈ１Ｓ１ Ｈ２Ｓ２ １００ｍｍ Ｈ２Ｓ１ Ｈ１Ｓ２ １００ｍｍ Ｈ１Ｓ２ Ｈ１Ｓ２ １４０ｍｍ Ｈ２Ｓ２ Ｈ２Ｓ１ ３．５インチ Ｈ１Ｓ２ Ｈ２Ｓ２ ５．０インチ Ｈ２Ｓ２ Ｈ１Ｓ１ ５．０インチ
【００１９】 さらに、ハブ開口部Ｈ１、Ｈ２とスリーブ開口部Ｓ１、Ｓ２を色々と組み合わ
せて、ANSI、ISO及びDIN規格間隔を設定することができる。
【００２０】 また、ハブの向きを変えて、一方のハブ或いは両方のハブの第２端部３８を、
最初に、関連するスリーブ（即ち、図１にける反対側のスリーブ）に挿入させて
もよい。図２において、第１ハブ２６は、そのような方向で向きを変えて図示さ
れている。第１端部３４と、第１及び第２群のハブ開口部Ｈ１、Ｈ２の間の距離
を、第２端部３８と、第１及び第２群のハブ開口部Ｈ１、Ｈ２の間の距離と、敢
えて変えて、ハブ２６、３０を反転することにより、シャフトの間隔を変えるこ
とが好ましい。
【００２１】 上述した例では、シャフト間隔が、１００ｍｍ、１４０ｍｍ、３．５インチ、
及び５．０インチである。ハブ２６、３０と、スリーブ７４、７８が、開口部Ｈ
１、Ｈ２、Ｓ１、Ｓ２を有していて、これらの開口部が、規格DBSE間隔（たとえ
ば、１８０ｍｍ、２５０ｍｍ、及び７．０インチ）を形成しているということが
理解される。連結アセンブリ１８が、上述した全ての規格の間隔を調整すること
ができ、或いは特定範囲だけを調整することができる。連結アセンブリ１８には
簡単な説明を付け加えて、末端使用者が、スリーブとハブ開口部Ｓ１、Ｓ２、Ｈ
１、Ｈ２を適切に組合わせ、ハブ２６，３０を適切な方向に整列して、希望する
DBSE間隔を設定するようにすることができる。
【００２２】 本発明の最も好ましい態様では、ハブ２６、３０のそれぞれの一端３４、３８
が、シャフト１０、１４の一端と一直線に整列されている。シャフト１０、１４
には、ハブ２６、３０が、ANSI、ISO及びDIN規格で搭載されている。従って、使
用者が、同じ連結アセンブリ１８を、ANSI、ISO或いはDIN規格の間隔で離隔され
ているシャフトに搭載する場合は、ハブ２６、３０を、シャフトの端部と一直線
に、シャフト１０、１４の端部に搭載するだけでよい。ANSI、ISO及びDINシャフ
ト間隔が多い場合は、このように直線整列すると、それぞれのハブ２６、３０に
穿設された１組のハブ開口部Ｈ１、Ｈ２を、それぞれのスリーブ開口部Ｓ１、Ｓ
２と一直線にして、撓み要素６６を、ハブに連結することができる。別のANSI、
ISO及びDINシャフト間隔を有する他の装置を使用する場合でも、使用者は、（同
じ方向或いは逆方向で）ハブを、シャフト端部に搭載する。撓み要素６６をハブ
２６、３０に搭載する場合、各ハブ２６、３０に穿設された１組のハブ開口部Ｈ
１、Ｈ２を、撓み要素６６に穿設されたスリーブ開口部Ｓ１、Ｓ２と直線整列す
る。より好ましくは、多数のANSI、ISO及びDINシャフト間隔が、シャフト１０、
１４の端部に搭載されたハブの開口部を、多様に直線整列することができること
である。
【００２３】 スリーブ７４、７８の一方或いは両方に、高速リング８２を取り付けてもよい
。高速リング８２は、スリーブ７４、７８の内側に締結することが好ましい。こ
のことにより、スリーブ７４、７８が、高速状態の遠心力による影響下で、軸線
２２から逸脱するのを防止できる。（たとえば、ハブの孔Ｈ２が、最初に挿入さ
れたハブ端部３４を具備したスリーブの孔Ｓ１と直線に整列される場合のように
）高速リング８２の一方或いは両方が、ハブ２６、３０の一方或いは両方を干渉
する場合がある。連結アセンブリ１８の予測される操作速度が、高速リング８２
を必要としない場合は、高速リング８２を取り外して、ハブのための隙間を形成
してもよい。
【００２４】 上述し且つ図示した態様は、単に例として記載したもので、本発明の概念と原
則を限定するものではない。本発明の精神と請求の範囲を逸脱しなければ、要素
、構造及び整列に多様な変更を行うことができることは当業者の理解するところ
である。
【００２５】 たとえば、上述した本発明の好ましい態様は、ストレート孔ハブ２６、３０を
有する連結アセンブリ１８を参照しているが、ハブ２６、３０を、当業界で周知
の圧縮ブッシュ入りハブに変更してもよい。同様に、使用する別のハブのタイプ
は、上述した本発明の好ましい態様で記載したような、ハブと関連するキー、キ
ー溝、及び止めねじを具備していないものである。また、ハブ２６、３０は、同
じでなくても、違うタイプのものでもよい（たとえば、１つのハブ２６がストレ
ート孔ハブで、別のハブ３０が圧縮ブッシュ入りハブである）。
【００２６】 他の例として、上述し且つ図示したハブ２６、３０は、それぞれ軸方向に離隔
された２組のハブ開口部Ｈ１、Ｈ２を具備している。種々のANSI、ISO及びDIN D
BSE間隔が設定され、それに依り、ハブ開口部Ｈ１及びＨ２を使用して、撓み要
素６６が、ハブ２６、３０に固定される。より多くのハブ開口部Ｈ１及びＨ２を
使用して、ハブ２６、３０それぞれに、より大きな間隔を形成することができる
ことを当業者は理解するであろう。同様に、より多くのスリーブ開口部Ｓ１及び
Ｓ２を使用して、これと同じ結果を得ることができる。（十分な数のハブとスリ
ーブ開口部が、それぞれのハブとスリーブ整列と整合して、撓み要素６６をハブ
２６、３０に接続する限り）、各ハブ２６、３０に穿設される開口部群と、各ス
リーブ７４、７８に穿設されるスリーブ開口部群は、軸方句に直線に整列する必
要はなく、またハブとスリーブ開口部のそれぞれの群は、半径方向に均等に離隔
する必要はない。好ましいことではないが、僅かに１群のハブ開口部Ｈ１或いは
Ｈ２を、多数群のスリーブ開口部Ｓ１、Ｓ２等と関連させて使用すること、或い
は僅かに１群のスリーブ開口部Ｓ１或いはＳ２を、多数群のハブ開口部Ｈ１或い
はＨ２と関連させて使用して、種々のANSI、ISO及びDIN DBSE間隔を設定するこ
とができることを理解するべきである。然しながら、これら後者の変形例の場合
、通常、それぞれのハブの組合わせに対する間隔の数は少なくなる。
【図面の簡単な説明】
【図１】 本発明の連結アセンブリの部分破断図である。
【図２】 連結アセンブリの分解図である。
【図３】 本発明と共に使用される別のハブの斜視図である。
【符号の説明】
１０、１４ シャフト １８ 連結アセンブリ ２２ 軸線 ２６、３０ ハブ ３４、３８ 第１、第２端部 ４２ 外面 ４６ ねじ込みキャップねじ ６０ 止めねじ孔 ６１ キー溝 ６３ キー ６４ キー溝 ６５ 止めねじ ６６ 撓み要素 ７０ 弾性中央要素 ７４、７８ 第１、第２スリーブ Ｈ１、Ｈ２ ハブ開口部 Ｓ１、Ｓ２ スリーブ開口部
【手続補正書】特許協力条約第３４条補正の翻訳文提出書
【提出日】平成１３年１１月２９日（２００１．１１．２９）
【手続補正１】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】特許請求の範囲
【補正方法】変更
【補正の内容】
【特許請求の範囲】
【手続補正２】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】０００２
【補正方法】変更
【補正の内容】
【０００２】 背景 軸方向に離隔したシャフトを連結して、駆動シャフト（たとえば、自動車の駆
動シャフト）が、連結機アセンブリを介して、従動シャフト（たとえば、ポンプ
の従動シャフト）を駆動するようにすることは公知である。特に代表的な連結機
の１つは、相互に一定量の心狂いをもつシャフトを駆動されるように連結するこ
とができる単一或いは複数の構成部品から成る弾性要素である。弾性連結機アセ
ンブリの詳細な説明は、米国特許第４，６３４，４００号に記載されている。こ
の文献の開示内容が、連結機構成部品、連結機アセンブリ、及び離隔したシャフ
トを連結する方法に関する限り、この文献の開示内容は、本明細書に組込んで、
援用してある。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (81)指定国 ＥＰ(ＡＴ，ＢＥ，ＣＨ，ＣＹ， ＤＥ，ＤＫ，ＥＳ，ＦＩ，ＦＲ，ＧＢ，ＧＲ，ＩＥ，Ｉ Ｔ，ＬＵ，ＭＣ，ＮＬ，ＰＴ，ＳＥ)，ＯＡ(ＢＦ，ＢＪ ，ＣＦ，ＣＧ，ＣＩ，ＣＭ，ＧＡ，ＧＮ，ＧＷ，ＭＬ， ＭＲ，ＮＥ，ＳＮ，ＴＤ，ＴＧ)，ＡＰ(ＧＨ，ＧＭ，Ｋ Ｅ，ＬＳ，ＭＷ，ＭＺ，ＳＤ，ＳＬ，ＳＺ，ＴＺ，ＵＧ ，ＺＷ)，ＥＡ(ＡＭ，ＡＺ，ＢＹ，ＫＧ，ＫＺ，ＭＤ， ＲＵ，ＴＪ，ＴＭ)，ＡＥ，ＡＧ，ＡＬ，ＡＭ，ＡＴ， ＡＵ，ＡＺ，ＢＡ，ＢＢ，ＢＧ，ＢＲ，ＢＹ，ＢＺ，Ｃ Ａ，ＣＨ，ＣＮ，ＣＲ，ＣＵ，ＣＺ，ＤＥ，ＤＫ，ＤＭ ，ＤＺ，ＥＥ，ＥＳ，ＦＩ，ＧＢ，ＧＤ，ＧＥ，ＧＨ， ＧＭ，ＨＲ，ＨＵ，ＩＤ，ＩＬ，ＩＮ，ＩＳ，ＪＰ，Ｋ Ｅ，ＫＧ，ＫＰ，ＫＲ，ＫＺ，ＬＣ，ＬＫ，ＬＲ，ＬＳ ，ＬＴ，ＬＵ，ＬＶ，ＭＤ，ＭＧ，ＭＫ，ＭＮ，ＭＷ， ＭＸ，ＭＺ，ＮＯ，ＮＺ，ＰＬ，ＰＴ，ＲＯ，ＲＵ，Ｓ Ｄ，ＳＥ，ＳＧ，ＳＩ，ＳＫ，ＳＬ，ＴＪ，ＴＭ，ＴＲ ，ＴＴ，ＵＡ，ＵＧ，ＵＺ，ＶＮ，ＹＵ，ＺＡ，ＺＷ

Claims (20)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項１】 駆動シャフトを従動シャフトに連結する連結アセンブリであ
    って、 少なくとも二つの群の締結具開口部が穿設された第１ハブと、 少なくとも二つの群の締結具開口部が穿設された第２ハブと、 少なくとも二つの群の締結具開口部が穿設された第１端部と、少なくとも二つ
    の群の締結具開口部が穿設された第２端部とを備えた撓み要素とを備えていて、 第１及び第２ハブが、多数の異なった相対向きで、撓み要素の第１及び第２端
    部と結合可能で、それぞれのハブの一群の締結具開口部が、撓み要素の第１及び
    第２端部の締結具開口部の各群と、それぞれ直線に整列されていて、異なった相
    対向きの数が、少なくとも１つの標準ANSIシャフト間隔と、少なくとも１つの標
    準メートル法シャフト間隔と一致している、連結アセンブリ。
  2. 【請求項２】 第１及び第２ハブの少なくとも１つが、圧縮ブッシュ入りハ
    ブである請求項１記載の連結アセンブリ。
  3. 【請求項３】 第１及び第２ハブの少なくとも１つが、ストレート孔ハブで
    ある請求項１記載の連結アセンブリ。
  4. 【請求項４】 撓み要素が、それぞれの向きで、各撓み要素端部の１群の締
    結具開口部と直線に整列された各ハブの１群の締結具開口部を貫通するねじ込み
    締結具により、ハブに、それぞれ、接続することができる請求項１記載の連結ア
    センブリ。
  5. 【請求項５】 撓み要素端部の締結具開口部が、半径方向開口部である請求
    項１記載の連結アセンブリ。
  6. 【請求項６】 ハブの締結具開口部が、半径方向開口部である請求項１記載
    の連結アセンブリ。
  7. 【請求項７】 撓み要素が、弾性材料製の撓み部分を備えている請求項１記
    載の連結アセンブリ。
  8. 【請求項８】 撓み要素の第１及び第２端部が、撓み要素締結具開口部が穿
    設されたスリーブである請求項１記載の連結アセンブリ。
  9. 【請求項９】 少なくとも１つのANSIシャフト間隔と一致する少なくとも１
    つの標準メートル法シャフト間隔に対応する位置に向いている時に、ハブが、シ
    ャフトの端部と直線に整列されている請求項１記載の連結アセンブリ。
  10. 【請求項１０】 それぞれシャフト端部を備えた従動シャフトと駆動シャフ
    トを連結する連結アセンブリであって、 第１ハブと、 第２ハブと、 対向端部と、外面と、穿設された少なくとも二つの群の締結具開口部とを具備
    した各第１及び第２端部と、 対向端部を具備した撓み要素と、 対向端部それぞれに穿設された少なくとも二つの群の締結具開口部とを備えて
    いて、 第１及び第２ハブそれぞれに穿設された１群の締結具開口部と、対向する撓み
    要素端部のそれぞれに穿設された１群の締結具開口部を、それぞれ、選択的に直
    線に整列することにより、複数のANSI及びメートル法シャフト間隔と一致する複
    数の向きで、撓み要素を、第１及び第２ハブと結合することができ、それぞれの
    シャフト端部が、複数のハブの向きと、一致するシャフト間隔で、ハブ端部と直
    線に配列されている、連結アセンブリ。
  11. 【請求項１１】 少なくとも１つのハブが、圧縮ブッシュ入りハブである請
    求項１０記載の連結アセンブリ。
  12. 【請求項１２】 少なくとも１つのハブが、ストレート孔ハブである請求項
    １０記載の連結アセンブリ。
  13. 【請求項１３】 撓み要素が、軸方向に延設されたスリーブ部分に連結され
    た弾性部分を具備している請求項１０記載の連結アセンブリ。
  14. 【請求項１４】 撓み要素締結具開口部内に収容されていて、ハブ締結具開
    口部と契合するねじ込み締結具で、撓み要素がハブに結合されている請求項１０
    記載の連結アセンブリ。
  15. 【請求項１５】 ハブがシャフト上で反転可能で、ハブを、複数のANSI及び
    メートル法シャフト間隔に一致する少なくとも１つに位置決めする請求項１０記
    載の連結アセンブリ。
  16. 【請求項１６】 さらに、撓み要素に結合された少なくとも１個の高速リン
    グを備えている請求項１０記載の連結アセンブリ。
  17. 【請求項１７】 直線上で離隔された少なくとも２本のシャフトの端部間で
    駆動結合を行う連結アセンブリであって、 第１シャフトの端部を囲み且つ第１シャフトの端部に固定されるようになって
    いる第１ハブと、別のシャフトの端部を囲み且つ別のシャフトの端部に固定され
    るようになっている第２ハブとを備えていて、前記ハブが、それぞれ、軸方向に
    離隔され且つ軸方向に整列され、ボルトを収容する複数のハブ開口部群を具備し
    ており、さらに、 ボルトでハブに固定されるようになっていて、ハブ同士を結合する一対の連結
    部材を備えていて、連結部材が、それぞれ、 中央弾性部分と、 前記中央弾性部分から反対方向に延設された第１及び第２スリーブ部分とを備
    えていて、前記第１及び第２スリーブ部分が、それぞれ、複数群のスリーブ開口
    部を具備していて、前記スリーブ開口部群が、前記第１及び第２開口部に配置さ
    れていて、種々の組合せで、前記ハブ開口部群と直線に整列されていて、シャフ
    トの端部の間隔を、ANSI及びISO規格シャフト間隔で、選択的及び択一的に設定
    する連結アセンブリ。
  18. 【請求項１８】 ハブが、それぞれ、二つの群のハブ開口部を具備していて
    、スリーブが、それぞれ、二つの群のスリーブ開口部を具備している請求項１７
    記載の連結アセンブリ。
  19. 【請求項１９】 ハブが、それぞれ、第１及び第２端部を具備していて、第
    １群のハブ開口部が、前記第１端部から第１の距離だけ離隔されていて、第２群
    のハブ開口部が、前記第２端部から、前記第１の距離より大きな距離で離隔され
    ている請求項１７記載の連結アセンブリ。
  20. 【請求項２０】 ハブが、それぞれ、キー溝と、前記キー溝と交差する止め
    ねじ開口部とを備えていて、さらに、前記アセンブリが、一対のキーと、一対の
    止めねじとを備えていて、前記キーが、それぞれ、前記ハブの１つを連結して、
    シャフトの１つと一緒に回動するようになっていて、前記止めねじが、関連する
    キー溝内で前記キーを保持する請求項１７記載の連結アセンブリ。
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